JP2014023801A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP2014023801A
JP2014023801A JP2012167898A JP2012167898A JP2014023801A JP 2014023801 A JP2014023801 A JP 2014023801A JP 2012167898 A JP2012167898 A JP 2012167898A JP 2012167898 A JP2012167898 A JP 2012167898A JP 2014023801 A JP2014023801 A JP 2014023801A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
heater
heated
electric power
cooking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012167898A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoko Saito
倫子 齋藤
Tomiko Nakamura
富子 中村
Yuji Asao
祐司 朝生
Hiroki Komazaki
博紀 駒▲崎▼
Kenji Hattori
健治 服部
Hideaki Kitagawa
英明 北川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Appliances Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Appliances Inc filed Critical Hitachi Appliances Inc
Priority to JP2012167898A priority Critical patent/JP2014023801A/ja
Publication of JP2014023801A publication Critical patent/JP2014023801A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】使用者の好みの火力調整が可能となり、より多くの調理を行うことができる。
【解決手段】上・下ヒータ27と、焼き網33と、上強め加熱と上下加熱と下強め加熱の何れか設定でき、前記各々の加熱において仕上がりの調整が可能な調整手段58を設けた操作部5と、操作部5で設定に従って上・下ヒータ27を交互に通電して制御する制御部45とを備え、制御部45は、前記上強め加熱で加熱する時には、前記上下加熱や前記下強め加熱に比べ、調整手段58による調整の範囲内でも、下ヒータ27bに通電する電力は常に一定の電力で制御し、上ヒータ27aに通電する電力は常に大きな電力で制御し、前記下強め加熱で加熱する時には、前記上強め加熱や前記上下加熱に比べ、調整手段58による調整の範囲内でも、上ヒータ27aに通電する電力は常に一定の電力で制御し、下ヒータ27bに通電する電力は常に大きな電力で制御するものである。
【選択図】 図10

Description

本発明は、手動コースを選んで調理する加熱調理器に関するものである。
従来のこの種の加熱調理器においては、調理庫内に出し入れ自在に配置された受け皿に焼き網を載置し、該焼き網の上に魚や肉等の被加熱物を載せ、それらを調理庫に収納して調理庫に隣接する操作部で、自動調理または手動調理を選択して該調理庫の上下に設けた上・下ヒータにより加熱し、被加熱物を焼き上げるものである。
そこで、特許文献1に記載されたものは、上ヒータと下ヒータの一方を単独で選択できるオーブントースターが記載されている。
特開2009−287886号公報
特許文献1に記載されたオーブントースターは、上ヒータと下ヒータを同時に使用するときの消費電力が最大値となり、上ヒータと下ヒータの各々の消費電力は、上下同時に使用するときの概ね半分程度と考えられる。そのため、被加熱物の表面に焦げ目を付けようと上ヒータを単独で使用しても、水分の多い被加熱物によっては焦げ目が付き難い問題がある。また、下ヒータを単独で使用して、容量の大きな被加熱物を下から熱して内部に火を通す場合、なかなか内部まで火が通らない問題がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、加熱調理器の本体内に配置された調理庫と、該調理庫の上下に設けられ被加熱物を加熱する上・下ヒータと、該上・下ヒータの間に配置され前記被加熱物を載せる焼き網と、前記被加熱物の加熱方法として上強め加熱と上下加熱と下強め加熱の何れかを設定でき、前記各々の加熱において仕上がりの調整が可能な調整手段を設けた操作部と、該操作部で設定した加熱方法に従って前記上・下ヒータを交互に通電して制御する制御部とを備え、該制御部は、前記操作部で設定された前記上強め加熱で被加熱物を加熱する時には、前記上下加熱や前記下強め加熱に比べ、前記調整手段により仕上がりの調整のできる範囲内でも、前記下ヒータに通電する電力は常に一定の電力となるように制御し、前記上ヒータに通電する電力は常に大きな電力となるように制御し、前記下強め加熱で被加熱物を加熱する時には、前記上強め加熱や前記上下加熱に比べ、前記調整手段により仕上がりの調整のできる範囲内でも、前記上ヒータに通電する電力は常に一定の電力となるように制御し、前記下ヒータに通電する電力は常に大きな電力となるように制御するものである。
本発明によれば、被加熱物の表面に焦げ目を付けることが可能になる。また被加熱物を下から熱して内部に火を通すことも可能となる。さらに被加熱物の両面を同時に加熱して被加熱物を裏返すことなく加熱が可能となった。
そのため、使用者の好みの火力調整が可能となり、より多くの調理を行うことができる。
一実施例の加熱調理器をシステムキッチンに収納した状態の斜視図である。 図1のA−A断面図である。 一実施例の加熱調理器の上ヒータの説明図である。 同下ヒータの説明図である。 同焼き網の説明図である。 同操作部の説明図である。 同操作部の手動コースでグリルの加熱パターン上強めの上ヒータ、下ヒータの通電パターンである。 同操作部の手動コースでグリルの加熱パターン上下加熱の上ヒータ、下ヒータの通電パターンである。 同操作部の手動コースでグリルの加熱パターン下強めの上ヒータ、下ヒータの通電パターンである。 同操作部の手動コースでグリルの加熱パターンと、仕上がりの組み合わせによる上ヒータと下ヒータの通電パターンである。
以下、本発明の一実施例を図1から図10に従って説明する。なお、本実施例は、システムキッチンに嵌め込むビルトイン型でなく、キッチンに載置する据置型の加熱調理器であっても差し支えない。
図1において、加熱調理器の本体2は、システムキッチン1の上面から落とし込んで設置され、設置後は本体2の後述するオーブン(ロースター)4と操作部5がシステムキッチン1の前面部から操作できるようになっており、操作部5は主にオーブン4の電源の入・切やメニューの選択・設定、操作を行う。
調理を行う際の調理鍋(図示せず)は、本体2の上面に配置された耐熱ガラス等からなるプレート3上に載置され、プレート3の周囲端面は、プレート枠14によって保護されている。
プレート3には載置部6が描かれており、該載置部6に調理鍋を載置することにより調理可能となる。載置部6は、プレート3の上面手前の右に載置部右6a、左に載置部左6bが配置され、これら両載置部6a、6b間の奥(中央後部)に載置部中央6cが配置されている。そして、プレート3を挟んで各載置部6の下に位置するように、本体2内の上部に調理鍋を加熱するための加熱コイルユニット25(図2)が設置されている。
また、プレート3の前面側には、上面操作部9とその奥側に位置する上面表示部10が設けられており、上面操作部9は主に加熱コイルユニット25の操作を行う。
本体2の内部には、上記した発熱部品である加熱コイルユニット25や、電子部品およびこれらの発熱部品を冷却するための冷却ファン(いずれも図示せず)が配置されている。
本体2の後部上面には、前記冷却ファンの駆動によって外気を吸引する吸気口7と、発熱部品である加熱コイルユニット25や電子部品を冷却した後の廃熱を本体2外に排出する排気口8が設けられている。なお、排気口8からは、後述するオーブン4の廃熱も同時に排出される。
オーブン4は魚や肉、ピザ等の被加熱物を焼くためのもので、本体2の前面部の左側若しくは右側に配置されている。(本実施例では、本体2の左側に配置されている。)なお、オーブンは、呼び名としてロースター、グリルと呼ぶこともある。
図2において、次にオーブン4の詳細について説明する。
調理庫26は、前面が開口した箱型をしており、内部の上部と下部にはシーズヒータ等の発熱体よりなる上・下ヒータ27(上ヒータ27a、下ヒータ27b)が設置されている。
上ヒータ27aは、図3に示すように、調理庫26の前後方向又は横幅方向に沿って適宜蛇行しながら配置され、調理庫後板26aの外側へ端子部27cを出して設けている。下ヒータ27bは、図4に示すように調理庫26の前後方向に沿って蛇行しながら配置され、後述するドア32の裏側に近い前面部に、同じく後述する焼き網33の横幅方向に沿った横長発熱部27b−1を設け、調理庫後板26aの外側へ端子部27dを出している。
上ヒータ27a、下ヒータ27bを制御する制御部45は、オーブン4の上面で、該オーブン4からの熱の影響を受けない場所に配置されており、操作部5や上面操作部9とも連なっている。そして、各1200W前後の上下ヒータ27を一定の周期で交互に通電して平均電力で被加熱物を加熱するように制御する。
調理庫26の前面開口部は、ドア32によって塞がれており、該ドア32の表側にハンドル11が取り付けられ、裏側に受け皿支持部31aの前面に着脱自在に連結されて、受け皿支持部31aの上面に着脱自在に受け皿31が載置されている。
調理庫26の後方上部には、排気出口29が設けられ、該排気出口29は排気通路35を介して本体2の後部上面に開口した排気口8に連通している。
また、排気出口29の入り口側には調理庫26内で発生する煙や臭いを浄化する空気浄化用の触媒34と、触媒34を加熱するための触媒ヒータ37が配置され、途中には煙や臭いを強制的に排気口8から本体2外に排出するための排気手段36が設けられている。なお、排気手段36は、排気ファン36aと排気モータ36bとで構成されている。
触媒ヒータ37と排気モータ36bは制御部45に接続されている。
調理庫26の前面側下部とドア32との間には空気取入口43が設けられ、前記排気手段36が駆動すると、空気取入口43から調理庫26内に外気が流入し、下記する受け皿31の下面を冷却しながら排気通路35側に流れる。
温度センサー80は、調理庫26の側面に設けられ、調理庫26の内部の温度を検出するためのもので、制御部45に接続されている。
受け皿31は、調理庫26内にその前面開口部から出し入れ自在に収納されており、中に焼き網33が載置され、その上に魚等の被加熱物30を載せる。但し、焼き網33は網に限定することは無くプレート状でも良い。
図5において、焼き網33は、所定の間隙を保持して後方から前方に向けて平行に並べた横線材33aと、略U字状をなし、上部に該横線材33aの両端を固定し、下部を受け皿31の内周段部に載置する一対のフレーム線材33bとで構成されており、前記U字状部間には、前記上部と下部の間隙を一定に保持するための保持線材33cが固定されている。
次に図6において、オーブン4のメニュー設定などを行う操作部5について説明する。
5aは調理に必要なメニューなどを設定するオーブン入力手段、5bはオーブン入力手段5aで入力した内容を表示するためのオーブン表示手段で、両者は下・上の関係になるように配置されている。
オーブン入力手段5aの詳細は以下の通りである。
56は調理メニュー選択キーで、加熱を自動で行うメニュー群から選択したメニューを設定するキーであり、オーブン表示手段5bに表示された調理メニュー51の中から1品を選択できる。
焼き物メニュー選択キー56は、押す毎に、「魚丸焼き」→「肉・野菜」→「つけ焼き」→「貝焼き」→「切身・干物」→「ホイル焼き」と各メニューの下側に配置したランプが点灯しながら移行し、調理したいメニューを点灯させることで選択できる。
57は手動コースを選択するキーで、オーブン表示手段5bに表示された手動コース52の中から使用するコースを選択するキーである。その選択方法は、前記と同じで、手動コース選択キー57を押す毎に、「トースト」→「オーブン」→「グリル」と各コースの下側に配置したランプで点灯しながら移行し、使用するコースを点灯させることで選択できる。
そして、手動コース52に示された「グリル」の右側の「上」52aを表示することで上ヒータの火力を強める働きと「下」52bを表示することにより下ヒータの火力を強める働きをする機能を設け、グリルの複数の加熱パターンを選択できるように設けている。加熱パターン上強めは「上」52aを点灯させる。加熱パターン上下加熱(均等加熱)は「上」52aと「下」52bを点灯させる。加熱パターン下強めは「下」52bを点灯させる。そのため、手動コース選択キー57を押す毎に、「トースト」→「オーブン」→「グリル」「上」→「グリル」「上」「下」→「グリル」「下」の順にコースを点灯させることで選択できる。
平均的には、「グリル」「上」「下」の上下加熱は、被加熱物となる魚などを裏返すことなく被加熱物の上面と下面を均等に焼けるように加熱制御(加熱パターン)をしている。また、「グリル」「上」の上強め加熱は、被加熱物の上面の焼きを強調したい時に使用するもので、上下加熱で焼いた後、追加で上面に焦げ目を付ける時に使用(例えば、魚など両面に十分に焦げ目が付かなかった時の追加焼きやグラタンなど)する。また、「グリル」「下」の下強め加熱は、被加熱物を下面より加熱して、被加熱物の内部に火を通す制御方法(加熱パターン)と成っている。
58は仕上がり・温度を設定する調整手段(ダウンキー58a、アップキー58b)で、例えば、自動、手動で加熱するとき、仕上がり時の焼き具合を設定できるように、オーブン表示手段5bに表示された仕上がり53の「強」、「中」、「弱」から選択できる。
例えば、仕上がりを「強」に設定するには、アップキー58bを押すことで仕上がりは「強」に設定される。「弱」はダウンキー58aを押して設定する。加熱を自動で行うメニューでは仕上がりを「強」(「弱」)に設定することで加熱時間を長く(短く)設定できるようになっている。また、手動コースの「グリル」では仕上がりを「強」(「弱」)に設定することで火力を大きく(小さく)設定できるようになっている。
また、手動コース選択キー57の「オーブン」を設定した時は、調理庫26を加熱する温度と時間の設定が必要となり、調整手段58では温度の設定が可能で、オーブン表示手段5bに表示された温度/時間の表示部54に現れるデジタルの数字を、ダウンキー58a、アップキー58bを用いて設定したい温度に合わせる。
加熱時間は時間キー59(ダウンキー59a、アップキー59b)を用いて、オーブン表示手段5bに表示された温度/時間の表示部54に現れるデジタルの数字を、ダウンキー59a、アップキー59bを用いて設定したい時間に合わせる。
55は調理時に過熱水蒸気を使用するメニューで、スチームタンク41に水を入れて加熱し、調理する食材から脂分を通常の加熱より多く除去するように加熱工程を設定したヘルシーメニュー選択キーである。
ヘルシーメニュー選択キー55で選択できるメニューは、オーブン表示手段5bに表示されたヘルシーメニュー50の「切身・干物」と「鶏・野菜」と「揚げ物温め」の三種類である。
ヘルシーメニュー選択キー55は、押す毎に、「切身・干物」→「鶏・野菜」→「揚げ物温め」と各メニューの下側に配置したランプで点灯しながら移行し、調理したいメニューを点灯させることで選択できる。
「切身・干物」は魚類の塩分をより多く落とすためのメニューであり、代表的な食材として塩鮭がある。また、「鶏・野菜」は肉の脂分をより多く落とすためのメニューであり、代表的な食材として鶏のハーブ焼きがあり鶏肉の脂分をより多く落とすためのメニューである。
「揚げ物温め」は惣菜等の揚げ物を温め直すように加熱を行う。
オーブンメニュー選択キー62は押す毎にオーブンメニュー61の「ピザ」→「グラタン」→「スイーツ」と各メニューの下側に配置したランプで点灯しながら移行し、調理したいメニューを点灯させることで選択できる。
60は切/スタートキーで、加熱開始時に押すと加熱が開始され、加熱中に押すと加熱を中断する。
本実施例は、以上の構成からなり、次に手動コースの「グリル」動作について説明する。
図10は、操作部5によって手動コース選択キー57が選択されて、グリル調理の上強め、上下加熱、下強め、から選択し、尚且つ調整手段58で加熱の仕上がり53を強、中、弱、から選択するときの加熱パターンと仕上がりの9種類の組み合わせで上ヒータ27aと下ヒータ27bの予め定めた電力を示している。
「上下加熱」の上面と下面の均等加熱と「上強め」と「下強め」を加え、夫々の加熱で火力を「強」「中」「弱」から設定することにより調理の幅を広げるものである。
そして、加熱パターン「上強め」は、追加加熱を行うときや、上側に焼き色をしっかりとつけたい調理に適する。そして、上下加熱は上下をほぼ同じ電力で通電することで、多くの調理に適している。更に、加熱パターン「下強め」は、調理物に下側からの加熱により火を通すため、全ての調理で下側からの強い加熱が必要とされ、特に殻付きの「貝」などの調理に適している。
図7は、(a)(b)(c)は、被加熱物の上面を特に強く焼くグリルの「上強め」加熱の上下ヒータの通電状態を示し、仕上がり「強」、「中」、「弱」の夫々の火力の状態を示す。
図8は、(a)(b)(c)は、被加熱物の上面と下面を均等に焼くグリルの「上下加熱」の上下ヒータの通電状態を示し、仕上がり「強」、「中」、「弱」の夫々の火力の状態を示す。
図9は、(a)(b)(c)は、被加熱物の下面を特に強く焼くグリルの「下強め」加熱の上下ヒータの通電状態を示し、仕上がりを「強」、「中」、「弱」の夫々の火力の状態を示す。
まず、図10において、加熱パターン上強めで、仕上がりが「強」、「中」、「弱」の3種類の通電パターンにおいて、下ヒータは240Wの一定値としている。これは、例えばこの240Wを通電していない場合は、下ヒータ27bが庫内の温度程度にしか上昇していないので、被加熱物30から出て飛沫した被加熱物30のカスや油で腐食してしまうため、ヒータの表面で焼ききることで表面の腐食を防いでいる。
また、図10において、加熱パターン下強めで、仕上がりが「強」、「中」、「弱」の3種類の通電パターンにおいて、上ヒータ27aは240Wの一定値としている。これは、前記上強めと同様に例えばこの240Wを通電していない場合は、上ヒータ27aが庫内の温度程度にしか上昇していないので、被加熱物30からの水分で腐食してしまうため、表面の腐食を防いでいる。
そして、図10において、設定が上強めの時は、上ヒータの火力は他の設定(上下加熱、下強め)に比べ火力が大きく設定されている。また設定が下強めの時は、下ヒータの火力は他の設定(上下加熱、下強め)に比べ火力が大きく設定されている。
例えば、図7(a)では、上ヒータ860W通電後に下ヒータ240Wを通電する。1周期は80秒で動作している。上ヒータ27a、下ヒータ27bは夫々1200Wである。そこで、制御部45は、連続で80秒通電した場合によって、上ヒータ27aが1200Wとなることから、定めた電力(この場合は860W)の通電時間を決定しておき制御する。また、下ヒータ27bについても同様で、連続で80秒通電した場合によって、下ヒータ27bが1200Wとなることから、定めた電力(この場合は240W)の通電時間を決定しておき、制御する。
そして、通電は必ず、直前上ヒータ27aから通電し、上ヒータ27aへの通電後に下ヒータ27bへ通電する。上ヒータから通電する理由は、手動調理という特定できない使われ方をしても、触媒の温度を早期に活性する温度に上昇させるためである。そして、上ヒータ27aへの通電開始直前の1秒と、下ヒータ27bへの通電開始直前の3秒は、上ヒータ27a、下ヒータ27bとものオフが設定されている。下ヒータ27b通電後は1周期の80秒時点まで上ヒータ27a、下ヒータ27bともオフとなる。
1周期を80秒にしている理由は、手動加熱の場合は加熱する被加熱物の種類や大きさがさまざまであるため、例えば一周期の時間が長いと小さな被加熱物の両面を均等に焼けない場合が有り、また一周期の時間が短い場合は被加熱物の表面に焼き色を付けられないためである。
手動コースで魚を上下加熱(仕上がり「中」)した後に、グリルの上強めを選択し、仕上がり「強」を選択した場合について説明する。
ドア32のハンドル11を手前に引いて受け皿31を調理庫26の前面に露出させる。
次に、焼き網33の上に、被加熱物30の魚を載せる。
ドア32を閉じ、調理方法を操作部5で設定する。
設定は、手動コース選択キー57を押すことで手動コース52の「グリル」「上」「下」を設定し、上下加熱で魚の上面と下面を焼く。
調理は、魚を裏返すことなく上面と下面が均等に焼ける。上下加熱で上ヒータの平均消費電力が下ヒータの平均消費電力が少ないのは、下ヒータの加熱によって魚の上面の温度が上昇するからである。
魚の焼き上げ具合は、旬の魚で脂分が多いと少し焼き具合が少なめになり、長期に冷凍などした魚は焼き色が強めにでる。
上下加熱で、焼き色が少なかった場合は、「グリル」「上」を選択し、仕上がり「強」で
引き続き加熱を継続して、好みの焦げ目が付いたところで加熱を停止する。
加熱中は、排気手段36が駆動し、空気取入口43から受け皿31の下面に外気が流入するので、受け皿31は冷やされる。従って受け皿31には水を入れなくとも良いが、水を入れても調理は可能である。そして、流入した空気は排気手段36によって排気出口29を通り排気口8より排出される。
以上の実施例によれば、被加熱物の表面に焦げ目を付けることが可能になる。また被加熱物を下から熱して内部に火を通すことも可能となる。さらに被加熱物の両面を同時に加熱して被加熱物を裏返すことなく加熱が可能となった。
そのため、使用者の好みの火力調整が可能となり、より多くの調理を行うことができる。
2 本体、 5 操作部、
26 調理庫、 27 上・下ヒータ、
27a 上ヒータ、 27b 下ヒータ、
30 被加熱物、 31 受け皿、
32 ドア、 33 焼き網、
41 スチームタンク、 42b 蒸気噴出口、
45 制御部、 55 ヘルシーメニュー選択キー
45 制御部、 57 手動コース選択キー
58 調整手段

Claims (1)

  1. 加熱調理器の本体内に配置された調理庫と、
    該調理庫の上下に設けられ被加熱物を加熱する上・下ヒータと、
    該上・下ヒータの間に配置され前記被加熱物を載せる焼き網と、
    前記被加熱物の加熱方法として上強め加熱と上下加熱と下強め加熱の何れかを設定でき、前記各々の加熱において仕上がりの調整が可能な調整手段を設けた操作部と、
    該操作部で設定した加熱方法に従って前記上・下ヒータを交互に通電して制御する制御部を備え、
    該制御部は、
    前記操作部で設定された前記上強め加熱で被加熱物を加熱する時には、前記上下加熱や前記下強め加熱に比べ、前記調整手段により仕上がりの調整のできる範囲内でも、前記下ヒータに通電する電力は常に一定の電力となるように制御し、前記上ヒータに通電する電力は常に大きな電力となるように制御し、
    前記下強め加熱で被加熱物を加熱する時には、前記上強め加熱や前記上下加熱に比べ、前記調整手段により仕上がりの調整のできる範囲内でも、前記上ヒータに通電する電力は常に一定の電力となるように制御し、前記下ヒータに通電する電力は常に大きな電力となるように制御することを特徴とする加熱調理器。
JP2012167898A 2012-07-30 2012-07-30 加熱調理器 Pending JP2014023801A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012167898A JP2014023801A (ja) 2012-07-30 2012-07-30 加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012167898A JP2014023801A (ja) 2012-07-30 2012-07-30 加熱調理器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014023801A true JP2014023801A (ja) 2014-02-06

Family

ID=50198032

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012167898A Pending JP2014023801A (ja) 2012-07-30 2012-07-30 加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014023801A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160106361A (ko) * 2015-03-02 2016-09-12 김덕우 수직형 전기 구이 그릴
KR20170105486A (ko) 2015-01-23 2017-09-19 발뮤다 가부시키가이샤 가열 조리 장치
JP2018198845A (ja) * 2017-05-29 2018-12-20 三菱電機株式会社 電気調理器
KR20220083274A (ko) * 2020-12-11 2022-06-20 김봉수 스팀토스터기

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170105486A (ko) 2015-01-23 2017-09-19 발뮤다 가부시키가이샤 가열 조리 장치
US10874250B2 (en) 2015-01-23 2020-12-29 Balmuda Inc. Heating cooker
KR20220041950A (ko) 2015-01-23 2022-04-01 발뮤다 가부시키가이샤 가열 조리 장치
US11877692B2 (en) 2015-01-23 2024-01-23 Balmuda Inc. Heating cooker
KR20160106361A (ko) * 2015-03-02 2016-09-12 김덕우 수직형 전기 구이 그릴
KR101684605B1 (ko) * 2015-03-02 2016-12-08 김덕우 수직형 전기 구이 그릴
JP2018198845A (ja) * 2017-05-29 2018-12-20 三菱電機株式会社 電気調理器
KR20220083274A (ko) * 2020-12-11 2022-06-20 김봉수 스팀토스터기
KR102421938B1 (ko) 2020-12-11 2022-07-15 김봉수 스팀토스터기

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8748783B2 (en) Oven with interface device
KR101167657B1 (ko) 회전형 구이용 그릴
JP2014023801A (ja) 加熱調理器
JP6298731B2 (ja) 加熱調理器
JP4781406B2 (ja) 加熱調理器
US11175048B2 (en) Cooking appliance
JP2016016041A (ja) 加熱調理器
JP2017096609A (ja) 加熱調理器
JP4179252B2 (ja) 組込式誘導加熱調理器
JP2009284926A (ja) 加熱調理器
JP6157944B2 (ja) 加熱調理器
JP6374710B2 (ja) 加熱調理器
JP5268815B2 (ja) 加熱調理器
JP5372846B2 (ja) 加熱調理器
JP5965869B2 (ja) 加熱調理器
JP2015007487A (ja) 加熱調理器
JP2016013264A (ja) 加熱調理器
JP6647798B2 (ja) 加熱調理器
JP2000189325A (ja) オ―ブン機能付きフィッシュロ―スタ―
JP2016013265A (ja) 加熱調理器
JP2014142097A (ja) 加熱調理器
JP2014039688A (ja) 加熱調理器
JP5216702B2 (ja) 加熱調理器
JP2014023802A (ja) 加熱調理器
JP2003235737A (ja) 自動魚焼き調理器