JP6439768B2 - 運動インストラクション装置、システム、方法およびプログラム - Google Patents

運動インストラクション装置、システム、方法およびプログラム Download PDF

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Description

この発明は運動インストラクション装置、システム、方法およびプログラムに関し、特に、仮想の運動相手を用いる運動インストラクション装置、システム、方法およびプログラムに関する。
ユーザが運動をするに際して、運動のモチベーションを維持する方法が提案されている。
特許文献1(特開2011−143983号公報)では、ユーザが携帯する活動量計は、歩数の計測、歩行ピッチおよび歩幅の算出、身体運動についての活動量に係る演算処理を実施して、演算の結果を表示する。
特許文献2(特開2011−167549号公報)の運動インストラクション装置は、利用者の足取りが設定ピッチより遅れればバーチャルランナーが迫りくる音声を出力し、設定ピッチを取り戻してバーチャルランナーを抜いたときは拍手と歓声を出力する。また、利用者とバーチャルランナーの位置と順序を画面の表示にリアルタイムに反映する。
特開2011−143983号公報 特開2011−167549号公報
特許文献2の構成は、利用者とバーチャルランナーの位置と順序を画面表示にリアルタイムに反映しているが、その位置と順序は利用者について測定されるピッチが設定ピッチよりもずれているか否かの判定にのみ基づいている。したがって、利用者とバーチャルランナーとの位置および順序の変化は単調なものとなり、利用者は運動を継続して行うためのモチベーションを維持するのが難しい。
そのため、利用者の運動の多種類の特徴量を用いて運動の仮想相手の出力態様を変化させることが望まれている。
この発明のある局面に従う、運動の仮想相手を用いて運動インストラクションを行う装置は、運動時の利用者の身体の動きの変化を取得する取得部と、取得される動きの変化から、複数種類の動きの特徴量を検出する検出部と、2種類以上の特徴量の値の組であって、異なる値の組のそれぞれに対応して仮想相手の出力を制御するための情報を記憶するための記憶部と、検出部により検出された2種類以上の特徴量の値の組に対応した記憶部の情報から、仮想相手の動きを制御するための制御データを生成するデータ生成部と、を備える。
好ましくは、仮想相手は、画像を含み、仮想相手の動きは、画像を表示する場合の画像の変化を含む。
好ましくは、仮想相手は、駆動部を備える機器を含み、制御データは、駆動部に与える制御量を含む。
好ましくは、2種類以上の特徴量のうちの1つは、利用者の疲労度を含む。
好ましくは、2種類以上の特徴量のうちの1つは、利用者の運動量の仮想相手の運動量との相対的な差を含む。
好ましくは、制御するための情報は、制御データを生成するためにデータ生成部により実行されるアルゴリズムを含む。
好ましくは、制御するための情報は、制御データを生成するための処理に用いるパラメータの情報を含む。
この発明の他の局面に従うシステムは、身体の動きを測定するセンサと、運動の仮想相手を用いて運動インストラクションを行う装置と、を備え、装置は、センサの出力から、運動時の利用者の身体の動きの変化を取得する取得部と、取得される動きの変化から、複数種類の動きの特徴量を検出する検出部と、2種類以上の特徴量の値の組であって、異なる値の組のそれぞれに対応して仮想相手の出力を制御するための情報を記憶するための記憶部と、検出部により検出された2種類以上の特徴量の値の組に対応した記憶部の情報から、仮想相手の動きを制御するための制御データを生成するデータ生成部と、を含む。
この発明のさらに他の局面に従う方法は、運動時の利用者の身体の動きの変化を取得するステップと、取得される動きの変化から、複数種類の運きの特徴量を検出するステップと、2種類以上の特徴量の値の組であって、異なる値の組のそれぞれに対応して仮想相手の出力を制御するための情報を記憶する記憶部から、検出された2種類以上の特徴量の値の組に対応した記憶部の情報を検索するステップと、検索された情報から、仮想相手の動きを制御するための制御データを生成するステップと、を含む。
この発明の他の局面に従うプログラムは、上記の方法をコンピュータに実行させるためのプログラムである。
運動インストラクション装置によれば、利用者の動きの複数種類の特徴量を用いて運動の仮想相手の動きを変化させる。
実施の形態1にかかる運動インストラクションシステム1の全体構成を概略的に示す図である。 図1の制御コンピュータ100のハードウェア構成を模式的に示す図である。 実施の形態1にかかる制御コンピュータ100の機能の構成を模式的に示す図である。 平常時(疲労していないとき)の頭または腰の位置の時系列の変化を示す図である。 疲労時の頭または腰の位置の時系列の変化を示す図である。 記憶部300に格納されるクラステーブル301の構成の一例を示す図である。 実施の形態1にかかる仮想相手の表示の一例を示す図である。 実施の形態1にかかる運動インストラクション処理の全体を示すフローチャートである。 図8のステップS9においてクラスAが読出された場合に、ステップS11で実施される処理のフローチャートである。 図9の処理における利用者10と仮想相手の位置関係を模式的に示す図である。 図8のステップS9においてクラスBが読出された場合に、ステップS11で実施される処理のフローチャートである。 図11の処理で参照されるテーブルTBの一例を示す図である。 図11の処理における利用者10と仮想相手の位置関係を模式的に示す図である。 ステップS9においてクラスCが読出された場合に、ステップS11で実施される処理のフローチャートである。 図14の処理における利用者10と仮想相手の位置関係を模式的に示す図である。 トレッドミル200でのランニング時における利用者10の手の繰返し動作の周期的な変化を示す図である。 記憶部300に格納されるクラステーブル301の変形例を示す図である。 実施の形態2にかかる運動インストラクションシステム1Aの構成図である。 実施の形態2にかかる制御コンピュータ100Aの機能の構成を模式的に示す図である。 図18のロボット60のラケットW1を回動するための構成を概略的に示す図である。 実施の形態2にかかる運動インストラクション処理の全体を示すフローチャートである。 実施の形態2にかかるクラステーブル301Aの一例を示す図である。 実施の形態2の変形例を表形式で説明する図である。 図23の特徴量の検出方法を模式的に示す図である。 図23の特徴量の検出方法を模式的に示す図である。 図23の特徴量の検出方法を模式的に示す図である。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照番号を付してその説明は繰り返さない。
[システムの構成]
図1は、実施の形態1にかかる運動インストラクションシステム1の全体構成を概略的に示す図である。運動インストラクションシステム1(以下、システム1と称する)は、トレッドミル200、人体の動きを非接触形式で検出するセンサ50および制御コンピュータ100(図2を参照)を備える。トレッドミル200は、利用者10が屋内でランニングまたはウォーキングを行うために使用する機器である。制御コンピュータ100は、トレッドミル200に内蔵されてもよく、またはトレッドミル200の外部に備えられてもよい。その場合には、トレッドミル200は、外部の制御コンピュータ100と有線または無線により通信する。
トレッドミル200の構造は周知であるので、ここでは、基本的な構造を簡単に説明する。トレッドミル200は、利用者10が載る無端ベルトであるワーキングベルト201、情報を出力するためのディスプレイ122、ワーキングベルト201を回動させるためのモーターである駆動部202、駆動部202を制御するコントローラ203、および駆動部202の回転力に連動して回転するローラ(図示せず)を備える。コントローラ203は、トレッドミル200の操作部(図示せず)から利用者10が設定した情報(ピッチ、距離、時間など)を受付けると、受付けた情報に基づき駆動部202を駆動する。また、操作部の利用者10による操作内容に従い、指令106を生成し、制御コンピュータ100に送信する。指令106には、運動開始と終了の指令が含まれる。
コントローラ203は運動開始の操作を受付けると、駆動信号により駆動部202を回転させる。当該回転に連動してローラが回転し、ローラの回転に連動してワーキングベルト201が回転方向に移動する。ワーキングベルト201上に載った利用者10は、ワーキングベルト201の移動に促されて、歩行またはランニングを行う。コントローラ203は運動終了の操作を受付けると、駆動信号により駆動部202の回転を停止する。これにより、利用者10の運動は終了する。なお、運動の終了は、利用者10の操作によるものに限定されず、運動の開始から予め定められた時間が経過したときに、運動を終了するとしてもよい。ここでは、トレッドミル200による運動は、ランニング、ジョギング、歩行などである。
ディスプレイ122には、各種の画像が表示される。表示画像には、利用者10の運動の仮想相手を表すキャラクタ画像12Aが含まれる。ディスプレイ122は、制御コンピュータ100から受信する制御データ108に従い液晶などを駆動することにより画像を表示する。
センサ50は身体(人体)の動きの変化量を測定する機能を備える。具体的には、センサ50は、ハードウェア回路としての距離画像センサと、距離画像センサの出力から身体の動きを推定するソフトウェアプログラムを実行するマイクロコンピュータとを備える。距離画像センサは人体に赤外線を照射して得られた赤外線パターンを解析することにより距離画像を取得する。マイクロコンピュータは、距離画像と予め登録されているパターン画像とを照合し、照合の結果に基づき、距離画像において身体の動き、すなわち身体の各部(頭、胴体、肩、腕、腰、足、手、指など)の位置(座標値)を検出する。そして、時系列に取得される距離画像から、各部の位置の時系列的な変化(経時的な変化)を示す時系列データ107を生成して出力する。センサ50は赤外線の照射範囲にはトレッドミル200のワーキングベルト201上が含まれ得る。したがって、センサ50は、トレッドミル200の利用者10の身体の動き変化量を示す時系列データ107を、制御コンピュータ100に送信する。
なお、身体の動きの変化量を測定する方法は、センサ50のような距離画像から測定する方法に限定されない、例えば、利用者10の身体に装着された光学マーカの位置情報により検出する方法、または身体に装着された磁気センサの動きから検出する方法であってもよい。また、図1では、センサ50はトレッドミル200毎に備えるとしているが、1台のセンサ50を複数のトレッドミル200で共用するとてもよい。
(制御コンピュータ100の構成)
図2は、図1の制御コンピュータ100のハードウェア構成を模式的に示す図である。図2を参照して、制御コンピュータ100は、演算処理部であるCPU(Central Processing Unit)110と、記憶部としてのメモリ112およびハードディスク114と、時間を計時し計時データをCPU110に出力するタイマ113と、入力インタフェイス118と、ディスプレイ122を制御する表示コントローラ120と、通信インタフェイス124と、データリーダ/ライタ126とを含む。これらの各部は、バス128を介して、互いにデータ通信可能に接続される。
CPU110は、ハードディスク114に格納されたプログラム(コード)を実行することで、各種の演算を実施する。メモリ112は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)などの揮発性の記憶装置であり、ハードディスク114から読み出されたプログラム・データに加えて、センサ50から受信する時系列データ107、およびワークデータなどが格納される。
入力インタフェイス118は、CPU110とキーボード121、マウス(図示せず)、タッチパネル(図示せず)などの入力装置との間のデータ伝送を仲介する。すなわち、入力インタフェイス118は、ユーザが入力装置を操作することで与えられる操作命令を受付ける。
通信インタフェイス124は、トレッドミル200のコントローラ203から運動開始と運動終了の指令106を受信する。また、通信インタフェイス124は、センサ50から時系列データ107を受信する。
データリーダ/ライタ126は、CPU110と記録媒体であるメモリカード123との間のデータ伝送を仲介する。
(制御コンピュータ100の機能構成)
図3は、実施の形態1にかかる制御コンピュータ100の機能の構成を模式的に示す図である。図3を参照して、制御コンピュータ100は、利用者10の身体の動きの変化量である時系列データ107を取得する取得部130と、取得される時系列データ107が示す動きの変化量から、複数種類の運動の特徴量を検出する検出部131と、ディスプレイ122の画像を表示させるための制御データ108を生成するデータ生成部132とを備える。データ生成部132は、記憶部300に記憶された情報を検索し、検索の結果に基づき制御データ108を生成する。
記憶部300は、メモリ112、ハードディスク114およびメモリカード123の記憶領域に相当する。記憶部300には、後述するクラステーブル301および制御情報群302が格納される。
検出部131は、時系列データ107を分析して、分析の結果に基づき、運動の特徴量を検出する。運動の特徴量として、たとえば運動のピッチ、距離、疲労度、利用者10が仮想相手よりも先行しているか否かを示す先行データを検出する。
実施の形態では、ピッチは、運動時の腕振りの周期を示すが、これに限定されず一歩にかかる時間であってもよい。検出部131は、時系列データ107から腕の位置の時系列データを抽出し、抽出した時系列データから腕振りのピッチを検出する。また、距離は、ピッチを用いて予め定められた演算式に従い算出する。また、距離は、運動開始からの経過時間とピッチの値とに基づく予め定められた演算式により算出することもできる。疲労の検出方法は、後述する。
検出部131は、利用者10の運動量の仮想相手の運動量に対する相対的な差として、たとえば先行データを検出する。先行データは、上記に述べた距離に基づき決定することができる。検出部131は、たとえば、運動開始時に利用者10が設定したピッチで仮想相手が走行している場合に、利用者10のピッチが設定よりも小さくなると距離は仮想相手よりも短くなる、すなわち仮想相手が先行すると決定する。一方、利用者10のピッチが設定よりも大きくなると距離は仮想相手よりも長くなる、すなわち利用者10が先行すると決定する。
なお、仮想相手の運動量に対する相対的な差は、距離に限定されず、運動の種類により変更してもよい。
〈疲労度の検出方法〉
検出部131は上記の疲労度を検出する。疲労度の検出方法を説明する。図4と図5は、トレッドミル200での運動時における利用者10の頭または腰の位置の時系列の変化を示す図である。図4は、平常時(疲労していないとき)の頭または腰の位置の時系列の変化を示し、図5は疲労時の頭または腰の位置の時系列の変化を示す。図4と図5は発明者の実験データに基づくものである。このデータから、発明者は、トレッドミル200で歩行またはランニング中は疲労すると利用者10のフォーム(姿勢)が変化して腰または頭がふらつくとの知見を得た。
ここでは、フォームの乱れを、腰または頭の位置の変化の大きさWとして検出しているが、検出する部位は腰または頭に限定されない。
実施の形態1では、検出部131は、疲労度を、頭または腰の位置の平均値が平常時(疲労していない時)の平均値(図4参照)からどれだけずれているかに基づき判定する。すなわち、検出部131は、両者の差と閾値との比較に基づき、利用者10が疲労しているか否かを判定する。
なお、差を複数の閾値と比較することにより、疲労度を複数の段階で決定するとしてもよい。なお、判定に用いる値は、平均値に限定されず、代表値であればよく、たとえば最大値、最小値、最頻値などであってもよい。
また、疲労度を示すフォームの乱れは、頭または腰の位置の変化に限定されず、検出されるピッチと、設定ピッチ(利用者10がトレッドミル200の操作部を介して設定したピッチ)の差、または速度の変化の大きさを用いてもよい。
また、利用者10が生体情報(血圧、脈、発汗量、活動量、消費カロリなど)を測定する携帯型機器を装着している場合には、検出部131は、測定された生体情報から利用者10の疲労度を判定するとしてもよい。
〈特徴量のクラス分類〉
図6は、記憶部300に格納されるクラステーブル301の構成の一例を示す図である。クラステーブル301は、2種類以上の特徴量からなる組が示す異なる値のそれぞれに対応して仮想相手の出力態様を制御するための情報が登録されるテーブルである。
クラステーブル301に登録される情報は、キャラクタ画像12Aの表示を制御するための情報を含む。図6では、上記の組として、疲労度と先行データとの組合せが示される。この組が示す異なる値のそれぞれに対応して、キャラクタ画像12Aの出力(表示)を制御するための情報を示すクラスA、クラスBおよびクラスCのいずれかが登録されている。
図6では、組の値が(利用者10が疲労していない,利用者10が先行)を示す場合はクラスAが登録され、同様に、(利用者10が疲労していない,仮想相手が先行)および(利用者10が疲労,利用者10が先行)を示す場合はクラスBが登録され、(利用者10が疲労,仮想相手が先行)を示す場合はクラスCが登録される。
クラスA、BおよびCは、キャラクタ画像12Aの表示を制御するための情報として、たとえばキャラクタ画像12Aの表示データを生成するためのアルゴリズムを示す。このアルゴリズムは、表示データを生成するためのパラメータを含み、パラメータの種類と値は、クラス毎に異ならせることができる。なお、情報はアルゴリズムに限定されない。
〈仮想相手の制御情報〉
制御情報群302は、クラステーブル301のクラスA,クラスBおよびクラスCのそれぞれに対応して、上記のアルゴリズムのデータを有する。アルゴリズムのデータは、例えばアルゴリズムのプログラム(実行可能なコードなど)を含む。
データ生成部132は、検出部131が検出した特徴量の組の値に基づき、記憶部300のクラステーブル301を検索し、当該組の値に対応した情報(クラスA〜Cのいずれ)を読出し、読出された情報(クラスの値)に基づき制御情報群302から対応のアルゴリズム(プログラムコード)を読出し実行する。アルゴリズムの実行により、キャラクタ画像12Aをディスプレイ122に表示するための表示データを生成する。データ生成部132は、表示データと運動関連情報12C(図7で後述する)を含む制御データ108を生成し、表示コントローラ120を介して制御データ108をディスプレイ122に出力する。これにより、ディスプレイ122に、対応のクラスに応じて変化するキャラクタ画像12Aと運動関連情報12Cが表示される。
(表示例)
図7は、実施の形態1にかかる仮想相手の表示の一例を示す図である。ディスプレイ122には、データ生成部132から出力される制御データ108に従う画像が表示される(図7参照)。図7では、仮想の道12Bを利用者10と仮想相手が破線矢印方向に向けてジョギングしており、仮想相手のキャラクタ画像12Aの背中側が表示されている、すなわち仮想相手が利用者10よりも先行している状態が表示されている。
また、制御データ108により、キャラクタ画像12Aの表示画面と同一画面において、利用者10の運動に関する運動関連情報12Cも表示される。運動関連情報12Cは、ゴールまでの距離、スタートからの利用者10の走行距離、仮想相手との距離、および疲れ具合を含む。この疲れ具合は、上記に述べた疲労度を示す。なお、運動関連情報12Cが示す値は、CPU110により算出される。
(全体処理)
図8は、実施の形態1にかかる運動インストラクション処理の全体を示すフローチャートである。図9、図11および図14は、図8のステップS11の具体的な処理を示すフローチャートである。これらフローチャートの処理はプログラムとして制御コンピュータ100の記憶部(メモリ112、ハードディスク114、メモリカード123など)に格納されている。CPU110は、記憶部からプログラムを読出し、実行する。これらフローチャートを参照して、運動インストラクション処理を説明する。
利用者10は運動開始の前に、トレッドミル200の操作部を介して仮想相手のピッチC、目標とする走行距離(スタートからゴールまでの距離)などの情報を設定して、開始ボタンを操作する。コントローラ203は、開始ボタンの操作に応答して駆動部202のモータを回転させるので、ワーキングベルト201は回動を開始し、利用者10はジョギングを開始する。なお、仮想相手のピッチCは、運動開始後の予め定められた時間で検出された利用者10のピッチに基づき設定するとしてもよい。
上記の利用者10の操作内容に従う運動開始の指令106は、制御コンピュータ100に出力される。この指令106には、設定されたピッチCおよび目標走行距離のデータが含まれる。
CPU110は、運動開始の指令106を受信すると、取得部130はセンサ50から時系列データ107を取得する(ステップS3)。また、指令106に含まれるピッチCおよび目標走行距離のデータをメモリ112に格納する。
検出部131は、取得部130を介して時系列データ107を受付けると、時系列データ107を分析し、分析の結果に基づき、上記に述べた疲労度と先行データの特徴量を検出する(ステップS5)。
データ生成部132は、検出部131が検出した疲労度と先行データの特徴量からなる組の値に基づき、クラステーブル301を検索し、当該組の値に対応した情報(クラスA〜Cのいずれかの値)を読出す(ステップS9)。
次に、データ生成部132は、読出された情報(クラスの値)に基づき制御情報群302から当該情報に対応のアルゴリズムを読出し、実行し、表示データを生成すると、表示データを含む制御データ108が生成されて出力される(ステップS11)。ディスプレイ122には、制御データ108に従い動作(運動)するキャラクタ画像12Aの動画像が表示される。
CPU110は、利用者10の運動目標が達成できたか否かを判断する(ステップS13)。たとえば、利用者10のピッチから算出された走行距離と、利用者10が設定した目標走行距離とを比較し、比較の結果が(算出走行距離≧目標走行距離)を示すとき、目標は達成したと判断する(ステップS13でYES)。目標を達成した場合には、図8の処理は終了する。一方、CPU110は、上記の(算出走行距離≧目標走行距離)が成立しないと判断すると(ステップS13でNO)、ステップS3の処理に戻り、以降の処理を同様に実施する。
(クラスAのアルゴリズム)
図9は、図8のステップS9においてクラスAが読出された場合に、ステップS11で実施される処理のフローチャートである。図10は、図9の処理における利用者10と仮想相手の位置関係を模式的に示す図である。このクラスAのアルゴリズムは、利用者10に負荷を与えるように仮想相手を運動させる(すなわち、キャラクタ画像12Aを変化させる)ための制御データ108を生成するものである。ここでは、仮想相手によって利用者10に与えられる負荷は、仮想相手のピッチCが大きくなることを含む。
まず、データ生成部132は、スタートから利用者10が目標到達地点を越えたか否かを判断する(ステップS21)。この目標到達地点は、目標走行距離(スタートからゴールまでの距離)を複数に分割した各地点に相当する。たとえば、スタート地点から1キロメートル、2キロメートル、3キロメートルなどの各地点が目標到達地点の距離となり得る。ステップS21では、データ生成部132は、利用者10のスタートからの走行距離と次の目標到達地点の距離とを比較する。比較の結果に基づき、利用者10が次の目標到達地点に達していないと判断するときは(ステップS21でNO)、図9の処理は終了して、図8の元の処理(ステップS11)に戻る。なお、目標地点は、走行時間に基づくものであってもよい。たとえば、10分経過するごとに目標に到達したと判断(ステップS21でYES)してもよい。
データ生成部132は、上記の比較の結果に基づき利用者10が次の目標地点に到達したと判断したとき(ステップS21でYES)、データ生成部132は、仮想相手のピッチC、利用者10のピッチUおよび距離Dを取得する(ステップS23)。ピッチCは、運動開始時に利用者10により設定されてメモリ112に格納されたデータである。ピッチUは、ステップS5で取得される。距離Dは利用者10と仮想相手の間の距離である。距離Dは、運動開始時からの利用者10の走行距離と仮想相手の走行距離との差から算出することで取得することができる。
データ生成部132は、距離Dが大きいほどピッチCが大きくなるように、メモリ112のピッチCの値を変更する。そして、データ生成部132は、メモリ112の変更後のピッチCで運動するキャラクタ画像12Aを表示させるための表示データを生成する(ステップS25a)。
生成された表示データを含む制御データ108が、表示コントローラ120を介してディスプレイ122に出力される(ステップS27)。その後、図8の元の処理に戻る。
図9の処理では、利用者10の後ろから、ピッチCを上げて迫ってくる仮想相手を画像で表示するための制御データ108を生成する。この制御データ108に従い、ディスプレイ122には、利用者10のキャラクタ画像の後ろから、ピッチCを上げて迫ってくる仮想相手のキャラクタ画像12Aが表示される。図10により、表示画像の一例を模式的に示す。図10では、ピッチの大きさが、たとえばキャラクタ画像の歩幅の大きさにより示される。利用者10は、ディスプレイ122の表示画像(図10)から、仮想相手がピッチCを上げて背後から迫ってくる様子を確認することができて、運動に対するモチベーションを上げやすくなる。
(クラスBのアルゴリズム)
図11は、図8のステップS9においてクラスBが読出された場合に、ステップS11で実施される処理のフローチャートである。図12は、図11の処理で参照されるテーブルTBの一例を示す図である。図13は、図11の処理における利用者10と仮想相手の位置関係を模式的に示す図である。このクラスBのアルゴリズムは、利用者10の負荷を調整し得るように仮想相手を運動させる(すなわち、キャラクタ画像12Aを変化させる)ための制御データ108を生成するものである。
まず、データ生成部132は、ステップS21とステップS23を上述と同様に実施する。そして、データ生成部132は表示データを生成し、表示データを含む制御データ108を出力する(ステップS25b)。
ステップS25bでは、データ生成部132は、ステップS5で取得した特徴量(疲労度と先行データ)と、ステップS23で取得した距離Dからなる組の値に基づき、テーブルTBを検索する。そして、検索の結果に基づきピッチCを変更するか変更しないかを決定する。ピッチCを変更する場合には、データ生成部132は、メモリ112のピッチCの値を変更後の値を示すように書換えて、変更後のピッチCで運動するキャラクタ画像12Aを表示させるための制御データ108を生成する。
データ生成部132は、生成した制御データ108を、表示コントローラ120を介してディスプレイ122に出力する(ステップS27)。その後、図8の元の処理に戻る。
テーブルTBは、メモリ112などの記憶部に格納される。図12を参照して、テーブルTBは(疲労度,先行データ,距離Dが閾値TH以上/未満)の特徴量からなる組の値のそれぞれに対応して、ピッチCの変更内容が登録されている。
ピッチCの変更内容として、たとえば、(疲労している,利用者10が先行している、距離Dが閾値TH以上)の値に対しては、ピッチCを大きくするとの内容が登録されている。また、(疲労している,仮想相手が先行している、距離Dが閾値TH以上)の値に対しては、ピッチCを小さくするとの変更内容が登録されている。また、(疲労している,利用者10が先行している、距離Dが閾値TH未満)および(疲労している,仮想相手が先行している、距離Dが閾値TH未満)の各値に対しては、ピッチCを変更しないとの内容が登録されている。なお、閾値THは利用者10がトレッドミル200の操作部を介して変更できるとしてもよい。
このようにテーブルTBの内容によれば、利用者10と仮想相手の相対的な運動量の差(距離D)のみではなく、利用者10の疲労度および仮想相手が先行しているか否かにも基づき、仮想相手のピッチC(キャラクタ画像12Aの歩幅)を変更することができる。
図11の処理によれば、利用者10が先行しているけれども疲労している場合に、距離Dが閾値TH未満であるときは、ピッチCを変更しない仮想相手のキャラクタ画像12Aを表示するための制御データ108が生成される。この表示画像から、利用者10は仮想相手のピッチが変化していないことを確認できて、負荷を感じ難くすることができる。この制御データ108に従う表示画像の一例が図13の右側において示される。
また、仮想相手が先行していて利用者10が疲労を感じていない場合に、距離Dが閾値TH以上であるときは、ピッチCが小さくなった仮想相手のキャラクタ画像12Aを表示するための制御データ108が生成される。この表示画像から、利用者10に、仮想相手を追い上げる感覚を持たせることが可能となり、利用者10は運動のモチベーションを維持しやすくなる。この制御データ108に従う表示画像の一例が図13の左側において示される。
なお、クラスBでは仮想相手のピッチCは変更しないとしているが、直前のステップS5で検出された利用者10のピッチUと同じ値を示すように変更してもよい。
(クラスCのアルゴリズム)
図14は、ステップS9においてクラスCが読出された場合に、ステップS11で実施される処理のフローチャートである。図15は、図14の処理における利用者10と仮想相手の位置関係を模式的に示す図である。このクラスCのアルゴリズムは、利用者10の負荷を軽減する(緩める)ように仮想相手を運動にさせる(すなわち、キャラクタ画像12Aを変化させる)ための制御データ108を生成するものである。
まず、データ生成部132は、ステップS21とステップS23を、図9のそれらと同様に実施する。そして、データ生成部132は制御データ108を生成する(ステップS25c)。
具体的には、ステップS25cでは、データ生成部132は、ピッチCがピッチUよりも小さくなるように距離Dの大きさ応じてピッチCの値を変更する。データ生成部132は、距離Dが大きいほどピッチCがより小さくなるように、メモリ112のピッチCの値を変更する。そして、変更後のピッチCで運動するキャラクタ画像12Aを表示するための制御データ108を生成する。
データ生成部132は、生成した制御データ108を、表示コントローラ120を介して出力する(ステップS27)。その後、図8の元の処理に戻る。
図14の処理では、利用者10が疲労して距離Dも比較的大きい場合は、利用者10が先行している仮想相手を追い上げやすいように、ピッチCが小さくなるキャラクタ画像12Aを表示するための制御データ108が生成される。この制御データ108に従いディスプレイ122に表示される画像は、ピッチCを小さくして走行している仮想相手のキャラクタ画像12Aと、その背後から追い上げるような利用者10のキャラクタ画像を含む。図15により表示画像の一例を模式的に示す。図15の表示画像から、利用者10は先行する仮想相手を追い上げている感覚を確認することができて、運動に対するモチベーションを維持しやすくなる。
[実施の形態1の変形例]
上記の実施の形態1では、仮想相手は一人であったが、二人以上を設定してもよい。二人以上の仮想相手を設定する場合において、ピッチCが仮想相手どうしで異なるように変更してもよい。
上記の実施の形態1では、仮想相手はキャラクタ画像12Aを用いた視覚による提示であったが、聴覚による提示であってもよく、また両者を組み合わせてもよい。たとえば、ピッチCの大きさに応じた速さ(テンポ)の足音であってもよい。また、距離Dの大きさに応じて、足音の大きさを変更してもよい。
上記の実施の形態では、制御データ108を生成するために、クラスA,B,Cに対応してアルゴリズムを用いたが、制御データ108を生成する方法はアルゴリズムを用いる方法に限定されない。たとえば、キャラクタ画像12Aの動きを決定するモーション関数のパラメータ値であってもよい。パラメータ値は、キャラクタ画像12Aの座標位置、1秒間のフレーム数、画像のサイズなどを含む。1秒間のフレーム数は、ピッチCにより可変である。
ディスプレイ122は、据え置き型に限定されず、利用者10に装着されるヘッドマウントディスプレイであってもよい。
(特徴量の変形例)
実施の形態1の特徴量に、利用者10のランニング(または歩行)のうまさ(上手)を含めてもよい。図16は、トレッドミル200でのランニング時における利用者10の手の繰返し動作の周期的な変化を示す図である。図16を参照して、検出部131によるランニングのうまさの検出方法を説明する。図16の太い実線161はランニングがうまい利用者10から測定される手の繰返し動作の周期を示す。また、細い実線162はランニングが上手くない(下手な)利用者10から測定される手の繰返し動作の周期を示す。図16の破線163は、平均的な手の繰返し動作の周期を示す。図16は発明者の実験データに基づくものである。このデータから、発明者は、トレッドミル200で歩行またはランニングがうまい利用者10の手の繰返し動作の周期は実線161に示すようにおおよそ一定の周期であるのに対して、上手くない利用者10の手の繰返し動作の周期は実線162に示すように周期は一定ではなく大きく変動するとの知見を得た。したがって、ランニング時に検出される時系列データ107が示す手の繰返し動作の周期を特徴量として用いた場合であっても、運動のモチベーションを維持できる制御データ108を生成することができる。
なお、ランニングがうまいか否かをフォームの変化の周期性から判断できるが、周期的な変化は、手の動きに限定されない。
〈特徴量のクラス分類〉
図17は、記憶部300に格納されるクラステーブル301の変形例を示す図である。図17のクラステーブル301は、(ランニングがうまい、ランニングが上手くない、疲労度)からなる組合せが示される。この組が示す異なる値のそれぞれに対応して、キャラクタ画像12Aの出力(表示)を制御するための情報を示すクラスA、クラスBおよびクラスCのいずれかが登録されている。図17では「ランニングがうまい」の特徴量は、図16の周期性が実線161のように略一定周期であることを示す。また「ランニングがうまくない」の特徴量は、ピッチUが閾値以下であることを示す。
図17では、組の値が(疲労していない,うまい)を示す場合はクラスAが登録され、同様に、(疲労していない,上手くない)および(疲労している,うまい)を示す場合はクラスBが登録され、(疲労している,上手くない)を示す場合はクラスCが登録される。クラスA、BおよびCの情報は図6で説明したものと同様なので、ここでは説明を繰返さない。
[実施の形態2]
実施の形態2では、利用者10は卓球を行うロボット60を相手に、卓球を実施する。ロボット60は、ラケットを回動させるための駆動部62(後述の図20を参照)を有する。図18は、実施の形態2にかかる運動インストラクションシステム1Aの構成図である。運動インストラクションシステム1A(以下、システム1Aと称する)は、ディスプレイ122を備えるロボット60、センサ50および制御コンピュータ100Aを備える。制御コンピュータ100Aは、ロボット60に内蔵されてもよく、またはロボット60の外部に備えられてもよい。その場合には、ロボット60は、外部の制御コンピュータ100Aと有線または無線により通信する。制御コンピュータ100Aは、図2に示すものと同様のハードウェア構成を有する。
(制御コンピュータ100Aの機能構成)
図19は、実施の形態2にかかる制御コンピュータ100Aの機能の構成を模式的に示す図である。図19を参照して、制御コンピュータ100Aは、センサ50から時系列データ107Aを取得する取得部130Aと、取得される時系列データ107Aが示す動きの変化量から、複数種類の運動の特徴量を検出する検出部131Aと、記憶部300Aの検索の結果に基づく制御データを生成するデータ生成部132Aとを備える。制御データは、ディスプレイ122に画像を表示するための表示データ108Aと、駆動部62を制御するための駆動データ108Bとを含む。
記憶部300Aは、クラステーブル301Aおよび制御情報群302Aが格納される。
検出部131は、時系列データ107Aを分析して、分析の結果に基づき、運動の特徴量を検出する。運動の特徴量として、たとえば運動のピッチ、疲労度、利用者10がうまいか否かのデータを検出する。
実施の形態2では、ピッチは、たとえば運動時の利用者のラケットを持った腕振りの周期を示すが、これに限定されない。また、うまいか否か、および疲労の検出方法は、実施の形態1と同様であるので、説明は繰返さない。
(ロボット60の構成)
図20は、図18のロボット60のラケットW1を回動するための構成を概略的に示す図である。ロボット60は、ラケットW1を把持して自在に回動するアーム63、アーム63を回動させるための駆動部62、および駆動部62を制御するコントローラ61を備える。ロボット60はセンサ(図示せず)により撮像し、撮像画像の解析によりボールの移動軌跡を検出する。ラケットW1の回動量(回動の角度、方向など)は、検出された移動軌跡に従い制御される。ここでは、説明を簡単にするために、ボールの移動軌跡の検出と、移動軌跡に基づくロボット60の制御についての説明は省略する。
駆動部62は、たとえばサーボモータである。アーム63は、駆動部62(サーボモータの回転軸)に接続される。図示されないエンコーダが、駆動部62に取付けられる。エンコーダは、駆動部62の動作状態を示す物理量を検出し、検出された物理量を示すフィードバック信号を生成するとともに、そのフィードバック信号をサーボドライバに相当するコントローラ61に出力する。フィードバック信号は、たとえば駆動部62のモータの回転軸の回転位置(角度)についての位置情報、その回転軸の回転速度の情報などを含む。実施の形態1においては、駆動部62(サーボモータ)の動作状態を示す物理量としてモータの回転軸の回転位置および回転速度が検出される。なお、回転位置および回転速度に加えてもしくは代わりに、加速度、変化量(移動量)、変化方向(移動方向)などを検出するようにしてもよい。
コントローラ61は、制御コンピュータ100Aから駆動データ108Bを受けるとともに、エンコーダから出力されたフィードバック信号を受ける。コントローラ61は、制御コンピュータ100Aからの駆動データ108Bおよびエンコーダからのフィードバック信号に基づいて、駆動部62を駆動する。
コントローラ61は、制御コンピュータ100Aからの駆動データ108Bに基づいて、駆動部62の動作に関する指令値を設定する。さらにコントローラ61は、駆動部62の動作が指令値に追従するように駆動部62を駆動する。具体的には、コントローラ61は、その指令値に従って、駆動部62(サーボモータ)の駆動電流を制御する。
このように、ロボット60は、アーム63に把持したラケットW1を利用者10と卓球を行う場合に、アーム63の制御量(アームを回動させるための回動角度、回動方向、回動速度など)は、コントローラ61および駆動部62を介して、制御コンピュータ100Aからの駆動データ108Bにより遠隔から可変に制御される。このように、駆動データ108Bによりアーム63の制御量を調整することができる。
(全体処理)
図21は、実施の形態2にかかる運動インストラクション処理の全体を示すフローチャートである。図22は、実施の形態2にかかるクラステーブル301Aの一例を示す図である。図21のフローチャートの処理はプログラムとして制御コンピュータ100Aの記憶部(メモリ112、ハードディスク114、メモリカード123など)に格納されている。CPU110は、記憶部からプログラムを読出し、実行する。これらフローチャートを参照して、運動インストラクション処理を説明する。
利用者10が仮想相手であるロボット60と卓球を開始すると、取得部130はセンサ50から時系列データ107Aを取得する(ステップS3)。検出部131Aは、取得部130Aからの時系列データ107Aを分析し、分析の結果に基づき、上記に述べた疲労度とうまいか否かの特徴量を検出する(ステップS5)。
データ生成部132は、検出された疲労度とうまいか否かの特徴量からなる組の値に基づき、図22のクラステーブル301Aを検索し、当該組の値に対応した情報(クラスA〜Cのいずれかの値)を読出す(ステップS9)。
次に、データ生成部132は、読出された情報(クラスの値)に基づき制御情報群302Aから当該情報に対応のアルゴリズムを読出し、実行し、表示データ108Aおよび駆動データ108Bからなる制御データを生成し出力する(ステップS11a)。ディスプレイ122には、表示データ108Aに従い動作(運動)するキャラクタ画像12Aの動画像が表示される。
CPU110は、利用者10の運動目標が達成できたか否かを判断する(ステップS13)。目標が達成したと判断されると(ステップS13でYES)、図11の処理は終了する。一方、目標は達成していないと判断されると(ステップS13でNO)、ステップS3の処理に戻り、以降の処理を同様に実施する。なお、目標は、ラリーの目標回数、または目標時間などに設定することができる。
図22を参照して、「卓球がうまい」の特徴量は、ラケットを持った腕振りの周期性が略一定周期であることを示す。また「卓球がうまくない」の特徴量は、当該周期は一定周期ではないことを示す。
図21では、組の値が(疲労していない,うまい)を示す場合はクラスA1が登録され、同様に、(疲労していない,上手くない)および(疲労している,うまい)を示す場合はクラスB1が登録され、(疲労している,上手くない)を示す場合はクラスC1が登録される。クラスA1の情報は、ボールの速度およびコース(移動軌跡)もランダムとなるように駆動データ108Bが生成されて出力される。したがって、利用者10への負荷は大きくなって、利用者10はモチベーションを維持しやすくなる。クラスB1の情報は、ボールの速度およびコース(移動軌跡)を利用者10の返球の速度およびコースにマッチするように駆動データ108Bが生成されて出力される。したがって、利用者10への負荷は調整されて、利用者10はモチベーションを維持しやすくなる。クラスC1の情報は、遅いボールを中心位置に返球するように駆動データ108Bが生成されて出力される。したがって、利用者10への負荷は小さくなって、利用者10はモチベーションを維持しやすくなる。
[実施の形態2の変形例]
実施の形態2の特徴量は、上記の疲労度,卓球がうまい等に限定されず、この変形例で示される他の特徴量であってもよい。図23は、実施の形態2の変形例を表形式で説明する図である。図24〜図26は、図23の特徴量の検出方法を模式的に示す図である。
図23を参照して、他の特徴量の種類としては、たとえば「人の成長」、「仮想相手(ロボット60)の負荷」、「エキサイトの度合い」および「笑顔度」を含む。これら特徴量の種類毎に制御データ(表示データ108A、駆動データ108B)を更新するタイミングと制御データの内容を異ならせて、利用者10の運動に対するモチベーションを維持しやすくする。
図24を参照して、「人の成長」は、ラリーの往復数に基づき検出される。ロボット60のCPU110は、上記に述べたフレーム単位の撮像画像に基づきボールの移動軌跡を検出し、検出した移動軌跡からラリーの往復数をカウントする。そして、(ラリーの往復数−閾値)>GT)の条件が成立すると判定したとき、利用者10が成長したとの特徴量を得る。なお、この閾値は、成長したと判定される毎に、(閾値=閾値+α)として更新される。また、図24は、「人の成長」の判断に用いたが、ロボット60の成長の判断に用いることもできる。
図25を参照して、「仮想相手(ロボット60)の負荷」は、駆動部62にかかるトルクに基づき検出される。ロボット60のCPU110は、駆動部62のモータのトルクを演算式に基づき定期的に算出し、ある時間MSあたりに算出されたトルクの平均値をロボット60の負荷として取得する。時間MSは、たとえば1回のラリーの開始から終了までの時間に相当する。
図26を参照して、「エキサイト度合い」は、時系列データ107Aから検出される利用者10の頭の移動量を時間MTあたりの平均値として得られる。時間MTは、たとえば1回のラリーの開始から終了までの時間に相当する。
また、「笑顔度」は、CPU110は、利用者10の撮像画像を用いて取得する。具体的には、CPU110は、撮像画像から顔画像を抽出し、抽出した顔画像とパターン画像とを照合し、照合の結果に基づき、顔画像が笑顔を示すか否かを判定する。CPU110は、1回のラリーの開始から終了までの時間において「笑顔」と判定された回数に基づき笑顔度を決定する。
図23を参照して、制御データを決定するための特徴量として「人の成長」を用いる場合には、データ生成部132Aは、ラリーが途切れるときに当該制御データを生成し出力する。この制御データに含まれる表示データ108Aは、利用者10が自己の卓球プレーの成長を確認できる画像を表示するためデータを示す。
図23を参照して、制御データを決定するための特徴量として「仮想相手(ロボット60)の負荷」を用いる場合には、データ生成部132Aは、ラリーにおいて1往復する毎に当該制御データを生成し出力する。この制御データに含まれる表示データ108Aは、利用者10が、仮想相手が苦戦していることを確認できる画像を表示するためデータを示す。
図23を参照して、制御データを決定するための特徴量として「エキサイト度合い」を用いる場合には、データ生成部132Aは、ラリーにおいて1往復する毎に当該制御データを生成し出力する。この制御データに含まれる駆動データ108Bは、エキサイト度合いが高いほど、利用者10にかかる負荷が高くなるように駆動部62を制御するデータを示す。
図23を参照して、制御データを決定するための特徴量として「笑顔度」を用いる場合には、データ生成部132Aは、たとえばラリー継続中に10秒毎に当該制御データを生成し出力する。この制御データに含まれる駆動データ108Bは、笑顔度が高いほど、利用者10にかかる負荷が高くなるように駆動部62を制御するデータを示す。
[実施の形態3]
実施の形態3では、上記の各実施の形態における処理を制御コンピュータ100,100AのCPU110に実行させるためのプログラムプログラムが提供される。このようなプログラムは、制御コンピュータ100,100Aに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカード123などのコンピュータ読み取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、制御コンピュータ100,100Aに内蔵するハードディスク114などの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、図示しないネットワークから通信インタフェイス124を介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、プログラムは、制御コンピュータ100,100AのOS(オペレーティングシステム)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、実施の形態5のプログラムに含まれ得る。
また、実施の形態3にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、実施の形態3にかかるプログラムに含まれ得る。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
[実施の形態の構成]
各実施の形態においては、利用者10の運動の仮想相手を用いて運動インストラクションを行う装置は、運動時の利用者の身体の動きの変化を取得する取得部130,130Aと、取得される動きの変化から、複数種類の動きの特徴量を検出する検出部131,131Aと、2種類以上の特徴量の値の組であって、異なる値の組のそれぞれに対応して仮想相手の出力を制御するための情報を記憶するための記憶部300,300Aと、検出部により検出された2種類以上の特徴量の値の組に対応した記憶部の情報から、仮想相手の動きを制御するための制御データを生成するデータ生成部132,132Aと、を備える。
したがって、利用者10の運動の複数種類の特徴量を用いて運動の仮想相手の動きを変化させることで、利用者10に運動へのモチベーションを与えることができる。
上記の仮想相手は、キャラクタ画像12Aを含み、動きの変化は、キャラクタ画像12Aをディスプレイ122に表示する場合の画像の変化を含む。
したがって、利用者10に対して、キャラクタ画像12Aの動きを介して運動へのモチベーションを与えることができる。
上記の仮想相手は、駆動部62を備えるロボット60を含み、制御データは、駆動部62に与える制御量を含む。したがって、利用者10はロボット60を仮想相手に運動した場合においても、運動へのモチベーションを得ることができる。
上記の2種類以上の特徴量のうちの1つは、利用者10の疲労度を含む。したがって、利用者10に対して、その疲労度に基づきモチベーションを与えることができる。
上記の2種類以上の特徴量のうちの1つは、利用者10の運動量の仮想相手の運動量との相対的な差を含む。したがって、利用者10に対して、仮想相手との運動量の相対的な差に基づきモチベーションを与えることができる。
上記の制御するための情報は、制御データを生成するためにデータ生成部132,132Aにより実行されるアルゴリズムを含む。したがって、アルゴリズムを実行することにより、利用者10に対してモチベーションを与えるよう仮想相手を制御することができる。
上記の制御するための情報は、制御データを生成するための処理に用いるパラメータの情報を含む。したがって、パラメータ情報を実行することにより、利用者10に対してモチベーションを与えるよう仮想相手を制御することができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 システム、10 利用者、12A キャラクタ画像、50 センサ、60 ロボット、61,203 コントローラ、62,202 駆動部、63 アーム、100 制御コンピュータ、106 指令、107,107A 時系列データ、108,108A 制御データ、130,130A 取得部、131,131A 検出部、132,132A データ生成部、200 トレッドミル、201 ワーキングベルト、301,301A クラステーブル、302,302A 制御情報群、C,U ピッチ、D 距離。

Claims (9)

  1. サーボモータ駆動の機器を含む運動の仮想相手を用いて運動インストラクションを行う装置であって、
    前記運動時の利用者の姿勢の経時変化を示す身体の動きの変化を取得する取得部と、
    取得される前記動きの変化から、複数種類の動きの特徴量を検出する検出部と、
    2種類以上の前記特徴量の値の組であって、異なる値の組のそれぞれに対応して前記仮想相手の出力を制御するための情報を記憶するための記憶部と、
    前記検出部により検出された前記2種類以上の特徴量の値の組に対応した前記記憶部の情報から、前記サーボモータへの指令値を含む前記仮想相手の動きを制御するための制御データを生成するデータ生成部と、を備える、運動インストラクション装置。
  2. 前記仮想相手は、画像を含み、
    前記仮想相手の動きは、前記画像を表示する場合の前記画像の変化を含む、請求項1に記載の運動インストラクション装置。
  3. 前記2種類以上の特徴量のうちの1つは、前記利用者の疲労度を含む、請求項1または2に記載の運動インストラクション装置。
  4. 前記2種類以上の特徴量のうちの1つは、前記利用者の運動量の前記仮想相手の運動量との相対的な差を含む、請求項1からのいずれか1項に記載の運動インストラクション装置。
  5. 前記制御するための情報は、前記制御データを生成するために前記データ生成部により実行されるアルゴリズムを含む、請求項1からのいずれか1項に記載の運動インストラクション装置。
  6. 前記制御するための情報は、前記制御データを生成するための処理に用いるパラメータ
    の情報を含む、請求項1からのいずれか1項に記載の運動インストラクション装置。
  7. 身体の動きを測定するセンサと、
    サーボモータ駆動の機器を含む運動の仮想相手を用いて運動インストラクションを行う装置と、を備え、
    前記装置は、
    前記センサの出力から、前記運動時の利用者の姿勢の経時変化を示す身体の動きの変化を取得する取得部と、
    取得される前記動きの変化から、複数種類の動きの特徴量を検出する検出部と、
    2種類以上の前記特徴量の値の組であって、異なる値の組のそれぞれに対応して前記仮想相手の出力を制御するための情報を記憶するための記憶部と、
    前記検出部により検出された前記2種類以上の特徴量の値の組に対応した前記記憶部の情報から、前記サーボモータへの指令値を含む前記仮想相手の動きを制御するための制御データを生成するデータ生成部と、を含む、システム。
  8. サーボモータ駆動の機器を含む運動の仮想相手を用いた運動時の利用者の姿勢の経時変化を示す身体の動きの変化を取得するステップと、
    取得される前記動きの変化から、複数種類の動きの特徴量を検出するステップと、
    2種類以上の前記特徴量の値の組であって、異なる値の組のそれぞれに対応して前記仮想相手の出力を制御するための情報を記憶する記憶部から、検出された前記2種類以上の特徴量の値の組に対応した前記記憶部の情報を検索するステップと、
    検索された情報から、前記サーボモータへの指令値を含む前記仮想相手の動きを制御するための制御データを生成するステップと、を含む、方法。
  9. サーボモータ駆動の機器を含む運動の仮想相手を用いた運動インストラクショの方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記方法は、
    運動時の利用者の姿勢の経時変化を示す身体の動きの変化を取得するステップと、
    取得される前記動きの変化から、複数種類の動きの特徴量を検出するステップと、
    2種類以上の前記特徴量の値の組であって、異なる値の組のそれぞれに対応して前記仮想相手の出力を制御するための情報を記憶する記憶部から、検出された前記2種類以上の特徴量の値の組に対応した前記記憶部の情報を検索するステップと、
    検索された情報から、前記サーボモータへの指令値を含む前記仮想相手の動きを制御するための制御データを生成するステップと、を含む、プログラム。
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