JP2001112729A - 運動強度の決定方法、健康状態判別支援装置、測定装置及び運動機器 - Google Patents

運動強度の決定方法、健康状態判別支援装置、測定装置及び運動機器

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JP2001112729A
JP2001112729A JP2000050740A JP2000050740A JP2001112729A JP 2001112729 A JP2001112729 A JP 2001112729A JP 2000050740 A JP2000050740 A JP 2000050740A JP 2000050740 A JP2000050740 A JP 2000050740A JP 2001112729 A JP2001112729 A JP 2001112729A
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physiological signal
fluctuation
load
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Hiromi Kinoshita
弘美 木下
Riichi Shiga
利一 志賀
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 健常者や糖尿病などの疾患者を問わず個人に
最適な運動強度を決定できる運動強度の決定方法を提供
する。 【解決手段】 測定開始により心電信号を検出し(ST
1)、運動負荷の制御を開始し(ST4)、心電信号の
ピーク値を検出し、心拍間隔のゆらぎのパワーを算出し
(ST5)、そのゆらぎのパワーがどのパターンに該当
するのかのパターン判定を行い(ST6)、判定したパ
ターンに応じた運動強度を決定し(ST7)、その決定
結果を表示した(ST9)後、運動負荷を減少させ、運
動者にクールダウンを行わせ(ST10)、運動負荷制
御を終了する(ST11)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個人に最適な運動
強度を決定する方法、運動から個人の健康状態を判別す
るのを支援する装置、健康状態を測定する装置、及びそ
れらの機能を備える運動機器に関する。
【0002】
【従来の技術】心拍ゆらぎのレベルによって運動強度
(運動レベル)を決定する従来技術としては、例えば次
のようなものがある。
【0003】特表平9−509877号公報によれば、
運動中の心拍数変動値に基づいて運動者の運動強度を決
定する方法が開示されている。この技術によれば、運動
強度の増加に従い心拍数変動値が単調減少するという関
係から、運動中の心拍数変動値に基づいて運動強度が決
定されるものである。
【0004】一方、本願の先願に係る特願平10−46
803号「運動機器及び体力評価方法」によれば、運動
中の心拍間隔のゆらぎに基づいて、運動者の運動強度を
推定する方法が開示されている。それによると、心拍間
隔のゆらぎのエントロピーを算出して運動強度を決定す
る場合は、図44に示すようにエントロピーの変化特性
の極小点(エントロピー変曲点AT)から運動強度が決
定され、心拍間隔のゆらぎのパワーを算出して運動強度
を決定する場合は、図45に示すようにパワーの変化特
性の収束点から運動強度が決定される。
【0005】また、心拍数変動値は、運動強度の増加に
従って減少する傾向があること、或いは心拍数から導か
れるスペクトルパワーのHI(0−0.15HZ)とL
O(0.15−1.0HZ)も、運動強度の増加に従い
減少する傾向があることが、複数の論文等から報告され
ている。
【0006】一方、糖尿病患者においては、運動中にお
ける心拍数変動の絶対値的変化が健常者に比べ顕著に小
さいことが報告されている〔公知例文献名:「安静時お
よび運動負荷時における糖尿病患者の自律神経活動」森
谷敏夫/京都大学大学院人間・環境学研究科、その他6
名〕。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の運動強度の決定方法では、健常者では特に問題ない
が、前記公知文献で報告されているように、糖尿病患者
のような単調減少しないゆらぎ変動パターンの被験者に
おいては運動強度が決められず、運動強度の決定方法が
適用できる範囲が限られてしまう。
【0008】また、上記従来の運動強度の決定方法で
は、心拍ゆらぎにより運動強度が決定されるだけであ
り、糖尿病のような病態によるゆらぎ変動パターンの違
いに着目した、運動中のゆらぎ変動パターンにより被験
者の健康状態をも検出する方法は、考案されていないの
が実情である。
【0009】本発明は、このような従来の問題点や現状
に着目してなされたもので、健常者や糖尿病などの疾患
者を問わず個人に最適な運動強度を決定できる運動強度
の決定方法、運動から健康状態を判別するのを支援する
装置、健康状態を測定する装置、及びそれらの機能を備
えた運動機器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載の運動強度の決定方法は、運
動負荷時に生理信号を非侵襲で測定し、得られた運動負
荷変化に対する生理信号に基づいて、運動負荷時におけ
る生理信号の変動パターンを判別し、判別した変動パタ
ーンに応じた適切な運動強度を決定することを特徴とす
る。定方法。
【0011】この決定方法では、運動負荷時における生
理信号の変動パターンを判別し、判別した変動パターン
に応じた適切な運動強度を決定するので、健常者は勿論
のこと、糖尿病や高血圧などの疾患者に対しても適切な
運動強度を正確に決定することができる。ここで、運動
負荷時における生理信号の変動パターンの判別は、例え
ばウォーミングアップした時、及び運動負荷の増大に伴
った予め決定した時間間隔、或いは運動負荷値間隔毎の
生理信号の変化率に基づいてパターン判別する。
【0012】請求項7記載の運動機器は、負荷可変の負
荷装置と、生理信号を非侵襲で経時的に測定する生理信
号測定手段と、この生理信号測定手段で得られた運動負
荷変化に対する生理信号に基づいて、運動負荷時におけ
る生理信号の変動パターンを判別し、判別した変動パタ
ーンに応じた適切な運動強度を決定する運動強度決定手
段とを備え、前記負荷装置の負荷は、運動強度決定手段
で決定された運動強度に相当する負荷に設定されること
を特徴とする。
【0013】この運動機器では、健常者や糖尿病や高血
圧などの疾患者に関係なく、個人に最適な運動強度で運
動を行うことができる。
【0014】請求項8記載の運動機器は、負荷可変の負
荷装置と、生理信号を非侵襲で経時的に測定する生理信
号測定手段と、この生理信号測定手段で得られた運動負
荷変化に対する生理信号に基づいて、運動負荷時におけ
る生理信号の変動パターンを判別し、判別した変動パタ
ーンに従って健康状態を判別する健康状態判別手段とを
備えることを特徴とする。
【0015】この運動機器は、運動を行うことで健康状
態をチェックできる。
【0016】請求項10記載の健康状態判別支援装置
は、生理信号を非侵襲で経時的に測定する生理信号測定
手段と、運動負荷時に前記生理信号測定手段により得ら
れた運動負荷変化に対する生理信号に基づいて、運動負
荷時における生理信号の変動パターンを判別する変動パ
ターン判別手段と、この変動パターン判別手段により判
別した変動パターンを出力する出力手段とを備えること
を特徴とする。
【0017】この支援装置では、運動負荷時における生
理信号の変動パターンを判別し、判別した変動パターン
を出力するので、健常者か、或いは糖尿病や高血圧など
の疾患に伴う自律神経の異常がないかどうかを、出力さ
れた変動パターンを知ることで判別できる。
【0018】また、請求項12記載の測定装置は、生理
信号を非侵襲で経時的に測定する生理信号測定手段と、
この生理信号測定手段で得られた運動負荷変化に対する
生理信号に基づいて、運動負荷時における生理信号の変
動パターンを判別し、判別した変動パターンに従って健
康状態を判別する健康状態判別手段と、この健康状態判
別手段で判別された健康状態を出力する出力手段とを備
えることを特徴とする。
【0019】この測定装置は、例えば自転車エルゴメー
タに組み込めば、運動することで自分の健康状態を知る
ことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
いて説明する。
【0021】図1は、本発明の運動機器の実施形態に係
る自転車エルゴメータの回路構成を示すブロック図であ
る。このエルゴメータは、心電信号を検知する心電セン
サ1と、その出力信号を増幅するプリアンプ2と、ノイ
ズを除去するためのフィルタ3と、心電信号を更に適正
なレベルまで増幅するアンプ4と、A/D変換器5と、
種々の処理を実行するCPU6と、キー入力装置7と、
運動強度や健康状態などを表示する表示器8と、回転負
荷を可変できる負荷装置9とを備える。CPU6は、運
動負荷変化に対する生理信号に基づいて、運動負荷時に
おける生理信号の変動パターンを判別し、判別した変動
パターンに応じた適切な運動強度を決定する運動強度決
定機能、判別した変動パターンに従って健康状態を判別
する健康状態判別機能などを有する。
【0022】図2は、この自転車エルゴメータの外観斜
視図である。図2において、このエルゴメータは、サド
ル11と、ハンドル12と、キー入力装置7、表示器8
及び報知器(図示せず)などを有する操作部13と、ペ
ダル14と、前脚フレーム15と、後脚フレーム16と
を備える。ハンドル12には心電検出用の一対の電極
(生理信号測定手段)17が設けられ、運動時に運動者
がハンドル12を両手で握ることで、両手と電極17が
接触し、手から心電信号が検出されるようになってい
る。
【0023】このエルゴメータでは、被験者(運動者)
がサドル11に腰掛けてペダル14を踏み、ペダル14
を回転させることによって運動を行うものである。ペダ
ル14は、運動強度の度合に応じた重みとなるように負
荷が加えられ、負荷が大きいと、ペダル14を一定数回
転させるのに、当然多くの運動量が要求される。但し、
このこと自体は周知である。
【0024】なお、図2の実施形態では、心電検出用の
電極17をハンドル12に設けてあるが、種々の変更が
可能である。例えば図3では、運動者Mの胸に一対の電
極及び送信部を備えたチェストベルト41が装着され、
ハンドル12に受信部42(図2の操作部13に相当)
が設けられている。この場合、運動者Mの胸から検出さ
れた心電信号は、無線で受信部42に送信されて処理さ
れる。
【0025】図4の実施形態は、+(プラス)、−(マ
イナス)、G(グランド)の3個の電極45,46,4
7が運動者Mの胸に貼り付けられ、有線48で本体内の
回路部に接続され、心電信号を検出する胸部誘導型のも
のである。
【0026】図5の実施形態では、心電センサに代えて
運動者Mの耳朶に脈拍センサ49が取付けられ、脈拍が
検出される。
【0027】このように構成された運動機器では、心電
センサや脈拍センサで検出された運動負荷変化に対する
生理信号に基づいて、運動負荷時における生理信号の変
動パターンが判別され、判別した変動パターンに応じた
適切な運動強度が決定され、決定された運動強度に応じ
てペダル14を漕ぐ強度が変化する。
【0028】次に、生理信号の変動パターンを判別する
方法について具体的に説明する。まず、センサにより検
出された心電信号のピーク検出を行い、RR間隔データ
(心拍の1周期)を算出する。ゆらぎのパワー (Power)
の算出は、次式(1)、 Power (n)〔ms2 〕={RR(n)−RR(n−1)}2 ・・・(1) で求められる。これは前回と今回の1周期の差を二乗し
たもので、ここでは心拍間隔のゆらぎのパワーと称して
いる。このPower データを、例えば30秒間の平均値を
15秒間隔で算出し、運動負荷の増加に対するゆらぎの
パワーの変動特性を求める。このゆらぎのパワーの変動
特性を図6及び図7に示す。図6の(a)は健常者にみ
られる標準的なパターン(パターンa)を示す。これに
よると、健常者では、或る負荷強度を越えると、ゆらぎ
のパワーが指数関数的に低下することが分かる。
【0029】一方、図6の(b)及び図7の(a),
(b)は、運動時における心拍間隔のゆらぎのパワーの
変動パターンが健常者にみられる標準的なパターンaと
異なる例を示す。図6の(b)のパターン(パターン
b)は、パターンaに比べゆらぎのパワーの絶対値が比
較的小さい場合である。パターンbは糖尿病患者や肥満
者にもみられるが、健常者にもみられるパターンであ
る。図7の(a)のパターン(パターンc)は、パター
ンaに比べゆらぎのパワーの絶対値が顕著に小さく、し
かも運動強度の増加に対するゆらぎのパワーの変動が殆
ど得られない場合である。パターンcは糖尿病患者にみ
られるパターンであり、肥満者にも多くみられる。図7
の(b)のパターン(パターンd)は、或る運動強度で
ゆらぎのパワーが激減しており、パターンaのように運
動強度の増加に従いゆらぎのパワーが指数関数的に減少
する傾向があるのとは異なる。パターンdは高血圧者に
みられたパターンである。
【0030】このように、ゆらぎのパワーの変動パター
ンは、健常者とそうでない者との間に大きな違いがあ
る。従来は、例えば減量プログラムの運動強度は予測最
大心拍数の65%程度と一律に決められているが、糖尿
病や高血圧症などの疾患者においては、健常者より軽度
の運動強度から運動を行うことが望ましいと報告されて
いる。そこで、上記変動パターンの分類を行うことによ
り、健常者にみられる標準的なパターンaには、運動強
度を予測最大心拍数の65%に決定するが、糖尿病患者
にみられるパターンcに対しては、予測最大心拍数の6
5%より低めの運動強度に決定することが好ましいので
ある。
【0031】また、本願の先願に係る先行技術では、前
記したようにゆらぎのパワーの収束点から運動強度を決
定している。しかしながら、ゆらぎのパワーのパターン
c,dでは、運動強度の増加に従うゆらぎのパワーの指
数関数的な減少傾向が得られず、運動強度を決定できな
い。そこで、上記変動パターンの分類を行うことによ
り、健常者にみられる標準的なパターンa,bには、前
記方法により決定した運動強度を決定するが、パターン
cに対しては、運動開始時(ウォーミングアップ時)か
ら健常者の収束状態にあるため、最も軽い運動強度、例
えばウォーミングアップ程度の運動強度を決定すること
とする。また、パターンdに対しては、或る運動強度で
ゆらぎのパワーが激減しているため、例えば激減する直
前の運動強度を運動強度として決定する。
【0032】次に、運動強度を決定する具体的な処理の
一例を図8〜図13のフロー図に示す。即ち、図8〜図
13のフロー図は、ゆらぎのパワーの算出後、変動パタ
ーンを判別し、判別したパターンに応じた運動強度を決
定する処理の一例を示すものである。
【0033】図8において、図1のキー入力装置7の測
定開始キーが押されると、測定が開始される。まずステ
ップ(以下、STと略す)1で、心電センサ1で心電信
号を検出し、心電センサ1からの信号が或る一定レベル
になるようにキャリブレーション動作を行う(ST
2)。このキャリブレーション動作は、CPU6からの
信号により、アンプ4でゲインを調整することで行われ
る。キャリブレーション終了後、表示器8に“測定開
始”を表示し(ST3)、負荷装置9の運動負荷制御を
開始する(ST4)。この制御としては、例えば初期負
荷値20〔w〕で2分間ウォーミングアップを行った後
に、毎分15〔w〕のRamp負荷を与える。
【0034】次いで、心電信号のピーク値を検出し、前
記算出式(1)よりゆらぎのパワーを算出する(ST
5)。算出したゆらぎのパワーに基づいてパターン判定
を行う(ST6)。
【0035】パターン判定処理は、図12に示すフロー
図のように行う。つまり、ウォーミングアップ時のゆら
ぎのパワーの絶対値の大きさ及び運動負荷の増加に対す
るゆらぎのパワーの減少率を用いて、パターンa〜dに
判別する。パターン判定及びゆらぎのパワーの収束点を
決定できない間は、ST7の判定がNoとなり、運動負
荷を漸増し(ST8)、ST5〜ST7の処理を繰り返
す。
【0036】パターンを判定すると、パターンに応じた
運動強度を決定する。即ち、パターンa又はパターンb
であれば運動強度a,bを、パターンcであれば運動強
度cを、パターンdであれば運動強度dをそれぞれ決定
する。ST7で運動強度を決定したら、その結果を表示
器8に表示する(ST9)。表示内容は、パターンに応
じた運動強度での心拍数〔bpm〕、運動負荷〔W〕、
運動負荷に対する強度表示などである。その表示例は図
9の(a)、(b)、(c)のように、表示部の液晶表
示器に「最適運」、「動強度」、「決定」と画面内を水
平スクロールしながら表示する。その後、図10の
(a)のように、心拍数表示による運動強度を表示する
ことで、被験者のその時の最適な運動強度を知らせるこ
とができるようになっている。なお、図10の(a)の
心拍数による運動強度以外に、図10の(b)、図10
の(c)のように、運動負荷〔w〕、あるいは運動強度
の運動負荷に対するレベルを複数の段階中のどの段階で
あるかにより、知らせることができる。結果表示後、運
動負荷を減少させ、運動者に所定時間(例えば1分間)
クールダウンを行わせ(ST10)、運動負荷を終了す
る(ST11)。
【0037】決定された運動強度は、そのままCPU6
内の記憶領域に記憶されており、次に負荷装置を用いて
運動を行う時には、記憶されている前記決定された運動
強度で運動をさせることができる。
【0038】運動強度決定後、決定された運動強度で引
き続き運動プログラムが実施される。このプログラムの
具体例としては、図11のイで示すように、最適運動強
度決定後、一旦、運動負荷を最適運動強度の1/2程度
まで減少させ(図11のロ)、その運動負荷での運動を
1分程度行わせた後、再び決定した最適運動強度まで上
昇させ(図11のハ)、最適運動強度で制御される運動
プログラムを実行する。
【0039】また、ここでの例は、パターンdの場合で
あるが、それ以外のパターンa〜cに対しても同様に、
被験者に最適と決定された運動強度での運動プログラム
が同じように実行される。前述では、運動強度を決定し
た後は、その結果を表示器8に表示し、クールダウンに
入るようにしていた。それ以外に、運動強度を決定した
後は、結果を表示器8に表示し、クールダウンのステッ
プに入らずに、そのまま決定された運動負荷に制御しな
がら運動させることも可能である。又は、決定された運
動強度に基づいて、各種運動プログラムである減量プロ
グラムや体力増強プログラムや運動不足解消プログラム
を実行させることが可能になる。決定された運動強度
は、その決定された時の個人個人の体調や自律神経の状
態に合った最適な運動強度であるため、適切な運動強度
での運動ができる。
【0040】図12のフロー図における運動強度a,b
(ST25)は、図13に示すように決定する。まず、
ゆらぎのパワーの収束点を決定できるかどうか判別し
(ST31)、判別できないときはリターンし、判別で
きるときはゆらぎのパワーの収束点に対応する運動負荷
を運動強度とする(ST32)。この場合の決定方法
は、図14の(c)に示すように、収束点を決定し、そ
の収束点での運動負荷を参照し〔図14の(a)〕、こ
の運動負荷をその人の運動強度と決定する。運動強度c
(ST26)は、図15に示すように、ウォーミングア
ップ時の運動強度(ここでは前記20〔w〕)とする
(ST33)。即ち、パターンcの場合は、図16に示
すように、ウォーミングアップ終了時点の運動負荷をそ
の人の運動強度とする。運動強度d(ST27)は、図
17に示すように決定する。まず、ゆらぎのパワーの収
束点を決定できるかどうか判別し(ST34)、判別で
きないときはリターンし、判別できるときは図18に示
すように、ゆらぎのパワーが激減する直前に対応する運
動負荷を運動強度とする(ST35)。
【0041】なお、パターンcに関して、前記フロー図
の例ではウォーミングアップ時の運動負荷は一定(20
〔w〕)としていたため、運動強度cを20〔w〕に決
定したが、年齢などの個人情報によりウォーミングアッ
プ時の運動負荷設定値を変えて運動した場合は、それに
応じて運動強度cの設定値を分けて決定してもよい。
【0042】その一例のフロー図を図19に示す。図1
9のフロー図では、まずキー入力装置7により入力され
た運動者の年齢が60歳以上であるか否か判定し(ST
36)、60歳よりも低年齢ならば、次に体重が40k
g以下であるか否か判定し(ST37)、40kgより
も重いときは、更に80kg以下であるか判定する(S
T38)。そして、体重が80kgよりも重いときは、
運動強度を20〔w〕に決定する(ST40)。
【0043】一方、年齢が60歳以上である場合、体重
が40kg以下である場合は、運動強度を15〔w〕に
決定する(ST41)。また、ST38で体重が80k
g以下であるときは、男性か女性か判定し(ST3
9)、男性の場合は運動強度を20〔w〕に、女性の場
合は運動強度を15〔w〕に決定する。
【0044】図8のフロー図におけるST9の結果表示
は、図20に示すような表示器8の表示部で行われる。
この表示部はLCDで構成され、上段にプログラム表示
マーク領域50、データ表示領域51、単位表示領域5
2及びプログラム表示マーク領域53を有し、下段にグ
ラフィック表示領域54を有する。
【0045】この表示部による具体的な表示例は、図2
1に示すとおりである。図21の(a)では、パターン
aと判定されて運動強度(運動レベル)が「5」に設定
された場合であり、図21の(b)では、パターンbと
判定されて運動強度が「2」に設定された場合である。
いずれも、下段のグラフィック表示領域54に運動強
度、ゆらぎのパワーのパターンが水平左方向にスクロー
ルされながら表示される。
【0046】上記実施形態は、運動負荷時における生理
信号(生理信号としては心電信号又は拍動信号の他に、
心拍数変動スペクトルのパワーの変動値でもよい)の変
動パターンを判別し、判別した変動パターンに応じた適
切な運動強度を決定する方法に係るものであるが、同様
に心拍ゆらぎの変動パターンを判別することで、運動者
の健康状態を判別することができる。つまり、ゆらぎの
パワーの変動パターンが例えば前記パターンa〜dのい
ずれに該当するのかを判定することで、運動者が健常者
か、或いは糖尿病又は高血圧の傾向があるのかどうかを
判別できる。従って、ゆらぎのパターンを図22に示す
ように出力表示すれば、自分の健康状態を知ることが可
能となる。また、心拍間隔のゆらぎのパワーの代わり
に、心拍間隔のゆらぎのエントロピーを用いてもよい。
【0047】この健康状態を判別する処理の一例を図2
3及び図24のフロー図に示す。このフロー図は、標準
的なパターンの運動レベルの決定に用いる収束点の決定
方法を示すものである。ST51〜ST55までの処理
は、図8のST1〜ST5と同様である。即ち、図1の
キー入力装置7の測定開始キーが押されると、測定が開
始される。まず、心電センサ1で心電信号を検出し(S
T51)、心電センサ1からの信号が或る一定レベルに
なるようにキャリブレーション動作を行う(ST5
2)。このキャリブレーション動作は、CPU6からの
信号により、アンプ4でゲインを調整することで行われ
る。キャリブレーション終了後、表示器8に“測定開
始”を表示し(ST53)、負荷装置9の運動負荷制御
を開始する(ST54)。この運動負荷制御としては、
例えば初期運動負荷20〔w〕で2分間ウォーミングア
ップを行った後に、毎分15〔w〕のRamp負荷を与え
る。
【0048】次いで、心電信号のピーク値を検出し、前
記算出式(1)よりゆらぎのパワーを算出する(ST5
5)。算出後、ウォーミングアップ時の2分が経過した
かどうか判定し(ST56)、まだならST55に戻
る。ウォーミングアップ終了後に2分が経過したら、S
T57がYesとなり、パワー基底値を25〔m
2 〕、傾きを6〔ms2 〕とする(ST60,6
1)。
【0049】続いて収束判定(ST58)を行う。これ
は、図25に示すゆらぎのパワーの変動特性(ゆらぎの
パワーと運動負荷との時間による変化)において、運動
負荷の増加に伴いゆらぎのパワーは減少し収束する。こ
のゆらぎのパワーの変動曲線の収束点がATポイントで
ある。ここでは、このATポイントに相当する収束判定
として、ゆらぎのパワーが予め定めた基準値を下回り、
かつ前回のパワーとの差〔Power {T(n−1)}−Po
wer {T(n)}:ゆらぎのパワーの変動曲線の傾き〕
が予め定めた基準値(パワー基底値)以下に達した場合
を、収束点と判断する。即ち、収束点と判断できない場
合は、判定NOで運動負荷を漸増し(ST59)、ST
55〜ST58の処理を繰り返す。収束点と判断できた
ら、算出した負荷値に該当する運動強度を結果として表
示器8に表示する(ST62)。結果表示後、運動負荷
を減少させ、運動者に一定時間(例えば1分間)クール
ダウンを行わせる(ST63)。その後、運動負荷制御
を終了する(ST64)。
【0050】次に、ゆらぎのパワーの変動パターン判別
処理の一例を、図28〜図39のフロー図に詳細に示
す。ここでは、例えばウォーミングアップ時におけるゆ
らぎのパワーの平均値、ウォーミングアップ終了から2
分後、3分後、4分後、5分後の各パワーを用いてパタ
ーンの判別を行う。なお、それらのフロー図において、
パターン分類に用いたゆらぎのパワーの値は図26に示
すとおりであり、分類a〜eはゆらぎのパワーでは図2
7に示す位置に該当する。また、フロー図中のパターン
に関する記号は図26に示し、パターン〜(10)は
それぞれ図40〜図43に示すパターンである。
【0051】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
るため、次の効果を有する。
【0052】請求項1〜請求項6記載の運動強度の決定
方法によれば、健常者は勿論のこと、糖尿病や高血圧な
どの疾患者に対しても適切な運動強度を正確に決定する
ことができる。
【0053】請求項7,請求項9記載の運動機器によれ
ば、健常者や糖尿病や高血圧などの疾患者に関係なく、
個人に最適な運動強度で運動を行うことができる。
【0054】請求項8,請求項9記載の運動機器によれ
ば、運動を行うことで、健康状態をチェックできる。
【0055】請求項10,請求項11記載の健康状態判
別支援装置によれば、健常者か、或いは糖尿病や高血圧
などの疾患に伴う自律神経の異常がないかどうかを、出
力された変動パターンを知ることで判別できる。
【0056】請求項12,請求項13記載の測定装置に
よれば、例えば自転車エルゴメータに組み込めば、運動
することで自分の健康状態を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の運動機器の実施形態に係る自転車エル
ゴメータの回路構成を示すブロック図である。
【図2】同自転車エルゴメータの外観斜視図である。
【図3】同自転車エルゴメータで使用される心電センサ
の別例を運動者に装着した状態を示す図である。
【図4】同自転車エルゴメータで使用される心電センサ
の更に別例を運動者に装着した状態を示す図である。
【図5】同自転車エルゴメータで使用される脈拍センサ
を運動者に装着した状態を示す図である。
【図6】運動時における心拍間隔のゆらぎのパワーの変
動パターンのパターンaを示す図(a)、及びパターン
bを示す図(b)である。
【図7】運動時における心拍間隔のゆらぎのパワーの変
動パターンのパターンcを示す図(a)、及びパターン
dを示す図(b)である。
【図8】同自転車エルゴメータの動作の一例を示すフロ
ー図である。
【図9】同自転車エルゴメータにおける最適運動強度決
定の表示例を示す図である。
【図10】同最適運動強度決定表示後の運動強度の表示
例を示す図である。
【図11】最適な運動強度での運動プログラム実行例を
説明する図である。
【図12】図8のフロー図におけるパターン判定処理を
示すフロー図である。
【図13】図12のフロー図における運動レベルa,b
の決定処理を示すフロー図である。
【図14】ゆらぎのパワーの収束点から運動強度を決定
する方法を説明する図である。
【図15】図12のフロー図における運動レベルcの決
定処理を示すフロー図である。
【図16】ゆらぎのパワーから運動強度を決定する他の
例を説明する図である。
【図17】図12のフロー図における運動レベルdの決
定処理を示すフロー図である。
【図18】ゆらぎのパワーから運動強度を決定するさら
に他の例を説明する図である。
【図19】図12のフロー図における運動レベルcの決
定処理の別例を示すフロー図である。
【図20】同自転車エルゴメータの操作部における表示
器の表示部を示す平面図である。
【図21】図20の表示部による具体的な表示例を示す
平面図である。
【図22】ゆらぎのパワーの変動パターンの表示例を示
す図である。
【図23】同自転車エルゴメータの動作の別例を示すフ
ロー図である。
【図24】図23のフロー図に続くフロー図である。
【図25】運動負荷に対するゆらぎのパワーの変動パタ
ーンを示す図である。
【図26】図28〜図39のフロー図において、変動パ
ターンのパターン判別に用いる分類表である。
【図27】図26の表における分類a〜eがゆらぎのパ
ワーのどこに位置するか示す図である。
【図28】ゆらぎのパワーの変動パターン判別処理の一
例を詳細に示すフロー図である。
【図29】図28のフロー図における処理3を示すフロ
ー図である。
【図30】図28のフロー図における処理4を示すフロ
ー図である。
【図31】図28のフロー図における分岐Bに続くフロ
ー図である。
【図32】図31のフロー図における分岐Dに続くフロ
ー図である。
【図33】図31のフロー図における分岐Eに続くフロ
ー図である。
【図34】図28のフロー図における分岐Cに続くフロ
ー図である。
【図35】図28のフロー図における処理2を示すフロ
ー図である。
【図36】図35のフロー図における分岐Gに続くフロ
ー図である。
【図37】図35のフロー図における分岐Fに続くフロ
ー図である。
【図38】図37のフロー図における分岐Iに続くフロ
ー図である。
【図39】図35のフロー図における分岐Hに続くフロ
ー図である。
【図40】図28〜図39のフロー図におけるパターン
〜を示す図である。
【図41】図28〜図39のフロー図におけるパターン
〜を示す図である。
【図42】図28〜図39のフロー図におけるパターン
〜を示す図である。
【図43】図28〜図39のフロー図におけるパターン
(10)を示す図である。
【図44】心拍間隔のゆらぎのエントロピーから運動レ
ベルを決定する場合を説明するためのグラフであり、時
間とエントロピーとの関係を示すグラフ(a)、及び時
間と負荷との関係を示すグラフ(b)である。
【図45】心拍間隔のゆらぎのパワーから運動レベルを
決定する場合を説明するためのグラフであり、時間とゆ
らぎパワーとの関係を示すグラフ(a)、及び時間と負
荷との関係を示すグラフ(b)である。
【符号の説明】
1 心電センサ(生理信号測定手段) 6 CPU(運動強度決定手段、健康状態判別手段) 8 表示器(出力手段) 9 負荷装置(負荷印加・可変手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A63B 71/06 A61B 5/04 312U Fターム(参考) 4C017 AA10 AA19 AB02 AB04 AB08 AC16 BC07 BC14 BC21 CC04 CC06 DD14 FF12 4C027 AA02 DD07 FF01 FF02 FF07 GG05 GG15 GG18 HH06 HH11 KK03 KK05

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】運動負荷時に生理信号を非侵襲で測定し、
    得られた運動負荷変化に対する生理信号に基づいて、運
    動負荷時における生理信号の変動パターンを判別し、判
    別した変動パターンに応じた適切な運動強度を決定する
    ことを特徴とする運動強度の決定方法。
  2. 【請求項2】前記運動負荷時における生理信号の変動パ
    ターンの判別は、ウォーミングアップ時、及び運動負荷
    の増大に伴った予め決定した時間間隔、或いは運動負荷
    値間隔毎の生理信号の変化率に基づいてパターン判別す
    ることを特徴とする請求項1記載の運動強度の決定方
    法。
  3. 【請求項3】前記生理信号は、心電信号又は拍動信号で
    あることを特徴とする請求項1記載の運動強度の決定方
    法。
  4. 【請求項4】前記生理信号は、心電信号により得られた
    心拍間隔のゆらぎであることを特徴とする請求項1記載
    の運動強度の決定方法。
  5. 【請求項5】前記心拍間隔のゆらぎは、心拍間隔のゆら
    ぎのパワーであることを特徴とする請求項4記載の決定
    方法。
  6. 【請求項6】前記変動パターンに応じた適切な運動強度
    の決定は、変動パターンに応じた演算方法を用いること
    を特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又は請求項
    4記載の運動強度の決定方法。
  7. 【請求項7】負荷可変の負荷装置と、生理信号を非侵襲
    で経時的に測定する生理信号測定手段と、この生理信号
    測定手段で得られた運動負荷変化に対する生理信号に基
    づいて、運動負荷時における生理信号の変動パターンを
    判別し、判別した変動パターンに応じた適切な運動強度
    を決定する運動強度決定手段とを備え、前記負荷装置の
    負荷は、運動強度決定手段で決定された運動強度に相当
    する負荷に設定されることを特徴とする運動機器。
  8. 【請求項8】負荷可変の負荷装置と、生理信号を非侵襲
    で経時的に測定する生理信号測定手段と、この生理信号
    測定手段で得られた運動負荷変化に対する生理信号に基
    づいて、運動負荷時における生理信号の変動パターンを
    判別し、判別した変動パターンに従って健康状態を判別
    する健康状態判別手段とを備えることを特徴とする運動
    機器。
  9. 【請求項9】前記生理信号は、心電信号により得られた
    心拍間隔のゆらぎであることを特徴とする請求項7又は
    請求項8記載の運動機器。
  10. 【請求項10】生理信号を非侵襲で経時的に測定する生
    理信号測定手段と、運動負荷時に前記生理信号測定手段
    により得られた運動負荷変化に対する生理信号に基づい
    て、運動負荷時における生理信号の変動パターンを判別
    する変動パターン判別手段と、この変動パターン判別手
    段により判別した変動パターンを出力する出力手段とを
    備えることを特徴とする健康状態判別支援装置。
  11. 【請求項11】前記生理信号は、心電信号により得られ
    た心拍間隔のゆらぎであることを特徴とする請求項10
    記載の健康状態判別支援装置。
  12. 【請求項12】生理信号を非侵襲で経時的に測定する生
    理信号測定手段と、この生理信号測定手段で得られた運
    動負荷変化に対する生理信号に基づいて、運動負荷時に
    おける生理信号の変動パターンを判別し、判別した変動
    パターンに従って健康状態を判別する健康状態判別手段
    と、この健康状態判別手段で判別された健康状態を出力
    する出力手段とを備えることを特徴とする測定装置。
  13. 【請求項13】前記生理信号は、心電信号により得られ
    た心拍間隔のゆらぎであることを特徴とする請求項12
    記載の測定装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2461873A4 (en) * 2009-08-04 2015-06-10 Rachel Zlobinsky SYSTEM AND METHOD FOR MONITORING HOME REHABILITATION FOR IMPACT EXPERIMENTS
KR101576526B1 (ko) * 2014-02-14 2015-12-11 부경대학교 산학협력단 재활운동 지원 장치 및 방법
KR101723404B1 (ko) * 2016-04-26 2017-04-05 (주)컨시더씨 자전거를 이용한 가상 라이딩 제공 방법
JP2018051138A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 オムロン株式会社 運動インストラクション装置、システム、方法およびプログラム

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