JP2011000191A - 運動支援装置、運動支援方法、運動支援システム、運動支援プログラム、およびその記録媒体 - Google Patents

運動支援装置、運動支援方法、運動支援システム、運動支援プログラム、およびその記録媒体 Download PDF

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崇 日比野
Nobuhiro Hama
暢宏 濱
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Abstract

【課題】ユーザに適切な運動コンテンツを提供する運動支援システムを実現する。
【解決手段】運動支援システム100では、表示装置1が運動コンテンツを再生する間、環境コントロール装置3がユーザの置かれた環境を、運動コンテンツの含む最適環境情報に合致させる。環境コントロール装置3によって環境調節されると共に、センシング装置2は、調節された環境に置かれたユーザの生体情報を検出する。表示装置1は、センシング装置2から受信したユーザの生体情報と、再生中の運動コンテンツの最適生体情報との間に一定の差がある場合に、他の運動コンテンツをサーバ装置4に要求する。サーバ装置4は、運動負荷の異なる他の運動コンテンツを選択し、表示装置1に送信する。表示装置1は、再生している運動コンテンツに換えて、サーバ装置4から受信した他の運動コンテンツを再生する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザに運動コンテンツを提供する運動支援装置、運動支援方法、運動支援プログラム、およびその記録媒体に関する。また、このような運動支援装置を含む運動支援システムに関する。
一般的に、大型フィットネスクラブでの運動は、複数人で同時におこなうことが多いため、個人に合わせた気温、湿度、および照明等の環境パラメータの提供、および個人に合わせた運動目的および強度等の運動コンテンツを利用したプログラムの提供が難しい。これに対し、気軽にできるなどの利点から、自宅でテレビなどを利用して、運動コンテンツが収録されているDVDを視聴しながらエクササイズをするリビングフィットネスユーザが増加している。しかしながら、上記のユーザは、大型フィットネスクラブでの運動と同様に、画一的なプログラムや環境でエクササイズを行なっており、個人に対して最適な運動環境や運動コンテンツを利用しているとは言えない。
このような問題を解決するために、自宅で快適に運動できる方法や、ユーザの体調に合わせて環境を制御する方法が検討されている。
例えば、特許文献1には、運動支援システムに関する技術が開示されている。特許文献1に記載の運動支援システムは、運動において、コンテンツに付随した運動負荷情報とバイタル情報とを基に、最適な運動負荷のコンテンツに変更して配信する。ユーザの運動能力や体調の変化に応じて、常に最適な運動コンテンツを提示することができるため、ユーザが効果的に運動をおこなうことができる。
なお、特許文献2には、環境の制御装置に関する技術が開示されている。特許文献2に記載の制御装置は、体温、脈拍等の生体情報や気温、湿度等の環境情報、および過去の利用情報を利用して環境や映像や音を制御することで、ある環境へと誘導することを可能にしている。ユーザの現在の体調に合わせた音や映像を提供するだけでなく、過去に経験した状態を再現することができる。
特開2006−255028号公報(平成18年9月28日公開) 特開2005−21255号公報(平成17年1月27日公開)
しかしながら、上記の従来技術では、以下のような問題がある。
特許文献1に記載の運動支援システムは、十分に快適な運動環境を実現できているとはいえない。たとえば、発汗量のように環境による影響の大きい生体情報をパラメータとして利用する運動の場合などには、適切な運動コンテンツを提供することができない。
また、特許文献2に記載の制御装置によれば、ユーザに所望の環境を提供することができるが、本制御装置は、運動中のユーザを対象としておらず、運動中に変化するユーザの生体情報をリアルタイムで環境制御に反映するものではないため、最適な運動環境を実現できるとはいえない。
そこで、本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、パーソナライズ可能な空間において、最適な運動環境および運動コンテンツを提供することにある。
本発明に係る運動支援装置は、上記の課題を解決するために、
運動の実施に最適であると予め設定された設定環境情報および設定生体情報を含む運動コンテンツを再生する再生手段と、
運動の実施に最適であると予め設定された設定環境情報および設定生体情報を含む運動コンテンツを再生する再生手段と、
上記運動コンテンツの再生中にユーザが置かれた環境の環境情報を取得する取得手段と、
上記取得手段によって取得された上記環境情報に基づいて、上記環境を上記設定環境情報の内容に合わせるように調節する調節手段と、
上記運動コンテンツの再生中であって、上記調節手段によって上記環境が調節されると共に、上記環境におけるユーザの生体情報を検出する検出手段と、
上記検出手段によって検出された上記生体情報と、上記設定生体情報との間に一定の差があるか否か判定する判定手段と、
上記判定手段によって上記一定の差があると判定された場合に、再生中の上記運動コンテンツとは負荷の異なる他の運動コンテンツを選択する選択手段とを備え、
上記判定手段によって上記一定の差があると判定された場合に、上記再生手段は、再生中の上記運動コンテンツから、上記選択手段によって選択された上記他の運動コンテンツに切り替えて再生することを特徴としている。
上記の構成において、運動支援装置は、運動の実施に最適だと予め設定された設定環境情報および設定生体情報を含む運動コンテンツを再生する。運動コンテンツの再生中、運動支援装置は、ユーザの置かれた環境の環境を測定し、測定した環境情報に基づいて、再生中の運動コンテンツの設定環境情報に合致するようにユーザの置かれた環境を調節する。
また、上記環境調節と共に、運動支援装置は、調節された環境に置かれたユーザの生体情報を検出する。検出したユーザの生体情報と、再生中の運動コンテンツの最適生体情報とを比較し、一定の差がある場合に、再生中の上記運動コンテンツとは負荷の異なる他の運動コンテンツを選択する。この場合、運動支援装置は、再生している運動コンテンツに換えて、選択した他の運動コンテンツを再生する。
すなわち、本発明に係る運動支援装置によれば、運動コンテンツを実施するために最適に調節された環境において、ユーザから生体情報を適切に取得することができる。さらに、ユーザの生体情報の変化に応じて、ユーザに提供する運動コンテンツを変更することができる。
したがって、本発明に係る運動支援装置を利用すれば、一般家庭のようなパーソナライズ可能な空間において、個人に適したコンテンツや環境での運動実現できる。その結果、自宅をユーザに最適化されたエクササイズ環境として利用することが可能となる。
(環境調節の一例)
さらに本発明に係る運動支援装置においては、上記取得手段によって取得された上記環境情報と、上記設定環境情報とを比較し、その差に応じて環境制御情報を作成する制御手段をさらに備え、
上記調節手段は、上記制御手段によって作成された上記環境制御情報に従って上記環境を調節することが好ましい。
上記構成によれば、ユーザの置かれた環境を、運動コンテンツに含まれる設定環境情報と比較し、その比較結果に基づいて、当該環境を調節するための環境制御情報を作成することができる。したがって、上記環境制御情報に基づくことによって、適切にユーザの置かれた環境を調節することができる。
(コンテンツ選択の一例)
さらに本発明に係る運動支援装置においては、上記判定手段によって、上記検出手段によって検出された上記生体情報が、上記設定生体情報よりも一定の差を有して大きいと判定された場合、上記選択手段は、再生中の上記運動コンテンツよりも負荷の小さい他の運動コンテンツを選択し、
上記判定手段によって、上記検出手段によって検出された上記生体情報が、上記設定生体情報よりも一定の差を有して小さいと判定された場合、上記選択手段は、再生中の上記運動コンテンツよりも負荷の大きい他の運動コンテンツを選択することが好ましい。
上記構成によれば、運動コンテンツの再生中、ユーザの生体情報の変化に応じて、ユーザの運動能力に合った負荷の運動コンテンツを提示することができるため、ユーザは効果的に運動を行なうことができる。
(生体情報および設定生体情報の一例)
さらに本発明に係る運動支援装置において、上記生体情報および上記設定生体情報は、上記ユーザの脈拍数、血圧、体温、発汗量、疲労度、脳波、体勢、およびバランスの少なくともいずれか1つを表すデータであることが好ましい。
上記構成によれば、脈拍数、血圧、体温、発汗量、疲労度、脳波、体勢、およびバランスなどの変化を検出することが可能となる。これらの変化に応じて、負荷の異なる運動コンテンツを提示することにより、ユーザの負担度を運動の目的に合ったものにすることができる。
(環境情報および設定環境情報の一例)
さらに本発明に係る運動支援装置において、上記環境情報および上記設定環境情報は、上記ユーザが置かれた環境の気温、湿度、照明の照度および色調、ならびに空気中の菌量の少なくともいずれか1つを表すデータであることが好ましい。
上記構成によれば、ユーザが置かれた環境の気温、湿度、照明の照度および色調、ならびに空気中の菌量などを測定することが可能となる。これらの環境情報を用いることによって、ユーザの置かれた環境を、運動コンテンツを実施するのに最適な状態に設定することができる。
(運動支援装置)
また本発明に係る運動支援方法は、上記の課題を解決するために、運動の実施に最適であると予め設定された設定環境情報および設定生体情報を含む運動コンテンツを再生する再生工程を備え、
上記再生工程において、
上記運動コンテンツの再生中にユーザが置かれた環境の環境情報を取得する取得工程と、
上記取得工程において取得された上記環境情報に基づいて、上記環境を上記設定環境情報の内容に合わせるように調節する調節工程と、
上記調節工程において上記環境が調節されると共に、上記環境におけるユーザの生体情報を検出する検出工程と、
上記検出工程において検出された上記生体情報と、上記設定生体情報との間に一定の差があるか否か判定する判定工程と、
上記判定工程において上記一定の差があると判定された場合に、再生中の上記運動コンテンツとは負荷の異なる他の運動コンテンツを選択する選択工程とを、さらに備え、
上記判定工程において上記一定の差があると判定された場合に、再生中の上記運動コンテンツから、上記選択工程において選択された上記他の運動コンテンツに切り替えて再生することを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明に係る運動支援装置と同様の作用効果を奏する。
(運動支援システム)
また、本発明に係る運動支援システムは、上記の課題を解決するために、環境調節装置と、センサ装置と、サーバ装置と、これらの各々とネットワークを介して接続可能な運動支援装置とを備え、
上記環境調節装置は、
上記運動支援装置における運動コンテンツの再生中にユーザが置かれた環境の環境情報を取得する取得手段と、
上記運動支援装置において作成された環境制御情報に従って上記環境を調節する調節手段とを備え、
上記センサ装置は、
上記運動支援装置における運動コンテンツの再生中に、上記調節手段によって上記環境が調節されると共に、上記環境におけるユーザの生体情報を検出する検出手段を備え、
上記運動支援装置は、
運動の実施に最適であると予め設定された設定環境情報および設定生体情報を含む上記運動コンテンツを再生する再生手段と、
上記取得手段によって取得された上記環境情報と上記設定環境情報とを比較し、その差に応じて上記環境制御情報を作成する制御手段と、
上記検出手段によって検出された上記ユーザの生体情報と、上記運動コンテンツに含まれる生体情報と一定の差があるか否か判定する判定手段とを備え、
上記サーバ装置は、
上記判定手段によって上記一定の差があると判定された場合に、再生中の上記運動コンテンツとは負荷の異なる他の運動コンテンツを選択する選択手段とを備え、
上記判定手段によって上記一定の差があると判定された場合に、上記再生手段は、再生中の上記運動コンテンツから、上記選択手段によって選択された上記他の運動コンテンツに切り替えて再生することを特徴としている。
上記の構成によれば、運動支援システムは、運動コンテンツを実施するために最適に調節された環境において、ユーザから生体情報を適切に取得することができる。さらに、ユーザの生体情報の変化に応じて、ユーザに提供する運動コンテンツを変更することができる。
したがって、本発明に係る運動支援システムを利用すれば、一般家庭のようなパーソナライズ可能な空間において、個人に適したコンテンツや環境での運動実現できる。その結果、自宅をユーザに最適化されたエクササイズ環境として利用することが可能となる。
(プログラムおよび記録媒体)
なお、上記運動支援装置は、コンピュータによって実現してもよい。この場合、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記運動支援装置をコンピュータにおいて実現する運動支援プログラム、およびその運動支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明に係る運動支援装置は、運動コンテンツを再生する再生手段と、ユーザの置かれた環境を運動コンテンツの含む設定環境情報の内容に合わせるように調節する調節手段と、上記調節手段によって上記環境が調節されると共に、上記環境におけるユーザの生体情報を検出する検出手段とを備えている。また、本発明に係る運動支援装置は、上記検出手段によって検出された生体情報と運動コンテンツの含む設定生体情報との間に一定の差がある場合に、再生中の運動コンテンツと負荷の異なる他の運動コンテンツを再生する。このため、ユーザの生体情報の変化に応じて、最適な運動コンテンツを適切に提示することができる。
本発明の一実施形態に係る運動支援システムの腰部構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る運動支援システムの構成を示す概略図である。 運動支援システム100における初期設定の流を示すフローチャートである。 運動支援システム100における運動開始前の処理の流を示すフローチャートである。 運動支援システム100における運動開始後の処理の流を示すフローチャートである。 運動コンテンツデータの一例を示す図である。 他の実施形態に係る表示装置の構成を示すブロック図である。 他の実施形態に係るセンシング装置の構成を示すブロック図である。 他の実施形態に係る環境コントロール装置の構成を示すブロック図である。 他の実施形態に係るサーバ装置の構成を示すブロック図である。 他の実施形態に係る運動支援システムの構成を示す概略図である。
〔実施形態1〕
本発明に係る運動支援システムの一実施形態について、図1から図8を参照して以下に説明する。
(運動支援システムの構成)
はじめに、本実施形態に係る運動支援システム100の構成について、図1および図2を参照して以下に説明する。
図1は、本発明に係る運動支援システム100の腰部構成を示すブロック図である。図2は、本発明に係る運動支援システム100の一実施形態を示す概略構成図である。
図2に示すように、運動支援システム100は、表示装置(運動支援装置)1と、センシング装置2と、環境コントロール(環境調節装置装置)3と、サーバ装置4とを含んで構成されている。
表示装置1とセンシング装置2とは、有線または無線通信により少なくともセンシング装置2から表示装置1に各種データを送信できるように構成されている。また、表示装置1と環境コントロール装置3とは、有線または無線通信により、互いの間で各種データが送受信できるように構成されている。これらの通信方式としては、例えば、Bluetooth(登録商標)、赤外線通信方式および無線LANなどの無線データ通信方式、ならびにケーブルなどを介しての有線接続方式などが挙げられる。
なお、表示装置1における他の装置との通信機能は、表示装置1内に含まれることに限定されず、セットトップボックスやホームゲートウェイのような表示機能を有さない装置に含まれていてもよい。
また、表示装置1とサーバ装置4とは、インターネットなどのネットワーク6を介して互いに接続され、データをやり取りする。
(表示装置1)
表示装置1は、通信部11、コンテンツ制御部(判定手段)13、入力部14、環境制御部(制御手段)15、表示部(再生手段)16、および記憶部17を備えている。
表示装置1は、操作装置8およびディスプレイ9に接続されている。ディスプレイ9は図示しないスピーカを備えており、音声出力機能を有する。なお、操作装置8およびディスプレイ9は、表示装置1と一体的に構成されていてもよい。表示装置1としては、例えば、テレビジョン装置などを用いることができる。
また、記憶部17は、記憶する情報の種別毎に、機器データ蓄積エリア、ユーザデータ蓄積エリア、コンテンツ蓄積エリア、生体情報蓄積エリア、および環境情報蓄積エリアに分けられる。
その他、各部材の詳細については後述する。
(センシング装置2)
センシング装置2は、通信部21、生体情報記憶部22、および生体情報測定部(検出手段)23を備えている。
生体情報測定部23は、ユーザの生体を測定する任意のセンサを少なくとも1つ含んで構成される。例えば、生体情報測定部23は、脈拍センサ、血圧センサ、体温センサなど、測定値を定量的に評価できるセンサや、活動度センサ、発汗量測定センサ、疲労度センサ、脳波センサ、人感センサ、およびバランスセンサなど、そのままでは測定値を定量的に評価できないセンサや、他の公知のセンサ等を利用することができる。
なお、そのままでは測定値を定量的な評価できないセンサについては、その測定値を定量的に評価できる指標に変換した後に、コンテンツ変更の必要性を判定すればよい。例えば、定量的な評価が難しい活動度については、加速度センサで測定した加速度を運動強度である「METS値」というように定量的に評価できる指標に変換することによって、コンテンツの変更を可能とすることができる。
センシング装置2は、ユーザの身体、特に、ユーザの指または腕など、脈拍数および血圧などのユーザの生体データを検出可能な部位に装着される装置であることが好ましい。あるいは、生体情報測定部23の各センサが、センシング装置2本体と別の装置であってもよく、この場合、生体情報測定部23の各センサが、ユーザの生体データを検出可能な部位に装着されるものであることが好ましい。
その他、各部材の詳細については後述する。
(環境コントロール装置3)
環境コントロール装置3は、通信部31、環境情報記憶部32、環境調節部(調節手段)33、および環境情報測定部(取得手段)34を備えており、パーソナライズ可能な空間に設置されることが好ましい。環境コントロール装置3としては、エアコン、空気清浄機、加湿器、および照明器具などを利用することができる。
環境情報測定部34は、ユーザの置かれた環境を測定する任意のセンサを少なくとも1つ含んで構成される。例えば、環境情報測定部34は、気温センサ、湿度センサ、照度センサ、照明の色調を検出する色味検出センサ、および空気中の菌量を検出する除菌センサや、他の公知のセンサ等を利用することができる。環境情報測定部34の各センサは、環境コントロール装置3本体と別の装置であってもよい。
環境調節部33は、実際に環境に働きかける環境調節手段として構成され、表示装置1から受信した環境制御指示に従って環境の調節を行なう。
その他、各部材の詳細については後述する。
なお、図2には1つの環境コントロール装置3が示されているが、複数の環境コントロール装置3が表示装置1に接続されていてもよい。
(サーバ装置4)
サーバ装置4は、通信部41、受信情報記憶制御部42、コンテンツ選択部(選択手段)43、認証情報生成部44およびデータベース45を備えている。データベース45は、機器データエリア、ユーザデータエリア、コンテンツ情報エリア、生体情報エリア、および環境情報エリアに分けられ、各データを記憶管理する。
その他、各部材の詳細については後述する。
(運動支援システム100の概要)
運動支援システム100では、表示装置1が運動コンテンツを再生する。上記運動コンテンツは、運動の実施に最適だと予め設定された最適環境情報(設定環境情報)および最適生体情報(設定生体情報)と関連付けられている。表示装置1が運動コンテンツを再生する間、環境コントロール装置3がユーザの置かれた環境を測定し、測定したデータを表示装置1に送信する。
表示装置1は、環境コントロール装置3から受信した環境情報と、再生中の運動コンテンツの最適環境情報とを比較し、一定の差がある場合に、ユーザの環境を最適環境情報に合致されるための環境制御情報を環境コントロール装置3に送信する。
また、表示装置1が運動コンテンツを再生する間であって、環境コントロール装置3による環境調節と共に、センシング装置2は、調節された環境に置かれたユーザの生体情報を検出し、検出したデータを表示装置1に送信する。
表示装置1は、センシング装置2から受信したユーザの生体情報と、再生中の運動コンテンツの最適生体情報とを比較し、一定の差がある場合に、運動負荷の異なる他の運動コンテンツをサーバ装置4に要求する。
サーバ装置4は、表示装置1からのコンテンツ要求に応じて、運動負荷の異なる他の運動コンテンツをデータベース45から選択し、表示装置1に送信する。表示装置1は、再生している運動コンテンツに換えて、サーバ装置4から受信した他の運動コンテンツを再生する。
すなわち、運動支援システム100によれば、運動コンテンツを実施するのに最適に調節された環境において、ユーザから生体情報を適切に取得し、この取得した生体情報の変化に応じて運動コンテンツを変更することができる。したがって、運動支援システム100は、ユーザに最適な運動環境および運動コンテンツを提供することができる。
(運動支援システム100における処理の一例)
運動支援システム100において実行される処理の一例について、図3〜図5を参照して以下に説明する。
<初期設定>
運動支援システム100における初期設定について図3を参照して説明する。図3は、運動支援システム100における初期設定の処理の流れを示すフローチャートである。初期設定では、ユーザが機器情報やユーザの個人情報等をサーバ装置4に登録する。
まず、ユーザは、表示装置1の運動コンテンツ再生用アプリケーションを起動する(ステップS101)。運動コンテンツ再生用アプリケーションが起動されると、表示装置1は、本起動が初回起動であるかであるか否か判定する(ステップS102)。
本起動が初回起動である場合、ユーザは、機器名称や機器の設置場所などの機器データを、操作装置8を操作して入力する(ステップS103)。あるいは、ステップS103において、機器が保有している機器名称や機器データを取得し、自動的に登録されてもよい。入力部14は、操作装置8から入力された機器データを受け付け、記憶部17に出力する。記憶部17は、入力された機器データを、自らの機器データ記憶エリアに記憶する(ステップS104)。
また、ユーザは、操作装置8を操作してユーザの個人情報を入力する(ステップS105)。あるいは、ステップS105において、外部機器が保有するユーザデータを利用してもよい。個人情報(ユーザデータ)としては、性別、生年月日、身長、および体重等の個人データと、運動目的等の運動用データが挙げられる。入力部14は、操作装置8から入力されたユーザデータを受け付け、記憶部17に出力する。記憶部17は、入力されたユーザデータを自らのユーザデータ記憶エリアに記憶する(ステップS106)。
なお、ユーザの個人情報を入力する際、センシング装置2にユーザの平常時の生体を測定してもよい。具体的には、センシング装置2の生体情報測定部22が、ユーザの平常時の生体を測定し、測定した情報を通信部21に出力する。通信部21は、入力された情報を表示装置1に送信する。表示装置1において通信部11が受信し、記憶部17に出力する。記憶部17は、入力されたユーザの平常時の生体情報を、他のユーザデータと共に、自らのユーザデータ記憶エリアに記憶する。
通信部11は、記憶部17に記憶された機器データおよびユーザデータをサーバ装置4に送信する(ステップS107)。ACK/NACKの受信によって送信完了が確認されない場合には再送信を行なう。
サーバ装置4において通信部41が、表示装置1から送信された機器データおよびユーザデータを受信する(S111)。この受信に応じて、受信情報記憶制御部42が、データベース45にユーザのレコードエリアを作成し、通信部41が受信した機器データおよびユーザデータを当該レコードエリアに格納する(S112)。
次いで、サーバ装置4では、認証情報生成部44が、他ユーザのユーザデータとの識別のために、IDと当該IDに対するパスワードを生成する(ステップS113)。認証情報生成部44は、生成したIDおよびパスワードを通信部41に出力し、通信部41は入力された情報を表示装置1に送信する(ステップS114)。
表示装置1において通信部11が、サーバ装置4から送信されたIDおよびパスワードを受信し、表示部16に出力する。表示部16は、入力されたIDおよびパスワードをディスプレイ9に表示して、ユーザに提示する(S107)。
これによって初期設定が完了し、以降、ユーザは、運動支援システム100による運動支援サービスを利用することができる。
<運動開始前の処理>
次に、運動開始前の処理について図4を参照して説明する。図4は、運動支援システム100の運動開始前における処理の流れを示すフローチャートである。本処理では、サーバ装置4が、表示装置1が再生するための運動コンテンツを選択する。
まず、ユーザは、表示装置1の運動コンテンツ再生用アプリケーションを起動する(ステップS201)。なお、上記初期設定に続いて処理を行なう場合には本ステップを省略してもよい。
次いでユーザは、IDおよびパスワードによる認証情報を、操作装置8を操作して入力する(ステップS202)。入力部14は、操作装置8から入力された認証情報を受け付け、通信部11に出力する。通信部11は、入力された認証情報をサーバ装置4に送信する。
サーバ装置4において通信部41が、表示装置1から送信された認証情報を受信する。これによってサーバ装置4は、IDおよびパスワードの認証を行なう(ステップS231)。
次いで、ユーザは、運動目的(または運動目標)を、操作装置8を操作して入力する(ステップS203)。入力部14は、操作装置8から入力されたユーザデータを受け付け、これによって表示装置1には運動目的が設定される。
次いで、ユーザは運動コンテンツを自動選択にするか否かを決定する(ステップS204)。自動選択にしない場合には、ユーザは、さらに操作装置8を操作し、自ら運動コンテンツの選択をおこなう(ステップS205)。ユーザは、運動コンテンツの種類および強度情報を参照して最適な運動コンテンツを選択すればよい。入力部14は、操作装置8から選択された運動コンテンツに関する情報を通信部11に出力する。通信部11は、選択された運動コンテンツのデータ取得をサーバ装置4に要求する(ステップS209)。
自動選択に決定した場合には、ユーザは、操作装置8を操作し、所望の運動コンテンツの種類を選択する(ステップS206)。例えば、ユーザが運動目的を「リラックス」に設定していた場合には、運動負荷をかけない「ヨガ」のような比較的軽い運動コンテンツが選択対象となる。入力部14は、操作装置8から選択された運動コンテンツの種類に関する情報を通信部11に出力する。
また、センシング装置2において、生体情報測定部23が、ユーザの心拍数や血圧値等の生体を測定し(ステップS241)、測定した生体情報を通信部21に出力する。通信部21は、入力された生体情報を表示装置1へ送信する(ステップS242)。センシング装置2から送信された生体情報を、表示装置1において通信部11が受信し、受信した生体情報を記憶部17に出力する。記憶部17は、入力された生体情報を自らの生体情報蓄積エリアに記憶する(ステップS207)。
また、環境コントロール装置3において、環境情報測定部34が、ユーザが置かれた環境の気温や湿度等の環境を測定し(ステップS221)、測定した環境情報を通信部31に出力する。通信部31は、入力された環境情報を表示装置1へ送信する(ステップS222)。環境コントロール装置3から送信された環境情報を、表示装置1では通信部11が受信し、受信した環境情報を記憶部17に出力する。記憶部17は、入力された環境情報を自らの環境情報蓄積エリアに記憶する(ステップS208)。
表示装置1では、通信部11は、入力された運動コンテンツの種類に関する情報、ならびに、記憶部17に記憶された生体情報および環境情報をサーバ装置4に送信する。これによって、運動コンテンツのデータ取得をサーバ装置4に要求する(ステップS209)。
サーバ装置4において通信部41が、表示装置1から送信された情報を受信し(ステップS232)、コンテンツ選択部43に出力する。コンテンツ選択部43は、入力された情報に基づいてデータベース45から運動コンテンツを選択する(ステップS233)。
運動コンテンツデータについて後述にて詳細に説明するが、運動コンテンツデータは、その運動を実施するのに最適であると予め設定された生体情報および環境情報を含んでいる。
ここで、運動コンテンツ自動選択の場合には、コンテンツ選択部43は、表示装置1から送信された運動コンテンツの種類に関する情報ならびに生体情報および環境情報を利用して、データベース45から運動コンテンツを選択する。例えば、ユーザ希望の運動コンテンツの種類に合致する運動コンテンツを参照する。さらに、運動コンテンツの含む最適生体情報として、運動開始前における平常時の最適な生体情報が設定されていれば、表示装置1から送信された生体情報と合致する最適生体情報を含む運動コンテンツを選択してもよい。また、表示装置1から送信された環境情報と合致する最適環境情報を含む運動コンテンツを選択してもよい。これらの情報はそれぞれ組み合わせて利用してもよいし、単独で利用してもよい。
コンテンツ選択部43は、選択した運動コンテンツのデータを通信部41に出力する。通信部41は、入力された運動コンテンツデータを表示装置1へ送信する(ステップS234)。
表示装置1において、通信部11が、サーバ装置4から送信された運動コンテンツデータを受信する(ステップS209)。通信部11は、受信した運動コンテンツデータを表示部16に出力する。表示部16は、入力された運動コンテンツデータをディスプレイ9に出力する(ステップS210)。これにより、ユーザは、ディスプレイ9に表示された映像や、共に出力された音に合わせて運動を開始する。
(運動コンテンツデータの一例)
データベース45における運動コンテンツデータの一例を図6に示す。図6は、運動コンテンツデータの一例を示す図である。この図に示すように、データベース45は、表示装置1に配信するために用意された複数の運動コンテンツデータを記憶している。
運動コンテンツデータは、まずコンテンツの種類((1)、(2)、(3)、・・・(n))によって分類され、さらに運動強度(負荷)(A〜C)によって分けられている。これらの運動コンテンツデータは、それぞれ時系列方向に複数のフレーム(第1フレーム〜第Nフレーム)に分けられている。ユーザは、コンテンツの種類および運動負荷に基づいて最適な運動コンテンツを選択することができる。
また、運動コンテンツデータは、最適生体情報として、脈拍数、血圧、体温、活動度、発汗量、疲労度、脳波、体勢、およびバランス等、その運動を実施するのに最適な生体情報として予め設定されたデータを含んでいる。また、最適生体情報として、運動開始前における平常時の最適な生体情報を含んでいてもよい。
同様に、運動コンテンツデータは、最適環境情報として、気温、湿度、照度、色味、および空気中の菌量等、その運動を実施するのに最適な環境情報として予め設定されたデータを含んでいる。
例えば、種類(1):ヨガ、強度C、第3フレームにおける運動コンテンツは、最適生体情報として、最適脈拍を110拍/分、その基準値を±20拍/分として設定されている。同様に、最適環境情報として、最適室温を28度、その基準値を±3℃として設定され、最適湿度を70%、その基準値を±15%として設定されている。
また、最適生体情報および最適環境情報は、運動コンテンツとは別のファイルにレコード情報として記憶されて、コンテンツと結び付けられていてもよい。
<運動開始後の処理>
次に、運動コンテンツ再生開始後における運動支援システム100の処理について図5を参照して説明する。図5は、運動支援システム100の運動コンテンツ再生開始後における処理の流れを示すフローチャートである。本処理において、表示装置1は、定期的に生体情報や環境情報を取得し、環境コントロールやコンテンツコントロールを行なう。
運動コンテンツの再生が開始すると、環境コントロール装置3における環境情報測定部34は、気温、湿度、および照度等の環境を測定する(ステップS321)。一方、センシング装置2における生体情報測定部23は、環境がユーザの心拍数、血圧値、体温、および活動度等の生体を測定する(ステップS311)。
まず、環境コントロール装置3における環境情報測定部34が、測定した生体情報を通信部31に出力し、通信部31が、入力された生体情報を表示装置1へ送信する(ステップS322)。
表示装置1において、通信部11が、環境コントロール装置3が送信した環境情報を受信し(ステップS302)、受信した環境情報を環境制御部15に出力する。環境制御部15は、入力された環境情報と、現在再生中の運動コンテンツに付随している最適環境情報とを比較し、環境コントロールが必要か否かを判定する(ステップS303)。両者の間の差分がある基準値を超えていた場合に、環境制御部15は環境コントロールが必要と判定する。
環境コントロールが必要と判定した場合、環境制御部15は、現在の環境を、再生中の運動コンテンツに付随する最適環境情報に合わせるための環境制御情報を作成し、作成した環境制御情報を通信部11に出力する。通信部11は、入力された環境制御情報を環境コントロール装置3に送信する(ステップS304)。
環境コントロール装置3において、通信部31が、表示装置1から送信された環境制御情報を受信し、環境調節部33に出力する。環境調節部33は、入力された環境制御情報にしたがって環境を調節する(ステップS323)。
次に、センシング装置2において、生体情報測定部23は、測定したユーザの生体情報を通信部21に出力し、通信部21は入力された生体情報を表示装置1へ送信する(ステップS312)。すなわち、ステップS312では、センシング装置2は、環境コントロール装置3によって調節された環境において測定したユーザの生体情報を表示装置1へ送信している。
表示装置1において、通信部11が、センシング装置2から送信された生体情報を受信し(ステップS305)、受信した環境情報をコンテンツ制御部13に出力する。コンテンツ制御部13は、入力された生体情報と、現在再生中の運動コンテンツに付随している最適生体情報とを比較し、コンテンツ変更が必要か否かを判定する(ステップS306)。両者の間の差分がある基準値を超えていた場合、現在再生中の運動コンテンツはユーザに適していない。この場合、コンテンツ制御部13はコンテンツ変更が必要であると判定する。
コンテンツ変更が必要であると判定したとき、コンテンツ制御部13は、運動コンテンツの強度をユーザに適するように変更するためのコンテンツ変更要求を作成し、通信部11に出力する。通信部11は、入力されたコンテンツ変更要求をサーバ装置4に送信する。(ステップS307)。
サーバ装置4において、通信部41が、表示装置1から送信されたコンテンツ変更要求を受信し(ステップS331)、コンテンツ選択部43に出力する。コンテンツ選択部43は、入力されたコンテンツ変更要求に従って、強度の異なる運動コンテンツを選択する(ステップS332)。このとき、同じ種類の運動コンテンツから強度の異なるものを選択すればよい。
コンテンツ選択部43は、選択した運動コンテンツのデータを通信部41に出力する。通信部41は、入力された運動コンテンツデータを表示装置1へ送信する(ステップS333)。
表示装置1において、通信部11が、サーバ装置4から送信された運動コンテンツを受信する(ステップS308)。通信部11は、受信した運動コンテンツデータを表示部16に出力する。表示部16は、再生中の運動コンテンツから、入力された運動コンテンツに切り替えて、当該運動コンテンツをディスプレイ9に出力する(ステップS309)。これにより、運動コンテンツの変更が行なわれる。
運動支援システム100における各装置は、運動コンテンツの再生が終了する(ステップS310)まで、以上の処理を繰り返しおこなう。
(本実施形態の利点)
以上のように、環境コントロール装置3は、ユーザの置かれた環境を、再生される運動コンテンツに付随する最適環境情報にマッチするよう調節する。また、センシング装置2は、環境コントロール装置3によって調節された環境においてユーザの生体を測定する。したがって、表示装置1は、ユーザの適切な生体情報に基づいて、ユーザにとって最適な運動コンテンツを提供することができる。
(環境制御の変形例)
なお、環境制御を行なうタイミングは、環境測定情報と運動コンテンツに付随する最適環境情報との差分がある基準値を超えていた場合に限定されない。例えば、一定時間毎に行ってもよいし、ユーザが希望するときにおこなってもよい。
(運動コンテンツ読み出しの例)
コンテンツ選択部43は、データベースから選択した運動コンテンツを読み出す際、運動コンテンツのフレーム全てを読み出さずに、時間軸で分割された第1フレームのみを読みだしてもよい。これによってフレームごとに毎回運動コンテンツを取得する必要はあるが、一度に取得するデータの容量が削減されるため、効率的にデータの取得が可能となる。
(環境制御および運動コンテンツデータ変更の一例)
環境制御および運動コンテンツデータ変更の一例について詳細に説明する。
表示装置1は、環境コントロール装置3から環境情報を受信すると、環境制御部15が、環境コントロール装置3から送信された環境情報と、運動コンテンツに付随する最適環境情報とがマッチしているか否かを照合する。環境情報がマッチしていなければ、表示装置1は、環境制御部15の作成した環境調節情報を環境コントロール装置3に送信する。環境コントロール装置3の環境調節部33は当該環境調節情報に従って、最適環境情報にマッチするように環境を調節する。
例えば、環境コントロール装置3が加湿器であり、表示装置1が最適環境情報として湿度60%±10%が付随しているヨガコンテンツを再生しているとする。このとき環境コントロール装置3の環境情報測定部34が、部屋の湿度が40%であると測定した場合、この測定値は最適環境情報の基準値からはずれている。このため、環境コントロール装置3から環境情報を受信した表示装置1において、環境制御部15は、加湿を行なう内容の環境制御情報を作成し、環境コントロール装置3に当該環境制御情報を送信する。環境コントロール装置3の環境調節部33は、上記環境制御情報に従って、上記コンテンツの最適環境情報にマッチするように環境をコントロールする。
環境情報がマッチしている場合、表示装置1では、コンテンツ制御部13が、センシング装置2から送信された生体情報と、ユーザ所望の運動コンテンツに付随する生体情報とがマッチしているか否か照合する。生体情報がマッチしていなければ、その運動コンテンツを利用して運動を行なう状態は、ユーザにとって快適な状態であるとは言えないため、運動コンテンツを変更するようサーバ装置4に要求する。
例えば、ユーザが、最適生体情報として、血圧値が平常時±20、脈拍数が平常値±20であるデータを付随するヨガコンテンツフレームを選択していたとする。センシング装置2から取得したユーザの血圧値が平常時+20よりも大きい場合、またはユーザの脈拍値が平常時+20よりも大きい場合、再生中の運動コンテンツはユーザにとって負担が大きいものである。この場合、コンテンツ制御部13は、現在再生中のものよりも強度の小さな運動コンテンツを選択するようにという内容のコンテンツ変更要求を作成し、サーバ装置4に送信する。
または、センシング装置2から取得したユーザの血圧値が平常時−20よりも小さい場合、またはユーザの脈拍値が平常時−20よりも小さい場合、再生中の運動コンテンツはユーザにとって負担が軽いものである。この場合、コンテンツ制御部13は、現在再生中のものよりも強度の大きな運動コンテンツを選択するようにという内容のコンテンツ変更要求を作成し、サーバ装置4に送信する。
サーバ装置4のデータベース45では、図6に示すように、各種類の運動コンテンツについて、運動開始から終了までの時系列で複数のコンテンツフレームが並べられている。サーバ装置4のコンテンツ選択部43は、コンテンツ変更要求に応じて、現在再生中の運動コンテンツと同じ種類の同じフレームから、適した強度の運動コンテンツを選択することが好ましい。
ただし、ユーザが種類または強度を指定して運動コンテンツを選択する場合には、コンテンツを変更しないように設定することも可能とする。
(表示装置1の構成の変形例)
本実施形態において、表示装置1は、図11に示すように、サーバ装置4が有する機能を兼ね備えることができる。具体的には、表示装置1は、受信情報記憶制御部42、コンテンツ選択部43、認証情報生成部44およびデータベース45を備えることができる。これにより表示装置1は、運動コンテンツデータやユーザデータを自らが管理し、必要に応じて運動コンテンツを選択して取り出し、再生することができる。
また、表示装置1は、センシング装置2の有する生体情報測定部23や、環境コントロール装置3の有する環境情報測定部34および環境調節部33を兼ね備えてもよい。
すなわち、本発明は、運動支援システム100の構成に限定されることなく、表示装置1単体としても実現できる。
〔実施形態2〕
第2の実施形態において、運動支援システム100の各装置は、図7〜図10に示すように構成してもよい。
(表示装置1a)
表示装置1aの構成について、図7を参照して以下に説明する。
図7は、表示装置1aの構成を示すブロック図である。図7に示すように、表示装置1aは、制御部101、ならびに、制御部101に接続されている、プログラムメモリ102、データメモリ103、センシング装置通信インターフェース(センシング装置通信I/F)104、環境コントロール装置通信インターフェース(環境コントロール装置通信I/F)105、サーバ装置通信インターフェース(サーバ装置通信I/F)106、および入出力インターフェース(入出力I/F)107を含んで構成されている。
プログラムメモリ102には、コンテンツ再生プログラム102a、コンテンツ制御プログラム102b、および環境制御プログラム102cが格納されている。コンテンツ再生プログラム102aは、表示装置1aにおける各ブロックが初期設定等から運動コンテンツ再生までの処理を行なうように、制御部101を機能させるためのプログラムである。コンテンツ制御プログラム102bは、第1実施形態に記載のコンテンツ制御部13として、制御部101を機能させるためのプログラムである。環境制御プログラム102cは、第1実施形態に記載の環境制御部15として、制御部101を機能させるためのプログラムである。
制御部101としては、例えば中央処理ユニット(CPU:Central Processing Unit)などの装置を用いることができる。
センシング装置通信I/F104は、センシング装置2aからデータを受信するためのインターフェースである。制御部101は、センシング装置通信I/Fを介して、センシング装置2から生体情報を受信できる。
環境コントロール装置通信I/F105は、環境コントロール装置3aとの間でデータの送受信を行なうためのインターフェースである。制御部101は、環境コントロール装置通信I/F105を介して、環境コントロール装置3から環境情報を受信したり、環境コントロール装置3に環境制御情報を送信したりすることができる。
サーバ装置通信I/F16は、サーバ装置4aとの間で通信を行なうためのインターフェースである。制御部101は、サーバ装置通信I/F16を介して、サーバ装置4aから運動コンテンツデータを受信したり、サーバ装置4aにコンテンツ変更情報を送信したりすることができ、また、ユーザデータやIDおよびパスワードによる認証情報等をやりとりすることができる。
入出力I/F107は、ユーザが情報を入力したり、運動コンテンツをユーザに提供したりするためのインターフェースである。入出力I/F107には、テンキーなどの入力手段を有する入力部107a、および、ディスプレイなどの表示手段やスピーカなどの音声出力手段を有する出力部107bが接続されている。制御部101は、入出力I/F107を介して、入力部107aにおいて入力された個人データや運動設定情報等のデータを取り込んだり、運動コンテンツやユーザに提示するための情報などを出力部107bに出力したりすることができる。
データメモリ103は、種々のデータを記憶するための記憶装置である。データメモリ103としては、例えば、ハードディスク、フラッシュメモリ、RAMなどを用いることができる。
データメモリ103は、機器データ蓄積エリア103a、ユーザデータ蓄積エリア103b、コンテンツ蓄積エリア103c、生体情報蓄積エリア103d、および環境情報蓄積エリア103eを含んでいる。機器データ蓄積エリア103aには、機器名称および機器の設置場所などの情報(データ)が格納される。ユーザデータ蓄積エリア103bには、ユーザの個人データおよび運動用データが格納される。これらのユーザデータは、ユーザが入力部107aを介して入力する情報である。コンテンツ蓄積エリア103cには、サーバ装置4aから送信された運動コンテンツデータが順次格納される。生体情報蓄積エリア103dには、センシング装置2aから送信された生体情報が順次格納される。環境情報蓄積エリア103eには、環境コントロール装置3aから送信された環境情報が順次格納される。
(センシング装置2a)
センシング装置2aの構成について、図8を参照して以下に説明する。
図8は、センシング装置2aの構成を示すブロック図である。図8に示すように、センシング装置2aは、制御部201、ならびに制御部201に接続された測定部(検出手段)202、通信I/F204、およびメモリ203を備えている。
測定部202は、脈拍センサ202a、血圧センサ202b、体温センサ202c、および活動度センサ202d等の生体を測定するセンサを含んで構成される。各センサは、ユーザの生体情報(脈拍数、血圧、体温、および活動度等)を測定する。なお、各センサは、センシング装置2a本体とは別の装置であってもよい。この場合、各センサはセンシング装置2aにおける通信I/F204と直接通信してもよい。
メモリ203は、表示装置1に送信する生体情報を、送信するまで一時的に記憶するためのものである。
通信I/F204は、表示装置1aにデータを送信するためのインターフェースである。制御部201は、センシング装置2aにおける各動作を制御し、測定部202の各センサによって検出した生体情報を、通信I/F204を介して表示装置1aに送信する。
(環境コントロール装置3a)
環境コントロール装置3aの構成について、図9を参照して以下に説明する。
図9は、環境コントロール装置300の構成を示すブロック図である。図9に示すように、環境コントロール装置3aは、制御部301、ならびに制御部301に接続された測定部(取得手段)302、メモリ303、環境コントロール部(調節手段)304、および通信I/F305を備えている。
測定部303は、気温センサ302a、湿度センサ302b、照度センサ303c等の環境を測定するセンサを含んで構成される。各センサは、ユーザの置かれた環境情報(気温、湿度、および照度等)を測定する。なお、各センサは、環境コントロール装置3a本体とは別の装置であってもよい。この場合、各センサは環境コントロール装置3aにおける通信I/F305と直接通信してもよい。
メモリ303は、表示装置1に送信する環境情報を、送信するまで一時的に記憶するためのものである。
通信I/F305は、表示装置1aとの間で通信を行なうためのインターフェースである。
制御部301は、環境コントロール装置3aにおける各動作を制御する。具体的には、制御部301は、測定部302の各センサによって検出された環境情報を、通信I/F305を介して表示装置1aに送信する。また、制御部301は、通信I/F305を介して表示装置1aから環境制御情報を受信し、受信した環境制御情報を環境コントロール部304に出力する。
環境コントロール部304は、実施形態1の環境調節部33と同様、実際に環境に働きかける環境調節手段を含んで構成され、表示装置1aから受信した環境制御指示に従って環境の調節を行なう。
(サーバ装置4a)
サーバ装置4aの構成について、図10を参照して以下に説明する。
図10は、サーバ装置4の構成を示すブロック図である。図10に示すように、サーバ装置4aは、制御部401、ならびに制御部401に接続されたプログラムメモリ402、データベース403、および通信I/F404を備えている。
プログラムメモリ420には、受信情報記憶制御プログラム402a、認証情報制御プログラム402b、ならびにコンテンツ選択プログラム402cが格納されている。受信情報記憶制御プログラム402aは、第1実施形態に記載の受信情報記憶制御部402として、制御部401を機能させるためのプログラムである。認証情報制御プログラム402bは、第1実施形態に記載の認証情報生成部44として、制御部401を機能させるためのプログラムである。コンテンツ選択プログラム402cは、第1実施形態に記載のコンテンツ選択部43として、制御部401を機能させるためのプログラムである。
制御部401としては、例えば中央処理ユニット(CPU:Central Processing Unit)などの装置を用いることができる。
通信I/F404は、表示装置1aとの間でデータの送受信を行なうためのインターフェースである。制御部401は、通信I/F404を介して、表示装置1aからコンテンツ変更情報を受信したり、表示装置1aに運動コンテンツデータを送信したりすることができ、また、ユーザデータやIDおよびパスワードによる認証情報等をやりとりすることができる。
また、データベース403は、機器データエリア403a、ユーザデータエリア403b、コンテンツ情報エリア403c、生体情報エリア403d、および環境情報エリア403eを備えている。
機器データエリア403aには、ホームID、機器名称、および設置場所などのデータが記憶管理される。
ユーザデータエリア403bには、ユーザID、ホームID、パスワード、生年月日、性別、伸長、体重、運動目的、運動履歴、平常時の脈拍、および平常時の血圧などのデータが記憶管理される。
コンテンツ情報エリア403cには、表示装置1に配信するために用意された複数の運動コンテンツデータが記憶されている。また、コンテンツ情報エリア403cには、運動コンテンツに付随する、コンテンツID、コンテンツ名称、種類、強度、時間、概要、およびURLなどのデータが記憶管理される。
環境情報エリア403eには、ホームID、気温、湿度、および照度などのデータが記憶管理される。
以上のように構成された運動支援システム100aにおける処理の流れは、第1の実施形態において説明したものと同様である。
(付記事項)
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
最後に、表示装置1(および表示装置1a)に含まれている各ブロックは、ハードウェアロジックによって構成すればよい。または、次のように、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち表示装置1は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU、この制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記制御プログラムを実行可能な形式に展開するRAM(Random Access Memory)、および、上記制御プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)を備えている。
この構成により、本発明の目的は、所定の記録媒体によっても達成できる。この記録媒体は、上述した機能を実現するソフトウェアである表示装置1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録していればよい。表示装置1にこの記録媒体を供給する。これにより、コンピュータとしての表示装置1(またはCPUやMPU)が、供給された記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し、実行すればよい。
プログラムコードを表示装置1に供給する記録媒体は、特定の構造または種類のものに限定されない。すなわちこの記録媒体は、たとえば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などとすることができる。
また表示装置1は、通信ネットワークと接続可能に構成しても、本発明の目的を達成できる。この場合、上記のプログラムコードを、通信ネットワークを介して表示装置1に供給する。この通信ネットワークは、表示装置1にプログラムコードを供給できるものであればよく、特定の種類または形態に限定されない。たとえば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等であればよい。
この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な任意の媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。たとえば、IEEE1394、USB(Universal Serial Bus)、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、般家庭のようなパーソナライズ可能な空間において、ユーザに運動コンテンツを提供する運動支援システムに広く利用可能である。
1、1a 表示装置(運動支援装置)
2、2a センシング装置
3、3a 環境コントロール装置
4、4a サーバ装置
8 操作装置
9 ディスプレイ
11 通信部
13 コンテンツ制御部(判定手段)
14 入力部(入力手段)
15 環境制御部(制御手段)
16 表示部(再生手段)
17 記憶部
21 通信部
22 生体情報記憶部
23 生体情報測定部(検出手段)
31 通信部
32 環境情報記憶部
33 環境調節部(調節手段)
34 環境情報測定部(取得手段)
41 通信部
43 コンテンツ選択部(選択手段)
45 データベース

Claims (9)

  1. 運動の実施に最適であると予め設定された設定環境情報および設定生体情報を含む運動コンテンツを再生する再生手段と、
    上記運動コンテンツの再生中にユーザが置かれた環境の環境情報を取得する取得手段と、
    上記取得手段によって取得された上記環境情報に基づいて、上記環境を上記設定環境情報の内容に合わせるように調節する調節手段と、
    上記運動コンテンツの再生中であって、上記調節手段によって上記環境が調節されると共に、上記環境におけるユーザの生体情報を検出する検出手段と、
    上記検出手段によって検出された上記生体情報と、上記設定生体情報との間に一定の差があるか否か判定する判定手段と、
    上記判定手段によって上記一定の差があると判定された場合に、再生中の上記運動コンテンツとは負荷の異なる他の運動コンテンツを選択する選択手段とを備え、
    上記判定手段によって上記一定の差があると判定された場合に、上記再生手段は、再生中の上記運動コンテンツから、上記選択手段によって選択された上記他の運動コンテンツに切り替えて再生することを特徴とする運動支援装置。
  2. 上記取得手段によって取得された上記環境情報と、上記設定環境情報とを比較し、その差に応じて環境制御情報を作成する制御手段をさらに備え、
    上記調節手段は、上記制御手段によって作成された上記環境制御情報に従って上記環境を調節することを特徴とする請求項1に記載の運動支援装置。
  3. 上記判定手段によって、上記検出手段によって検出された上記生体情報が、上記設定生体情報よりも一定の差を有して大きいと判定された場合、上記選択手段は、再生中の上記運動コンテンツよりも負荷の小さい他の運動コンテンツを選択し、
    上記判定手段によって、上記検出手段によって検出された上記生体情報が、上記設定生体情報よりも一定の差を有して小さいと判定された場合、上記選択手段は、再生中の上記運動コンテンツよりも負荷の大きい他の運動コンテンツを選択することを特徴とする請求項1または2に記載の運動支援装置。
  4. 上記生体情報および上記設定生体情報は、上記ユーザの脈拍数、血圧、体温、発汗量、疲労度、脳波、体勢、およびバランスの少なくともいずれか1つを表すデータであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の運動支援装置。
  5. 上記環境情報および上記設定環境情報は、上記ユーザが置かれた環境の気温、湿度、照明の照度および色調、ならびに空気中の菌量の少なくともいずれか1つを表すデータであることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の運動支援装置。
  6. 運動の実施に最適であると予め設定された設定環境情報および設定生体情報を含む運動コンテンツを再生する再生工程を備え、
    上記再生工程において、
    上記運動コンテンツの再生中にユーザが置かれた環境の環境情報を取得する取得工程と、
    上記取得工程において取得された上記環境情報に基づいて、上記環境を上記設定環境情報の内容に合わせるように調節する調節工程と、
    上記調節工程において上記環境が調節されると共に、上記環境におけるユーザの生体情報を検出する検出工程と、
    上記検出工程において検出された上記生体情報と、上記設定生体情報との間に一定の差があるか否か判定する判定工程と、
    上記判定工程において上記一定の差があると判定された場合に、再生中の上記運動コンテンツとは負荷の異なる他の運動コンテンツを選択する選択工程とを、さらに備え、
    上記判定工程において上記一定の差があると判定された場合に、再生中の上記運動コンテンツから、上記選択工程において選択された上記他の運動コンテンツに切り替えて再生することを特徴とする運動支援方法。
  7. 環境調節装置と、センシング装置と、サーバ装置と、これらの各々とネットワークを介して接続可能な運動支援装置とを備え、
    上記環境調節装置は、
    上記運動支援装置における運動コンテンツの再生中にユーザが置かれた環境の環境情報を取得する取得手段と、
    上記運動支援装置において作成された環境制御情報に従って上記環境を調節する調節手段とを備え、
    上記センシング装置は、
    上記運動支援装置における運動コンテンツの再生中であって、上記調節手段によって上記環境が調節されると共に、上記環境におけるユーザの生体情報を検出する検出手段を備え、
    上記運動支援装置は、
    運動の実施に最適であると予め設定された設定環境情報および設定生体情報を含む上記運動コンテンツを再生する再生手段と、
    上記取得手段によって取得された上記環境情報と上記設定環境情報とを比較し、その差に応じて上記環境制御情報を作成する制御手段と、
    上記検出手段によって検出された上記ユーザの生体情報と、上記運動コンテンツに含まれる生体情報と一定の差があるか否か判定する判定手段とを備え、
    上記サーバ装置は、
    上記判定手段によって上記一定の差があると判定された場合に、再生中の上記運動コンテンツとは負荷の異なる他の運動コンテンツを選択する選択手段とを備え、
    上記判定手段によって上記一定の差があると判定された場合に、上記再生手段は、再生中の上記運動コンテンツから、上記選択手段によって選択された上記他の運動コンテンツに切り替えて再生することを特徴とする運動支援システム。
  8. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の運動支援装置を動作させる運動支援プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるための運動支援プログラム。
  9. 請求項8に記載の運動支援プログラムを記録しているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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