JP2004357972A - 機器制御方法および機器制御システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ユーザー1の心拍数が高く、活性度が高いと、照明装置10Aによる照明の明度が高くなり、これに応答して、音響出力装置30Aでは、テンポの速い楽曲が再生出力され、かつその出力音量が大きくなるとともに、空調装置30Bによる空調の温度が低くなる。さらに、音響出力装置30Aの出力音量が大きくなることに応答して、ロボット50Aの動きが大きくなり、音響出力装置30Aでテンポの速い楽曲が再生出力されることに応答して、映像出力装置50Bで再生表示される映像のコントラストが高くなる。
【選択図】 図9
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、人の生体情報に基づいて、機器を制御し、室内環境などの人の周辺環境を制御する方法およびシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
人の生体情報に基づいて、機器を制御し、周辺環境を制御することが考えられている。
【0003】
具体的に、特許文献1(特許第2816799号公報)には、人の居室環境を快適に保つ環境制御方法として、居室環境内の人の動きを時系列データとして検出し、その時系列データから、居室環境内の人の動きに生じるカオスまたは揺らぎを抽出し、そのカオスまたは揺らぎによってアクチュエータを駆動して、電気ストーブやエアコンなどの機器を制御する方法が示されている。
【0004】
また、特許文献2(特開2003−30336号公報)には、健康管理システムとして、ユーザー側で、ユーザーの血圧や心拍数などのバイタル情報を測定して、ホームサーバを介して病院の端末装置に送り、病院の端末装置で、そのバイタル情報を分析し、ユーザーの体調に合わせたコントロールプログラムを作成して、ホームサーバに送り、ホームサーバが、そのコントロールプログラムに従って、ホームサーバに接続されたエアコンやテレビ受信機などの複数のホーム家電を一括集中的に制御するシステムが示されている。
【0005】
【特許文献1】
特許第2816799号公報。
【特許文献2】
特開2003−30336号公報。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1または特許文献2に記載された方法では、人の居室環境を快適に保ち、または人の健康を維持するように、機器を制御するため、ユーザーとユーザー周辺環境との間にエンターテインメント性を得ることはできない。
【0007】
また、特許文献2に示されたような、制御機器によって複数の被制御機器を一括集中的に制御する方法では、制御機器としては、複数の被制御機器を一括集中的に制御する構成としなければならず、被制御機器を変更または追加する場合には、制御機器の構成も変更する必要があるとともに、それぞれの被制御機器としても、定められた制御機器によって制御されるものに限られてしまうため、システムの変更や拡張を容易に行うことができない。
【0008】
そこで、この発明は、ユーザーとユーザー周辺環境との間にエンターテインメント性を付与し、エンターテインメント性を持ったユーザー周辺環境を創出することができるとともに、システムの変更や拡張を容易に行うことができるようにしたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明の機器制御方法は、
人の生体情報に基づいて、人が受容可能な感覚を呈示する工程と、
この感覚を計測し、その計測結果に基づいて、人が受容可能な感覚を呈示する工程と、
を備えるものである。
【0010】
また、この発明の機器制御方法は、
人の生体情報に基づいて、人が受容可能な感覚を呈示する工程と、
この感覚を計測し、その計測結果に基づいて、機器を制御する工程と、
を備えるものである。
【0011】
また、この発明の機器制御方法は、
人の生体情報に基づいて、環境調整機器を制御する工程と、
この環境調整機器によって調整された環境を計測し、その計測結果に基づいて、人が受容可能な感覚を呈示する工程と、
を備えるものである。
【0012】
また、この発明の機器制御方法は、
人の生体情報に基づいて、環境調整機器を制御する工程と、
この環境調整機器によって調整された環境を計測し、その計測結果に基づいて、前記環境調整機器とは別の機器を制御する工程と、
を備えるものである。
【0013】
上記の構成の、この発明の機器制御方法では、ユーザーの生体情報に基づいて、(1)第1段の機器が照明や音響などを呈示し、これを受けて第2段の機器が音響や照明などを呈示する、(2)第1段の機器が照明や音響などを呈示し、これによってロボットや空調装置などの第2段の機器が制御される、(3)第1段として空調装置などの環境調整機器が制御され、これを受けて第2段の機器が音響や照明などを呈示する、(4)第1段として空調装置などの環境調整機器が制御され、これによってロボットなどの第2段の機器が制御される、というように、ユーザーとユーザー周辺環境との間にエンターテインメント性が付与され、エンターテインメント性を持ったユーザー周辺環境が創出される。
【0014】
しかも、制御機器によって複数の被制御機器を一括集中的に制御するのではなく、第1段の制御を受けて第2段の制御が実行されるというように連鎖的な制御が実行されるので、例えば上記(1)の場合に、第2段の機器を、例えば、第1段の機器による照明の呈示を受けて音響を呈示する機器から、第1段の機器による照明の呈示を受けて香りを呈示する機器に変更することによって、第1段の機器に何ら手を加えることなくシステムを変更することができる。
【0015】
また、例えば上記(1)の場合に、例えば、第1段の機器による照明の呈示を受けて音響を呈示する第2段の機器にパラレルに、第1段の機器による照明の呈示を受けて映像を呈示する第2段の機器を追加し、または、第1段の機器による照明の呈示を受けて音響を呈示する第2段の機器にシリアルに、この第2段の機器による音響の呈示を受けて映像を呈示する第3段の機器を追加することによって、既存の機器に何ら手を加えることなくシステムを拡張することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
〔機器制御システムおよび機器制御方法の一例:図1〜図8〕
図1に、この発明の機器制御システムの一例を示す。
【0017】
この例の機器制御システムは、マスター機器10、一次スレーブ機器30および二次スレーブ機器50によって構成される。
【0018】
マスター機器10は、生体センサ11を備え、その生体センサ11は、ユーザー1の身体に直接、取り付けられ、あるいは、ユーザー1が身に付ける器具や衣服、またはユーザー1が座る椅子やソファなどの、ユーザー1の頭部、胸部、背中、手足などが接触または近接する部分に取り付けられて、ユーザー1の心拍、脈拍、血圧、呼吸、脳波、脳磁図、MV(マイクロバイブレーション)、皮膚発汗、皮膚抵抗、筋電位、体表面温度、瞳孔径などの生理的・生化学的な反応、またはユーザー1の体動(身体動作)を、ユーザー1の生体情報として計測するものである。
【0019】
室内の天井や壁面の上部などに設置されて、ユーザー1の体動(身体動作)を検出する、ビデオカメラなどのセンサも、生体センサ11の一つである。
【0020】
マスター機器10では、この生体センサ11からの生体情報が、処理制御部20で処理されて、処理制御部20から、ユーザー1の活性度、覚醒度、集中度、リラックス度、ストレス度、疲労度、不快度(逆の指標としては快適度)などを示す信号が得られ、この例では、その信号が感覚呈示デバイス13に供給される。
【0021】
例えば、生体情報が心拍数(心拍の間隔)である場合、心拍数が多いほど活性度や覚醒度が高く、心拍数が少ないほどリラックス度が高い、と言える。また、例えば、生体情報が体動である場合、体動が大きいほど活性度が高く、体動が小さいほどリラックス度または集中度が高い、と言える。
【0022】
感覚呈示デバイス13は、視覚、聴覚、嗅覚など、人が受容(感知)可能な感覚を呈示するもので、マスター機器10として、照明装置、音響出力装置、香り発生装置、映像出力装置などを構成するものである。
【0023】
空調装置も、温度や湿度など、人が受容可能な感覚を呈示するが、ここでは、空調装置は、人の周辺環境(室内環境)を調整する機器とする。また、香り発生装置は、人の周辺環境を調整する機器とも言えるが、ここでは、感覚を呈示する機器とする。
【0024】
感覚呈示デバイス13は、処理制御部20から供給される信号のレベルや値に応じて、呈示する感覚の値または態様を変える。
【0025】
具体的に、マスター機器10が照明装置である場合には、照明の明度(照度)や色が変えられ、マスター機器10が音響出力装置である場合には、音響の出力音量、再生出力される楽曲のテンポやピッチ、再生出力される楽曲そのものなどが変えられ、マスター機器10が香り発生装置である場合には、香りの強さや種類が変えられ、マスター機器10が映像出力装置である場合には、映像の解像度、明るさ、コントラスト、色調などが変えられる。
【0026】
ただし、マスター機器10の場合には、その呈示する感覚の変化が一次スレーブ機器30のセンサ31によって計測可能なものである必要がある。
【0027】
一次スレーブ機器30は、この例では、センサ31および感覚呈示デバイス33を備える、音響出力装置、照明装置、香り発生装置、映像出力装置などである。
【0028】
センサ31は、具体的に、マスター機器10が照明装置である場合には、その照明の明度や色を計測でき、マスター機器10が音響出力装置である場合には、その音響の出力音量、再生出力される楽曲のテンポやピッチなどを計測でき、マスター機器10が香り発生装置である場合には、香りの強さや種類を計測でき、マスター機器10が映像出力装置である場合には、映像の解像度、明るさ、コントラスト、色調などを計測できるものである。
【0029】
一次スレーブ機器30では、このセンサ31の計測値が、処理制御部40で処理されて、処理制御部40から、センサ31の計測値に応じた信号が得られ、これが感覚呈示デバイス33に供給される。
【0030】
感覚呈示デバイス33は、マスター機器10の感覚呈示デバイス13が呈示する感覚とは異なる種類の、または感覚呈示デバイス13が呈示する感覚と同じ種類の、感覚を呈示するもので、処理制御部40から供給される信号のレベルや値に応じて、呈示する感覚の値または態様を変える。
【0031】
二次スレーブ機器50は、この例では、センサ51およびアクチュエータ53を備える、空調装置、ロボット、玩具、家電機器、インテリア機器、その他の機器である。
【0032】
センサ51は、具体的に、一次スレーブ機器30が音響出力装置である場合には、その音響の出力音量、再生出力される楽曲のテンポやピッチなどを計測でき、一次スレーブ機器30が照明装置である場合には、その照明の明度や色を計測でき、一次スレーブ機器30が香り発生装置である場合には、その香りの強さや種類を計測でき、一次スレーブ機器30が映像出力装置である場合には、その映像の解像度、明るさ、コントラスト、色調などを計測できるものである。
【0033】
二次スレーブ機器50では、このセンサ51の計測値が、処理制御部60で処理されて、処理制御部60から、センサ51の計測値に応じた信号が得られ、これがアクチュエータ53に駆動制御信号として供給されて、空調装置やロボットなどである二次スレーブ機器50の駆動が制御される。
【0034】
図2に、マスター機器10の一例の、より具体的な構成を示す。マスター機器10は、CPU21を備え、そのバス22に、各種プログラムや各種データが書き込まれたROM23、プログラムやデータが展開されるRAM24、外部ネットワークや外部機器との接続用の外部インターフェース25、生体センサ11からの生体情報をデジタルデータに変換するA/Dコンバータ26、および、その生体情報の処理後のデジタルデータをアナログ信号に変換して感覚呈示デバイス13に送出するD/Aコンバータ28が接続される。
【0035】
図3に、一次スレーブ機器30の一例の、より具体的な構成を示す。一次スレーブ機器30は、CPU41を備え、そのバス42に、各種プログラムや各種データが書き込まれたROM43、プログラムやデータが展開されるRAM44、外部ネットワークや外部機器との接続用の外部インターフェース45、センサ31の計測値をデジタルデータに変換するA/Dコンバータ46、および、その計測値の処理後のデジタルデータをアナログ信号に変換して感覚呈示デバイス33に送出するD/Aコンバータ48が接続される。
【0036】
なお、マスター機器10または一次スレーブ機器30が、内蔵またはリムーバブルの記録媒体から、音響信号(音楽信号)または映像信号を再生する音響出力装置または映像出力装置である場合には、マスター機器10または一次スレーブ機器30には、メディアドライブや再生用デコーダなどが設けられる。
【0037】
図4に、二次スレーブ機器50の一例の、より具体的な構成を示す。二次スレーブ機器50は、CPU61を備え、そのバス62に、各種プログラムや各種データが書き込まれたROM63、プログラムやデータが展開されるRAM64、外部ネットワークや外部機器との接続用の外部インターフェース65、センサ51の計測値をデジタルデータに変換するA/Dコンバータ66、および、その計測値の処理後のデジタルデータをアナログ信号に変換してアクチュエータ53に送出するD/Aコンバータ68が接続される。
【0038】
以上の機器制御システムでは、例えば、マスター機器10が照明装置、一次スレーブ機器30が音響出力装置、二次スレーブ機器50がロボットである場合、図5に示すように、ユーザーの生体情報の変化、例えば心拍数の変化に応じて、例えば、ユーザーの心拍数が高く、活性度が高いと、マスター機器10による照明の明度が高くなり、ユーザーの心拍数が低く、活性度が低いと、マスター機器10による照明の明度が低くなり、さらに、この照明の明度の変化に連鎖的に応答して、例えば、明度が高くなると、一次スレーブ機器30による音響の音量が大きくなり、明度が低くなると、一次スレーブ機器30による音響の音量が小さくなるとともに、この音響の音量の変化に連鎖的に応答して、例えば、音量が大きくなると、二次スレーブ機器50としてのロボットの動きが大きくなり、音量が小さくなると、ロボットの動きが小さくなる。
【0039】
また、例えば、マスター機器10が音響出力装置、一次スレーブ機器30が照明装置、二次スレーブ機器50が空調装置である場合、ユーザーの生体情報の変化、例えば心拍数の変化に応じて、例えば、ユーザーの心拍数が高く、活性度が高いと、マスター機器10による音響の音量が大きくなり、ユーザーの心拍数が低く、活性度が低いと、マスター機器10による音響の音量が小さくなり、さらに、この音響の音量の変化に連鎖的に応答して、例えば、音量が大きくなると、一次スレーブ機器30による照明の明度が高くなり、音量が小さくなると、一次スレーブ機器30による照明の明度が低くなるとともに、この照明の明度の変化に連鎖的に応答して、例えば、明度が高くなると、二次スレーブ機器50としての空調装置による空調の温度が低くなり、明度が低くなると、空調装置による空調の温度が高くなる。
【0040】
ただし、照明装置による照明の明度、音響出力装置による音響の音量、または空調装置による空調の温度などが、長時間または必要以上に、高い値または低い値とならないように、あるいはロボットの動きが、長時間または必要以上に、大きくならないように、マスター機器10の感覚呈示デバイス13、一次スレーブ機器30の感覚呈示デバイス33、または二次スレーブ機器50のアクチュエータ53の制御には、一定の時定数、または上限値または下限値を設定し、一定時間が経過すると標準的な値または動きに戻り、または常に上限値と下限値の間で動作するように構成することが望ましい。
【0041】
また、ユーザーの好みに合わせて、上記の連鎖的な応答とは逆の方向に、例えば、ユーザーの活性度が下がってきたときには、マスター機器10による音響の音量を大きくするような設定ができるように、機器制御システムを構成することも可能である。
【0042】
また、ユーザーが以上のような機器制御動作をオンオフ設定することができるように機器制御システムを構成すると、好ましい。
【0043】
図6に、マスター機器10のCPU21が実行する機器制御処理の一例を示す。この処理110では、CPU21は、まずステップ111で、生体センサ11およびA/Dコンバータ26によって生体情報を取得し、次にステップ112で、感覚呈示デバイス13の制御値を設定し、次にステップ113で、ユーザーの停止操作などによって機器制御動作を停止すべきか否かを判断する。
【0044】
そして、機器制御動作を停止すべきではないと判断したときには、ステップ113からステップ111に戻って、ステップ111での生体情報の取得、およびステップ112での感覚呈示デバイス13の制御値の設定を繰り返す。
【0045】
ステップ113で機器制御動作を停止すべきと判断したときには、ステップ114に進んで、生体センサ11による生体情報の計測を停止して、機器制御処理を終了する。
【0046】
図7に、一次スレーブ機器30のCPU41が実行する機器制御処理の一例を示す。この処理130では、CPU41は、まずステップ131で、センサ31およびA/Dコンバータ46によって周辺環境情報を取得し、すなわち、マスター機器10が照明装置である場合には、それによる照明の例えば明度値を取得し、マスター機器10が音響出力装置である場合には、それによる音響の例えば音量レベルを取得する。
【0047】
次に、ステップ132で、感覚呈示デバイス33の制御値を設定し、次にステップ133で、ユーザーの停止操作などによって機器制御動作を停止すべきか否かを判断する。
【0048】
そして、機器制御動作を停止すべきではないと判断したときには、ステップ133からステップ131に戻って、ステップ131での周辺環境情報の取得、およびステップ132での感覚呈示デバイス33の制御値の設定を繰り返す。
【0049】
ステップ133で機器制御動作を停止すべきと判断したときには、ステップ134に進んで、センサ31による周辺環境の計測を停止して、機器制御処理を終了する。
【0050】
図8に、二次スレーブ機器50のCPU61が実行する機器制御処理の一例を示す。この処理150では、CPU61は、まずステップ151で、センサ51およびA/Dコンバータ66によって周辺環境情報を取得し、すなわち、一次スレーブ機器30が音響出力装置である場合には、それによる音響の例えば音量レベルを取得し、一次スレーブ機器30が照明装置である場合には、それによる照明の例えば明度値を取得する。
【0051】
次に、ステップ152で、アクチュエータ53の制御値を設定し、次にステップ153で、ユーザーの停止操作などによって機器制御動作を停止すべきか否かを判断する。
【0052】
そして、機器制御動作を停止すべきではないと判断したときには、ステップ153からステップ151に戻って、ステップ151での周辺環境情報の取得、およびステップ152でのアクチュエータ53の制御値の設定を繰り返す。
【0053】
ステップ153で機器制御動作を停止すべきと判断したときには、ステップ154に進んで、センサ51による周辺環境の計測を停止して、機器制御処理を終了する。
【0054】
〔機器制御システムおよび機器制御方法の他の例:図9〕
図9に、この発明の機器制御システムの他の例を示す。
【0055】
この例の機器制御システムは、照明装置10A、音響出力装置30A、ロボット50A、映像出力装置50Bおよび空調装置30Bによって構成される。
【0056】
照明装置10Aは、マスター機器を構成するもので、上記の生体センサ11を備え、感覚呈示デバイスとして照明用光源13Aを備える。
【0057】
音響出力装置30Aは、一次スレーブ機器を構成するもので、センサとして照明装置10Aによる照明の照度(明度)を計測する照度センサ31Aを備え、感覚呈示デバイスとして音声増幅回路32Aおよびスピーカ33Aを備える。
【0058】
具体的に、この音響出力装置30Aでは、記録媒体から楽曲が再生され、スピーカ33Aから出力されるが、処理制御部40Aにおいて、照度センサ31Aで計測された、照明装置10Aによる照明の照度に応じて、テンポの異なる楽曲が再生されるとともに、その出力音量が変えられる。
【0059】
ロボット50Aは、二次スレーブ機器を構成するもので、センサとして音響出力装置30Aによる音響の音量を計測する音響センサ51Aを備え、かつアクチュエータ53Aを備える。
【0060】
映像出力装置50Bは、ロボット50Aにパラレルに設けられて二次スレーブ機器を構成するもので、センサとしてマイクロホン51Bを備え、感覚呈示デバイスとしてディスプレイ53Bを備える。
【0061】
具体的に、この映像出力装置50Bでは、記録媒体から映像が再生され、ディスプレイ53B上に表示されるが、処理制御部60Bにおいて、マイクロホン51Bの出力信号から、音響出力装置30Aで再生出力された楽曲のテンポが検出され、そのテンポに応じて、再生表示される映像のコントラストが変えられる。
【0062】
空調装置30Bは、音響出力装置30Aにパラレルに設けられてスレーブ機器を構成するもので、センサとして照明装置10Aによる照明の照度(明度)を計測する照度センサ31Bを備え、かつアクチュエータ33Bを備える。
【0063】
この例の機器制御システムでは、例えば、ユーザー1の心拍数が高く、活性度が高いと、照明装置10Aによる照明の明度が高くなり、これに応答して、音響出力装置30Aでは、テンポの速い楽曲が再生出力され、かつその出力音量が大きくなるとともに、空調装置30Bによる空調の温度が低くなり、さらに、音響出力装置30Aの出力音量が大きくなることに応答して、ロボット50Aの動きが大きくなり、音響出力装置30Aでテンポの速い楽曲が再生出力されることに応答して、映像出力装置50Bで再生表示される映像のコントラストが高くなる。
【0064】
逆に、ユーザー1の心拍数が低く、活性度が低いと、照明装置10Aによる照明の明度が低くなり、これに応答して、音響出力装置30Aでは、テンポの遅い楽曲が再生出力され、かつその出力音量が小さくなるとともに、空調装置30Bによる空調の温度が高くなり、さらに、音響出力装置30Aの出力音量が小さくなることに応答して、ロボット50Aの動きが小さくなり、音響出力装置30Aでテンポの遅い楽曲が再生出力されることに応答して、映像出力装置50Bで再生表示される映像のコントラストが低くなる。
【0065】
なお、この例で、空調装置30Bの従属下に、例えば、温度センサ71または湿度センサ72を備える香り発生装置を設け、温度センサ71または湿度センサ72で計測された周辺環境(室内環境)の温度または湿度に応じて、香り発生装置で発生する香りの強さや種類が変えられるように構成してもよい。その場合には、空調装置30Bも、音響出力装置30Aと同様に、一次スレーブ機器となり、温度センサ71または湿度センサ72を備える香り発生装置は、ロボット50Aや映像出力装置50Bと同様に、二次スレーブ機器となる。
【0066】
〔他の実施形態〕
上述した各例は、生体情報を計測するユーザー1の周辺環境内に、各機器を配置して機器制御システムを構成する場合であるが、生体センサ11で計測されたユーザー1の生体情報を、有線または無線の通信ネットワークを介して別の場所に送信し、その別の場所の別のユーザーの周辺環境内に各機器を配置するようにしてもよい。
【0067】
これによれば、別のユーザーは、離れた場所に居る、親しい間柄などにあるユーザー1の、活性度や覚醒度、またはストレス度や疲労度などを、照明の明度や音響の音量などによって知ることができる。
【0068】
また、一人のユーザーの生体情報に限らず、複数のユーザーの生体情報の平均値、最大値または最小値を、家族などのユーザーグループの生体情報として得て、または複数のユーザーの生体情報から、一人のユーザーの生体情報を選択して、機器を制御するように、機器制御システムを構成することもできる。
【0069】
【発明の効果】
上述したように、この発明によれば、ユーザーとユーザー周辺環境との間にエンターテインメント性を付与し、エンターテインメント性を持ったユーザー周辺環境を創出することができるとともに、システムの変更や拡張を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の機器制御システムの一例を示す図である。
【図2】マスター機器の一例の具体的な構成を示す図である。
【図3】一次スレーブ機器の一例の具体的な構成を示す図である。
【図4】二次スレーブ機器の一例の具体的な構成を示す図である。
【図5】生体情報の変化に応じた感覚呈示の変化の例を示す図である。
【図6】マスター機器のCPUが実行する処理の一例を示す図である。
【図7】一次スレーブ機器のCPUが実行する処理の一例を示す図である。
【図8】二次スレーブ機器のCPUが実行する処理の一例を示す図である。
【図9】この発明の機器制御システムの他の例を示す図である。
【符号の説明】
主要部については図中に全て記述したので、ここでは省略する。
Claims (10)
- 人の生体情報に基づいて、人が受容可能な感覚を呈示する工程と、
この感覚を計測し、その計測結果に基づいて、人が受容可能な感覚を呈示する工程と、
を備える機器制御方法。 - 人の生体情報に基づいて、人が受容可能な感覚を呈示する工程と、
この感覚を計測し、その計測結果に基づいて、機器を制御する工程と、
を備える機器制御方法。 - 人の生体情報に基づいて、環境調整機器を制御する工程と、
この環境調整機器によって調整された環境を計測し、その計測結果に基づいて、人が受容可能な感覚を呈示する工程と、
を備える機器制御方法。 - 人の生体情報に基づいて、環境調整機器を制御する工程と、
この環境調整機器によって調整された環境を計測し、その計測結果に基づいて、前記環境調整機器とは別の機器を制御する工程と、
を備える機器制御方法。 - 請求項1〜4のいずれかの機器制御方法において、
前記生体情報を、これが得られる場所と異なる場所に、有線または無線によって伝送する機器制御方法。 - 人の生体情報を計測する生体計測手段と、
この生体計測手段の計測結果に基づいて、人が受容可能な感覚を呈示する第1の感覚呈示手段と、
この第1の感覚呈示手段によって呈示された感覚を計測する感覚計測手段と、この感覚計測手段の計測結果に基づいて、人が受容可能な感覚を呈示する第2の感覚呈示手段と、
を備える機器制御システム。 - 人の生体情報を計測する生体計測手段と、
この生体計測手段の計測結果に基づいて、人が受容可能な感覚を呈示する感覚呈示手段と、
この感覚呈示手段によって呈示された感覚を計測する感覚計測手段と、
この感覚計測手段の計測結果に基づいて制御される機器と、
を備える機器制御システム。 - 人の生体情報を計測する生体計測手段と、
この生体計測手段の計測結果に基づいて制御される環境調整機器と、
この環境調整機器によって調整された環境を計測する環境計測手段と、
この環境計測手段の計測結果に基づいて、人が受容可能な感覚を呈示する感覚呈示手段と、
を備える機器制御システム。 - 人の生体情報を計測する生体計測手段と、
この生体計測手段の計測結果に基づいて制御される環境調整機器と、
この環境調整機器によって調整された環境を計測する環境計測手段と、
この環境計測手段の計測結果に基づいて制御される機器と、
を備える機器制御システム。 - 請求項6〜9のいずれかの機器制御システムにおいて、
前記生体計測手段と、前記感覚呈示手段、感覚計測手段、機器、環境調整機器または環境計測手段とは、有線または無線によって接続される、異なる場所に設けられる機器制御システム。
Priority Applications (1)
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JP2003160477A JP4496717B2 (ja) | 2003-06-05 | 2003-06-05 | 機器制御方法および機器制御システム |
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