JP6079705B2 - 車両用緊急通報装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の事故や衝突など、緊急イベントの発生を車両から通報センター等に通報する車両用緊急通報装置に関する。
従来から、車両の事故や衝突の要因を解析するために、例えば特許文献1に記載の装置のように、自車両の走行時における周辺の画像を撮像して記録する装置が提案されている。この装置では、事故後は、衝突時に衝撃力が作用する方向の画像データを選択して記録することでメモリ容量を削減するようにしている。またこの装置では、車両に搭載されたバッテリーの状態を監視し、通常時は記録データを圧縮データに変換して記録媒体に供給するものの、圧縮データに変換するのに十分な電力が得られない場合には、予め設定された重要度の高いデータを圧縮変換前の通常の形式のまま記録保持するようにもしている。そして、上述した車両用緊急通報装置にあっては、例えばこのようにして記録保持されているデータを通報センター等に送信することとなる。
特開平7−304473号公報
ところで、車両の事故や衝突などの緊急イベント発生時に車両用緊急通報装置が通報すべき情報には、上記画像データの他にも、ボイスコールなども含めたいくつかの重要な情報がある。したがって、車両に搭載されたバッテリーの状態いかんによっては、ボイスコールによる状況説明や情報交換すらできなくなるおそれがある。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両に搭載されたバッテリーの電池残量に応じたより適切な通報手段を用いて緊急イベント発生時の通報を行うことのできる車両用緊急通報装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する車両用緊急通報装置は、車両に搭載されたバッテリーに蓄えられた電力を用いて車両の緊急イベント発生時における通報処理を行う車両用緊急通報装置であって、緊急イベントの発生時、ボイスコールによる通報センターとの音声通話を可能にする音声通話部と、前記緊急イベントの発生時、車両周囲の画像を通報センターに無線送信する画像送信部とを備え、前記緊急イベントの発生時以降、前記バッテリーの電池残量がボイスコールによる通報センターとの音声対話に必要とされる所定の値未満となるとき、前記画像送信部による画像の無線送信を禁止する。
上記構成によれば、例えば車両に搭載されている加速度センサ等の出力結果に基づき事故や衝突等の車両の緊急イベントの発生が検知されて以降、バッテリーの電池残量が所定の値未満となるようなときには、画像送信部による通報センターへの画像の無線送信が禁止される。そのため、こうした緊急イベントの発生時にはより重要となるボイスコールによる通報センターとの音声通話に必要とされる電源(電池残量)が確保され、当該イベントの発生状況の報告や必要とされる情報の交換などを行うことができるようになる。その一方で、車両の上記緊急イベントの発生が検知されて以降、バッテリーの電池残量が所定の値以上であるときには、画像送信部による通報センターへの画像の無線送信が許容される。こうした画像は、上述した音声通話ほどの緊急性はないにしろ、事故や衝突の状況を検証するための重要な情報である。上記構成によればこのように、バッテリーのその都度の電池残量に応じたより適切な通報手段を用いて緊急イベント発生時の通報を行うことができるようになる。なお、バッテリーの電池残量に対する上記所定の値は、通報センターとの間でボイスコールによる通話を一定時間行うために必要となる電池容量に相当する値程度の値であることが望ましい。
上記車両用緊急通報装置において、前記画像送信部は、前記緊急イベントの発生時、当該緊急イベントの内容に応じて車両周囲の画像に優先度を設定し、優先度の高い画像から先に無線送信することが好ましい。
上記構成によれば、発生した緊急イベントの内容に応じて画像に優先度が設定されることから、当該イベントの状況をより詳しく表している可能性の高い画像から先に無線送信が行われるようになり、緊急イベントの発生状況をより迅速且つ的確に通報センターに通報することができるようになる。
上記車両用緊急通報装置において、前記画像送信部は、前記緊急イベントが発生した時刻よりも所定の時間だけ前の時刻の画像に高い優先度を設定することが好ましい。
上記構成によれば、車両に緊急イベントが発生する所定の時間だけ前の画像、より詳しくは同イベントの発生直前の画像から先に通報センターへの無線送信が行われる。そのため、緊急イベントの発生要因を検証する上で望ましい情報が通報センターに優先して通報されるようになる。
上記車両用緊急通報装置において、前記画像送信部は、前記緊急イベントが発生した地点よりも所定の距離だけ手前の地点の画像に高い優先度を設定することが好ましい。
上記構成によれば、車両に緊急イベントが発生した地点よりも所定の距離だけ手前の地点の画像、より詳しくは同イベントの発生直前の画像から先に通報センターへの無線送信が行われる。そのため、この場合も緊急イベントの発生要因を検証する上で望ましい情報が通報センターに優先して通報されるようになる。
上記車両用緊急通報装置において、前記画像送信部は、前記緊急イベントの発生時に衝撃力が検知された方向の画像に高い優先度を設定することが好ましい。
上記構成によれば、衝突等により衝撃力が加わる原因となった対象物を含む画像、すなわち緊急イベントの発生要因を検証する上で必要最小限の画像が先に通報センターに無線送信される。そのため、通報センターに送信される情報量(画像)を削減しつつ、緊急イベントの発生状況を通報センターに通報できるようになる。
上記車両用緊急通報装置において、前記画像送信部を通じて画像が無線送信される都度、前記バッテリーの電池残量の判定が行われることが好ましい。
上記構成によれば、対象となる画像の全体を無線送信するために必要となる電力量がバッテリーの電池残量に相当する電力量を上回る場合であっても、バッテリーの電池残量が上記所定の値以上である限りは通報センターへの画像の無線送信が行われる。そのため、ボイスコールによる通報センターとの音声通話に必要となるバッテリーの電池残量を確保しつつ、通報センターへの画像の無線送信を可能な限り行うことができるようになる。
上記車両用緊急通報装置において、前記バッテリーに蓄えられた電力量から前記無線送信の対象となる画像の送信に必要となる電力量を差し引いた電力量の残量として、前記バッテリーの電池残量の判定が行われることが好ましい。
上記構成によれば、対象となる画像の全体を無線送信した後のバッテリーの電力量の残量が所定の値未満であるか否かの推定結果に基づき、それら対象となる画像を通報センターに無線送信すべきか否かが判断される。そのため、ボイスコールによる通報センターとの音声通話に必要とされるバッテリーの電池残量のより安定した確保が可能となる。
上記車両用緊急通報装置において、前記車両周囲の画像として歩行者が検知されたときには、前記緊急イベントの発生検知感度を高めることが好ましい。
上述のように、緊急イベントの発生の有無は、例えば車両に搭載されている加速度センサ等の出力結果に基づいて判断することが可能であり、またその判断する出力結果に対する監視レベルによってはその検知感度を可変とすることもできる。この点、上記構成によれば、車両周囲の画像に歩行者が検知されるとき、すなわち緊急イベントの発生要因に歩行者が含まれる可能性が高い場合には、緊急イベントの発生を検知しやすくすることで、その発生状況を通報センターに的確に通報することができるようになる。
上記車両用緊急通報装置において、前記バッテリーが緊急用のバッテリーであるバック
アップ電池であって、該バックアップ電池が二次電池であることが好ましい。
上記構成によれば、緊急イベントの発生前にバックアップ電池の電池残量の一部が既に消費されていたとしても、緊急イベントが発生するまでの間にその消費された電池残量を充電により回復することが可能となる。また、バックアップ電池が二次電池であれば、充電により電池残量を補うことができる分、一次電池よりも電池容量を抑えることもできる。そのため、バックアップ電池の小型化が可能となり、車両におけるバックアップ電池の設置スペースを低減することも可能となる。
上記車両用緊急通報装置において、車両に搭載されたバッテリーに蓄えられた電力を用いて車両の緊急イベント発生時における通報処理を行う車両用緊急通報装置であって、緊急イベントの発生時、ボイスコールによる通報センターとの音声通話を可能にする音声通話部と、前記緊急イベントの発生時、車両周囲の画像を通報センターに無線送信する画像送信部とを備え、前記画像送信部は、前記緊急イベントの発生時、当該緊急イベントの内容に応じて車両周囲の画像に優先度を設定するものであり、前記緊急イベントが発生した地点よりも所定の距離だけ手前の地点の画像に高い優先度を設定した上で、優先度の高い画像から先に無線送信し、前記緊急イベントの発生時以降、前記バッテリーの電池残量が所定の値未満となるとき、前記画像送信部による画像の無線送信を禁止することが好ましい。
車両用緊急通報装置の第1の実施の形態の概略構成を示すブロック図。 同実施の形態の車両用緊急通報装置が通報センターに通報処理を行うためのシステム構成例を示す模式図。 同実施の形態の車両用緊急通報装置が実行する通報処理の処理手順を示すフローチャート。 (a)は、高い優先度に設定される画像の一例が撮像される際の車両と歩行者との位置関係を模式的に示す側面図、(b)は、車両の衝突が検知されるまでの車速の時間変化の推移を示すグラフ。 車両の衝突が発生する状況の一例を模式的に示す平面図。 車両用緊急通報装置の第2の実施の形態が実行する通報処理の処理手順を示すフローチャート。
(第1の実施の形態)
以下、車両用緊急通報装置の第1の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施の形態の緊急通報装置100は、車両200に搭載されて、車両200の事故や衝突等、緊急イベントの発生を通報センターへ通報するための装置である。この緊急通報装置100は、通報センターとの間で無線通信により各種の情報を授受することが可能であって、車両200の衝突の発生状況を示す車両周囲の画像を自動で通報センターに無線送信したり、通報センターのオペレータとの間でボイスコールにより車両200の衝突の発生状況の報告や必要とされる情報の交換などを行ったりする。また、緊急通報装置100は、各種の車載装置やそれら車載装置の動作を制御するためのセンサ群に対し、例えばCAN(Controller Area Network)等の車両ネットワークNWを介して接続されている。そして、これらセンサ群からの出力結果に基づいて車両200の周囲の状況を把握することが可能となっている。なお、図1では便宜上、センサ群が車両ネットワークNWに直接接続されているかのように図示しているが、実際には、センサ群が車両200の各種の車載装置の動作を制御する車載ECU等を介して車両ネットワークNWに接続されている。
緊急通報装置100は、車両200から無線送信する画像に上記緊急イベントの内容に応じて優先度を設定するものであり、この優先度を設定したりする際に各種の演算処理を統括的に実行する演算部110を備えている。演算部110は、通報処理の際に、車両200の個体識別情報である車両ID等の各種の情報を記憶部111から読み出したり、上述したセンサ群から車両ネットワークNWを介して取り込まれる情報に基づき更新される各種のパラメータ等を記憶部111に書き込んだりする。
また、緊急通報装置100は、車載バッテリー120とバックアップ電池112との間で電源の管理を行う電源管理部113を備えている。電源管理部113は、緊急通報装置100の電源として車載バッテリー120を用いているときには、車載バッテリー120から出力される電圧値を監視し、その監視している電圧値を示す信号を演算部110に出力する。また、電源管理部113は、例えば車両200の衝突時に車載バッテリー120が損傷する等の要因によって車載バッテリー120から出力される電圧値が閾値未満となったときには、緊急通報装置100の電源を車載バッテリー120からバックアップ電池112に切り替える処理も併せて行う。そして、電源管理部113は、緊急通報装置100の電源が切り替わると、バックアップ電池112から出力される電圧値を監視しつつ、その監視している電圧値を示す信号を演算部110に出力する。
なお、本実施の形態では、車載バッテリー120は、緊急通報装置100を含めた各種の車載装置に電力を供給する車両200のメインバッテリーとして機能する。一方、バックアップ電池112は、車両からの通報処理に必要となる電力を担保するための緊急用のバッテリーとして機能する。また、本実施の形態では、バックアップ電池112として車両200の走行時等に充電可能な二次電池が用いられており、車載バッテリー120の予備用のバッテリーとして緊急通報装置100以外の各種の車載装置にも電力を供給する。
また、緊急通報装置100は、上述したセンサ群に対して車両ネットワークNWを介して接続された車両ネットワーク通信部114を備えている。この場合、センサ群には、車両200の車速を検知する車速センサ130等のように車両の走行状態を検知するセンサの他に、車両周囲に歩行者が存在するか否かを検知する歩行者検知センサ131や、車両周囲に存在する物体の接近を検知する接近検知センサ132や、車両200の衝突を検知する衝突検知センサ133が含まれる。なお、歩行者検知センサ131は、例えば車両周囲の画像を撮像する赤外線カメラであって、撮像した画像に対して画像認識処理を行うことにより車両周囲に歩行者が存在するか否かを検知し、その検知結果を示す信号を車両ネットワーク通信部114に出力する。また、接近検知センサ132は、例えば車両周囲に存在する物体との距離を測定するミリ波レーダであって、車両周囲に存在する物体との距離が閾値未満となったか否かを検知し、その検知結果を示す信号を車両ネットワーク通信部114に出力する。また、衝突検知センサ133は、例えば車両200の加速度に基づき車両200に加わる衝撃を検知する加速度センサであって、車両200の減速度が所定の閾値以上となったときに車両200の衝突を検知し、その検知結果を示す信号を車両ネットワーク通信部114に出力する。
また、車両ネットワーク通信部114は、車両200の経路案内を行うナビゲーション装置134に対しても車両ネットワークNWを介して接続されている。ナビゲーション装置134には、車両200の走行位置を検出するGPS(Global Positioning System)134Aが搭載されている。GPS134Aは、該GPS134Aが搭載される車両200の絶対位置を検知するためのGPS衛星信号を受信する。また、GPS134Aは、受信したGPS衛星信号に基づき車両の位置を特定する。そして、ナビゲーション装置134は、GPS134Aが特定した位置を示す緯度経度情報に基づき車両200の経路案内を行う。また、GPS134Aは、特定した位置を示す緯度経度情報を車両ネットワークNWを介して車両ネットワーク通信部114にも出力する。
また、車両ネットワーク通信部114は、車載カメラ135が撮像した車両周囲の画像を記録する画像記録装置136に対しても車両ネットワークNWを介して接続されている。より詳しくは、画像記録装置136は、車両200の前方を監視するフロントカメラや、車両200の側方を監視するサイドカメラや、車両200の後方を監視するバックカメラ等の車載カメラ135が撮像した画像を記録する。そして、画像記録装置136は、車両200の走行時に車載カメラ135が一定の時間間隔で撮像した複数の画像を蓄積する。また、蓄積した画像のデータ容量が画像記録装置136の記録容量を上回ったときには、撮像日時の古い画像から順に自動的に削除して新たな画像に更新する。
また、緊急通報装置100は、通報センターとの間で無線通信により各種の情報を授受する無線通信部115を備えている。無線通信部115には、衝突検知センサ133を通じて車両200の衝突が検知されたことをトリガーとして通報処理を開始する旨の開始指令信号が演算部110から入力される。そして、無線通信部115は、演算部110から開始指令信号が入力されて以降、演算部110が画像記録装置136から車両ネットワークNWを通じて読み出した画像の情報を無線通信により無線送信する。この場合、演算部110は、画像記録装置136に蓄積された画像のうち高い優先度に設定された画像から先に読み出すことから、無線通信部115は、これら高い優先度に設定された画像から優先的に無線送信する。また一方、緊急通報装置100は、衝突を起こした車両200の乗員によって通報用ボタン116が操作されると、車両200の乗員からマイク117を通じて入力された音声通話の情報を無線通信部115を介して無線送信する。また、無線通信部115は、車両200への音声通話による応答があったときには、その音声通話の情報をスピーカ118を通じて車両200の乗員に出力する。これにより、車両200の乗員と通報センターのオペレータとの間でのボイスコールによる音声通話が実現されるようになる。
図2に、車両200から通報センター300への通報処理を行うための緊急通報システムの構成例を示す。
図2に示すように、この緊急通報システムでは、衝突を起こした車両200の乗員から衝突の状況を通報するためのボイスコールがなされると、そのボイスコールによる音声通話の情報が車両200から例えば携帯電話網を介して基地局Pに無線送信される。また、衝突を起こしたときの車両周囲の状況が車載カメラ135を通じて予め撮像されていることから、その撮像した画像の情報も車両200から携帯電話網を介して基地局Pに無線送信される。そして、基地局Pに無線送信された情報は、基地局Pから例えばインターネット回線L及びインターネットサービスプロバイダIPを経由して通報センター300に伝送される。また、通報センター300に伝送された情報は、通報センター300に設けられた情報端末301を通じて音声や画像としてオペレータOPに出力される。
また、通報センター300のオペレータOPから情報端末301を通じて衝突の状況の詳細を確認するためのボイスコールが車両の乗員に対してなされると、そのボイスコールによる音声通話の情報が同様の経路を介して車両200に無線送信される。そして、車両200に無線送信された音声通話の情報が無線通信部115からスピーカ118を通じて車両200の乗員に出力される。
次に、本実施の形態の装置の動作として、緊急通報装置100が車両200の衝突時に実行する通報センター300への通報処理について、その具体的な処理手順を説明する。この処理に際し、緊急通報装置100は、車両200の走行時に、図3に示す処理を実行する。
まず、緊急通報装置100は、車両周囲に存在する物体が接近したか否かを接近検知センサ132の出力結果に基づき監視する(ステップS10)。そして、物体の接近を検知したときには(ステップS10=YES)、その時刻に画像記録装置136に記録された画像に対し、その記録日時を証明する電子署名の一種であるタイムスタンプを付加する(ステップS11)。一方、緊急通報装置100は、物体の接近を検知しないときには(ステップS10=NO)、その時刻に画像記録装置136に記録された画像に対してタイムスタンプを付加しない。
そして次に、緊急通報装置100は、車両の周囲に歩行者が存在するか否かを歩行者検知センサ131の出力結果に基づき監視する(ステップS12)。そして、歩行者を検知したときには(ステップS12=YES)、衝突検知センサ133の出力結果に基づき衝突検知感度を通常よりも高く設定する(ステップS13)。具体的には、衝突検知センサ133が加速度センサであるときには、その加速度センサによって車両200の衝突の有無を判定する際の閾値を通常よりも低く設定することにより車両200の衝突を検知しやすくする。これは、車両200が歩行者と衝突したときには、その衝突荷重がさほど大きくなくても歩行者の状況把握のために車両周囲の画像を通報センター300に通報する必要性が高いためである。一方、歩行者を検知しないときには(ステップS12=NO)、衝突検知センサ133の出力結果に基づき衝突検知感度を通常の値に設定する(ステップS14)。
続いて、緊急通報装置100は、衝突検知センサ133の出力結果に基づき衝突検知感度を設定した上で、衝突検知センサ133の出力結果に基づき車両200の衝突を検知するか否かを判定する(ステップS15)。そして、車両200の衝突を検知しないときには(ステップS15=NO)、その処理をステップS10に戻し、車両200の衝突を検知するまでステップS10〜ステップS15の処理が繰り返される。
一方、緊急通報装置100は、車両200の衝突を検知したときには(ステップS15=YES)、車両200から通報センター300への通報処理を行う上で特に重要度の高い情報である最小限のメッセージを送信する(ステップS16)。なお、最小限のメッセージには、例えば、車両IDの情報や、車両200が衝突を発生した地点の位置情報等が含まれる。
そして次に、緊急通報装置100は、車両200の衝突方向を検知するとともに、その検知した衝突方向に基づき、画像記録装置136に蓄積された画像の中から通報センター300に送信する必要性が比較的高い画像を検索する(ステップS17)。具体的には、緊急通報装置100は、例えば車両200の衝突時における車両の前後方向及び左右方向の加速度の変化量に基づき車両200の衝突方向を検知する。そして、車両が前方衝突したと検知したときには、画像記録装置136に蓄積された画像のうち、車両200の前方を監視するフロントカメラから出力された画像を通報センター300に送信する必要性が高い画像として検索する。すなわち、車両200の衝突の検知内容として車両200の衝突方向が検知されたときには、その検知された衝突方向に応じた画像が通報センター300に送信する必要が高い画像として検索される。
続いて、緊急通報装置100は、車両200の衝突を検知した時刻に基づき、先のステップS17において検索した画像の中から通報センター300に送信する必要性が特に高い画像を抽出する(ステップS18)。
具体的には、図4(a)に示すように、緊急通報装置100は、先のステップS17において検索した画像の中から、車両200が歩行者Aと衝突を起こした時刻よりも所定の時間(図4(a)に示す例では、5m走行するのに要した時間)だけ前の時刻に撮像した画像を通報センター300に送信する必要性が特に高い画像として抽出する。すなわち、車両200の衝突の検知内容として車両200の衝突時刻が検知されたときには、その検知された衝突時刻に応じた画像が通報センター300に送信する必要性が特に高い画像として抽出される。
この場合、図4(b)に示すように、車両200が歩行者Aと衝突を起こした時刻から逆算するように車速の時間変化を時間軸で積分することにより、その積分値(図4(b)において斜線で示す部分の面積)として車両200の衝突地点までの車両200の走行距離が得られる。そして、その車両200の走行距離が所定の距離に達した時間軸上の時刻の前後における所定の枚数の画像が通報センター300に送信する必要性が特に高い画像として抽出される。なお、緊急通報装置100は、先のステップS11においてタイムスタンプが付加された画像の撮像時刻を車両200の衝突を検知した時刻と比較することにより、比較の対象となる画像の撮像時刻の信頼性を担保している。そして、緊急通報装置100は、抽出した画像に対して通報センター300への送信を行う上で高い優先度を設定する(ステップS19)。
そして次に、緊急通報装置100は、その電源が車載バッテリー120からバックアップ電池112に切り替わっているか否かを判定する(ステップS20)。そして、緊急通報装置100は、緊急通報装置100の電源がバックアップ電池112に切り替わっているときには(ステップS20=YES)、バックアップ電池112の電池残量が所定の値未満であるか否かを判定する(ステップS21)。この所定の値は、緊急通報装置100と通報センター300との間でインターネット回線Lを介したボイスコールを一定時間(例えば、11分間)行うために必要となるバックアップ電池112の電池容量に相当する値として予め設定されている。
そして、緊急通報装置100は、バックアップ電池112の電池残量が所定の値以上であるときには(ステップS21=NO)、先のステップS19において高い優先度を設定した単位枚数(例えば、1枚)の画像を、バックアップ電池112に蓄えられた電力を用いて緊急通報装置100から通報センター300に送信する(ステップS22)。続いて、緊急通報装置100は、先のステップS19において高い優先度に設定した全画像が送信されたか否かを判定する(ステップS23)。そして、緊急通報装置100は、高い優先度に設定された画像の一部を未だに送信していないときには(ステップS23=NO)、その処理をステップS21に戻し、バックアップ電池112の電池残量が所定の値未満となるか、若しくは、高い優先度に設定した全画像を送信するまで、ステップS21〜ステップS23の処理を繰り返す。すなわち、緊急通報装置100は、画像を送信する都度バックアップ電池112の電池残量が所定の値未満であるか否かを判定し、この値を下回らない限りは、高い優先度に設定した画像の送信を順次連続して行う。
一方、緊急通報装置100は、バックアップ電池112の電池残量が所定の値未満であるときには(ステップS21=YES)、画像の送信を禁止した上で、通報用ボタン116の操作に基づくボイスコールの開始を可能にする(ステップ25)。
また、緊急通報装置100は、バックアップ電池112の電池容量が十分である限り、高い優先度に設定された画像が送信されたときにも(ステップS23=YES)、通報センター300への画像の送信を十分に行ったことから、通報用ボタン116の操作に基づくボイスコールの開始を可能にする(ステップS25)。
なお、緊急通報装置100の電源が未だにバックアップ電池112に切り替わっていないときには(ステップS20=NO)、車載バッテリー120から十分な電力が供給されていることから、緊急通報装置100は、先のステップS19において高い優先度に設定した画像を、車載バッテリー120に蓄えられた電力を用いて通報センター300に送信する(ステップS24)。そしてその間、通報用ボタン116の操作があれば、上述同様、ボイスコールの開始を可能にする(ステップS25)。
なお、本実施の形態では、車両200が衝突を起こした時刻よりも所定の時間だけ前の時刻に撮像された画像、即ち車両200が衝突を起こした地点よりも所定の距離だけ手前の地点で撮像した画像が画像記録装置136に蓄積された画像の中から通報センター300に優先的に送信される。そのため、車両200の衝突が起こる前の状況を撮像した画像が、車両200の衝突の要因を検証する上で望ましい情報を含む可能性の高い画像として通報センター300に優先的に送信される。
そして、このような画像の一例としては、例えば図5に示すように、車両200が交差点CPを進入する際に交差点CPで停車中の他車両Mの影に隠れていた歩行者Aと衝突した場合に撮像された画像が挙げられる。この例では、車両200と歩行者Aとの衝突地点よりも所定の距離(この例では、5m)だけ手前の地点で撮像された画像には、車両200の衝突が起こる前の状況が撮像されており、車両200の衝突の要因を検証する上で望ましい情報が含まれる可能性が高い。また、この画像には、他車両Mと歩行者Aとの位置関係等、車両200の衝突が発生した地点の周辺状況が広範囲に亘って記録されている。そしてこのように、車両200が衝突を起こした地点で撮像された画像よりも車両200の衝突が発生した地点の周辺状況を広範囲に亘って撮像した画像が、車両200の衝突の要因を検証する上で望ましい情報や、車両200の衝突の状況の全体を見渡す上で望ましい情報を含む可能性の高い画像として通報センター300に優先的に送信されることとなる。
以上説明したように、上記第1の実施の形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
(1)車両200に搭載された衝突検知センサ133の出力結果に基づき車両200の衝突の発生が検知されて以降、バックアップ電池112の電池残量が所定の値未満となるようなときには、無線通信部115による通報センター300への画像の無線送信が禁止される。そのため、こうした車両200の衝突の発生時にはより重要となるボイスコールによる通報センター300との音声通話に必要とされる電源(電池残量)が確保され、その車両200の衝突の発生状況の報告や必要とされる情報の交換などを行うことができるようになる。その一方で、車両200の衝突の発生が検知されて以降、バックアップ電池112の電池残量が所定の値以上であるときには、無線通信部115による通報センター300への画像の無線送信が許容される。こうした画像は、上述した音声通話ほどの緊急性はないにしろ、車両の衝突の状況を検証するための重要な情報である。このように、バックアップ電池112のその都度の電池残量に応じたより適切な通報手段を用いて車両の衝突発生時の通報を行うことができるようになる。
(2)車両200の衝突の検知内容に応じて画像に優先度が設定されることから、車両200の衝突の発生状況をより詳しく表している可能性の高い画像から先に無線送信が行われるようになり、車両200の衝突の発生状況をより迅速且つ的確に通報センター300に通報することができるようになる。
(3)車両200の衝突が発生する所定の時間だけ前の画像、より詳しくは車両200の衝突の発生直前の画像から先に通報センター300への無線送信が行われる。そのため、車両200の衝突の発生要因を検証する上で望ましい情報が通報センター300に優先して通報されるようになる。
(4)車両200の衝突が発生した地点よりも所定の距離だけ手前の地点の画像、より詳しくは車両200の衝突の発生直前の画像から先に通報センター300への無線送信が行われる。そのため、車両200の衝突の発生要因を検証する上で望ましい情報が通報センター300に優先して通報されるようになる。また、車両200の衝突が発生した地点で撮像された画像よりも車両200の衝突が発生した地点の周辺状況を広範囲に亘って撮像した画像から先に通報センター300への無線送信が行われる。そのため、車両200の衝突の発生状況の全体を見渡す上で望ましい情報が通報センター300に優先して通報されるようになる。
(5)車両200の衝突等により衝撃力が加わる原因となった対象物を含む画像、すなわち緊急イベントの発生要因を検証する上で必要最小限の画像が先に通報センター300に無線送信される。そのため、通報センター300に送信される情報量(画像)を削減しつつ、車両200の衝突の発生状況を通報センター300に通報できるようになる。
(6)高い優先度に設定された画像の全体を無線送信するために必要となる電力量がバックアップ電池112の電池残量に相当する電力量を上回る場合であっても、バックアップ電池112の電池残量が所定の値以上である限りは通報センター300への画像の無線送信が行われる。そのため、ボイスコールによる通報センター300との音声通話に必要となるバックアップ電池112の電池残量を確保しつつ、通報センター300への画像の無線送信を可能な限り行うことができるようになる。
(7)車両200の衝突の発生の有無は、例えば車両200に衝突検知センサ133として搭載されている加速度センサ等の出力結果に基づいて判断することが可能であり、またその判断する出力結果に対する監視レベルによってはその検知感度を可変とすることもできる。そこで、車両周囲の画像に歩行者Aが検知されるとき、すなわち車両200の衝突の発生要因に歩行者Aが含まれる可能性が高い場合には、車両200の衝突の発生を検知しやすくすることで、その発生状況を通報センター300に的確に通報することができるようになる。
(8)バックアップ電池112として二次電池を採用するようにした。これにより、車両200の衝突の発生前にバックアップ電池112の電池残量の一部が既に消費されていたとしても、車両200の衝突が発生するまでの間にその消費された電池残量を車両200の走行時等に充電することにより回復することが可能となる。また、バックアップ電池112が二次電池であれば、充電により電池残量を補うことができる分、一次電池よりも電池容量を抑えることもできる。そのため、バックアップ電池112の小型化が可能となり、車両200におけるバックアップ電池112の設置スペースを低減することも可能となる。
(第2の実施の形態)
次に、車両用緊急通報装置の第2の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、第2の実施の形態は、高い優先度に設定された画像の全体を通報センター300に無線送信するか否かが判断される点が第1の実施の形態と異なる。したがって、以下の説明においては、第1の実施の形態と相違する構成について主に説明し、第1の実施の形態と同一又は相当する構成については重複する説明を省略する。
図6に示すように、緊急通報装置100は、その電源がバックアップ電池112に切り替わっているときには(ステップS20=YES)、高い優先度に設定された全画像を送信した後にバックアップ電池112に残る電池残量を推定する。この電池残量の推定値は、現時点でバックアップ電池112に蓄えられている電力量から高い優先度に設定された全画像を通報センター300に送信するのに要する電力量を差し引くことで算出される。なお、上述のように、高い優先度に設定された画像とは、車両の走行距離が所定の距離に達した時間軸上の時刻の前後における所定の枚数の解像度が固定の画像であって、その枚数も予め規定されている。そのため、高い優先度に設定された全画像を通報センター300に送信するのに要する電力量も推定可能である。
そして、バックアップ電池112の電池残量が所定の値以上であるときには(ステップS21A=NO)、先のステップS19において高い優先度に設定した全画像を、バックアップ電池112に蓄えられた電力を用いて緊急通報装置100から通報センター300に送信する(ステップS22A)。そしてその間、緊急通報装置100は、通報用ボタン116の操作があればボイスコールの開始を可能にする(ステップS23A)。
一方、バックアップ電池112の電池残量が所定の値未満であるときには(ステップS21A=YES)、高い優先度に設定した画像の送信を禁止した上で、通報用ボタン116の操作に基づくボイスコールの開始を可能にする(ステップ23A)。
そして、本実施の形態では、緊急通報装置100から通報センター300への画像の送信が行われる前に、高い優先度に設定された全画像を送信したならばバックアップ電池112に残るであろうと想定される電池残量が所定の値未満であるか否かが判定される。その結果、バックアップ電池112の電池残量が所定の値以上であると判定されたときには、バックアップ電池112に蓄えられた電力を用いて高い優先度に設定された全画像について緊急通報装置100から通報センター300への送信が一斉に行われる。一方、バックアップ電池112の電池残量が所定の値未満であると判定されたときには、高い優先度に設定された全画像について緊急通報装置100から通報センター300への送信が禁止される。
したがって、上記第2の実施の形態によれば、上記第1の実施の形態の効果(6)に代えて、以下に示す効果を得ることができる。
(6A)高い優先度に設定された画像の全体を無線送信した後のバックアップ電池112の電池残量が所定の値未満であるか否かの推定結果に基づき、それら高い優先度に設定された画像を通報センター300に無線送信するか否かが判断される。そのため、ボイスコールによる通報センター300との音声通話に必要となるバックアップ電池112の電池残量のより安定した確保が可能となる。
なお、上記各実施の形態は、以下のような形態にて実施することもできる。
・上記各実施の形態において、バックアップ電池112として一次電池を用いてもよい。また、バックアップ電池112を緊急通報装置100の専用バッテリーとして用いてもよい。この構成においても、車両200の衝突が発生する前にバックアップ電池112が自然放電等により電力消費されることがある。
・上記各実施の形態において、緊急通報装置100は、車載バッテリー120に蓄えられた電力を用いて車両200の衝突発生時の通報を通報センター300に行うのであれば、緊急用のバッテリーであるバックアップ電池112を必ずしも備えなくてもよい。このような構成にあっては、車載バッテリー120の電池残量が所定の値未満となるようなときには、無線通信部115による通報センター300への画像の無線送信を禁止するようにすることが望ましい。
・上記各実施の形態において、緊急通報装置100は、車両200の走行時であれ駐車時であれ、電気系統が能動(オン)となっている条件で通報処理を実行するようにしてもよい。この場合、画像記録装置136は、車両200の走行時であれ駐車時であれ、電気系統が能動(オン)となっている条件で車載カメラ135が一定の時間間隔で撮像した複数の画像を蓄積するようにすることが好ましい。このような構成にあっては、例えば車両200の停車中に他車両との衝突が発生した場合等のように、車両200の衝突直前の走行地点がほとんど変化しない場合において、車両200の衝突が発生した時刻よりも所定の時間だけ前の時刻に撮像された画像を通報センター300に送信するようにすることが望ましい。
・上記各実施の形態において、画像記録装置136に記録された画像に対し、その撮像場所を示す位置情報がナビゲーション装置134のGPS134A等から出力される位置情報と関連付けて付加されるようにしてもよい。このような構成にあっても、車両200の衝突が発生したときに、画像に関連付けて付加された位置情報に基づき、車両200の衝突が発生した地点よりも所定の距離だけ手前の地点で撮像された画像を通報センター300に送信するようにすることが望ましい。
・上記各実施の形態において、車両200の衝突時に撮像した画像や車両200の衝突後に撮像した画像を優先度の高い画像として設定するようにしてもよい。
・上記各実施の形態において、画像記録装置136に蓄積された画像に優先度を設定したりすることなく、例えば車両200の衝突後に撮像された画像を緊急通報装置100から通報センター300に順次送信するようにしてもよい。
・上記各実施の形態において、走行距離の取得に関しては、車両200の衝突を検知した時刻における車速に対し、車両の衝突を検知した時刻までの車両の走行時間を積算することにより、車両の衝突地点までの車両の走行距離を得るようにしてもよい。また、車両の減速前の車速に対し、車両の衝突を検知した時刻までの車両の走行時間を積算することにより、車両の衝突地点までの車両の走行距離を得るようにしてもよい。
・上記各実施の形態において、緊急通報装置100は、車両周囲を撮像する車載カメラやその車載カメラが撮像した画像を記録する画像記録装置として、車両ネットワークNWを介さずに直接接続された装置を備えるようにしてもよい。
・上記各実施の形態において、車両200から通報センター300への画像の無線送信は、例えば専用の無線回線等の任意の通信回線を通じて行うようにしてもよい。
・上記各実施の形態では、車両200の走行距離が所定の距離に達した時間軸上の時刻の前後における所定の枚数の画像を、通報センター300に送信する必要性が特に高い画像として抽出することを例に挙げて説明した。すなわち、車両200の衝突が発生した時刻よりも「所定の時間」だけ前の時刻に記録された画像とは、車両200の走行距離が所定の距離に達した時間軸上の時刻に記録された画像だけでなくその前後の時刻に記録された画像を含んでいる。これに代えて、車両200の走行距離が所定の距離に達した時間軸上の時刻の一枚の画像を、通報センター300に送信する必要性が特に高い画像として抽出するようにしてもよい。すなわち、車両200の衝突が発生した時刻よりも「所定の時間」だけ前の時刻に記録された画像とは、車両200の走行距離が所定の距離に達した時間軸上の時刻の画像であってもよい。
・上記各実施の形態では、車両200の減速度が閾値以上であるときに車両200の衝突を検知することを例に挙げて説明した。この場合、例えば車両200が急ブレーキを作動させることで車両200の衝突が回避できたとしても、車両200の減速度が閾値以上であったならば車両200の衝突が検知されることとなる。すなわち、「緊急イベント」の発生とは、車両200の衝突が起こった場合だけでなく車両200の衝突間近の状況が起こった場合も含んでいる。これに代えて、車両200の衝突が起こったときにのみ車両200の衝突を検知するようにしてもよい。すなわち、「緊急イベント」の発生とは、車両200の衝突が起こった場合のみを指すようにしてもよい。
100…緊急通報装置、110…画像送信部を構成する演算部、111…記憶部、112…バックアップ電池、113…電源管理部、114…車両ネットワーク通信部、115…画像送信部を構成する無線通信部、116…音声通話部を構成する通報用ボタン、117…音声通話部を構成するマイク、118…音声通話部を構成するスピーカ、120…車載バッテリー、130…車速センサ、131…歩行者検知センサ、132…接近検知センサ、133…衝突検知センサ、134…ナビゲーション装置、134A…GPS、135…車載カメラ、136…画像記録装置、200…車両、NW…車両ネットワーク。

Claims (10)

  1. 車両に搭載されたバッテリーに蓄えられた電力を用いて車両の緊急イベント発生時における通報処理を行う車両用緊急通報装置であって、
    緊急イベントの発生時、ボイスコールによる通報センターとの音声通話を可能にする音声通話部と、
    前記緊急イベントの発生時、車両周囲の画像を通報センターに無線送信する画像送信部とを備え、
    前記緊急イベントの発生時以降、前記バッテリーの電池残量がボイスコールによる通報センターとの音声対話に必要とされる所定の値未満となるとき、前記画像送信部による画像の無線送信を禁止する
    ことを特徴とする車両用緊急通報装置。
  2. 前記画像送信部は、前記緊急イベントの発生時、当該緊急イベントの内容に応じて車両周囲の画像に優先度を設定し、優先度の高い画像から先に無線送信する
    請求項1に記載の車両用緊急通報装置。
  3. 前記画像送信部は、前記緊急イベントが発生した時刻よりも所定の時間だけ前の時刻の画像に高い優先度を設定する
    請求項2に記載の車両用緊急通報装置。
  4. 前記画像送信部は、前記緊急イベントが発生した地点よりも所定の距離だけ手前の地点の画像に高い優先度を設定する
    請求項2に記載の車両用緊急通報装置。
  5. 前記画像送信部は、前記緊急イベントの発生時に衝撃力が検知された方向の画像に高い優先度を設定する
    請求項2〜4のいずれか一項に記載の車両用緊急通報装置。
  6. 前記画像送信部を通じて画像が無線送信される都度、前記バッテリーの電池残量の判定
    が行われる
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両用緊急通報装置。
  7. 前記バッテリーに蓄えられた電力量から前記無線送信の対象となる画像の送信に必要となる電力量を差し引いた電力量の残量として、前記バッテリーの電池残量の判定が行われる
    請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両用緊急通報装置。
  8. 前記車両周囲の画像として歩行者が検知されたときには、前記緊急イベントの発生検知感度を高める
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の車両用緊急通報装置。
  9. 前記バッテリーが緊急用のバッテリーであるバックアップ電池であって、該バックアップ電池が二次電池である
    請求項1〜8のいずれか一項に記載の車両用緊急通報装置。
  10. 車両に搭載されたバッテリーに蓄えられた電力を用いて車両の緊急イベント発生時における通報処理を行う車両用緊急通報装置であって、
    緊急イベントの発生時、ボイスコールによる通報センターとの音声通話を可能にする音声通話部と、
    前記緊急イベントの発生時、車両周囲の画像を通報センターに無線送信する画像送信部とを備え、
    前記画像送信部は、前記緊急イベントの発生時、当該緊急イベントの内容に応じて車両周囲の画像に優先度を設定するものであり、前記緊急イベントが発生した地点よりも所定の距離だけ手前の地点の画像に高い優先度を設定した上で、優先度の高い画像から先に無線送信し、
    前記緊急イベントの発生時以降、前記バッテリーの電池残量が所定の値未満となるとき、前記画像送信部による画像の無線送信を禁止する
    ことを特徴とする車両用緊急通報装置。
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