JPH07304473A - 車両周辺画像データ記録装置 - Google Patents
車両周辺画像データ記録装置Info
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- JPH07304473A JPH07304473A JP9950294A JP9950294A JPH07304473A JP H07304473 A JPH07304473 A JP H07304473A JP 9950294 A JP9950294 A JP 9950294A JP 9950294 A JP9950294 A JP 9950294A JP H07304473 A JPH07304473 A JP H07304473A
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- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C5/00—Registering or indicating the working of vehicles
- G07C5/08—Registering or indicating performance data other than driving, working, idle, or waiting time, with or without registering driving, working, idle or waiting time
- G07C5/0841—Registering performance data
- G07C5/0875—Registering performance data using magnetic data carriers
- G07C5/0891—Video recorder in combination with video camera
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Recording Measured Values (AREA)
- Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は複数の画像センサを車載して、衝突
前後に渡る車両周辺の画像データを記録する装置に関
し、衝突時に衝撃力が作用する方向の画像データを選択
して記録することでメモリ容量を削減することを目的と
する。 【構成】 車両挙動を表すデータ、車載した複数のカメ
ラの画像データを入力し、車両の直進・制動・旋回状
態、周辺物体との相対速度等に基づき、前方・後方・左
方・右方につき衝突が生じ易い度合いを表す指数C1 〜
C4 を演算する(ステップ100、102)。歩行者の
有無に応じて衝突判定値Sを設定し、前後G、横G、及
びC1 〜C4 に基づいて事故発生を判別する(ステップ
104〜112)。事故前はC1 〜C4 が最大となる方
向を選択し、事故後は衝撃力の作用する方向を選択して
画像データを記録する(ステップ200、300)。
前後に渡る車両周辺の画像データを記録する装置に関
し、衝突時に衝撃力が作用する方向の画像データを選択
して記録することでメモリ容量を削減することを目的と
する。 【構成】 車両挙動を表すデータ、車載した複数のカメ
ラの画像データを入力し、車両の直進・制動・旋回状
態、周辺物体との相対速度等に基づき、前方・後方・左
方・右方につき衝突が生じ易い度合いを表す指数C1 〜
C4 を演算する(ステップ100、102)。歩行者の
有無に応じて衝突判定値Sを設定し、前後G、横G、及
びC1 〜C4 に基づいて事故発生を判別する(ステップ
104〜112)。事故前はC1 〜C4 が最大となる方
向を選択し、事故後は衝撃力の作用する方向を選択して
画像データを記録する(ステップ200、300)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両周辺画像データ記
録装置に係り、特に異なる方向を撮影すべく複数の画像
センサを車載して、衝突前後に渡る車両周辺の画像デー
タを記録する車両周辺画像データ記録装置に関する。
録装置に係り、特に異なる方向を撮影すべく複数の画像
センサを車載して、衝突前後に渡る車両周辺の画像デー
タを記録する車両周辺画像データ記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば特開平5−15031
4号公報に開示されるように、車両上にその周辺を撮影
する複数の画像センサを配設し、車両事故発生前後にお
ける車両周辺画像データの記録保持を図る装置が知られ
ている。
4号公報に開示されるように、車両上にその周辺を撮影
する複数の画像センサを配設し、車両事故発生前後にお
ける車両周辺画像データの記録保持を図る装置が知られ
ている。
【0003】この装置は、車両の前方、後方、左方、右
方をそれぞれ撮像するカメラ、これらのカメラから出力
される画像データを所定期間分記録する容量を有するメ
モリ、及び車両事故を検出して画像データの記録保持を
図る記録制御装置により構成される。そして、通常走行
中はメモリ内の画像データを最新のデータに更新する処
理が、車両事故検出時には、その所定時間後にメモリの
記録更新を禁止する処理がそれぞれ実行される。
方をそれぞれ撮像するカメラ、これらのカメラから出力
される画像データを所定期間分記録する容量を有するメ
モリ、及び車両事故を検出して画像データの記録保持を
図る記録制御装置により構成される。そして、通常走行
中はメモリ内の画像データを最新のデータに更新する処
理が、車両事故検出時には、その所定時間後にメモリの
記録更新を禁止する処理がそれぞれ実行される。
【0004】この結果、上記公報記載の装置を搭載する
車両に事故が発生した場合、メモリ内には事故発生前後
所定期間に渡る車両周辺画像データが記録保持されるこ
とになり、事後的に事故原因を解析するにあたって有用
なデータの記録が保持されることになる。
車両に事故が発生した場合、メモリ内には事故発生前後
所定期間に渡る車両周辺画像データが記録保持されるこ
とになり、事後的に事故原因を解析するにあたって有用
なデータの記録が保持されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の装
置は、車両事故の態様に関わらず車両全周の周辺画像デ
ータを記録する構成である。このため、そのハードウェ
ア構成については、車両の前方、後方、左方、右方を監
視すべく配設した全ての画像データを記録するに十分な
メモリ容量が必要となる。
置は、車両事故の態様に関わらず車両全周の周辺画像デ
ータを記録する構成である。このため、そのハードウェ
ア構成については、車両の前方、後方、左方、右方を監
視すべく配設した全ての画像データを記録するに十分な
メモリ容量が必要となる。
【0006】一方、車両事故の発生原因を解析するため
には、必ずしも車両全周に渡る周辺画像データは必要で
はなく、通常はその衝突方向の画像データが記録されて
いれば十分である。
には、必ずしも車両全周に渡る周辺画像データは必要で
はなく、通常はその衝突方向の画像データが記録されて
いれば十分である。
【0007】この意味で、上記従来の装置は、真に記録
保持すべき画像データの情報量に比べて不要に多量なメ
モリ容量を必要とし、その多くの領域が無駄に使用され
ているという問題を有するのもであった。
保持すべき画像データの情報量に比べて不要に多量なメ
モリ容量を必要とし、その多くの領域が無駄に使用され
ているという問題を有するのもであった。
【0008】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、車両の挙動、車両の周辺状況等に基づいて衝突
が生ずる方向を判定し、その方向の周辺画像データのみ
を記録保持することとして必要なメモリ容量の削減を図
ることにより上記の課題を解決する車両周辺画像データ
記録装置を提供することを目的とする。
であり、車両の挙動、車両の周辺状況等に基づいて衝突
が生ずる方向を判定し、その方向の周辺画像データのみ
を記録保持することとして必要なメモリ容量の削減を図
ることにより上記の課題を解決する車両周辺画像データ
記録装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1乃至図5は、上記の
目的を達成する車両周辺画像データ記録装置の原理構成
図を示す。すなわち、上記の目的は、図1に示すよう
に、異なる方向を撮影すべく車載された複数の画像セン
サM1と、供給される所定データを記録するデータ記録
媒体M2と、車両衝突時に衝撃力が作用する方向を判定
する衝突方向判定手段M3と、前記複数の画像センサM
1のうち、前記衝突方向判定手段M3によって衝突方向
と判定された方向を監視領域とする画像センサM1の画
像データのみを前記データ記録媒体M2に供給する画像
方向選択手段M4とを備える車両周辺画像データ記録装
置により達成される。、により達成される。
目的を達成する車両周辺画像データ記録装置の原理構成
図を示す。すなわち、上記の目的は、図1に示すよう
に、異なる方向を撮影すべく車載された複数の画像セン
サM1と、供給される所定データを記録するデータ記録
媒体M2と、車両衝突時に衝撃力が作用する方向を判定
する衝突方向判定手段M3と、前記複数の画像センサM
1のうち、前記衝突方向判定手段M3によって衝突方向
と判定された方向を監視領域とする画像センサM1の画
像データのみを前記データ記録媒体M2に供給する画像
方向選択手段M4とを備える車両周辺画像データ記録装
置により達成される。、により達成される。
【0010】また、図2に示すように、上記構成の車両
周辺画像データ記録装置において、前記衝突方向判定手
段M3は、前記複数の画像センサM1の画像データに基
づいて、車両衝突時に衝撃力が作用する方向を判定する
車両周辺画像データ記録装置も有効である。
周辺画像データ記録装置において、前記衝突方向判定手
段M3は、前記複数の画像センサM1の画像データに基
づいて、車両衝突時に衝撃力が作用する方向を判定する
車両周辺画像データ記録装置も有効である。
【0011】そして、図3に示すように、上記図2に示
す構成の車両周辺画像データ記録装置において、前記衝
突方向判定手段M3は、車両挙動を検出する挙動センサ
M3aと、該挙動センサM3aの出力値に基づいて車両
の直進・制動・旋回状態に応じた挙動指数を演算する挙
動指数演算手段M3bと、該挙動指数演算手段M3bが
演算した挙動指数と、前記複数の画像センサM1の画像
データとに基づいて、車両衝突時に衝撃力が作用する方
向を演算する衝突方向演算手段M3cとを備える車両周
辺画像データ記録装置も有効である。
す構成の車両周辺画像データ記録装置において、前記衝
突方向判定手段M3は、車両挙動を検出する挙動センサ
M3aと、該挙動センサM3aの出力値に基づいて車両
の直進・制動・旋回状態に応じた挙動指数を演算する挙
動指数演算手段M3bと、該挙動指数演算手段M3bが
演算した挙動指数と、前記複数の画像センサM1の画像
データとに基づいて、車両衝突時に衝撃力が作用する方
向を演算する衝突方向演算手段M3cとを備える車両周
辺画像データ記録装置も有効である。
【0012】更に、図4に示すように、上記図1に示す
構成の車両周辺画像データ記録装置において、前記記録
媒体M2の残存メモリ容量が、前記複数の画像センサM
1が出力する画像データ全てを記録するに十分である場
合には、前記画像方向選択手段M4の作動を停止する作
動状態制御手段M5を備える車両周辺画像データ記録装
置も有効である。
構成の車両周辺画像データ記録装置において、前記記録
媒体M2の残存メモリ容量が、前記複数の画像センサM
1が出力する画像データ全てを記録するに十分である場
合には、前記画像方向選択手段M4の作動を停止する作
動状態制御手段M5を備える車両周辺画像データ記録装
置も有効である。
【0013】また、図5に示すように、図1に示す構成
の車両周辺画像データ記録装置において、前記データ記
録媒体M2は、当該データ記録媒体M2に供給される所
定のデータを直接記録する揮発性記録媒体M2aと、該
揮発性記録媒体M2aに記録されたデータを圧縮データ
に変換して出力する圧縮装置M2bと、該圧縮装置M2
bが適当に圧縮データを出力し得ない場合には、該圧縮
装置M2bの作動を停止して、当該データ記録媒体M2
に供給されるデータのうち重要度の高いデータを優先的
に出力するデータ選択手段M2cと、前記圧縮装置M2
bから出力される圧縮データ又は前記データ選択手段M
2cから出力される重要度の高いデータを記録する不揮
発性記録媒体M2dとを備える車両周辺画像データ記録
装置も有効である。
の車両周辺画像データ記録装置において、前記データ記
録媒体M2は、当該データ記録媒体M2に供給される所
定のデータを直接記録する揮発性記録媒体M2aと、該
揮発性記録媒体M2aに記録されたデータを圧縮データ
に変換して出力する圧縮装置M2bと、該圧縮装置M2
bが適当に圧縮データを出力し得ない場合には、該圧縮
装置M2bの作動を停止して、当該データ記録媒体M2
に供給されるデータのうち重要度の高いデータを優先的
に出力するデータ選択手段M2cと、前記圧縮装置M2
bから出力される圧縮データ又は前記データ選択手段M
2cから出力される重要度の高いデータを記録する不揮
発性記録媒体M2dとを備える車両周辺画像データ記録
装置も有効である。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明に係る車両周辺画像データ
記録装置(図1参照)において、前記画像方向選択手段
M4は、前記衝突方向判定手段M3によって衝突時に衝
撃力が作用すると判定された方向を監視領域とする画像
センサM1の画像データのみを前記データ記録媒体M2
に供給する。従って、前記データ記録媒体M2には、常
に車両の衝突方向の画像データのみが供給され、衝突事
故の解析に必要な画像データが無駄なく記録保持され
る。
記録装置(図1参照)において、前記画像方向選択手段
M4は、前記衝突方向判定手段M3によって衝突時に衝
撃力が作用すると判定された方向を監視領域とする画像
センサM1の画像データのみを前記データ記録媒体M2
に供給する。従って、前記データ記録媒体M2には、常
に車両の衝突方向の画像データのみが供給され、衝突事
故の解析に必要な画像データが無駄なく記録保持され
る。
【0015】請求項2記載の発明に係る車両周辺画像デ
ータ記録装置(図2参照)において、前記衝突方向判定
手段M3は、車両周辺の異なる方向をそれぞれ監視する
前記複数の画像センサM1の画像データに基づいて車両
の衝突方向を判定する。この場合、車両の衝突に起因し
て実際に衝撃力が生ずる以前から精度良く衝撃力の作用
方向が推定されることになり、画像センサの誤選択が防
止される。
ータ記録装置(図2参照)において、前記衝突方向判定
手段M3は、車両周辺の異なる方向をそれぞれ監視する
前記複数の画像センサM1の画像データに基づいて車両
の衝突方向を判定する。この場合、車両の衝突に起因し
て実際に衝撃力が生ずる以前から精度良く衝撃力の作用
方向が推定されることになり、画像センサの誤選択が防
止される。
【0016】請求項3記載の発明に係る車両周辺画像デ
ータ記録装置(図3参照)において、前記挙動指数演算
手段M3bは、前記挙動センサM3aが検出する車両挙
動に基づいて、その直進・後退・旋回状態に対応した挙
動指数を演算する。そして、前記衝突方向演算手段M3
cは、前記画像センサM1の画像データと、該挙動指数
とに基づいて衝撃力の作用する方向を演算する。
ータ記録装置(図3参照)において、前記挙動指数演算
手段M3bは、前記挙動センサM3aが検出する車両挙
動に基づいて、その直進・後退・旋回状態に対応した挙
動指数を演算する。そして、前記衝突方向演算手段M3
cは、前記画像センサM1の画像データと、該挙動指数
とに基づいて衝撃力の作用する方向を演算する。
【0017】車両の衝突は、車両の直進・後退時には車
両正面又は後面において生じ易く、また車両旋回時には
車両側面において生じ易く、車両挙動と衝突方向とには
相関があることから、前記衝突方向演算手段M3cにお
いては、正確に車両の衝突方向が予測される。
両正面又は後面において生じ易く、また車両旋回時には
車両側面において生じ易く、車両挙動と衝突方向とには
相関があることから、前記衝突方向演算手段M3cにお
いては、正確に車両の衝突方向が予測される。
【0018】請求項4記載の発明に係る車両周辺画像デ
ータ記録装置(図4参照)において、前記作動状態制御
手段M5は、前記データ記録媒体M2に十分な残存メモ
リ容量が存在する場合は、前記画像方向選択手段M4の
作動を停止する。従って、この場合、前記データ記録媒
体M2には前記複数の画像センサM1から出力される全
ての画像データが記録されることになり、メモリ容量に
応じた記録能力が有効に利用されることになる。
ータ記録装置(図4参照)において、前記作動状態制御
手段M5は、前記データ記録媒体M2に十分な残存メモ
リ容量が存在する場合は、前記画像方向選択手段M4の
作動を停止する。従って、この場合、前記データ記録媒
体M2には前記複数の画像センサM1から出力される全
ての画像データが記録されることになり、メモリ容量に
応じた記録能力が有効に利用されることになる。
【0019】請求項5記載の発明に係る車両周辺画像デ
ータ記録装置(図5参照)において、前記揮発性記録媒
体M2aは、前記データ記録媒体M2に供給されるデー
タをそのままの形態で記録する。また、前記圧縮装置M
2bは、前記揮発性記録媒体M2aに記録されたデータ
を、より少量のメモリ容量で記録できるよう圧縮データ
に変換する。
ータ記録装置(図5参照)において、前記揮発性記録媒
体M2aは、前記データ記録媒体M2に供給されるデー
タをそのままの形態で記録する。また、前記圧縮装置M
2bは、前記揮発性記録媒体M2aに記録されたデータ
を、より少量のメモリ容量で記録できるよう圧縮データ
に変換する。
【0020】一方、前記データ選択手段M2cは、前記
圧縮装置M2bが適当に圧縮データを出力できない場合
には、重要度の高いデータを優先的に前記不揮発性記録
媒体M2dに供給する。
圧縮装置M2bが適当に圧縮データを出力できない場合
には、重要度の高いデータを優先的に前記不揮発性記録
媒体M2dに供給する。
【0021】従って、前記不揮発性記録媒体M2dに
は、前記圧縮装置M2bの作動状態に応じて圧縮データ
又は重要度の高いデータが供給され、車両事故に起因し
て前記圧縮装置M2bが適切に作動し得ない場合におい
ても、確実に重要データの保存が図られることになる。
は、前記圧縮装置M2bの作動状態に応じて圧縮データ
又は重要度の高いデータが供給され、車両事故に起因し
て前記圧縮装置M2bが適切に作動し得ない場合におい
ても、確実に重要データの保存が図られることになる。
【0022】
【実施例】図6は、本発明に係る車両周辺画像データ記
録装置の要部を構成するドライブレコーダ10、及び前
方カメラ21、後方カメラ22、左方カメラ23、右方
カメラ24の車両搭載図を示す。
録装置の要部を構成するドライブレコーダ10、及び前
方カメラ21、後方カメラ22、左方カメラ23、右方
カメラ24の車両搭載図を示す。
【0023】ここで、前方カメラ21、後方カメラ2
2、左方カメラ23、右方カメラ24は、それぞれ車両
前方、後方、左方、右方の周辺画像を撮影すべく配設さ
れたカメラである(以下、これらを総称する場合は、カ
メラ21〜24と称す)。
2、左方カメラ23、右方カメラ24は、それぞれ車両
前方、後方、左方、右方の周辺画像を撮影すべく配設さ
れたカメラである(以下、これらを総称する場合は、カ
メラ21〜24と称す)。
【0024】また、図7は、ドライブレコーダ10の機
能上のブロック構成図を示す。すなわち、本実施例のド
ライブレコーダ10は、図7に示すように、車両に搭載
された各センサ20(詳細については後述)等から供給
されるデータを記録する記録装置10a、カメラ21〜
24から出力される画像データから特定の画像データを
選択して記録装置10aに供給する画像データ選択装置
10b、及び各センサ20のセンサ出力、及びカメラ2
1〜24の画像データに基づいて車両事故を予測し、ま
た事故状況を把握し、画像データ選択装置10bに向け
て所定のデータ選択命令を発する演算装置10cにより
構成されている。
能上のブロック構成図を示す。すなわち、本実施例のド
ライブレコーダ10は、図7に示すように、車両に搭載
された各センサ20(詳細については後述)等から供給
されるデータを記録する記録装置10a、カメラ21〜
24から出力される画像データから特定の画像データを
選択して記録装置10aに供給する画像データ選択装置
10b、及び各センサ20のセンサ出力、及びカメラ2
1〜24の画像データに基づいて車両事故を予測し、ま
た事故状況を把握し、画像データ選択装置10bに向け
て所定のデータ選択命令を発する演算装置10cにより
構成されている。
【0025】ここで、記録装置10aは、所定期間の車
両データを記録し得るメモリ容量を有しており、車両走
行中においては随時車両データを更新しつつデータの記
録を行う。そして、例えば衝突時にのみ発生する衝撃が
検出された場合に、車両に事故が発生したと判断してそ
の後データの更新を禁止する。
両データを記録し得るメモリ容量を有しており、車両走
行中においては随時車両データを更新しつつデータの記
録を行う。そして、例えば衝突時にのみ発生する衝撃が
検出された場合に、車両に事故が発生したと判断してそ
の後データの更新を禁止する。
【0026】この結果、記録装置10aには、車両の通
常走行中においては最新の所定期間におけるデータが記
録され、事故発生時には、その発生前後所定期間に渡る
車両データが記録保持されることになる。
常走行中においては最新の所定期間におけるデータが記
録され、事故発生時には、その発生前後所定期間に渡る
車両データが記録保持されることになる。
【0027】ところで、本実施例における記録装置10
aは、図8に示す如き構成により実現される。すなわ
ち、揮発性記録媒体10a-1は、記録内容の保持に所定
電力を要する記録媒体であり、上述の手法により全デー
タの記録保持を図る。また、揮発性記録媒体10a-1に
は、自らが記録しているデータの形式を整理し、より少
ないメモリ容量で記録が可能な圧縮データとする機能を
備えている。
aは、図8に示す如き構成により実現される。すなわ
ち、揮発性記録媒体10a-1は、記録内容の保持に所定
電力を要する記録媒体であり、上述の手法により全デー
タの記録保持を図る。また、揮発性記録媒体10a-1に
は、自らが記録しているデータの形式を整理し、より少
ないメモリ容量で記録が可能な圧縮データとする機能を
備えている。
【0028】また、電源監視装置10a-2は、車載バッ
テリ等の車両用電源11の状態、及び車両用電源11の
バックアップ用電源として記録装置10aが内蔵する内
蔵バックアップ電源10a-3の状態を監視する装置であ
る。
テリ等の車両用電源11の状態、及び車両用電源11の
バックアップ用電源として記録装置10aが内蔵する内
蔵バックアップ電源10a-3の状態を監視する装置であ
る。
【0029】そして、揮発性記録媒体10a-1は、車両
事故が検出された際に、上記手法による記録保持を図
り、かつ電源監視装置10a-2の監視結果に基づいて、
自己の記録データを圧縮データに変換して出力するに十
分な電力供給が得られるか否かを判断し、電力が得られ
ると判断した場合には圧縮データを不揮発性記録媒体1
0a-4に供給する。
事故が検出された際に、上記手法による記録保持を図
り、かつ電源監視装置10a-2の監視結果に基づいて、
自己の記録データを圧縮データに変換して出力するに十
分な電力供給が得られるか否かを判断し、電力が得られ
ると判断した場合には圧縮データを不揮発性記録媒体1
0a-4に供給する。
【0030】ここで、不揮発性記録媒体10a-4は、そ
の記録内容を保持するために電力供給を必要としない記
録媒体であり、車両事故に起因して記録装置10aに対
する電力供給が遮断された場合において最小限のデータ
保存を図るべく設けられた記録媒体である。
の記録内容を保持するために電力供給を必要としない記
録媒体であり、車両事故に起因して記録装置10aに対
する電力供給が遮断された場合において最小限のデータ
保存を図るべく設けられた記録媒体である。
【0031】そして、この不揮発性記録媒体10aは、
上述の如く圧縮データが供給される場合には、その圧縮
データの記録保持を図り、十分な電力が得られない等の
原因により圧縮データの供給が受けられない場合には、
かかる状況に対応すべく予め選択設定しておいた重要度
の高いデータを、圧縮変換前の通常の形式のまま記録保
持する。
上述の如く圧縮データが供給される場合には、その圧縮
データの記録保持を図り、十分な電力が得られない等の
原因により圧縮データの供給が受けられない場合には、
かかる状況に対応すべく予め選択設定しておいた重要度
の高いデータを、圧縮変換前の通常の形式のまま記録保
持する。
【0032】図7に示す画像データ選択装置10b及び
演算装置10cは、本実施例の要部であり、それぞれ前
記した画像方向選択手段M4、衝突方向判定手段M3に
相当している。
演算装置10cは、本実施例の要部であり、それぞれ前
記した画像方向選択手段M4、衝突方向判定手段M3に
相当している。
【0033】すなわち、演算装置10cは、車載される
各センサ20のセンサ出力、カメラ21〜24の画像デ
ータ等に基づいて、後述の如く車両の衝突方向、又は衝
突が生じやすい方向を推定する。そして、画像データ選
択装置10bは、このようにして推定された方向を監視
領域とするカメラを選択して、その画像データを記録装
置10aに供給する。
各センサ20のセンサ出力、カメラ21〜24の画像デ
ータ等に基づいて、後述の如く車両の衝突方向、又は衝
突が生じやすい方向を推定する。そして、画像データ選
択装置10bは、このようにして推定された方向を監視
領域とするカメラを選択して、その画像データを記録装
置10aに供給する。
【0034】これらの機能は、具体的には図9に示す如
きハードウェア構成により実現される。すなわちドライ
ブレコーダ10は、CPU12を中心として、ROM1
3,RAM14,バックアップRAM(B−RAM)1
5,入力ポート16を共通バス17で接続してなる構成
である。
きハードウェア構成により実現される。すなわちドライ
ブレコーダ10は、CPU12を中心として、ROM1
3,RAM14,バックアップRAM(B−RAM)1
5,入力ポート16を共通バス17で接続してなる構成
である。
【0035】ここで、CPU11は、ROM12内に格
納されているプログラムに従って処理を実行する装置で
ある。また、RAM14は、上述した揮発性記録媒体1
0a -1におけるメモリを実現する揮発性のメモリであ
り、B−RAM15は、上記不揮発性記録媒体10a-4
におけるメモリを実現する不揮発性のメモリである。
納されているプログラムに従って処理を実行する装置で
ある。また、RAM14は、上述した揮発性記録媒体1
0a -1におけるメモリを実現する揮発性のメモリであ
り、B−RAM15は、上記不揮発性記録媒体10a-4
におけるメモリを実現する不揮発性のメモリである。
【0036】そして、入力ポート15は、上述した各セ
ンサ20のセンサ出力、及びカメラ21〜24から出力
される画像データをドライブレコーダ10内で処理でき
る状態に変換して取り込む装置である。以下、入力ポー
ト15に接続される各センサ20の具体的内容について
詳説する。
ンサ20のセンサ出力、及びカメラ21〜24から出力
される画像データをドライブレコーダ10内で処理でき
る状態に変換して取り込む装置である。以下、入力ポー
ト15に接続される各センサ20の具体的内容について
詳説する。
【0037】すなわち、本実施例においては、赤外線セ
ンサ25、車速センサ26、操舵角センサ27、ブレー
キ踏力センサ28、アクセルセンサ29、前後Gセンサ
30、横Gセンサ31、及びヨーレートセンサ32が、
上述の各センサ20として入力ポート16に接続されて
いる。
ンサ25、車速センサ26、操舵角センサ27、ブレー
キ踏力センサ28、アクセルセンサ29、前後Gセンサ
30、横Gセンサ31、及びヨーレートセンサ32が、
上述の各センサ20として入力ポート16に接続されて
いる。
【0038】赤外線センサ25は、車両の周辺を監視領
域として34℃〜38℃付近の熱を発する熱源を検出す
るセンサであり、具体的には車両周辺における歩行者の
存在を検出すべく配設されるセンサである。
域として34℃〜38℃付近の熱を発する熱源を検出す
るセンサであり、具体的には車両周辺における歩行者の
存在を検出すべく配設されるセンサである。
【0039】車速センサ26は、例えば車両のドライブ
シャフト等に配設されて、車速に応じた周期でパルス信
号を発生するセンサであり、操舵角センサ27は、ステ
アリングの操舵角及び操舵方向に対応したパルス信号を
出力するセンサである。また、ブレーキセンサ28はブ
レーキ踏力を、アクセルセンサ26はアクセル開度をそ
れぞれ検出するセンサである。
シャフト等に配設されて、車速に応じた周期でパルス信
号を発生するセンサであり、操舵角センサ27は、ステ
アリングの操舵角及び操舵方向に対応したパルス信号を
出力するセンサである。また、ブレーキセンサ28はブ
レーキ踏力を、アクセルセンサ26はアクセル開度をそ
れぞれ検出するセンサである。
【0040】前後Gセンサ30、及び横Gセンサ31
は、それぞれ車両に作用する前後方向の加速度、及び横
方向の加速度を検出するセンサである。ドライブレコー
ダ10は、例えばこれらの加速度センサ30,31によ
り通常の走行状態では生じ得ない加速度が検出された際
に、車両に衝突が生じたと判断することができる。
は、それぞれ車両に作用する前後方向の加速度、及び横
方向の加速度を検出するセンサである。ドライブレコー
ダ10は、例えばこれらの加速度センサ30,31によ
り通常の走行状態では生じ得ない加速度が検出された際
に、車両に衝突が生じたと判断することができる。
【0041】更に、ヨーレートセンサ32は、車両の重
心軸回りの回転速度、すなわち車両の旋回角速度を検出
するセンサである。ドライブレコーダ10にヨーレート
センサ32の出力データが記録されている場合、事後的
に事故解析を行うにあたって精度良く車両挙動を再現す
ることが可能である。
心軸回りの回転速度、すなわち車両の旋回角速度を検出
するセンサである。ドライブレコーダ10にヨーレート
センサ32の出力データが記録されている場合、事後的
に事故解析を行うにあたって精度良く車両挙動を再現す
ることが可能である。
【0042】尚、本実施例においては、RAM14内の
記録内容を圧縮データとしてB−RAM15に記録する
場合、その可否判断を車両用電源11及び内蔵バックア
ップ電源10a-3(以下、これらを総称して電源11,
10a-3と称す)の電源電圧に基づいて行うこととして
おり、かかる電源電圧値も車両データとして入力ポート
16から取り込むこととしている。
記録内容を圧縮データとしてB−RAM15に記録する
場合、その可否判断を車両用電源11及び内蔵バックア
ップ電源10a-3(以下、これらを総称して電源11,
10a-3と称す)の電源電圧に基づいて行うこととして
おり、かかる電源電圧値も車両データとして入力ポート
16から取り込むこととしている。
【0043】ところで、本実施例のドライブレコーダ1
0は、上述した各センサ25〜32のセンサ出力、及び
カメラ21〜24の画像データの記録保持を図るに際
し、画像データについては、主として車両衝突方向の画
像データを記録することとしてメモリの削減を図ってい
る点に特徴を有している。
0は、上述した各センサ25〜32のセンサ出力、及び
カメラ21〜24の画像データの記録保持を図るに際
し、画像データについては、主として車両衝突方向の画
像データを記録することとしてメモリの削減を図ってい
る点に特徴を有している。
【0044】図10は、かかる機能を満たすべくCPU
12が実行するルーチンの一例のフローチャートを示
す。以下、同フローチャートに沿って、本実施例のドラ
イブレコーダ10の特徴的動作について説明する。
12が実行するルーチンの一例のフローチャートを示
す。以下、同フローチャートに沿って、本実施例のドラ
イブレコーダ10の特徴的動作について説明する。
【0045】図10に示すルーチンが起動すると、先ず
ステップ100において上述の各センサ25〜32のセ
ンサ出力、及びカメラ21〜24の画像データの読み込
みを行う。
ステップ100において上述の各センサ25〜32のセ
ンサ出力、及びカメラ21〜24の画像データの読み込
みを行う。
【0046】次にステップ102においては、読み込ん
だ各種データに基づいて、車両における事故方向予測指
数C1 ,C2 ,C3 ,C4 の演算を行う。ここで、C1
〜C 4 は、それぞれ車両前方、後方、左方、右方で衝突
が生じ易い度合いを示す指数であり、車両挙動を検出す
る各センサ25〜32のセンサ出力に基づいて後述の如
く演算される挙動指数と、カメラ21〜24の画像デー
タに基づいて演算される画像指数とから求まる直進指
数、制動指数、旋回指数、及び車速の関数として定まる
指数である。
だ各種データに基づいて、車両における事故方向予測指
数C1 ,C2 ,C3 ,C4 の演算を行う。ここで、C1
〜C 4 は、それぞれ車両前方、後方、左方、右方で衝突
が生じ易い度合いを示す指数であり、車両挙動を検出す
る各センサ25〜32のセンサ出力に基づいて後述の如
く演算される挙動指数と、カメラ21〜24の画像デー
タに基づいて演算される画像指数とから求まる直進指
数、制動指数、旋回指数、及び車速の関数として定まる
指数である。
【0047】ここで、本実施例においては、上述の挙動
指数として直進挙動指数、制動挙動指数、旋回挙動指数
を用いており、それぞれ各挙動の激しさを数値化すべく
以下の如く設定している。
指数として直進挙動指数、制動挙動指数、旋回挙動指数
を用いており、それぞれ各挙動の激しさを数値化すべく
以下の如く設定している。
【0048】直進挙動指数=k1 ×前後G+k2 ×アク
セル開度−k3 (操舵角×ヨーレート)2 制動挙動指数=k4 ×前後G+k5 ×ブレーキ踏力−k
6 (操舵角×ヨーレート)2 旋回挙動指数=k7 ×横G+k8 ×操舵角 また、画像指数については、車両前方、後方、左方、右
方に存在する障害物に対する相対速度、及び相対加速度
に基づいてそれぞれの方向において衝突が生じやすい度
合いを数値化すべく、次式の如く設定している。
セル開度−k3 (操舵角×ヨーレート)2 制動挙動指数=k4 ×前後G+k5 ×ブレーキ踏力−k
6 (操舵角×ヨーレート)2 旋回挙動指数=k7 ×横G+k8 ×操舵角 また、画像指数については、車両前方、後方、左方、右
方に存在する障害物に対する相対速度、及び相対加速度
に基づいてそれぞれの方向において衝突が生じやすい度
合いを数値化すべく、次式の如く設定している。
【0049】前方画像指数=m1 /前方物体との距離D
F −m2 ×(前回のDF −今回のDF )/サンプリング
タイム 後方画像指数=n1 /後方物体との距離DR −n2 ×
(前回のDR −今回のDR )/サンプリングタイム 左方画像指数=p1 /後方物体との距離DLT−p2 ×
(前回のDLT−今回のDLT)/サンプリングタイム 右方画像指数=q1 /後方物体との距離DRT−q2 ×
(前回のDRT−今回のDRT)/サンプリングタイム そして、それぞれ対応する挙動指数、及び画像指数を加
算することで、以下の如く直進指数、制動指数、旋回指
数を設定している。
F −m2 ×(前回のDF −今回のDF )/サンプリング
タイム 後方画像指数=n1 /後方物体との距離DR −n2 ×
(前回のDR −今回のDR )/サンプリングタイム 左方画像指数=p1 /後方物体との距離DLT−p2 ×
(前回のDLT−今回のDLT)/サンプリングタイム 右方画像指数=q1 /後方物体との距離DRT−q2 ×
(前回のDRT−今回のDRT)/サンプリングタイム そして、それぞれ対応する挙動指数、及び画像指数を加
算することで、以下の如く直進指数、制動指数、旋回指
数を設定している。
【0050】直進指数=直進挙動指数+前方画像指数 制動指数=制動挙動指数+後方画像指数 旋回指数=旋回挙動指数+左方又は右方画像指数 この結果、直進指数、制動指数、旋回指数は、それぞれ
直進方向、制動方向、旋回方向に向かう車両挙動が激し
いほど、またその方向に自車の進行上障害となる物体が
近接して存在するほど、大きな値として演算されること
になる。この意味で、これら直進指数、制動指数、旋回
指数は、車両走行中において各方向で衝突が生じやすい
度合いを示している。
直進方向、制動方向、旋回方向に向かう車両挙動が激し
いほど、またその方向に自車の進行上障害となる物体が
近接して存在するほど、大きな値として演算されること
になる。この意味で、これら直進指数、制動指数、旋回
指数は、車両走行中において各方向で衝突が生じやすい
度合いを示している。
【0051】従って、事故方向予測指数C1 (以下、前
方指数C1 と称す)は、図11に示すように、車速が高
速であり、かつ直進方向に事故が生じやすい状況である
ほど大きな値となり、事故方向予測指数C2 (以下、後
方指数C2 と称す)は、図12に示すように、車速が低
速であり、かつ後方から追突されやすい状況であるほど
大きな値となり、更に事故方向予測指数C3、C4(以
下、左方指数C3 、右方指数C4 と称す)は、図13に
示すように、車速が高速であり、かつ旋回方向に事故が
生じ易い状況であるほど大きな値となる。
方指数C1 と称す)は、図11に示すように、車速が高
速であり、かつ直進方向に事故が生じやすい状況である
ほど大きな値となり、事故方向予測指数C2 (以下、後
方指数C2 と称す)は、図12に示すように、車速が低
速であり、かつ後方から追突されやすい状況であるほど
大きな値となり、更に事故方向予測指数C3、C4(以
下、左方指数C3 、右方指数C4 と称す)は、図13に
示すように、車速が高速であり、かつ旋回方向に事故が
生じ易い状況であるほど大きな値となる。
【0052】このようにしてC1 〜C4 を演算したら、
次にステップ104へ進み、赤外線センサ25の出力信
号に基づいて車両周辺に歩行者が存在するか否かを判別
する。本実施例においては、車両に生じた衝撃に基づい
て事故発生を検出する構成であるが、衝突の対象が車両
等である場合と歩行者である場合とでは発生する衝撃力
が異なり、歩行者の有無に応じて衝突に対する判定値を
変更する必要があるからである。
次にステップ104へ進み、赤外線センサ25の出力信
号に基づいて車両周辺に歩行者が存在するか否かを判別
する。本実施例においては、車両に生じた衝撃に基づい
て事故発生を検出する構成であるが、衝突の対象が車両
等である場合と歩行者である場合とでは発生する衝撃力
が異なり、歩行者の有無に応じて衝突に対する判定値を
変更する必要があるからである。
【0053】このため、上記ステップ104において歩
行者が存在しないと判別された場合は、以後ステップ1
06へ進み判定値S=1とする処理を行い、一方上記ス
テップ104において歩行者の存在が判別された場合
は、ステップ108へ進んで判定値Sに0.6をセット
する処理を行う。
行者が存在しないと判別された場合は、以後ステップ1
06へ進み判定値S=1とする処理を行い、一方上記ス
テップ104において歩行者の存在が判別された場合
は、ステップ108へ進んで判定値Sに0.6をセット
する処理を行う。
【0054】ステップ110においては、上述の如く求
めたC1 〜C4 に基づいて、事故レベルLを演算する。
この事故レベルLは、車両に生じた前後G・横G、及び
上記C1 〜C4 により次式の如く求められる値であり、
車両に衝突が生じたと推定される度合いを表している。
めたC1 〜C4 に基づいて、事故レベルLを演算する。
この事故レベルLは、車両に生じた前後G・横G、及び
上記C1 〜C4 により次式の如く求められる値であり、
車両に衝突が生じたと推定される度合いを表している。
【0055】L=前後G×(C1 +C2 )2 +横G×
(C3 +C4 )2 続くステップ112は、上記ステップ106、又は10
8で設定した判定値Sと、上記の如く演算した事故レベ
ルLとを比較することで、車両に衝突が生じたか否かを
判別するステップである。
(C3 +C4 )2 続くステップ112は、上記ステップ106、又は10
8で設定した判定値Sと、上記の如く演算した事故レベ
ルLとを比較することで、車両に衝突が生じたか否かを
判別するステップである。
【0056】この場合、L≧Sが不成立である場合は、
ステップ200において事故前画像の記録処理を行い、
以後上記の処理を繰り返し実行すべくステップ100へ
戻る。一方、L≧Sが成立する場合は、車両において衝
突が生じたと判断し、以後衝突前後の画像データの記録
保持を図るべくステップ300へ進み、事故後画像の記
録を行って処理を終了する。
ステップ200において事故前画像の記録処理を行い、
以後上記の処理を繰り返し実行すべくステップ100へ
戻る。一方、L≧Sが成立する場合は、車両において衝
突が生じたと判断し、以後衝突前後の画像データの記録
保持を図るべくステップ300へ進み、事故後画像の記
録を行って処理を終了する。
【0057】ここで、上記ステップ200、及び300
の処理は、具体的にはそれぞれ図14、図15にフロー
チャートを示すサブルーチンによって実現される。すな
わち、上記図10に示すルーチン中、ステップ112に
おいて、L≧Sは不成立である、すなわち車両に衝突は
生じていないと判別された場合は、図14に示すルーチ
ンが起動される。
の処理は、具体的にはそれぞれ図14、図15にフロー
チャートを示すサブルーチンによって実現される。すな
わち、上記図10に示すルーチン中、ステップ112に
おいて、L≧Sは不成立である、すなわち車両に衝突は
生じていないと判別された場合は、図14に示すルーチ
ンが起動される。
【0058】図14に示すルーチンにおいては、先ずス
テップ202で事故方向予測指数C 1 〜 C4 を読み込
んだ後、ステップ204、206、208において何れ
の事故方向予測指数C1 〜C4 が最大値を示しているか
が判別される。
テップ202で事故方向予測指数C 1 〜 C4 を読み込
んだ後、ステップ204、206、208において何れ
の事故方向予測指数C1 〜C4 が最大値を示しているか
が判別される。
【0059】その結果、ステップ204の処理において
前方指数C1 が最大であると判別された場合は、車両前
方において最も衝突が生じ易いと判断し、以後ステップ
210へ進んで車両前方を監視領域とする前方カメラ2
1の画像データを記録して今回の処理を終了する。
前方指数C1 が最大であると判別された場合は、車両前
方において最も衝突が生じ易いと判断し、以後ステップ
210へ進んで車両前方を監視領域とする前方カメラ2
1の画像データを記録して今回の処理を終了する。
【0060】また、ステップ206において後方指数C
2 が最大であると判断された場合はステップ212へ進
んで後方カメラ22の画像データを記録し、ステップ2
08において左方指数C3 が最大であると判断された場
合はステップ214へ進んでカメラ23の画像データを
記録し、その他の場合、すなわち右方指数C4 が最大で
あると判断された場合は、ステップ216で右方カメラ
24の画像データを記録して今回の処理を終了する。
2 が最大であると判断された場合はステップ212へ進
んで後方カメラ22の画像データを記録し、ステップ2
08において左方指数C3 が最大であると判断された場
合はステップ214へ進んでカメラ23の画像データを
記録し、その他の場合、すなわち右方指数C4 が最大で
あると判断された場合は、ステップ216で右方カメラ
24の画像データを記録して今回の処理を終了する。
【0061】この結果、本実施例のドライブレコーダ1
0によれば、RAM14には車両に事故が生ずる以前か
ら、車両挙動、及び車両周辺状況に基づいて最も衝突が
生じやすい方向の画像データが記録される。このため、
カメラ21〜24から出力される画像データの全てを記
録することなく、車両が衝突するに至る過程で最も重要
な画像データを確実に記録することができる。
0によれば、RAM14には車両に事故が生ずる以前か
ら、車両挙動、及び車両周辺状況に基づいて最も衝突が
生じやすい方向の画像データが記録される。このため、
カメラ21〜24から出力される画像データの全てを記
録することなく、車両が衝突するに至る過程で最も重要
な画像データを確実に記録することができる。
【0062】ところで、上記図14に示すルーチンにお
いては、画像データの選択を、事故方向予測指数C1 〜
C4 に基づいて行っている。この意味で、本ルーチンが
実行される場合には、上記ステップ204、206、2
08により前記した画像方向選択手段M4が実現され
る。
いては、画像データの選択を、事故方向予測指数C1 〜
C4 に基づいて行っている。この意味で、本ルーチンが
実行される場合には、上記ステップ204、206、2
08により前記した画像方向選択手段M4が実現され
る。
【0063】また、事故方向予測指数C1 〜C4 は、カ
メラ21〜24から得られた画像データ、及び各センサ
25〜32のセンサ出力に基づいて演算された値であ
る。この意味では、上述した各センサ25〜32が前記
した挙動センサM3aに、それらのセンサ出力に基づい
て車両の挙動指数を演算し、更にその挙動指数と画像デ
ータとに基づいて事故方向予測指数C1 〜C4 を演算す
る上記ステップ102が、前記した挙動指数演算手段M
3b、及び衝突方向演算手段M3cの一部に相当してい
る。
メラ21〜24から得られた画像データ、及び各センサ
25〜32のセンサ出力に基づいて演算された値であ
る。この意味では、上述した各センサ25〜32が前記
した挙動センサM3aに、それらのセンサ出力に基づい
て車両の挙動指数を演算し、更にその挙動指数と画像デ
ータとに基づいて事故方向予測指数C1 〜C4 を演算す
る上記ステップ102が、前記した挙動指数演算手段M
3b、及び衝突方向演算手段M3cの一部に相当してい
る。
【0064】上記図10に示すルーチン中、ステップ1
12においてL≧Sが成立すると判別された場合、すな
わち車両に衝突が発生したと判別された場合は、図15
に示すルーチンが起動する。
12においてL≧Sが成立すると判別された場合、すな
わち車両に衝突が発生したと判別された場合は、図15
に示すルーチンが起動する。
【0065】図15に示すルーチンにおいては、先ずス
テップ302において、衝突発生を判断した際の前後
G、及び横Gを読み込む。次いで、ステップ304で、
読み込んだ前後G、及び横Gに基づいて衝撃力の作用方
向θaを演算する。
テップ302において、衝突発生を判断した際の前後
G、及び横Gを読み込む。次いで、ステップ304で、
読み込んだ前後G、及び横Gに基づいて衝撃力の作用方
向θaを演算する。
【0066】ここで、本実施例においては、図16に示
すように車両前方を基準方向として設定し、反時計回り
方向を正方向として回転座標を設定しており、次式の如
くθaを求めることとしている。
すように車両前方を基準方向として設定し、反時計回り
方向を正方向として回転座標を設定しており、次式の如
くθaを求めることとしている。
【0067】θa= tan-1(前後G/横G) この様にして衝撃力作用方向θaを求めたら、次にステ
ップ306へ進み、θaが前方カメラ21の監視領域0
≦θa≦60、又は300≦θa≦360内か否かの判
別を行う。ここで、上記条件が成立する場合はステップ
312へ進み前方カメラ21の画像データを記録する。
ップ306へ進み、θaが前方カメラ21の監視領域0
≦θa≦60、又は300≦θa≦360内か否かの判
別を行う。ここで、上記条件が成立する場合はステップ
312へ進み前方カメラ21の画像データを記録する。
【0068】一方、上記条件が不成立の場合は、ステッ
プ308においてθaが後方カメラ22の監視領域12
0≦θa≦240内か否かを判別する。そして、120
≦θa≦240が成立する場合はステップ314へ進み
後方カメラ22の画像データを記録し、不成立の場合は
ステップ310へ進む。
プ308においてθaが後方カメラ22の監視領域12
0≦θa≦240内か否かを判別する。そして、120
≦θa≦240が成立する場合はステップ314へ進み
後方カメラ22の画像データを記録し、不成立の場合は
ステップ310へ進む。
【0069】ステップ310では、θaが左方カメラ2
3の監視領域60<θa<120内か否かの判別を行
い、監視領域内である場合はステップ316へ、監視領
域外である場合はステップ318へ進み、それぞれ左方
カメラ23の画像データ、又は右方カメラ24の画像デ
ータを記録する処理を行う。
3の監視領域60<θa<120内か否かの判別を行
い、監視領域内である場合はステップ316へ、監視領
域外である場合はステップ318へ進み、それぞれ左方
カメラ23の画像データ、又は右方カメラ24の画像デ
ータを記録する処理を行う。
【0070】この結果、車両に衝撃力が作用すると、以
後ドライブレコーダ10は、衝撃力の作用方向を監視領
域とするカメラの画像データをRAM14内に記録し、
衝突前に記録されていた画像データと併せて、確実に衝
突前後における最も重要な画像データの記録保持が図ら
れることになる。
後ドライブレコーダ10は、衝撃力の作用方向を監視領
域とするカメラの画像データをRAM14内に記録し、
衝突前に記録されていた画像データと併せて、確実に衝
突前後における最も重要な画像データの記録保持が図ら
れることになる。
【0071】ところで、本実施例のドライブレコーダ1
0は、上述の如く車両に衝突が生じた後はその衝撃力の
作用方向に基づいて記録すべき画像データを選択してい
る。この意味で、上記図15のルーチンが実行される場
合、ステップ306、308、310により前記した衝
突方向判定手段M3が、ステップ302、及び304に
より前記した衝突方向判定手段M3が、それぞれ実現さ
れる。
0は、上述の如く車両に衝突が生じた後はその衝撃力の
作用方向に基づいて記録すべき画像データを選択してい
る。この意味で、上記図15のルーチンが実行される場
合、ステップ306、308、310により前記した衝
突方向判定手段M3が、ステップ302、及び304に
より前記した衝突方向判定手段M3が、それぞれ実現さ
れる。
【0072】尚、本実施例においては、上述の如く車両
に衝突が生ずる前は、事故方向予測指数C1 〜C4 に基
づいて、車両衝突後は前後G及び横Gに基づいて、車両
衝突時に衝撃力が作用する方向を推定し、また判定して
いる。従って、これらの機能を実現する上記ステップ2
04、206、208、及び306、308、310
は、共に前記した衝突方向判定手段M3に相当すること
となるが、これらを組み合わせて用いる構成に限定する
ものではない。
に衝突が生ずる前は、事故方向予測指数C1 〜C4 に基
づいて、車両衝突後は前後G及び横Gに基づいて、車両
衝突時に衝撃力が作用する方向を推定し、また判定して
いる。従って、これらの機能を実現する上記ステップ2
04、206、208、及び306、308、310
は、共に前記した衝突方向判定手段M3に相当すること
となるが、これらを組み合わせて用いる構成に限定する
ものではない。
【0073】また、上記実施例においては、各センサ2
5〜32のセンサ出力に基づいて求めた挙動指数と、画
像データに基づいて求めた画像指数とを加算して事故方
向予測指数C1 〜C4 の算出することとしているが、こ
れに限るものではなく、挙動指数、又は画像指数の何れ
か一方にのみ基づいてC1 〜C4 を求める構成としても
よい。
5〜32のセンサ出力に基づいて求めた挙動指数と、画
像データに基づいて求めた画像指数とを加算して事故方
向予測指数C1 〜C4 の算出することとしているが、こ
れに限るものではなく、挙動指数、又は画像指数の何れ
か一方にのみ基づいてC1 〜C4 を求める構成としても
よい。
【0074】ところで、車両に衝突が生じた場合、断
線、又はフェールセーフ処理として、車両用電源11か
らドライブレコーダ10への電力供給が停止される場合
がある。また、その場合に、ドライブレコーダ10の内
蔵バックアップ電源10a-3からも電力供給が得られな
い事態も生じ得る。
線、又はフェールセーフ処理として、車両用電源11か
らドライブレコーダ10への電力供給が停止される場合
がある。また、その場合に、ドライブレコーダ10の内
蔵バックアップ電源10a-3からも電力供給が得られな
い事態も生じ得る。
【0075】ここで、揮発性記録媒体であるRAM14
の記録は、電力供給が遮断されることで消去されるた
め、確実にその記録を保持するためには、不揮発性記録
媒体であるB−RAM15へ記録内容を転送しておくこ
とが望ましい。このため、本実施例においては、上述の
如く衝突時の画像データを記録したら、その後他の各セ
ンサ25〜32のセンサ出力の記録と共にB−RAM1
5へのデータ書き込みを行うこととしている。
の記録は、電力供給が遮断されることで消去されるた
め、確実にその記録を保持するためには、不揮発性記録
媒体であるB−RAM15へ記録内容を転送しておくこ
とが望ましい。このため、本実施例においては、上述の
如く衝突時の画像データを記録したら、その後他の各セ
ンサ25〜32のセンサ出力の記録と共にB−RAM1
5へのデータ書き込みを行うこととしている。
【0076】この場合において、RAM14におけるデ
ータ記録は、記録処理の容易性を優先する観点から、供
給されたデータをそのままの形式で記録する方式で行っ
ている。
ータ記録は、記録処理の容易性を優先する観点から、供
給されたデータをそのままの形式で記録する方式で行っ
ている。
【0077】しかしながら、供給されたデータをそのま
まの形式で記録する場合、データ記録上のフォーマット
に制約され、一般にメモリ上無駄な領域が生ずる。従っ
て、少ないメモリ容量内に多量のデータを記録すべきB
−RAM15への記録は、RAM14内のデータをメモ
リ的に無駄のない圧縮データに変換した後に行うことが
望ましい。
まの形式で記録する場合、データ記録上のフォーマット
に制約され、一般にメモリ上無駄な領域が生ずる。従っ
て、少ないメモリ容量内に多量のデータを記録すべきB
−RAM15への記録は、RAM14内のデータをメモ
リ的に無駄のない圧縮データに変換した後に行うことが
望ましい。
【0078】一方、通常形式のデータを圧縮データに変
換するに際しては、ある程度の電力消費が伴い、適当な
電力供給が得られない状況下において、データの記録保
持を確実ならしめるためには、B−RAM15のメモリ
容量上、許容される範囲で通常形式のデータを記録せざ
るを得ない。
換するに際しては、ある程度の電力消費が伴い、適当な
電力供給が得られない状況下において、データの記録保
持を確実ならしめるためには、B−RAM15のメモリ
容量上、許容される範囲で通常形式のデータを記録せざ
るを得ない。
【0079】そこで、本実施例においては、上記ステッ
プ318以前の処理を終えたら、次いでステップ320
へ進んで電源11、10a-3のバッテリ残量をチェック
し、またステップ322においてデータの圧縮書き込み
が可能か否かを判別し、その判別結果に基づいてデータ
の圧縮書き込みの実行可否を判断することとした。
プ318以前の処理を終えたら、次いでステップ320
へ進んで電源11、10a-3のバッテリ残量をチェック
し、またステップ322においてデータの圧縮書き込み
が可能か否かを判別し、その判別結果に基づいてデータ
の圧縮書き込みの実行可否を判断することとした。
【0080】そして、データの圧縮書き込みが可能であ
ると判別された場合は、ステップ324へ進んでRAM
14内に記録されている全てのデータを圧縮データとし
てB−RAM15に書き込む処理を行い、一方、圧縮書
き込みが不可能であると判断した場合は、ステップ32
6へ進んで重要なデータを優先してB−RAM15に書
き込む処理を行う。
ると判別された場合は、ステップ324へ進んでRAM
14内に記録されている全てのデータを圧縮データとし
てB−RAM15に書き込む処理を行い、一方、圧縮書
き込みが不可能であると判断した場合は、ステップ32
6へ進んで重要なデータを優先してB−RAM15に書
き込む処理を行う。
【0081】この場合、事故発生後における状態に対応
して、可能な限り多くのデータをB−RAM15に記録
することができ、最低限予め選定しておいた重要なデー
タの記録が保持されるため、事故解析上有効なデータ記
録が確実に行われることになる。
して、可能な限り多くのデータをB−RAM15に記録
することができ、最低限予め選定しておいた重要なデー
タの記録が保持されるため、事故解析上有効なデータ記
録が確実に行われることになる。
【0082】尚、本実施例においては、上記ステップ3
20、及び322が、前記したデータ選択手段M2c
に、上記ステップ326が前記した圧縮装置M2bに、
それぞれ相当している。
20、及び322が、前記したデータ選択手段M2c
に、上記ステップ326が前記した圧縮装置M2bに、
それぞれ相当している。
【0083】ところで、上記実施例は、車両の周辺を監
視する複数のカメラ21〜24により得られた画像デー
タのうち、事故解析にあたって真に必要な画像データを
選択して記録することで、メモリ容量の削減を図るべく
構成されたものである。
視する複数のカメラ21〜24により得られた画像デー
タのうち、事故解析にあたって真に必要な画像データを
選択して記録することで、メモリ容量の削減を図るべく
構成されたものである。
【0084】しかしながら、画像データをドライブレコ
ーダ10に記録すべきタイミングにおいて、全ての画像
データを記録するに十分な空きメモリが存在する場合に
は、敢えて画像データの選択を行う必要はなく、事故解
析をより容易ならしめる意味でも、この場合は全画像デ
ータを記録することが好ましい。
ーダ10に記録すべきタイミングにおいて、全ての画像
データを記録するに十分な空きメモリが存在する場合に
は、敢えて画像データの選択を行う必要はなく、事故解
析をより容易ならしめる意味でも、この場合は全画像デ
ータを記録することが好ましい。
【0085】図17は、かかる点に着目し、空きメモリ
の容量に応じて適切な処理を行うべくCPU12が実行
する処理の一例のフローチャートを示す。尚、同図にお
いて上記図10に示すルーチンと同一の処理を実行する
ステップには、同一の符号を付してその説明を省略す
る。
の容量に応じて適切な処理を行うべくCPU12が実行
する処理の一例のフローチャートを示す。尚、同図にお
いて上記図10に示すルーチンと同一の処理を実行する
ステップには、同一の符号を付してその説明を省略す
る。
【0086】すなわち、図17に示すルーチンは、ステ
ップ100においてデータを読み込んだ後、ステップ4
00において空きメモリの容量が、全画像データを記録
するに十分であるかを判別し、十分である場合には、そ
の後ステップ402に進み全画像データを記録して今回
の処理を終了する点に特徴を有している。
ップ100においてデータを読み込んだ後、ステップ4
00において空きメモリの容量が、全画像データを記録
するに十分であるかを判別し、十分である場合には、そ
の後ステップ402に進み全画像データを記録して今回
の処理を終了する点に特徴を有している。
【0087】この場合、ドライブレコーダ10には、衝
突方向の画像データが確実に記録される他、メモリ容量
に余裕がある場合には、そのメモリ内に他の画像データ
が記録されることになり、RAM14、B−RAM15
の記録能力の十分な活用を図ることができる。
突方向の画像データが確実に記録される他、メモリ容量
に余裕がある場合には、そのメモリ内に他の画像データ
が記録されることになり、RAM14、B−RAM15
の記録能力の十分な活用を図ることができる。
【0088】尚、本ルーチンは、特定の状況下において
のみ記録すれば足りるデータの記録領域として設定した
RAM14、B−RAM15の一部を、その記録が不要
な場合には画像データの記録領域として開放する機能等
と併せて用いる場合に特に有効である。
のみ記録すれば足りるデータの記録領域として設定した
RAM14、B−RAM15の一部を、その記録が不要
な場合には画像データの記録領域として開放する機能等
と併せて用いる場合に特に有効である。
【0089】ところで、本実施例は、前記したデータ記
録媒体M2に相当するRAM14、B−RAM15のメ
モリ容量に応じて、画像データの選択実行可否を判断す
る例であり、上記ステップ400は、前記した作動状態
制御手段M5に相当している。
録媒体M2に相当するRAM14、B−RAM15のメ
モリ容量に応じて、画像データの選択実行可否を判断す
る例であり、上記ステップ400は、前記した作動状態
制御手段M5に相当している。
【0090】
【発明の効果】上述の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、車両周辺を監視する複数の画像センサのうち、車両
の衝突方向を監視する画像センサを選択してその画像デ
ータのみを記録することができる。このため、全ての画
像センサの出力する画像データを記録する従来の装置に
比べて画像データの記録に必要なメモリ容量を大幅に削
減することができ、有効にメモリの無駄排除を実現する
ことができる。
ば、車両周辺を監視する複数の画像センサのうち、車両
の衝突方向を監視する画像センサを選択してその画像デ
ータのみを記録することができる。このため、全ての画
像センサの出力する画像データを記録する従来の装置に
比べて画像データの記録に必要なメモリ容量を大幅に削
減することができ、有効にメモリの無駄排除を実現する
ことができる。
【0091】また、請求項2記載の発明によれば、複数
の画像センサから供給される画像センサに基づいて、衝
突の生ずる前に精度良く衝撃力の作用する方向を推定
し、その方向の画像データを記録することができる。こ
のため、本発明に係る車両周辺画像データ記録装置によ
れば、事後的に事故解析を行うにあたって記録しておく
べき画像データを確実に記録することができる。
の画像センサから供給される画像センサに基づいて、衝
突の生ずる前に精度良く衝撃力の作用する方向を推定
し、その方向の画像データを記録することができる。こ
のため、本発明に係る車両周辺画像データ記録装置によ
れば、事後的に事故解析を行うにあたって記録しておく
べき画像データを確実に記録することができる。
【0092】請求項3記載の発明によれば、衝突方向判
定手段においては、画像センサの出力する画像データに
加え、車両の挙動をも考慮して車両衝突時に衝撃力が作
用する方向を推定する。このため、本発明に係る車両周
辺画像データ記録装置によれば、より高精度に衝突方向
を予測することができる。
定手段においては、画像センサの出力する画像データに
加え、車両の挙動をも考慮して車両衝突時に衝撃力が作
用する方向を推定する。このため、本発明に係る車両周
辺画像データ記録装置によれば、より高精度に衝突方向
を予測することができる。
【0093】また、請求項4記載の発明によれば、デー
タ記録手段の残存メモリ容量に応じて画像方向選択手段
の作動状態が制御される。このため、本発明に係る車両
周辺画像記録装置によれば、データ記録媒体の残存メモ
リ容量が十分に存在する場合にまで、得られた画像デー
タの一部を敢えて切り捨てることがなく、データ記録媒
体の記録能力を最大限に利用してデータを記録すること
ができる。
タ記録手段の残存メモリ容量に応じて画像方向選択手段
の作動状態が制御される。このため、本発明に係る車両
周辺画像記録装置によれば、データ記録媒体の残存メモ
リ容量が十分に存在する場合にまで、得られた画像デー
タの一部を敢えて切り捨てることがなく、データ記録媒
体の記録能力を最大限に利用してデータを記録すること
ができる。
【0094】更に、請求項5記載の発明によれば、デー
タ記録媒体の一部を構成する不揮発性記録媒体には、圧
縮装置が適当に作動し得るか否かに対応して、圧縮デー
タ、又は重要度の高い通常形式のデータが記録される。
このため、本発明に係る車両周辺画像データ記録装置に
よれば、常に最大限有効なデータ記録が実行せられ、特
に重要度の高いデータについては、確実に不揮発性記録
媒体に記録することができる。
タ記録媒体の一部を構成する不揮発性記録媒体には、圧
縮装置が適当に作動し得るか否かに対応して、圧縮デー
タ、又は重要度の高い通常形式のデータが記録される。
このため、本発明に係る車両周辺画像データ記録装置に
よれば、常に最大限有効なデータ記録が実行せられ、特
に重要度の高いデータについては、確実に不揮発性記録
媒体に記録することができる。
【図1】本発明の第1の態様に係る車両周辺画像データ
記録装置の原理構成図である。
記録装置の原理構成図である。
【図2】本発明の第2の態様に係る車両周辺画像データ
記録装置の原理構成図である。
記録装置の原理構成図である。
【図3】本発明の第3の態様に係る車両周辺画像データ
記録装置の要部の原理構成図である。
記録装置の要部の原理構成図である。
【図4】本発明の第4の態様に係る車両周辺画像データ
記録装置の原理構成図である。
記録装置の原理構成図である。
【図5】本発明の第5の態様に係る車両周辺画像データ
記録装置の要部の原理構成図である。
記録装置の要部の原理構成図である。
【図6】本発明に係る車両用周辺画像データ記録装置の
一実施例であるドライブレコーダの車両搭載図である。
一実施例であるドライブレコーダの車両搭載図である。
【図7】本実施例のドライブレコーダの機能上のブロッ
ク構成図である。
ク構成図である。
【図8】本実施例のドライブレコーダに用いる記録装置
の機能上のブロック構成図である。
の機能上のブロック構成図である。
【図9】本実施例のドライブレコーダのハードウェア上
のブロック構成図である。
のブロック構成図である。
【図10】本実施例において実行する画像データ選択ル
ーチンの一例のフローチャートである。
ーチンの一例のフローチャートである。
【図11】画像データ選択ルーチンにおいて用いる前方
指数C1 のマップである。
指数C1 のマップである。
【図12】画像データ選択ルーチンにおいて用いる後方
指数C2 のマップである。
指数C2 のマップである。
【図13】画像データ選択ルーチンにおいて用いる右方
指数C3 及び左方指数C4 のマップである。
指数C3 及び左方指数C4 のマップである。
【図14】本実施例において実行する事故前画像記録ル
ーチンの一例のフローチャートである。
ーチンの一例のフローチャートである。
【図15】本実施例において実行する事故後画像記録ル
ーチンの一例のフローチャートである。
ーチンの一例のフローチャートである。
【図16】本実施例において設定した座標の状況を説明
するための図である。
するための図である。
【図17】本実施例において実行する画像データ選択ル
ーチンの他の例のフローチャートである。
ーチンの他の例のフローチャートである。
M1 画像センサ M2 データ記録媒体 M2a 揮発性記録媒体 M2b 圧縮装置 M2c データ選択手段 M2d 不揮発性記録媒体 M3 衝突方向判定手段 M3a 挙動センサ M3b 挙動指数演算手段 M3c 衝突方向演算手段 M4 画像方向選択手段 M5 作動状態制御手段 10 ドライブレコーダ 11 車両用電源 12 CPU 13 ROM 14 RAM 15 B−RAM 21 前方カメラ 22 後方カメラ 23 左方カメラ 24 右方カメラ 25 赤外線センサ 26 車速センサ 27 操舵角センサ 28 ブレーキ踏力センサ 29 アクセルセンサ 30 前後Gセンサ 31 横Gセンサ 32 ヨーレートセンサ
Claims (5)
- 【請求項1】 異なる方向を撮影すべく車載された複数
の画像センサと、 データを記録するデータ記録媒体と、 車両衝突時に衝撃力が作用する方向を判定する衝突方向
判定手段と、 前記複数の画像センサのうち、前記衝突方向判定手段に
よって衝突方向と判定された方向を監視領域とする画像
センサの画像データのみを前記データ記録媒体に供給す
る画像方向選択手段とを備えることを特徴とする車両周
辺画像データ記録装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の車両周辺画像データ記録
装置において、 前記衝突方向判定手段は、前記複数の画像センサの画像
データに基づいて、車両衝突時に衝撃力が作用する方向
を判定することを特徴とする車両周辺画像データ記録装
置。 - 【請求項3】 請求項2記載の車両周辺画像データ記録
装置において、 前記衝突方向判定手段は、 車両挙動を検出する挙動センサと、 該挙動センサの出力値に基づいて車両の直進・制動・旋
回状態に応じた挙動指数を演算する挙動指数演算手段
と、 該挙動指数演算手段が演算した挙動指数と、前記複数の
画像センサの画像データとに基づいて、車両衝突時に衝
撃力が作用する方向を演算する衝突方向演算手段とを備
えることを特徴とする車両周辺画像データ記録装置。 - 【請求項4】 請求項1記載の車両周辺画像データ記録
装置において、 前記記録媒体の残存メモリ容量が、前記複数の画像セン
サが出力する画像データ全てを記録するに十分である場
合には、前記画像方向選択手段の作動を停止する作動状
態制御手段を備えることを特徴とする車両周辺画像デー
タ記録装置。 - 【請求項5】 請求項1記載の車両周辺画像データ記録
装置において、 前記データ記録媒体は、 当該データ記録媒体に供給される所定のデータを直接記
録する揮発性記録媒体と、 前記揮発性記録媒体に記録されたデータを圧縮データに
変換して出力する圧縮装置と、 該圧縮装置が適当に圧縮データを出力し得ない場合に
は、該圧縮装置の作動を停止して、当該データ記録媒体
に供給されるデータのうち重要度の高いデータを優先的
に出力するデータ選択手段と、 前記圧縮装置から出力される圧縮データ又は前記データ
選択手段から出力される重要度の高いデータを記録する
不揮発性記録媒体とを備えることを特徴とする車両周辺
画像データ記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9950294A JPH07304473A (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 車両周辺画像データ記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9950294A JPH07304473A (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 車両周辺画像データ記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07304473A true JPH07304473A (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=14249054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9950294A Pending JPH07304473A (ja) | 1994-05-13 | 1994-05-13 | 車両周辺画像データ記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07304473A (ja) |
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1994
- 1994-05-13 JP JP9950294A patent/JPH07304473A/ja active Pending
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