JP2006321424A - ドライブレコーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】衝撃度に適した撮像情報を記憶することができるドライブレコーダを提供する。
【解決手段】衝撃検出手段27と撮像手段25とを有して、衝撃検出手段27が衝撃を検出した前後に撮像手段25が撮像した撮像情報を記憶するドライブレコーダにおいて、衝撃検出手段27が検出する衝撃の衝撃レベルを予め定められた複数のレベル範囲で区分し、該レベル範囲の各々に対応して収集すべき撮像情報を示す収集情報を記憶する収集情報記憶手段M1と、衝撃検出手段27が検出した衝撃の衝撃レベルを判定する衝撃レベル判定手段21aと、衝撃レベル判定手段21aが判定した衝撃レベルに対応した収集情報を収集情報記憶手段M1から抽出して、その収集情報が示す撮像手段25が撮像した衝撃前後の撮像情報を収集する撮像情報収集手段21bと、該収集した撮像情報を記憶する撮像情報記憶手段M2と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ドライブレコーダに関し、より詳細には、車両に生じる衝撃の前後に撮像した撮像情報を記憶するドライブレコーダに関するものである。
近年では、事故発生時の前後の車両状況情報(前方映像、車両速度、急加減速など)を記憶するドライブレコーダが、自動車事故を未然に防止する有効な手段になり得るとして、運送事業者が導入を開始している。そして、例えば、タクシー、バス等の営業用車両に搭載されるドライブレコーダは、事故時及び急制動時等の前方映像とドライバーの運転操作(ブレーキ操作、ウインカー操作、走行経路等)状況を示す走行データとを記憶可能な構成となっている。また、上述した機能に加えて、車内を記憶する映像チャンネルを追加した高機能型のドライブレコーダも知られている。
上述したドライブレコーダは、CCD(Charge Coupled Device)カメラ、加速度センサ、カード状記憶媒体(以下、カードともいう)を内蔵している。そして、常時、運転者の視点(視野)から自車と周辺状況を撮像した前方映像等の映像情報を記憶しており、事故や急ブレーキ・急ハンドルなどの衝撃(0.4G以上)を受けると、例えば、衝撃前12秒間と衝撃後6秒間の計18秒間等の衝撃前及び衝撃後の所定時間にわたる映像と前記走行データ等をカードに保存する。
そして、事故が発生したときには、カードに保存されている自車の前記車両状況情報に基づいて、運転者の正当性を明確に証言することを可能としている。また、ドライブレコーダは、急ハンドル、急ブレーキ等の乱暴で危険な運転操作を検出すると、警告音等を発して運転者に注意を促すことで、運転者にある種の緊張感を与えることもできる。
このようなドライブレコーダとしては、撮像手段の撮像情報と運行情報を同時に記憶手段に記憶しておき、事故発生による衝突センサの作動によりそれらの情報を保存する方法が提案されている。そして、保存した撮像情報を再生することで、例えば、脇見運転や居眠り運転等があったかなどの検証を可能としてきた(特許文献1参照)。
特開2000−6854号公報
しかしながら、上述したドライブレコーダにおいては、設定された1つの衝撃判定閾値(0.4G以上など)に基づいて衝撃を検出したときに、カメラが撮像した撮像情報をカード、内蔵メモリ等に記憶するようにしていたことから、その衝撃判定閾値を小さく設定していると、小さな衝撃でも検出してしまい、不要な撮像情報が記憶されて記憶容量を消費してしまうという問題があった。また、衝撃判定閾値を大きく設定していると、大きな衝撃でないと撮像情報が記憶されないという問題があった。このような撮像情報はデータサイズが大きい為、事故解析等を確実に支援するためにも、衝撃のレベルに適した撮像情報を的確に記憶するドライブレコーダの提供が望まれていた。
よって本発明は、上述した問題点に鑑み、衝撃度に適した撮像情報を記憶することができるドライブレコーダを提供することを課題としている。
上記課題を解決するため本発明によりなされた請求項1記載のドライブレコーダは、図1の基本構成図に示すように、車両に生じた衝撃を検出する衝撃検出手段27と、車両の走行時における車両状況を撮像する撮像手段25と、を有して、前記衝撃検出手段27が衝撃を検出した前後に、前記撮像手段25が撮像した撮像情報を記憶するドライブレコーダにおいて、前記衝撃検出手段27が検出する衝撃の衝撃レベルを予め定められた複数のレベル範囲で区分し、該レベル範囲の各々に対応して収集すべき前記撮像情報を示す収集情報を記憶する収集情報記憶手段M1と、前記衝撃検出手段27が検出した衝撃の衝撃レベルを判定する衝撃レベル判定手段21aと、前記衝撃レベル判定手段21aが判定した衝撃レベルに対応した前記収集情報を前記収集情報記憶手段M1から抽出して、その収集情報が示す撮像手段25が撮像した前記衝撃前後の撮像情報を収集する撮像情報収集手段21bと、前記撮像情報収集手段21bが収集した撮像情報を記憶する撮像情報記憶手段M2と、を有することを特徴とする。
上記請求項1に記載した本発明のドライブレコーダ2によれば、衝撃検出手段27が検出する衝撃の衝撃レベルを予め定められた複数のレベル範囲で区分し、該レベル範囲の各々に対応して収集すべき前記撮像情報を示す収集情報が収集情報記憶手段M1に記憶される。そして、衝撃検出手段27が衝撃を検出すると、撮像情報収集手段21bによってその衝撃レベルに対応する収集情報が収集情報記憶手段から抽出され、該収集情報が示す撮像手段25から衝撃レベルに対応した衝撃前後の撮像情報が収集されて撮像情報記憶手段M2に記憶される。
上記課題を解決するためになされた請求項2記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求項1に記載のドライブレコーダ2において、前記レベル範囲の各々に設定された重要度を示すように前記収集情報を構成し、かつ、前記撮像情報収集手段21bが収集した前記重要度の高い前記撮像情報を記憶する第1記憶手段M21と、前記撮像情報収集手段21bが収集した前記重要度の低い前記撮像情報を記憶する第2記憶手段M22と、を有するように前記撮像情報記憶手段M2を構成し、そして、前記第1記憶手段M21と前記第2記憶手段M22の一方を、前記ドライブレコーダから着脱自在の記憶媒体としたことを特徴とする。
上記請求項2に記載した本発明のドライブレコーダ2によれば、撮像情報収集手段21bによって収集情報が示す重要度の高い撮像情報が収集されると、その撮像情報は第1記憶手段M21に記憶される。また、重要度の低い撮像情報が収集されると、その撮像情報は第2記憶手段M22に記憶される。そして、着脱自在の記憶媒体である第1記憶手段M21若しくは第2記憶手段M22はドライブレコーダから取り外される。
上記課題を解決するためになされた請求項3記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求項1又は2に記載のドライブレコーダにおいて、前記撮像手段25を前記車両の任意の箇所に設けられる複数のカメラ25a〜nによって構成し、かつ、前記レベル範囲の各々に対応して前記撮像情報を収集する前記カメラ25a〜nを識別する識別データを有するように前記収集情報を構成し、そして、前記撮像情報収集手段21bが前記収集情報の識別データが示す前記カメラ25a〜nから前記撮像情報を収集するようにしたことを特徴とする。
上記請求項3に記載した本発明のドライブレコーダ2によれば、撮像手段25を構成する複数のカメラ25a〜nの各々は、予め定められた撮像対象を撮像可能な車両の任意の箇所に設けられる。そして、衝撃検出手段21aが衝撃を検出すると、その衝撃レベルが衝撃レベル判定手段21aによって判定され、その衝撃レベルに対応する収集情報が収集情報記憶手段M1から抽出され、該収集情報が示すカメラ25a〜nから衝撃レベルに対応した衝撃前後の撮像情報が撮像情報収集手段21bによって収集されて撮像情報記憶手段M2に記憶される。
上記課題を解決するためになされた請求項4記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求項3に記載のドライブレコーダにおいて、前記カメラ25a〜nの設置個所の各々の近傍に前記衝撃検出手段27を設けて、前記衝撃検出手段27の各々に対応するように前記収集情報を構成して前記収集情報記憶手段M1に記憶し、そして、前記撮像情報収集手段21bが、前記衝撃レベル判定手段21aの判定した衝撃レベルとその判定対象となった前記衝撃検出手段27に対応した前記収集情報を前記収集情報記憶手段M1から抽出し、その収集情報が示すカメラ25a〜nが撮像した前記衝撃前後の前記撮像情報を収集するようにしたことを特徴とする。
上記請求項4に記載した本発明のドライブレコーダ2によれば、衝撃レベル判定手段21aによって衝撃レベルが判定されると、その判定対象となった衝撃検出手段27に対応した収集情報が撮像情報収集手段21bによって収集情報記憶手段M1から抽出され、その収集情報が示すカメラ25a〜nから衝撃前後の撮像情報が収集されて撮像情報記憶手段M2に記憶される。
以上説明したように請求項1に記載した本発明のドライブレコーダによれば、車両に生じる衝撃レベルを複数のレベル範囲に区分し、そのレベル範囲の各々に対応して収集すべき撮像情報を収集情報として記憶しておき、検出した衝撃レベルに対応した撮像情報を収集して記憶するようにしたことから、車両で生じた衝撃のレベル範囲に適した撮像情報の収集を設定することができるため、不要な撮像情報が記憶されて記憶容量が余分に消費されてしまうことを防止することができる。従って、衝撃度に適した撮像情報を記憶することができるドライブレコーダを提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、レベル範囲の重要度を示すように収集情報を構成し、重要度の高い撮像情報を記憶する第1記憶手段と重要度の低い撮像情報を記憶する第2記憶手段を設け、その一方をドライブレコーダから着脱自在の記憶媒体としたことから、重要度の低い撮像情報を収集するようにしても、重要度の高い撮像情報とは別の記憶媒体に記憶されるため、より一層多くの撮像情報を記憶することができるため、車両に生じる衝撃の原因解析等に貢献することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、レベル範囲の各々に対応して撮像情報を収集するカメラを識別する識別データを有するように収集情報を構成し、その識別データが示すカメラから撮像情報を収集するようにしたことから、車両の任意の箇所に設けられたカメラから不要な撮像情報を記憶することなく、衝撃のレベル範囲で必要な様々な撮像情報を収集することができるため、車両に生じる衝撃の原因解析等に貢献することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明の効果に加え、複数のカメラの各々が設置された箇所の近傍に衝撃検出手段を設けて、その衝撃検出手段の各々に対応するように収集情報を構成し、衝撃レベルの判定対象となった収集情報が示すカメラから衝撃前後の撮像情報を収集するようにしたことから、カメラを設置した箇所に生じた衝撃に応じた撮像情報を収集することができるため、車両に生じる衝撃の原因解析等により一層貢献することができる。
以下、本発明に係る、ドライブレコーダを用いたドライブレコーダシステムの一実施の形態を、図2〜図8の図面を参照して説明する。
ここで、図2はドライブレコーダシステムの構成の一例を示すシステム構成図であり、図3は図2のドライブレコーダを車両のフロントガラスに対する装着例を示す図であり、図4は図2のドライブレコーダの正面図であり、図5は図2のドライブレコーダの上面図であり、図6は図2のドライブレコーダの概略構成の一例を示す構成図であり、図7は図6のCPUが実行する第1の最良の形態に係る処理概要の一例を示すフローチャートであり、図8は図6のCPUが実行する第2の最良の形態に係る処理概要の一例を示すフローチャートである。
ドライブレコーダシステム1は、図2に示すように、貨物輸送用トラック、タクシー、乗用車等の車両に搭載されるドライブレコーダ2と、前記車両を所有する会社、営業所、警察署等に設けられて、前記ドライブレコーダ2によってカード状記憶媒体(カード)Cに保存された記憶内容の解析を支援するドライブレコーダ解析ユニット5と、を有して構成している。
カードCは、例えばCompact Flash等のメモリカードを用いており、周知であるように、通電しなくても記憶内容が消えないメモリと、外部との入出力を受け持つコントローラ回路と、を有している。なお、カードCについては、システム構成に応じて種々異なるタイプのメモリカード等を用いることができる。
次に、上述したドライブレコーダ解析ユニット5は、周知であるように、パーソナル・コンピュータ(パソコン)50、キーボード、マウス等の入力装置51、表示装置52、リーダライタ53、プリンタ54等を有して構成している。そして、このパソコン50は、ハードディスク装置に記憶しているドライブレコーダ解析用のアプリケーションプログラムを実行することで、リーダライタ53のスロット53aから挿入されたカードCから撮像情報をリーダライタ53を介して取り込み、その撮像情報を表示装置52に表示させたり、撮像情報の解析等を行う。
次に、ドライブレコーダ2は、図3〜図5に示すように、車両のフロントガラス3の内面に対し、運転者の視界を妨げないように、バックミラー(図示せず)とほぼ同一の位置等に取り付けられる。そして、ドライブレコーダ2は、略直方体の箱状に形成されている筐体20Aと、この筐体20Aを所望の角度で保持した複数の取付状態で車両に固定される保持部材20Bと、を有している。
保持部材20Bは、筐体20Aよりも小さな幅、かつ、断面が略コ字状に形成されており、筐体20Aを挟持する一対の係止片20B1,2と、それらの係止片20B1,2を連結する連結部20B3と、を有している。そして、フロントガラス3よりの係止片20B1には、略棒状に形成された連結部材20Dを介して円盤状の固着部材20Cが取り付けられており、この固着部材20Cがフロントガラス3に例えば両面テープ、接着剤等によって固着されることで、保持部材20Bがフロントガラス3に固定される。
係止片20B1には、図3中のX方向(車両の進行方向)に沿ったスライド溝20Eが形成されており、筐体20Aに当接する当接部材20Fがスライド溝20Eをスライド可能なように設けられている。また、図3中のY方向(重力方向)の下側に対応した係止片20B2には、筐体20Aを保持部材20Bに固定する固定ノブ20Gを設けており、この固定ノブ20Gと当接部材20Fとによって筐体20Aを所望の角度で挟持するように固定する。
また、筐体20Aは、後述するカードCを挿入するカード挿入部28を覆う開閉自在の蓋部20A1を設けており、この蓋部20A1の開状態においては、カード挿入部28のスロットとイジェクトボタンが外部から視認可能状態となり、蓋部20A1の閉状態においては、カード挿入部28が外部から視認不能状態となる。そして、本最良の形態では、この蓋部20A1を保持部材20Bが覆わない、つまり、カード(記憶媒体)Cの筐体20Aに対する着脱を妨げないように筐体20Aを保持するようになっている。
筐体20AのX方向に向かう一面には、後述するカメラ25aのレンズの一部が突出しており、カメラ25aが撮像可能なように該突出部分を覆うテーパ部20B4を連結部20B3に形成している。このテーパ部20B4は、円錐状に直径がX方向に向かうほど次第に減少しており、その先端部分が開口となっている。そして、カメラ25aはその開口からX方向の車両の前方を撮像する構造となっている。
なお、本最良の形態では、連結部20B3にテーパ部20B4を形成する場合について説明するが、連結部20B3に単なる開口を設ける、カメラ25aの突出部分を嵌合する嵌合孔を設けるなど種々異なる形態とすることができる。
さらに、筐体20Aには、ドライブレコーダ2に電力を供給する電源ケーブル20Hが設けられており、この電源ケーブル20Hはフロントガラス3に沿うように配索されている。また、筐体20Aには、車両の内部や運転者等を撮像するように、筐体20Aの外部に設置される、後述するサブ用のカメラ25a〜nからのケーブルを接続するコネクタを覆うキャップ20Kが着脱自在に設けられており、カメラ25a〜nを設置する場合にこのキャップ20Kは取り外される。
また、筐体20Aには、外部機器と接続するためのUSB(Universal Serial Bus)等の接続部を覆う接続用キャップ20Lが着脱自在に設けられており、ドライブレコーダ2とパーソナル・コンピュータ等との接続を可能としており、ドライブレコーダ2の各種設定等が可能な構成となっている。
次に、ドライブレコーダ2のフロントガラス3に対する取付方法の一例を以下に説明する。まず、車両のフロントガラス3の傾き等を考慮して筐体20Aの取付方向が決定される。具体的には、フロントガラス3の傾きが小さい、つまり、筐体20Aの蓋部20A1とフロントガラス3との距離が離れており、カード挿入部からのカードCの脱着に支障がない場合は、蓋部20A1がY方向における上側となり、かつ、カメラ25aによるX方向の撮像が可能なように筐体20Aの取付方向が定められる。一方、フロントガラス3の傾きが大きい、つまり、筐体20Aの蓋部20A1とフロントガラス3との距離が近く、カード挿入部からのカードCの脱着が困難である場合は、蓋部20A1がY方向における下側となり、かつ、カメラ25aがX方向の撮像が可能なように筐体20Aの取付方向が定められる。
なお、筐体20Aの保持部材20Bに対する取付は、筐体20Aの上下方向が異なるだけで、基本的な取付方法は同一であることから、蓋部20A1がY方向における上側となる場合について以下に説明する。
固着部材20Cをフロントガラス3の所望の位置に固着させることで、保持部材20Bをフロントガラス3に固定する。そして、筐体20Aをその保持部材20Bの係止片20B1の当接部材20Fに当接させ、この状態でカメラ25aの撮像範囲が最適となるように、当接部材20Fをスライドさせて筐体20Aを所望の角度とし、この状態で固定ノブ20Gを回動させることで、固定ノブ20Gと当接部材20Fとによって筐体20Aを所望の角度で挟持するように固定させる。
次に、上述したドライブレコーダ2の構成の一例を説明する。ドライブレコーダ2は、図6に示すように、予め定めたプログラムに従って各種の処理や制御などを行う中央演算処理装置(CPU)21、CPU21のためのプログラム等を格納した読み出し専用のメモリであるROM22、各種のデータを格納するとともにCPU21の処理作業に必要なエリアを有する読み出し書き込み自在のメモリであるRAM23等を有して構成している。
CPU21には、装置本体がオフ状態の間も記憶内容の保持が可能な電気的消去/書き換え可能な読み出し専用のメモリ24を接続しており、このメモリ24は、撮像手段によって撮像した画像などの撮像情報が予め定められた所望の範囲にわたって時系列的に記憶する一時格納エリアなどを有している。
ドライブレコーダ2はさらに、カメラ25a〜n、加速度センサ27a〜n、カード挿入部28等を有する構成となっている。そして、カメラ25a〜nの各々は、インタフェース回路(I/F)25iを介してCPU21に接続されている。
カメラ25a〜nは、請求項中の撮像手段に相当し、CCD(Charge Coupled Device)カメラ、デジタルカメラ、ビデオカメラ、赤外線カメラ等の各種カメラを用いることができる。そして、カメラ25a〜nの各々は、車両の前方映像を常時撮像しており、この撮像した画像信号は、インタフェース回路25iによって変換、圧縮処理等が行われ、撮像情報としてCPU21に入力される。なお、撮像情報は、動画、静止画などドライブレコーダ2の構成、仕様等に応じて任意に定められるものである。
また、本最良の形態では、車両の前方を撮像するようにカメラ25aを筐体20Aの内部に設け、それ以外のカメラ25b〜nをサブカメラとして車両の任意の箇所に設けるようにしている。そして、カメラ25b〜nは、例えば、車両の後方、周辺、車両の運転者、営業用の車両の運転者、乗客、車内、乗降用のドア等を撮像するように、車両の任意の箇所に設けられている。このように複数のカメラ25b〜nを車両における所望の箇所に配置することで、衝撃の原因解析等に貢献することができる撮像情報を収集することができる。
加速度センサ27a〜nは、請求項中の衝撃検出手段に相当し、3軸(X、Y、Z)方向の加速度・傾き・衝撃等を検出する3軸加速度センサを用いている。なお、3軸加速度センサは、周知であるように、薄いシリコンの梁(ビーム)によって錘を支え、加速度によって錘が動くことで梁が歪み、この歪みを梁上に形成したピエゾ抵抗素子等の抵抗変化で加速度を検出するようにしたものである。そして、加速度センサ27a〜nの各々は、検出した加速度を示す加速度信号をCPU21に出力する。
また、本最良の形態では、加速度センサ27a〜nを、上述したカメラ25a〜nに対応させて設けており、加速度センサ27aを筐体20Aの内部に設け、加速度センサ27b〜nの各々を、カメラ25b〜nを設置した箇所の近傍に設けている。このように加速度センサ27a〜nを設置することで、カメラ25a〜nを設置した箇所に生じた衝撃に応じた撮像情報を収集することができるため、車両に生じる衝撃の原因解析等により一層貢献することができる。
カード挿入部28は、装着されたカードCに対してCPU21から指定された各種データの書き込み、読み込みを行うもので、カードCの挿入部28に対する挿入は手動で行い、カードCの排出は、排出キーの操作に応じてカード挿入部20内の排出機構(図示せず)が自動で行う。
なお、本最良の形態では、カード挿入部28に挿入されるカードCを請求項中の第1記憶手段、上述したメモリ24を請求項中の第2記憶手段とする場合について説明するが、本発明はこれに限定するものではなく、第1記憶手段をメモリ24、第2記憶手段をカードCと逆にすることもできる。
ドライブレコーダ2はさらに、インタフェース部29を有しており、インタフェース部29はCPU21に接続されている。そして、このインタフェース部29には、車両の速度センサ31を接続しており、この速度センサ31が出力した車両の速度に応じた速度信号はCPU21に入力される。そして、この速度信号がCPU21によって車両状況情報を構成する中の1項目として検出されて記憶される。なお、カードCに記憶する車両状況情報の構成内容によっては、車両のブレーキ、ターン、舵角等の各種信号を車両からインタフェース部29を介してCPU21に入力させることもできる。
上述したROM22には、特許請求の範囲に記載の衝撃レベル判定手段及び撮像情報収集手段としてCPU21(コンピュータ)を機能させるための各種プログラムを記憶している。
メモリ24は、特許請求の範囲に記載の収集情報記憶手段として機能しており、加速度センサ27a〜nの各々が検出する衝撃の衝撃レベルを予め定められた複数のレベル範囲で区分し、該レベル範囲の各々に対応して収集すべき前記撮像情報を示す収集情報を記憶している。なお、前記収集情報記憶手段は、ROM22やカードCの記憶媒体など種々異なる形態とすることができる。
なお、本最良の形態では、収集情報が、加速度センサ27a〜n毎に、3軸(X、Y、Z)方向に生じる加速度・傾き・衝撃等に対応した衝撃レベルの+方向及び−方向に対して、例えば設定値A以上設定値B未満、設定B以上というように所定のレベル範囲で区分している。そして、レベル範囲毎に撮像情報を収集するか否かを示す有無データや、その撮像情報を収集するカメラ25a〜nを識別する識別データ等を有して収集情報を構成している。
なお、収集情報については、ドライブレコーダ20の出荷時等に予め記憶しておく形態やドライブレコーダ20の車両に対する取付終了後に、外部の設定器から設定して記憶する形態など種々異なる形態とすることができる。
次に、ドライブレコーダ2のCPU21が実行する本発明の第1の最良の形態に係る処理概要の一例を、図7のフローチャートを参照して説明する。ここでは、説明を簡単化するために、カメラ25aと加速度センサ27aに対応した場合について説明するが、基本的な処理は、他のカメラ25b〜nと加速度センサ27b〜nについても同様である。
電源ケーブル20Hを介して電力が供給されてCPU21が起動され、ステップS11において、初期処理が実行されると、RAM23の各種エリアに予め定められた初期値が設定され、加速度センサ27aに対応する収集情報がメモリ24から抽出されてRAM23に記憶され、その後ステップS12に進む。
ステップS12において、カメラ25aから車両の前方を撮像した撮像情報が取り込まれると、その撮像情報は撮像したカメラ25a〜nの識別が可能なようにメモリ24に時系列的に記憶され、その後ステップS13に進む。なお、カメラ25a〜nを識別される方法としては、例えば、メモリ24にカメラ25a〜nに対応した記憶領域を予め記憶しておき、その該当する領域に記憶する方法や、撮像情報にカメラ25a〜nの識別データを関連付ける方法など、種々異なる形態とすることができる。
ステップS13において、加速度センサ27aから入力された加速度信号が、3軸(X、Y、Z)方向の加速度・傾き・衝撃等を示す加速度情報として取り込んで、ステップS12と同様に、その加速度情報を取り込んだ加速度センサ27b〜nが識別可能なようにメモリ24に時系列的に記憶され、その後ステップS14に進む。
ステップS14において、メモリ24の加速度情報に基づいて、加速度の旋回が右旋回であるか否かが判定される。右旋回であると判定された場合は(S14でY)、ステップS15において、加速度センサ27aに対応するRAM23の収集情報に基づいて、右旋回に対応して設定された設定値Aが判定閾値として設定され、その後ステップS16に進む。
ステップS16(衝撃レベル判定手段)において、加速度の右旋回のレベルが設定値A以上であるか否かが判定される。設定値A以上ではないと判定された場合は(S16でN)、ステップS12に戻り、一連の処理が繰り返される。一方、設定値A以上であると判定された場合は(S16でY)、後述するステップS20に進む。
また、ステップS14で右旋回であると判定された場合は(S14でN)、ステップS17(衝撃レベル判定手段)において、加速度の旋回が左旋回であるか否かが判定される。左旋回ではないと判定された場合は(S17でN)、ステップS12に戻り、一連の処理が繰り返される。一方、左旋回であると判定された場合は(S17でY)、ステップS18において、加速度センサ27aに対応するRAM23の収集情報に基づいて、左旋回に対応して設定された設定値Bが判定閾値として設定され、その後ステップS19に進む。
ステップS19において、加速度の左旋回のレベルが設定値B以上であるか否かが判定される。設定値B以上ではないと判定された場合は(S19でN)、ステップS12に戻り、一連の処理が繰り返される。一方、設定値B以上であると判定された場合は(S19でY)、ステップS20に進む。
ステップS20(撮像情報収集手段)において、前記抽出したRAM23の収集情報の前記識別データが示す加速度センサ27b〜nに対応した衝撃発生前後の撮像情報が収集されて一時的にRAM23に記憶され、ステップS21において、RAM23に収集した撮像情報に、例えば衝撃を検出した日時等を付加した書込情報が生成され、この情報のカードCに対する書き込みがカード挿入部28に指示され、カードCに対して書込情報(収集された撮像情報)が記憶されて保存処理が終了すると、処理が終了される。
次に、上述した構成による第1の最良の形態に係るドライブレコーダ2の動作(作用)の一例を以下に説明する。
ドライブレコーダ2は、電力供給に応じて起動されると、カメラ25a〜nの各々が常時撮像した撮像対象領域を示す撮像情報は、撮像したカメラ25a〜nの識別が可能なように、メモリ24に時系列的に記憶される。そして、加速度センサ27a〜nが検出した加速度信号は、3軸(X、Y、Z)方向の加速度・傾き・衝撃等を示す加速度情報として取り込まれてメモリ24に時系列的に記憶される。
メモリ24の加速度情報に基づいて、車両に生じた衝撃の衝撃レベルを判定(検出)して、その衝撃レベルが右旋回の検出レベルが設定値A以上、若しくは、左旋回の検出レベルが設定値B以上のときに、その加速度情報を検出した加速度信号27a〜nに対応した収集情報が示す任意のカメラ25a〜nから衝撃前後の撮像情報が収集されて、衝撃レベルに対応した撮像情報としてカードCに記憶される。
ドライブレコーダ2によって衝撃前後の撮像情報が記憶されたカードCが、ドライブレコーダ2から取り外されると、そのカードCは車両を有する会社、営業所、警察署等に持ち込まれる。そして、ドライブレコーダ解析ユニット5は、そのカードCに記憶されている撮像情報を取り込み、その撮像情報を再生して表示装置52に表示したり、その撮像情報に基づいて車両に生じた衝撃の解析を行い、その結果を表示装置52に表示する。
以上説明した第1の最良の形態のドライブレコーダ2によれば、車両に生じる衝撃レベルを、加速度の右旋回、左旋回などの複数のレベル範囲に区分し、そのレベル範囲の各々に対応して収集すべき撮像情報を収集情報として記憶しておき、検出した衝撃レベルに対応した撮像情報を収集して記憶するようにしたことから、車両で生じた衝撃のレベル範囲に適した撮像情報の収集を設定することができるため、不要な撮像情報が記憶されて記憶容量が余分に消費されてしまうことを防止することができる。従って、衝撃度に適した撮像情報を記憶することができるドライブレコーダ2を提供することができる。
また、レベル範囲の各々に対応して撮像情報を収集するカメラ25a〜nを識別する識別データを有するように収集情報を構成し、その識別データが示すカメラ25a〜nから撮像情報を収集するようにしたことから、車両の任意の箇所に設けられたカメラ25a〜nから不要な撮像情報を記憶することなく、衝撃のレベル範囲で必要な様々な撮像情報を収集することができるため、車両に生じる衝撃の原因解析等に貢献することができる。
さらに、複数のカメラ25a〜nの各々が設置された箇所の近傍に加速度センサ(衝撃検出手段)27a〜nを設けて、その加速度センサ27a〜nの各々に対応するように収集情報を構成し、衝撃レベルの判定対象となった収集情報が示すカメラ25a〜nから衝撃前後の撮像情報を収集するようにしたことから、カメラ25a〜nを設置した箇所に生じた衝撃に応じた撮像情報を収集することができるため、車両に生じる衝撃の原因解析等により一層貢献することができる。
次に、ドライブレコーダ2のCPU21が実行する本発明の第2の最良の形態に係る処理概要の一例を、図8のフローチャートを参照して説明する。なお、加速度のレベルを判定する判定閾値を、設定値X<設定値Yとなるように設定していることを前提とする。また、第1の最良の形態と同様に、説明を簡単化するために、カメラ25aと加速度センサ27aに対応した場合について説明するが、基本的な処理は、他のカメラ25b〜nと加速度センサ27b〜nについても同様である。
電源ケーブル20Hを介して電力が供給されてCPU21が起動され、ステップT11において、初期処理が実行されると、RAM23の各種エリアに予め定められた初期値が設定され、加速度センサ27aに対応する収集情報がメモリ24から抽出されてRAM23に記憶され、その後ステップT12に進む。なお、第2の最良の形態における収集情報は、第1の最良の形態の構成に、加速度センサ27a〜nが検出する加速度のレベルを区分したレベル範囲の各々の重要度を示す重要度データを追加した構成となっている。
ステップT12において、カメラ25aから車両の前方を撮像した撮像情報が取り込まれると、その撮像情報は撮像したカメラ25a〜nの識別が可能なようにメモリ24に時系列的に記憶され、その後ステップT13に進む。なお、カメラ25a〜nを識別される方法としては、上述したステップS12と同様の方法を用いることができる。
ステップT13において、加速度センサ27aから入力された加速度信号が、3軸(X、Y、Z)方向の加速度・傾き・衝撃等を示す加速度情報として取り込んで、その加速度情報を取り込んだ加速度センサ27b〜nが識別可能なようにメモリ24に時系列的に記憶され、その後ステップT14に進む。
ステップT14(衝撃レベル判定手段)において、メモリ24の加速度情報に基づいて、加速度情報が示すレベルが設定値X以上であるか否かが判定される。設定値X以上ではないと判定された場合は(T14でN)、ステップT11に戻り、一連の処理が繰り返される。一方、設定値X以上であると判定された場合は(T14でY)、ステップT15に進む。
ステップT15(撮像情報収集手段)において、前記抽出したRAM23の収集情報の前記識別データが示す加速度センサ27b〜nに対応した衝撃発生前後の撮像情報が収集されて一時的にRAM23に記憶され、ステップT16において、RAM23に収集した撮像情報のうち、収集情報が示す重要度の高い撮像情報に、例えば衝撃を検出した日時等を付加した書込情報が生成され、この情報のカードCに対する書き込みがカード挿入部28に指示され、カードCに対して書込情報(収集された撮像情報)が記憶されると、ステップT17に進む。
ステップT17(衝撃レベル判定手段)において、メモリ24の加速度情報に基づいて、加速度情報が示すレベルが設定値Y以上であるか否かが判定される。設定値Y以上ではないと判定された場合は(T17でN)、処理が終了される。一方、設定値Y以上であると判定された場合は(T17でY)、ステップT18において、RAM23に収集された撮像情報のうち、収集情報が示す重要度の低い撮像情報に、例えば衝撃を検出した日時等を付加されてメモリ24の所定領域に記憶され、その後処理が終了される。
次に、上述した構成による第2の最良の形態に係るドライブレコーダ2の動作(作用)の一例を以下に説明する。
ドライブレコーダ2は、電力供給に応じて起動されると、カメラ25a〜nが常時撮像した撮像対象領域を示す撮像情報は、撮像したカメラ25a〜nの識別が可能なように、メモリ24に時系列的に記憶される。そして、加速度センサ27a〜nが検出した加速度信号は、3軸(X、Y、Z)方向の加速度・傾き・衝撃等を示す加速度情報として取り込まれてメモリ24に時系列的に記憶される。
メモリ24の加速度情報に基づいて車両に生じた衝撃の衝撃レベルを判定(検出)し、その衝撃レベルが設定値X以上であると、その加速度情報を検出した加速度信号27a〜nに対応した収集情報が示す任意のカメラ25a〜nから衝撃前後の撮像情報が収集され、そのうちの重要度の高い衝撃レベルに対応した撮像情報がカードCに記憶される。
さらに、衝撃レベルが設定値X以上の場合、その衝撃レベルが設定値Y以上であるかを判定される。そして、設定値Y以上であると、前記収集された撮像情報のうちの重要度の低い撮像情報が、メモリ24の予め定められた記憶領域に記憶される。また、設定値Y以上ではないと、メモリ24に対する記憶は行われずに処理は終了する。
ドライブレコーダ2によって衝撃前後の撮像情報が記憶されたカードCが、ドライブレコーダ2から取り外されると、そのカードCは車両を有する会社、営業所、警察署等に持ち込まれる。また、ドライブレコーダ2のメモリ24に記憶された撮像情報は、ドライブレコーダ2に接続される外部機器によって吸い上げられる。そして、ドライブレコーダ解析ユニット5は、そのカードCに記憶されている重要度の高い撮像情報を取り込み、また、外部機器に吸い上げられている重要度の低い撮像情報を取り込む。そして、取り込んだ撮像情報を再生して表示装置52に表示したり、その撮像情報に基づいて車両に生じた衝撃の解析を行い、その結果を表示装置52に表示する。
以上説明した第2の最良の形態によるドライブレコーダ2によれば、車両に生じる加速度レベル(衝撃レベル)を複数のレベル範囲に区分し、そのレベル範囲の各々に対応して収集すべき撮像情報を収集情報として記憶しておき、検出した衝撃レベルに対応した撮像情報を収集して記憶するようにしたことから、車両で生じた衝撃のレベル範囲に適した撮像情報の収集を設定することができるため、不要な撮像情報が記憶されて記憶容量が余分に消費されてしまうことを防止することができる。従って、衝撃度に適した撮像情報を記憶することができるドライブレコーダ2を提供することができる。
また、レベル範囲の重要度を示すように収集情報を構成し、重要度の高い撮像情報を記憶するカードC(第1記憶手段)と重要度の低い撮像情報を記憶するメモリ24(第2記憶手段)を設け、そのカードCをドライブレコーダ2から着脱自在の記憶媒体としたことから、重要度の低い撮像情報を収集するようにしても、重要度の高い撮像情報とは別の記憶媒体に記憶されるため、より一層多くの撮像情報を記憶することができるため、車両に生じる衝撃の原因解析等に貢献することができる。
さらに、レベル範囲の各々に対応して撮像情報を収集するカメラ25a〜nを識別する識別データを有するように収集情報を構成し、その識別データが示すカメラ25a〜nから撮像情報を収集するようにしたことから、車両の任意の箇所に設けられたカメラ25a〜nから不要な撮像情報を記憶することなく、衝撃のレベル範囲で必要な様々な撮像情報を収集することができるため、車両に生じる衝撃の原因解析等に貢献することができる。
また、複数のカメラ25a〜nの各々が設置された箇所の近傍に加速度センサ(衝撃検出手段)27a〜nを設けて、その加速度センサ27a〜nの各々に対応するように収集情報を構成し、衝撃レベルの判定対象となった収集情報が示すカメラ25a〜nから衝撃前後の撮像情報を収集するようにしたことから、カメラ25a〜nを設置した箇所に生じた衝撃に応じた撮像情報を収集することができるため、車両に生じる衝撃の原因解析等により一層貢献することができる。
なお、上述した第1及び第2の最良の形態では、撮像手段としてカメラ25a〜nを設けて、そのカメラ25a〜nに加速度センサ27a〜nを対応させて設ける場合について説明したが、1つの加速度センサを筐体20Aの内部にのみ設ける形態や、複数の加速度センサ27a〜nが検出した衝撃のレベル範囲の組み合わせによって撮像情報を記憶するか否かを判定する形態など種々異なる形態とすることができる。
本発明に係るドライブレコーダの基本構成を示す図である。 ドライブレコーダシステムの構成の一例を示すシステム構成図である。 図2のドライブレコーダを車両のフロントガラスに対する装着例を示す図である。 図2のドライブレコーダの正面図である。 図2のドライブレコーダの上面図である。 図2のドライブレコーダの概略構成の一例を示す構成図である。 図6のCPUが実行する第1の最良の形態に係る処理概要の一例を示すフローチャートである。 図6のCPUが実行する第2の最良の形態に係る処理概要の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ドライブレコーダシステム
2 ドライブレコーダ
5 ドライブレコーダ解析ユニット
21a 衝撃レベル判定手段(CPU)
21b 撮像手段収集手段(CPU)
27 衝撃検出手段
25 撮像手段
25a カメラ
M1 収集情報記憶手段
M2 撮像情報記憶手段
M21 第1記憶手段
M22 第2記憶手段

Claims (4)

  1. 車両に生じた衝撃を検出する衝撃検出手段と、車両の走行時における車両状況を撮像する撮像手段と、を有して、前記衝撃検出手段が衝撃を検出した前後に、前記撮像手段が撮像した撮像情報を記憶するドライブレコーダにおいて、
    前記衝撃検出手段が検出する衝撃の衝撃レベルを予め定められた複数のレベル範囲で区分し、該レベル範囲の各々に対応して収集すべき前記撮像情報を示す収集情報を記憶する収集情報記憶手段と、
    前記衝撃検出手段が検出した衝撃の衝撃レベルを判定する衝撃レベル判定手段と、
    前記衝撃レベル判定手段が判定した衝撃レベルに対応した前記収集情報を前記収集情報記憶手段から抽出して、その収集情報が示す撮像手段が撮像した衝撃前後の撮像情報を収集する撮像情報収集手段と、
    前記撮像情報収集手段が収集した撮像情報を記憶する撮像情報記憶手段と、
    を有することを特徴とするドライブレコーダ。
  2. 前記レベル範囲の各々に設定された重要度を示すように前記収集情報を構成し、かつ、前記撮像情報収集手段が収集した前記重要度の高い前記撮像情報を記憶する第1記憶手段と、前記撮像情報収集手段が収集した前記重要度の低い前記撮像情報を記憶する第2記憶手段と、を有するように前記撮像情報記憶手段を構成し、そして、前記第1記憶手段と前記第2記憶手段の一方を、前記ドライブレコーダから着脱自在の記憶媒体としたことを特徴とする請求項1に記載のドライブレコーダ。
  3. 前記撮像手段を前記車両の任意の箇所に設けられる複数のカメラによって構成し、かつ、前記レベル範囲の各々に対応して前記撮像情報を収集する前記カメラを識別する識別データを有するように前記収集情報を構成し、そして、前記撮像情報収集手段が前記収集情報の識別データが示す前記カメラから前記撮像情報を収集するようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のドライブレコーダ。
  4. 前記カメラの設置個所の各々の近傍に前記衝撃検出手段を設けて、前記衝撃検出手段の各々に対応するように前記収集情報を構成して前記収集情報記憶手段に記憶し、そして、
    前記撮像情報収集手段が、前記衝撃レベル判定手段の判定した衝撃レベルとその判定対象となった前記衝撃検出手段に対応した前記収集情報を前記収集情報記憶手段から抽出し、その収集情報が示すカメラが撮像した前記衝撃前後の前記撮像情報を収集するようにしたことを特徴とする請求項3に記載のドライブレコーダ。
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