JP5914135B2 - ドライブレコーダ - Google Patents

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Description

本発明は、ドライブレコーダに関する。
一般的なドライブレコーダは、車両に搭載されて用いられ、事故発生等に伴う衝撃の検知を記録トリガ(即ち、記録開始条件。)として、当該記録トリガの発生を検知した時点の前後の時間帯における車載カメラにより撮影した画像データを記録媒体に記録する(特許文献1参照。)。
特開2009―295189号公報
特許文献1のドライブレコーダでは、記録トリガの発生が検知される度に、当該記録トリガが発生した日付及び時刻や検出された加速度の値等、記録トリガ発生時の運転状況を示す各種データが画像データに対応付けられて1つのデータセットとして記録される。その後、収集されたデータセットに基づいて記録トリガ発生時の運転状況が使用者により解析及び評価される。
しかしながら、一般的なドライブレコーダでは、運用時間が長くなり記録媒体に記録されたデータが所定量に達した場合には、新しいデータが記録される替わりに、過去に記録されたデータが古いものから順に削除される。このように画像データが循環的に記録されるため、特許文献1のドライブレコーダでは、一旦記録されたデータが運転状況の解析及び評価に利用されることなく削除されるおそれがあった、と本発明者は認識している。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、一旦記録された運転情報が運転状況の解析及び評価に利用されることなく削除されることを抑制できるドライブレコーダを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るドライブレコーダは、下記(1)〜(2)を特徴としている。
(1) 制御部と、
車載カメラにより画像データを取得する第1取得手段と、
記憶領域を有する第1の記録部と、
運転情報を取得する第2取得手段と、
前記第1の記録部の前記記録領域とは異なる記録領域を有する第2の記録部と、
を備え、
前記制御部は、記録トリガの発生を検知する毎に、
前記第1の記録部に格納されているデータが所定量に達していない場合には、前記第1取得手段によって前記記録トリガが発生した前後の時間に取得された新たな画像データを前記第1の記録部に書き込むと共に、前記第2取得手段によって前記時間内に取得された新たな運転情報を前記第2の記録部に書き込み、
前記第1の記録部に格納されているデータが所定量に達している場合には、前記第1の記録部に格納されている画像データのうちの最も古い画像データを削除してから前記新たな画像データを前記第1の記録部に書き込むと共に、前記新たな運転情報を前記第2の記録部に書き込む、
こと。
(2) 上記(1)のドライブレコーダであって、
前記第2取得手段は、前記運転情報として車両の状態を表す状態変数の値を取得し、
前記第2の記録部は、前記状態変数が複数の階級に区分されて作成された度数分布テーブルを格納し、
前記制御部は、記録トリガの発生を検知する毎に、前記第2の記録部を参照して前記度数分布テーブルのうちの前記第2取得手段によって前記時間内に取得された前記状態変数の値が含まれる階級の度数を所定の値だけ増加させる、
こと。
上記(1)の構成のドライブレコーダでは、データサイズが大きいために循環的に記録され、古いデータが削除され易い画像データファイルとは異なる記録領域に運転情報が蓄積して記録される。
上記(2)の構成のドライブレコーダでは、運転情報が、データサイズが一定である度数分布テーブルの形式で記録される。
本発明のドライブレコーダによれば、一旦記録された運転情報が運転状況の解析及び評価に利用されることなく削除されることを抑制できるドライブレコーダを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本実施形態に係るドライブレコーダのハードウェアの構成例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態に係るドライブレコーダが起動した後の処理ルーチンを表すフローチャートである。 図3は、本実施形態に係るドライブレコーダが利用するデータテーブルを例示する図である。
本発明に係るドライブレコーダに関する具体的な実施形態について各図を参照しながら以下に説明する。
本実施形態に係るドライブレコーダ100は、例えばタクシー等の車両に搭載されて用いられる。ドライブレコーダ100は、概略的には、記録開始条件である記録トリガの発生を検知する度に、当該記録トリガが発生した前後の時間に車載カメラにより取得された画像データを記録して収集する機能と、記録トリガが発生した際の運転状況を示す運転情報を、後述する図3に示すデータテーブルの形式で、画像データとは異なる記録領域に記録して収集する機能と、を有している。
図1は、本実施形態に係るドライブレコーダ100のハードウェアの構成例を示したブロック図である。
図1に示すように、ドライブレコーダ100は、メインカメラ101、オプションカメラ102、メインデコーダ103、データ処理部104、ROM(Read Only Memory)105、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)105B、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)106、車両信号インタフェース107、NTSC(National Television System Committee)エンコーダ108、モニタ出力部109、PC設定用インタフェース110、画像処理回路111、メモリカード115、バイブレータ出力部116、音声出力部117、位置情報入力部118、及び通信処理部119を備えている。また、画像処理回路111は、画像認識回路112、ROM113、及びSDRAM114を有している。以下では、これら各構成について説明する。
メインカメラ101は、車両に搭載され、例えば車室内の運転席近傍から進行方向前方を撮影する。メインカメラ101は常時撮影を行うことが可能であり、一定のフレーム周期(例えば30フレーム/秒。)で撮影を繰り返し行い、撮影された画像を順次に出力することができる。
オプションカメラ102は、メインカメラ101とは別個にオプションとしてドライブレコーダ100に接続される。例えば、メインカメラ101を用いて車両の進行方向前方を撮影し、同時にオプションカメラ102を用いて車室内の様子を撮影することができる。尚、オプションカメラ102は、選択的に付加される構成であり、メインカメラ101のみを用いて画像データを取得しても構わない。
メインデコーダ103は、メインカメラ101及びオプションカメラ102からそれぞれ出力されるNTSC規格の映像信号を処理し、これらの映像信号に含まれる複数の信号成分(Y,Cb,Cr)をそれぞれ抽出し、A/D変換を行ってデータ処理部104及び画像処理回路111が処理可能なデジタル画像信号を生成する。
画像認識回路112は、画像認識処理を高速で実行可能な大規模集積回路(LSI:Large Scale Integration)である。画像認識回路112には、ROM113及びSDRAM114が接続されている。SDRAM114は、画像認識回路112が認識途中の画像など一時的なデータを保持するために利用される。また、ROM113は、予め用意されたプログラムを保持している。
画像認識回路112は、メインカメラ101及びオプションカメラ102によって撮影された画像をメインデコーダ103の出力から入力し、予め登録されたプログラムにより定まるアルゴリズムにしたがって様々な画像認識処理を高速で実行する。
データ処理部104は、リアルタイム制御を行うのに適した基本プログラム(制御系リアルタイムOS)を搭載したマイクロコンピュータで構成されている。データ処理部104は、基本的には、メインカメラ101及びオプションカメラ102によりそれぞれ撮影された映像の画像データをメインデコーダ103の出力から入力し、圧縮処理した後で記録する動作を行う。
データ処理部104に接続されているROM105は、予め用意されたプログラムを保持している。EEPROM105Bは、データ処理部104が参照する各種閾値などの定数データを保持するために利用される。例えば、EEPROM105Bは、後述する図2のステップS21にてデータ処理部104が参照する閾値Xの値を保持している。また、SDRAM106は、データ処理部104が処理中の画像データなど一時的なデータを保持するために利用される。例えば、SDRAM106はデータ処理部104が受け付けた画像データを常時記録しており、この際、時間的に古くなった画像データから順番に上書きして記録する。したがって、SDRAM106には、所定時間(例えば30秒。)前から現在までの過去の画像データが常に保持されている。
車両信号インタフェース107は、車両側から出力される各種信号を入力してデータ処理部104が処理可能な信号に変換したり、データ処理部104が出力する各種信号を車両側が処理可能な信号に変換するための処理を行う。車両信号インタフェース107が扱う信号としては、加速度センサ(図示せず。)により取得された加速度信号、速度センサ(図示せず。)により取得された速度信号、イグニッション(IGN)、手動スイッチ(SW)、ブレーキ、ウインカーL側、及びウインカーR側等がある。
NTSCエンコーダ108は、画像認識回路112の認識処理後の画像や、データ処理部104から出力される画像を、NTSC規格の映像信号に変換してモニタ出力部109に出力する。
PC設定用インタフェース110は、パーソナルコンピュータ等のホスト装置とドライブレコーダ100とを接続するためのインタフェースである。ホスト装置をPC設定用インタフェース110に接続することにより、ホスト装置からの指示により、例えばEEPROM105Bに保持されている閾値Xを変更することが可能である。
メモリカード115は、例えばSDカードのように不揮発性メモリを内蔵した記録媒体であり、ドライブレコーダ100に対して着脱自在に取付けられ、後述する画像データファイル及びトリガ情報を含む各種データが書き込まれる。また、メモリカード115は、図示しない事務所PCに対しても着脱自在に取り付けられ、格納された各種データを事務所PCに伝達する。
メモリカード115に格納されるトリガ情報について図3を参照して説明する。図3は、本実施形態に係るドライブレコーダ100が利用するデータテーブルを例示する図であり、その一部を示したものである。トリガ情報は、記録トリガが発生した際の車両の運転状況を示す運転情報であり、本実施形態では図3に示すデータテーブルの形式で格納されている。より具体的には、トリガ情報は、車両の状態を表す変数のうちから予め選択された状態変数を複数の階級に区分して作成した度数分布テーブルとして格納されている。図3に例示するように、本実施形態では、状態変数として少なくとも横方向加速度Aと車速Vが選択され、横方向加速度Aは0.5G(1G=9.80665M/S)毎に区分して、車速Vは20km/h毎に区分して階級が作成されている。図3に示すデータテーブルの左列には各状態変数の階級から成る計数項目が並べられ、右列には対応する計数項目の出現回数を示す度数が並べられている。例えば、当該データテーブルの1行目は、記録トリガが発生した際に横方向加速度Aが0.0G〜0.5Gであった事象が14回計数されたことを示している。以上説明したように、メモリカード115には、記録トリガが発生した際の車両の運転状況を示す運転情報が度数分布テーブルの形式で格納されている。同じくメモリカード115に格納される画像データファイルの詳細については後述する。
また、メモリカード115は、画像データファイルを格納するための記録領域と、当該記録領域とは異なる、トリガ情報を格納するための記録領域と、を有している。トリガ情報は、上述したように度数分布テーブルの形式で格納されており、度数の値が書き換えられることでデータテーブルの記録内容が更新される。このため、トリガ情報は、その記録内容にかかわらずデータサイズが略一定である。そこで、本実施形態では、トリガ情報を格納するための記録領域として、メモリカード115の記録領域のうちの一定の領域が割り当てられている。一方、画像データファイルを格納するための記録領域としては、メモリカード115の記録領域のうちのトリガ情報の記録領域以外の一定の領域が割り当てられている。画像データファイルを格納するための記録領域では、後述するように最も古い画像データファイルが順次削除されて新しい画像データファイルが記録される。
バイブレータ出力部116は、例えば乗務員に注意を促すための、機械的な振動を発生するバイブレータ(図示せず。)を接続するために利用される。音声出力部117は、例えば乗務員に注意を促すための、音声信号を出力するために利用される。
位置情報入力部118は、例えばGPS(Global Positioning System)受信装置など、車両の現在位置の情報を入力可能な装置を接続するために利用される。通信処理部119は、車両上の通信ネットワーク(CAN:Controller Area Network)を経由して他の車載機器とドライブレコーダ100との間で通信を行うための機能を提供する。
次に、ドライブレコーダ100の動作について説明する。
図2は、本実施形態に係るドライブレコーダ100が起動した後の処理ルーチンを表すフローチャートである。
まず、運転手は、イグニッションスイッチをオンにする。直流電圧(Vcc)が供給されたデータ処理部104は、動作を開始する。
ステップS21では、データ処理部104は、車両信号インタフェース107からの信号に基づいて、記録トリガが発生したか否かを判定する。より具体的には、まず、データ処理部104は、EEPROM105Bから閾値Xの値を読み出す。その後、車両信号インタフェース107から受け付けた加速度信号に基づいて算出される現在の進行方向加速度の値が閾値Xよりも大きいか否かを判定する。判定の結果、現在の進行方向加速度の値が閾値X以下であると判定した場合には、データ処理部104は再度ステップS21の処理を実行する。一方、判定の結果、現在の進行方向加速度の値が閾値Xより大きいと判定した場合には、データ処理部104は、記録トリガが発生したと判定し、ステップS22の処理を実行する。閾値Xとしては、事故発生等に伴う進行方向の加速度の変化と通常走行時の進行方向加速度の変化とを識別するための値が設定されている。
ステップS22では、データ処理部104は、記録トリガが発生したと判定された前後の所定時間(例えば、トリガ発生の30秒前からトリガ発生の15秒後まで。)に車載カメラにより取得された画像データを、画像データの集合である画像データファイルとしてメモリカード115の画像データファイルを格納するための記録領域に書き込む。より具体的には、SDRAM106に保持されている現在から30秒前までの画像データと、記録トリガの発生後の15秒間に取得された画像データと、を1つの画像データファイルとしてメモリカード115に書き込む。以上の処理により、記録トリガが発生した前後の時間に取得された画像データが画像データファイルとしてメモリカード115に記録される。
また、ステップS22において画像データファイルをメモリカード115に書き込む際に、メモリカード115に格納されているデータが所定量(例えば総記憶容量の90%。)に達している場合には、データ処理部104は、メモリカード115に格納されている画像データファイルのうちの最も古いものを削除する。その後、データ処理部104は、上述した新しく記録される画像データファイルをメモリカード115に書き込む。
ステップS23では、データ処理部104は、車両信号インタフェース107からの信号に基づいて、メモリカード115に格納されているトリガ情報を更新する。より具体的には、まず、データ処理部104は、車両信号インタフェース107から受け付けた加速度信号及び速度信号に基づいて、記録トリガが発生したと判定された時刻における横方向加速度Aの値及び車速Vの値を算出する。その後、データ処理部114は、メモリカード115のトリガ情報を格納するための記録領域に格納されているデータテーブルを参照して、計数項目のうちの、算出した横方向加速度Aの値及び車速Vの値が含まれる計数項目の度数を1だけ加算する。以上の処理により、メモリカード115にデータテーブルの形式で格納されているトリガ情報が更新される。
ステップS24では、データ処理部104は、イグニッションスイッチがオフにされたか否かを判定する。イグニッションスイッチがオフにされていないと判定した場合には、データ処理部104は、再度ステップS21の処理を実行する。一方、イグニッションスイッチがオフにされたと判定された場合には、データ処理部104は動作を停止する。
尚、本実施形態では、ステップS24においてイグニッションスイッチがオフにされたか否かを判定する構成としたが、データ処理部104が図2の処理を開始してから終了するまでにおいてイグニッションスイッチがオフにされた時点で動作を停止して、ドライブレコーダ100を停止状態にする構成としてもよい。
以上の図2に示した処理により、ドライブレコーダ100では、記録トリガの発生が検知される度に、当該記録トリガが発生した前後の時間に取得された画像データファイルがメモリカード115の画像データファイルを格納するための記録領域に記録され、且つ、記録トリガが発生した際の運転状況を示す運転情報が、データテーブルの形式で、メモリカード115のトリガ情報を格納するための記録領域に記録される。
以下では、本実施形態に係るドライブレコーダ100の作用及び効果について説明する。
本実施形態に係るドライブレコーダ100は、データ処理部104と、メインカメラ101及びオプションカメラ102により取得された画像データファイルを格納する記録領域を有するメモリカード115と、運転情報を取得する車両信号インタフェース107と、画像データファイルを格納する記録領域とは異なるトリガ情報を格納する記録領域を有するメモリカード115と、を備え、データ処理部104が、記録トリガの発生を検知すると、メモリカード115に格納されているデータが所定量に達している場合には、該データのうちの最も古い画像データファイルを削除して、記録トリガが発生した前後の時間に取得された画像データファイルをメモリカード115の画像データファイルを格納する記録領域に書き込み、且つ、車両信号インタフェース107から当該時間内に取得した運転情報をメモリカード115のトリガ情報を格納する記録領域に書き込む。
これにより、データサイズが大きいために循環的に記録され、古いデータが削除され易い画像データファイルとは異なる記録領域に運転情報が蓄積して記録される。
この結果、本実施形態に係るドライブレコーダ100によれば、一旦記録された運転情報が運転状況の解析及び評価に利用されることなく削除されることを抑制できる。
また、本実施形態に係るドライブレコーダ100は、車両信号インタフェース107が、運転情報として車両の状態を表す状態変数の値を取得し、メモリカード115が、状態変数が複数の階級に区分されて作成された度数分布テーブルを格納し、データ処理部104は、記録トリガの発生を検知すると、メモリカード115を参照して度数分布テーブルのうちの車両信号インタフェース107から記録トリガが発生した前後の時間内に取得した状態変数の値が含まれる階級の度数を所定量である1だけ増加させる。
これにより、運転情報が、データサイズが一定である度数分布テーブルの形式でメモリカード115に格納される。
この結果、記録される運転情報の総データ量が一定となり、一旦記録された運転情報が運転状況の解析及び評価に利用されることなく削除されることを防止できる。
また、本実施形態に係るドライブレコーダ100では、トリガ発生時の運転情報が図3に示した度数分布テーブルの形式で、即ち横方向加速度Aの値及び車速Vの値で区分されて各区分の発生頻度情報として収集される。この結果、収集された運転情報を利用して、個人別や車両別の解析及び評価を容易に実施することができる。
尚、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態は、本発明の技術的範囲内で種々の変形や改良等を伴うことができる。
例えば、本実施形態に係るドライブレコーダ100では、メモリカード115が、画像データファイルを格納するための記録領域と、当該記録領域とは異なる、トリガ情報を格納するための記録領域と、を有している構成としたが、画像データファイルを格納するための記録領域と、当該記録領域とは異なる、トリガ情報を格納するための記録領域と、にデータ処理部104がデータを書き込み可能な構成であればよく、例えば、画像データファイルを格納するための第1のメモリカードと、トリガ情報を格納するための第2のメモリカードと、がドライブレコーダ100にそれぞれ接続される構成としてもよい。
また、本実施形態に係るドライブレコーダ100では、運転情報が度数分布テーブルの形式で格納される構成としたが、画像データファイルとは異なる記録領域に運転情報が記録される構成であればよく、例えば、車両信号インタフェース107から取得された車両の状態を表す変数のうちから予め選択された状態変数の値を逐次記録していく構成としてもよい。当該構成によっても、数値データは画像データよりもデータサイズが小さいためにデータ総量が増加しにくく、一旦記録された運転情報が削除されにくい。
また、本実施形態では、状態変数として横方向加速度Aと車速Vが選択されている場合についてのみ説明したが、状態変数としては車両の状態を表す変数であれば、任意の変数を任意の個数だけ選択できる。例えば、記録トリガの発生時刻、進行方向加速度の値、ブレーキの状態、ウインカーの状態、及び周辺温度等を、任意の間隔で区分して度数分布テーブルを作成して運転情報を収集できる。
また、本実施形態に係るドライブレコーダ100では、度数分布テーブルの計数項目の度数を1ずつ加算してトリガ情報を収集したが、一定量ずつ加算して計数する構成であればよい。
100 ドライブレコーダ
101 メインカメラ
102 オプションカメラ
103 メインデコーダ
104 データ処理部
105 ROM
105B EEPROM
106 SDRAM
107 車両信号インタフェース
108 NTSCエンコーダ
109 モニタ出力部
110 PC設定用インタフェース
111 画像処理回路
112 画像認識回路
113 ROM
114 SDRAM
115 メモリカード
116 バイブレータ出力部
117 音声出力部
118 位置情報入力部
119 通信処理部

Claims (2)

  1. 制御部と、
    車載カメラにより画像データを取得する第1取得手段と、
    記憶領域を有する第1の記録部と、
    運転情報を取得する第2取得手段と、
    前記第1の記録部の前記記録領域とは異なる記録領域を有する第2の記録部と、
    を備え、
    前記制御部は、記録トリガの発生を検知する毎に、
    前記第1の記録部に格納されているデータが所定量に達していない場合には、前記第1取得手段によって前記記録トリガが発生した前後の時間に取得された新たな画像データを前記第1の記録部に書き込むと共に、前記第2取得手段によって前記時間内に取得された新たな運転情報を前記第2の記録部に書き込み、
    前記第1の記録部に格納されているデータが所定量に達している場合には、前記第1の記録部に格納されている画像データのうちの最も古い画像データを削除してから前記新たな画像データを前記第1の記録部に書き込むと共に、前記新たな運転情報を前記第2の記録部に書き込む、
    ことを特徴とするドライブレコーダ。
  2. 前記第2取得手段は、前記運転情報として車両の状態を表す状態変数の値を取得し、
    前記第2の記録部は、前記状態変数が複数の階級に区分されて作成された度数分布テーブルを格納し、
    前記制御部は、記録トリガの発生を検知する毎に、前記第2の記録部を参照して前記度数分布テーブルのうちの前記第2取得手段によって前記時間内に取得された前記状態変数の値が含まれる階級の度数を所定の値だけ増加させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載のドライブレコーダ。
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