JP2003069936A - 車両用ドライブレコーダ - Google Patents

車両用ドライブレコーダ

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JP2003069936A
JP2003069936A JP2001255724A JP2001255724A JP2003069936A JP 2003069936 A JP2003069936 A JP 2003069936A JP 2001255724 A JP2001255724 A JP 2001255724A JP 2001255724 A JP2001255724 A JP 2001255724A JP 2003069936 A JP2003069936 A JP 2003069936A
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drive recorder
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Kiyoshi Yanagisawa
潔 柳澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 事故発生に伴う画像データ消失のおそれがな
く、耐衝撃性の高い装置を提供する。 【解決手段】 走行時における画像データが、不揮発性
の記録手段であるMRAMに記録される。MRAMにお
ける記録は、最古の情報を消去して最新の情報を記録す
るように(S50ないしS70)、周期的に行われる。
衝突などのデータ保持要求により(S80)保存フラグ
がオンされ(S90)、当該時点に係る画像データの消
去が禁止される。事故発生による電源の破損によっても
画像データが消失せず、またソリッドステートなデータ
記憶媒体であるMRAMによるため、可動部分がなく耐
衝撃性に優れる。事故発生の際の画像データの転送を必
要としないので、転送に係る制御回路や伝送経路の故障
・破損のおそれもない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の事故発生の
際に車両状況を記録するための車両用ドライブレコーダ
に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の事故原因の解析のため、車両にそ
の車速、操舵角、ブレーキ圧力、加速度等を検出する各
種センサを設け、事故直前の車両状況を記録するように
した装置が多数提案されており、近年ではとくに、画像
情報を記録するようにした装置が提案されている。
【0003】例えば特開平2000−6854号公報が
開示する技術では、走行時における車両状況をカメラに
より撮影しつつ、カメラからの画像データを揮発性ラン
ダムアクセスメモリに常時記録し、事故発生による衝突
センサの作動があったときには、揮発性ランダムアクセ
スメモリに記録された画像データを、別途に設けた不揮
発性メモリであるフラッシュメモリに転送・記録するこ
ととしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来例
は、揮発性ランダムアクセスメモリとしてDRAM(Dy
namic Random Access Memory)を使う場合にも、またS
RAM(Static Random Access Memory)を使う場合に
も、記憶保持のための電源が必要であって、事故により
電源が故障するとデータが消失してしまう。また、事故
発生後に画像データを転送する構成であるため、転送に
係る制御回路や伝送経路が事故によって故障・破損した
場合にはデータが消失してしまい、やはり記録が行われ
なくなる欠点がある。
【0005】また、この従来例に係る公報では、他の実
施形態として、揮発性ランダムアクセスメモリに代えて
ビデオテープレコーダを用いる構成も開示されている
が、可動部分があるため衝撃に弱いという欠点がある。
【0006】そこで本発明の目的は、事故発生に伴う画
像データ消失のおそれがなく、耐衝撃性の高い装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、走行時
における車両状況を撮影する撮像手段と、磁気ランダム
アクセスメモリからなる不揮発性の記録手段と、前記撮
像手段により撮影された画像データを前記記録手段に記
録する記録制御手段と、を備え、前記記録制御手段は、
前記記録手段における最古の情報を消去して最新の情報
を記録することを特徴とする車両用ドライブレコーダで
ある。
【0008】第1の本発明では、走行時における車両状
況を撮像手段が撮影すると、撮影された画像データを、
記録制御手段が、磁気ランダムアクセスメモリ(MRA
M;Magnetic Random Access Memory)からなる不揮発性
の記録手段に記録する。また記録制御手段は、記録手段
における最古の情報を消去して最新の情報を記録する。
このように第1の本発明では、走行時の画像データを不
揮発性の記録手段であるMRAMに記録するため大容量
の記録と高速書き込みに適する上、事故発生による電源
の破損によっても画像データが消失せず、またMRAM
がソリッドステートな記憶媒体であるため、可動部分が
なく耐衝撃性に優れる。さらに、事故発生の際の画像デ
ータの転送を必要としないので、転送に係る制御回路や
伝送経路の故障・破損のおそれもない。
【0009】第2の本発明は、第1の本発明の車両用ド
ライブレコーダであって、車両の事故情報を取得する事
故情報取得手段を更に備え、前記記録制御手段は、前記
事故情報取得手段による事故情報の取得時点から所定範
囲内に撮像された画像データにつき、消去禁止処理を行
うことを特徴とする車両用ドライブレコーダである。
【0010】第2の本発明では、事故情報取得手段が車
両の事故情報を取得すると、記録制御手段は、事故情報
取得手段による事故情報の取得時点から所定範囲内に撮
像された画像データにつき、消去禁止処理を行う。これ
により第2の本発明では、事故に係る画像データを消去
してしまうおそれを回避できる。
【0011】第3の本発明は、第1または第2の本発明
の車両用ドライブレコーダであって、前記記録制御手段
が、前記記録手段における前記消去禁止処理の対象とな
らなかった記録領域によって画像データの記録を続行す
ることを特徴とする車両用ドライブレコーダである。
【0012】第3の本発明では、記録制御手段が、記録
手段における消去禁止処理の対象とならなかった記録領
域によって画像データの記録を続行するので、事故に係
る画像データを保持しつつ記録を続行できる。
【0013】本発明における事故情報は、第4の本発明
のように衝突センサの出力を含むこととしたり、第5の
本発明のように車両の操作状態を検出する操作状態セン
サの出力を含むこととするのが好適である。また、事故
情報が第6の本発明のように手動スイッチの出力を含む
こととすれば、衝突や緊急避難操作がない場合にも運転
者の意志により記録を実行でき、さらに他人による事故
や危険運転の記録も可能となる。
【0014】第7の本発明は、第1ないし第6のいずれ
かの本発明の車両用ドライブレコーダであって、車両の
位置情報を取得する位置情報取得手段を更に備え、前記
記録制御手段は、前記画像データと共に前記位置情報を
前記記録手段に記録することを特徴とする車両用ドライ
ブレコーダである。
【0015】また第8の本発明は、第1ないし第7のい
ずれかの本発明の車両用ドライブレコーダであって、前
記撮像の時点の時刻情報を取得する時刻情報取得手段を
更に備え、前記記録制御手段は、前記画像データと共に
前記時刻情報を前記記録手段に記録することを特徴とす
る車両用ドライブレコーダである。
【0016】第7および第8の本発明では、記録手段に
画像データと共に位置情報や時刻情報をも記録できるの
で、事故の発生位置や発生時刻について、それぞれ客観
的な情報を記録できる。
【0017】第9の本発明は、第1ないし第8のいずれ
かの本発明の車両用ドライブレコーダであって、前記記
録手段の記録内容を外部に送信する送信手段を更に備え
たことを特徴とする車両用ドライブレコーダである。
【0018】第9の本発明では、送信された記録内容を
外部で受信・記録することにより、車載の記録手段の記
憶容量が小さくても、長期間に係る大容量のデータを記
録できる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について以下に
説明する。図1において、実施形態の車両用ドライブレ
コーダは、カメラ1、衝突センサ2、操舵角センサ3、
ブレーキ圧力センサ4、GPS受信器5、画像エンコー
ダ10、制御回路11、磁気ランダムアクセスメモリ
(MRAM)12、出力端子13および保存スイッチ1
4を含んで構成されている。
【0020】カメラ1は、CCDやCMOSなどの固体
撮像素子を含んで構成されており、前方を視野とするも
の、および後方を視野とするもののほか、略円錐形の反
射面を持つ円錐ミラーの軸心の頂点側にレンズ光学系を
介して撮像素子を対向させ、反射面を経由した軸心周り
の全周囲にわたる反射像を撮像素子に入力するようにし
た構造の全周囲カメラを使用してもよい。
【0021】GPS受信器5は、加速度センサ6、速度
センサ7、受信部8およびGPS処理部9を備えて構成
されており、少なくとも3つのGPS衛星(図示せず)
からの電波を受信部8が受信すると、これに応じてGP
S処理部9が車両の現在位置の緯度および経度を算出す
ると共に、加速度センサ6および速度センサ7の出力に
基づいてこれを補正し、これを位置情報として出力する
ように構成されている。またGPS受信器5は、GPS
衛星からの時刻信号の受信により現在時刻を取得し、こ
れを時刻情報として出力するように構成されている。ま
たGPS受信器5からは、加速度センサ6および速度セ
ンサ7の出力を必要に応じて個別に読み出すことができ
る。
【0022】画像エンコーダ10は、A/D変換器およ
び画像圧縮回路を含んで構成されている。制御回路11
は、CPUを中心としたワンチップマイクロプロセッサ
として構成されており、処理プログラムを記憶したRO
Mと、一時的にデータを記憶する作業エリアとしてのR
AMとを備えている。
【0023】MRAM12は、磁気抵抗効果(磁化の方
向で記憶素子の抵抗が異なる性質)を示す記憶素子を用
いた不揮発性の磁気ランダムアクセスメモリである。M
RAM12はソリッドステートなデータ記憶媒体であ
り、データの記憶は磁化の方向を変えることによって行
われ、読み取りは通電時のトンネル電流の検出により行
われる。
【0024】出力端子13は、公知の画像データ入出力
インターフェイス規格に基づいて構成されており、例え
ばNTSC、RS232、USB、IEEE1394な
どによることができる。なお、画像データ入出力インタ
ーフェイスとしては光出力、無線出力のインターフェイ
スを用いることとしてもよい。
【0025】保存スイッチ14は、車室内に設置された
ブレーク接点型の押しボタンスイッチであり、例えば図
示しないGPS操作部に設けるのが好適である。
【0026】カメラ1からのビデオ信号は、画像エンコ
ーダ10でA/D変換および圧縮され、制御回路11の
制御によりMRAM12に記録される。同時に、衝突セ
ンサ2、操舵角センサ3、ブレーキ圧力センサ4、加速
度センサ6および速度センサ7からの各検出情報は、制
御回路11に制御されて圧縮画像情報と共にMRAM1
2に記録される。
【0027】MRAM12は、最新の情報を記録する時
には最古の情報が消去され、エンドレスにたえず最新の
情報を記録するように、制御回路11により制御され
る。この場合、記録のタイミングは任意の同期で設定す
ることができる。
【0028】図2は、MRAM12のメモリ領域の構成
例を示し、12aは画像情報メモリ領域、12bはセン
サ情報メモリ領域である。図3はMRAM12に記録さ
れる情報の構成を示し、所定の単位時間についてのデー
タであるシーン(SCENE)1〜Nのそれぞれには、
車両データ(センサ情報)、圧縮画像データ等が格納さ
れる。またMRAM12のインデックステーブルには、
各シーンへのポインタのほか、各シーンの日付および時
刻と、後述する保存フラグとが格納される。
【0029】以上のとおり構成された実施形態の動作に
つき、以下に説明する。本実施形態では、カメラ1から
の画像データがMRAM12に常時くりかえし書き込ま
れるが、事故発生などによりデータの保持が要求される
と、その時刻を含むシーンの画像データの消去を禁止す
るために、MRAM12の当該シーンに対応する保存フ
ラグがオンされ、そのメモリ領域に対する以後の消去お
よび書き込みが禁止されるようになっている。
【0030】図4は本実施形態の制御回路11において
行われる処理の一例を示すフロー図である。この処理は
制御回路11のCPUの動作クロック周波数(例えば2
0MHz)に応じた処理速度で実行される。同図におい
て、まず、カメラ1によりその視野(例えば車両前方)
の画像が撮影され(S10)、その画像データが画像エ
ンコーダ10で符号化され(S20)、符号化された画
像データが、GPS受信器5などから入力される車両情
報・位置情報および時刻情報と統合される(S30)。
【0031】次に、MRAM12のインデックステーブ
ルが参照され、記憶できる残りのメモリ領域があるかが
判断され(S40)、メモリ領域がある場合には、統合
されたデータ(以下適宜「統合情報」という)がMRA
M12に記録される(S70)。あるメモリ領域が記憶
可能か否かは、後述する保存フラグの有無によって判断
され、保存フラグがオンされている場合には記憶不能と
判断される。
【0032】メモリ領域がない場合には、MRAM12
のインデックステーブルから最も古い削除可能な情報の
インデックスが検索・削除され、これによりMRAM1
2上の対応するメモリ領域が開放される(S50)。ま
た、インデックステーブルに新たなシーンのインデック
ス情報(シーンへのポインタ、時刻)が書き込まれ、こ
れによりにMRAM12上の対応するメモリ領域が確保
され(S60)、そのメモリ領域に、新しいシーンに係
る統合情報が記録される(S70)。
【0033】次に、データ保持要求信号を受けたかが判
断される(S80)。このデータ保持要求信号として
は、衝突センサ2の動作信号や、保存スイッチ14の押
下信号のほか、操舵角センサ3により検出される操舵角
の所定時間あたりの変化量が所定の基準値を上回った旨
の判定信号(急ハンドル操作)、ブレーキ圧力センサ4
の検出値が所定の基準値を上回った旨の判定信号(急ブ
レーキ操作)、および加速度センサ6・速度センサ7の
検出値に基づく急減速の旨の判定信号が用いられ、ステ
ップS80ではいずれかがOR条件で成立した場合に肯
定判断がされる。データ保持要求信号を受けていない場
合には、ステップS10ないしS70の処理が繰り返し
行われる。
【0034】データ保持要求信号を受けた場合には、M
RAM12上の指定された情報(例えばデータ保持要求
信号を受けた時点における最新のシーン、または最新の
シーンを含む所定個数のシーン)につき、対応するイン
デックステーブルの保存フラグがオンされる(S9
0)。その結果、保存フラグがオンされたシーンについ
ては、以後のデータの消去・書き込みが禁止される。
【0035】そして、動作停止信号を受けたかが判断さ
れ(S100)、否定の場合にはステップS10ないし
S90の処理が繰り返される。動作停止信号、例えば電
源のフェールが検出された場合には肯定判定されて、本
ルーチンを終了する。
【0036】事故解析を行なう場合は、MRAM12に
記録された統合情報につき、所定のデコード処理を施
し、出力端子13に適宜の画像再生装置を接続して、事
故直前の画像及び車両情報を再生する。図5はカメラ1
の視野を前方に設定した場合の再生画像の一例、図6は
カメラ1として全周囲カメラを使用した場合の再生画像
の一例を示す。
【0037】以上のとおり、本実施形態では、走行時に
おける車両状況をカメラ1が撮影すると、撮影された画
像データが、制御回路11の制御により、磁気ランダム
アクセスメモリからなる不揮発性の記録手段であるMR
AM12に記録される。また、MRAM12における記
録は、最古の情報を消去して最新の情報を記録するよう
に(S50ないしS70)、周期的に行われる。このよ
うに本実施形態では、走行時の画像データを不揮発性の
記録手段であるMRAM12に記録するため、大容量の
記録と高速書き込みに適する上、事故発生による電源の
破損によっても画像データが消失せず、またMRAM1
2がソリッドステートなデータ記憶媒体であるため、可
動部分がなく耐衝撃性に優れる。さらに、事故発生の際
の画像データの転送を必要としないので、転送に係る制
御回路や伝送経路の故障・破損のおそれもない。
【0038】また本実施形態では、データ保持要求信号
が入力されると(S80)、その入力時点、すなわち事
故情報の取得時点から所定範囲内に撮像された画像デー
タにつき保存フラグがオンされ(S90)、これにより
消去が禁止されるため、これにより、事故に係る画像デ
ータをその後に消去してしまうおそれを回避できる。
【0039】また本実施形態では、保存フラグがオンさ
れていないメモリ領域、すなわち消去禁止処理の対象と
ならなかった記録領域によって(S50)、画像データ
の記録を続行するので、事故に係る画像データを保持し
つつ走行記録を続行できる。
【0040】また本実施形態では、車体の運動を直接検
出する衝突センサ2・加速度センサ6・速度センサ7
や、車両の操作状態を検出する操作状態センサとしての
操舵角センサ3・ブレーキ圧力センサ4の出力を事故情
報として利用することとしたので、本発明の効果を簡易
な構成で実現でき好適である。また、本実施形態では手
動スイッチである保存スイッチ14の出力を事故情報と
して利用できるようにしたので、衝突や緊急避難操作が
ない場合にも運転者の意志により記録を実行でき、自車
の事故の記録に加えて他人による事故や危険運転の記録
も可能となる。
【0041】また本実施形態では、MRAM12に画像
データと共に、GPS受信器5からの位置情報や時刻情
報をも記録することとしたので、事故の発生位置や発生
時刻について客観的な情報を記録できる。
【0042】なお、本実施形態では、ステップS90で
保存フラグをオンすることにより、事故発生の際の統合
情報の消去の防止を図ることとしたが、このような構成
に代えて、事故発生の際(あるいは、事故発生の時点に
係るシーンを含む所定個数のシーン)の統合情報を、M
RAM12上に設けられた所定の追加書き込み禁止領域
(ステップS50における検索の対象とならない領域)
に転送・保存する構成としてもよい。
【0043】また、本実施形態では、GPS受信器5が
GPS衛星からの時刻信号の受信により現在時刻の時刻
情報を取得する構成としたが、本発明における時刻情報
は、地上に設けられた地上基地局からの時刻信号によっ
て取得したり、GPS受信器5に内蔵のソフトウェアタ
イマから取得して出力する構成としてもよいし、制御回
路11に内蔵のソフトウェアタイマから取得してこれを
MRAM12に記録する構成としてもよい。
【0044】また、上記実施形態では、MRAM12に
保存されている最古の統合情報を単に削除することとし
たが、このような構成に加えて、出力端子13に適宜の
無線送信器を接続すると共に、削除の対象となる最古の
シーンに係る統合情報や、その他MRAM12に保存さ
れている任意の時点のシーンに係る統合情報を、当該無
線送信器により、例えば商用パケット通信網を利用して
外部に送信し、外部に設置された受信器およびサーバコ
ンピュータにより当該統合情報を受信・記録する構成と
してもよい。この構成によれば、車載の記録手段である
MRAM12の記憶容量が小さくても、外部のデータ記
憶媒体の利用により、長期間に係る大容量のデータを記
録でき好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のブロック図である。
【図2】 MRAMのメモリ領域の構成例を示す図であ
る。
【図3】 MRAMに記録される情報の構成例を示す図
である。
【図4】 実施形態における処理例を示すフロー図であ
る。
【図5】 カメラの視野を前方に設定した場合の再生画
像の一例を示す図である。
【図6】 全周囲カメラを使用した場合の再生画像の一
例を示す図である。
【符号の説明】
1 CCDカメラ、2 衝突センサ、3 操舵角セン
サ、4 ブレーキ圧力センサ、5 GPS受信器、6
加速度センサ、7 速度センサ、8 受信部、9GPS
処理部、10 画像エンコーダ、11 制御回路、12
MRAM、13 出力端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 21/00 628 B60R 21/00 628Z 630 630F B62D 41/00 B62D 41/00 H04N 7/18 H04N 7/18 J

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行時における車両状況を撮影する撮像
    手段と、 磁気ランダムアクセスメモリからなる不揮発性の記録手
    段と、 前記撮像手段により撮影された画像データを前記記録手
    段に記録する記録制御手段と、を備え、 前記記録制御手段は、前記記録手段における最古の情報
    を消去して最新の情報を記録することを特徴とする車両
    用ドライブレコーダ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両用ドライブレコー
    ダであって、 車両の事故情報を取得する事故情報取得手段を更に備
    え、 前記記録制御手段は、前記事故情報取得手段による事故
    情報の取得時点から所定範囲内に撮像された画像データ
    につき、消去禁止処理を行うことを特徴とする車両用ド
    ライブレコーダ。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の車両用ドライ
    ブレコーダであって、 前記記録制御手段が、前記記録手段における前記消去禁
    止処理の対象とならなかった記録領域によって画像デー
    タの記録を続行することを特徴とする車両用ドライブレ
    コーダ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の車
    両用ドライブレコーダであって、 前記事故情報が衝突センサの出力を含むことを特徴とす
    る車両用ドライブレコーダ。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の車
    両用ドライブレコーダであって、 前記事故情報が車両の操作状態を検出する操作状態セン
    サの出力を含むことを特徴とする車両用ドライブレコー
    ダ。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の車
    両用ドライブレコーダであって、 前記事故情報が手動スイッチの出力を含むことを特徴と
    する車両用ドライブレコーダ。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の車
    両用ドライブレコーダであって、 車両の位置情報を取得する位置情報取得手段を更に備
    え、 前記記録制御手段は、前記画像データと共に前記位置情
    報を前記記録手段に記録することを特徴とする車両用ド
    ライブレコーダ。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の車
    両用ドライブレコーダであって、 前記撮像の時点の時刻情報を取得する時刻情報取得手段
    を更に備え、 前記記録制御手段は、前記画像データと共に前記時刻情
    報を前記記録手段に記録することを特徴とする車両用ド
    ライブレコーダ。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載の車
    両用ドライブレコーダであって、 前記記録手段の記録内容を外部に送信する送信手段を更
    に備えたことを特徴とする車両用ドライブレコーダ。
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