JP2006253847A - 状況記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車輌走行時における事故や故障に伴う画像データの消失及び損失を防ぐことができる状況記録装置を提供する。
【解決手段】状況記録装置1は、車輌に搭載され、車輌の走行時における外部状況を撮影するカメラ2と、カメラにより撮像された画像データを格納するMRAM3と、これに格納する処理や状況記録装置全体の制御を司るCPU4と、画像データのMRAMへの格納を許可・不許可を意味するフラグ5と、走行中の車輌の異常を検知する異常検知センサ6とを備える制御手段は、初期状態においてフラグ手段を、格納を許可する設定としておくことにより、装置全体の電源が断たれてしまった場合でも、画像データを格納手段に格納することができる。これにより、車輌の走行時に起こった事故や故障の原因を解析するための材料を得ることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮影画像により状況を説明する記録装置に関するものであり、例えば車輌の走行状況を記録するための記録装置に関する。
従来より、画像により状況を記録する装置、例えば、車輌に搭載されたカメラにて車輌の走行時の状況を記録する技術がある。近年においては、カメラからの画像データをDRAM(Dynamic Random Access Memory)やSRAM(Static Random Access Memory)等の揮発性のメモリ、又はMRAM(Magnetoresistive Random Access Memory)
等の不揮発性のメモリに常時記録するタイプの車載カメラが提案されている。
特開2003−69936号公報 特開2000−351354号公報
しかし、揮発性のメモリ(DRAM)は、画像データの記録保持に電源を必要とする。そのため、事故により電源が断たれてしまうと、記録されていたデータが消失してしまう。
また、不揮発性のメモリ(MRAM)を用いた車載カメラの場合は、記録した画像データを保持(保存)するために保存要求のフラグ(メモリ保持要求)を立てる。このフラグが立ったことを契機とし、それ以降に記録された画像データを保存する。
そのため、保存要求のフラグを立てる前に、突然の事故や故障によって電源回路や制御回路等との伝送径路が瞬断されてしまうと記録した画像データを保存することができなくなってしまう。
このように、従来のカメラ装置では、事故や故障が起こった状況の画像データを保持できなかったり、消失してしまったりするため、事故や故障の原因を解明するデータを得ることが難しかった。
そこで、本発明は、例えば、車輌走行時における事故や故障に伴う画像データの消失及び損失を防ぐことができる状況記録装置を提供することを課題とする。
本発明は上記事項に鑑みてなされたものであり、すなわち本発明は、周囲の状況を撮影する撮像手段と、撮像手段により撮像された画像データを格納する不揮発性の格納手段と、撮像手段に撮像された画像データを格納手段に格納する処理を実行する制御手段と、不揮発性の格納手段の一部に設けられ、画像データの格納手段への格納を許可・不許可を意味するフラグ手段とを備え、制御手段は、初期状態においてフラグ手段を、格納を許可する設定としておくことを特徴とする。
このように、従来のカメラ装置のようにメモリ保持要求があってからフラグを立てるのではなく初めからフラグを立てておくことにより、装置全体の電源が断たれてしまった場合でも、画像データを格納手段に格納することができる。これにより、車輌の走行時に起こった事故や故障の原因を解析するための材料を得ることができる。
また、本発明によれば、状況記録装置のシステム全体の電源が不正に断たれてしまった場合、イニシャル処理時に画像データの記録処理を行うこともできる。
さらに、本発明の状況記録装置は、異常を検知する異常検知センサをさらに有しており、制御手段は、異常検知センサからの信号の受信を契機として、信号を受けた時点から所定の遡った時点まで格納を許可する複数のフラグ手段を設定する処理を実行することを特徴とする。
つまり、所定の時点まで遡って画像データを格納することができるということは、車輌に異常事態が起こる前の状態を撮像した画像データを保持しておくことができるということになる。これにより、本発明を、例えば、車輌事故(交通事故)等の原因や事故が起こりやすいシチェーションの解明等に良好に役立たせることができる。尚、異常検知センサとしては、車輌への衝撃を検知する衝撃センサ,ブレーキの掛り度合いを示すブレーキ圧力センサ,車輌の加速度を検知する加速度センサ,車輌の速度を検出する速度センサ等を例示できる。
尚、本発明は、信号を受けた時書き込み中のインデックスからユーザが任意で時間を設定し、その設定時間分前に遡って複数分の保存フラグが一度にONすることができる構成とするとより好ましい。
これは、フラグ手段がONに設定された格納手段のインデックスが指し示す領域に記録された情報が、衝突センサからの信号のタイミングにより0.1秒分しかないかもしれず(或いは十分な時間があるかもしれない)重要な部分の記録が保存されず無意味となってしまうことを防ぐのに有効となる。
また、本発明に係る制御手段は、異常検知センサからの信号の受信を契機として、信号を受けた時点から一定時間後まで格納を許可するフラグ手段を設定する処理を実行する構成としてもよい。尚、この場合もユーザが衝突後からどのくらいの時間記録を続けることができるかを設定出来るようにしてもよい。
このように、異常が検知された後の状態を記録することができることにより、記録した画像データを異常の原因の解明に有益に利用することが可能となる。
また、本発明に係る格納手段には、不揮発性のランダムアクセスメモリ(特に好ましくはMRAM)を好ましく用いることができる。そして、本発明では、この不揮発性のランダムアクセスメモリの特性を十分に生かしてフラグ手段の設定毎に画像データを個別に格納する。
例えば、ランダムアクセスメモリの1バイト分をフラグ手段として活用して、記録に利用する格納箇所に番号を付して255回分まで個別に管理することができる。
さらに、本発明に係る格納手段に不揮発性のランダムアクセスメモリを利用することにより、画像データと共に制御情報を格納する構成とすることもできる。ここでの制御情報には装置全体の基本制御に伴う情報を含む。
このような構成により、格納手段の格納領域の一部を使用することで、小さいダイサイズでより安価に基本制御回路と同じ機能を実現することができる
また、本発明は、格納手段内のデータの格納状況を示すシーン及びインデックスを指す変数を有する構成とすることもできる。そして、本発明に係る制御手段は、その変数を参
照して格納手段における画像データの蓄積ポイント(蓄積地点)を検索する。
つまり、本発明は、格納手段内における現在のシーン及びインデックスを指す変数を用意し、その変数に基づき格納手段に画像データを記録(蓄積)しながら同期をとることができる。例えば、装置の電源が突然OFF(異常電源OFF)となってしまった場合、本発明の装置によれば、装置のイニシャル処理時に、その変数を参照しシーン及びインデックスを把握して次のシーン及びインデックスから蓄積を始めるようにすることができる。
これにより、イニシャル処理において、格納してきた全てのインデックスの時刻を比較しながら一番新しいものを検索する必要が無くなるため、イニシャル処理を軽量化することができる。
本発明によれば、例えば、車輌走行時における事故や故障に伴う画像データの消失及び損失を防ぐことができる状況記録装置を提供することが可能となる。
以下に本実施の形態の状況記録装置について図面を参照し説明する。
<ハードウェア構成>
図1に示すように、本実施形態の状況記録装置1は、車輌に搭載され、車輌の走行時における外部状況を撮影するカメラ(撮像手段)2と、カメラ2により撮像された画像データを格納するMRAM(不揮発性の格納手段)3と、カメラ2に撮像された画像データをMRAM3に格納する処理や状況記録装置1全体の制御を司るCPU(Central Processing Unit)(制御手段)4と、MRAM3の一部に設けられ、画像データのMRAM3
への格納を許可・不許可を意味するフラグ(フラグ手段)5と、走行中の車輌の異常を検知する異常検知センサ6とを有している。
本実施形態のカメラ2は、CCDやCMOS等の固体撮像素子を含んで構成されており、車輌の前方を撮像するカメラ及び後方を撮像するカメラを含むこととする。
また、このカメラ2により撮像した画像データは、A/D変換器及び画像圧縮回路を含んだ画像エンコーダ7により適宜の形式に返還される。
さらに、MRAM3は、記憶素子に磁性体を用いた不揮発性のメモリである。MRAM3は、アドレスアクセスタイムが10ns台,サイクルタイムが20nsであり高速での読み書きが可能となる。さらに、消費電力も低く高集積性が可能であるという利点もある。
加えて、本実施形態のMRAM3は、カメラ2で撮像した画像データと共にCPU4が実行する各種処理プログラムや処理に伴う情報を格納する。つまり、本実施形態のMRAM3は、CPUの一般的な処理に利用されるROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)の役割も果たしている。このようにMRAM3の記録領域の一部をROMやRAMとして使用することで、小さいダイサイズでより安価に制御系統(回路)を実現することができる。
また、本実施形態のMRAM3内には、MRAM3(MRAM3中の画像データを格納する領域)に格納された画像データの保存の許可/不許可を示すフラグ領域(フラグ手段)5も設けられている。フラグのON/OFF制御は、CPU4にて実行される。尚、本実施形態のMRAM3は、フラグを1バイト分(0又は1のブーリアン型ではなく)利用して、図2に示すように、記録する領域をN個(例えば255個)のシーン(SCENE)に
分け、それぞれにインデックス(INDEX)を付す。そして、CPU4は区分けされたシー
ン1〜Nのそれぞれに画像データや圧縮画像データを格納する処理を実行する。
これらのインデックスはテーブル(以下、インデックステーブルと称す)を構成し、インデックステーブルには各シーンへのポインタの他に各シーンの日付及び時刻とフラグとが格納される。例えば、1回目の記録としてインデックス1にシーン1とフラグ1とが関連づけられて記録され、2回目の記録としてインデックス2にシーン2とフラグ2とが関連づけられて記録され、3回目の記録としてインデックス3にシーン3とフラグ3とが関連づけられて記録される、というように各データが格納されている。尚、このとき、図2のように、2回目のフラグ2のインデックス2が1回目のフラグ1のインデックス1を跨いで画像データを記録してしまった場合でもインデックス2は個別に管理する。
加えて、本実施形態に係るフラグは、ユーザが、本実施形態の状況記録装置1に設けられたディスプレイ8(ユーザインターフェース)の図3に示すようなユーザインターフェイス(画面A)からMRAM3に記録した画像データの再生や削除の操作を行うことができる。画面Aには、MRAM3に保存(記録)された画像データの一覧と、それらの画像データの再生又は保存の解除(削除)を行うための再生アイコンと保存対象解除アイコンとが表示されている。再生のアイコンを操作するとインデックス1として記録された画像データをディスプレイに再生表示することができ、保存対象解除アイコンを操作するとその画像データは上書きが可能な状態となる。つまり、保存対象解除アイコンを操作すると、フラグがOFFになる。
また、フラグを使い切ってしまった場合(つまり、フラグ用の255個の領域全部に画像データを記録してしまった場合)は、CPU4は最古のインデックス(ファイル)に設定されたフラグをOFFにして記録の保存を解除し最新の画像データを記録する処理を実行する。尚、この処理は、図3に示す画面Aをディスプレイ8に表示させ、ユーザ自身に、保存されている何れかの画像データの保存を解除する操作を行わせてもよい。
また、本実施形態の異常検知センサ6は、車輌への衝撃を検知する衝突センサ6aと、ブレーキの掛度合いを示すブレーキ圧力センサ6bと、車輌の加速度を検知する加速度センサ6cと、車輌の速度を検出する速度センサ6dとする。これらのセンサからの信号により車輌に事故や故障等の異常があったか否かを判断することができる。例えば、走行中の車輌が他の車輌と衝突した場合、衝突センサ6aが衝撃を検知し、ブレーキ圧力センサ6bがブレーキの急激な踏み込みを検知し、加速度センサ6cが急激な加速度の低下を検知し、速度センサ6dが急激な速度の低下を検知する。
以上が本実施形態の状況記録装置1のハードウェア構成である。
<記録動作について>
次に、本実施形態の状況記録装置1による記録動作をパターン毎に説明する。
(通常記録時)
本実施形態のCPU4は、状況記録装置1が起動した初期の状態(好ましくはイニシャル処理時)からフラグを立てる処理を実行している。そのため、車輌が通常に走行している場合、図4に示すように、カメラ2で撮像を開始したものが順次保存の対象となりMRAM3の所定の領域に格納される。尚、画像データを格納した領域は上書き予定列に随時戻され、MRAM3の画像データを保存する領域では繰り返し画像データの保存が行われる。
そして、ユーザが車輌のイグニッションをOFFにすると、その動作に連動した電源(車輌のACCやバッテリ等)から状況記録装置1に終了の信号が発される(これを正常処理と称す)。すると、状況記録装置1も終了処理を開始する。この終了処理は、既存のフ
ラグがONになっているインデックスを判別し電源を正常にOFFにする内容の処理である。尚、終了処理の最後にMRAM3に設けられている「正常終了フラグ」をONにして処理が終了される。
(異常信号が発されたとき)
また、CPU4が異常検知センサ6(衝突センサ6a,ブレーキ圧力センサ6b,加速度センサ6c,速度センサ6d)から車輌の走行中に起こった異常を知らせる信号を受信した場合は、図5に示すように、保存対象として記録された画像データを上書きしないように保存する処理を実行する。
また、この処理は、上述した「正常終了フラグ」がOFFになっている場合、つまり正常に終了処理が実行されず事故や故障により異常検知センサ6が信号を発する前にシステム全体の電源が瞬断されてしまったときも実行される。このような場合には、イニシャル処理時に画像データの記録処理を行う。
その他にも、最新の画像データはどのインデックス又はシーンに蓄積されたかというポイントを示す変数(以下、インデックス添字変数と称す)を利用して電源の瞬断に対応する。このインデックス添字変数を利用して画像データを蓄積しているときに同期をとるようにする。勿論、インデックス添字変数は、イニシャライズ処理にて参照され次に画像データの記録が可能なシーン及びインデックスを特定することにも利用することができる。
ここで電源が瞬断したときのイニシャライズ処理について図6に示すフローチャートに基づき説明する。尚、ここでは、インデックス添字変数の他に画像データを記録した日付と時刻とを示す日付時刻変数も利用する。
まず、状況記録装置1の電源がONとなり起動すると、CPU4はイニシャライズ処理を実行する。CPU4は、日付時刻変数(a)とインデックス添字変数(b)とを参照する(S01)。そして、インデックステーブルを参照し(S02)、フラグがONとなっているか否かを判断する(S03)。ここでフラグがONとなっている場合日付時刻変数(a)とインデックスの日付時間とを比較する(S04)。ここでインデックス日付時間の方が大きい(最新)であれば、インデックス日付時間の方を日付時刻変数(a)とする(S05)。加えて、インデックス添字変数(b)には何番目のインデックスが最新かを表す情報が含まれているので、CPU4はインデックス添字変数(b)を参照し次のインデックスについて上記ステップ02〜05の処理を繰り返し実行する(S06)。
一方、ステップ03でCPU4がフラグはOFFであると判断した場合、フラグがOFFとなっているインデックスが管理している領域は画像データの書き込みが可能な領域の対象となり書き込み処理が実行される。
このように、従来のカメラ装置のように異常検知センサのようなセンサから画像データの保存の要求信号をCPUが受信してからフラグを立てるのではなく初めからフラグを立てておくことにより、常に画像データを記録保存しておくことができる。これにより、車輌の走行時に起こった事故や故障の原因を解析するための材料を得ることができる。
さらに、本実施形態の状況記録装置1は、インデックス添字変数を用いるためイニシャル処理時に、格納してきた全てのインデックスの時刻を比較しながら一番新しいものを検索する必要が無くなるため、イニシャル処理を軽量化することができる。
<その他の実施の態様1>
本実施形態の状況記録装置1は、CPU4が異常検知センサ6から車輌の異常を検知す
る信号の受信を契機として、信号を受けた時点から所定の遡った時点までの画像データの記録を許可するためにフラグをONにする処理を実行することもできる。
衝突後からどのくらいの時間を遡って画像データの記録を保存するかは、ディスプレイ8に入力画面を表示させる等してユーザが設定する。
例えば、異常検知センサ6からの信号を受けた時点から180秒前までの画像データの記録を保存するに設定とする。すると、図7に示すように、シーン5に記録していたところで、異常検知センサ6から異常を知らせる信号が発生した場合、CPU4は、指定時間分のシーンのフラグをONにする処理を実行する。尚、1シーンが120秒であり、ユーザが信号発生から180秒後まで記録を続けるという設定をした場合は、180秒分の1.5シーン分を遡るのではなく繰り上げて2シーン分遡ったシーン(図7中ではシーン3)から現在のシーン(図7中ではシーン5)までのフラグをONにする。
このように、所定の時点まで遡って画像データの記録を保存することができるということは、車輌に異常事態が起こる前の状態を撮像した画像データを保持しておくことができるということである。
これにより、車輌に起こった異常事態(例えば、車輌事故(交通事故)等)の原因や事故が起こりやすい状況の解明等に良好に役立たせることができる。
<その他の実施の態様2>
本実施形態の状況記録装置1は、CPU4が異常検知センサ6からの異常を知らせる信号の受信又は状況記録装置1全体のシステム電源の瞬断を契機として、その信号を受けた時点から一定時間後までフラグをONにする処理を実行する態様としてもよい。尚、この時間もユーザがインターフェース等から任意の時間数を設定することができる。
例えば、電源の瞬断又は異常信号をCPU4が受信した時点から180秒後まで画像データの記録を行うと設定すると、上記第一の実施の態様と同様に、その時点で画像データの記録が実行されているシーン(図8中ではシーン3)から180秒後に記録が実行されるシーン(図8中ではシーン5)までフラグをONに設定する。
このように、異常が検知された後の状態を記録することができることにより、記録した画像データを異常の原因の解明に有益に利用することが可能となる。特に、車輌に搭載された機器類は車輌外に設置されている記録装置に比べて、衝突事故等により一瞬にして車輌全体の電源がOFFになってしまう可能性が高い。
しかしながら、本実施形態の記録装置1は、高アクセス性,高集積性,耐衝撃性というMRAMの特性を利用するため、重要な部分の画像データを逃すことなく記録することができる。
尚、本実施形態では状況記録装置を車載式の状況記録装置として説明したが、これに限らず、車載以外の監視装置、例えば、本発明の状況記録装置を建物の内部又は外部に取り付けてホームセキュリティー等に転用してもよい。
本実施形態の状況記録装置のハードウェア構成図である。 本実施形態に係るMRAMに記録するイメージの図である。 本実施形態に係る保存記録の一覧を示す画面Aのイメージ図である。 本実施形態の状況記録装置の通常時のデータ記録の概念を示す図である。 本実施形態の状況記録装置の異常時のデータ記録の概念を示す図である。 本実施形態の状況記録装置におけるイニシャル処理時のフローチャートである。 その他の実施の態様1でフラグをたてるタイミングを示したイメージ図である。 その他の実施の態様2でフラグをたてるタイミングを示したイメージ図である。
符号の説明
1 状況記録装置
2 カメラ(撮像手段)
3 MRAM(格納手段)
4 CPU(制御手段)
5 フラグ(フラグ手段)
6 異常検知センサ
6a 衝突センサ
6b ブレーキ圧力センサ
6c 加速度センサ
6d 速度センサ
7 画像エンコーダ
8 ディスプレイ

Claims (6)

  1. 周囲の外部状況を撮影する撮像手段と、
    前記撮像手段により撮像された画像データを格納する不揮発性の格納手段と、
    前記撮像手段に撮像された画像データを前記格納手段に格納する処理を実行する制御手段と、
    前記不揮発性の格納手段の一部に設けられ、画像データの格納手段への格納を許可・不許可を意味するフラグ手段とを備え、
    前記制御手段は、初期状態において前記フラグ手段を、格納を許可する設定としておくことを特徴とする状況記録装置。
  2. 異常を検知する異常検知センサをさらに有しており、
    前記制御手段は、前記異常検知センサからの信号の受信を契機として、前記信号を受けた時点から所定の遡った時点まで格納を許可する複数のフラグ手段を設定する処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の状況記録装置。
  3. 前記異常検知センサからの信号の受信を契機として、前記制御手段は、前記信号を受けた時点から一定時間後まで格納を許可するフラグ手段を設定する処理を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の状況記録装置。
  4. 前記格納手段は不揮発性のランダムアクセスメモリであり、前記フラグ手段の設定毎に画像データを個別に格納することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の状況記録装置。
  5. 前記格納手段は、前記画像データとともに、制御情報を格納することを特徴とする請求項4に記載の状況記録装置。
  6. 前記格納手段内のデータの格納状況を示すシーン及びインデックスを指す変数を有しており、
    前記制御手段は、前記変数を参照して前記格納手段の画像データの蓄積ポイントを検索することを特徴とする請求項4又は5に記載の状況記録装置。
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