JP5914121B2 - ドライブレコーダ - Google Patents

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本発明は、ドライブレコーダに関する。
一般的なドライブレコーダは、車両に搭載されて用いられ、事故発生等に伴う衝撃の検知を記録トリガ(即ち、記録開始条件。)として、当該記録トリガの発生を検知した時点の前後の時間帯における車載カメラにより撮影した画像データを記録媒体に記録する、又は該画像データを外部機器に対して送信する(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008―70943号公報
ドライブレコーダの中には、車両外部を撮影する複数のカメラを備えるものがある。このようなドライブレコーダでは、記録トリガが発生する度に、複数のカメラにより取得された画像データが記録又は送信されるため、記録又は送信されるデータ量が多くなる。このため、記録媒体の記録容量を大きくする必要がある、又は通信時間及び通信コストが掛かるという問題点があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、記録又は送信されるデータ量を削減できるドライブレコーダを提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るドライブレコーダは、下記(1)を特徴としている。
(1) 制御部と、
それぞれが所定の向きで車両に設置されて車両外部を撮影する複数のカメラと、
前記車両に設置された加速度センサからの信号を受け付ける加速度検出手段と、
を備え、
前記制御部は、前記加速度検出手段から受け付けた信号に基づく前記車両の加速度の値が所定値を超えたと判定したことに基づいて、前記信号に基づいて特定される向きを撮影した前記カメラによって取得された画像データのみ外部機器に対して送信すると共に、前記複数のカメラによって取得されたそれぞれの画像データを前記制御部に接続された記録媒体に記録する、
こと。
上記(1)の構成のドライブレコーダでは、車両外部を撮影する複数のカメラのうち、加速度センサからの信号に基づいて特定される向きを撮影したカメラによって取得された画像データのみが制御部から外部機器に対して送信され、それ以外のカメラによって取得された画像データは外部機器に対して送信されない。加えて、前記複数のカメラによって取得されたそれぞれの画像データが制御部に接続された記録媒体に記録される。
本発明のドライブレコーダによれば、送信されるデータ量を削減できるドライブレコーダを提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本実施形態に係る記録システムのハードウェアの構成例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態に係るドライブレコーダが録画動作を開始した後の処理ルーチンを表すフローチャートである。
本発明に係るドライブレコーダを用いた記録システムに関する具体的な実施形態について各図を参照しながら以下に説明する。
図1は、本実施形態に係るドライブレコーダ100を用いた記録システム1のハードウェアの構成例を示すブロック図である。
まず、記録システム1の構成、機能及び作用について概略的に説明する。本実施形態に係る記録システム1は、図1に示すように、ドライブレコーダ100と、事務所PC200と、により構成されている。ドライブレコーダ100と事務所PC200とは通信可能に構成されている。ドライブレコーダ100は、例えばタクシー等の車両に搭載されて用いられる。ドライブレコーダ100は、記録開始条件である記録トリガの発生を検知する度に、当該記録トリガが発生した前後の時間に車載カメラにより取得された画像データを記録して収集する。この記録と同時に、ドライブレコーダ100は、当該画像データのうちの一部を事務所PC200に送信する。
以下では、記録システム1について更に詳細に説明する。まず、ドライブレコーダ100について説明する。
ドライブレコーダ100は、マイクロコンピュータ(CPU:Central Processing Unit)101、加速度センサ102、速度パルスインタフェース103、エンジン回転パルスインタフェース104、ROM(Read Only Memory)105、RAM(Random Access Memory)106、第1カメラ107、第2カメラ108、第3カメラ109、第4カメラ110、第5カメラ111、NTSC(National Television System Committee)デコーダ112,113,114,115、メモリカード116、及び通信インタフェース117を備えている。以下では、これら各構成について説明する。
マイクロコンピュータ101は、予め用意されたプログラムを実行し、ドライブレコーダ100の機能を実現するために必要な様々な処理を行う。例えば、後述する図2のフローチャートに示した処理をマイクロコンピュータ101が行う。
加速度センサ102は、3軸方向の加速度を検出可能な加速度センサである。加速度センサ102は、車両に設置され、本実施形態では、車両の前後方向及び左右方向の加速度の大きさを検出し、検出した前後方向加速度A1の値及び左右方向加速度A2の値をマイクロコンピュータ101に出力する。尚、本実施形態では、加速度センサ102は、出力される前後方向加速度A1の値が、車両が前方に加速している場合に正値をとり、後方に加速している場合に負値をとるように車両に設置されている。さらに、加速度センサ102は、左右方向加速度A2の値が、車両が左方に加速している場合に正値をとり、右方に加速している場合に負値をとるように車両に設置されている。
速度パルスインタフェース103は、後輪(駆動輪)のトランスミッション回転数に応じた数のパルス信号を発生する速度センサ(図示せず。)から受け付けたパルス信号をマイクロコンピュータ101に出力する。
エンジン回転パルスインタフェース104は、エンジンの回転数に応じた数のパルス信号を発生する回転数センサ(図示せず。)から受け付けたパルス信号をマイクロコンピュータ101に出力する。
ROM105は、読み取り専用のメモリであり、マイクロコンピュータ101が実行すべきプログラムや必要なデータを予め格納している。例えば、後述する図2のフローチャートに示した処理を実行するためのプログラムが格納されている。また、ROM105には、後述する図2のステップS21でマイクロコンピュータ101が参照する閾値S1,S2,S3,S4が格納されている。
RAM106は、データの読み書きが自在のメモリであり、一時的に使用する各種データを格納するために利用される。例えば、RAM106は、後述する第1カメラ107〜第5カメラ111からマイクロコンピュータ101が受け付けた画像データを所定時間(例えば30秒。)分だけ記録しており、時間的に古くなった画像データから順番に上書きして記録する。したがって、RAM106には、所定時間前から現在までの過去の画像データが常に保持されている。
第1カメラ107〜第5カメラ111は、車載カメラであり、所定の向きで車両に設置されて車両外部を撮影する。例えば、第1カメラ107及び第2カメラ108は、通常走行時に車両が進行する向きである前向きに設置され、車両前方の画像を撮影して画像データをNTSCデコーダ112を介してマイクロコンピュータ101に出力する。第3カメラ109は、通常走行時に車両が進行する向きに対して左向きに設置され、車両左方の画像を撮影して画像データをNTSCデコーダ113を介してマイクロコンピュータ101に出力する。第4カメラ110は、通常走行時に車両が進行する向きに対して右向きに設置され、車両右方の画像を撮影して画像データをNTSCデコーダ114を介してマイクロコンピュータ101に出力する。第5カメラ111は、通常走行時に車両が進行する向きとは逆の後向きに設置され、車両後方の画像を撮影して画像データをNTSCデコーダ115を介してマイクロコンピュータ101に出力する。
NTSCデコーダ112〜NTSCデコーダ115は、第1カメラ107〜第5カメラ111から入力されるNTSC規格の映像信号を処理して該映像信号に含まれる複数の信号成分(Y,Cb,Cr)をそれぞれ抽出し、A/D変換を行ってマイクロコンピュータ101が利用可能なデジタル画像信号を生成する。
メモリカード116は、外部記憶媒体であり、ドライブレコーダ100に着脱自在に接続され、画像データ等を記録可能に構成されている。また、メモリカード116は、後述する事務所PC200に着脱自在に取付けられる。これにより、本実施形態に係るドライブレコーダ100は、外部機器である事務所PC200に対してメモリカード116を介して画像データ等を伝達できる。ドライブレコーダ100の運用時には、メモリカード116はドライブレコーダ100に接続されている。
通信インタフェース117は、ドライブレコーダ100と事務所PC200との間でデータ通信を行うために用いられるドライブレコーダ100側のインタフェースである。
次に、事務所PC200について説明する。
事務所PC200は、ドライブレコーダ100と事務所PC200との間でデータ通信を行うために用いられる事務所PC200側のインタフェースである通信インタフェース201を備え、ドライブレコーダ100から送信される画像データを通信インタフェース201を介して受け付ける。事務所PC200は、通信インタフェース201を介して受け付けた画像データ、及びメモリカード116を介して受け付けた画像データに基づいて、事故の把握、運転の評価及び解析等を実行する。
次に、記録システム1の具体的な動作について説明する。
図2は、本実施形態に係るドライブレコーダ100が録画動作を開始した後の処理ルーチンを表すフローチャートである。
まず、運転手は、イグニッションスイッチをオンにする。直流電圧(Vcc)が供給されたマイクロコンピュータ101は、録画動作、即ち各第1カメラ107〜第5カメラ111から受け付けた画像データそれぞれをRAM106へ書き込む処理を開始する。
ステップS21では、まず、マイクロコンピュータ101は、加速度センサ102から現在の車両の前後方向加速度A1の値及び左右方向加速度A2の値を受け付ける。さらに、マイクロコンピュータ101は、ROM105から閾値S1,S2,S3,S4の値を読み出す。その後、マイクロコンピュータ101は、前後方向加速度A1の値が閾値S1を超えたか否か(以下、条件C1と称する場合がある。)、前後方向加速度A1の値が閾値S2未満であるか否か(以下、条件C2と称する場合がある。)、左右方向加速度A2の値が閾値S3を超えたか否か(以下、条件C3と称する場合がある。)、及び左右方向加速度A2の値が閾値S4未満であるか否か(以下、条件C4と称する場合がある。)を判定する。
尚、本実施形態では、閾値S1及び閾値S3としては正値が設定され、閾値S2及び閾値S4としては負値が設定される。閾値S1〜閾値S4の絶対値は、ドライブレコーダ100を運用する目的に応じて任意の値が設定可能である。例えば、左右方向に作用する衝撃に対する感度を高くして、前後方向に作用する衝撃に対する感度を比較的低くする場合には、閾値S1,S2の絶対値を閾値S3,S4の絶対値よりも大きく設定すればよい。
マイクロコンピュータ101は、条件C1〜条件C4の全てが充足されていないと判定した場合には、再度ステップS21の処理を繰り返す。
一方、マイクロコンピュータ101は、条件C1〜条件C4のいずれか1つが充足されたと判定した場合には、当該充足されたと判定された前後の所定時間(例えば、30秒前から15秒後まで。)に第1カメラ107〜第5カメラ111により取得された画像データを、メモリカード116に書き込む。より具体的には、RAM106に保持されている現在から30秒前までの画像データと、条件C1〜条件C4のいずれか1つが充足されたと判定された後の15秒間に取得された画像データと、を1つのデータファイルとしてメモリカード116に書き込む。以上の処理により、条件C1〜条件C4のいずれか1つが充足されたことを記録トリガとして、該記録トリガが発生した前後の時間に第1カメラ107〜第5カメラ111により取得された画像データが画像データファイルとしてメモリカード116に記録される。その後、マイクロコンピュータ101は、第1カメラ107〜第5カメラ111により取得された画像データをRAM106に保持して、ステップS22の処理を実行する。
ステップS22では、マイクロコンピュータ101は、ステップS21で加速度センサ102から受け付けた現在の車両の前後方向加速度A1の値及び左右方向加速度A2の値に基づいて、記録トリガの発生時に車両が受けた衝撃の向きを特定する。より具体的には、マイクロコンピュータ101は、ステップS21において条件C1が充足されたと判定した場合には、車両が後方から衝撃を受けたと判定する。また、マイクロコンピュータ101は、ステップS21において条件C2が充足されたと判定した場合には、車両が前方から衝撃を受けたと判定する。また、マイクロコンピュータ101は、ステップS21において条件C3が充足されたと判定した場合には、車両が右方から衝撃を受けたと判定する。また、マイクロコンピュータ101は、ステップS21において条件C4が充足されたと判定した場合には、車両が左方から衝撃を受けたと判定する。以上の処理により、現在の車両の前後方向加速度A1の値及び左右方向加速度A2の値に基づいて、記録トリガの発生時に車両が受けた衝撃の向きが特定される。
ステップS23では、マイクロコンピュータ101は、ステップS22で特定した衝撃の向きに基づいて、事務所PC200に対して送信する画像データである出力データを特定する。より具体的には、マイクロコンピュータ101は、ステップS22において車両が後方から衝撃を受けたと判定した場合には、ステップS21でRAM106に保持した第1カメラ107〜第5カメラ111により取得された画像データのうち、第5カメラ111により取得された画像データを出力データとする。また、マイクロコンピュータ101は、ステップS22において車両が前方から衝撃を受けたと判定した場合には、ステップS21でRAM106に保持した第1カメラ107〜第5カメラ111により取得された画像データのうち、第1カメラ107及第2カメラ108により取得された画像データを出力データとする。また、マイクロコンピュータ101は、ステップS22において車両が左方から衝撃を受けたと判定した場合には、ステップS21でRAM106に保持した第1カメラ107〜第5カメラ111により取得された画像データのうち、第3カメラ109により取得された画像データを出力データとする。また、マイクロコンピュータ101は、ステップS22において車両が右方から衝撃を受けたと判定した場合には、ステップS21でRAM106に保持した第1カメラ107〜第5カメラ111により取得された画像データのうち、第4カメラ110により取得された画像データを出力データとする。
ステップS24では、マイクロコンピュータ101は、ステップS24で特定した出力データを通信インタフェース117を介して事務所PC200に対して送信する。
尚、上記ステップS21において、条件C1〜条件C4のうちの2つ以上の条件が同時に充足される場合も生じ得る。この場合には、マイクロコンピュータ101は、当該充足された2以上の条件に応じた動作を実行する。例えば、ステップS21において条件C1及び条件C3が同時に充足されたと判定された場合には、ステップS21では記録トリガが発生したと判定されて画像データがメモリカード116に記録され、ステップS22では車両が後方及び右方から衝撃を受けたと判定され、ステップS23では第4カメラ110及び第5カメラ111により取得された画像データが出力データとして特定され、ステップS24では該出力データが事務所PC200に送信される。
以上の処理により、本実施形態に係る記録システム1では、車両外部を撮影する第1カメラ107〜第5カメラ111のうち、加速度センサ102により受け付けた現在の車両の前後方向加速度A1の値及び左右方向加速度A2の値に基づいて特定される向きを撮影したカメラによって取得された画像データのみが、マイクロコンピュータ101から事務所PC200に送信され、それ以外のカメラによって取得された画像データは送信されない。
以下では、本実施形態に係るドライブレコーダ100の作用及び効果について説明する。
本実施形態に係るドライブレコーダ100は、マイクロコンピュータ101と、所定の向きで車両に設置されて車両外部を撮影する第1カメラ107〜第5カメラ111と、該車両に設置された加速度センサ102と、を備え、マイクロコンピュータ101は、加速度センサ102から受け付けた信号に基づく車両の前後方向加速度A1の値が閾値S1を超えたと判定した場合、前後方向加速度A1の値が閾値S2未満であると判定した場合、左右方向加速度A2の値が閾値S3を超えたと判定した場合、又は左右方向加速度A2の値が閾値S4未満であると判定した場合には、加速度センサ102から受け付けた信号に基づく車両の前後方向加速度A1の値及び左右方向加速度A2の値に基づいて特定される向きを撮影したカメラによって取得された画像データを事務所PC200に送信する。
これにより、車両外部を撮影する第1カメラ107〜第5カメラ111のうち、加速度センサ102受け付けた現在の車両の前後方向加速度A1の値及び左右方向加速度A2の値に基づいて特定される向きを撮影したカメラによって取得された画像データのみがマイクロコンピュータ101から事務所PC200に送信され、それ以外のカメラによって取得された画像データは送信されない。
この結果、本実施形態に係るドライブレコーダ100によれば、送信されるデータ量を削減できるドライブレコーダを提供できる。これにより、本実施形態に係るドライブレコーダによれば、通信コストを削減できる。また、本実施形態に係るドライブレコーダ100によれば、画像データの送信に要する時間を抑制できる。したがって、事故発生から事務所での事故の把握までに要する時間を短縮できる。また、記録トリガの発生時に衝撃を受けた向きを撮影したカメラによって取得された画像を収集するため、事故等の把握、解析及び評価に必要な画像データを確実に収集できる。
尚、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態は、本発明の技術的範囲内で種々の変形や改良等を伴うことができる。
例えば、本実施形態に係るドライブレコーダ100では、記録トリガが発生した前後の時間に各第1カメラ107〜第5カメラ111により取得された画像データそれぞれが画像データファイルとしてメモリカード116に記録され、図2のステップS22〜ステップS24において出力データとして特定された画像データが事務所PC200に対して送信される構成としたが、記録トリガが発生した前後の時間に各第1カメラ107〜第5カメラ111により取得された画像データそれぞれが画像データファイルとしてメモリカード116に記録される代わりに、ステップS22〜ステップS24において出力データとして特定された画像データがメモリカード116に記録される構成としてもよい。即ち、実施形態に係るドライブレコーダ100では、出力データとして特定された画像データが事務所PC200に対して出力される構成としたが、メモリカード116に対して出力される構成としてもよい。
この構成によっても、車両外部を撮影する第1カメラ107〜第5カメラ111のうち、加速度センサ102受け付けた現在の車両の前後方向加速度A1の値及び左右方向加速度A2の値に基づいて特定される向きを撮影したカメラによって取得された画像データのみがメモリカード116に記録され、それ以外のカメラによって取得された画像データは記録されない。
この結果、当該構成によれば、記録されるデータ量を削減できるドライブレコーダを提供できる。これにより、当該構成によれば、記録媒体の記録容量を削減できる。
また、本実施形態に係るドライブレコーダ100では、前後左右の4方向を向けて車両に設置されたカメラを備える構成としたが、例えば下方を撮影するカメラを更に備える構成としてもよいし、カメラの全てが同一の方向を向いて設置された構成であってもよい。また、所定の方向を向けて設置された1つのカメラのみを備える構成であっても構わない。カメラの全てが同一の方向を向いて設置された場合や所定の方向を向けて設置された1つのカメラのみを備える場合であっても、当該向きに対応付けられる衝撃を受けた際のみに画像データが出力されるため、出力されるデータ量を削減できるという効果を奏する。
また、本実施形態に係るドライブレコーダ100では、異なる向きを撮影する複数のカメラを用いる構成としたが、回転可能に設置されて撮影する向きを変更可能であるカメラを用いる構成としてもよい。この場合には、例えば、記録トリガ発生時の衝撃の向きにしたがって該カメラの向きを変更して画像データを取得すればよい。
また、本実施形態に係るドライブレコーダ100では、加速度センサ102により取得される前後方向加速度A1の値及び左右方向加速度A2の値に基づいて衝撃の向きを判定する構成としたが、加速度センサからの信号に基づいて衝撃の向きを判定可能であればよく、任意の手法を適用可能である。例えば、車両の左右方向の異なる位置に複数の加速度センサを配置し、各加速度センサの検出時刻の差分に基づいて衝撃の向きを判定する構成としてもよい。
また、本実施形態に係るドライブレコーダ100は、加速度センサ102を備え、該加速度センサ102からの信号を直接受け付ける構成としたが、車両の現在の加速度の値をマイクロコンピュータ101が利用可能な構成であればよく、例えば車両に配置された加速度センサからの信号を車両上の通信ネットワーク(CAN(Controller Area Network))を介して受け付ける構成としてもよい。
1 記録システム
100 ドライブレコーダ
101 マイクロコンピュータ
102 加速度センサ
103 速度パルスインタフェース
104 エンジン回転パルスインタフェース
105 ROM
106 RAM
107 第1カメラ
108 第2カメラ
109 第3カメラ
110 第4カメラ
111 第5カメラ
112 NTSCデコーダ
113 NTSCデコーダ
114 NTSCデコーダ
115 NTSCデコーダ
116 メモリカード
117 通信インタフェース
200 事務所PC
201 通信インタフェース

Claims (1)

  1. 制御部と、
    それぞれが所定の向きで車両に設置されて車両外部を撮影する複数のカメラと、
    前記車両に設置された加速度センサからの信号を受け付ける加速度検出手段と、
    を備え、
    前記制御部は、前記加速度検出手段から受け付けた信号に基づく前記車両の加速度の値が所定値を超えたと判定したことに基づいて、前記信号に基づいて特定される向きを撮影した前記カメラによって取得された画像データのみ外部機器に対して送信すると共に、前記複数のカメラによって取得されたそれぞれの画像データを前記制御部に接続された記録媒体に記録する、
    ことを特徴とするドライブレコーダ。
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