JPH05197858A - ドライビングレコーダ - Google Patents
ドライビングレコーダInfo
- Publication number
- JPH05197858A JPH05197858A JP4008248A JP824892A JPH05197858A JP H05197858 A JPH05197858 A JP H05197858A JP 4008248 A JP4008248 A JP 4008248A JP 824892 A JP824892 A JP 824892A JP H05197858 A JPH05197858 A JP H05197858A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- accident
- recording
- driving recorder
- condition
- shooting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車事故において、事故時点から数秒前ま
での状況を静止画に記録し、後日の事故検証における客
観的証拠を残す。 【構成】 記録用フロッピー挿入口6,7に挿入された
2枚の磁気ディスクに前方の状況を交互に連続して撮影
記録し、内蔵の加速度センサー20が事故を感知した際
に自動的に連続撮影を停止させ、事故時点から数秒前ま
での前方の状況を記録する車載用の静止画記録装置のド
ライビングレコーダ1を自動車内のフロントガラス上方
に取りつけ、前方左右ほぼ180度を撮影するようにし
ている。
での状況を静止画に記録し、後日の事故検証における客
観的証拠を残す。 【構成】 記録用フロッピー挿入口6,7に挿入された
2枚の磁気ディスクに前方の状況を交互に連続して撮影
記録し、内蔵の加速度センサー20が事故を感知した際
に自動的に連続撮影を停止させ、事故時点から数秒前ま
での前方の状況を記録する車載用の静止画記録装置のド
ライビングレコーダ1を自動車内のフロントガラス上方
に取りつけ、前方左右ほぼ180度を撮影するようにし
ている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、加速度センサーを有し
事故発生時の大きな負の加速度を感知することにより、
連続撮影を続けている撮影装置を停止させ、その時点よ
り数秒前までの状況を記録し後日の事故状況再現を正確
に行えるようにしたドライビングレコーダに関する。
事故発生時の大きな負の加速度を感知することにより、
連続撮影を続けている撮影装置を停止させ、その時点よ
り数秒前までの状況を記録し後日の事故状況再現を正確
に行えるようにしたドライビングレコーダに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、交通手段としての自動車の普及は
著しいものがあり、交通事故も多発の状況にある。航空
機では事故発生時点からさかのぼって機器の状態を自動
記録するフライトレコーダがあるが、地上交通機関とし
ての自動車には、この種の記録装置はまだ市販されてい
ない。
著しいものがあり、交通事故も多発の状況にある。航空
機では事故発生時点からさかのぼって機器の状態を自動
記録するフライトレコーダがあるが、地上交通機関とし
ての自動車には、この種の記録装置はまだ市販されてい
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の例では、あくまで大型航空機用に開発されたものであ
りコストが高い上、コクピット内における乗組員などの
音声を記録するものであって、画像を記録するものでは
ないため、事故時の再現力に乏しい。
の例では、あくまで大型航空機用に開発されたものであ
りコストが高い上、コクピット内における乗組員などの
音声を記録するものであって、画像を記録するものでは
ないため、事故時の再現力に乏しい。
【0004】自動車による事故の場合、事故検証におい
ては目撃者による証言と、現場の種々の物証による検証
が必要である。しかし、目撃者がいない場合や、物証に
乏しい場合は、当事者の記憶に頼るところが多くなり必
然的に不正確になる。また事故は自動車が速い速度のと
きにおこることもあり正確に記憶することすら難しい場
合がある。また当事者各々の立場の違いからその証言内
容が食い違うこともおこりうるという問題点を有してい
た。
ては目撃者による証言と、現場の種々の物証による検証
が必要である。しかし、目撃者がいない場合や、物証に
乏しい場合は、当事者の記憶に頼るところが多くなり必
然的に不正確になる。また事故は自動車が速い速度のと
きにおこることもあり正確に記憶することすら難しい場
合がある。また当事者各々の立場の違いからその証言内
容が食い違うこともおこりうるという問題点を有してい
た。
【0005】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、事故当時の映像を自動撮影し、事故検証での客観的
な証拠として、裁判の際にも有効となる映像を記録する
ドライビングレコーダを提供することを目的とする。
で、事故当時の映像を自動撮影し、事故検証での客観的
な証拠として、裁判の際にも有効となる映像を記録する
ドライビングレコーダを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のドライビングレコーダは、撮影部をフロント
ガラス周辺で前方を漏れなく撮影可能な場所に設置し、
自動車の運転中は常に前方の状況を磁気ディスクに映像
として毎秒数枚の量で記録し続けるものである。この撮
影はディスクを一定時間ごとに消去しながら行うため、
エンドレス記録が可能であり、一旦事故が発生し急ブレ
ーキや衝突による一定以上の負の加速度を、内蔵の加速
度センサーが感知した際、直ちに撮影を中断する。ま
た、センサーが感知しない程度の制動の際などで記録が
必要な場合は、手動で撮影の中断が可能である。このよ
うに、後日の事故状況の客観的な証拠となり得る映像を
記録するような構成を有している。
に本発明のドライビングレコーダは、撮影部をフロント
ガラス周辺で前方を漏れなく撮影可能な場所に設置し、
自動車の運転中は常に前方の状況を磁気ディスクに映像
として毎秒数枚の量で記録し続けるものである。この撮
影はディスクを一定時間ごとに消去しながら行うため、
エンドレス記録が可能であり、一旦事故が発生し急ブレ
ーキや衝突による一定以上の負の加速度を、内蔵の加速
度センサーが感知した際、直ちに撮影を中断する。ま
た、センサーが感知しない程度の制動の際などで記録が
必要な場合は、手動で撮影の中断が可能である。このよ
うに、後日の事故状況の客観的な証拠となり得る映像を
記録するような構成を有している。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成によって、小型で安価な
撮影部と、加速度センサーを内蔵した記録部とから成り
立っており、車内に取りつけることにより事故時の状況
を自動的にかつ正確に記録することができることとな
る。
撮影部と、加速度センサーを内蔵した記録部とから成り
立っており、車内に取りつけることにより事故時の状況
を自動的にかつ正確に記録することができることとな
る。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0009】図1および図2に示すように、本実施例の
ドライビングレコーダは、撮影部と記録部を一体にした
ドライビングレコーダ1をフロントガラスを支える天井
部2に取りつけている。ドライビングレコーダ1の本体
は、現在記録中のフロッピーを発光ダイオード3の点滅
で示し、点滅していないほうのフロッピーはそのとき、
記録した映像を消去している。撮影停止用の手動スイッ
チ4は、加速度センサーが作動しなくても映像を保存す
る必要があるときに押すことによって、撮影と記録を停
止することができる。また、自動停止した際はスイッチ
自体が赤色に発光し撮影の停止を知らせる。撮影が停止
したあと再び、連続撮影状態に戻す際には、リセットス
イッチ5を押す。記録用フロッピーは挿入口6,7に挿
入する。撮影部レンズ8は、広角レンズを採用すること
により横方向180度をほぼ撮影可能である。ブザー9
は自動撮影が中断した際、鳴ることによりドライバーに
装置の停止を知らせる。
ドライビングレコーダは、撮影部と記録部を一体にした
ドライビングレコーダ1をフロントガラスを支える天井
部2に取りつけている。ドライビングレコーダ1の本体
は、現在記録中のフロッピーを発光ダイオード3の点滅
で示し、点滅していないほうのフロッピーはそのとき、
記録した映像を消去している。撮影停止用の手動スイッ
チ4は、加速度センサーが作動しなくても映像を保存す
る必要があるときに押すことによって、撮影と記録を停
止することができる。また、自動停止した際はスイッチ
自体が赤色に発光し撮影の停止を知らせる。撮影が停止
したあと再び、連続撮影状態に戻す際には、リセットス
イッチ5を押す。記録用フロッピーは挿入口6,7に挿
入する。撮影部レンズ8は、広角レンズを採用すること
により横方向180度をほぼ撮影可能である。ブザー9
は自動撮影が中断した際、鳴ることによりドライバーに
装置の停止を知らせる。
【0010】つぎに、図3に示すように、連続撮影の際
の信号の流れは、レンズ系10によってカメラ(CC
D)11上に像を結び、CCD11からの映像情報はフ
ロッピーI14に記録ヘッド12により時系列的に順次
記録され、フロッピーI14が記録で一杯になった段階
で、センサー16からの信号がスイッチ17へ送られ、
CCD11からの映像情報がフロッピーII15の方へ切
り変わる。フロッピーII15への映像の書き込みが、記
録ヘッド12によって行われると同時にフロッピーI1
4の記録を、順次消去ヘッド13で消去していく。この
ように、一方のディスクに映像を記録している間に、他
方の記録を消去して連続撮影を可能としている。
の信号の流れは、レンズ系10によってカメラ(CC
D)11上に像を結び、CCD11からの映像情報はフ
ロッピーI14に記録ヘッド12により時系列的に順次
記録され、フロッピーI14が記録で一杯になった段階
で、センサー16からの信号がスイッチ17へ送られ、
CCD11からの映像情報がフロッピーII15の方へ切
り変わる。フロッピーII15への映像の書き込みが、記
録ヘッド12によって行われると同時にフロッピーI1
4の記録を、順次消去ヘッド13で消去していく。この
ように、一方のディスクに映像を記録している間に、他
方の記録を消去して連続撮影を可能としている。
【0011】つぎに、図4を用いて連続撮影を停止する
場合の原理について説明する。電池21からの電源ライ
ンにスイッチ19を設け、加速度センサー20もしく
は、手動スイッチ4からの停止信号を受けた際、直ちに
電流を止めて、撮影と記録を停止する。そののち、リセ
ットスイッチ5を押すことにより、スイッチ19を再び
閉じて撮影を再開する。なお、本装置は自動車の電池2
1から電源をとって駆動する。
場合の原理について説明する。電池21からの電源ライ
ンにスイッチ19を設け、加速度センサー20もしく
は、手動スイッチ4からの停止信号を受けた際、直ちに
電流を止めて、撮影と記録を停止する。そののち、リセ
ットスイッチ5を押すことにより、スイッチ19を再び
閉じて撮影を再開する。なお、本装置は自動車の電池2
1から電源をとって駆動する。
【0012】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、自動車の事故当時の状況を事故前数秒前ま
でさかのぼって静止画で記録することができ、後日の事
故の検証において極めて客観的な証拠を残すことができ
る優れたドライビングレコーダを実現できるものであ
る。
明によれば、自動車の事故当時の状況を事故前数秒前ま
でさかのぼって静止画で記録することができ、後日の事
故の検証において極めて客観的な証拠を残すことができ
る優れたドライビングレコーダを実現できるものであ
る。
【図1】本発明の一実施例のドライビングレコーダの斜
視図
視図
【図2】同装置の取りつけ位置図
【図3】同装置の連続撮影原理のフロー図
【図4】同装置の連続撮影の停止原理のフロー図
1 ドライビングレコーダ 11 カメラ(CCD) 14 フロッピーI 15 フロッピーII 20 加速度センサー
Claims (1)
- 【請求項1】走行中の車体前方の状況を撮像するカメラ
と、前記カメラからの映像信号を複数枚の静止画により
記録する記録装置と、走行中の車体の急停車を感知する
ための加速度センサーとを具備したドライビングレコー
ダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4008248A JPH05197858A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | ドライビングレコーダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4008248A JPH05197858A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | ドライビングレコーダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05197858A true JPH05197858A (ja) | 1993-08-06 |
Family
ID=11687843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4008248A Pending JPH05197858A (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | ドライビングレコーダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05197858A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006321424A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | Yazaki Corp | ドライブレコーダ |
JP2007264820A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Aioi Kiso Kenkyusho:Kk | 事故情報記録システムおよび車載システム |
US7676306B2 (en) | 2006-01-26 | 2010-03-09 | Japan Automobile Research Institute | Vehicle behavior analysis system |
EP2495704A2 (en) | 2005-07-01 | 2012-09-05 | HORIBA, Ltd. | Driving recorder |
EP2495701A2 (en) | 2005-07-01 | 2012-09-05 | Japan Automobile Research Institute | Driving recorder |
US8280577B2 (en) | 2005-06-25 | 2012-10-02 | Horiba, Ltd. | Driving recorder |
CN109410363A (zh) * | 2017-08-18 | 2019-03-01 | 沃尔沃汽车公司 | 用于检测车辆的意外、事故和/或欺诈的方法和系统 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0232481B2 (ja) * | 1984-08-31 | 1990-07-20 | Seiichi Ito |
-
1992
- 1992-01-21 JP JP4008248A patent/JPH05197858A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0232481B2 (ja) * | 1984-08-31 | 1990-07-20 | Seiichi Ito |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006321424A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | Yazaki Corp | ドライブレコーダ |
US8280577B2 (en) | 2005-06-25 | 2012-10-02 | Horiba, Ltd. | Driving recorder |
EP2495704A2 (en) | 2005-07-01 | 2012-09-05 | HORIBA, Ltd. | Driving recorder |
EP2495701A2 (en) | 2005-07-01 | 2012-09-05 | Japan Automobile Research Institute | Driving recorder |
US8285442B2 (en) | 2005-07-01 | 2012-10-09 | Horiba, Ltd. | Driving recorder |
US8452502B2 (en) | 2005-07-01 | 2013-05-28 | Japan Automobile Research Institute | Driving recorder |
US7676306B2 (en) | 2006-01-26 | 2010-03-09 | Japan Automobile Research Institute | Vehicle behavior analysis system |
JP2007264820A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Aioi Kiso Kenkyusho:Kk | 事故情報記録システムおよび車載システム |
CN109410363A (zh) * | 2017-08-18 | 2019-03-01 | 沃尔沃汽车公司 | 用于检测车辆的意外、事故和/或欺诈的方法和系统 |
CN109410363B (zh) * | 2017-08-18 | 2021-10-12 | 沃尔沃汽车公司 | 用于检测车辆的意外、事故和/或欺诈的方法和系统 |
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