JP2001055175A - 車両事故記録装置 - Google Patents

車両事故記録装置

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JP2001055175A
JP2001055175A JP22904199A JP22904199A JP2001055175A JP 2001055175 A JP2001055175 A JP 2001055175A JP 22904199 A JP22904199 A JP 22904199A JP 22904199 A JP22904199 A JP 22904199A JP 2001055175 A JP2001055175 A JP 2001055175A
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JP
Japan
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accident
endless
image
recording device
camera
Prior art date
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Application number
JP22904199A
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English (en)
Inventor
Kazuo Ouchi
一夫 大内
Noriyuki Shimizu
徳行 清水
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IISUTETSUKU KK
Original Assignee
IISUTETSUKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 車両1の前方に向かって取り付けたカメ
ラ4と、当該カメラ4により撮影された映像信号を所定
時間分記録するエンドレス映像記録装置5と、車両1に
所定以上の衝撃が加わったときに前記エンドレス映像記
録装置5を停止させる加速度センサー8と、手動により
前記エンドレス映像記録装置5を停止させる手動スイッ
チ9とを有する。 【効果】 事故が起きたときの車両の前方の映像が確実
に記録されるので、その映像から事故の相手方の事故直
前の挙動を知ることができ、また自己前の映像を分析す
ることにより自己の挙動をも解析可能であって、事故の
原因や責任の所在を明確にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などの車両
において、事故が起きたときにその事故の状況をカメラ
で撮影して記録し、後に事故の原因を解明したり責任の
所在を明確にするための車両事故記録装置に関するもの
である。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来から、自動車など
の車両の事故が起きた際に、事故の際の事実認定につい
て当事者間に争いがあることが少なくなかった。信号が
赤か青かとか、急に飛び出したか否かなどの点で、両者
の主張が異ることが多い。
【0003】自らは信号に従って行動しており、相手方
に信号無視があったような場合であっても、一般にそれ
を証明する手段はないのが普通であり、特に夜間や他に
目撃者が居ないような場合には、相手方が虚偽の事実を
強く主張したときに、それに沿った認定がなされること
もある。
【0004】本発明はかかる事情に鑑みなされたもので
あって、常時車両の前方をカメラで撮影して一定時間そ
の映像を記録しておき、事故が起きた際の原因の解明に
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】而して本発明は、車両の
前方に向かって取り付けたカメラと、当該カメラにより
撮影された映像信号を所定時間分記録するエンドレス映
像記録装置と、車両に所定以上の衝撃が加わったときに
前記エンドレス映像記録装置を停止させる加速度センサ
ーと、手動により前記エンドレス映像記録装置を停止さ
せる手動スイッチとを有することを特徴とするものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
従って説明する。図1は本発明の装置を搭載した乗用自
動車1を示すものであって、車体2のフロントガラス3
の上部内側にテレビカメラ4が前方に向かって取り付け
られており、そのテレビカメラ4で撮影した映像を、適
宜の位置に設けられたエンドレス映像記録装置としての
エンドレスビデオテープレコーダー5に記録するように
なっている。
【0007】テレビカメラ4は車室の外に設けることも
できるが、風雨により故障する恐れがあるので、車室内
の運転の障害にならない位置に設けるのが好ましい。ま
たその位置は高い位置が望ましく、ルームミラーの裏側
付近に取り付けるのが最も好ましい。
【0008】またそのテレビカメラ4は、焦点距離が1
8〜35mm程度の広角レンズを使用するのが好ましい。
より広い範囲を撮影することができると共に、小口径の
レンズでも十分に明るく、夜間でも撮影可能であり、さ
らにレンズが短いのでテレビカメラ4自体がコンパクト
なものとなり、車室内において運転者の視界を妨げるこ
とがない。
【0009】またエンドレスビデオテープレコーダー5
は、エンドレスの磁気テープに所定時間分の映像を録画
することができ、且つ当該所定時間経過後は前の映像を
消去しつつ上書き録画するものであって、その停止前の
所定時間分の映像のみが記録として再生できるようにな
っている。
【0010】なおエンドレスビデオテープレコーダー5
に代えて、同様の機能を有するビデオディスク装置や、
光ディスク装置、デジタル記録装置などを使用すること
もできる。
【0011】而して録画される時間は、1〜30分程度
が適当である。1分未満では事故後直ちにエンドレスビ
デオテープレコーダー5を停止しないと事故の状況の映
像が消去されてしまう恐れがあり、また事故そのものは
数秒程度であるから、30分以上録画しても、無意味な
記録となる。事故の前後の映像を確実に保存でき、且つ
無意味な映像を不必要に記録することがない程度の時間
として、5〜15分程度が最も好ましいと考えられる。
【0012】なおテレビカメラ4で撮影した映像と共
に、別のマイクロフォンで集音した音声をもエンドレス
ビデオテープレコーダー5に記録することにより、事故
の状況をより詳細に記録することができる。
【0013】図2は、前記エンドレスビデオテープレコ
ーダー5の作動をコントロールする回路のブロック図で
ある。図2において6はコントローラーであって、当該
コントローラー6を介してバッテリー7の電力をエンド
レスビデオテープレコーダー5に供給し、当該エンドレ
スビデオテープレコーダー5を作動させるようになって
いる。
【0014】而して8は加速度センサーであって、車体
2に所定以上の衝撃が加わったことを検知し、エンドレ
スビデオテープレコーダー5への通電を停止し、エンド
レスビデオテープレコーダー5の作動を停止させる。こ
の加速度センサー8が検知する加速度は、事故により搭
乗者が自由な行動をとれない程度の傷害を受ける可能性
がある程度の加速度とするのが適当である。
【0015】また9は手動停止スイッチであって、手動
によりエンドレスビデオテープレコーダー5の作動を停
止させることができるようになっている。すなわち加速
度センサー8が作動しない程度の軽微な事故の場合に
は、状況により搭乗者の判断で手動停止スイッチ9を操
作し、エンドレスビデオテープレコーダー5を停止させ
ることができる。
【0016】またコントローラー6内にタイマーを設置
し、乗用自動車1が停車した後所定時間(数十秒乃至数
分程度)経過した後にエンドレスビデオテープレコーダ
ー5の作動を停止させ、乗用自動車1の走行の再開と同
時にエンドレスビデオテープレコーダー5の作動を再開
させるようにすることもできる。このようにすることに
より、事故の後手動停止スイッチ9の操作を忘れたとき
にも、記録が消去されるのを防止することができる。
【0017】
【作用】本発明においては、乗用自動車1の走行中はエ
ンドレスビデオテープレコーダー5が作動しており、乗
用自動車1の前方の状態をフロントガラス3を通してテ
レビカメラ4で撮影し、その映像をエンドレスビデオテ
ープレコーダー5に記録している。
【0018】そしてエンドレスビデオテープレコーダー
5においては、その映像を所定の時間分録画し、それ以
後は前の分から順に消去して新しい映像を上書き録画
し、常に現在より前所定時間分の映像が記録されてい
る。
【0019】而して事故が起きたときには、その事故が
重大であって運転者がその行動の自由を奪われるほどの
傷害を受けたような場合には、加速度センサー8がその
衝撃を検知してコントローラー6に信号を送り、エンド
レスビデオテープレコーダー5の作動を停止させる。
【0020】また事故による衝撃がそれほど大きくない
場合には、運転者が手動により手動停止スイッチ9を操
作して、エンドレスビデオテープレコーダー5を停止さ
せる。また前述のように、コントローラー6内のタイマ
ーにより乗用自動車1が停止した後所定時間経過後にエ
ンドレスビデオテープレコーダー5の作動を停止させる
こともできる。
【0021】いずれにしてもエンドレスビデオテープレ
コーダー5の作動が停止したならば、その停止前所定時
間分の映像がエンドレスビデオテープレコーダー5に録
画されており、事故の映像が記録される。
【0022】
【発明の効果】従って本発明によれば、事故が起きたと
きの車両の前方の映像が確実に記録されるので、その映
像から事故の相手方の事故直前の挙動を知ることがで
き、また自己前の映像を分析することにより自己の挙動
をも解析可能であって、事故の原因や責任の所在を明確
にすることができる。
【0023】また記録される映像は車両の前方の映像の
みであるが、自己前の映像から事故の瞬間の側方の状況
を推測することができるので、側方からの衝突事故に対
しても有効である。さらに被追突事故などの場合にも、
録画された記録から自己が急ブレーキをかけたか否か、
またその理由などについても明らかにすることができ、
責任の所在が明らかとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の装置を搭載した乗用自動車の側面図
【図2】 本発明の装置の制御回路のブロック図
【符号の説明】
1 車両(乗用自動車) 2 車体 4 テレビカメラ 5 エンドレス映像記録装置(エンドレスビデオテープ
レコーダー) 6 コントローラー 7 バッテリー 8 加速度センサー 9 手動停止スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両(1)の前方に向かって取り付けた
    カメラ(4)と、当該カメラ(4)により撮影された映
    像信号を所定時間分記録するエンドレス映像記録装置
    (5)と、車両(1)に所定以上の衝撃が加わったとき
    に前記エンドレス映像記録装置(5)を停止させる加速
    度センサー(8)と、手動により前記エンドレス映像記
    録装置(5)を停止させる手動スイッチ(9)とを有す
    ることを特徴とする、車両事故記録装置
JP22904199A 1999-08-13 1999-08-13 車両事故記録装置 Pending JP2001055175A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003118697A (ja) * 2001-10-17 2003-04-23 Sharp Corp ロボットシステム、それに用いられる羽ばたき装置および羽ばたき飛行制御装置
KR100698946B1 (ko) 2005-09-08 2007-03-26 주식회사 피엘케이 테크놀로지 차량 사고 정보 기록장치
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