JP3868694B2 - 車両用監視システム、データ記録装置及び車両用監視装置 - Google Patents

車両用監視システム、データ記録装置及び車両用監視装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば車両の事故発生時等の異常発生時に、予め登録された連絡先に自動通報を行う両用監視システム、データ記録装置及び車両用監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば特公平4−57198号公報に開示された車両用緊急通報装置のように、車両が事故時に受ける衝撃を検出することで事故発生を判定し、この時の車両の位置情報を、予め登録された緊急連絡先(消防署や警察署等)に自動通報する車両用緊急通報装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来技術の一例による車両用緊急通報装置では、事故発生時に車両の位置情報のみが緊急連絡先に通報されるだけであり、車両の状態や、運転者及び同乗者に負傷者がいるか否か、さらに、負傷者の怪我の程度等については通報されないため、通報を受けた緊急連絡先(例えば消防署や警察署等)は事故の状態を把握できず、適切な救急処置を迅速に行うことができないという問題がある。本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、例えば車両事故等の異常発生時にに、車両や搭乗者に関する詳細な情報を通報することが可能な両用監視システム、データ記録装置及び車両用監視装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決して係る目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の車両用監視システムは、車両用監視装置(例えば、後述する実施の形態における車両用監視装置11)と、前記車両用監視装置から送信された車両側データ(例えば、後述する実施の形態における車両位置情報及び画像データ及び音声データ及び身体状態データ)を記録するデータ記録手段(例えば、後述する実施の形態におけるデータサーバー12)と、前記データ記録手段から送信された緊急時データを受信する緊急通報受信手段(例えば、後述する実施の形態における緊急通報センター13)とを備えてなる車両用監視システム(例えば、後述する実施の形態における車両用監視システム10)であって、前記車両用監視装置は、車両に具備され、前記車両の現在位置に関する位置情報(例えば、後述する実施の形態における車両位置情報)を検出する位置情報検出手段(例えば、後述する実施の形態におけるナビゲーション装置23)と、前記車両の内部及び外部のうちの何れか一方又は両方の状態を検出する状態検出手段(例えば、後述する実施の形態における画像検出部25及び音声検出部26)と、前記車両の搭乗者の身体状態を検出する身体状態検出手段(例えば、後述する実施の形態における身体状態検出部27)と、前記車両の異常状態を検出する異常状態検出手段(例えば、後述する実施の形態における事故検出部41)と、所定時間毎に、前記位置情報検出手段にて得られた前記位置情報と、前記状態検出手段にて得られた状態データ(例えば、後述する実施の形態における画像データ及び音声データ)と、前記身体状態検出手段にて得られた身体状態データとからなる車両側データを前記データ記録手段へ送信する指令を発生する車両側制御手段(例えば、後述する実施の形態におけるECU21)と、前記車両側制御手段により制御されて、前記データ記録手段と通信を行う車両側通信手段(例えば、後述する実施の形態における車両側通信部22)とを備え、前記データ記録手段は、前記車両の外部に独立して設けられ、前記車両用監視手段から送信された前記車両側データを受信する通信制御手段(例えば、後述する実施の形態における通信制御部51)と、過去に遡る所定時間分(例えば、後述する実施の形態における15分間分)の前記車両側データを記憶する情報記憶手段(例えば、後述する実施の形態における情報記憶部52)と、前記情報記憶手段が定期的に最新のデータに自動更新されて無い場合に、前記車両に何らかの異常が発生したと判定し、前記情報記憶手段に格納された前記所定時間分の前記車両側データに基づいて生成された緊急時データを、前記緊急通報受信手段へ送信する情報処理手段(例えば、後述する実施の形態における情報処理部53)とを備え、前記緊急通報受信手段は、前記データ記録手段から送信された前記緊急時データを受信して、前記緊急時データ又は前記緊急時データの内容を所定通報先(例えば、後述する実施の形態における救急機関)へ送信することを特徴としている。
【0007】
上記構成の車両用監視システムによれば、車両位置情報に加えて、車両内外の状態データ(例えば画像データ及び音声データ)と、運転者及び同乗者の身体状態データとが、データ記録手段を介して緊急通報受信手段へと通報されため、適切な救助作業や救急活動を迅速かつ円滑に行うことができる。
しかも、これらの車両側データは、一旦、車両の外部のデータ記録手段へ送信されて、このデータ記録手段から緊急通報受信手段へと通報されるため、例えば緊急通報受信手段への通信状態が良好でない場合であっても、データ記録手段から繰り返し通報を行うことで緊急通報受信手段へ車両側データを確実に送信することができる。
さらに、データ記録手段には、車両事故等の異常発生時以前における所定時間分の車両位置情報及び状態データ及び身体状態データの各データが保持されているため、例えば事故時の衝撃で車両側通信手段が故障して車両側データを送信することができない状態であっても、例えばデータ記録手段に記録されている事故直前の車両側データに基づいて、事故等の異常状態の発生を推測することが可能である。
また、事故発生以前の車両側データからは事故の発生に至る経緯や原因等を探ることができ、車両事故等の異常発生の抑制に資することができる。
【0008】
また、請求項2に記載の本発明のデータ記録装置(例えば、後述する実施の形態におけるデータサーバー12)は、車両に具備され、前記車両の現在位置に関する位置情報を検出する位置情報検出手段(例えば、後述する実施の形態におけるナビゲーション装置23)と、前記車両の内部及び外部のうちの何れか一方又は両方の状態を検出する状態検出手段(例えば、後述する実施の形態における画像検出部25及び音声検出部26)と、前記車両の搭乗者の身体状態を検出する身体状態検出手段(例えば、後述する実施の形態における身体状態検出部27)と、前記車両の異常状態を検出する異常状態検出手段(例えば、後述する実施の形態における事故検出部41)と、所定時間毎に、前記位置情報検出手段にて得られた前記位置情報と、前記状態検出手段にて得られた状態データと、前記身体状態検出手段にて得られた身体状態データとからなる車両側データを送信する指令を発生する車両側制御手段(例えば、後述する実施の形態におけるECU21)と、前記車両側制御手段により制御されて、通信を行う車両側通信手段(例えば、後述する実施の形態における車両側通信部22)とを備えた車両用監視装置(例えば、後述する実施の形態における車両用監視装置11)から送信された車両側データを、受信する通信制御手段(例えば、後述する実施の形態における通信制御部51)と、過去に遡る所定時間分の前記車両側データを記憶する情報記憶手段(例えば、後述する実施の形態における情報記憶部52)と、前記情報記憶手段が定期的に最新のデータに自動更新されて無い場合に、前記車両に何らかの異常が発生したと判定し、前記情報記憶手段に格納された前記所定時間分の前記車両側データに基づいて生成された緊急時データを、該緊急時データを受信して前記緊急時データ又は前記緊急時データの内容を所定通報先(例えば、後述する実施の形態における救急機関)へ送信する緊急通報受信手段(例えば、後述する実施の形態における緊急通報センター13)へ送信する情報処理手段(例えば、後述する実施の形態における情報処理部53)とを備え、前記車両の外部に独立して設けられていることを特徴としている。
また、請求項3に記載の車両用監視装置(例えば、後述する実施の形態における車両用監視装置11)は、車両に具備され、前記車両の現在位置に関する位置情報を検出する位置情報検出手段(例えば、後述する実施の形態におけるナビゲーション装置23)と、前記車両の内部及び外部のうちの何れか一方又は両方の状態を検出する状態検出手段(例えば、後述する実施の形態における画像検出部25及び音声検出部26)と、前記車両の搭乗者の身体状態を検出する身体状態検出手段(例えば、後述する実施の形態における身体状態検出部27)と、前記車両の異常状態を検出する異常状態検出手段(例えば、後述する実施の形態における事故検出部41)と、所定時間毎に、前記位置情報検出手段にて得られた前記位置情報と、前記状態検出手段にて得られた状態データと、前記身体状態検出手段にて得られた身体状態データとからなる車両側データを、前記車両の外部に独立して設けられ、送信された前記車両側データを受信する通信制御手段(例えば、後述する実施の形態における通信制御部51)と、過去に遡る所定時間分の前記車両側データを記憶する情報記憶手段(例えば、後述する実施の形態における情報記憶部52)と、前記情報記憶手段が定期的に最新のデータに自動更新されて無い場合に、前記車両に何らかの異常が発生したと判定し、前記情報記憶手段に格納された前記所定時間分の前記車両側データに基づいて生成された緊急時データを、該緊急時データを受信して前記緊急時データ又は前記緊急時データの内容を所定通報先(例えば、後述する実施の形態における救急機関)へ送信する緊急通報受信手段(例えば、後述する実施の形態における緊急通報センター13)へ送信する情報処理手段(例えば、後述する実施の形態における情報処理部53)とを備えるデータ記憶手段(例えば、後述する実施の形態におけるデータサーバー12)へ送信する指令を発生する車両側制御手段(例えば、後述する実施の形態におけるECU21)と、前記車両側制御手段により制御されて、前記データ記録手段と通信を行う車両側通信手段(例えば、後述する実施の形態における車両側通信部22)とを備えることを特徴としている。
さらに、請求項4に記載の本発明の車両用監視システムは、前記車両用監視装置は、過去に遡る所定時間分の前記車両側データを記憶するデータ記憶手段(例えば、後述する実施の形態におけるデータ記憶部62)を備え、前記車両側制御手段は、前記異常状態検出手段での検出結果に応じて、前記データ記憶手段に格納された前記所定時間分の前記車両側データを前記データ記録手段へ送信することを特徴としている。
【0009】
上記構成の車両用監視装置によれば、異常発生時のみにデータ記憶手段から所定時間分の車両側データを送信することで、データ記録手段への通信回数を低減して、通信費用を削減すると共に、通信回線に輻輳等が生じることを防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態に係る両用監視システム、データ記録装置及び車両用監視装置ついて添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施形態に係る車両用監視システム10の構成図である。本実施の形態による車両用監視システム10は、車両に設けられた車両用監視装置11と、車両の外部に独立して設けられたデータサーバー12と、緊急通報センター13とを備えて構成されている。本実施の形態による車両用監視装置11は、図示しないCPU、RAM、ROM等からなるマイクロコンピュータを有するECU21と、データサーバー12との通信を制御する車両側通信部22と、ナビゲーション装置23と、緊急通報装置24と、画像検出部25と、音声検出部26と、身体状態検出部27とを備えて構成されている。
【0012】
ナビゲーション装置23はECU21に接続されており、このナビゲーション装置23により得られる車両の位置情報はECU21に送出されている。
ナビゲーション装置23は、例えば人工衛星を利用して車両の位置を測定するためのGPS(Global Position System)信号や、GPS信号の誤差を補正して測位精度を向上させるためのD(Differential)GPS信号等の測位信号を受信する測位信号受信部31と、例えばVICS(Vehicle Information & Communication System)情報等の道路交通情報を受信する道路交通情報受信部32と、例えば適宜のジャイロセンサー及び加速度計を備えてなる自律航法部33と、例えばCD−ROMやDVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体からなる地図情報記憶部34と、ナビゲーション演算部35とを備えて構成されている。
【0013】
ここで、測位信号受信部31は、例えば人工衛星から受信したGPS信号や、例えば適宜の基地局から受信したDGPS信号に基づいて所定の時間間隔毎(例えば1秒間毎)に車両の現在位置を算出する。
道路交通情報受信部32は、例えばFM多重放送や路上等に配置されたビーコン装置(図示略)からの光信号及び電波信号によって受信したVICS情報等の道路交通情報に基づいて所定の時間間隔毎(例えば1秒間毎)に車両の現在位置を算出する。
自律航法部33は、例えばジャイロセンサーにより、水平面内での車両の向き及び鉛直方向に対する傾斜角度の角度変化量を検出すると共に、例えば加速度計(図示略)により車両の加速度を検出して、所定の時間間隔毎(例えば1秒間毎)に車両の現在位置を算出する。
【0014】
ナビゲーション演算部35は、地図情報記憶部34から得られる地図情報に対して、測位信号受信部31及び道路交通情報受信部32及び自律航法部33のそれぞれ又は何れかから得られる車両の位置情報に基づいてマップマッチング等を行い、例えば画像表示部(図示略)に描画される地図上に、車両の現在位置や目的地までの経路情報や渋滞情報等を表示すると共に、音声出力部(図示略)にて、例えば目的地までの経路誘導等の各種案内音声を出力する。
【0015】
緊急通報装置24はECU21に接続されており、事故発生時に、例えば車両の位置情報と事故発生の通知信号とからなる緊急時信号(メーデーコール)を外部に自動通報するように指令する。このため、緊急通報装置24には、例えば衝突事故を検出してエアバックを展開させるための衝撃センサ等からなる事故検出部41と、車両の運転者や同乗者等が直接にON/OFFを操作して指令を発生するための緊急用スイッチ42と、事故検出部41及び緊急用スイッチ42からの信号に基づいて、緊急時信号の通報を指令するメーデーコール部43とが備えられている。
【0016】
画像検出部25は、車両の内部及び外部の状況を撮影した静止画或いは動画等からなる画像データをECU21へと送出する。なお、画像検出部25は、例えば車内カメラや車外カメラ等を備えており、車内カメラは、例えば車両内部のルームミラーや各種の計器類等の近傍に配置されている。
音声検出部26は、車両の内部及び外部の音声等を収録した音声データをECU21へと送出する。
身体状態検出部27は、車両の運転者や同乗者の身体状態を検出する各種のセンサを備えており、例えば視線、瞬き、体温、心拍数、脈拍数、意識レベル、血圧、出血状態等を測定可能であり、これらの身体状態データをECU21へと送出する。
なお、各種のセンサが取り付けられる位置は、特に限定されず、例えばシートやシートベルトに備えられたり、運転者や同乗者の身体に直接に装着されたり、或いは運転者や同乗者の身体に装着された適宜の携帯機器、例えば時計や携帯電話機等に備えられていても良い。
【0017】
そして、ECU21は、ナビゲーション装置23から車両の現在位置を示す車両位置情報を受信し、画像検出部25から画像データを受信し、音声検出部26から音声データを受信し、身体状態検出部27から身体状態データを受信しており、これらのデータを、例えば着脱可能に車載された携帯無線機(例えば携帯電話機等)からなる車両側通信部22を介して、データサーバー12へと送信する。
ここで、例えば車両の事故時以外の車両走行時や停車時等においては、所定の時間間隔毎(例えば1分間毎)に各データを送信し、例えば事故発生時等の異常発生時には、緊急通報装置24のメーデーコール部43から緊急時信号の通報の指令を受信した時に各データを送信する。
また、車両側通信部22は、各データをデータサーバー12へと送信すると共に、データサーバー12から警報信号を受信して、例えばナビゲーション装置23の画像表示部(図示略)や音声出力部(図示略)を介して運転者や同乗者に警報の内容を通知する。
【0018】
データサーバー12は、車両用監視装置11及び緊急通報センター13との通信を制御する通信制御部51と、車両用監視装置11から受信した車両位置情報及び画像データ及び音声データ及び身体状態データ等の各データを格納する情報記憶部52と、情報処理部53とを備えて構成されている。
情報記憶部52は、車両用監視装置11から受信した車両位置情報及び画像データ及び音声データ及び身体状態データ等の各データを逐次最新のデータで更新しながら所定時間分(例えば15分間分)だけ格納すると共に、運転者や同乗者に対する過去の身体状態データや診断カルテ等から得られた身体状態データに関する所定の規準値を格納している。
【0019】
情報処理部53は、例えば、車両用監視装置11の緊急通報装置24から緊急時信号を受信していない場合、つまり車両事故が発生していない場合には、車両用監視装置11から受信した運転者や同乗者の身体状態データと、予め情報記憶部52に格納している所定の規準値或いは過去に得られた身体状態データとを比較して、例えば運転者の瞬きの回数や血圧や心拍数等に基づいて、居眠り等により運転者の覚醒状態が低下しているか否か、また、運転者や同乗者の健康状態が正常であるか否か、さらに、運転者や同乗者の意識状態が良好であるか否か等を判定して、必要に応じて車両用監視装置11の車両側通信部22に警報信号を送信する。
【0020】
さらに、情報処理部53は、例えば車両用監視装置11の緊急通報装置24から車両事故の発生を知らせる緊急時信号を受信すると、情報記憶部52に格納されている車両位置情報及び画像データ及び音声データ及び身体状態データ等の各データ、さらに、事故発生後に受信した各データを、例えば公衆回線網や無線通信、或いはインターネット等を介して緊急通報センター13へ送信する。
【0021】
本実施の形態による車両用監視システム10及び車両用監視装置11は上記構成を備えており、次に、この車両用監視システム10の動作について添付図面を参照しながら説明する。
図2は車両用監視装置11の動作を示すフローチャートであり、図3は車両事故発生時の車両用監視装置11の動作を示すフローチャートであり、図4はデータサーバー12の動作を示すフローチャートであり、図5は緊急通報センター13の動作を示すフローチャートである。
【0022】
図2に示すフローチャートは、例えば車両位置情報及び画像データ及び音声データ及び身体状態データ等の各データを取得して、データサーバー12へ送信する処理であり、この処理は例えば所定時間毎に繰り返し実施される。
先ず、図2に示すステップS01において、車両用監視装置11はナビゲーション装置23から、車両が走行した距離データを取得する。
次に、ステップS02において、取得した距離データが所定の閾値を超えているか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、ステップS10に進み、一連の処理を終了する。一方、判定結果が「YES」の場合には、ステップS03に進む。
【0023】
ステップS03では、例えば自律航法部33のジャイロセンサー等により車両の現在位置を把握するために、水平面内での車両の向き及び鉛直方向に対する傾斜角度の角度変化量θを検出する。
次に、ステップS04において、例えば自律航法部33のジャイロセンサー等により、検出した角度変化量に基づいて車両の現在位置を算出すると共に、測位信号受信部31にて受信した、例えばDGPS信号に基づいて車両の現在位置を算出する。
次に、ステップS05において、ナビゲーション装置23にて算出された車両位置情報がECU21に送信される。
そして、ステップS06にて車両の距離データがリセットされる。
【0024】
次に、ステップS07において、画像検出部25により車両の内部及び外部の静止画又は動画からなる画像データが取得され、音声検出部26により車両の内部及び外部の音声データが取得されて、各データがECU21に送信される。
次に、ステップS08において、身体状態検出部27により運転者や同乗者の身体状態データが検出されて、ECU21に送信される。
次に、ステップS09において、車両位置情報及び画像データ及び音声データ及び身体状態データ等の各データをデータサーバー12に送信して、後述するステップS21に進む。
そして、ステップS10に進み、一連の処理を終了する。
【0025】
以下に、車両事故発生時の車両用監視装置11の動作について説明する。
先ず、図3のステップS11において、例えば緊急通報装置24の事故検出部41が衝突事故の発生を検出したり、運転者や同乗者により直接に緊急用スイッチ42がON状態にされることで、車両事故が発生したと判定される。
次に、ステップS12において、例えばメーデーコール部43がECU21に対して、例えば車両位置情報と車両事故発生の通知信号とからなる緊急時信号をデータサーバー12に自動通報するように指令して、後述するステップS22に進む。
そして、ステップS13に進み、一連の処理を終了する。
【0026】
以下に、データサーバー12の動作について説明する。
先ず、図4に示すステップS21において、車両用監視装置11から車両の現在位置情報及び画像データ及び音声データ及び身体状態データ等の各データを受信する。
次に、ステップS22において、車両事故の発生時には、車両用監視装置11から緊急時信号を受信する。
【0027】
次に、ステップS23において、情報記憶部52に格納されている車両位置情報及び画像データ及び音声データ及び身体状態データ等の各データが、所定の定期的に最新のデータに自動更新されているか否かを判定する。
この判定結果が「NO」の場合には、後述するステップS27以下の処理を行う。一方、判定結果が「YES」の場合には、ステップS24に進む。
ステップS24では、上述のステップS22において、車両事故の発生を知らせる緊急時信号を受信したか否かを判定する。
【0028】
ステップS24での判定結果が「YES」の場合には、後述するステップS27以下の処理を行う。一方、判定結果が「NO」の場合には、ステップS25に進む。
ステップS25では、情報記憶部52にドライブレコードとして、車両位置情報及び画像データ及び音声データ及び身体状態データ等の各データを記録する。
そして、ステップS26に進み、一連の処理を終了する。
【0029】
一方、ステップS27においては、情報処理部53は、情報記憶部52のドライブレコードから、最新の車両位置情報及び画像データ及び音声データ及び身体状態データ等の各データを抽出する。
次に、ステップS28において、情報処理部53は、情報記憶部52に格納されている所定時間分(例えば15分間分)の車両位置情報及び画像データ及び音声データ及び身体状態データ等の各データを取得する。
次に、ステップS29において、情報処理部53は、通信制御部51を介して、取得した最新及び所定時間分の車両位置情報及び画像データ及び音声データ及び身体状態データ等の各データを緊急通報センター(MDC)13へ送信して、後述するステップS31に進む。
そして、ステップS30に進み、一連の処理を終了する。
【0030】
次に、緊急通報センター13の動作について説明する。
先ず、図5に示すステップS31において、緊急通報センター13はデータサーバー12から、車両位置情報及び画像データ及び音声データ及び身体状態データ等の各データを受信する。
次に、ステップS32において、受信した車両位置情報及び画像データ及び音声データ及び身体状態データ等の各データ自体や、これらの各データに基づいて判定された事故状況や負傷者の状態等の情報を、例えば消防署や警察署等の救急機関に通報する。
そして、緊急通報センター13や、例えば消防署や警察署等の救急機関は、受信した車両位置情報及び画像データ及び音声データ及び身体状態データ等の各データ自体や、これらの各データに基づいて判定された事故状況や負傷者の状態等の情報を事故情報データとして保管する。
そして、ステップS34に進み、一連の処理を終了する。
【0031】
上述したように、本実施の形態による車両用監視システム10によれば、例えば車両走行時等においては、運転者や同乗者の身体状態データに加えて、車両内部の画像データ及び音声データを外部でモニターすることにより、運転者の覚醒状態が低下しているか否か、また、運転者や同乗者の健康状態が正常であるか否か、さらに、運転者や同乗者の意識状態が良好であるか否か等を、的確に判断することができ、この判断結果に基づいて、例えば必要に応じて車両側通信部22に警報信号を送信する等の適切な処置を施すことができる。
【0032】
また、例えば車両事故の発生時等の異常発生時には、例えば車両位置情報と事故発生の通知信号に加えて、車両内外の画像データ及び音声データと、運転者及び同乗者の身体状態データとを外部へ通報するため、例えば消防署や警察署等の救急機関では、事故現場等への出動前に発生した異常事態を的確に把握することができ、適切な救助作業や救急活動を迅速かつ円滑に行うための準備をすることができ、救急活動に遅れが生じることを防止することができる。
しかも、これらのデータは、一旦、車両外部のデータサーバー12に送信されて、このデータサーバー12から緊急通報センター13を介して救急機関へと通報されるため、例えば緊急通報センター13への通信状態が良好でない場合であっても、データサーバー12から繰り返し通報を行うことで緊急通報センター13へ各データを確実に送信することができる。
さらに、データサーバー12には、車両事故等の異常発生時以前における所定時間分の車両位置情報及び画像データ及び音声データ及び身体状態データ等の各データが保持されていることから、例えば事故時の衝撃で車両側通信部22が故障して事故発生の通知信号を送信することができない状態であったり、例えば車両側通信部22として携帯電話機を使用している場合に、この携帯電話機の通信可能エリアの圏外で車両事故等の異常状態が発生した時も、例えばデータサーバー12に記録されている事故直前のデータに基づいて、事故等の異常状態の発生を推測することが可能である。
また、事故発生以前のデータからは事故の発生に至る経緯や原因等を探ることができ、車両事故等の異常発生の抑制に資することができる。
【0033】
しかも、ステップS23により、情報記憶部52に格納される車両位置情報及び画像データ及び音声データ及び身体状態データ等の各データが、定期的に最新のデータに自動更新されて無い場合にも、何らかの異常状態が発生したと判定することから、例えば車両側通信部22として携帯電話機を使用している場合に、この携帯電話機の通信可能エリアの圏外で車両事故等の異常状態が発生した時にも、データサーバー12に保持されている各データに基づいて、異常状態の発生を緊急通報センター13へ通報することができる。
【0034】
なお、本実施形態においては、例えば車両事故の発生時等の異常発生時以外であっても、車両用監視装置11は、所定の時間間隔毎(例えば1分間毎)に車両位置情報及び画像データ及び音声データ及び身体状態データ等の各データをデータサーバー12に送信するとしたが、これに限定されず、図6に示す本実施形態の変形例に係る車両用監視システム60のように、車両事故の発生時等の異常時にのみ、車両位置情報及び画像データ及び音声データ及び身体状態データ等の各データをデータサーバー12へ送信しても良い。
【0035】
この場合、図6に示すように、車両用監視装置61は、車両位置情報及び画像データ及び音声データ及び身体状態データ等の各データを、逐次最新のデータで更新しながら所定時間分(例えば15分間分)だけ格納するデータ記憶部62を備えている。
そして、ECU21は、例えば車両事故の発生により、緊急通報装置24のメーデーコール部43から緊急時信号の通報の指令を受信した時に、データ記憶部62に格納した所定時間分の過去のデータ及び最新のデータをデータサーバー12へ送信する。
【0036】
以下に、この車両用監視システム61の動作について添付図面を参照しながら説明する。
図7は車両用監視装置61の動作を示すフローチャートであり、図8は車両事故発生時の車両用監視装置61の動作を示すフローチャートであり、図9はデータサーバー12の動作を示すフローチャートである。
【0037】
図7に示すフローチャートは、例えば車両位置情報及び画像データ及び音声データ及び身体状態データ等の各データを取得して、データ記憶部62に格納する処理であり、この処理は例えば所定時間毎に繰り返し実施される。
先ず、図7に示すステップS41において、車両用監視装置61はナビゲーション装置23から、車両が走行した距離データを取得する。
次に、ステップS42において、例えば測位信号受信部31にて受信したDGPS信号に基づいて車両の現在位置が算出される。
次に、ステップS43において、ナビゲーション装置23にて車両の現在位置を示す車両位置情報が生成される。
【0038】
次に、ステップS44において、画像検出部25により車両の内部及び外部の静止画又は動画からなる画像データが取得され、音声検出部26により車両の内部及び外部の音声データが取得される。
次に、ステップS45において、身体状態検出部27により運転者や同乗者の身体状態データが検出される。
次に、ステップS46において、取得された車両位置情報及び画像データ及び音声データ及び身体状態データ等の各データをデータ記憶部62に格納する。
そして、ステップS47に進み、一連の処理を終了する。
【0039】
以下に、車両事故発生時の車両用監視装置61の動作について説明する。
先ず、図8のステップS51において、例えば緊急通報装置24の事故検出部41が衝突事故の発生を検出したり、運転者や同乗者により直接に緊急用スイッチ42がON状態にされることで、車両事故が発生したと判定される。
次に、ステップS52において、例えばメーデーコール部43がECU21に対して、例えば車両位置情報と車両事故発生の通知信号とからなる緊急時信号をデータサーバー12に自動通報するように指令する。
次に、ステップS53において、データ記憶部62に格納されている所定時間分及び最新の車両位置情報及び画像データ及び音声データ及び身体状態データ等の各データを、データサーバー12へ自動送信して、後述するステップS61に進む。
そして、ステップS54に進み、一連の処理を終了する。
【0040】
以下に、データサーバー12の動作について説明する。
先ず、図9に示すステップS61において、データサーバー12は、車両用監視装置11から車両位置情報及び画像データ及び音声データ及び身体状態データ等の各データを受信する。
次に、ステップS62において、情報処理部53は通信制御部51を介して、取得した最新及び所定時間分の車両位置情報及び画像データ及び音声データ及び身体状態データ等の各データを、緊急通報センター13へ送信して、上述した図5に示すステップS31に進む。
次に、ステップS63では、情報記憶部52に事故情報レコードとして、例えば受信した画像データを記録する。
そして、ステップS64に進み、一連の処理を終了する。
【0041】
さらに、上述した実施形態の変形例に係る車両用監視システム60においては、データサーバ12が省略されていても良い。
この場合、例えば車両事故の発生時等の異常発生時に、車両用監視装置61は、上述した図8に示すステップS53において、データ記憶部62に格納されている所定時間分及び最新の車両位置情報及び画像データ及び音声データ及び身体状態データ等の各データを、緊急通報センター13へ自動送信して、次に、上述した図5に示すステップS31に進む。
【0042】
なお、上述した実施形態においては、画像検出部25及び音声検出部26及び身体状態検出部27はECU21に接続されているとしたが、これに限定されず、各検出部25,26,27の何れか又は全てが、例えば携帯電話機等からなる車両側通信部22に具備されていても良い。
【0043】
なお、上述した実施形態においては、例えば車両事故等の異常発生時には、車両用監視装置11からデータサーバー12へ各データが送信される時間周期を、例えば異常発生時以前の設定よりも短くする等によって変化させても良い。
【0044】
なお、本実施形態においては、データサーバー12又は車両用監視装置61は、過去の所定時間分及び事故発生後の最新の車両位置情報及び画像データ及び音声データ及び身体状態データ等の各データを緊急通報センター13へ送信するとしたが、これ限定されず、これらの画像データ及び音声データ及び身体状態データ等に基づいて、例えば発生した事故の程度や、事故の状況、負傷者の負傷の程度や、負傷の状態等を判定して、この判定結果を緊急通報センター13へ送信しても良い。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の本発明の車両用監視システムによれば、例えば消防署や警察署等の救急機関が、適切な救助作業や救急活動を迅速かつ円滑に行うことができ、発生した異常事態の分析を詳細に行うことができることに加えて、車両側からの通報を確実に外部の所定通報先へと送信することができる。さらに、例えば事故時の衝撃で車両側通信手段が故障して車両側データを送信することができない状態であっても、事故等の異常事態の発生を推測することが可能である
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る車両用監視システムの構成図である。
【図2】 図1に示す車両用監視装置の動作を示すフローチャートである。
【図3】 車両事故発生時における図1に示す車両用監視装置の動作を示すフローチャートである。
【図4】 図1に示すデータサーバーの動作を示すフローチャートである。
【図5】 図1に示す緊急通報センターの動作を示すフローチャートである。
【図6】 本実施形態の変形例に係る車両用監視システムの構成図である。
【図7】 図6に示す車両用監視装置の動作を示すフローチャートである。
【図8】 車両事故発生時における図6に示す車両用監視装置の動作を示すフローチャートである。
【図9】 図6に示すデータサーバーの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10,60 車両用監視システム
11,61 車両用監視装置
12 データサーバー(データ記録手段)
13 緊急通報センター(緊急通報受信手段)
21 ECU(車両側制御手段)
22 車両側通信部(車両側通信手段)
23 ナビゲーション装置(位置情報検出手段)
25 画像検出部(状態検出手段)
26 音声検出部(状態検出手段)
27 身体状態検出部(身体状態検出手段)
41 事故検出部(異常状態検出手段)
51 通信制御部(通信制御手段)
52 情報記憶部(情報記憶手段)
53 情報処理部(情報処理手段)
62 データ記憶部(データ記憶手段)

Claims (4)

  1. 車両用監視装置と、
    前記車両用監視装置から送信された車両側データを記録するデータ記録手段と、
    前記データ記録手段から送信された緊急時データを受信する緊急通報受信手段と
    を備えてなる車両用監視システムであって、
    前記車両用監視装置は、車両に具備され、
    前記車両の現在位置に関する位置情報を検出する位置情報検出手段と、
    前記車両の内部及び外部のうちの何れか一方又は両方の状態を検出する状態検出手段と、
    前記車両の搭乗者の身体状態を検出する身体状態検出手段と、
    前記車両の異常状態を検出する異常状態検出手段と、
    所定時間毎に、前記位置情報検出手段にて得られた前記位置情報と、前記状態検出手段にて得られた状態データと、前記身体状態検出手段にて得られた身体状態データとからなる車両側データを前記データ記録手段へ送信する指令を発生する車両側制御手段と、
    前記車両側制御手段により制御されて、前記データ記録手段と通信を行う車両側通信手段と
    を備え、
    前記データ記録手段は、前記車両の外部に独立して設けられ、
    前記車両用監視装置から送信された前記車両側データを受信する通信制御手段と、
    過去に遡る所定時間分の前記車両側データを記憶する情報記憶手段と、
    前記情報記憶手段が定期的に最新のデータに自動更新されて無い場合に、前記車両に何らかの異常が発生したと判定し、前記情報記憶手段に格納された前記所定時間分の前記車両側データに基づいて生成された緊急時データを、前記緊急通報受信手段へ送信する情報処理手段と
    を備え、
    前記緊急通報受信手段は、前記データ記録手段から送信された前記緊急時データを受信して、前記緊急時データ又は前記緊急時データの内容を所定通報先へ送信することを特徴とする車両用監視システム。
  2. 車両に具備され、前記車両の現在位置に関する位置情報を検出する位置情報検出手段と、前記車両の内部及び外部のうちの何れか一方又は両方の状態を検出する状態検出手段と、前記車両の搭乗者の身体状態を検出する身体状態検出手段と、前記車両の異常状態を検出する異常状態検出手段と、所定時間毎に、前記位置情報検出手段にて得られた前記位置情報と、前記状態検出手段にて得られた状態データと、前記身体状態検出手段にて得られた身体状態データとからなる車両側データを送信する指令を発生する車両側制御手段と、前記車両側制御手段により制御されて、通信を行う車両側通信手段とを備えた車両用監視装置から送信された車両側データを、受信する通信制御手段と、
    過去に遡る所定時間分の前記車両側データを記憶する情報記憶手段と、
    前記情報記憶手段が定期的に最新のデータに自動更新されて無い場合に、前記車両に何らかの異常が発生したと判定し、前記情報記憶手段に格納された前記所定時間分の前記車両側データに基づいて生成された緊急時データを、該緊急時データを受信して前記緊急時データ又は前記緊急時データの内容を所定通報先へ送信する緊急通報受信手段へ送信する情報処理手段と
    を備え、
    前記車両の外部に独立して設けられたデータ記録装置。
  3. 車両に具備され、
    前記車両の現在位置に関する位置情報を検出する位置情報検出手段と、
    前記車両の内部及び外部のうちの何れか一方又は両方の状態を検出する状態検出手段と、
    前記車両の搭乗者の身体状態を検出する身体状態検出手段と、
    前記車両の異常状態を検出する異常状態検出手段と、
    所定時間毎に、前記位置情報検出手段にて得られた前記位置情報と、前記状態検出手段にて得られた状態データと、前記身体状態検出手段にて得られた身体状態データとからなる車両側データを、前記車両の外部に独立して設けられ、送信された前記車両側データを受信する通信制御手段と、過去に遡る所定時間分の前記車両側データを記憶する情報記憶手段と、前記情報記憶手段が定期的に最新のデータに自動更新されて無い場合に、前記車両に何らかの異常が発生したと判定し、前記情報記憶手段に格納された前記所定時間分の前記車両側データに基づいて生成された緊急時データを、該緊急時データを受信して前記緊急時データ又は前記緊急時データの内容を所定通報先へ送信する緊急通報受信手段へ送信する情報処理手段とを備えるデータ記憶手段へ送信する指令を発生する車両側制御手段と、
    前記車両側制御手段により制御されて、前記データ記録手段と通信を行う車両側通信手段とを備えることを特徴とする車両用監視装置。
  4. 前記車両用監視装置は、過去に遡る所定時間分の前記車両側データを記憶するデータ記憶手段を備え、前記車両側制御手段は、前記異常状態検出手段での検出結果に応じて、前記データ記憶手段に格納された前記所定時間分の前記車両側データを前記データ記録手段へ送信することを特徴とする請求項1に記載の車両用監視システム。
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