JPH10104258A - 事故通報システム - Google Patents

事故通報システム

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JPH10104258A
JPH10104258A JP8256087A JP25608796A JPH10104258A JP H10104258 A JPH10104258 A JP H10104258A JP 8256087 A JP8256087 A JP 8256087A JP 25608796 A JP25608796 A JP 25608796A JP H10104258 A JPH10104258 A JP H10104258A
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JP
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accident
vehicle
detecting
acceleration
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JP8256087A
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Inventor
Kazuhiro Komatsu
和弘 小松
Masao Yokoyama
正穂 横山
Masato Morishige
政人 森重
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Denso Ten Ltd
Original Assignee
Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】交通事故が発生したときに乗員の操作を介する
ことなく自動的に事故発生及び事故情報を迅速に、且
つ、適切に救急センタ、交通管制センタ等に伝達できる
事故通報システムを提供する。 【解決手段】車両に設置され、車両に加わる加速度を検
出する加速度検出手段と、加速度検出手段により検出さ
れた加速度が所定値を超えたことを検出して事故信号を
出力する制御手段と、制御手段からの事故信号により事
故情報を基地局に送信する送信手段と、基地局に設置さ
れ、車両からの事故情報を受信する受信手段と、から構
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両事故が発生したと
きに事故発生及び事故情報を的確に外部に伝達できる事
故通報システムに関する。
【0002】
【従来の技術】事故時の乗員保護のため、交通事故が発
生したときに乗員を守るエアバッグが装備される車両が
多くなっているが、エアバッグは車両が衝突すると車両
に設置された加速度センサが衝突による加速度を検出し
てエアバッグ制御ECUに加速度情報を送る。エアバッ
グ制御ECUは予め設定された基準値と比較して検出さ
れた加速度の方が大きければ車両が衝突したと判断し
て、点火素子に点火して大量のガスを発生させ、乗員と
車両との間にエアバッグを展開させ衝突の衝撃から乗員
を保護するようになっている。
【0003】不幸にして乗員が負傷した場合は、搭乗者
または付近の人が負傷者の救出と、救急センタに救急車
の手配を依頼する。また、事故処理及び事故発生による
交通渋滞等を一般車両に周知させて道路交通を円滑にす
るために、交通管制センタでは電話等による事故発生情
報を入手して、VICSシステム等により最新の道路交
通情報を提供している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】車両の衝突を検出して
エアバッグを展開させることは乗員を保護するために大
きな効果がある。しかし、エアバッグが動作しても事故
による負傷を皆無にすることはできず、その後の適切な
救急救命と交通管制が必要になる。従来のような方法で
は、乗員の負傷の程度によっては乗員自身が救出及び救
急車等の手配を行うことが不可能な場合もあり、迅速な
救援が期待できない場合が生ずる。
【0005】本発明は、交通事故が発生したときに乗員
の操作を介することなく自動的に事故発生及び事故情報
を迅速に、且つ、適切に救急センタ、交通管制センタ等
に伝達できる事故通報システムを提供することを目的と
する。また、一般車両へリアルタイムに事故情報が提供
できる事故通報システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、車両に設置され、車両に設置され、車両に
加わる加速度を検出する加速度検出手段と、前記加速度
検出手段により検出された加速度が所定値を超えたこと
を検出して事故信号を出力する制御手段と、前記制御手
段からの事故信号により事故発生を通報する通報手段を
備えたことを特徴とするものである。
【0007】また、車両に設置され、前記車両に加わる
加速度を検出する加速度検出手段と、前記加速度検出手
段により検出された加速度が所定値を超えたことを検出
して事故信号を出力する制御手段と、前記制御手段から
の事故信号により事故情報を基地局に送信する送信手段
と、基地局に接続され、前記車両からの事故情報を受信
する受信手段と、から構成されてなることを特徴とする
ものである。
【0008】また、車両に設置され、車両周辺に警報を
発する警報装置を有することを特徴とするものである。
また、前記送信手段は、前記車両に設置された自動車電
話機で構成されてなり、前記受信手段は、前記基地局に
設置された電話機で構成されてなることを特徴とするも
のである。
【0009】また、前記送信手段は、前記車両に設置さ
れたビーコン送信機で構成されてなり、前記受信手段
は、前記基地局に接続され、道路に沿って設置された路
上ビーコン受信機で構成されてなることを特徴とするも
のである。また、車両に設置され、前記車両に加わる加
速度を検出する加速度検出手段と、前記加速度検出手段
により検出された加速度が所定値を超えたことを検出し
て事故信号を出力する制御手段と、前記制御手段からの
事故信号により事故情報を基地局に送信するビーコン送
信機と、基地局に接続されると共に道路沿いに設置さ
れ、前記車両からの事故情報を受信する路上ビーコン受
信機と、前記路上ビーコン受信機により受信した前記事
故情報を処理する情報処理手段と、該情報処理手段によ
り処理された処理情報を送信する路上ビーコン送信機
と、から構成されてなることを特徴とするものである。
【0010】また、前記通報手段が動作し、前記事故発
生が通報されたことを乗員に報知する報知手段と、前記
乗員の操作により前記通報手段の動作を停止する停止手
段を備えたことを特徴とするものである。また、前記送
信手段が動作し、前記事故情報が基地局に送信されたた
ことを乗員に報知する報知手段と、前記乗員の操作によ
り前記送信手段により送信された前記事故情報を取り消
す信号を送出する取消手段を備えたことを特徴とするも
のである。
【0011】また、前記車両に設置され、前記車両の事
故情報を検出する事故情報検出手段を備え、前記送信手
段は、前記事故情報検出手段により検出された事故情報
を前記基地局に送信するものであることを特徴とするも
のである。また、前記事故情報検出手段は、車両の位置
を検出する位置検出手段、衝突時の加速度の方向を検出
する加速度検出手段、乗員数を検出する乗員数検出手
段、衝突時の車速を検出する車輪速検出手段等で構成さ
れてなることを特徴とするものである。
【0012】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の事故通報シス
テムを説明するためのブロック図である。図2は本発明
の第1の実施例の事故通報システムの通報装置制御EC
Uの行う処理フローチャートである。本例は事故が発生
したことを自車の付近の人に通報し乗員の救援を依頼
し、また、事故が発生したことを自動車電話、VICS
等により救急センタや交通管制センタに通報し乗員の救
援を依頼するとともに、事故発生を交通管制センタから
VICSを介して一般車両に通報し、被害の拡大防止と
円滑な道路交通を確保するためのものである。以下、図
に従って説明する。
【0013】11は衝突等により生ずる加速度を検出す
る歪素子等で構成された加速度センサ(Gセンサ)であ
る。2は加速度センサ11により検出された加速度と基
準値を比較して検出された加速度の方が大きければ車両
が衝突したと判断して、エアバッグの点火素子31に点
火信号と通報制御ECU4に事故信号を送出するエアバ
ッグ制御ECUでマイクロコンピュータにより構成され
る。31はエアバッグを展開させるために薬品に点火す
る点火素子(スクイブ)である。4はエアバッグ制御E
CU2からの事故信号に基づき通報装置5の動作を制御
する通報装置制御ECUでマイクロコンピュータにより
構成される。5は事故発生を通報する通報装置で、車外
に通報するためのブザー、回転灯等の警報器51、救急
センタや交通管制センタに通報するための車内電話機5
2、光ビーコン送受信機53等で構成される。61は地
図表示、経路案内を行うナビゲーション装置で、GPS
システム等により、自車の位置を検出し位置情報を出力
する。7は通報確認装置で、通報装置5を作動させたこ
とを乗員に報知するブザー71、乗員が事故信号により
作動した通報装置5を停止させると共に警報が誤報であ
ったことを再通報するための通報取消スイッチ72で構
成される。尚、以上の装置は車両側に設置されている。
【0014】80は救急センタや交通管制センタ等の基
地局に設置された情報処理部で、基地局電話機82、光
ビーコン受信機83a等で受信した通報を処理して、光
ビーコン送信機83bに事故情報、交通情報等を送信す
る。82は基地局に設置された基地局電話機で、車内電
話機52からの通報を電話局を経由して受信し、情報処
理部80に送出する。
【0015】83aは路上に沿って設置された光ビーコ
ン受信機で、光ビーコン送受信機53からの通報を受信
し、電話回線又は専用回線を経由して基地局の情報処理
部80に送信する。83bは路上に沿って設置された光
ビーコン送信機で、基地局の情報処理部80から電話回
線又は専用回線を経由して送信されてきたた情報を受信
して、一般車両の光ビーコン送受信機53(事故を通報
してきた車両及びその他の車両も含む)に送信する。
【0016】次に、動作について図2の通報装置制御E
CU4の行う処理フローチャートに従って説明する。
尚、通常のエアバッグ点火制御については、車両に設置
された加速度センサ11が常時加速度を検出しており、
その信号をエアバッグ制御ECU2に送っている。エア
バッグ制御ECU2は検出した加速度と予め設定された
基準値と比較して検出された加速度の方が大きければ車
両が衝突したと判断してエアバッグ点火回路の点火素子
31に点火信号を送出する。点火素子31を点火するこ
とにより大量のガスを発生させて、乗員と車両との間に
エアバッグを展開させ衝突の衝撃から乗員を保護する。
以上の操作は従来のエアバッグの動作と同じであり、本
実施例は、このエアバッグ展開操作と並行して行われる
ものである。
【0017】ステップS1では、事故信号を検知してス
テップS2に移る。つまり、エアバッグ制御ECU2は
予め設定された基準値(エアバッグ点火基準と必ずしも
同じである必要はないが、エアバッグ点火信号を共用し
てもよい)と比較して検出した加速度の方が大きければ
事故が発生した(車両が衝突した)と判断して通報装置
制御ECU4に事故信号を出力する。通報装置制御EC
U4はこの事故信号を検知する。
【0018】ステップS2では、外部に通報してステッ
プS3に移る。つまり、通報装置制御ECU4はブザ
ー、ホーン、ヘッドライト等の警報器51を動作させて
車外の人に事故を知らせ、救出及び救急車等の手配を乞
う。車内電話機52を使用して救急センタ、交通管制セ
ンタに通報する場合には、ナビゲーション装置61によ
り検出した位置データ(デジタルデータ)とともに、事
故発生データ(デジタルデータ)を予め設定された電話
番号の救急センタ等に通報する。救急センタ、交通管制
センタでは、このデジタル化されたデータを基地局電話
機82で(電話局を介して)受信する。デジタル化され
たデータを情報処理部80で元の情報に変換して事故発
生と場所を知ることができる。
【0019】また、車内電話52によりデジタルデータ
を送信する代わりに、ナビゲーション装置61により検
出した位置データ及び事故発生信号をナビゲーション装
置61の音声合成装置により音声に変換して救急セン
タ、交通管制センタ等へ送信する。この場合は救急セン
タ、交通管制センタ側では通常の電話機で音声により受
信できる。
【0020】さらに、光ビーコン送受信機53を使用し
て救急センタ、交通管制センタに通報する場合には、光
ビーコンによる送受信可能範囲が狭いために救急セン
タ、交通管制センタ側では、事故通報が受信された光ビ
ーコン受信機83aの設置位置により車両位置が判り、
ナビゲーション装置61による位置データの送信は不要
となる。また、交通管制センタ側では、受信した事故通
報を情報処理部80で処理した後、光ビーコン送信機8
3bを介して事故現場周辺の各一般車両に送信すること
によりリアルタイムに事故発生を周知できる。
【0021】ステップS3では、乗員に事故発生の通報
をしたことを報知してステップS4に移る。つまり、車
内に設置されたブザー71(ランプ等でもよい)により
事故発生をステップS2の処理により外部に通報したこ
とを乗員に知らせる。ステップS4では、事故発生の通
報の取り消し操作があったか否かを判断して事故通報取
消操作があればステップS5に移り、取消操作がなけれ
ば処理を終える。この判断は乗員が通報取消スイッチ7
2を押したか否かで決まる。つまり、幸いにも乗員の怪
我も大したこともく救急車等の手配が不要であれば乗員
は通報取消スイッチ72を操作すればよいことになる。
【0022】ステップS5では、通報が誤報であったと
再通報して処理を終える。つまり、加速度センサ11の
出力に基いてエアバッグ制御ECU2が事故と判断し、
通報装置制御ECU4が通報装置5に外部通報を指示し
て自動的に外部に事故発生が通報されたが、乗員の怪我
も大したこともなく、救急車等の手配が不要であるので
通報の取消しを行う。自動車電話52で通報を行う場合
は事故発生の時と同様に予め設定された電話番号の救急
センタ等に再度自動ダイヤルして事故は軽微であり救援
の必要はない旨の通報を行う。取消内容の通報は、予め
メモリに記憶させてある内容(コード化された取消しコ
ード又は取消し音声)を読み出して、出力(送信)す
る。
【0023】以上のように本実施例では、加速度センサ
が事故を検出して、自動的に付近の人に事故発生を知ら
せるので乗員の救援が円滑に行える。また、自動的に救
急センタ、交通管制センタ等に事故発生を知らせるので
乗員の救援が円滑に行える。また、光ビーコンによる通
報ではリアルタイムに事故発生を一般車両に周知でき
る。さらに、他車の衝突も防止でき被害の拡大が阻止で
きる。
【0024】図3は本発明の第2の実施例の事故通報シ
ステムの車両側の構成ブロック図である。本例は第1の
実施例の救援依頼にあたり、事故情報(事故の発生内
容)を適切に把握して送信するための事故情報検出方法
に関するものである。以下、図に従って説明する。1は
衝突等により生ずる加速度を検出する加速度検出部で、
複数の加速度センサ(Gセンサ)11〜13で構成さ
れ、各加速度センサ11〜13はそれぞれ異なる方向の
加速度を検出する。2は加速度センサ11〜13により
検出された加速度と基準値を比較して検出された加速度
の方が大きければ衝突と判断して点火素子部3の対応し
たエアバッグの点火素子31〜33に点火信号を送出す
るエアバッグ制御ECUでマイクロコンピュータにより
構成される。3はエアバッグを展開させるために薬品に
点火する点火素子部(スクイブ)で、複数の加速度セン
サ11〜13に対応した複数の点火素子31〜33で構
成されている。6は加速度検出部1と共に事故情報(状
態)を検出する事故情報検出部で、事故発生場所(位
置)を検出するGPSシステム等を有するナビゲーショ
ン装置61、衝突時の車速を検知する車輪速センサ6
2、乗車人数及び乗車位置を検出する乗員検知センサ6
3(座席に設置された感圧センサ等)で構成される。
尚、通報装置制御ECU4、通報装置5、通報確認装置
7及び基地局受信機(図示せず)は第1の実施例と名
称、機能及び動作が同じであるため同一番号を付し説明
は省略する。
【0025】次に、事故情報検出動作について説明す
る。尚、エアバッグ点火制御及び事故通報制御について
は、第1の実施例と同じであるため説明は省略する。車
両に設置された複数の加速度センサ11〜13が常時加
速度を検出しており、その信号をエアバッグ制御ECU
2に送っている。エアバッグ制御ECU2は検出した加
速度と予め設定された基準値と比較して検出された加速
度の方が大きければ車両が衝突したと判断して対応した
エアバッグ点火回路の点火素子31〜33に点火信号を
送出する。点火素子31〜33を点火することにより大
量のガスを発生させて、乗員と車両との間にエアバッグ
を展開させ衝突の衝撃から乗員を保護する。
【0026】次に、救援上必要な事故情報(状態)につ
いて説明する。尚、事故情報を送信する場合、各センサ
出力をそのまま送信する方法と、各センサ出力を通報装
置制御ECU4内部で事故モード情報に変換処理して送
信する方法がある。以下、事故情報及び事故モード情報
の検出方法について述べる。 事故発生(事故信号) エアバッグ制御ECU2が加速度センサ11〜13の出
力値が基準値を超えたことを検知(事故信号)する。
【0027】事故発生場所(救助に向かうために必要
な位置を特定する) ナビゲーション装置61により車両の位置(緯度、経
度)を検出する。 衝突の強さ(負傷の程度を推測する) 各Gセンサ11〜13の検知結果及びそのベクトル合成
を求める。 事故時の速度情報 車輪速センサ62の出力を検出する。
【0028】乗員数(救助の対象となる最大人員を知
るために必要) 乗員検知センサ63により乗車人数を検知する。 衝突の方向(前突、後突、側突の別) 衝突の方向により加速度センサ11〜13の出力値が異
なる。このことを利用して衝突方向を検出する。例え
ば、全加速度センサが作動したときは横転又は転落事
故、特定の加速度センサが作動したときはその加速度セ
ンサの検出方向(例えば側面)が衝突と判断する。尚、
2つの加速度センサが作動した場合は各加速度センサの
検出方向の合成方向と判断する。
【0029】他車との衝突か自損かの別(事故の大
小、事故発生を通報した車両以外に負傷者がいるか否か
を判断するために必要) 加速度センサ11〜13の出力値と車輪速センサ62の
出力値により判定する。例えば、車輪速センサ62によ
り検出された車速は小さいが加速度センサ11〜13の
出力値が大きい場合は他車に衝突されたと判断する。車
速が大きく加速度センサ11〜13の出力値が比較的小
さい場合は自損(単独事故)と判断する。また、車速が
大きく加速度センサ11〜13の出力値も大きい場合は
正面衝突と判断する。
【0030】通報装置制御ECU4は車内電話機52等
で事故内容を通報する場合には、例えば、「事故が発
生した救援を頼む。場所○○○、衝突時の衝撃大き
い、車速50km/h、乗員3名、前方衝突、
対向車と正面衝突」をコード化、又は音声合成して基地
局電話機82に送信する。以上のように本実施例では、
通報制御ECUが、各種センサの出力をあるいは各種セ
ンサの出力を基に事故内容を判断して自動的に救急セン
タに通報するので乗員の救援が円滑に行える。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では交通事
故が発生したときに乗員の操作を介することなく自動的
に事故発生及び事故情報を迅速に、且つ、適切に救急セ
ンタ、交通管制センタ等に伝達できる。従って、救護活
動が迅速かつ正確に行え、またリアルタイムな交通情報
(事故情報)の提供が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の事故通報システムを説
明するブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例の事故通報システムの通
報装置制御ECUの行う処理フローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施例の事故通報システムの車
両側の構成ブロック図である。
【符号の説明】
1・・・・加速度検出部、 5・・・・通報
装置、11〜13・・・加速度センサ、 6・・・
・事故情報検出部、2・・・・エアバッグ制御ECU、
61・・・ナビゲーション装置、3・・・・点火素
子部、 62・・・車輪速センサ、31〜
33・・・点火素子、 63・・・乗員検知セ
ンサ、4・・・・通報装置制御ECU、 7・・・
・通報確認装置。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に設置され、車両に加わる加速度を
    検出する加速度検出手段と、 前記加速度検出手段により検出された加速度が所定値を
    超えたことを検出して事故信号を出力する制御手段と、 前記制御手段からの事故信号により事故発生を通報する
    通報手段を備えたことを特徴とする事故通報システム。
  2. 【請求項2】 車両に設置され、前記車両に加わる加速
    度を検出する加速度検出手段と、 前記加速度検出手段により検出された加速度が所定値を
    超えたことを検出して事故信号を出力する制御手段と、 前記制御手段からの事故信号により事故情報を基地局に
    送信する送信手段と、 基地局に接続され、前記車両からの事故情報を受信する
    受信手段と、から構成されてなることを特徴とする事故
    通報システム。
  3. 【請求項3】 車両に設置され、車両周辺に警報を発す
    る警報装置を有することを特徴とする請求項1記載の事
    故通報システム。
  4. 【請求項4】 前記送信手段は、 前記車両に設置された自動車電話機で構成されてなり、 前記受信手段は、 前記基地局に設置された電話機で構成されてなることを
    特徴とする請求項2記載の事故通報システム。
  5. 【請求項5】 前記送信手段は、 前記車両に設置されたビーコン送信機で構成されてな
    り、 前記受信手段は、 前記基地局に接続され、道路に沿って設置された路上ビ
    ーコン受信機で構成されてなることを特徴とする請求項
    2記載の事故通報システム。
  6. 【請求項6】 車両に設置され、前記車両に加わる加速
    度を検出する加速度検出手段と、 前記加速度検出手段により検出された加速度が所定値を
    超えたことを検出して事故信号を出力する制御手段と、 前記制御手段からの事故信号により事故情報を基地局に
    送信するビーコン送信機と、 基地局に接続されると共に道路沿いに設置され、前記車
    両からの事故情報を受信する路上ビーコン受信機と、前
    記路上ビーコン受信機により受信した前記事故情報を処
    理する情報処理手段と、該情報処理手段により処理され
    た処理情報を送信する路上ビーコン送信機と、から構成
    されてなることを特徴とする事故通報システム。
  7. 【請求項7】 前記通報手段が動作し、前記事故発生が
    通報されたことを乗員に報知する報知手段と、 前記乗員の操作により前記通報手段の動作を停止する停
    止手段を備えたことを特徴とする請求項1の事故通報シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 前記送信手段が動作し、前記事故情報が
    基地局に送信されたたことを乗員に報知する報知手段
    と、 前記乗員の操作により前記送信手段により送信された前
    記事故情報を取り消す信号を送出する取消手段を備えた
    ことを特徴とする請求項2又は請求項6記載の事故通報
    システム。
  9. 【請求項9】 前記車両に設置され、前記車両の事故情
    報を検出する事故情報検出手段を備え、 前記送信手段は、前記事故情報検出手段により検出され
    た事故情報を前記基地局に送信するものであることを特
    徴とする請求項2又は請求項6記載の事故通報システ
    ム。
  10. 【請求項10】 前記事故情報検出手段は、 車両の位置を検出する位置検出手段、 衝突時の加速度の方向を検出する加速度検出手段、 乗員数を検出する乗員数検出手段、 衝突時の車速を検出する車輪速検出手段等で構成されて
    なることを特徴とする請求項9記載の事故通報システ
    ム。
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