JP2008191990A - 駐車場監視システム及びその方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】駐車場において長時間駐車し続ける車両を検知できるようにして、いわゆる迷惑駐車を抑制できる駐車場監視システムを提供することにある。
【解決手段】ステレオカメラ装置13からの撮影画像により、駐車場での迷惑駐車の車両を検知する駐車場監視システム1である。駐車場監視システム1は、撮影画像のステレオ画像処理を利用して迷惑駐車の車両を検知し、当該検知結果を含む監視情報を生成する監視装置10を含む。監視装置10は、監視情報から駐車場管理用の通知情報を作成して端末装置14に提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、一般的には、駐車場に車両を監視する駐車場監視システムに関し、特に、迷惑駐車を監視するための駐車場監視システムに関する。
一般的に、公共施設などの駐車場は、民間施設などの有料の駐車場とは異なり、施設利用に伴う無料化の駐車場であることが多い。これは、公共施設を利用する人に対して便宜を図り、施設利用を促進することを目的としているためである。
このような公共施設などの駐車場では、課金制度が無く、駐車料金が掛からないことが要因となり、いわゆる迷惑駐車という現象が起きる。迷惑駐車とは、車両が過度に長時間駐車または放置されている状態である。迷惑駐車の車両が多くなると、施設利用者の回転率が落ちて、本来その施設を利用したい人が駐車場に駐車できないという問題が発生する。
ところで、従来、駐車場に関するシステムとして、駐車場監視システムや駐車場管理システムと呼ばれる各種のシステムが開発されている。例えば、駐車場の入口や出口にナンバ読取装置を設け、出入り口で車両を管理するいわゆるゲート管理方法を採用したシステムが提案されている(例えば、特許文献1を参照)。このようなシステムにより、駐車場での車両の混雑度を判定することが可能となる。
特開2001−291194号公報
前述のようなゲート管理方法を採用した駐車場管理システムであれば、駐車場に対する車両の出入りを管理し、駐車場の混雑度を判定することは可能である。しかしながら、前記のようなシステムでは、駐車場において、特定の車両が長時間駐車または放置されている迷惑駐車の車両を検知することはできない。
そこで、本発明の目的は、駐車場において長時間駐車し続ける車両を検知できるようにして、いわゆる迷惑駐車を抑制できる駐車場監視システムを提供することにある。
本発明の観点は、例えばステレオ画像処理を利用して、駐車場での長時間駐車し続ける車両を検知し、いわゆる迷惑駐車の車両を判定できる機能を有する駐車場監視システムである。
本発明の観点に従った駐車場監視システムは、駐車場を撮影するカメラ装置と、前記カメラ装置から出力される撮影画像を送信する送信手段と、前記送信手段から送信された撮影画像を使用し、前記駐車場での車両を検知するための画像処理を実行する画像処理手段と、前記画像処理手段の画像処理結果に基づいて、前記駐車場での車両を特定する情報及び当該車両の駐車連続時間を計測するための時間情報を含む監視情報を生成する監視情報生成手段と、前記監視情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された監視情報に基づいて、設定した基準時間を超えて前記駐車場に駐車している車両の存在を判定する判定手段とを備えた構成である。
本発明によれば、駐車場において長時間駐車し続ける車両を検知し、いわゆる迷惑駐車の車両を判定できるようにして、結果的に迷惑駐車を抑制できる駐車場監視システムを提供することができる。
以下図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態に関する駐車場監視システムの要部を示すブロック図である。
本システム10は、画像処理装置11と、情報管理装置12と、ステレオカメラ装置13と、映像蓄積装置14とを有する。
画像処理装置11は、無線通信により、ステレオカメラ装置13から送信される撮影画像データのステレオ画像処理(3次元画像処理)を実行し、後述する監視情報を生成する。映像蓄積装置12は、画像処理装置11により生成される監視情報(映像を含む)を蓄積する大容量の記憶装置である。
ステレオカメラ装置13は、図2に示すように、複数のカメラ130,131を有するいわゆるステレオ方式のカメラ装置であり、駐車場20の指定範囲を撮影できる場所に配置されている。ステレオカメラ装置13は、無線通信15を介して撮影画像データを画像処理装置11に送信する。なお、本実施形態では、便宜的に、ステレオカメラ装置13は1台とする。駐車場20の広さに従って、複数台のステレオカメラ装置13をそれぞれ異なる場所に設置されていてもよい。
情報管理装置12は、画像処理装置11により生成される監視情報を管理し、映像蓄積装置14に蓄積する。また、情報管理装置12はディスプレイを有し、監視情報を使用して後述する通知情報を作成し、当該ディスプレイの画面上に表示する。情報管理装置12は、映像蓄積装置14に蓄積されている監視情報を検索できる機能を有する。ここで、通知情報は、後述するように、監視情報から管理用情報として作成された情報である。
さらに、情報管理装置12は、図2に示すように、駐車場20のゲート近傍に設置された情報掲示装置22に、駐車場の管理に関係するメッセージを表示させる。情報掲示装置22は、情報管理装置12と有線又は無線で接続されたディスプレイ装置であり、駐車場の利用者に対してメッセージを表示する。
なお、一般的には、ステレオカメラ装置13及び情報掲示装置22以外の監視システム10を構成する各装置は、駐車場20を併設している施設の管理センターなどに設置される。
ここで、情報管理装置12は、無線通信により、携帯端末30と情報を交換する機能を有する。携帯端末30は、例えば、駐車場20を管理する管理者が携帯している無線通信機能を有する情報端末であり、当該管理者により入力操作された情報を送信する。また、携帯端末30は、情報管理装置12から送信される前記通知情報などを受信して、ディスプレイの画面上に表示する。
(監視動作)
以下図2から図6を参照して、本実施形態の監視システムの動作を説明する。
まず、本実施形態では、図2に示すように、監視対象である駐車場20は、複数の駐車エリア21A〜21Fに分割されている。このような駐車場20を監視する監視動作の手順を、図3のフローチャートを参照して説明する。
ステレオカメラ装置13は、駐車場20の駐車エリア21A〜21Fに出入りする車両を撮影する(ステップS1)。ステレオカメラ装置13は、無線通信により、撮影した撮影画像(ステレオ画像)データを画像処理装置11に送信する(ステップS2)。
画像処理装置11は、ステレオカメラ装置13から送信される撮影画像に対するステレオ画像処理(3次元画像処理)を実行し、駐車エリア21A〜21Fにおける車両の存在状況を認識するための監視情報を生成する(ステップS3)。
ここで、画像処理装置11は、ステレオ画像処理により物体(ここでは、車両)の大きさや位置(駐車エリア)を検知し、これらの検知結果を含む監視情報を生成する。画像処理装置11は、生成した監視情報を情報管理装置12に出力する。
情報管理装置12は、監視情報を映像蓄積装置14に蓄積する(ステップS4)。情報管理装置12は、監視情報に基づいて迷惑駐車の車両を判定する迷惑駐車判定処理を実行する(ステップS5)。さらに、情報管理装置12は、画像処理装置11により生成された監視情報から、図4から図6に示すような通知情報を作成して出力する(ステップS6,S7)。
ここで、情報管理装置12は、監視情報として、画像処理装置11から得られるステレオ画像処理結果(車両の大きさや位置)に、駐車エリア21A〜21Fにおける車両の駐車開始時刻(駐車エリアに入った時刻)と駐車終了時刻(駐車エリアから出た時刻)を示す時間情報、及び前述の迷惑駐車判定処理の判定結果を含むように加工する。情報管理装置12は、当該監視情報から後述する通知情報を作成する。
図4から図6は、情報管理装置12により作成される通知情報の一例を示す図である。
図5は、情報管理装置12の画面上に表示される管理画面の一例を示す図である。即ち、図5(A)に示すように、情報管理装置12の画面140上には、駐車エリア21A〜21Fに駐車している車両の映像が表示されている。なお、駐車エリア21C及び21Dは、図5(B)に示す画面により、空車であることを示す。ここで、情報管理装置12は、駐車エリア21A,21B,21E,21Fに駐車している車両の駐車開始時刻を記録し、この駐車開始時刻からの経過時間を計測して駐車連続時間を、前記の時間情報の一部として生成する。
情報管理装置12は、図5(A)に示すように、駐車エリア21A,21B,21E,21Fに駐車している車両の映像と共に、当該駐車連続時間を付加した通知情報を作成する。ここで、情報管理装置12は、例えば、駐車連続時間の基準時間(駐車許容時間)を2時間とした場合に、実際の駐車連続時間が基準時間を超えているときには、当該車両を迷惑駐車の車両として判定する。情報管理装置12は、通知情報の映像に迷惑駐車判定処理の判定結果を付加させる。具体的には、図5(A)に示すように、駐車連続時間が300分で、基準時間を超えている駐車エリア21Eの車両の映像に、迷惑駐車であることを示すマークなどを表示してもよい。
管理者は、情報管理装置12の画面140上において、駐車エリア21A,21B,21E,21Fに駐車している車両の駐車時間を把握できると共に、駐車連続時間が300分になる迷惑駐車の車両(駐車エリア21Eの車両)も容易に把握することができる。管理者は、車両の映像から車種及びナンバ情報などを控えるとともに、運転者へのメッセージとして警告文を残すことが可能となる。
図4は、情報管理装置12が、通知情報としてテキストベースで、駐車状況を提供する場合の一例である。図4において、「位置」は、駐車エリア21A〜21Fを示す。「時間」は、車両の駐車開始時刻(IN)と駐車終了時刻(OUT)を示す時間情報である。「サイズ」は、駐車している車両のサイズを示す情報である。なお、通知情報としては、時間情報として現在時刻も含む。
このような通知情報の場合でも、管理者は、情報管理装置12の画面140上に、当該テキストベースの通知情報を表示することにより、駐車エリア21A,21B,21E,21Fに駐車している車両の駐車時間を把握できると共に、駐車連続時間が300分になる迷惑駐車の車両(駐車エリア21Eの車両)も容易に把握することができる。
図6も、情報管理装置12が、通知情報としてテキストベースで、駐車状況を提供する場合の一例である。図6(A)は、駐車エリア21A〜21Fに対応する駐車連続時間を示す時間情報を含む通知情報である。また、図6(B)は、駐車エリア21A〜21Fにおける車両の駐車開始時刻(IN)と駐車終了時刻(OUT)を示す時間情報を含む通知情報である。図6において、「Parking Lot 1〜6」は駐車エリア21A〜21Fを意味する。
管理者は、情報管理装置12の画面140上において、図6(B)に示すような通知情報を見ることにより、駐車エリア21A,21B,21E,21Fに駐車している車両の駐車開始時刻(IN)と駐車終了時刻(OUT)を確認できる。このとき、点線61に示すように、現在時刻から、駐車エリア21Eに駐車している車両が迷惑駐車であることを容易に把握できる。さらに、管理者は、情報管理装置12の画面140上において、図6(B)に示すような通知情報を見ることにより、駐車エリア21A,21B,21E,21Fに駐車している車両の駐車連続時間を確認できる。このとき、点線60に示すように、駐車エリア21Eに駐車している車両が、基準時間(120分)を超える駐車連続時間のため、迷惑駐車であることを容易に把握できる。
なお、情報管理装置12は、通知情報を駐車場20のイベント履歴情報として保存し、後に一括帳票の形で出力してもよい。また、これらの通知情報は、例えば、駐車場20の稼動状況や事故が発生した場合のトレース履歴情報としても参照可能である。
管理者は、通知情報に基づいて、駐車場20内で本来駐車してはいけない場所に停止した車両を確認できるため、例えば備え付けのスピーカにて速やかに移動する旨を運転手に通知することができる。また、一定時間経過後も、その車両が移動しない場合には、特別の警告を通知することもできる。
情報管理装置12は、迷惑駐車の車両が駐車場20のゲートを通過するときに、駐車場20のゲート近傍に設置された情報掲示装置22の画面上に、図7(A)に示すように、所定の警告メッセージを表示させる。これにより、迷惑駐車の運転者に対して、当該駐車場20が監視されていることを示唆し、今後の迷惑駐車を抑制できる要因となる。
なお、情報管理装置12は、通常では、情報掲示装置22の画面上に、図7(B)に示すように、単なる駐車時間を示すメッセージを表示してもよい。また、図8に示すように、駐車場20の空き状況を示すメッセージを表示してもよい。このようなメッセージが表示されていれば、あと何台の車が駐車可能であるかの案内、さらには駐車可能な場所への案内や、満車時または混雑時には、別の駐車エリアへの案内を行うこともできる。
本実施形態では、情報管理装置12は、映像を含む監視情報を映像蓄積装置14に蓄積する。ここで、情報管理装置12は、映像を映像蓄積装置14に常時蓄積するモードと、ステレオカメラ装置13からの撮像映像に動きがあった場合をトリガとして蓄積を開始するモードとを有する。情報管理装置12は、このトリガとしては、画像処理装置11のステレオ画像処理結果に基づいて生成し、トリガとなったイベントが車の場合と人の場合とで区別ができるようなイベント履歴情報も記憶させる。情報管理装置12は、これら蓄積映像とイベント履歴情報とを同期した状態で管理し、検索条件とすることができる。
ここで、情報管理装置12は、例えば、管理者が携帯している携帯端末30と、無線通信により、前記の迷惑駐車に関する情報を交換する。具体的には、管理者は、情報管理装置12から送信される前記通知情報を受信し、携帯端末30の画面上に表示することにより、実際に駐車場をパトロールしながら迷惑駐車の車両を確認することができる。また、逆に、管理者は、迷惑駐車と思われる車両を確認したときに、その車両の番号などの情報を旨携帯端末30から情報管理装置12に送信することができる。
以上のように本実施形態の監視システムであれば、駐車場20の管理者は、迷惑駐車の情報を容易に把握することができる。このため、実際に迷惑駐車をチェックするために、駐車場20内をパトロールする回数を減少させることが可能となる。また、迷惑駐車の車両の運転者に対して、容易に警告を与えることができるため、駐車場20の利用者に対して施設利用上のルールを再認識してもらい、迷惑駐車を減らすことが可能となる。さらに、本システムでは、迷惑駐車の状況を映像として蓄積する仕組みも有しているので、常習的な迷惑駐車の利用者に対しては、かなり効果的な警告を行なうことも可能である。
[第2の実施形態]
図9から図11は、第2の本実施形態に関する駐車場監視システムを説明するための図である。
第2の本実施形態は、図9に示すように、複数の駐車場90,91がゲート92で連結しているような広域駐車場での監視システムに関する。なお、ゲート93を介して、さらに隣接している駐車場と連結している構成でもよい。
即ち、本実施形態は、駐車場90,91のそれぞれに設置された駐車場監視システム10A,10Bが連携して、迷惑駐車などの駐車場管理システムを実現するものである。駐車場監視システム10A,10Bは、図1に示す駐車場監視システム1と基本的構成が同様であり、通信回線(無線または有線)により接続して連携動作を実行する。即ち、駐車場監視システム10A,10Bは、図1に示す構成要素の全てを含む。
以下図10及び図11に示すフローチャートを参照して、本実施形態のシステムの具体的動作を説明する。
まず、駐車場90に対応する駐車場監視システム10Aは、前述の第1の本実施形態における動作と同様であり、ステレオカメラ装置13により駐車場90の各駐車エリに出入りする車両を撮影する(ステップS11)。ステレオカメラ装置13は、無線通信により、撮影画像(ステレオ画像)データを画像処理装置11に送信する(ステップS12)。
画像処理装置11は、撮影画像に対するステレオ画像処理(3次元画像処理)を実行し、駐車エリアにおける車両の存在状況を認識するための監視情報を生成する(ステップS13)。画像処理装置11は、ステレオ画像処理により物体(ここでは、車両)の大きさや位置(駐車エリア)を検知し、これらの検知結果を含む監視情報を生成する。
情報管理装置12は、監視情報を映像蓄積装置14に蓄積する(ステップS14)。情報管理装置12は、監視情報に基づいて迷惑駐車の車両を判定する迷惑駐車判定処理を実行する(ステップS15)。さらに、情報管理装置12は、画像処理装置11により生成された監視情報から、図4から図6に示すような通知情報を作成して出力する(ステップS16,S17)。
一方、駐車場91に対応する駐車場監視システム10Bも、システム10Aと同様の動作を実行している(図示せず)。ここで、駐車場監視システム10Aは、迷惑駐車判定処理により迷惑駐車の車両を検知した場合に、通知情報を通信回線により駐車場監視システム10Bに通知する(ステップS18)。即ち、駐車場監視システム10Aは、駐車場90において、図5に示すように、駐車エリア21Eに迷惑駐車している車両を検知した場合に、その迷惑駐車の車両を検知できるための通知情報を、駐車場監視システム10Bに提供する。
駐車場監視システム10Bは、図11に示すように、駐車場監視システム10Aから受信した監視情報を映像蓄積装置14に蓄積する(ステップS21)。駐車場監視システム10Bは、駐車場監視システム10Aと同様に、通知情報を作成して出力する(ステップS22,S23)。ここで、駐車場監視システム10Bは、自身が監視している駐車場91の駐車車両だけでなく、隣接する駐車場90での迷惑駐車の車両に関する通知情報を出力する。
このような複数の駐車場監視システム10A,10Bが連携するシステムであれば、駐車場90で迷惑駐車していた車両が隣接する駐車場91に移動したときに、駐車場監視システム10Bは、当該迷惑駐車の車両を駐車場91の管理者に直ちに伝えることができる。このため、駐車場91の管理者は、当該迷惑駐車の車両の運転者に対して、迷惑駐車を起こす前に警告などを行なうことが可能となる。
なお、本実施形態の連携システムは、迷惑駐車の監視だけでなく、駐車場監視システム10A,10B間の情報交換により、それぞれの駐車場90,91での空車状況の通知や、空き駐車エリアの案内などが可能となる。また、車上荒らしのチェック等、広域駐車場でのセキュリティ対策に対する効果もある。
(変形例)
図12は、第2の実施形態の変形例に関する駐車場監視システムを説明するための図である。
本変形例は、1つの駐車場を複数の監視範囲100,110に分割し、それぞれを駐車場監視システム10A,10Bにより監視する広域駐車場での監視システムに関する。駐車場監視システム10A,10Bは、前述したように、通信回線(無線または有線)により情報を交換し、連携して迷惑駐車などの駐車場管理を実現する。
本変形例では、図12に示すように、監視範囲100,110には、相互にオーバーラップする範囲120が存在する。システム10A,10Bはそれぞれ、監視範囲100,110における迷惑駐車の車両を監視する動作を実行すると共に、オーバーラップ範囲120での車両の移動を検知し、当該移動検知情報を生成して交換する。
具体的には、システム10Bは、例えば監視範囲110で迷惑駐車していた車両が、オーバーラップ範囲120を通過して監視範囲100に移動すると、その移動検知情報及び前記通知情報をシステム10Aに通知する。これにより、システム10Aは、監視範囲100に移動してきた車両が、監視範囲110で迷惑駐車していた車両であることを事前に検知することができる。また、例えば監視範囲100で迷惑駐車していた車両が、オーバーラップ範囲120を通過して監視範囲110に移動した場合には、逆に、システム10Aは、その移動検知情報及び前記通知情報をシステム10Bに通知する。
このような複数の駐車場監視システム10A,10Bが連携するシステムであれば、複数の監視範囲100,110に分割された広域駐車場において、迷惑駐車などの駐車場管理を確実に実現することができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の第1の実施形態に関する駐車場監視システムの要部を示すブロック図。 本実施形態に関する駐車場の一例を示す図。 本実施形態に関する監視動作の手順を説明するためのフローチャート。 本実施形態に関する通知情報の一例を示す図。 本実施形態に関する端末装置の画面情報の一例を示す図。 本実施形態に関する通知情報の一例を示す図。 本実施形態に関する情報掲示装置の表示例を示す図。 本実施形態に関する情報掲示装置の表示例を示す図。 第2の実施形態に関する駐車場監視システムの要部を示すブロック図。 第2の実施形態に関する監視動作の手順を説明するためのフローチャート。 第2の実施形態に関する監視動作の手順を説明するためのフローチャート。 第2の実施形態の変形例に関する駐車場監視システムの要部を示すブロック図。
符号の説明
10,10A,10B…駐車場監視システム、11…画像処理装置、
12…情報管理装置、13…ステレオカメラ装置、14…映像蓄積装置、
20,90,91…駐車場、21A〜21F…駐車エリア、22…情報掲示装置、
130,131…カメラ、30…携帯端末。

Claims (12)

  1. 駐車場を撮影するカメラ装置と、
    前記カメラ装置から出力される撮影画像を送信する送信手段と、
    前記送信手段から送信された撮影画像を使用し、前記駐車場での車両を検知するための画像処理を実行する画像処理手段と、
    前記画像処理手段の画像処理結果に基づいて、前記車両の駐車連続時間を計測するための時間情報を含み、前記駐車場での車両を特定する情報を生成する情報生成手段と、
    前記情報生成手段により生成された情報に基づいて、設定した基準時間を超えて前記駐車場に駐車している車両の存在を判定する判定手段と
    を具備したことを特徴とする駐車場監視システム。
  2. 前記カメラ装置は、ステレオ画像撮影の可能なステレオカメラ装置であり、
    前記画像処理手段は、前記ステレオカメラ装置から出力される撮影画像のステレオ画像処理を実行する構成であることを特徴とする請求項1に記載の駐車場監視システム。
  3. 前記情報生成手段は、
    前記時間情報として、前記駐車場での当該車両の出入りの時刻を示す情報を生成することを特徴とする請求項1に記載の駐車場監視システム。
  4. 前記駐車場は、車両毎の複数の駐車エリアを有し、
    前記画像処理手段は、前記駐車エリア毎の車両を検知するための画像処理結果を出力し、
    前記情報生成手段は、前記駐車エリアを識別する情報を生成するように構成されていることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3のいずれか1項に記載の駐車場監視システム。
  5. 前記判定手段は、
    前記基準時間を超えて連続的に駐車している車両が存在している場合に、当該車両が迷惑駐車の車両であると判定することを特徴とする請求項1または請求項3のいずれか1項に記載の駐車場監視システム。
  6. 前記判定手段は、
    前記基準時間を超えて連続的に駐車している車両の駐車エリアを検知し、当該駐車エリアに駐車している車両が迷惑駐車の車両であると判定することを特徴とする請求項4に記載の駐車場監視システム。
  7. 前記情報生成手段により生成された情報及び前記判定手段による判定結果を含む通知情報を生成する手段と、
    前記通知情報を出力する手段と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の駐車場監視システム。
  8. 前記判定手段の判定結果が前記迷惑駐車の車両である場合に、前記迷惑駐車の車両であることを通知するための通知情報を生成する手段を有することを特徴とする請求項5または請求項6のいずれか1項に記載の駐車場監視システム。
  9. 前記駐車場とは異なる駐車場を監視する他方の駐車場監視システムとの間で、データ通信を行なう通信手段と、
    前記判定手段により、前記基準時間を超えて前記駐車場に駐車していると判定された車両を特定する情報を、前記通信手段を介して前記他方の駐車場監視システムに通知する通知手段と
    を具備したことを特徴とする請求項1に記載の駐車場監視システム。
  10. 前記駐車場を複数の監視範囲に分割して、他方の監視範囲を監視する他方の駐車場監視システムとの間で、データ通信を行なう通信手段と、
    前記一方の監視範囲から前記他方の監視範囲に移動する車両を検知する移動検知手段と、
    前記移動検知手段により得られる移動検知情報を、前記他方の駐車場監視システムに前記通信手段を介して通知する通知手段と
    を具備したことを特徴とする請求項1に記載の駐車場監視システム。
  11. 駐車場を撮影するカメラ装置から出力される撮影画像を使用し、前記駐車場での車両を監視する駐車場監視システムに適用する監視方法であって、
    前記車両を検知するための画像処理を実行するステップと、
    前記画像処理ステップの画像処理結果に基づいて、前記車両の駐車連続時間を計測するための時間情報を含み、前記駐車場での車両を特定する情報を生成するステップと、
    前記生成ステップにより生成された情報に基づいて、設定した基準時間を超えて前記駐車場に連続的に駐車している車両の存在を判定するステップと
    を有する手順を実行することを特徴とする監視方法。
  12. 前記判定ステップにより、前記基準時間を超えて前記駐車場に駐車していると判定された車両を特定する情報を、前記駐車場とは異なる駐車場を監視する監視システムに通知するステップを有することを特徴とする請求項11に記載の監視方法。
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