JP5868871B2 - 自動車ランプエクステンション成形体 - Google Patents
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Description
ポリフェニレンエーテル(A)50〜95質量%を含有し、ゴム強化されていないスチレン系樹脂(B1)及びポリカーボネート樹脂(B3)からなる群より選択される少なくとも1種の樹脂成分(B)5〜50質量%を更に含有し、結晶性ポリマーを含まず、比重が1.00〜1.12の範囲内である樹脂組成物を含み、前記樹脂組成物が、その樹脂組成物100質量%に対して、熱安定剤成分(C)0.01〜5質量%をさらに含有する、自動車ランプエクステンション成形体。
前記(A)成分の還元粘度(クロロホルム溶媒を用いて30℃で測定)が0.25〜0.45dl/gである、前記[1]に記載の自動車ランプエクステンション成形体。
前記(A)成分の還元粘度(クロロホルム溶媒を用いて30℃で測定)が0.25〜0.38dl/gである、前記[1]又は[2]に記載の自動車ランプエクステンション成形体。
前記樹脂組成物が、ゴム強化されていないスチレン系樹脂(B1)、スチレン系熱可塑性エラストマー(B2)及びポリカーボネート樹脂(B3)からなる群より選択される少なくとも1種の樹脂成分(B)5〜50質量%をさらに含有する、前記[1]〜[3]のいずれかに記載の自動車ランプエクステンション成形体。
前記(B1)成分が、アクリロニトリル(AN)単位含有量5〜15質量%のスチレン−アクリロニトリル(AS)樹脂である、前記[1]に記載の自動車ランプエクステンション成形体。
スチレン−共役ジエン化合物ブロック共重合体の水素添加物(B2)を更に含有する、前記[1]〜[4]のいずれかに記載の自動車ランプエクステンション成形体。
前記(B2)成分が、結合スチレン量が45〜80質量%のスチレン−共役ジエン化合物ブロック共重合体の水素添加物(B2−1)と、結合スチレン量が20〜40質量%のスチレン−共役ジエン化合物ブロック共重合体の水素添加物(B2−2)とを、(B2−1)/(B2−2)=4/1〜1/4の質量比率で併用したものである、前記[5]に記載の自動車ランプエクステンション成形体。
前記(B3)成分が、分子骨格内に、二価フェノール残基を含有する芳香族ポリカーボネート樹脂である、前記[1]〜[6]のいずれかに記載の自動車ランプエクステンション成形体。
前記(B3)成分が、分子骨格中に、シクロヘキサン環を導入したビスフェノール残基を含有するポリカーボネート樹脂である、前記[1]〜[7]のいずれかに記載の自動車ランプエクステンション成形体。
前記(B3)成分のMFR(試験方法ISO1133に準拠。測定温度300℃、1.2kg荷重で測定)が、0.5〜25g/10minの範囲内である、前記[1]〜[8]のいずれかに記載の自動車ランプエクステンション成形体。
前記樹脂組成物が、前記(B3)成分を5〜40質量%含有する、前記[1]〜[9]のいずれかに記載の自動車ランプエクステンション成形体。
前記(B)成分が、アクリロニトリル(AN)単位含有量5〜15質量%のスチレン−アクリロニトリル(AS)樹脂とポリカーボネート樹脂とを含有する、前記[1]〜[10]のいずれかに記載の自動車ランプエクステンション成形体。
前記(C)成分が、融点が180℃以上の熱安定剤である、前記[11]に記載の自動車ランプエクステンション成形体。
前記(C)成分が、ヒンダードフェノール系熱安定剤である、前記[11]又は[12]に記載の自動車ランプエクステンション成形体。
前記(C)成分がリン系熱安定剤である、前記[11]又は[12]に記載の自動車ランプエクステンション成形体。
前記樹脂組成物が、MFR(280℃、10kgで測定)が20g/10min以上で、かつ、ビカット軟化温度(ISO306に準拠、試験荷重50N、昇温速度120℃/hrで測定)が160℃以上である、前記[1]〜[14]のいずれかに記載の自動車ランプエクステンション成形体。
測定角20°での光沢値が90〜140%の範囲内である光沢面を有する、前記[1]〜[15]のいずれかに記載の自動車ランプエクステンション成形体。
成形体の鏡面部分の面積52.4mm2内に存在する白斑(直径30μm以上のクレーター状の窪みを有する突起物を指す)が、40個以下である、前記[1]〜[16]のいずれかに記載の自動車ランプエクステンション成形体。
本実施の形態に係る自動車ランプエクステンション成形体は、ポリフェニレンエーテル(A)50〜95質量%を含有し、比重が1.00〜1.12の範囲内である樹脂組成物を含む。
本実施の形態に用いる樹脂組成物は、ポリフェニレンエーテル(A)を50〜95質量%含有し、比重が1.00〜1.12の範囲内である。
本実施の形態に用いるポリフェニレンエーテル(A)の還元粘度は、0.25〜0.45dl/gの範囲であることが好ましく、より好ましくは0.25〜0.40dl/gであり、さらに好ましくは0.25〜0.38dl/gであり、特に好ましくは0.25〜0.35dL/gの範囲である。ポリフェニレンエーテル(A)の還元粘度は、十分な機械物性の観点から0.25dl/g以上が好ましく、成形加工性と成形体の輝度感との観点から0.45dl/g以下が好ましい。なお、本実施の形態において、還元粘度は、クロロホルム溶媒を用いて30℃で測定し、得られた値である。
本実施の形態に用いる樹脂組成物は、成形加工性及び成形体の外観、輝度感を向上させる観点から、ゴム強化されていないスチレン系樹脂(B1)、スチレン系熱可塑性エラストマー(B2)及びポリカーボネート樹脂(B3)からなる群より選択される少なくとも1種の樹脂成分(B)5〜50質量%をさらに含有することが好ましい。樹脂成分(B)の含有量は、樹脂組成物100質量%中において、より好ましくは10〜40質量%であり、さらにより好ましくは15〜35質量%の範囲内である。樹脂成分(B)の含有量は、本用途に要求される耐熱性の観点から、50質量%以下が好ましく、成形品の耐衝撃性、輝度感及び成形流動性改良等の観点から、5質量%以上が好ましい。
本実施の形態に使用する、ゴム強化されていないスチレン系樹脂(B1)とは、スチレン系化合物、又はスチレン系化合物と該スチレン系化合物と共重合可能な化合物とを、ゴム質重合体の非存在下で重合して得られる合成樹脂である。スチレン系化合物とは、下記式(2)で表される化合物を意味する。
スチレン系熱可塑性エラストマー(B2)は、スチレンブロックと共役ジエン化合物ブロックとを有するブロック共重合体(以下、「スチレンブロック−共役ジエン化合物ブロック共重合体」とも記す。)の水素添加物であることが好ましい。前記共役ジエン化合物ブロックは、熱安定性の観点から、少なくとも水素添加率50%以上で水素添加されたものが好ましい。該水素添加率は、より好ましくは80%以上、さらにより好ましくは95%以上である。
前記(B)成分は、ポリカーボネート樹脂(B3)を含むことが好ましい。また、前記(B)成分は、上述のアクリロニトリル(AN)単位含有量5〜15質量%のスチレン−アクリロニトリル(AS)樹脂とポリカーボネート樹脂(B3)とを含むことがより好ましい。このような(B)成分を含む樹脂組成物は、耐熱性、流動性のバランスが良好となり、該樹脂組成物から、成形体表面の白斑が極めて少なく、外観が良好な成形体を得ることができる。
ポリカーボネート樹脂(B3)としては、芳香族ポリカーボネート、脂肪族ポリカーボネート、芳香族−脂肪族ポリカーボネートが挙げられるが、本実施の形態においては、芳香族ポリカーボネートが好ましい。
[t0は塩化メチレンの落下秒数、tは試料溶液の落下秒数]
[η]=1.23×10−4M0.83
c=0.7
本実施の形態に用いる樹脂組成物は、樹脂組成物の熱安定性、並びに成形品の表面外観及び輝度感を向上させる観点から、熱安定剤成分(C)0.01〜5質量%をさらに含有することが好ましい。熱安定剤成分(C)の含有量は、樹脂組成物100質量%に対して、より好ましくは0.1〜3質量%であり、さらにより好ましくは0.2〜2質量%の範囲内である。
本実施の形態に用いる樹脂組成物には、成形品の輝度感保持の観点から、強化剤としての無機フィラーは含まないことが好ましい。強化剤としての無機フィラーとしては、一般的に、熱可塑性樹脂の補強に用いられるものであり、例えば、ガラス繊維、炭素繊維、ガラスフレーク、タルク、マイカ等が挙げられる。
本実施の形態に用いる樹脂組成物は、軽量化のための薄肉成形加工性と、成形体の長期耐熱性、耐久性保持との兼ね合いの観点から、MFR(280℃、10kg荷重で測定)が20g/min以上で、かつ、ビカット軟化温度(ISO306に準拠、試験荷重50N、昇温速度120℃/hrで測定)が160℃以上であることが好ましい。より好ましくは、前記MFR20〜150g/min、かつ、前記ビカット軟化温度160〜210℃の範囲内であり、さらにより好ましくは、前記MFR25〜90g/min、かつ、前記ビカット軟化温度170〜200℃の範囲内である。
本実施の形態に用いる樹脂組成物は、上記各成分、例えば、前記(A)成分、前記(B)成分及び/又は、前記(C)成分を溶融混錬することにより製造することができる。前記樹脂組成物を製造するための、前記(A)成分、前記(B)成分及び/又は、前記(C)成分の溶融混錬の条件については、特に制限されないが、本実施の形態の所望の効果を十分に発揮し得る樹脂組成物を大量且つ安定的に得るという観点から、二軸押出機を用いることが好適である。一例として、ZSK25二軸押出機(独国Werner&Pfleiderer社製、バレル数10、スクリュー径25mm、L/D=44);ニーディングディスクL:2個、ニーディングディスクR:6個、及びニーディングディスクN:2個を有するスクリューパターン)を用いた場合に、シリンダー温度270〜340℃、スクリュー回転数150〜450rpm、及びベント真空度11.0〜1.0kPaの条件で溶融混練する方法が挙げられる。
本実施の形態の自動車ランプエクステンション成形体は、上述の樹脂組成物を成形することにより得ることができる。
本実施の形態の自動車ランプエクステンション成形体の平均厚みは、0.8〜3.2mmの範囲から選ばれることが好ましい。該平均厚みは、1.0〜3.0mmがより好ましく、1.2〜2.5mmがさらにより好ましく、1.2〜2.0mmが特により好ましい。該平均厚みは、軽量性の観点から3.2mm以下が好ましく、十分な成形性と強度保持の観点から0.8mm以上が好ましい。
前提として、物性測定に用いた成形片は、いずれも以下のように作製した成形片とした。
アルファーミラージュ社製の電子比重計SD−200Lを用いて測定した。
上記ダンベル成形片を切削して作製した、試験片形状35mm×13mm×3.2mm厚の試験片を用いて、ISO306に準拠、HDTテスター S−6M型(東洋精機製作所社製)を使用して、試験荷重:50N、圧子先端形状:円柱状 断面積1mm2、昇温速度120℃/hr、測定数n=2の条件で測定した。
評価基準としては、ビカット軟化温度が高い値である程、耐熱性に優れ、本用途の材料設計面において有利であると判定した。
実施例及び比較例で得られた樹脂組成物ペレットを120℃の熱風乾燥機中で3時間乾燥した。乾燥後、メルトインデクサー(P−111、東洋精機社製)を用いて、シリンダー設定温度280℃、10kg荷重にて、MFR(メルトフローレート)を測定した。
評価基準としては、MFRが高い値である程、流動性に優れ、本用途の材料設計面において有利であると判定した。
ASTM D256に従い、上記タンザク成形片を切削して作製した試験片形状64mm×13mm×厚み6.4mmのタンザク試験片を用いて、ノッチ有り、23℃で測定した。
評価基準としては、IZOD衝撃値が高い値である程、本用途の材料設計面において有利であると判定した。
上記の成形方法で作製した厚み3.2mmのダンベル試験片の中央部を、グロスメーター(VG7000、日本電色工業社製)により、測定角20°における光沢値(グロス)を測定した。
評価基準としては、光沢値が高い値である程、見た目にも成形片の艶が高く、輝度感に優れる。
射出成形機(IS−80EPN、東芝機械社製)を用いて、1mm厚みSFD(スパイラルフロー)成形品を以下のとおり作製した。
下記の実施例及び比較例でで得られた樹脂組成物のペレットを、120℃で3時間乾燥させた。乾燥後の樹脂組成物を、上記射出成形機を用い、ゲージ圧120MPa、射出速度95%、成形サイクル:射出時間/冷却時間=10sec/10secの条件で成形し、上記成形品を得た。得られた成形品の剥離の有無を確認した。剥離無しの場合を○、剥離有りの場合を×とし、○の場合を、本用途の材料設計面において有利であると判定した。
厚み3.2mmのダンベル試験片を用いて、150℃に設定したオーブン内に250hrエージングを行なった後、成形片の輝度感を目視で評価した。輝度感に問題が見られないものを○、成形片表面に曇りが生じてエージング前と比較して輝度感低下が明らかなものを“曇り有り”とした。○のものが、本用途において好適に使用可能であると判断した。
実施例及び比較例で得られた樹脂組成物のペレットを、120℃の熱風乾燥機中で3時間乾燥した。乾燥後の樹脂組成物を、金型表面を#5000で磨き上げた寸法100mm×100mm×2mm厚みのフィルムゲート鏡面金型を備え付けた射出成形機(IS−80EPN、東芝機械社製)により、シリンダー温度320℃、金型温度120℃、射出圧力(ゲージ圧70MPa)、射出速度(パネル設定値)85%で成形して成形平板を得た。さらにこの得られた成形平板を真空状態下の蒸着装置内に設置し、該装置内に不活性ガス及び酸素を導入し、チャンバー内をプラズマ状態にして、成形平板表面を活性化させるプラズマ処理を行ない、真空下の蒸着装置内で成形平板のアルミニウム蒸着を行なった。さらに、アルミニウム蒸着面の保護膜として、プラズマ重合処理を行ない、二酸化珪素重合膜を形成させた。アルミニウム膜厚は80nm、二酸化珪素膜厚は50nmであった。このアルミニウム蒸着を行なった成形平板(以下、「アルミ蒸着平板」とも記す。)のアルミニウム蒸着面中央部をデジタルマイクロスコープ(型式:VHX1000、キーエンス社製)により、40倍の拡大写真を撮影した。1撮影視野(面積:52.4mm2)内に存在する直径30μm以上のクレーター状の窪みを有する突起物(成形時にガスが抜けた跡)の個数を鏡面成形平板5枚分すべてにおいてカウントした合計を5で割って、1撮影視野当たりの平均個数を算出した。該平均個数を白斑の個数とした。
上記の方法で作製したアルミ蒸着平板のアルミニウム蒸着面を、目視で観察し、以下のランクに応じて○〜×で評価した。目視では白斑が認められず外観が良好なものを○、白斑が認められるものの概ね外観が良好なものを△、白斑が多数認められて外観不良が明らかであるものを×とし、○のものが本用途においてより好適に使用可能であると判定した。
厚み3.2mmのダンベル試験片を、1%歪のベンディングフォームに取り付けて、イソプロピルアルコール(IPA)/シクロヘキサン(CHX)=60/40質量%混合溶液中に浸漬させ23℃で30分放置させた。その後、試験片をベンディングフォームから取り外して、ティシュペーパーで十分に溶剤を拭き取って23℃で2時間以上放置した。その後、浸漬後の試験片について、引張試験(ASTM D638に準拠)を行なって、引張強度(TY)を求めた。通常サンプルの引張強度を100%とした場合に対する浸漬後の試験片の引張強度の割合(引張強度保持率(%))を求めた(試験本数n=3)。なお、表3中、「×(ハダン)」とは、いずれも浸漬中に試験片が3本とも破断したため、引張強度の測定不可であったことを意味する。
厚み3.2mmのダンベル試験片を、1%歪のベンディングフォームに取り付けて、ダンベル中心線上に3mm幅でリノール酸を塗布して、23℃で30分放置させた。その後、ダンベル試験片を、ベンディングフォームから取り外し、リノール酸をティシュペーパーで拭き取り、さらにエタノールで洗浄した後、23℃で2時間以上放置した。その後、放置後の試験片について、引張試験(ASTM D638に準拠)を行なって、引張強度(TY)を求めた。通常サンプルの引張強度を100%とした場合に対する放置後の試験片の引張強度の割合(引張強度保持率(%))とを求めた(試験本数n=3)。
以下のように製造したスチレン−アクリロニトリル樹脂を用いた。
アクリロニトリル4.7質量部、スチレン73.3質量部、エチルベンゼン22質量部、重合開始剤としてのt−ブチルパーオキシ−イソプロピルカーボネート0.02質量部よりなる混合液を、2.5リットル/時間の流速で、容量5リットルの完全混合型反応機に連続的に供給し、142℃で重合を行って重合液を得た。
化学名:3,3‘,3“,5,5’,5”−ヘキサ−tert−ブチル−a,a‘,a“−(メシチレン−2,4,6−トリイル)トリ−p−クレゾール(商品名:Irganox1330〔登録商標〕、BASF社製)を用いた(以下、「C−1」ということもある)。
化学名:1,3,5−トリス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−1,3,5−トリアジン−2,4,6(1H,3H,5H)−トリオン(商品名:Irganox3114〔登録商標〕、BASF社製)を用いた(以下、「C−2」ということもある)。
化学名:トリス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)フォスファイト(商品名:Irgafos168〔登録商標〕、BASF社製)を用いた(以下、「C−3」ということもある)。
化学名:N,N‘−ヘキサン−1,6−ジイルビス〔3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオンアミド〕(商品名:Irganox1098〔登録商標〕、BASF社製)を用いた(以下、「C−4」ということもある)。
化学名:N,N‘−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)N,N’−ジホルミルヘキサメチレンジアミン(商品名:Uvinil4050FF〔登録商標〕、BASF社製)を用いた(以下、「C−5」ということもある)。
化学名:ジブチルアミン・1,3,5−トリアジン・N,N‘−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)−1,6−ヘキサメチレンジアミンとN−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ブチルアミンとの重縮合物(商品名:Chimassorb2020〔登録商標〕、BASF社製)を用いた(以下、「C−6」ということもある)。
化学名:ペンタエリスリトールテトレキス〔3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕(商品名:Irganox1010〔登録商標〕、BASF社製)を用いた(以下、「C−7」ということもある)。
化学名:オクタデシル−3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート(商品名:Irganox1076〔登録商標〕、BASF社製)を用いた(以下、「C−8」ということもある)。
化学名:2,6−ジ−tert−ブチル−4−(4,6−ビス(オクチルチオ)−1,3,5−トリアジン−2−イルアミノ)フェノール(商品名:Irganox565〔登録商標〕、BASF社製)を用いた(以下、「C−9」ということもある)。
化学名:4,6−ビス(オクチルチオメチル)−O−クレゾール(商品名:Irganox1520〔登録商標〕、BASF社製)を用いた(以下、「C−10」ということもある)。
化学名:ジオクタデシル3,3‘−チオジプロピオネート(商品名:Irganox PS802〔登録商標〕、BASF社製)を用いた(以下、「C−11」ということもある)。
化学名:3,9−ビス(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェノキシ)−2,4,8,10−テトラオキサ−3,9−ジホスファスピロ[5,5]ウンデカン(商品名:アデカスタブPEP−36〔登録商標〕、アデカ社製)を用いた(以下、「C−12」ということもある)。
化学名:ビス(2,4−ジクミルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト(商品名:DoverPhos S−9228〔登録商標〕、ドーバーケミカル社製)を用いた(以下、「C−13」ということもある)。
PPE−2を80質量部とGPPS20質量部とを、独国Werner&Pfleiderer社製、バレル数10、スクリュー径25mm、L/D=44のZSK25二軸押出機(ニーディングディスクL:2個、ニーディングディスクR:6個、ニーディングディスクN:2個を有するスクリューパターン)の最上流部(トップフィード)から供給して、シリンダー温度300℃、スクリュー回転数250rpm、ベント真空度7.998kPa(60Torr)で溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表1に示す。
PPE−2を80質量部と、GPPS10質量部と、AS10質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表1に示す。
PPE−4を100質量部、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表1に示す。
PPE−4を80質量部と、GPPS20質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表1に示す。
PPE−2を80質量部と、GPPS20質量部と、ポリアミド6(商品名:1013B〔登録商標〕、宇部興産社製、以下「PA」とも記す。)を5質量部と、エラストマー1を3質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表1に示す。
実施例4のポリアミド6を、ポリプロピレン(商品名:ノバテックPP SA08〔登録商標〕、日本ポリプロピレン社製、以下「PP」とも記す。)5質量部に置き換えた以外は、実施例4の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表1に示す。
PPE−2を80質量部と、GPPS20質量部と、ゴム強化ポリスチレン(商品名:H9405〔登録商標〕、旭化成ケミカルズ社製)5質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表1に示す。
PPE−2を60質量部と、GPPS40質量部と、エラストマー1を5質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表1に示す。
PPE−1を60質量部と、GPPS40質量部と、エラストマー1を2質量部と、エラストマー2を3質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表1に示す。
PPE−2を60質量部と、GPPS40質量部と、エラストマー1を2質量部と、エラストマー2を3質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表1に示す。
PPE−2を60質量部と、GPPS40質量部と、エラストマー1を1質量部と、エラストマー2を4質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表1に示す。
PPE−2を60質量部と、GPPS40質量部と、エラストマー1を4質量部と、エラストマー2を1質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表1に示す。
PPE−2を60質量部と、GPPS40質量部と、エラストマー2を5質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表1に示す。
PPE−2を50質量部と、GPPS25質量部と、AS25質量部と、エラストマー1を2質量部と、エラストマー2を3質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表1に示す。
PPE−2を90質量部と、GPPS5質量部と、AS5質量部と、エラストマー1を2質量部と、エラストマー2を2質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表1に示す。
PPE−4を90質量部と、GPPS5質量部と、AS5質量部と、エラストマー1を2質量部と、エラストマー2を2質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表1に示す。
PPE−4を60質量部と、GPPS32質量部と、エラストマー1を2質量部と、エラストマー2を6質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表2に示す。
PPE−4を60質量部と、AS32質量部と、エラストマー1を2質量部と、エラストマー2を6質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表2に示す。
PPE−4を60質量部と、GPPS31.5質量部と、エラストマー1を2質量部と、エラストマー2を6質量部と、C−1を0.5質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表2に示す。
PPE−4を60質量部と、GPPS31質量部と、エラストマー1を2質量部と、エラストマー2を6質量部と、C−1を1質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表2に示す。
PPE−4を60質量部と、GPPS21質量部と、AS10質量部と、エラストマー1を2質量部と、エラストマー2を6質量部と、C−1を1質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表2に示す。
PPE−4を60質量部と、GPPS30質量部と、エラストマー1を2質量部と、エラストマー2を6質量部と、C−1を2質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表2に示す。
PPE−5を95質量部と、エラストマー1を3質量部と、エラストマー2を2質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表2に示す。
PPE−5を94質量部と、エラストマー1を3質量部と、エラストマー2を2質量部と、C−1を1質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表2に示す。
PPE−6を94質量部と、エラストマー1を3質量部と、エラストマー2を2質量部と、C−1を1質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の成形を試みたが、成形品が脆く、割れやスプルーブッシュ詰まりが発生して、成形ができない状態であった。従って、物性測定結果は出せなかった。
PPE−4を70質量部と、GPPS21質量部と、エラストマー1を2質量部と、エラストマー2を6質量部と、C−2を1質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表2に示す。
C−2を、C−3に変えた以外は、実施例23の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表2に示す。
C−2を、C−4に変えた以外は、実施例23の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表2に示す。
C−2を、C−5に変えた以外は、実施例23の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表2に示す。
C−2を、C−6に変えた以外は、実施例23の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表2に示す。
C−2を、C−7に変えた以外は、実施例23の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表2に示す。
C−2を、C−9に変えた以外は、実施例23の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表2に示す。
C−2を、C−11に変えた以外は、実施例23の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表2に示す。
PPE−5を80質量部と、GPPS7質量部と、AS7質量部と、エラストマー1を1質量部と、エラストマー2を4質量部と、C−3を0.5質量部と、C−7を0.5質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表2に示す。
PPE−5を80質量部と、GPPS6質量部と、AS7質量部と、エラストマー1を1質量部と、エラストマー2を4質量部と、C−5を1質量部と、C−7を1質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表2に示す。
PPE−5を80質量部と、GPPS6質量部と、AS7質量部と、エラストマー1を1質量部と、エラストマー2を4質量部と、C−8を1質量部と、C−10を1質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表2に示す。
PC−3の物性測定結果を下記表3に示す。
PPE−2を85質量部と、GPPS10.5質量部と、エラストマー1を2質量部と、エラストマー2を2.5質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表3に示す。
PPE−2を85質量部と、エラストマー1を2質量部と、エラストマー2を2.5質量部と、PC−1を10.5質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表3に示す。
PC−1を、PC−3に置き換えた以外は、実施例35の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表3に示す。
PPE−2を75質量部と、GPPS10.5質量部と、AS10質量部と、エラストマー1を2質量部と、エラストマー2を2.5質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表3に示す。
PPE−2を75質量部と、AS10.5質量部と、エラストマー1を2質量部と、エラストマー2を2.5質量部と、PC−4を10質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表3に示す。
PC−4を、PC−3に置き換えた以外は、実施例38の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表3に示す。
PPE−2を75質量部と、GPPS10.5質量部と、エラストマー1を2質量部と、エラストマー2を2.5質量部と、PC−1を10質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表3に示す。
GPPSを、ASに置き換えた以外は、実施例40の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表3に示す。
PPE−2を80質量部と、AS10.5質量部と、エラストマー1を2質量部と、エラストマー2を2.5質量部と、PC−3を5質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表3に示す。
PPE−4を75質量部と、PC−1を25質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表4に示す。
PPE−4を60質量部と、PC−1を40質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表4に示す。
PPE−4を100質量部と、PC−2を30質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表4に示す。
PPE−4を50質量部と、PC−1を50質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表4に示す。
PPE−4を84質量部と、エラストマー1を3質量部と、エラストマー2を3質量部と、PC−1を10質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表4に示す。
PPE−4を84質量部と、AS2質量部と、エラストマー1を3質量部と、エラストマー2を3質量部と、PC−1を8質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表4に示す。
PPE−4を84質量部と、AS6質量部と、エラストマー1を3質量部と、エラストマー2を3質量部と、PC−1を4質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表4に示す。
PPE−4を83質量部と、エラストマー1を3質量部と、エラストマー2を3質量部と、C−1を1質量部と、PC−1を10質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表4に示す。
PPE−5を84質量部と、エラストマー1を3質量部と、エラストマー2を3質量部と、PC−2を10質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表4に示す。
PPE−5を83質量部と、エラストマー1を3質量部と、エラストマー2を3質量部と、C−1を1質量部と、PC−2を10質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表4に示す。
PPE−4を70質量部と、AS9質量部と、エラストマー1を3質量部と、エラストマー2を3質量部と、PC−1を15質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表4に示す。
PPE−4を100質量部と、エラストマー1を3質量部と、エラストマー2を3質量部と、PC−1を30質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表4に示す。
PPE−4を70質量部と、AS8質量部と、エラストマー1を3質量部と、エラストマー2を3質量部と、C−1を1質量部と、PC−1を15質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表4に示す。
PPE−4を65質量部と、AS13質量部と、エラストマー1を3質量部と、エラストマー2を3質量部と、C−1を1質量部と、PC−1を15質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表4に示す。
PPE−4を75質量部と、AS10質量部と、エラストマー1を2質量部と、エラストマー2を2質量部と、C−1を1質量部と、PC−1を10質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表4に示す。
PPE−4を75質量部と、AS10.75質量部と、エラストマー1を2質量部と、エラストマー2を2質量部と、C−3を0.25質量部と、PC−1を10質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表4に示す。
PPE−4を75質量部と、AS10.5質量部と、エラストマー1を2質量部と、エラストマー2を2質量部と、C−3を0.5質量部と、PC−1を10質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表4に示す。
PPE−4を75質量部と、AS10.5質量部と、エラストマー1を2質量部と、エラストマー2を2質量部と、C−12を0.5質量部と、PC−1を10質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表4に示す。
PPE−4を75質量部と、AS10.5質量部と、エラストマー1を2質量部と、エラストマー2を2質量部と、C−13を0.5質量部と、PC−1を10質量部とを、実施例1の場合と同様に溶融混練して樹脂組成物を得た。得られた樹脂組成物の物性測定結果を下記表4に示す。
Claims (17)
- ポリフェニレンエーテル(A)50〜95質量%を含有し、ゴム強化されていないスチレン系樹脂(B1)及びポリカーボネート樹脂(B3)からなる群より選択される少なくとも1種の樹脂成分(B)5〜50質量%を更に含有し、結晶性ポリマーを含まず、比重が1.00〜1.12の範囲内である樹脂組成物を含み、
前記樹脂組成物が、その樹脂組成物100質量%に対して、熱安定剤成分(C)0.01〜5質量%をさらに含有する、自動車ランプエクステンション成形体。 - 前記(A)成分の還元粘度(クロロホルム溶媒を用いて30℃で測定)が0.25〜0.45dl/gである、請求項1に記載の自動車ランプエクステンション成形体。
- 前記(A)成分の還元粘度(クロロホルム溶媒を用いて30℃で測定)が0.25〜0.38dl/gである、請求項1又は2に記載の自動車ランプエクステンション成形体。
- 前記(B1)成分が、アクリロニトリル(AN)単位含有量5〜15質量%のスチレン−アクリロニトリル(AS)樹脂である、請求項1に記載の自動車ランプエクステンション成形体。
- スチレン−共役ジエン化合物ブロック共重合体の水素添加物(B2)を更に含有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の自動車ランプエクステンション成形体。
- 前記(B2)成分が、結合スチレン量が45〜80質量%のスチレン−共役ジエン化合物ブロック共重合体の水素添加物(B2−1)と、結合スチレン量が20〜40質量%のスチレン−共役ジエン化合物ブロック共重合体の水素添加物(B2−2)とを、(B2−1)/(B2−2)=4/1〜1/4の質量比率で併用したものである、請求項5に記載の自動車ランプエクステンション成形体。
- 前記(B3)成分が、分子骨格内に、二価フェノール残基を含有する芳香族ポリカーボネート樹脂である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の自動車ランプエクステンション成形体。
- 前記(B3)成分が、分子骨格中に、シクロヘキサン環を導入したビスフェノール残基を含有するポリカーボネート樹脂である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の自動車ランプエクステンション成形体。
- 前記(B3)成分のMFR(試験方法ISO1133に準拠。測定温度300℃、1.2kg荷重で測定)が、0.5〜25g/10minの範囲内である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の自動車ランプエクステンション成形体。
- 前記樹脂組成物が、前記(B3)成分を5〜40質量%含有する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の自動車ランプエクステンション成形体。
- 前記(B)成分が、アクリロニトリル(AN)単位含有量5〜15質量%のスチレン−アクリロニトリル(AS)樹脂とポリカーボネート樹脂とを含有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載の自動車ランプエクステンション成形体。
- 前記(C)成分が、融点が180℃以上の熱安定剤である、請求項11に記載の自動車ランプエクステンション成形体。
- 前記(C)成分が、ヒンダードフェノール系熱安定剤である、請求項11又は12に記載の自動車ランプエクステンション成形体。
- 前記(C)成分がリン系熱安定剤である、請求項11又は12に記載の自動車ランプエクステンション成形体。
- 前記樹脂組成物が、MFR(280℃、10kgで測定)が20g/10min以上で、かつ、ビカット軟化温度(ISO306に準拠、試験荷重50N、昇温速度120℃/hrで測定)が160℃以上である、請求項1〜14のいずれか一項に記載の自動車ランプエクステンション成形体。
- 測定角20°での光沢値が90〜140%の範囲内である光沢面を有する、請求項1〜15のいずれか一項に記載の自動車ランプエクステンション成形体。
- 成形体の鏡面部分の面積52.4mm2内に存在する白斑(直径30μm以上のクレーター状の窪みを有する突起物を指す)が、40個以下である、請求項1〜16のいずれか一項に記載の自動車ランプエクステンション成形体。
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