JP5655846B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体素子を内蔵した半導体モジュールと、平滑用のコンデンサと、これらの間を電気的に接続したバスバーとを備える電力変換装置に関する。
例えば、直流電力と交流電力との間で電力変換を行う電力変換装置として、半導体素子を内蔵した半導体モジュールと、該半導体モジュールを冷却する冷却器とを積層した積層体を備えるものが知られている(下記特許文献1参照)。半導体モジュールは、直流電源の直流電圧が加わる正極端子および負極端子と、交流負荷に接続する交流端子とを備える。また、電力変換装置は、上記直流電圧を平滑化するためのコンデンサを備える。
複数の上記正極端子は、積層体の積層方向に一列に配列している。これら複数の正極端子と、コンデンサの正電極とを正バスバーによって電気的に接続してある。また、複数の上記負極端子も同様に、積層方向に一列に配列している。そして、複数の負極端子と、コンデンサの負電極とを負バスバーによって電気的に接続してある。
正バスバーは、板状の本体部と、該本体部から側方に延出し互いに平行な複数の延出部と、該延出部から上記本体部の板厚方向へ立設した端子接続部とを有する。この端子接続部を上記正極端子に重ね合わせ、接続してある。また、負バスバーも同様の構造になっている。
正バスバーと負バスバーとの2枚のバスバーは、それぞれ1枚の金属板を加工して形成される。すなわち、これらのバスバーを製造する際には、まず、一枚の金属板をプレス加工等して、端子接続部になる部位と延出部と本体部とを有し、端子接続部になる部位と延出部との間が折り曲げられていない平板状の部材(未折曲部材)を形成する。その後、端子接続部になる部位と延出部との間に位置し、延出部の延出方向に平行な折曲予定線に沿って、端子接続部になる部位を直角に折り曲げる。
特開2001−109767号公報
しかしながら、従来の電力変換装置は、積層体のピッチを狭くすると、上記積層方向における、延出部の長さが短くなりやすいという問題がある。すなわち、上述したように、バスバーを製造する際には、まず、一枚の金属板を使って上記未折曲部材を形成する。この未折曲部材では、端子接続部になる部位と隣の延出部とが、スリットを介して、積層方向に隣接している。端子接続部になる部位は、折り曲げた後、正極端子等に接続されるため、これらの十分な接触面積を確保するためには、この部位の積層方向長さを一定量、確保する必要がある。したがって、ピッチを狭くすると、延出部の積層方向長さを短くせざるを得なくなる。
その結果、延出部が細長い形状になり、大きな寄生インダクタンスが付きやすくなる。そのため、半導体素子をオンオフ動作させたときに大きなサージ電圧が発生しやすくなる。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたもので、延出部の積層方向長さを長くすることができ、延出部に大きな寄生インダクタンスが付くことを抑制できる電力変換装置を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、半導体素子を封止した封止部からパワー端子が突出した複数の半導体モジュールと、該半導体モジュールを冷却する冷却器とを積層した積層体と、
直流電圧を平滑化するためのコンデンサと、
該コンデンサおよび上記パワー端子を電気的に接続するバスバーとを備え、
上記バスバーは、互いに電気的に接続された複数枚の板状部材からなり、
個々の上記板状部材は、上記パワー端子の突出方向に対してその主面が直交するよう配された本体部と、該本体部から上記積層体の積層方向と上記突出方向との双方に直交する延出方向に延びた複数の延出部と、該延出部から上記突出方向に立設した端子接続部とを備え、
該端子接続部の主面は上記積層方向に直交しており、上記端子接続部は上記パワー端子に重ね合わせて接続してあり、
上記バスバーは、同一の上記板状部材に形成された上記端子接続部が上記積層方向において互いに隣り合うことがないように、それぞれの上記本体部を互いに重ね合わせると共に、上記延出部を同一方向に向けた状態で、上記複数の板状部材を組み合わせて構成されていることを特徴とする電力変換装置にある(請求項1)。
上記電力変換装置においては、複数枚の板状部材を使って、1つのバスバーを形成している。個々の板状部材は、上記本体部と延出部と端子接続部とを有する。そして、同一の板状部材に形成された端子接続部が、積層方向において互いに隣り合うことがないように、それぞれの本体部を互いに重ね合わせてある。
そのため、複数枚の板状部材を重ね合わせてバスバーを形成した状態では端子接続部のピッチが狭くても、個々の板状部材については、端子接続部のピッチ(積層方向における間隔)を広くすることができる。そのため、延出部の積層方向長さを長くすることができる。これにより、延出部が細長い形状になることを抑制でき、延出部に大きな寄生インダクタンスが付くことを抑制できる。
以上のごとく、本発明によれば、延出部の積層方向長さを長くすることができ、延出部に大きな寄生インダクタンスが付くことを抑制できる電力変換装置を提供することができる。
実施例1における、電力変換装置の平面図。 実施例1における、正バスバーを構成する一方の板状部材の、折り曲げ前の平面図。 図2に示す板状部材の、折り曲げ後の平面図。 実施例1における、正バスバーを構成する他方の板状部材の、折り曲げ前の平面図。 図4に示す板状部材の、折り曲げ後の平面図。 実施例1における、2つの板状部材を重ね合わせた状態での、正バスバーの平面図。 図6に示す正バスバーの斜視図。 実施例1における、負バスバーを構成する一方の板状部材の、折り曲げ前の平面図。 図8に示す板状部材の、折り曲げ後の平面図。 実施例1における、負バスバーを構成する他方の板状部材の、折り曲げ前の平面図。 図10に示す板状部材の、折り曲げ後の平面図。 実施例1における、2つの板状部材を重ね合わせた状態での、負バスバーの平面図。 図12に示す負バスバーの斜視図。 図1に示す電力変換装置から、正バスバーおよび負バスバーを除いた状態における平面図。 図1に示す電力変換装置から、負バスバーを除いた状態のXV-XV断面図。 図1のXVI-XVI断面図。 実施例1における、電力変換装置の回路図。 実施例2における、電力変換装置の平面図。 実施例2における、電力変換装置の回路図。 実施例3における、第3接続状態をとる半導体モジュールでの、電力変換装置の断面図。 実施例3における、第4接続状態をとる半導体モジュールでの、電力変換装置の断面図。 実施例4における、第3接続状態をとる半導体モジュールでの、電力変換装置の断面図。 実施例4における、第4接続状態をとる半導体モジュールでの、電力変換装置の断面図。
上記電力変換装置において、上記パワー端子には、直流電圧が加わる正極端子および負極端子があり、上記バスバーには、上記コンデンサの正電極と上記正極端子とを接続する正バスバーと、上記コンデンサの負電極と上記負極端子とを接続する負バスバーとがあり、上記正バスバーと上記負バスバーとは、上記突出方向において上記封止部に近い位置に配された近板状部材と、該近板状部材よりも上記封止部から遠い位置に配された遠板状部材との、2枚の上記板状部材によってそれぞれ構成され、上記延出方向に互いに隣接する位置に配された上記正極端子と上記負極端子とによって一組の端子対が構成されており、該端子対には、上記正極端子が上記正バスバーの上記近板状部材に接続し上記負極端子が上記負バスバーの上記遠板状部材に接続した第1接続状態をとるものと、上記正極端子が上記正バスバーの上記遠板状部材に接続し上記負極端子が上記負バスバーの上記近板状部材に接続した第2接続状態をとるものとがあり、上記積層方向において、上記第1接続状態をとる上記端子対と上記第2接続状態をとる上記端子対とが交互に繰り返されていることが好ましい(請求項2)。
この場合には、正極端子および負極端子に付く寄生インダクタンスを、全ての端子対について均一にすることができる。すなわち、半導体モジュールのパワー端子(正極端子または負極端子)のうち、上記遠板状部材に接続するものは、封止部から遠板状部材までの長さが長いため、パワー端子に大きな寄生インダクタンスが付きやすい。また、上記近板状部材に接続するパワー端子は、封止部から近板状部材までの長さが短いため、寄生インダクタンスは小さくなりやすい。
したがって、仮に、上記端子対を構成する2つのパワー端子が両方とも遠板状部材に接続すると、両方のパワー端子の寄生インダクタンスが大きくなり、また、2つのパワー端子が両方とも近板状部材に接続すると、両方のパワー端子の寄生インダクタンスが小さくなる。寄生インダクタンスが大きい端子対と小さい端子対とが存在すると、これを考慮して電子回路を設計する必要が生じることがあり、設計者の負担が増大する。
そのため、端子対が上記第1接続状態と上記第2接続状態とのいずれかをとるようにすれば、これらの接続状態では、2つのパワー端子(正極端子または負極端子)のうち一方のパワー端子は近板状部材に接続し、他方のパワー端子は遠板状部材に接続しているため、パワー端子に付く寄生インダクタンスを均一化することができる。そのため、設計者が電子回路を設計しやすくなる。
また、上記コンデンサは互いに並列接続された複数のコンデンサ素子を備え、上記バスバーを構成する個々の上記板状部材は、それぞれ別の上記コンデンサ素子に接続していることが好ましい(請求項3)。
この場合には、コンデンサ全体の寄生インダクタンスを小さくすることができる。すなわち、コンデンサを構成する個々の上記コンデンサ素子には、寄生インダクタンスが付いている。コンデンサ素子は、数が多い方が、全体の寄生インダクタンスを低減しやすい。例えば、n個のコンデンサ素子を上記板状部材によって並列接続した場合、個々のコンデンサ素子に付いた寄生インダクタンスをLとすると、全体の寄生インダクタンスはL/nになる。上述のように、複数の板状部材からなるバスバーを用い、個々の板状部材に別々のコンデンサ素子を接続すると、より多くのコンデンサ素子を接続することが可能になる。そのため、コンデンサ全体の寄生インダクタンスをより小さくすることができ、サージ電圧をより低減することができる。
(実施例1)
上記電力変換装置に係る実施例について、図1〜図17を用いて説明する。図1、図16に示すごとく、本例の電力変換装置1は、複数の半導体モジュール2と冷却器11とを積層した積層体10と、コンデンサ3と、バスバー4(正バスバー4aおよび負バスバー4b)とを備える。コンデンサ3は、半導体モジュール2に加わる直流電圧を平滑化する。バスバー4は、コンデンサ3とパワー端子21とを電気的に接続している。
バスバー4は、互いに電気的に接続された2枚の板状部材40,41(40a,41a,40b,41b)からなる。
図7、図13に示すごとく、個々の板状部材40,41は、本体部42と、複数の延出部43と、複数の端子接続部44とを備える。図16に示すごとく、本体部42は、パワー端子21の突出方向(Z方向)に対してその主面429が直交するよう配されている。また、図1に示すごとく、延出部43は、本体部42から、積層体10の積層方向(X方向)とZ方向との双方に直交する延出方向(Y方向)に延びている。端子接続部44は、延出部43からZ方向に立設している。
端子接続部44の主面445は、X方向に直交している。この端子接続部44を、パワー端子21に重ね合わせて接続してある。なお、ここで「主面」とは、最も面積が大きい面を意味する。
図6、図7に示すごとく、バスバー4(正バスバー4a)は、同一の板状部材40aに形成された端子接続部44(441)がX方向において互いに隣り合うことがないように、それぞれの本体部42を互いに重ね合わせと共に、延出部43を同一方向(Y方向)に向けた状態で、複数の板状部材40a,41aを組み合わせて構成されている。
同様に、図12、図13に示すごとく、負バスバー4bは、同一の板状部材40bに形成された端子接続部44(443)がX方向において互いに隣り合うことがないように、それぞれの本体部42を互いに重ね合わせると共に、延出部43を同一方向(Y方向)に向けた状態で、複数の板状部材40b,41bを組み合わせて構成されている。
本例の電力変換装置1は、電気自動車やハイブリッド車等に搭載される車両用電力変換装置1である。
図16に示すごとく、半導体モジュール2は、半導体素子29(図17参照)を封止する封止部20を備える。この封止部20から、複数のパワー端子21が突出している。パワー端子21には、直流電圧が加わる正極端子22および負極端子23と、交流負荷81(図17参照)に接続する交流端子24とがある。正バスバー4aは、コンデンサ3の正電極33と正極端子22とを接続し、負バスバー4bは、コンデンサ3の負電極34と負極端子23とを接続している。
図17に示すごとく、電力変換装置1には、昇圧回路111と、インバータ回路112とが形成されている。電力変換装置1は、昇圧回路111を使って直流電源8の電圧を昇圧し、その昇圧後の直流電圧を、コンデンサ3によって平滑化している。そして、インバータ回路112に含まれる半導体素子29をオンオフさせることにより、平滑後の直流電圧を交流電圧に変換し、交流負荷81を駆動している。
1個の半導体モジュール2には、2組の半導体素子29が封止されている。半導体モジュール2の正極端子22は、正バスバー4aによって、コンデンサ3の正電極33に接続しており、負極端子23は、負バスバー4bによって、コンデンサ3の負電極34に接続している。
本例の電力変換装置1は、2個の交流負荷81(81a,81b)を駆動するよう構成されている。図17に示すごとく、本例では、2個の半導体モジュール2の交流端子24を並列接続して、一方の交流負荷81aの入力端子89aに接続してある。また、他方の交流負荷81bの入力端子89bは、それぞれ1個の半導体モジュール2の交流端子24に接続している。
上述したようにバスバー4(正バスバー4aおよび負バスバー4b)は、それぞれ2枚の板状部材40,41によって形成されている(図6、図7参照)。板状部材40aは図3に示すごとく、本体部42と、延出部43と、端子接続部44とを有する。板状部材40aを製造する際には、図2に示すごとく、まず、一枚の金属板からなり端子接続部44になる部位440と延出部43との間が折り曲げられていない部材(未折曲部材45)を用意する。そして、端子接続部44になる部位440と延出部43との間に位置しY方向に平行な折曲予定線Fに沿って部位440を折り曲げる。この折り曲げた部位440が、端子接続部位44になる。他の板状部材41a,40b,41bも、同様にして製造される(図4、図8、図10参照)。
図3、図5に示すごとく、正バスバー4aを構成する2枚の板状部材40a,41aのうち、一方の板状部材40aのピッチP1と、他方の板状部材41aのピッチP2とは、互いに等しい。また、図2、図4に示すごとく、他方の未折曲部材45bにおける上記部位440のX方向長さd2は、一方の未折曲部材45aにおける上記部位440のX方向長さd1よりも、本体部42の厚さ分だけ長い。これにより、2つの板状部材40a,41aを重ね合わせて正バスバー4aを形成したときに、全ての端子接続部44の端面449のZ方向高さが等しくなるようにしてある(図7参照)。
また、図6に示すごとく、2枚の板状部材40a,41aを重ね合わせた状態において、一方の板状部材40aの端子接続部44と、他方の板状部材41aの延出部43との間に隙間Sが形成されている。また、他方の板状部材41aの端子接続部44と一方の板状部材40aの延出部43との間にも隙間Sが形成されている。端子接続部44に正極端子22(図1参照)を接続する際には、正極端子22はこの隙間Sを通る。
また、図6に示すごとく、2枚の板状部材40a,41aを組み合わせた状態におけるピッチPは、個々の板状部材40a,41aのピッチP1,P2(図3、図5参照)の1/2である。
図7、図16に示すごとく、板状部材40a,41aの、Y方向における延出部43を設けた側とは反対側の部位425,426は段形状に折り曲げられており、この部位425,426が、コンデンサ3の正電極33に接続するためのコンデンサ接続部となっている。
一方、図8〜図11に示すごとく、負バスバー4bを構成する2枚の板状部材40b,41bは、その本体部42の形状が互いに等しい。これらの本体部42には複数の貫通孔499が形成されている。この貫通孔499は、正極端子22(図1参照)を通すために設けてある。
図9、図11に示すごとく、一方の板状部材40bのピッチP3と、他方の板状部材41bのピッチP4とは、互いに等しい。また、図8、図10に示すごとく、他方の未折曲部材45dにおける上記部位440のX方向長さd4は、一方の未折曲部材45cにおける上記部位440のX方向長さd3よりも、本体部42の厚さ分だけ長い。これにより、2つの板状部材40b,41bを重ね合わせて負バスバー4bを形成したときに、全ての端子接続部44の端面449のZ方向高さが等しくなるようにしてある(図13参照)。
図12、図13に示すごとく、2枚の板状部材40b,41bを重ね合わせた状態において、一方の板状部材40bの端子接続部44と、他方の板状部材41bの延出部43との間に隙間Sが形成されている。また、他方の板状部材41bの端子接続部44と一方の板状部材40bの延出部43との間にも隙間Sが形成されている。端子接続部44に負極端子23(図1参照)を接続する際には、負極端子23はこの隙間Sを通る。
また、図12、図16に示すごとく、板状部材40b,41bの、Y方向における延出部43を設けた側とは反対側の部位427,428は段形状に折り曲げられており、この部位427,428が、コンデンサ3の負電極34に接続するためのコンデンサ接続部となっている。
一方、図1に示すごとく、本例の電力変換装置1は、金属製のフレーム16を備える。上記積層体10は、このフレーム16内に固定されている。
図14に示すごとく、X方向に隣り合う2つの冷却器11は、Y方向両端部において、連結管15によって連結されている。また、複数の冷却器11のうち、X方向における一端に位置する冷却器11aには、冷媒14を導入するための導入管12と、冷媒14を導出するための導出管13とが接続している。導入管12から冷媒14を導入すると、冷媒14は連結管15を通って全ての冷却器11を流れ、導出管13から導出する。これにより、半導体モジュール2を冷却するようになっている。
また、フレーム16の、X方向に直交する2つの壁部161,162のうち、一方の壁部161と積層体10との間には、弾性部材17(板ばね)が介在している。この弾性部材17によって、積層体10を他方の壁部162(導入パイプ12および導出パイプ13を設けた側の壁部)に押圧している。これにより、冷却器11と半導体モジュール2との接触圧を確保しつつ、積層体10をフレーム16内に固定している。
なお、本例では、上述したように一方の壁部161と積層体10との間に弾性部材17を介在させているが、他方の壁部162と積層体10との間に弾性部材17を設けてもよい。
図15、図16に示すごとく、半導体モジュール2の本体部20から、複数の制御端子25が突出している。この制御端子25は、制御回路基板19に接続している。制御回路基板19によって半導体素子29(図17参照)をオンオフ動作させることにより、正極端子22と負極端子23との間に印加された直流電圧を交流電圧に変換し、交流端子24から出力している。
図16に示すごとく、積層体10に対してY方向に隣接する位置に、コンデンサ3が設けられている。コンデンサ3は、コンデンサ素子30と樹脂部材300とを備える。コンデンサ素子30の一部は、フレーム16と一体になったコンデンサ収容部160に収容され、樹脂部材300によって封止されている。コンデンサ素子30は、フイルムコンデンサである。コンデンサ素子30のZ方向における一方の端部は正電極33となっており、他方の端部は負電極34になっている。正電極33に正バスバー4aのコンデンサ接続部325,426が接続し、負電極34に負バスバー4bのコンデンサ接続部427,428が接続している。
また、図16に示すごとく、正バスバー4aを構成する2枚の板状部材40a,41aには、Z方向において半導体モジュール2の封止部20に近い位置に配された近板状部材41aと、該近板状部材41aよりもZ方向において封止部20から遠い位置に配された遠板状部材40aとがある。同様に、負バスバー4bを構成する2枚の板状部材40b,41bにも、近板状部材41bと遠板状部材40bとがある。また、図1に示すごとく、Y方向に隣接配置された正極端子22と負極端子23とによって、一組の端子対49が構成されている。1つの端子対49を構成する正極端子22と負極端子23とは、1個の封止部20から突出している。
端子対49には、第1接続状態Aをとるものと、第2接続状態Bをとるものとがある。第1接続状態Aでは、正極端子22が正バスバー4aの近板状部材41aの端子接続部442に接続し、負極端子23が負バスバー4bの遠板状部材40bの端子接続部443に接続している。また、第2接続状態Bでは、正極端子22が正バスバー4aの遠板状部材40aの端子接続部441に接続し、負極端子23が負バスバー4bの近板状部材41bの端子接続部444に接続している。そして、X方向において、第1接続状態Aをとる端子対49と、第2接続状態Bをとる端子対49とが、交互に繰り返されている。
本例の作用効果について説明する。図1、図7、図13に示すごとく、本例では、複数枚の板状部材40,41を使って、1つのバスバー4を形成している。個々の板状部材40,41は、本体部42と延出部43と端子接続部44とを有する。そして、同一の板状部材40,41に形成された端子接続部44が、X方向において互いに隣り合うことがないように、それぞれの本体部42を互いに重ね合わせて一つのバスバー4を形成してある。
したがって、複数枚の板状部材40,41を重ね合わせてバスバー4を形成した状態では端子接続部44のピッチが狭くても、個々の板状部材40,41については、端子接続部44のピッチを広くすることができる。そのため、延出部43のX方向長さを長くすることができる。これにより、延出部43が細長い形状になることを抑制でき、延出部43に大きな寄生インダクタンスが付くことを抑制できる。
図2〜図5、図8〜図11に示すごとく、個々の板状部材40,41を製造するためには、中間段階として、上記未折曲部材45を製造する。本例では、板状部材40,41の端子接続部44のピッチP1〜P4を広くすることができるため、未折曲部材45についても、端子接続部44になる部位440のピッチを広くすることができる。そのため、端子接続部44になる部位440と隣の延出部43との、X方向における間隔を広くすることができる。したがって、上記部位440のX方向長さを十分確保しつつ、延出部43のX方向長さをも、十分長くすることができる。これにより、延出部43が細長い形状になることを抑制でき、延出部43に大きな寄生インダクタンスが付くことを抑制できる。
また、本例では図1に示すごとく、上記第1接続状態Aをとる端子対49と、上記第2接続状態Bをとる端子対49とが、X方向において交互に繰り返されている。
このようにすると、正極端子22と負極端子23とに付く寄生インダクタンスを、全ての端子対49について均一にすることができる。すなわち、半導体モジュール2のパワー端子21(正極端子22または負極端子23)のうち、遠板状部材40に接続するものは、封止部20から遠板状部材40までの長さが長いため、大きな寄生インダクタンスが付きやすい。また、近板状部材41に接続するパワー端子21は、封止部20から近板状部材41までの長さが短いため、寄生インダクタンスは小さくなりやすい。
本例では、端子対49が、第1接続状態Aと第2接続状態Bとのいずれかをとるようにしている。これらの接続状態では、2つのパワー端子21(正極端子22または負極端子23)のうち一方のパワー端子21は近板状部材41に接続し、他方のパワー端子21は遠板状部材40に接続している。そのため、パワー端子21に付く寄生インダクタンスを、全ての端子対49について均一にすることができる。したがって、設計者が回路の設計をしやすくなる。
本例では図17に示すごとく、隣り合う2個の半導体モジュール2の交流端子24を並列接続して、一方の交流負荷81aの入力端子89aに接続してある。このように、隣り合う2個の半導体モジュール2の交流端子24を並列接続する場合は、パワー端子21(正極端子22および負極端子23)に付く寄生インダクタンスを均一にすることが、特に好ましい。
以上のごとく、本例によれば、延出部の積層方向長さを長くすることができ、延出部に大きな寄生インダクタンスが付くことを抑制できる電力変換装置を提供することができる。
なお、本例では、2組の半導体素子29(図17参照)を1個の封止部20に封止した半導体モジュール2を使用したが、1組の半導体素子29を1個の封止部20に封止した半導体モジュール2を使用してもよい。この場合、半導体モジュール2を2個、Y方向に並べて配置し、一方の半導体モジュール2の正極端子22と、他方の半導体モジュール2の負極端子23とによって端子対49を構成することになる。
また、本例では、2枚の板状部材40,41を使って1つのバスバー4を形成したが、3枚以上の板状部材を使ってもよい。
また、本例では、冷却器11(冷却管)内に冷媒流路を形成し、該冷却器11を半導体モジュール2に接触させたが、本発明の電力変換装置は、これに限られるものではない。すなわち、例えば、半導体モジュール2に直接冷媒14が接触するように冷媒流路を形成することもできる。
(実施例2)
本例は、バスバー4の形状、および端子対49の接続状態を変更した例である。図18に示すごとく、本例では、端子対49が第3接続状態Cと第4接続状態Dのいずれかをとるようにしている。第3接続状態Cでは、正極端子22は正バスバー4aの遠板状部材40aの端子接続部441に接続し、負極端子23は負バスバー4bの遠板状部材40bの端子接続部443に接続している。また、第4接続状態Dでは、正極端子22は正バスバー4aの近板状部材41aの端子接続部442に接続し、負極端子23は負バスバー4bの近板状部材41bの端子接続部444に接続している。
図19に示すごとく、本例の電力変換装置1は、3個の交流負荷81を駆動するよう構成されている。個々の交流負荷81の入力端子89は、それぞれ1個の半導体モジュール2の交流端子24に接続している。すなわち、本例では、実施例1と異なり、隣り合う2つの半導体モジュール2の交流端子24を並列接続していない。
このように、隣り合う2つの半導体モジュール2の交流端子24を並列接続しない場合は、パワー端子21(正極端子22および負極端子23)に付く寄生インダクタンスが、隣り合う2つの半導体モジュール2間で不均一であっても、回路動作に大きな影響を与えないことが多い。そのため、この場合には、端子対49が上記第3接続状態Cと上記第4接続状態Dとを交互にとるように構成することができる。これにより、端子対49が必ずしも第1接続状態Aと第2接続状態B(図1参照)をとらなくてもすむようになり、設計自由度が増えて、電気回路の設計を容易にすることが可能になる。
その他は、実施例1と同様である。また、本例に関する図面に用いた符号のうち、実施例1において用いた符合と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
(実施例3)
本例は、コンデンサ3の構成を変更した例である。図20、図21に示すごとく、本例のコンデンサ3は、互いに並列接続された複数のコンデンサ素子30(30a,30b)を備える。そして、バスバー4を構成する個々の板状部材40,41は、それぞれ別のコンデンサ素子30a,30bに接続している。
コンデンサ素子30には、Z方向において封止部20に近い位置に配された近コンデンサ素子30bと、該近コンデンサ素子30bよりもZ方向において封止部20から遠い位置に配された遠コンデンサ素子30aとがある。正バスバー4aの遠板状部材40aは、遠コンデンサ素子30aの正電極33に接続し、近板状部材41aは、近コンデンサ素子30bの正電極33に接続している。また、負バスバー4bの遠板状部材40bは、遠コンデンサ素子30aの負電極34に接続し、近板状部材41bは、近コンデンサ素子30bの負電極34に接続している。
本例では、コンデンサ素子30a,30bの、Z方向における制御回路基板19から遠い側の端面が正電極33になっており、Z方向における制御回路基板19に近い側の端面が負電極34になっている。
また、本例では、第3接続状態Cをとる端子対49(図20参照)と、第4接続端子Dをとる端子対49(図21参照)とを、X方向において交互に配している。
本例の作用効果について説明する。上記構成にすると、コンデンサ3全体の寄生インダクタンスを小さくすることができる。すなわち、コンデンサ3を構成する個々の上記コンデンサ素子30a,30bには、寄生インダクタンスが付いている。コンデンサ素子30は、数が多い方が、全体の寄生インダクタンスを低減しやすい。例えば、n個のコンデンサ素子を上記板状部材によって並列接続した場合、個々のコンデンサ素子に付いた寄生インダクタンスをLとすると、全体の寄生インダクタンスはL/nになる。上述のように、複数の板状部材40,41からなるバスバー4を用い、個々の板状部材40,41が、それぞれ別のコンデンサ素子30を接続するよう構成すると、より多くのコンデンサ素子30を接続することが可能になる。そのため、コンデンサ3全体の寄生インダクタンスをより小さくすることができ、サージ電圧をより低減することができる。
また、本例では、遠コンデンサ素子30aと近コンデンサ素子30bとの2個のコンデンサ素子30を、Z方向に2段に積み重ねてあるため、各々のコンデンサ素子30a,30bから半導体モジュール2までのY方向における距離を短くすることができる。そのため、バスバー4a,4bのY方向長さを短くすることができる。
なお、本例のコンデンサ3は、1個の遠コンデンサ素子30aと1個の近コンデンサ素子30bとを備えるが、それぞれのコンデンサ素子30a,30bを分割して、X方向に複数の遠コンデンサ素子30aおよび近コンデンサ素子30bを配列してもよい。
また、本例では、端子対49が第3接続状態C(図20参照)と第4接続端子D(図21参照)とのいずれか一方をとるようにしたが、第1接続状態Aと第2接続状態(図1参照)とのいずれか一方をとるようにしてもよい。
その他は、実施例1と同様である。また、本例に関する図面に用いた符号のうち、実施例1において用いた符合と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
(実施例4)
本例は、コンデンサ素子30a,30bの電極の位置を変えた例である。本例では、図22、図23に示すごとく、近コンデンサ素子30bの、Z方向における制御回路基板19に近い側の端面と、遠コンデンサ素子30aの、Z方向における制御回路基板19から遠い側の端面とを、それぞれ正電極33にしてある。また、近コンデンサ素子30bの、Z方向における制御回路基板19から遠い側の端面と、遠コンデンサ素子30aの、Z方向における制御回路基板19に近い側の端面とを、それぞれ負電極33にしてある。
正バスバー4aの遠板状部材40aは、遠コンデンサ素子30aの正電極33に接続し、近板状部材41aは、近コンデンサ素子30bの正電極33に接続している。また、負バスバー4bの遠板状部材40bは、遠コンデンサ素子30aの負電極34に接続し、近板状部材41bは、近コンデンサ素子30bの負電極34に接続している。
また、本例では、第3接続状態C(図22参照)をとる端子対49と、第4接続状態D(図23)をとる端子対49とが、X方向において交互に配されるようになっている。
その他は、実施例3と同様である。また、本例に関する図面に用いた符号のうち、実施例1において用いた符合と同一のものは、特に示さない限り、実施例3と同様の構成要素等を表す。
1 電力変換装置
2 半導体モジュール
20 封止部
21 パワー端子
29 半導体素子
3 コンデンサ
4 バスバー
40,41 板状部材
42 本体部
43 延出部
44 端子接続部

Claims (3)

  1. 半導体素子(29)を封止した封止部(20)からパワー端子(21)が突出した複数の半導体モジュール(2)と、該半導体モジュール(2)を冷却する冷却器(11)とを積層した積層体(10)と、
    直流電圧を平滑化するためのコンデンサ(3)と、
    該コンデンサ(3)および上記パワー端子(21)を電気的に接続するバスバー(4)とを備え、
    上記バスバー(4)は、互いに電気的に接続された複数枚の板状部材(40,41)からなり、
    個々の上記板状部材(40,41)は、上記パワー端子(21)の突出方向に対してその主面が直交するよう配された本体部(42)と、該本体部(42)から上記積層体(10)の積層方向と上記突出方向との双方に直交する延出方向に延びた複数の延出部(43)と、該延出部(43)から上記突出方向に立設した端子接続部(44)とを備え、
    該端子接続部(44)の主面は上記積層方向に直交しており、上記端子接続部(44)は上記パワー端子(21)に重ね合わせて接続してあり、
    上記バスバー(4)は、同一の上記板状部材(40,41)に形成された上記端子接続部(44)が上記積層方向において互いに隣り合うことがないように、それぞれの上記本体部(42)を互いに重ね合わせると共に、上記延出部(43)を同一方向に向けた状態で、上記複数の板状部材(40,41)を組み合わせて構成されていることを特徴とする電力変換装置(1)。
  2. 請求項1に記載の電力変換装置(1)において、上記パワー端子(21)には、直流電圧が加わる正極端子(22)および負極端子(23)があり、上記バスバー(4)には、上記コンデンサ(3)の正電極(33)と上記正極端子(22)とを接続する正バスバー(4a)と、上記コンデンサ(3)の負電極(34)と上記負極端子(23)とを接続する負バスバー(4b)とがあり、上記正バスバー(4a)と上記負バスバー(4b)とは、上記突出方向において上記封止部(20)に近い位置に配された近板状部材(41a,41b)と、該近板状部材(41a,41b)よりも上記封止部(20)から遠い位置に配された遠板状部材(40a,40b)との、2枚の上記板状部材(40,41)によってそれぞれ構成され、上記延出方向に互いに隣接する位置に配された上記正極端子(22)と上記負極端子(23)とによって一組の端子対(49)が構成されており、該端子対(49)には、上記正極端子(22)が上記正バスバー(4a)の上記近板状部材(41a)に接続し上記負極端子(23)が上記負バスバー(4b)の上記遠板状部材(40b)に接続した第1接続状態をとるものと、上記正極端子(22)が上記正バスバー(4a)の上記遠板状部材(40a)に接続し上記負極端子(23)が上記負バスバー(4b)の上記近板状部材(41b)に接続した第2接続状態をとるものとがあり、上記積層方向において、上記第1接続状態をとる上記端子対(49)と上記第2接続状態をとる上記端子対(49)とが交互に繰り返されていることを特徴とする電力変換装置(1)。
  3. 請求項1又は2に記載の電力変換装置(1)において、上記コンデンサ(3)は互いに並列接続された複数のコンデンサ素子(30)を備え、上記バスバー(4)を構成する個々の上記板状部材(40,41)は、それぞれ別の上記コンデンサ素子(30a,30b)に接続していることを特徴とする電力変換装置(1)。
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