JP5747963B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体素子を内蔵した複数の半導体モジュールを備える電力変換装置に関する。
例えば直流電力と交流電力との間で電力変換を行う電力変換装置として、半導体素子を内蔵した複数の半導体モジュールと、該半導体モジュールを冷却する冷却器とを積層したものが知られている(下記特許文献1参照)。
個々の半導体モジュールは、上記半導体素子を内蔵した本体部と、該本体部から突出したパワー端子および制御端子を備える。パワー端子には、直流電圧が印加される入力端子と、交流電圧を出力する出力端子とがある。制御端子は制御回路基板に接続される。制御回路基板によって半導体モジュールをスイッチング動作させることにより、上記入力端子に加わる直流電圧を交流電圧に変換し、出力端子から出力するよう構成されている。
電力変換装置を製造する際には、複数の半導体モジュールと複数の上記冷却器とを積層し、上記パワー端子にコネクタやバスバー等を接続する。次いで、このコネクタ等を他の電子部品に電気接続する。
特開2007−299781号公報
しかしながら、上記特許文献1の電力変換装置は、積層方向に隣り合う2つの半導体モジュールの、パワー端子間の間隔が狭い。そのため、パワー端子とコネクタ等との接続を行いにくいという問題がある。
すなわち、例えば、パワー端子とコネクタとを接続する際には、積層方向に隣り合う2つのパワー端子の間にコネクタ端子を挿入し、これらの主面同士を接触させる。そして、ボルト締結や溶接を行う。しかしながら、積層方向における2つのパワー端子の間隔が狭い場合は、この間にコネクタ端子を挿入しにくくなり、また、パワー端子とコネクタ端子とを接続する作業を行いにくくなる。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたもので、パワー端子をコネクタやバスバー等に容易に接続できる電力変換装置を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、半導体素子を内蔵した複数の半導体モジュールと、該半導体モジュールを冷却する複数の冷却器とを積層した積層体を備える電力変換装置であって、
上記半導体モジュールは、上記半導体素子を内蔵する本体部と、該本体部から突出した複数のパワー端子と、制御回路に電気的に接続した制御端子とを備え、
上記積層体の積層方向から見たときに、個々の上記本体部は重なり合い、かつ、上記積層方向に隣り合う2個の上記半導体モジュールにそれぞれ含まれる上記複数のパワー端子のうち、少なくとも一部のパワー端子は、互いに重ならないよう構成されており、
上記本体部は四角形板状に形成され、上記パワー端子には、直流電圧が印加される入力端子と、交流負荷に電気的に接続される出力端子とがあり、上記出力端子は、上記本体部の4つの側面のうちの一つである出力側面から突出し、上記入力端子は、上記出力側面とは別の上記側面である入力側面から突出し、上記出力端子は、上記出力側面の長手方向における中心から、上記出力側面の上記長手方向における一方の端部までの間に設けられており、上記複数の半導体モジュールから上記出力端子がそれぞれ同一方向に突出しており、上記積層体の積層方向から見たときに、上記積層方向に隣り合う2個の上記半導体モジュールの上記出力端子が互いに重ならないように、個々の上記半導体モジュールが配置され、
上記制御端子は上記出力側面から突出しており、該制御端子は、上記出力側面の上記長手方向における上記中心から、上記出力側面の上記長手方向における他方の上記端部までの間に設けられており、
上記制御回路は制御回路基板に形成され、該制御回路基板には貫通孔を形成してあり、該制御回路基板は、上記出力端子を上記貫通孔に挿通した状態で、上記制御端子に接続され、上記制御回路基板の主面は、上記出力端子の突出方向に直交していることを特徴とする電力変換装置にある(請求項1)。
上記電力変換装置においては、積層方向から見たときに、該積層方向に隣り合う2個の半導体モジュールにそれぞれ含まれる複数のパワー端子のうち、少なくとも一部のパワー端子は、互いに重ならないように構成されている。そのため、積層方向に隣り合う2個の半導体モジュールの、パワー端子間の間隔が狭くなることを防止でき、パワー端子とコネクタ等とを接続する工程を容易に行うことが可能になる。
また、上記電力変換装置においては、積層方向から見たときに、個々の本体部が重なり合う。そのため、半導体モジュールを安定して積層でき、積層体がぐらつくことを防止できる。
以上のごとく、本発明によれば、パワー端子をコネクタ等に容易に接続できる電力変換装置を提供することができる。
実施例1における、電力変換装置の部分斜視図。 実施例1における、電力変換装置の全体斜視図。 実施例1における、半導体モジュールの平面図。 実施例1における、昇圧用モジュールの平面図。 実施例1における、リアクトルの斜視図。 実施例1における、電力変換装置の断面図。 図6のVII-VII断面図。 図6のVIII-VIII断面図。 図6のIX-IX断面図。 実施例1における、電力変換装置の回路図。 実施例2における、半導体モジュールの平面図。 実施例2における、電力変換装置の側面図。 図12のXIII-XIII断面図。 実施例2における、半導体モジュールを反転しないで重ね合わせた電力変換装置の側面図。 実施例3における、半導体モジュールの斜視図。 実施例3における、2つの半導体モジュールを表裏逆にして配置した平面図。 実施例3における、電力変換装置の一部の平面図。 実施例3における、図17のXVIII矢視図。 実施例3における、電力変換装置の一部の斜視図。 実施例3における、電力変換装置の斜視図。 実施例3における、半導体モジュールの回路図。 実施例3における、電力変換装置の側面図。 実施例3における、バスバーの一部透視平面図であって、図24のXXIII-XXIII矢視図。 図23のXXIV-XXIV断面図。 実施例3における、電力変換装置の回路図。
上記電力変換装置において、上記本体部は四角形板状に形成され、上記パワー端子には、直流電圧が印加される入力端子と、交流負荷に電気的に接続される出力端子とがあり、上記出力端子は、上記本体部の4つの側面のうちの一つである出力側面から突出し、上記入力端子は、上記出力側面とは別の上記側面である入力側面から突出し、上記出力端子は、上記出力側面の長手方向における中心から、上記出力側面の上記長手方向における一方の端部までの間に設けられており、上記複数の半導体モジュールから上記出力端子がそれぞれ同一方向に突出しており、上記積層体の積層方向から見たときに、上記積層方向に隣り合う2個の上記半導体モジュールの上記出力端子が互いに重ならないように、個々の上記半導体モジュールが配置されている。
そのため、積層体を積層方向から見たときに、積層方向に隣り合う2個の半導体モジュールの出力端子が互いに重ならないように、個々の半導体モジュールを積層することができる。すなわち、積層方向から見たときに個々の上記本体部が重なり合い、かつ、隣り合う2個の半導体モジュールのうち一方の半導体モジュールの出力端子と、他方の半導体モジュールの出力端子とが、長手方向において互いに異なる位置に配されるように、個々の半導体モジュールを積層することができる。そのため、隣り合う2個の半導体モジュールにおける、出力端子間の間隔が狭くなることを防止でき、出力端子とコネクタ等とを接続する工程を容易に行うことが可能になる。
また、複数の上記半導体モジュールは同一形状に形成され、上記積層方向に隣り合う2個の半導体モジュールのうち、一方の上記半導体モジュールは、他方の上記半導体モジュールに対して表裏を逆にした状態で配されていることが好ましい(請求項)。
この場合には、複数の半導体モジュールが同一形状であるため、使用する半導体モジュールの種類を少なくすることができる。そのため、電力変換装置の製造コストを低減することができる。また、隣り合う2個の半導体モジュールのうち、一方の半導体モジュールは、他方の半導体モジュールに対して表裏を逆にした状態で配されているため、積層方向から見たときに、これら2個の半導体モジュールの出力端子が重なり合わなくなる。そのため、出力端子にバスバー等を接続する作業を行いやすくなる。
上記電力変換装置において、上記入力側面は、上記出力側面と平行であることが好ましい(請求項)。
この場合には、入力端子が、出力端子とは反対側に突出することになるため、出力端子に接続するバスバー等と、入力端子に接続するバスバー等とが干渉しにくくなる。そのため、これらの接続工程を容易に行うことが可能になる。
また、上記入力端子は、上記長手方向における上記入力側面の中心から、該入力側面の上記長手方向における一方の端部までの間に設けられていることが好ましい(請求項)。
この場合には、入力端子が、長手方向において左右いずれかに偏った位置に設けられているため、積層体を積層方向から見たときに、積層方向に隣り合う2個の半導体モジュールの入力端子が互いに重ならないように、個々の半導体モジュールを積層することができる。そのため、隣り合う2個の半導体モジュールにおける、入力端子間の間隔が狭くなることを防止でき、入力端子とバスバー等とを接続する工程を容易に行うことが可能になる。
また、上記入力端子は、上記出力端子に直交していてもよい(請求項)。
この場合には、入力端子と出力端子とが、互いに異なる方向へ突出するため、出力端子に接続するバスバー等と、入力端子に接続するバスバー等とが干渉しにくくなる。そのため、これらの接続工程を容易に行うことが可能になる。
また、上記制御端子は上記出力側面から突出しており、該制御端子は、上記出力側面の上記長手方向における上記中心から、上記出力側面の上記長手方向における他方の上記端部までの間に設けられている。
仮に、制御端子を上記入力側面から突出させたとすると、制御端子には制御回路基板を取り付けるため、半導体モジュールの本体部と、入力端子に接続する平滑コンデンサとの間に、制御回路基板を介在させるための空間を確保する必要が生じる。そのため、入力端子の長さを長くする必要がある。この場合、入力端子の浮遊インダクタンスが大きくなり、サージが高くなりやすい。したがって、上述のように制御端子を出力側面から突出させれば、入力端子を短くしやすくなり、浮遊インダクタンス及びサージを低減しやすくなる。
また、上記積層方向から見たときに、上記2個の半導体モジュールのうちの一方の半導体モジュールの上記出力端子と、他方の半導体モジュールの上記制御端子とが互いに重なり合うよう構成され、上記出力端子の突出方向における該出力端子の長さは、上記制御端子の長さよりも長いことが好ましい(請求項)。
この場合には、出力端子の長さが制御端子の長さよりも長いため、出力端子の先端にコネクタ等を接続でき、コネクタ等と制御端子とが干渉することを防止できる。また、積層方向から見たときに、2個の半導体モジュールの出力端子と制御端子とが重なり合うよう構成されているため、積層体を小型化しやすい。
また、上記制御回路は制御回路基板に形成され、該制御回路基板には貫通孔を形成してあり、該制御回路基板は、上記出力端子を上記貫通孔に挿通した状態で、上記制御端子に接続され、上記制御回路基板の主面は、上記出力端子の突出方向に直交している。
したがって、制御回路基板が上記突出方向に直交しているため、出力端子に出力電流が流れて出力端子の周辺に磁界が発生した場合に、この磁界に対して制御回路基板が平行になる。そのため、制御回路基板に鎖交する磁束の量が減少する。したがって、制御回路基板がノイズの影響を受けにくくなる。
また、上記制御回路基板に、上記出力端子に流れる電流を測定する電流センサが取り付けられていることが好ましい(請求項)。
この場合には、電流センサと制御回路基板とを接続する導線が不要になる。そのため、電力変換装置の製造コストを低減できる。
また、個々の上記半導体モジュールは3本の上記出力端子を備え、該3本の出力端子が上記長手方向に配列しており、上記一方の半導体モジュールには、上記3本の出力端子のうち上記長手方向において上記出力側面の上記中心から最も遠い最遠出力端子と、これに隣接する隣接出力端子との、少なくとも一方に上記電流センサが取り付けられていることが好ましい(請求項)。
仮に、一方の半導体モジュールの3本の出力端子のうち、上記中心に最も近い出力端子(最近出力端子)と、他方の半導体モジュールの最近出力端子とに、それぞれ電流センサを取り付けると、これら2つの電流センサが接近するため、互いに干渉することがある。そのため、上述のように、一方の半導体モジュールには、上記最遠出力端子または上記隣接出力端子に電流センサを取り付ければ、他方の半導体モジュールには、どの出力端子に電流センサを取り付けても、これら2個の電流センサ間の距離を長くすることができ、電流センサ同士の干渉を抑制することができる。
(実施例1)
上記電力変換装置に係る実施例について、図1〜図10を用いて説明する。
本例の電力変換装置1は、図1、図2に示すごとく、複数の半導体モジュール2と、該半導体モジュール2を冷却する複数の冷却器11とを積層した積層体10を備える。
図3に示すごとく、半導体モジュール2は、半導体素子29(図10参照)を内蔵する本体部20と、該本体部20から突出した複数のパワー端子200と、制御回路39(図2参照)に電気的に接続する制御端子23とを備える。制御回路39は、制御回路基板3に形成されている。
図6に示すごとく、積層体10の積層方向(Z方向)から見たときに、個々の本体部20は重なり合う。また、Z方向に隣り合う2個の半導体モジュール2(2a,2b)にそれぞれ含まれる複数のパワー端子200のうち、少なくとも一部のパワー端子200は、Z方向から見たときに互いに重ならないよう構成されている。
図3に示すごとく、本体部20は四辺形板状に形成されている。パワー端子200には、直流電圧が印加される入力端子21と、交流負荷80(図10参照)に電気的に接続される出力端子22とがある。出力端子22は、本体部20の4つの側面24のうちの一つである出力側面241から突出している。また、入力端子21は、出力側面241とは別の側面24である入力側面242から突出している。
出力端子22は、出力側面241の長手方向(X方向)における中心25から、出力側面241の長手方向における一方の端部26までの間に設けられている。
図1に示すごとく、複数の半導体モジュール2から出力端子22が、それぞれ同一方向に突出している。
図6に示すごとく、Z方向から見たときに、個々の本体部20は重なり合い、Z方向に隣り合う2個の半導体モジュール2(2a,2b)の出力端子22は互いに重ならないように、個々の半導体モジュール2が配置されている。
図1に示すごとく、複数の半導体モジュール2は同一形状に形成されている。Z方向に隣り合う2個の半導体モジュール2のうち、一方の半導体モジュール2aは、他方の半導体モジュール2bに対して表裏を逆にした状態で配されている。
本例の電力変換装置1は、車載用のインバータである。図1に示すごとく、本例では、2個の半導体モジュール2(2a,2b)と、昇圧用モジュール6と、リアクトル7と、冷却器11とを積層してある。そして、冷却器11を用いて、半導体モジュール2と昇圧用モジュール6とリアクトル7とを、それぞれ冷却するよう構成されている。
図10に示すごとく、個々の半導体モジュール2には、6個の半導体素子29(IGBT素子)が内蔵されている。この6個の半導体素子29によって三相ブリッジ回路を構成してある。また、昇圧用モジュール6には2個の半導体素子29が設けられている。本例では、昇圧用モジュール6とリアクトル7とを使って、直流電源81の直流電圧を昇圧する。そして、平滑コンデンサ4aによって、昇圧後の直流電圧を平滑化し、半導体素子29をオンオフ動作させて、直流電圧を三相交流電圧に変換する。半導体モジュール2の3本の出力端子22からは、三相交流電圧が出力される。本例では、この三相交流電圧を用いて、交流負荷80(三相交流モータ)を駆動し、車両を走行させている。
本例では2個の交流負荷80(80a,80b)を駆動させている。2個の半導体モジュール2(2a,2b)は、それぞれ別の交流負荷80に接続している。
図2に示すごとく、積層体10に対して、出力端子22の突出側とは反対側に、コンデンサ4が設けられている。コンデンサ4内には、上述した平滑コンデンサ4aと、ノイズ除去用のフィルタコンデンサ4b(図10参照)とが形成されている。
また、図2に示すごとく、積層体10に隣接する位置に制御回路基板3が設けられている。制御回路基板3には複数の貫通孔30が形成されている。この貫通孔30に出力端子22を挿通させ、制御端子23を制御回路基板3に接続してある。制御回路基板3の主面は、出力端子22の突出方向(Y方向)に直交している。制御回路基板3は、上記半導体素子29のスイッチング動作を制御する。また、制御回路基板3には、電流センサ5を取り付けてある。この電流センサ5を使って、出力端子22を流れる電流を測定し、電力変換装置1の動作制御に利用している。電流センサ5にはセンサ貫通孔50が形成されており、出力端子22は、このセンサ貫通孔50に挿通してある。
一方、本例の半導体モジュール2は、図3に示すごとく、上記入力端子21と制御端子23とを備える。入力端子21は、本体部20の4つの側面24のうち出力側面241に平行な側面(入力側面242)から突出している。この2個の入力端子21は、それぞれ平滑コンデンサ4aに接続される。入力端子21は、入力側面242の長手方向(X方向)における中心251から、X方向における入力側面242の一方の端部281までの間に形成されている。Y方向において、入力端子21の長さは、出力端子22の長さよりも短い。
また、制御端子23は、出力側面241から突出している。制御端子23は、出力側面241の上記中心25から、X方向における他方の端部27までの間に形成されている。
本体部20は、長方形板状を呈する。出力側面241と入力側面242は、本体部20の長辺を含む側面である。また、本体部20の主表面には、放熱板290が形成されている。
なお、本例において、本体部20の「主表面」とは、6面のうち、最も面積が大きい面を意味し、「側面」とは、主表面以外の面を意味する。
本例の昇圧用モジュール6は、図4に示すごとく、長方形板状の本体部60と、リアクトル接続端子63と、正極端子61と、負極端子62と、制御端子64とを備える。正極端子61と負極端子62は、本体部60の長辺を含む第1側面67から突出している。これら2本の端子61,62は、X方向における第1側面67の略中央に設けられている。
制御端子64は、本体部60の4つの側面のうち、上記第1側面67に平行な第2側面68から突出している。制御端子64は、X方向における第2側面68の中心611から、X方向における第2側面68の一方の端部612までの間に設けられている。制御端子64は、上述した制御回路基板3に接続する。
また、リアクトル接続端子63は、本体部60の4つの側面のうち、第1側面67に直交する第3側面69に設けられている。リアクトル接続端子63は、制御端子64の突出方向(Y方向)において、第2側面68に近い位置に設けられている。
一方、図5に示すごとく、リアクトル7は、長方形板状の本体部73と、2本の端子70,71を備える。2本の端子70,71は、本体部73の短辺730を含む側面79から、X方向に延出している。
図1に示すごとく、本例では、リアクトル7と、昇圧用モジュール6と、2個の半導体モジュール2と、冷却器11とを積層して積層体10を形成してある。リアクトル7の端子70,71と、昇圧用モジュール6のリアクトル接続端子63とは、それぞれ同一方向(X方向)に突出している。図2に示すごとく、リアクトル接続端子63とリアクトル7の一方の端子71とは、接続部材89によって電気的に接続されている。また、リアクトル7の他方の端子70は、コンデンサ4の正入力端子47に電気的に接続されている。
また、図1に示すごとく、冷却器11はU字状に形成された管である。冷却器11の内部に、冷媒15が流れる冷媒流路が形成されている。複数の冷却器11は、該冷却器11の先端部111において、連結部14によって接続されている。冷却器11には、冷媒15を導入するための導入管12と、冷媒15を導出するための導出管13とが取り付けられている。導入管12から冷媒15を導入すると、冷媒15は連結部14を通って全ての冷却器11を流れ、導出管13から導出する。これにより、半導体モジュール2、昇圧用モジュール6、リアクトル7を冷却するようになっている。
図1、図6に示すごとく、本例では、Z方向から見たときに、2個の半導体モジュール2(2a,2b)の出力端子22と制御端子23とが互いに重なり合う。Y方向における出力端子22の長さは、制御端子23の長さよりも長い。
また、図2、図6に示すごとく、個々の半導体モジュール2から突出する3本の出力端子22は、X方向に配列している。出力端子22には、中心25(図3参照)から最も遠い最遠出力端子22aと、その隣に位置する隣接出力端子22bと、中心25に最も近い最近出力端子22cとがある。本例では、2個の半導体モジュール2a,2bのうち、一方の半導体モジュール2aには、最遠出力端子22aに電流センサ5を取り付けてある。そして、他方の半導体モジュール2bには、最近出力端子22cに電流センサ5を取り付けてある。
また、図6、図7に示すごとく、コンデンサ4は、コンデンサケース49と、該コンデンサケース49内に収納した複数のコンデンサ素子40と、該コンデンサ素子40をコンデンサケース49内に封止する封止部材480とを備える。コンデンサ素子40の一部は、平滑コンデンサ4a(図10参照)を構成しており、他の一部はフィルタコンデンサ4bを構成している。コンデンサ素子40はフィルムコンデンサである。
図7に示すごとく、コンデンサ素子40の、ケース底部491側の端面は負電極400になっており、ケース開口部492側の端面401は正電極401になっている。負電極400には負電極板470が接続し、正電極401には正電極板471が接続している。負電極板470は、全てのコンデンサ素子40の負電極400に共通して接続しており、正電極板471は、平滑コンデンサ4a用のコンデンサ素子40にのみ接続している。
負電極板470には負極端子42,44,46、負入力端子48が接続している。これらの端子42,44,46,48は、コンデンサケース49のケース開口部492からケース外側へ延出している。また、正電極板471には、正極端子41,43,45が接続している。一方、フィルタコンデンサ4b用のコンデンサ素子40の正電極401には、別の電極板499(図9参照)が接続する。この電極板499には、正入力端子47が接続している。
図6、図7に示すごとく、コンデンサ4の、X方向に配列した6個の端子41〜46のうち、X方向において入力端子47,48から遠い位置に設けられた2個の端子41,42には、上段の半導体モジュール2aの入力端子21が接続している。コンデンサケース49に形成した第1台座481に、端子41,42と入力端子21とを重ね合わせ、ボルト締結してある。
また、図6、図8に示すごとく、コンデンサ4の、X方向に配列した6個の端子41〜46のうち、中間に配された2個の端子43,44には、昇圧用モジュール6の端子61,62が接続している。図8に示すごとく、昇圧用モジュール6の正極端子61は、該昇圧用モジュール6の本体部60からY方向に延出しており、上記第1台座481において、コンデンサ4の正極端子43にボルト締結されている。なお、昇圧用モジュール6の負極端子62も同様の構造をしている。
また、図6、図9に示すごとく、コンデンサ4の、X方向に配列した6個の端子41〜46のうち、X方向において入力端子47,48に近い位置に設けられた2個の端子45,46には、下段の半導体モジュール2の入力端子21が接続している。コンデンサケース49に形成した第2台座482に、端子45,46と入力端子21とを重ね合わせ、ボルト締結してある。
また、図6に示すごとく、ケース19には出力コネクタ装着孔191,192が形成されている。この出力コネクタ装着孔191〜193に図示しない出力コネクタを装着し、出力端子22に接続する。この出力コネクタを介して、出力端子22と交流負荷80(図10参照)とを電気的に接続している。
また、ケース19には入力コネクタ装着孔193が形成されている。この入力コネクタ装着孔193に図示しない入力コネクタを装着し、入力端子47,48に接続する。この入力コネクタを介して、入力端子47,48と直流電源(図10参照)とを電気的に接続している。
なお、本例では、ケース19(図6、図7参照)の底面に金属製のベースプレート16を設けてある。このベースプレート16に図示しない柱状部材を設けてある。そして、積層体10の上部に図示しない板状部材を設け、この板状部材を上記柱状部材に固定している。板状部材とベースプレート16とによって積層体10をZ方向に挟持することにより、積層体10を固定している。
本例の作用効果について説明する。本例の電力変換装置1は、図6に示すごとく、Z方向から見たときに、Z方向に隣り合う2個の半導体モジュール2a,2bにそれぞれ含まれる複数のパワー端子200(入力端子21、出力端子22)が、互いに重ならない。すなわち、2個の半導体モジュール2a,2bの入力端子21同士がZ方向に重ならず、また、出力端子22同士がZ方向に重ならないように構成されている。したがって、パワー端子200のZ方向における間隔が狭くなることを防止できる。そのため、パワー端子200をコネクタやバスバーに接続する工程を、容易に行うことができる。
また、本例では、半導体モジュール2の出力端子22を、出力側面241の中心25から一方の端部26までの間に設けてある。すなわち、半導体モジュール2の出力端子22を、X方向において左右いずれかに偏った位置に設けてある。
そして、図1、図6に示すごとく、Z方向に隣り合う2個の半導体モジュール2のうち、一方の半導体モジュール2aは、他方の半導体モジュール2bに対して表裏を逆にした状態で配されている。そのため、Z方向から見たときに、これら2個の半導体モジュール2の出力端子22が重なり合わなくなる。したがって、出力端子22にコネクタ等を接続する作業を行いやすくなる。
また、本例では、複数の半導体モジュール2は同一形状に形成されている。そのため、使用する半導体モジュール2の種類を少なくすることができる。したがって、電力変換装置1の製造コストを低減することができる。
また、本例では図3に示すごとく、入力側面242は、出力側面241と平行である。
このようにすると、入力端子21が、出力端子22とは反対側に突出することになる。そのため、出力端子22に接続するコネクタ等と、入力端子21に接続するバスバー等とが干渉しにくくなる。したがって、これらの接続工程を容易に行うことが可能になる。
また、本例では図3に示すごとく、入力端子21は、X方向における入力側面242の中心251から、入力側面242のX方向における一方の端部281までの間に設けられている。すなわち、本例では、入力端子21が、X方向において左右いずれかに偏った位置に設けられている。そのため、積層体10をZ方向から見たときに、隣り合う2個の半導体モジュール2の入力端子21が互いに重ならないように、個々の半導体モジュール2を積層することができる。したがって、隣り合う2個の半導体モジュール2における、入力端子21間の間隔が狭くなることを防止でき、入力端子21とバスバー等とを接続する工程を容易に行うことができる。
なお、本例では図3に示すごとく、入力端子21を、中心251から一方の端部281までの間に設けたが、中心251から他方の端部282までの間に設けてもよい。
また、本例では図3に示すごとく、制御端子23は出力側面241から突出している。制御端子23は、出力側面241のX方向における中心25から、出力側面241のX方向における他方の端部27までの間に形成されている。
仮に、制御端子23を入力側面242から突出させたとすると、制御端子23には制御回路基板3を取り付けるため、半導体モジュール2の本体部20と、入力端子21に接続する平滑コンデンサ4との間に、制御回路基板3を介在させるための空間を確保する必要が生じる。そのため、入力端子21が長くなりやすい。したがって、入力端子21の浮遊インダクタンスが大きくなり、サージが高くなりやすい。そのため、本例のように、制御端子23を出力側面241から突出させれば、入力端子21を短くしやすくなり、浮遊インダクタンス及びサージを低減することができる。
また、本例では図6に示すごとく、出力端子22の長さが制御端子23の長さよりも長いため、出力端子22の先端にコネクタ等を接続でき、コネクタ等と制御端子23とが干渉することを防止できる。また、本例では、Z方向から見たときに、一方の半導体モジュール2の出力端子22と、他方の半導体モジュール2の制御端子23とが重なり合うよう構成されているため、積層体10を小型化しやすい。
また、図6に示すごとく、制御回路基板3の主面は、出力端子22の突出方向(Y方向)に直交している。
このようにすると、出力端子22に出力電流が流れて出力端子22の周辺に磁界が発生した場合に、この磁界に対して制御回路基板3が平行になる。そのため、制御回路基板3に鎖交する磁束の量が減少する。したがって、制御回路基板3がノイズの影響を受けにくくなる。
また、図6に示すごとく、制御回路基板3には電流センサ5が取り付けられている。
そのため、電流センサ5と制御回路基板3とを接続する導線が不要になる。したがって、電力変換装置1の製造コストを低減できる。
また、本例では図2に示すごとく、2本の最近出力端子22cに電流センサ5を同時に取り付けないようにしてある。
仮に、2本の最近出力端子22cに同時に電流センサ5を取り付けると、これら2つの電流センサ5が接近するため、互いに干渉することがある。そのため、本例のように、2本の最近出力端子22cに電流センサ5を同時に取り付けないようにすれば、2個の電流センサ5の距離を充分長くすることができる。そのため、電流センサ5同士の干渉を抑制することができる。
なお、一方の半導体モジュール2aには、隣接出力端子22bに電流センサ5を取り付けてもよい。また、他方の半導体モジュール2bには、隣接出力端子22b又は最遠出力端子22aに電流センサ5を取り付けてもよい。
また、本例では、1個の半導体モジュール2に1個の電流センサ5を取り付けているが、1個の半導体モジュール2に2個の電流センサ5を取り付けてもよい。すなわち、1個の半導体モジュール2の、別々の2本の出力端子22にそれぞれ電流センサ5を取り付けてもよい。
以上のごとく、本例によれば、パワー端子をコネクタやバスバー等に容易に接続できる電力変換装置を提供することができる。
なお、上記実施例においては、冷却器11を、内部に冷媒流路を有する冷却管として構成し、この冷却器11を半導体モジュール2に接触させた例を示したが、本発明の電力変換装置1はこれに限られるものではない。すなわち、例えば、冷却器11を、冷媒流路を有さない金属製のヒートシンクとして構成することができる。また、半導体モジュール2に直接冷媒15が接触するように構成することもできる。
また、本例では、2個の半導体モジュール2を用いて電力変換装置1を構成したが、3個以上の半導体モジュール2を用いることもできる。この場合、半導体モジュール2の表裏を交互に逆にしつつ積層し、積層体10を形成する。
また、本例では、Z方向から見たときに、出力端子22と入力端子21の双方が、互いに重ならないように構成したが、いずれか一方のみが重ならないようにしてもよい。すなわち、出力端子22のみがZ方向に重ならないようにしてもよく、入力端子21のみがZ方向に重ならないようにしてもよい。
(実施例2)
本例は、図11に示すごとく、半導体モジュール2の形状を変更した例である。本例では実施例1と同様に、3本の出力端子22を、本体部20の長手方向(X方向)において、左右いずれかに偏った位置に設けてある。すなわち、出力側面241の中心25から、X方向における一方の端部26までの間に、出力端子22を設けてある。
制御端子23は、本体部20の、出力側面241に平行な側面24(制御側面249)から突出している。制御端子24は、X方向における、制御側面249の略中央に設けられている。
また、入力端子21は、本体部20の、出力側面241に直交する2つの側面24(入力側面245,246)から、それぞれ突出している。本例では、正入力端子21aと負入力端子21bとがそれぞれ2本ある半導体モジュール2を予め用意しておく。そして、後述するように、これら2本の入力端子21のうち片方を切断して、積層体10を構成する。
図12に示すごとく、本例の電力変換装置1は、コンデンサ4と、2個の半導体モジュール2と、冷却器11とを積層して構成されている。実施例1と同様に、2個の半導体モジュール2のうち一方の半導体モジュール2aは、他方の半導体モジュール2bに対して、表裏を逆にした状態で配されている。そのため、積層方向(Z方向)から見たときに、2つの半導体モジュール2の出力端子22が重なり合わないようになっている。
出力端子22にはバスバー86が取り付けられている。バスバー86はZ方向に延出し、その先端が端子台87に載置されている。図13に示すごとく、この端子台87において、コネクタの端子85とバスバー86とを重ね合わせ、ボルト締結する。
本例では図12に示すごとく、2個の半導体モジュール2のうち、一方の半導体モジュール2aは、一方の入力側面245の入力端子21を残し、他方の入力側面246の入力端子21を切断してある。また、他方の半導体モジュール2bは、他方の入力側面246の入力端子21を残し、一方の入力側面245の入力端子21を切断してある。そして、残された入力端子21をコンデンサ4に接続してある。
このように本例では、2つの入力側面245,246からそれぞれ入力端子21a,21bを突出させた半導体モジュール2を予め用意することにより、一方の半導体モジュール2aを他方の半導体モジュール2bに対して表裏逆にして配置した場合でも、2個の半導体モジュール2からそれぞれ同一方向へ入力端子21が突出するようにしてある。これにより、入力端子21をコンデンサ4に接続できるように構成してある。
なお、本例では図14に示すごとく、一方の半導体モジュール2aを、他方の半導体モジュール2bに対して表裏逆にしないで配置することができる。この場合、2個の半導体モジュール2a,2bそれぞれについて、他方の入力側面246の入力端子21のみを残し、一方の入力側面245の入力端子21を切断する。また、出力端子22に取り付けたバスバー86をX方向における他方の入力側面245側へ延出させる。そして、このバスバー86の先端を端子台87に載置してある。
このように、本例では、1種類の半導体モジュール2を用いて、2種類の電力変換装置1(図12、図13)を形成することができる。
その他は、実施例1と同様である。また、本例に関する図面に用いた符号のうち、実施例1において用いた符合と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
(実施例3)
本例は、半導体モジュール2の形状を変更した例である。図25に示すごとく、本例の半導体モジュール2は、互いに直列接続した上アーム半導体素子29aと下アーム半導体素子29bとの、2種類の半導体素子29を備える。また、図15、図25に示すごとく、本例の半導体モジュール2は、パワー端子200として、正極端子Pと、負極端子Nと、中間端子Cとを備える。正極端子Pはコンデンサ4の正電極に電気接続し、負極端子Nはコンデンサ4の負電極に電気接続している。中間端子Cは、上アーム半導体素子29aと下アーム半導体素子29bとの間に電気接続している。また、本例では図19、図20に示すごとく、複数の半導体モジュール2を積層して積層体10を構成してある。Z方向から見たときに、Z方向に隣り合う2つの半導体モジュール2a,2bの中間端子Cは互いに重ならず、正極端子P同士、および負極端子N同士は互いに重なるよう構成されている。
本例の電力変換装置1は、3個の半導体モジュール2(2a〜2c)を備える。図25に示すごとく、第1半導体モジュール2aは昇圧回路150に用いられる。第1半導体モジュール2aの中間端子Cはリアクトル7に接続している。第1半導体モジュール2aの正極端子Pはコンデンサ4の正電極に接続しており、負極端子Nはコンデンサ4の負電極に接続している。
また、本例では、第2半導体モジュール2bと第3半導体モジュール2cとによって、インバータ回路160を構成してある。インバータ回路160は、昇圧回路150によって昇圧された直流電圧を交流電圧に変換する回路である。2つの半導体モジュール2b,2cの中間端子Cは、それぞれ交流負荷80a,80b(三相交流モータ)に接続している。
3個の半導体モジュール2a〜2cは、それぞれ同一形状に形成されている。個々の半導体モジュール2は、図16に示すごとく、3本の中間端子C(C1〜C3)と、2本の正極端子P(P1,P2)と、2本の負極端子N(N1,N2)とを備える。2本の正極端子P同士、および2本の負極端子N同士は、それぞれ半導体モジュール2内において接続されている(図21参照)。
図16に示すごとく、個々の半導体モジュール2の本体部20は、四辺形板状に形成されている。本体部20の互いに平行な側面261,262のうち、一方の側面261から、全てのパワー端子200が突出している。また、制御端子23は、本体部20の他方の側面262から突出している。側面261には、パワー端子200が突出していない非突出領域D(D1〜D3)が形成されている。図17、図18に示すごとく、2つの半導体モジュール2a,2bを表裏逆にして重ね合わせると、第1半導体モジュール2aの非突出領域Dと、第2半導体モジュール2bの中間端子CとがZ方向に重なる。また、第2半導体モジュール2bの非突出領域Dと、第1半導体モジュール2aの中間端子CとがZ方向に重なる。これにより、2つの半導体モジュール2a,2bの中間端子C同士がZ方向に重なり合わないよう構成されている。
図16に示すごとく、第1半導体モジュール2aの第1非突出領域D1は、側面261の一方の端部に形成されている。また、側面261の他方の端部には、第1中間端子C1が形成されている。これら第1非突出領域D1と第1中間端子C1とは、側面261のX方向における中心25に関して、左右対称の位置に形成されている。また、第1非突出領域D1の内側には第2中間端子C2が形成されており、第1中間端子C1の内側には第2非突出領域D2が形成されている。これら第2中間端子C2と第2非突出領域D2とは、上記中心25に関して左右対称の位置に形成されている。
第2中間端子C2の内側には正極端子P(第1正極端子P1)が形成され、その内側には負極端子N(第1負極端子N1)が形成されている。また、第2非突出領域D2の内側には正極端子P(第2正極端子P2)が形成され、その内側には負極端子N(第2負極端子N2)が形成されている。2つの正極端子P1,P2は、中心25に関して左右対称の位置に形成されている。同様に、2つの負極端子N1,N2も、中心25に関して左右対称の位置に設けられている。
また、第1負極端子N1の内側には第3中間端子C3が形成されており、第2負極端子N2の内側には第3非突出領域D3が形成されている。これら第3中間端子C3と第3非突出領域D3とは、中心25に関して左右対称の位置に形成されている。
第2半導体モジュール2bも、第1半導体モジュール2aと同様の構造を有する。第1半導体モジュール2aに対して第2半導体モジュール2bを表裏逆にして積層すると、図17、図18に示すごとく、2つの半導体モジュール2a,2bの第1中間端子C1と第1非突出領域D1とがZ方向に重なり、第2中間端子C2と第2非突出領域D2とがZ方向に重なる。また、2つの半導体モジュール2a,2bの正極端子P同士、及び負極端子N同士がZ方向に重なる。さらに、2つの半導体モジュール2a,2bの第3中間端子C3と第3非突出領域D3とがZ方向に重なる。
このように本例では、同一形状に形成された2つの半導体モジュール2a,2bを用い、一方の半導体モジュール2bを他方の半導体モジュール2aに対して表裏逆にして積層することにより、正極端子P同士、及び負極端子N同士はZ方向に重なり合い、中間端子C(C1〜C3)はZ方向に重ならないようにしてある。
図19に示すごとく、Z方向に重なり合う正極端子P同士と負極端子N同士とは、バスバー82,83によって互いに電気接続されている。
また、本例では図20に示すごとく、上記第3半導体モジュール2cを、第2半導体モジュール2bに対して表裏を逆にした状態で積層してある。第3半導体モジュール2cの正極端子Pと負極端子Nとは、他の半導体モジュール2a,2bの正極端子Pと負極端子Nとに、それぞれZ方向に重なり合う。また、Z方向に隣り合う第2半導体モジュール2bと第3半導体モジュール2cとは、各々の中間端子CがZ方向に重ならない。
上述したように、本例では、第1半導体モジュール2aを昇圧回路150(図25参照)に用いており、第2半導体モジュール2b及び第3半導体モジュール2cをインバータ回路160に用いている。第3半導体モジュール2cの第1中間端子C1(Cc1)と、第2半導体モジュール2bの第2中間端子C2(Cb2)及び第3中間端子C3(Cb3)は、一方の交流負荷80aに接続される。また、第2半導体モジュール2bの第1中間端子C1(Cb1)と、第3半導体モジュール2cの第2中間端子C2(Cc2)及び第3中間端子C3(Cc3)は、他方の交流負荷80bに接続される。
また、図20、図22に示すごとく、第2半導体モジュール2bと第3半導体モジュール2cとの間には、制御用モジュール31が配される。制御用モジュール31は、制御回路基板3を内蔵している。この制御回路基板3に、半導体モジュール2を制御する制御回路39が形成されている。
図22に示すごとく、制御用モジュール31と半導体モジュール2とは、接続用基板32を介して電気的に接続されている。接続用基板32は主として絶縁樹脂からなり、その表面に金属製の凹部323が形成されている。また、接続用基板32には、スルーホール300が形成されている。スルーホール300と凹部323とは、配線321によって電気接続されている。半導体モジュール2の制御端子23をスルーホール300に挿入し、制御用モジュール31の端子311を凹部323に嵌合することにより、半導体モジュール2と制御用モジュール31とを接続するよう構成されている。
なお、本例では、制御用モジュール31に内蔵された制御回路基板3を用いて、制御回路39を形成してあるが、制御回路基板3を用いなくてもよい。すなわち、半導体チップ等の電子部品を制御回路基板3に搭載せず、制御用モジュール31に封止し、この封止した電子部品を用いて制御回路39を構成してもよい。
次に、上記バスバー82,83の構造について説明する。図24に示すごとく、本例のバスバー82,83は断面四角形状に形成されており、内部が中空になっている。また、図23に示すごとく、正極端子P用のバスバー82にはスリット890が形成されている。このスリット890に、正極端子Pを挿入すると共に、バスバー82の端面891,892に別の正極端子Pを重ね合わせる。そして、ボルト84とナット88とを用いて、複数の正極端子Pをバスバー82に締結する。ボルト84の軸841は、正極端子Pに形成したボルト挿通孔280(図15参照)に挿入される。負極端子N用のバスバー83も同様の構造になっている。
また、図示しないが、中間端子Cにもバスバーが接続される。中間端子C用のバスバーはZ方向に引き出される。より詳しくは、昇圧回路150を構成する第1半導体モジュール2a(図20参照)の中間端子Cに接続するバスバーは、Z方向における一方側(第2半導体モジュール2b、第3半導体モジュール3cを設けた側とは反対側)に延出する。また、インバータ回路160を構成する第2半導体モジュール2b、第3半導体モジュール3cの中間端子Cに接続するバスバーは、Z方向における他方側(第1半導体モジュール2aを設けた側とは反対側)に延出する。
なお、中間端子Cに接続するバスバーは、Y方向に引き出してもよい。また、インバータ回路160を構成する半導体モジュール2b,2cの中間端子Cは、バスバーに接続せずに、コネクタに直接、接続してもよい。
本例の作用効果について説明する。本例では図17〜図20に示すごとく、Z方向から見たときに、複数の半導体モジュール2の正極端子P同士、及び負極端子N同士は互いに重なっている。すなわち、同一の電位になる端子同士は、Z方向に重なるようにしてある。そのため、バスバー82,83を使って、同一の電位になる端子同士(正極端子P同士、負極端子N同士)を、容易に、一括して電気接続することができる。したがって、個々の正極端子Pまたは負極端子Nを、バスバーに別々に接続したり、コンデンサ4に別々に接続したりする必要がなくなる。そのため、正極端子Pおよび負極端子Nと、コンデンサ4との接続構造を簡素にすることができる。
また、本例では、Z方向から見たときに、Z方向に隣り合う2個の半導体モジュール2の中間端子Cが、互いに重ならないようにしてある。すなわち、別々に電気接続する必要がある端子は、Z方向に重ならないようにしてある。そのため、Z方向における中間端子C同士の間隔が狭くなることを防止できる。したがって、個々の中間端子Cをバスバーやコネクタに容易に接続することができる。
また、本例では図20に示すごとく、同一形状の半導体モジュール2a〜2cを複数個、表裏を交互に逆にしつつ積層してある。そのため、使用する半導体モジュール2の種類を少なくすることができ、電力変換装置1の製造コストを低減することができる。
また、本例の半導体モジュール2は、図16に示すごとく、パワー端子200として、3本の中間端子Cと、2本の正極端子Pと、2本の負極端子Nとを備える。また、側面261には、パワー端子200が突出していない非突出領域Dが形成されている。そして、個々の中間端子Cと被突出領域Dとを、中心25に関して対称となる位置に形成してある。また、2本の正極端子P同士、及び2本の負極端子N同士を、中心25に関して対称となる位置に形成してある。
そのため、1つの半導体モジュール2に多くのパワー端子200(3本の中間端子Cと、2本の正極端子Pと、2本の負極端子N)を形成しつつ、2つの同一形状の半導体モジュール2を表裏逆にして積層したときに、正極端子P同士、および負極端子N同士がZ方向に重なり合い、中間端子C同士が重なり合わないようにすることができる。
また、本例では、同一形状の半導体モジュール2a〜2cを用いて、昇圧回路150とインバータ回路160とをそれぞれ構成してある。そのため、使用する半導体モジュール2の種類を1種類にすることができる。したがって、電力変換装置1の製造コストを低減しやすい。
その他は、実施例1と同様である。また、本例に関する図面に用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
1 電力変換装置
10 積層体
11 冷却器
2 半導体モジュール
20 本体部
200 パワー端子
23 制御端子
39 制御回路

Claims (11)

  1. 半導体素子(29)を内蔵した複数の半導体モジュール(2)と、該半導体モジュール(2)を冷却する複数の冷却器(11)とを積層した積層体(10)を備える電力変換装置(1)であって、
    上記半導体モジュール(2)は、上記半導体素子(29)を内蔵する本体部(20)と、該本体部(20)から突出した複数のパワー端子(200)と、制御回路(39)に電気的に接続した制御端子(23)とを備え、
    上記積層体(10)の積層方向から見たときに、個々の上記本体部(20)は重なり合い、かつ、上記積層方向に隣り合う2個の上記半導体モジュール(2,2a,2b)にそれぞれ含まれる上記複数のパワー端子(200)のうち、少なくとも一部のパワー端子(200)は、互いに重ならないよう構成されており、
    上記本体部(20)は四角形板状に形成され、上記パワー端子(200)には、直流電圧が印加される入力端子(21)と、交流負荷に電気的に接続される出力端子(22)とがあり、上記出力端子(22)は、上記本体部(20)の4つの側面のうちの一つである出力側面(241)から突出し、上記入力端子(21)は、上記出力側面(241)とは別の上記側面である入力側面(242)から突出し、上記出力端子(22)は、上記出力側面(241)の長手方向における中心(25)から、上記出力側面(241)の上記長手方向における一方の端部(26)までの間に設けられており、上記複数の半導体モジュール(2)から上記出力端子(22)がそれぞれ同一方向に突出しており、上記積層体(10)の積層方向から見たときに、上記積層方向に隣り合う2個の上記半導体モジュール(2a,2b)の上記出力端子(22)が互いに重ならないように、個々の上記半導体モジュール(2)が配置され、
    上記制御端子(23)は上記出力側面(241)から突出しており、該制御端子(23)は、上記出力側面(241)の上記長手方向における上記中心(25)から、上記出力側面(241)の上記長手方向における他方の上記端部(27)までの間に設けられており、
    上記制御回路(39)は制御回路基板(3)に形成され、該制御回路基板(3)には貫通孔(30)を形成してあり、該制御回路基板(3)は、上記出力端子(22)を上記貫通孔(30)に挿通した状態で、上記制御端子(23)に接続され、上記制御回路基板(3)の主面は、上記出力端子(22)の突出方向に直交していることを特徴とする電力変換装置(1)。
  2. 請求項に記載の電力変換装置において、複数の上記半導体モジュール(2)は同一形状に形成され、上記積層方向に隣り合う2個の半導体モジュール(2)のうち、一方の上記半導体モジュール(2a)は、他方の上記半導体モジュール(2b)に対して表裏を逆にした状態で配されていることを特徴とする電力変換装置(1)。
  3. 請求項又は請求項に記載の電力変換装置(1)において、上記入力側面(242)は、上記出力側面(241)と平行であることを特徴とする電力変換装置(1)。
  4. 請求項に記載の電力変換装置(1)において、上記入力端子(21)は、上記長手方向における上記入力側面(242)の中心(251)から、該入力側面(242)の上記長手方向における一方の端部までの間に設けられていることを特徴とする電力変換装置(1)。
  5. 請求項又は請求項に記載の電力変換装置(1)において、上記入力端子(21)は、上記出力端子(22)に直交していることを特徴とする電力変換装置(1)。
  6. 請求項に記載の電力変換装置(1)において、上記積層方向から見たときに、上記2個の半導体モジュール(2)のうちの一方の半導体モジュール(2a)の上記出力端子(22)と、他方の半導体モジュール(2b)の上記制御端子(23)とが互いに重なり合うよう構成され、上記出力端子(22)の突出方向における該出力端子(22)の長さは、上記制御端子(23)の長さよりも長いことを特徴とする電力変換装置(1)。
  7. 請求項に記載の電力変換装置(1)において、上記制御回路基板(3)に、上記出力端子(22)に流れる電流を測定する電流センサ(5)が取り付けられていることを特徴とする電力変換装置(1)。
  8. 請求項に記載の電力変換装置(1)において、個々の上記半導体モジュール(2)は3本の上記出力端子(22)を備え、該3本の出力端子(2)が上記長手方向に配列しており、上記一方の半導体モジュール(2a)には、上記3本の出力端子(22)のうち上記長手方向において上記出力側面(241)の上記中心(25)から最も遠い最遠出力端子(25a)と、これに隣接する隣接出力端子(25b)との、少なくとも一方に上記電流センサ(5)が取り付けられていることを特徴とする電力変換装置(1)。
  9. 請求項1に記載の電力変換装置(1)において、上記半導体素子(29)には、互いに直列接続した上アーム半導体素子(29a)と下アーム半導体素子(29b)とがあり、上記パワー端子(200)には、コンデンサ(4)の正電極に接続した正極端子(P)と、上記コンデンサ(4)の負電極に接続した負極端子(N)と、上アーム半導体素子(29a)と上記下アーム半導体素子(29b)との間に接続した中間端子(C)とがあり、上記積層体(10)の積層方向から見たときに、上記積層方向に隣り合う2個の上記半導体モジュール(2)の上記中間端子(C)は互いに重ならず、上記正極端子(P)同士、および上記負極端子(N)同士は互いに重なっていることを特徴とする電力変換装置(1)。
  10. 請求項に記載の電力変換装置(1)において、複数の上記半導体モジュール(2)はそれぞれ同一形状に形成され、上記積層方向に隣り合う2個の半導体モジュール(2)のうち、一方の半導体モジュール(2a)は、他方の上記半導体モジュール(2b)に対して表裏を逆にした状態で配されていることを特徴とする電力変換装置(1)。
  11. 請求項10に記載の電力変換装置(1)において、四辺形板状に形成された上記本体部(20)の一つの側面(261)から全ての上記パワー端子(200)が突出しており、上記半導体モジュール(2)は上記パワー端子(200)として、3本の上記中間端子(C)と、2本の上記正極端子(P)と、2本の上記負極端子(N)を有し、上記側面(261)には、上記パワー端子(200)が突出していない非突出領域(D)が3箇所形成されており、上記側面(261)の長手方向における中心(25)に関して、個々の上記中間端子(C)と上記被突出領域(D)とを対称となる位置に形成してあると共に、上記2本の正極端子(P)同士、及び上記2本の負極端子(N)同士を上記中心(25)に関して対称となる位置に形成してあることを特徴とする電力変換装置(1)。
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