JP5734364B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体モジュールと、該半導体モジュールに接続するコンデンサと、上記半導体モジュール及び上記コンデンサを収容配置する装置ケースとを有する電力変換装置に関する。
例えば、電気自動車やハイブリッド自動車に搭載されたインバータやコンバータ等の電力変換装置は、装置ケース内に半導体モジュールとコンデンサとを収容配置している。そして、半導体モジュールの主電極端子とコンデンサのコンデンサ端子とを、溶接等によって互いに接続した構成とすることもできる。
また、上記コンデンサとしては、コンデンサ素子をコンデンサケース内に配置すると共にポッティング樹脂にて封止してなるコンデンサ本体を有し、該コンデンサ本体のポッティング面から上記コンデンサ端子を突出させたものがある(特許文献1)。
かかるコンデンサを装置ケース内に配置するにあたっては、装置ケースに対してコンデンサケースを締結部材によって固定することとなる。そして、コンデンサ端子が半導体モジュールの主電極に向かうように配置するためには、ポッティング面を半導体モジュール側に向けて、コンデンサを配置することとなる。
特開2010−251400号公報
しかしながら、ポッティング面を半導体モジュール側に向けて配置する場合、装置ケースにおける搭載面に対して、ポッティング面が垂直となるように配置する必要がある場合がある。そして、この場合、ポッティング面側においてコンデンサ本体を締結部材によって装置ケースに固定することはできないため、締結部材はポッティング面側以外の面に配置される。このような状況で、コンデンサが装置ケース内に固定されていると、電力変換装置に伝わる振動に対して、コンデンサがポッティング面側へ倒れ込む方向に振動することを防ぎにくい。つまり、車両等が振動した際に、コンデンサが半導体モジュール側に倒れ込む方向への振動が大きくなるおそれがある。このとき、コンデンサ端子と半導体モジュールの主電極端子との接続部に応力が集中してしまうおそれがある。
また、上述のごとく、半導体モジュールとコンデンサとは、装置ケース内に配置されているが、両者はそれぞれ、装置ケース内の所定位置に固定されることとなる。そして、コンデンサはコンデンサケースにおいて装置ケースに固定される。しかし、コンデンサ端子は、直接装置ケースに固定されるわけではなく、装置ケースとコンデンサ端子との間には、コンデンサケース、ポッティング樹脂、及びコンデンサ素子が介在することとなる。それゆえ、これらの部材間における位置精度をある程度確保しても、これらの部材間の位置ずれが累積することにより、装置ケースに対するコンデンサ端子のずれは大きくなりやすい。
そうすると、コンデンサとは別途に装置ケースに固定された半導体モジュールの主電極端子と、コンデンサ端子との間の相対的な位置ずれが生じるおそれがある。この場合、コンデンサ端子と主電極端子とを安定して接続することが困難となるおそれがある。そこで、半導体モジュールの主電極端子とコンデンサ端子との間の相対的な位置精度を向上させることが望まれている。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたもので、コンデンサ端子と半導体モジュールの主電極端子との間の相対的な位置精度を向上させると共に、両者の接続部における応力を抑制することができる電力変換装置を提供しようとするものである。
本発明の一態様は、主電極端子を備えた半導体モジュールと、該半導体モジュールの上記主電極端子に接続するコンデンサ端子を備えたコンデンサと、上記半導体モジュール及び上記コンデンサを収容配置する装置ケースとを有する電力変換装置であって、
上記コンデンサは、コンデンサ素子をコンデンサケース内に配置すると共にポッティング樹脂にて封止してなるコンデンサ本体と、該コンデンサ本体のポッティング面から突出した上記コンデンサ端子とからなり、
上記コンデンサは、上記ポッティング面が上記半導体モジュール側を向くように、上記コンデンサケースにおいて上記装置ケースに固定されており、
上記コンデンサ端子は、上記装置ケースに固定された支持固定部材に支持固定されていることを特徴とする電力変換装置にある。
上記電力変換装置において、上記コンデンサ端子は、上記装置ケースに固定された支持固定部材に支持固定されている。そのため、上記コンデンサに振動が加わったとき、上記コンデンサ端子が装置ケースに対して振動することを抑制することができる。つまり、コンデンサがポッティング面側へ倒れ込む方向に振動しようとしたときにも、支持固定部材によってコンデンサ端子を支持固定しているため、その振動を抑制することができる。これにより、コンデンサ端子と上記半導体モジュールの主電極端子とが相対的に振動しようとすることを抑制し、両者の接続部に生じる応力を低減することができる。その結果、コンデンサと半導体モジュールとの接続耐久性を向上させることができる。
また、コンデンサ端子は、装置ケースに固定された支持固定部材に支持固定されているため、コンデンサ端子と半導体モジュールの主電極端子との間の相対的な位置精度を向上させることができる。すなわち、コンデンサ端子を支持固定部材によって装置ケースに固定すれば、装置ケースとコンデンサ端子との間に生じる位置ずれ量は、装置ケースと支持固定部材との間の位置ずれ量と、支持固定部材とコンデンサ端子との間の位置ずれ量との合計以下とすることができる。その結果、コンデンサ端子と半導体モジュールの主電極端子との間の相対的な位置精度を向上させることができる。これにより、コンデンサ端子と主電極端子とを安定して接続することができる。
以上のごとく、本発明によれば、コンデンサ端子と半導体モジュールの主電極端子との間の相対的な位置精度を向上させると共に、両者の接続部における応力を抑制することができる電力変換装置を提供することができる。
実施例1における、電力変換装置の平面説明図。 図1のII−II線矢視断面説明図。 図1のIII−III線矢視断面相当の説明図。 実施例1における、接続部の応力抑制効果を示す線図。 実施例2における、電力変換装置の断面説明図。 実施例3における、電力変換装置の断面説明図。 実施例3における、他の電力変換装置の断面説明図。 実施例4における、電力変換装置の断面説明図。 実施例4における、他の電力変換装置の断面説明図。 実施例5における、電力変換装置の平面説明図。 図10のXI−XI線矢視断面説明図。 図10のXII−XII線矢視断面相当の説明図。 実施例5における、正極コンデンサ端子の平面図。 実施例5における、正極コンデンサ端子の斜視図。 実施例5における、正極コンデンサ端子を構成する一方の板状部材の平面図。 実施例5における、正極コンデンサ端子を構成する他方の板状部材の平面図。 実施例5における、正極コンデンサ端子を構成する一方の板状部材の折り曲げ前の状態(未折曲部材)の平面図。 実施例5における、正極コンデンサ端子を構成する他方の板状部材の折り曲げ前の状態(未折曲部材)の平面図。 実施例5における、負極コンデンサ端子の平面図。 実施例5における、負極コンデンサ端子の斜視図。 実施例5における、負極コンデンサ端子を構成する一方の板状部材の平面図。 実施例5における、負極コンデンサ端子を構成する他方の板状部材の平面図。 実施例5における、負極コンデンサ端子を構成する一方の板状部材の折り曲げ前の状態(未折曲部材)の平面図。 実施例5における、負極コンデンサ端子を構成する他方の板状部材の折り曲げ前の状態(未折曲部材)の平面図。
上記半導体モジュールは、1個であってもよいし、複数個配設されていてもよい。また、上記装置ケースは、互いに固定された複数のケース部材によって構成されていてもよく、上記半導体モジュール、上記コンデンサ、上記支持固定部材は、異なるケース部材に固定されていてもよい。
また、上記支持固定部材は、上記半導体モジュールの上記主電極端子と上記コンデンサ端子との接続部と、上記コンデンサ本体との間において、上記コンデンサ端子を支持固定していることが好ましい。この場合には、上記接続部に生じる応力を、より効果的に抑制することができる。
また、上記コンデンサは、上記コンデンサ端子として、正極コンデンサ端子と負極コンデンサ端子とを備え、上記支持固定部材の一部は、上記正極コンデンサ端子と上記負極コンデンサ端子との間に介在して両者の電気的絶縁を図る絶縁部を構成していることが好ましい。この場合には、上記支持固定部材に、上述のコンデンサ端子の振動を抑制する手段と、正極コンデンサ端子と負極コンデンサ端子との絶縁を図る手段との双方を兼ねさせることができる。そのため、部品点数の低減を図りつつ、接続部における応力を抑制することができる。
また、上記支持固定部材の一部が上記ポッティング樹脂にモールドされていることが好ましい。この場合には、上記支持固定部材によって上記コンデンサの振動を抑制しやすく、より効果的に接続部における応力を抑制することができる。また、支持固定部材に電気的絶縁機能を持たせた場合において、コンデンサ端子同士の絶縁をより確実に図ることができる。
また、上記半導体モジュールは、複数個積層されており、上記コンデンサ端子は、互いに重ね合わされた複数枚の板状部材からなり、各板状部材は、上記主電極端子と接続される端子部を複数備えており、上記コンデンサ端子において、上記半導体モジュールの積層方向に互いに隣り合う上記端子部同士は、互いに異なる上記板状部材に設けられたものであることが好ましい。この場合には、コンデンサ端子と半導体モジュールの主電極端子との間の相対的な位置精度を効果的に向上させることができる。すなわち、コンデンサ端子が複数枚の板状部材からなる場合、部材数が多くなる分、装置ケースとコンデンサ端子の一部との間の位置ずれが生じやすくなる。つまり、互いに重ね合わされた板状部材同士の間でも位置ずれは生じ得るため、その分、複数の板状部材のうちの少なくとも一つは、装置ケースに対して位置ずれが生じやすくなる。かかる状況の下、装置ケースに固定された支持固定部材によって、コンデンサ端子を支持固定することにより、装置ケースとコンデンサ端子との間の位置ずれを抑制することができる。その結果、半導体モジュールの主電極端子とコンデンサ端子との間の相対的な位置精度を向上させることができる。
(実施例1)
上記電力変換装置の実施例につき、図1〜図4を用いて説明する。
本例の電力変換装置1は、図1、図2に示すごとく、主電極端子21を備えた半導体モジュール2と、半導体モジュール2の主電極端子21に接続するコンデンサ端子31を備えたコンデンサ3と、半導体モジュール2及びコンデンサ3を収容配置する装置ケース4とを有する。
コンデンサ3は、図2に示すごとく、コンデンサ素子32をコンデンサケース33内に配置すると共にポッティング樹脂34にて封止してなるコンデンサ本体30と、該コンデンサ本体30のポッティング面341から突出したコンデンサ端子31とからなる。
コンデンサ3は、ポッティング面341が半導体モジュール2側を向くように、コンデンサケース33において装置ケース4に固定されている。
コンデンサ端子31は、装置ケース4に固定された支持固定部材5に支持固定されている。
支持固定部材5は、半導体モジュール2の主電極端子21とコンデンサ端子31との接続部11と、コンデンサ本体30との間において、コンデンサ端子31を支持固定している。
図1に示すごとく、本例の電力変換装置1は複数の半導体モジュール2を備え、複数の半導体モジュール2は、これらを冷却する複数の冷却管61と交互に積層されて積層体20を構成している。複数の冷却管61は内部に冷却媒体を流通させる冷媒流路を有しており、冷媒流路の流路方向(以下、適宜「横方向Y」という。)は、積層体20の積層方向(以下、適宜「積層方向X」という。)に直交する方向となっている。そして、隣り合う冷却管61同士は、その流路方向(横方向Y)の両端部において、互いに連結されている。また、積層方向Xの一端に配された冷却管61には、積層方向Xに伸びる一対の冷媒導排管62を備えている。
半導体モジュール2は、電力変換回路を構成するIGBT等のスイッチング素子を内蔵してなり、3本の主電極端子21を突出してなる。図2に示すごとく、主電極端子21は、積層方向X及び横方向Yに対して直交する方向(以下、適宜「高さ方向Z」という。)に突出している。
装置ケース4内において、コンデンサ3は、積層体20に対して横方向Yの一方側に隣接して配置されている。そして、コンデンサ本体30は、コンデンサケース33の開口面、すなわちポッティング樹脂34のポッティング面341を積層体20側に向けて、装置ケース4内に固定されている。また、コンデンサ端子31は、ポッティング面341から積層体20側へ向かって突出している。そして、コンデンサ端子31は、半導体モジュール2の主電極端子21に接続されている。
図2に示すごとく、コンデンサ3は、コンデンサ端子31として、正極コンデンサ端子31pと負極コンデンサ端子31nとを備えている。支持固定部材5の一部は、正極コンデンサ端子31pと負極コンデンサ端子31nとの間に介在して両者の電気的絶縁を図る絶縁部51を構成している。
また、支持固定部材5の一部は、ポッティング樹脂34にモールドされている。すなわち、支持固定部材5における絶縁部51は、正極コンデンサ端子31p及び負極コンデンサ端子31nと共に、その一部をポッティング樹脂34内に配置している。
支持固定部材5は、例えばPPS(ポリフェニレンサルファイド)等の樹脂によって構成することができる。
また、支持固定部材5は、板状の絶縁部51の両側に脚部52を備え、該脚部52において装置ケース4にビスによって固定されている。すなわち、絶縁部51は、図1に示すごとく、積層方向Xに長く形成されており、その長手方向の両端から脚部52が形成されている。そして、装置ケース4の一部に設けられたボス41に、脚部52をビス止め等することにより、支持固定部材5が装置ケース4に固定されている。
また、支持固定部材5は、コンデンサ端子31とかしめ固定されている。すなわち、支持固定部材5は、絶縁部51において、高さ方向Zの両側へそれぞれ突出したかしめ突起部53を有し、コンデンサ端子31に設けた孔部に対して、かしめ突起部53をかしめている。これにより、支持固定部材5とその両面に配されたコンデンサ端子31(正極コンデンサ端子31p及び負極コンデンサ端子31n)とを固定している。
図1、図2に示すごとく、コンデンサケース33は、ポッティング面341を開放した略直方体形状を有する。そして、コンデンサケース33は、ポッティング面341と反対側の面を構成する背面壁部331と、積層方向Xの両端に配された一対の側壁部332と、高さ方向Zの両端にそれぞれ配された下面壁部333及び上面壁部334とからなる。コンデンサケース33は、下面壁部333を装置ケース4における載置面側に配した状態で、装置ケース4に搭載されている。
そして、コンデンサケース33は、背面壁部331及び一対の側面壁部332に、それぞれ被締結部335を形成してなる。すなわち、被締結部335は、背面壁部331又は側面壁部332から各壁部に対して直交する方向に突出して形成されている。また、被締結部335は、コンデンサ本体30における高さ方向Zの両端部ではなく、中間位置に形成されている。
そして、各被締結部335において、ビスによってコンデンサケース33が装置ケース4に固定されている。すなわち、装置ケース4は、図2、図3に示すごとく、ボス等の端面に形成された座面42を有し、該座面42に、被締結部335を載置すると共に、ビスによって被締結部335を座面42に締結している。これにより、コンデンサケース33が装置ケース4に固定され、ひいてはコンデンサ3が装置ケース4に固定されている。
図1、図2に示すごとく、半導体モジュール2は3本の主電極端子21として、正極コンデンサ端子31pに接続される正極端子21pと、負極コンデンサ端子31nに接続される負極端子21nと、図示しない回転電機等の負荷に電気的に接続される出力端子21mとを有する。
コンデンサ3は、複数のコンデンサ素子32を有しており、各コンデンサ素子32の電極に個別に一対のコンデンサ端子31が接続されている。そして、図1に示すごとく、各コンデンサ端子31は、ポッティング樹脂34に一部が埋設された端子本体部311と、該端子本体部311から櫛歯状に2本又は3本に分かれた複数の櫛歯状部312とを有する。櫛歯状部312の先端部において、コンデンサ端子31は半導体モジュール2の主電極端子21に接続されて、接続部11を形成している。接続部11は、レーザー溶接等の溶接によって接続されている。
また、図2、図3に示すごとく、装置ケース4は、積層体20及びコンデンサ3を搭載したケース本体40と、該ケース本体40を高さ方向Zにおける半導体モジュール2の主電極端子21の突出側から覆うケース蓋体400とを有する。ケース蓋体400は、ケース本体40に対してボルト等によって固定されている。ケース本体40におけるケース蓋体400の反対側にも、装置ケース4は、別のケース部材を有するが、図においてはこれを省略している。
上記電力変換装置1は、例えば電気自動車やハイブリッド自動車等の車両に搭載され、車両の駆動源となる交流回転電機の駆動に用いられる。
なお、本明細書において、積層方向X、横方向Y、高さ方向Zは、それぞれ上述のごとく定義される便宜的な方向を表し、特に、鉛直方向や車両等に対する電力変換装置1の配置の向きを限定するものではない。
次に、本例の作用効果につき説明する。
上記電力変換装置1において、コンデンサ端子31は、装置ケース4に固定された支持固定部材5に支持固定されている。そのため、コンデンサ3に振動が加わったとき、コンデンサ端子31が装置ケース4に対して振動することを抑制することができる。つまり、コンデンサ3がポッティング面341側へ倒れ込む方向に振動しようとしたときにも、支持固定部材5によってコンデンサ端子31を支持固定しているため、その振動を抑制することができる。これにより、コンデンサ端子31と半導体モジュール2の主電極端子21とが相対的に振動しようとすることを抑制し、両者の接続部11に生じる応力を低減することができる。その結果、コンデンサ3と半導体モジュール2との接続耐久性を向上させることができる。
また、コンデンサ端子31は、装置ケース4に固定された支持固定部材5に支持固定されているため、コンデンサ端子31と半導体モジュール2の主電極端子21との間の相対的な位置精度を向上させることができる。すなわち、コンデンサ端子31を支持固定部材5によって装置ケース4に固定すれば、装置ケース4とコンデンサ端子31との間に生じる位置ずれ量は、装置ケース4と支持固定部材5との間の位置ずれ量と、支持固定部材5とコンデンサ端子31との間の位置ずれ量との合計以下とすることができる。その結果、コンデンサ端子31と半導体モジュール2の主電極端子21との間の相対的な位置精度を向上させることができる。これにより、コンデンサ端子31と主電極端子21とを安定して接続することができる。
また、支持固定部材5は、接続部11とコンデンサ本体30との間において、コンデンサ端子31を支持固定しているため、接続部11に生じる応力を、より効果的に抑制することができる。
また、支持固定部材5の一部は、正極コンデンサ端子31pと負極コンデンサ端子31nとの間に介在して両者の電気的絶縁を図る絶縁部51を構成している。これにより、支持固定部材5に、上述のコンデンサ端子31の振動を抑制する手段と、正極コンデンサ端子31pと負極コンデンサ端子31nとの絶縁を図る手段との双方を兼ねさせることができる。そのため、部品点数の低減を図りつつ、接続部11における応力を抑制することができる。
また、支持固定部材5の一部がポッティング樹脂34にモールドされているため、支持固定部材5によってコンデンサ3の振動を抑制しやすく、より効果的に接続部11における応力を抑制することができる。また、支持固定部材5による正極コンデンサ端子31pと負極コンデンサ端子31nとの間の電気的絶縁をより確実に図ることができる。
なお、図4に、本例の電力変換装置1の接続部11における応力低減効果を表す実験データを示す。
すなわち、本例の電力変換装置1を、周波数を徐々に変化させながら振動させたときに、接続部11に生じる応力を図4の曲線L1に示す。また、支持固定部材5を設けない構成において、同様に電力変換装置を振動させたときに接続部に生じる応力を、図4の曲線L2に示す。同図から分かるように、ある特定の周波数域において、支持固定部材5を設けない構成(L2)においては、接続部に生じる応力が極めて大きくなる。これに対し、本例の電力変換装置(L1)においては、接続部に生じる応力のピークが4分の1程度まで抑制されている。この結果から、本例によって、接続部に生じる応力抑制効果が充分に得られることが確認できる。
以上のごとく、本例によれば、コンデンサ端子と半導体モジュールの主電極端子との間の相対的な位置精度を向上させると共に、両者の接続部における応力を抑制することができる電力変換装置を提供することができる。
(実施例2)
本例は、図5に示すごとく、支持固定部材5の脚部52を装置ケース4のケース蓋体400に固定した例である。すなわち、コンデンサ端子31は、支持固定部材5を介して装置ケース4のケース蓋体400に固定されることとなる。なお、支持固定部材5の一対の脚部52は、ケース蓋体400における天井板401の内側面にビス等によって締結されている。
その他は、実施例1と同様である。なお、本例に関する図面において用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
本例の場合には、装置ケース4に対する支持固定部材5の脚部52の固定位置の配置自由度を向上させやすい。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
(実施例3)
本例は、図6、図7に示すごとく、支持固定部材5を装置ケース4の側板43の内側面に固定した例である。
本例においては、支持固定部材5は、積層方向Xに伸びるように形成され、その両端において、装置ケース4の側板43の内側面に当接している。そして、その当接部において、ビス等によって支持固定部材5が装置ケース43に固定されている。
なお、支持固定部材5が固定される側板43は、図6に示すごとく、ケース本体40における側板43であってもよいし、図7に示すごとく、ケース蓋体400における側板43であってもよい。
その他は、実施例1と同様である。なお、本例に関する図面において用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
本例の場合にも、実施例1と同様の作用効果を有する。
(実施例4)
本例は、図8、図9に示すごとく、正極コンデンサ端子31pと負極コンデンサ端子31nとの間の電気的絶縁機能を、支持固定部材5には兼ねさせず、別途設けた絶縁部材12によって正極コンデンサ端子31pと負極コンデンサ端子31nとの電気的絶縁を図った例である。
すなわち、本例においては、正極コンデンサ端子31pと負極コンデンサ端子31nとの間に、絶縁紙等の絶縁部材12を介在している。そして、コンデンサ本体30と接続部11との間において、正極コンデンサ端子31p又は負極コンデンサ端子31nにおける、絶縁部材12と反対側の面に支持固定部材5の一部を配置すると共に、支持固定部材5とコンデンサ端子31とを互いに固定している。
そして、支持固定部材5の脚部52を、装置ケース4に固定している。なお、支持固定部材5の脚部52の固定は、図8に示すごとくケース本体40であってもよいし、図9に示すごとくケース蓋体400であってもよい。
その他は、実施例1と同様である。なお、本例に関する図面において用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
本例の場合にも、実施例1と同様の作用効果を有する。
(実施例5)
本例は、図10〜図24に示すごとく、コンデンサ端子31が、互いに重ね合わされた複数枚の板状部材35からなる例である。
図15、図16、図21、図22に示すごとく、各板状部材35は、半導体モジュール2の主電極端子21と接続される端子部351を複数備えている。図13、図14、図19、図20に示すごとく、コンデンサ端子31において、半導体モジュール2の積層方向Xに互いに隣り合う端子部351同士は、互いに異なる板状部材35に設けられたものである。つまり、コンデンサ端子31は、同じ板状部材35における端子部351が積層方向Xに隣り合わないよう構成されている。
板状部材35は、板状本体部352と、板状本体部352から分岐した延出部353と、延出部353の先端部に形成された端子部351とを有する。図10〜図12に示すごとく、板状本体部352は、半導体モジュール2の主電極端子21の突出方向(高さ方向Z)が法線方向となるように配されている。延出部353は、板状本体部352から、積層方向X及び上記突出方向(高さ方向Z)との双方に直交する方向(横方向Y)に延出している。図13、図14、図19、図20に示すごとく、コンデンサ端子31は板状本体部352同士を互いに重ね合わせてなる。そして、図10に示すごとく、端子部351は、半導体モジュール2の主電極端子21と積層方向Xに重なって接続されている。
板状部材35を製造する際には、図17、図18、図23、図24に示すごとく、まず、一枚の平板状の金属板からなり、端子部351となる部位(端子部構成部位351s)と延出部353との間が折り曲げられていない部材(未折曲部材350)を用意する。そして、端子部構成部位351sと延出部353との間に位置し横方向Yに平行な折曲予定線Fに沿って端子部構成部位351sを折り曲げる。この折り曲げた端子部構成部位351sが、端子部351となる。
一対のコンデンサ端子31のうち、まず正極コンデンサ端子31pの詳細につき、図14〜図18を用いて説明する。
正極コンデンサ端子31pを構成する2枚の板状部材35a、35bのうち、一方の板状部材35aのピッチP1(図15)と、他方の板状部材35bのピッチP2(図16)とは、互いに等しい。また、図17、図18に示すごとく、他方の未折曲部材350における上記端子部構成部位351sの積層方向Xの寸法d2は、一方の未折曲部材350における端子部構成部位351sの積層方向Xの寸法d1よりも、板状本体部352の厚さ分だけ大きい。これにより、2つの板状部材40a、41aを重ね合わせて正極コンデンサ端子31pを形成したときに、全ての端子部351の端面359の高さ方向Zの位置が揃うようにしてある(図14参照)。
また、図13に示すごとく、2枚の板状部材35a、35bを重ね合わせた状態において、一方の板状部材35aの端子部351と、他方の板状部材35bの延出部353との間に隙間Sが形成されている。また、他方の板状部材35bの端子部351と一方の板状部材35aの延出部353との間にも隙間Sが形成されている。端子部351に接続される主電極端子21は、この隙間Sに配置される(図10)。
また、2枚の板状部材35a、35bを組み合わせた状態におけるピッチPは、個々の板状部材35a、35bのピッチP1、P2(図15、図16参照)の1/2である。
図14に示すごとく、板状部材35a、35bの板状本体部352における延出部353を設けた側とは反対側には、段形状に折り曲げられたコンデンサ接続部355が形成されている。このコンデンサ接続部355が、図11に示すごとく、コンデンサ素子32の正極に接続される。
次に、負極コンデンサ端子31nの詳細につき、図19〜図24を用いて説明する。
負極コンデンサ端子31nを構成する2枚の板状部材35c、35dは、その板状本体部352の形状が互いに等しい。これらの板状本体部352には複数の貫通孔356が形成されている。この貫通孔356は、主電極端子21(図10参照)を通すために設けてある。
図21、図22に示すごとく、一方の板状部材35cのピッチP3と、他方の板状部材35dのピッチP4とは、互いに等しい。また、図23、図24に示すごとく、他方の未折曲部材350における端子部構成部位351sの積層方向Xの寸法d4は、一方の未折曲部材350cにおける上記端子部構成部位351sの積層方向Xの寸法d3よりも、板状本体部352の厚さ分だけ大きい。これにより、2つの板状部材35c、35dを重ね合わせて負極コンデンサ端子31nを形成したときに、すべての端子部351の端面359の高さ方向Zの位置が揃うようにしてある(図20参照)。
図19、図20に示すごとく、2枚の板状部材35c、35dを重ね合わせた状態において、一方の板状部材35cの端子部351と、他方の板状部材35dの延出部323との間に隙間Sが形成されている。また、他方の板状部材35dの端子部351と一方の板状部材35cの延出部353との間にも隙間Sが形成されている。端子部351に接続される主電極端子21は、この隙間Sに配置される(図10)。
また、図19に示すごとく、板状部材35c、35dの板状本体部352における延出部353を設けた側とは反対側には、段形状に折り曲げられたコンデンサ接続部357が形成されている。このコンデンサ接続部357が、図11に示すごとく、コンデンサ素子32の負極に接続される。
その他は、実施例1と同様である。なお、本例に関する図面において用いた符号のうち、実施例1において用いた符号と同一のものは、特に示さない限り、実施例1と同様の構成要素等を表す。
本例の場合には、コンデンサ端子31(31p、31n)と半導体モジュール2の主電極端子21との間の相対的な位置精度を効果的に向上させることができる。すなわち、コンデンサ端子31が複数枚の板状部材35からなる場合、部材数が多くなる分、装置ケース4とコンデンサ端子35の一部(一部の端子部351)との間の位置ずれが生じやすくなる。つまり、互いに重ね合わされた板状部材35同士の間でも位置ずれは生じ得るため、その分、複数の板状部材35のうちの少なくとも一つは、装置ケース4に対して位置ずれが生じやすくなる。かかる状況の下、装置ケース4に固定された支持固定部材5によって、コンデンサ端子31を支持固定することにより、装置ケース4とコンデンサ端子31との間の位置ずれを抑制することができる。その結果、半導体モジュール2の主電極端子21とコンデンサ端子31との間の相対的な位置精度を向上させることができる。
また、板状部材35は、板状本体部352と延出部353と端子部351とを有し、コンデンサ端子31は板状本体部352同士を互いに重ね合わせてなり、端子部351は、半導体モジュール2の主電極端子21と積層方向Xに重なって接続されている。これにより、コンデンサ端子31を歩留まり良く得ることができると共に、主電極端子21との接続部11を安定して得ることができる。
また、本例においては、複数枚の板状部材35によって1つのコンデンサ端子31を形成している。各板状部材35は、板状本体部352と延出部353と端子部351とを有する。そして、同一の板状部材35に形成された端子部351が、積層方向Xにおいて互いに隣り合うことがないように、それぞれの板状本体部352を互いに重ね合わせて一つのコンデンサ端子31を形成してある。
したがって、複数枚の板状部材35を重ね合わせてコンデンサ端子31を形成した状態では端子部351のピッチが狭くても、個々の板状部材35については、端子部351のピッチを広くすることができる。そのため、延出部353の積層方向Xの寸法を大きくすることができる。これにより、延出部353が細長い形状になることを抑制でき、延出部353に大きな寄生インダクタンスが付くことを抑制できる。
図15〜図18、図21〜図24に示すごとく、個々の板状部材35を製造するためには、中間段階として、未折曲部材350を製造する。本例では、複数枚の板状部材35によって1つのコンデンサ端子31を形成しているため、板状部材35の端子部351のピッチP1〜P4を広くすることができる。それゆえ、未折曲部材350についても、端子部構成部位351sのピッチを広くすることができる。そのため、端子部構成部位351sと隣の延出部353との、積層方向Xにおける間隔を広くすることができる。したがって、端子部構成部位351sの積層方向Xの寸法を充分確保しつつ、延出部353の積層方向Xの寸法をも、充分大きくすることができる。これにより、延出部353が細長い形状になることを抑制でき、延出部353に大きな寄生インダクタンスが付くことを抑制できる。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
なお、本例においては、コンデンサ端子31を2枚の板状部材35によって構成した例を示したが、3枚以上の板状部材35を重ね合わせて一つのコンデンサ端子31を得ることもできる。また、本例においては、コンデンサ接続部355、357においても複数枚の板状部材35が重なった構成となっているが、例えば、コンデンサ接続部355、357については1枚の板状部材35として、板状本体部352において複数枚が重なった構成となっていてもよい。
上記実施例においては、支持固定部材5の材質として、絶縁体を用いる例を示したが、必ずしも絶縁体を用いる必要はない。上記実施例と同様の構成であっても、支持固定部材5の表面に絶縁膜を形成するなど、何らかの方法で、支持固定部材5とコンデンサ端子31との間の絶縁を確保すれば、特に支持固定部材の材質が限定されることはない。
1 電力変換装置
11 接続部
2 半導体モジュール
21 主電極端子
3 コンデンサ
30 コンデンサ本体
31 コンデンサ端子
32 コンデンサ素子
33 コンデンサケース
34 ポッティング樹脂
341 ポッティング面
4 装置ケース
5 支持固定部材

Claims (6)

  1. 主電極端子(21)を備えた半導体モジュール(2)と、該半導体モジュール(2)の上記主電極端子(21)に接続するコンデンサ端子(31)を備えたコンデンサ(3)と、上記半導体モジュール(2)及び上記コンデンサ(3)を収容配置する装置ケース(4)とを有する電力変換装置(1)であって、
    上記コンデンサ(3)は、コンデンサ素子(32)をコンデンサケース(33)内に配置すると共にポッティング樹脂(34)にて封止してなるコンデンサ本体(30)と、該コンデンサ本体(30)のポッティング面(341)から突出した上記コンデンサ端子(31)とからなり、
    上記コンデンサ(3)は、上記ポッティング面(341)が上記半導体モジュール(2)側を向くように、上記コンデンサケース(33)において上記装置ケース(4)に固定されており、
    上記コンデンサ端子(31)は、上記装置ケース(4)に固定された支持固定部材(5)に支持固定されていることを特徴とする電力変換装置(1)。
  2. 請求項1に記載の電力変換装置(1)において、上記支持固定部材(5)は、上記半導体モジュール(2)の上記主電極端子(21)と上記コンデンサ端子(31)との接続部(11)と、上記コンデンサ本体(30)との間において、上記コンデンサ端子(31)を支持固定していることを特徴とする電力変換装置(1)。
  3. 請求項1又は2に記載の電力変換装置(1)において、上記コンデンサ(3)は、上記コンデンサ端子(31)として、正極コンデンサ端子(31p)と負極コンデンサ端子(31n)とを備え、上記支持固定部材(5)の一部は、上記正極コンデンサ端子(31p)と上記負極コンデンサ端子(31n)との間に介在して両者の電気的絶縁を図る絶縁部(51)を構成していることを特徴とする電力変換装置(1)。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の電力変換装置(1)において、上記支持固定部材(5)の一部が上記ポッティング樹脂(34)にモールドされていることを特徴とする電力変換装置(1)。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の電力変換装置(1)において、上記半導体モジュール(2)は、複数個積層されており、上記コンデンサ端子(31)は、互いに重ね合わされた複数枚の板状部材(35)からなり、各板状部材(35)は、上記主電極端子(21)と接続される端子部(351)を複数備えており、上記コンデンサ端子(31)において、上記半導体モジュール(2)の積層方向(X)に互いに隣り合う上記端子部(351)同士は、互いに異なる上記板状部材(35)に設けられたものであることを特徴とする電力変換装置(1)。
  6. 請求項5に記載の電力変換装置(1)において、上記板状部材(35)は、上記半導体モジュール(2)の上記主電極端子(21)の突出方向が法線方向となるように配された板状本体部(352)と、該板状本体部(352)から分岐して上記積層方向(X)及び上記突出方向との双方に直交する方向に延出した延出部(353)と、該延出部(353)の先端部に形成された上記端子部(351)とを有し、該コンデンサ端子(31)は上記板状本体部(352)同士を互いに重ね合わせてなり、上記端子部(351)は、上記半導体モジュール(2)の上記主電極端子(21)と上記積層方向(X)に重なって接続されていることを特徴とする電力変換装置(1)。
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