JP5396282B2 - タイヤを製造する方法および装置 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤを製造する方法および装置に関する。
特に、本発明は、後に加硫サイクルに送って、最終製品を得るためのグリーンタイヤを製造するのに用いる方法および装置に取り組むものである。
概して、車輪用タイヤは、通常、「ビード」とされる領域と一体化された各環形固定構造と係合する対向端部フラップをそれぞれ有する少なくとも1つのカーカスプライを含むカーカス構造を含み、各取付リムで、タイヤのいわゆる「取付径(fitting diameter)」に実質的に対応する内径を有している。
カーカス構造と係合しているのは、1つ以上のベルト層を含むベルト構造であり、そのベルト層は、互いに、かつカーカスプライと放射状に重畳した関係で配置され、交差した向きおよび/またはタイヤの周囲延在方向に実質的に平行にテキスタイルまたは金属補強コードを有する。トレッドバンドが、ベルト構造に、放射状外側位置で適用されており、トレッドバンドも、タイヤを構成する他の半製品のようにエラストマー材料でできている。
さらに、エラストマー材料の各サイドウォールが、軸方向外側位置で、カーカス構造の側面に適用されており、各ビードへの環形固定構造付近まで、トレッドバンドの側端の1つからそれぞれ延在している。「チューブレス」タイヤのタイヤでは、通常、「ライナ」と呼ばれる気密コーティング層が、タイヤの内側表面をカバーしている。
各構成要素を組み立てることによるグリーンタイヤの製造の後、成形および加硫処理を、通常、行う。エラストマー組成物の架橋によるタイヤの構造上の安定化を行い、かつ、所望のトレッドパターンおよびサイドウォールに特徴のある可能なグラフィックマークを刻印するのが目的である。
カーカス構造およびベルト構造は、概して、各作業ステーションで互いに別々に作製されて、後に相互に組み立てられる。
より詳細には、カーカス構造の製造には、まず、1つまたは複数のカーカスプライを構築ドラムへ適用して、ほぼ円筒形のいわゆる「カーカススリーブ」を形成することが考えられる。ビードへの環形固定構造は、1つまたは複数のカーカスプライの対向端部フラップに取り付けられ(フィットされ)または形成されてから、環形構造自体に折り返されて、ループのようにそれらを囲む。
同時に、第2または補助ドラムに、いわゆる「外側スリーブ」を作製する。これには、相互に放射状に重畳した関係で適用されたベルト層と、場合により、ベルト層に放射状外側位置で適用されたトレッドバンドが含まれる。次に、外側スリーブを、カーカススリーブに結合された補助ドラムから持ち上げる。このために、外側スリーブを、カーカススリーブ周囲に同軸配置した後、ビードを相互に軸方向に近接させ、同時に、加圧下、カーカススリーブ内側に流体を入れることにより、1つまたは複数のカーカスプライをトロイダル構成へ成形して、外側スリーブの内側表面に対する接着がなされるまで、カーカスプライの放射状の膨張を決める。
カーカススリーブを外側スリーブに組み立てるのは、カーカススリーブの製造に用いたのと同じドラムで行うことができ、この場合、「1段製造プロセス」と呼ばれる。
同じく知られているのは、いわゆる「2段」タイプの製造プロセスであり、いわゆる「1段ドラム」を用いてカーカススリーブを作製し、同時に、カーカス構造と外側スリーブ間の組立てを、いわゆる「2段ドラム」または「成形ドラム」で行い、カーカススリーブが1段ドラムから持ち上げられた後、補助ドラムから持ち上げられた外側スリーブが移動する。
欧州特許第1 312 462号には、各ドラムに提供されたプライ供給ステーション、カーカス構築ステーション、組立てステーションおよびベルト構築ステーションが、生産ラインに沿って配置されている製造システムが開示されている。生産ラインに沿って可動する移動部材が、製造されている製品の作業ステーションから他の場所への移動を行って、製品をドラムから取り外して、続くステーションのドラムに配置する。
米国特許第3,990,931号には、1段製造システムが開示されており、放射方向に膨張可能で、カーカス構造を環形固定構造で係合し、軸方向に収縮可能で、カーカスプライを成形し、カーカスプライとドラム自体の間に流体を入れるドラムが使用される。
米国特許第7,128,117号には、中央部分と、中央部分に対して、軸方向対向位置に配置された2つの端部とを備えた1段ドラムが開示されている。中央部分は、放射状に可動する領域へと周囲が分割され、収縮位置と放射状膨張位置との間で中央部分を膨張させる。1段ドラムで形成されたカーカススリーブは、ドラム端部に取り付けられ(フィットされ)た環形補強構造を有しており、カーカスプライの支持のために放射状に膨張した状態の中央部分に対して、軸方向に隣接して、それぞれ膨張可能な折り返し袋を支持している。
米国特許第6,390,166号には、端部が、中央部分と共に放射状に膨張および収縮可能で、カーカススリーブの係合および取り外しを可能とし、互いに近づくおよび離れるように軸方向に移動可能で、ドラムの軸サイズを、製造されているタイヤの幅に適合させる、1段ドラムが開示されている。
米国特許第3,826,297号には、取り外し可能な1段ドラムを用いて、環形固定構造を、ドラムにある側部ショルダに配置し、1つまたは複数のカーカスプライを、周囲連続ストリップ状要素を適用して、1段ドラムの周囲延在部をカバーすることにより、予め形成されたカーカススリーブの取り外しを可能とすることが検討されている。
本発明によれば、本願出願人は、サイズおよび構造が互いに異なるタイヤにおいて日々の生産性を上げ、同時に、その生産における高度の操作柔軟性を維持する問題について研究した。具体的に、本明細書において「操作柔軟性」とは、各タイヤについて、用いるエラストマー材料の種類あるいはテキスタイルまたは金属コードの種類のために互いに異なる基本構成要素を用いる可能性を意味する。
本願出願人は、それぞれ特定の作業工程専用で、異なる種類のタイヤの作業に個々に適用可能な2つ以上の作業ステーションにおいてタイヤの製造を行うことによって、作業サイクルを完了するのに必要な時間を減じ、個々のステーション、従ってプラント全体として、異なる種類およびサイズのタイヤの作業への適用性を増大できることを確認した。
本願出願人はまた、カーカス構造を構築ドラムから取り外すことなく、グリーンタイヤの全体の製造を実施することにより、優れた品質の製品が得られることも確認した。
具体的に、本願出願人は、まず、カーカス構造を異なる作業ステーションへ、その構築ドラムでのその製造が完了するまで、少なくとも1つのカーカスプライまたはカーカス構造自体の他の構成要素の軸方向外側端部を支持するのに好適な支持部材を可能であれば用いて、移動した後、構築されたカーカス構造を構築ドラムから取り外さずに成形操作できるよう適合されている、前記構築ドラムの外側にある、少なくとも1つの好適な成形部材の動作により、前記カーカス構造の成形を行うことによって、上記のものが得られるということを確認した。
従って、本願出願人は、カーカス構造の構築が完了したら、作業しているタイヤのトロイダル構成を可能とする少なくとも1つの成形部材と係合するよう適合された構築ドラムを用いることにより、互いにサイズ、構造および材料の異なるタイヤの連続製造に関連する前記問題を解決して、特に、生産的側面と、得られる製品の品質の両方を改善することができることを見出した。
具体的に、第1の態様によれば、本発明は、
−互いに近接して軸方向に動くことのできる2つの半分割部分を含む構築ドラムを提供する工程と、
−構築ドラムの外周表面周囲に少なくとも1つのカーカスプライを適用する工程と、
−構築ドラムとは異なる少なくとも1つの補助成形部材を、構築ドラム自体に係合する工程と、
−構築ドラムの半分割部分を相互に近接させるのと同時に、前記少なくとも1つのカーカスプライをトロイダル構成に成形する工程と
を含むタイヤの製造方法に関する。
従って、本発明による方法で、互いに異なる基本構成要素を、複数の作業ステーションで用いて、構築ドラムに固定された作業中のタイヤのカーカス構造を維持しながら、グリーンタイヤが得られる。このようにして、本願出願人は、プラントの生産性を損なうことなく、所望の柔軟性が得られることに気付いた。
さらなる態様によれば、本発明は、
−軸方向に近接した2つの半分割部分でできた構築ドラムであって、構築ドラム自体の周囲に適用された少なくとも1つのカーカスプライを支持するように設計された少なくとも1つの外周表面を有する構築ドラムと、
−前記構築ドラムとは異なり、構築ドラムに取り外し可能に係合され、前記少なくとも1つのカーカスプライのトロイダル構成が、構築ドラムの前記半分割部分が相互に近接するのと同時に得られる、少なくとも1つの補助成形部材と
を含むタイヤを製造するための装置に関する。
本発明は、上述の態様の少なくとも1つにおいて、後述する1つ以上の好ましい特徴を有する。
前記少なくとも1つのカーカスプライの適用前、構築ドラムの外周表面の連続部に延在する少なくとも1つの周囲レスト表面をそれぞれ有する補助支持部材が、構築ドラムと係合され、それぞれ、前記半分割部分の1つの軸方向に近接した関係にある。
構築ドラムの外周表面周囲に適用された前記少なくとも1つのカーカスプライは、各補助支持部材の周囲レスト表面にそれぞれ敷設された軸方向対向端部フラップを有する。
前記補助支持部材は、前記少なくとも1つの補助成形部材の係合前に、構築ドラムから取り外される。
前記少なくとも1つの補助成形部材は、好ましくは、構築ドラムに支持される周囲隣接端部に対して作用する。
好ましくは、一対の補助成形部材は、構築ドラムと係合し、それぞれが前記半分割部分の1つと軸方向に近接した関係となる。
各補助支持部材は、構築ドラム自体に支持された少なくとも1つの接続部材で構築ドラムに係合されている。
好ましくは、各補助成形部材は、各補助支持部材の代わりに、前記少なくとも1つの接続部材に係合されている。
本願出願人は、上記した問題を解決する前記好ましい実施形態において、異なる構成要素の異なる構築工程に必要な補助支持部材と、ドラム自体が、処理しているタイヤの構成を達成する構築の最後に必要な前記補助成形部材の両方と動作可能に係合するよう適合された好適な接続部材を含む構築ドラムが利用可能であることに気付いた。
好ましくは、前記装置は、構築ドラムに取り外し可能に係合された少なくとも1対の補助支持部材をさらに含み、それぞれ、構築ドラムの各半分割部分と軸方向に近接した関係にあり、前記外周表面の連続部に延在している各周囲レスト表面を有していて、前記少なくとも1つのカーカスプライの少なくとも軸方向対向端部フラップを支持する。
好ましくは、前記少なくとも1つの補助成形部材は、前記補助支持部材の代わりに、構築ドラムに取り外し可能に係合することができる。
さらにより好ましくは、一対の補助成形部材は、構築ドラムに取り外し可能に係合しており、それぞれ、前記半分割部分の1つと軸方向に近接した関係にある。
好ましい実施形態によれば、前記補助支持部材のそれぞれを、構築ドラムに支持された接続部材に動作可能に係合することができる。
好ましくは、前記少なくとも1つの補助成形部材は、構築ドラムの各周囲隣接端部に対して作用する。
好ましくは、前記少なくとも1つの補助成形部材は、構築ドラムに支持された接続部材に動作可能に係合することができる。
具体的に、接続部材は、それぞれ、構築ドラムの半分割部分の1つにより一体的に支持されている。
各接続部材は、各補助支持部材および前記少なくとも1つの補助成形部材にそれぞれ支持された第1および第2の係合台座に選択的に結合された円筒スリーブを含む。
好ましくは、各補助支持部材は、前記接続部材の少なくとも1つに動作可能に結合される取付要素を含む。
さらにより好ましくは、前記取付要素は、補助支持部材に支持された第1の係合台座から放射状に突出しており、各接続部材に形成された凹部とばねで推進する関係で動作する。
好ましい実施形態において、前記周囲レスト表面は、構築ドラムの外周表面の直径に実質的に一致する直径を備えたほぼ円筒形の構成を有する。
従って、前記接続部材は、構築ドラムとは異なり、グリーンタイヤの構築に必要な外部装置との構築ドラムの機械的係合を標準化し、上述した生産性および柔軟性特徴に従って、構築ドラム自体の製造の複雑さも減じる。
好ましい実施形態によれば、前記成形工程後、構築ドラムを放射状に収縮させる工程と、構築ドラムから処理されているタイヤを取り外す工程とを実施する。
好ましくは、補助支持部材を取り外す工程後および前記少なくとも1つの補助成形部材を係合する工程前、少なくとも1つの環形固定構造を、前記少なくとも1つのカーカスプライの少なくとも1つの端部フラップと係合する工程を実施して、カーカススリーブを形成する。
この工程を、補助支持部材を取り外す工程後に実施すると、構築ドラムへの1つまたは複数のカーカスプライの巻き付け径より小さな取付径を画定する環形固定構造を用いることができる。
前記環形固定構造の係合前、前記少なくとも1つのカーカスプライの軸方向対向端部フラップを、好ましくは、構築ドラムの幾何学軸の方へ折り返して、端部フラップ周囲の環形固定構造の挿入を促す。
各環形固定構造を係合する工程は、
−環形固定構造を、前記少なくとも1つのカーカスプライの各端部フラップ周囲で同軸上に取り付け(フィットさせ)る工程と、
−前記少なくとも1つのカーカスプライの端部フラップを、各環形固定構造周囲で折り返す工程と
を含む。
前記少なくとも1つの補助成形部材は、前記少なくとも1つの環形固定構造に対して推進する関係となる。
前記少なくとも1つの補助成形部材と構築ドラムとの係合と同時に、前記少なくとも1つのカーカスプライを、前記少なくとも1つの環形固定構造に対してロックする工程を実施する。
前記少なくとも1つの補助成形部材と構築ドラムとの係合が、好ましくは、補助成形部材のフランジ付き要素を、構築ドラムに対して固定する工程と、補助成形部材のシーリングリングを、前記周囲隣接端部に対して押す工程とを含む。
フランジ付き要素を固定すると、カーカス構造内部に加圧された流体が入ることにより、成形工程中に生成される推進力の有効な反作用が確保される。同じく、シーリングリングの推進力によって、エラストマー材料の塑性降伏が存在していても、環形固定構造に対するカーカスプライのロックが確保される。
少なくとも1つまたは複数のカーカスプライは、基本構成要素を構築ドラムに敷設することにより得られることが好ましい。
特に、前記少なくとも1つのカーカスプライの適用は、構築ドラムの外周表面の周囲延在部に沿って連続して配置された複数のストリップ状要素を適用する工程を含む。
好ましくは、カーカスプライを成形する前、少なくとも1つのベルト構造を含む外側スリーブを、前記少なくとも1つのカーカスプライ周囲の同軸中央位置に配置する工程を実施して、前記少なくとも1つのカーカスプライを、前記成形工程後に、外側スリーブの放射状内側表面に対して適用する。
前記少なくとも1つの補助成形部材は、それぞれ異なる直径を有する複数のそれぞれの同心シーリングリングを含む。補助成形部材は、このように、互いに異なる取付径を有する様々なタイヤを処理するのに好適である。
構築ドラムは、前記半分割部分と摺動自在に係合する中央部分であって、前記外周表面の中央部分を画定する中央部分をさらに含む。
このようにして、ドラムを用いる多用途性が得られ、前記ドラムが、環形固体構造の中心間の距離に関して異なるサイズを有するタイヤの処理に適合される。
構築ドラムは、周囲−連続関係で延在して、前記外周表面を画定する動作状態と、構築ドラムの幾何学軸に対して放射状に近接して、処理されているタイヤを構築ドラム自体から取り外すことのできる休止状態との間で放射状に動くことのできる周囲領域を含む。
好ましくは、各補助成形部材は、前記少なくとも1つのカーカスプライの端部フラップと係合する各環形固定構造に対して推進する関係で作用する。
好ましくは、各補助成形部材は、軸方向に近接した関係で、構築ドラムの各半分割部分に取り外し可能に固定され、構築ドラムに支持された各周囲隣接端部に対して作用するように設計された少なくとも1つのシーリングリングを支持する、少なくとも1つのフランジ付き要素を含む。
好ましくは、前記少なくとも1つのフランジ付き要素は、前記接続部材の少なくとも1つに動作可能に結合される固定装置を支持する。
さらにより好ましくは、前記固定装置は、前記接続部材に摺動自在に係合されるガイドスリーブに動作可能に装着されたブレーキを含む。
好ましい実施形態によれば、前記補助成形部材は、それぞれ、フランジ付き要素とシーリングリングとの間で動作して、後者を周囲隣接端部に対して押す推進装置をさらに含む。
好ましくは、前記少なくとも1つのシーリングリングは、シーリングリング自体の放射状外側裁頭円錐形表面(radially external frustoconical surface)を通して、前記周囲隣接端部に対して作用する。
好ましくは、前記少なくとも1つのシーリングリングは、推進装置の動作時に、放射状に膨張可能である。
好ましくは、前記推進装置は、流体動作アクチュエータの動作時に、シーリングリングの方へ軸方向に動くことのできる推進リングを含む。
より好ましくは、シーリングリングは、推進リングの周囲端部に対向する放射状内側裁頭円錐形表面(radially internal frustoconical surface)を有する。
好ましい実施形態によれば、前記装置は、
−前記少なくとも1つのカーカスプライを含むカーカススリーブを構築ドラムに適用するための装置を支持する少なくとも1つの構築ステーションと、
−ベルト構造を含む外側スリーブを、カーカススリーブへと組み立てるための装置と、
−構築ドラムを、構築ステーションから、前記ステーションの外側の位置まで移動させるための装置と
をさらに含む。
構築ドラムは、好ましくは、移動装置に係合する少なくとも1つのグリップ端部を支持する中央シャフトを含む。
好ましくは、取扱い装置は、前記補助支持部材の、構築ドラムとの係合および構築ドラムからの取り外しのために、構築ステーションにおいて動作する。
好ましくは、前記適用装置は、環形固定構造を前記少なくとも1つのカーカスプライの各端部フラップと係合してカーカススリーブを形成するための部材を含む。
より好ましくは、前記環形固定構造は、構築ドラムの外周表面により画定される適用径より小さな取付径を画定する。
好ましい実施形態において、前記装置は、
−前記外側スリーブを、前記構築ドラムに適用されたカーカススリーブ周囲の同軸中央位置に配置するための装置と、
−カーカススリーブをトロイダル構成へと成形するために、構築ドラムで動作する成形装置と
を含む。
好ましくは、各環形固定構造を係合するための装置は、
−環形固定構造を、前記少なくとも1つのカーカスプライの各端部フラップ周囲で同軸上に取り付け(フィットさせ)るための部材と、
−前記少なくとも1つのカーカスプライの端部フラップを、各環形固定構造周囲で折り返すための部材と
を含む。
好ましくは、前記装置は、前記少なくとも1つのカーカスプライの軸方向対向端部フラップを、構築ドラムの幾何学軸の方へ折り返すための装置をさらに含む。
好ましくは、前記少なくとも1つのカーカスプライを適用するための装置は、基本構成要素を構築ドラムに敷設する。
好ましくは、前記少なくとも1つのカーカスプライを適用するための装置は、構築ドラムの外周表面の周囲延在部に沿った連続部に、連続して複数のストリップ状要素を適用するための部材を含む。
さらなる特徴および利点は、本発明による、タイヤを製造するための方法および装置の好ましいが、排他的ではない実施形態の詳細な説明からより明らかとなるであろう。
この説明を、添付の図面を参照して、限定されない一例として、以下に記載する。
構築ドラム周囲にカーカスプライを適用する工程の直径断面での図を示す。 図1のAの詳細を拡大して示す。 環形固定構造を、1つまたは複数のカーカスプライの各端部フラップに同軸上に取り付ける工程を、図1を拡大して示す。 各環形固定構造周囲で1つまたは複数のカーカスプライの端部フラップを折り返す工程を、図1を拡大して示す。 補助成形部材による、ビードの係合工程中の直径断面のカーカススリーブの図を示す。 外側スリーブの適用のためにカーカススリーブを成形している工程において処理されているタイヤを示す。
これら図面を参照すると、本発明に従ってプロセスを実施するのに与えられた車輪用タイヤを製造するための装置は、概して、参照番号1で示されている。
装置1は、エラストマー気密材料の層またはいわゆるライナ4で好ましくは内部がコートされた少なくとも1つのカーカスプライ3を実質的に含むタイヤ2(図5)を製造するためのものである。放射状外側位置で、エラストマーフィラー5bを好ましくは支持するそれぞれいわゆるビードコア5aを含む2つの環形固定構造5は、1つまたは複数のカーカスプライ3の各端部フラップ3aと係合している。環形固定構造5の一体化は、環形固定構造5の内径サイズにより決まる取付径D0に従って、通常、「ビード」6と表される領域近くでなされ、そこでは、タイヤ2と各装着リム(図示せず)との間の係合が、通常、なされる。
ベルト構造7は1つまたは複数のカーカスプライ3周囲に適用されており、トレッドバンド8がベルト構造7周囲を覆っている。対応のビード6からトレッドバンド8の各側端までそれぞれ延在している2つのサイドウォール9が、側部対向位置で、カーカスプライ3に適用される。
装置1は、構築ドラム10自体の幾何学軸X−Xに沿って延在する中央シャフト11により支持された2つの半分割部分10aでできた構築ドラム10を含む。半分割部分10aは、例えば、スクリューねじ込みバー12により、互いに軸方向に近接して動くことができ、スクリューねじ込みバー12は、中央シャフト11内に動作可能に配置され、それぞれ、半分割部分10aと係合する右側ねじ山および左側ねじ山の2つのねじ山部分12a、12bを支持している。その結果、構築ドラム10の半分割部分10aは、中央シャフト11に沿ってそれぞれ反対の方向へ同時に移動がなされた後、中央シャフト11の一端に動作可能に結合できるアクチュエータ(図示せず)により、スクリューねじ込みバー12に回転が付与される。
構築ドラム10は、半分割部分10aと摺動自在に係合する中央部分であって、半分割部分10aと表面が連続した関係で延在する中央部分13をさらに含み、実質的に連続した外側表面14をそれにより画定することができる。
半分割部分10aおよび中央部分13は、それぞれ、幾何学軸X−Xに対して放射状に近接配置されて、構築ドラム10に、処理されているタイヤの取付径D0より小さな直径嵩高性(diameter bulkiness)を与え、処理されているタイヤ2を構築ドラム10自体から取り外すことのできる休止状態(図示せず)と、添付の図面に図示するように、周囲−連続関係で延在して、取付径D0より好ましくは大きな適用径D1を画定する前記外周表面14を形成する動作状態との間で放射状に動くことのできる各周囲領域でできている。
図示した例において、周囲領域の放射状の動きは、構築ドラム10の中央部分13の領域間にそれぞれ結合された複数の接続ロッド15と、中央シャフト11により回転可能に支持され、外側アクチュエータ(図示せず)により、角回転で駆動可能な駆動カラー16によりなされる。中央部分13の領域を通して軸方向に延在するトランスミッションバー17により、前記領域の放射状の動きが、中央シャフト11に対して放射状に延在している各柱18に沿って摺動自在に誘導される構築ドラム10の軸方向対向半分割部分10aの周囲領域に伝達される。
構築ドラム10自体は、中央シャフト11に提供された少なくとも1つのグリップエンド11aで操作される少なくとも1つのロボットアーム(図示せず)またはその他の種類の移動装置により1つ以上の作業ステーション19、20へと移動して、処理されているタイヤ2の組立てを目的とする、異なる作業工程を行うことができる。
さらに詳細には、構築ドラム10は、まず、構築ステーション19(図1〜3)で係合され、そこで、各環形固定構造5に結合された1つまたは複数のカーカスプライ3を含むいわゆるカーカススリーブ21が作製される。
少なくとも1つの外部取扱い装置(公知の方法で作製できるため図示せず)が、構築ドラム10に対して軸方向対向側部で軸方向に近接した関係で、例えば、2つの環形要素の形態で作製された補助支持部材22の配置を行う。
補助支持部材22は、好ましくは、ほぼ円筒形の構成の各レスト表面22aを有し、その直径は、適用径D1と実質的に同じである。近接させても、レスト表面22aは、外側表面14の連続部を中断することなく延在している。
支持部材22と構築ドラムとの係合は、例えば、円筒スリーブの形態で、それぞれできた、構築ドラム自体に支持される各接続部材23でなされ、構築ドラム10の半分割部分10aの1つにより一体的に支持され、各補助支持部材22に支持される第1の係合台座24に動作可能に結合させることができる。
幾何学的軸X−Xに向ってばねで押される小さなボールの形態で作製された1つ以上の取付要素25が、例えば、各接続部材23に形成された周囲溝の形態で少なくとも1つの凹部25aと、ばねにより推進される関係で動作可能に結合される第1の係合台座24の内側に放射状に突出している。従って、取付要素25は、各接続部材23の凹部25aへの自動係合に好適で、部材自体を前記外部取扱い装置により取り外した後でも、各補助支持部材22と構築ドラム10との係合を保持する。このように、構築ドラムは、必要なときに、そこに連結された補助支持部材22と共に、構築ステーション19に提供された少なくとも1つの第1作業ユニットと1つの第2の作業ユニット(図示せず)との間で移動させることができる。
構築ステーション19において、構築ドラム10で、カーカススリーブ21の第1の構成要素の適用のために例えば補助装置(図示せず)を動作させることができる。より詳細には、これらの補助装置は、例えば、エラストマー材料の少なくとも1つの連続した細長い要素を供給するための1つ以上の分配部材を含むことができ、同時に、構築ドラム10は、その幾何学軸X−X周囲で回転するように駆動されて、外側表面14およびレスト表面22aに上述したライナ4を形成する。ライナ4に加えて、またはその代わりに、補助装置を設計して、ビード6近くに組み込まれるレスト表面22aに摩耗を防ぐインサート、および/または、いわゆるランフラットタイヤについては、サイドウォール9領域においてタイヤ2に組み込まれる構築ドラム10の各半分割部分10aに適用されたエラストマー材料でできた補助支持インサート(いわゆるサイドウォールインサート)のいずれかを形成することができる。
前記第1の構成要素の形成に続いて、簡単な方法で作製される図示しない装置を、前記適用径D1に従って、外側表面14周囲でカーカスプライ3に適用する。各カーカスプライ3は、外側表面14の周囲延在部に従って予め切断され、前記外側表面に分配された連続ストリップの形態の製造物品からなり、同時に、構築ドラム10は、その幾何学軸X−X周囲を回転して、前記ストリップを外側表面14周囲に巻きつける。
好ましい実施形態において、少なくとも1つまたは複数のカーカスプライ3および/またはタイヤ2の他の部分は、基本構成要素の積層により作製される。本発明の目的において、「基本構成要素」とは、連続した細長い要素、テキスタイルおよび/または金属ゴム引きコード、ストリップ状要素を指している。本発明の説明に関連して、「ストリップ状要素」という用語は、一定のサイズまで切断され、1つ以上のテキスタイルまたは金属補強コードを含むエラストマー材料のストリップを指している。
これらの基本構成要素は、好適な量で用いて、半製品の保管を必要とすることなく、タイヤの上述した1つ以上の構成要素を形成するように適合されている。
このために、適用装置は、外側表面14の周囲延在部に対して横方向に配置された複数のストリップ状要素を連続適用する部材を含み、同時に、例えば、同出願人による米国特許第6,328,084号に記載されているのと同様の方法で、構築ドラム10は、ステッピング運動での回転で駆動される。
1つまたは複数のカーカスプライは、相互に近接する関係で適用されたストリップ状要素により、構築ドラム10に直接形成されて、外側表面14の全周囲延在部をカバーするのが好ましい。
好ましくは、外側表面14は、前記少なくとも1つのカーカスプライ3の幅より狭い軸方向寸法を有していて、構築ドラム10に配置された1つまたは複数のカーカスプライ3の端部フラップ3aが、外側表面14の対向端部から軸方向に突出し、前記レスト表面22aにより少なくとも部分的に支持されるようにする。
1つまたは複数のカーカスプライ3の形成が完了したら、補助支持部材22を、各接続部材23から取り外す。この取り外す動作は、例えば前記外部取扱い装置を用いて、構築ドラム10を各半分割部分10aから軸方向に動かして離すことを含む単なる操作によりなされ、レスト表面22aを、摩耗を防ぐインサートから、および/または1つまたは複数のカーカスプライ3から、滑らせることにより取り外す。取り外した後、補助支持部材22は、外部取扱い装置と係合したままとして、新たな作業サイクルに用いる準備をすることができる。
レスト表面22aを取り外すと、構築ドラム10を他の作業ユニットへ任意で移動した後、構築ドラム10周囲に適用された1つまたは複数のカーカスプライ3の端部フラップ3aを、任意の簡単な方法で行うことのできる、例えば、図示しないローラまたはその他デバイスにより、構築ドラム10自体の幾何学軸X−Xに向かって、折り曲げることが可能となる。
公知の方法で作製することができるため図示されていない配置部材は、幾何学軸X−Xの方へ折り曲げられた1つまたは複数のカーカスプライ3の端部フラップ3aの1つの同軸周囲に環形固体構造5のそれぞれを取り付けて、構築ドラム10の対応する半分割部分と軸方向に近接してそれが配置されるようにする。
配置がなされたら、膨張可能袋23またはその他折り返し部材(図3)が、各環形固定構造5周囲の各端部フラップ3aを折り返して、これらと1つまたは複数のカーカスプライ3との係合を安定化して、前記カーカススリーブ21を形成する。
環形固定構造5の係合が完了したら、またはこの操作工程と同時に、サイドウォール9の適用を行うことができる。
カーカススリーブ21を支持する構築ドラム10を、トレッドバンド8と好ましくは既に結合されたベルト構造7と一体化する外側スリーブ27との係合を受けるために、好ましくは、構築ステーション19の外側の位置20(図4および5)に移動させる。
巻き付け径D1より大きな内径D2を有する外側スリーブ27は、ベルト構造7を形成するために適合された1つ以上のベルト層を補助ドラム(図示せず)で形成するかまたは巻き付けた後、トレッドバンド8を、補助ドラムに支持されたベルト構造7に巻き付けることにより予め作製することができる。具体的には、トレッドバンド8の構築は、並列の関係で配置され、回転駆動される補助ドラムに支持されるベルト構造7に放射状に重畳されたコイルの形態で適用されたエラストマーの連続した細長い要素を与える分配手段により行うことができる。変形実施形態によれば、サイドウォール9の少なくとも一部を、外側スリーブ27に構築することができる。
このように形成された外側スリーブ27は、例えば、移動リング28、またはその他好適な装置により、補助ドラムから取り外されるように適合されており、構築ドラム10により保持されるカーカススリーブ21周囲の同軸中央位置に配置される。
次に、成形装置は、構築ドラム10に作用して、カーカススリーブ21をトロイダル構成(図5)へと成形して、これを、外側スリーブ27の放射状内側表面に対して適用する。
成形装置は、例えば、回転するスクリューねじ込みバー12を駆動するよう設計された上述したアクチュエータ(図示せず)を含んでいて、ドラムの半分割部分10a、すなわち、カーカススリーブ21の環形固定構造5を相互に軸方向に近接させることができる。好ましくは、成形装置は、中央シャフト11に沿って形成された少なくとも1つの供給ダクト29と接続された空気圧回路を有する膨張部材をさらに含んでいて、例えば、カーカススリーブ21に、作動流体を供給し、環形固定構造5が相互に近接する間、膨張により、これを放射状に膨張させる。
一実施形態において、少なくとも1つの一方向バルブ30を供給ダクト29と係合して、流体が、カーカススリーブ21から供給ダクト26に逆流するのを防いで、供給ダクト29が空気圧回路から切断されても、カーカススリーブ21を膨張した状態に保つ。
次に、少なくとも1つの補助成形部材31を、構築ドラム10と動作可能に係合する。前記部材は、成形装置と一体化させて、カーカススリーブ21を成形する工程を実行するのに好適である。より詳細には、好ましい実施形態において、少なくとも1対の補助成形部材31を、構築ドラム10と動作可能に係合する。それらはそれぞれ、前記半分割部分10aと軸方向に近接した関係にある。構築ドラム10とは異なる装置1の構成要素である補助成形部材31は、それぞれ、構築ドラム10自体に支持された周囲隣接端部32に対して作用するように適合されており、カーカスプライ3をトロイダル構成へと成形し、同時に、半分割部分10aに相互に近づける。
より詳細には、各補助成形部材31は、前記周囲隣接端部32の1つをそれぞれ画定する環形固定構造5の1つに対して推進する関係で作用するように適合されていて、ビード6を構築ドラム10に対して保持し、かつ/または、成形工程中、環形固定構造5に対して1つまたは複数のカーカスプライ3をロックして、カーカススリーブ21の放射状膨張中、1つまたは複数のカーカスプライの望ましくないクリープ、またはビード6の領域におけるその他望ましくない変形をなくす。
各補助成形部材31は、構築ドラム10の各半分割部分10aと軸方向に近接した関係で取り外し可能に固定できる少なくとも1つのフランジ付き要素33を好ましくは含み、構築ドラム10に支持される各環形固定構造5に対して作用するよう設計された少なくとも1つのシーリングリング34を支持する。
より詳細には、各補助成形部材31と係合させるのは、それぞれ同心で異なる直径を有する複数のシーリングリング34とすることができ有利である。異なる取付径を有する様々なタイヤの作業に同じ補助成形部材31を用いることができると有利である。
各補助支持部材22の代わりである補助成形部材31は、フランジ付き要素33により動作可能に支持された固定装置35により、構築ドラム10の各接続部材23に取り外し可能に結合できる。この固定装置35は、各接続部材23に摺動自在に係合される第2の係合台座37の内部を画定するガイドスリーブ36を好ましくは含む。係合台座37に動作可能に装着されているのは、好ましくは、油圧または空気圧式のブレーキ38である。任意の簡単な方法で作製できるため詳細は記載しない。各補助成形部材31を各接続部材23に取り付け(フィットさせ)、各シーリングリング34の1つを、カーカススリーブの環形固定構造5に対向させたら、ブレーキ38を駆動して、補助成形部材の、構築ドラム10に対する安定した軸状固定を行う。
好ましくは、各シーリングリング34は、シーリングリング34自体の放射状外側裁頭円錐形表面(radially external frustoconical surface)34aにより、各環形固定構造5に対して作用する。シーリングリング34は、環形固定構造5周囲で折り返した1つまたは複数のカーカスプライ3に対する推進作用を行うことができる。推進作用は、環形固定構造5の放射状内側周囲端部(前記隣接端部32と一致する)で集中する。従って、この推進作用は、成形工程中に伝達された応力の影響により、カーカスプライ3を形成するコードの望ましくないクリープをなくすのに特に好適であると考えられる。
同時に、好ましくは連続した周囲延在部を有するシーリングリング34は、環形固定構造5でカーカススリーブ21を閉じるようにシーリングする機能を果たす。これによって、スリーブの放射状膨張および成形工程後の膨張状態の維持が促される。
本願出願人は、しかしながら、シーリングリング34により出される推進作用は、エラストマー原材料に特有の降伏により、成形工程中、減少し得ることにさらに気付いた。
従って、各補助成形部材31が、各フランジ付き要素33とシーリングリング34との間で動作する推進装置39をさらに含むようにして、各環形固定構造5に対して動作するシーリングリング34が、カーカススリーブ21の全成形工程中、環形固定構造5に対して推進される関係で維持されるようにするのが好ましい。このようにして、環形固定構造5周囲で折り返した1つまたは複数のカーカスプライ3のコードのクリープ現象の発生は、ビード6近くに配置されたエラストマー材料の塑性降伏の存在があっても避けられる。
好ましい実施形態によれば、推進装置39は、フランジ付き要素33と摺動自在に係合し、流体動作アクチュエータ41の動作により、シーリングリング34に対して軸方向に可動する少なくとも1つの推進リング40を含む。
特に、複数の推進リング40が好ましくは提供され、それぞれ、シーリングリング34の1つと係合している。各シーリングリング34は、各推進リング40の軸方向の動きによる影響により放射状に膨張可能である。この膨張を促進するために、各シーリングリング34は、推進リング40の周囲端部に対向する放射状内側裁頭円錐形表面(radially internal frustoconical surface)34bを有していると、放射状膨張を促進することができる。
有利には、例えば、フランジ付き要素33に形成されたキャビティ41aに入った加圧下の空気またはその他流体により押される環形ピストンを含む単一流体動作アクチュエータ41を、各補助成形部材31と係合する全推進リング40で同時に動作すると、各伸縮ばねの作用を超える。しかしながら、推進作用は、環形固定構造5に対して、隣接して動作するシーリングリング34にのみ作用する。
結論として、全成形工程中、各接続部材23へのブレーキ38の作用によって、補助成形部材31の安定した配置が確保され、カーカススリーブ21内に形成される膨張圧力の影響により、それらを構築ドラム10から軸方向に動かして離す傾向のある重大な応力を効率的に弱める。同時に、推進装置39は、ブレーキ38により支持される軸方向ロックにかかわらず、エラストマー材料の塑性降伏の存在があっても、シーリングリング34は、環形固定構造5に対して推進する関係で常に維持されるようにする。
成形工程が完了したら、ブレーキ38を解除すると、構築ドラム10から補助成形部材31を軸方向に取り外すことができる。構築ドラム10は、少なくとも1つの追加の作業ステーション(図示せず)に任意で移動することができる。
一方向バルブ30およびフランジ29の存在のために、シーリングリング34を環形固定構造55に対して推進状態とし、カーカススリーブ21の膨張状態を維持して、追加の作業ステーションで実施される他の可能な作業操作が促進され有利である。
製造が終わったら、補助成形部材31の取り外しおよびドラム自体の放射状収縮後、タイヤ2は構築ドラム10から取り外して、任意の簡単な方法で実施される加硫工程に送ることができる。

Claims (96)

  1. 互いに近接して軸方向に動くことのできる2つの半分割部分(10a)を含む構築ドラム(10)を提供する工程と、
    前記構築ドラム(10)の外周表面(14)周囲に少なくとも1つのカーカスプライ(3)を適用する工程と
    前記構築ドラム(10)の半分割部分(10a)を相互に近接させるのと同時に、前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)をトロイダル構成に成形する工程とを含み、
    前記適用する工程後でかつ前記成形する工程前に、少なくとも1つの補助成形部材(31)を、前記構築ドラム自体(10)に係合する工程が行われ、前記少なくとも1つの補助成形部材(31)は前記構築ドラム(10)とは異なり、かつ前記構築ドラム(10)と取り外し可能に係合され、前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)のトロイダル構成が、前記構築ドラム(10)の前記半分割部分(10a)が相互に近接するのと同時に得られるようにする、
    タイヤの製造方法。
  2. 前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)の適用前に、前記構築ドラム(10)の前記外周表面(14)の連続部に延在している少なくとも1つの周囲レスト表面(22a)をそれぞれ有する補助支持部材(22)が、前記構築ドラム(10)に係合され、それぞれ、前記半分割部分(10a)の1つと軸方向に近接した関係にある請求項1に記載の方法。
  3. 前記構築ドラム(10)の前記外周表面(14)周囲に適用された前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)が、前記各補助支持部材(22)の前記周囲レスト表面(22a)にそれぞれ敷設された軸方向対向端部フラップ(3a)を有する請求項2に記載の方法。
  4. 前記補助支持部材(22)が、前記少なくとも1つの補助成形部材(31)の係合前に、前記構築ドラム(10)から取り外される請求項2または3に記載の方法。
  5. 一対の補助成形部材(31)が、前記構築ドラム(10)と係合し、それぞれが前記半分割部分(10a)の1つと軸方向に近接した関係となる請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記少なくとも1つの補助成形部材(31)が、前記構築ドラム(10)に支持された周囲隣接端部(32)に対して作用する請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 各補助支持部材(22)が、前記構築ドラム(10)自体に支持された少なくとも1つの接続部材(23)で前記構築ドラム(10)に係合されている請求項2〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 各補助成形部材(31)が、各補助支持部材(22)の代わりに、前記少なくとも1つの接続部材(23)に係合されている請求項7に記載の方法。
  9. 前記成形工程後、前記構築ドラム(10)を放射状に収縮させる工程と、前記構築ドラム(10)から処理されている前記タイヤを取り外す工程とを実施する請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記補助支持部材(22)を取り外す工程後でかつ前記少なくとも1つの補助成形部材(31)を係合する工程前に、少なくとも1つの環形固定構造(5)を、前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)の少なくとも1つの端部フラップ(3a)と係合する工程を実施して、カーカススリーブ(21)を形成する請求項4〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記環形固定構造(5)の係合前に、前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)の軸方向対向端部フラップ(3a)を、前記構築ドラム(10)の幾何学軸(X−X)に対して折り返す請求項10に記載の方法。
  12. 各環形固定構造(5)を係合する工程が、
    −前記環形固定構造(5)を、前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)の前記各端部フラップ(3a)周囲で同軸上に取り付ける工程と、
    −前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)の前記端部フラップ(3a)を、前記各環形固定構造(5)周囲で折り返す工程とを含む請求項10または11に記載の方法。
  13. 前記少なくとも1つの補助成形部材(31)が、前記少なくとも1つの環形固定構造(5)に対して推進する関係となる請求項10〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記少なくとも1つの補助成形部材(31)と前記構築ドラム(10)との係合と同時に、前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)を、前記少なくとも1つの環形固定構造(5)に対してロックする工程を実施する請求項10〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記少なくとも1つの補助成形部材(31)と前記構築ドラム(10)との係合が、前記補助成形部材(31)のフランジ付き要素(33)を、前記構築ドラム(10)に対して固定する工程と、前記補助成形部材(31)のシーリングリング(34)を、前記周囲隣接端部(32)に対して押す工程とを含む請求項6〜14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記カーカスプライ(3)の成形前に、前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)の周囲の同軸中心位置に少なくとも1つのベルト構造(7)を含む外側スリーブ(27)を配置する工程を実施して、前記成形工程後に、前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)を、前記外側スリーブ(27)の放射状内側表面に対して適用する請求項1〜15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 少なくとも前記カーカスプライ(3)が、基本構成要素を前記構築ドラム(10)上に敷設することにより得られる請求項1〜16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)の適用が、前記構築ドラム(10)の前記外周表面(14)の前記周囲延在部に沿って連続して配置された複数のストリップ状要素を適用する工程を含む請求項1〜17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 軸方向に近接した2つの半分割部分(10a)でできた構築ドラム(10)であって、前記構築ドラム(10)自体の周囲に適用された少なくとも1つのカーカスプライ(3)を支持するように設計された少なくとも1つの外周表面(14)を有する構築ドラム(10)と、
    前記構築ドラム(10)とは異なり、かつ前記構築ドラム(10)に取り外し可能に係合されるように適合され、前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)のトロイダル構成が、前記構築ドラム(10)の前記半分割部分(10a)が相互に近接するのと同時に得られるようにする、少なくとも1つの補助成形部材(31)とを含む、タイヤを製造するための装置。
  20. 前記構築ドラム(10)に取り外し可能に係合された少なくとも1対の補助支持部材(22)をさらに含み、それぞれ、前記構築ドラム(10)の各半分割部分と軸方向に近接した関係にあり、前記外周表面(14)の連続部に延在している各周囲レスト表面(22a)を有していて、前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)の少なくとも軸方向対向端部フラップ(3a)を支持している請求項19に記載の装置。
  21. 一対の補助成形部材(31)が、前記構築ドラム(10)に取り外し可能に係合しており、それぞれ、前記半分割部分(10a)の1つと軸方向に近接した関係にある請求項19または20に記載の装置。
  22. 前記少なくとも1つの補助成形部材(31)を、前記補助支持部材(22)の代わりに、前記構築ドラム(10)に取り外し可能に係合することができる請求項20または21に記載の装置。
  23. 前記補助支持部材(22)のそれぞれを、前記構築ドラム(10)に支持された接続部材(23)に動作可能に係合することができる請求項20または21に記載の装置。
  24. 前記少なくとも1つの補助成形部材(31)が、前記構築ドラム(10)に支持された各周囲隣接端部(32)に対して作用する請求項19〜23のいずれか一項に記載の装置。
  25. 前記少なくとも1つの補助成形部材(31)が、前記構築ドラム(10)に支持された接続部材(23)に動作可能に係合されている請求項19〜24のいずれか一項に記載の装置。
  26. 前記接続部材(23)が、それぞれ、前記構築ドラム(10)の前記半分割部分(10a)の1つにより一体的に支持されている請求項23または25に記載の装置。
  27. 各接続部材(23)が、各補助支持部材(22)および前記少なくとも1つの補助成形部材(31)にそれぞれ支持された第1および第2の係合台座(24、37)に選択的に結合された円筒スリーブを含む請求項23、25、26のいずれか一項に記載の装置。
  28. 各補助支持部材(22)が、前記接続部材(23)の少なくとも1つに動作可能に結合される取付要素(25)を含む請求項23、25〜27のいずれか一項に記載の装置。
  29. 前記取付要素(25)が、前記補助支持部材(22)に支持された第1の係合台座(24)から放射状に突出しており、前記各接続部材(23)に形成された凹部(25a)とばねで推進する関係で動作する請求項28に記載の装置。
  30. 前記周囲レスト表面(22a)が、前記構築ドラム(10)の前記外周表面(14)の直径に実質的に一致する直径を備えたほぼ円筒形の構成を有する請求項19〜29のいずれか一項に記載の装置。
  31. 前記構築ドラム(10)が、前記半分割部分(10a)と摺動自在に係合する中央部分(13)であって、前記外周表面(14)の中央部分を画定する中央部分(13)をさらに含む請求項19〜30のいずれか一項に記載の装置。
  32. 前記構築ドラム(10)が、周囲−連続関係で延在して、前記外周表面(14)を画定する動作状態と、前記構築ドラム(10)の幾何学軸(X−X)に対して放射状に近接して、処理されているタイヤを前記構築ドラム(10)自体から取り外すことのできる休止状態との間で放射状に動くことのできる周囲領域を含む請求項19〜31のいずれか一項に記載の装置。
  33. 前記少なくとも1つの補助成形部材(31)が、前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)と係合する各環形固定構造(5)に対して推進する関係で作用する請求項19〜32のいずれか一項に記載の装置。
  34. 前記少なくとも1つの補助成形部材(31)が、軸方向に近接した関係で、前記構築ドラム(10)の前記各半分割部分(10a)に取り外し可能に固定され、前記構築ドラム(10)に支持された各周囲隣接端部(32)に対して作用するように設計された少なくとも1つのシーリングリング(34)を支持する、少なくとも1つのフランジ付き要素(33)を含む請求項23、25〜29のいずれか一項に記載の装置。
  35. 前記少なくとも1つのフランジ付き要素(33)が、前記接続部材(23)の少なくとも1つに動作可能に結合される固定装置(35)を支持している請求項34に記載の装置。
  36. 前記固定装置(35)が、前記接続部材(23)に摺動自在に係合されるガイドスリーブ(36)に動作可能に装着されたブレーキ(38)を含む請求項35に記載の装置。
  37. 前記少なくとも1つの補助成形部材(31)が、前記フランジ付き要素(33)と前記シーリングリング(34)との間で動作して、後者を前記周囲隣接端部(32)に対して押す推進装置(39)をさらに含む請求項34〜36のいずれか一項に記載の装置。
  38. 前記少なくとも1つのシーリングリング(34)が、前記シーリングリング(34)自体の放射状外側裁頭円錐形表面(radially external frustoconical surface)(34a)を通して、前記周囲隣接端部(32)に対して作用する請求項34〜37のいずれか一項に記載の装置。
  39. 前記少なくとも1つのシーリングリング(34)が、前記推進装置(39)の動作時に、放射状に膨張可能である請求項37または38に記載の装置。
  40. 前記推進装置(39)が、流体動作アクチュエータ(41)の動作時に、前記シーリングリング(34)の方へ軸方向に動くことのできる推進リング(40)を含む請求項37〜39のいずれか一項に記載の装置。
  41. 前記シーリングリング(34)が、前記推進リング(40)の周囲端部に対向する放射状内側裁頭円錐形表面(radially internal frustoconical surface)(34b)を有する請求項40に記載の装置。
  42. 前記少なくとも1つの補助成形部材(31)が、それぞれ異なる直径を有する複数のそれぞれの同心シーリングリング(34)を含む請求項34〜41のいずれか一項に記載の装置。
  43. 前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)を含むカーカススリーブ(21)を前記構築ドラム(10)に適用するための装置を支持する少なくとも1つの構築ステーション(19)と、
    ベルト構造(7)を含む外側スリーブ(27)を前記カーカススリーブ(21)へと組み立てるための装置と、
    前記構築ドラム(10)を、前記構築ステーション(19)から、前記ステーションの外側の位置(20)まで移動させるための装置とをさらに含む請求項19〜42のいずれか一項に記載の装置。
  44. 前記補助支持部材(22)の、前記構築ドラム(10)との係合および前記構築ドラム(10)からの取り外しのための少なくとも1つの取扱い装置をさらに含む請求項20〜43のいずれか一項に記載の装置。
  45. 前記構築ドラム(10)が、前記移動装置に係合する少なくとも1つのグリップ端部(11a)を支持する中央シャフト(11)を含む請求項43または44に記載の装置。
  46. 前記適用装置が、環形固定構造(5)を前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)の各端部フラップ(3a)と係合してカーカススリーブ(21)を形成するための部材を含む請求項43に記載の装置。
  47. 前記環形固定構造(5)が、前記構築ドラム(10)の前記外周表面(14)により画定される前記適用径(D1)より小さな取付径(D0)を画定する請求項46に記載の装置。
  48. 各環形固定構造(5)を係合するための前記装置が、
    前記環形固定構造(5)を、前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)の前記各端部フラップ(3a)周囲で同軸上に取り付けるための部材と、
    前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)の前記端部フラップ(3a)を、前記各環形固定構造(5)周囲で折り返すための部材とを含む請求項46または47に記載の装置。
  49. 前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)の軸方向対向端部フラップ(3a)を、前記構築ドラム(10)の幾何学軸(X−X)に対して折り返すための装置をさらに含む請求項19〜48のいずれか一項に記載の装置。
  50. 前記カーカススリーブ(21)を適用するための前記装置が、基本構成要素を前記構築ドラム(10)上に敷設する、請求項43に記載の装置。
  51. 互いに近接して軸方向に動くことのできる2つの半分割部分(10a)を含む構築ドラム(10)を提供する工程と、
    前記構築ドラム(10)の外周表面(14)周囲に少なくとも1つのカーカスプライ(3)を適用する工程と、
    前記構築ドラム(10)とは異なる少なくとも1つの補助成形部材(31)を、前記構築ドラム自体(10)に係合する工程と、
    前記構築ドラム(10)の半分割部分(10a)を相互に近接させるのと同時に、前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)をトロイダル構成に成形する工程とを含むタイヤの製造方法であって、
    前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)の適用前に、前記構築ドラム(10)の前記外周表面(14)の連続部に延在している少なくとも1つの周囲レスト表面(22a)をそれぞれ有する補助支持部材(22)が、前記構築ドラム(10)に係合され、それぞれ、前記半分割部分(10a)の1つと軸方向に近接した関係にあり、 前記補助支持部材(22)が、前記少なくとも1つの補助成形部材(31)の係合前に、前記構築ドラム(10)から取り外される、
    タイヤの製造方法。
  52. 前記構築ドラム(10)の前記外周表面(14)周囲に適用された前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)が、前記各補助支持部材(22)の前記周囲レスト表面(22a)にそれぞれ敷設された軸方向対向端部フラップ(3a)を有する請求項51に記載の方法。
  53. 一対の補助成形部材(31)が、前記構築ドラム(10)と係合し、それぞれが前記半分割部分(10a)の1つと軸方向に近接した関係となる請求項51または52に記載の方法。
  54. 前記少なくとも1つの補助成形部材(31)が、前記構築ドラム(10)に支持された周囲隣接端部(32)に対して作用する請求項51〜53のいずれか一項に記載の方法。
  55. 各補助支持部材(22)が、前記構築ドラム(10)自体に支持された少なくとも1つの接続部材(23)で前記構築ドラム(10)に係合されている請求項51〜54のいずれか一項に記載の方法。
  56. 各補助成形部材(31)が、各補助支持部材(22)の代わりに、前記少なくとも1つの接続部材(23)に係合されている請求項53に記載の方法。
  57. 前記成形工程後、前記構築ドラム(10)を放射状に収縮させる工程と、前記構築ドラム(10)から処理されている前記タイヤを取り外す工程とを実施する請求項51〜56のいずれか一項に記載の方法。
  58. 前記補助支持部材(22)を取り外す工程後でかつ前記少なくとも1つの補助成形部材(31)を係合する工程前に、少なくとも1つの環形固定構造(5)を、前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)の少なくとも1つの端部フラップ(3a)と係合する工程を実施して、カーカススリーブ(21)を形成する請求項51〜57のいずれか一項に記載の方法。
  59. 前記環形固定構造(5)の係合前に、前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)の軸方向対向端部フラップ(3a)を、前記構築ドラム(10)の幾何学軸(X−X)に対して折り返す請求項58に記載の方法。
  60. 各環形固定構造(5)を係合する工程が、
    −前記環形固定構造(5)を、前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)の前記各端部フラップ(3a)周囲で同軸上に取り付ける工程と、
    −前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)の前記端部フラップ(3a)を、前記各環形固定構造(5)周囲で折り返す工程とを含む請求項58または59に記載の方法。
  61. 前記少なくとも1つの補助成形部材(31)が、前記少なくとも1つの環形固定構造(5)に対して推進する関係となる請求項58〜60のいずれか一項に記載の方法。
  62. 前記少なくとも1つの補助成形部材(31)と前記構築ドラム(10)との係合と同時に、前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)を、前記少なくとも1つの環形固定構造(5)に対してロックする工程を実施する請求項58〜61のいずれか一項に記載の方法。
  63. 前記少なくとも1つの補助成形部材(31)と前記構築ドラム(10)との係合が、前記補助成形部材(31)のフランジ付き要素(33)を、前記構築ドラム(10)に対して固定する工程と、前記補助成形部材(31)のシーリングリング(34)を、前記周囲隣接端部(32)に対して押す工程とを含む請求項54〜62のいずれか一項に記載の方法。
  64. 前記カーカスプライ(3)の成形前に、前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)の周囲の同軸中心位置に少なくとも1つのベルト構造(7)を含む外側スリーブ(27)を配置する工程を実施して、前記成形工程後に、前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)を、前記外側スリーブ(27)の放射状内側表面に対して適用する請求項51〜63のいずれか一項に記載の方法。
  65. 少なくとも前記カーカスプライ(3)が、基本構成要素を前記構築ドラム(10)上に敷設することにより得られる請求項51〜64のいずれか一項に記載の方法。
  66. 前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)の適用が、前記構築ドラム(10)の前記外周表面(14)の前記周囲延在部に沿って連続して配置された複数のストリップ状要素を適用する工程を含む請求項51〜65のいずれか一項に記載の方法。
  67. 軸方向に近接した2つの半分割部分(10a)でできた構築ドラム(10)であって、前記構築ドラム(10)自体の周囲に適用された少なくとも1つのカーカスプライ(3)を支持するように設計された少なくとも1つの外周表面(14)を有する構築ドラム(10)と、
    前記構築ドラム(10)とは異なり、かつ前記構築ドラム(10)に取り外し可能に係合されるように適合され、前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)のトロイダル構成が、前記構築ドラム(10)の前記半分割部分(10a)が相互に近接するのと同時に得られるようにする、少なくとも1つの補助成形部材(31)とを含み、
    前記構築ドラム(10)に取り外し可能に係合された少なくとも1対の補助支持部材(22)をさらに含み、それぞれ、前記構築ドラム(10)の各半分割部分と軸方向に近接した関係にあり、前記外周表面(14)の連続部に延在している各周囲レスト表面(22a)を有していて、前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)の少なくとも軸方向対向端部フラップ(3a)を支持しており、前記少なくとも1つの補助成形部材(31)を、前記補助支持部材(22)の代わりに、前記構築ドラム(10)に取り外し可能に係合することができる、
    タイヤを製造するための装置。
  68. 一対の補助成形部材(31)が、前記構築ドラム(10)に取り外し可能に係合しており、それぞれ、前記半分割部分(10a)の1つと軸方向に近接した関係にある請求項67に記載の装置。
  69. 前記補助支持部材(22)のそれぞれを、前記構築ドラム(10)に支持された少なくとも1つの接続部材(23)に動作可能に係合することができる請求項67または68に記載の装置。
  70. 前記少なくとも1つの補助成形部材(31)が、前記構築ドラム(10)に支持された各周囲隣接端部(32)に対して作用する請求項67〜69のいずれか一項に記載の装置。
  71. 前記少なくとも1つの補助成形部材(31)が、前記構築ドラム(10)に支持された少なくとも1つの接続部材(23)に動作可能に係合されている請求項67〜70のいずれか一項に記載の装置。
  72. 前記少なくとも1つの接続部材(23)が前記構築ドラム(10)の前記半分割部分(10a)の1つにより一体的に支持されている請求項69または71に記載の装置。
  73. 前記少なくとも1つの接続部材(23)が、各補助支持部材(22)および前記少なくとも1つの補助成形部材(31)にそれぞれ支持された第1および第2の係合台座(24、37)に選択的に結合された円筒スリーブを含む請求項69、71、72のいずれか一項に記載の装置。
  74. 各補助支持部材(22)が、前記少なくとも1つの接続部材(23)に動作可能に結合される取付要素(25)を含む請求項69、71〜73のいずれか一項に記載の装置。
  75. 前記取付要素(25)が、前記補助支持部材(22)に支持された第1の係合台座(24)から放射状に突出しており、前記各接続部材(23)に形成された凹部(25a)とばねで推進する関係で動作する請求項74に記載の装置。
  76. 前記周囲レスト表面(22a)が、前記構築ドラム(10)の前記外周表面(14)の直径に実質的に一致する直径を備えたほぼ円筒形の構成を有する請求項67〜75のいずれか一項に記載の装置。
  77. 前記構築ドラム(10)が、前記半分割部分(10a)と摺動自在に係合する中央部分(13)であって、前記外周表面(14)の中央部分を画定する中央部分(13)をさらに含む請求項67〜76のいずれか一項に記載の装置。
  78. 前記構築ドラム(10)が、周囲−連続関係で延在して、前記外周表面(14)を画定する動作状態と、前記構築ドラム(10)の幾何学軸(X−X)に対して放射状に近接して、処理されているタイヤを前記構築ドラム(10)自体から取り外すことのできる休止状態との間で放射状に動くことのできる周囲領域を含む請求項67〜77のいずれか一項に記載の装置。
  79. 前記少なくとも1つの補助成形部材(31)が、前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)と係合する各環形固定構造(5)に対して推進する関係で作用する請求項67〜78のいずれか一項に記載の装置。
  80. 前記少なくとも1つの補助成形部材(31)が、軸方向に近接した関係で、前記構築ドラム(10)の前記各半分割部分(10a)に取り外し可能に固定され、前記構築ドラム(10)に支持された各周囲隣接端部(32)に対して作用するように設計された少なくとも1つのシーリングリング(34)を支持する、少なくとも1つのフランジ付き要素(33)を含む請求項69、71〜75のいずれか一項に記載の装置。
  81. 前記少なくとも1つのフランジ付き要素(33)が、前記少なくとも1つの接続部材(23)に動作可能に結合される固定装置(35)を支持している請求項80に記載の装置。
  82. 前記固定装置(35)が、前記少なくとも1つの接続部材(23)に摺動自在に係合されるガイドスリーブ(36)に動作可能に装着されたブレーキ(38)を含む請求項81に記載の装置。
  83. 前記少なくとも1つの補助成形部材(31)が、前記フランジ付き要素(33)と前記シーリングリング(34)との間で動作して、後者を前記周囲隣接端部(32)に対して押す推進装置(39)をさらに含む請求項80〜82のいずれか一項に記載の装置。
  84. 前記少なくとも1つのシーリングリング(34)が、前記シーリングリング(34)自体の放射状外側裁頭円錐形表面(radially external frustoconical surface)(34a)を通して、前記周囲隣接端部(32)に対して作用する請求項80〜83のいずれか一項に記載の装置。
  85. 前記少なくとも1つのシーリングリング(34)が、前記推進装置(39)の動作時に、放射状に膨張可能である請求項83または84に記載の装置。
  86. 前記推進装置(39)が、流体動作アクチュエータ(41)の動作時に、前記シーリングリング(34)の方へ軸方向に動くことのできる推進リング(40)を含む請求項83〜85のいずれか一項に記載の装置。
  87. 前記シーリングリング(34)が、前記推進リング(40)の周囲端部に対向する放射状内側裁頭円錐形表面(radially internal frustoconical surface)(34b)を有する請求項86に記載の装置。
  88. 前記少なくとも1つの補助成形部材(31)が、それぞれ異なる直径を有する複数のそれぞれの同心シーリングリング(34)を含む請求項80〜87のいずれか一項に記載の装置。
  89. 前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)を含むカーカススリーブ(21)を前記構築ドラム(10)に適用するための装置を支持する少なくとも1つの構築ステーション(19)と、
    ベルト構造(7)を含む外側スリーブ(27)を前記カーカススリーブ(21)へと組み立てるための装置と、
    前記構築ドラム(10)を、前記構築ステーション(19)から、前記ステーションの外側の位置(20)まで移動させるための装置とをさらに含む請求項67〜88のいずれか一項に記載の装置。
  90. 前記補助支持部材(22)の、前記構築ドラム(10)との係合および前記構築ドラム(10)からの取り外しのための少なくとも1つの取扱い装置をさらに含む請求項67〜89のいずれか一項に記載の装置。
  91. 前記構築ドラム(10)が、前記移動装置に係合する少なくとも1つのグリップ端部(11a)を支持する中央シャフト(11)を含む請求項89または90に記載の装置。
  92. 前記適用装置が、環形固定構造(5)を前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)の各端部フラップ(3a)と係合してカーカススリーブ(21)を形成するための部材を含む請求項89に記載の装置。
  93. 前記環形固定構造(5)が、前記構築ドラム(10)の前記外周表面(14)により画定される前記適用径(D1)より小さな取付径(D0)を画定する請求項92に記載の装置。
  94. 各環形固定構造(5)を係合するための前記装置が、
    前記環形固定構造(5)を、前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)の前記各端部フラップ(3a)周囲で同軸上に取り付けるための部材と、
    前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)の前記端部フラップ(3a)を、前記各環形固定構造(5)周囲で折り返すための部材とを含む請求項92または93に記載の装置。
  95. 前記少なくとも1つのカーカスプライ(3)の軸方向対向端部フラップ(3a)を、前記構築ドラム(10)の幾何学軸(X−X)に対して折り返すための装置をさらに含む請求項67〜94のいずれか一項に記載の装置。
  96. 前記カーカススリーブ(21)を適用するための前記装置が、基本構成要素を前記構築ドラム(10)上に敷設する、請求項89に記載の装置。

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