JP5389559B2 - 回転電動機の固定子及び燃料ポンプ - Google Patents

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Description

本発明は、回転電動機の固定子及び燃料ポンプに関する。
回転電動機の固定子の従来例としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。特許文献1のものは、円環状に配置された複数の分割コアと、分割コアにボビン(巻枠)を介して巻線されたコイルと、ボビンに設けられかつコイルが接続された端子(ピン)とを備えている。ところで、ボビンは、複数の分割ボビンを分割コアに装着することにより構成されている。
特開平9−191588号公報(段落[0042]、[0049]、[0056]、及び、図14、図18、図23等参照)
前記従来例(特許文献1)のものでは、複数の分割ボビンをそれぞれ形成する工程、及び、複数の分割ボビンを分割コアに装着する工程が必要となる。このため、部品点数及び組付工数が増えることによりコストアップを余儀なくされるという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、部品点数及び組付工数を低減することにより製造コストを低減することのできる回転電動機の固定子及び燃料ポンプを提供することにある。
第1の発明は、円環状に配置された複数の分割コアと、分割コアにボビンを介して巻線されたコイルと、コイルが接続された端子と、端子を取付けた端子取付部材とを備える回転電動機の固定子であって、ボビン及び端子取付部材が分割コアに対して樹脂成形により一体形成されている。したがって、1回の樹脂成形により、分割コアにボビン及び端子取付部材を一体形成することができる。このため、部品点数及び組付工数を低減することにより製造コストを低減することができる。
第2の発明は、第1の発明において、樹脂成形前に隣り合う分割コア同士が薄肉部を介して連結されている。したがって、複数の分割コアを展開した状態とすることにより、複数の分割コアにボビン及び端子取付部材を同時に樹脂成形することができる。
第3の発明は、第1の発明において、隣り合う分割コア同士を回動可能に連結する連結手段が分割コアに対して樹脂成形により一体形成されている。したがって、隣り合う分割コアを連結手段を介して回動可能に連結することができる。また、1回の樹脂成形により、分割コアに連結手段を一体形成することができる。なお、連結手段は、樹脂の弾性変形を利用して係合可能なスナップフィット手段であるとよい。
第4の発明は、第2又は3の発明において、複数の分割コアを平面状に展開した状態で、各ボビンにコイルが巻線される構成としたものである。したがって、各ボビンにコイルを容易に巻線することができる。また、巻線後に複数の分割コアを円環状に丸めればよい。
第5の発明は、第1〜4のいずれかの発明において、コイルの巻線時にコイル間の渡り線を各相毎に分別して保持する渡り線保持部材が分割コアに対して樹脂成形により一体形成されている。したがって、渡り線保持部材によりコイル間の渡り線を各相毎に分別して保持することができ、各相毎の渡り線を絶縁状態に容易に配置することができる。また、1回の樹脂成形により、分割コアに渡り線保持部材を一体形成することができる。
第6の発明の燃料ポンプは、第1〜5のいずれかの発明の回転電動機の固定子を備えている。したがって、部品点数及び組付工数を低減することにより製造コストを低減することのできる回転電動機の固定子を備えた燃料ポンプを提供することができる。
実施例1に係る燃料ポンプを示す側断面図である。 燃料ポンプを示す平断面図である。 固定子を示す斜視図である。 固定子を示す平面図である。 アッパボデーが一体形成された固定子を示す斜視図である。 最終中間品の前側を示す斜視図である。 最終中間品を示す平面図である。 最終中間品の後側上端部を示す斜視図である。 コア材を示す斜視図である。 最上段のコア材を示す斜視図である。 コア材のかしめ部と最上段のコア材のかしめ孔部との関係を示す断面図である。 分割コア列を示す斜視図である。 分割コア列におけるコア材のかしめ部と最上段のコア材のかしめ孔部とのかしめ部とのかしめ状態を示す断面図である。 第1中間品と外部接続端子及び中性端子との関係を示す斜視図である。 第1中間品を示す平面図である。 第1中間品の後側上端部を示す斜視図である。 第2中間品を示す斜視図である。 第2中間品を示す平面図である。 第2中間品の後側上端部を示す斜視図である。 実施例2に係る固定子を示す斜視図である。 固定子を示す平面図である。 固定子を示す平断面図である。 最終中間品の前側を示す斜視図である。 最終中間品を示す平面図である。 コア材を示す斜視図である。 分割コアを示す斜視図である。 分割コアにおけるコア材のかしめ部のかしめ状態を示す断面図である。 第1中間品を示す斜視図である。 第1中間品を一部破断して示す正面図である。 第1中間品列と外部接続端子及び中性端子との関係を示す斜視図である。 第2中間品を示す斜視図である。 第2中間品を示す平面図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
[実施例1]
本発明の実施例1を説明する。説明の都合上、本実施例の回転電動機の固定子を備えた燃料ポンプを説明し、その後で固定子の製造方法を説明する。なお、図1は燃料ポンプを示す側断面図、図2は同じく平断面図である。
図1に示すように、燃料ポンプ10は、自動車等の車両の燃料タンク内に設置されるインタンク式の燃料ポンプである。燃料ポンプ10は、ウエスコ式ポンプからなるポンプ部12と、ポンプ部12を駆動するモータ部14とを備えている。ポンプ部12及びモータ部14は、ハウジング16内に組込まれている。ハウジング16は、金属製で、円筒状に形成されている。ハウジング16の下部内にポンプ部12が組込まれており、その上部内にモータ部14が組込まれている。なお、モータ部14は本明細書でいう「回転電動機」に相当する。
前記ポンプ部12は、ポンプカバー18、ロワーボデー20及びインペラ22を備えている。ポンプカバー18は、前記ハウジング16内にその下方から圧入されており、ハウジング16の段付面に対する当接によって軸方向に位置決めされている。さらに、ロワーボデー20は、ハウジング16内にその下方から圧入されており、ポンプカバー18の下面に対する当接によって軸方向に位置決めされている。そして、ハウジング16の下端部をロワーボデー20にかしめることによって、ハウジング16にポンプカバー18及びロワーボデー20が固定されている。
前記ポンプカバー18と前記ロワーボデー20との間には、前記インペラ22が回転可能に収容されている。ポンプカバー18とインペラ22との間、及び、ロワーボデー20とインペラ22との間に、それぞれポンプ通路24が上下対称状に形成されている。また、ロワーボデー20には、ポンプ通路24の始端部(上流側端部)に連通しかつ下面側に開口する燃料吸入口26が形成されている。また、ポンプカバー18には、ポンプ通路24の終端部(下流側端部)に連通しかつ上面側に開口する連通口28が形成されている。なお、ポンプカバー18及びロワーボデー20は、例えばアルミニウム合金製である。また、インペラ22は、例えばポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂等の樹脂製である。
図1及び図2に示すように、前記モータ部14は、6スロット8極のインナロータ型の3相ブラシレスDCモータである。モータ部14は、固定子30及び回転子32を備えている。固定子30は、固定子コア34、ボビン36及びコイル38を備えている。なお、図3は固定子を示す斜視図、図4は同じく平面図である。
固定子コア34(以下、「コア」という)は、周方向に6分割された計6個の分割コア42が周方向に円環状に配置されることによって構成されている(図2参照)。各分割コア42は、円環状に並ぶヨーク部44と、ヨーク部44から径方向内方に突出された磁極ティース部(単に「ティース部」という)45とを有している(図3及び図4参照)。周方向に隣り合う分割コア42のティース部45の間にそれぞれスロット(符号省略)が形成されている。また、各分割コア42は、軸方向(図1において上下方向)に積層された多数枚の磁性鋼板材(例えば珪素鋼板材)からなる板状のコア材48を相互にかしめることによって一体的に結合されている。この点については後で説明する。
前記ボビン36は、前記各分割コア42に対してそれぞれ樹脂成形により一体形成されている。ボビン36は、絶縁性を有する樹脂材からなり、分割コア42のヨーク部44の外周面及び両側端面並びにティース部45の内周面を露出した状態で、残りの外表面を被覆するように形成されている。なお、ボビン36は、ポリアセタール(POM)、ナイロン(PA)、プリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂等の絶縁樹脂材料からなる。
前記コイル38は、分割コア42のティース部45にボビン36を介してマグネットワイヤ50を巻回すなわち巻線することによって構成されている。また、180°間隔で配置される2個の分割コア42のコイル38同士は、マグネットワイヤ50の渡り線51によりつながっている(図4参照)。すなわち、分割コア42を2個1組として1本のマグネットワイヤ50が両ティース部45(ボビン36)に亘って連続的に巻回されており、これらが3組組合せられている。各組のコイル38は、3相(U相、V相、W相)のコイルを構成している。図4に示すように、各相のコイル38の始端部は、隣り合う3個(後述する)のボビン36上に設けられた計3個の外部接続端子53に電気的に接続されている。また、各相のコイル38の終端部は、外部接続端子53を有するボビン36と並設されたボビン36上に設けられた1つの中性点端子55に電気的に接続されている。これにより、3相(U相、V相、W相)のコイル38は、2個1組として直列にY結線されている。また、各外部接続端子53及び中性点端子55は、黄銅等の導電性材により形成されている。なお、各外部接続端子53及び中性点端子55は、本明細書でいう「端子」に相当する。
前記燃料ポンプ10(図1及び図2参照)に前記固定子30(図3及び図4参照)を組込むため、該固定子30にはアッパボデー57が樹脂成形いわゆるモールド成形により一体形成されている。なお、図5はアッパボデーが一体形成された固定子を示す斜視図である。
図5に示すように、アッパボデー57は、円筒状の周壁部59と、その周壁部59の上端面を閉鎖する端壁部60とを有している(図1参照)。周壁部59には、前記固定子30のコア34、ボビン36、コイル38、各外部接続端子53(詳しくは基部(下部))及び中性点端子55が埋設されている。また、周壁部59は、固定子30の各スロット内にもそれぞれ充填されている。
前記端壁部60上には、各外部接続端子53の上部が突出されている(図5参照)。また、端壁部60上には、中空パイプ状の燃料吐出口62が一体形成されている。燃料吐出口62の下端部は、端壁部60の下面すなわち周壁部59の中空部内に開口されている(図1参照)。また、端壁部60の外周面には、環状の凸部64が形成されている。また、周壁部59の外側面には、各分割コア42のヨーク部44における周方向の中央部を露出する計6本の縦長状の開口溝65が周方向に等間隔で形成されている(図2及び図5参照)。また、周壁部59の外周面の上端部には、凸部64の下側でかつ各開口溝65の上方にそれぞれ位置する突起部66が形成されている。また、周壁部59の外側面には、軸方向(図5において上下方向)に延びる所定本数(例えば3本)の凸条部68が周方向に等間隔で形成されている(図2参照)。また、周壁部59の上端部には、径方向に貫通する所定個数(例えば3個、図5では2個を示す)の横孔70が周方向に等間隔で形成されている。凸条部68と横孔70とは、周方向に隣り合う突起部66の間に交互に配置されている。なお、アッパボデー57は、ポリアセタール(POM)、ナイロン(PA)、プリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂等の絶縁性を有する樹脂材からなる。
図1に示すように、前記アッパボデー57の周壁部59は、前記ハウジング16内にその上方から圧入されている。アッパボデー57は、ハウジング16の段付面に対する凸部64の当接によって軸方向に位置決めされている。また、ハウジング16の上端部をアッパボデー57の上端部にかしめることにより、ハウジング16にアッパボデー57が固定されている。これとともに、ハウジング16の内周面にアッパボデー57の突起部66及び凸条部68の外側面が面接触状に当接されることにより、ハウジング16とアッパボデー57との間に軸方向(上下方向)に延びる隙間72が形成されている。隙間72の上端部は、前記横孔70を介してアッパボデー57の中空部内と連通されている。また、隙間72の下端部は、アッパボデー57とポンプカバー18との間の空間74を介して前記連通口28と連通されている。また、隙間72は、固定子30と回転子32(後述する)との間の磁気回路上のギャップ75を迂回する通路を形成しており、その通路断面積はギャップ75による通路断面積よりも大きく設定されている。このため、モータ部14内を流れる燃料の大半は隙間72を流れる構成となっている。したがって、磁気回路上のギャップ75による通路を燃料通路とする場合に比べて、燃料の圧力損失を低減し、大流量の燃料を流すことが可能である。
図1及び図2に示すように、前記回転子32は、前記固定子30に一体形成されたアッパボデー57の中空部内に回転可能に設けられている。回転子32は、回転軸77と、円筒状の永久磁石79と、回転軸77に永久磁石79を同軸上において固定状態に保持するホルダー80とを有している。また、回転軸77の上下両端部は、ホルダー80の上面及び下面より突出されている。回転軸77の上端部は、前記アッパボデー57の端壁部60の下面側に軸受82を介して回転可能に支持されている。また、回転軸77の下端部は、前記ポンプカバー18に軸受84を介して回転可能に支持されている。回転軸77においてポンプカバー18より下方に突出された突出軸部は、前記インペラ22と係合されている。したがって、インペラ22は、回転子32に追従して回転される。また、回転軸77の突出軸部は、ロワーボデー20に設けられたスラスト軸受86によりスラスト方向に支持されている。これとともに、前記固定子30の各分割コア42のティース部45と永久磁石79とが磁気回路上のギャップ75を隔てて対向されている。また、永久磁石79は、周方向(回転方向)に8個の磁極部を備えている(図2参照)。8個の磁極部は、各分割コア42のティース部45と向き合う外周面側に回転方向に交互に異なる磁極を形成するように着磁されている。また、本実施例では永久磁石79の磁極部を8個としたが、その磁極部を4個とすることにより、固定子30を同一構成のまま、6スロット4極のインナロータ型の3相ブラシレスDCモータからなるモータ部14を構成することができる。なお、回転軸77は、例えばステンレス製である。また、軸受82,84及びスラスト軸受86は、例えば銅系焼結合金製である。
前記燃料ポンプ10が、自動車等の車両の燃料タンク内に設置された状態において、図示しない電子制御装置(ECU)が回転子32の回転位置に応じてコイル38への通電を三相全波制御することにより、回転子32の永久磁石79の各磁極部と向き合う各分割コア42のティース部45の内周面に形成される磁極が切換えられる。これによって、回転子32が回転されるにともないインペラ22が回転される。すると、燃料タンク内の燃料が燃料吸入口26からポンプ通路24に吸入され、ポンプ通路24で昇圧された後、連通口28からモータ部14の空間74に圧送される。その空間74に圧送された燃料は、ハウジング16とアッパボデー57との間の隙間72を上昇した後、アッパボデー57の横孔70内、アッパボデー57の中空部の上端部内を経て燃料吐出口62からエンジン側(詳しくはインジェクタ側)へ吐出される。
次に、前記固定子30の製造方法を説明する前に固定子30について補足する。図2に示すように、前記コア34は、分割コア42同士が隣り合う計6箇所のうち、計5箇所の隣り合う分割コア42のヨーク部44の外周端同士が薄肉部90を介して連結された状態で隣り合うヨーク部44の側端面同士が突き合わせられており、残りの1箇所を分割面91として隣り合うヨーク部44の側端面同士が突き合わせられている。このため、6個の分割コア42の薄肉部90の変形を介して固定子30を平面状に展開することにより、コア34の各分割コア42を横一列に整列した状態とすることができる。このように、展開された状態の固定子30を最終中間品92(後述する)といい、また、展開された状態のコア34を分割コア列94(後述する)という。なお、図6は最終中間品の前側を示す斜視図、図7は最終中間品を示す平面図、図8は同じく後側上端部を示す斜視図である。また、説明の都合上、最終中間品92等においては、内周側を前側とし、外周側を後側として説明を行う。
図6及び図8に示すように、前記最終中間品92は、分割コア列94に対して、ボビン36の樹脂成形、各外部接続端子53及び中性点端子55の取付け、マグネットワイヤ50の巻線等が施されたものである。そして、最終中間品92が分割コア列94の薄肉部90(図8参照)の変形を介して円環状に丸められることによって、固定子30(図3及び図4参照)が構成される。なお、説明の都合上、ボビン36、コイル38、分割コア42については、外部接続端子53を備える分割コア42側(図7において左側)から中性点端子55を備える分割コア42側(図7において右側)へ順に第1、第2、第3、・・・第6と付記する。
次に、前記固定子30の製造方法を製造工程の順に説明する。
[第1工程]
第1工程は、前記コア材48を形成する工程である。なお、図9はコア材を示す斜視図である。
図9に示すように、前記コア材48は、磁性鋼板材(例えば珪素鋼板材)からなる素材(図示省略)に対して、プレスによる打抜き加工を施すことによって形成されている。コア材48は、分割コア列94を上面から見た形状に対応しており、ヨーク部44及びティース部45を有する各分割コア42が薄肉部90を介して横一列に連結された形状をなしている。各分割コア42には、前記打抜き加工と同時に、エンボス加工を施すことによって、適数個(図9では2個を示す)の丸形のかしめ部96が形成されている。かしめ部96は、コア材48の下面側が凹形状をなすと同時に上面側が凸形状をなしている。なお、コア材48の板厚は、例えば0.35mmである。また、かしめ部96は、2個に限らず、1個又は3個以上としてもよい。
また、前記コア材48とは別に、分割コア列94の最上段のコア材48Aが用意される。なお、図10は最上段のコア材を示す斜視図である。
図10に示すように、最上段のコア材48Aは、前記コア材48(図9参照)と同様、磁性鋼板材(例えば珪素鋼板材)からなる素材(図示省略)に対して、プレスによる打抜き加工を施すことによって形成されている。最上段のコア材48Aの基本的形状は、前記コア材48と同一形状をなしている。また、最上段のコア材48Aには、前記打抜き加工と同時に、前記かしめ部96に代えて、丸形のかしめ孔部98が形成されている。かしめ孔部98は、前記コア材48の両かしめ部96と整合可能に形成されている。なお、図11はコア材のかしめ部と最上段のコア材のかしめ孔部との関係を示す断面図である。
[第2工程]
第2工程は、複数枚のコア材48を一体化する工程である。なお、図12は分割コア列を示す斜視図、図13は分割コア列におけるコア材のかしめ部と最上段のコア材のかしめ孔部とのかしめ部とのかしめ状態を示す断面図である。
図12に示すように、多数枚(例えば80〜100枚)の前記コア材48を上下方向に積層した状態でプレスすることにより、上下に重なるコア材48のかしめ部96が相互にかしめられる(図13参照)。これにより、複数枚のコア材48が一体化された分割コア列94が形成される。このとき、分割コア列94上に最上段のコア材48Aが積層されるとともに、最上段のコア材48Aのかしめ孔部98に2段目のコア材48のかしめ部96がかしめられる。このため、最上段のコア材48Aのかしめ孔部98内に2段目のコア材48のかしめ部96が収まることにより、そのかしめ部96が分割コア列94の上面に突出することを回避することができる。このため、分割コア列94の上面にかしめ部96が突出することによるかしめ部96の破損等を防止するとともに分割コア列94(図12参照)の取扱性を向上することができる。
[第3工程]
第3工程は、分割コア列94にボビン36を樹脂成形により一体形成する工程である。ちなみに、分割コア列94にボビン36が樹脂成形されたものを第1中間品という。なお、図14は第1中間品と外部接続端子及び中性端子との関係を示す斜視図、図15は第1中間品を示す平面図、図16は同じく後側上端部を示す斜視図である。
図14に示すように、分割コア列94の各分割コア42に対して各ボビン36が樹脂成形により同時に一体形成されることにより、第1中間品100が形成されている。ボビン36は、分割コア42のヨーク部44の外周面及び両側端面並びにティース部45の内周面を露出した状態で、残りの外表面を被覆するように形成されている(図15及び図16参照)。ボビン36におけるティース部45の外周面を取り巻く部分とヨーク部44の内周面を被覆する部分とにより、コイル38が巻線されるボビン主部102が形成されている。また、ボビン36におけるヨーク部44の上端面を被覆している上側の端板部104上には、端子取付部106及び渡り線保持部108が一体形成されている(図15参照)。端子取付部106は、上側の端板部104の中央部上に形成されており、上面を開口する左右一対の取付凹部110を備えている。なお、端子取付部106は、本明細書でいう「端子取付部材」に相当する。
前記渡り線保持部108は、上側の端板部104の左右の両側端縁上に立ち上がる両側壁部112,113、及び、外周縁上に立ち上がる外壁部114を備えている(図15参照)。外壁部114の外周面には、上段、中段、下段の計3段の横方向に延びる保持溝116,117,118が形成されている(図16参照)。また、各側壁部112,113と外壁部114との間には、上面に開口する左右の両案内溝120,122が左右対称状に形成されている。両案内溝120,122は、第1及び第4のボビン36においては溝底部が上段の保持溝116の両端部に連通する深さで形成され、また、第2及び第5のボビン36においては溝底部が中段の保持溝117の両端部に連通され、また、第3及び第6のボビン36においては溝底部が下段の保持溝118の両端部に連通されるように異なる深さをもって形成されている。また、左側(図16において右側)の案内溝120における右側半部(図16において左半部)は溝底部が下段の保持溝118より一段と深く形成されており、その溝底部には、右方(図16において左方)へ凹む横溝124が形成されている。また、第6のボビン36においては、左右の縦溝126,127が形成されている。左側(図16において右側)の縦溝126は、中段の保持溝117から外壁部114の上端面へ延びている。また、右側(図16において左側)の縦溝127は、下段の保持溝118から外壁部114の上端面へ延びている。なお、渡り線保持部108は、本明細書でいう「渡り線保持部材」に相当する。
[第4工程]
第4工程は、第1中間品100に前記した外部接続端子53及び中性点端子55を取付ける工程である。
図14に示すように、3個の外部接続端子53及び3個の中性点端子55は、前工程において予め形成されている。各外部接続端子53は、予め、黄銅等の導電性材からなる素材に対して、プレスによる打抜き加工を施すことによって形成されている。外部接続端子53は、横長四角形状の基部132と、基部132の一端部上に直線状に延びる端子部133と、基部132の他端部上に形成された瘤状の絡げ部134と、基部132の下側に突出された突片状の左右の両脚部135とを有している。絡げ部134の基端側の一側(端子部側)には、外側(後側)へL字状に折り曲げられたピン状の絡げ部136が形成されている。
また、中性点端子55は、予め、導電性材からなる素材に対して、プレスによる打抜き加工を施すことによって形成されている。中性点端子55は、横長四角形状の基部138と、基部138上に突出する左側、中央、右側の計3片の端子部139と、基部138の下側に突出された突片状の左右の両脚部141とを有している。各端子部139の両側部には、外側(後側)へL字状に折り曲げられたピン状の絡げ部142が段違い状に形成されている。
前記第1中間品100に前記外部接続端子53及び前記中性点端子55が取付けられることにより、第2中間品(符号、130を付す)が形成される。なお、図17は第2中間品を示す斜視図、図18は同じく平面図、図19は同じく後側上端部を示す斜視図である。
図17〜図19に示すように、第2中間品130において、前記外部接続端子53は、前記分割コア列94における第1、第2及び第3の各ボビン36に対して、両脚部135(図14参照)を端子取付部106の両取付凹部110に圧入することによってそれぞれ取付けられている。また、前記中性点端子55は、前記分割コア列94における第6のボビン36に対して両脚部141(図14参照)を端子取付部106の両取付凹部110に圧入することによって取付けられている。
[第5工程]
第5工程は、第2中間品130に前記マグネットワイヤ50を巻線する工程である。
図18に示すように、マグネットワイヤ50を巻線するための巻線装置145は、所定の方向へ移動可能なノズル台146を備えている。ノズル台146には、左側、中央、右側の計3本のノズル147が備えられている。各ノズル147からマグネットワイヤ50がそれぞれ送り出されるようになっている。
まず、各ノズル147から引き出されたマグネットワイヤ50の始端部が、各外部接続端子53の絡げ部134,136(図17参照)にそれぞれ絡げられる。このとき、各マグネットワイヤ50の始端は、渡り線保持部108の左側(図8において右側)の案内溝120を介して横溝124内を通して後側へ引き出される(図8参照)。
そして、ノズル台146(図18参照)をボビン主部102の軸回りに回転させることにより、各ノズル147の先端部を第1〜第3の各ボビン36のボビン主部102に沿って旋回させる。これにより、各ノズル147から送り出されたマグネットワイヤ50が各ボビン36のボビン主部102にそれぞれ巻線されることによって、第1〜第3の各コイル38が形成される(図7参照)。
次に、各ノズル147から送り出されたマグネットワイヤ50が、第1〜第3の各ボビン36の渡り線保持部108の右側の案内溝122に掛装されるように、ノズル台146を後方へ移動させる。続いて、ノズル台146を、各ノズル147が3つ隣りの分割コア42の左端部に対応する位置まで右方へ移動させる。次に、ノズル台146を、各ノズル147から送り出されたマグネットワイヤ50が、第4〜第6の各ボビン36の渡り線保持部108の左側の案内溝122に掛装されるように前方(図7において下方)へ移動させる。これにより、各ノズル147から送り出されたマグネットワイヤ50による渡り線51が各ボビン36の各保持溝116,117,118に分別された状態で保持される(図8参照)。すなわち、各マグネットワイヤ50は、各案内溝120,122の深さの違いによって高さ方向に振り分けられるとともに各案内溝120,122の深さに応じた各保持溝116,117,118に沿って配置される。このため、第1と第4のボビン36間に跨る渡り線51が、第2と第3の各ボビン36の上段の保持溝116に保持される。また、第2と第5のボビン36間に跨る渡り線51が、第3と第4の各ボビン36の中段の保持溝117に保持される。また、第3と第6のボビン36間に跨る渡り線51が、第4と第5の各ボビン36の下段の保持溝118に保持される。
そして、ノズル台146を再びボビン主部102の軸回りに回転させることにより、各ノズル147の先端部を第4〜第6の各ボビン36のボビン主部102に沿って旋回させる。これにより、各ノズル147から送り出されたマグネットワイヤ50が各ボビン36のボビン主部102にそれぞれ巻線されることによって、第4〜第6の各コイル38が形成される(図7参照)。
次に、各ノズル147から送り出されたマグネットワイヤ50が、第4〜第6の各ボビン36の渡り線保持部108の右側(図8において左側)の案内溝122に掛装されるように、ノズル台146を後方(図7において上方)へ移動させる。そして、各マグネットワイヤ50の終端部を中性点端子55の各端子部139に両絡げ部142を利用して絡げた後に切断する。このとき、上段のマグネットワイヤ50は、中性点端子55の左側(図8において右側)の端子部139に絡げられている。また、中段のマグネットワイヤ50は、第6のボビン36の渡り線保持部108の中段の保持溝117から左側(図8において右側)の縦溝126を通って、中性点端子55の中央の端子部139に絡げられている。また、下段のマグネットワイヤ50は、第6のボビン36の渡り線保持部108の左側(図8において右側)の案内溝120を通って端子取付部106の内側を経由した後、右側(図8において左側)の案内溝120を通って下段の保持溝118から右側(図8において左側)の縦溝127を通り、中性点端子55の右側(図8において左側)の端子部139に絡げられている。なお、各マグネットワイヤ50の両端部は、各外部接続端子53の絡げ部134及び中性点端子55の各端子部139に抵抗溶接等により溶着される。
上記のようにして最終中間品92(図6〜図8参照)が形成される。
[第6工程]
第6工程は、最終中間品92を丸める工程である。
前記最終中間品92(図6〜図8参照)が、分割コア列94の薄肉部90の変形を介して円環状に丸められる。これにより、各分割コア42が円環状に配置された固定子30が構成される(図3及び図4参照)。これにともない、隣り合う分割コア42のヨーク部44の側端面同士が面接触状に当接される。
前記した製造方法により製造された固定子30によると、ボビン36及び端子取付部106が分割コア42に対して樹脂成形により一体形成されている。したがって、1回の樹脂成形により、分割コア42にボビン36及び端子取付部106を一体形成することができる。このため、部品点数及び組付工数を低減することにより製造コストを低減することができる。
また、樹脂成形前に隣り合う分割コア42同士が薄肉部90を介して連結されている。したがって、6個の分割コア42を展開した状態とすることにより、6個の分割コア42にボビン36及び端子取付部106を同時に樹脂成形することができる。
また、6個の分割コア42を平面状に展開した状態で、各ボビン36にコイル38が巻線される構成としたものである。したがって、各ボビン36にコイル38を容易に巻線することができる。また、巻線後に6個の分割コア42を円環状に丸めればよい。
また、コイル38の巻線時にコイル38間の渡り線51を各相毎に分別して保持する渡り線保持部108が分割コア42に対して樹脂成形により一体形成されている。したがって、渡り線保持部108によりコイル38間の渡り線51を各相毎に分別して保持することができ、各相毎の渡り線51を絶縁状態に容易に配置することができる。また、1回の樹脂成形により、分割コア42に渡り線保持部108を一体形成することができる。
また、前記燃料ポンプ10(図1及び図2参照)によると、部品点数及び組付工数を低減することにより製造コストを低減することのできる固定子30を備えた燃料ポンプ10を提供することができる。
[実施例2]
本発明の実施例2を説明する。本実施例は、9スロット6極のインナロータ型の3相ブラシレスDCモータに用いられる固定子を例示するものである。なお、図20は固定子を示す斜視図、図21は同じく平面図、図22は同じく平断面図である。
図20に示すように、固定子150は、コア152、ボビン154及びコイル156を備えている。コア152は、周方向に9分割された計9個の分割コア158が周方向に円環状に配置されることによって構成されている(図22参照)。各分割コア158は、円環状に並ぶヨーク部160と、ヨーク部160から径方向内方に突出されたティース部162とを有している。周方向に隣り合う分割コア158のティース部162の間にそれぞれスロット(符号省略)が形成されている。また、各分割コア158は、軸方向(図20において上下方向)に積層された多数枚の磁性鋼板材(例えば珪素鋼板材)からなる板状のコア材166を相互にかしめることによって一体的に結合されている。この点については後で説明する。
前記ボビン154は、前記各分割コア158に対してそれぞれ樹脂成形により一体形成されている。ボビン154は、絶縁性を有する樹脂材からなり、分割コア158のヨーク部160の外周面及び両側端面並びにティース部162の内周面を露出した状態で、残りの外表面を被覆するように形成されている。なお、ボビン154は、ポリアセタール(POM)、ナイロン(PA)、プリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂等の絶縁樹脂材料からなる。
前記コイル156は、分割コア158のティース部162にボビン154を介してマグネットワイヤ168を巻回すなわち巻線することによって構成されている。また、120°間隔で配置される3個の分割コア158のコイル156同士は、マグネットワイヤ168の渡り線169によりつながっている(図20参照)。すなわち、分割コア158を3個1組として1本のマグネットワイヤ168が両ティース部162(ボビン154)に亘って連続的に巻回されており、これらが3組組合せられている。各組のコイル156は、3相(U相、V相、W相)のコイルを構成している。図21に示すように、各相のコイル156の始端部は、隣り合う3個(後述する)のボビン154上に設けられた計3個の外部接続端子171に電気的に接続されている。また、各相のコイル156の終端部は、外部接続端子171を有するボビン154と並設された計3個のボビン154上に設けられた3個の中性点端子173に電気的に接続されている。また、3個の中性点端子173は、連結端子(図示省略)を介して電気的に接続されている。これにより、3相(U相、V相、W相)のコイル156は、3個1組として直列にY結線されている。また、各外部接続端子171及び各中性点端子173は、黄銅等の導電性材により形成されている。なお、各外部接続端子171及び各中性点端子173は、本明細書でいう「端子」に相当する。
次に、前記固定子150の製造方法を説明する前に固定子150について補足する。図21に示すように、前記コア152は、隣り合うボビン154の外周端同士が連結手段175を介して回動可能に連結された状態で各ヨーク部160の側端面同士が突き合わせられている。このため、9個のボビン154の連結手段175の回動を介して固定子150を平面状に展開することにより、コア152の各分割コア158を横一列に整列した状態とすることができる。このように、展開された状態の固定子150を最終中間品177(後述する)という。なお、図23は最終中間品の前側を示す斜視図、図24は最終中間品を示す平面図である。また、説明の都合上、最終中間品177等においては、内周側を前側とし、外周側を後側として説明を行う。
図23及び図24に示すように、前記最終中間品177は、分割コア158に対してボビン154の樹脂成形、9個のボビン154同士の連結、各外部接続端子171及び各中性点端子173の取付け、マグネットワイヤ168の巻線等が施されたものである。そして、最終中間品177がボビン154の連結手段175の回動を介して円環状に丸められることによって、固定子150(図20〜図22参照)が構成される。また、最終中間品177又は固定子150において、3個の中性点端子173は、連結端子(図示省略)を介して電気的に接続されるものとする。なお、説明の都合上、ボビン154、コイル156、分割コア158については、図24において左から右側へ順に第1、第2、第3、・・・第9と付記する。
次に、前記固定子150の製造方法を製造工程の順に説明する。
[第1工程]
第1工程は、コア材166を形成する工程である。なお、図25はコア材を示す斜視図である。
図25に示すように、前記コア材166は、磁性鋼板材(例えば珪素鋼板材)からなる素材(図示省略)に対して、プレスによる打抜き加工を施すことによって形成されている。コア材166は、分割コア158を上面から見た形状に対応しており、ヨーク部160及びティース部162を有している。コア材166には、前記打抜き加工と同時に、エンボス加工を施すことによって、適数個(図25では2個を示す)の丸形のかしめ部181が形成されている。かしめ部181は、コア材166の上面側が凹形状をなすと同時に下面側が凸形状をなしている。また、ヨーク部160の一方(例えば、右側)の側端面の内周側に凸状部160aが形成されており、その他方(例えば、左側)の側端面の内周側には凹状部160bが形成されている。なお、コア材166の板厚は、例えば0.35mmである。また、かしめ部181は、2個に限らず、1個又は3個以上としてもよい。
[第2工程]
第2工程は、複数枚のコア材166を一体化することにより分割コア158を形成する工程である。なお、図26は分割コアを示す斜視図、図27が分割コアにおけるコア材のかしめ部のかしめ状態を示す断面図である。
図26に示すように、多数枚(例えば80〜100枚)のコア材166を上下方向に積層した状態でプレスすることにより、上下に重なるコア材166のかしめ部181が相互にかしめられる(図27参照)。これにより、複数枚のコア材166が一体化された分割コア158が形成される。
なお、本実施例においても、前記コア材166とは別に、分割コア158の最下段にコア材166Aが用いられている(図27参照)。最下段のコア材166Aは、コア材166と同様、磁性鋼板材(例えば珪素鋼板材)からなる素材(図示省略)に対して、プレスによる打抜き加工を施すことによって形成されている。最下段のコア材166Aの基本的形状は、コア材166と同一形状をなしており、前記打抜き加工と同時に、前記かしめ部181に代えて、丸形のかしめ孔部182が形成されている。そして、分割コア158の下面側に最下段のコア材166Aが積層されるとともに、最下段のコア材166Aのかしめ孔部182に下から2段目のコア材166のかしめ部181がかしめられるため、最下段のコア材166Aのかしめ孔部182内に下から2段目のコア材166のかしめ部181が収まる。したがって、かしめ部181が分割コア158の下面に突出することを回避することにより、かしめ部181の破損等を防止するとともに分割コア158の取扱性を向上することができる。
[第3工程]
第3工程は、分割コア158に前記ボビン154を樹脂成形により一体形成する工程である。ちなみに、分割コア158にボビン154が樹脂成形されたものを第1中間品183という。なお、図28は第1中間品を示す斜視図、図29は同じく一部破断して示す正面図である。
図28及び図29に示すように、前記分割コア158に対して前記ボビン154が樹脂成形により一体形成されている。ボビン154は、分割コア158のヨーク部160の外周面及び両側端面並びにティース部162の内周面を露出した状態で、残りの外表面を被覆するように形成されている。ボビン154におけるティース部162の外周面を取り巻く部分とヨーク部160の内周面を被覆する部分とにより、コイル156が巻線されるボビン主部185が形成されている。また、ボビン154におけるヨーク部160の上端面を被覆している上側の端板部187上には、端子取付部188が一体形成されている。端子取付部188は、上側の端板部187の中央部上に形成されており、上面を開口する左右一対の取付凹部190を備えている。なお、端子取付部188は、本明細書でいう「端子取付部材」に相当する。
前記上側の端板部187の左端部上には連結ピン192が突出されている。また、上側の端板部187の右端部には連結孔195を有する連結片194が突出されている。また、ボビン154におけるヨーク部160の下端面を被覆している下側の端板部197には、上側の端板部187の連結ピン192及び連結片194と上下対称状をなす連結ピン192(同一符号を付す)、及び、連結孔195を有する連結片194(同一符号を付す)が形成されている(図29参照)。上下の両連結片194は、上下方向に弾性変形いわゆる撓み変形可能に形成されている(図29中、二点鎖線194参照)。右隣りに配置されるボビン154の上下の両連結ピン192と、左隣りに配置されるボビン154の上下の両連結片194の連結孔195とは、両連結片194の撓み変形を利用して係合可能となっている。すなわち、上下一対をなす連結ピン192と連結片194とは、スナップフィット手段により係合可能な連結手段175を構成している。
[第4工程]
第4工程は、9個の第1中間品183を平面状すなわち横並び状に連結する工程である。ちなみに、9個の第1中間品183が連結されたものを第1中間品列200という。なお、図30は第1中間品列と外部接続端子及び中性端子との関係を示す斜視図である。
図30に示すように、左右に隣り合う第1中間品183のボビン154(図29参照)において、右隣りに配置される上下の両連結ピン192と、左隣りに配置される上下の両連結片194の連結孔195とが、両連結片194の撓み変形を利用して係合されることによって、隣り合う第1中間品183のボビン154同士が相互に回動可能に連結される。同様にして、9個の第1中間品183のボビン154同士が連結されることにより、第1中間品列200が形成される。
[第5工程]
第5工程は、第1中間品列200に外部接続端子171及び中性点端子173を取付ける工程である。ちなみに、第1中間品列200に外部接続端子171及び中性点端子173が取付けられたものを第2中間品202という。なお、図31は第2中間品を示す斜視図、図32は同じく平面図である。
図30に示すように、3個の外部接続端子171及び3個の中性点端子173は、前工程において予め形成されている。各外部接続端子171は、予め、黄銅等の導電性材からなる素材に対して、プレスによる打抜き加工を施すことによって形成されている。外部接続端子171は、横長四角形状の基部204と、基部204の一端部上に直線状に延びる端子部205と、基部204の他端部上に突出された突片状の絡げ部206と、基部204の下側に突出された突片状の左右の両脚部207とを有している。なお、端子部205と左側の脚部207は縦方向に一連状をなしており、また、絡げ部206と右側の脚部207は縦方向に一連状をなしている。
また、中性点端子173は、予め、導電性材からなる素材からに対して、プレスによる打抜き加工を施すことによって形成されている。中性点端子173は、横長状の基部210と、基部210の一端部上に突出する端子部211と、基部210の下側に突出された左右の両脚部212とを有している。また、各端子部211と各組の右側の脚部212とは縦方向に一連状をなしている。
図31及び図32に示すように、第2中間品202において、前記外部接続端子171は、前記第1中間品列200における第1、第2及び第3の各ボビン154に対して両脚部207(図30参照)を端子取付部188の両取付凹部190(図28参照)に圧入することによってそれぞれ取付けられている。また、前記中性点端子173は、第1中間品列200における第7、第8及び第9の各ボビン154に対して各組の両脚部212(図30参照)を各端子取付部188の両取付凹部190(図28参照)にそれぞれ圧入することによって取付けられている。
[第6工程]
第6工程は、第2中間品202に前記マグネットワイヤ168を巻線する工程である。
図32に示すように、マグネットワイヤ168を巻線するための巻線装置215は、所定の方向へ移動可能なノズル台216を備えている。ノズル台216には、左側、中央、右側の計3本のノズル217が備えられている。各ノズル217からマグネットワイヤ168がそれぞれ送り出されるようになっている。
まず、各ノズル217から引き出されたマグネットワイヤ168の始端部が、各外部接続端子171の絡げ部206にそれぞれ絡げられる。そして、ノズル台216をボビン154のボビン主部102の軸回りに回転させることにより、各ノズル217の先端部を第1〜第3のボビン154のボビン主部185に沿って旋回させる。これにより、各ノズル217から送り出されたマグネットワイヤ168が各ボビン154のボビン主部185にそれぞれ巻線されることによって、第1〜第3のコイル156が形成される(図24参照)。
次に、ノズル台216を、各ノズル217が3つ隣りのボビン154すなわち第4〜第6のボビン154に対応する位置まで移動させる。このとき、各ノズル217から送り出されたマグネットワイヤ168が、2個分のボビン154の各ボビン36の端子取付部188の後側に掛装されるように、ノズル台146を移動させる。すなわち、第1と第4とのボビン154間に跨る渡り線169は、第2と第3とのボビン154の端子取付部188の後側に掛装される。また、第2と第5とのボビン154間に跨る渡り線169は、第3と第4とのボビン154の端子取付部188の後側に掛装される。また、第3と第6とのボビン154間に跨る渡り線169は、第4と第5とのボビン154の端子取付部188の後側に掛装される。
そして、ノズル台216を再びボビン主部185の軸回りに回転させることにより、各ノズル217の先端部を第4〜第6のボビン154のボビン主部185に沿って旋回させる。これにより、各ノズル217から送り出されたマグネットワイヤ168が各ボビン154のボビン主部185にそれぞれ巻線されることによって、第4〜第6のコイル156が形成される(図24参照)。
次に、ノズル台216を、前記と同様に、各ノズル217が3つ隣りのボビン154すなわち第7〜第9のボビン154に対応する位置まで移動させる。このとき、各ノズル217から送り出されたマグネットワイヤ168が、2個分のボビン154の各ボビン36の端子取付部188の後側に掛装されるように、ノズル台146を移動させる。すなわち、第1と第7とのボビン154間に跨る渡り線169は、第5と第6のボビン154の端子取付部188の後側に掛装される。また、第5と第8とのボビン154間に跨る渡り線169は、第6と第7とのボビン154の端子取付部188の後側に掛装される。また、第6と第9とのボビン154間に跨る渡り線169は、第7と第8とのボビン154の端子取付部188の後側に掛装される。
次に、ノズル台216を再びボビン主部185の軸回りに回転させることにより、各ノズル217の先端部を第7〜第9のボビン154のボビン主部185に沿って旋回させる。これにより、各ノズル217から送り出されたマグネットワイヤ168が各ボビン154のボビン主部185にそれぞれ巻線されることによって、第7〜第9のコイル156が形成される(図24参照)。そして、各マグネットワイヤ168の終端部を当該ボビン154上の各中性点端子173に絡げた後に切断する。なお、各マグネットワイヤ168の両端部は、各外部接続端子171の絡げ部206及び各中性点端子173に抵抗溶接等により溶着される。
上記のようにして最終中間品177(図23及び図24参照)が形成される。
[第7工程]
第7工程は、最終中間品177を丸める工程である。
前記最終中間品177(図23及び図24参照)が、ボビン154の連結手段175の回動を介して円環状に丸められる。これにより、各分割コア158が円環状に配置された固定子150が構成される(図20〜図22参照)。このとき、第1中間品列200の両端のボビン154相互間において、上下の両連結ピン192と上下の両連結片194の連結孔195とが、両連結片194の撓み変形を利用して係合されることによって、
上下の両連結ピン192と上下の両連結片194とを係合することにより、隣り合うボビン154士が相互に連結される。また、隣り合う分割コア158のヨーク部160の凸状部160aと凹状部160bとが嵌合することにより、ヨーク部160相互の側端面同士が面接触状に当接される。これによって、ヨーク部160の相互間の接触面積が増大され、磁気回路上のギャップが減少される。
前記した製造方法により製造された固定子150によっても、前記実施例1と同様の作用・効果を得ることができる。
また、隣り合う分割コア158同士を回動可能に連結する連結手段175の連結ピン192及び連結片194が、分割コア158に対して樹脂成形により一体形成されている。したがって、隣り合う分割コア158を連結手段175の連結ピン192と連結片194との回動を介して回動可能に連結することができる。また、1回の樹脂成形により、分割コア158に連結手段175の連結ピン192及び連結片194を一体形成することができる。また、連結手段175の連結ピン192及び連結片194は、樹脂の弾性変形を利用して係合可能なスナップフィット手段であるため、その連結を容易に行うことができる。
また、前記連結手段175として別体のピン部材等が不要であるため、低コスト化を図ることができる。また、樹脂製の連結ピン192及び連結片194からなる連結手段175であるため、前記実施例1の分割コア列94の薄肉部90の折り曲げに比べて、最終中間品177を容易に丸めることができる。
また、本実施例の固定子150についても、前記実施例1と同様に、アッパボデーを樹脂成形することによって、燃料ポンプに適用することができる。
本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本発明に係る回転電動機の固定子は、燃料ポンプ用の固定子に限定されるものではなく、他の装置の固定子として幅広く利用することができる。また、回転電動機のスロット数及び極数は、前記実施例に限定されるものではない。また、前記実施例の燃料ポンプでは、インペラを用いたウエスコポンプでポンプ部を構成したが、ポンプ部を他のポンプ、例えばギアポンプで構成してもよい。また、前記実施例では、固定子に樹脂成形されたアッパボデーをハウジングに組込む構成としたが、アッパボデーの燃料吐出口を有する端壁部と固定子とを別体で構成してハウジングに組込む構成とすることもできる。また、端子取付部材は、ボビンの一部として形成する他、ボビンと個別に形成してもよい。また、渡り線保持部材は、ボビンの一部として形成する他、ボビンと個別に形成してもよい。
10…燃料ポンプ
14…モータ部(回転電動機)
30…固定子
36…ボビン
38…コイル
42…分割コア
51…渡り線
53…外部接続端子(端子)
55…中性点端子(端子)
90…薄肉部
106…端子取付部(端子取付部材)
108…渡り線保持部(渡り線保持部材)
150…固定子
154…ボビン
156…コイル
158…分割コア
169…渡り線
171…外部接続端子(端子)
173…中性点端子(端子)
175…連結手段
188…端子取付部(端子取付部材)

Claims (6)

  1. 円環状に配置された複数の分割コアと、
    前記分割コアにボビンを介して巻線されたコイルと、
    前記コイルが接続された端子と、
    前記端子を取付けた端子取付部材と
    を備える回転電動機の固定子であって、
    前記ボビン及び前記端子取付部材が前記分割コアに対して樹脂成形により一体形成され
    前記コイルの巻線時にコイル間の渡り線を各相毎に分別して保持する渡り線保持部材が前記分割コアに対して前記樹脂成形により一体形成され、
    前記渡り線保持部材は、前記分割コアの端面を被覆する端板部の両側端縁上に立ち上がる両側壁部、及び、該端板部の外周縁上に立ち上がる外壁部を備え、
    前記外壁部の外周面には、周方向に延びかつ前記渡り線を各相毎に保持する複数の保持溝が該外壁部の立ち上がり方向に段階的に形成され、
    前記両側壁部と前記外壁部との間には、前記外壁部の立ち上がり方向の先端から基端側へ延びかつ前記各相毎の渡り線を保持する保持溝の両端部に連通する案内溝がそれぞれ形成され、
    前記渡り線を前記保持溝に保持する際、渡り線を前記各案内溝に掛装することにより、該渡り線が各案内溝の深さの違いによって各相毎の保持溝に対応するように振り分けられる構成とした
    ことを特徴とする回転電動機の固定子。
  2. 請求項1に記載の回転電動機の固定子であって、
    前記巻線後のコイルが集約される前記渡り線保持部材の外壁部の外周側には、該外壁部の立ち上がり方向の基端側の前記保持溝から先端へ延びかつ該保持溝から引き出されるコイルを通す溝が形成されていることを特徴とする回転電動機の固定子。
  3. 請求項1又は2に記載の回転電動機の固定子であって、
    前記樹脂成形前に隣り合う前記分割コア同士が薄肉部を介して連結されていることを特徴とする回転電動機の固定子。
  4. 請求項1又は2に記載の回転電動機の固定子であって、
    隣り合う前記分割コア同士を回動可能に連結する連結手段が前記分割コアに対して前記樹脂成形により一体形成されていることを特徴とする回転電動機の固定子。
  5. 請求項又はに記載の回転電動機の固定子であって、
    複数の前記分割コアを平面状に展開した状態で、前記各ボビンに前記コイルが巻線される構成としたことを特徴とする回転電動機の固定子。
  6. 回転電動機によって駆動されるポンプ機構を備える燃料ポンプであって、
    前記請求項1〜5のいずれか1つに記載の回転電動機の固定子を備えていることを特徴とする燃料ポンプ。
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