JP4816879B2 - アキシャルエアギャップ型電動機 - Google Patents

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Description

本発明は、ロータとステータとがロータ出力軸の軸線方向に沿って対向的に配置されたアキシャルエアギャップ型電動機に関し、さらに詳しく言えば、部品工数が少なく、短時間で簡単に組み立てることができるアキシャルエアギャップ型電動機に関する。
アキシャルエアギャップ型電動機は、例えば特許文献1に示すように、ステータ(固定子)の一方または両方の側面にロータ(回転子)を所定の空隙をもって対向的に配置してなる電動機であって、インナーロータ型などのラジアルギャップ型電動機に比べて回転軸方向の厚さを薄くする、すなわち扁平にすることができるという特徴がある。
ところで、特許文献1に記載のアキシャルエアギャップ型電動機は、ステータが扇状のコアメンバーを複数個環状につなぎ合わせたものから形成されている。これによれば、1つのコアメンバーにコイルを予め巻回しておき、それらを環状につなぎ合わせて結線するだけで簡単にステータを形成することができる。
しかしながら、このようなステータ構造において、従来ではコアメンバーのフランジ部の一方の端部に設けられたボスに対して、隣接するコアメンバーのフランジ部の他方の端部に設けられた凹部を凹凸嵌合させることによって環状に組み立てていたが、これはあくまで次の樹脂モールドする際の金型に入れるための仮止め的な処置であったため、少しの衝撃で連結が外れやすかった。
また、コアメンバーにコイルを巻回したのち、各相毎に各コアメンバーから引き出されたコイルを結線しなければならず、結線作業および渡り線処理にも手間がかかるという問題がある。
特開2004−282989号公報
そこで、本発明は上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、ステータが複数個のコアメンバーから構成されるアキシャルエアギャップ型電動機において、コアメンバーの組立工数を減らし、より短時間で組み立てることにある。
上述した目的を達成するため、本発明は以下に示すいくつかの特徴を備えている。請求項1に記載の発明は、ステータとロータとが上記ロータのロータ出力軸の軸線方向に沿って所定の空隙をもって対向的に配置され、上記ステータは、上記ロータ出力軸の軸線を中心に環状に配置される複数のコアメンバーを有し、上記コアメンバー同士が所定の連結手段を介して相互に連結されているアキシャルエアギャップ型電動機において、上記各コアメンバーは、固定子鉄心と、上記固定子鉄心の巻線部を絶縁するインシュレータとを有するボビン状に形成されており、上記インシュレータは、上記固定子鉄心のティース面に沿って平行な一対のフランジ部を有し、上記各フランジ部の円周方向の一端には、第1連結手段としてのフック部が突設されており、上記各フランジ部の円周方向の他端には、隣接する上記コアメンバーの上記フック部が係止される円柱状の係止軸が突設されているとともに、上記各フランジ部にはさらに、上記フック部を上記係止軸に案内するガイド部が設けられており、上記ガイド部には、上記フック部の一部を上記係止軸とともに狭持する挟持部が設けられていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、上記請求項1において、上記フック部および上記係止軸は上記フランジ部の外周側に設けられており、上記フランジ部の内周側には、上記フランジ部の円周方向の一端に設けられた係止凸部と、上記フランジ部の円周方向の他端に設けられ、上記係止凸部に合致する係止凹部とを含む第2連結手段がさらに設けられていることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、上記請求項1または2において、上記ガイド部は、上記フランジ部の一部を上記ロータ出力軸の軸線方向に凹ませた凹部からなり、上記挟持部は上記ガイド部と上記フランジ部との間に形成された段差面からなることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、上記請求項1〜3のいずれか1項において、上記各ガイド部の面間距離に対して上記各フック部の内面の面間距離が若干狭く形成されていることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、上記請求項1〜のいずれか1項において、上記フック部は、上記係止軸に沿って係止される円弧状のフック溝を有し、上記コアメンバーは上記フック溝を介して上記係止軸を中心に回動可能に連結されることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、上記請求項1〜のいずれか1項において、上記各フランジ部には、上記巻線部に巻回されるコイルの両端をそれぞれ個別に絡げて結線される端子ピンを上記フランジ部からほぼ垂直に立設するための筒部が設けられていることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、上記請求項において、上記係止軸は、上記筒部を兼用していることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項1〜のいずれか1項において、上記係止軸および/または上記筒部には、補強用の補強リブが設けられていることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、上記請求項1〜のいずれか1項において、上記フランジ部にはさらに、上記コアメンバー同士を環状に連結した状態で一体的に樹脂モールドする際、その金型に対する相対的な位置合わせを行うための位置合わせ部が設けられていることを特徴としている。
請求項10に記載の発明は、上記請求項1〜のいずれか1項において、上記各コアメンバーには、上記フランジ部のティース面同士を互いに向かい合わせて、上記各コアメンバーを所定の回転軸に沿って並べるための位置決め手段が設けられていることを特徴としている。
請求項11に記載の発明は、上記請求項1〜10のいずれか1項において、上記インシュレータには、各コアメンバー間に架け渡されるコイルの渡り線が固定子鉄心に直接接触しないようにするため、上記固定子鉄心の側面の一部を覆い隠す巻線保護部が設けられていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、ステータコアのインシュレータのフランジ部に設けられたフック部を、隣接するステータコアのインシュレータのフランジ部に設けられた係止軸に係止することにより、ステータコア同士をより強固に連結することができる。また、フック部を係止軸にガイドするためのガイド部を設け、ガイド部の一部でフック部を係止軸とともに挟み込むようにしたことにより、フック部を係止軸の係止位置に確実に導くことができ、その係止状態を維持することができる。
請求項2に記載の発明によれば、フランジ部の外周側にフック部と係止軸とからなる第1連結手段を設け、フランジ部の内周側に係止凸部と係止凹部とからなる第2連結手段を設けたことにより、ステータコアの組立精度をより高めることができる。
請求項に記載の発明によれば、フランジ部の一部を凹ませてガイド部を形成し、その段差面を利用してフック部を狭持することにより、フック部を簡単にガイドすることができるばかりでなく、部品工数や材料コストを減らすことができる。
請求項に記載の発明によれば、ガイド部の面間距離に対してフック部の面間距離が狭く形成されていることにより、各ガイド部を各フック部で狭持することができ、より強固に連結することができる。
請求項に記載の発明によれば、係止軸に沿って係止されるフック溝を備えていることにより、フック部を係止軸に引っ掛けた状態でコアメンバーを回転させながら連結させることができる。
請求項に記載の発明によれば、フランジ部にコイルを絡げて結線する端子ピンが直接保持される第1および第2筒部が設けられていることにより、組立後のコイルの両端を各端子ピンに絡げて結線することで、結線処理を簡単にできるだけでなく、モータ自体の組立処理も簡単に行うことができる。
請求項に記載の発明によれば、係止軸が第1および第2筒部のいずれかを兼用していることにより、より安価に製造することができる。
請求項に記載の発明によれば、筒部および/または係止軸の外周に補強用のリブを設けたことにより、フランジ部の薄肉化に伴い低下した強度を補うことができるばかりでなく、樹脂モールドする際に筒部や係止軸が熱変形することを防止することもできる。
請求項に記載の発明によれば、フランジ部の一部に樹脂モールドする際の位置合わせ部を設けたことにより、ステータコアと金型との相対的な位置合わせを行うだけで、モータのステータの位置合わせを一度に行うことができる。
請求項10に記載の発明によれば、複数個のステータコアをティース面同士が対向するように並べて、一端から他端にかけて一巻きでコイルを巻回することができるので、さらに結線処理、組立処理に係る時間を短くすることができる。
請求項11に記載の発明によれば、インシュレータの一部に固定子鉄心の側面の一部を覆い隠す巻線保護部を設けたことにより、巻線の渡り線が固定子鉄心に直接接触して破損したり傷ついたりすることを確実に防ぐことができる。
次に、本発明に実施形態について図面を参照しながら説明するが、本発明はこの限りではない。図1は本発明の一実施形態に係るアキシャルエアギャップ型電動機の要部断面図である。図2(a),(b)はステータの正面図および側面図であり、図3はステータの斜視図である。
このアキシャルエアギャップ型電動機1は、樹脂成形体200内に埋設されたステータ2と、同ステータ2の両側面に所定の空隙(エアギャップ)をもって対向的に配置される一対のロータ3,3とを備えている。各ロータ3,3は回転駆動力を出力するロータ出力軸4に同軸的に固定されている。
ステータ2は、ロータ出力軸4の軸線方向を中心に環状に形成されており、インサート成形によって樹脂成形体200とともに一体成形されている。樹脂成形体200の両端には、樹脂成形体200の両端を塞ぐための蓋部材10a,10bが取り付けられている。
樹脂成形体200の両端には、各ロータ3,3を含む各種モータ機構部が収納される第1および第2収納部220,230が設けられている。
第1収納部220(図1では左側)は、ロータ出力軸4の軸線方向に沿って凹まされた凹部からなり、その底面にはステータ2の各コアメンバー21a〜21iの一方の各ティース面22が露出している。なお、図3においては、図面の構成上ティース面22は省略してある。
図3に示すように、第1収納部220は、外側から内側に向かうにつれて、その内径が段階的に小さくなる3つの内周面(第1内周面221,第2内周面222および第3内周面223)を有する階段状に形成されている。
第1内周面221と第2内周面222との間には、ティース面22に沿って水平な第1段差面224が設けられている。図1に示すように、第1段差面224は蓋部材10aの外周縁を支持する支持面であり、第1内周面221とともに第1段差面224に沿って蓋部材10aが水平に取り付けられる。
第2内周面222と第3内周面223との間には、同じく水平な第2段差面225が設けられている。第2段差面225は、モータを駆動するための回路基板5を支持する支持面であり、第1段差面224よりもさらに一段低く形成されている。
図4の部分拡大断面図に示すように、第2段差面225には、ステータ2に設けられた端子ピン6,6の先端部が突設されている。端子ピン6,6は、ステータ2のコアメンバー21a〜21iのフランジ部310,310からほぼ垂直に立設されており、その一部にはコイル250の始端および終端がそれぞれ絡げられた状態で結線されている。
端子ピン6,6は、電動機の各相(U相,V相,W相)毎にそれぞれ2コ一組で3カ所(合計6カ所)設けられている。この例において、各端子ピン6,6はコアメンバー21a,21d,21gからそれぞれ立設されている。
これによれば、図1に示すように、第2段差面225に沿って回路基板5を載置することにより、回路基板5上に設けられた図示しない差込孔に端子ピン6,6を直接差し込むことができる。
より好ましい態様としては、第2段差面225の端子ピン6,6の周囲が第2段差面よりさらに一段低く凹んでいることが好ましい。これによれば、インサート成型時に端子ピン6,6の周囲に合成樹脂が金型とピントの間のシールが十分でないため、凸状に盛り上がることを防止することができ、回路基板5を確実に水平に載置することができる。
また、端子ピン6,6に隣接する第2内周面222の一部が半径方向に沿ってさらに凹まされていることが好ましい。これによれば、端子ピン6,6の先端から蓋部材10aに向けて短絡放電することを防止することができる。
第2段差面225にはさらに、ガイド孔226が形成されている。図5に示すように、ガイド孔226は、ステータ2をインサート成型する際、コアメンバー21a,21d,21gに設けられた位置合わせ部360のガイド孔361に図示しないガイドピンを差し込んだ状態でインサート成形することにより形成される。
第2段差面225には、回路基板5に設けられた図示しない切欠部に合致し、ステータ2に対する回路基板5の位置合わせを行うための係止爪227が設けられている。係止爪227は、内側に向かって突設されており、この例では所定角度で3カ所設けられている。
第2収納部230(図1では右側)は、ロータ出力軸4の軸線方向に沿って凹まされた凹部からなり、その底面にはステータ2の各コアメンバー21a〜21iの他方の各ティース面22が露出している。
第2収納部230は、外側から内側に向かうにつれて、段階的にその内径が小さくなる2つの内周面(第1内周面231および第2内周面232)を有する階段状に形成されている。
第1内周面231と第2内周面232との間には、ティース面22に沿って水平な第1段差面233が設けられている。図1に示すように、第1段差面233は、他方の蓋部材10bの外周縁を支持する支持面であり、第1内周面231とともに第1段差面233に沿って蓋部材10bが水平に取り付けられる。
ステータ2の中心部には軸受部240が配置されている。この例において、軸受部240は、一対のラジアルボールベアリング241,242を有し、その内輪はロータ出力軸4に圧入嵌めされ、外輪側は樹脂成形体200によって埋設されている。本発明において軸受部240の構成は任意であってよい。
第1および第2収納部220,230には、円盤状のロータ3,3が回転可能に配置されている。ロータ3,3は、円盤状のロータバックヨーク31のステータ2対向面側にロータマグネット32を備えており、反ステータ2対向面側(回路基板5側)には、回路基板5上に実装された位置検出センサ51の被検出部としての位置検出マグネット33が設けられている。
なお、本発明において、ロータ3,3はアキシャルエアギャップ型電動機用としての基本的な構成を備えていれば、その具体的な形状は任意である。この例において、ロータ3,3はステータ2を挟んで左右両側に配置されているが、いずれか一方のみであってもよい。
さらに、各ロータ3,3は同一のロータ出力軸4を共有しているが、各ロータ3,3毎にロータ出力軸を有する2出力軸タイプであってもよい。さらには、ロータ出力軸4を持たずにステータ2に対してロータ3,3をラジアルボールベアリングを介して直に支持させるシャフトレス型としてもよい。
次に、ステータ2について説明する。図6は、ステータ2の斜視図であり、図7(a)および(b)は、ステータコアの正面図および側面図である。図8(a)および(b)は、コアメンバーの斜視図で、図9(a)〜(f)は、コアメンバーの正面図,背面図,側面図,平面図,底面図およびA−A線断面図である。
これら図面に示すように、ステータ2には、ロータ出力軸4の回転軸線を中心軸として環状に配置された複数個(この例では9個(9スロット))のコアメンバー21a〜21iが含まれている。各コアメンバー21a〜21iは同一構成のため、この例ではコアメンバー21aを例にとって説明する。
図8(a)および(b)に示すように、コアメンバー21aは左右一対のフランジ状のティース面22,22を有するボビン状の固定子鉄心23を有し、同固定子鉄心23にはコイル250(図1参照)が巻回されている。固定子鉄心23はH字状に形成された電磁鋼板を半径方向に沿って積層することにより形成される。
この例において、固定子鉄心23のティース面22の両端には、コギングトルクを低減するため、それぞれ円周方向に所定角度傾けられたスキューが形成されているが、スキューの有無などティース面22の形状は、仕様に応じて任意に選択される。
固定子鉄心23は、絶縁樹脂からなるインシュレータ300によってティース面22,22を残して全体が覆われている。インシュレータ300はティース面22,22に沿って半径方向に延びるフランジ部310,310を備えており、このフランジ部310,310もコイル250を巻回するボビンの一部を形成している。
各フランジ部310,310には、各ポールメンバー21a〜21i同士を相互に連結するための2つの連結手段が設けられている。まず第1連結手段として、フランジ部310,310の円周方向の端部には、各ポールメンバー21a〜21i同士をロータ出力軸4の軸線を中心として環状に連結するためのフック部320,320と、同フック部320,320が係止される係止軸330,330とが設けられている。
図10(a)および(b)の部分拡大図を併せて参照して、フック部320,320は、各フランジ部310の外周側で、その円周方向の一方の端部(図10(a)では右端)から外側に向けて突設された凸部で、その上端面には係止軸330に沿って係止されるフック溝321が設けられている。
フック溝321は、係止軸330の外周面に沿って係止される円弧溝からなり、フック溝321を隣接するコアメンバー21a〜21iの係止軸330に係止させることにより、コアメンバー21a〜21iが係止軸330を中心に回動自在に連結される。
フック部320には、フック部320をスムーズに係止軸330に係止させるための第1〜第3ガイド面322〜324が設けられている。第1ガイド面322は、フック溝321の端縁から先端に向かって右斜め下(図10(a)参照)に形成されたテーパー面からなる。
第2ガイド面323は、第1ガイド面322の先端からフランジ部310側に向かって左斜め下(図10(a)参照)に形成されたテーパー面からなり、第3ガイド面324は、第2ガイド面323の端部からフランジ部310の基端に向かって左斜め上(図10(a)参照)に形成されたテーパー面からなる。
第3ガイド面323とフランジ部310との付け根部には、各コアメンバー21a〜21i同士を連結したのち、最後にコアメンバー21a〜21iの両端を連結する際にガイド部350に沿って当接するR部325が設けられている。
係止軸330,330は、各フランジ部310,310の外周側の円周方向の他端側(フック部320とは反対側の端部)に突設されており、フランジ部310,310に円柱状に一体形成されている。この例において、係止軸330,330は、フランジ部310,310を挟んで同軸的に設けられている。
係止軸330,330のうち、一方(図8(b)の正面側)の係止軸330には、軸方向に沿って所定深さの支持孔331が設けられている。支持孔331は、端子ピン6を立設するための差込孔からなり、そこに端子ピン6がほぼ垂直に立設される。
一方の係止軸330には、ガイド部350の薄肉化によって低下した係止軸330を含むフランジ部310の強度を補うための補強リブ332が設けられている。この例において、補強リブ332は、フック部7による干渉を受けない位置、すなわち係止軸330の上面側に設けられている。なお、他方の係止軸330は単なる円柱体からなる。
なお、補強リブ332は一方の係止軸330のみに設けられているが、両方の係止軸330,330に設けてもよいことは言うまでもない。また、補強リブ332の形状および数は、フック部320の係止位置に干渉しない位置であれば、任意に変更できる。
より好ましい態様として、図9(c)に示すように、各フランジ部310,310のガイド部350,350の面間距離L1に対して各フック部320,320の内面の面間距離L2が狭く形成されている。
これによれば、各フック部320,320をフランジ部310,310に取り付けることにより、フック部320,320がフランジ部310,310を挟み込んで支持することにより、より強固に固定することができる。
この例において、第1連結手段はフック部320のフック溝321を係止軸330に係止することにより、各コアメンバー21a〜21i同士を連結しているが、これ以外に、図12(a),(b)に示すように、フック部320の軸方向の内側に凸部326を設けて、フランジ部310の凹部350内に凹部380を設けておき、凹部380内に凸部326を凹凸嵌合させてもよい。なお、凸部326および凹部380は丸形に形成されているが、多角形状であってもよい。
次に、フランジ部310,310には、第2連結手段としての係止凸部341,341と、係止凸部341,341の受け手側として係止凹部342,342とが設けられている。係止凸部341,341は各フランジ部310,310の円周方向の一方の端部(図9(a)では右側面)から外側に向けて突設された凸部で、この例では三角形状に形成された舌片からなる。
これに対して、係止凹部342,342は各フランジ部310,310の円周方向の他方の端部(図9(a)では左側面)から内側に向けて形成された切欠部からなり、係止凸部341と合致する三角形状の溝として形成されている。
この例において、各係止凸部52および係止凹部53は三角形状に形成されているが、各ポールメンバー21a〜21i同士を互いに環状に連結可能な形状であれば、四角形状や半円状など仕様に応じて任意に変更可能である。
これによれば、第1係止手段とともに係止凸部341および係止凹部342とを互いに合致させることにより、確実かつ高精度に各ポールメンバー21a〜21i同士を環状に連結することができる。
図10(a),(b)に示すように、各フランジ部310,310にはさらに、フック部320を330係止軸に案内するガイド部350が設けられている。
ガイド部350は、フランジ部310,310の一部をロータ出力軸4の軸線方向に凹ませた凹部からなり、ガイド部350とフランジ部310との境界部には、フック部320をガイドするとともに、フック部320の一部を係止軸330とともに狭持する段差面351が設けられている。
段差面351は、その一部が階段状に形成されており、係止軸330と段差面351との間にフック部320を挟み込んで支持するための挟持部352が形成されている。これによれば、フック部320の一部に段差面351が当接することにより、フック部320を係止軸330とともに挟み込んで強固に固定することができる。
図10(a)および図11(b)に示すように、フランジ部310には、各コアメンバー21a〜21iを環状に連結したのち、インサート成形によって樹脂成形体300を一体成形する際、金型とコアメンバー21a〜21iの相対的な位置合わせを行うための位置合わせ部360が設けられている。
位置合わせ部360は、一方のフランジ部310の上端のほぼ中央に突設された円筒状のボスからなり、その中央には図示しないガイドピンが差し込まれるガイド孔361が設けられている。ガイド孔361の底部は、ガイドピンが導き入れやすいように、すり鉢状に形成されている。
図11(a)の正面側のフランジ部310にはさらに、他方の端子ピン6が立設される筒部370が設けられている。筒部370には、端子ピン6を立設するための支持孔371が設けられており、支持孔371を介して端子ピン6がほぼ垂直に立設される。
図11(b)の正面側のフランジ部310にも、筒部370と同形状の筒部373が設けられている。ただし、筒部373は単なる円柱体からなり、フランジ部310,310を挟んで筒部370と同軸的に突設されている。筒部370は、係止軸330とロータ3のロータ出力軸4の中心軸を中心とする同心円上に設けられている。
各フランジ部310,310にはさらに、フランジ部310,310のティース面22、22同士を互いに向かい合わせて、各コアメンバー21a〜21iを所定の水平回転軸に沿って並べるための位置決め手段としての第1位置決め部410と第2位置決め部420とを備えている。
第1位置決め部410は、フランジ部310の外周側に設けられた一対の位置決めリブ411,412を有し、各位置決めリブ411,412は、それぞれフランジ部310から垂直に突設した矩形状の板体からなる。各位置決めリブ411,412は、フランジ部310においてステータ2の円周方向および半径方向に相対的にずらされた状態で配置されている。
第2位置決め部420は、フランジ部310の内周側に設けられた一対の位置決めリブ421,422を有し、各位置決めリブ421,422は、それぞれフランジ部310から垂直に突設した矩形状の板体からなる。この位置決めリブ421,422もフランジ部310においてステータ2の円周方向および半径方向に相対的にずらされた状態で配置されている。
これによれば、隣接するコアメンバー(例えば21aと21b)の各ティース面22同士を互いに向き合わせて、位置決めリブ411,412同士を互いに噛み合わせることで、図13に示すように、相毎にコアメンバー21a〜21c(21d〜21f,21g〜21i)を水平回転軸Oに沿って配置して、コイル250を切断することなく一巻きでコアメンバー21a〜21cに巻回することができる。
フランジ部310の上端側には、これらコアメンバー21a〜21i同士を、図13に示すように各ティース面22同士を突き合わせた際、係止軸330と位置合わせ部360の先端を受け止める受け部390,390が設けられている。
受け部390,390は、フランジ部310の上端側にU字状に形成された凹部からなり、そこに係止軸330と位置合わせ部360の先端が係止される。この例において、受け部390,390は凹部からなるが、例えばボスなどであってもよい。
図13に示すように、フランジ部310の円周方向の一端側には、フランジ部310が突出した固定子鉄心23のティース面22の側面を覆い隠す巻線保護部430が設けられている。
巻線保護部430は、ティース面22の側面に沿って立設されたリブからなり、これにより、ティース面22の側面がカバーされる。これによれば、図13に示すように、コイル250を一巻きで巻回した際に、各コアメンバー21a〜21i間に架け渡される渡り線が固定子鉄心23に直接接触して破損したり傷ついたりすることを防止することができる。
次に、図14(a)〜(c)および図15(a)〜(d)を参照して、コアメンバー21a〜21iの連結手順の一例について説明する。まず最初に、図14(a)に示すように、コアメンバー21aのフック部320のフック溝321を隣接するコアメンバー21bの係止軸330に引っ掛ける。
次に、図14(b)に示すように、フック部320を係止軸330に引っ掛けた状態で、コアメンバー21bを係止軸330を中心にコアメンバー21a側に回転させてゆく。これにより、フック部320の先端部が係止軸330と段差面351との間に形成された挟持部352を回動しながら通過する。
さらにコアメンバー21bをコアメンバー12a側に回転させてゆくと、図14(c)に示すように、第2連結手段であるコアメンバー21aの係止凸部341に向けてコアメンバー21bの係止凹部342が差し込まれることにより、コアメンバー21aとコアメンバー21bとが相互に連結される。このとき、挟持部351がストッパーとなってフック部320の先端を拘束することにより、コアメンバー21aが矢印方向に移動することが規制される。
以上の一連の動作を各コアメンバー21a〜21i毎に繰り返す。最後に、コアメンバー21aの端部と、コアメンバー21iの端部とを連結する。図15(a)に示すように、コアメンバー21iのフック部320の先端部をコアメンバー21aの係止軸330に当接させる。
フック部320が当接した状態で、フック部320を係止軸330側に押し込んでゆくと、図15(b)に示すように、フック部320は、第1ガイド面321(図10(a)参照)に沿って係止軸330の下側に押し込まれる。
さらに押し込んでゆくと、図15(c)に示すように、フック部320の第2ガイド面323が段差面351に当接し、第3ガイド面324の一部がティース面22の角部に接触し、係止軸330と挟持部351との間の狭い部分をフック部320が弾性変形しながら通過していく。
ここで、フック部320をさらに押し込むと、図15(d)に示すように、フック部320は、ティース面22のエッジに沿って第3ガイド面325のR部325がガイドされつつ、押し込まれ、最後にフック部320の係止溝321が係止軸330に沿って嵌合する。これにより、フック部320の先端が挟持部351に移動を規制されることで、円形状を保つことができる。以上の一連の動作によって、コアメンバー21a〜21iが環状に組み立てられる。
組み立てられたステータ2は、専用のインサート金型(図示しない)に取り付けられるが、このとき各コアメンバー21a〜21iの位置合わせ部360のガイド孔361に、金型のガイドピンを合致させることにより、金型とステータ2との相対的な位置合わせを行うことができる。この位置合わせ作業により、ステータ2の樹脂成形体200に対する位置決めが行われるばかりでなく、ロータ3,3と回路基板5の相対的な位置合わせも行うことができる。
このようにして金型内に組み付けたのち、金型内に溶融樹脂を流し込んで樹脂成形体200を一体成形する。このステータ2に軸受け部240を取り付け、そこにロータ3,3を組み付けたのち、第1収納部220の第2段差面225に回路基板5を固定し、回路基板5の差込孔と端子ピン6とをハンダ付けする。
回路基板5の上に、さらに絶縁シート(図示しない)を被せたのち、最後に樹脂成形体200の両面に蓋部材10a,10bを取り付けることにより、図1に示すようなアキシャルエアギャップ型電動機1が完成する。
この実施形態において、アキシャルギャップ型電動機1はステータ2が9スロット、ロータ3,3が8極のいわゆる9スロット8極型であるが、ステータ2のスロット数およびロータ3の極数は仕様に応じて任意に変更可能である。
本発明の一実施形態に係るアキシャルエアギャップ型電動機の要部断面図。 (a)ステータの正面図,(b)ステータの側面図。 ステータの斜視図。 ステータの端子ピン付近を拡大して示す要部断面図。 ステータのガイド孔付近を拡大して示す要部断面図。 ステータコアの斜視図。 (a)ステータコアの正面図,(b)ステータコアの側面図。 (a)コアメンバーを一方のフランジ部側から見た斜視図,(b)コアメンバーを他方のフランジ部側から見た斜視図。 (a)コアメンバーの正面図,(b)コアメンバーの背面図,(c)コアメンバーの平面図,(d)コアメンバーの底面図,(e)コアメンバーの側面図,(f)コアメンバーのA−A線断面図。 (a)コアメンバーの一方のフランジ部の外周側を拡大した側面図,(b)コアメンバーの他方のフランジ部の外周側を拡大した側面図。 (a)図10(a)のB−B線断面図,(b)図10(a)のC−C線断面図。 (a)第1連結手段の変形例を示す部分拡大正面図,(b)第1連結手段の変形例を示す部分拡大平面図。 コアメンバーを棒状に配置した状態を示す斜視図。 (a)〜(c)各コアメンバーの連結ステップを説明する説明図1。 (a)〜(d)各コアメンバーの連結ステップを説明する説明図2。
符号の説明
1 アキシャルエアギャップ型電動機
2 ステータ
3,3 ロータ
4 ロータ出力軸
5 回路基板
6 端子ピン
21a〜21i コアメンバー
22 ティース面
23 固定子鉄心
200 樹脂成形体
220 第1収納部
230 第2収納部
240 軸受け部
250 コイル
330 インシュレータ
310 フランジ部
320 フック部
330 係止軸(第1筒部)
341 係止凸部
342 係止凹部
350 挟持部
360 位置合わせ部
370 筒部
410 第1位置決め部
420 第2位置決め部
430 巻線保護部

Claims (11)

  1. ステータとロータとが上記ロータのロータ出力軸の軸線方向に沿って所定の空隙をもって対向的に配置され、上記ステータは、上記ロータ出力軸の軸線を中心に環状に配置される複数のコアメンバーを有し、上記コアメンバー同士が所定の連結手段を介して相互に連結されているアキシャルエアギャップ型電動機において、
    上記各コアメンバーは、固定子鉄心と、上記固定子鉄心の巻線部を絶縁するインシュレータとを有するボビン状に形成されており、上記インシュレータは、上記固定子鉄心のティース面に沿って平行な一対のフランジ部を有し、上記各フランジ部の円周方向の一端には、第1連結手段としてのフック部が突設されており、上記各フランジ部の円周方向の他端には、隣接する上記コアメンバーの上記フック部が係止される円柱状の係止軸が突設されているとともに、上記各フランジ部にはさらに、上記フック部を上記係止軸に案内するガイド部が設けられており、上記ガイド部には、上記フック部の一部を上記係止軸とともに狭持する挟持部が設けられていることを特徴とするアキシャルエアギャップ型電動機。
  2. 上記フック部および上記係止軸は上記フランジ部の外周側に設けられており、上記フランジ部の内周側には、上記フランジ部の円周方向の一端に設けられた係止凸部と、上記フランジ部の円周方向の他端に設けられ、上記係止凸部に合致する係止凹部とを含む第2連結手段がさらに設けられていることを特徴とする請求項1に記載のアキシャルエアギャップ型電動機。
  3. 上記ガイド部は、上記フランジ部の一部を上記ロータ出力軸の軸線方向に凹ませた凹部からなり、上記挟持部は上記ガイド部と上記フランジ部との間に形成された段差面からなることを特徴とする請求項1または2に記載のアキシャルエアギャップ型電動機。
  4. 上記各ガイド部の面間距離に対して上記各フック部の内面の面間距離が若干狭く形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のアキシャルエアギャップ型電動機。
  5. 上記フック部は、上記係止軸に沿って係止される円弧状のフック溝を有し、上記コアメンバーは上記フック溝を介して上記係止軸を中心に回動可能に連結されることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のアキシャルエアギャップ型電動機。
  6. 上記各フランジ部には、上記巻線部に巻回されるコイルの両端をそれぞれ個別に絡げて結線される端子ピンを上記フランジ部からほぼ垂直に立設するための筒部が設けられていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のアキシャルエアギャップ型電動機。
  7. 上記係止軸は、上記筒部を兼用していることを特徴とする請求項に記載のアキシャルエアギャップ型電動機。
  8. 上記係止軸および/または上記筒部には、補強用の補強リブが設けられていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のアキシャルエアギャップ型電動機。
  9. 上記フランジ部にはさらに、上記コアメンバー同士を環状に連結した状態で一体的に樹脂モールドする際、その金型に対する相対的な位置合わせを行うための位置合わせ部が設けられていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のアキシャルエアギャップ型電動機。
  10. 上記各コアメンバーには、上記フランジ部のティース面同士を互いに向かい合わせて、上記各コアメンバーを所定の回転軸に沿って並べるための位置決め手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のアキシャルエアギャップ型電動機。
  11. 上記インシュレータには、各コアメンバー間に架け渡されるコイルの渡り線が固定子鉄心に直接接触しないようにするため、上記固定子鉄心の側面の一部を覆い隠す巻線保護部が設けられていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のアキシャルエアギャップ型電動機。
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