JP5963593B2 - 回転電機 - Google Patents

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Description

本発明は,モータや発電機などの回転電機に関する。
地球規模での温暖化現象が進んでおり、CO2の排出量を削減する技術の開発が強く求められている。その中で、モータや発電機などの回転電機の高効率化と、回転電機の小型大トルク化による車両電動化の促進が、CO2を削減する有効な手段として期待されている。
モータは産業の米と呼ばれ、工場の消費電力の約70%がモータによるものである。従って、モータの効率を数%上げるだけで、数十万kW級の発電所に相当する省エネ効果が期待でき、年間数百万トンものCO2削減に寄与できるといわれている。一方、運輸部門におけるCO2の排出量を削減する手段として、自動車の電動化や、HEV(Hybrid Electric Vehicle)やEV(Electric Vehicle)などの環境対応自動車の普及が挙げられる。例えば、HEVは従来のガソリン車に比べて燃費を半減し、CO2の排出量を大幅に減らすことができる。また、車両電動化の一例として、パワーステアリングを従来の油圧駆動からモータ駆動にすると、アイドリングストップにより3〜5%燃費が向上し、やはりCO2の排出量を削減することができる。
以上の背景から、低炭素化社会の実現に向けて、回転電機(モータおよび発電機)の効率向上と、主に車載用途に対応した小型大トルク化(及び高効率化)を実現する技術開発が進められている。
回転電機を小型大トルク、高効率にする方法の一つに、ステータコアへのコイルの高密度実装が挙げられる。ステータコイルに通電した際のジュール熱は、回転電機の損失となる。このため,ステータコイルの電気抵抗を減らすことで回転電機の効率を向上できる。また,電磁力はBIL積(B:磁束密度,I:電流,L:導線の長さ)で得られるため、ステータコイルのターン数を増やすことで、モータの場合には出力を大きくできる。すなわち、同一出力での小型化が可能となる。従って、スロット内の導体密度(本数×面積)の向上が実現できるコイル実装構造が求められている。
このような問題を解決する方法として、ステータコアの分割や素材電線に角線を用いる方法が知られている。集中巻・分割コアステータにおいては、従来の一体型コアのステータと比べて、コイルのターン数向上と太線化を図ることができ、小型大出力化、高効率化の回転電機を実現できる。また、素材電線を丸線から角線に置き換えることによって、スロット内いに配置できる導体の断面積を増やすことができ、回転電機の銅損を減らすことができる。
分割コアに角線の集中巻コイルを巻線する場合、分割コアに絶縁部材で形成されたボビンを装着し、そのボビンに角線が巻回される。しかしながら、角線をボビンに巻回する場合には、丸線のように俵を積み重ねて行くような俵積み構成ができないため、巻線時に巻線が位置ずれ(横ずれ)しやすい。そこで、このような位置ずれを防止する構造として、ボビンに段差を形成する構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−350450号公報
ボビンに角線を複数層巻線する場合には、巻線する層が切り替わるたびにターン進行方向(ターン毎の巻線位置の変化の方向)も切り替わる。しかしながら、上述したボビンに段差を形成する構成の場合、往復のターン進行方向の一方の場合にのみしか位置ずれ防止効果が無く、他方のターン進行方向に巻線する場合には位置ずれ発生が避けられなかった。
請求項1の発明は、円形に配置された複数の分割コア、該分割コアに装着された絶縁ボビン、および該絶縁ボビンに矩形断面電線を巻回して成る集中巻コイルを有するステータと、ステータに対して回転自在に配置された回転子と、を備えた回転電機において、分割コアは、ヨークと、ヨークから突出するように形成され、絶縁ボビンが装着されるティースとを有し、集中巻コイルは、絶縁ボビンの一端から他端へと順にコイルターンを形成する第1のターン進行形態で巻回された一層分コイルと、絶縁ボビンの他端から一端へとターンを形成する第2のターン進行形態で巻回された一層分コイルとが交互に積層され、絶縁ボビンは、集中巻コイルが巻回される巻回部と、該巻回部の両端にそれぞれ形成された鍔部と、第1および第2のターン進行形態においてターン移行開始部の位置ずれを規制する少なくとも一つの凸部と、を有し、凸部の数が1である場合には、凸部と鍔部との間に一層分コイルの内の1または2ターンのコイルターンが巻回され、凸部の数が2以上である場合には、凸部と鍔部との間および凸部と隣接する凸部との間に、一層分コイルの内の1または2ターンのコイルターンが巻回されていることを特徴とする。
本発明によれば、集中巻コイルに角線を使用した回転電機において、集中巻コイルを分割コアに巻線する際の角線の位置ずれを規制して、巻線形状を理想的な形状により近づけることができる。
図1は、本実施の形態の回転電機1の断面図である。 図2は、丸線および角線を用いた場合の、集中巻コイルの巻回状態を模式的に示す図である。 図3は、丸線を用いる場合のボビン13の一例を示す図である。 図4は、角線15を巻回した場合の理想的な巻線形状を示す図である。 図5は、角線15をボビン13に巻線する場合の、1ターン目から2ターン目に移行する際の状況を示したものである。 図6は、位置ずれが生じた場合の巻線形状を示す図である。 図7は、段差構造を有するボビンにおける位置ずれを説明する図である。 図8は、分割ボビン6Aの斜視図である。 図9は、分割ボビン6Aの三面図である。 図10は、一体型のボビン6Bを説明する図である。 図11は巻線手順を説明する図であり、巻線前のボビン6と、一層目の2ターン目までが巻線された状態のボビン6とを示す。 図12は巻線手順を説明する図であり、一層目の3ターン目までが巻線された状態のボビン6と、一層目の4ターン目までが巻線された状態のボビン6とを示す。 図13は巻線手順を説明する図であり、二層目の5ターン目までが巻線された状態のボビン6と、二層目の6ターン目までが巻線された状態のボビン6とを示す。 図14は巻線手順を説明する図であり、二層目の7ターン目までが巻線された状態のボビン6と、三層目の8ターン目までが巻線された状態のボビン6とを示す。 図15は、一層目終了時のボビン6と、三層目終了時のボビン6とを示す。 図16は、最終的な巻線状態における分割コアの断面図である。 図17は、3ターンで凸部62を一つ設けた場合のボビン6を示す図である。 図18は、凸部62を2つ設けた場合のボビン6を示す図である。
以下、図を参照して本発明を実施するための形態について説明する。図1は、本実施の形態の回転電機1の断面図である。回転電機1のステータ2は、複数の分割コア4を円形に配置して成る分割コアステータを構成している。図1に示す例では、ステータ2は12個の分割コア4から成る。ステータ2は、ケーシング7の内周側に固定されている。ステータ2の内側には、ロータ3が回転自在に設けられている。ロータ3の回転軸5は不図示のベアリングにより回転可能に支持されている。
分割コア4は、電磁鋼板等を積層して形成されるコアブロック40と、電気絶縁材で形成されるボビン6とを備えている。コアブロック40はヨーク41と、ヨーク41から回転子方向に突出するティース42とから成る。詳細は後述するが、コイル8は、ティース42に装着されたボビン6に集中巻きで巻回される。ボビン6が装着されたティース42と隣接するティース42との間は、コイル8の直線部(コイル辺と呼ばれる)が収納されるスロットを構成している。
前述したように、近年では、回転電機の性能を向上させるために、集中巻・分割コアステータにおいてコイル用電線を丸線から角線に置き換える方法が用いられている。図2は、コイル用電線に丸線および角線を用いた場合の、集中巻コイルの巻回状態を模式的に示す図である。図2(a),(b)は、分割コアをステータ軸に対して垂直に断面した半断面図である。
図2(a)に示す丸線11を用いた場合には、丸線11は俵積みに整列して巻回される。しかし、そのように整列巻線されても、丸線11の断面形状が円形であるため、線間の幾何学的な隙間14はなくならない。そのために、スロット内の導体密度(占積率と呼ばれる)には自ずと限界がある。
一方で、図2(b)に示すように、丸線11の代わりに断面形状が略矩形の角線15を使用すると、線間の隙間14を減らすことができる。角線15の断面形状が幾何学的に厳密な矩形であれば隙間はゼロとなるが、実際には、角線15の角はR形状であるためゼロにはならない。しかしながら、丸線11の場合と比べれば十分小さくでき、導体密度向上の効果が大きい。図2(a)に示す例では、一層目は9ターン巻回されているが、二層目は隣接する丸線11の中間位置に俵積みされるため、8ターンしか巻回されていない。一方、角線15を用いた場合には、図2(b)に示すように、一層目の角線15の真上に二層目の巻線11が巻回されるため、9ターン巻回されている。このようなことから、角線15を用いた場合には、スロット内に配置できる導体の断面積を約15%増やすことができ,回転電機の銅損を減らすことができる。
従来。丸線を用いる場合には、図3に示すように、丸線11が巻回されるボビン13の巻回部16には、その角部16aや側面16bに円弧状の溝160が形成されている。図3(a)はボビン13のコイルエンド側を示す図であり、図3(b)はボビン側面(スロット側の面)を示す図である。このような溝160を形成することにより、コイルの一層目のスロット内の丸線11の位置を所定位置に規制することができる。そして、コイルの二層目以降の丸線11は下層の丸線11が形成する谷間がガイドの役割をなし,図2(a)に示すように丸線11を俵積みに整列巻線することができる。
この時、各丸線11のターン間のターン移行部11aは全てコイルエンド側の端面16c(ボビン13のステータ軸方向端面)に集められる。図3に示す例では、巻回部16には丸線11が3ターンだけ巻かれており、図3(a)の上側の端面16cには、1ターンから2ターンへのターン移行部11a、2ターンから3ターンへのターン移行部11a、3ターンから4ターンへのターン移行部11aが形成されている。そして、巻回部16の側面16bにおいては、丸線11が隙間無く整列している。
一方、角線15を使用した場合も、理想的な巻線形状は、図4に示すように、図3に示した丸線11の場合と同様となる。すなわち、ボビン13の一方のコイルエンド側の面にターン移行部15aが形成され、ボビン側面においては、角線15が隙間無く整列している。
しかしながら、コイル8に角線15を用いる場合、巻回部16の表面に円弧形状の溝を付けることができなくなり,巻回部16の側面は図2(b)に示すような平らな面となる。そのため、角線15を巻き付ける際のターン移行時に、角線15がターン進行方向に位置ずれし、図4に示すような理想的な形状に巻くことができない。
図5は、角線15をボビン13に巻線する場合の、1ターン目から2ターン目に移行する際の状況を示したものである。図5(a)に示すように、1ターン目から2ターン目に移行する際には、角線15のターン移行部15aは斜めに巻回されるため、角線15に対して矢印R1で示すような斜め方向の力が加わるのを避けることができない。その結果、図5(b)のターン移行開始部150において、角線15が矢印R2の方向に滑って位置ずれしてしまう。
そのため、続いて2ターン目、3ターン目の順に角線15を巻回すると、一層目のコイルの巻線形状は、図6に示すような形状となる。1ターン目の位置ずれにより、ターン移行部15aが形成された側において角線15がターン進行方向に位置ずれし、ボビン側面における角線15の並びが斜めになる。その結果、ボビン13の巻回部16に隙間が発生し、巻回可能なターン数が減少してしまう。図6の例では、図4に示した理想状態に比べて1ターンだけターン数が少ない。
従来、角線の巻崩れを防止するために、ボビン13を図7に示すような段差構造とすることが提案されている。図7(a)に示すように、段差の低いほうから高い方へとターンが進行する場合には、角線15のターン進行方向側の側面が段差16dによって規制される。そのため、1ターンから2ターンに移行する際に、1ターン目の角線15に斜め方向の力R1が加わっても、R2方向への位置ずれを防止することができる。
しかしながら、二層目の巻線作業においては、図7(b)に示すようにターン進行方向が逆になる。そのため、一層目コイルの外周面の段差は、二層目の1ターンから2ターンに移行する際のR2方向の位置ずれに対して、規制部として機能しない。その結果、2層目に角線15の位置ずれが発生し、理想的な巻線状態とすることができない。
そこで、本実施の形態では、ターン進行方向に関係無く、角線15の位置ずれを防止することができる凸部62を、図8,9に示すように巻回部61の側面61bに形成した。図8は、本実施の形態で用いられる分割ボビン6Aの斜視図である。また、図9は分割ボビン6Aの三面図である。図1に示したボビン6は、図8,9に示した分割ボビン6Aを2つ上下に合わせることによって構成されている。すなわち、一対の分割ボビン6Aの一方は、ティース42の一方の端面(コイルエンド側の面)側から装着され、他方はティース42の他方の端面側から装着される。
分割ボビン6Aには、ティース突出方向の両端、すなわちティース根元側とティース先端側とに鍔60a,60bが形成されている。鍔60aと鍔60bとの間は巻回部61を構成する。巻回部61の両側面61bには、凸部62が形成されている。凸部62は、コアブロック40の軸方向(すなわち、ステータ2の軸方向)に沿って延在している。なお、側面61bには、従来と同様の段差も形成されている。
なお、ここでは、二分割タイプのボビン6を例に説明するが、非分割型の場合には分割ボビン6Aを上下反転して一つにしたものが一体形成されるが、凸部62の形状及び作用効果は二分割のものと全く同様である。一体型のボビン6Bは、図10に示すような、ティース部9とバックヨーク部10とに分割したステータコア2の場合に用いられる。
次に、凸部62の機能を、図11〜14に示す巻線手順に基づいて説明する。図11(a)は巻線前のボビン6(分割ボビン6Aを2つ合わせたもの)をコイルエンド側から観た図である。なお、ここでは、ボビン6には、角線15が二層分だけ巻線される。巻回部61の側面61bには、凸部62が形成されると共に段差が形成されている。図11(a)に示す分割ボビン6Aの場合には、一層目に4ターン巻回されるが、凸部62は2ターン目の巻線位置と3ターン目の巻線位置との間に形成されている。また、1ターン目が巻回される段601は、2ターン目が巻回される段602よりも低くなっている。同様に、3ターン目が巻回される段603は、4ターン目が巻回される段604よりも低くなっている。なお、隣接する段の間の段差は、巻回される角線15の高さ寸法よりも小さく設定されている。
図11(b)は、1ターン目から2ターン目への移行を説明する図であり、角線15は2ターン目まで巻回されている。なお、一層目のターン進行方向は、矢印T1で示すように、ティース根元部から先端部方向に設定されている。角線15は、1ターン目が側面61bの段601に巻回された後、2ターン目が段602に巻回される。1ターン目から2ターン目に移行する際、ターン進行方向側にある段602の方が高くなっているので、図4(b)に示したようなターン移行部15aの移行開始部分におけるR2方向への位置ずれに対して、段602の側面が規制部として機能する。その結果、ターン移行部15aの移行開始部分が位置ずれすることなく、2ターン目を段602に巻回することができる。
図12(c)は、2ターン目から3ターン目への移行を説明する図であり、角線15は3ターン目まで巻回されている。2ターン目から3ターン目に移行する際、ターン移行部15aの移行開始部分において、角線15は凸部62の図示上側の面、すなわちターン進行方向反対側の面に係止される。その結果、移行開始部分のR2方向への位置ずれが規制される。
図12(d)は、3ターン目から4ターン目への移行を説明する図であり、角線15は4ターン目まで巻回されている。3ターン目から4ターン目に移行する際、ターン進行方向側にある段604の方が高くなっているので、移行開始部分のR2方向への位置ずれに対して、段604の側面が規制部として機能する。その結果、移行開始部分が位置ずれすることなく4ターン目を段604に巻回することができる。
続く図13、14は、二層目および三層目の巻線手順を示す図である。二層目のターン進行方向は一層目と逆で、図13(e)の矢印T2で示すように、ティース先端部から根元部方向となる。図13(e)は、二層目の4ターン目から5ターン目への移行を説明する図であり、角線15は5ターン目まで巻回されている。5ターン目の角線15は3ターン目の角線15の上側に重ねられて巻回されている。図12(d)に示すように、段604に巻回された4ターン目の角線15は、その側面が3ターン目の角線15の側面と対向している。そのため、4ターン目から5ターン目に移行する際、3ターン目の角線15の側面が規制部として機能し、移行開始部分のR3方向(ターン進行)への位置ずれが規制される。
図13(f)は、二層目の5ターン目から6ターン目への移行を説明する図であり、角線15は6ターン目まで巻回されている。6ターン目の角線15は2ターン目の角線15の上側に重ねられて巻回されている。5ターン目から6ターン目に移行する際、ターン移行部15aの移行開始部分において、角線15は凸部62の図示下側の面、すなわちターン進行方向反対側の面に係止される。その結果、移行開始部分のR3方向への位置ずれが規制される。なお、凸部62の高さは、その先端が最外層(ここでは二層目)の外周面よりも低く、その層の内周面、すなわち一層だけ内側の層(ここでは一層目)の外周面よりも高くなるように設定される。
図14(g)は、二層目の6ターン目から7ターン目への移行を説明する図であり、角線15は7ターン目まで巻回されている。7ターン目の角線15は1ターン目の角線15の上側に重ねられて巻回されている。なお、ここでは、2ターン目の方が1ターン目よりも高くなっているので、6ターン目から7ターン目への移行に関しては規制部として機能するものが無いが、続けて8ターン目を巻回する。
図14(h)は、二層目の7ターン目から8ターン目への移行を説明する図である。8ターン目の角線15は、7ターン目の角線15に重ねられるように巻回される。7ターン目から8ターン目への移行においては、角線15が斜めに巻回されないので、位置ずれの心配が無い。なお、上述したように6ターン目から7ターン目への移行では位置ずれを規制するものが無いので、この移行時に位置ずれが起きる可能性がある。ただし、6ターン目までは位置ずれ無く巻線されているため、7ターン目までの全体としての位置ずれの影響が小さい。そのため、図14(g)、14(h)に示すように、7ターン目の角線15と鍔60aとの隙間に7ターン目および8ターン目の角線15を割り込ませるように巻回することが可能となる。
上述のように、本実施の形態では、集中巻コイル8は、ボビン6の一端から他端へと順にコイルターンを形成する第1のターン進行形態で巻回された一層目のコイルと、ボビン6の他端から一端へとターンを形成する第2のターン進行形態で巻回された二層目のコイルとを備える。そして、ボビン6(分割ボビン6Aを2つ合わせたもの)は、前記絶縁ボビンは、コイル8が巻回される巻回部61と、該巻回部61の両端にそれぞれ形成された鍔部60a,60bと、第1および第2のターン進行形態においてターン移行開始部150の位置ずれを規制する少なくとも一つの凸部62と、を有する。
すなわち、位置ずれが生じやすい位置に、例えば、図8,9に示す例ではボビン6の側面61bの2ターン目と3ターン目との境に相当する部分に、凸部62を設けた。そのため、2ターン目から3ターン目への移行時、および、ターン進行方向が逆である5ターン目から6ターン目への移行時における角線15の位置ずれが、凸部37によって規制される。その結果、角線15を用いた場合に、巻線形状を図4に示すような理想的な巻線状態に近づけることができ、ターン数の減少を避けることができる。
さらに、凸部62は、その先端が、コイル8の最外層(二層目)の一層分コイルの外周面位置と内周面位置との間に位置するように形成するのが好ましい。凸部62の高さが高過ぎると、巻線時の障害となりやすいので、なるべく低い方が好ましい。そのため、本実施の形態では、凸部62の高さを、最外層のコイルの外周面よりも低く、かつ、その内周面(すなわち、一つ内側の層の外周面)よりも高く設定することで、確実な位置ずれ防止と巻線作業の容易性とが両立されるようにした。
図15(a)は一層目の巻線終了時の巻線状態を示し、図15(b)は三層目の巻線終了時の巻線状態を示したものである。本実施の形態では、凸部62を設けたことにより角線15は理想的な巻線状態で巻回される。コイルエンド側においては、図15(a)に示すように、1ターン目のターン移行部と2ターン目のターン移行部との間、および2ターン目のターン移行部と3ターン目のターン移行部との間に隙間47が形成される。また、二層目においても、図15(b)に示すように、凸部62を挟むように配置される5〜7ターン目のそれぞれの間に、隙間47が形成される。符号Cで示す部分では、一層目の隙間47と二層目の隙間47とが上下に重なっている。この隙間47の中に空気や油(冷却や潤滑の為の油)が流れることによって,単純に密着巻線された角線コイルよりも冷却性能が向上する。
図16は、図15(b)に示す最終的な巻線状態における分割コアを、ステータ軸方向に対して垂直な面で断面したものである。この断面図からも分かるように、凸部62を設けたことによりボビン側面側においても隙間48が形成される。そのため、表面同士が密着せずに露出している部分のコイル表面積が大きくなる。この隙間48に空気や油が流れることにより、コイルエンドの隙間47の効果と同様にコイルの冷却効果が高まり,回転電機の抵抗損を小さくすることができる。
なお、図11(a)では分割ボビン6Aの両方の側面61bに凸部62を形成しているが、図11〜14の巻線手順において説明したように、角線15の位置ずれの規制には図示右側の凸部62だけが寄与している。そのため、図11〜14に示したような巻線形態の場合には、図示左側の凸部62を省略しても良い。
ボビン6(分割ボビン6A)において両方の側面61bに凸部62を設けている理由は以下の通りである。図1に示す例では、12個の分割コア4に設けられたコイル8の巻線方向は、隣接する分割コア4同士で逆向きになっている。すなわち、図11〜14に示した例では、ティース先端側から見て反時計回りに巻回されているが、この分割コア4に隣接する分割コア4においては、コイル8は時計回りに巻回されている。そのため、本実施の形態では、同一形状の分割ボビン6Aを、正巻、逆巻のどちらの分割コア4にも適用できるように、両方の側面61bに凸部62を形成している。
もちろん、巻線方向が時計回りの分割コア4と反時計回りと分割コア4に対して、それぞれ専用の分割ボビン6Aを形成するように構成した場合には、位置ずれ規制が必要な一方の側面61bのみに凸部62を形成すれば良い。
また、凸部62は角線15のターン移行開始部150(図5(b)参照)の位置ずれを規制する部材であるため、図9の端面61aと側面61bとの境界付近に設けるのが最も効果的である。なお、図9に示す分割ボビン6Aでは、端面61aとの境界付近から側面61bの下端まで伸びている。すなわち、分割ボビン6Aを2つ一体としたボビン6においては、側面61bの長手方向全体に亘って凸部62が延在しているが、ターン移行部15aが形成される端面側の近傍にのみ、凸部62を設けるようにしても良い。
また、凸部62を1ターン毎に設ければ、巻線形状を理想的な形状とすることができるが、必ずしもそのような構成とする必要はない。凸部62の数だけ往復ターンで位置ずれする箇所を減らすことができるので、巻線形状を理想形状により近づけることができる。また、例えば、図17に示すように一層目が3ターンで凸部62が1つの場合、一層目の1ターン目から2ターン目に移行する際、二層目の5ターン目から6ターン目に移行する際には、位置ずれが生じやすい。
しかし、図14(a)に示す6ターン目、7ターン目の場合のように、既に巻回された角線15と凸部62または鍔10aとの間に角線15を割り込ませるように巻回することにより、理想的な形状に巻線することが可能となる。また、図11(a)に示すように、凸部62と段601〜604との両方を設けて、高さが角線15の高さよりも小さな段差と併用することにより、凸部62の数を少なく抑えつつ、巻線形状をほぼ理想形状とすることができる。
なお、上述した実施の形態では二層巻きのコイル8を例に説明したが、二層巻きに限らず三層以上の場合にも同様に適用することができる。また、一層目のターン数が多い場合には、図18に示すように凸部62を2つ以上設けても良い。図18に示す例では、2つの凸部62が設けられており、段601〜606を形成することにより、凸部62間、凸部62と鍔60a,60bとの間に段差が設けられている。この段差は、図11(a)の場合の段差と同様の効果を有している。
なお、以上の説明はあくまでも一例であり、発明を解釈する際、上記実施の形態の記載事項と特許請求の範囲の記載事項の対応関係に何ら限定も拘束もされない。
1:回転電機、2:ステータ、3:ロータ、4:分割コア、6,6B,13:ボビン、6A:分割ボビン、8:コイル、11:丸線、11a,15a:ターン移行部、15:角線、16,61:巻回部、16b:側面、16c:端面、16d:段差、41:ヨーク、42:ティース、47,48:隙間、60a,60b:鍔、62:凸部、段:601〜606

Claims (4)

  1. 円形に配置された複数の分割コア、該分割コアに装着された絶縁ボビン、および該絶縁ボビンに矩形断面電線を巻回して成る集中巻コイルを有するステータと、
    前記ステータに対して回転自在に配置された回転子と、を備えた回転電機において、
    前記分割コアは、ヨークと、前記ヨークから突出するように形成され、前記絶縁ボビンが装着されるティースとを有し、
    前記集中巻コイルは、前記絶縁ボビンの一端から他端へと順にコイルターンを形成する第1のターン進行形態で巻回された一層分コイルと、前記絶縁ボビンの他端から一端へとターンを形成する第2のターン進行形態で巻回された一層分コイルとが交互に積層され、
    前記絶縁ボビンは、前記集中巻コイルが巻回される巻回部と、該巻回部の両端にそれぞれ形成された鍔部と、前記第1および第2のターン進行形態においてターン移行開始部の位置ずれを規制する少なくとも一つの凸部と、を有し、
    前記凸部の数が1である場合には、前記凸部と前記鍔部との間に一層分コイルの内の1または2ターンのコイルターンが巻回され、
    前記凸部の数が2以上である場合には、前記凸部と前記鍔部との間および前記凸部と隣接する前記凸部との間に、一層分コイルの内の1または2ターンのコイルターンが巻回されていることを特徴とする回転電機。
  2. 請求項1に記載の回転電機において、
    前記凸部は、その先端が、前記一層分コイルを複数有する集中巻コイルの、最外層の一層分コイルの外周面位置と内周面位置との間に位置するように形成されていることを特徴とする回転電機。
  3. 請求項2に記載の回転電機において、
    前記凸部は一つ設けられ、前記鍔部の各々と前記凸部との間に、段差寸法が前記矩形断面電線の積層方向厚さよりも小さな段差をそれぞれ形成したことを特徴とする回転電機。
  4. 請求項2に記載の回転電機において、
    前記凸部を前記鍔部の間に複数並設し、前記鍔部とそれに隣接する凸部との間、および前記並設された凸部間に、段差寸法が前記矩形断面電線の積層方向厚さよりも小さな段差をそれぞれ形成したことを特徴とする回転電機。
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