JP6524295B1 - 燃料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料供給装置において、簡素な構成でインシュレータの割れを防止しつつターミナルを精度よく位置決めして固定する。【解決手段】燃料供給装置10の第2インシュレータ52には、ターミナル54の固定される第1端子穴60を有し、この第1端子穴60は、第2インシュレータ52の周方向に沿って長尺な断面長方形状に形成され、周方向に沿って延在する第1内壁面62a、62bには内側に向かって突出した二対の凸部66a、66bが形成される。そして、第1端子穴60に対してターミナル54の嵌合端70を挿入する際、その第1外面72a、72bによって凸部66a、66bの一部が潰され圧入されると共に、幅方向となる一対の第2外面74a、74bが第1端子穴60の第2内壁面64a、64bをそれぞれ押し潰すように圧入される。【選択図】図3

Description

本発明は、車両の燃料タンクから内燃機関へと燃料を供給するための燃料供給装置に関する。
従来から、車両において燃料を燃料タンクから燃料噴射装置へと供給するための燃料供給装置が用いられている。この燃料供給装置としては、例えば、特許文献1に開示されるように、モータ部を構成するステータコアの周囲を覆うように樹脂製のボビンが設けられ、このボビンに設けられた凹部に外部接続端子の脚部が圧入されることで、前記外部接続端子が前記ボビンの軸方向に沿って突出するように固着されている。そして、外部接続端子に対して給電することでボビンに巻回されたコイルが通電し、それに伴って、ステータコアの内部の回転子が回転する。
特開2011−30328号公報
しかしながら、上述した燃料供給装置では、外部接続端子の固着されるボビンが樹脂製材料から径方向に薄く形成されているため、凹部の内壁に対して前記外部接続端子の外周全面が摺接するように圧入した場合、前記ボビンが割れてしまうことが懸念される。
一方、上述したようなボビンの割れを防止するために、外部接続端子における外周の一部のみを凹部の内壁へと摺接させるように圧入した場合、前記外部接続端子を前記ボビンに対して所定の位置に精度よく固着することができず、ボビンに対する外部接続端子の位置にばらつきが生じることとなる。さらに、上述したようなブラシレスモータを用いた燃料供給装置では、外部接続端子が、モータ部を覆うアッパーボデーに挿通され外部へと露出してコネクタと接続される構成としている。そのため、ボビンに対する外部接続端子の組み付け精度(位置精度)が低下すると、前記外部接続端子をアッパーボデーに対してインサートモールドした際、前記外部接続端子と成形型との位置決めが困難となる。
また、外部接続端子と別体でアッパーボデーを準備し、このアッパーボデーに設けた挿通孔に前記外部接続端子を挿通させ組み付ける場合には、位置のばらついた外部接続端子を前記挿通孔に対して挿入することが困難となり、組付性が低下してしまうという問題がある。
本発明は、前記の課題を考慮してなされたものであり、簡素な構成で、インシュレータの割れを防止しつつターミナルを精度よく位置決めして固定することが可能な燃料供給装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、ハウジングと、ハウジングの内側に収容されるステータコアと、該ステータコアを覆うインシュレータと、インシュレータの外側に巻回されるコイルと、ステータコアに臨む外周面に磁極を有した回転子と、回転子のシャフトに連結され回転する回転部材と、ステータコアの軸方向においてハウジングの一端側に配置され回転部材の回転により燃料を吸入、昇圧するポンプ部と、燃料吐出口を有しシャフトの他端部を保持しハウジングの他端側を覆うカバー部材と、ステータコアの軸方向においてインシュレータの端部に設けられた穴部に挿入されコイルと電気的に接続されるターミナルとを有した燃料供給装置において、
ハウジングの軸線方向から見て、穴部は、平行に形成された一組の第1内壁面と、第1内壁面に対して直交し互いに平行な一組の第2内壁面とを有し、ターミナルは、第1内壁面と第2内壁面とにそれぞれ対応し、互いに平行となる二組の2辺からなる4つの外面を備え、
第1及び第2内壁面の少なくともいずれか一方の内壁面には、穴部の内側に向かって突出した凸部を有し、
ターミナルが穴部へと挿入された際、凸部を有した内壁面では、凸部の少なくとも一部がターミナルによって潰され、一方、凸部を有していない他方の内壁面では、ターミナルの外面が圧入され、
第1内壁面を、インシュレータの周方向に沿って延在するように配置し、第1内壁面の少なくともいずれか一方に凸部を設け、
ターミナルは複数設けられ、カバー部材には、複数のターミナルが挿入される第2の穴部が複数形成され、第2の穴部に対してターミナルがそれぞれ圧入され、
インシュレータにより覆われたステータコアが、ハウジングに対して軸方向に圧入されることで、その外周面がハウジングに固定され、ターミナルがインシュレータの一端部に設けられた穴部に挿入されている状態で、ターミナルがカバー部材の第2の穴部へと圧入されることで、その先端がカバー部材から外部へと露呈すると共に、ハウジングにカバー部材が収容され、ハウジングの他端部がカバー部材によって閉じられると同時に、ステータコアに対するカバー部材のステータコアの円周方向における位置が決まることを特徴とする。
本発明によれば、燃料供給装置を構成するインシュレータには、ターミナルの設けられる穴部を有し、この穴部は、ハウジングの軸線方向から見て、平行に形成された一組の第1内壁面と、第1内壁面に対して直交し互いに平行な一組の第2内壁面とからなり、第1及び第2内壁面の少なくともいずれか一方の内壁面に、穴部の内側に向かって凸部が突出するように形成される。一方、ターミナルは、穴部における第1内壁面と第2内壁面とにそれぞれ対応し、互いに平行となる二組の2辺からなる4つの外面を備えている。
そして、ターミナルが穴部へと挿入された際、凸部を有した内壁面では、凸部の少なくとも一部がターミナルの外面によって潰され、一方、凸部を有していない他方の内壁面ではターミナルの外面が圧入される。
その結果、ターミナルを穴部に対して圧入した際に内壁面へと付与される応力が凸部によって緩和され、穴部を起点としたインシュレータの割れを好適に防止することができると共に、割れの防止を目的としてボビンの凹部と外部接続端子との間に隙間を設けている従来技術に係る燃料ポンプと比較し、ターミナルを穴部の凸部へと接触させるという簡素な構成で、ターミナルをインシュレータに対して確実且つ精度よく位置決めして固定することができる。
また、第1内壁面を、インシュレータの周方向に沿って延在するように配置し、前記第1内壁面の少なくともいずれか一方に凸部を設けるとよい。
これにより、ターミナルを穴部へと圧入する際、インシュレータに対して径方向に作用する力は凸部が潰されることで好適に緩和されるため、インシュレータの割れを防止できると共に、径方向に沿って延在する第2内壁面に対してターミナルの外面が圧入されることで強固な結合を得ることが可能となる。
さらに、ターミナルを複数設け、カバー部材に、複数のターミナルの挿入される第2の穴部を複数形成し、第2の穴部に対してターミナルをそれぞれ圧入するとよい。これにより、インシュレータの穴部へと固定された複数のターミナルを、第2の穴部を通じてカバー部材の外側へと露出させることで、カバー部材の内部と外部とをターミナルによって電気的に導通させながらカバー部材によって燃料のシールを行うことが可能となる。
また、穴部に対してターミナルを圧入することで、このターミナルをインシュレータに対して所定の位置で精度よく固定できるため、例えば、複数のターミナルが設けられる場合でも、カバー部材の第2の穴部に対して各ターミナルを位置精度よく配置できるため、第2の穴部へのターミナルの圧入作業を容易に行うことが可能となる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、燃料供給装置を構成するインシュレータにターミナルの設けられる穴部を設け、この穴部を、平行に形成された一組の第1内壁面と、第1内壁面に対して直交し互いに平行な一組の第2内壁面とから構成し、第1及び第2内壁面の少なくともいずれか一方に、穴部の内側に向かって突出するように凸部を形成することで、ターミナルが穴部へと挿入された際、凸部を有した内壁面では、凸部の少なくとも一部がターミナルによって潰され、一方、凸部を有していない他方の内壁面ではターミナルの外面が圧入される。
そのため、ターミナルを穴部に対して圧入した際に内壁面へと付与される応力が凸部によって緩和され、穴部を起点としたインシュレータの割れを好適に防止することができると共に、穴部の凸部に対してターミナルを接触させるという簡素な構成で、ターミナルをインシュレータの穴部に対して確実且つ精度よく位置決めした状態で固定することができる。
本発明の実施の形態に係る燃料供給装置の全体断面図である。 図1の燃料供給装置におけるモータ部の第2インシュレータ近傍を示す拡大斜視図である。 図3Aは、第2インシュレータにおける第1端子穴近傍を示す拡大平面図であり、図3Bは、変形例に係る第1端子穴を有した第2インシュレータの拡大平面図である。 図1の燃料供給装置を構成するターミナルの全体正面図である。
本発明に係る燃料供給装置について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。図1において、参照符号10は、本発明の実施の形態に係る燃料供給装置を示す。
この燃料供給装置10は、図示しない車両の燃料タンク内に配置され使用されるものであり、図1に示されるように、円筒状のハウジング12と、該ハウジング12の一端部側(矢印A方向)に収納されるポンプ部14と、前記ハウジング12の中央部に収納され該ポンプ部14を駆動するブラシレスモータからなるモータ部16と、前記ハウジング12の他端部を閉塞するカバー部材18とを含む。
ハウジング12は、例えば、金属製材料から円筒状に形成され、軸方向(矢印A、B方向)に沿った中央に形成される本体部20と、該本体部20に対して一端部側(矢印A方向)に形成されポンプ部14を保持する第1保持部22と、該本体部20に対して他端部側(矢印B方向)に形成されカバー部材18を保持する第2保持部24とを含む。
本体部20は、例えば、略一定の内周径で形成され、その内周面には後述するモータ部16のステータコア46が圧入されて保持され、その一端部内周面には、モータ部16を構成する第1インシュレータ50が嵌合されて保持される。
第1保持部22は、本体部20に対して内周径が拡径して形成され、その内部には、ポンプ部14を構成するポンプボディ26及びポンプカバー28の外縁部が収納されると共に、先端が径方向内側へと折曲されることで前記外縁部に対して加締められる。
第2保持部24は、第1保持部22と同様に、本体部20に対して内周径が拡径して形成され、その内部にはカバー部材18の一端部が収納されると共に、先端が径方向内側へと折曲されることで前記カバー部材18に対して加締められる。
ポンプ部14は、ポンプボディ26と、該ポンプボディ26を覆うポンプカバー28と、前記ポンプボディ26と前記ポンプカバー28との間に設けられるインペラ(回転部材)30とを含む。
このポンプボディ26は、例えば、金属製材料から形成され、ハウジング12の一端部側(矢印A方向)である第1保持部22に固定され、中央に設けられた軸受32にモータ部16を構成するロータ(回転子)56のシャフト88が挿通され回転自在に支持される。また、ポンプボディ26には、その厚さ方向(矢印A、B方向)に貫通し燃料の吐出される吐出口34が形成されると共に、その内部に形成されたポンプ室36にはインペラ30が回転自在に収納される。
ポンプカバー28は、例えば、金属製材料から円盤状に形成され、ポンプ室36を覆うようにポンプボディ26の一端部に当接し、その外縁部が前記ポンプボディ26と共にハウジング12の第1保持部22に収納されると共に、該第1保持部22の先端が径方向内側へと折曲されることで前記ポンプカバー28の一端部が加締められる。
また、ポンプカバー28には、その一端面に開口し厚さ方向(矢印A、B方向)に貫通した吸入口38と、ポンプボディ26に臨む他端面に形成されたポンプ流路40と、前記ポンプ流路40に開口し気体燃料を外部へと排出させる脱気孔42とを備える。
吸入口38は、ポンプカバー28の一端面から軸方向(矢印A方向)へ突出した吸入ポート44に形成され、インペラ30のポンプ流路40と連通する。そして、インペラ30の回転作用下に図示しない燃料タンク内の燃料が吸入口38から内部へと吸入される。
モータ部16はブラシレスモータからなり、ハウジング12内に設けられたステータコア46と、コイル48の巻回される一組の第1及び第2インシュレータ50、52と、前記第2インシュレータ52に固定され前記コイル48に対して給電する3本のターミナル54と、前記ステータコア46の内周側に回転自在に設けられるロータ56とを含む。
ステータコア46は、軸方向(矢印A、B方向)に積層された複数の磁性鋼板から構成され、ハウジング12に対して前記軸方向に圧入されることで、その外周面が前記ハウジング12における本体部20に摺接しながら所定位置に固定される。
第1及び第2インシュレータ50、52は樹脂製材料から形成され、この第1インシュレータ50がステータコア46の一端部を覆い、前記第2インシュレータ52が前記ステータコア46の他端部を覆うようにそれぞれ嵌合される。すなわち、第1及び第2インシュレータ50、52はステータコア46の両端部を軸方向に沿って挟むように配置される。
第2インシュレータ52には、図1〜図3Bに示されるように、外周側に形成され上方(矢印B方向)へと突出した突壁58を有し、カバー部材18に臨む突壁58の上端部には各ターミナル54の圧入される3つの第1端子穴(穴部)60が形成されている。そして、第1インシュレータ50と第2インシュレータ52とをわたすようにコイル48が巻回される(図1参照)。
第1端子穴60は、図3Aに示されるように、例えば、突壁58の周方向(矢印C方向)に沿って長尺な断面長方形状に形成され、該突壁58の上端部から下方(図1中、矢印A方向)に向かって所定深さで形成されると共に、各第1端子穴60は前記周方向に沿って互いに離間するように形成される。
また、この第1端子穴60は、突壁58の周方向に沿って延在する一対の第1内壁面62a、62bと、該突壁58の径方向(矢印D方向)に沿って延在する一対の第2内壁面64a、64bとから構成される。
この第1内壁面62a、62bと第2内壁面64a、64bとが直交するように形成されると共に、平行に形成された一方の第1内壁面62aと他方の第1内壁面62bとが径方向(矢印D方向)に沿って所定距離だけ離間し、平行に形成された一方の第2内壁面64aと他方の第2内壁面64bとが周方向(矢印C方向)に沿って所定距離だけ離間している。
すなわち、第1端子穴60は、一対の第1内壁面62a、62bと第2内壁面64a、64bとから断面長方形状に形成される。
さらに、第1端子穴60は、一方の第1内壁面62aと他方の第1内壁面62bとの間の距離となる径方向(矢印D方向)に沿った奥行寸法がH1となるように形成され、一方の第2内壁面64aと他方の第2内壁面64bとの間の距離となる周方向(矢印C方向)に沿った幅寸法がW1となるように形成される。
またさらに、一方の第1内壁面62a及び他方の第1内壁面62bには、第1端子穴60の内側に向かって突出した一対の凸部66a、66bがそれぞれ形成される。
この凸部66a、66bは、例えば、先端が断面半円状に形成され、前記第1内壁面62a、62bの延在方向(矢印C方向)に沿って所定間隔離間すると共に、前記第1端子穴60の延在方向となる軸方向(矢印A、B方向)に沿って延在している。また、一方の第1内壁面62aに形成された一対の凸部66aと、他方の第1内壁面62bに形成された一対の凸部66bとが径方向(矢印D方向)に沿った方向において対向するように形成される。
そして、一方の第1内壁面62aにおける凸部66aと、他方の第1内壁面62bにおける凸部66bとの径方向(矢印D方向)に沿った離間距離H2は、第1端子穴60の奥行寸法H1よりも小さくなる(H2<H1)。
ターミナル54は、図1、図2及び図4に示されるように、例えば、金属製のプレートから形成され、U相端子、V相端子及びW相端子として図示しない電力源からの電力をコイル48へと供給するために設けられ図示しないコネクタが接続される。
このターミナル54は、モータ部16の軸方向(矢印A、B方向)に沿って延在するように第2インシュレータ52に対して固定され、軸方向に所定長さを有した端子本体68と、該端子本体68の下端部68aに形成され第2インシュレータ52の第1端子穴60に嵌合される嵌合端70とを含む。
この嵌合端70は、幅方向(図4中、矢印C方向に沿う方向)に長尺な断面長方形状に形成され、幅方向に延在する一対の第1外面(外面)72a、72bと、幅方向と直交する厚さ方向(図4中、矢印D方向に沿う方向)に延在する一対の第2外面(外面)74a、74bとを有している。
そして、一方の第1外面72aと他方の第1外面72bとが略平行に形成されると共に、一方の第2外面74aと他方の第2外面74bとが略平行に形成される。また、第1外面72a、72bと第2外面74a、74bとが直交するように形成されている。
図3A及び図4に示されるように、嵌合端70の幅寸法W2(一方の第2外面74aと他方の第2外面74bとの距離)が、第1端子穴60の幅寸法W1よりも大きく形成されると共に、該嵌合端70の厚さ寸法H3(一方の第1外面72aと他方の第1外面72bとの距離)は、前記第1端子穴60における一方の凸部66aと他方の凸部66bの離間距離H2よりも大きく形成される(W2>W1、H3>H2)。
換言すれば、第1端子穴60は、圧入されるターミナル54における嵌合端70の幅寸法W2及び厚さ寸法H3よりもそれぞれ小さくなるように幅寸法W1及び凸部66a、66bの離間距離H2が設定されている。
そして、嵌合端70は、第1端子穴60に対して第1外面72a、72bが第1内壁面62a、62bにそれぞれ臨み、第2外面74a、74bが第2内壁面64a、64bにそれぞれ臨むように挿入される。
また、ターミナル54には、図2及び図4に示されるように、端子本体68の下端近傍において幅方向両側にそれぞれ突出した始端フック部76及び終端フック部78を備え、この始端フック部76及び終端フック部78は、端子本体68を挟んで対称となる位置に略同一形状で形成され、その端部が下方から上方に向かって折り返された断面略U字状のフック状に形成される。
そして、袋状に囲まれた始端フック部76及び終端フック部78の内部には、コイル48の始端電源線80及び終端電源線82がそれぞれ挿入され電着されることで電気的に接続される。
ロータ56は、図1に示されるように、中空筒状のロータ本体84と、該ロータ本体84の外周側に設けられた永久磁石86と、前記ロータ本体84の中心を貫通したシャフト88とを有し、ハウジング12の内部においてステータコア46の内周側に回転自在に設けられる。このシャフト88の両端部は、軸受32を介してそれぞれポンプボディ26及びカバー部材18に対して回転自在に支持されると共に、その一端部がインペラ30の中心に連結されている。これにより、ロータ56の回転作用下にインペラ30が一体的に回転する。
カバー部材18は、例えば、樹脂製材料から形成され、ハウジング12の他端部側となる第2保持部24に保持される基部90と、該基部90に対して前記ハウジング12から離間する方向(矢印B方向)に延在した円筒部92と、図示しないコネクタ等の接続される端子接続部94とを含む。
この基部90は、ハウジング12の内周径と略同一径の外径となるように形成され、その一端部がハウジング12の第2保持部24に加締められることで一体的に固定される。
円筒部92は、基部90に対して上方(矢印B方向)へと突出し、その中心には燃料が外部へと吐出される燃料出口96が軸方向に沿って貫通すると共に、内部に燃料が所定圧力となることで弁開状態となり通路を開放するチェック弁98が設けられている。このチェック弁98は、円筒部92との間に介装されたスプリング100によってモータ部16側(矢印A方向)へと常に付勢されており、弁閉状態から燃料の圧力によって開放される。
端子接続部94は、基部90において円筒部92よりも外周側に形成され、ターミナル54の圧入される第2端子穴(第2の穴部)102を有している。この第2端子穴102は、軸方向(矢印A、B方向)に貫通すると共に、ハウジング12内における第2インシュレータ52の第1端子穴60と一直線状となるように形成される。
そして、ターミナル54は、第2インシュレータ52の第1端子穴60へと圧入された状態で、端子本体68の他端部側がカバー部材18の第2端子穴102に圧入されることで、その先端が前記カバー部材18から外部へと露呈した状態で固定されると共に、前記ハウジング12の他端部が密閉される。
本発明の実施の形態に係る燃料供給装置10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、第2インシュレータ52の第1端子穴60に対してターミナル54を圧入する場合について説明する。
先ず、ターミナル54における嵌合端70を、その幅方向(矢印C方向に沿う方向)が第1端子穴60の幅方向に対応するように該第1端子穴60へと軸方向に沿って挿入する。これにより、図3Aに示されるように、金属製材料からなる嵌合端70の第1外面72a、72bが、樹脂製材料からなる各凸部66a、66bの頂部近傍を潰しながら圧入されると共に、その厚さ方向(矢印D方向に沿う方向)の第2外面74a、74bが、樹脂製材料からなる第2内壁面64a、64bを幅方向外側へと押し潰しながら圧入される。
すなわち、嵌合端70を構成する第1外面72a、72b及び第2外面74a、74bが、それぞれ第1端子穴60の凸部66a、66b及び第2内壁面64a、64bを押し潰しながら挿入されることで所定の位置に圧入される。
この際、嵌合端70から受ける力が、第1内壁面62a、62bに対しては直接付与されることなく該第1内壁面62a、62bに設けられた凸部66a、66bのみに付与されることになるため、この第1内壁面62a、62bに作用する応力が抑制されると共に、一対の第2内壁面64a、64bに対して嵌合端70の第2外面74a、74bが圧入されているため強固な結合を得ることができる。
そして、ターミナル54における端子本体68の下端部68aが第2インシュレータ52の突壁58へと当接するまで嵌合端70を第1端子穴60に沿って下方へと挿入することで、前記ターミナル54の第2インシュレータ52に対する組み付け作業が完了する。
次に、上述したように第2インシュレータ52に対してターミナル54の固定された燃料供給装置10の動作について図1を参照しながら説明する。
先ず、燃料供給装置10において、図示しないコントローラからの制御信号に基づいて図示しないコネクタを介して各ターミナル54へと通電がなされ、コイル48が励磁することで回転磁界が生じ、磁極となる永久磁石86を有したロータ56がシャフト88と共に回転駆動する。このモータ部16のロータ56が回転することによってポンプ部14のインペラ30がポンプ室36で回転駆動し、このインペラ30の回転によって図示しない燃料タンク内の燃料が吸入ポート44の吸入口38を通じて内部へと吸入される。
そして、吸入された燃料は、吸入口38からポンプ流路40を通じてポンプカバー28に沿って周方向へと流れることで徐々に圧力が上昇すると共に、気体燃料が脱気孔42を通じて外部へと排出された後、ポンプボディ26の吐出口34へと流通する。
この吐出口34から吐出された燃料は、モータ部16の内部空間を通じて燃料出口96まで流通し、チェック弁98を上方へと押圧して弁開状態とすることで前記燃料出口96から吐出され、例えば、図示しない内燃機関の燃料噴射装置へと供給される。
以上のように、本実施の形態では、燃料供給装置10を構成するモータ部16において、ステータコア46の上部に設けられた第2インシュレータ52に、3本のターミナル54を固定するための第1端子穴60がそれぞれ設けられ、この第1端子穴60は、第2インシュレータ52の周方向(矢印C方向)に沿って長尺な断面長方形状に形成され、周方向に沿った一対の第1内壁面62a、62bには、互いに向かい合うように内側に向かって突出した二対の凸部66a、66bが設けられている。
そして、互いに向かい合うように形成された一方の凸部66aと他方の凸部66bとの離間距離H2が、ターミナル54における嵌合端70の厚さ寸法H3よりも小さく形成され(H2<H3)、且つ、前記嵌合端70の幅寸法W2に対して前記第1端子穴60の周方向に沿った幅寸法W1が小さく形成されている(W2>W1)。
そのため、ターミナル54の嵌合端70を第1端子穴60へと挿入する際、この嵌合端70の幅方向に沿った第1外面72a、72bによって二対の凸部66a、66bが潰され、且つ、第2内壁面64a、64bがそれぞれ嵌合端70の第2外面74a、74bによって潰されるように圧入される。
その結果、ターミナル54を第1端子穴60に対して圧入した際の第1内壁面62a、62bに作用する応力が二対の凸部66a、66bによって緩和され、該第1端子穴60を起点とした第2インシュレータ52の割れを好適に防止することができる。換言すれば、第2インシュレータ52の径寸法を薄くした場合でも割れを防止できるため、この第2インシュレータ52を含む燃料供給装置10の径方向への小型化が可能となる。
また、割れの防止を目的として、ボビンにおける凹部と外部接続端子との間に凸部66a、66bを設けずに隙間を設けている従来技術に係る燃料ポンプと比較し、ターミナル54の嵌合端70を、第1端子穴60における二対の凸部66a、66bと接触させることで、前記第1端子穴60に対して確実且つ精度よく位置決めした状態で固定することができる。
さらに、一般的に、インシュレータは、燃料供給装置10に対する小径化の要求から径方向厚さを確保しづらく径方向厚さが薄いため径方向(矢印D方向)の変形に弱いが、上述した燃料供給装置10においては、第1端子穴60における凸部66a、66bの突出方向が第2インシュレータ52の径方向に沿っている。
そのため、ターミナル54を第1端子穴60へと圧入する際、第2インシュレータ52に対して径方向に作用する力は凸部66a、66bが潰されることで好適に緩和され、前記第2インシュレータ52の割れを防止できると共に、周方向(矢印C方向)に沿った方向においては第1端子穴60の第2内壁面64a、64bに対してターミナル54の第2外面74a、74bが圧入されるため強固な結合を得ることが可能となる。
さらにまた、第2インシュレータ52の第1端子穴60に固着された3本のターミナル54を、第2端子穴102を通じてカバー部材18の外側へと露出させることで、前記カバー部材18の内部と外部とをターミナル54によって電気的に導通させながら、前記カバー部材18によって燃料のシールが可能となる。
また、第1端子穴60に対してターミナル54を圧入することで、このターミナル54を第2インシュレータ52に対して所定の位置で精度よく固定できるため、例えば、前記ターミナル54が複数あった場合でも、カバー部材18の第2端子穴102に対して各ターミナル54を精度よく位置決めして配置できるため、前記第2端子穴102への前記ターミナル54の圧入作業を容易に行うことが可能となる。
一方、ターミナル54の圧入される第2インシュレータ52の第1端子穴60は、その第1内壁面62a、62bにそれぞれ一対の凸部66a、66bを有した構成に限定されるものではなく、例えば、図3Bに示される第1端子穴120のように、第1内壁面62a、62bのいずれか一方のみに一対の凸部122を設けるようにしてもよい。この凸部122は、例えば、径方向外側となる第1内壁面62bに設けられ、前記凸部122の先端から径方向内側の第1内壁面62aまでの奥行寸法H4が、ターミナル54における嵌合端70の厚さ寸法H3よりも小さく形成されている(H4<H3)。
また、この第1端子穴120の幅寸法W1は、上述した第1端子穴60と同様に、ターミナル54の幅寸法W2より小さく形成されている。
そして、この第1端子穴120に対してターミナル54の嵌合端70を挿入する際、該嵌合端70における一方の第1外面72aが径方向内側の第1内壁面62aに対して直接摺接すると同時に、他方の第1外面72bが凸部122の頂部近傍を潰しながら圧入される。
また、同時に、ターミナル54の第2外面74a、74bは第1端子穴120の第2内壁面64a、64bを幅方向外側へと押し潰しながら圧入される。これにより、ターミナル54が嵌合端70を介して第1端子穴120へと圧入されることで所定位置へと位置決めされた状態で固定され、しかも、他方の第1外面72bが径方向外側の第1内壁面62bに対して直接接触することがなく凸部122によって第1内壁面62bに作用する応力が緩和されることで、この第1端子穴120を起点とした第2インシュレータ52の割れを抑制できる。
なお、本発明に係る燃料供給装置は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…燃料供給装置 12…ハウジング
14…ポンプ部 16…モータ部
18…カバー部材 50…第1インシュレータ
52…第2インシュレータ 54…ターミナル
58…突壁 60、120…第1端子穴
62a、62b…第1内壁面 64a、64b…第2内壁面
66a、66b、122…凸部 70…嵌合端
72a、72b…第1外面 74a、74b…第2外面
94…端子接続部 102…第2端子穴

Claims (1)

  1. ハウジングと、該ハウジングの内側に収容されるステータコアと、該ステータコアを覆うインシュレータと、該インシュレータの外側に巻回されるコイルと、前記ステータコアに臨む外周面に磁極を有した回転子と、該回転子のシャフトに連結され回転する回転部材と、前記ステータコアの軸方向において前記ハウジングの一端側に配置され前記回転部材の回転により燃料を吸入、昇圧するポンプ部と、燃料吐出口を有し前記シャフトの他端部を保持し前記ハウジングの他端側を覆うカバー部材と、前記ステータコアの軸方向において前記インシュレータの端部に設けられた穴部に挿入され前記コイルと電気的に接続されるターミナルとを有した燃料供給装置において、
    前記ハウジングの軸線方向から見て、前記穴部は、平行に形成された一組の第1内壁面と、該第1内壁面に対して直交し互いに平行な一組の第2内壁面とを有し、前記ターミナルは、前記第1内壁面と前記第2内壁面とにそれぞれ対応し、互いに平行となる二組の2辺からなる4つの外面を備え、
    前記第1及び第2内壁面の少なくともいずれか一方の内壁面には、前記穴部の内側に向かって突出した凸部を有し、
    前記ターミナルが前記穴部へと挿入された際、前記凸部を有した内壁面では、該凸部の少なくとも一部が前記ターミナルによって潰され、一方、前記凸部を有していない他方の内壁面では、前記ターミナルの外面が圧入され、
    前記第1内壁面を、前記インシュレータの周方向に沿って延在するように配置し、前記第1内壁面の少なくともいずれか一方に前記凸部を設け、
    前記ターミナルは複数設けられ、前記カバー部材には、前記複数のターミナルが挿入される第2の穴部が複数形成され、前記第2の穴部に対して前記ターミナルがそれぞれ圧入され、
    前記インシュレータにより覆われた前記ステータコアが、前記ハウジングに対して前記軸方向に圧入されることで、その外周面が前記ハウジングに固定され、前記ターミナルが前記インシュレータの一端部に設けられた穴部に挿入されている状態で、前記ターミナルが前記カバー部材の前記第2の穴部へと圧入されることで、その先端が前記カバー部材から外部へと露呈すると共に、前記ハウジングに前記カバー部材が収容され、前記ハウジングの他端部が前記カバー部材によって閉じられると同時に、前記ステータコアに対する前記カバー部材の前記ステータコアの円周方向における位置が決まることを特徴とする燃料供給装置。
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