JP5889728B2 - ステータ用部材 - Google Patents

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Description

本明細書では、ブラシレスモータのステータに用いられるステータ用部材を開示する。
特許文献1には、ステータ組立体を有するブラシレスモータが開示されている。このブラシレスモータでは、ステータ組立体は、ステータ本体とターミナルとを備える。ターミナルは、ターミナルの複数個の凹部が、ステータのターミナル取付部に係止することによって、ステータ本体に取り付けられている。
特開2010−154701号公報
ターミナルの凹部が、単にステータ本体のターミナル取付部に係止する構成では、凹部がターミナル取付部よりも大きく形成されていると、ターミナルは、ステータ本体に安定して支持されない。
本明細書では、ブラシレスモータの各端子を構成するターミナル部材が、ステータのコアを構成するコア部材に安定して支持され得る技術を提供する。
本明細書で開示される技術は、ブラシレスモータのステータに用いられるステータ用部材である。ステータ用部材は、コア部材とターミナル部材とを備える。コア部材は、それぞれにコイル線が巻回された複数個のコアが並んで配置されている。ターミナル部材は、コア部材の一方の端に取り付けられる。ターミナル部材は、ターミナル部分と嵌合部分とを備える。ターミナル部分は、U、V及びW相の端子に用いられる3個の外部端子部と、コモン端子に用いられるコモン端子部と、が一体に設けられる。複数個の嵌合部分は、ターミナル部分からコア部材側に突出しており、コア部材の一方の端に形成されている複数個の凹部に弾性変形している状態で嵌合される。
この構成では、ターミナル部材は、複数個の嵌合部分がコア部材の凹部に弾性変形している状態で嵌合することによって、コア部材に取り付けられている。嵌合部分は、凹部に弾性変形された状態で嵌合しているため、凹部によって適切に固定される。この結果、ターミナル部材は、コア部材に対して安定して支持される。この構成によれば、ターミナル部材は、コア部材に安定的に支持され得る。
燃料ポンプの縦断面図を示す。 第1実施例のターミナル部材とコア部材とが組み付けられた状態の斜視図を示す。 第1実施例のコア部材の斜視図を示す。 第1実施例のターミナル部材の斜視図を示す。 第1実施例のターミナル部材の中間部品の斜視図を示す。 第1実施例のターミナル部材の中間部品を上方から見た図を示す。 第1実施例のターミナル部材の中間部品に連結部を成形した状態の斜視図を示す。 第1実施例のターミナル部材とコア部材とが組み付けられた状態を上方から見た図を示す。 第2実施例のステータ用部材を上方から見た図を示す。 第2実施例のターミナル部材を上方から見た図を示す。 第2実施例のコア部材を上方から見た図を示す。 第2実施例のコア部材をティース側から見た図を示す。 第2実施例のステータを上方から見た図を示す。 第3実施例のターミナル部材を上方から見た図を示す。 第3実施例のターミナル部材の中間部品を上方から見た図を示す。 変形例のターミナル部材とコア部材とが組み付けられた状態を上方から見た図を示す。
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記する。なお、以下に記載する技術要素は、それぞれ独立した技術要素であって、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものである。
(特徴1)3個の外部端子部とコモン端子部とのそれぞれは、コア部材の一方の端からターミナル部材側に伸びているコイル線の接着部分に接着される接着部を備えていてもよい。
この構成によれば、外部端子部とコモン端子部とを、適切にコイル線に接続することができる。
(特徴2)各外部端子部は、基部とコネクタ部とをさらに備えていてもよい。基部は、隣接する外部端子部に連結されていてもよい。コネクタ部は、基部からコア部材と反対側に伸びており、外部電源のコネクタに接続されていてもよい。接着部は、基部からコア部材と反対側に伸びており、3個の外部端子部とコモン端子部とが環状に配置されている状態で、コネクタ部よりも外周側に配置されていてもよい。
この構成によれば、複数個のコアが環状に配置されている状態で、接着部とコイル線と接着する際に、コネクタ部が邪魔にならないため、接着部とコイル線とを容易に接着することができる。
(特徴3)接着部は、コイル線の接着部分を挟んで配置されていてもよい。コイル線の接着部分よりも、コア部材の反対側で連結されていてもよい。
この構成によれば、ターミナル部材をコア部材に設置する際に、コイル線を接着部の隙間に容易に配置することができる。
(特徴4)各コアは、ターミナル部材側の端部に配置されており、コイル線の接着部分の両端を支持する支持部を備えていてもよい。
この構成によれば、ターミナル部材をコア部材に設置する際に、コイル線の接着部分の位置がずれることを防止することができる。
(特徴5)各コイル線は、当該コイル線が巻回されているコアのターミナル部材側の端から、ターミナル部材側に伸びていてもよい。ターミナル部材は、ターミナル部材側の端から伸びるコイル線が、複数個のコアが環状に配置される状態で、複数個のコアによって形成される外周面よりも外側に移動することを規制する非導電性の規制部を備えていてもよい。
この構成によれば、コイル線が、コア部材によって形成される形成されるステータ本体の外周面よりも外側にはみ出ることを抑制することができる。このため、コイル線が、ステータの外周面に位置する導電性材料の部材(例えばブラシレスモータのハウジング)に接触することを抑制することができる。
(特徴6)ステータ用部材は、電動ポンプに設置されるブラシレスモータのステータに用いられてもよい。ステータ用部材は、ターミナル部材とコア部材との少なくとも一部を覆う樹脂製の外壁をさらに備えていてもよい。外壁は、電動ポンプで昇圧された流体を、電動ポンプ外に吐出する吐出口を備えていてもよい。
この構成によれば、複数個のコアを保護する構成と吐出口とを樹脂成形によって、一体で成形することができる。この結果、電動ポンプの部品点数を少なくすることができる。
(特徴7)ターミナル部材は、3個の外部端子部とコモン端子部とを連結する非導電性の連結部をさらに備えていてもよい。
この構成によれば、連結部によって、3個の外部端子部とコモン端子部とは、互いに絶縁されている。このため、ステータ用部材を用いてステータを作製する際に、連結部を切断せずに済む。
(特徴8)ターミナル部材は、3個の外部端子部とコモン端子部とを連結する連結部を、さらに備えていてもよい。連結部は、3個の外部端子部とコモン端子部と同一の材料で作製されていてもよい。連結部は、コイル線に通電する前に切断される切断部を備えていてもよい。
この構成によれば、連結部を、3個の外部端子部及びコモン端子部と同時に作製することができる。このため、ターミナル部材を容易に作製することができる。
(第1実施例)
図1に示すように、本実施例のステータ60は、燃料ポンプ10に用いられる。燃料ポンプ10は、燃料タンク(図示省略)内に配置され、自動車のエンジン(図示省略)に燃料(例えばガソリン等)を供給する。図1に示すように、燃料ポンプ10は、モータ部50とポンプ部30を備える。モータ部50とポンプ部30は、ハウジング2内に配置されている。ハウジング2は、両端が開口された円筒形状を有する。
ポンプ部30は、ケーシング32とインペラ34を備える。ケーシング32は、ハウジング2の下端の開口を閉塞する。ケーシング32の下端には、吸入口38が設けられている。ケーシング32の上端には、ケーシング32内とモータ部50とを連通する連通孔(図示省略)が設けられている。ケーシング32内には、インペラ34が収容されている。
モータ部50は、ポンプ部30の上方に位置する。モータ部50は、ブラシレスモータである。モータ部50は、三相モータである。モータ部50は、ロータ54とステータ60とを備える。ロータ54は、永久磁石を備える。ロータ54の中心には、シャフト52が貫通して固定されている。シャフト52の下端は、インペラ34の中心部に挿入され、貫通している。ロータ54は、シャフト52の両端部に配置された軸受けによって、回転軸Rを中心に回転可能に支持されている。なお実施例では、図1の状態で上下を規定する。即ち、モータ部50から見てポンプ部30は「下」に位置し、ポンプ部30から見てモータ部50は「上」に位置する。
ステータ60は、コア部材90とターミナル部材70と外壁66とを備える。ステータ60は、ハウジング2に圧入される。外壁66は、コア部材90の表面のうち、下端面と、上端面と、ロータ54の外周面と対向する内周面と、を覆う。なお、変形例では、外壁66は、コア部材90の表面のうち、下端面及び上端面を覆っており、ロータ54の外周面と対向する内周面を覆っていなくてもよい。換言すると、外壁66は、コア部材90の表面のうち、少なくともコア部材90の上下端面を覆う。さらに、外壁66は、ターミナル部材70の一部を覆う。
外壁66は、ハウジング2の上端の開口を閉塞する。外壁66の上端には、吐出口11が形成されている。吐出口11は、モータ部50と燃料ポンプ10外の燃料経路とを連通する。吐出口11は、ポンプ部30で昇圧された燃料を、燃料経路に吐出するための開口である。外壁66では、コア部材90を覆う部分と吐出口11とが、樹脂で一体成形されている。なお、変形例では、コア部材90を覆う部分と吐出口11とが、別体で構成されていてもよい。
図2に示すように、コア部材90は、ターミナル部材70の下方に位置している。コア部材90は、略円筒形状を有する(図3参照)。コア部材90の中心部には、ロータ54が配置されている。コア部材90は、複数個のコアプレート62と、絶縁材64とを備える。複数個のコアプレート62は、積層されている。各コアプレート62は、環状形状を有している。絶縁材64は、複数個のコアプレート62を覆う。図3に示すように、複数個のコアプレート62と絶縁材64とによって、6個(複数個)のコア90a〜fが形成されている。コア90a,dがU相であり、コア90b,eがV相であり、コア90c,fがW相である。
各コア90a〜fは、環状に並んで配置されている。各コア90a〜fは、ティース94と、コイル線96と、を備える。なお、図3では、コア90bのティース94とコイル線96のみに符号を付しているが、他のコア90a〜fは、コア90bと同様に、ティース94とコイル線96とを備える。各コア90a〜fのティース94は、ロータ54の外周面に沿って並んでいる。各ティース94は、コア部材90の外周側から内周側(即ちロータ54側)に向かって伸びている。各ティース94の内周側の端部は、ロータ54の外周面に倣った形状に形成されている。各ティース94の内周側の端部と外周側の端部との中間部分には、コイル線96が巻回されている。なお、コア90a,dのティース94のそれぞれに巻回されるコイル線96は、電気的に接続されている。同様に、コア90b,eのコイル線96と、コア90c,fのコイル線96も、それぞれ電気的に接続されている。
各コア90a〜fは、一対の挿入溝98,98と一対の支持部99,99とを備える。一対の挿入溝98,98と一対の支持部99,99とは、各コア90a〜fの絶縁材64に形成されている。なお、図3では、コア90eの挿入溝98と支持部99のみに符号を付しているが、他のコア90a〜fは、コア90eと同様に、一対の挿入溝98,98と一対の支持部99,99とを備える。一対の挿入溝98,98は、コア部材90の周方向に間隔を開けて配置されている。挿入溝98は、ティース94よりも外周側であって、コア90a等の上端部(即ちターミナル部材70側の端部)に形成されている。挿入溝98は、上下方向に直線状に伸びている。挿入溝98の上端は開放されている一方、下端は閉塞している。一対の挿入溝98,98の一方の挿入溝98は、他方の挿入溝98側に開放されており、一方の挿入溝98の底面は、他方の挿入溝98と反対側に配置されている。
一対の支持部99,99は、コア部材90の周方向に間隔を開けて配置されている。一対の支持部99,99の間隔は、一対の挿入溝98,98の間隔よりも大きい。支持部99は、挿入溝98よりも外周側に位置している。また、支持部99は、コア90a等の上端部であって、挿入溝98よりも上方に形成されている。各コア90a等の支持部99は、当該コア90a等に巻回されているコイル線96の端部を挟持する。即ち、一対の支持部99,99の間には、コイル線96が架設される。
図2に示すように、ターミナル部材70は、コア部材90の上端に配置されている。図4に示すように、ターミナル部材70は、ターミナル部分71と、複数個(6個)の嵌合部84と、を備える。ターミナル部分71は、3個の外部端子部72,74,76と、コモン端子部78と、を備える。3個の外部端子部72,74,76とコモン端子部78とは一体で作製されている。3個の外部端子部72,74,76とコモン端子部78とは、環状に配置されている。
各外部端子部72〜76は、各基部72c,74c,76c(図5参照)と、各コネクタ部72b,74b,76bと、各接着部72a,74a,76aと、を備える。図5に示すように、3個の基部72c〜76cは、同一平面上に配置される。コネクタ部72bは、基部72cに連結している。コネクタ部72bは、基部72cから上方(即ちコア部材90と反対方向)に垂直に伸びている。コネクタ部74bと基部74cの構成、及び、コネクタ部76bと基部76cの構成は、コネクタ部72bと基部72cの構成と同様である。コネクタ部72b〜76bは、三相交流電源のためのコネクタに挿入された状態で接続される。即ち、外部端子部72〜76は、それぞれU、V及びW相の端子として用いられる。コネクタ部72b〜76bは、平板形状を有しており、同一平面上に平行に配置される。
接着部72aは、基部72cに連結している。接続部72aは、基部72cから上方(即ちコア部材90と反対方向)に垂直に伸びている。接続部74aと基部74cの構成、及び、接続部76aと基部76cの構成は、接続部72aと基部72cの構成と同様である。各接着部72a〜76aは、コネクタ部72b〜76bよりも外周側に配置されている。各接着部72a〜76aは、その上端部から、外周側かつ下方に向かって斜めに伸びるフック部86(接着部72aのみに符号を付す)を備える。
各接着部72a〜76aの下方には、嵌合部84(接着部72aの下方のみに符号を付す)が配置されている。接着部72aの下方に位置する嵌合部84は、基部72cから下方(即ちコア部材90側)に向かって突出している。嵌合部84は、一対の挿入部84a,84aを備える。一対の挿入部84a,84aは、間隔を開けて配置されている。各挿入部84aの下端部は、下方に向かうに従って細くなる。この結果、嵌合部84の幅は、下方に向かって小さくなる。なお、嵌合部84の最大の幅は、一対の挿入溝98の底面間の幅よりも大きい。接着部74a,76aの下方に位置する嵌合部84は、接着部72aの下方に位置する嵌合部84と同様の構成を有する。
コモン端子部78は、コモン端子として用いられる。コモン端子部78は、基部78cと、3個の接着部78aとを備える。基部78cは、3個の基部72c〜76cと同一平面上に配置される。各接着部78aは、基部78cに連結している。各接着部78aは、基部78cから上方(即ちコア部材90と反対方向)に垂直に伸びている。各接着部78aは、接着部72a〜76aと同様のフック部86(1個の接着部78aのみに符号を付す)を備える。
接着部78aの下方には、接着部72aの下方に位置する嵌合部84と同様の嵌合部84(1個の接着部78aの下方のみに符号を付す)が設けられている。嵌合部84は、基部78cから下方(即ちコア部材90側)に向かって突出している。即ち、コア部材90は、6組の接着部72a〜78aと嵌合部84を備える。
図4に示すように、3個の外部端子部72〜76とコモン端子部78とは、連結部80によって一体化されている。連結部80は、樹脂で作製されている。連結部80は、環状形状を有しており、基部72c〜78cを包含している。なお、連結部80は、コネクタ部72b〜76bの下端部を覆う。連結部80には、6個の樹脂製の突起部80a(3個の突起部80aのみに符号を付す)が形成されている。なお、突起部80aは、樹脂以外の非導電性の材料で作製されていてもよい。各突起部80aは、各接着部72a〜78aの近傍に配置されている。各突起部80aは、連結部80の環状部分から外側及び上側に向かって突出している。各突起部80aは、連結部80の環状部分の径方向に沿って突出している。
図5,6に示すように、3個の外部端子部72,74,76とコモン端子部78とは、1枚の平板をプレス加工することによって成形される。プレス加工後、各端子部72〜78は、連結梁82によって、環状に連結されている。次いで、プレス加工後の各端子部72〜78を、成形型に配置し、連結部80を成形する。図7に示すように、連結部80から露出している連結梁82を切断することによって、ターミナル部材70が製造される。連結梁82を切断することによって、各端子部72〜78は、電気的に絶縁される。
図2に示すように、ターミナル部材70は、コア部材90の上端に取り付けられている。この状態では、接着部72aとその下方の嵌合部84は、コア90aの1対の挿入溝98の間に位置し、接着部74aとその下方の嵌合部84は、コア90bの1対の挿入溝98の間に位置し、接着部76aとその下方の嵌合部84は、コア90cの1対の挿入溝98の間に位置する。また、3組の接着部78aと嵌合部84のそれぞれは、コア90d〜fの3対の挿入溝98のそれぞれの間に位置する。嵌合部84は、1対の挿入溝98の間に挿入される。嵌合部84の最大の幅は、一対の挿入溝98の幅よりも大きい。このため、嵌合部84は、挿入溝98に挿入されると、一対の挿入部84a,84aが近接するように弾性変形する。この結果、嵌合部84は、一対の挿入溝98に嵌合される。ターミナル部材70は、嵌合部84が弾性変形された状態で、一対の挿入溝98に嵌合されることによって、コア部材90に固定されている。このため、嵌合部84が挿入溝98に対してがたつくことを抑制することができる。この結果、ターミナル部材70は、コア部材90に対して安定して支持される。この構成によれば、コア部材90(即ちステータ60のステータ本体)は、ターミナル部材70(即ちステータ60のターミナル)を安定的に支持することができる。このため、コネクタ部72b〜76bの位置及びコイル線96と接着部72a〜78aとの溶接位置を、高精度に位置決めすることができる。
また、ターミナル部材70の嵌合部84はプレス加工によって作製されるため、嵌合部84の位置精度は、比較的に高い。一方、挿入溝98は、絶縁材64を樹脂成形する際に形成される。また、コア部材90は、直線状に並ぶ6個のコアを円筒形状に並ぶように変形させて作製される。このため、挿入溝98の位置精度は、比較的に低い。この結果、1個の嵌合部84と1対の挿入溝98,98とを位置合わせすると、他の嵌合部84と挿入溝98との位置がずれる場合がある。ターミナル部材70では、嵌合部84が弾性変形することによって、嵌合部84と挿入溝98との位置関係を調整することができる。これにより、複数個の嵌合部84のそれぞれを、挿入溝98に適切に嵌合することができる。
また、嵌合部84は、一対の挿入部84a,84aで構成されているため、1個の部材で構成される場合と比較して、変形し易い。このため、嵌合部84が容易に弾性変形することによって、嵌合部84と挿入溝98との位置関係を調整し易い。
嵌合部84が挿入溝98に挿入される位置に位置すると、各接着部72a〜78aは、1対の支持部99,99間の上方に位置する。ターミナル部材70が下方に移動され、嵌合部84が挿入溝98に挿入されると、一対の支持部99,99で支持されているコイル線96は、各接着部72a〜78aのフック部86によって、各接着部72a〜78aに挟持される。次いで、各接着部72a〜78aとコイル線96とは、溶接によって接着されている。具体的には、各接着部72a〜78aのフック部86の下端部は、内周側に変形されて、フック部86の内周側に位置する接着部72a〜78aに当接する。次いで、当接面が溶接されることによって、各接着部72a〜78aとコイル線96とが、接着する。この構成によれば、各端子部72~78とコイル線96とを、適切に接着することができる。
フック部86は、接着部72a〜78aの上端部から、ターミナル部材70の外周かつ下方に向かって伸びる。ターミナル部材70がコア部材90にセットされた状態では、各接着部72a〜78aは、コイル線96の接着部分を挟んで配置されており、コイル線96の接着部分よりも上方(即ちコア部材90の反対側)で連結されている。この構成によれば、ターミナル部材70をコア部材90に組み付ける際に、コイル線96を各接着部72a〜78aの隙間に容易に配置することができる。また、コイル線96の接着部分の両側は、一対の支持部99,99によって、支持されている。このため、ターミナル部材70をコア部材90に組み付ける際に、コイル線96の接着部分の位置がずれることが防止されている
外部端子部72〜76の接着部72a〜76aは、コネクタ部72b〜76bよりも外周側に位置している。この構成によれば、接着部72a〜76aとコイル線96と溶接する際に、コネクタ部72b〜76bが邪魔にならないため、接着部72a〜76aとコイル線96とを容易に接着することができる。また、接着部72a〜76aは、コイル線96が巻回されるティース94よりも外周側に設けられているため、溶接時にコイル線96にスパッタが飛散することを抑制することができる。
図8に示すように、各コア90a〜fに巻回されたコイル線96は、各コア90a〜fの上方(即ちターミナル部材70側)に伸びている。各コア90a〜fの上方に伸びるコイル線96の延伸部分は、一対の支持部99,99に支持されている。一対の支持部99,99に支持されたコイル線96の延伸部分は、コア部材90の内側に湾曲している。連結部80の各突起部80aは、コイル線96の湾曲部分に対向して配置されている。突起部80aは、コイル線96の湾曲部分の形状に沿って屈曲している。
ターミナル部材70がコア部材90に組み付けられると、複数個のコア90a〜fを保護する外壁66を成形する。具体的には、ターミナル部材70とコア部材90とを成形型に配置し、外壁66を樹脂で成形する。外壁66の成形の際に、コイル線96の湾曲部分は、成形型内に流れる樹脂によって、コア部材90の外周側に押圧される。上記の構成によれば、コイル線96は、突起部80aによって、コア部材90の外周面よりも外側にはみ出ることが抑制される。このため、コイル線96が、ハウジング2(導電性)に接触することを抑制することができる。また、各突起部80aは、ターミナル部材70の径方向に沿って突出している。このため、突起部80aによって、成形型内の樹脂の流れが妨げられることを抑制することができる。
また、外壁66の成形の際に、吐出口11が成形される。この構成によれば、複数個のコア90a〜fを保護する外壁66と吐出口11とを、樹脂成形によって一体で作製することができる。これにより、燃料ポンプ10の部品点数を少なくすることができる。
(対応関係)
ステータ60が「ステータ用部材」の一例である。6対の挿入溝98が「複数個の凹部」の一例である。突起部80aが「規制部」の一例である。
(第2実施例)
図9に示すように、ステータ用部材160は、ターミナル部材170とコア部材190とを備える。コア部材190は、複数個のコア190a〜fを備える。複数個のコア190a〜fの構成は、第1実施例の複数個のコア90a〜fと同様である。即ち、図11に示すように、各コア190a〜fは、各コア90a〜fと同様に、ティース194と、コイル線196と、一対の挿入溝198,198と、一対の支持部199,199とを備える(コア190cのみに符号を付す)。上方から見たときに、複数個のコア190a〜fは、直線上に並んで配置されている。複数個のコア190a〜fは、隣接するコア同士が連結されることによって、一体に形成されている。なお、図12に示すように、複数個のコア190a〜fは、複数個のコアプレート162によって、連結されている。
図9に示すように、ターミナル部材170は、外部端子部172,174,176とコモン端子部178とを備える。上方から見たときに、各端子部172〜178は、直線上に並んで配置されている。図10に示すように、外部端子部172〜176の構成は、第1実施例の外部端子部72〜76と同様である。外部端子部172〜176は、外部端子部72〜76と同様に、嵌合部184と、接着部172a〜176aと、コネクタ部172b〜176bと、基部172c〜176cと、を備える。
外部端子部174は、連結部180によって、外部端子部172,176のそれぞれに連結されている。連結部180は、外部端子部172等と同一の材料、即ち導電性材料(例えば金属)で作製されている。連結部180は、ターミナル部材170がプレス加工によって成形される際に成形される。連結部180の中間部には、切断部180aが形成されている。切断部180aの板厚は、連結部180の他の部分の板厚よりも薄い。即ち、切断部180aは、連結部180の他の部分よりも剛性が低い。また、外部端子部176は、連結部180によって、コモン端子部178に連結されている。
コモン端子部178は、3個の接着部178aと3個の基部178cと3個の嵌合部184とを備える。接着部178aと嵌合部184とは、それぞれ第1実施例の接着部78aと嵌合部84と同様の構成を有する。図10では、1個の接着部178aについて、嵌合部184とフック部186とに符号が付されている。3個の基部178cは、3個の基部172c〜176cと同一平面上に配置される。各接着部178aは、各基部178cに連結している。各基部178cは、連結部181によって、隣接する他の基部178cに連結されている。連結部181は、コモン端子部178等と同一の材料、即ち導電性の金属で作製されている。連結部181は、ターミナル部材170がプレス加工によって成形される際に成形される。連結部181の中間部には、変形部181aが形成されている。変形部181aの板厚は、連結部181の他の部分の板厚よりも薄い。即ち、変形部181aは、連結部181の他の部分よりも剛性が低い。
図13に示すように、ステータ用部材160は、環状に変形される。さらに、切断部180aが切断されることによって、ステータ161が作製される。コア部材190では、複数個のコアプレート162が変形することによって、複数個のコア190a〜fが環状に配置される。また、ターミナル部材170では、連結部180の切断部180aと連結部181の変形部181aとが変形することによって、外部端子部172〜176と3個のコモン端子部178とが環状に配置される。切断部180aと変形部181aとは、連結部180,181の他の部分よりも剛性が低い。このため、切断部180aと変形部181aとが変形する際に、連結部180,181の他の部分が変形することを抑制することができる。
図11に示すように、上方から見たときに、コア部材190は、直線上に形成されている。この構成では、コア部材190の挿入溝198の位置精度は、環状のコア部材の挿入溝の位置精度と比較して高い。このため、1個の嵌合部184と1対の挿入溝198,198とを位置合わせすると、他の嵌合部184と挿入溝198との位置がずれることを抑制することができる。また、この構成によれば、ターミナル部材とコア部材とが環状に形成されている場合と比較して、嵌合部184と挿入溝198との位置を合わせ易い。
また、本実施例では、第1実施例と同様に、ターミナル部材170は、嵌合部184が弾性変形されている状態で一対の挿入溝198に嵌合されることによって、コア部材190に固定されている。この構成によれば、ターミナル部材170を用いて、ステータ161を作製する場合に、ターミナル部材170(即ちステータ161のターミナル)は、コア部材190(即ちステータ161のコア)に安定的に支持される。
また、第1実施例と同様に、ターミナル部材170をコア部材190に組み付ける際に、コイル線196を各接着部172a〜178aの隙間に容易に組み付けることができる。また、一対の支持部199,199によって、コイル線196の接着部分は支持されている。このため、ターミナル部材170をコア部材190に組み付ける際に、コイル線196の接着部分の位置がずれることが防止されている。
ターミナル部材170は、プレス加工によって成形される。この構成によれば、ターミナル部材170を容易に作製することができる。
なお、変形例では、ターミナル部材170とコア部材190とを個別に環状に形成した後で、ターミナル部材170にコア部材190を組み付けてもよい。そして、切断部180aを切断してもよい。
(第3実施例)
図14に示すように、ターミナル部材270の構成が、ターミナル部材170の構成と異なる。他の構成は、第2実施例と同様であるため説明を省略する。
ターミナル部材270は、外部端子部272,274,276と、コモン端子部278と、連結部280と、を備える。コモン端子部278は、コモン端子部178と同様の構成を有する。各外部端子部272,274,276は、外部端子部172,174,176と同様の構成を有する。外部端子部274は、連結部280によって、外部端子部272,276のそれぞれに連結されている。連結部280は、樹脂製である。なお、連結部280は、ゴム等の非導電材料で形成されていればよい。連結部280の中間部には、変形部280aが形成されている。変形部280aの板厚は、連結部280の他の部分の板厚よりも薄い。即ち、変形部280aは、連結部280の他の部分よりも剛性が低い。
ターミナル部材270は、図15の部品300から作製される。部品300では、外部端子部272,274,276とコモン端子部278とが、切落部283によって連結されている。具体的には、プレス加工によって部品300を成形する。次いで、部品300を樹脂成形型に配置し、連結部280を成形する。そして、1個の連結部280の間に位置する切落部283が切断されることによって、ターミナル部材270が作製される。
この構成によれば、第2実施例と同様の効果を奏することができる。また、連結部280は樹脂製であるため、各端子部272〜278は、絶縁されている。このため、ステータ用部材を用いてステータを作製する際に、連結部280を切断せずに済む。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
(1)上記の各実施例では、ターミナル部材70等は、6個のコア90a等に対応する6個の嵌合部84等を備える。しかしながら、ターミナル部材70等は、少なくとも2個以上、好ましくは3個以上の嵌合部84等を備えていてもよい。この場合、コア部材90等は、嵌合部84等に対応する位置に一対の挿入溝98等を備えていてもよい。
(2)上記の各実施例では、嵌合部84等は、一対の挿入溝98等の間に嵌合されている。しかしながら、コア部材90等は、一対の挿入溝98等に代えて、嵌合部84が嵌合する挿入穴を備えていてもよい。本変形例では、挿入穴が「凹部」の一例である。
(3)上記の各実施例では、嵌合部84等は、一対の挿入部84a,84aを備える。しかしながら、嵌合部84等は、1個の挿入部を備えていてもよいし、3個以上の挿入部を備えていてもよい。一般的には、嵌合部84は、コア部材90等の凹部に挿入されている状態で弾性変形するように構成されていればよい。
(4)コイル線96の端部が、コア部材90の外周側に移動することを規制する規制部の構成は、上記の突起部80aの構成に限られない。図16に示すように、突起部80aに代えて、突起部180aを備えていてもよい。突起部180aは、連結部80の環状部分からコア部材90の外周に向かって伸びていてもよい。さらに、突起部180aは、支持部99に支持されたコイル線96の延伸部分よりも、コア部材90の外周側に配置されていてもよい。
(5)上記の各実施例で作製されるステータ60、ステータ用部材160は、燃料ポンプ10のモータ部50以外に、冷却水ポンプ等の電動ポンプや、他の装置に設置されるブラシレスモータに利用されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10:燃料ポンプ
11:吐出口
30:ポンプ部
50:モータ部
60:ステータ
66:外壁
70:ターミナル部材
72,74,76:外部端子部
72a,74a,76a,78a:接着部
72b,74b,76b:コネクタ部
72c,74c,76c,78c:基部
78:コモン端子部
80:連結部
80a:突起部
84:嵌合部
86:フック部
90:コア部材
90a〜f:コア
96:コイル線
98:挿入溝
99:支持部

Claims (10)

  1. ブラシレスモータのステータに用いられるステータ用部材であって、
    それぞれにコイル線が巻回された複数個のコアが並んで配置されているコア部材と、
    コア部材の一方の端に取り付けられるターミナル部材と、を備え、
    ターミナル部材は、
    U、V及びW相の端子に用いられる3個の外部端子部と、コモン端子に用いられるコモン端子部と、が一体に設けられるターミナル部分と、
    ターミナル部分からコア部材側に突出しており、コア部材の一方の端に形成されている複数個の凹部に弾性変形している状態で嵌合される複数個の嵌合部分と、を備え
    3個の外部端子部とコモン端子部とのそれぞれは、
    コア部材の一方の端からターミナル部材側に伸びているコイル線の接着部分に接着される接着部を備え、
    接着部は、
    コイル線の接着部分を挟んで配置されており、
    コイル線の接着部分よりも、コア部材の反対側で連結されており、
    各コアは、ターミナル部材側の端部に配置されており、コイル線の接着部分の両端を支持する支持部を備える、ステータ用部材。
  2. 各コイル線は、当該コイル線が巻回されているコアのターミナル部材側の端から、ターミナル部材側に伸びており、
    ターミナル部材は、ターミナル部材側の端から伸びるコイル線が、複数個のコアが環状に配置される状態で、複数個のコアによって形成される外周面よりも外側に移動することを規制する非導電性の規制部を備える、請求項に記載のステータ用部材。
  3. ブラシレスモータのステータに用いられるステータ用部材であって、
    それぞれにコイル線が巻回された複数個のコアが並んで配置されているコア部材と、
    コア部材の一方の端に取り付けられるターミナル部材と、を備え、
    ターミナル部材は、
    U、V及びW相の端子に用いられる3個の外部端子部と、コモン端子に用いられるコモン端子部と、が一体に設けられるターミナル部分と、
    ターミナル部分からコア部材側に突出しており、コア部材の一方の端に形成されている複数個の凹部に弾性変形している状態で嵌合される複数個の嵌合部分と、を備え、
    各コイル線は、当該コイル線が巻回されているコアのターミナル部材側の端から、ターミナル部材側に伸びており、
    ターミナル部材は、ターミナル部材側の端から伸びるコイル線が、複数個のコアが環状に配置される状態で、複数個のコアによって形成される外周面よりも外側に移動することを規制する非導電性の規制部を備える、ステータ用部材。
  4. 3個の外部端子部とコモン端子部とのそれぞれは、
    コア部材の一方の端からターミナル部材側に伸びているコイル線の接着部分に接着される接着部を備える、請求項に記載のステータ用部材。
  5. 各外部端子部は、
    隣接する外部端子部に連結される基部と、
    基部からコア部材と反対側に伸びており、外部電源のコネクタに接続されるコネクタ部と、をさらに備え、
    接着部は、基部からコア部材と反対側に伸びており、3個の外部端子部とコモン端子部とが環状に配置されている状態で、コネクタ部よりも外周側に配置される、請求項1、2又は4のいずれか一項に記載のステータ用部材。
  6. 接着部は、
    コイル線の接着部分を挟んで配置されており、
    コイル線の接着部分よりも、コア部材の反対側で連結されている、請求項に記載のステータ用部材。
  7. 各外部端子部は、
    隣接する外部端子部に連結される基部と、
    基部からコア部材と反対側に伸びており、外部電源のコネクタに接続されるコネクタ部と、をさらに備え、
    接着部は、基部からコア部材と反対側に伸びており、3個の外部端子部とコモン端子部とが環状に配置されている状態で、コネクタ部よりも外周側に配置されており、
    接着部は、
    コイル線の接着部分を挟んで配置されており、
    コイル線の接着部分よりも、コア部材の反対側で連結されている、請求項4に記載のステータ用部材。
  8. ステータ用部材は、
    電動ポンプに設置されるブラシレスモータのステータに用いられ、
    ターミナル部材とコア部材との少なくとも一部を覆う樹脂製の外壁を、さらに備え、
    外壁は、電動ポンプで昇圧された流体を、電動ポンプ外に吐出する吐出口を備える、請求項1からのいずれか一項に記載のステータ用部材。
  9. ターミナル部材は、3個の外部端子部とコモン端子部とを連結する非導電性の連結部を、さらに備える、請求項1からのいずれか一項に記載のステータ用部材。
  10. ターミナル部材は、3個の外部端子部とコモン端子部とを連結する連結部を、さらに備え、
    連結部は、
    3個の外部端子部とコモン端子部と同一の材料で作製されており、
    コイル線に通電する前に切断される切断部を備える、請求項1からのいずれか一項に記載のステータ用部材。
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