JP5766265B2 - 車両用交流発電機のレギュレータ - Google Patents
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Description
近年では電圧制御機能に加えて、外部車載機器との通信機能、電気負荷増大時の出力電流増加を緩やかにすることで発電機の急激な駆動トルク上昇を抑制する機能等を有したものも使用されている。また、レギュレータの電圧制御回路はICチップ化されたものが主流となっており、中には電圧制御回路及び外部回路との接続端子を一体成形したモールドパッケージタイプのICレギュレータを使用している例もある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1では、ICレギュレータに設置された貫通穴に、レギュレータホルダのICレギュレータ搭載部に設置された突起を係合させて位置決めを行い、機械的な固定を図る例が示されている。
ICレギュレータを完全に固定する為には、係合部の突起を変形させる等の別工程が必要となり生産性も悪い。また、ICレギュレータには、貫通穴を設置する為のスペースをICレギュレータ取付面と同一平面かつICレギュレータ回路外に設けている為、ICレギュレータ本体の平面サイズが大きく、ICレギュレータ搭載部のスペースも広く確保しなければならない。
また、ICレギュレータ及びICレギュレータ搭載部の取付平面サイズを拡大することなく、取付平面サイズを最小限に留めることができ、ICレギュレータ取り付け面の省スペース化によるコストダウンを図ることが可能となる。
図1は、この発明の実施の形態1におけるレギュレータを搭載した車両用交流発電機の概略断面図であり、図2はレギュレータホルダの平面図、図3はモールドパッケージタイプのICレギュレータの平面図と側面図である。
先ず車両用交流発電機の全体構造を図1に基づいて説明する。
車両用交流発電機は、フロントブラケット1及びリヤブラケット2と、それらの内側に設けられ、一端にプーリ3が取り付けられたシャフト4と、このシャフト4に取り付けられたクローポール型の回転子5と、この回転子5のフロントブラケット1側に取り付けられたファン6及びリヤブラケット2側に取り付けられたファン7と、シャフト4に取り付けられた、回転子5に電流を供給するためのスリップリング8と、スリップリング8に摺動するブラシ9と、フロントブラケット1及びリヤブラケット2に固定された固定子鉄心10と、固定子鉄心10に巻かれた固定子コイル11と、固定子コイル11に電気的に接続され、固定子コイル11で生じた交流電流を直流電流に整流する整流器12と、固定子コイル11で生じた交流電圧を調整するレギュレータ13と、レギュレータ13に取り付けられた、レギュレータ冷却用のヒートシンク14を有している。
図2に示すように、レギュレータホルダ100は、ICレギュレータ搭載部110、レギュレータホルダ100に一体成形されたインサートターミナル120、車両側コネクタと接続されるコネクタ部130、ブラシ9を備えている。インサートターミナル120の一端はICレギュレータ搭載部110内に露出しており、もう一端はコネクタ130及び整流器12、リヤブラケット2との接続部に配置されている。
ICレギュレータ200はICレギュレータ搭載部110に格納された後、最終的にはICレギュレータ端子220が、ICレギュレータ搭載部110内に露出したインサートターミナル120に接合される。
図4は、ICレギュレータ搭載部110のICレギュレータ200取付平面内に、少なくとも1つ以上の凸形状の突起140Aを備えたICレギュレータ搭載部110Aと、ICレギュレータ搭載部110Aとの接触面に少なくとも1つ以上の凹形状の窪み230Aを備えたICレギュレータ200Aの一例を示したものである。
凸形状の突起140Aと凹形状の窪み230Aは互いに嵌め合う構造になっており、少なくとも1点以上の接触部が存在する。突起140A及び窪み230Aは成形型の小変更で設定可能な上、ICレギュレータ搭載部110の平面サイズ及びICレギュレータ200の取付平面サイズを変更する必要もない為、コスト面で有利である。
窪み140Bと突起230Bは、上述の突起140A、窪み230Aと同様、互いに嵌め合う構造になっており、少なくとも1点以上の接触部が存在する。
また、窪み140Bと突起230Bは、上述の突起140A、窪み230Aと同様、成形型の小変更のみで設定可能であり、ICレギュレータ搭載部110の平面サイズ及びICレギュレータ200の取付平面サイズも変わらない。
突起140CはICレギュレータ200Cの外壁230Cと嵌め合う構造になっており、少なくとも1点以上の接触部が存在する。そして、突起140CはICレギュレータ搭載部110Cの成形型小変更のみで設定可能である。また、ICレギュレータ搭載部110内壁とICレギュレータ200外壁との間には元々スペースが確保されており、このスペースに突起140Cが追加される為、ICレギュレータ搭載部110の平面サイズ及びICレギュレータ200の取付平面サイズは変わらない。
突起230DはICレギュレータ搭載部110Dの内壁140Dと嵌め合う構造になっており、少なくとも1点以上の接触部が存在する。
突起230Dは、ICレギュレータ200Dの成形型小変更のみで設定可能である。
突起230DはICレギュレータ搭載部110内壁とICレギュレータ200外壁とのスペースに収まる為、ICレギュレータ搭載部110の平面サイズは変わらない。
なお、ここでの嵌め合い構造とは、互いに凹凸形状を有する場合に限定されず、どちらか一方が凸形状を有する場合、両方とも平面である場合も含むものである。
5 回転子、6 フロントファン、7 リヤファン、8 スリップリング、
9 ブラシ、10、固定子鉄心11、固定子コイル、12 整流器、
13 レギュレータ、14 ヒートシンク、
100 レギュレータホルダ、
110、110A、110B、110C、110D ICレギュレータ搭載部、
120 インサートターミナル、130 コネクタ部、
140A、140B、140C、140D レギュレータホルダ側嵌め合い部、
150 レギュレータ搭載部とICレギュレータとの嵌め合い範囲、
160 誘い込み形状
200、200A、200B、200C、200D ICレギュレータ、
210 ICチップ部、220 ICレギュレータ端子、
230A、230B、230C、240D ICレギュレータ側嵌め合い部。
Claims (3)
- 電圧制御回路を構成するICチップ部および外部回路との複数の接続端子が一体成形されたモールドパッケージタイプのICレギュレータと、このICレギュレータを搭載するICレギュレータ搭載部を有すると共に、このICレギュレータ搭載部の一側に設けられ、
前記ICレギュレータを前記ICレギュレータ搭載部に搭載した後に前記複数の接続端子に接合される複数の並設された電極端子を有するレギュレータホルダから構成される車両用交流発電機のレギュレータであって、
前記ICレギュレータ搭載部の取り付け平面と前記ICレギュレータの取り付け平面との間に、圧入式の嵌め合い構造を設け、前記嵌め合い構造は、前記ICレギュレータ搭載部の取付平面内に形成された凸形状の突起と、前記ICレギュレータの取付平面内に形成された凹形状の窪みによって、または、前記ICレギュレータ搭載部の取付平面内に形成された凹形状の窪みと、前記ICレギュレータの取付平面内に形成された凸形状の突起によって構成され、且つ、前記嵌め合い構造を、前記ICレギュレータ搭載部の前記電極端子が設けられた一側と対向する側の他の一側に互いに離間して複数か所に配設すると共に、前記複数の嵌め合い構造相互間の離間距離が、前記複数の電極端子相互間の離間距離よりも大きくなるように配設したことを特徴とする車両用交流発電機のレギュレータ。 - 前記ICレギュレータの取付平面、もしくは前記ICレギュレータ搭載部に形成された突起の形状が、実質的に円形状、もしくは多角形形状の断面を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用交流発電機のレギュレータ。
- 前記嵌め合い構造は、ICレギュレータの厚みに対して少なくとも4分の1以上の嵌め合い範囲を確保していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用交流発電機のレギュレータ。
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