JP4963390B2 - 位置ずれ補正装置及びカラー画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成プロセスが実行される画像ステーションを色毎に複数備えておき、各色の画像を無端状の転写ベルトや搬送ベルト上で重ね合わせて形成した転写用カラー画像を記録紙に転写することによりカラー画像を形成するタンデム方式のカラー画像形成装置に用いて好適な位置ずれ補正装置、及びカラー画像形成装置に関する。
従来、電子写真技術を採用したカラー画像形成装置においては、像担持体としての感光体ドラムを帯電手段により帯電し、帯電された感光体ドラムに画像情報に応じたレーザ光照射を行って潜像を形成し、この潜像を現像手段によって現像し、現像されたトナー像をシート材等に転写して画像を形成することが行われている。
また、このような一連の画像形成プロセスが実行される画像ステーションを複数備え、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、BK(ブラック)の各色の画像をそれぞれの像担持体に形成し、各像担持体の転写位置にて無端ベルト状の転写ベルト上に重ね合わせて形成した転写用カラー画像を記録紙に転写することによりカラー画像を形成するタンデム方式のカラー画像形成装置が普及している。
このタンデム方式のカラー画像形成装置では、各色の感光体に画像を形成し、転写ベルト上の記録紙に転写する際、各色の転写画像位置が理想位置からずれると記録紙上には色ずれのある画像が形成され、画像の品質が劣化する。
そこで、従来、転写ベルト上に位置ずれ補正用パターンを作像し、これらをCCDセンサなどで読み取り、各色の画像に対応する感光体ドラム上での位置ずれを検出し、記録されるべき画像信号に電気的補正をかけるとともに、レーザ光の光路中に設けられている反射ミラーを駆動して光路長変化或いは光路変化の補正を行っている。この位置ずれ補正用パターン画像は、Y、M、C、BK、各色のトナーによって描画されたライン状のパターンであり、ある1色のパターンを基準として他色のパターンがセンサに検知される時刻を測定し、その測定時刻と搬送速度とから算出した他色のパターンの位置が理論値とどの程度ずれているかを計算することで各色の位置ずれ量を求める手法が一般的である(特許文献1参照)。
また、位置ずれ補正用パターンを各色に対し、搬送ベルトの副走査方向(長手方向)に複数セット作像し、セット毎の位置ずれ量を平均化することにより、感光体ドラムの回転周期変動による位置ずれ量の変動を除去するものもある(特許文献2参照)。
ここで、位置ずれ補正用パターンの処理は、そのパターンを検出して検出時刻に対応付ける処理と、その検出時刻情報と搬送ベルトの速度情報とを用いて位置情報に変換する処理とからなり、後者が位置情報の読取である。しかしながら、位置ずれ補正用パターンを副走査方向に複数セット作像し、これを露光開始からの一義的な時間(各セット毎の補正用パターンの先端の少し前方が検出されると予想される時間)にて1セットずつパターンの検出及び位置情報の読取を行うように処理する方法では、環境変動や設計段階における位置ずれ補正用パターンの作像、検出を行う部分のレイアウト寸法の公差、例えば転写ベルトの伸縮などにより、この一義的な時間が、補正用パターンの各セット毎の間に挿入されなくなることにより、補正用パターンの位置情報を全てのセットについては読み取れなくなることがある。
特許第2642351号公報 特開平6−193476号公報
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、カラー画像形成装置を構成する無端状の搬送体上の副走査方向に各色のライン状パターンからなる位置ずれ補正用パターンを複数セット作成し、それを検出して位置ずれ補正を行うときに、位置ずれ補正用パターンの作像、検出を行う部分のレイアウト寸法の公差などがあったとしても、所要のセットの位置ずれ補正用パターンの位置情報を確実に読み取れるようにすることである。
発明の位置ずれ補正装置は、カラー画像形成装置を構成する無端状の搬送体上の副走査方向に、主走査方向に平行な各色のライン状パターンからなる奇数番セットと、主走査方向に傾斜した各色のライン状パターンからなる偶数番セットとを一組とする複数組の位置ずれ補正用パターンを作成する作像手段と、前記位置ずれ補正用パターンをセット毎に検出するパターン検出手段と、セット毎の位置ずれ補正用パターンの検出の終了に応じて、セット毎の位置ずれ補正用パターンの主走査方向の中央部における副走査方向の位置情報を読み取る位置情報読取手段と、前記位置情報読取手段で読み取った位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、前記位置情報記憶手段に記憶した位置情報に基づいて、位置ずれ補正量を算出する位置ずれ補正量算出手段と、前記パターン検出手段のセット毎の検出開始タイミングを定するタイミング定手段とを備え、前記タイミング設定手段は、第1セットの位置ずれ補正用パターンの作像開始から第1の所定時間が経過したときを前記第1セットの位置ずれ補正用パターンの検出開始タイミングとし、前記第1セットの位置ずれ補正用パターンの作像開始から第2の所定時間が経過したときを第2セットの位置ずれ補正用パターンの検出開始タイミングとし、前記位置情報読取手段で読み取った第1セットの基準作像色パターンの位置情報に基づいて、第3セット以降の所定のセットの位置ずれ補正用パターンの検出開始タイミングを設定する位置ずれ補正装置である。
本発明のカラー画像形成装置は、本発明の位置ずれ補正装置を備えたカラー画像形成装置である
本発明によれば、第1セット及び第2セットについては、露光開始からの一義的な時間に基づいて、検出開始タイミングを設定し、第1セットの位置ずれ補正用パターンを読み取ったタイミングに基づいて、第セット以降の位置ずれ補正用パターンの検出開始タイミングを定するので、複数セットの位置ずれ補正用パターンの作像、検出を行う部分のレイアウト寸法の公差などがあったとしても、第セット以降については、第1セットの位置ずれ補正用パターンの作像位置からの公差のみが理想位置からのずれに影響するだけである。従って、露光開始からの一義的な時間に基づいて、1セットずつ位置情報を読み取る従来方法と比較すると、第セット以降の位置ずれ補正用パターンをより確実に読み取ることができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
[第1の実施形態]
図1は本発明の第1の実施形態のカラー画像形成装置の作像原理を説明するための画像プロセス部及び転写ベルトの正面図である。
このカラー画像形成装置は、搬送ベルト(無端状移動手段)に沿って各色の画像形成部が並べられた構成を備えるものであり、所謂、タンデムタイプといわれるものである。即ち、給紙トレイ1から給紙ローラ2と分離ローラ3とにより分離給紙される用紙(記録紙)4を搬送する搬送ベルト5に沿って、この搬送ベルト5の搬送方向の上流側から順に、複数の画像形成部(電子写真プロセス部)6Y、6M、6C、6BKが配列されている。
これら複数の画像形成部6Y、6M、6C、6BKは、形成するトナー画像の色が異なるだけで内部構成は共通である。画像形成部6Yはイエローのトナー画像を、画像形成部6Mはマゼンタのトナー画像を、画像形成部6Cはシアンのトナー画像を、画像形成部6BKはブラックのトナー画像をそれぞれ形成する。よって、以下の説明では、画像形成部6Yについて具体的に説明するが、他の画像形成部6M、6C、6BKは画像形成部6Yと同様であるので、その画像形成部6M、6C、6BKの各構成要素については、画像形成装置6Yの各構成要素に付したYに替えて、M、C、BKによって区別した符号を図に表示するにとどめ、説明を省略する。
搬送ベルト5は、回転駆動される駆動ローラ7と従動ローラ8とに巻回されたエンドレス(無端状)のベルトである。この駆動ローラ7は、駆動モータ(図示せず)により回転駆動され、この駆動モータと、駆動ローラ7と、従動ローラ8とが、無端状移動手段である搬送ベルト5を移動させる駆動手段として機能する。
画像形成に際して、給紙トレイ1に収納された用紙4は最も上に載置されているものから順に送り出され、静電吸着作用により搬送ベルト5に吸着されて最初の画像形成部6Yに搬送され、ここで、イエローのトナー画像を転写される。
画像形成部6Yは、感光体ドラム9Y、この感光体ドラム9Yの周囲に配置された帯電器10Y、露光器11、現像器12Y、感光体クリーナ(図示せず)、除電器13Y等から構成されている。露光器11は、各画像形成部6Y、6M、6C、6BKが形成するトナー画像の色に対応する露光光であるレーザ光14Y、14M、14C、14BKを照射するように構成されている。
画像形成に際し、感光体ドラム9Yの外周面は、暗中にて帯電器10Yにより一様に帯電された後、露光器11からのイエロー画像に対応したレーザ光14Yにより露光され、静電潜像を形成される。現像器12Yは、この静電潜像をイエローのトナーにより可視像化(現像)し、このことにより感光体ドラム9Y上にイエローのトナー画像が形成される。
このトナー画像は、感光体ドラム9Yと搬送ベルト5上の用紙4とが接する位置(転写位置)で、転写器15Yの働きにより用紙4上に転写される。この転写により、用紙4上にイエローのトナーによる画像が形成される。トナー画像の転写が終了した感光体ドラム9Yは、外周面に残留した不要なトナーが感光体クリーナにより払拭された後、除電器13Yにより除電され、次の画像形成のために待機する。
以上のようにして、画像形成部6Yでイエローのトナー画像を転写された用紙4は、搬送ベルト5によって次の画像形成部6Mに搬送される。画像形成部6Mでは、画像形成部6Yでの画像形成プロセスと同様のプロセスにより感光体ドラム9M上にマゼンタのトナー画像が形成され、そのトナー画像が用紙4上に形成されたイエローの画像に重畳されて転写される。
用紙4は、さらに次の画像形成部6C、6BKに搬送され、同様の動作により、感光体ドラム9C上に形成されたシアンのトナー画像と、感光体ドラム9BK上に形成された黒のトナー画像とが、用紙4上に重畳されて転写される。こうして、用紙4上にフルカラーの画像が形成される。このフルカラーの重ね画像が形成された用紙4は、搬送ベルト5から剥離されて定着器16にて画像を定着された後、画像形成装置の外部に排紙される。
以上のような構成のカラー画像形成装置では、感光体ドラム9Y、9M、9C、9BKの軸間距離の誤差、感光体ドラム9Y、9M、9C、9BKの平行度誤差、露光器11内でレーザ光を偏向する偏向ミラー(図示せず)の設置誤差、感光体ドラム9Y、9M、9C、9BKへの静電潜像の書込みタイミング誤差等により、本来重ならなければならない位置に各色のトナー画像が重ならず、各色間で位置ずれが生ずることがある。こうした各色の位置ずれの成分としては、主にスキュー、副走査方向のレジストずれ、主走査方向の倍率誤差、主走査方向のレジストずれなどが知られている。
本実施形態では、転写ベルト5上の副走査方向(搬送方向)に複数セットの位置ずれ補正用パターンを規則的に並べて作像し、画像形成部6BKの下流側に、搬送ベルト5に対向するセンサ17,18,19を配置して、位置ずれ補正用パターンを読み取り、その理想位置からのずれにより、スキュー、副走査方向のレジストずれ、主走査方向の倍率誤差、主走査方向のレジストずれ量を各々求める。そして、このずれ量を基に補正を行う。スキューに関しては、例えば露光器11内の偏向ミラー若しくは露光器11自体をアクチュエーターによって傾きを加えることなどを行い、副走査方向のレジストずれに対しては、例えばラインの書き出しタイミング及び偏向ミラーの面位相制御によって行う。また、主走査方向の倍率誤差に関しては例えば書き込み画像の周波数を変更することによって行う。さらに、主走査方向のレジストずれに関しては、主走査ラインの書き出しタイミングの補正によって行うことができる。
図2は、搬送体5、感光体ドラム9Y,9M,9C,9BK、及びセンサ17,18,19の斜視図であり、搬送体5上に位置ずれ補正用パターン22が作像された状態を示している。センサ17,18,19は用紙4の搬送方向と直交する主走査方向に沿うように同一の基板(図示せず)上に支持されている。位置ずれ補正用パターン22は、センサ17,18,19に対応して、主走査方向の始端側、中央部、終端側に1列ずつ形成されている。
各センサ17,18,19は、図3に示すように、発光部20と、受光部21と備え、発光部20から放射され、位置ずれ補正用パターン22で反射した光を受光部21で受光して電気信号に変換する。
図4にその平面図を示すように、各列の位置ずれ補正用パターン22は、主走査方向に平行に延びる直線を副走査方向にY、BK、M、Cの順に作像した奇数番(第1、第3、第5、・・・)セット22−1,22−3,22−5,・・・と、それらの間に、主走査方向に斜めに延びる直線を副走査方向にY、BK、M、Cの順に作像した偶数番(第2、第4、第6、・・・)セット22−2,22−4,22−6,・・・とから構成されている。また、1つの奇数番セットの位置ずれ補正用パターンと、その次の偶数番セットの位置ずれ補正用パターンを一組とし、その一組の検知信号から、前述したスキュー、副走査方向のレジストずれ、主走査方向の倍率誤差、主走査方向のレジストずれ量を1つずつ求めることができる。従って、この図に示すように、感光体ドラム9Y,9M,9C,9BK、搬送ベルト5等の回転変動による変動誤差を相殺するため、例えば感光体ドラムの1セット間に対し、複数組の位置ずれ補正用パターンを有する位置ずれ補正用パターン列を形成してセンサ17,18,19によりそれらの位置ずれ補正用パターン列の読取を行い、その読取結果の副走査方向の平均をとることにより、より正確な補正が可能となる。なお、位置ずれ量の具体的算出方法については公知の方法(特許第2642351号公報、特開2005−289035号公報参照)を採用できるので、説明を省略する。
図4に示すような位置ずれ補正用パターン22のセンサ17,18,19による検知信号に基づいて、各色の位置ずれ量を求めるための装置の電気的ブロックを図5に示す。この電気的ブロックは、データバス29により互いに接続されたCPU30、RAM31、ROM32、及びI/Oポート28と、それぞれがI/Oポート28に接続された、センサ17,18,19の発光部20の発光量を制御する部分(発光量制御部34)と、センサ17,18,19の受光部21の検知信号を取り込む部分(増幅器23、フィルタ24、A/D変換器25、サンプリング制御部26、FIFOメモリ27)とからなる。
受光部21から得られた位置ずれ補正用パターンの検知信号は、増幅器23によって増幅され、フィルタ24によってライン検知の信号成分(副走査方向のエッジ成分)のみを通過させ、A/D変換器25によってアナログデータからデジタルデータに変換される。A/D変換器25におけるデジタルデータのサンプリングのタイミングはサンプリング制御部26によって制御され、サンプリングされたデータはFIFOメモリ27に格納される。格納されたデータは所定のタイミングで読み出され、I/Oポート28を介して、データバス29によりCPU30及びRAM31にロードされ、CPU30は所定の演算処理を行って位置情報を算出し、さらに上述した各種ずれ量を求める。この読み出しのタイミングには、1組(2セット)の位置ずれパターン22の格納が終了したとき、1セットの位置ずれパターン22の格納が終了したとき、格納と同時などがある。
ROM32には、上述した各種ずれ量を演算するためのプログラムをはじめ、本実施形態における位置ずれ補正及び画像形成の制御を行うための各種プログラムが格納されている。また、CPU30は、受光部21からの検知信号を適当なタイミングでモニタしており、搬送ベルト5及び発光部20の劣化等が起こっても確実に検知できるようにするため、受光部21からの受光信号のレベルが常に一定になるように発光量制御部34によって発光量を制御している。このように、CPU30とROM32とが、画像形成装置全体の動作を制御する制御手段として機能する。
次に図5に示す装置の動作を説明する。この装置は設定により複数種類の異なる位置ずれ補正制御が可能に構成されており、以下それらを第1乃至第4の位置ずれ補正制御手順と呼び、図6乃至9のフローチャートを用いて順番に説明する。また、以下の説明では、搬送ベルト5上に図4に示す位置ずれ補正用パターン22を形成するものとする。
〔第1の位置ずれ補正制御手順〕
第1の位置ずれ補正制御手順のフローチャートを図6に示す。まず、搬送ベルト5に位置ずれ補正用パターン22の第1セット22−1のYのパターン22−1Yを形成するために、画像形成部6Yにて感光体ドラム9Y上にレーザ光14を照射して露光を開始し(ステップS1)、Yのトナー画像を形成し、このトナー画像を、転写器15Yにより搬送ベルト5上に転写する。また、感光体ドラム9Yの露光を開始すると共に第1セットの位置ずれ補正用パターン22の検出開始タイマをスタートさせる(ステップS2)。このタイマの設定値は、理想的には搬送ベルト5上に形成された第1セットの位置ずれ補正用パターン22−1の先頭のYのパターン22−1Yの少し前方の副走査方向位置(図4のP1)がセンサ17,18,19の設置場所に到達すると予想される時間にタイムアップするように設定すればよいが、実際には搬送ベルト5の公差を考慮して、少し早くタイムアップするように設定する。以後、搬送ベルト5の移動に伴って、搬送ベルト5上には図4に示すように第1セットの位置ずれ補正用パターン22−1のマゼンタのパターン22−1M,シアンのパターン22−1C,ブラックのパターン22−1BK、第2セットの位置ずれ補正用パターン22−2のイエローのパターン22−2Y,マゼンタのパターン22−2M,シアンのパターン22−2C,ブラックのパターン22−2BKなどが順次形成されていく。
第1セットの位置ずれ補正用パターン22−1の先頭のパターンである22−1Yがセンサ17,18,19に接近したときに検出開始タイマがタイムアップするので(ステップS3でYES)、位置ずれ補正用パターン22のセット数カウンタのカウント値kを“1”に設定すると共に(ステップS4)、センサ17,18,19の発光部20を発光させ、かつ受光部21の出力信号のモニタを開始する。そして、位置ずれ補正用パターン22が検知されたら(ステップS5でYES)、FIFOメモリ27にデータを格納すると同時に格納されたデータをCPU30及びRAM31にロードし、位置情報を算出する処理を実行し、位置情報をRAM31に保存する(ステップS6)。このように、第1の位置ずれ補正制御手順では、位置ずれ補正用パターンを検出してデータをFIFOメモリ27に格納すると同時にCPU30による位置情報の読取を開始している。
次いで、第1セットの位置ずれ補正用パターン22−1の基準作像色パターンの位置情報より、第2セット以降の位置ずれ補正用パターンの検出開始タイミングが設定済か否かを判断し(ステップS7)、設定済でなければ設定した(ステップS8)後に、設定済であればそのまま、セット数カウンタのカウント値kを“1”インクリメントする(ステップS9)。第2セット以降の位置ずれ補正用パターンの検出開始タイミングは、各セットの位置ずれ補正用パターンの先頭のYのパターンの少し前方の副走査方向位置(図4のP2,P3,P4,P5,P6,・・・)がセンサ17,18,19の設置場所に到達すると予想される時間とする。
ここでは、第2セット以降の位置ずれ補正用パターンの検出開始タイミングは未設定であるため、ステップS8にて設定を行った後にセット数カウンタのカウント値kを“2”とする。また、基準作像色パターンは、センサ17,18,19から最も遠い位置で形成されたパターンであり、本実施形態ではYのパターンである。最も遠い位置で形成されたパターンにした理由は、Yのパターンを形成する画像形成部6Yとセンサ17,18,19との間には他の色の画像形成部6M,6C,6BKの全てが配置されていることにより、それらの公差などが全て位置ずれ補正用パターンの位置情報の理想位置からのずれに影響するため、そのずれ量に基づいて、感光体ドラム9Y,9M,9C,9BKの回転制御、搬送体5の搬送制御に利用できるからである。しかし、本発明において、基準作像色パターンは、センサ17,18,19から最も遠い位置で形成されたパターンに限らず、他の位置で形成されたパターンにしてもよい。
タイマが、ステップS8にて設定した第kセット(ここではk=2)の位置ずれ補正用パターンの検出開始タイミングの設定値に到達すると(ステップS10でYES)、搬送ベルト5上に形成された全ての位置ずれ補正用パターンの位置情報がRAM31に保存されたか否かを判断する(ステップ11)。この時点では、全ての位置ずれ補正用パターンの位置情報は保存されていないので、ステップS5に戻り、前述した処理を繰り返す。ただし、第2セット以降の位置ずれ補正用パターンの読取開始タイミングは設定済であるため、ステップS8は繰り返さずにステップS7からS9へ進む。
このようにステップS5からS11まで(ステップS8を除く)の処理を繰り返し、ステップS11にて、全ての位置ずれ補正用パターンの位置情報がRAM31に保存されたと判断した場合は、それらの位置情報を基に各種位置ずれ量を算出して(ステップS12)、RAM31に保存し(ステップS13)、位置ずれ補正制御を終了する。
以上のように、第1の位置ずれ補正制御手順によれば、第1セットの位置ずれ補正用パターン22−1の位置情報に基づいて、第2セット以降の位置ずれ補正用パターンの検出開始タイミングを決定するので、第2セット以降については、第1セットの位置ずれ補正用パターンの作像位置からの公差のみが理想位置からの検出タイミングのずれに影響するだけである。従って、露光開始からの一義的な時間に基づいて、1セットずつ位置情報を検出及び読取を行う従来方法と比較すると、第2セット以降の位置ずれ補正用パターンをより確実に検出し、読み取ることができる。
〔第2の位置ずれ補正制御手順〕
第2の位置ずれ補正制御手順のフローチャートを図7に示す。この図において、図6と同一の処理には図6で使用した符号(ステップ番号)を付した。第1の位置ずれ補正制御手順と比較すると、第2の位置ずれ補正制御手順では、ステップS14にて、第kセットの基準作像色パターンの位置情報に基づいて第k+1セットの位置情報の読取開始タイミングを設定する処理をkの値をインクリメントしながら繰り返すことである。
つまり、第1セットの位置ずれ補正用パターン22−1の位置情報に基づいて、第2セットの位置ずれ補正用パターン22−2の検出開始タイミングP2を決定し、その位置情報に基づいて、第3セットの位置ずれ補正用パターン22−3の検出開始タイミングP3を決定し、以下最終セットを読み取るまで繰り返す。従って、第2セット以降については、隣り合うセット間の作像位置の公差のみが理想位置からの検出開始タイミングのずれに影響するだけであるから、第1の補正制御手順と比較しても、第2セット以降の位置ずれ補正用パターンをさらに確実に検出し、読み取ることができる。
〔第3の位置ずれ補正制御手順〕
第3の位置ずれ補正制御手順のフローチャートを図8に示す。まず感光体ドラム9Yの露光を開始し(ステップS21)、第1セット及び第2セットの位置ずれ補正用パターン22の検出開始タイマをスタートさせる(ステップS22)。ここで、第1セット、第2セットの検出開始タイマは、それぞれ図4のP1、P2の位置がセンサ17,18,19の設置場所に到達すると予想される時間にタイムアップするように設定すればよいが、実際には搬送ベルト5の公差を考慮して、少し早くタイムアップするように設定する。次いで、位置ずれ補正用パターン22のセット数カウンタのカウント値kを“1”に設定する(ステップS23)。
第1セットの位置ずれ補正用パターン22−1の先頭のパターンであるパターン22−1Yがセンサ17,18,19に接近したときに検出タイマがタイムアップするので(ステップS24でYES)、センサ17,18,19の発光部20を発光させ、かつ受光部21の出力信号のモニタを開始すると共に、パターンが検知されたら、そのデータをFIFOメモリ27に書き込んでおく。次いで、検出開始タイマが第k+1セット(ここではk+1=2)の検出開始の設定値に到達したら(ステップS25でYES)、第2セットの位置ずれ補正用パターン22−2のパターンを検出し、そのデータをFIFOメモリ27に書き込んでおく。
次いで、第kセットの位置ずれ補正用パターン22が検知されていたら(ステップS26でYES)、第kセットの基準作像色パターンの位置情報より、第k+2セット以降の位置ずれ補正用パターンの検出開始タイミングが設定済か否かを判断し(ステップS27)、設定済でなければ設定する(ステップS28)。ここではk=1であるから、ステップS28で、第3セット以降の位置ずれ補正用パターンの検出開始タイミングを設定する。これらの検出開始タイミングは、図6に示す第1の位置ずれ補正制御手順の場合と同様、各セットの位置ずれ補正用パターンの先頭のYのパターンの少し前方の副走査方向位置(図4のP2,P3,P4,P5,P6,・・・)がセンサ17,18,19の設置場所に到達すると予想される時間とする。
次いで、先にFIFOメモリ27に書き込んでおいた第kセット及び第k+1セットのデータをCPU30及びRAM31にロードし、位置情報を算出する処理を実行し、位置情報をRAM31に保存する(ステップS29)。つまり、第kセット及び第k+1セットの位置ずれ補正用パターンを検出して、データをFIFOメモリ27に記憶しておき、記憶が終了したときに、CPU30がそれらを読み出し、位置情報に変換してRAM31に保存する。このように処理することにより、CPU30の負担、及びRAM31の動作時間を低減することができる。このように、第3の位置ずれ補正制御手順では、第kセットの検出終了のタイミングを第k+1セットの検出開始のタイミングにすると共に、第kセットの検出終了により、位置情報に変換する読取処理を開始することが、第1及び第2の位置ずれ補正制御手順と相違する。
次いで、搬送ベルト5上に形成された全ての位置ずれ補正用パターンの位置情報がRAM31に保存されたか否かを判断する(ステップ30)。そして、全ての位置ずれ補正用パターンの位置情報が保存されていない場合は、セット数カウンタの値を“2”インクリメントし(ステップ31)、ステップS24に戻り、前述した処理を繰り返す。ただし、第3セット以降の位置ずれ補正用パターンの検出開始タイミングは設定済であるため、ステップS28は繰り返さずにステップS27からS29へ進む。
このようにステップS24からS31まで(ステップS28を除く)の処理を繰り返し、ステップS30にて、全ての位置ずれ補正用パターンの位置情報がRAM31に保存されたと判断した場合は、第1セットの基準作像色パターンの位置ずれが規定値以上か否かを判断し(ステップS32)、規定値以上であった場合は、先にRAM31に保存した第1セット及び第2セットの位置ずれ補正用パターンの位置情報を破棄する(ステップS33)。次いで、RAM31に残っている位置情報を基に各種位置ずれ量を算出して(ステップS34)、RAM31に保存し(ステップS35)、位置ずれ補正制御を終了する。このように位置ずれが規定値以上のデータを破棄することにより、不正確な位置情報に起因する位置ずれ補正制御の失敗を防止することができる。
なお、以上の説明した第〜第3の位置ずれ補正制御手順以外に下記(1)〜(3)のような位置ずれ補正制御も可能である。
(1)第2の位置ずれ補正制御手順においては、第2セット以降の各セットの基準作像色パターンの位置情報を基に次のセットの検出開始タイミングを設定しているが、第2セット以降については、複数セット毎の基準作像色パターンの位置情報に基づいて、その次のセットの検出開始タイミングを設定するように構成する。
(2)第3の位置ずれ補正制御手順においては、第1セットの基準作像色パターンの位置情報を基に第3セット以降の全セットの検出開始タイミングを設定しているが、第3セット以降については、各セットの基準作像色パターンの位置情報に基づいて、その2セット後の位置ずれ補正用パターンの検出開始タイミング(=1セット後の位置ずれ補正用パターンの検出終了タイミング=1セット後の位置ずれ補正用パターンの読取開始タイミング)を決定するように構成する。
(3)第3の位置ずれ補正制御手順において、第3セット以降については、複数セット毎の基準作像色パターンの位置情報に基づいて、その2セットの後の位置ずれ補正用パターンの検出開始タイミングを設定するように構成する。
[第2の実施形態]
図9は本発明の第2の実施形態のカラー画像形成装置の作像原理を説明するための画像プロセス部及び転写ベルトの正面図である。この図のカラー画像形成装置において、図1と同一の部分には図1と同一の符号を付した。
本実施形態のカラー画像形成装置では、各色のトナー画像は、感光体ドラム9Y、9M、9C、9BKと中間転写ベルト25とが接する位置(1次転写位置)で、転写器15Y、15M、15C、15BKの働きにより中間転写ベルト25上に転写される。この転写により、中間転写ベルト25上に各色のトナーによる画像が重ねあわされたフルカラー画像が形成される。画像形成に際して、給紙トレイ1に収納された用紙4は最も上のものから順に送り出され、中間転写ベルト25上に搬送され、中間転写ベルト25と用紙4とが接する位置(2次転写位置)にて、フルカラーのトナー画像を転写される。このフルカラーの重ね画像が形成された用紙4は、中間転写ベルト25から剥離されて定着器16にて画像を定着された後、画像形成装置の外部に排紙される。
中間転写ベルト25は、回転駆動される駆動ローラ7と従動ローラ8とに巻回されたエンドレスのベルトであり、本実施形態によれば、中間転写ベルト25上に位置ずれ補正用パターンが形成され、それがセンサ17,18,19にて読み取られる。位置ずれ補正用パターンの具体的構成、並びにそれの作成及び検出を行うと共に位置ずれ量を求めるための構成は第1の実施形態と同じである。
本発明の第1の実施形態のカラー画像形成装置の作像原理を説明するための画像プロセス部及び転写ベルトの正面図である。 図1のカラー画像形成装置の転写ベルト、感光体ドラム、及びセンサの斜視図である。 図1のセンサの構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態の位置ずれ補正用パターンを示す平面図である。 位置ずれ補正用パターンのセンサによる検知信号に基づいて、各色の位置ずれ量を求めるための装置の電気的ブロックを示す図である。 本発明の第1の実施形態における第1の位置ずれ補正制御手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における第2の位置ずれ補正制御手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における第3の位置ずれ補正制御手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態のカラー画像形成装置の作像原理を説明するための画像プロセス部及び転写ベルトの正面図である。
符号の説明
5・・・搬送ベルト、6Y,6M,6C,6BK・・・画像形成部、17,18,19・・・センサ、22・・・位置ずれ補正用パターン、22−1Y,22−Y・・・基準作像色パターン、25・・・中間転写ベルト、30・・・CPU。

Claims (6)

  1. カラー画像形成装置を構成する無端状の搬送体上の副走査方向に、主走査方向に平行な各色のライン状パターンからなる奇数番セットと、主走査方向に傾斜した各色のライン状パターンからなる偶数番セットとを一組とする複数組の位置ずれ補正用パターンを作成する作像手段と、
    前記位置ずれ補正用パターンをセット毎に検出するパターン検出手段と、
    セット毎の位置ずれ補正用パターンの検出の終了に応じて、セット毎の位置ずれ補正用パターンの主走査方向の中央部における副走査方向の位置情報を読み取る位置情報読取手段と、
    前記位置情報読取手段で読み取った位置情報を記憶する位置情報記憶手段と、
    前記位置情報記憶手段に記憶した位置情報に基づいて、位置ずれ補正量を算出する位置ずれ補正量算出手段と、
    前記パターン検出手段のセット毎の検出開始タイミングを定するタイミング定手段と
    を備え
    前記タイミング設定手段は、第1セットの位置ずれ補正用パターンの作像開始から第1の所定時間が経過したときを前記第1セットの位置ずれ補正用パターンの検出開始タイミングとし、前記第1セットの位置ずれ補正用パターンの作像開始から第2の所定時間が経過したときを第2セットの位置ずれ補正用パターンの検出開始タイミングとし、前記位置情報読取手段で読み取った第1セットの基準作像色パターンの位置情報に基づいて、第3セット以降の所定のセットの位置ずれ補正用パターンの検出開始タイミングを設定する位置ずれ補正装置。
  2. 請求項1記載の位置ずれ補正装置において、
    前記タイミング設定手段は、第セット以降の全セットの位置ずれ補正用パターンの検出開始タイミングを定することを特徴とする位置ずれ補正装置。
  3. 請求項1記載の位置ずれ補正装置において、
    前記タイミング設定手段は、第セット以降については、各セットの基準作像色パターンの位置情報に基づいて、その2セット後の位置ずれ補正用パターンの検出開始タイミングを定することを特徴とする位置ずれ補正装置。
  4. 請求項1記載の位置ずれ補正装置において、
    前記タイミング設定手段は、第3セット以降については、複数セット毎の基準作像色パターンの位置情報に基づいて、その2セット後の位置ずれ補正用パターンの検出開始タイミングを定することを特徴とする位置ずれ補正装置。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の位置ずれ補正装置において、
    前記位置情報記憶手段に記憶された第1セットの基準作像色パターンの位置情報が基準値以上ずれていたとき、当該第1セット及びその次の第2セットの位置情報を破棄する手段を備え、
    前記位置ずれ補正量算出手段は、当該破棄の後に前記位置情報記憶手段に残っている位置情報に基づいて、位置ずれ補正量を算出することを特徴とする位置ずれ補正装置。
  6. 請求項1乃至の何れかに記載の位置ずれ補正装置を備えたカラー画像形成装置。
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