JP5321965B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記単色モードの終了後、次に上記第二の像担持体と上記複数の像担持体とを使用して画像形成を開始する前に、前記複数の像担持体のうち一つの像担持体と前記第二の像担持体とに上記位置ずれ検知用の画像を形成し最終的に上記記録媒体搬送ベルト上に転写して、該記録媒体搬送ベルト上でそれら位置ずれ検知用の画像の位置を上記画像検知手段によって検知し、その検知結果に基づいて上記制御手段により各像担持体上への画像形成条件を制御することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の画像形成装置において、上記単色モード中、上記中間転写ベルト上に転写された上記位置ずれ検知用の画像が上記二次転写位置にかかる間、上記二次転写手段には前記画像が静電的な力によって中間転写ベルト側に引き付けられるような電界が働くようにバイアス印加手段によってバイアスを印加することを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、回転可能に複数のローラ部材に張架された中間転写ベルトと、該中間転写ベルトのおもて面に対向して配設された第一の像担持体と、該第一の像担持体上に画像を形成する第一の画像形成手段と、該第一の像担持体上に形成された画像を該中間転写ベルト上に一次転写する一次転写手段と、該中間転写ベルト上に転写された画像を記録媒体上に二次転写する二次転写手段と、該中間転写ベルト上から記録媒体上に画像が二次転写される二次転写位置よりも記録媒体搬送方向上流側または下流側に設けられた第二の像担持体と、該第二の像担持体上に画像を形成する第二の画像形成手段と、該第二の像担持体上に形成された画像を記録媒体上に直接転写する直接転写手段と、該第二の像担持体上から記録媒体上に画像が直接転写される直接転写位置と前記二次転写位置とを通過するように記録媒体を担持して搬送する、回転可能に複数のローラ部材で張架された記録媒体搬送ベルトと、を備えた画像形成装置において、各画像間の位置ずれ検知用の画像を検知するための画像検知手段を、前記中間転写ベルトまたは前記記録媒体搬送ベルトに対向させて設け、前記第一の像担持体と前記第二の像担持体それぞれに形成させた前記位置ずれ検知用の画像を、前記中間転写ベルト上または前記記録媒体搬送ベルト上で重ね合わせて前記中間転写ベルトに対向する前記画像検知手段の位置または前記記録媒体搬送ベルトに対向する該画像検知手段の位置まで至らしめて、該画像検知手段により前記位置ずれ検知用の画像を検知させ、該画像検知手段の検知結果に基づいて各画像間の位置ずれを抑えるように画像形成条件を制御する制御手段を有し、前記直接転写位置または前記二次転写位置のうち記録媒体搬送方向下流側の転写位置を転写終了位置とし、前記中間転写ベルト上の付着物を除去する中間転写ベルトクリーニング手段を備え、前記第一の像担持体と前記第二の像担持体それぞれに形成された前記位置ずれ検知用の画像を最終的に前記中間転写ベルト上に転写し、前記転写終了位置から前記中間転写ベルトクリーニング手段の配設位置までの間の該中間転写ベルトのおもて面に対向する位置に前記画像検知手段を設けたことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記中間転写ベルトが弾性ベルトであることを特徴とするものである。
しかし実際には、残ったトナーのリサイクルに関していくつかの問題点が生じている。その一つは、上流側の色が下流側の色のプロセスに混入して生じる混色の問題である。トナーの色の数だけ像担持体を設けたタンデム方式の場合、各クリーニング手段では像担持体に対応した色のトナーをクリーニングするので、回収したトナーをその色の現像装置にリサイクルして画像形成に再使用することは容易である。さらに、各色の画像形成システムが互いに独立しているため、タンデム方式では理想的には混色が起こらないはずであるが、現実にはこの混色は避けられない状況となっている。この混色は、像担持体から転写材への各色のトナー像の転写工程で生じる。
本構成例においては、図1に示すように、転写搬送ベルト回転方向で転写搬送ベルト8から記録紙が離れる分離位置から転写搬送ベルトクリーニング装置9の設置位置までの間の転写搬送ベルト8のおもて面に対向させて光センサ11を配置している。そして、上述したようなパターン画像を感光体1Y,CM,Bに作成し、各色のパターン画像を最終的に転写搬送ベルト8上に転写して、転写搬送ベルト8上で光センサ11によりパターン画像を検知する。
本構成例においては、図4に示すように、構成例1のように転写搬送ベルト回転方向で転写搬送ベルト8から記録紙が離れる分離位置から転写搬送ベルトクリーニング装置9の配設位置までの間に転写搬送ベルト8のおもて面に対向させて光センサ11を配置すると共に、中間転写ベルト回転方向で二次転写ニップから中間転写ベルトクリーニング装置7の配設位置までの間の中間転写ベルト6のおもて面に対向させて光センサ18を配置している。
本構成例においては、図8に示すように、転写搬送ベルト8のおもて面に対向させて光センサを配設しておらず、中間転写ベルト回転方向で二次転写ニップから中間転写ベルトクリーニング装置7の配設位置までの間にのみ、中間転写ベルト6のおもて面に対向させて光センサ18を配置している。
本参考構成例においては、図9に示すように、転写搬送ベルト回転方向で、4色のトナー像の記録紙上への転写が終了する転写終了位置、すなわち、直接転写ニップよりも記録紙搬送方向下流側の二次転写ニップから、転写搬送ベルト8から記録紙が離れる分離位置までの間に、転写搬送ベルト8のおもて面に対向させて光センサ11を配置している。この位置に光センサ11を配置すると、記録紙上のトナー付着量や記録紙の通過を上述したような補正パターン画像の検知とは別に行うことができる。
結着樹脂としては、エステル樹脂、ビニル系樹脂、アミド樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂等からなり、特にビニル系樹脂が好ましく、具体的にはポリスチレン、ポリP−クロルスチレン、ポリビニルトルエン等のスチレン及びその置換体の単独重合体、スチレン−アクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリル酸オクチル共重合体、スチレン−メタアクリル酸メチル共重合体、スチレン−メタアクリル酸エチル共重合体、スチレン−メタアクリル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ビニルメチルエーテル共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−メタアクリル酸メチル−アクリル酸ブチル共重合体等を用いることができる。
離型剤としては、例えば、低分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレン、低分子量ポリエチレン−ポリプロピレン共重合体等のポリオレフィンワックス、脂肪酸低級アルコールエステル、脂肪酸高級アルコールエステル、脂肪酸多価アルコールエステル等のエステル系ワックス、アミド系ワックス等を用いることができる。含有量はトナーに対して通常0.5〜10質量%、好ましくは1〜5質量%である。
さらに、トナーには、流動性付与剤を添加してもよい。流動性付与剤としては、シリカ、チタニア、アルミナ、マグネシア、ジルコニア、フェライト、マグネタイト等の金属酸化物の微粒子及びそれら微粒子をシランカップリング剤、チタネートカップリング剤、ジルコアルミネートで処理した金属酸化物微粒子である。カップリング剤で疎水化処理されたシリカ、チタニアが好ましい。シリカの一次粒子径が小さいことで、流動性を付与する効果が大きい。また、チタニアはトナー帯電量を制御することができる。これらを組み合わせて添加することがさらに好ましい。
また、トナーに外添される潤滑剤の添加量は、0.1〜2.0質量%の範囲にあることが好ましい。潤滑剤の添加量が0.1質量%未満では感光体1に供給される量が少なく感光体1の摩擦係数を低下させるのが困難であり、2.0質量%を超えると感光体1から帯電装置2等に付着して異常画像の原因となることがある。
また、体積平均粒径Dvと数平均粒径Dnとの比(Dv/Dn)で表される粒径分布は、1.05〜1.40の範囲であることが好ましい。粒径分布をシャープにすることで、トナー帯電量分布が均一にすることができる。Dv/Dnが1.40を超えると、トナーの帯電量分布も広く、逆帯電トナーT1が多くなるために高品位な画像を得るのが困難になる。Dv/Dnが1.05未満では、製造が困難であり、実用的ではない。トナーの粒径は、コールターカウンターマルチサイザー(コールター社製)を用いて、測定するトナーの粒径に対応させて測定用穴の大きさが50μmのアパーチャーを選択して用い、50,000個の粒子の粒径の平均を測定することで得られる。
SF−1={(MXLNG)2/AREA}×(100π/4)……式(1)
SF−1の値が100の場合トナーの形状は真球となり、SF−1の値が大きくなるほど不定形になる。
SF−2={(PERI)2/AREA}×(100/4π)……式(2)
SF−2の値が100の場合トナー表面に凹凸が存在しなくなり、SF−2の値が大きくなるほどトナー表面の凹凸が顕著になる。
形状係数の測定は、具体的には、走査型電子顕微鏡(S−800:日立製作所製)でトナーの写真を撮り、これを画像解析装置(LUSEX3:ニレコ社製)に導入して解析して計算した。
トナーの形状が球形に近くなると、トナーとトナー又は感光体1との接触が点接触になるために、トナー同士の吸着力が弱くなり、その結果流動性が高くなり、また、トナーと感光体1との吸着力が弱くなって、転写率が高くなり、また、逆帯電トナーを一時保持装置で回収しやすくなる。
トナーの形状係数SF−1とSF−2は100以上が好ましい。また、SF−1とSF−2が大きくなると逆帯電トナーT1が多くなり、また、トナーの帯電量分布が広くなり、一時保持装置に対する負荷が大きくなる。このために、SF−1は180を超えないことが好ましく、SF−2も180を超えないことが好ましい。
このトナーは、長軸と短軸との比(r2/r1)が0.5〜1.0で、厚さと短軸との比(r3/r2)が0.7〜1.0で表される略球形の形状を有している。長軸と短軸との比(r2/r1)が0.5未満では、不定形状に近づくために帯電量分布が広くなる。
厚さと短軸との比(r3/r2)が0.7未満では、不定形状に近づくために帯電量分布が広くなる。特に、厚さと短軸との比(r3/r2)が1.0では、略球形の形状になるために、帯電量分布が狭くなる。
なお、これまでのトナーの大きさは、走査型電子顕微鏡(SEM)で、視野の角度を変え、その場観察しながら測定した。
また、このような略球形の形状のトナーとしては、窒素原子を含む官能基を有するポリエステルプレポリマー、ポリエステル、着色剤、離型剤を含むトナー組成物を水系媒体中で樹脂微粒子の存在下で架橋及び/又は伸長反応させるトナーが好ましい。
ポリエステルは、多価アルコール化合物と多価カルボン酸化合物との重縮合反応によって得られる。
多価アルコール化合物(PO)としては、2価アルコール(DIO)及び3価以上の多価アルコール(TO)が挙げられ、(DIO)単独、または(DIO)と少量の(TO)との混合物が好ましい。2価アルコール(DIO)としては、アルキレングリコール(エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオールなど);アルキレンエーテルグリコール(ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレンエーテルグリコールなど);脂環式ジオール(1,4−シクロヘキサンジメタノール、水素添加ビスフェノールAなど);ビスフェノール類(ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールSなど);上記脂環式ジオールのアルキレンオキサイド(エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイドなど)付加物;上記ビスフェノール類のアルキレンオキサイド(エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレンオキサイドなど)付加物などが挙げられる。これらのうち好ましいものは、炭素数2〜12のアルキレングリコール及びビスフェノール類のアルキレンオキサイド付加物であり、特に好ましいものはビスフェノール類のアルキレンオキサイド付加物、及びこれと炭素数2〜12のアルキレングリコールとの併用である。3価以上の多価アルコール(TO)としては、3〜8価またはそれ以上の多価脂肪族アルコール(グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ソルビトールなど);3価以上のフェノール類(トリスフェノールPA、フェノールノボラック、クレゾールノボラックなど);上記3価以上のポリフェノール類のアルキレンオキサイド付加物などが挙げられる。
多価アルコール(PO)と多価カルボン酸(PC)の比率は、水酸基[OH]とカルボキシル基[COOH]の当量比[OH]/[COOH]として、通常2/1〜1/1、好ましくは1.5/1〜1/1、さらに好ましくは1.3/1〜1.02/1である。
また、重量平均分子量1万〜40万、好ましくは2万〜20万である。重量平均分子量が1万未満では、耐オフセット性が悪化するため好ましくない。また、40万を超えると低温定着性が悪化するため好ましくない。
ポリエステルには、上記の重縮合反応で得られる未変性ポリエステルの他に、ウレア変性のポリエステルが好ましく含有される。ウレア変性のポリエステルは、上記の重縮合反応で得られるポリエステルの末端のカルボキシル基や水酸基等と多価イソシアネート化合物(PIC)とを反応させ、イソシアネート基を有するポリエステルプレポリマー(A)を得、これとアミン類との反応により分子鎖が架橋及び/又は伸長されて得られるものである。
多価イソシアネート化合物(PIC)の比率は、イソシアネート基[NCO]と、水酸基を有するポリエステルの水酸基[OH]の当量比[NCO]/[OH]として、通常5/1〜1/1、好ましくは4/1〜1.2/1、さらに好ましくは2.5/1〜1.5/1である。[NCO]/[OH]が5を超えると低温定着性が悪化する。[NCO]のモル比が1未満では、ウレア変性ポリエステルを用いる場合、そのエステル中のウレア含量が低くなり、耐ホットオフセット性が悪化する。
イソシアネート基を有するポリエステルプレポリマー(A)中の1分子当たりに含有されるイソシアネート基は、通常1個以上、好ましくは、平均1.5〜3個、さらに好ましくは、平均1.8〜2.5個である。1分子当たり1個未満では、ウレア変性ポリエステルの分子量が低くなり、耐ホットオフセット性が悪化する。
2価アミン化合物(B1)としては、芳香族ジアミン(フェニレンジアミン、ジエチルトルエンジアミン、4,4’−ジアミノジフェニルメタンなど);脂環式ジアミン(4,4’−ジアミノ−3,3’−ジメチルジシクロヘキシルメタン、ジアミンシクロヘキサン、イソホロンジアミンなど);及び脂肪族ジアミン(エチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミンなど)などが挙げられる。3価以上の多価アミン化合物(B2)としては、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミンなどが挙げられる。アミノアルコール(B3)としては、エタノールアミン、ヒドロキシエチルアニリンなどが挙げられる。アミノメルカプタン(B4)としては、アミノエチルメルカプタン、アミノプロピルメルカプタンなどが挙げられる。アミノ酸(B5)としては、アミノプロピオン酸、アミノカプロン酸などが挙げられる。B1〜B5のアミノ基をブロックしたもの(B6)としては、前記B1〜B5のアミン類とケトン類(アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなど)から得られるケチミン化合物、オキサゾリジン化合物などが挙げられる。これらアミン類(B)のうち好ましいものは、B1及びB1と少量のB2の混合物である。
また、ウレア変性ポリエステル中には、ウレア結合と共にウレタン結合を含有していてもよい。ウレア結合含有量とウレタン結合含有量のモル比は、通常100/0〜10/90であり、好ましくは80/20〜20/80、さらに好ましくは、60/40〜30/70である。ウレア結合のモル比が10%未満では、耐ホットオフセット性が悪化する。ウレア変性ポリエステルは、ワンショット法、などにより製造される。多価アルコール(PO)と多価カルボン酸(PC)を、テトラブトキシチタネート、ジブチルチンオキサイドなど公知のエステル化触媒の存在下、150〜280℃に加熱し、必要により減圧としながら生成する水を留去して、水酸基を有するポリエステルを得る。次いで40〜140℃にて、これに多価イソシアネート(PIC)を反応させ、イソシアネート基を有するポリエステルプレポリマー(A)を得る。さらにこの(A)にアミン類(B)を0〜140℃にて反応させ、ウレア変性ポリエステルを得る。
また、ポリエステルプレポリマー(A)とアミン類(B)との架橋及び/又は伸長反応には、必要により反応停止剤を用い、得られるウレア変性ポリエステルの分子量を調整することができる。反応停止剤としては、モノアミン(ジエチルアミン、ジブチルアミン、ブチルアミン、ラウリルアミンなど)、及びそれらをブロックしたもの(ケチミン化合物)などが挙げられる。
未変性ポリエステルとウレア変性ポリエステルとを併用することで、低温定着性及びフルカラー画像形成装置100に用いた場合の光沢性が向上するので、ウレア変性ポリエステルを単独で使用するよりも好ましい。なお、未変性ポリエステルはウレア結合以外の化学結合で変性されたポリエステルを含んでも良い。
未変性ポリエステルとウレア変性ポリエステルとは、少なくとも一部が相溶していることが低温定着性、耐ホットオフセット性の面で好ましい。従って、未変性ポリエステルとウレア変性ポリエステルとは類似の組成であることが好ましい。
未変性ポリエステルとウレア変性ポリエステルとを含むバインダ樹脂のガラス転移点(Tg)は、通常45〜65℃、好ましくは45〜60℃である。45℃未満ではトナーの耐熱性が悪化し、65℃を超えると低温定着性が不十分となる。
また、ウレア変性ポリエステルは、得られるトナー母体粒子の表面に存在しやすいため、公知のポリエステル系トナーと比較して、ガラス転移点が低くても耐熱保存性が良好な傾向を示す。
なお、ここで、着色剤、帯電制御剤、離型剤、外添剤等は、既述の物質を用いることができる。
トナー材料液100質量部に対する水系媒体の使用量は、通常50〜2000質量部、好ましくは100〜1000質量部である。50質量部未満ではトナー材料液の分散状態が悪く、所定の粒径のトナー粒子が得られない。20000質量部を超えると経済的でない。
また、水系媒体中の分散を良好にするために、界面活性剤、樹脂微粒子等の分散剤を適宜加える。
界面活性剤としては、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、リン酸エステルなどのアニオン性界面活性剤、アルキルアミン塩、アミノアルコール脂肪酸誘導体、ポリアミン脂肪酸誘導体、イミダゾリンなどのアミン塩型や、アルキルトリメチルアンモニム塩、ジアルキルジメチルアンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモニウム塩、ピリジニウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、塩化ベンゼトニウムなどの4級アンモニウム塩型のカチオン性界面活性剤、脂肪酸アミド誘導体、多価アルコール誘導体などの非イオン界面活性剤、例えばアラニン、ドデシルジ(アミノエチル)グリシン、ジ(オクチルアミノエチル)グリシンやN−アルキル−N,N−ジメチルアンモニウムべタインなどの両性界面活性剤が挙げられる。
また、カチオン性界面活性剤としては、フルオロアルキル基を有する脂肪族1級、2級もしくは2級アミン酸、パーフルオロアルキル(C6〜C10)スルホンアミドプロピルトリメチルアンモニウム塩などの脂肪族4級アンモニウム塩、ベンザルコニウム塩、塩化ベンゼトニウム、ピリジニウム塩、イミダゾリニウム塩、商品名としてはサーフロンS−121(旭硝子社製)、フロラードFC−135(住友3M社製)、ユニダインDS−202(ダイキンエ業杜製)、メガファックF−150、F−824(大日本インキ社製)、エクトップEF−132(トーケムプロダクツ社製)、フタージェントF−300(ネオス社製)などが挙げられる。
また、リン酸三カルシウム、炭酸カルシウム、酸化チタン、コロイダルシリカ、ヒドロキシアパタイト等の無機化合物分散剤も用いることができる。
この反応は、分子鎖の架橋及び/又は伸長を伴う。反応時間は、ポリエステルプレポリマー(A)の有するイソシアネート基構造とアミン類(B)との反応性により選択されるが、通常10分〜40時間、好ましくは2〜24時間である。反応温度は、通常、0〜150℃、好ましくは40〜98℃である。また、必要に応じて公知の触媒を使用することができる。具体的にはジブチルチンラウレート、ジオクチルチンラウレートなどが挙げられる。
有機溶媒を除去するためには、系全体を徐々に層流の攪拌状態で昇温し、一定の温度域で強い攪拌を与えた後、脱溶媒を行うことで紡錘形のトナー母体粒子が作製できる。また、分散安定剤としてリン酸カルシウム塩などの酸、アルカリに溶解可能な物を用いた場合は、塩酸等の酸により、リン酸カルシウム塩を溶解した後、水洗するなどの方法によって、トナー母体粒子からリン酸カルシウム塩を除去する。その他酵素による分解などの操作によっても除去できる。
本実施形態の画像形成ユニット30は、潜像を形成する感光体1(像担持体)と、帯電装置2、現像装置3、クリーニング装置4の中から選択される1つ以上の装置とが一体に支持されて、画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジとなっているので、メンテナンスが必要になったりしたときには、そのプロセスカートリッジを交換すればよく、利便性が向上する。
また、本実施形態によれば、前記直接転写位置または前記二次転写位置のうち記録紙搬送方向下流側の転写位置を転写終了位置とし、転写搬送ベルト8上の付着物を除去する記録媒体搬送ベルトクリーニング手段である転写搬送ベルトクリーニング装置9を、上記転写終了する位置よりも転写搬送ベルト回転方向下流側に設けており、前記転写終了位置よりも転写搬送ベルト回転方向下流側で転写搬送ベルト8に担持された記録紙が転写搬送ベルト8から分離する分離位置から転写搬送ベルトクリーニング装置9の配設位置までの間の転写搬送ベルト8のおもて面に対向する位置に、光センサ11を設けた。前記分離位置から転写搬送ベルトクリーニング装置9の配設位置までの間の光センサ11を配置する位置は、画像形成ユニット11やトナーが乗った記録紙が動く領域の間に転写搬送ベルト8を支持する図示しないユニットケースが存在し、飛散トナーが回り込みにくく光センサ11が汚れにくいというメリットがある。また、記録紙が転写搬送ベルト8から分離するローラに対向して光センサを配置すると転写搬送ベルト8の振動によるノイズも無くさらに精度が良い検知結果を得ることができる。
また、本実施形態によれば、構成例1で示した画像形成装置に対して、上記第一の像担持体を含めた複数の像担持体が中間転写ベルト6のおもて面に対向して配設されており、中間転写ベルト6上の付着物を除去する中間転写ベルトクリーニング手段である中間転写ベルトクリーニング装置7と、中間転写ベルト6と転写搬送ベルト8とを接離させる接離手段である接離装置20と、前記複数の像担持体上に形成され前記複数の像担持体上から中間転写ベルト6上に転写された位置ずれ検知用の画像を検知する、上記二次転写位置から中間転写ベルトクリーニング装置7の配設位置までの間の中間転写ベルト6のおもて面に対向する位置に設けられた第二の画像検知手段である光センサ18と、を備え、記録紙上に上記第二の像担持体上に形成された画像のみを転写して記録紙上に単色の画像を形成する単色モードであるモノクロモードを有し、モノクロモード時には、接離装置20により中間転写ベルト6と転写搬送ベルト8とを離間し、前記複数の像担持体上には、各画像の位置が中間転写ベルト6上で所定の範囲内で一致するように調整するための位置ずれ検知用の画像を形成し、それら位置ずれ検知用の画像を中間転写ベルト6上に転写して、光センサ18で位置ずれ検知用の画像の位置を検知し、その検知結果に基づいて前記複数の像担持体上への画像形成条件を画像形成装置本体に設けられた制御部で制御する。これにより、モノクロモード時にカラー画像(Y,M,Cの各画像)間の位置ずれ調整や濃度調整を行うことができる。
また、本実施形態によれば、モノクロモードの終了後、次に上記第二の像担持体と上記複数の像担持体とを使用して画像形成を開始する前に、前記複数の像担持体のうち一つの像担持体と上記第二の像担持体とに位置ずれ検知用の画像を形成し最終的に転写搬送ベルト8上に転写して、転写搬送ベルト8上でそれら位置ずれ検知用の画像の位置を検知し、その検知結果に基づいて各像担持体上への画像形成タイミングを調整する。これにより、通常の全色の補正用のパターン画像を作成して全色の画像の位置合わせを行うよりも短い時間で且つ少ないトナー量で全色の画像の位置合わせを行うことができる。
また、本実施形態によれば、上記単色モード中、中間転写ベルト6上に転写された上記位置ずれ検知用の画像が上記二次転写位置にかかる間、二次転写装置には前記位置ずれ検知用の画像が静電的な力によって中間転写ベルト側に引き付けられるような電界が働くようにバイアスを印加する。これにより、二次転写装置の領域で中間転写ベルト6上のカラー画像がモノクロ画像の載った記録紙に移ってしまうのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、前記直接転写位置または前記二次転写位置のうち記録紙搬送方向下流側の転写位置を転写終了位置とし、中間転写ベルト6上の付着物を除去する中間転写ベルトクリーニング装置7を備え、上記第一の像担持体と上記第二の像担持体それぞれに形成された上記位置ずれ検知用の画像を最終的に中間転写ベルト6上に転写し、上記転写終了位置から中間転写ベルトクリーニング装置7の配設位置までの間の中間転写ベルト6おもて面に対向する位置に光センサ18を設ける。これにより、光センサ18を高温の定着装置10から遠ざけることができ、光センサ18の熱的負荷を低減できる。また、二次転写や紙搬送に際して起きるトナーチリなどが起きる場所から遠くに光センサ18を配置できることになるのでセンサ汚れを低減できる。
また、本実施形態によれば、中間転写ベルト6が弾性ベルトであることで、記録紙の表面の凹凸に追従して中間転写ベルト6の表面が弾性変形し中間転写ベルト6上から記録紙上へのカラー画像の転写不良の発生を抑制できる。中間転写ベルト6として弾性ベルトを用いると、弾性ベルト上では光沢性が低いため、弾性ベルト上に転写されたパターン画像の画像濃度の光センサによる検知精度が低下し画像濃度が正確に読み取れない虞がある。そのため、中間転写ベルト6として弾性ベルトを用いた場合には、転写搬送ベルト8上にパターン画像を転写して、転写搬送ベルト8上でパターン画像を光センサ11によって検知することで、弾性ベルト上で光センサによってパターン画像の画像濃度検知を行う場合よりも、パターン画像の画像濃度の光センサによる検知精度の低下を抑えることができる。
2 帯電装置
3 現像装置
4 クリーニング装置
5 露光装置
6 中間転写ベルト
7 中間転写ベルトクリーニング装置
8 転写搬送ベルト
9 転写搬送ベルトクリーニング装置
10 定着装置
11 光センサ
12 トナー収容容器
14 一次転写ローラ
15 直接転写ローラ
16 二次転写ローラ
17 対向ローラ
18 光センサ
19 軸
20 接離装置
21 溝
22 バネ
23 カム
30 画像形成ユニット
40 給紙トレイ
111 第一端部光センサ
112 中央光センサ
113 第二端部光センサ
Claims (5)
- 回転可能に複数のローラ部材に張架された中間転写ベルトと、
該中間転写ベルトのおもて面に対向して配設された第一の像担持体と、
該第一の像担持体上に画像を形成する第一の画像形成手段と、
該第一の像担持体上に形成された画像を該中間転写ベルト上に一次転写する一次転写手段と、
該中間転写ベルト上に転写された画像を記録媒体上に二次転写する二次転写手段と、
該中間転写ベルト上から記録媒体上に画像が二次転写される二次転写位置よりも記録媒体搬送方向上流側または下流側に設けられた第二の像担持体と、
該第二の像担持体上に画像を形成する第二の画像形成手段と、
該第二の像担持体上に形成された画像を記録媒体上に直接転写する直接転写手段と、
該第二の像担持体上から記録媒体上に画像が直接転写される直接転写位置と前記二次転写位置とを通過するように記録媒体を担持して搬送する、回転可能に複数のローラ部材で張架された記録媒体搬送ベルトと、を備えた画像形成装置において、
各画像間の位置ずれ検知用の画像を検知するための画像検知手段を、前記中間転写ベルトまたは前記記録媒体搬送ベルトに対向させて設け、
前記第一の像担持体と前記第二の像担持体それぞれに形成させた前記位置ずれ検知用の画像を、前記中間転写ベルト上または前記記録媒体搬送ベルト上で重ね合わせて前記中間転写ベルトに対向する前記画像検知手段の位置または前記記録媒体搬送ベルトに対向する該画像検知手段の位置まで至らしめて、該画像検知手段により前記位置ずれ検知用の画像を検知させ、該画像検知手段の検知結果に基づいて各画像間の位置ずれを抑えるように画像形成条件を制御する制御手段を有し、
前記直接転写位置または前記二次転写位置のうち記録媒体搬送方向下流側の転写位置を転写終了位置とし、
前記記録媒体搬送ベルト上の付着物を除去する記録媒体搬送ベルトクリーニング手段を、前記転写終了位置よりも記録媒体搬送ベルト回転方向下流側に設けており、
前記転写終了位置よりも記録媒体搬送ベルト回転方向下流側で該記録媒体搬送ベルトに担持された前記記録媒体が該記録媒体搬送ベルトから分離する分離位置から前記記録媒体搬送ベルトクリーニング手段の配設位置までの間の前記記録媒体搬送ベルトのおもて面に対向する位置に、前記画像検知手段を設け、
前記第一の像担持体を含めた複数の像担持体が前記中間転写ベルトのおもて面に対向して配設されており、
前記中間転写ベルト上の付着物を除去する中間転写ベルトクリーニング手段と、
前記中間転写ベルトと前記記録媒体搬送ベルトとを接離させる接離手段と、
前記複数の像担持体上に形成され前記複数の像担持体上から前記中間転写ベルト上に転写された位置ずれ検知用の画像を検知する、前記二次転写位置から前記中間転写ベルトクリーニング手段の配設位置までの間の該中間転写ベルトのおもて面に対向する位置に設けられた第二の画像検知手段と、を備え、
前記記録媒体上に前記第二の像担持体上に形成された画像のみを転写して該記録媒体上に単色の画像を形成する単色モードを有し、
前記単色モード時には、前記接離手段により前記中間転写ベルトと前記記録媒体搬送ベルトとを離間し、
前記複数の像担持体上には、各画像の位置が前記中間転写ベルト上で所定の範囲内で一致するように調整するための位置ずれ検知用の画像を形成し、それら位置ずれ検知用の画像を前記中間転写ベルト上に転写して、前記第二の画像検知手段で前記位置ずれ検知用の画像の位置を検知し、その検知結果に基づいて上記制御手段により前記複数の像担持体上への画像形成条件を制御することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、
上記単色モードの終了後、次に上記第二の像担持体と上記複数の像担持体とを使用して画像形成を開始する前に、前記複数の像担持体のうち一つの像担持体と前記第二の像担持体とに上記位置ずれ検知用の画像を形成し最終的に上記記録媒体搬送ベルト上に転写して、該記録媒体搬送ベルト上でそれら位置ずれ検知用の画像の位置を上記画像検知手段によって検知し、その検知結果に基づいて上記制御手段により各像担持体上への画像形成条件を制御することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1または2の画像形成装置において、
上記単色モード中、上記中間転写ベルト上に転写された上記位置ずれ検知用の画像が上記二次転写位置にかかる間、上記二次転写手段には前記画像が静電的な力によって中間転写ベルト側に引き付けられるような電界が働くようにバイアス印加手段によってバイアスを印加することを特徴とする画像形成装置。 - 回転可能に複数のローラ部材に張架された中間転写ベルトと、
該中間転写ベルトのおもて面に対向して配設された第一の像担持体と、
該第一の像担持体上に画像を形成する第一の画像形成手段と、
該第一の像担持体上に形成された画像を該中間転写ベルト上に一次転写する一次転写手段と、
該中間転写ベルト上に転写された画像を記録媒体上に二次転写する二次転写手段と、
該中間転写ベルト上から記録媒体上に画像が二次転写される二次転写位置よりも記録媒体搬送方向上流側または下流側に設けられた第二の像担持体と、
該第二の像担持体上に画像を形成する第二の画像形成手段と、
該第二の像担持体上に形成された画像を記録媒体上に直接転写する直接転写手段と、
該第二の像担持体上から記録媒体上に画像が直接転写される直接転写位置と前記二次転写位置とを通過するように記録媒体を担持して搬送する、回転可能に複数のローラ部材で張架された記録媒体搬送ベルトと、を備えた画像形成装置において、
各画像間の位置ずれ検知用の画像を検知するための画像検知手段を、前記中間転写ベルトまたは前記記録媒体搬送ベルトに対向させて設け、
前記第一の像担持体と前記第二の像担持体それぞれに形成させた前記位置ずれ検知用の画像を、前記中間転写ベルト上または前記記録媒体搬送ベルト上で重ね合わせて前記中間転写ベルトに対向する前記画像検知手段の位置または前記記録媒体搬送ベルトに対向する該画像検知手段の位置まで至らしめて、該画像検知手段により前記位置ずれ検知用の画像を検知させ、該画像検知手段の検知結果に基づいて各画像間の位置ずれを抑えるように画像形成条件を制御する制御手段を有し、
前記直接転写位置または前記二次転写位置のうち記録媒体搬送方向下流側の転写位置を転写終了位置とし、
前記中間転写ベルト上の付着物を除去する中間転写ベルトクリーニング手段を備え、
前記第一の像担持体と前記第二の像担持体それぞれに形成された前記位置ずれ検知用の画像を最終的に前記中間転写ベルト上に転写し、
前記転写終了位置から前記中間転写ベルトクリーニング手段の配設位置までの間の該中間転写ベルトのおもて面に対向する位置に前記画像検知手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、
上記中間転写ベルトが弾性ベルトであることを特徴とする画像形成装置。
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