JP5206339B2 - 位置ずれ量検出装置、位置ずれ量検出方法、位置ずれ量検出プログラム - Google Patents
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(本実施の形態に係る位置ずれ量検出装置の作像手段)
(1)位置ずれ量検出装置の作像手段の処理動作について
図1を用いて、本実施の形態に係る位置ずれ量検出装置の作像手段について説明する。図1は、本実施の形態に係る位置ずれ量検出装置100の一形態としてのカラー画像形成装置の構成を示す図である。また、該カラー画像形成装置は、いわゆる電子写真方式の画像形成装置である。
次に、図3を用いて、位置ずれ検出用パターンの構成について説明する。図3は、本実施の形態に係る位置ずれ検出用パターンの一例を示す図である。位置ずれ検出用パターンは、ブラック、マゼンタ、シアン、イエローの4色からなり、斜線マークである第一の位置ずれ検出用マーク(25BK_S1、25M_S1、25C_S1、25Y_S1)と搬送方向に対して直交する直線マークである第三の位置ずれ検出用マーク(25BK_Y1、25M_Y1、25C_Y1、25Y_Y1)との計8本を1セットとし、また、斜線マークである第二の位置ずれ検出用マーク(25BK_S2、25M_S2、25C_S2、25Y_S2)と第三の位置ずれ検出用マーク(25BK_Y2、25M_Y2、25C_Y2、25Y_Y2)との計8本を1セットとする。そして、それらを組み合わせて、1組の位置ずれ検出用パターンが構成されている。
(1)読取手段の概略について
図4、図5を用いて、本実施の形態に係る位置ずれ量検出装置100の読取手段であるセンサの構成、動作について説明する。図4は、センサ17(18、19)を拡大した図を示し、図5は、センサ17(18、19)とその周辺部を示す。
図6を用いて、位置ずれ検出用マークの検出原理について説明する。図6は、位置ずれ検出用マークの検出原理を示す図である。図6中では、受光部24が受光した反射光の検出結果を31、受光部24が受光した拡散反射光の検出強度を32、受光部24が受光した正反射光の検出強度を33にそれぞれ示す。
(1)位置ずれ量の検出誤差を低減する原理について
図7を用いて、本実施の形態に係る位置ずれ検出用マークを利用した、位置ずれ量の検出誤差を低減する原理を説明する。図7は、センサ17(18、19)が、位置ずれ検出用マーク25から位置ずれ量を検出する原理を説明する図である。
43D_1=42BK_1―42M_1、
43D_2=42M_2―42BK_2
と表すことができる。
43D_1'=42BK_1―(42M_1+41_Y+41_S)、
43D_2'=(42M_2+41_Y+41_S)―42BK_2
と表すことができる。
43D=(43D_1'+43D_2')/2
={42BK_1―(42M_1+41_Y+41_S)+(42M_2+41_Y+41_S)―42BK_2}/2
={42BK_1―42M_1+(42M_2―42BK_2)}/2
=(43D_1+43D_2)/2
となり、位置ずれ量43Dの算出にあたり、拡散反射光による検出誤差41_Y、41_Sが相殺される。これにより、マゼンタの搬送方向と直交する方向の位置ずれ量43Dの検出精度が向上しているということができる。
次に、図8を用いて、本実施の形態に係る位置ずれ量検出装置の算出手段の構成、動作について説明する。図8は、本実施の形態に係る位置ずれ量検出装置の算出手段の構成を示す図である。
図9を用いて、本実施の形態に係る位置ずれ量検出装置の動作処理について説明する。図9は、本実施の形態に係る位置ずれ量検出装置の処理手順を示すフローチャートである。
S4でセンサ17が、位置ずれ検出用パターンの1セットを検出していない場合(S4でNOの場合)、S3でセンサ17は引き続き、位置ずれ検出用マークの読み取りを行う。
S6でセンサ17が、図3に示される全ての位置ずれ検出用マークの読み取りが終了していない場合(S6でNOの場合)、S3でセンサ17は引き続き、位置ずれ検出用パターンの読み取りを行う。
S11でCPU51は、S10で算出した搬送方向に対して直交する方向の位置ずれ量43DをRAM52に保存し、S12で本実施の形態に係る位置ずれ量検出装置の処理が終了する。
5 搬送ベルト
6BK、6M、6C、6Y 画像形成部
17、18、19 センサ
44 増幅器
45 フィルタ
46 A/D変換部
47 サンプリング制御部
48 FIFOメモリ
49 I/Oポート
50 データバス
51 CPU
52 RAM
53 ROM
Claims (7)
- 電子写真方式のカラー画像形成装置における印刷媒体搬送ベルト又は中間転写ベルトであるベルト部材と、特定色に係る画像位置と前記特定色以外の色に係る画像位置との位置ずれ量を検出するための位置ずれ検出用マークを前記ベルト部材に作像する作像手段と、を有する位置ずれ量検出装置であって、
前記作像手段により前記ベルト部材に作像された、前記ベルト部材の走行方向に対する傾きが相互に逆となる斜線マークである第一の位置ずれ検出用マーク及び第二の位置ずれ検出用マークと、前記ベルト部材の走行方向に対して直交する直線マークである第三の位置ずれ検出用マークとを読み取る読取手段と、
前記読取手段が読み取った結果から、前記第一の位置ずれ検出用マークと前記第三の位置ずれ検出用マークとの前記ベルト部材の走行方向に対する間隔である第一の間隔と、前記第二の位置ずれ検出用マークと前記第三の位置ずれ検出用マークとの前記ベルト部材の走行方向に対する間隔である第二の間隔とに基づき、前記特定色に係る前記第一の間隔から前記特定色以外の色に係る前記第一の間隔を差し引いた第一の差分値と、前記特定色以外の色に係る前記第二の間隔から前記特定色に係る前記第二の間隔を差し引いた第二の差分値と、の平均値から前記位置ずれ量を算出する算出手段と、を有することを特徴とする位置ずれ量検出装置。 - 前記位置ずれ検出用マークが、前記ベルト部材の走行方向に対して一定の幅を有する場合に、
前記算出手段は、前記読取手段が検出した前記位置ずれ検出用マークの前半部分のエッジ位置と後半部分のエッジ位置とを用いて、前記ベルト部材の走行方向に対する間隔を算出することを特徴とする請求項1に記載の位置ずれ量検出装置。 - 前記第一の位置ずれ検出用マーク又は前記第二の位置ずれ検出用マークは、前記ベルト部材の走行方向に対しπ/4傾斜していることを特徴とする請求項1又は2に記載の位置ずれ量検出装置。
- 電子写真方式のカラー画像形成装置における印刷媒体搬送ベルト又は中間転写ベルトであるベルト部材と、特定色に係る画像位置と前記特定色以外の色に係る画像位置との位置ずれ量を検出するための位置ずれ検出用マークを前記ベルト部材に作像する作像手順と、を有する位置ずれ量検出装置の位置ずれ量検出方法であって、
前記作像手順により前記ベルト部材に作像された、前記ベルト部材の走行方向に対する傾きが相互に逆である斜線マークである第一の位置ずれ検出用マーク及び第二の位置ずれ検出用マークと、前記ベルト部材の走行方向に対して直交する直線マークである第三の位置ずれ検出用マークとを読み取る読取手順と、
前記読取手順で読み取った結果から、前記第一の位置ずれ検出用マークと前記第三の位置ずれ検出用マークとの前記ベルト部材の走行方向に対する間隔である第一の間隔と、前記第二の位置ずれ検出用マークと前記第三の位置ずれ検出用マークとの前記ベルト部材の走行方向に対する間隔である第二の間隔とに基づき、前記特定色に係る前記第一の間隔から前記特定色以外の色に係る前記第一の間隔を差し引いた第一の差分値と、前記特定色以外の色に係る前記第二の間隔から前記特定色に係る前記第二の間隔を差し引いた第二の差分値と、の平均値から前記位置ずれ量を算出する算出手順と、を有することを特徴とする位置ずれ量検出方法。 - 前記位置ずれ検出用マークが、前記ベルト部材の走行方向に対して一定の幅を有する場合に、
前記算出手順は、前記読取手順により検出した前記位置ずれ検出用マークの前半部分のエッジ位置と後半部分のエッジ位置とを用いて、前記ベルト部材の走行方向に対する間隔を算出することを特徴とする請求項4に記載の位置ずれ量検出方法。 - 前記第一の位置ずれ検出用マーク又は前記第二の位置ずれ検出用マークは、前記ベルト部材の走行方向に対しπ/4傾斜していることを特徴とする請求項4又は5に記載の位置ずれ量検出方法。
- コンピュータに、請求項4乃至6の何れか一に記載の位置ずれ検出方法を実行させるための位置ずれ量検出プログラム。
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