JP2008180946A - 画像形成方法並びに画像形成装置、画像形成装置用のプログラム - Google Patents

画像形成方法並びに画像形成装置、画像形成装置用のプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】安価な構成でありながら補正用トナー画像を精度よく検出できる画像形成方法並びに画像形成装置、画像形成装置用のプログラムを提供する。
【解決手段】検出器16の検出信号における3つのピークA,B,Cを弁別し、マイナス側の第1ピークBの値T1と第2ピークA及び第3ピークCの各値T2,T3との差に応じて検出手段による各色の補正用トナー画像TMY,TMC,TMM,TMKの検出結果を調整する。その結果、受光素子を1つしか持たない検出器16を用いて安価な構成としながらも補正用トナー画像TMY,TMC,TMM,TMMを精度よく検出でき、色ずれ補正手段における色ずれ補正の精度が低下することもない。
【選択図】図1

Description

本発明は、静電写真方式の画像形成方法並びに画像形成装置、画像形成装置用のプログラムに関し、特に、転写体に形成される複数色の現像剤像同士の位置ずれに起因した色ずれを補正するようにした画像形成方法並びに画像形成装置、画像形成装置用のプログラムに関するものである。
カラー複写機やカラーレーザプリンタに代表される画像形成装置のうち、特にタンデム方式の画像形成装置においては、イエロー、シアン、マゼンタ、黒の4色の現像剤たるトナーによるトナー画像を転写体(転写ベルト又は転写紙)に順次重ねて転写するため、各色のトナー画像の位置が相対的にずれることで色ずれの発生する虞がある。かかる色ずれは各色のトナー画像を転写紙に定着して形成されるカラー画像の品質に大きく影響するものであるから、この種の画像形成装置では色ずれを抑制することが重要な技術課題となっている。
例えば、特許文献1には、基準色パターンと補正対象色パターン(補正用トナー画像)を重畳して中間転写体上に形成された複数のパッチからなる色ずれ補正パターンを光学的に読取り、この読取り結果に基づいて各色の位置ずれを補正する位置ずれ補正装置において、前記位置ずれ補正パターンを反射型フォトセンサによって光学的に読み取ったときの正反射成分および/または拡散反射成分を検出する検出手段と、前記検出された正反射成分および/または拡散反射成分に基づいて位置ずれを補正する補正手段とを備え、前記位置ずれ補正パターンを反射型フォトセンサによって光学的に読み取ったときの正反射成分の出力に基づいて中間転写体の光沢度を設定し、拡散反射成分の出力に基づいて明度を設定するようにしたものが記載されている。また、特許文献2には、像担持体若しくは転写材担持体上に色トナーの基準画像(補正用トナー画像)を形成し、基準画像からの反射光を拡散反射型と正反射型の濃度検知手段により検知し、その時の正反射型濃度検知手段の出力値と拡散反射型濃度検知手段の出力値に基づいて拡散反射型濃度検知手段の出力値の補正を行うようにした画像形成方法(装置)が記載されている。
特開2005−31227号公報 特開2002−236402号公報
ところで、特許文献1や2に記載されているような従来技術では、1つの発光素子に対して正反射光成分を受光するための受光素子と拡散反射光成分を受光するための受光素子とを具備した検出器で補正用トナー画像を検出しているが、受光素子を1つしか具備しない検出器を用いれば、当該1つの受光素子によって受光する正反射光成分のみに基づいて補正用トナー画像を検出することで検出器の小型化とコストダウンを図ることができる。
ここで、転写体の法線方向と平行な平面内で発光素子の光軸と受光素子の光軸とが転写体表面で交差し且つ両光軸と転写体の法線とのなす角が一致するように上記検出器を配設すれば、受光素子で受光する反射光の大半が正反射光成分となって拡散反射光成分の影響を実質的に無視することができる。しかしながら、検出器の製造ばらつきなどが原因で発光素子の光軸と受光素子の光軸がずれてしまった場合、受光素子で受光する反射光における拡散反射光成分の影響が無視できなくなって検出器の検出精度が低下してしまう虞があった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、安価な構成でありながら補正用トナー画像を精度よく検出できる画像形成方法並びに画像形成装置、画像形成装置用のプログラムを提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、転写体の搬送方向に沿って一列に配置された複数の像担持体と、帯電された各像担持体を露光することで静電潜像を形成する露光手段と、各像担持体毎に互いに異なる色の現像剤で静電潜像を現像する複数の現像手段と、転写体を搬送する搬送手段と、像担持体上で静電潜像を現像した各色の現像剤を転写体に転写して現像剤像を形成する転写手段と、発光素子と受光素子を具備し露光手段、現像手段、転写手段によって転写体に形成される各色毎の現像剤像を光学的に検出する検出手段とを備えた画像形成装置を用い、検出手段によって検出される各色の現像剤像の相対的な位置関係に基づいて露光手段を制御することにより転写体に転写される各色の現像剤像同士の位置ずれに起因した色ずれを補正する画像形成方法において、検出手段は、発光素子から出射される光が対象物に反射した反射光を受光素子で受光するとともに受光した反射光の強度に応じて信号レベルが変化する検出信号を出力するものであって、単一の現像剤像を検出した状態における検出信号の、複数のピーク位置を弁別し、当該複数のピーク位置の差に応じて検出手段による現像剤像の検出結果を調整することを特徴とする。
請求項2の発明は、上記目的を達成するために、転写体の搬送方向に沿って一列に配置された複数の像担持体と、帯電された各像担持体を露光することで静電潜像を形成する露光手段と、各像担持体毎に互いに異なる色の現像剤で静電潜像を現像する複数の現像手段と、転写体を搬送する搬送手段と、像担持体上で静電潜像を現像した各色の現像剤を転写体に転写して現像剤像を形成する転写手段と、発光素子と受光素子を具備し露光手段、現像手段、転写手段によって転写体に形成される各色毎の現像剤像を光学的に検出する検出手段とを備えた画像形成装置を用い、検出手段によって検出される各色の現像剤像の相対的な位置関係に基づいて露光手段を制御することにより転写体に転写される各色の現像剤像同士の位置ずれに起因した色ずれを補正する画像形成方法において、検出手段は、発光素子から出射される光が対象物に反射した反射光を受光素子で受光するとともに受光した反射光の強度に応じて信号レベルが変化する検出信号を出力するものであって、現像剤像を検出していない状態における信号レベルを基準レベルとした場合に、当該現像剤像を検出した状態における検出信号の、前記基準レベルによって区切られる第1の領域に位置する第1ピークと、前記基準レベルに対して第1の領域とは異なる第2の領域に位置するとともに時間軸について第1ピークの前後にそれぞれ位置する第2ピーク及び第3ピークを弁別し、第1ピークと第2ピークの間隔と第1ピークと第3ピークの間隔との差であるピーク位置の差に応じて検出手段による現像剤像の検出結果を調整することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記検出手段による現像剤像の検出結果は、現像剤像の縁部位置に関連する情報であることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1〜3の何れか1項の発明において、前記ピーク位置の差と前記検出結果の調整量とを対応付けした対応表を予め作成しておき、当該対応表を参照して検出手段による現像剤像の検出結果を調整することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜3の何れか1項の発明において、前記ピーク位置の差を変数として前記検出結果の調整量を求める演算式を予め用意しておき、当該演算式を用いて検出手段による現像剤像の検出結果を調整することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項4又は5の発明において、検出信号の正反射光成分と拡散反射光成分が各々正規分布に従うとみなして前記対応表又は演算式を設定することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項5又は6の発明において、前記演算式を1次関数で近似したことを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項7の発明において、前記ピーク位置の差を複数の領域に区切り、各領域毎に前記演算式を1次関数で近似したことを特徴とする。
請求項9の発明は、上記目的を達成するために、転写体の搬送方向に沿って一列に配置された複数の像担持体と、帯電された各像担持体を露光することで静電潜像を形成する露光手段と、各像担持体毎に互いに異なる色の現像剤で静電潜像を現像する複数の現像手段と、転写体を搬送する搬送手段と、像担持体上で静電潜像を現像した各色の現像剤を転写体に転写して現像剤像を形成する転写手段と、発光素子と受光素子を具備し露光手段、現像手段、転写手段によって転写体に形成される各色毎の現像剤像を光学的に検出する検出手段と、検出手段によって検出される各色の現像剤像の相対的な位置関係に基づいて露光手段を制御することにより転写体に転写される各色の現像剤像同士の位置ずれに起因した色ずれを補正する色ずれ補正手段とを備え、検出手段は、発光素子から出射される光が対象物に反射した反射光を受光素子で受光するとともに受光した反射光の強度に応じて信号レベルが変化する検出信号を出力する画像形成装置において、単一の現像剤像を検出した状態における検出信号の、複数のピーク位置を弁別し、当該複数のピーク位置の差に応じて検出手段による現像剤像の検出結果を調整する調整手段を備えたことを特徴とする。
請求項10の発明は、上記目的を達成するために、転写体の搬送方向に沿って一列に配置された複数の像担持体と、帯電された各像担持体を露光することで静電潜像を形成する露光手段と、各像担持体毎に互いに異なる色の現像剤で静電潜像を現像する複数の現像手段と、転写体を搬送する搬送手段と、像担持体上で静電潜像を現像した各色の現像剤を転写体に転写して現像剤像を形成する転写手段と、発光素子と受光素子を具備し露光手段、現像手段、転写手段によって転写体に形成される各色毎の現像剤像を光学的に検出する検出手段と、検出手段によって検出される各色の現像剤像の相対的な位置関係に基づいて露光手段を制御することにより転写体に転写される各色の現像剤像同士の位置ずれに起因した色ずれを補正する色ずれ補正手段とを備え、検出手段は、発光素子から出射される光が対象物に反射した反射光を受光素子で受光するとともに受光した反射光の強度に応じて信号レベルが変化する検出信号を出力する画像形成装置において、現像剤像を検出していない状態における信号レベルを基準レベルとした場合に、当該現像剤像を検出した状態における検出信号の、前記基準レベルによって区切られる第1の領域に位置する第1ピークと、前記基準レベルに対して第1の領域とは異なる第2の領域に位置するとともに時間軸について第1ピークの前後にそれぞれ位置する第2ピーク及び第3ピークを弁別し、第1ピークと第2ピークの間隔と第1ピークと第3ピークの間隔との差であるピーク位置の差に応じて検出手段による現像剤像の検出結果を調整する調整手段を備えたことを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項9又は10の発明において、前記検出手段による現像剤像の検出結果は、現像剤像の縁部位置に関連する情報であることを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項9〜11の何れか1項の発明において、前記ピーク位置の差と前記検出結果の調整量とを対応付けした対応表を記憶する記憶手段を備え、調整手段は、当該対応表を参照して検出手段による現像剤像の検出結果を調整することを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項9〜11の何れか1項の発明において、調整手段は、前記ピーク位置の差を変数として前記検出結果の調整量を求める演算式を有し、当該演算式を用いて検出手段による現像剤像の検出結果を調整することを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項12又は13の発明において、前記対応表又は演算式は、検出信号の正反射光成分と拡散反射光成分が各々正規分布に従うとみなして設定されることを特徴とする。
請求項15の発明は、請求項13又は14の発明において、前記演算式を1次関数で近似したことを特徴とする。
請求項16の発明は、請求項15の発明において、前記ピーク位置の差を複数の領域に区切り、各領域毎に前記演算式を1次関数で近似したことを特徴とする。
請求項17の発明は、上記目的を達成するために、転写体の搬送方向に沿って一列に配置された複数の像担持体と、帯電された各像担持体を露光することで静電潜像を形成する露光手段と、各像担持体毎に互いに異なる色の現像剤で静電潜像を現像する複数の現像手段と、転写体を搬送する搬送手段と、像担持体上で静電潜像を現像した各色の現像剤を転写体に転写して現像剤像を形成する転写手段と、発光素子と受光素子を具備し露光手段、現像手段、転写手段によって転写体に形成される各色毎の現像剤像を光学的に検出する検出手段と、検出手段によって検出される各色の現像剤像の相対的な位置関係に基づいて露光手段を制御することにより転写体に転写される各色の現像剤像同士の位置ずれに起因した色ずれを補正する色ずれ補正手段とを備え、検出手段は、発光素子から出射される光が対象物に反射した反射光を受光素子で受光するとともに受光した反射光の強度に応じて信号レベルが変化する検出信号を出力する画像形成装置に用いられ、コンピュータに、単一の現像剤像を検出した状態における検出信号の、複数のピーク位置を弁別する処理と、当該複数のピーク位置の差に応じて検出手段による現像剤像の検出結果を調整する処理とを行わせることを特徴とする。
請求項18の発明は、上記目的を達成するために、転写体の搬送方向に沿って一列に配置された複数の像担持体と、帯電された各像担持体を露光することで静電潜像を形成する露光手段と、各像担持体毎に互いに異なる色の現像剤で静電潜像を現像する複数の現像手段と、転写体を搬送する搬送手段と、像担持体上で静電潜像を現像した各色の現像剤を転写体に転写して現像剤像を形成する転写手段と、発光素子と受光素子を具備し露光手段、現像手段、転写手段によって転写体に形成される各色毎の現像剤像を光学的に検出する検出手段と、検出手段によって検出される各色の現像剤像の相対的な位置関係に基づいて露光手段を制御することにより転写体に転写される各色の現像剤像同士の位置ずれに起因した色ずれを補正する色ずれ補正手段とを備え、検出手段は、発光素子から出射される光が対象物に反射した反射光を受光素子で受光するとともに受光した反射光の強度に応じて信号レベルが変化する検出信号を出力する画像形成装置に用いられ、コンピュータに、現像剤像を検出していない状態における信号レベルを基準レベルとした場合に、当該現像剤像を検出した状態における検出信号の、前記基準レベルによって区切られる第1の領域に位置する第1ピークと、前記基準レベルに対して第1の領域とは異なる第2の領域に位置するとともに時間軸について第1ピークの前後にそれぞれ位置する第2ピーク及び第3ピークを弁別する処理と、第1ピークと第2ピークの間隔と第1ピークと第3ピークの間隔との差であるピーク位置の差に応じて検出手段による現像剤像の検出結果を調整する処理とを行わせることを特徴とする。
請求項19の発明は、請求項17又は18の発明において、前記検出手段による現像剤像の検出結果は、現像剤像の縁部位置に関連する情報であることを特徴とする。
請求項20の発明は、請求項17〜19の何れか1項の発明において、前記ピーク位置の差と前記検出結果の調整量とを対応付けした対応表を予め作成してメモリに格納しておき、コンピュータに、メモリに格納された対応表を参照して検出手段による現像剤像の検出結果を調整する処理を行わせることを特徴とする。
請求項21の発明は、請求項17〜19の何れか1項の発明において、前記ピーク位置の差を変数として前記検出結果の調整量を求める演算式を予めメモリに格納しておき、コンピュータに、メモリに格納された演算式を用いて検出手段による現像剤像の検出結果を調整する処理を行わせることを特徴とする。
請求項22の発明は、請求項20又は21の発明において、前記対応表又は演算式は、検出信号の正反射光成分と拡散反射光成分が各々正規分布に従うとみなして設定されることを特徴とする。
請求項23の発明は、請求項21又は22の発明において、前記演算式を1次関数で近似したことを特徴とする。
請求項24の発明は、請求項23の発明において、前記ピーク位置の差を複数の領域に区切り、各領域毎に前記演算式を1次関数で近似したことを特徴とする。
請求項1,2,9,10,17,18の各発明によれば、受光素子を1つしか持たない検出手段を用いた安価な構成でありながら現像剤像を精度よく検出できる。
請求項4,12,20の各発明によれば、前記ピーク位置の差と前記検出結果の調整量とを対応付けした対応表を予め作成しておき、当該対応表を参照して検出手段による現像剤像の検出結果を調整するので、検出結果の調整に要する処理時間が短くできる。
請求項5,13,21の各発明によれば、前記ピーク位置の差を変数として前記検出結果の調整量を求める演算式を予め用意しておき、当該演算式を用いて検出手段による現像剤像の検出結果を調整するので、請求項4,12,20の各発明に比較して対応表を記憶するためのメモリ容量が削減できる。
請求項6,14,22の各発明によれば、検出信号の正反射光成分と拡散反射光成分が各々正規分布に従うとみなして前記対応表又は演算式を設定するので、対応表又は演算式が容易に設定できる。
請求項7,15,23の各発明によれば、前記演算式を1次関数で近似したので、検出結果の調整に要する処理時間が短くできる。
請求項8,16,24の各発明によれば、前記ピーク位置の差を複数の領域に区切り、各領域毎に前記演算式を1次関数で近似したので、調整量の精度低下を抑えつつ検出結果の調整に要する処理時間が短くできる。
以下、本発明の技術思想をタンデム方式のカラーレーザビームプリンタからなる画像形成装置に適用した実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。但し、本発明の技術思想が適用可能な画像形成装置はカラーレーザビームプリンタに限定されるものではなく、カラー複写機やファクシミリなどの静電写真方式を採用する画像形成装置全般に適用可能である。
図7は本実施形態の画像形成装置における要部の概略構成図、図1は要部のブロック図である。
各々異なる色(イエロー:Y、シアン:C、マゼンタ:M、黒:K)の画像(トナー画像)を形成する第1〜第4の画像プロセス部6Y,6C,6M,6Kが、転写体としての転写紙4を搬送する転写ベルト5に沿って一列に配置されている。転写ベルト5は、図示しないモータに駆動されて回転する駆動ローラ8と従動回転する従動ローラ7との間に架設されており、駆動ローラ8の回転によって図7中の矢印方向に回転駆動される。転写ベルト5の下部には、転写紙4が収納された給紙トレイ1が設けられている。給紙トレイ1に収納された転写紙4のうちで最上位置にある転写紙4が画像形成時に転写ベルト5に向けて給紙ローラ2によって給紙され、静電吸着によって転写ベルト5上に吸着される。吸着された転写紙4は、第1の画像プロセス部6Yに搬送されてイエローのトナーによる画像形成が行われる。第1〜第4の画像プロセス部6Y,6C,6M,6Kは、円筒状に形成された像担持体たる感光体9Y,9C,9M,9Kと、感光体9Y,9C,9M,9Kの周囲に配置された帯電器10Y,10C,10M,10K、露光器11、現像器12Y,12C,12M,12K及び感光体クリーナ13Y,13C,13M,13Kで構成されている。
露光器11は、レーザ光源LDから出射されたレーザビームをポリゴンミラー20で反射させ、さらにfθレンズ21で集光して各感光体9Y,9C,9M,9Kの表面を露光するようになっている。また、この露光器11においては、ポリゴンミラー20が回転することにより、各感光体9Y,9C,9M,9Kの軸方向にレーザビームが移動して主走査が行われ、各感光体9Y,9C,9M,9Kの回転により、各感光体9Y,9C,9M,9Kの周方向(転写紙4の搬送方向)に副走査が行われる。
カラー画像の形成に際しては、あらかじめ、カラー画像読み取り装置やパーソナルコンピュータのプリンタドライバなどから与えられた色分解画像信号が、その強度レベルをもとにしてCPU40で色変換処理を受け、黒(K),マゼンタ(M),イエロー(Y),シアン(C)のカラー画像データに変換され、露光器11の書込制御部22に出力される。
画像形成が開始されると、まず、各感光体9Y,9C,9M,9Kの表面が暗中にて帯電器10Y,10C,10M,10Kにより一様に帯電された後、書込制御部22がCPU40から受け取った各色のカラー画像データに基づいてレーザダイオード制御部23を介してレーザ光源LDから変調されたレーザビームを出射させるとともに、ポリゴンミラー制御部24を介してポリゴンミラー20を回転させることで各感光体9Y,9C,9M,9Kの表面にカラー画像データに対応したパターンが露光されて静電潜像が形成される。なお、ポリゴンミラー20によるレーザビームの主走査と転写紙4の搬送方向に対するレーザビームの副走査とは、fθレンズ21を通過したレーザビームを折り返しミラー25a,25bで反射した反射光をフォトダイオードのような受光素子26a,26bで検出し、受光素子26a,26bの出力に基づいて同期検知制御部27から書込制御部22に同期信号を出力することで同期が取られる。この他、露光器11には基準クロック信号を発生する発振器28、発振器28から出力される基準クロックを1/Mに分周する分周器29、PLL(Phase Locked Loop)回路30、PLL回路30の出力信号を1/Nに分周する分周器31で構成される従来周知のクロックジェネレータが設けられている。このクロックジェネレータは、書込制御部22によって2つの分周器29,31の分周数M,Nが任意に設定され、基準クロックの周波数をN÷Mの分周数で分周してレーザダイオード制御部23に出力する。従って、書込制御部22が設定する分周数M,Nに応じてレーザダイオード制御部23によるレーザ光源LDの発光タイミングを調整することが可能となっている。
各感光体9Y,9C,9M,9K上に形成された静電潜像が、各現像器12Y,12C,12M,12Kにより現像されることによって各色のトナー画像が形成され、これらのトナー画像が、各色用の感光体9Y,9C,9M,9Kと転写器14Y,14C,14M,14Kの対向部である各色の転写位置において、転写ベルト5によって順次搬送される転写紙4上に重ねる形で転写されてカラー画像が得られる。そして、転写後の転写紙4は転写ベルト5から分離されて定着器15に送り出され、定着器15でカラー画像が定着された後、図示しない排紙部に排紙される。また、転写紙4にトナー画像を転写した後、各感光体9Y,9C,9M,9K上に残ったトナーは各感光体9Y,9C,9M,9Kに対応して設けられた感光体クリーナ13Y,13C,13M,13Kにより除去されて次の画像形成を行う準備が整えられる。
ここで、各色のトナー画像を転写紙4上で重ね合わせる際の位置合わせは、給紙トレイ1から給紙されて転写ベルト5で搬送される転写紙4が各色の転写位置に搬送されるタイミングと、各感光体9Y,9C,9M,9K上のトナー画像が転写位置に移動させられるタイミングとが各色のトナー画像について全て一致するように、露光器11による各色の露光開始時間を設定することで行われる。
しかしながら、4つの感光体9Y,9C,9M,9K同士の軸間距離の誤差、感光体9Y,9C,9M,9Kの平行度誤差、折り返しミラーなどの光学系の設置誤差、書き込みタイミング誤差等に起因して、本来重ならなければならない位置で各色のトナー画像が重ならず、各色のトナー画像間で位置がずれた画像が形成される虞がある。これらの誤差は初期的に調整を行っても、感光体9や現像器12を含む作像ユニットの交換、メンテナンス、製品の運搬等によって誤差が生じるばかりか、複数枚の画像形成後の機構の温度膨張によっても経時的に誤差が変動するため、より短いレンジで調整を行う必要が出てくる。
上述のような誤差が原因で各色のトナー画像間に生じる位置ずれ(色ずれ)には、以下の5種類があることが従来より知られている(例えば、特開平11−65208号公報、特開2002−244393号公報等参照)。
・スキュー
・副走査方向のレジストずれ
・副走査方向のピッチムラ
・主走査方向のレジストずれ
・主走査方向の倍率誤差
そこで、本実施形態の画像形成装置では、転写紙4に対して実際のカラー画像形成を行うに先立ち、各色の位置ずれ補正を行っている。すなわち、転写ベルト5上に図8に示すような各色の補正用トナー画像TMY,TMC,TMM,TMKを形成し、これらの補正用トナー画像TMY,TMC,TMM,TMKを検出手段で検出するとともに、位置ずれ補正手段において検出手段による検出結果から各色のトナー画像間に生じている位置ずれ量を求め、露光器11における露光開始時間の設定を変更する等の方法で位置ずれ(色ずれ)を補正している。検出手段は、転写ベルト5の下部において主走査方向の両端に対向して設置された2つの検出器16,16と、これら2つの検出器16,16を制御する検出器制御部17とで構成される(図1参照)。図示は省略するが、検出器16は発光ダイオードからなる発光素子、フォトダイオードからなる受光素子、受光素子の出力を増幅し且つ波形整形する回路等を具備する。そして、検出器制御部17で発光制御された発光素子の出射する光が転写ベルト5の表面若しくは補正用トナー画像TMY,TMC,TMM,TMKで反射されて受光素子で受光され、反射光の強度(光量)に対応したレベルを有する検出信号が検出器16から調整手段(調整量演算部50とエッジ情報検出部51とピーク情報検出部52と記憶部53とで構成される)を介して色ずれ補正手段に出力される。
本発明の要旨である調整手段については後に詳細に説明するので、従来周知である色ずれ補正手段による色ずれ補正について簡単に説明する。
検出器16は、理想的には転写ベルト5の法線方向と平行な平面内で発光素子の光軸と受光素子の光軸とが転写ベルト5表面で交差し且つ両光軸と転写ベルト5の法線とのなす角が一致するように設置されており、受光素子で受光した光量にほぼ比例した電圧レベルを有する信号を出力する。ここで、検出器16が設計通りに構成、配置されて発光素子の光軸と受光素子の光軸が上記条件からずれていなければ、図4(a)に示すように受光素子の受光面Wにおける中心で反射光の正反射光成分Pが受光されるはずであるが、製造ばらつき等の要因で検出器16が設計通りに構成、配置されずに発光素子の光軸と受光素子の光軸が上記条件からずれてしまった場合、図4(b)に示すように受光素子の受光面Wにおける中心Oからずれた位置で正反射光成分Pが受光されることになる。
また、転写ベルト5表面の反射率に比較してトナーの反射率が低くなっているので、検出器16が出力する検出信号は、転写ベルト5表面で反射した反射光のみが受光素子に入射している場合と比較して、転写ベルト5の回動に伴って転写ベルト5表面で反射する反射光の割合が減り且つトナー表面で反射する反射光の割合が増えるにつれてレベルが低下することになる。図3(c),(f)は、転写ベルト5表面の反射光のみが受光されているときの出力レベルで正規化した検出信号の値を縦軸とし、転写ベルト5の回動によって搬送される補正用トナー画像TMY,TMC,TMM,TMKが光軸の交差点に到達した時間で正規化した時間を横軸とした検出信号の波形を表している。なお、図3(a)は黒の補正用トナー画像TMKで反射した反射光のうちの正反射光成分のみの検出信号波形を示し、同図(b)は黒の補正用トナー画像TMKで反射した反射光のうちの拡散反射光成分のみの検出信号波形を示し、同図(c)は正反射光成分と拡散反射光成分の両方を含む実際の黒の補正用トナー画像TMKの検出信号波形を示している。また、黒のトナーに対して黒以外のトナー(イエロー,マゼンタ,シアン)は反射率が相対的に高いため、イエロー,シアン,マゼンタの各色の補正用トナー画像TMY,TMC,TMMで反射された反射光の正反射光成分のみの検出信号波形、拡散反射光成分のみの検出信号波形、両方を含む実際の検出信号波形は、それぞれ図3(d),(e),(f)に示すように絶対値も相対的に大きくなる。
而して、副走査方向に移動する補正用トナー画像TMY,TMC,TMM,TMKの中心が発光素子と受光素子の光軸の交差点を通過するときに検出信号のレベルが最も低くなるから(図3(c),(f)参照)、検出信号のマイナス側(第1の領域)のピークを検出することで補正用トナー画像TMY,TMC,TMM,TMKを検出することができる。具体的には、検出信号のレベルをマイナス側に設定されたしきい値(図3(c)(f)では「−0.5」)と比較し、かかるしきい値を下回っている区間X(補正用トナー画像の幅方向の両縁部間)の中央が検出信号のマイナス側のピーク(以下、「第1ピーク」と呼ぶ。)になるとみなして補正用トナー画像TMY,TMC,TMM,TMKを検出している。但し、本実施形態においては、上記補正用トナー画像TMY,…の検出処理を調整手段で行っている。また、調整手段においては、検出器16,16から出力されるアナログの出力信号を図示しないA/D変換器でディジタル信号に変換して処理している。
色ずれ補正手段は、CPU40、本発明に係る色ずれ補正処理用のプログラムやその他の処理用のプログラムを格納したROM41、かかるプログラムをCPU40で実行する際に必要となる作業領域を提供するRAM42などで構成されている(図1参照)。そして、ROM41に格納されている色ずれ補正処理用のプログラムをCPU40で実行することにより、色ずれ補正手段における色ずれ補正が行われる。
CPU40では、検出器16,16で検出された各色の補正用トナー画像TMY,TMC,TMM,TMKの検出値(時間をファクタとするデータ)と転写ベルト5の搬送速度の設計値とから、上述した5種類の位置ずれの位置ずれ量をそれぞれ求めるとともに、求めた位置ずれ量をなくすように、以下のような補正を行う(特開2002−244393号公報等参照)。但し、各位置ずれ量の算出方法については、特開平11−65208号公報等に記載されているように従来周知であるから詳細な説明は省略する。
まず、スキューずれの補正について説明する。スキューずれの補正は、露光器11の折り返しミラー(ポリゴンミラー20で反射されたレーザ光を感光体9Y,9M,9C,9Kへ導くためのミラーであって図示は省略している。)の傾きを変更することによってなされる。折り返しミラーの傾き変更は、図示しないステッピングモータで折り返しミラーの傾き角を調整可能な機構部を駆動することで実現できる。
また、副走査方向並びに主走査方向のレジストずれ、副走査方向のピッチムラの補正は、それぞれの位置ずれ量に応じて、同期検知制御部27から出力される同期信号に対し、レーザダイオード制御部23がレーザ光源LDからレーザ光を出射させるタイミング(書き出しタイミング)を早める若しくは遅らせるように、CPU40から書込制御部22に指示することで実現できる。
さらに、主走査方向の倍率誤差の補正は、倍率誤差のずれ量に応じて露光器11におけるクロックジェネレータから出力するクロック信号を調整させるように、CPU40から書込制御部22に指示することで実現できる。
次に、本発明の要旨である調整手段について説明する。なお、図5(a)〜(c)並びに(d)〜(f)は、図3と同様に転写ベルト5表面の反射光のみが受光されているときの出力レベルを基準レベル(=0)とした検出信号の値を縦軸とし、転写ベルト5の回動によって搬送される補正用トナー画像TMY,TMC,TMM,TMKが光軸の交差点に到達した時間で正規化した時間を横軸とした黒の補正用トナー画像TMK並びに黒以外の補正用トナー画像TMY,TMC,TMMの検出信号の波形をそれぞれ表している。
既に説明したように、本実施形態における検出器16は発光素子と受光素子を具備し、発光素子から出射される光が補正用トナー画像TMY,…で反射された反射光を受光素子で受光し、マイナス側のピーク(第1ピーク)を弁別することで補正用トナー画像TMY,…を検出している。ところが、製造ばらつき等の要因で検出器16が設計通りに構成、配置されずに発光素子の光軸と受光素子の光軸がずれてしまい、図4(b)に示すように正反射光成分Pの受光位置が受光面Wにおける中心Oからずれることがある(以下、このような現象を「スポットずれ」と呼ぶ。)。かかるスポットずれが発生すると、図5(c),(f)に示すように検出信号の第1ピークが本来検出されるべきタイミング(図5(c),(f)における横軸の原点)からずれて(遅れて)しまうことになる。
ここで、受光素子で受光する反射光を正反射光成分と拡散反射光成分に分けて考察すると、図5(a),(d)に示すように正反射光成分のマイナス側のピークはスポットずれの影響を受けて横軸(時間軸)方向に大きくずれているが、同図(b),(e)に示すように拡散反射光成分のプラス側(第2の領域)のピークはスポットずれの影響をあまるり受けずに横軸(時間軸)方向にほとんどずれていない。したがって、正反射光成分と拡散反射光成分を合わせた実際の検出信号においては、拡散反射光成分の大きさによってスポットずれによる第1ピークのずれ量に差が生じることになる。そして、そのずれ量が各色の補正用トナー画像TMY,…で全て同一であれば色ずれ補正に支障はないが、実際には各色の補正用トナー画像TMY,…における拡散反射光成分が異なるためにずれ量も同一とはならず、色ずれ補正に支障を来すことになる。特に、図5(b)と図5(e)を比べれば明らかであるが、黒のトナーの反射率が黒以外のトナー(イエロー,シアン,マゼンタ)の反射率よりもかなり低いために黒のトナーの拡散反射光成分に比べて黒以外のトナーの拡散反射光成分が大きくなっており、その結果、黒の補正用トナー画像TMKの第1ピークのずれ量Z1と、黒以外の補正用トナー画像TMY,TMC,TMMの第1ピークのずれ量Z2との間に顕著な差が生じてしまう(図5(c),(f)参照)。
既に説明した位置ずれ補正処理においては、何れかの基準とする補正用トナー画像(本実施形態では黒の補正用トナー画像TMK)の検出タイミングと、他の補正用トナー画像(本実施形態ではイエロー,シアン,マゼンタの補正用トナー画像TMY,TMC,TMM)の検出タイミングとの相対的な差(時間差)に基づいて位置ずれ量を求めているので、上述のように基準とする黒の補正用トナー画像TMKの第1ピークのずれ量と、黒以外の補正用トナー画像TMY,TMC,TMMの第1ピークのずれ量、さらには黒以外の補正用トナー画像TMY,TMC,TMM相互の第1ピークのずれ量に差が生じると、位置ずれ量を求めるための上記時間差に誤差が生じ、このような誤差を含んだ時間差に基づいて位置ずれ量を算出し且つ補正した場合、位置ずれ補正の精度が低下してしまうことになる。
ここで、トナー表面で正反射した正反射光成分が補正用トナー画像を検出していない状態における信号レベル(基準レベル=0)よりも低くなるのに対して、トナー表面で拡散反射した拡散反射光成分は基準レベルよりも高い値となるため、2つの成分を合成した実際の検出信号にはマイナス側の第1ピークBの前後にプラス側の2つのピーク(第2ピークA並びに第3ピークC)が存在している(図6(a),(b)参照)。しかも、上述のように拡散反射光成分についてはスポットずれの影響をほとんど受けないので、スポットずれによって正反射光成分のマイナス側のピークが時間軸(横軸)上でシフトした場合、そのシフト量に応じて実際の検出信号の第1ピークBのずれ量も変化することになる。従って、図6の横軸(時間軸)上における第1ピークBの値(時間T1)と第2ピークAの値(時間T2)の差(=T1−T2)と、第1ピークAの値(時間T1)と第3ピークCの値(時間T3)の差(=T3−T1)との差分D(D=|2T1−T2−T3|)には、スポットずれのずれ量との間に相関関係が存在しているので、当該差分Dに基づいてスポットずれのずれ量を求めることができ、さらにスポットずれのずれ量と検出信号の誤差量(検出タイミングの時間的な誤差)の間にも相関関係が存在しているので、スポットずれのずれ量に基づいて上記誤差量を求めることができ、各色の補正用トナー画像TMY,TMC,TMM,TMKの検出タイミングを当該誤差量だけ調整すれば、色ずれ補正手段における色ずれ量の算出にスポットずれの影響が及ばず、位置ずれ補正の精度低下を防ぐことができる。
ここで、検出出力値の正反射光成分並びに拡散反射光成分が正規分布に従うと仮定し、上記差分Dとスポットずれのずれ量との相関を求めると、下記の表1や図2(a)の曲線イのように表せる。
Figure 2008180946
また、スポットずれのずれ量と上記誤差量との相関を求めると、下記の表2や図2(b)の曲線ロのように表せる。
Figure 2008180946
そこで本実施形態では、上記2つの相関関係を用いて差分Dから誤差量を演算し、その誤差量を無くすように検出器16の検出結果を調整する調整手段を設けている。この調整手段は、図1に示すように調整量演算部50とエッジ情報検出部51とピーク情報検出部52と記憶部53とで構成されている。エッジ情報検出部51では、検出器16,16の検出信号をA/D変換し所定のしきい値(転写ベルト5表面で反射した反射光のみを受光しているときの基準レベルよりも低いレベルに設定された値)と比較してその比較結果を調整量演算部50に出力し、ピーク情報検出部52では、同じく検出器16,16の検出信号をA/D変換し上記基準レベルを超える検出信号が極大値を採る第2ピークAの値(時間T2)と第3ピークCの値(時間T3)を求めて調整量演算部50に出力する。調整量演算部50では、エッジ情報検出部51から取り込んだ比較結果に基づき、しきい値を下回っている区間Xの中央位置(検出信号のマイナス側の第1ピークB)の値(時間T1)を演算し、さらにピーク情報検出部52から取り込んだ第2ピークAの値T2と第1ピークBの値T1との差並びに第3ピークCの値T3と第1ピークBの値T1との差を演算するとともに両者の差分Dを演算する。ここで、表1並びに図2(a)に示した相関関係と表2並びに図2(b)に示した相関関係とに基づいて差分Dと調整量とを対応付けた対応表(テーブル)が予め作成されて記憶部52に記憶されており、調整量演算部50では、記憶部52に記憶されている対応表を参照し、演算によって求めた差分Dに対応する調整量を求めてCPU40に出力する。
そして、色ずれ補正手段のCPU40では調整量演算部50から取り込んだ調整量で各色の補正用トナー画像TMY,TMC,TMM,TMKの検出結果(検出タイミング)を調整し、調整後の検出結果に基づいて色ずれ量を算出する。
このように本実施形態によれば、検出器16による補正用トナー画像TMY,TMC,TMM,TMKの検出結果を調整手段で調整するので、受光素子を1つしか持たない検出器16を用いて安価な構成としながらも補正用トナー画像TMY,TMC,TMMを精度よく検出でき、色ずれ補正手段における色ずれ補正の精度が低下することもない。
ところで本実施形態では、調整量演算部50とエッジ情報検出部51とピーク情報検出部52と記憶部53とで調整手段を構成しているが、図9に示すように検出器16,16の検出信号をA/D変換するA/D変換器54と、色ずれ補正手段たるCPU40、ROM41、RAM42とで調整手段を構成し、調整量演算部50、エッジ情報検出部51、ピーク情報検出部52の各部が行っている処理を、当該処理用のプログラムをCPU40で実行することにより行うようにしてもよい。このようにすれば、回路構成の簡略化によってコストダウンが図れるという利点がある。
また、本実施形態では予め作成し記憶部52に記憶させた対応表を参照して調整量(誤差量)を求めているが、各相関関係を関数、例えば、図2(a)の直線ハや同図(b)の直線ニで示される1次関数で近似すれば、検出結果の調整に要する処理時間が短くできる。さらに、スポットずれのずれ量を複数の領域に区切り、各領域毎に前記演算式を1次関数で近似すれば、全ての領域を一つの1次関数で近似する場合に比較して調整量の精度低下を抑えつつ検出結果の調整に要する処理時間が短くできる。
なお、本実施形態では画像プロセス部6から転写紙4に直接トナー画像を転写する方式の画像形成装置を例示したが、これに限定する趣旨ではなく、従来から知られているように全てのトナー画像を一旦中間転写ベルトに転写した後、転写ベルトから転写紙に2次転写する方式の画像形成装置にも本発明の技術思想が適用可能であることは説明するまでもない。
本発明に係る画像形成装置の実施形態を示す要部ブロック図である。 (a),(b)は同上の動作説明図である。 (a)〜(f)は同上における検出信号の説明である。 (a),(b)は同上におけるスポットずれの説明図である。 (a)〜(f)は同上における検出信号の説明である。 (a),(b)は同上の動作説明図である。 同上の要部の概略構成図である。 同上における補正用トナー画像の説明図である。 本発明に係る画像形成装置の他の実施形態を示す要部ブロック図である。
符号の説明
50 調整量演算部
51 エッジ情報検出部
52 ピーク情報検出部
53 記憶部

Claims (24)

  1. 転写体の搬送方向に沿って一列に配置された複数の像担持体と、帯電された各像担持体を露光することで静電潜像を形成する露光手段と、各像担持体毎に互いに異なる色の現像剤で静電潜像を現像する複数の現像手段と、転写体を搬送する搬送手段と、像担持体上で静電潜像を現像した各色の現像剤を転写体に転写して現像剤像を形成する転写手段と、発光素子と受光素子を具備し露光手段、現像手段、転写手段によって転写体に形成される各色毎の現像剤像を光学的に検出する検出手段とを備えた画像形成装置を用い、検出手段によって検出される各色の現像剤像の相対的な位置関係に基づいて露光手段を制御することにより転写体に転写される各色の現像剤像同士の位置ずれに起因した色ずれを補正する画像形成方法において、
    検出手段は、発光素子から出射される光が対象物に反射した反射光を受光素子で受光するとともに受光した反射光の強度に応じて信号レベルが変化する検出信号を出力するものであって、
    単一の現像剤像を検出した状態における検出信号の、複数のピーク位置を弁別し、当該複数のピーク位置の差に応じて検出手段による現像剤像の検出結果を調整することを特徴とする画像形成方法。
  2. 転写体の搬送方向に沿って一列に配置された複数の像担持体と、帯電された各像担持体を露光することで静電潜像を形成する露光手段と、各像担持体毎に互いに異なる色の現像剤で静電潜像を現像する複数の現像手段と、転写体を搬送する搬送手段と、像担持体上で静電潜像を現像した各色の現像剤を転写体に転写して現像剤像を形成する転写手段と、発光素子と受光素子を具備し露光手段、現像手段、転写手段によって転写体に形成される各色毎の現像剤像を光学的に検出する検出手段とを備えた画像形成装置を用い、検出手段によって検出される各色の現像剤像の相対的な位置関係に基づいて露光手段を制御することにより転写体に転写される各色の現像剤像同士の位置ずれに起因した色ずれを補正する画像形成方法において、
    検出手段は、発光素子から出射される光が対象物に反射した反射光を受光素子で受光するとともに受光した反射光の強度に応じて信号レベルが変化する検出信号を出力するものであって、
    現像剤像を検出していない状態における信号レベルを基準レベルとした場合に、当該現像剤像を検出した状態における検出信号の、前記基準レベルによって区切られる第1の領域に位置する第1ピークと、前記基準レベルに対して第1の領域とは異なる第2の領域に位置するとともに時間軸について第1ピークの前後にそれぞれ位置する第2ピーク及び第3ピークを弁別し、第1ピークと第2ピークの間隔と第1ピークと第3ピークの間隔との差であるピーク位置の差に応じて検出手段による現像剤像の検出結果を調整することを特徴とする画像形成方法。
  3. 前記検出手段による現像剤像の検出結果は、現像剤像の縁部位置に関連する情報であることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成方法。
  4. 前記ピーク位置の差と前記検出結果の調整量とを対応付けした対応表を予め作成しておき、当該対応表を参照して検出手段による現像剤像の検出結果を調整することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成方法。
  5. 前記ピーク位置の差を変数として前記検出結果の調整量を求める演算式を予め用意しておき、当該演算式を用いて検出手段による現像剤像の検出結果を調整することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成方法。
  6. 検出信号の正反射光成分と拡散反射光成分が各々正規分布に従うとみなして前記対応表又は演算式を設定することを特徴とする請求項4又は5記載の画像形成方法。
  7. 前記演算式を1次関数で近似したことを特徴とする請求項5又は6記載の画像形成方法。
  8. 前記ピーク位置の差を複数の領域に区切り、各領域毎に前記演算式を1次関数で近似したことを特徴とする請求項7記載の画像形成方法。
  9. 転写体の搬送方向に沿って一列に配置された複数の像担持体と、帯電された各像担持体を露光することで静電潜像を形成する露光手段と、各像担持体毎に互いに異なる色の現像剤で静電潜像を現像する複数の現像手段と、転写体を搬送する搬送手段と、像担持体上で静電潜像を現像した各色の現像剤を転写体に転写して現像剤像を形成する転写手段と、発光素子と受光素子を具備し露光手段、現像手段、転写手段によって転写体に形成される各色毎の現像剤像を光学的に検出する検出手段と、検出手段によって検出される各色の現像剤像の相対的な位置関係に基づいて露光手段を制御することにより転写体に転写される各色の現像剤像同士の位置ずれに起因した色ずれを補正する色ずれ補正手段とを備え、検出手段は、発光素子から出射される光が対象物に反射した反射光を受光素子で受光するとともに受光した反射光の強度に応じて信号レベルが変化する検出信号を出力する画像形成装置において、
    単一の現像剤像を検出した状態における検出信号の、複数のピーク位置を弁別し、当該複数のピーク位置の差に応じて検出手段による現像剤像の検出結果を調整する調整手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  10. 転写体の搬送方向に沿って一列に配置された複数の像担持体と、帯電された各像担持体を露光することで静電潜像を形成する露光手段と、各像担持体毎に互いに異なる色の現像剤で静電潜像を現像する複数の現像手段と、転写体を搬送する搬送手段と、像担持体上で静電潜像を現像した各色の現像剤を転写体に転写して現像剤像を形成する転写手段と、発光素子と受光素子を具備し露光手段、現像手段、転写手段によって転写体に形成される各色毎の現像剤像を光学的に検出する検出手段と、検出手段によって検出される各色の現像剤像の相対的な位置関係に基づいて露光手段を制御することにより転写体に転写される各色の現像剤像同士の位置ずれに起因した色ずれを補正する色ずれ補正手段とを備え、検出手段は、発光素子から出射される光が対象物に反射した反射光を受光素子で受光するとともに受光した反射光の強度に応じて信号レベルが変化する検出信号を出力する画像形成装置において、
    現像剤像を検出していない状態における信号レベルを基準レベルとした場合に、当該現像剤像を検出した状態における検出信号の、前記基準レベルによって区切られる第1の領域に位置する第1ピークと、前記基準レベルに対して第1の領域とは異なる第2の領域に位置するとともに時間軸について第1ピークの前後にそれぞれ位置する第2ピーク及び第3ピークを弁別し、第1ピークと第2ピークの間隔と第1ピークと第3ピークの間隔との差であるピーク位置の差に応じて検出手段による現像剤像の検出結果を調整する調整手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  11. 前記検出手段による現像剤像の検出結果は、現像剤像の縁部位置に関連する情報であることを特徴とする請求項9又は10記載の画像形成装置。
  12. 前記ピーク位置の差と前記検出結果の調整量とを対応付けした対応表を記憶する記憶手段を備え、調整手段は、当該対応表を参照して検出手段による現像剤像の検出結果を調整することを特徴とする請求項9〜11の何れか1項に記載の画像形成装置。
  13. 調整手段は、前記ピーク位置の差を変数として前記検出結果の調整量を求める演算式を有し、当該演算式を用いて検出手段による現像剤像の検出結果を調整することを特徴とする請求項9〜11の何れか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記対応表又は演算式は、検出信号の正反射光成分と拡散反射光成分が各々正規分布に従うとみなして設定されることを特徴とする請求項12又は13記載の画像形成装置。
  15. 前記演算式を1次関数で近似したことを特徴とする請求項13又は14記載の画像形成装置。
  16. 前記ピーク位置の差を複数の領域に区切り、各領域毎に前記演算式を1次関数で近似したことを特徴とする請求項15記載の画像形成装置。
  17. 転写体の搬送方向に沿って一列に配置された複数の像担持体と、帯電された各像担持体を露光することで静電潜像を形成する露光手段と、各像担持体毎に互いに異なる色の現像剤で静電潜像を現像する複数の現像手段と、転写体を搬送する搬送手段と、像担持体上で静電潜像を現像した各色の現像剤を転写体に転写して現像剤像を形成する転写手段と、発光素子と受光素子を具備し露光手段、現像手段、転写手段によって転写体に形成される各色毎の現像剤像を光学的に検出する検出手段と、検出手段によって検出される各色の現像剤像の相対的な位置関係に基づいて露光手段を制御することにより転写体に転写される各色の現像剤像同士の位置ずれに起因した色ずれを補正する色ずれ補正手段とを備え、検出手段は、発光素子から出射される光が対象物に反射した反射光を受光素子で受光するとともに受光した反射光の強度に応じて信号レベルが変化する検出信号を出力する画像形成装置に用いられ、
    コンピュータに、単一の現像剤像を検出した状態における検出信号の、複数のピーク位置を弁別する処理と、当該複数のピーク位置の差に応じて検出手段による現像剤像の検出結果を調整する処理とを行わせることを特徴とする画像形成装置用のプログラム。
  18. 転写体の搬送方向に沿って一列に配置された複数の像担持体と、帯電された各像担持体を露光することで静電潜像を形成する露光手段と、各像担持体毎に互いに異なる色の現像剤で静電潜像を現像する複数の現像手段と、転写体を搬送する搬送手段と、像担持体上で静電潜像を現像した各色の現像剤を転写体に転写して現像剤像を形成する転写手段と、発光素子と受光素子を具備し露光手段、現像手段、転写手段によって転写体に形成される各色毎の現像剤像を光学的に検出する検出手段と、検出手段によって検出される各色の現像剤像の相対的な位置関係に基づいて露光手段を制御することにより転写体に転写される各色の現像剤像同士の位置ずれに起因した色ずれを補正する色ずれ補正手段とを備え、検出手段は、発光素子から出射される光が対象物に反射した反射光を受光素子で受光するとともに受光した反射光の強度に応じて信号レベルが変化する検出信号を出力する画像形成装置に用いられ、
    コンピュータに、現像剤像を検出していない状態における信号レベルを基準レベルとした場合に、当該現像剤像を検出した状態における検出信号の、前記基準レベルによって区切られる第1の領域に位置する第1ピークと、前記基準レベルに対して第1の領域とは異なる第2の領域に位置するとともに時間軸について第1ピークの前後にそれぞれ位置する第2ピーク及び第3ピークを弁別する処理と、第1ピークと第2ピークの間隔と第1ピークと第3ピークの間隔との差であるピーク位置の差に応じて検出手段による現像剤像の検出結果を調整する処理とを行わせることを特徴とする画像形成装置用のプログラム。
  19. 前記検出手段による現像剤像の検出結果は、現像剤像の縁部位置に関連する情報であることを特徴とする請求項17又は18記載の画像形成装置用のプログラム。
  20. 前記ピーク位置の差と前記検出結果の調整量とを対応付けした対応表を予め作成してメモリに格納しておき、コンピュータに、メモリに格納された対応表を参照して検出手段による現像剤像の検出結果を調整する処理を行わせることを特徴とする請求項17〜19の何れか1項に記載の画像形成装置用のプログラム。
  21. 前記ピーク位置の差を変数として前記検出結果の調整量を求める演算式を予めメモリに格納しておき、コンピュータに、メモリに格納された演算式を用いて検出手段による現像剤像の検出結果を調整する処理を行わせることを特徴とする請求項17〜19の何れか1項に記載の画像形成装置用のプログラム。
  22. 前記対応表又は演算式は、検出信号の正反射光成分と拡散反射光成分が各々正規分布に従うとみなして設定されることを特徴とする請求項20又は21記載の画像形成装置用のプログラム。
  23. 前記演算式を1次関数で近似したことを特徴とする請求項21又は22記載の画像形成装置用のプログラム。
  24. 前記ピーク位置の差を複数の領域に区切り、各領域毎に前記演算式を1次関数で近似したことを特徴とする請求項23記載の画像形成装置用のプログラム。
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