JP7370774B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
無端ベルトと、
前記無端ベルトの回転方向において異なる位置に配置された複数の画像形成手段であって、それぞれ異なる色のトナーを用いてトナー画像を前記無端ベルトの表面に形成する複数の画像形成手段と、
前記無端ベルトの表面に形成されるそれぞれ色の異なる複数のテスト画像を検知する検知手段と、
前記検知手段による検知結果に基づき色ずれを補正する補正手段と、を有し、
前記検知手段は、
前記無端ベルトの表面に光を照射する照射手段と、
前記無端ベルトの表面における第一検知領域からの反射光であって正反射光である第一反射光を受光する第一受光手段と、
前記第一検知領域とは異なる前記無端ベルトの表面における第二検知領域からの反射光であって乱反射光である第二反射光を受光する第二受光手段と、を有し、
前記第一検知領域と前記第二検知領域が、前記無端ベルトの回転方向と直交した前記無端ベルトの幅方向において異なる位置となるように、前記検知手段が配置されており、
前記複数のテスト画像はそれぞれ、前記無端ベルトの幅方向に対して傾いた帯状の線分を有し、かつ、前記複数のテスト画像は前記無端ベルトの表面においてそれぞれ重畳しないように形成され、
前記複数のテスト画像における各帯状の線分は前記第一検知領域と前記第二検知領域との両方を跨ぐように形成されることを特徴とする画像形成装置を提供する。
図1が示すように画像形成装置100はマルチカラー画像を形成するカラーレーザプリンタである。画像形成装置100は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)の現像剤(トナー)を使用するため四つの画像形成部7を有している。画像形成装置100は、例えば、印刷装置、プリンタ、複写機、複合機(MFP)及びファクシミリ装置のいずれであってもよい。以下では、色を区別する必要がない場合には、末尾のY,M,C,Kを省略された参照符号が使用される。画像形成部7は、感光ドラム1、帯電ローラ2、現像ローラ4、現像剤塗布ローラ5、及びトナー容器を有している。
実施例1では色ずれ補正などのための複数のテスト画像がそれぞれ第一受光素子の検知領域と第二受光素子の検知領域を跨ぐように略同位相で形成される。これにより、中間転写ベルト12と光学センサ8との間の相対的な位置に関与する製造精度を向上させることなく、色ずれを精度よく低減するこが可能となる。
キャリブレーションとは、画像形成装置100の制御パラメータを調整する処理のことである。中間転写ベルト12の表面にテスト画像を形成するキャリブレーションとしては、たとえば、色ずれ補正と濃度補正とがある。キャリブレーションは画像形成装置100がシートに画像を形成していないスタンバイ状態で実行される。光学センサ8は中間転写ベルト12の表面に形成されたテスト画像を検知し、CPU28が検知結果に基づき制御パラメータを調整する。実施例1では、少なくとも二つのテスト画像が主走査方向でずれた位置に形成される。そのため、光学センサ8を構成する第一受光素子と第二受光素子とは、主走査方向でずれた位置に配置される。
CPU28は露光部3の走査速度が所定の値となり、かつ、露光部3の露光光量が所定の値になるよう露光部3を制御する。CPU28は、露光部3の画像書き出しタイミングを調整することで色ずれを補正する。露光部3が多面鏡タイプの場合、露光部3は画像先端信号を生成してCPU28に出力する。CPU28は画像先端信号に同期して一ライン(多面鏡の1面)ごとに露光データ(画像信号)を露光部3に出力する。画像先端信号を出力するタイミングを画像形成部7ごとに数ドット程度の時間分変化させると、それぞれのラインの書き出しタイミングが数ドット程度の時間分変化する。これにより、色ごとの主走査方向での書き出し位置が調整される。さらに、一ライン分だけ書き出しタイミングを遅らせることで、副走査方向において画像全体を一ラインだけシフトすることが可能となる。つまり、CPU28は、一ライン単位で副走査方向での書き出し位置を調整できる。画像形成部7Y-7K間で露光部3の多面鏡の回転位相差を制御することで副走査方向に一ライン未満の位置合わせも可能となる。露光データのオンオフの基準となるクロック周波数を変えることで、CPU28は主走査倍率を補正できる。このように画像形成部7Y-7K間の色ずれは、画像形成タイミングや基準クロックを調整することで、補正される。書き出しタイミングの補正量または基準クロックの補正量を決定するために、複数の色間での相対的な色ずれ量を計測することが必要となる。CPU28は、中間転写ベルト12上に色ごとにテスト画像を形成し、光学センサ8によりテスト画像を検知することで各色間の主走査方向と副走査方向の相対的な色ずれ量を検知する。なお、CPU28は、各色間の相対的な色ずれ量が小さくなるように画像の書き出しタイミングなどを補正する。
図2は主走査方向に沿って光学センサ8を切断した断面図である。LED43は測定対象物であるトナー画像が形成された中間転写ベルト12に光を照射するための発光素子である。第一受光素子41は中間転写ベルト12またはトナー画像からの正反射光を受光するセンサである。第二受光素子42は中間転写ベルト12またはトナー画像からの乱反射光を受光するセンサである。第一受光素子41と第二受光素子42は主走査方向において隣り合って配置されている。第一受光素子41はLED43から離れた位置に配置されているが、第二受光素子42はLED43に対して近い位置に配置されている。LED43、第一受光素子41および第二受光素子42は同一の回路基板45の表面に実装されている。遮光壁40は、LED43と第二受光素子42との間に設けられている。遮光壁40はLED43からの第二受光素子42へ直接的に向かう光を遮光する。第一受光素子41および第二受光素子42はそれぞれLED43から発光される光(例:赤外線)の波長に対して感度が高いフォトトランジスタまたはフォトダイオードである。
LED43から照射される光の照射領域53は破線で示された範囲である。第一検知領域51は第一受光素子41が受光できる受光可能領域であり、一点鎖線により示されている。第二検知領域52は第二受光素子42が受光できる受光可能領域であり、二点鎖線により示されている。
図1が示すように、一次転写ローラ6により中間転写ベルト12にテスト画像が転写される一次転写位置と、テスト画像を光学センサ8が検知する位置とは異なっている。よって、中間転写ベルト12に各色のテスト画像が転写される一次転写タイミングと光学センサ8が各色のテスト画像を検知する検知タイミングとの間には時間差が生じる。そのため、各色のテスト画像が中間転写ベルト12上の理想位置に形成されても、駆動ローラ10の回転速度むらの影響で各色の検知タイミングTsがばらつく。その結果として色ずれ量に誤差が生じる。
図6はCPU28が記憶装置31に記憶されている制御プログラムを実行することで実現される機能を示している。これらの機能のすべてまたは一部がASICやFPGAなどのハードウエア回路により実現されてもよい。ASICは特定用途集積回路の略称である。FPGAはフィールドプログラマブルゲートアレイの略称である。
図7はCPU28が制御プログラムにしたがって実行する色ずれ補正方法を示すフローチャートである。CPU28は、色ずれ補正の開始条件が満たされると、色ずれ補正方法を開始する。開始条件は、たとえば、累積の画像形成枚数が所定枚数に到達したこと、または、ユーザにより色ずれ補正を指示されたことなどであってもよい。
第一受光素子41の検知タイミングTsと第二受光素子42の検知タイミングTsを一致させるために、各受光素子は副走査方向において同位相に配置される。しかし、第一受光素子41の副走査方向における位置と第二受光素子42の副走査方向における位置とがそれぞれ理想位置からずれることがある。これは、回路基板45上における受光素子の実装ばらつき、光学センサ8の配置の公差が原因である。同様に第一検知領域51の副走査方向における位置と第二検知領域52の副走査方向における位置とがそれぞれ理想位置からずれることがある。実施例1では、これらの位置が理想位置にあることを前提としているため、検知タイミングTsが誤差を含んでしまう。そこで、実施例2では、受光素子または検知領域についての副走査方向における配置位置のずれに応じて、検知タイミングTsを修正する。
[観点1]
中間転写ベルト12は無端ベルトの一例である。画像形成部7Y~7Kは無端ベルトの回転方向において異なる位置に配置された複数の画像形成手段の一例である。画像形成部7Y~7Kは、それぞれ異なる色のトナーを用いてトナー画像を無端ベルトの表面に形成する。光学センサ8は、無端ベルトの表面に形成されるそれぞれ色の異なる複数のテスト画像を検知する検知手段として機能する。CPU28は検知手段による検知結果に基づき色ずれを補正する補正手段として機能する。LED43は、無端ベルトの表面およびトナー画像に光を照射する照射手段として機能する。第一受光素子41は無端ベルトの表面における第一検知領域51からの第一反射光を受光する第一受光手段として機能する。第二受光素子42は第一検知領域とは異なる無端ベルトの表面における第二検知領域からの第二反射光を受光する第二受光手段として機能する。光学センサ8は、第一検知領域51と第二検知領域52が、無端ベルトの回転方向と直交した無端ベルトの幅方向において異なる位置となるように、配置されている。図5(A)などが示すように、複数のテスト画像はそれぞれ、無端ベルトの幅方向に対して傾いた帯状の線分を有している。複数のテスト画像は無端ベルトの表面においてそれぞれ重畳しないように形成される。図5(A)によれば、テスト画像Bの線分の一部と、テスト画像Cの線分の一部とが同位相(同じ副走査位置)に形成される。同様に、テスト画像Cの線分の一部と、テスト画像Yの線分の一部とが同位相(同じ副走査位置)に形成される。テスト画像Yの線分の一部と、テスト画像Mの線分の一部とが同位相(同じ副走査位置)に形成される。複数のテスト画像における各帯状の線分は第一検知領域51と第二検知領域52との両方を跨ぐように形成される。これにより、コストアップを抑制しつつ、色ずれを精度よく低減することが可能となる。
図5(A)および図8(A)などが示すように、複数のテスト画像における各帯状の線分は平行に形成されていてもよい。
図5(A)および図8(A)などが示すように、複数のテスト画像は次のように形成されてもよい。第一の色のトナーで形成された第一テスト画像に含まれる帯状の線分と、第二の色のトナーで形成された第二テスト画像に含まれる帯状の線分とは、無端ベルトの回転位相において同位相となるように、無端ベルトの表面に形成されうる。第二の色のトナーで形成された第二テスト画像に含まれる帯状の線分と、第三の色のトナーで形成された第三テスト画像に含まれる帯状の線分とは、無端ベルトの回転位相において同位相となるように、無端ベルトの表面に形成されうる。第三の色のトナーで形成された第三テスト画像に含まれる帯状の線分と、第四の色のトナーで形成された第四テスト画像に含まれる帯状の線分とは、無端ベルトの回転位相において同位相となるように、無端ベルトの表面に形成されうる。
実施例2で説明されたように、第四テスト画像と第五テスト画像はそれぞれ第四の色のトナーで形成される。第四テスト画像に含まれる帯状の線分と第五テスト画像に含まれる帯状の線分とは、無端ベルトの回転位相において同位相となるように、無端ベルトの表面に形成される。差分部611は、第四テスト画像に含まれる帯状の線分が第一検知領域を通過するタイミングと、第五テスト画像に含まれる帯状の線分が第二検知領域を通過するタイミングとの差分を取得する。修正部612は差分手段により取得された差分を用いて第一受光手段または第二受光手段による検知結果を修正してもよい。これにより、二つの受光素子または二つの検知領域が副走査方向においてずれて配置されても、精度よく検知タイミングが得られるようになる。
図8(A)が示すように、差分(例:Δt)は、無端ベルトの回転方向における第一受光手段が配置された位置と第二受光手段が配置された位置とのずれ量に相当する時間である。
図2が示すように、照射手段、第一受光手段および第二受光手段はそれぞれ同一の基板上に配置されていてもよい。検知手段は、照射手段、第一受光手段および第二受光手段を収容するハウジング(例:アパーチャ35)を有していてもよい。図2が示すように、ハウジングは、第一検知領域から第一受光手段へ向かう第一反射光が通過する第一開口と、第二検知領域から第二受光手段へ向かう第二反射光が通過する第二開口と、照射手段から無端ベルトに向かう光が通過する第三開口を有しうる。図2が示すように、第二開口と第三開口とは一つの開口を形成していてもよい。図2が示すように、照射手段と、第二受光手段との間には遮光部材(例:遮光壁40)が設けられていてもよい。これにより、精度よく反射光が受光されるようになろう。
第一反射光は正反射光であり、第二反射光は乱反射光であってもよい。第一反射光は乱反射光であり、第二反射光は正反射光であってもよい。これにより、単一の発光素子を用いて光学センサ8を実現できるようになろう。
光学センサ8は、無端ベルトの表面に形成されるそれぞれ色の異なる複数のテスト画像の通過タイミングを検知する検知手段として機能してもよい。CPU28は検知手段による検知結果に基づき複数の画像形成手段のそれぞれのトナー画像の書き出しタイミングを調整することで色ずれを補正する補正手段として機能してもよい。さらに、複数のテスト画像のうちそれぞれペアをなす二つのテスト画像は無端ベルトの回転位相において同位相となるように形成されてもよい。複数の画像形成手段のうち一方のテスト画像と他方のテスト画像とが色ずれ補正のペアとなる。CPU28は、ずれ量に基づき、一方のテスト画像を形成した画像形成手段のトナー画像の書き出しタイミングに対する、他方のテスト画像を形成した画像形成手段のトナー画像の書き出しタイミングを調整する。ここで、ずれ量とは、複数のテスト画像のうちそれぞれペアをなす二つのテスト画像のうち一方のテスト画像の検知結果と他方のテスト画像の検知結果との時間的なずれ量である。
画像形成部7K、7C、7Yは第一の色のトナーを用いてトナー画像を無端ベルトの表面に形成する第一画像形成手段として機能する。画像形成部7C、7Y、7Mは無端ベルトの回転方向において第一画像形成手段とは異なる位置に配置され、第二の色のトナーを用いてトナー画像を無端ベルトの表面に形成する第二画像形成手段として機能する。光学センサ8は第一画像形成手段により形成された第一テスト画像の通過タイミングと、第二画像形成手段により形成された第二テスト画像の通過タイミングとを検知する。CPU28は検知結果に基づき第一画像形成手段のトナー画像の書き出しタイミングに対する第二画像形成手段のトナー画像の書き出しタイミングを調整する。これにより、CPU28は、第一画像形成手段のトナー画像と第二画像形成手段のトナー画像との間の画像形成位置のずれである色ずれを補正する。第一テスト画像と第二テスト画像はそれぞれ、無端ベルトの幅方向に対して傾いた帯状の線分を有している。第一テスト画像と第二テスト画像は無端ベルトの表面においてそれぞれ重畳しないように形成される。第一テスト画像のうち第一検知領域を通過する線分と第二テスト画像のうち第二検知領域を通過する線分は無端ベルトの回転位相において同位相となるように形成される。第一テスト画像における帯状の線分と、第二テスト画像における帯状の線分はそれぞれ第一検知領域と第二検知領域との両方を跨ぐように形成される。
Claims (13)
- 無端ベルトと、
前記無端ベルトの回転方向において異なる位置に配置された複数の画像形成手段であって、それぞれ異なる色のトナーを用いてトナー画像を前記無端ベルトの表面に形成する複数の画像形成手段と、
前記無端ベルトの表面に形成されるそれぞれ色の異なる複数のテスト画像を検知する検知手段と、
前記検知手段による検知結果に基づき色ずれを補正する補正手段と、を有し、
前記検知手段は、
前記無端ベルトの表面に光を照射する照射手段と、
前記無端ベルトの表面における第一検知領域からの反射光であって正反射光である第一反射光を受光する第一受光手段と、
前記第一検知領域とは異なる前記無端ベルトの表面における第二検知領域からの反射光であって乱反射光である第二反射光を受光する第二受光手段と、を有し、
前記第一検知領域と前記第二検知領域が、前記無端ベルトの回転方向と直交した前記無端ベルトの幅方向において異なる位置となるように、前記検知手段が配置されており、
前記複数のテスト画像はそれぞれ、前記無端ベルトの幅方向に対して傾いた帯状の線分を有し、かつ、前記複数のテスト画像は前記無端ベルトの表面においてそれぞれ重畳しないように形成され、
前記複数のテスト画像における各帯状の線分は前記第一検知領域と前記第二検知領域との両方を跨ぐように形成されることを特徴とする画像形成装置。 - 無端ベルトと、
前記無端ベルトの回転方向において異なる位置に配置された複数の画像形成手段であって、それぞれ異なる色のトナーを用いてトナー画像を前記無端ベルトの表面に形成する複数の画像形成手段と、
前記無端ベルトの表面に形成されるそれぞれ色の異なる複数のテスト画像を検知する検知手段と、
前記検知手段による検知結果に基づき色ずれを補正する補正手段と、を有し、
前記検知手段は、
前記無端ベルトの表面に光を照射する照射手段と、
前記照射手段と同一の基板上に配置され、前記無端ベルトの表面における第一検知領域からの第一反射光を受光する第一受光手段と、
前記照射手段および前記第一受光手段と同一の基板上に配置され、前記第一検知領域とは異なる前記無端ベルトの表面における第二検知領域からの第二反射光を受光する第二受光手段と、を有し、
前記第一検知領域と前記第二検知領域が、前記無端ベルトの回転方向と直交した前記無端ベルトの幅方向において異なる位置となるように、前記検知手段が配置されており、
前記複数のテスト画像はそれぞれ、前記無端ベルトの幅方向に対して傾いた帯状の線分を有し、かつ、前記複数のテスト画像は前記無端ベルトの表面においてそれぞれ重畳しないように形成され、
前記複数のテスト画像における各帯状の線分は前記第一検知領域と前記第二検知領域との両方を跨ぐように形成されることを特徴とする画像形成装置。 - 前記複数のテスト画像における各帯状の線分は平行に形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
- 前記複数のテスト画像のうち、第一の色のトナーで形成された第一テスト画像に含まれる帯状の線分と、第二の色のトナーで形成された第二テスト画像に含まれる帯状の線分とは、前記無端ベルトの回転位相において同位相となるように、前記無端ベルトの表面に形成され、
前記複数のテスト画像のうち、前記第二の色のトナーで形成された前記第二テスト画像に含まれる帯状の線分と、第三の色のトナーで形成された第三テスト画像に含まれる帯状の線分とは、前記無端ベルトの回転位相において同位相となるように、前記無端ベルトの表面に形成され、
前記複数のテスト画像のうち、前記第三の色のトナーで形成された前記第三テスト画像に含まれる帯状の線分と、第四の色のトナーで形成された第四テスト画像に含まれる帯状の線分とは、前記無端ベルトの回転位相において同位相となるように、前記無端ベルトの表面に形成されることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の画像形成装置。 - 前記複数のテスト画像のうち、前記第四の色のトナーで形成された前記第四テスト画像に含まれる帯状の線分と、前記第四の色のトナーで形成された第五テスト画像に含まれる帯状の線分とは、前記無端ベルトの回転位相において同位相となるように、前記無端ベルトの表面に形成され、
前記画像形成装置は、
前記第四テスト画像に含まれる帯状の線分が前記第一検知領域を通過するタイミングと、前記第五テスト画像に含まれる帯状の線分が前記第二検知領域を通過する通過タイミングとの差分を取得する差分手段と、
前記差分手段により取得された差分を用いて前記第二受光手段による検知結果を修正する修正手段と
を有することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。 - 前記差分は、前記無端ベルトの回転方向における前記第一受光手段が配置された位置と前記第二受光手段が配置された位置とのずれ量に相当する時間であることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記検知手段は、前記照射手段、前記第一受光手段および前記第二受光手段を収容するハウジングを有し、
前記ハウジングは、
前記第一検知領域から前記第一受光手段へ向かう前記第一反射光が通過する第一開口と、
前記第二検知領域から前記第二受光手段へ向かう前記第二反射光が通過する第二開口と、
前記照射手段から前記無端ベルトに向かう光が通過する第三開口と、を有していることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記第二開口と前記第三開口とは一つの開口を形成していることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
- 前記照射手段と、前記第二受光手段との間には遮光部材が設けられていることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
- 前記第一反射光は乱反射光であり、
前記第二反射光は正反射光であることを特徴とする請求項2または7に記載の画像形成装置。 - 前記検知手段は、前記無端ベルトの表面に形成されるそれぞれ色の異なる複数のテスト画像の通過タイミングを検知するように構成されており、前記補正手段は、前記検知手段による検知結果に基づき前記複数の画像形成手段のそれぞれのトナー画像の書き出しタイミングを調整することで色ずれを補正するように構成されており、前記複数のテスト画像のうちそれぞれペアをなす二つのテスト画像は前記無端ベルトの回転位相において同位相となるように形成され、前記補正手段は、前記複数のテスト画像のうちそれぞれペアをなす前記二つのテスト画像のうち一方のテスト画像の検知結果と他方のテスト画像の検知結果との時間的なずれ量に基づき、前記複数の画像形成手段のうち前記一方のテスト画像を形成した画像形成手段のトナー画像の書き出しタイミングに対する、前記複数の画像形成手段のうち前記他方のテスト画像を形成した画像形成手段のトナー画像の書き出しタイミングを調整することを特徴とする請求項1ないし10のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 無端ベルトと、
第一の色のトナーを用いてトナー画像を前記無端ベルトの表面に形成する第一画像形成手段と、
前記無端ベルトの回転方向において前記第一画像形成手段とは異なる位置に配置され、第二の色のトナーを用いてトナー画像を前記無端ベルトの表面に形成する第二画像形成手段と、
前記第一画像形成手段により形成された第一テスト画像と、前記第二画像形成手段により形成された第二テスト画像とを検知する検知手段と、
前記検知手段による検知結果に基づき色ずれを補正する補正手段と、を有し、
前記検知手段は、
前記無端ベルトの表面に光を照射する照射手段と、
前記無端ベルトの表面における第一検知領域からの反射光であって正反射光である第一反射光を受光する第一受光手段と、
前記第一検知領域とは異なる、前記無端ベルトの表面における第二検知領域からの反射光であって乱反射光である第二反射光を受光する第二受光手段と、を有し、
前記第一検知領域と前記第二検知領域が、前記無端ベルトの回転方向と直交した前記無端ベルトの幅方向において異なる位置となるように、前記検知手段が配置されており、
前記第一テスト画像と前記第二テスト画像はそれぞれ、前記無端ベルトの幅方向に対して傾いた帯状の線分を有し、かつ、前記第一テスト画像と前記第二テスト画像は前記無端ベルトの表面においてそれぞれ重畳しないように形成され、
前記第一テスト画像における帯状の線分と、前記第二テスト画像における帯状の線分はそれぞれ前記第一検知領域と前記第二検知領域との両方を跨ぐように形成されることを特徴とする画像形成装置。 - 無端ベルトと、
第一の色のトナーを用いてトナー画像を前記無端ベルトの表面に形成する第一画像形成手段と、
前記無端ベルトの回転方向において前記第一画像形成手段とは異なる位置に配置され、第二の色のトナーを用いてトナー画像を前記無端ベルトの表面に形成する第二画像形成手段と、
前記第一画像形成手段により形成された第一テスト画像と、前記第二画像形成手段により形成された第二テスト画像とを検知する検知手段と、
前記検知手段による検知結果に基づき色ずれを補正する補正手段と、を有し、
前記検知手段は、
前記無端ベルトの表面に光を照射する照射手段と、
前記照射手段と同一の基板上に配置され、前記無端ベルトの表面における第一検知領域からの第一反射光を受光する第一受光手段と、
前記照射手段および前記第一受光手段と同一の基板上に配置され、前記第一検知領域とは異なる、前記無端ベルトの表面における第二検知領域からの第二反射光を受光する第二受光手段と、を有し、
前記第一検知領域と前記第二検知領域が、前記無端ベルトの回転方向と直交した前記無端ベルトの幅方向において異なる位置となるように、前記検知手段が配置されており、
前記第一テスト画像と前記第二テスト画像はそれぞれ、前記無端ベルトの幅方向に対して傾いた帯状の線分を有し、かつ、前記第一テスト画像と前記第二テスト画像は前記無端ベルトの表面においてそれぞれ重畳しないように形成され、
前記第一テスト画像における帯状の線分と、前記第二テスト画像における帯状の線分はそれぞれ前記第一検知領域と前記第二検知領域との両方を跨ぐように形成されることを特徴とする画像形成装置。
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