JP2008076474A - 光学装置と画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 位相可変制御を適用できない領域で2点間計測して得たクロックのカウント数に基づいて光ビームの書込みクロックを制御しても、光ビームの主走査倍率を精密に補正できるようにする。
【解決手段】 カウンタが、同期検知信号DETP_TからEDETP_Tの入力までの計測用クロックをカウントし、そのカウント数Nを出力して、制御部が、カウント数Nと基準カウント数N0に基づいて、書込みクロック周波数を補正する周波数f′=f×N0/Nを求め、クロック生成部が、周波数f′に基づいて書込みクロック信号CLK0を生成して位相同期部へ出力する際、制御部は、カウント数Nの計測時の書込みクロック周波数fnに対して予め記憶している位相可変制御の適用範囲外領域に対する位相可変量DNn′を読み出し、その位相可変量DNn′に基づいてカウント数Nの補正を行う。
【選択図】 図7
【解決手段】 カウンタが、同期検知信号DETP_TからEDETP_Tの入力までの計測用クロックをカウントし、そのカウント数Nを出力して、制御部が、カウント数Nと基準カウント数N0に基づいて、書込みクロック周波数を補正する周波数f′=f×N0/Nを求め、クロック生成部が、周波数f′に基づいて書込みクロック信号CLK0を生成して位相同期部へ出力する際、制御部は、カウント数Nの計測時の書込みクロック周波数fnに対して予め記憶している位相可変制御の適用範囲外領域に対する位相可変量DNn′を読み出し、その位相可変量DNn′に基づいてカウント数Nの補正を行う。
【選択図】 図7
Description
この発明は、光学装置とその光学装置を備えたプリンタ、複写機、ファクシミリ装置、複合機を含む画像形成装置に関する。
プリンタ、複写機、ファクシミリ装置、複合機を含む画像形成装置の光学装置は、光ビームを画像データに基づいて変調し、ポリゴンミラー(「偏向手段」に相当する)によって偏向し、走査レンズ(「fθレンズ」ともいう)を通して感光体上の主走査方向に走査するように構成されている。
しかし、上述のような構成の光学装置では、その装置内の各部の取り付け精度や装置内に配置したレンズ特性のばらつき等により、光学装置毎に感光体の主走査方向に走査する光ビームの主走査倍率が異なってしまうという問題があった。
しかし、上述のような構成の光学装置では、その装置内の各部の取り付け精度や装置内に配置したレンズ特性のばらつき等により、光学装置毎に感光体の主走査方向に走査する光ビームの主走査倍率が異なってしまうという問題があった。
また、光学装置周辺の環境温度の変化や光学装置内の温度の変化などによって、光学装置内に配置したプラスティックレンズの形状や屈折率が変化し、感光体上での光ビームの走査位置が変化し、光ビームに主走査方向の主走査倍率に誤差が生じたり、主走査方向の書き出し位置にずれが発生してしまうという問題もあった。
特に、複数色を重ねてカラー画像を形成するカラー画像形成装置においては、それぞれの色毎に主走査倍率に誤差が発生したり書き出し位置にずれが発生すると、高品位のカラー画像が得られなくなるという問題があった。
特に、複数色を重ねてカラー画像を形成するカラー画像形成装置においては、それぞれの色毎に主走査倍率に誤差が発生したり書き出し位置にずれが発生すると、高品位のカラー画像が得られなくなるという問題があった。
そこで従来、次のような環境温度や装置内温度の変化などの影響による光ビームの主走査倍率誤差又は書き出し位置ずれを補正する画像形成装置が提案されている。
(1)半導体レーザユニットから発光された光ビームを偏向器によって偏向走査し、感光体の有効書込領域の書込開始位置と終了位置の2ヶ所に設けた各光検知手段を横切る走査時間を計測し、その走査時間の変動量に基づいて主走査のドット位置の補正量を設定し、その補正量に基づいて書込みクロックの位相をシフトさせ(「位相可変制御」という)、その書込みクロックによって半導体レーザユニットの発光時間をコントロールして感光体上のドット位置を任意位置に制御することにより、主走査方向の書き出し位置ずれを補正する画像形成装置(例えば、特許文献1参照)。
(1)半導体レーザユニットから発光された光ビームを偏向器によって偏向走査し、感光体の有効書込領域の書込開始位置と終了位置の2ヶ所に設けた各光検知手段を横切る走査時間を計測し、その走査時間の変動量に基づいて主走査のドット位置の補正量を設定し、その補正量に基づいて書込みクロックの位相をシフトさせ(「位相可変制御」という)、その書込みクロックによって半導体レーザユニットの発光時間をコントロールして感光体上のドット位置を任意位置に制御することにより、主走査方向の書き出し位置ずれを補正する画像形成装置(例えば、特許文献1参照)。
(2)光ビームを主走査線上で検知する複数の光ビーム検知手段を用いて、その光ビーム検知手段のうちの一つが光ビームを検知してから他方の光ビーム検知手段が光ビームを検知するまでの間を、所定のクロックのカウント数によって計測(「2点間計測」という)し、その2点間計測によって得られたカウント数と予め設定された基準カウント数とに基づいて書込みクロックを補正することにより、主走査倍率を補正する画像形成装置(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−279873号公報
特開平7−131616号公報
しかしながら、上述した従来の各画像形成装置における、位相可変制御と2点間計測のの各技術を組み合わせて主走査倍率補正を行う場合、例えば、位相可変制御の適用可能範囲が、先端同期検知位置〜画像領域後端位置までの場合、画像領域後端位置〜後端同期検知位置までの領域は、位相可変制御を適用できないため、適用可能範囲と書込みクロックの周波数が異なってしまう。
そして、2点間計測は、先端同期検知位置〜後端同期検知位置間において、書込みクロックのクロック数をカウントするので、途中で書込みクロックの周波数が変化してしまうと正しいクロック数が得られず、主走査倍率の補正を精密に行えなくなるという問題が発生する。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、位相可変制御を適用できない領域で2点間計測して得たクロックのカウント数に基づいて光ビームの書込みクロックを制御しても、光ビームの主走査倍率を精密に補正できるようにすることを目的とする。
そして、2点間計測は、先端同期検知位置〜後端同期検知位置間において、書込みクロックのクロック数をカウントするので、途中で書込みクロックの周波数が変化してしまうと正しいクロック数が得られず、主走査倍率の補正を精密に行えなくなるという問題が発生する。
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、位相可変制御を適用できない領域で2点間計測して得たクロックのカウント数に基づいて光ビームの書込みクロックを制御しても、光ビームの主走査倍率を精密に補正できるようにすることを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、次の光学装置と画像形成装置を提供する。
(1)画像データに基づいて光ビームを発光する発光手段と、その発光手段によって発光された光ビームを主走査方向に偏向する偏向手段と、その偏向手段によって偏向された光ビームを上記主走査線上の両端位置でそれぞれ検知する複数の光ビーム検知手段と、上記発光手段に対して光ビームを発光させるための発光制御用クロックを生成する発光制御用クロック生成手段と、その発光制御用クロック生成手段によって生成された発光制御用クロックの位相を発光制御用クロック1周期の1/n単位(nは2以上の整数)で上記主走査方向の1箇所又は複数箇所で可変する位相可変手段と、その発光制御用クロック生成手段によって生成された発光制御用クロックに基づいて上記複数の光ビーム検知手段のうちの一方が光ビームを検知してからもう一方が光ビームを検知するまでの走査時間を計測する計測手段と、その計測手段によって計測した走査時間が基準走査時間に一致あるいは略一致するように上記発光制御用クロックの周波数を補正する周波数補正手段を有し、上記計測手段によって走査時間を計測する走査領域内で、上記位相可変手段による位相の可変を行えない領域では、上記計測手段によって計測した走査時間を補正する補正手段を設けた光学装置。
(1)画像データに基づいて光ビームを発光する発光手段と、その発光手段によって発光された光ビームを主走査方向に偏向する偏向手段と、その偏向手段によって偏向された光ビームを上記主走査線上の両端位置でそれぞれ検知する複数の光ビーム検知手段と、上記発光手段に対して光ビームを発光させるための発光制御用クロックを生成する発光制御用クロック生成手段と、その発光制御用クロック生成手段によって生成された発光制御用クロックの位相を発光制御用クロック1周期の1/n単位(nは2以上の整数)で上記主走査方向の1箇所又は複数箇所で可変する位相可変手段と、その発光制御用クロック生成手段によって生成された発光制御用クロックに基づいて上記複数の光ビーム検知手段のうちの一方が光ビームを検知してからもう一方が光ビームを検知するまでの走査時間を計測する計測手段と、その計測手段によって計測した走査時間が基準走査時間に一致あるいは略一致するように上記発光制御用クロックの周波数を補正する周波数補正手段を有し、上記計測手段によって走査時間を計測する走査領域内で、上記位相可変手段による位相の可変を行えない領域では、上記計測手段によって計測した走査時間を補正する補正手段を設けた光学装置。
(2)上記のような光学装置において、上記補正手段を、上記位相可変手段による位相の可変を行えない領域に設定すべき位相可変量を予め記憶し、その記憶した位相可変量に基づいて上記走査時間を補正する手段にした光学装置。
(3)上記のような光学装置において、上記補正手段を、上記位相可変手段による位相の可変を行えない領域に設定すべき位相可変量を、上記位相可変手段による位相の可変を行える領域に設定する位相可変量から求め、その求めた位相可変量に基づいて上記走査時間を補正する手段にした光学装置。
(4)上記のような光学装置において、上記補正手段を、上記位相可変手段による位相の可変を行える領域での書込みクロックの周波数と、上記位相可変手段による位相の可変を行えない領域での書込みクロックの周波数とに基づいて補正量を求め、その求めた補正量によって上記走査時間を補正する手段にした光学装置。
(5)上記のような光学装置を備えた画像形成装置。
(3)上記のような光学装置において、上記補正手段を、上記位相可変手段による位相の可変を行えない領域に設定すべき位相可変量を、上記位相可変手段による位相の可変を行える領域に設定する位相可変量から求め、その求めた位相可変量に基づいて上記走査時間を補正する手段にした光学装置。
(4)上記のような光学装置において、上記補正手段を、上記位相可変手段による位相の可変を行える領域での書込みクロックの周波数と、上記位相可変手段による位相の可変を行えない領域での書込みクロックの周波数とに基づいて補正量を求め、その求めた補正量によって上記走査時間を補正する手段にした光学装置。
(5)上記のような光学装置を備えた画像形成装置。
この発明による光学装置と画像形成装置は、位相可変制御を適用できない領域で2点間計測して得たクロックのカウント数に基づいて光ビームの書込みクロックを制御しても、光ビームの主走査倍率を精密に補正することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
この発明の実施の形態では、ブラック(以下「K」と略称する)、イエロー(以下「Y」と略称する)、シアン(以下「C」と略称する)、マゼンタ(以下「M」と略称する)の4色を重ね書きしてカラー画像を形成するカラー画像形成装置について説明する。
カラー画像形成装置には、4色の画像を独立した4つの書き込み光学ユニット(以下、「光学ユニット」と略称する)によって形成しているものがあるが、この実施の形態のカラー画像形成装置は、1つの光学ユニットによって4色の画像を形成する。
この発明の実施の形態では、ブラック(以下「K」と略称する)、イエロー(以下「Y」と略称する)、シアン(以下「C」と略称する)、マゼンタ(以下「M」と略称する)の4色を重ね書きしてカラー画像を形成するカラー画像形成装置について説明する。
カラー画像形成装置には、4色の画像を独立した4つの書き込み光学ユニット(以下、「光学ユニット」と略称する)によって形成しているものがあるが、この実施の形態のカラー画像形成装置は、1つの光学ユニットによって4色の画像を形成する。
図4は、この発明の一実施形態のカラー画像形成装置の主要な構成部を示す図である。
このカラー画像形成装置は、光学ユニット1、感光体ドラム2K,2Y,2C,2M、中間転写ベルト3、中間転写ローラ4a〜4c、現像装置5K,5Y,5C,5M、中間転写ベルトクリーニング装置6、転写ローラ7、給紙レジストセンサ8、定着装置9、排紙ローラ10、給紙装置11、レジストローラ12、搬送ベルト13、搬送ローラ14を備えている。
このカラー画像形成装置は、光学ユニット1、感光体ドラム2K,2Y,2C,2M、中間転写ベルト3、中間転写ローラ4a〜4c、現像装置5K,5Y,5C,5M、中間転写ベルトクリーニング装置6、転写ローラ7、給紙レジストセンサ8、定着装置9、排紙ローラ10、給紙装置11、レジストローラ12、搬送ベルト13、搬送ローラ14を備えている。
画像形成装置のスタートスイッチが押されると、又はプリンタホスト(図示を省略)からの印刷ジョブスタート信号が有効になると、光学ユニット1からタイミング制御されたK,Y,C,Mの各レーザビーム(光ビーム)が出射され、それぞれ回転させた感光体ドラム2K,2Y,2C,2Mのドラム面上に露光する。
各感光体ドラム2K,2Y,2C,2M上にそれぞれ露光されたレーザビーム位置により、各感光体ドラム2K,2Y,2C,2Mのそれぞれの現像装置5K,5Y,5C,5Mによって、各感光体ドラム2K,2Y,2C,2M上にK,Y,C,Mの単色画像をそれぞれ形成する。
各感光体ドラム2K,2Y,2C,2M上にそれぞれ露光されたレーザビーム位置により、各感光体ドラム2K,2Y,2C,2Mのそれぞれの現像装置5K,5Y,5C,5Mによって、各感光体ドラム2K,2Y,2C,2M上にK,Y,C,Mの単色画像をそれぞれ形成する。
上記動作と平行して、3つの中間転写ローラ4a〜4cの1つを駆動ローラとして、その他の2つを従動ローラとしてそれぞれ回転駆動し、中間転写ベルト3を図中の矢示B方向へ搬送する。
上記各感光体ドラム2K,2Y,2C,2Mでの現像動作と中間転写ベルト3の搬送動作により、各感光体ドラム2K,2Y,2C,2M上にそれぞれ形成されたK,Y,C,Mの単色画像を順次中間転写ベルト3上に重ね合わせるように転写し、その中間転写ベルト3上に4色合成のカラー画像を形成する。
中間転写ベルトクリーニング装置6は、中間転写ベルト3上に残った未転写トナー(残留トナー)を除去回収するクリーニング処理を行う。
上記各感光体ドラム2K,2Y,2C,2Mでの現像動作と中間転写ベルト3の搬送動作により、各感光体ドラム2K,2Y,2C,2M上にそれぞれ形成されたK,Y,C,Mの単色画像を順次中間転写ベルト3上に重ね合わせるように転写し、その中間転写ベルト3上に4色合成のカラー画像を形成する。
中間転写ベルトクリーニング装置6は、中間転写ベルト3上に残った未転写トナー(残留トナー)を除去回収するクリーニング処理を行う。
一方、ジョブスタート信号を有効にすると、給紙装置11から転写紙を1枚ずつ分離して給紙搬送し、給紙レジストセンサ8で検知してレジストローラ12に突き当てて一旦停止させ、中間転写ベルト3上の4色合成のカラー画像の搬送にタイミングを合わせてレジストローラ12を回転し、中間転写ベルト3と転写装置の転写ローラ7との間に転写紙Sを送り込み、転写ローラ7によって転写紙Sに中間転写ベルト3上の4色合成のカラー画像を転写する。
転写後の転写紙Sを、そのまま搬送ローラ14によって移動する搬送ベルト13によって定着装置9へ搬送し、定着装置9では転写紙Sに熱と圧力とを加えて転写されたカラー画像を定着させ、排紙装置に取り付けられた排紙ローラ10によって転写紙Sを排出して排紙トレイ(図示を省略する)上に積み上げる(スタックする)。
転写後の転写紙Sを、そのまま搬送ローラ14によって移動する搬送ベルト13によって定着装置9へ搬送し、定着装置9では転写紙Sに熱と圧力とを加えて転写されたカラー画像を定着させ、排紙装置に取り付けられた排紙ローラ10によって転写紙Sを排出して排紙トレイ(図示を省略する)上に積み上げる(スタックする)。
図1は、図4に示すカラー画像形成装置の光学ユニットの側面側からの断面図である。
図2は、図1に示す光学ユニットにおける発光源から第1ミラーまでのレーザビームの光路に係る各部を示す上面図である。
図3は、図1に示す光学ユニットにおける第1ミラーから同期検知センサまでのレーザビームの光路に係る各部を示す上面図である。
図2は、図1に示す光学ユニットにおける発光源から第1ミラーまでのレーザビームの光路に係る各部を示す上面図である。
図3は、図1に示す光学ユニットにおける第1ミラーから同期検知センサまでのレーザビームの光路に係る各部を示す上面図である。
図1〜図3に示すように、この光学ユニット1は、ポリゴンミラー20−1,20−2と、ポリゴンモータ20−3と、走査レンズ21−1〜21−4と、第1ミラー22K,22Y,22C,22Mと、WTLレンズ23K,23Y,23C,23Mと、第2ミラー24K,24Y,24C,24Mと、第3ミラー25K,25Y,25C,25Mと、レーザダイオード(発光源、発光手段に相当する)を装着したレーザユニット26K,26Y,26C,26Mと、シリンドリカルレンズ27K,27Y,27C,27Mと、反射ミラー28−1,28−2と、同期検知反射ミラー29K,29Y,29C,29M,32−1,32−2と、同期検知レンズ30−1,30−2と、同期検知センサ31−1,31−2を有する。
この光学ユニット1は、1つのポリゴンモータ20−3をユニット内の中央に配置し、そのポリゴンモータ20−3に2つの回転多面鏡であるポリゴンミラー20−1と20−2を設け、そのポリゴンモータ20−3を中心に左右対称に上記レーザユニットと、上記ミラー類、上記レンズ類等の構成部品を配置し、左右に各2色のレーザビーム(光ビームに相当する)の光路をレイアウトすることにより、1つのポリゴンモータ20−3によってK,Y,C,Mの4色のレーザビームを各感光体ドラム2K,2Y,2C,2Mの主走査方向に偏向させる構成にしている。図中では、ポリゴンモータ20−3の左側にKとYのレーザビーム、右側にCとMのレーザビームのそれぞれの光路をレイアウトしている。
次に、図1〜図3に基づいて、この光学ユニット1におけるK,Y,C,Mの各色のレーザビームの光路について説明する。
ここでは、Kの光路のみ詳細に説明し、他のY,C,Mについては同様なので簡単に説明する。
レーザユニット26Kに実装されたレーザダイオードから出射したレーザビームを、シリンドリカルレンズ27Kに入射する。
ここでは、Kの光路のみ詳細に説明し、他のY,C,Mについては同様なので簡単に説明する。
レーザユニット26Kに実装されたレーザダイオードから出射したレーザビームを、シリンドリカルレンズ27Kに入射する。
シリンドリカルレンズ27Kは、感光体ドラム2Kの副走査方向に定まった屈折率を有しており、感光体ドラム2Kの副走査方向に集光するように、レーザユニット26Kから入射したレーザビームを反射ミラー28−1で反射し、ポリゴンミラー20−2のミラー面に入射する。
ポリゴンミラー20−2は、ポリゴンモータ20−3によって高速回転し、入射されたレーザビームを感光体ドラム2Kの主走査方向に偏向する。
ポリゴンミラー20−2によって偏向されたレーザビームを、走査レンズ21−4を透過し、第1ミラー22Kによって反射する。
ポリゴンミラー20−2は、ポリゴンモータ20−3によって高速回転し、入射されたレーザビームを感光体ドラム2Kの主走査方向に偏向する。
ポリゴンミラー20−2によって偏向されたレーザビームを、走査レンズ21−4を透過し、第1ミラー22Kによって反射する。
第1ミラー22Kで反射したレーザビームを、ポリゴンミラーの面倒れ特性を補正するWTLレンズ23Kに入射した後、第2ミラー24Kへ入射する。
第2ミラー24Kで反射したレーザビームを、第3ミラー25Kで反射し、光学ユニット1から出射して感光体ドラム2K上に結像させる。
同期検知センサ31−2は、感光体ドラム2K,2Yに対する主走査方向の書き出し基準位置を検知するための(先端)同期検知部(ライン同期検知信号検知部)である。
第2ミラー24Kで反射したレーザビームを、第3ミラー25Kで反射し、光学ユニット1から出射して感光体ドラム2K上に結像させる。
同期検知センサ31−2は、感光体ドラム2K,2Yに対する主走査方向の書き出し基準位置を検知するための(先端)同期検知部(ライン同期検知信号検知部)である。
なお、感光体ドラム2K,2Yに対する主走査方向の後端には後端同期検知部である後端同期センサも配置されているが、図1〜図3では図示を省略する。
第2ミラー24Kで主走査方向の特定位置で反射したレーザビームを、同期検知反射ミラー32−2,29Kによって反射し、同期検知レンズ30−2を透過して同期検知センサ31−2へ入射する。上記同期検知レンズ30−2は、入射したレーザビームを同期検知センサ31−2に集光させる為に配置している。
同期検知センサ31−2は、1つのセンサによってKとYの2色のレーザビームの入射時のタイミングを検知し、その検知時に同期検知信号を出力する。
第2ミラー24Kで主走査方向の特定位置で反射したレーザビームを、同期検知反射ミラー32−2,29Kによって反射し、同期検知レンズ30−2を透過して同期検知センサ31−2へ入射する。上記同期検知レンズ30−2は、入射したレーザビームを同期検知センサ31−2に集光させる為に配置している。
同期検知センサ31−2は、1つのセンサによってKとYの2色のレーザビームの入射時のタイミングを検知し、その検知時に同期検知信号を出力する。
次に、Yについては、レーザユニット26Yのレーザダイオードから出射されたレーザビームは、シリンドリカルレンズ27Yを透過し、ポリゴンミラー20−1のミラー面に入射する。
入射したレーザビームを、ポリゴンミラー20−1によって感光体ドラム2Yの主走査方向に偏向させ、走査レンズ21−2を透過し、第1ミラー22Yによって反射し、WTLレンズ23Yに入射した後、第2ミラー24Y,第3ミラー25Kでそれぞれ反射し、光学ユニット1から出射して感光体ドラム2Y上に結像させる。
また、第2ミラー24Yで主走査方向の特定位置で反射したレーザビームを、同期検知反射ミラー29Yによって反射し、同期検知レンズ30−2を透過し、同期検知センサ31−2に入射する。同期検知センサ30−2では、入射時のタイミングを検知し、その検知時に同期検知信号を出力する。
入射したレーザビームを、ポリゴンミラー20−1によって感光体ドラム2Yの主走査方向に偏向させ、走査レンズ21−2を透過し、第1ミラー22Yによって反射し、WTLレンズ23Yに入射した後、第2ミラー24Y,第3ミラー25Kでそれぞれ反射し、光学ユニット1から出射して感光体ドラム2Y上に結像させる。
また、第2ミラー24Yで主走査方向の特定位置で反射したレーザビームを、同期検知反射ミラー29Yによって反射し、同期検知レンズ30−2を透過し、同期検知センサ31−2に入射する。同期検知センサ30−2では、入射時のタイミングを検知し、その検知時に同期検知信号を出力する。
次に、Cについては、レーザユニット26Cのレーザダイオードから出射されたレーザビームは、シリンドリカルレンズ27Cを透過し、ポリゴンミラー20−1のミラー面に入射する。
入射したレーザビームを、ポリゴンミラー20−1によって感光体ドラム2Cの主走査方向に偏向させ、走査レンズ21−1を透過し、第1ミラー22Cによって反射し、WTLレンズ23Cに入射した後、第2ミラー24C,第3ミラー25Cでそれぞれ反射し、光学ユニット1から出射して感光体ドラム2C上に結像させる。
また、第2ミラー24Cで主走査方向の特定位置で反射したレーザビームを、同期検知反射ミラー29Cによって反射し、同期検知レンズ30−1を透過し、同期検知センサ31−1に入射する。同期検知センサ31−1では、入射時のタイミングを検知し、その検知時に同期検知信号を出力する。
入射したレーザビームを、ポリゴンミラー20−1によって感光体ドラム2Cの主走査方向に偏向させ、走査レンズ21−1を透過し、第1ミラー22Cによって反射し、WTLレンズ23Cに入射した後、第2ミラー24C,第3ミラー25Cでそれぞれ反射し、光学ユニット1から出射して感光体ドラム2C上に結像させる。
また、第2ミラー24Cで主走査方向の特定位置で反射したレーザビームを、同期検知反射ミラー29Cによって反射し、同期検知レンズ30−1を透過し、同期検知センサ31−1に入射する。同期検知センサ31−1では、入射時のタイミングを検知し、その検知時に同期検知信号を出力する。
次に、Mについては、レーザユニット26Mのレーザダイオードから出射されたレーザビームは、シリンドリカルレンズ27Mを透過し、ポリゴンミラー20−2のミラー面に入射する。
入射したレーザビームを、ポリゴンミラー20−2によって感光体ドラム2Mの主走査方向に偏向させ、走査レンズ21−3を透過し、第1ミラー22Mによって反射し、WTLレンズ23Mに入射した後、第2ミラー24M,第3ミラー25Mでそれぞれ反射し、光学ユニット1から出射して感光体ドラム2M上に結像させる。
また、第2ミラー24Mで主走査方向の特定位置で反射したレーザビームを、同期検知反射ミラー32−1,29Mによって反射し、同期検知レンズ30−1を透過し、同期検知センサ31−1に入射する。同期検知センサ31−1では、入射時のタイミングを検知し、その検知時に同期検知信号を出力する。
入射したレーザビームを、ポリゴンミラー20−2によって感光体ドラム2Mの主走査方向に偏向させ、走査レンズ21−3を透過し、第1ミラー22Mによって反射し、WTLレンズ23Mに入射した後、第2ミラー24M,第3ミラー25Mでそれぞれ反射し、光学ユニット1から出射して感光体ドラム2M上に結像させる。
また、第2ミラー24Mで主走査方向の特定位置で反射したレーザビームを、同期検知反射ミラー32−1,29Mによって反射し、同期検知レンズ30−1を透過し、同期検知センサ31−1に入射する。同期検知センサ31−1では、入射時のタイミングを検知し、その検知時に同期検知信号を出力する。
次に、この実施形態の光学装置におけるKの光ビームの主走査倍率補正について説明する。その他のY,C,Mの各色の光ビームの主走査倍率補正については、Kと同じなのでその説明を省略する。
図5は、この実施形態の光学装置のKの光ビームの主走査倍率補正に係る主要部の構成を示すブロック図である。
書込みクロック生成部62,位相同期部63,LDドライバ64は、CPU,ROM及びRAMからなるマイクロコンピュータによって実現される機能部である。
レーザユニット(LDユニット)26Kから射出された光ビームは、ポリゴンミラー20−2のミラー面に入射し、その反射光がポリゴンミラー20−2の回転によって偏向される。
偏向された光ビームは、まず、感光体ドラム2Kの主走査線上の画像域外に配置された同期検知センサ31−2の位置に到達し、次に感光体ドラム2Kを経て、さらに主走査線上の画像領域外に配置された後端同期検知センサ61の位置に到達して、それぞれ受光される。
図5は、この実施形態の光学装置のKの光ビームの主走査倍率補正に係る主要部の構成を示すブロック図である。
書込みクロック生成部62,位相同期部63,LDドライバ64は、CPU,ROM及びRAMからなるマイクロコンピュータによって実現される機能部である。
レーザユニット(LDユニット)26Kから射出された光ビームは、ポリゴンミラー20−2のミラー面に入射し、その反射光がポリゴンミラー20−2の回転によって偏向される。
偏向された光ビームは、まず、感光体ドラム2Kの主走査線上の画像域外に配置された同期検知センサ31−2の位置に到達し、次に感光体ドラム2Kを経て、さらに主走査線上の画像領域外に配置された後端同期検知センサ61の位置に到達して、それぞれ受光される。
同期検知センサ31−2及び後端同期検知センサ61は、光ビームを受光するとそれぞれ同期検知信号DETP_N,EDETP_Nを、書込みクロック生成部62へ出力する。
書込みクロック生成部62は、位相同期部63から出力される書込みクロックCLKを計測クロックICLKとして入力し、同期検知信号DETP_N,EDETP_Nに基づいて、同期検知センサ31−2が光ビームを受光してから後端同期検知センサ61が光ビームを受光するまでの間の所定の計測クロックICLKのカウント数を計測し(その計測されたカウント数は、光ビームが同期検知センサ31−2から後端同期検知センサ61まで走査したときの「走査時間」に相当する)、その計測されたカウント数と後述する基準カウント数(「基準走査時間」に相当する)とを比較し、計測したカウント数が基準カウント数と一致、もしくは略一致するように書込みクロック(「発光制御用クロック」に相当する)の周波数を補正し、その補正後の書込みクロックの周波数に基づいて書込みクロックCLK0を生成して出力する。
書込みクロック生成部62は、位相同期部63から出力される書込みクロックCLKを計測クロックICLKとして入力し、同期検知信号DETP_N,EDETP_Nに基づいて、同期検知センサ31−2が光ビームを受光してから後端同期検知センサ61が光ビームを受光するまでの間の所定の計測クロックICLKのカウント数を計測し(その計測されたカウント数は、光ビームが同期検知センサ31−2から後端同期検知センサ61まで走査したときの「走査時間」に相当する)、その計測されたカウント数と後述する基準カウント数(「基準走査時間」に相当する)とを比較し、計測したカウント数が基準カウント数と一致、もしくは略一致するように書込みクロック(「発光制御用クロック」に相当する)の周波数を補正し、その補正後の書込みクロックの周波数に基づいて書込みクロックCLK0を生成して出力する。
このとき、書込みクロック生成部62は、書込みクロックCLK0として互いに位相の異なる複数のクロックを生成し、位相同期部63へ出力する。
この書込みクロック生成部62は、書込みクロックの生成によって主走査倍率(書込み倍率)を補正するため、倍率補正部と呼ぶ事もできる。
位相同期部63は、書込みクロック生成部62から出力された書込みクロックCLK0と、同期検知センサ31−2から出力された光ビームの1周期毎に得られる同期検知信号DETP_Nとを入力し、書込みクロックCLK0の互いに位相の異なる複数のクロックのうち、同期検知信号DETP_Nに最も位相の近いクロックを選択し、そのクロックを書込みクロックCLKとしてLDドライバ64へ出力する。
LDドライバ64は、書込みクロックCLKに同期させて、画像信号(画像データ)に基づいてレーザユニット26Kを発光して光ビームを出力させる。
この書込みクロック生成部62は、書込みクロックの生成によって主走査倍率(書込み倍率)を補正するため、倍率補正部と呼ぶ事もできる。
位相同期部63は、書込みクロック生成部62から出力された書込みクロックCLK0と、同期検知センサ31−2から出力された光ビームの1周期毎に得られる同期検知信号DETP_Nとを入力し、書込みクロックCLK0の互いに位相の異なる複数のクロックのうち、同期検知信号DETP_Nに最も位相の近いクロックを選択し、そのクロックを書込みクロックCLKとしてLDドライバ64へ出力する。
LDドライバ64は、書込みクロックCLKに同期させて、画像信号(画像データ)に基づいてレーザユニット26Kを発光して光ビームを出力させる。
図6は、図5に示す書込みクロック生成部62の内部構成を示すブロック図である。
図7は、図6に示す書込みクロック生成部62の内部の各部による書込みクロック生成処理を示すフローチャート図である。
図6に示すように、書込みクロック生成部62は、カウンタ71と、制御部72と、クロック生成部73を備えている。
図7に示すように、ステップ(図中「S」で示す)1で、カウンタ71は、同期検知信号DETP_Nの入力から同期検知信号EDETP_Nの入力までの計測用クロックのカウント数Nを制御部72へ出力する。
すなわち、カウンタ71は、同期検知センサ31−2からの同期検知信号DETP_Nを入力すると、それまでのカウント数をクリアし、位相同期部63から入力される計測用クロックICLKのカウントを開始し、後端同期検知センサ61からの同期検知信号EDETP_Nを入力すると、それまでにカウントしたカウント数を制御部72へ出力する。
図7は、図6に示す書込みクロック生成部62の内部の各部による書込みクロック生成処理を示すフローチャート図である。
図6に示すように、書込みクロック生成部62は、カウンタ71と、制御部72と、クロック生成部73を備えている。
図7に示すように、ステップ(図中「S」で示す)1で、カウンタ71は、同期検知信号DETP_Nの入力から同期検知信号EDETP_Nの入力までの計測用クロックのカウント数Nを制御部72へ出力する。
すなわち、カウンタ71は、同期検知センサ31−2からの同期検知信号DETP_Nを入力すると、それまでのカウント数をクリアし、位相同期部63から入力される計測用クロックICLKのカウントを開始し、後端同期検知センサ61からの同期検知信号EDETP_Nを入力すると、それまでにカウントしたカウント数を制御部72へ出力する。
ここで、カウンタ71から出力されるカウント数Nは、同期検知センサ31−2と後端同期検知センサ61との間の光ビームの走査時間に相当する。
上記計測用クロックICLKには、位相同期部63の出力する書込みクロックCLKを用いる事が望ましい。
これは、主走査倍率補正のための光ビームの同期検知センサ31−2から後端同期検知センサ61までのカウント数の測定では、主走査の周期に同期した信号によってカウンタ71のリセットなどを行うため、カウンタ71に入力される計測用クロックICLKに主走査の同期検知信号に略同期した書込みクロックを用いる事によって、同期検知センサ31−2と後端同期検知センサ61の出力する同期検知信号とクロックとの位相ずれによるカウントミスを低減でき、同期検知センサ31−2から後端同期検知センサ61までのカウント数のカウントを高精度に行うことができるためである。
ステップ2では、制御部72が、カウント数Nと基準カウント数N0に基づいて、書込クロック周波数を補正する周波数f′=f×N0/Nを求め、クロック生成部73へ出力する。
上記計測用クロックICLKには、位相同期部63の出力する書込みクロックCLKを用いる事が望ましい。
これは、主走査倍率補正のための光ビームの同期検知センサ31−2から後端同期検知センサ61までのカウント数の測定では、主走査の周期に同期した信号によってカウンタ71のリセットなどを行うため、カウンタ71に入力される計測用クロックICLKに主走査の同期検知信号に略同期した書込みクロックを用いる事によって、同期検知センサ31−2と後端同期検知センサ61の出力する同期検知信号とクロックとの位相ずれによるカウントミスを低減でき、同期検知センサ31−2から後端同期検知センサ61までのカウント数のカウントを高精度に行うことができるためである。
ステップ2では、制御部72が、カウント数Nと基準カウント数N0に基づいて、書込クロック周波数を補正する周波数f′=f×N0/Nを求め、クロック生成部73へ出力する。
上記基準カウント数N0は、予め書込みクロック周波数の調整を行った際に計測したカウント数を用い、またその時に用いる計測用クロックは、書込みクロック周波数を補正した際に設定した周波数を有する書き込みクロックにすることが望ましい。
また、書き込みクロック生成部62における周波数制御の基準となる基準カウント数は、少なくとも同期検知センサから後端同期検知センサまでの間隔、及びポリゴンミラー、走査レンズなどの光学系の光学特性のバラツキや、経時での変形などによる間隔の変化が無視できないため、初期的に補正を行った際に計測したカウント数とすることにより、光学特性の装置間でのバラツキの影響を回避して、高精度な倍率補正を行うことができる。
また、書き込みクロック生成部62における周波数制御の基準となる基準カウント数は、少なくとも同期検知センサから後端同期検知センサまでの間隔、及びポリゴンミラー、走査レンズなどの光学系の光学特性のバラツキや、経時での変形などによる間隔の変化が無視できないため、初期的に補正を行った際に計測したカウント数とすることにより、光学特性の装置間でのバラツキの影響を回避して、高精度な倍率補正を行うことができる。
すなわち、制御部72は、計測されたカウント数Nと、予め計測してある基準カウント数N0とに基づいて書き込みクロック周波数を補正する。
その補正後の周波数を決定する方法の一例としては、補正前の書込みクロック周波数をfとし、補正後の書込みクロック周波数をf′とすると、次の数1に基づく演算処理で求めることができる。
その補正後の周波数を決定する方法の一例としては、補正前の書込みクロック周波数をfとし、補正後の書込みクロック周波数をf′とすると、次の数1に基づく演算処理で求めることができる。
(数1)
f′=f×N0/N
f′=f×N0/N
これにより、同期検知センサ31−2から後端同期検知センサ61間でのカウント数Nが、基準カウント数N0と略一致する周波数を算出することができる。
ステップ3では、クロック生成部73が、周波数f′に基づいて書込クロック信号CLK0を生成して位相同期部63へ出力する。
すなわち、クロック生成部73は、制御部72から出力されたデータに応じた周波数を有するクロックCLK0を生成して出力する。
このようにして、Y,C,Mの各色の光ビームについても主走査倍率補正を行う。
ステップ3では、クロック生成部73が、周波数f′に基づいて書込クロック信号CLK0を生成して位相同期部63へ出力する。
すなわち、クロック生成部73は、制御部72から出力されたデータに応じた周波数を有するクロックCLK0を生成して出力する。
このようにして、Y,C,Mの各色の光ビームについても主走査倍率補正を行う。
上記クロックCLK0の生成には、主にPLL回路が用いられるが、PLL回路によって生成できるクロック周波数は離散的であるため、必ずしも望みの周波数を有するクロックが生成できるとは限らない。
そこで、書込みクロックの位相を書込みクロック1周期の1/n単位(nは2以上の整数)で主走査方向の1箇所または複数箇所で可変する制御(位相可変制御)により、PLL回路によって生成されたクロックを微調整する事で、望みの周波数を持つ書込みクロックを生成する。
上記位相可変制御によるクロック周波数の微調整量は、目標周波数によって決まるため、表1に示すように、書込みクロック周波数毎に、位相可変制御を行える領域の位相可変量(補正量)をリストとして予め記憶しておくとよい。
そこで、書込みクロックの位相を書込みクロック1周期の1/n単位(nは2以上の整数)で主走査方向の1箇所または複数箇所で可変する制御(位相可変制御)により、PLL回路によって生成されたクロックを微調整する事で、望みの周波数を持つ書込みクロックを生成する。
上記位相可変制御によるクロック周波数の微調整量は、目標周波数によって決まるため、表1に示すように、書込みクロック周波数毎に、位相可変制御を行える領域の位相可変量(補正量)をリストとして予め記憶しておくとよい。
ここで、PLL回路と位相可変制御を用いて書込みクロックを生成する場合、図8に示すように、主走査期間の中で位相可変制御を適用できる位相可変制御適用可能領域(位相可変を行える領域)と、適用できない領域(図中斜線を施した部分)があるとき、カウンタ71が、位相可変制御適用可能領域では、PLL回路と位相可変制御によって生成された書込みクロック周波数:fpdによって同期検知センサによる同期検知信号DETP_Nの入力があってから、後端同期検知センサによる同期検知信号EDETP_Nの入力までの計測用クロックのカウントを実行し、位相可変制御を適用できない領域(位相可変を行えない領域、適用範囲外領域)では、PLL回路のみによって生成された書込みクロック周波数:fpによって動作するようにすると、カウンタ71では、位相可変制御適用可能領域と適用範囲外領域とで異なる周波数のクロックでカウントしなければならなくなり、主走査倍率補正を精密に行えなくなる。
そこで、この実施形態の光学装置では、次の実施例1〜3のいずれかの処理によって主走査倍率補正を正確に行うことができる。
そこで、この実施形態の光学装置では、次の実施例1〜3のいずれかの処理によって主走査倍率補正を正確に行うことができる。
〔実施例1〕
制御部72は、表2に示すようなフォーマットで、各書込みクロック周波数毎に上記適用範囲外領域に本来設定すべき設定値である、位相可変制御の適用範囲外領域に対する位相可変量DN′を対応させたリストを予め記憶しておく。上記位相可変量DN′は、予め求めた理想補正量である。
制御部72は、表2に示すようなフォーマットで、各書込みクロック周波数毎に上記適用範囲外領域に本来設定すべき設定値である、位相可変制御の適用範囲外領域に対する位相可変量DN′を対応させたリストを予め記憶しておく。上記位相可変量DN′は、予め求めた理想補正量である。
制御部72は、上述した計測によって得られたカウント数Nに対して、その計測時の書込みクロック周波数がfnだった場合、表2に示すリストを参照し、書込みクロック周波数fnに対応する位相可変制御の適用範囲外領域に対する位相可変量DNn′を読み出し、その位相可変量DNn′に基づいてカウント数Nの補正を行う。
補正後のカウント数をN′、位相可変量DNn′をカウント数に換算するための係数をαとすると、次の数2の演算処理によって補正後のカウント数N′を得られる。
補正後のカウント数をN′、位相可変量DNn′をカウント数に換算するための係数をαとすると、次の数2の演算処理によって補正後のカウント数N′を得られる。
(数2)
N′=N+α×DNn′
N′=N+α×DNn′
そして、補正後のカウント数N′を、上記数1の演算処理に用いることにより、同期検知信号DETP_Nから同期検知信号EDETP_Nまでの走査時間をほぼ同じ周波数のクロックに基づいてカウントした場合のカウント数を得られるので、その補正後のカウント数に基づいて求めた書込みクロック周波数によって主走査倍率補正を正確に行える。
補正後の書込みクロック周波数は、例えば、N=20000[1/16dot]、DN′n=10[1/4dot]、α=4、fn=50.0[MHz]、N0=20200[1/16dot]とすると、次の数3に基づく演算で求めることができる。
補正後の書込みクロック周波数は、例えば、N=20000[1/16dot]、DN′n=10[1/4dot]、α=4、fn=50.0[MHz]、N0=20200[1/16dot]とすると、次の数3に基づく演算で求めることができる。
(数3)
f′=fn×N0/N
=f×N0/(N+α×DNn′)
=50.0×20200/(20000+4×10)
=50.3992[MHz]
この実施例1ではDN′を位相可変量として扱ったが、予めαを考慮に入れた値をDN′として記憶しておいても良い。
f′=fn×N0/N
=f×N0/(N+α×DNn′)
=50.0×20200/(20000+4×10)
=50.3992[MHz]
この実施例1ではDN′を位相可変量として扱ったが、予めαを考慮に入れた値をDN′として記憶しておいても良い。
〔実施例2〕
制御部72は、表1に示した、各書込みクロック周波数毎の位相可変制御を行える領域の位相可変量(補正量)DNnのリストを予め記憶することにより、その位相可変量DNnを用いて、上述した計測によって得られたカウント数Nから、位相可変制御を適用できない領域に本来設定するべき位相可変量を算出する。
その位相可変量は、位相可変制御を適用できる領域を光ビームが走査する時間に比例するので、位相可変制御を適用できる領域の走査時間をT1、位相可変制御を適用できない領域の走査時間をT2とすると、上記主走査期間内で、位相可変制御を適用できない領域に設定するべき位相可変量は、DNn×T2/T1によって算出することができる。
制御部72は、表1に示した、各書込みクロック周波数毎の位相可変制御を行える領域の位相可変量(補正量)DNnのリストを予め記憶することにより、その位相可変量DNnを用いて、上述した計測によって得られたカウント数Nから、位相可変制御を適用できない領域に本来設定するべき位相可変量を算出する。
その位相可変量は、位相可変制御を適用できる領域を光ビームが走査する時間に比例するので、位相可変制御を適用できる領域の走査時間をT1、位相可変制御を適用できない領域の走査時間をT2とすると、上記主走査期間内で、位相可変制御を適用できない領域に設定するべき位相可変量は、DNn×T2/T1によって算出することができる。
そして、カウンタ71が、同期検知信号DETP_NとEDETP_N間でカウントして得られたカウント数Nに対して、計測時の書込みクロック周波数がfnだった場合、カウント数Nに対して上記DNn×T2/T1の計算値を加える事で、カウント数Nの補正を行う。
すなわち、補正後のカウント数N′は、位相可変量をカウント値に換算するための係数をαとすると、次の数4に基づく演算で求めることができる。
すなわち、補正後のカウント数N′は、位相可変量をカウント値に換算するための係数をαとすると、次の数4に基づく演算で求めることができる。
(数4)
N′=N+α×DNn×T2/T1
N′=N+α×DNn×T2/T1
そして、補正後のカウント数N′を、上記数1の演算処理に用いることにより、同期検知信号DETP_Nから同期検知信号EDETP_Nまでの走査時間をほぼ同じ周波数のクロックに基づいてカウントした場合のカウント数を得られるので、その補正後のカウント数に基づいて求めた書込みクロック周波数によって主走査倍率補正を正確に行える。
補正後の書込みクロック周波数は、例えば、N=20000[1/16dot]、DNn=200[1/4dot]、α=4、fn=50.0[MHz]、N0=20200[1/16dot]、T1=300[μs]、T2=30[μs]とすると、次の数5に基づく演算で求めることができる。
補正後の書込みクロック周波数は、例えば、N=20000[1/16dot]、DNn=200[1/4dot]、α=4、fn=50.0[MHz]、N0=20200[1/16dot]、T1=300[μs]、T2=30[μs]とすると、次の数5に基づく演算で求めることができる。
(数5)
f′=fn×N0/N
=f×N0/(N+α×DNn×T2/T1)
=50.0×20200/(20000+4×200×30/300)
=50.2988[MHz]
f′=fn×N0/N
=f×N0/(N+α×DNn×T2/T1)
=50.0×20200/(20000+4×200×30/300)
=50.2988[MHz]
〔実施例3〕
制御部72は、位相可変制御を適用できる領域の書込みクロック周波数fpdと、位相可変制御を適用できない領域の書込みクロック周波数fpとの差より、上記計測における計測値誤差を算出し、その計測値誤差を補正量として、カウント数Nを補正する。
書き込みクロック周波数の差と、位相可変制御を適用できない領域の走査時間T2を用いると、カウンタ71は書込みクロックをカウントするカウンタなので、計測誤差は、T2×(fpd−fp)によって計算できる。
したがって、計測誤差補正前のカウント数をNとすると、計測誤差補正後のカウント数N′は、次の数6の演算処理で求められる。
制御部72は、位相可変制御を適用できる領域の書込みクロック周波数fpdと、位相可変制御を適用できない領域の書込みクロック周波数fpとの差より、上記計測における計測値誤差を算出し、その計測値誤差を補正量として、カウント数Nを補正する。
書き込みクロック周波数の差と、位相可変制御を適用できない領域の走査時間T2を用いると、カウンタ71は書込みクロックをカウントするカウンタなので、計測誤差は、T2×(fpd−fp)によって計算できる。
したがって、計測誤差補正前のカウント数をNとすると、計測誤差補正後のカウント数N′は、次の数6の演算処理で求められる。
(数6)
N′=N+T2×(fpd−fp)
N′=N+T2×(fpd−fp)
そして、補正後のカウント数N′を、上記数1の演算処理に用いることにより、同期検知信号DETP_Nから同期検知信号EDETP_Nまでの走査時間をほぼ同じ周波数のクロックに基づいてカウントした場合のカウント数を得られるので、その補正後のカウント数に基づいて求めた書込みクロック周波数によって主走査倍率補正を正確に行える。
補正後の書込みクロック周波数は、例えば、N=20000[1/16dot]、DNn=200[1/4dot]、β=16、N0=20200[1/16dot]、T2=30[μs]、fpd=50.0[MHz]、fp=49.0[MHz]とすると、次の数7に基づく演算で求めることができる。
なお、βはクロック数をカウント値に換算するための係数である。
補正後の書込みクロック周波数は、例えば、N=20000[1/16dot]、DNn=200[1/4dot]、β=16、N0=20200[1/16dot]、T2=30[μs]、fpd=50.0[MHz]、fp=49.0[MHz]とすると、次の数7に基づく演算で求めることができる。
なお、βはクロック数をカウント値に換算するための係数である。
(数7)
f′=fpd×N0/N
=f×N0/(N+β×T2×(fpd−fp))
=50.0×20200/(20000+16×30×10−6×(50.0−49.9)×106)
=50.2988[MHz]
f′=fpd×N0/N
=f×N0/(N+β×T2×(fpd−fp))
=50.0×20200/(20000+16×30×10−6×(50.0−49.9)×106)
=50.2988[MHz]
上述の説明では、この実施形態の光学装置におけるKの光ビームの主走査倍率補正について説明したが、その他のY,C,Mの各色の光ビームの主走査倍率補正についても、Kと同じように実施する。つまり、Yについては、上述の同期検知センサ31−2から後端同期検知センサ61までビームが走査する間のクロック数をカウントし、上述のKの場合と同様の構成部を用いて補正を実施する。また、CとMについては、同期検知センサ31−1から上記各図では図示を省略したが、感光体ドラム2Cと2Mに対する主走査方向に走査した光ビームの反射光を検知するための後端同期検知センサを設けており、CとMについて、図5に示した各部に対応する機能部を用いて、上述と同じように補正処理を実施する。
この実施例の光学装置によれば、走査領域全域に対して位相可変制御を適用できない場合においても、位相可変制御が適用できない領域に本来設定すべき位相可変量を2点間計測値に換算して補正を行うため、主走査倍率補正を精密に行うことができる。
この実施例の光学装置は、レーザダイオードなどを発光源として使用し、感光体ドラム面上にレーザビームを照射させて静電潜像を形成する書込み制御を行う単色のモノクロ画像形成装置だけでなく複数の色のカラー画像形成装置にも使用することができる。
この実施例の光学装置は、レーザダイオードなどを発光源として使用し、感光体ドラム面上にレーザビームを照射させて静電潜像を形成する書込み制御を行う単色のモノクロ画像形成装置だけでなく複数の色のカラー画像形成装置にも使用することができる。
この発明による光学装置と画像形成装置は、プリンタ、複写機、ファクシミリ装置、それらの複合機を含む画像形成装置全般に適用することができる。
1:光学ユニット 2K,2Y,2C,2M:感光体ドラム 3:中間転写ベルト 4a〜4c:中間転写ローラ 5K,5Y,5C,5M:現像装置 6:中間転写ベルトクリーニング装置 7:転写ローラ 8:給紙レジストセンサ 9:定着装置 10:排紙ローラ 11:給紙装置 12:レジストローラ 13:搬送ベルト 14:搬送ローラ 20−1,20−2:ポリゴンミラー 20−3:ポリゴンモータ 21−1〜21−4:走査レンズ 22K,22Y,22C,22M:第1ミラー 23K,23Y,23C,23M:WTLレンズ 24K,24Y,24C,24M:第2ミラー 25K,25Y,25C,25M:第3ミラー 26K,26Y,26C,26M:レーザユニット 27K,27Y,27C,27M:シリンドリカルレンズ 28−1,28−2:反射ミラー 29K,29Y,29C,29M,32−1,32−2:同期検知反射ミラー 30−1,30−2:同期検知レンズ 31−1,31−2:同期検知センサ
Claims (5)
- 画像データに基づいて光ビームを発光する発光手段と、
該発光手段によって発光された光ビームを主走査方向に偏向する偏向手段と、
該偏向手段によって偏向された光ビームを前記主走査線上の両端位置でそれぞれ検知する複数の光ビーム検知手段と、
前記発光手段に対して光ビームを発光させるための発光制御用クロックを生成する発光制御用クロック生成手段と、
該発光制御用クロック生成手段によって生成された発光制御用クロックの位相を発光制御用クロック1周期の1/n単位(nは2以上の整数)で前記主走査方向の1箇所又は複数箇所で可変する位相可変手段と、
該発光制御用クロック生成手段によって生成された発光制御用クロックに基づいて前記複数の光ビーム検知手段のうちの一方が光ビームを検知してからもう一方が光ビームを検知するまでの走査時間を計測する計測手段と、
該計測手段によって計測した走査時間が基準走査時間に一致あるいは略一致するように前記発光制御用クロックの周波数を補正する周波数補正手段とを有し、
前記計測手段によって走査時間を計測する走査領域内で、前記位相可変手段による位相の可変を行えない領域では、前記計測手段によって計測した走査時間を補正する補正手段を設けたことを特徴とする光学装置。 - 前記補正手段は、前記位相可変手段による位相の可変を行えない領域に設定すべき位相可変量を予め記憶し、該記憶した位相可変量に基づいて前記走査時間を補正する手段であることを特徴とする請求項1記載の光学装置。
- 前記補正手段は、前記位相可変手段による位相の可変を行えない領域に設定すべき位相可変量を、前記位相可変手段による位相の可変を行える領域に設定する位相可変量から求め、該求めた位相可変量に基づいて前記走査時間を補正する手段であることを特徴とする請求項1記載の光学装置。
- 前記補正手段は、前記位相可変手段による位相の可変を行える領域での書込みクロックの周波数と、前記位相可変手段による位相の可変を行えない領域での書込みクロックの周波数とに基づいて補正量を求め、該求めた補正量によって前記走査時間を補正する手段であることを特徴とする請求項1記載の光学装置。
- 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の光学装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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