JP7361552B2 - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置等に使用される光走査装置、及び画像形成装置に関するものである。
画像形成装置に用いられる光走査装置では、ポリゴンミラー(回転多面鏡)の回転制御に、ポリゴンミラーを一定速度で回転させるための回転制御を行う回転制御回路と、ポリゴンミラーの回転位相を制御する位相制御回路とが併用されることがある。例えば、複数の像担持体に対応して複数のポリゴンミラーが設けられている場合、ポリゴンミラーごとに、このような回転制御回路及び位相制御回路が併用される。この場合、各位相制御回路では、一般的に、全てのポリゴンミラーに対して共通の位相基準信号を基準として各ポリゴンミラーの位相制御がそれぞれ独立して行われる(例えば、特許文献1)。
特開2003-127456号公報
しかしながら、複数のポリゴンミラーの回転制御を行う場合に、ポリゴンミラーごとに独立して位相制御を行うと、ポリゴンミラーの回転位相が目標位相に収束するまでに長い時間を要する場合がある。その結果、画像形成装置において最初のページの出力が行われるまでに要する時間(FPOT:First Page Out Time)が長くなりうる。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、光走査装置において複数のポリゴンミラーの位相制御に必要となる時間を短縮する技術を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る光走査装置は、光ビームが照射され、当該光ビームが第1像担持体の表面を走査するように当該光ビームを偏向する第1回転多面鏡と、前記第1回転多面鏡により偏向された光ビームの走査路上に設けられ、当該光ビームが入射すると第1検出信号を出力する第1センサと、前記第1センサから出力される前記第1検出信号の周期が目標周期に近づくように、前記第1回転多面鏡の回転を制御する第1回転制御部と、前記第1回転多面鏡の位相を制御する第1位相制御部と、光ビームが照射され、当該光ビームが第2像担持体の表面を走査するように当該光ビームを偏向する第2回転多面鏡と、前記第2回転多面鏡により偏向された光ビームの走査路上に設けられ、当該光ビームが入射すると第2検出信号を出力する第2センサと、前記第2センサから出力される前記第2検出信号の周期が目標周期に近づくように、前記第2回転多面鏡の回転を制御する第2回転制御部と、前記第2回転多面鏡の位相を制御する第2位相制御部と、予め決められた周期で位相基準信号を生成する基準信号生成部と、前記第1回転制御部による回転制御が完了した後に、前記第1センサから出力される前記第1検出信号と前記基準信号生成部から出力される前記位相基準信号との時間差を計測する時間差計測部と、前記時間差計測部により計測された時間差に基づいて、前記第1回転多面鏡の目標位相である第1目標位相を設定するとともに、前記第2回転多面鏡の目標位相である第2目標位相を、前記第1目標位相と前記第2目標位相との位相差が前記第1目標位相を基準とした目標位相差と等しくなるように設定する設定手段と、を有し、前記第1位相制御部は、前記第1センサから出力される前記第1検出信号と、前記設定手段により設定された前記第1目標位相との位相差がゼロに近づくように、前記第1回転多面鏡の位相を制御し、前記第2位相制御部は、前記第1位相制御部による位相制御が完了し、かつ、前記第2回転制御部による回転制御が完了した後に、前記第2センサから出力される前記第2検出信号と、前記設定手段により設定された前記第2目標位相との位相差がゼロに近づくように、前記第2回転多面鏡の位相を制御し、前記設定手段は、前記第1回転多面鏡により偏向される光ビームによる前記第1像担持体の露光の開始タイミングから、前記第2回転多面鏡により偏向される光ビームによる前記第2像担持体の露光の開始タイミングまでの遅延時間内に、前記第2位相制御部による位相制御が完了するように、前記第1目標位相及び前記第2目標位相を設定することを特徴とする。
本発明によれば、光走査装置において複数のポリゴンミラーの位相制御に必要となる時間を短縮することが可能になり、それによりFPOTを短縮できる。
エンジンコントローラによって実行される制御手順を示すフローチャート。 レーザプリンタの構成例を示す断面図。 スキャナユニットの構成例を示す斜視図。 色ずれ補正の例を示す図。 スキャナユニットの制御構成例を示すブロック図。 位相制御部に関連する信号のタイミングチャート。 エンジンコントローラによって実行される制御手順を示すフローチャート(第2実施形態)。 位相制御部に関連する信号のタイミングチャート(第2実施形態)。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一又は同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
[第1実施形態]
第1実施形態では、最初に感光ドラムに静電潜像を形成するスキャナユニットのポリゴンミラーの位相制御を基準として、他のスキャナユニットのポリゴンミラーの位相制御が行われる例について説明する。以下では図1乃至図6を参照して第1実施形態について説明する。
<画像形成装置>
図2は、本実施形態に係る画像形成装置であるレーザプリンタ201のハードウェア構成例を示す断面図である。レーザプリンタ201は、汎用インターフェース215を介してPC等の外部装置202と通信可能に接続されている。レーザプリンタ201は、ビデオコントローラ203、エンジンコントローラ204、及びスキャナユニット205,206を備えている。
レーザプリンタ201は、4ドラム方式であり、Y(イエロー)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(BK)の4色のトナーを用いて4色のトナー画像を形成し、それらを重ね合わることでカラー画像を形成する、カラーレーザプリンタである。レーザプリンタ201は、4色のトナー画像を形成するために、Y、M、C及びBKのトナー画像をそれぞれ形成する4つの画像形成部を備えている。4つの画像形成部は、それぞれ、Y、M、C及びBKのトナー(現像剤)を格納したトナーカートリッジ207~210と、各トナー色に対応する感光ドラム301~304、帯電ローラ305~308及び現像器309~312とを備えている。感光ドラム301~304は、像担持体として機能する感光体の一例である。
スキャナユニット205は、Y画像及びM画像の形成に用いられ、スキャナユニット206は、C画像及びBK画像の形成に用いられる。このため、スキャナユニット205は、Y画像及びM画像を形成するための画像形成部の一部を構成し、スキャナユニット206は、C画像及びBK画像を形成するための画像形成部の一部を構成している。
スキャナユニット205は、感光ドラム301,302の露光用の光ビームとして、レーザによる光ビーム(レーザビーム)を発生させるレーザ光源(図3のLD401,402)と、ポリゴンミラー(以下では「PM」とも表記する。)213とを備えている。スキャナユニット205は、感光ドラム301,302にレーザビームを照射する。本実施形態において、PM213は、光ビームが照射され、当該光ビームが感光ドラム301(第1像担持体)の表面を走査するように当該光ビームを偏向する第1回転多面鏡の一例である。
スキャナユニット206は、感光ドラム303,304の露光用の光ビームとしてレーザビームを発生させるレーザ光源と、PM214とを備えている。スキャナユニット206は、感光ドラム303,304にレーザビームを照射する。本実施形態において、PM214は、光ビームが照射され、当該光ビームが感光ドラム302(第2像担持体)の表面を走査するように当該光ビームを偏向する第2回転多面鏡の一例である。
外部装置202から汎用インターフェース215を介してレーザプリンタ201にプリント開始指示が行われると、エンジンコントローラ204は、プリント開始指示に従って画像形成を行うように各画像形成部を制御する。各画像形成部では、以下のような動作が行われる。帯電ローラ305~308は、感光ドラム301~304の表面を一様に帯電させる。その後、スキャナユニット205,206は、感光ドラム301~304の表面を、ビデオコントローラ203から出力される画像信号に基づくレーザビームで露光することで、感光ドラム301~304に静電潜像を形成する。
次に、現像器309~312は、対応する感光ドラム301~304に形成されている静電潜像を、対応するトナーカートリッジ207~310に格納されているトナーで現像(可視化)する。これにより、感光ドラム301~304上に各色のトナー画像が形成される。感光ドラム301~304上に形成されたトナー画像は、順に、中間転写ベルト211に重ね合わせて転写される。これにより、中間転写ベルト211上に形成されたカラー画像が形成される。
中間転写ベルト211上に形成されたカラー画像は、転写ローラ315によって記録紙に転写される。具体的には、カセット313内の記録紙は、給紙ローラ314により搬送路に給紙される。その後、搬送路を搬送されてきた記録紙に対して、転写ローラ315によって中間転写ベルト211からカラー画像が転写される。カラー画像が転写された記録紙は、定着器316へ搬送される。定着器316は、カラー画像を記録紙に定着させる。その後、記録紙は排紙トレイ317に排出される。
レーザプリンタ201は、中間転写ベルト211上に形成された色ずれ検知用パターンの読み取りに用いられるレジスト検知センサ212を備えている。レジスト検知センサ212は、光源から色ずれ検知用パターンに対して光源から照射された光の反射光を受光する受光センサを含む。中間転写ベルト211上に形成された色ずれ検知用パターンがレジスト検知センサ212の検知領域を通過する際の、レジスト検知センサ212(受光センサ)の出力信号の時間的な強度変化が、色ずれ情報として取得される。この色ずれ情報は、後述する色ずれ補正に使用される。
<スキャナユニットの構成>
図3は、本実施形態に係るスキャナユニット205、206の構成例を示す斜視図である。スキャナユニット205,206は同一の構成を有する。以下ではスキャナユニット205について説明するが、スキャナユニット206についても同様である。
スキャナユニット205は、半導体レーザであるLD(レーザダイオード)401,402を備えている。LD401,402は、それぞれ、感光ドラム301,302の露光用の光源として用いられる。
LD401から出力されるレーザビームは、PM213の反射面で反射し、反射ミラー403で更に反射することで、感光ドラム301の表面に照射される。LD402から出力されるレーザビームは、PM213の複数の反射面のうち、LD401から出力されるレーザビームが照射されていない反射面に照射され、当該反射面で反射し、反射ミラー404で更に反射することで、感光ドラム302の表面に照射される。なお、本実施形態では、LD401,402は、レーザビーム(光ビーム)をそれぞれ出力する複数の発光点(発光素子)で構成され、複数のレーザビームを同時に出力可能なレーザ光源である。
BD(ビームディテクト)センサ405は、主走査同期センサとして用いられる光センサである。BDセンサ405は、LD402から出力されるレーザビームの走査路上に配置されており、レーザビームが入射すると、レーザビームの検出を示す検出信号としてBD信号を出力する。BD信号は、後述するPM制御部501,511(図5)におけるPM213,214の回転制御(より具体的には、PM213,214をそれぞれ駆動するポリゴンモータ(スキャナモータ)の回転制御)に使用される。また、BD信号は、ビデオコントローラ203における主走査方向の書き出しタイミングの制御にも使用される。
<色ずれ補正>
図4は、本実施形態に係るレーザプリンタ201において行われる色ずれ補正の例を示す図である。本例では、LD401(402)から4本のレーザビームが出力され、PM213(214)の各反射面を用いて、当該4本のレーザビームにより感光ドラム301(302)の走査が行われる場合について説明する。この4本のレーザビームによる走査は、感光ドラム301(302)上で異なる4つのライン(副走査方向における4画素分に対応する、副走査方向において並列の4つの主走査ライン)に対して並列に行われる。なお、Y、M、C及びBK画像用の画像形成部は全て同一の構成を有しているため、以下ではY画像用の画像形成部について説明するが、M、C及びBK画像用の画像形成部についても同様である。
図4(A)は、スキャナユニット205(BDセンサ405)から得られるBD信号に従って(同期して)、感光ドラム301の露光が行われた状態を示している。ビデオコントローラ203は、エンジンコントローラ204からの副走査方向の書き出し信号を基準として、副走査方向の書き出しタイミングを決定し、画像信号を生成する。より具体的には、ビデオコントローラ203は、副走査方向の書き出し信号の受信後、BD信号を1回受信するまでの間に、副走査方向に4ライン分の画像信号を生成する。その後、BD信号の受信タイミングを基準として、生成された4ライン分の画像信号に基づいて、各ラインに対応するレーザビームが感光ドラム301に照射され、感光ドラム301に静電潜像が形成される。このように、BD信号の受信タイミングを基準として、各ラインの主走査方向の書き出しタイミングが制御される。
図4(B)は、後述する位相制御部503(図5)によってPM213の回転位相が変更されることで、副走査方向の書き出しタイミングが補正された状態を示している。PM213の回転位相は、後述するように、BD信号に基づいて位相制御部503により制御される。図4(B)では、スキャナユニット205(BDセンサ405)から受信されるBD信号が、破線で表されたBD信号から、実線で表されたBD信号に変化するように、PM213の回転位相が変更された例を示している。このように、PM213の回転位相の制御(位相制御)によりBD信号の受信タイミングを遅らせることで、副走査方向の書き出しタイミングを遅らせることが可能である。逆に、BD信号の受信タイミングを早めることにより、副走査方向の書き出しタイミングを早めることが可能である。このような制御により、副走査方向の書き出し位置を、副走査方向における1画素未満の単位で補正することが可能である。
図4(C)は、色ずれ補正のために、副走査方向の書き出しタイミングを1画素分(1ライン分)遅らせた状態を示している。ビデオコントローラ203は、画像データを補正して、副走査方向の書き出しタイミングが遅れる方向に、当該画像データを1ライン分シフトさせている。このように、画像データに基づくLD401(402)の発光タイミングを1ライン単位で調整することにより、副走査方向の書き出し位置を1画素単位で補正することが可能である。
<スキャナユニットの制御構成>
図5は、本実施形態に係るスキャナユニット205,206の制御構成例を示すブロック図である。なお、図5において破線で示す部分は、第2実施形態で追加される部分である。図5に示すように、レーザプリンタ201は、スキャナユニット205,206の制御構成として、PM制御部501,511、時間差計測部507、及び基準信号生成部520を備えている。PM制御部501はスキャナユニット205(PM213)を制御するよう構成され、PM制御部511はスキャナユニット206(PM214)を制御するよう構成されている。
PM制御部501は、回転制御部502及び位相制御部503を備えている。PM制御部501は、スキャナユニット205のBDセンサ405から出力されるBD信号504を受信し、BD信号504に基づいて、回転制御信号505及び位相制御信号506を用いてPM213の回転制御及び位相制御を行う。なお、本実施形態において、BDセンサ405は、PM213(第1回転多面鏡)により偏向された光ビームの走査路上に設けられ、当該光ビームが入射すると第1BD信号(第1検出信号)を出力する第1検出手段の一例として機能する。
回転制御部502は、BD信号504を用いて、PM213の回転数に相当するBD信号の周期(BD周期)を計測し、BD周期が目標周期に近づくように回転制御信号505を生成する。回転制御部502は、目標周期よりBD周期が大きい場合には加速し、目標周期よりBD周期が小さい場合には減速するように、PM213の回転数を目標の回転数に収束させるための速度制御を行う。
上記の例では、PM213の回転数を計測する手法として、BD周期を用いる手法を示したが、BD信号の信号幅を用いる手法によりPM213の回転数が計測されてもよい。また、PM213を回転させる駆動モータに、磁気パターンを検出する検出素子を設け、当該検出素子から得られるFG信号を用いて回転数が計測されてもよい。
位相制御部503は、基準信号生成部520により生成された位相基準信号521と、BD信号504とを用いて、PM213の回転位相の制御(位相制御)用の位相制御信号506を生成する。位相制御部503の動作については後述する。なお、本実施形態において、位相制御部503は、BDセンサ405から出力される第1BD信号と、目標位相Tn0とに基づいて、PM213の位相制御を行う第1位相制御手段の一例とて機能する。
PM制御部511は、PM制御部501と同一の構成を有しており、回転制御部512及び位相制御部513を備えている。PM制御部511は、BDセンサ406からBD信号514を受信し、BD信号514に基づいて、回転制御信号515及び位相制御信号516を用いてPM214の回転制御を行う。なお、本実施形態において、BDセンサ406は、PM214(第2回転多面鏡)により偏向された光ビームの走査路上に設けられ、当該光ビームが入射すると第2BD信号(第2検出信号)を出力する第2検出手段の一例として機能する。また、位相制御部513は、BDセンサ406から出力される第2BD信号と、目標位相Tn0を基準として設定された目標位相Tn1とに基づいて、PM214の位相制御を行う第2位相制御手段の一例とて機能する。
基準信号生成部520は、位相制御部503,513に対して同一の位相基準信号521を生成する。位相基準信号521は、エンジンコントローラ204により設定された基準周期で発生する信号である。エンジンコントローラ204は、基準周期設定値を基準信号生成部520に出力することで、基準信号生成部520に対して基準周期を設定する。
時間差計測部507は、BD信号504と位相基準信号521との時間差を、受信時間差ΔT0として計測し、得られた計測値をエンジンコントローラ204に送信する。エンジンコントローラ204は、時間差計測部507から受信した受信時間差ΔT0の計測値を用いて、位相制御部503用の目標位相Tn0と、位相制御部513用の目標位相Tn1とを演算(設定)する。エンジンコントローラ204は、目標位相T0,T1の設定値をそれぞれ位相制御部503,513に出力することで、位相制御部503,513に対する設定を行う。
<位相制御部の動作>
図6は、本実施形態に係る位相制御部503,513に関連する信号のタイミングチャートである。位相制御部503,513は、同一の動作を行うため、以下では位相制御部503について説明し、位相制御部513についての説明は省略する。
位相制御部503は、位相基準信号521を目標位相Tn0だけ位相シフトすることにより、BD信号504の位相制御用の目標信号508を生成する。更に、位相制御部503は、目標信号508とBD信号504とが一致するように位相制御信号506を生成し、当該位相制御信号をPM213に出力することにより、PM213の回転位相の制御(位相制御)を行う。なお、目標位相Tn0は、エンジンコントローラ204から位相制御部503に対して設定される。エンジンコントローラ204は、レジスト検知センサ212から取得した検出データに基づいて目標位相Tn0を設定し、目標位相Tn0の設定値を位相制御部503に出力する。
位相制御部503は、エンジンコントローラ204から制御ON信号が入力されると、BD信号用カウンタによるBD信号のカウントと、目標信号用カウンタによる目標信号508のカウントとを開始する。BD信号用カウンタは、BD信号504をカウントに用いられるカウンタであり、目標信号用カウンタは、目標信号508のカウントに用いられるカウンタである。
位相制御部503は、BD信号用カウンタ及び目標信号用カウンタのそれぞれのカウント値が、エンジンコントローラ204によって設定された設定値に達すると、差分カウンタを用いて、目標信号508とBD信号504との時間差(位相差)を計測する。位相制御部503は、計測した位相差が所定値より小さくなると(即ち、目標信号508とBD信号504との位相差がゼロに近づくと)、PM213の位相制御を終了する。更に、位相制御部503は、エンジンコントローラ204に対して、PM213は位相制御が完了した状態(位相ロック状態)であることを報知する。
図6(A)は、位相制御部503が位相制御信号506として減速信号を出力する場合を一例として示している。なお、BD信号用カウンタ及び目標信号用カウンタの設定値を0としている。目標信号508とBD信号504との位相差の計測は、目標信号用カウンタのカウント値が3になったときの目標信号508と、BD信号用カウンタのカウンタ値が3になったときのBD信号504とを用いて行われる。図6(A)では、目標信号508のカウント値よりも先にBD信号504のカウント値が3(設定値)に達したことにより、BD信号504の位相を遅らせるために位相制御信号506として減速信号が出力されている。本例では、減速信号のパルス幅を位相差の1/4の幅としているが、これは一例にすぎず、位相差のパルス幅に対する減速信号のパルス幅の比は、実際にはポリゴンモータの特性等に基づいて決定されうる。
図6(B)は、位相制御部503が位相制御信号506として加速信号を出力する場合を一例として示している。図6(B)では、目標信号508のカウント値よりも後にBD信号504のカウント値が3(設定値)に達したことにより、BD信号504の位相を早めるために位相制御信号506として加速信号が出力されている。本例では、加速信号のパルス幅を位相差の1/4の幅としているが、これは一例にすぎず、位相差のパルス幅に対する加速信号のパルス幅の比は、実際にはポリゴンモータの特性等に基づいて決定されうる。
上記の例では、位相差の計測タイミングを定める、目標信号用カウンタ及びBD信号用カウンタの設定値を3としている。しかし、この設定値も、計測精度の向上のためにポリゴンモータの特性及び回転制御部502,512から出力される信号等も考慮して決定されてもよい。
<制御手順>
図1は、本実施形態に係るエンジンコントローラ204によって実行される制御手順を示すフローチャートである。エンジンコントローラ204は、色ずれ補正制御を実行してレジスト検知センサ212から検知データを取得すると、当該検知データに基づいて、色ずれ補正用のBD信号504,514の目標位相Tn0,Tn1を設定する。本例では、目標位相Tn0にT0が設定され、目標位相Tn1にT1が設定された場合を想定する。この場合、位相制御部503,513は、BD信号504に対するBD信号514の位相差が(T1-T0)となるように、それぞれPM213,214の位相制御を行うことになる。この位相差(T1-T0)は、位相制御部503,513による位相制御における目標位相差に相当する。その後、エンジンコントローラ204は、外部装置202からプリント開始指示が行われると、図1の制御手順による処理を実行する。
まずS101で、エンジンコントローラ204は、回転制御部502,512及び基準信号生成部520を起動する。これにより、BD信号の所定の目標周期に対応する回転数でPM213,214が回転するように、回転制御部502,512によるPM213,214の回転制御の実行が開始される。
次にS102で、エンジンコントローラ204は、順に各色の画像形成を行う4つの画像形成部のうち、最初に画像形成を行う画像形成部に対応するスキャナユニット205から得られるBD信号504(第1BD信号)についての判定を行う。具体的には、エンジンコントローラ204は、BD信号504のBD周期が目標周期に対して所定の誤差範囲内にあるか(即ち、BD周期が目標周期に収束したか)否かを判定する。本実施形態では、Y画像用の画像形成部による画像形成(感光ドラム301への静電潜像の形成)が最初に行われるため、対応するスキャナユニット205から出力されるBD信号504が判定に用いられる。なお、所定の誤差範囲は、エンジンコントローラ204によって設定及び変更が可能である。エンジンコントローラ204は、BD周期が目標周期に収束したと判定した場合、S103へ処理を進める。
S103で、エンジンコントローラ204は、BD信号504と位相基準信号521との受信時間差ΔT0の計測値を、時間差計測部507から取得する。この受信時間差ΔT0は、位相基準信号521に対するBD信号504の位相差に相当する。
その後S104で、エンジンコントローラ204は、取得した受信時間差ΔT0の計測値と、目標位相Tn0及びTn1の位相差(T1-T0)とに基づいて、目標位相Tn0,Tn1を以下のように再設定する。
Tn0=ΔT0
Tn1=ΔT0+(T1-T0) (1)
この再設定では、(位相制御部503用の)BD信号504の目標位相Tn0は、受信時間差ΔT0と等しい値に設定される。更に、(位相制御部513用の)BD信号514の目標位相Tn1は、BD信号504に対するBD信号514の位相差が、目標位相差である(T1-T0)となるように、ΔT0+(T1-T0)に設定される。
このように、本実施形態のエンジンコントローラ204は、時間差計測部507により計測された時間差ΔT0を用いて、目標位相Tn0(第1目標位相)を設定する。更に、エンジンコントローラ204は、目標位相Tn0と目標位相Tn1(第2目標位相)との位相差が目標位相Tn0を基準とした目標位相差(T1-T0)と等しくなるように、目標位相Tn1を設定する。
このような目標位相Tn0,Tn1の再設定の結果、位相制御部503において生成される、位相制御用の目標信号508は、位相基準信号521を目標位相Tn0だけ位相シフトして得られる信号である。具体的には、目標信号508は、位相基準信号521に対してΔT0の位相差を有する信号となる。即ち、目標信号508とBD信号504との位相差はゼロとなる。これは、位相制御部503によるPM213の位相制御が開始される際には、PM213は既に位相ロック状態であることを意味する。
目標位相Tn0,Tn1の再設定後、S105で、エンジンコントローラ204は、制御ON信号を位相制御部503(第1位相制御部)に入力することで位相制御部503を起動する。位相制御部503は、S104においてエンジンコントローラ204によって設定された目標位相Tn0に基づいて目標信号508を生成し、PM213の位相制御を開始する。具体的には、位相制御部503は、BD信号504と、目標位相Tn0に対応する目標信号508との位相差がゼロに近づくように、位相制御信号506を用いてPM213の回転制御を行う。
ただし、このタイミングにおいて、目標信号508とBD信号504との位相差は既に所定値より小さくなっており、PM213は位相ロック状態である。このため、位相制御部503は、起動直後に位相制御を完了する。その結果、エンジンコントローラ204は、位相制御部503の起動直後に、PM213が位相ロック状態であることを位相制御部503から知らされることになる。
エンジンコントローラ204は、PM213が位相ロック状態であることを示す情報を位相制御部503から受信すると、S106で、副走査方向の書き出し信号をビデオコントローラ203へ送信(出力)する。これにより、ビデオコントローラ203によるY及びM画像の形成用の画像信号の生成及び出力が順に開始され、感光ドラム301,302に対するY画像及びM画像の形成が順に開始される。このように、本実施形態では、最初に画像形成を行う画像形成部に対応するスキャナユニット205に含まれるPM213の位相制御が短時間で完了するため、FPOTを短くすることが可能である。
その後、エンジンコントローラ204は、S107で、(Y及びM画像用の画像形成部の)次に画像形成を行う画像形成部に対応するスキャナユニット206から得られるBD信号514(第2BD信号)についての判定を行う。本実施形態では、Y及びM画像用の画像形成部の後に、C及びBK画像用の画像形成部による画像形成(感光ドラム303,304への静電潜像の形成)が順に行われるため、対応するスキャナユニット206から出力されるBD信号514が判定に用いられる。具体的には、エンジンコントローラ204は、BD信号504についての判定と同様、BD信号514のBD周期が目標周期に対して所定の誤差範囲内にあるか(即ち、BD周期が目標周期に収束したか)否かを判定する。エンジンコントローラ204は、BD周期が目標周期に収束したと判定した場合、S108へ処理を進める。
S108で、エンジンコントローラ204は、制御ON信号を位相制御部513に入力することで位相制御部513(第2位相制御部)を起動する。位相制御部513は、S104においてエンジンコントローラ204によって設定された目標位相Tn1に基づいて目標信号518を生成し、PM214の位相制御を開始する。なお、目標信号518は、位相基準信号521を目標位相Tn1だけ位相シフトして得られる信号である。具体的には、位相制御部513は、BD信号514と、目標位相Tn1に対応する目標信号518との位相差がゼロに近づくように、位相制御信号516を用いてPM214の位相制御を行う。位相制御部513は、位相差が所定値より小さくなると、PM214の位相制御を完了し、PM214の位相ロック状態を報知する。
エンジンコントローラ204は、PM214が位相ロック状態であることを示す情報を位相制御部513から受信し、かつ、Y画像及びM画像の形成開始タイミングから所定時間が経過すると、C画像及びBK画像の形成を開始する。このように、位相制御部513が起動してからPM214の位相制御が完了する(PM214を位相ロック状態にする)までにはある程度の時間を要する。しかし、位相制御部513によるPM214の位相制御は、PM213の回転位相を基準とした位相差(BD信号504に対するBD信号514の位相差)に基づいて行われる。このため、位相制御に要する時間を短くすることが可能であり、Y画像及びM画像の形成開始タイミングから所定時間が経過するまでの間にPM214の位相制御を完了することが可能になる。その結果、ポリゴンミラーの位相制御を行わない場合と同程度のFPOTを実現可能になる。
なお、本実施形態では、2つのスキャナユニット205,206を用いた構成例を示したが、複数のスキャナユニットが設けられていればよい。例えば、1つの感光ドラムごとに1つのスキャナユニットが設けられた構成が用いられてもよい。また、本実施形態では全てのポリゴンミラーの駆動を同時に開始する例を示したが、先行して画像形成を開始する画像形成部に対応するポリゴンミラーの駆動を先行して開始する駆動シーケンスが用いられてもよい。
以上説明したように、本実施形態の光走査装置では、スキャナユニット205に対応する位相制御部503は、BDセンサ405から出力されるBD信号504と、目標位相Tn0とに基づいて、PM213の位相制御を行う。また、スキャナユニット206に対応する位相制御部513は、BDセンサ406から出力されるBD信号514と、目標位相Tn0を基準として設定された目標位相Tn1とに基づいて、PM214の位相制御を行う。このように、最初に感光ドラムに静電潜像を形成するスキャナユニット205のPM213の位相制御を基準として、他のスキャナユニット206のPM214の位相制御が行われる。
より具体的には、エンジンコントローラ204は、最初に感光ドラム301に静電潜像を形成するスキャナユニット205のPM213に関して、位相基準信号521とBD信号504の時間差ΔT0を計測し、ΔT0を用いて目標信号508を生成する。その後、エンジンコントローラ204は、目標信号508に対して、目標位相差に相当する時間差を有するように他のPM214用の目標信号518を生成する。位相制御部503,513はそれぞれ、これらの目標信号508,518を用いてPM213,214の位相制御を行う。本実施形態によれば、PM213,214の位相制御に必要となる時間を短縮することが可能になる。その結果、レーザプリンタ201におけるFPOTを短くすることが可能である。
[第2実施形態]
第2実施形態では、最初に感光ドラムに静電潜像を形成するスキャナユニットによる静電潜像の形成開始から、他のスキャナユニットによる静電潜像の形成開始までの時間を考慮して、各ポリゴンミラーの位相制御が行われる例について説明する。以下では図5、図7及び図8を参照して第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と共通する部分の説明を省略し、主に第1実施形態と異なる部分について説明する。
<スキャナユニットの制御構成>
本実施形態に係るスキャナユニット205,206の制御構成は、図5に示すように、基本的には第1実施形態と同様であるが、図5において破線で示す部分を更に有している。具体的には、レーザプリンタ201は、時間差計測部517を更に備えている。また、BDセンサ406(スキャナユニット206)から出力されるBD信号514は、時間差計測部517及びエンジンコントローラ204にも入力され、基準信号生成部520から出力される位相基準信号521は、時間差計測部517にも入力される。
時間差計測部517は、時間差計測部507と同様の機能を有する。時間差計測部517は、BD信号514と位相基準信号521との時間差を、受信時間差ΔT1として計測し、得られた計測値をエンジンコントローラ204に送信する。エンジンコントローラ204は、時間差計測部507,517から受信した受信時間差ΔT0,ΔT1の計測値を用いて、位相制御部503用の目標位相Tn0と、位相制御部513用の目標位相Tn1とを演算(設定)する。エンジンコントローラ204は、目標位相T0,T1の設定値をそれぞれ位相制御部503,513に出力することで、位相制御部503,513に対する設定を行う。
<制御手順>
図7は、本実施形態に係るエンジンコントローラ204によって実行される制御手順を示すフローチャートである。第1実施形態と同様、エンジンコントローラ204は、色ずれ補正制御を実行してレジスト検知センサ212から検知データを取得すると、当該検知データに基づいて、色ずれ補正用のBD信号504,514の目標位相Tn0,Tn1を設定する。なお、第1実施形態と同様、目標位相Tn0にT0が設定され、目標位相Tn1にT1が設定された場合を想定する。外部装置202からプリント開始指示が行われると、エンジンコントローラ204は、図7の制御手順による処理を実行する。
まずS201で、エンジンコントローラ204は、回転制御部502,512及び基準信号生成部520を起動する。これにより、BD信号の所定の目標周期に対応する回転数でPM213,214が回転するように、回転制御部502,512によるPM213,214の回転制御の実行が開始される。
次にS202で、エンジンコントローラ204は、スキャナユニット205,206からそれぞれ得られるBD信号504(第1BD信号)及びBD信号514(第2BD信号)についての判定を行う。具体的には、エンジンコントローラ204は、BD信号504,514のそれぞれについて、第1実施形態のS102,S107と同様、BD周期が目標周期に対して所定の誤差範囲内にあるか(即ち、BD周期が目標周期に収束したか)否かを判定する。エンジンコントローラ204は、BD信号504,514の両方のBD周期が目標周期に収束したと判定した場合、S203へ処理を進める。
S203で、エンジンコントローラ204は、BD信号504と位相基準信号521との受信時間差ΔT0の計測値を、時間差計測部507から取得する。更に、エンジンコントローラ204は、BD信号514と位相基準信号521との受信時間差ΔT1の計測値を、時間差計測部517から取得する。ここで、受信時間差ΔT0は、位相基準信号521に対するBD信号504の位相差に相当し、受信時間差ΔT1は、位相基準信号521に対するBD信号514の位相差に相当する。
S204で、エンジンコントローラ204は、1番目の形成対象であるY画像の形成開始タイミングから、スキャナユニット206による最初の形成対象であるC画像の形成開始タイミングまでの時間(遅延時間)内に、PM214の位相制御を完了できるか否かを判定する。エンジンコントローラ204は、Y画像の形成開始タイミングからC画像の形成開始タイミングまでの遅延時間内に位相制御部513がPM214の位相制御を完了する(即ち、PM214を位相ロック状態にする)ことが可能な、BD信号514についての位相差の最大値ΔTmaxを予め記憶している。
エンジンコントローラ204が記憶しているΔTmaxは、上記の遅延時間内に位相制御部513による位相制御が完了することが可能な、BD信号514と目標位相Tn1に対応する目標信号518との位相差の最大値に相当する。なお、ΔTmaxは、Y画像の形成開始タイミングからC画像の形成開始タイミングまでの時間、及びポリゴンモータ(スキャナモータ)のイナーシャ等に基づいて予め定められる。
図8は、本実施形態に係る位相制御部503,513に関連する信号のタイミングチャートである。図8(A)は、目標位相Tn0,Tn1の再設定が行われる前の、位相基準信号521、目標信号508(第1目標信号)、BD信号504(第1BD信号)、目標信号518(第2目標信号)及びBD信号514(第2BD信号)の例を示している。
また、図8(B)は、第1実施形態と同様の(図1のS104における)目標位相Tn0,Tn1の再設定が行われた場合の、各信号の例を示している。この場合、目標信号508は、BD信号504に一致するように、位相基準信号521に対してΔT0の位相差を有する信号として生成される。一方、目標信号518は、位相基準信号521に対して(ΔT0+(T1-T0))の位相差を有する信号として生成される。
このとき、目標信号518とBD信号514との位相差ΔTdifは、次式のように求められる。
ΔTdif=ΔT1-(ΔT0+(T1-T0))
=(ΔT1-ΔT0)-(T1-T0) (2)
この位相差ΔTdifがΔTmax以下であれば、上述の目標位相Tn0,Tn1の再設定を行った場合に、スキャナユニット206によるC画像の形成開始タイミングまでに、
位相制御部513がPM214の位相制御を完了することが可能である。一方、位相差ΔTdifがΔTmaxよりも大きければ、上述の目標位相Tn0,Tn1の再設定を行った場合に、スキャナユニット206によるC画像の形成開始タイミングまでに、位相制御部513がPM214の位相制御を完了することはできない。
そこでS204では、エンジンコントローラ204は、ΔTmaxとΔTdifとを比較し、ΔTdifがΔTmax以下であるか否かを判定する。その結果、エンジンコントローラ204は、ΔTdifがΔTmax以下である場合にはS205へ処理を進め、ΔTdifがΔTmaxより大きい場合にはS206へ処理を進める。
(ΔTdif≦ΔTmaxである場合)
S205で、エンジンコントローラ204は、第1実施形態におけるS104と同様、受信時間差ΔT0の計測値と、目標位相Tn0及びTn1の位相差(T1-T0)とに基づいて、目標位相Tn0,Tn1を以下のように再設定する。
Tn0=ΔT0
Tn1=ΔT0+(T1-T0) (3)
次にS207で、エンジンコントローラ204は、位相制御部503(第1位相制御部)及び位相制御部513(第2位相制御部)を起動することで、PM213,214の位相制御を開始させる。その後S208で、エンジンコントローラ204は、位相制御部503による位相制御が完了したか否かを判定する。エンジンコントローラ204は、PM213が位相ロック状態であることを示す情報を位相制御部503から受信すると、位相制御が完了したと判定し、S209へ処理を進める。S209で、エンジンコントローラ204は、副走査方向の書き出し信号をビデオコントローラ203へ送信(出力)することで、Y画像から順に(Y、M、C及びBK画像の順に)各色の画像形成を開始する。
ここで、第1実施形態と同様、位相制御部503の起動直後に(PM213の位相制御の開始直後に)PM213は位相ロック状態になっており、位相制御部503による位相制御は直ぐに完了する。このため、スキャナユニット205によるY画像及びM画像の形成を開始できる。また、Y画像の形成開始タイミングから、スキャナユニット206によるC画像の形成開始タイミングまでの遅延時間内に、位相制御部513がPM214の位相制御を完了できる。このため、位相制御部513による位相制御に起因してC画像の形成開始タイミングが遅れることはなく、FPOTが長くなることもない。このように、FPOTを長くすることなく、PM214の位相制御を完了できる。
(ΔTdif>ΔTmaxである場合)
一方、ΔTdif>ΔTmaxである場合、S205の再設定を行うと、Y画像の形成開始タイミングからC画像の形成開始タイミングまでの遅延時間内に位相制御部513によるPM214の位相制御は完了しない。この場合、位相制御部513による位相制御の完了までには(ΔTdif-ΔTmax)だけ余分に時間を要する。このような場合、本実施形態では、エンジンコントローラ204はS205に代えてS206の処理を行う。
S206で、エンジンコントローラ204は、受信時間差ΔT0の計測値、及び目標位相Tn0及びTn1の位相差(T1-T0)に加えて、ΔTdifに基づいて、目標位相Tn0,Tn1を以下のように再設定する。
Tn0=ΔT0+(ΔTdif-ΔTmax)/2
Tn1=ΔT0+(ΔTdif-ΔTmax)/2+(T1-T0) (4)
このように、エンジンコントローラ204は、時間差計測部507により計測された時間差ΔT0に、上記の遅延時間に基づく調整値(ΔTdif-ΔTmax)/2を加えて得られる値を用いて、目標位相Tn0を設定する。更に、エンジンコントローラ204は、目標位相Tn0と目標位相Tn1との位相差が、目標位相Tn0を基準とした目標位相差(T1-T0)と等しくなるように、目標位相Tn1を設定する。この調整値は、式(4)のように、ΔTmaxと、時間差計測部517により計測された時間差ΔT1(ΔT1から得られるΔTdif)とに基づいて設定される。
S206の再設定の結果、Y画像の形成開始タイミングからC画像の形成開始タイミングまでの時間と、位相制御部503によるPM213の位相制御の完了から位相制御部513によるPM214の位相制御の完了までの時間とが同一となる。この場合、位相基準信号521に対して位相差ΔT1を有するBD信号514の、位相制御部513により生成される目標信号518に対する位相差が、図8(B)に示すΔTdifより減少する。位相制御部513による位相制御の完了までに余分に必要となる時間が、(ΔTdif-ΔTmax)から(ΔTdif-ΔTmax)/2に変化する。このように、位相制御部513による位相制御に要する時間を低減することで、より早く位相制御部513による位相制御が完了することになり、FPOTを短くすることが可能になる。
S206の再設定が完了すると、エンジンコントローラ204は、S207~S209の処理を行う。S207で、エンジンコントローラ204は、位相制御部503(第1位相制御部)及び位相制御部513(第2位相制御部)を起動することで、PM213,214の位相制御を開始させる。
その後S208で、エンジンコントローラ204は、位相制御部503による位相制御が完了したか否かを判定する。(ΔTdif-ΔTmax)/2の時間が経過すると、位相制御部503による位相制御によりPM213が位相ロック状態に至る。これにより、エンジンコントローラ204は、PM213が位相ロック状態であることを示す情報を位相制御部503から受信し、S209へ処理を進める。S209で、エンジンコントローラ204は、副走査方向の書き出し信号をビデオコントローラ203へ送信(出力)することで、Y画像から順に(Y、M、C及びBK画像の順に)各色の画像形成を開始する。
なお、本実施形態では、2つのスキャナユニット205,206を用いた構成例を示したが、複数のスキャナユニットが設けられていればよい。例えば、1つの感光ドラムごとに1つのスキャナユニットが設けられた構成が用いられてもよい。
以上説明したように、本実施形態では、エンジンコントローラ204は、PM213により偏向される光ビームによる感光ドラム301の露光の開始タイミング(Y画像の形成開始タイミング)から、PM214により偏向される光ビームによる感光ドラム303の露光の開始タイミング(C画像の形成開始タイミング)までの遅延時間内に、位相制御部513による位相制御が完了するように、目標位相Tn0,Tn1を設定する。このように、最初に感光ドラムに静電潜像を形成するスキャナユニット205による露光の開始タイミングから、他のスキャナユニット206による露光の開始タイミングまでの遅延時間に基づいて設定された目標位相Tn0,Tn1を用いて位相制御が行われる。
このような位相制御により、位相制御部513による位相制御が早期に完了することで、FPOTを短くすることが可能になる。また、スキャナユニット206による露光の開始タイミングまでに位相制御部513による位相制御が完了しない場合であっても、FPOTを短くすることが可能である。
204:エンジンコントローラ、205,206:スキャナユニット、213,214:ポリゴンミラー、405,406:BDセンサ、502,512:回転制御部、503,513:位相制御部、507,517:時間差計測部、520:基準信号生成部

Claims (5)

  1. 光ビームが照射され、当該光ビームが第1像担持体の表面を走査するように当該光ビームを偏向する第1回転多面鏡と、
    前記第1回転多面鏡により偏向された光ビームの走査路上に設けられ、当該光ビームが入射すると第1検出信号を出力する第1センサと、
    前記第1センサから出力される前記第1検出信号の周期が目標周期に近づくように、前記第1回転多面鏡の回転を制御する第1回転制御部と、
    前記第1回転多面鏡の位相を制御する第1位相制御部と、
    光ビームが照射され、当該光ビームが第2像担持体の表面を走査するように当該光ビームを偏向する第2回転多面鏡と、
    前記第2回転多面鏡により偏向された光ビームの走査路上に設けられ、当該光ビームが入射すると第2検出信号を出力する第2センサと、
    前記第2センサから出力される前記第2検出信号の周期が目標周期に近づくように、前記第2回転多面鏡の回転を制御する第2回転制御部と、
    前記第2回転多面鏡の位相を制御する第2位相制御部と、
    予め決められた周期で位相基準信号を生成する基準信号生成部と、
    前記第1回転制御部による回転制御が完了した後に、前記第1センサから出力される前記第1検出信号と前記基準信号生成部から出力される前記位相基準信号との時間差を計測する時間差計測部と、
    前記時間差計測部により計測された時間差に基づいて、前記第1回転多面鏡の目標位相である第1目標位相を設定するとともに、前記第2回転多面鏡の目標位相である第2目標位相を、前記第1目標位相と前記第2目標位相との位相差が前記第1目標位相を基準とした目標位相差と等しくなるように設定する設定手段と、
    を有し、
    前記第1位相制御部は、前記第1センサから出力される前記第1検出信号と、前記設定手段により設定された前記第1目標位相との位相差がゼロに近づくように、前記第1回転多面鏡の位相制御
    前記第2位相制御部は、前記第1位相制御部による位相制御が完了し、かつ、前記第2回転制御部による回転制御が完了した後に、前記第2センサから出力される前記第2検出信号と、前記設定手段により設定された前記第2目標位相との位相差がゼロに近づくように、前記第2回転多面鏡の位相制御
    前記設定手段は、前記第1回転多面鏡により偏向される光ビームによる前記第1像担持体の露光の開始タイミングから、前記第2回転多面鏡により偏向される光ビームによる前記第2像担持体の露光の開始タイミングまでの遅延時間内に、前記第2位相制御部による位相制御が完了するように、前記第1目標位相及び前記第2目標位相を設定する
    とを特徴とする光走査装置。
  2. 前記第1位相制御部は、前記位相基準信号を前記第1目標位相だけ位相シフトして得られる第1目標信号を用いて、前記第1回転多面鏡の位相を制御し
    前記第2位相制御部は、前記位相基準信号を前記第2目標位相だけ位相シフトして得られる第2目標信号を用いて、前記第2回転多面鏡の位相を制御する
    ことを特徴とする請求項に記載の光走査装置。
  3. 前記設定手段は、
    前記時間差計測により計測された前記時間差に、前記遅延時間に基づく調整値を加えて得られる値を用いて、前記第1目標位相を設定し、
    前記第1目標位相と前記第2目標位相との位相差が前記第1目標位相を基準とした目標位相差と等しくなるように、前記第2目標位相を設定する
    ことを特徴とする請求項に記載の光走査装置。
  4. 前記第2センサから出力される前記第2検出信号と、前記基準信号生成から出力される前記位相基準信号との時間差を計測する第2時間差計測と、
    前記遅延時間内に前記第2位相制御による位相制御が完了することが可能な、前記第2検出信号と前記第2目標位相に対応する目標信号との位相差の最大値を記憶した記憶手段と、を更に備え、
    前記設定手段は、前記最大値と、前記第2時間差計測により計測された時間差とに基づいて、前記調整値を設定する
    ことを特徴とする請求項に記載の光走査装置。
  5. それぞれ異なる色の画像形成に用いられる第1及び第2像担持体と、
    請求項1からのいずれか1項に記載の光走査装置と、を備え、
    前記光走査装置は、
    前記第1回転多面鏡により偏向された光ビームにより前記第1像担持体を露光することで前記第1像担持体に静電潜像を形成し、
    前記第2回転多面鏡により偏向された光ビームにより前記第2像担持体を露光することで前記第2像担持体に静電潜像を形成する
    ことを特徴とする画像形成装置。
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