JP3703370B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は画像形成装置に関し、特には、複数の画像形成部により画像を形成する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、それぞれレーザスキャナ、感光ドラム等を有する複数の画像形成ユニットにより異なる色の画像を形成し、これを記録用紙上に重ね合わせて転写することでカラー画像を得る装置が知られている。
【0003】
この種の装置においては、各画像形成ユニットで形成された画像を記録用紙上に正確に重ね合わせて転写するためには、各感光ドラム上の書く画像の主走査方向及び副走査方向における画像形成開始位置が正確に調整されていなければならない。そのため、転写ベルト上に位置ずれ補正用のレジストマークを転写し、このレジストマークの読み取り結果に基づいて各色の画像間の位置ずれを検出、補正する技術が知られている。
【0004】
主走査方向のずれについては、各光ビームの水平同期信号に基づいて各画像の書き出しタイミングを書く画像形成ユニット毎に調整することによって、各スキャナモータの面位相が互いに一致していなくても画像間のずれを補正することができる。
【0005】
また、副走査方向のずれについては、各スキャナモータ制御部に対する回転基準信号を同一周期にして各スキャナモータの回転動作を制御することで各スキャナモータの回転速度を一致させることができる。また、各々の回転基準信号に位相差を与えることで、各スキャナモータの面位相を所定の位相に保つことができる。これらの技術を用いることにより、1ライン未満の副走査方向の書き出しタイミングを補正して色ずれを補正することができる。
【0006】
一般に、電子写真プロセスによる画像形成装置は、一対の定着ローラの圧接部にトナー像を担持するプリント用紙を通過させ、熱と圧力によって重畳された複数色のトナー像を混色定着するための定着器を有する。
【0007】
例えば、投影用透明シート(OHT)にプリントを行う場合、透過性を向上させるためには、トナー像が溶けて十分に混色し、表面が平滑であることが重要となる。このためには、定着スピードを低下させて、十分な熱をトナーに供給することが必要となる。
【0008】
定着スピードを低下させたプリント動作を実現する手段として、当該頁の帯電、露光、現像が平行して行われていることを考慮して、副走査方向(用紙搬送方向)速度と直接関係する帯電、現像、定着プロセスのみならず、露光プロセスも低速化させる方法がある。そのために、前述の如き複数の画像形成ユニットを持つインライン型の装置において、定着スピードを1/nにする場合、スキャナモータのn回の走査につき1回だけ、画像データに基づく露光を行うことが考えられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前述のように、スキャナモータのn回の走査に1回だけ画像データに基づく露光処理を行う場合、スキャナモータの面位相を制御して副走査方向の位置ずれを補正しようとしても、スキャナモータの面位相に位相差を付与して色ずれを補正できる範囲は1/nライン以下に限られてしまう。
【0010】
この様子を図13を用いて説明する。
【0011】
図13はスキャナモータの2回に1回だけ画像データに基づく露光を行った場合に形成される画像の様子を示した図である。
【0012】
図13において、1301K,1305K,1309Kはそれぞれスキャナモータの2回に1回の露光により形成されるブラックの画像を示しており、1301Y,1305Y,1309Yはそれぞれ、スキャナモータの2回に1回の露光により形成されるイエローの画像を示している。1301K,1305K,1309Kと1301Y,1305Y,1309Yとは、それぞれ副走査方向に1311だけずれている。また、1303K,1303Y,1307BK,1307Yで示した破線は、スキャナモータの2回に1回の露光により間引かれて実際には形成されないブラックとイエローの画像の様子を示している。
【0013】
図13のように、ずれ1311がスキャナモータの1回の走査、すなわち1ライン以下のときには、ブラックの画像を基準にして、イエローの画像1301Y,1305Y,1309Yを形成する際にスキャナモータの位相をずれ1311に応じて早くすることで、位置ずれを補正することができる。
【0014】
一方、図14のように、ブラックの画像とイエローの画像の副走査方向の位置ずれ量が、1313のように、スキャナモータの1回の走査、すなわち1ラインを超えてしまう場合、イエローの画像1301Y,1305Y,1309Yの形成時にスキャナモータの位相を変えて補正できる量は図の1315だけであり、ずれ1313と1315との差1317、すなわちスキャナモータの1回の走査に対応する1ライン分のずれを補正できない。
【0015】
つまり、実際に形成される画像1301K,1305K,1309Kと1301Y,1305Y,1309Yとの間に1/2ラインを越えるずれがある場合には、スキャナモータの回転位相を補正しても1/2ラインのずれが残ってしまう。
【0016】
本発明は前述の如き問題を解決することを目的とする。
【0017】
本発明の他の目的は、高精細な画像を得る処にある。
【0018】
本発明の更に他の目的は、画像のずれを正確に補正して画像形成を行う処にある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
このような目的下において、本発明においては、それぞれが、画像信号に応じて変調された光ビームを走査する走査手段と、前記走査手段により走査される光ビームを検出して同期信号を生成する検出手段とを有する複数の画像形成部と、前記同期信号の各々に同期して、対応する画像信号を出力させる同期手段と、前記同期信号を周期的にマスクするマスク手段と、前記マスク手段のマスキングの位相を可変に制御するマスキング制御手段と、前記走査手段の回転位相を制御する回転制御手段とを備え、所定の副走査速度及び定着速度で画像を形成する標準モードが選択された場合は、前記走査手段の1回の走査に1回画像信号に基づく露光処理を行う場合には、前記複数の画像形成部により形成される画像間の位置ずれ量に基づいて、前記走査手段の回転位相をずらし、前記走査手段の複数回の走査に1回ずつ画像信号に基づく露光処理を行う場合には、前記位置ずれ量に基づいて、各画像形成部の同期信号をマスクするタイミングを異ならせ、且つ前記走査手段の回転位相をずらすことにより、前記画像間の位置ずれを補正する様構成した。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について詳細に説明する。本実施形態においては、本発明をカラー画像形成装置に適用した場合について説明する。
【0021】
図1は本形態の画像形成装置の構成を示す図である。
【0022】
図1において、41Y,41M,41C,41Kはイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック(K)の各色のドラムユニットカートリッジ(ドラムユニット)で、潜像を形成する感光体905Y,905M,905C,905Kと各感光体上の潜像を所定の現像剤により現像する現像器とが一体となっている。また、これらの各色ドラムユニット41Y,41M,41C,41Kはそれぞれ独立に画像形成装置本体に着脱可能に装着されている。
【0023】
44Y,44M,44C,44Kはそれぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のスキャナユニットで、後述するプリンタコントローラ1001から送られる各色のビデオデータに基づいて、プリンタエンジンで変換されるレーザオン・オフ信号により発光する各レーザ光を各ポリゴンミラー903Y,903M,903C,903Kで走査させ、ドラムユニット41Y,41M,41C,41Kの各感光体上に潜像を形成させる。なお、スキャナユニット44Y,44M,44C,44K及びドラムユニット41Y,41M,41C,41Kの詳細な構成は図2に示す。
【0024】
40Y,40M,40C,40Kはそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のフォトセンサ等の光ビーム検出器(BD)で、ドラムユニット41Y,41M,41C,41Kの各感光体の近傍の所定位置に配置され、各色スキャナユニット44Y,44M,44C,44Kにより照射されるレーザビームを検知して、BD信号を出力する。
【0025】
42は中間転写ベルトで、帯電器49Y,49M,49C,49Kで帯電されることによりドラムユニットで現像された顕像を一旦一次転写して多重画像を形成し、搬送ベルト43により搬送される転写材に転写する。
【0026】
搬送ベルト43は、給紙部46から給紙ローラ47を通して給紙される転写材に対して中間転写ベルト42で形成された多重転写画像を二次転写させた後、定着部45へと搬送するためのベルトである。
【0027】
50はセンサで、中間転写ベルト42上に形成された色ずれ検出のためのマークを検出する。定着部45は搬送ベルト43により搬送される記録材上に転写された各画像を定着し、排紙部48に出力する。
【0028】
図2は図1に示したスキャナユニット44(44Y,44M,44C,44K)及びドラムユニット41(41Y,41M,41C,41K)の概略構成を示す図であり、図1及び図と同様の構成には同一の番号を付してある。なお、各色のスキャナユニット及びドラムユニットは同一の構成である。
【0029】
図において、901は半導体レーザで、図示しないビデオデータに応じて変調された光ビームRを発生する。902はコリメータレンズで、半導体レーザ901で発生されたレーザビームRを平行にする。903(903Y,903M,903C,903K)は回転多面鏡で、スキャナモータ106(106Y,106M,106C,106K)により回転駆動され、コリメータレンズ902を介して照射されるレーザビームRを反射して、走査速度を補正するfθレンズ904を介してドラム状の感光体905の表面を走査する。
【0030】
なお、スキャナユニット44は半導体レーザ901、コリメータレンズ902、fθレンズ904、回転多面鏡903、スキャナモータ106等で構成される。
【0031】
また、ドラムユニット41は、感光体905、光ビーム検出器40、不図示の現像器等で構成される。
【0032】
次に、各部の動作について説明する。
【0033】
半導体レーザ901によりレーザビームRを発生し、このレーザビームRをコリメータレンズ902で平行にした後、回転多面鏡903に照射する。回転多面鏡903で反射したレーザビームRは走査速度を補正するfθレンズ904を介して感光体905に照射され、回転多面鏡903の回転により感光体905の表面を走査する。
【0034】
このとき、レーザビームRは感光体905の近傍に配置されたBD40からのBD信号に同期したビデオデータにより変調されるので、感光体905にはビデオデータに対応する潜像が形成される。
【0035】
図3は図1の画像形成装置の要部の構成を示すブロック図であり、図1と同一のものには同一番号を付してある。
【0036】
画像形成装置1000において、1001はコントローラで、CPU1012によりROM1013のプログラム用ROMに記憶された制御プログラム等あるいは、ハードディスク、フロッピーディスク、光磁気ディスク等の外部メモリ1014に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバス1015に接続された各種デバイスとのアクセスを統括的に制御し、プリンタエンジン1016に出力情報としてのビデオデータを出力する。また、ROM1013のフォント用ROMには出力データを生成する際に使用するフォントデータ等を記憶している。更に、ROM1013のデータ用ROMにはハードディスク等の外部メモリ1014を備えていないプリンタのために、ホストコンピュータ2000上で利用される情報等を記憶している。
【0037】
CPU1012は入力部1018、インターフェイス2100を介してホストコンピュータ2000と双方向通信処理が可能となっており、画像形成装置1000内の情報等をホストコンピュータ2000に通知可能に構成されている。1019はRAMで、CPU1012の主メモリ、ワークエリア等として機能し、図示しない増設ボードに接続されているオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるよう構成されている。また、コントローラ1001内のCPU1012、プリンタエンジン1016内のCPU1017は内部にタイマを有しており、計時可能となっている。
【0038】
また、RAM1019は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、不揮発性RAMなどに用いられる。前述のハードディスク、ICカード等の外部メモリ1014は、メモリコントローラ(MC)1020によりアクセスを制御される。外部メモリ1014はオプションとして接続され、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶する。1021は操作部で、走査及び各種設定のためのスイッチ及びLED表示器、LCD表示器等が配されている。
【0039】
なお、前述の外部メモリ1014は一個に限らず、少なくとも一個以上備え、内蔵フォントに加えてオプションカード、言語系の異なるプリンタ制御言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数接続できるように構成されている。また、図示しない不揮発性RAMを備え、操作部1021からの各種設定情報を記憶する様にしてもよい。
【0040】
更に、プリンタエンジン1016にはコントローラ1001内のCPU1012から送られてくるビデオデータを印字するために、所定のタイミングでアクチュエータ1022を動作させると共に、動作時に取り込まれる種々の検出系1023(センサ50、光ビーム検出器40Y,40M,40C,40Kを含む)からの信号をその動作にフィードバックして制御を行うためのCPU1017、及びこのCPU1017が実行する各種制御プログラム、並びに各種信号の出力タイミング、並びに色ずれを検出するためのマークの画像データ、マゼンタ、シアン、ブラックの各潜像の書き出しタイミングデータ、検出系1023から出力されるデータを一時的に格納するROM/RAM1030を有する。
【0041】
また、CPU1017は各色画像間の色ずれを補正するために、ROM/RAM1030に格納されたマーク画像データに基づいて中間転写ベルト42上に各色の画像データを形成し、センサ50により読み取る。そして、この読み取り結果に基づいて各色画像間の位置ずれ量を算出する。
【0042】
ここで、第一の画像形成速度で画像を形成する通常の画像形成モード、すなわち回転多面鏡903による1回の走査毎に露光を行う場合、一ラインを越えるずれ量については、測定された色ずれ量に基づいて、CPU1017が後述する図4に示す各色ビデオコントローラ401Y,401M,401C,401Kへの各色TOP信号(垂直同期信号)の発生タイミングを走査ライン単位に制御する。
【0043】
具体的には、CPU1017が、算出された各色画像間の色ずれ量に基づいて、ROM/RAM1030にY,M,C,Kの各潜像の書き出しタイミングデータ(各色間で遅延される副走査ラインの数)を記憶しておき、記憶された各色の潜像書き出しタイミングデータに基づいて図4の各色のビデオコントローラ401Y,401M,401C,401KへのTOP信号の発生タイミングを制御する。
【0044】
一方、1ライン未満の色ずれ量については、CPU1017が、色ずれ量の算出結果に基づいて、図4、図の回転基準信号発生器100が発生するスキャナ回転基準信号101Y,101M,101C,101Kの位相を制御するとともに、各色のBD信号103に応じて水平同期信号を各色のビデオコントローラ401に出力することにより、副走査方向の1ライン未満のずれ量を補正するものである。また、後述の如く、第一の画像形成速度よりも遅い第二の画像形成速度で画像を形成する低速モード、すなわちスキャナユニット44の回転多面鏡903のn走査に1回だけ露光を行う場合には、各色のBD40から得られるBD信号103を適当なタイミングでマスクして、各色のビデオコントローラ401に出力する。
【0045】
図4は図3のプリンタエンジン1016の要部の構成を示すブロック図であり、図1〜図3、及び図と同一の構成には同一番号を付してある。
【0046】
図において、401Y,401M,401C,401Kはそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のビデオコントローラで、各色光ビーム検出器40Y,40M,40C,40Kにより出力される各色のBD信号103、及び、CPU1017より出力される各色のTOP信号107を入力し、対応する色のTOP信号が入力された後のBD信号に同期して、各色のビデオデータ108を半導体レーザ901に出力する。
【0047】
また、回転基準信号発生器100はクロック発生器109からのクロックに基づいて、ブラック用の回転基準信号101Kを出力すると共に、CPU1017からの制御信号110Y,110M,110C,に従ってマゼンタ、シアン、ブラック用の回転基準信号101M,101C,101Kをスキャナモータ制御回路に出力する。
【0048】
図5は図3のプリンタエンジン1016内のスキャナモータ制御回路の構成を示すブロック図である。
【0049】
図5において、100は図4に示した回転基準信号発生器で、前述の如く検出された各色間の位置ずれ量に基づいてイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のスキャナユニットに対して独立の回転制御信号101Y、101M、101C、101Kを発生する。
【0050】
回転基準信号101Y、101M、101C、101Kは同一の周期を持つものの、1ライン未満のずれを補正するため、それぞれ独立にその位相を制御可能である。
【0051】
102Y,102M,102C,102KはY,M,C,BKの各色にそれぞれ独立に設けられたPLL制御部で、回転基準信号101Y,101M,101C,101Kと、各スキャナユニット44内のBD40からのBD信号103Y,103M,103C,103Kを位相比較して、その結果、スキャナモータドライバ105Y,105M,105C,105Kが回転基準信号101Y,101M,101C,101Kにそれぞれ位相同期するようスキャナモータドライバ105Y,105M,105C,105Kに対して制御信号104Y,104M,104C,104Kを出力し、スキャナモータ106Y,106M,106C,106Kの回転動作を制御する。
【0052】
次に、本実施形態による、低速モード時における画像形成タイミングの制御動作について説明する。
【0053】
図6は低速モード時においてCPU1017からブラックとイエローのビデオコントローラ401に出力するべき水平同期信号の様子を示すタイミングチャートである。前述のように、これらの水平同期信号は各色のBD信号103を適当なタイミングでマスクすることにより得られる。
【0054】
図6において、601はブラックの水平同期信号を、603はイエローの水平同期信号を示している。ともに負論理で水平同期信号を示している。
【0055】
本形態では副走査方向の色ずれ補正の基準となる色をブラックとし、イエローの副走査方向の書き出し位置をブラックの副走査方向の書き出し位置に合わせるべく補正する。以下の説明では、4色のうちブラックとイエローの間のずれ補正について述べるが、他のマゼンタ、シアンについてもイエローと同様の補正を行うことによりブラックに対する色ずれを補正することができる。
【0056】
図6を用いてブラックの副走査方向の書き出し位置に対してイエローの書き出し位置を3/4ラインだけ遅らせることで3/4ラインの色ずれを補正する方法について説明する。
【0057】
ブラックの水平同期信号601とイエローの水平同期信号603のうち、破線にて示した601b,601dと603a,603cはCPU1017に入力されたBD信号103のうちマスクされてビデオコントローラ401に出力されないパルスを示している。そして、低速モード時はこれらのパルスをマスクすることで、標準モード時の2倍の速度で画像形成を行う。
【0058】
605はブラックの水平同期信号の周期を示しており、標準モードにおける水平同期信号の周期Tに対して2倍の周期2Tとなっている。607はブラックの水平同期信号とイエローの水平同期信号の位相差を示している。本形態では位相差が3T/2となっている。これは、水平同期信号601,603の周期2Tに対して3/4周期の位相差となる。
【0059】
低速モードにおいては1ラインの画像形成を行ってから次の1ラインの画像形成を行う期間が2Tなので、ブラックとイエローの副走査方向における位置は3T/2の時間に3/4ライン分だけずれることになる。従って、図6の如く水平同期信号の出力タイミングを制御することで、ブラックとイエローとの間の副走査方向の3/4ライン分の色ずれを補正することができる。
【0060】
このように、3/4ラインの色ずれ補正を行うときのスキャナモータの回転制御動作と低速モード時における水平同期信号をマスクするタイミングについて図7、図8を用いて説明する。
【0061】
図7は図5のスキャナモータ制御回路に出力する回転基準信号の様子を示すタイミングチャートである。
【0062】
図7において、701はブラックのスキャナモータを回転制御するためのブラックの回転基準信号、703はイエローのスキャナモータを回転制御するためのイエローの回転基準信号である。
【0063】
本形態では、水平同期信号(BD信号)と回転基準信号とが位相同期するようスキャナモータを制御しているので、回転基準信号の周期と水平同期信号の周期は同一であり、各色毎に水平同期信号と回転基準信号の位相はそろっている。また、705はブラックの回転基準信号の周期であり、標準モード時にビデオコントローラに出力する水平同期信号と同一の周期Tを持つ。707はブラックとイエローの回転基準信号の位相差を示しており、図7ではT/2となっている。
【0064】
図8は低速モード時における水平同期信号及びマスク信号の様子を示すタイミングチャートである。
【0065】
図8において、801はマスクされる前のブラックの水平同期信号、つまりDB40Kから出力されるBD信号103Kであり、811はマスクされる前のイエローの水平同期信号、つまりBD40Yから出力される103Yである。803はマスクされる前の水平同期信号の周期を示し、この値はブラックの回転基準信号の周期Tと同一である。805はブラックの水平同期信号をマスクするためのマスク信号であり、813はイエローの水平同期信号をマスクするためのマスク信号である。
【0066】
マスク信号805のマスク期間807とマスク解除期間809はマスクされる前の水平同期信号801の周期Tと同一であり、マスク期間とマスク解除期間が交互に現れる。また、イエローのマスク信号813のマスク期間もブラックのマスク信号805と同様に周期Tとしている。
【0067】
低速モードにおいては、BD40からの水平同期信号のパルスを2回に1回マスクする必要があるが、図8におけるブラックのマスク信号805によりイエローの水平同期信号811をマスクした場合、パルス811bがマスクされてしまうことになる。そのため、ブラックとイエローの色ずれについては、パルス801aと811aとの位相差に応じた量、つまり1/4ライン分しか補正できないことになる。
【0068】
そこで、本形態では、低速モード時においてずれ量が1/2ラインを超える場合(ここでは3/4ライン)、図8のようにブラックとイエローの水平同期信号をマスクするタイミングを異ならせている。具体的にはブラックの水平同期信号のマスクを解除する期間においてイエローの水平同期信号をマスクし、イエローの水平同期信号のマスクを解除する期間においてブラックの水平同期信号をマスクしている。
【0069】
こうすることにより、ブラックのスキャナユニット44Kがドラム905Kを露光するタイミングと同じミラー面ではイエローのスキャナユニット44Kにおける回転多面鏡903Yによる露光を行わず、次のミラー面が走査するタイミング、つまり1/2ライン副走査方向に遅れたタイミングでイエローのスキャナユニット44Yによる露光が行われることになる。
【0070】
このように、低速モード時においては、色ずれ量が1/2ラインを超える場合には、水平同期信号をマスクするタイミングをマスクする前の水平同期信号の周期Tだけずらすことで、正確に色ずれ補正を行うことができる。また、副走査方向のずれ量が1/2ラインを超えない場合には、ブラックの水平同期信号とイエローの水平同期信号とを同じマスク信号によりマスクして出力する。
【0071】
本形態では、図7、図8により説明したように、スキャナモータ106の回転位相をT/2、水平同期信号のマスクタイミングをTだけずらすことにより、ブラックとイエローの水平同期信号の位相を3T/4だけずらすことができる。つまり、低速モードにおいて、ブラックとイエローの水平同期信号を図6に示した位相関係に設定することができ、低速モードにおいても3/4ラインの補正を行うことができる。
【0072】
図9はCPU1017内部で水平同期信号を生成する回路の構成を示す図である。
【0073】
図9において、マスク信号発生部901はCPU1017の内部の他の制御部から出力されたタイミング制御信号に応じてマスク信号を発生しゲート部905に出力する。このタイミング制御信号は基準色ブラックに対する他の色の位置ずれ量に応じて他の制御部から出力される。903はスキャナユニットから出力される水平同期信号であり、ゲート部905はマスク信号発生部901からのマスク信号に基づいて図8に示したように水平同期信号903をマスクし、周期をn倍に変更した水平同期信号を出力する。
【0074】
また、マスク信号発生回路は、通常モードにおいてはマスク信号を発生しないよう制御される。
【0075】
図10は本実施形態による通常モードと低速モードにおけるスキャナモータの制御動作を示すフローチャートである。
【0076】
図3の操作部1021によりプリント命令があると、プリンタコントローラ1001はプリンタエンジン1016に対してプリント開始の指示を行う。プリンタエンジン1016はプリント開始の指示があると、通常の画像形成モードとは別に行われる位置ずれ補正処理により検出された、ブラックと他の3色の画像との間の位置ずれ量に基づき、各補正色のスキャナモータの位相を制御する(S1001)。次に、不図示のメディアセンサにより、形成した画像を転写する記録材の種類を検出し、プリントスピード、すなわち、標準モードによる画像形成を行うか、低速モードによる画像形成を行うかを決定する(S1002)。
【0077】
ここで、標準モードによる画像形成を行う場合、そのまま水平同期信号のマスク処理を行わずに画像形成を行い(S1003)、連続プリント指示がある場合にはプリントを続ける(S1004)。
【0078】
また、転写材が厚紙やOHTなどの特殊な材料であり、低速モードによる画像形成を行う場合、標準モードよりも遅い第2の速度で定着器のローラを駆動する。それと同時に、色ずれ検出結果に基づき、スキャナモータの面位相を低速モードで画像形成を行う場合の色ずれ補正のための位相に制御する(S1005)。そして、前述のように低速モードに応じたマスク信号を生成して水平同期信号の出力を制御し(S1006)、プリントを行う(S1007)。連続プリントの指示があれば再びプリントを行う(S1008)。
【0079】
このように構成することで、転写材に応じてプリントスピードを変更する場合であっても、色ずれを高精度に補正することができる。また、プリントコントローラからのプリント命令によりスキャナモータを立ち上げることができ、予め転写材を特定していない場合でも、標準モードでプリントを行う場合にファーストプリントタイムを犠牲にすることなく、副走査方向の色ずれ補正を正確に行うことができる。また、低速モードで連続プリントを行う場合にプリント毎に色ずれ補正をやり直す必要がないので、スループットを向上させることができる。
【0080】
本形態では、低速モードにおいてはスキャナユニットによる2回の走査に1回の露光を行う場合について説明したが、これ以外の画像形成スピードで画像形成を行う場合にも本発明を適用可能である。すなわち、n回の走査に1回の露光を行って画像形成スピードを変更する場合にも同様にn回の水平同期信号のパルスのうち1回だけ出力するようマスク信号を発生することで、色ずれの補正を行うことができる。
【0081】
また、マスク信号のマスク期間をマスク前の水平同期信号の周期Tと同一にしているが、水平同期信号を所望のタイミングでマスクすることができれば、マスク期間はT以外の長さでもよい。
【0082】
一般的には、1ライン未満の色ずれ量を1/k(kは自然数)ライン単位で補正する場合で、基準色と補正色との間の色ずれ補正量がm/k(0<m<kで、mは自然数)ラインであり、マスクする前の周期Tの水平同期信号の一部をマスクして周期をn倍とする場合、補正色の回転基準信号を発生するタイミングを、基準色に対して(T/k)×(((n×m)/kのあまり)の位相差に設定し、補正色の水平同期信号をマスクするタイミングを、基準色からT×((n×m)/kの商)だけずらしたタイミングに設定する。
【0083】
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
【0084】
本形態では、2本のレーザビームにより同時にドラムユニットを走査して画像を形成する装置に対して本発明を適用した場合について説明する。
【0085】
装置の構成は図1〜図5に示した前述の実施形態とほぼ同様である。本形態では、図2において2本のレーザビームにより同時にドラム905を走査して画像を形成する処が前述の実施形態と異なるところである。
【0086】
次に、本実施形態による、低速モード時における画像形成タイミングの制御動作について説明する。
【0087】
図11は低速モード時においてCPU1017からブラックとイエローのビデオコントローラ401に出力するべき水平同期信号の様子を示すタイミングチャートである。
【0088】
図11において、1101はブラックの水平同期信号を、1103はイエローの水平同期信号を示している。ともに負論理で水平同期信号を示している。本形態では1回の走査につき2本のレーザビームで同時に露光を行うため、BD40からは各色毎に2つの水平同期信号がほぼ同じタイミングで得られる。ここでは、このほぼ同時に得られる2つの水平同期信号のうち、第一番目に出力される水平同期信号を第一の水平同期信号、第二番目に出力される水平同期信号を第二水平同期信号と呼ぶ。
【0089】
本形態では副走査方向の色ずれ補正の基準となる色をブラックとし、イエローの副走査方向の書き出し位置をブラックの副走査方向の書き出し位置にあわせるべく補正する。以下の説明では、4色のうちブラックとイエローの間のずれ補正について述べるが、他のマゼンタ、シアンについてもイエローと同様の補正を行うことによりブラックに対する色ずれを補正することができる。
【0090】
図11を用いてブラックの副走査方向の書き出し位置に対してイエローの書き出し位置を3/2ラインだけ遅らせることで3/2ラインの色ずれを補正する方法について説明する。
【0091】
ブラックの水平同期信号1101とイエローの水平同期信号1103のうち、破線にて示した1101b、1101dと1103a,1103cはCPU1017に入力されたBD信号103のうちマスクされてビデオコントローラ401に出力されないパルスを示している。そして、低速モード時はこれらのパルスをマスクすることで、標準モード時の2倍の速度で画像形成を行う。
【0092】
1105はブラックの水平同期信号の周期を示しており、標準モードにおける水平同期信号の周期Tに対して2倍の周期2Tとなっている。1107はブラックの水平同期信号とイエローの水平同期信号の位相差を示している。本形態では位相差が3T/2となっている。これは、水平同期信号1101,1103の周期2Tに対して3/4周期の位相差となる。
【0093】
低速モードにおいては、同時に2ラインの走査を行ってから次の2ラインの画像形成を行うまでの期間が2Tなので、ブラックとイエローの副走査方向における位置は3T/2の時間に3/2ライン分だけずれることになる。従って、図11の如く水平同期信号の出力タイミングを制御することで、ブラックとイエローとの間の副走査方向の3/2ライン分の色ずれを補正することができる。
【0094】
このように、3/2ラインの色ずれ補正を行うときのスキャナモータの回転制御動作と低速モード時における水平同期信号をマスクするタイミングについて図7、図12を用いて説明する。
【0095】
図7は図本形態において図5のスキャナモータ制御回路に出力する回転基準信号の様子を示すタイミングチャートである。
【0096】
図7において、701はブラックのスキャナモータを回転制御するためのブラックの回転基準信号、703はイエローのスキャナモータを回転制御するためのイエローの回転基準信号である。
【0097】
本形態では、前記の2つの水平同期信号のうち、第一水平同期信号と回転基準信号とが位相同期するようスキャナモータを制御している。回転基準信号の周期と水平同期信号の周期は同一であり、各色毎に水平同期信号と回転基準信号の位相はそろっている。また、705はブラックの回転基準信号の周期であり、標準モード時にビデオコントローラに出力する水平同期信号と同一の周期Tを持つ。707はブラックとイエローの回転基準信号の位相差を示しており、図7ではT/2となっている。
【0098】
図12は低速モード時における水平同期信号及びマスク信号の様子を示すタイミングチャートである。
【0099】
図12において、801はマスクされる前のブラックの第一及び第二水平同期信号、つまりDB40Kからほぼ同時に出力される2つのBD信号103Kであり、1211はマスクされる前のイエローの第一、第二水平同期信号、つまりBD40Yからほぼ同時に出力される2つのBD信号103Yである。1103はマスクされる前の第一水平同期信号の周期を示し、この値はブラックの回転基準信号の周期Tと同一である。1105はブラックの第一及び第二水平同期信号をマスクするためのマスク信号であり、1113はイエローの第一及び第二水平同期信号をマスクするためのマスク信号である。
【0100】
マスク信号1205のマスク期間1207とマスク解除期間1209はマスクされる前の第一及び第二水平同期信号1201の周期Tと同一であり、マスク期間とマスク解除期間が交互に現れる。また、イエローのマスク信号1213のマスク期間もブラックのマスク信号1205と同様に周期Tとしている。
【0101】
低速モードにおいては、BD40からの第一及び第二水平同期信号のパルスを2回に1回マスクする必要があるが、図12におけるブラックのマスク信号1205によりイエローの水平同期信号1211をマスクした場合、パルス1211bがマスクされてしまうことになる。そのため、ブラックとイエローの色ずれについては、パルス1201aと1211aとの位相差に応じた量、つまり1/2ライン分しか補正できないことになる。
【0102】
そこで、本形態では、2ライン同時走査を行う場合に、低速モード時においてずれ量が1ラインを超える場合(ここでは3/2ライン)、図12のようにブラックとイエローの第一及び第二水平同期信号をマスクするタイミングを異ならせている。具体的にはブラックの第一及び第二水平同期信号のマスクを解除する期間においてイエローの第一及び第二水平同期信号をマスクし、イエローの第一及び第二水平同期信号のマスクを解除する期間においてブラックの第一及び第二水平同期信号をマスクしている。
【0103】
こうすることにより、ブラックのスキャナユニット44Kがドラム905Kを露光するタイミングと同じミラー面ではイエローのスキャナユニット44Kにおける回転多面鏡903Yによる露光を行わず、次のミラー面が走査するタイミング、つまり1ライン副走査方向に遅れたタイミングでイエローのスキャナユニット44Yによる露光が行われることになる。
【0104】
このように、低速モード時においては、色ずれ量が1ラインを超える場合には、水平同期信号をマスクするタイミングをマスクする前の水平同期信号の周期Tだけずらすことで、正確に色ずれ補正を行うことができる。
【0105】
本形態では、図7、図12により説明したように、スキャナモータ106の回転位相をT/2、水平同期信号のマスクタイミングをTだけずらすことにより、ブラックとイエローの水平同期信号の位相を3T/2だけずらすことができる。つまり、低速モードにおいて、ブラックとイエローの水平同期信号を図6に示した位相関係に設定することができ、低速モードにおいても3/2ラインの補正を行うことができる。
【0106】
本形態では、低速モードにおいてはスキャナユニットによる2回の走査に1回の露光を行う場合について説明したが、第1の実施形態と同様、これ以外にも、n回の走査に1回の露光を行う場合にも同様にn回の水平同期信号のパルスのうち1回だけ出力するようマスク信号を発生することで、色ずれの補正を行うことができる。
【0107】
また、マスク信号のマスク期間をマスク前の水平同期信号の周期Tと同一にしているが、水平同期信号を所望のタイミングでマスクすることができれば、マスク期間はT以外の長さでもよい。
【0108】
一般的には、一回の走査でpライン同時走査する装置において、pライン未満の色ずれ量を1/k(kは自然数)ライン単位で補正する場合で、基準色と補正色との間の色ずれ補正量がm/k(0<m<(p×k)で、mは自然数)ラインであり、マスクする前の周期Tの水平同期信号の一部をマスクして周期をn倍とする場合、補正色の回転基準信号を発生するタイミングを、基準色に対して(T/(p×k)×(((n×m)/(p×k)のあまり)の位相差に設定し、補正色の水平同期信号をマスクするタイミングを、基準色からT×((n×m)/(p×k)の商)だけずらしたタイミングに設定する。
【0109】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、画像形成速度を変更した場合であっても画像間の位置ずれを正確に補正でき、高精細な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される画像形成装置の構成を示す図である。
【図2】図1の装置におけるスキャナユニットの構成例を示す図である。
【図3】図1の装置の内部の構成を示すブロック図である。
【図4】図3の装置のプリンタエンジン部の要部の構成を示す図である。
【図5】スキャナモータ制御回路の構成を示す図である。
【図6】図4の回路の動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図7】図4の回路による回転基準信号の様子を示すタイミングチャートである。
【図8】図4の回路による水平同期信号の制御動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図9】水平同期信号をマスクする回路の構成を示す図である。
【図10】本発明の実施形態による画像形成動作を説明するためのフローチャートである。
【図11】本発明の第2の実施形態による水平同期信号の様子を示すタイミングチャートである。
【図12】本発明の第2の実施形態による水平同期信号の制御動作を説明するためのタイミングチャートである。
【図13】画像の位置ずれの様子を示す図である。
【図14】画像の位置ずれの様子を示す図である。
Claims (5)
- それぞれが、画像信号に応じて変調された光ビームを走査する走査手段と、前記走査手段により走査される光ビームを検出して同期信号を生成する検出手段とを有する複数の画像形成部と、
前記同期信号の各々に同期して、対応する画像信号を出力させる同期手段と、
前記同期信号を周期的にマスクするマスク手段と、
前記マスク手段のマスキングの位相を可変に制御するマスキング制御手段と、
前記走査手段の回転位相を制御する回転制御手段とを備え、
前記走査手段の1回の走査に1回画像信号に基づく露光処理を行う場合には、前記複数の画像形成部により形成される画像間の位置ずれ量に基づいて、前記走査手段の回転位相をずらし、前記走査手段の複数回の走査に1回ずつ画像信号に基づく露光処理を行う場合には、前記位置ずれ量に基づいて、各画像形成部の同期信号をマスクするタイミングを異ならせ、且つ前記走査手段の回転位相をずらすことにより、前記画像間の位置ずれを補正することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
所定の副走査速度及び定着速度で画像を形成する標準モードと、前記標準モードよりも遅い副走査速度及び定着速度で画像を形成する低速モードを選択する選択手段を有し、
前記標準モードにおいて、前記走査手段の1回の走査に1回画像信号に基づく露光処理を行い、前記低速モードにおいて、前記走査手段の複数回の走査に1回ずつ画像信号に基づく露光処理を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項2に記載の画像形成装置において、
画像を転写するべき転写材の種類に応じて、前記標準モードと前記低速モードのいずれかを選択することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
前記マスク手段は、前記同期信号をnパルス(nは自然数)ごとに出力することを特徴とする請求請2記載の画像形成装置。 - 請求項1に記載の画像形成装置において、
互いに異なる色の複数の画像を形成し、それら複数の画像を重ね合わせるものであることを特徴とする画像形成装置。
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