JP2001162857A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001162857A
JP2001162857A JP35305699A JP35305699A JP2001162857A JP 2001162857 A JP2001162857 A JP 2001162857A JP 35305699 A JP35305699 A JP 35305699A JP 35305699 A JP35305699 A JP 35305699A JP 2001162857 A JP2001162857 A JP 2001162857A
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JP
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signal
rotation reference
image
polygon mirror
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JP35305699A
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Akihiro Fujimoto
昭宏 藤本
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常に正確なタイミングで画像を書き込み、良
好な画像を得る。 【解決手段】 画像形成装置は、それぞれ画像担持体
と、画像信号に応じて変調された光ビームを発生する光
ビーム発生手段と、前記光ビーム発生手段により発生さ
れる光ビームを偏向走査して前記画像担持体に画像を書
き込む回転多面鏡とを有する複数の画像形成手段と、前
記複数の画像形成手段の回転多面鏡をそれぞれ独立に回
転駆動する複数の駆動手段と、前記複数の画像形成手段
のうち所定の画像形成手段の回転多面鏡と他の画像形成
手段の回転多面鏡とが所定の位相差をもって回転するよ
う前記複数の駆動手段を制御する制御手段とを備えて構
成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に関
し、特には、複数の画像形成部により画像を形成する装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、それぞれレーザスキャナ、感
光ドラム等を有する複数の画像形成ユニットにより異な
る色の画像を形成し、これを記録用紙上に重ね合わせて
転写することでカラー画像を得る装置が知られている。
【0003】この種の装置においては、各画像形成ユニ
ットの取り付け位置のばらつき等により各色の画像間に
位置ずれ(色ずれ)が発生する。そのため、従来より、
転写ベルト上に位置ずれ補正用のレジストマークを転写
し、このレジストマークの読み取り結果に基づいて各色
の画像間の位置ずれを検出、補正する技術が知られてい
る。
【0004】また、副走査方向の各色画像の書き出しタ
イミングについては、所定の画像形成ユニット、例えば
最上流側の書き出しタイミングに基づき、他の色の画像
の書き出しタイミングを決定することが考えられる。
【0005】以下、副走査方向の書き出しタイミングの
制御について説明する。
【0006】図10は画像形成装置のスキャナを回転駆
動するための制御回路の構成例を示す図である。
【0007】図10において、100は回転基準信号発
生器で、前述の如く検出された各色間の位置ずれ量に基
づいてイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(BK)の各色のスキャナユニットに
対して独立の回転制御信号101Y、101M、101
C、101BKを発生する。
【0008】回転基準信号101Y、101M、101
C、101BKは周期は同一であるものの、1ライン未
満のずれを補正するため、それぞれ独立にその位相を制
御可能である。
【0009】102Y,102M,102C,102B
KはY,M,C,BKの各色にそれぞれ独立に設けられ
たPLL制御部で、回転基準信号101Y,101M,
101C,101BKと、スキャナモータ106Y,1
06M,106C,106BK内部にそれぞれ設けられ
たモータの回転位置検出器(ビームディテクタ、以下B
D)の出力信号103Y,103M,103C,103
BKを位相比較して、その結果、スキャナモータドライ
バ105Y,105M,105C,105BKが回転基
準信号101Y,101M,101C,101BKにそ
れぞれ位相同期するようスキャナモータドライバ105
Y,105M,105C,105BKに対して制御信号
104Y,104M,104C,104BKを出力し、
スキャナモータ106Y,106M,106C,106
BKの回転動作を制御する。
【0010】以下、図11を用いて、図10の制御回路
による副走査方向の画像形成タイミングの制御動作につ
いて説明する。
【0011】図11は図10の制御回路による画像形成
タイミングを示すタイミングチャートであり、説明を簡
単にするため、イエローとマゼンタについてのみ説明す
る。
【0012】図11において、201はイエロー用のB
Dにより得られた負論理のBD信号であり、一定の周期
を有する。202はイエロー用の垂直同期信号(TOP
信号)であり、このTOP信号を不図示のビデオコント
ローラに出力すると、その後のBD信号に同期してビデ
オコントローラはイエロー用の画像データ203を出力
する。
【0013】ビデオコントローラはTOP信号202と
BD信号201とを入力して画像データの出力タイミン
グを決定している。また、TOP信号202は不図示の
プリンタエンジン部によりBD信号201に同期させて
生成される。
【0014】204はマゼンタのBD信号であり、図に
示したように、副走査方向の一ライン未満のずれを補正
するため、イエローのBD信号201に対してずれに応
じて位相差を持たせる。ただし、図では位相差、即ちず
れがない状態を示している。
【0015】205はマゼンタ用のTOP信号であり、
プリンタエンジンは、イエロー用のTOP信号202を
出力した後、マゼンタのBD信号のカウントを開始し、
所定数カウントした場合にマゼンタ用のTOP信号20
5を出力する。
【0016】図11ではNラインに相当するタイミング
でマゼンタの画像の書き出しを開始するため、イエロー
用のTOP信号202の後、(N−1)ラインに相当す
る数だけBD信号をカウントした時点でTOP信号20
5を発生する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図11
に示したタイミングチャートによれば、基準色(図では
イエロー)の垂直同期信号(TOP信号)と水平同期信
号(BD信号)との間には同期がとられており、BD信
号により確実にTOP信号を発生することができるもの
の、基準色のTOP信号と他の色(図ではマゼンタ)の
BD信号との間には同期がとれていない。
【0018】また、装置の取り付け精度等の問題によ
り、回転基準信号とDB信号との間にはある程度のオフ
セットがあり、更に、そのオフセットは基準色と他の色
で異なることがある。
【0019】そのため、図11の207で示したよう
に、他の色の回転基準信号とBD信号との間にオフセッ
トを持つ場合、イエローのTOP信号202の後、BD
信号211からカウントを開始せず、その一つ前のBD
信号210からカウントを開始してしまう。
【0020】そのため、他の色のTOP信号の発生タイ
ミングが正規のタイミングよりも一ライン分早くなって
しまう。その結果、ビデオコントローラからは一ライン
早いタイミングで画像データが出力されてしまい、基準
色に対して一ラインずれた位置に他の色の画像が形成さ
れてしまう。
【0021】本発明は前述の如き問題を解決することを
目的とする。
【0022】本発明の他の目的は、高精細な画像を得る
処にある。
【0023】本発明の更に他の目的は、常に正確なタイ
ミングで画像形成を行う処にある。
【0024】
【課題を解決するための手段】このような目的下におい
て、本発明においては、それぞれ画像担持体と、画像信
号に応じて変調された光ビームを発生する光ビーム発生
手段と、前記光ビーム発生手段により発生される光ビー
ムを偏向走査して前記画像担持体に画像を書き込む回転
多面鏡とを有する複数の画像形成手段と、前記複数の画
像形成手段の回転多面鏡をそれぞれ独立に回転駆動する
複数の駆動手段と、前記複数の画像形成手段のうち所定
の画像形成手段の回転多面鏡と他の画像形成手段の回転
多面鏡とが所定の位相差をもって回転するよう前記複数
の駆動手段を制御する制御手段とを備える構成とした。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
形態について詳細に説明する。本実施形態においては、
本発明をカラー画像形成装置に適用した場合について説
明する。
【0026】図1は本形態の画像形成装置の構成を示す
図である。
【0027】図1において、41Y,41M,41C,
41Kはイエロー(Y),マゼンタ(M),シアン
(C),ブラック(K)の各色のドラムユニットカート
リッジ(ドラムユニット)で、潜像を形成する感光体9
05Y,905M,905C,905Kと各感光体上の
潜像を所定の現像剤により現像する現像器とが一体とな
っている。また、これらの各色ドラムユニット41Y,
41M,41C,41Kはそれぞれ独立に画像形成装置
本体に着脱可能に装着されている。
【0028】44Y,44M,44C,44Kはそれぞ
れ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のス
キャナユニットで、後述するプリンタコントローラ10
01から送られる各色のビデオデータに基づいて、プリ
ンタエンジンで変換されるレーザオン・オフ信号により
発光する各レーザ光を各ポリゴンミラー903Y,90
3M,903C,903Kで走査させ、ドラムユニット
41Y,41M,41C,41Kの各感光体上に潜像を
形成させる。なお、スキャナユニット44Y,44M,
44C,44K及びドラムユニット41Y,41M,4
1C,41Kの詳細な構成は図2に示す。
【0029】40Y,40M,40C,40Kはそれぞ
れイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のフォ
トセンサ等の光ビーム検出器(BD)で、ドラムユニッ
ト41Y,41M,41C,41Kの各感光体の近傍に
配置され、各色スキャナユニット44Y,44M,44
C,44Kにより照射されるレーザビームを検知して、
BD信号を出力する。
【0030】42は中間転写ベルトで、帯電器49Y,
49M,49C,49Kで帯電されることによりドラム
ユニットで現像された顕像を一旦一次転写して多重画像
を形成し、搬送ベルト43により搬送される転写材に転
写する。
【0031】搬送ベルト43は、給紙部46から給紙ロ
ーラ47を通して給紙される転写材に対して中間転写ベ
ルト42で形成された多重転写画像を二次転写させた
後、定着部45へと搬送するためのベルトである。
【0032】50はセンサで、中間転写ベルト42上に
形成された色ずれ検出のためのマークを検出する。定着
部45は搬送ベルト43により搬送される記録材上に転
写された各画像を定着し、排紙部48に出力する。
【0033】図2は図1に示したスキャナユニット44
(44Y,44M,44C,44K)及びドラムユニッ
ト41(41Y,41M,41C,41K)の概略構成
を示す図であり、図1及び図と同様の構成には同一の番
号を付してある。なお、各色のスキャナユニット及びド
ラムユニットは同一の構成である。
【0034】図において、901は半導体レーザで、図
示しないビデオデータに応じて変調された光ビームRを
発生する。902はコリメータレンズで、半導体レーザ
901で発生されたレーザビームRを平行にする。90
3(903Y,903M,903C,903K)は回転
多面鏡で、スキャナモータ106(106Y,106
M,106C,106K)により回転駆動され、コリメ
ータレンズ902を介して照射されるレーザビームRを
反射して、走査速度を補正するfθレンズ904を介し
てドラム状の感光体905の表面を走査する。
【0035】なお、スキャナユニット44は半導体レー
ザ901、コリメータレンズ902、fθレンズ90
4、回転多面鏡903、スキャナモータ106等で構成
される。
【0036】また、ドラムユニット41は、感光体90
5、光ビーム検出器40、不図示の現像器等で構成され
る。
【0037】次に、各部の動作について説明する。
【0038】半導体レーザ901によりレーザビームR
を発生し、このレーザビームRをコリメータレンズ90
2で平行にした後、回転多面鏡903に照射する。回転
多面鏡903で反射したレーザビームRは走査速度を補
正するfθレンズ904を介して感光体905に照射さ
れ、回転多面鏡903の回転により感光体905の表面
を走査する。
【0039】このとき、レーザビームRは感光体905
の近傍に配置されたBD40からのBD信号に同期した
ビデオデータにより変調されるので、感光体905には
ビデオデータに対応する潜像が形成される。
【0040】図3は図1の画像形成装置の要部の構成を
示すブロック図であり、図1と同一のものには同一番号
を付してある。
【0041】画像形成装置1000において、1001
はコントローラで、CPU1012によりROM101
3のプログラム用ROMに記憶された制御プログラム等
あるいは、ハードディスク、フロッピーディスク、光磁
気ディスク等の外部メモリ1014に記憶された制御プ
ログラム等に基づいてシステムバス1015に接続され
た各種デバイスとのアクセスを統括的に制御し、プリン
タエンジン1016に出力情報としてのビデオデータを
出力する。また、ROM1013のフォント用ROMに
は出力データを生成する際に使用するフォントデータ等
を記憶している。更に、ROM1013のデータ用RO
Mにはハードディスク等の外部メモリ1014を備えて
いないプリンタのために、ホストコンピュータ2000
上で利用される情報等を記憶している。
【0042】CPU1012は入力部1018、インタ
ーフェイス2100を介してホストコンピュータ200
0と双方向通信処理が可能となっており、画像形成装置
1000内の情報等をホストコンピュータ2000に通
知可能に構成されている。1019はRAMで、CPU
1012の主メモリ、ワークエリア等として機能し、図
示しない増設ボードに接続されているオプションRAM
によりメモリ容量を拡張することができるよう構成され
ている。また、コントローラ1001内のCPU101
2、プリンタエンジン1016内のCPU1017は内
部にタイマを有しており、計時可能となっている。
【0043】また、RAM1019は、出力情報展開領
域、環境データ格納領域、不揮発性RAMなどに用いら
れる。前述のハードディスク、ICカード等の外部メモ
リ1014は、メモリコントローラ(MC)1020に
よりアクセスを制御される。外部メモリ1014はオプ
ションとして接続され、フォントデータ、エミュレーシ
ョンプログラム、フォームデータ等を記憶する。102
1は操作部で、走査及び各種設定のためのスイッチ及び
LED表示器、LCD表示器等が配されている。
【0044】なお、前述の外部メモリ1014は一個に
限らず、少なくとも一個以上備え、内蔵フォントに加え
てオプションカード、言語系の異なるプリンタ制御言語
を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数接続
できるように構成されている。また、図示しない不揮発
性RAMを備え、操作部1021からの各種設定情報を
記憶する様にしてもよい。
【0045】また、プリンタエンジン1016は、内部
に図10に示したスキャナモータ制御回路と同様の回路
を有する。
【0046】更に、プリンタエンジン1016にはコン
トローラ1001内のCPU1012から送られてくる
ビデオデータを印字するために、所定のタイミングでア
クチュエータ1022を動作させると共に、動作時に取
り込まれる種々の検出系1023(センサ50、光ビー
ム検出器40Y,40M,40C,40Kを含む)から
の信号をその動作にフィードバックして制御を行うため
のCPU1017、及びこのCPU1017が実行する
各種制御プログラム、並びに各種信号の出力タイミン
グ、並びに色ずれを検出するためのマークの画像デー
タ、マゼンタ、シアン、ブラックの各潜像の書き出しタ
イミングデータ、検出系1023から出力されるデータ
を一時的に格納するROM/RAM1030を有する。
【0047】また、CPU1017は各色画像間の色ず
れを補正するために、ROM/RAM1030に格納さ
れたマーク画像データに基づいて中間転写ベルト42上
に各色の画像データを形成し、センサ50により読み取
る。そして、この読み取り結果に基づいて各色画像間の
位置ずれ量を算出する。
【0048】ここで、一ラインを越えるずれ量について
は、測定された色ずれ量に基づいて、CPU1017が
後述する図4に示す各色ビデオコントローラ401Y,
401M,401C,401Kへの各色TOP信号の発
生タイミングを走査ライン単位に制御する。
【0049】具体的には、CPU1017が、算出され
た各色画像間の色ずれ量に基づいて、ROM/RAM1
030にY,M,C,Kの各潜像の書き出しタイミング
データ(各色間で遅延される副走査ラインの数)を記憶
しておき、記憶された各色の潜像書き出しタイミングデ
ータに基づいて図4の各色のビデオコントローラ401
Y,401M,401C,401KへのTOP信号の発
生タイミングを制御する。
【0050】一方、一副走査ライン未満の色ずれ量につ
いては、CPU1017が、色ずれ量の算出結果に基づ
いて、図4、図の回転基準信号発生器100が発生する
スキャナ回転基準信号101Y,101M,101C,
101Kの位相を制御することにより、副走査方向の一
ライン未満のずれ量を補正するものである。
【0051】図4は図3のプリンタエンジン1016の
要部の構成を示すブロック図であり、図1〜図3、及び
図10と同一の構成には同一番号を付してある。
【0052】図において、401Y,401M,401
C,401Kはそれぞれイエロー、マゼンタ、シアン、
ブラックの各色のビデオコントローラで、各色光ビーム
検出器40Y,40M,40C,40Kにより出力され
る各色のBD信号103、及び、CPU1017より出
力される各色のTOP信号107を入力し、対応する色
のTOP信号が入力された後のBD信号に同期して、各
色のビデオデータ108を半導体レーザ901に出力す
る。
【0053】また、回転基準信号発生器100はクロッ
ク発生器109からのクロックに基づいて、イエロー用
の回転基準信号101Yを出力すると共に、CPU10
17からの制御信号110M,110C,110Kに従
ってマゼンタ、シアン、ブラック用の回転基準信号10
1M,101C,101Kを出力する。
【0054】本形態においては、回転基準信号発生器1
00は内部にカウンタを有し、クロック発生器109か
らのクロックをカウントすることにより、イエローに対
して他の各色の位置ずれがない場合にイエローの回転基
準信号101Yに対して所定の位相関係となるよう後述
の如く各色の回転基準信号101M,101Y,101
Kする。
【0055】更に、回転基準信号発生器100は、イエ
ローに対する各色画像の一副走査ライン未満のずれ量を
補正するよう、CPU1017の制御信号110に従
い、M,C,Kの各色の回転基準信号の位相を所定の補
正単位(本形態では1/10ライン単位)で変更する。
【0056】次に、回転基準信号発生器100による回
転基準信号の生成動作について説明する。
【0057】図5は回転基準信号の発生動作を説明する
ためのタイミングチャートである。図6ではイエローと
マゼンタについてのみ説明するが、他の色についても同
様に動作する。
【0058】301はイエロー用の負論理の回転基準信
号、302はイエロー用の光ビーム検出器40Yにより
得られた負論理のBD信号であり、図のPLL制御回路
の作用により回転基準信号301に同期した一定の周期
Tを有する。303はイエロー用のTOP信号であり、
このTOP信号をビデオコントローラ401Yに入力す
ると、その後のBD信号302に同期してイエロー用の
ビデオデータが出力される。
【0059】本形態では、回転基準信号発生器100は
イエロー用の回転基準信号301に対して、位置ずれ
(位相ずれ)がない場合に所定の位相差を持つようマゼ
ンタ用の回転基準信号305を生成する。
【0060】これにより、マゼンタの回転基準信号30
5に対して得られるマゼンタのBD信号304の位相が
位相差306だけオフセットしている場合あっても、イ
エロー用のTOP信号303入力後、マゼンタのBD信
号を確実に検出することができる。
【0061】即ち、回転基準信号発生器100はクロッ
ク発生器109からのクロックを内部のカウンタにより
カウントし、イエローの回転基準信号302に対して位
相差308を持つマゼンタ用の回転基準信号305を生
成する。
【0062】そして、イエローとマゼンタの間に副走査
方向の位置ずれがある場合には、CPU1017はマゼ
ンタのずれ補正用の制御信号110Mを出力して回転基
準信号発生器100のカウンタのカウント値を変更し、
このマゼンタ用の回転基準信号305の位相をシフトす
ることで最終的なマゼンタの回転基準信号を生成する。
【0063】図5では、イエロー用の回転基準信号30
1をシフトしてマゼンタの回転基準信号308を生成し
ている。このようにマゼンタのBD信号の位相が位相差
307だけ位相進み方向にオフセットしている場合であ
っても、マゼンタのBD信号はイエローのBD信号に対
して位相差306を持つため、イエローのBD信号と同
期して発生されるイエローのTOP信号303後の1番
目のマゼンタのBD信号を確実に検出することができ
る。
【0064】このとき、イエローとマゼンタの回転基準
信号の位相差は、スキャナモータの特性に応じて、イエ
ローの回転基準信号とBD信号のオフセットと、マゼン
タの回転基準信号とBD信号のオフセットとの和よりも
十分大きく、且つ、一ライン未満の回転基準信号の位相
差の変更単位よりも十分小さく設定することが望まし
い。
【0065】例えば、本形態において、BDの周期が1
ms、回転基準信号の位相差の設定単位が100μs
で、回転基準信号とBD信号とのオフセットがそれぞれ
1μsである場合には、イエローとマゼンタの回転基準
信号の位相差を3μsとする。この場合、副走査方向に
1/10画素(ライン)単位で位置ずれの補正を行うこ
とができるが、イエローとマゼンタの回転基準信号の間
に3μsの位相差を設けたことによる副走査方向のずれ
は3%である。(1ms/3μs=3%)
【0066】3%の誤差は、600dpiの画像を例に
とると、約1.3μmのずれとなるものの、この値はず
れの値としては十分小さいものであり、問題にならな
い。本形態では、このオフセット量を前記の考えの元で
予め設定して回転基準発生器100内部の不図示のRO
Mに記憶している。
【0067】なお、図5ではマゼンタのBD信号が位相
進み方向のオフセットを持っているばあいについて示し
たが、位相遅れ方向のオフセットを持つ場合にもイエロ
ーのTOP信号303後の1番目のマゼンタのBD信号
を確実に検出することができる。
【0068】このように、本形態によれば、基準色以外
の色について回転基準信号とBD信号との間にオフセッ
トを持つ場合であっても、基準色のTOP信号発生直後
の他の色のBD信号を確実に検出することができる。
【0069】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。
【0070】前述の実施形態では、マゼンタの回転基準
信号をイエローの回転基準信号に対して位相遅れ方向に
オフセットしていたが、本形態ではマゼンタの回転基準
信号をイエローの回転基準信号に対して位相進み方向に
オフセットするものである。
【0071】図6は本形態におけるイエローとマゼンタ
の回転基準信号の発生動作を説明するためのタイミング
チャートである。図6において、図5と同様のものは同
一番号を付して説明する。
【0072】301はイエロー用の負論理の回転基準信
号、302はイエロー用の光ビーム検出器40Yにより
得られた負論理のBD信号、303はイエロー用のTO
P信号である。
【0073】本形態では、回転基準信号発生器100は
イエロー用の回転基準信号301に対して、位置ずれ
(位相ずれ)がない場合に所定の位相差を持つようマゼ
ンタ用の回転基準信号305’を生成する。
【0074】これにより、マゼンタの回転基準信号30
8’に対して得られるマゼンタのBD信号304’の位
相が位相差306’だけオフセットしている場合あって
も、イエロー用のTOP信号303入力後、マゼンタの
BD信号304’を確実に検出することができる。
【0075】即ち、回転基準信号発生器100はクロッ
ク発生器109からのクロックを内部のカウンタにより
カウントし、イエローの回転基準信号302に対して位
相差308’を持つマゼンタ用の回転基準信号305’
を生成する。
【0076】そして、イエローとマゼンタの間に副走査
方向の位置ずれがある場合には、CPU1017はマゼ
ンタのずれ補正用の制御信号110Mを出力して回転基
準信号発生器100のカウンタのカウント値を変更し、
このマゼンタ用の回転基準信号305’の位相をシフト
することで最終的なマゼンタの回転基準信号を生成す
る。
【0077】図5では、イエロー用の回転基準信号30
1をシフトしてマゼンタの回転基準信号305’を生成
している。このようにマゼンタのBD信号304’の位
相が位相差307’だけ位相遅れ方向にオフセットして
いる場合であっても、マゼンタのBD信号304’はイ
エローのBD信号302に対して位相差306’を持つ
ため、イエローのBD信号302と同期して発生される
イエローのTOP信号303後の1番目のマゼンタのB
D信号304’を確実に検出することができる。
【0078】このとき、イエローとマゼンタの回転基準
信号の位相差は、前述の実施形態と同様、スキャナモー
タの特性に応じて、イエローの回転基準信号とBD信号
のオフセットと、マゼンタの回転基準信号とBD信号の
オフセットとの和よりも十分大きく、且つ、一ライン未
満の回転基準信号の位相差の変更単位よりも十分小さく
設定することが望ましい。
【0079】なお、図6ではマゼンタのBD信号が位相
遅れ方向のオフセットを持っているばあいについて示し
たが、位相遅れ方向のオフセットを持つ場合にもイエロ
ーのTOP信号303後の1番目のマゼンタのBD信号
を確実に検出することができる。
【0080】このように、本形態によれば、基準色以外
の色について回転基準信号とBD信号との間にオフセッ
トを持つ場合であっても、基準色のTOP信号発生直後
の他の色のBD信号を確実に検出することができる。
【0081】次に、本発明の第3の実施形態について説
明する。
【0082】図8は本形態におけるスキャナモータ制御
回路の構成を示す図であり、図10と同様の構成につい
ては同一番号を付して説明する。
【0083】図10の回路との違いは、基準色イエロー
についての制御が異なる点である。
【0084】即ち、図8では、速度制御部107Yによ
りスキャナモータ106YからのイエローのBD信号1
03の周期が一定の周期となるよう制御信号104Yを
生成する。他の構成は図10と同様である。
【0085】図7は本形態におけるプリンタエンジン1
016の要部の構成を示すブロック図であり、図4と同
様の構成は同一番号を付して説明する。
【0086】図7では、回転基準信号発生器100は光
ビーム検出器40YからのイエローのBD信号103Y
を基準として他の色の回転基準信号101Y〜101C
を生成する。他の動作は図4の構成と同様である。
【0087】図9は図7の回路による回転基準信号の生
成動作を説明するためのタイミングチャートである。
【0088】図9において、302はイエローのBD信
号、303はイエローのTOP信号である。このTOP
信号303をビデオコントローラ401Yが入力する
と、その後のBD信号302に同期してビデオコントロ
ーラ401Yによりイエロー用のビデオ信号が出力され
る。
【0089】304”は本形態におけるマゼンタの回転
基準信号であり、回転基準信号発生器100により、イ
エローに対する副走査方向の位置ずれ量に応じてイエロ
ーのBD信号302を遅延させることで得られる。した
がって、マゼンタのBD信号304”はイエローのBD
信号302と周期が同じで位相が異なる。308”はこ
の時の位相遅れ量を示している。
【0090】304”はマゼンタのBD信号であり、マ
ゼンタの回転基準信号305”と周期、位相が一致する
ように制御されている。しかし、機械的な精度等の問題
により、PLL制御を行っても両者の位相は完全に一致
することはなく、オフセット306”をもつ。図9では
マゼンタの回転基準信号305”に対して位相差30
6”だけBD信号の位相がオフセットしている。
【0091】本形態では、イエローとマゼンタとの間に
一ライン未満のずれがなく、イエローとマゼンタのBD
信号の位相差をゼロになるように設定するべき場合であ
っても、マゼンタの回転基準信号305”をイエローの
BD信号に対して、マゼンタのオフセット量306”よ
りも大きい位相差308”だけ遅らせている。
【0092】具体的には、回転基準信号発生器100は
イエローのBD信号101Yに応じて内部のカウンタに
よりクロック発生器109からのクロックをカウント
し、位相差308”に応じたカウント値になったところ
でマゼンタ用の回転基準信号を発生する。
【0093】このように構成することで、マゼンタのB
D信号がマゼンタの回転基準信号に対してオフセットを
持っていた場合であっても、常にイエローのBD信号の
後にマゼンタのBD信号が得られることになる。
【0094】従って、イエローのBD信号に同期して発
生されるイエローのTOP信号の直後のマゼンタのBD
信号を確実に検出することができる。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
常に正確なタイミングで画像を書き込むことができ、良
好な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される画像形成装置の構成を示す
図である。
【図2】図1の装置におけるスキャナユニットの構成例
を示す図である。
【図3】図1の装置の内部の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】図3の装置のプリンタエンジン部の要部の構成
を示す図である。
【図5】図4の回路の動作を説明するためのタイミング
チャートである。
【図6】図4の回路の他の動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。
【図7】本発明の第3の実施形態のとしての図1の装置
の要部の構成を示す図である。
【図8】本発明の実施形態としてのスキャナモータ制御
回路の構成を示す図である。
【図9】図7の回路の動作を説明するためのタイミング
チャートである。
【図10】スキャナモータ制御回路の構成を示す図であ
る。
【図11】従来の画像形成動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ画像担持体と、画像信号に応じ
    て変調された光ビームを発生する光ビーム発生手段と、
    前記光ビーム発生手段により発生される光ビームを偏向
    走査して前記画像担持体に画像を書き込む回転多面鏡と
    を有する複数の画像形成手段と、 前記複数の画像形成手段の回転多面鏡をそれぞれ独立に
    回転駆動する複数の駆動手段と、 前記複数の画像形成手段のうち所定の画像形成手段の回
    転多面鏡と他の画像形成手段の回転多面鏡とが所定の位
    相差をもって回転するよう前記複数の駆動手段を制御す
    る制御手段とを備える画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は前記複数の駆動手段に対
    してそれぞれ回転基準信号を出力し、前記複数の駆動手
    段は前記回転基準信号に応じて前記回転多面鏡を駆動す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は前記複数の駆動手段のう
    ち前記所定の画像形成手段の回転多面鏡を駆動する所定
    の駆動手段に出力する回転基準信号に対して前記所定の
    位相差に対応する位相差を持つ回転基準信号を他の駆動
    手段に出力することを特徴とする請求項2記載の画像形
    成装置。
  4. 【請求項4】 所定位置で前記複数の画像形成手段の回
    転多面鏡により変更操作される光ビームをそれぞれ検出
    する複数のビーム検出手段と、 前記ビーム検出手段の出力に応じて前記複数の画像形成
    手段による画像の書き込みタイミングを制御する書き込
    み制御手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は前記他の画像形成手段に
    対して回転基準信号を出力し、前記複数の駆動手段のう
    ち前記他の画像形成手段の回転多面鏡を駆動する他の駆
    動手段は前記回転基準信号に応じて前記回転多面鏡を駆
    動することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は前記ビーム検出手段によ
    る前記所定の画像形成手段のビーム検出出力に対して前
    記所定の位相差に応じた位相差を有する回転基準信号を
    前記他の駆動手段に出力することを特徴とする請求項5
    記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記所定の位相差は前記回転基準信号と
    前記光ビーム検出出力とのオフセットに基づいて設定さ
    れることを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記書き込み制御手段は、前記ビーム検
    出出力に応じて前記複数の画像形成手段に対する垂直方
    向の書き出しタイミング信号を生成することを特徴とす
    る請求項4記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は前記所定の画像形成手段
    の回転多面鏡に対して他の画像形成手段の回転多面鏡が
    進み方向に前記所定の位相差をもって回転するよう前記
    複数の駆動手段を制御することを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は前記所定の画像形成手
    段の回転多面鏡に対して他の画像形成手段の回転多面鏡
    が遅れ方向に前記所定の位相差をもって回転するよう前
    記複数の駆動手段を制御することを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は更に、前記所定の画像
    形成手段により形成される画像に対する他の画像形成手
    段により形成される画像の位置ずれに基づいて前記複数
    の駆動手段を制御することを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
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