JP2001121739A - 多色画像形成装置 - Google Patents
多色画像形成装置Info
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Abstract
ことができ、且つ小型化も可能な多色画像形成装置を提
供する。 【解決手段】 各色のレーザビームの主走査方向の画像
書出しタイミングを規定するラインシンク信号の発生タ
イミングを、K色の検知信号SOS(K)からの時間間
隔(経過時間)を示すラインシンク設定データとして設
定する。このとき、M、C色のラインシンク信号が、
K、Y色のラインシンク信号に対して、回転多面鏡の1
80度回転分(6反射面分)遅れて発生するように設定
する。K色の検知信号SOS(K)と、他の色の検知信
号SOS(Y)、EOS(M)、EOS(C)との時間
間隔をそれぞれ測定し、時間間隔に変動があった場合に
は、その変化量(各インターバルカウント値の変化量)
に基づいて、各色のラインシンク設定データを修正し、
主走査方向の書出し位置を維持する。
Description
に係り、特に互いに異なる色毎に設けられた複数の感光
体を備え、前記互いに異なる色の画像情報に基づいて変
調された複数のレーザビームを、偏向手段により偏向さ
せることにより各々対応する感光体に主走査露光して、
各前記感光体上に各々対応する色の画像を形成し、複数
の前記単色画像を重ね合わせて多色画像を形成する多色
画像形成装置に関する。
ーザビームで走査露光することによりカラー画像を形成
(印刷)する電子写真複写機やレーザープリンタ等の多
色画像形成装置が急速に普及している。カラー画像の形
成は、印刷の3原色であるシアン(C)、マゼンタ
(M)、イエロー(Y)及びブラック(K)の4つの色
を感光体ドラム上で重ね合わせることで実現できるが、
白黒の画像形成装置と比べて処理時間が長くかかり、生
産性が悪いという問題があった。このため、複数の感光
体ドラムを備えたタンデム方式の多色画像形成装置が考
案されている。
C、M、Y、Kの各色毎に分解された画像データに基づ
く複数のレーザビームで、各々対応する感光体ドラムを
露光した後、現像して同一の記録媒体上に重ねあわせて
転写する。すなわち、各色の画像を同時に形成するの
で、生産性を大幅に向上させることができる。
成装置は、各色の画像に対応する各レーザビームの光学
特性のばらつきにより、各色の画像を重ね合わせる際に
位置ずれが生じ易い。このため、各色の画像が同一位置
で重ね合うように位置合わせを行わなければ、印字画像
の品位を保つことができない。
走査方向の走査線の書き出し位置(以下、「サイドレ
ジ」という)、副走査方向の走査線の書き出し位置(以
下、「リードレジ」という)、主走査方向の走査線の書
き終わり位置または印字幅(以下、「倍率」という)、
走査線自身の湾曲(以下、「走査線湾曲」という)、及
び走査線の傾き(以下、「走査線傾き」という)の以上
5つの項目が挙げられる。この5つの位置合わせが正確
に行われて初めて、高品位なカラー画像を形成できる。
置は、露光装置の形態により、大きく2つに分類され
る。1つは、図13に示すように、感光体上を走査する
ように1本のレーザビームを出力する走査露光装置を4
つ並べた形態である(以下、「4連タンデム方式」とい
う)。この4連タンデム方式の主な特徴は、各レーザビ
ームを走査させるために回転多面鏡等の偏向手段を回転
させる走査回転モータ(以下、「モータ」という)がそ
れぞれ個別に存在するため、レーザビームの走査位置が
個々に独立していることである。
報に示されるように、1つの走査回転モータで4つのレ
ーザビームを走査する形態である(以下、「スプレイペ
イント方式」という)。このスプレイペイント方式の主
な特徴は、偏向手段であるモータが共通(1つ)である
ので、各レーザビームの走査位置が関連していることで
ある。
置について説明する。図13に示すように、4連タンデ
ム方式の多色画像形成装置300には、4つ走査露光装
置302が設けられており、それぞれK、Y、M、Cの
画像の露光を担当している。この走査露光装置によっ
て、K、Y、M、Cの各色毎に設けられた感光体304
に対して、各々対応する色の画像の露光を行って潜像を
形成する。各感光体304上に形成された潜像は、それ
ぞれの現像器で対応する色に現像され、現像された画像
は、単一の転写部材である転写ベルト306に転写され
る。この転写のときに、転写ベルト306を矢印T方向
に搬送することによって、各色の画像を順次重ね合わせ
てカラー画像を形成する。なお、図13では、各走査露
光装置302、感光体304の符号の末尾に、対応する
色を示す英字(K/Y/M/C)を付与して示してい
る。
せ(走査ビームの位置合わせ)を行う場合は、前述した
5点を考慮しておこなうが、4連タンデム方式の多色画
像形成装置では各走査露光装置の走査回転モータが独立
して動作するため、モータ回転の回転位相を制御する特
別な機構が必要となる。
成装置では、一般に1つのモータで各色に対応するレー
ザビームを走査することから、走査露光装置自体を比較
的コンパクトにすることができる。カラー画像を形成す
ることに関しては、上述の4連タンデム方式の多色画像
形成装置と同様であるが、スプレイペイント方式では、
各色のレーザビームは関連し合って走査を行うので、上
述のようなモータに関する特別な制御機構は必要ないこ
とが特徴として上げられる。
せに対する自由度としてとらえることが出来る。すなわ
ち、4連タンデム方式の場合、各モータが独立している
ため、位置合わせのタイミング的な自由度が高く、各色
ともほとんど同一位置へ位置合わせが可能となる。これ
は、前述したモータの回転位相を制御することができる
ためである。
タが1つなので各レーザビームが互いに関係し合い、位
置合わせは走査ライン単位となる。最も、別の技術を取
り入れることによって走査ライン単位以下の位置合わせ
制御も可能であるが、高解像(例えば600DPI(Do
ts Per Inchi))の画像形成装置では、逆に走査ライン
単位でも色ズレは目立たないことがわかっている(な
お、2つのレーザビームの走査ライン単位での位置合わ
せ制御では、最大ズレ量は1/2ラインである)。
の色合わせについて説明する。タンデム方式の多色画像
形成装置では、前述のようなサイドレジ、リードレジ、
倍率、走査線湾曲及び走査線傾きを補正して、位置合わ
せを行う必要があるが、ここでは、特に本発明で取り上
げるサイドレジの補正について述べる。以下に、位置ず
れを検出するための検出系、検出された位置ずれを補正
するように制御する制御系について説明する。
3号公報及び特開平3−142412に示されるよう
に、中間転写ベルト等に特定のパタ一ンのトナー像(以
下、「テスト画像」という)を形成し、CCDセンサや
PD等の画像読取センサによって形成したテスト画像を
読み取り、この読取結果から色ずれ量を算出する。この
色ずれ量から、実際に画像を書出す際の各レーザビーム
の位置ずれ(どのレーザビームがどれだけずれている
か)を把握することができる。こうして得られた結果に
基づいて、主走査方向の書き出し位置であるサイドレジ
の補正を行っている。
多色画像形成装置に限らず、一般的なサイドレジ制御と
して捕らえることができる。この制御の方法は、走査開
始側(画像の書出し開始側)の画像形成領域外に、書き
出し位置検出センサ(所謂SOSセンサ)を設け、レー
ザビームが書き出し位置検出センサ上を通過したときに
発生するSOS信号に基づいてカウンタで基本クロック
のカウント動作を開始し、カウント値が所定の設定値に
なったときに画像書き出しを開始するもので、その設定
値に上述した検出系の結果を反映させたものである。
S信号に同期させて、基準クロックのカウントを行なう
ことにより、回転多面鏡の分割角誤差の影響による画像
の書き出し位置の微小なズレを防ぐこともできる。
レーザビームによる位置合せ精度は、当然ながら、画像
読取センサの分解能によって決定する。例えば、一般的
な書き込み密度である600DPI(Dots Per Inchi)
の場合、高品位の画像を得るために十分な位置合わせを
行うためには、42.3ミクロン以下の分解能が画像読
取センサに求められる。このため、画像読取センサに
は、高価な高分解能CCDセンサが利用されており、今
後、更に画質の高解像度化が進むと、画像読取センサに
対する分解能の要求が更に高まり、コスト高につなが
る。
るために、テスト画像のマークに特徴を持たせることも
考えられる。しかしながら、この場合、複数種の演算を
行なう必要があり、処理に非常に時間がかかる。また、
演算処理系を高性能にすれば、時間は短縮できるが、そ
の分コスト高になってしまう。
の場合、各レーザビームは回転多面鏡を挟んで走査方向
が逆になるので、回転多面鏡を挟んでSOSセンサを対
角に配置しなければならず(特開昭59−123368
号公報参照)、装置の小型化の妨げになる。また、書出
し位置制御を行うコントロール回路との距離が、回転多
面鏡を挟んで一方のSOSセンサと他方のSOSセンサ
とで異なるため、誤動作や同期ズレが発生する恐れがあ
る。
れたもので、低コストな構成で、高品位の画像を形成す
ることができ、且つ小型化も可能な多色画像形成装置を
提供することを目的とする。
に、請求項1に記載の発明は、互いに異なる色毎に設け
られた複数の感光体を備え、前記互いに異なる色の画像
情報に基づいて変調された複数のレーザビームを、偏向
手段により偏向させることにより各々対応する感光体に
主走査露光して、各前記感光体上に各々対応する色の画
像を形成し、複数の前記単色画像を重ね合わせて多色画
像を形成する多色画像形成装置であって、前記レーザビ
ームの主走査方向の画像形成領域外に設けられ、基準と
して予め定められた所定のレーザビームの主走査タイミ
ングを検出する第1の検出手段と、前記第1の検出手段
により検出された前記所定のレーザビームの主走査タイ
ミングと、各レーザビームに対して予め定められた設定
値とに基づいて、各レーザビームの主走査方向の画像書
出しタイミングを制御する制御手段と、を有することを
特徴としている。
出手段によって、基準のレーザビームの主走査タイミン
グが検出される。制御手段では、この検出結果と、各レ
ーザビーム毎に対して定められている設定値とに基づい
て、各レーザビームの主走査方向の画像書出しタイミン
グが制御される。
イミングを検出しなくても、全てのレーザビームの主走
査タイミングを制御することができる。すなわち、従
来、各レーザービーム毎に必要であった主走査位置を検
出するための検出手段(SOSセンサ等)のうち、基準
のレーザビーム以外の検出手段を省略することができ、
装置の小型化に貢献することが可能となる。
前記偏向手段が、複数の前記レーザービームに共通に設
けられた、複数の反射面を有する回転多面鏡であり、少
なくとも1つの前記レーザビームと、その他の前記レー
ザビームとが、前記回転多面鏡の反射面に対して互いに
異なる方向から入射され、一つ又は複数の反射面によっ
て反射されて、同時に複数の前記感光体を主走査露光す
るようにしてもよい。
に、前記制御手段が、前記複数の反射面毎に、前記第1
の検出手段で検出される前記所定のレーザビームの主走
査タイミングに対する、各レーザビームの主走査方向の
画像書出しタイミングを設定するようにするとよい。
前記レーザビームの主走査方向の画像形成領域外に、前
記所定のレーザビーム以外の各レーザビームに対して設
けられ、各々対応する前記レーザビームの主走査タイミ
ングを検出する第2の検出手段と、前記第1の検出手段
による前記所定のレーザビームの主走査タイミングと、
前記第2の検出手段による前記所定のレーザビーム以外
のレーザービームの主走査タイミングとの検出時間差を
計測する計測手段と、前記計測手段による計測結果に変
動に基づいて、前記設定値を変更することにより、前記
主走査方向の画像書出しタイミングを補正する補正手段
と、を更に有するようにするとよい。
に、前記補正手段が、複数回の主走査によって計測され
る前記検出時間差の平均値の変動に基づいて、前記設定
値を変更するようにするとよい。特に、請求項6に記載
されているように、前記補正手段が、2の累乗回の主走
査によって計測される前記検出時間差の平均値の変動に
基づいて、前記設定値を変更するようにするとよい。
前記補正手段が、前記第2の検出手段により主走査タイ
ミングを検出したレーザービームに対応する前記設定値
を変更するようにするとよい。
前記補正手段が、前記画像の形成処理に係らず、逐次、
前記主走査方向の画像書出しタイミングの補正を行うよ
うにしてもよい。或いは、請求項9に記載されているよ
うに、前記補正手段が、前記画像の形成を行っていない
ときに、前記主走査方向の画像書出しタイミングの補正
を行うようにしてもよい。或いは、請求項10に記載さ
れているように、前記補正手段が、前記主走査方向の画
像書出しタイミングの補正の実行を指示する任意の割り
込み指示に基づいて、前記主走査方向の画像書出しタイ
ミングの補正を行うようにしてもよい。
に、前記多色画像の形成結果に基づいて、前記設定値を
装置外部から設定する外部設定手段を更に有するように
するとよい。
る実施形態の1例を詳細に説明する。
画像形成装置の概略構成が示されている。多色画像形成
装置10は、3個の搬送ローラ12A〜12Cと、搬送
ローラ12A〜12Cに巻き掛けられた無端の転写ベル
ト14と、転写ベルト14を挟んで搬送ローラ12Cと
対向配置された転写ローラ16と、を備えている。
4が回転駆動されたときの転写ベルト14の移動方向
(図1矢印A方向)に沿って、ブラック(K)画像形成
用の感光体ドラム18K、イエロー(Y)画像形成用の
感光体ドラム18Y、マゼンダ(M)画像形成用の感光
体ドラム18M、シアン(C)画像形成用の感光体ドラ
ム18Cが略等間隔で配置されている。各感光体ドラム
18は軸線が転写ベルト14の移動方向と直交するよう
に各々配置されている。
けられた部分に対し、上記と同様に、各部分の符号にK
/Y/M/Cの記号を付して区別する。
ラム18を帯電させるための帯電器20が各々配置され
ており、各感光体ドラム18の上方には、帯電された各
感光体ドラム18にレーザビームを各々照射して各感光
体ドラム18に静電潜像を形成する複数ビーム走査装置
30(詳細は後述)が配置されている。
光体ドラム18の回転方向に沿ってレーザビーム照射位
置よりも下流側に、感光体ドラム18上に形成された静
電潜像を所定色(K又はY又はM又はC)のトナーによ
って現像しトナー像を形成させる現像器22、感光体ド
ラム18上に形成されたトナー像を転写ベルト14に転
写する転写器24、感光体ドラム18に残されたトナー
を除去する清掃器26が順に配置されている。
なる色のトナー像は、転写ベルト14のベルト面上で互
いに重なり合うように転写ベルト14に各々転写され
る。これにより、転写ベルト14上にカラーのトナー像
が形成され、形成されたカラーのトナー像は、搬送ロー
ラ12Cと転写ローラ16との間に送り込まれた転写材
28に転写される。そして、転写材28は図示しない定
着装置に送りこまれ、転写されたトナー像が定着され
る。これにより、転写材28上にカラー画像(フルカラ
ー画像)が形成される。
し、複数ビーム走査装置30について説明する。複数ビ
ーム走査装置30は底面形状が略矩形状のケーシング3
2を備え、ケーシング32の略中央部には、複数の反射
面34A(本実施の形態では12面)を備え、図示しな
いモータによって高速で回転される(図2の矢印B参
照)回転多面鏡34が配置されている。回転多面鏡34
の軸線に直交する方向に沿ってケーシング32の一方の
端部には、感光体ドラム18Kへの照射用のレーザビー
ム(以下「K色のレーザビーム」という)を射出する半
導体レーザ(以下、「LD」という)36Kと、感光体
ドラム18Yへの照射用のレーザビーム(以下「Y色の
レーザビーム」という)を射出するLD36Yが角部近
傍に各々配置されている。
メータレンズ38K、平面ミラー40が順に配置されて
いる。LD36Kから射出されたレーザビームは、コリ
メータレンズ38Kによって平行光束とされて平面ミラ
ー40に入射される。また、LD36Yのレーザビーム
射出側にはコリメータレンズ38Y、平面ミラー42が
順に配置されており、LD36Yから射出されたレーザ
ビームは、コリメータレンズ38Yによって平行光束と
された後に、平面ミラー42で反射されて平面ミラー4
0に入射される。
はfθレンズ44が配置されており、平面ミラー40で
反射されたK色及びY色のレーザビームは、fθレンズ
44を透過して回転多面鏡34に入射され、回転多面鏡
34で反射・偏向された後に、再びfθレンズ44を透
過するように構成されている(所謂ダブルパス構成:図
1参照)。
の軸線方向(副走査方向に対応)に沿った位置が相違さ
れており、K色及びY色のレーザビームは、副走査方向
に沿って異なる入射角で回転多面鏡34に各々入射され
るので、fθレンズ44を2回透過したK色及びY色の
レーザビームは別々の平面ミラー46K、46Yに入射
される。
46Kにより、感光体ドラム18Kの上方に相当する位
置に配置されたシリンドリカルミラー48Kに入射さ
れ、シリンドリカルミラー48Kから感光体ドラム18
Kへ向けて射出され、感光体ドラム18Kの周面上を走
査される。また、Y色のレーザビームは、平面ミラー4
6Yにより、感光体ドラム18Yの上方に相当する位置
に配置されたシリンドリカルミラー48Yに入射され、
シリンドリカルミラー48Yから感光体ドラム18Yへ
向けて射出され、感光体ドラム18Yの周面上を走査さ
れる。
の上部は蓋50によって全体的に隠蔽されている。蓋5
0の略中央にはレーザビームが通過するための矩形状の
開口50Aが穿設されており、シリンドリカルミラー4
8K、48Yは開口50Aを跨ぐように蓋50の上面上
に配置されている。一方、ケーシング32内部の、回転
多面鏡34を挟んでLD36K及びLD36Yの配設位
置の反対側の端部には、感光体ドラム18Mへの照射用
のレーザビーム(以下「M色のレーザビーム」という)
を射出するLD36Mと、感光体ドラム18Cへの照射
用のレーザビーム(以下「C色のレーザビーム」とい
う)を射出するLD36Cが角部近傍に各々配置されて
いる。LD36Cのレーザビーム射出側にはコリメータ
レンズ38C、平面ミラー52が順に配置されており、
LD36Cから射出されたレーザビームは、コリメータ
レンズ38Cによって平行光束とされて平面ミラー52
に入射される。また、LD36Mのレーザビーム射出側
にはコリメータレンズ38M、平面ミラー54が順に配
置され、LD36Mから射出されたレーザビームは、コ
リメータレンズ38Mによって平行光束とされた後に、
平面ミラー54で反射されて平面ミラー52に入射され
る。
はfθレンズ56が配置されており、平面ミラー52で
反射されたC色及びM色のレーザビームは、fθレンズ
56を透過して回転多面鏡34に入射され、回転多面鏡
34で反射・偏向された後に、再びfθレンズ56を透
過するように構成されている。
の軸線方向(副走査方向に対応)に沿った位置が相違さ
れており、C色及びM色のレーザビームは、副走査方向
に沿って異なる入射角で回転多面鏡34に各々入射され
るので、fθレンズ56を2回透過したC色及びM色の
レーザビームは別々の平面ミラー46C、46Mに入射
される。
46Cにより、感光体ドラム18Cの上方に相当する位
置に配置されたシリンドリカルミラー48Cに入射さ
れ、シリンドリカルミラー48Cから感光体ドラム18
Cへ向けて射出され、感光体ドラム18Cの周面上を走
査される。また、M色のレーザビームは、平面ミラー4
6Mにより、感光体ドラム18Mの上方に相当する位置
に配置されたシリンドリカルミラー48Mに入射され、
シリンドリカルミラー48Mから感光体ドラム18Mへ
向けて射出され、感光体ドラム18Mの周面上を走査さ
れる。
ーザビームと、C色、M色のレーザビームとは回転多面
鏡34の対向する面に入射されるため、図2に矢印で各
々示すように、K色、Y色のレーザビームとC色、M色
のレーザビームとは逆方向に走査される。なお、シリン
ドリカルミラー48C、48Mについても、図3に示す
ように、ケーシング32の蓋50に穿設された開口50
Aを跨ぐように蓋50の上面上に配置されている。
リカルミラー48K、48Y、48M、48Cによって
各々反射されたK、Y、M、C色の各レーザビームの走
査軌跡を横切るように、ピックアップミラー(平面ミラ
ー)58が配置されている。ピックアップミラー58は
レーザビームの走査軌跡のうち、K色、Y色のレーザビ
ームの走査開始側端部(SOS:Start Of Scan)付
近、言い換えるとM色、C色のレーザビームの走査終了
側端部(EOS:End Of Scan)付近に配置されてい
る。
0には、ピックアップミラー58に入射されて反射され
た各レーザビームが通過するための開口50Bが穿設さ
れており、開口50Bを通過したレーザビームを受光可
能な位置にはセンサ基板60が配置されている。センサ
基板60はブラケット62を介して蓋50の上面に取り
付けられている。
として図4に一点鎖線で示すようにセンサ基板60上を
各々横切って走査する(なお、図4では、K、Y、M、
C色のレーザビームをそれぞれレーザビームK、Y、
M、Cと示している)。センサ基板60には、各レーザ
ビームの走査軌跡に沿って主走査位置検出センサ64が
各々配列されている。
プに形成された受光部(図4に示す矩形状の部分)をレ
ーザビームが通過しているときと通過していないときと
で出力信号のレベルが異なる信号を出力する光センサで
ある。
検出センサ64K、64Yでは、K色、Y色のレーザビ
ームの走査開始側端部(SOS:Start Of Scan)付近
のレーザビームが検知されるので、K色、Y色のレーザ
ビームの1走査(主走査)の度に、その走査開始タイミ
ングを検知することができる。主走査位置検出センサ6
4M、64Cでは、M色、C色のレーザビームが走査終
了側端部(EOS:End Of Scan)付近のレーザビーム
が検知されるので、M色、C色のレーザビームの1走査
(主走査)の度に、その走査終了タイミングを検知する
ことができる。
主走査位置検出センサ64Kから出力される検知信号を
「SOS(K)」、Y色のレーザビームに対応する主走
査位置検出センサ64Yから出力される検知信号を「S
OS(Y)」、M色のレーザビームに対応する主走査位
置検出センサ64Mから出力される検知信号を「EOS
(M)」、C色のレーザビームに対応する主走査位置検
出センサ64Cから出力される検知信号を「EOS
(C)」と称して区別する。
は図4に示すように、主走査位置検出センサ64K(本
発明の第1の検出手段に対応)だけが、他色の主走査位
置検出センサ64Y、64M、64C(本発明の第2の
検出手段に対応)に対して、K色のレーザビームの走査
方向上流側に若干ずらされて配置されている。これは、
後述する補正に利用するためである。
走査位置検出センサ64のみが他のレーザビームの主走
査位置検出センサ64と配置的に異なることを意味して
いる。K色以外が基準となるのならば、その基準となる
色に対応する主走査位置検出センサ64のみがずれて配
置される。
びセンサ基板60をK、Y、M、C各色一体に形成して
いたが、これに限定されるものではなく、各色毎に個別
に設けてもよい。
すように、複数ビーム走査装置30の動作を制御する制
御基板70に接続されている。各主走査位置検出センサ
64で検知された検知信号SOS(K)、SOS
(Y)、EOS(M)、EOS(C)は制御基板70へ
送信されるようになっている。
Y、36M、36Cの駆動を制御する回路を含む、複数
ビーム走査装置30の動作を制御する制御系の構成につ
いて説明する。
0の制御系は、メインコントロール回路100、コント
ロール回路102、ラインシンクカウンタ群104を含
んで構成されている。
ロプロセッサ等から構成され、制御系全体を制御する。
また、メインコントロール回路100には、ROM等の
第1の記憶手段100Aと、EEPROM等の記憶内容
を書き換え可能な不揮発性の第2の記憶手段100Bが
備えられている。第1の記憶手段100Aには、テスト
チャート画像の画像データが予め記憶されている。第2
の記憶手段100Bには、各レーザビームの変調タイミ
ングを規定する各種の設定データ(後述するラインシン
ク設定データLSDATA(K)、LSDATA
(Y)、LSDATA(M)、LSDATA(C)を含
む)が記憶されるようになっている。
は、液晶ディスプレイ等の表示手段やテンキーやタッチ
パネル等の情報入力手段を含んで構成されたコントロー
ルパネル等のコマンダ106が接続されている。ユーザ
は、コマンダ106を介して、各種の設定データの初期
値を設定して第2の記憶手段100Bに記憶させること
ができるようになっている。なお、このコマンダ106
が本発明の外部設定手段に対応している。
コントロール回路102と接続されている。コントロー
ル回路102には、各主走査位置検出センサ64が各々
接続されている(なお、前述の制御基板70には、少な
くともコントロール回路102が載置されている)。ま
た、コントロール回路102はラインシンクカウンタ群
104にも接続されている。
うに、タイミングジェネレータ120を備えている。タ
イミングジェネレータ120には、主走査位置検出セン
サ64Kから検知信号SOS(K)が入力されるととも
に、クロック発生器122から所定周波数のクロック信
号も入力されるようになっている。タイミングジェネレ
ータ120はこれらの入力された信号に基づいて、同期
クロック信号を生成・出力する。生成された同期クロッ
ク信号は、ラインシンクカウンタ群104に入力される
ようになっている。
Y、M、Cの各色に対して、順にラインシンクカウンタ
124K、124Y、124M、124Cが設けられて
いる。各ラインシンクカウンタ124には、第2の記憶
手段100Bから対応するラインシンク設定データLS
DATAがセレクタ140により選択されて入力される
ようになっている。
クロックのクロック数をカウントし、そのカウント値が
入力されたラインシンク設定データLSDATAに基づ
いて決められる所定値となった時点で、ラインシンク信
号を生成・出力する。なお、ラインシンクカウンタ12
4K、124Y、124M、124Cでは、順にライン
シンク設定データLSDATA(K)、LSDATA
(Y)、LSDATA(M)、LSDATA(C)に基
づいて前記所定値が定められる。
動を制御するレーザ駆動回路108に入力される(図6
参照)。レーザ駆動回路108には、各色毎に設けられ
たビデオクロック発振器110が接続されており、各色
に対応するビデオクロック信号が入力される。更に、レ
ーザ駆動回路108には、転写体28上に形成されるべ
きカラー画像をK、Y、M、Cの4色に分解して示す画
像データが入力される。
色に対応するラインシンク信号によって規定される期間
内に、当該色に対応するビデオクロック信号に同期した
タイミングで、当該色に対応する画像データに応じて変
調されたレーザビームが各々射出されるように、各LD
36の駆動を制御する。これにより、各LD36からレ
ーザビームが各々射出され、射出されたレーザビームは
回転多面鏡34の回転に伴って各々偏向され、感光体ド
ラム18K、18Y、18M、18C上を各々走査され
る。
DATAによって、各色のレーザビームの主走査方向の
画像の書出しタイミング(書出し位置)が決定される
(ラインシンクカウンタ群104が本発明の制御手段に
対応し、ラインシンク設定データLSDATAが本発明
の設定値に対応している)。
M色、C色のレーザビームは同時期に走査を行うことが
可能であるが、同時期に行われる走査に使われる回転多
面鏡34の反射面34Aは、前述のようにK色、Y色の
レーザビームとM色、C色のレーザビームとで異なる。
このため、回転多面鏡34の加工精度(分割角度誤差)
が出力カラー画像に色ずれとなって影響してしまう。そ
こで、ラインシンク設定データLSDATA(K)、L
SDATA(Y)、LSDATA(M)、LSDATA
(C)では、回転多面鏡34の同一の反射面34Aによ
って走査されるレーザビームの画像の書出しタイミング
が決定されるようになっている。
4Aが12面の回転多面鏡を使用しており、同一反射面
での走査のために、M及びCのラインシンク信号は、K
及びYのラインシンク信号の発生から6反射面分遅れ
て、すなわち6面飛ばして7面目の反射面で発生される
(図9参照)。なお、回転多面鏡34の反射面34Aが
13面の場合は、M及びCのラインシンク信号は、K及
びYのラインシンク信号の発生から6.5面飛ばしてラ
インシンク信号を発生すればよい。
面分保持しなければならないため、同期クロックを発生
する部分と、K、Y、M、C色の各レーザビームのライ
ンシンク信号を発生させるためのラインシンクカウンタ
は、その分余計に必要となる。
すように、同期クロック発生器126と、K、Y、M、
Cからなるラインシンクカウンタ群104が、それぞれ
7つずつ設けられ、またループセレクタ128も設けら
れている。同期クロック発生器126とラインシンクカ
ウンタ群104は1対1対応しており、対応する同期ク
ロック発生器126とラインシンクカウンタ群104同
士が接続されている。なお、前述のタイミングジェネレ
ータ120は、7つの同期クロック発生器126とルー
プセレクタ128とで構成される。
(K)は、ループセレクタ128によって1/7分周さ
れ、各同期クロック発生器126に分配されるようにな
っている。同期クロック発生器126では1/7分周さ
れて分配された検知信号SOS(K)に基づいて同期ク
ロック信号を作り、その同期クロックをその後段の対応
するラインシンクカウンタ群104に入力し、所定のラ
インシンク信号を発生させる。
段には、OR回路130K、130Y、130M、13
0Cが設けられている。各ラインシンクカウンタ群10
4のラインシンクカウンタ124KはOR回路130K
に、ラインシンクカウンタ124YはOR回路130
Y、ラインシンクカウンタ124MはOR回路130
M、ラインシンクカウンタ124CはOR回路130C
に接続されている。各ラインシンクカウンタ群104か
らのKのラインシンク信号はOR回路130K、Yのラ
インシンク信号はOR回路130Y、Mのラインシンク
信号はOR回路130M、Cのラインシンク信号はOR
回路130Cに入力される。すなわち、各ラインシンク
カウンタ群104からの出力される各色のラインシンク
信号は、各色毎に取りまとめられて、各色の正規のライ
ンシンク信号として各OR回路130から出力される。
るカウント値は、同一色については全て同一であり、ラ
インシンク設定データLSDATA(K)、LSDAT
A(Y)、LSDATA(M)、LSDATA(C)と
して第2の記憶手段100Bに保持されている。これら
のラインシンク設定データLSDATAは、後述するコ
マンダからのイニシャル設定値が反映されるとともに、
後述する維持補正の制御によっても更新される。
タ132、インターバルカウンタ134、比較器136
等を備えている。セレクタ132には、主走査位置検出
センサ64Y、64M、64Cから検知信号SOS
(Y)、EOS(M)、EOS(C)が入力される。セ
レクタ132では、検知信号SOS(Y)、EOS
(M)、EOS(C)のうちの何れか1つを選択して出
力する。
位置検出センサ64Kから検知信号SOS(K)と、セ
レクタ132により選択された検知信号が入力される。
また、タイミングジェネレータ120から同期クロック
も入力される。
ロックのクロック数をカウンタすることにより、検知信
号SOS(K)とセレクタ132により選択された検知
信号との時間間隔を測定する(以下、この時間間隔測定
のことを「インターバルカウント」という)。詳しく
は、検知信号SOS(K)の立下りから、検知信号SO
S(Y)、EOS(M)、EOS(C)の何れかの立下
りまでの期間、同期クロックのクロック数をカウント
し、時間間隔を測定する(図10参照)。すなわち、イ
ンターバルカウンタ134が本発明の計測手段に対応し
ている。
(K)と、検知信号SOS(Y)、EOS(M)、EO
S(C)との時間間隔の測定をシリアルに行うようにし
ているが、インターバルカウンタ134を複数設けて、
パラレルに処理させてもよい。
検出センサ64Kは、他の色の主走査位置検出センサ6
4の配置位置よりも、K色のレーザービームの主走査方
向上流側にずらされて配置されている(図4参照)。こ
れにより、必ずK色のレーザービームが他の色のレーザ
ビームよりも早く主走査位置検出センサ64に検知され
る、すなわち検知信号SOS(K)が先にインターバル
カウンタ134に入力されるので、そのカウント結果
((以下、「インターバルカウント値」という)ICN
はプラスのカウント値になる。
を、他の色の主走査位置検出センサ64と主走査方向に
同じ位置に配置した場合は、プラスのカウント値の他に
マイナスのカウント値を考慮しなければならず、処理ア
ルゴリズムが複雑になる。言い換えると、本実施の形態
のように、基準色の主走査位置検出センサ64を、他の
色の主走査位置検出センサ64の配置位置よりも主走査
方向にずらして配置することにより、処理をより簡便化
することができる。
ーバルカウントで得られたインターバルカウント値IC
Nは、比較器136に入力される。このとき、1回の走
査によるインターバルカウント値ICNでもよいが、本
実施の形態では、アベレージユニット138によって、
複数回の走査によるインターバルカウント値を平均化
し、平均されたインターバルカウント値が比較器136
に入力されるようになっている。
OS(C)のインターバルカウントの場合、M色、C色
とK色とでは、当該検知信号を検知したときにレーザビ
ームが反射された反射面34Aが同一面ではないので、
回転多面鏡の分割角度誤差が誤差カウントとして含まれ
易い。このため、回転多面鏡の1回転分の走査回数分だ
けインターバルカウントを行い、そのカウント結果の平
均値をインターバルカウント値とする。もちろん1回転
分ではなく複数回転分の走査回数分のカウント結果を平
均化してもよい。
もよるが、平均化する演算処理の負担を軽減するために
は、2の累乗回の走査回数分の平均化が好ましい。走査
回数が2の累乗回であれば、平均化する場合に、2進数
で言えばビットをシフトするだけでよいので、整数演算
だけで済む。例えば、インターバルカウントで得られた
2進数のカウント値を8で割る場合は、3ビットシフト
するだけでよい。
検知信号SOS(Y)間のインターバルカウント値を
「Y色のインターバルカウント値ICN(Y)」、検知
信号SOS(K)と検知信号EOS(M)間のインター
バルカウント値を「M色のインターバルカウント値IC
N(M)」、検知信号SOS(K)と検知信号EOS
(C)間のインターバルカウント値を「C色のインター
バルカウント値ICN(C)」と称して区別する。
内容を書き換え可能な不揮発性の記憶手段136Aが備
えられている。この記憶手段136Aには、各色のイン
ターバルカウント値ICN(Y)、ICN(M)、IC
N(C)が随時更新されて記憶されるようになってい
る。
ターバルカウント値ICNと、記憶手段136Aに記憶
されているインターバルカウント値ICNとを比較する
とともに、記憶手段136Aに記憶されているインター
バルカウント値ICNを新たに入力されたインターバル
カウント値ICNに更新する。
による比較結果に基づいて、すなわちインターバルカウ
ント値ICNの増減分を記憶手段100Bに記憶されて
いるラインシンク設定データLSDATAに反映させ、
ラインシンク信号の発生タイミングを変更させる。これ
により、主走査方向の書き出し位置に変動が生じた場合
に、自動的にその変動に追従して書き出し位置が補正さ
れる。すなわち、コントロール回路102が本発明の補
正手段に対応する。
バルカウント値を比較し、当該色のラインシンク設定デ
ータLSDATAを変更し、当該色のインターバルカウ
ント値ICNを更新する。
ーバルカウントに使う同期クロックの周波数、すなわち
クロック発生器122で発生するクロック(以下、「カ
ウントクロック」という)の周波数によって決まる。例
えば、カウントクロックの周波数をビデオクロックと同
じにすれば、1画素単位で書き出し位置を補正すること
が可能である。もちろん、補正を高精度に実施したいの
であれば、カウントクロックの周波数を上げれば良い。
本実施例では、カウントクロックをビデオクロックの2
倍の周波数とし、さらにラインシンクカウンタのクロッ
クもカウントクロックと同じ周波数としている。これに
より、比較器136による比較差分がそのまま、ライン
シンクカウンタのカウント値の差分となり、補正精度を
1/2画素にすることができる。
する。まず、多色画像形成装置10によるカラー画像の
形成処理について説明する。
開始されると、所望の画像をK、Y、M、C成分に分解
して生成されたK、Y、M、C各色の画像データがレー
ザ駆動回路108へ送信されるとともに、第2記憶手段
100Bに記憶されている各レーザビームの変調タイミ
ングを規定する各種の設定データ(主走査方向の書出し
タイミングを規定するラインシンク設定データLSDA
TA(K)、LSDATA(Y)、LSDATA
(M)、LSDATA(C)を含む)がラインシンクカ
ウンタ群104へ送信される。
が駆動され、LD36Kをから出力されたレーザビーム
が回転多面鏡34によって走査される(ただし、画像形
成領域外の走査)と、主走査位置検出センサ64Kに光
が入射され、検知信号SOS(K)が得られる。この主
走査位置検出センサ64KによるK色の主走査開始タイ
ミングを示す検知信号SOS(K)をトリガとして、そ
れに同期した同期クロック信号のクロック数をラインシ
ンクカウンタ群104でカウントする。
タLSDATA(K)、LSDATA(Y)、LSDA
TA(M)、LSDATA(C)で設定されている所定
値となった時点で、K、Y、M、C各色の主走査方向の
書出しタイミングを規定するラインシンク信号が生成・
出力される。なお、M、Cのラインシンク信号は、K、
Yのラインシンク信号の発生から6反射面34A分遅れ
て(すなわち回転多面鏡が180度回転分)発生され
る。
ク信号によって規定される期間内で、各色に対応するビ
デオクロックに同期したタイミングで、対応する色の画
像データに応じて各レーザビームが変調されるように、
レーザ駆動回路108によって各LD36を駆動する。
すなわち、所定の主走査方向の書出しタイミングで、画
像データに基づいて変調されたレーザビームが射出され
る。
ームは単一の回転多面鏡34によってそれぞれ偏向さ
れ、Fθレンズ44(または56)、シリントリカルミ
ラー48等の光学部品を介して対応する感光体ドラム1
8の周面上を走査される。レーザビームが走査すること
で感光体ドラム18の周面上に形成された静電潜像は、
現像器22によって互いに異なる色のトナー像として現
像され、各色のトナー像が転写ベルト14のベルト面上
で重ね合わされることで形成されたカラー画像が転写材
28へ転写される。そして、カラー画像が転写された転
写材28は、定着処理を経て多色画像形成装置10の機
体外に排出される。
方向の書出しタイミング(各色の画像書出し位置)は、
基準色であるK色のレーザビームの検知信号SOS
(K)とラインシンク設定データLSDATAとに基づ
いて決定されるようになっている。すなわち、各色のレ
ーザビームの主走査方向の書出しタイミングの決定に
は、基準色の主走査位置検出センサ64だけがあればよ
く、従来技術では各色毎に必要であった主走査位置検出
センサ64を1つに省略することが可能となる。これに
より、スプレイペイント方式の多色画像形成装置であっ
ても小型化を図ることができる。
生から、回転多面鏡が180度回転するまで、M色、C
色のラインシンク信号の発生を遅らせている。これによ
り、同一反射面34AでK、Y、M、Cの各色のレーザ
ビームが走査されるので、回転多面鏡の加工精度(分割
角度誤差)の影響を抑え、高画質なカラー画像を得るこ
とができる。
出し位置補正(所謂サイドレジ補正)処理について説明
する。多色画像形成装置10は、色ずれがないように設
計されているが、各種のばらつき(装置の組立誤差、光
学系の誤差等)により、各装置毎に組立後の実際の書出
し位置が設計上の位置と異なって色ずれが生じる恐れが
ある。このため、組立完了後(出荷前等)に初期補正処
理を実行し、より最適な書出し位置となるように、ライ
ンシンク設定データを設定する。
理のフローチャートが示されている。
は、まず、ステップ200で、色ずれの程度を評価する
ための評価テストチャートを作成する。この評価テスト
チャートの作成に際しては、第1記憶手段100Aに予
め記憶されているテストチャート画像の画像データをレ
ーザ駆動回路108へ送信するとともに、第2記憶手段
100Bに記憶されている各レーザビームの変調タイミ
ングを規定する各種の設定データ(主走査方向の書出し
タイミングを規定するラインシンク設定データLSDA
TA(K)、LSDATA(Y)、LSDATA
(M)、LSDATA(C)を含む)をラインシンクカ
ウンタ群104へ送信する。
様に、主走査位置検出センサ64KによるK色の主走査
開始タイミングを示す検知信号SOS(K)をトリガと
して、それに同期した同期クロック信号のクロック数を
ラインシンクカウンタ群104でカウントする。このカ
ウント値が各ラインシンク設定データLSDATA
(K)、LSDATA(Y)、LSDATA(M)、L
SDATA(C)で設定されている所定値となった時点
で、K、Y、M、C各色毎に、主走査方向の書出しタイ
ミングを規定するラインシンク信号を生成・出力する。
ク信号によって規定される期間内で、各色に対応するビ
デオクロックに同期したタイミングで、テストチャート
画像の画像データに応じて各レーザビームが変調される
ように、レーザ駆動回路108によって各LD36が駆
動され、テストチャート画像が書き込まれる。
像形成装置10に複数ビーム走査装置30が搭載されて
最初にステップ200の処理が行われるときには、設計
のデフォルト値として、メインコントロール回路100
の記憶手段100Bにラインシンク設定データLSDA
TAのイニシャル設定値が記憶されており、このイニシ
ャル設定値により主走査方向の書出しタイミング(書出
し位置)が決定される。
ームは単一の回転多面鏡34によってそれぞれ偏向さ
れ、Fθレンズ44(または56)、シリントリカルミ
ラー48等の光学部品を介して対応する感光体ドラム1
8の周面上を走査される。レーザビームが走査すること
で感光体ドラム18の周面上に形成されたテストチャー
ト画像の静電潜像は、現像器22によって互いに異なる
色のトナー像として現像され、各色のトナー像が転写ベ
ルト14のベルト面上で重ね合わされることで形成され
たカラー画像(テストチャート)が転写材28へ転写さ
れる。そして、テストチャート画像が転写された転写材
28は、定着処理を経て多色画像形成装置10の機体外
に排出される。
チャート画像の画質が適正か否かを判定する。詳しく
は、オペレータ(組立作業者)が、排出された転写材2
8に形成されているテストチャート画像を目視し、主走
査方向についてK、Y、M、C各色が一致しているか否
か、すなわち主走査方向の色ずれ補正が不要か否かを判
断し、その判断結果をコマンダ106を介して入力す
る。この入力結果に基づいて、テストチャート画像の画
質が適正か否かの判定が行われる。
た場合には、ラインシンク設定データLSDATAの修
正をオペレータに要請するメッセージをコマンダ106
の表示手段に表示し、前記ラインシンク設定データをオ
ペレータに修正させる。
段を操作してラインシンク設定データLSDATAの修
正値を入力して設定データの修正を行うと(ステップ2
06)、次のステップ208では、第2記憶手段100
Bに記憶されていたラインシンク設定データLSDAT
Aをオペレータによって修正されたラインシンク設定デ
ータLSDATAに更新し、ラインシンク設定データL
SDATAのイニシャル設定値として記憶する。ライン
シンク設定データLSDATAの更新記憶が終了する
と、次のステップ200に戻る。
得られるまで、ラインシンク設定データLSDATAの
修正および、評価テストチャートの再作成が繰り返し実
行されることになる。
テップ210へ移行する。ステップ210では、インタ
ーバルカウントが実行される。詳しくは、インターバル
カウンタ134により、同期クロック信号のクロック数
をカウントすることによって、検知信号SOS(K)
と、各検知信号SOS(Y)、EOS(M)、EOS
(C)との時間間隔が順に測定される(図10参照)。
プ210のインタバールカウントで得られた各色のイン
ターバルカウント値ICN(Y)、ICN(M)、IC
N(C)を記憶手段136Aに記憶させ(更新記憶)、
初期補正処理を終了する。
走査方向の書出し位置(各色のレーザビームの主走査方
向の画像書出しタイミング)が設定される。
度の変化や、稼働状態が継続することによる多色画像形
成装置10内部の温度上昇により、複数ビーム走査装置
30を構成する各光学部品の配置位置が変化して、各レ
ーザビームが主走査方向に変位する等によって、各色の
主走査方向の書出し位置が変位し、再び色ずれが発生す
る恐れがある。このため、多色画像形成装置10では、
初期補正処理によって設定された書出し位置を維持する
ように、通常時(稼働時)に自動補正処理を行う。
理のフローチャートが示されている。
は、まず、ステップ250で、先に説明した初期補正処
理のステップ210(図11参照)と同様に、インター
バルカウントが実行される。
よって、ステップ250で得られたインターバルカウン
ト値ICNと、記憶手段136Aに記憶されているイン
ターバルカウント値ICNと比較し、前回の補正からイ
ンターバルカウント値が変化したか否かを判定する。な
お、前回の補正とは、初期補正処理を終了してから最初
に実行された自動補正処理の場合は、初期補正処理のこ
とであり、2回目以降の自動補正処理の場合は、前回の
自動補正処理のことである。
ウント値ICNと、第3記憶手段136Aに記憶されて
いるインターバル換カウント値が等しい場合は、ステッ
プ252で判定が否定され、前回の補正から各色の主走
査方向の書出し位置は変位していないと判断して自動補
正処理を終了する。
(Y)、ICN(M)、ICN(C)のうちの何れか1
つでも、変化した場合には、ステップ252の判定が肯
定され、複数ビーム走査装置30を構成する光学部品の
配置位置が変化した等の原因により、主走査方向の書出
し位置が変位したとして、ステップ254へ移行する。
ト値ICNの変化に基づいて、ラインシンク設定データ
LSDATAを修正し、修正したラインシンク設定デー
タLSDATAを第2記憶手段100Bに記憶する。次
のステップ256では、第3記憶手段に記憶されている
インターバルカウント値ICNを、ステップ250で得
られたインターバルカウント値に更新して記憶し、自動
補正処理を終了する。
ームと、他の各色のレーザビームとの主走査方向の位置
関係を、K色の検知信号SOS(K)と、他の色の検知
信号SOS(Y)、EOS(M)、EOS(C)との時
間間隔を測定することにより、把握することができる。
したがって、K色の検知信号SOS(K)と、他の色の
検知信号SOS(Y)、EOS(M)、EOS(C)の
時間間隔の変化、すなわち各インターバルカウント値I
CNの変化に基づいて、ラインシンク設定データLSD
ATAを修正することにより、初期補正時に設定された
主走査方向の書出し位置を維持することができる。すな
わち、従来必要であった色ずれ検知用のパターンの形成
及び読み取り作業が不要となるので、従来よりも簡易な
構成にでき、低コスト化を図ることができる。
はSOS、これと反対側の反射面34Aを用いるM色、
C色のレーザビームついてはEOSを検知して、この検
知信号に基づいて主走査方向の書出し位置(サイドレ
ジ)補正を行っている。すなわち主走査方向の書出し位
置(サイドレジ)補正に用いるK、Y、M、C各色の主
走査位置検出センサ64を装置内の一方向にまとめて配
置できるので、スプレイペイント方式の多色画像形成装
置であっても装置の小型化が可能となる。また、各主走
査位置検出センサ64とコントロール回路102とをつ
なぐ各配線の距離をほぼ等しくすることができ、誤動作
や同期ズレの発生を防ぐこともできる。
対する他色の主走査方向の位置が、前回補正時とずれた
場合にのみラインシンク設定データの修正(ステップ2
54)、インターバルカウント値の更新記憶(ステップ
256)が実行される。これは、各色の主走査方向の位
置が変動しても、基準色(K)に対する他の各色の相対
位置関係が変化していない場合、すなわち基準色の主走
査方向の変位と他の各色の主走査方向の変位が同一の場
合には、各色を合成して画像を印字した時に色ずれは発
生しないため、ラインシンク設定データの修正等は必要
ないためである。
が変化した場合にのみラインシンク設定データの修正等
(ステップ254、256)が行われるようにすること
により、制御を簡素化することができる。また、より制
御を簡素化するために、基準色の主走査方向の変位が小
さいと仮定できる場合や、基準色の主走査方向の変位量
が所定範囲内である場合は、基準色のラインシンク設定
データの値を変更せずに、基準色に対する相対位置関係
が変化した色のラインシンク設定データを修正するよう
にしてもよい。
の色の検知信号SOS(Y)、EOS(M)、EOS
(C)の時間間隔を測定するインターバルカウントは、
画像領域以外のレーザビームを検知するように設けられ
た主走査位置検出センサ64の出力によっていつでも出
来るので、逐次、自動補正処理を行なうようにしても良
い。逐次、自動補正処理を行うことで、セミリアルタイ
ム的な自動補正が行えるので、印字動作中に書き出し位
置が変動しても、それに追従して、乱れの無い高品位な
画像を形成することができる。この場合、図6のコント
ロール回路102で変動を判断し、補正を行なうことに
なる。
体の各種ノイズにより、正確な補正が出来ないこともあ
る。特に高電圧によるノイズは、制御系にリセットを掛
けてしまうおそれがあるので、紙間やマシン立ち上げ時
のウォームアップ時等の画像形成を行っていない期間
に、初期値取り込みや、自動補正処理を行うようにする
とよい。
トロール回路102で完結させて行うことも可能である
が、全体の制御を行うメインコントロール回路100
で、補正実行のタイミングを図る等、メインコントロー
ル回路100を関与させて行なってもよい。メインコン
トロール回路100には、多色画像形成装置10や複数
ビーム走査装置30の各種の情報が集中するので、その
情報を基に補正処理を制御する(自動補正処理の実行を
指示する割り込み指示を行う)方が、あらゆるケースに
対応することが可能となる。
合わせゆえ、装置を設置し直したり、安定性の悪い場所
に設置したりすると、装置自体のアライメントが崩れて
書き出し位置がずれてしまうことがある。このような場
合は、初期補正処理に戻り、コマンダ106で、再度ラ
インシンク設定データLSDATAのイニシャル設定値
を入力し直すようにするとよい。これにより、適切な書
き出し位置を設定することが可能であり、その後は、そ
の設定値に基づいて自動補正処理が行われ、設定された
適切な書き出し位置が維持される。すなわち、不測の事
態に対して、臨機応変な対応が可能となる。
で対象構造を有する複数ビーム走査装置30を用いてお
り、片側2本ずつのレーザビームは同様な特性を示す
(すなわち同一の反射面で反射されて走査されるK色と
Y色のレーザビームの特性が同様で、M色とC色のレー
ザビームの特性が同様)。同一の反射面によって反射さ
れて走査されるレーザビーム同士は、一度設定した位置
関係が崩れにくいので、2本のレーザビームのうちの片
方のみのモニタリングでも、主走査方向の書出し位置補
正処理を行うことができる。すなわち、主走査位置検出
センサ64は、SOS用とEOS用に各1つずつにす
る、具体的には、主走査位置検出センサ64K、64Y
をどちらか一方のみにし、主走査位置検出センサ64
M、64Cをどちらか一方のみにすることもできる。
反射面34Aを使って、複数のレーザビームを逆方向に
走査させる複数ビーム走査装置を備えた所謂スプレーペ
イント方式の多色画像形成装置を例に説明したが、本発
明はこれに限定されるものではない。例えば、回転多面
鏡34の片側の反射面34Aのみを使って複数のレーザ
ビームを走査させる複数ビーム走査装置を備えた多色画
像形成装置や、1つの回転多面鏡で1つのレーザビーム
を走査させる光走査装置を複数個備えた4連タンデム方
式の多色画像形成装置(図13参照)に適用してもよ
い。この場合は、各色のレーザビームのSOS(又はE
OS)を検出するように各色の主走査位置検出センサを
配置すればよい。
トな構成で、高品位の画像を形成することができ、且つ
小型化も可能であるという優れた効果を有する。
イペイント方式)の概略構成図である。
ム走査装置の斜視図である。
を示す概略平面図である。
係を示す概念図である。
すブロック図である。
図である。
の反射面を利用する色のラインシンク信号の発生を、基
準色に対して回転多面鏡の180度回転分(6反射面
分)遅らせるためのコントロール回路の詳細構成を示
す。
OS(K)、SOS(Y)、EOS(M)、EOS
(C))とラインシンク信号の関係を説明するタイミン
グチャートである。
ミングチャートである。
の搭載時や、多色画像形成装置稼動中に画質の劣化が確
認された等の場合に実施される初期補正処理の内容を表
すフローチャートである。
補正処理の内容を表すフローチャートである。
略構成図である。
の検出手段) 100 メインコントロール回路 100A 第1記憶手段 100B 第2記憶手段 102 コントロール回路(補正手段) 104 ラインシンクカウンタ群(制御手段) 106 コマンダ(外部設定手段) 108 レーザ駆動回路 110 ビデオクロック発振器 120 タイミングジェネレータ 122 クロック発生器 124 ラインシンクカウンタ 126 同期クロック発生器 128 ループセレクタ 130 OR回路 132 セレクタ 134 インターバルカウンタ(計測手段) 136 比較器 136A 記憶手段 138 アベレージユニット 140 セレクタ
Claims (11)
- 【請求項1】 互いに異なる色毎に設けられた複数の感
光体を備え、前記互いに異なる色の画像情報に基づいて
変調された複数のレーザビームを、偏向手段により偏向
させることにより各々対応する感光体に主走査露光し
て、各前記感光体上に各々対応する色の画像を形成し、
複数の前記単色画像を重ね合わせて多色画像を形成する
多色画像形成装置であって、 前記レーザビームの主走査方向の画像形成領域外に設け
られ、基準として予め定められた所定のレーザビームの
主走査タイミングを検出する第1の検出手段と、 前記第1の検出手段により検出された前記所定のレーザ
ビームの主走査タイミングと、各レーザビームに対して
予め定められた設定値とに基づいて、各レーザビームの
主走査方向の画像書出しタイミングを制御する制御手段
と、 を有することを特徴とする多色画像形成装置。 - 【請求項2】 前記偏向手段が、複数の前記レーザービ
ームに共通に設けられた、複数の反射面を有する回転多
面鏡であり、 少なくとも1つの前記レーザビームと、その他の前記レ
ーザビームとが、前記回転多面鏡の反射面に対して互い
に異なる方向から入射され、一つ又は複数の反射面によ
って反射されて、同時に複数の前記感光体を主走査露光
する、 ことを特徴とする請求項1に記載の多色画像形成装置。 - 【請求項3】 前記制御手段が、前記複数の反射面毎
に、前記第1の検出手段で検出される前記所定のレーザ
ビームの主走査タイミングに対する、各レーザビームの
主走査方向の画像書出しタイミングを設定する、 ことを特徴とする請求項2に記載の多色画像形成装置。 - 【請求項4】 前記レーザビームの主走査方向の画像形
成領域外に、前記所定のレーザビーム以外の各レーザビ
ームに対して設けられ、各々対応する前記レーザビーム
の主走査タイミングを検出する第2の検出手段と、 前記第1の検出手段による前記所定のレーザビームの主
走査タイミングと、前記第2の検出手段による前記所定
のレーザビーム以外のレーザービームの主走査タイミン
グとの検出時間差を計測する計測手段と、 前記計測手段による計測結果に変動に基づいて、前記設
定値を変更することにより、前記主走査方向の画像書出
しタイミングを補正する補正手段と、 を更に有することを特徴とする請求項1乃至請求項3の
何れか1項に記載の多色画像形成装置。 - 【請求項5】 前記補正手段が、複数回の主走査によっ
て計測される前記検出時間差の平均値の変動に基づい
て、前記設定値を変更する、 ことを特徴とする請求項4に記載の多色画像形成装置。 - 【請求項6】 前記補正手段が、2の累乗回の主走査に
よって計測される前記検出時間差の平均値の変動に基づ
いて、前記設定値を変更する、 ことを特徴とする請求項5に記載の多色画像形成装置。 - 【請求項7】 前記補正手段が、前記第2の検出手段に
よって主走査タイミングを検出したレーザービームに対
応する前記設定値を変更する、 ことを特徴とする請求項4乃至請求項6の何れか1項に
記載の多色画像形成装置。 - 【請求項8】 前記補正手段が、前記画像の形成処理に
係らず、逐次、前記主走査方向の画像書出しタイミング
の補正を行う、 ことを特徴とする請求項4乃至請求項7の何れか1項に
記載の多色画像形成装置。 - 【請求項9】 前記補正手段が、前記画像の形成を行っ
ていないときに、前記主走査方向の画像書出しタイミン
グの補正を行う、 ことを特徴とする請求項4乃至請求項7の何れか1項に
記載の多色画像形成装置。 - 【請求項10】 前記補正手段が、前記主走査方向の画
像書出しタイミングの補正の実行を指示する任意の割り
込み指示に基づいて、前記主走査方向の画像書出しタイ
ミングの補正を行う、 ことを特徴とする請求項4乃至請求項7の何れか1項に
記載の多色画像形成装置。 - 【請求項11】 前記多色画像の形成結果に基づいて、
前記設定値を装置外部から設定する外部設定手段を更に
有する、 ことを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れか1項
に記載の多色画像形成装置。
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