JP2000238328A - レジストレーションコントロール方法、及び多色画像形成装置 - Google Patents

レジストレーションコントロール方法、及び多色画像形成装置

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JP2000238328A
JP2000238328A JP11046468A JP4646899A JP2000238328A JP 2000238328 A JP2000238328 A JP 2000238328A JP 11046468 A JP11046468 A JP 11046468A JP 4646899 A JP4646899 A JP 4646899A JP 2000238328 A JP2000238328 A JP 2000238328A
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polygon mirror
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JP11046468A
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Kohei Shiotani
康平 塩谷
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転位相制御時に簡単な構成で回転多面鏡を
駆動するモーターがもとの回転数に収束するまでの整定
時間を短縮することにより回転多面鐘の回転位相制御を
短時間で行い、プリント画像の出力能力を損なうことな
く、連続プリント中でもにプリントジョブを中断せずに
レジストレーション補正を安定で且つ高精度に行う。 【解決手段】 基準クロックと同一周波数で、回転位相
補正の目標となる絶対位相を持つマスタークロックを生
成する。また、基準クロックの周波数をf0からf1に
微小に変更し、マスタークロックの位相と略一致した時
点で、元の周波数f0に戻す。これにより、短い整定時
間で、安定で構成度な補正を行なうことができ、且つ補
正後の基準色のSOS信号に対する補正色のSOS信号
の位相の絶対値を検出することも可能で、書き出し面変
わりに伴う1ライン単位の色すれを防ぐこともできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転多面鏡を備え
た光走査装置によりレーザービームを走査し、電子写真
方式により画像を形成するレーザービームプリンタやデ
ジタル複写機等の多色画像形成装置に係り、特に副走査
方向の書き出し位置制御であるレジストレーションコン
トロール方法、及びレジストレーション機能を備えた多
色画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、カラー画像を印刷する機能を備え
た電子写真複写機やレーザープリンタ等の多色画像形成
装置が急速に普及している。カラー画像を複写する多色
画像形成装置では、印刷の3原色であるシアン(C)、
マゼンタ(M)、イエロー(Y)及びブラック(Bk)
の各色成分のトナー像を感光体ドラム等の潜像担持体上
に形成し、これら各色成分のトナー像を記録媒体上に重
ねあわせて転写するようになっている。
【0003】多色プリントを行う際に各色の書き出し位
置が微妙にずれていると重ね合わせて記録用紙に転写し
た時に色ずれとして現れ、プリント品質を低下させるこ
とになる。
【0004】これを解消し、高精度の多色プリントを行
うためには、レジストレーションずれを補正するための
書き出し位置制御技術が必要となる。
【0005】このようなレジストレーションずれの補正
は、代表的な2例を挙げると、1つの方法として、中間
転写体等に特定のパタ一ンのトナー像を形成し、光源と
フォトディテクタ等からなるセンサによってそのパター
ンを検出し、レジストレーションずれ量を算出して各補
正システムに補正量のデータを送出して補正する方法が
ある。
【0006】また、他の1つの方法として、中間転写体
等の画像形成領域外にあらかじめ特定のパターンを作成
しておき、センサによってそのパターンを検出し、パタ
ーンの検出タイミングと主走査方向の書き出しタイミン
グ信号等の検出タイミングによりレジストレーションず
れ量を算出して各補正システムに補正量のデータを送出
して補正する方法がある。
【0007】ところで、上記書き出し位置制御技術のう
ち、特に副走査方向の1画素以下のレジストレーション
ずれに関しては、画像形成装置内に配置された回転多面
鏡の回転位相を基準値に対して制御して書き出し位置を
制御することによりレジストレーションずれを補正する
技術が従来より考案されている。
【0008】これを簡単に説明すると、まず、回転多面
鏡を回転させるための回転多面鏡駆動モータを一定の回
転数で精度よく回転するよう基準クロックと比較クロッ
クによりPLL(Phase Locked Loop)制御を行う。
【0009】この場合、比較クロックは、回転多面鏡駆
動モータ内のFG出力やホール素子出力もしくは主走査
方向の書き出しタイミング信号となる光走査装置内の走
査面外に配置されたフォトディテクタによる走査光位置
検出器から出力すればよい。
【0010】このようなPLL制御を行っているときに
基準クロックを変化させると、比較クロックとの間に位
相差が生じ、PLL制御では、これを解消するように回
転多面鏡駆動モータの回転速度を変化させる。その後、
基準クロックと比較クロックとが同位相(或いは予め設
定された所定の位相差)となると、回転多面鏡の回転位
相が変化し、主走査方向の書き込みタイミング信号もそ
れに伴って出カタイミンクを変化させることができる。
主走査方向の書き出しタイミングは主走査方向書き込み
タイミング信号に従って一定に保たれるため、副走査方
向の書き出しタイミングを制御することができる。
【0011】このような回転多面鏡を回転させるモータ
の基準クロックを制御して、副走査方向の書き出しタイ
ミングを制御する方法としては特公平4−4568号公
報や特開平8−152833号公報や特許公報第260
9626号公報等がある。
【0012】特公平4−4568号公報には、同一感光
体上に複数のビームを露光してカラー画像を形成する多
色画像形成装置において、各ビーム間のSOS信号の位
相差を検出し、回転多面鏡駆動モータのエンコーダ出力
が、正規回転数時の周波数Fに対してF+f(又はF−
f)となるように、回転多面鏡駆動モータの回転を制御
し、SOS信号の位相が一致した時点で周波数Fとなる
ように回転を戻してビームの走査開始位置を同期させ、
副走査方向のレジストレーションずれを補正する技術が
開示されている(図13(A)参照)。
【0013】また、特開平8−152833号公報に
は、1つの画像形成装置を有し、中間転写体にトナー像
を複数回重ねあわせることにより多色の画像を形成する
装置において、回転多面鏡の回転位相制御時にモータに
与える基準クロックの周波数を微小に低くする位相整合
期間を設け、制御量に応じた位相整合期間後に再び元の
周波数に戻す事により、回転多面鏡の鏡面の位相を徐々
に遅らせ、所望の位相にする。これにより副走査方向の
書き出しタイミングを制御し、副走査方向のレジストレ
一ションずれを補正する技術が開示されている(図14
参照)。
【0014】また、特許公報第2609626号には、
複数の画像形成装置を有し、1回の用紙搬送により多色
の画像を形成する装置において、位相の異なる基準クロ
ックがあらかじめ複数種類用意され(図16(A)参
照)、副走査方向のレジストレーションずれが検出され
るとその補正量に応じた位相の基準クロックを選択して
(図16(B)参照)使用することにより副走査方向の
書き出しタイミングを制御し副走査方向のレジストレー
ションずれを1ライン以下で補正する技術が開示されて
いる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、デジタル複
写機やレーザープリンタ等は、近年、高速高解像度化を
要求されている。これは多色画像形成装置も例外ではな
い。また、前述のようなレジストレーション制御技術は
高品質の画像を維持するために多色画像形成装置には不
可欠なものである。
【0016】高品質の画像を維持しつつ高速にプリント
を行うために、連続プリント中にプリントジョブを中断
することなくレジストレーションを制御する技術が必要
となっている。この技術は中間転写体等の一次転写手段
上で各色の画像形成間の時間に各色の特定パターンをト
ナー像により形成し、光源とフォトディテクタ等からな
るセンサによってそのパターンを検出し、レジストレー
ションずれ量を算出してパターン形成とは別の画像形成
間の時間に補正行うものであったり、各単色画像形成間
の時間に中間転写体等の画像形成領域外にあらかじめ作
成された特定のパターンの検出タイミングと主走査方向
の書き出しタイミング信号等の出カタイミンクを検出
し、副走査方向の書き出しタイミングの変更を行うもの
である。
【0017】これら用紙間及び各単色画像形成間の時間
は短ければ短いほど装置のプリント性能は高速になる。
【0018】ここで、前記従来例(公報に記載の技術)
を連続プリントにおけるプリントジョブ中に実施すると
以下のような問題点が挙げられる。
【0019】特公平4−4568号公報に開示されてい
る技術では、SOS信号を監視し、SOS信号の位相差
を合わせるように回転多面鏡駆動モータの回転数を制御
する場合は、モータ回転の急激な変動を伴う。このた
め、図13(B)に示されるように、電気的制御に対す
るモータの機械的な追従遅れにより、SOS信号が合致
したときには電気的制御が過剰になってしまい、結局S
OS信号に位相ずれΔφが生じてしまう可能性がある。
【0020】このオーバーシュート(又はアンダーシュ
ート)を補正するために、図13(C)に示されるよう
に、回転多面鏡駆動モータのエンコーダ出力の周波数を
F+f(又はF−f)とする制御後に、逆にF−f(又
はF+f)とする制御を行うことも考えられるが、SO
S信号の位相ずれΔφを完全になくすことができないば
かりか、かえって制御回路が複雑化してしまう。
【0021】また、特開平8−152833号公報に開
示されて技術では、基準クロックの周波数を微小に増加
(または減少)させて回転多面鏡駆動モータの回転位相
を変化させるときに、前回の回転位相制御における位相
変更後の位相を基準にして制御が行なわれる。このた
め、位相変更後に再びレジストレーションずれが生じた
際に、基準色と補正色のSOS信号の絶対的な位相差を
検出することができなくなり、回転位相制御が連続して
行なわれた場合に、1ライン単位の色ずれを引き起こす
可能性がある。
【0022】図15には、イエローを基準色としてシア
ンの回転多面鏡の回転位相を変更する場合を例に、この
色ずれが具体的に説明されている。図15には、印刷処
理タイミングと、イエローのトナー像を感光体に露光形
成するための回転多面鏡の回転位相を示すイエローSO
S信号と、シアンのトナー像を感光体に露光形成するた
めの回転多面鏡の回転位相を示すシアンSOS信号のタ
イミングチャートと、記録媒体上に形成される画像の色
ずれとが示されている。
【0023】初期状態の色すれがない状態(図15
(A)参照)から、色ずれが発生すると(図15(B)
参照)、シアンSOS信号が矢印C1に示されるように
変更することにより、回転多面鏡の回転位相が制御さ
れ、該色ずれが解消され(図15(C)参照)、この変
更された回転位相を維持して印刷行なわれる。再び色ず
れが発生した場合は(図15(D)参照)、この色ずれ
を解消するためには矢印C2に示されるようにシアンS
OS信号を変更しなければならないのだが、絶対的な位
相差を検出できないために、矢印C3に示されるように
シアンSOS信号を変更してしまい、1ライン分の色ず
れを生じさせてしまうことがある。
【0024】また、基準クロックの周波数を変更するた
めにマルチプレクサを使用しているため(図14(A)
参照)、周波数切替時に図14(B)に示されるような
グリッチ等により、回転多面鏡駆動モータの誤作動を引
き起こす可能性がある。
【0025】更に、周波数切替後、クロックのパルスを
カウントして所定のカウント数になったときに周波数を
戻す構成であるため、図14(C)に示されるように、
切替後の周波数設定の精度が悪いと、周波数を元に戻し
たときに目標の位相とずれてしまう可能性がある。
【0026】また、特許公報第2609626号公報に
開示されている技術では、補正動作を実行する際、図1
6(B)に示すように位相の異なる基準クロックに切り
替えるため切り替えのタイミングによっては基準クロッ
クと比較クロックの位相差が大きくなり、図16(C)
に示すように、モータの回転変動が大きくなる。このた
めモータ一がPLL制御から外れてしまい回転の不安定
要因になる。
【0027】また、図16(C)に示すように、回転変
動発生からもとの回転数に戻るまでの時間(整定時間)
が周波数変化時間に比べ非常に長い。この時間を考慮せ
ずに、すなわちモータの回転が整定する前に、次の記録
用紙にプリントしてしまうと、回転変動の影響が画像に
現れ、色ずれとなってプリント品質を損なう。このため
モータが整定するまでに十分な時間を置いてから次の用
紙を送らなければならず、プリント画像の出力能力を落
とす結果となる。
【0028】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたもので、回転位相制御時に簡単な構成で回転多面鏡
を駆動するモータがもとの回転数に収束するまでの整定
時間を短縮することにより回転多面鐘の回転位相制御を
短時間で行い、プリント画像の出力能力を損なうことな
く、連続プリント中でもにプリントジョブを中断せずに
レジストレーション補正を安定で且つ高精度に行うこと
ができる多色画像形成装置を提供することを目的とす
る。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、多色画像形成装置に搭載
された複数回転多面鏡を回転駆動させる複数の回転多面
鏡駆動モ一ターの駆動速度に応じて発生するそれぞれの
比較クロックと、予め定められた基準クロックとを比較
して前記複数の回転多面鏡駆動モ一ターの駆動速度を制
御する場合に、基準クロック周波数を変更することによ
って前記回転多面鏡の回転位相を補正し、各色の副走査
方向の書き出し位置を合わせ、出力画像の色ずれを防止
するレジストレーションコントロール方法であって、前
記回転多面鏡の回転位相補正量に基づいて、前記基準ク
ロックの位相を変化させてマスタークロックを生成し、
前記マスタークロックと、周波数変更された前記基準ク
ロックの位相を比較し、前記マスタークロックと、周波
数変更された前記基準クロックの位相が略一致したとき
に、前記基準クロックの周波数変更を中止する、ことを
特徴としている。
【0030】請求項1に記載の発明によれば、色ずれを
防止するための回転多面鏡の回転位相補正量に基づい
て、基準クロックの位相を変化させたマスタークロック
が生成される。すなわちマスタークロックは、基準クロ
ックと同一周波数で、回転位相補正の目標となる絶対位
相を持つ。
【0031】回転位相補正時には、基準クロックの周波
数が変更され、これによりその位相を変化する。周波数
変更された基準クロックとマスタークロックの位相とが
略一致した時点で、基準クロックの周波数が元に(定常
回転周波数に)戻される。これにより、色ずれを補正す
る位相に回転多面鏡の回転位相を正確に制御することが
でき、基準色のSOS信号と補正色のSOS信号の位相
差も正確に所望のものとなる。
【0032】また、補正時に確定されたマスタークロッ
クの設定値(マスタークロック生成時の基準クロックに
対する位相ずらし量)を読み出すことにより、補正実行
後の基準色のSOS信号に対する補正色のSOS信号の
位相の絶対値を検出することも可能である。
【0033】請求項2に記載の発明は、多色画像形成装
置に搭載された複数の回転多面鏡を回転駆動させる複数
の回転多面鏡駆動モ一ターの駆動速度に応じて発生する
それぞれの比較クロックと、予め定められた基準クロッ
クとを比較して前記複数の回転多面鏡駆動モータの駆動
速度を制御し、各色の副走査方向の書き出し位置を合わ
せ、出力画像の色ずれを防止するレジストレーションコ
ントロール機能を備えた多色画像形成装置であって、前
記回転多面鏡の回転位相補正量に基づいて、前記基準ク
ロックの位相を変化させてマスタークロックを発生する
マスタークロック発生手段と、前記回転多面鏡の回転位
相補正時に、前記回転多面鏡駆動モータに供給する基準
クロック周波数を変更する基準クロック周波数変更手段
と、前記マスタークロック発生手段により発生されたマ
スタークロックと、前記基準クロック周波数変更手段に
より周波数変更された基準クロックとの位相を比較する
比較手段と、前記比較手段による比較の結果、位相が略
一致したときに、前記基準クロック周波数変更手段によ
る基準クロックの周波数変更を中止する制御手段と、を
有することを特徴としている。
【0034】請求項2に記載の発明によれば、マスター
クロック発生手段により、色ずれを防止するための回転
多面鏡の回転位相補正量に基づいて、基準クロックの位
相を変化させてマスタークロックが生成される。すなわ
ち、基準クロックと同一周波数で、且つ回転位相補正の
目標となる絶対位相を持つようにマスタークロックが生
成される。基準クロック周波数変更手段では、回転位相
補正時に、回転多面鏡駆動モータに供給する基準クロッ
ク周波数を変更することにより、その位相を変化させ
る。
【0035】比較手段では、生成したマスタークロック
と、周波数変更された基準クロックとの位相を比較す
る。制御手段では、これらの位相が略一致した時点で、
基準クロックの周波数変更を中止し、基準クロックの周
波数を元に(定常回転周波数に)戻す。
【0036】これにより、色ずれを補正する位相に回転
多面鏡の回転位相を正確に制御することができ、基準色
のSOS信号と補正色のSOS信号の位相差も正確に所
望のものとなる。また、補正時に確定されたマスターク
ロックの設定値(マスタークロック生成時の基準クロッ
クに対する位相ずらし量)を読み出すことにより、補正
実行後の基準色のSOS信号に対する補正色のSOS信
号の位相の絶対値を検出することも可能である。
【0037】なお、前記マスタークロック発生手段は、
請求項3に記載されているように、予め用意され、前記
基準クロックとの位相差が互いに異なる複数のマスター
クロックのうちから、前記補正量に対応するマスターク
ロックを選択してもよい。あるいは、請求項4に記載さ
れているように、前記補正量に基づいて演算してマスタ
ークロックを生成するようにしてもよい。
【0038】また、請求項5に記載されているように、
前記基準クロック周波数変更手段が、前記回転多面鏡駆
動モータに供給する基準クロックの周波数を微小に増減
させ、前記マスタークロックと、周波数変更された前記
基準クロックとの位相が略一致したときに、元の周波数
に戻すようにするとよい。
【0039】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明に係
る実施形態の1例を詳細に説明する。
【0040】(全体構成)図1には、本発明が適用され
ている多色画像形成装置の概略構成が示されている。図
1に示されているように、多色画像形成装置10は、イ
エロー(Y)、マジェンダ(M)、シアン(C)、ブラ
ック(K)の各色の画像を形成するための現像ユニット
12Y、12M、12C、12Kとが並んで(図1にお
ける右から左へと順に)配設されている。
【0041】なお、これら現像ユニット12Y、12
M、12C、12Kは同様の構成であるため、以下で
は、現像ユニット12Yについてのみ説明し、現像ユニ
ット12M、12C、12Kについては説明を省略す
る。また、現像ユニット12Y内の部材と同様の現像ユ
ニット12M、12C、12K内の部材には、現像ユニ
ット12Y内の部材に付与した符号の末尾の英字Yを、
それぞれの色を表す英字(M/C/K)に代えた符号を
付与して説明する。
【0042】現像ユニット12Yは、イエローの画像デ
ータに基づく光ビームを矢印A方向に照射する光走査装
置14Yと、矢印B方向に低速回転する円筒状の感光体
16Y等を含んで構成している。
【0043】図2には、光走査装置14Yの詳細構成が
示されている。
【0044】光走査装置14Yには、レーザ光源(以
下、「LD」という)18Yと、LD18Yから射出さ
れた光ビームLBYを反射して、感光体16Yに光ビー
ムを照射する回転多面鏡20Yとを備えている。
【0045】LD18Yからはイエローの画像データに
基づいて変調された光ビームLBYが射出される。この
光ビームLBYの進行方向下流側には、コリメータレン
ズ19Yが配置されている。コリメータレンズ19Yは
LD18Yから射出された光ビームを拡散光線から平行
光線に変換する。コリメータレンズ19Yで平行光線に
変換された光ビームLBYは、図示しないシリンダレン
ズ等を介して、回転多面鏡20Yに入射される。
【0046】回転多面鏡20Yは、側面に複数の反射面
21Yが設けられた正多角形状(本実施の形態では正八
角形)に形成されており、入射された光ビームLBYは
この反射面21Yに収束するようになっている。
【0047】また、回転多面鏡20Yは、後述する回転
多面鏡駆動モータ100Yに軸着されており、回転多面
鏡駆動モータ100Yの回転により矢印E方向に所定速
度で回転されるようになっている。
【0048】回転多面鏡20Yの回転により、各反射面
21Yへの光ビームLBYの入射角が連続的に変化して
偏向される。これにより、光ビームLBYが感光体16
Y上をその軸線方向(矢印G方向)に走査して照射され
るようになる。
【0049】回転多面鏡20Yにより反射された光ビー
ムLBYの進行方向には、第1レンズ22AYと第2レ
ンズ22BYから構成されているfθレンズ22Yが配
置されている。このfθレンズ22Yにより、感光体1
6Yに光ビームLBYを照射するときの走査速度が等速
度になるとともに、感光体16Yの周面上に結像点を結
ぶ。
【0050】fθレンズ22Yを透過した光ビームLB
Yは、図示しない反射ミラーにより屈曲されて感光体1
6Yに照射される。また光ビームLBYの進行方向で、
且つ図2に示す感光体16Yの最左端方向には、ミラー
24Yが配置されている。ミラー24Yにより感光体1
6Yの最左端方向に進行する光ビームLBYが反射され
る。
【0051】ミラー24Yによる光ビームLBYの反射
方向にはSOSセンサ26Yが配置されている。SOS
センサ26Yには、感光体16Yをその軸線方向に走査
するごとに、感光体16Yの最左端方向に進行する光ビ
ームLBYが入射される。すなわち、SOSセンサ26
Yでは、光走査装置14Yによる感光体16Yへのライ
ンごとの照射開始タイミングを検知することができるよ
うになっている。またSOSセンサ26Yからは、ライ
ンごとの照射開始タイミングを示すSOS信号が出力さ
れる。
【0052】一方、図1に示されるように、光走査装置
14Yによる光ビームLBYの照射位置(矢印A参照)
よりも感光体16Yの回転方向(矢印B参照)上流側に
は、帯電器30Yが配設されている。帯電器30Yは、
感光体16Yを一様に帯電させる。帯電器30Yにより
一様に帯電された感光体16Yは、図1に示される矢印
B方向に回転することによって光ビームLBYの副走査
がなされ、感光体16Yに潜像が形成される。
【0053】また、光走査装置14Yによる光ビームL
BYの照射位置よりも感光体16Yの回転方向下流側に
は、感光体16Yの周面に対向して、感光体16Yにイ
エローのトナーを供給する現像器32Yが配設されてい
る。現像器32Yから供給されたトナーは、光走査装置
14Yによって光ビームLBYが照射された部分に付着
するようになっている。これにより感光体16Yにイエ
ローのトナー像が形成される。また、感光体16Yに
は、光走査装置14Yから、レジストレーションずれを
検知するためのパターン(以下「パターン画像」とい
い、図8参照のこと)に基づく光も照射されるようにな
っており、感光体16Yにはパターン画像(図8参照)
のトナー像も形成することができる。
【0054】現像ユニット12M、12C、12Kにつ
いても、感光体16M、16C、16Kにそれぞれマジ
ェンダ、シアン、ブラックのトナー像が形成される。
【0055】現像器32Y、32M、32C、32Kの
配設位置よりも感光体16Y、16M、16C、16K
の回転方向下流側(感光体16Y、16M、16C、1
6Kの軸芯垂下位置)には、無端ベルト状の中間転写体
34が配置されている。
【0056】この中間転写体34は、複数の巻きかけロ
ーラ36に張架され、矢印D方向に搬送されるようにな
っている。この搬送により、中間転写体34が感光体1
6Y、16M、16C、16Kの順に案内されて、イエ
ロー、マジェンダ、シアン、ブラックのトナー像が順番
に重ねあわせて転写され、中間転写体34表面に多色ト
ナー像が形成される。
【0057】すなわち、中間転写体34は各感光体16
Y、16M、16C、16Kで現像されたイエロー、マ
ゼンタ、シアン、ブラックの単色画像を1回の通過です
べて重ねあわせて転写し、多色のトナー画像を形成し、
その後、図示しないトレイから1枚ずつ、矢印P方向に
搬送されてくる記録用紙40へ一括転写して多色画像を
記録用紙40上へ形成する。
【0058】なお、中間転写体34にトナー像を転写後
の感光体16Y、16M、16C、16Kは、図示しな
い感光体用クリーナにより表面に残留しているトナーが
除去されるようになっている。また、記録用紙40に多
色トナー像を転写後の中間転写体34も、図示しない中
間転写体用クリーナが配設されており、中間転写体表面
に残留しているトナー(レジストレーションずれ検出の
ために形成されたパターン画像も含む)が除去されるよ
うになっている。
【0059】現像ユニット12Kの配設位置よりも中間
転写体34の搬送方向下流側には、光源とフォトディテ
クタ等により構成されたセンサ38が配設されている。
このセンサ38は、所望の画像に基づく多色トナー像と
ともに、中間転写体34上に形成されたパターン画像
(図8参照)を読み取る。センサ38では、この読取結
果に基づいて、回転多面鏡20Y、20M、20C、2
0Kを回転する回転多面鏡駆動モータ100Y、100
M、100C、100Kの回転を制御するために、この
電気的出力を図4に示すレジストレーションコントロー
ル部124に送出する。
【0060】(回転多面鏡駆動モータ)次に回転多面鏡
駆動モータ100Y、100M、100C、100Kに
ついて説明する。なお、これら回転多面鏡駆動モータ1
00Y、100M、100C、100Kは同様の構成で
あるため、以下では、回転多面鏡駆動モータ100Yに
ついてのみ説明し、回転多面鏡駆動モータ100M、1
00C、100Kについては説明を省略する。
【0061】回転多面鏡駆動モータ100Yは、図3
(A)に示されるように、モータ制御回路102に接続
されている。モータ制御回路102は、PLL制御によ
り、基準クロックとSOS信号とが所定の位相差で位相
ロック状態(図3(B)参照)となるように、回転多面
鏡駆動モータ100Yの回転を制御している。これによ
り、回転多面鏡20Yが一定速度で精度良く回転するよ
うになっている。
【0062】続いて、このモータ制御回路102につい
て詳細に説明する。図4には、本実施の形態に適用され
る多色画像形成装置10の制御ブロック図が示されてい
る。
【0063】回転多面鏡駆動モータ100Yには、FG
センサ104Yが配設され、回転多面鏡駆動モータ10
0Yの回転速度に同期したパルス信号(比較クロック)
が生成されるようになっている。この比較クロックは、
セレクタ106Yへ入力される。また、このセレクタ1
06Yには、SOSセンサ26Yから検出するSOS信
号も入力されるようになっている。
【0064】セレクタ106Yは、PLL制御回路10
8Yに接続されており、選択的に主走査方向書き込みタ
イミング信号又は比較クロックをPLL制御回路108
Yへ送出するようになっている。
【0065】このPLL制御回路108Yには、後述す
る基準クロック発生部110からの基準クロックが入力
されるようになっている。また、PLL制御回路108
Yは、モータ駆動回路112Yに接続され、このモータ
駆動回路112Yへモータ駆動速度を制御するための速
度制御信号を出力するようになっている。これにより、
回転多面鏡駆動モータ100Yは、常に適正な回転速
度、かつ適正な位相で制御されることになる。
【0066】すなわち、基準クロック発生部110から
供給される基準クロックと、SOSセンサ26Yからの
SOS信号によりPLL制御によって回転多面鏡20Y
を一定速度で精度よく回転させる。
【0067】ここで、基準クロック発生部110は、源
発振クロック120から発振される所定周波数のクロッ
クCLK0を用いて、クロック変更手段122Yにより
基準クロックの周波数f0を周波数f1に変更して、P
LL制御回路108Yに出力することができるようにな
っている。すなわち、クロック変更手段122Yは、前
述のレジストレーションコントロール部124から入力
される信号に基づいて、基準クロック発生部110で発
生する基準クロックの周波数を変更する役目を有してい
る。
【0068】なお、この変更は、記録用紙40への画像
記録インタバルに出力され、中間転写体34に転写され
センサ38によって読取ったパターン画像(図8参照)
に基づいてなされる。
【0069】基準クロックの周波数が変更されると、P
LL制御回路108Yでは、変更された基準クロックの
周波数に基づいて、回転多面鏡駆動モータ100Yの回
転速度を制御することになる。その後、基準クロックの
周波数が元に戻されると、回転多面鏡駆動モータ100
Yは元の回転速度に戻るが、その位相はずれることにな
る。この位相ずらしによって、各色の書き出しタイミン
グを一致させる制御が可能となる。
【0070】図5には、クロック変更手段122Yの詳
細構成が示されている。
【0071】クロック変更手段122Yには、前述のレ
ジストレーションコントロール部124からの信号がレ
ジスタ136に入力されるようになっている。より詳し
くは、後述するマスタークロックの選択情報(レジスト
レーションずれを補正するために必要な回転多面鏡20
Yの回転位相補正量に最も近い位相のマスタークロック
を指定する情報)と、制御方向(基準クロックの周波数
を高くする/低くする)情報と、回転多面鏡20Yの回
転位相の補正実行を指示するスタート信号とが、入力さ
れる。なお、これらの情報は、レジストレーションコン
トロール部124において、パターン画像から検出され
たレジストレーションずれを補正するための回転多面鏡
20Yの回転位相の補正量に基づいて決定される。
【0072】また、クロック変更手段122Yは、マス
タークロック生成手段130とマスタークロック選択手
段132とを備えている。マスタークロック生成手段1
30では、分周器134を介して、源発振クロック12
0からのクロックCLK0を用いて、通常(回転位相補
正時以外)の基準クロックの周波数f0で、互いに位相
が異なる複数のマスタークロックを生成する。なお、本
実施の形態では、図6に示されるように、互いに1/8
周期ずつ位相がずれている8種類のマスタークロックが
生成されるようになっている。
【0073】マスタークロック選択手段132は、レジ
スタ136に接続しており、レジストレーションコント
ロール部124からの信号がレジスタ136を介して入
力されるようになっている。マスタークロック選択手段
では、前述のマスタークロックの選択情報に基づいて、
マスタークロックを1つ選択する。すなわち、マスター
クロック生成手段130により生成される8種類のマス
タークロックの中から、レジストレーションずれを補正
するための回転多面鏡20Yの回転位相補正量に最適な
マスタークロックが選択される。選択されたマスターク
ロックは、位相比較器144に入力される。
【0074】また、レジスタ136は、マルチプレクサ
138にも接続しており、レジストレーションコントロ
ール部124からの信号は、マルチプレクサ138にも
レジスタ136を介して入力されるようになっている。
マルチプレクサ138は、前述の制御方向情報に基づい
て、予め設定されている複数の分周比(本実施の形態で
は3種類)を、レジスタ140A、140B、140C
から選択する。マルチプレクサ138の出力は、分周器
142に接続されている。分周器142には、源発振ク
ロック120からのクロックCLK0も入力されるよう
になっている。分周器142では、入力された分周比と
源発振クロック120から所定周波数で発振されるクロ
ックに基づいて、基準クロックの周波数を周波数f1に
変更する。
【0075】より詳しくは、レジスタ140Aから分周
比を選択した場合は、通常の基準クロックの周波数より
も若干高い周波数(f1=f0+Δf)に変更されるよ
うになっている。レジスタ140Bから分周比を選択し
た場合は、通常(回転位相補正時以外)の基準クロック
の周波数(f1=f0)に変更されるようになってい
る。すなわち、通常(回転位相補正時以外)は、レジス
タ140Bから分周比が選択されるようになっている。
レジスタ140Cから分周比を選択した場合は、通常の
基準クロックの周波数よりも若干低い周波数(f1=f
0−Δf)に変更されるようになっている。
【0076】なお、ここでは、基準クロックを3段階に
切り替えているが、3段階以上に切り替えられるように
してもよいし、2段階切り替えとしてもよい。
【0077】この周波数変更されたクロックが基準クロ
ックとして、回転多面鏡駆動モータ100Y(より詳し
くは、図4におけるPLL制御回路108Y)に与えら
れ、PLL制御に用いられる。
【0078】また、この基準クロックは、位相比較器1
44にも入力されるようになっている。位相比較器14
4は、前述のマスタークロックと基準クロックの位相を
比較し、その比較結果をレジスタ136に出力するよう
になっている。レジスタ136は、この比較結果に基づ
いて、基準クロックの周波数変更を停止し、元の周波数
f0に戻すことを指示するストップ信号を出力する。
【0079】なお、クロック変更手段122M、122
C、122Kもクロック変更手段122Yと同様の構成
となっている。
【0080】(作用)次に、本実施の形態の作用とし
て、副走査方向の書き出しタイミングを補正し、レジス
トレーションずれを補正するために行なわれる回転多面
鏡の回転位相制御について説明する。
【0081】なお、初期状態においては、図7に示すよ
うに、基準クロック発生部110から回転多面鏡駆動モ
ータ100Y、100M、100C、100Kに供給さ
れる基準クロックの位相は4色とも揃っているため、こ
れと同期している主走査方向書き込みタイミング信号の
位相も揃っている。したがって副走査方向の画像書き込
みタイミングも感光体16Y、16M、16C、16K
間の距離に応じた基本的なタイミングとなっている。
【0082】また、ここでは一例として、レジストレー
ションずれを検出されるためのパターン画像が、図8
(A)のように中間転写体34上に形成されたとする。
【0083】本例ではシアンの書き出しタイミングがや
や早くなっている。すなわち、図8(A)に示される如
く、副走査の幅寸法でいうと、KC間(寸法c)>MC
間(寸法a)>YM間(寸法b)という関係となる。す
なわち、本例では、各色パターンの間隔差(寸法a、
b、c)から、レジストレーションずれ量を検出できる
ようになっている。
【0084】以下では、イエローを基準色として、シア
ンの副走査方向の書き出しタイミングを補正する場合を
例に、図9のフローチャート及び図10のタイミングチ
ャートを参照して回転位相制御を説明する。
【0085】センサ38により、このパターン画像を検
出し(ステップ200)、各色のトナー画像の検出タイ
ミングをレジストレーションコントロール部124に送
出する(ステップ202)。
【0086】続いて、レジストレーションコントロール
部124では、センサ38から出力を受け、シアンの副
走査方向の書き込みタイミングの1ライン以下の補正量
を算出する(ステップ204)。また、算出した補正量
から回転位相の補正が必要であるか否かを判断する(ス
テップ206)。回転位相補正の必要がない場合(ステ
ップ206で否定判定)は、そのまま回転位相補正を行
なわずに終了する。
【0087】回転位相補正が必要な場合は(ステップ2
06で肯定判定)、現像ユニット12Cの回転多面鏡駆
動モータ100Cの回転位相補正の基準となるマスター
クロックの位相を確定する(ステップ208)。すなわ
ち、8種類のマスタークロック(図6参照)のうち、現
在の基準クロックとの位相差が、レジストレーションず
れを補正するために必要な回転位相補正量と最も近い位
相を持つマスタークロックに確定される。
【0088】その後、クロック変更手段122Cにより
回転多面鏡駆動モータ100Cの回転位相の補正を行な
う(ステップ210)。
【0089】この回転位相補正は、クロック変更手段1
22Cがレジストレーションコントロール部124から
の補正実行を指示するスタート信号を受信することによ
り開始される(ステップ212、図10矢印PO1参
照)。
【0090】クロック変更手段122Cでは、このスタ
ート信号を受信すると、レジストレーションコントロー
ル部124からのマスタークロック選択情報に基づい
て、前述のステップ208で確定されたマスタークロッ
ク位相に最も近い位相のマスタークロックを前述の8種
類のマスタークロック(図6参照)から選択する。ま
た、制御方向情報に基づいて、源発振クロック120か
ら発振されるクロックCLK0の分周比を変更する(ス
テップ214)。この分周比変更により、回転多面鏡駆
動モータ100Cに与えられる基準クロックの周波数を
周波数f0から周波数f1に変更し、基準色であるイエ
ローの基準クロックの位相に対するシアンの基準クロッ
クの位相が変更される。なお、図10では、基準クロッ
クの周波数が周波数f0よりも若干高くなるように変更
されたとき(f1=f0+Δf)の例が示されている。
【0091】また、周波数f1に変更されたシアンの基
準クロックの位相と、ステップ214で選択されたマス
タークロックと位相とを比較し(ステップ216)、こ
の位相差が略0となるまでシアンの基準クロックを周波
数f1に変更したまま出力し続ける(ステップ21
8)。
【0092】周波数f1に変更されたシアンの基準クロ
ックとマスタークロックとの位相差が略0になると(ス
テップ218で肯定判定、図10の矢印PO2参照)、
ストップ信号が発生される(ステップ220)。このス
トップ信号の発生を受けて、ただちにステップ214で
変更した分周比を元に戻し、シアンの基準クロックの周
波数が元(周波数f0)に戻される(ステップ22
2)。
【0093】回転多面鏡駆動モータ100Cでは、上記
の基準クロックの周波数変更に対して、SOS信号が追
従するようにPLL制御される。したがって、基準クロ
ックの周波数変更により、回転多面鏡駆動モータ100
Cの回転数は、変更された基準クロックの周波数f1に
対応する回転数に変化し、位相変更終了後はまた元の周
波数f0に対応した回転数に戻される。
【0094】これにより、基準色であるイエローの回転
多面鏡20Yの回転位相に対するシアンの回転多面鏡2
0Cの回転位相が変更され、図7(B)に示されるよう
に、イエローの主走査方向の書き出しタイミング信号で
あるSOS信号に対するシアンのSOS信号の位相が変
更されるので、シアンの副走査方向の書き出しタイミン
グが変更される。この変更により、レジストレーション
ずれが補正され、中間転写体34上に形成されるパター
ン画像も図8(B)に示されるように、各色パターンの
間隔差(寸法a、b、c)がほぼ等しくなる。
【0095】上記のように、本実施の形態では、回転多
面鏡の回転位相補正を、回転多面鏡駆動モータに与える
基準クロックを制御して行なうため、回転多面鏡駆動モ
ータの機械的な追従遅れによる過剰制御なく、正確な位
相補正制御を行うことができる。
【0096】また、基準クロックの周波数を変更するこ
とにより回転位相補正を行なっており、またその変更量
も微小であるため、周波数変更直後の基準クロックと比
較クロックの位相差が少なく抑えることができるように
なっている。これにより、図10に示されるように、制
御時(周波数変更時)の回転多面鏡駆動モータの回転変
動も少なく、PLL制御から外れることなく安定して回
転多面鏡駆動モータの位相補正を行なうことができる。
また、基準クロックの周波数を元に戻すまでの整定時間
を短縮することができる。
【0097】また、基準クロックとマスタークロックと
の位相差によってのみ、基準クロックの周波数を元に戻
すタイミングが決定されるので、基準クロックの周波数
を変更するために設定する源発振クロックに対する分周
比の自由度が大きく、変更後の周波数の設定自由度が大
きい。
【0098】更に現行のマスタークロックを選択したと
きの設定値を参照することにより、基準色(上記ではイ
エロー)のSOS信号に対する補正色(上記ではシア
ン)のSOS信号の位相を監視することができるように
なっている。これにより、回転位相制御が継続して行な
われ、回転位相補正が何度も行なわれた場合において
も、書き出し開始の回転多面鏡の反射面が隣接する反射
面に変わることを検出することができ、書き出し開始の
反射面の移動により生じる1ライン単位のレジストレー
ションずれを未然に防止することができるなお、本実施
の形態では、互いに位相が異なるマスタークロックを複
数種類設定しておき、この中から、現在(周波数変更
前)の基準クロックとの位相差が、レジストレーション
ずれを補正するために必要な位相補正量に最も近いもの
を選択し、選択したマスタークロックに周波数変更後の
基準クロックの位相を略一致させることで、回転位相補
正を行なったが、本発明はこれに限定されるものではな
い。回転位相補正を行なう度に、レジストレーションず
れを補正するために必要な位相補正量に対応した位相を
持つマスタークロックを生成してするようにしてもよ
い。
【0099】図11には、この場合のクロック変更手段
の一例が示されている。なお、図11では、図5と同一
の部材については同一の符号を付与している。
【0100】図11に示されるように、マスタークロッ
ク生成手段130に、マスタークロックの確定情報(レ
ジストレーションずれを補正するために必要な回転多面
鏡20Yの回転位相補正量に対応し、マスタークロック
の基準クロックからの位相ずらし量に関する情報)と、
制御方向(基準クロックの周波数を高くする/低くす
る)情報と、回転多面鏡20Yの回転位相の補正実行を
指示するスタート信号とが、レジスタ136を介して入
力されるようになっている。
【0101】マスタークロック生成手段130では、マ
スタークロック確定情報に基づいてマスタークロックを
生成する。すなわち、現在の基準クロックに対する位相
差が、レジストレーションずれを補正するために必要な
位相補正量と等しいマスタークロックが生成される。生
成されたマスタークロックは、位相比較器144に入力
され、周波数変更後(周波数f1)の基準クロックと位
相比較されるようになっている。
【0102】なお、クロック変更手段122M、122
C、122Kもクロック変更手段122Yと同様の構成
となっている。
【0103】図12には、この場合の回転位相制御のフ
ローチャートが示されている。なお、図12では、図9
と同様な処理については同一のステップ番号を付与し、
ここでは詳細な説明を省略する。
【0104】前述と同様に、センサ38によるパターン
画像の検出結果から、レジストレーションずれが発生し
ており回転位相補正が必要であると判断されると(ステ
ップ200、202、204、206)、補正の基準と
なるマスタークロックの位相を確定する(ステップ20
8)。これにより、レジストレーションずれを補正する
ために必要な回転多面鏡20Yの回転位相補正量に対応
し、マスタークロックの基準クロックからの位相ずらし
量に関するマスタークロック確定情報が作成される。マ
スタークロックの位相が確定されると、回転位相補正が
実行される(ステップ210)。
【0105】クロック変更手段122Cでは、レジスト
レーションコントロール部124からの補正実行を指示
するスタート信号を受信すると(ステップ212)、補
正量に応じたマスタークロックを生成する(ステップ2
30)。すなわち、レジストレーションコントロール部
124からのマスタークロック確定情報に基づいて、現
在の基準クロックに対する位相差が、レジストレーショ
ンずれを補正するために必要な位相補正量と等しい位相
を持つマスタークロックが生成される。また、制御方向
情報に基づいて、源発振クロック120から発振される
クロックCLK0の分周比を変更する。これにより、回
転多面鏡駆動モータ100Cに与えられる基準クロック
の周波数が周波数f0から周波数f1に変更され、基準
色であるイエローの基準クロックの位相に対するシアン
の基準クロックの位相が変更される(ステップ23
0)。
【0106】また、周波数f1に変更されたシアンの基
準クロックの位相と、ステップ230で生成されたマス
タークロックと位相とを比較し(ステップ216)、こ
の位相差が略0になったら(ステップ218)、ストッ
プ信号が発生され(ステップ220)、ただちにステッ
プ230で変更した分周比を元に戻し、シアンの基準ク
ロックの周波数を元(周波数f0)に戻して(ステップ
222)終了する。
【0107】回転多面鏡駆動モータ100Cでは、上記
の基準クロックの周波数変更に対して、SOS信号が追
従するようにPLL制御される。したがって、基準クロ
ックの周波数変更により、回転多面鏡駆動モータ100
Cの回転数は、変更された基準クロックの周波数f1に
対応する回転数に変化し、位相変更終了後はまた元の周
波数f0に対応した回転数に戻る。
【0108】これにより、前述と同様に、基準色である
イエローの回転多面鏡20Yの回転位相に対するシアン
の回転多面鏡20Cの回転位相が変更され、図7(B)
に示されるように、イエローの主走査方向の書き出しタ
イミング信号であるSOS信号に対するシアンのSOS
信号の位相が変更されるので、シアンの副走査方向の書
き出しタイミングが変更される。この変更により、レジ
ストレーションずれが補正され、中間転写体34上に形
成されるパターン画像も図8(B)に示されるように、
各色パターンの間隔差(寸法a、b、c)がほぼ等しく
なる。
【0109】また、上記では、イエローを基準色とし
て、シアンの副走査書き込みタイミングを補正する場合
を例に説明したが、当然ながら本発明はこれに限定され
るものではない。他色についても同様の制御を行うこと
により、色ずれを補正できる。また、イエロー以外の色
を基準色として補正を行なってもよい。
【0110】また、上記では、4台の現像ユニットを持
つ多色画像形成装置について説明したが、4台以上、ま
たは4台以下の現像ユニットを持つ多色画像形成装置に
本発明を適用してもよい。また、同一感光体に複数の光
ビームを照射することにより多色画像を形成する多色画
像形成装置にも、本発明を適用してもよい。
【0111】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る多色画像
形成装置及び方法は、回転多面鏡の回転位相制御を、基
準クロックの周波数制御とマスタークロックとの位相比
較により行なわれるため、制御精度を向上させ、且つ周
波数変更の設定値に自由度を持たせることができる。
【0112】また、回転多面鏡を駆動する回転多面鏡駆
動モータが定常回転数に収束するまでの整定時間を短縮
することができ、回転多面鏡の回転位相制御を短時間で
行うことが可能となるため、プリント画像の出力能力を
損なうことなく連続プリント中にプリントジョブを中断
せずにレジストレーション補正を実現すること可能とな
る。
【0113】さらに、基準色のSOS信号に対する補正
色のSOS信号の絶対位相を常に検出することが可能で
あるため、制御が進んだ場合でも書き出し開始の回転多
面鏡の反射面が隣接する反射面に変わるタイミングを予
測することができ、書き出し開始の反射面の移動により
生じる最大1ラインのレジストレーションずれを未然に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用される多色画像形成装置の概略
構成図である。
【図2】 本発明が適用される多色画像形成装置内の光
走査装置の概略構成図である。
【図3】 (A)は、PLL制御による回転多面鏡の回
転制御を説明するためのブロック図と、(B)は、PL
L制御による基準クロックと比較クロックであるSOS
信号の位相差を示す図である。
【図4】 本発明が適用される多色画像形成装置の概略
ブロック図である。
【図5】 本実施の形態における基準クロックの周波数
を変更するクロック変更手段の詳細ブロック図である。
【図6】 マスタークロックの一例を示す図である。
【図7】 回転多面鏡の回転位相制御による主走査方向
書き出しタイミング信号の位相変化を示すタイミングチ
ャートであり、(A)は制御前、(B)は制御後のタイ
ミングチャートである。
【図8】 副走査方向書き出しタイミングを検出するパ
ターン画像の一例を示す図であり、(A)はレジストレ
ーションずれが生じている場合、(B)は回転多面鏡の
回転位相制御後のレジストレーションずれが補正された
場合に形成されるトナー像である。
【図9】 本実施の形態における回転多面鏡の回転位相
制御の流れを示すフローチャートである。
【図10】 本実施の形態における回転多面鏡の回転位
相制御による各種信号の変化を示すタイミングチャート
である。
【図11】 その他の実施の形態におけるクロック変更
手段の詳細ブロック図である。
【図12】 その他の実施の形態における回転多面鏡の
回転位相制御の流れを示すフローチャートである。
【図13】 (A)は、副走査方向の書き出し位置制御
のために回転多面鏡の回転位相を制御する従来例、
(B)及び(C)は、図13(A)における問題点を説
明するための回転多面鏡の回転変動及び目標位相に対す
る位相差を示す図である。
【図14】 (A)は、副走査方向の書き出し位置変更
のために回転多面鏡の回転位相を制御する別の従来例、
(B)及び(C)は、図14(A)における問題点を説
明するための各種信号のタイミングチャートである。
【図15】 図14(A)におけるその他の問題点を説
明するための図であり、(A)は初期状態、(B)は1
回目の回転位相補正開始前、(C)は1回目の回転位相
補正後、(D)は2回目の回転位相補正開始前、(E)
は2回目の回転位相補正後の基準色と補正色のSOS信
号のタイミング信号と、記録紙上の色ずれを示す図であ
る。
【図16】 (A)、(B)は、副走査方向の書き出し
位置変更のために回転多面鏡の回転位相を制御する別の
従来例、(C)は、図15(A)、(B)における問題
点を説明するための図である。
【符号の説明】
10 多色画像形成装置 12Y、12M、12C、12K 現像ユニット 14Y、14M、14C、14K 光走査装置 16Y、16M、16C、16K 感光体 20Y、20M、20C、20K 回転多面鏡 26Y、26M、26C、26K SOSセンサ 34 中間転写体 38 センサ 100Y、100M、100C、100K 回転多面
鏡駆動モータ 108Y、108M、108C、108K PLL制
御回路 110 基準クロック発生部 122Y、122M、122C、122K クロック
変更手段 124 レジストレーションコントロール部 130 マスタークロック生成手段 132 マスタークロック選択手段 144 位相比較器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/14 G03G 21/00 372 5C072 H04N 1/04 H04N 1/04 D 1/113 104A Fターム(参考) 2C262 AA05 AA17 AB15 FA03 FA06 GA22 GA36 GA40 GA47 2C362 BA08 BA39 BA52 BA53 BA68 BA70 BA71 CA22 CA39 2H027 DA32 DA50 EB04 EB06 EC06 ED06 EE01 EE04 EF09 HB07 ZA07 2H030 AA01 AB02 AD17 BB02 BB16 2H045 AA01 BA02 BA22 BA34 CA88 CA97 5C072 AA03 BA19 CA06 HA02 HA06 HA13 HB11 HB13 HB16 QA14 QA17 RA18 UA13 UA20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多色画像形成装置に搭載された複数回転
    多面鏡を回転駆動させる複数の回転多面鏡駆動モ一ター
    の駆動速度に応じて発生するそれぞれの比較クロック
    と、予め定められた基準クロックとを比較して前記複数
    の回転多面鏡駆動モ一ターの駆動速度を制御する場合
    に、前記基準クロック周波数を変更することによって前
    記回転多面鏡の回転位相を補正し、各色の副走査方向の
    書き出し位置を合わせ、出力画像の色ずれを防止するレ
    ジストレーションコントロール方法であって、 前記回転多面鏡の回転位相補正量に基づいて、前記基準
    クロックの位相を変化させてマスタークロックを生成
    し、 前記マスタークロックと、周波数変更された前記基準ク
    ロックの位相を比較し、 前記マスタークロックと、周波数変更された前記基準ク
    ロックの位相が略一致したときに、前記基準クロックの
    周波数変更を中止する、ことを特徴とするレジストレー
    ションコントロール方法。
  2. 【請求項2】 複数の回転多面鏡を回転駆動させる複数
    の回転多面鏡駆動モ一ターの駆動速度に応じて発生する
    それぞれの比較クロックと、予め定められた基準クロッ
    クとを比較して前記複数の回転多面鏡駆動モータの駆動
    速度を制御し、各色の副走査方向の書き出し位置を合わ
    せ、出力画像の色ずれを防止するレジストレーションコ
    ントロール機能を備えた多色画像形成装置であって、 前記回転多面鏡の回転位相補正量に基づいて、前記基準
    クロックの位相を変化させてマスタークロックを発生す
    るマスタークロック発生手段と、 前記回転多面鏡の回転位相補正時に、前記回転多面鏡駆
    動モータに供給する基準クロックの周波数を変更する基
    準クロック周波数変更手段と、 前記マスタークロック発生手段により発生されたマスタ
    ークロックと、前記基準クロック周波数変更手段により
    周波数変更された基準クロックとの位相を比較する比較
    手段と、 前記比較手段による比較の結果、位相が略一致したとき
    に、前記基準クロック周波数変更手段による基準クロッ
    クの周波数変更を中止する制御手段と、 を有することを特徴とする多色画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記マスタークロック発生手段が、予め
    用意され、前記基準クロックとの位相差が互いに異なる
    複数のマスタークロックのうちから、前記補正量に対応
    するマスタークロックを選択する、 ことを特徴とする請求項2に記載の多色画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記マスタークロック発生手段が、前記
    補正量に基づいて演算してマスタークロックを生成す
    る、 ことを特徴とする請求項2に記載の多色画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記基準クロック周波数変更手段が、前
    記回転多面鏡駆動モータに供給する基準クロックの周波
    数を微小に増減させ、前記マスタークロックと、周波数
    変更された前記基準クロックとの位相が略一致したとき
    に、元の周波数に戻す、 ことを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れか1項に
    記載の多色画像形成装置。
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