JP3669136B2 - 多色画像形成装置及び方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、回転多面鏡を備えた光走査装置によりレーザービームを走査し、電子写真方式により画像を形成するレーザービームプリンタやデジタル複写機等の画像形成装置に係り、特に副走査方向の書き出し位置制御であるレジストレーションコントロールを備えた画像形成装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式を採用した多色画像形成装置においては、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の4色のトナーを用紙上に重ねあわせて転写し、多色プリントを行う。
【0003】
多色プリントを行う際に各色の書き出し位置が微妙にずれていると重ね合わせて記録用紙に転写した時に色ずれとして現れ、プリント品質を低下させることになる。
【0004】
これを解消し、高精度の多色プリントを行うためには、レジストレーションずれを補正するための書き出し位置制御技術が必要となる。
【0005】
このようなレジストレーションずれの補正は、代表的な2例を挙げると、1つの方法として、中間転写体等に特定のパタ一ンのトナー像を形成し、光源とフォトディテクタ等からなるセンサによってそのパターンを検出し、レジストレーションずれ量を算出して各補正システムに補正量のデータを送出して補正する方法がある。
【0006】
また、他の1つの方法として、中間転写体等の画像形成領域外にあらかじめ特定のパターンを作成しておき、センサによってそのパターンを検出し、パターンの検出タイミングと主走査方向の書き出しタイミング信号等の検出タイミングによりレジストレーションずれ量を算出して各補正システムに補正量のデータを送出して補正する方法がある。
【0007】
ところで、上記書き出し位置制御技術のうち、特に副走査方向の1画素以下のレジストレーションずれに関しては、画像形成装置内に配置された回転多面鏡の回転位相を基準値に対して制御して書き出し位置を制御することによりレジストレーションずれを補正する技術が従来より考案されている。
【0008】
これを簡単に説明すると、まず、回転多面鏡を回転させるための回転多面鏡駆動モーターを一定の回転数で精度よく回転するよう基準クロックと比較クロックによりPLL(フェイズ・ロックド・ループ)制御を行う。
【0009】
この場合、比較クロックは、回転多面鏡駆動モーター内のFG出力やホール素子出力もしくは主走査方向の書き出しタイミング信号となる光走査装置内の走査面外に配置されたフォトディテクタによる走査光位置検出器から出力すればよい。
【0010】
このようなPLL制御を行っているときに基準クロックを変化させると、比較クロックとの間に位相差が生じ、PLL制御では、これを解消するように回転多面鏡駆動モーターの回転速度を変化させる。その後、基準クロックと比較クロックとが同位相(或いは予め設定された所定の位相差)となると、回転多面鏡の回転位相が変化し、主走査方向の書き込みタイミング信号もそれに伴って出カタイミンクを変化させることができる。主走査方向の書き出しタイミングは主走査方向書き込みタイミング信号に従って一定に保たれるため、副走査方向の書き出しタイミングを制御することができる。
【0011】
このような回転多面鏡を回転させるモーターの基準クロックを制御して、副走査方向の書き出しタイミングを制御する方法としては特開平7−160084号公報や特開平7−281536号公報や特開平8−152833号公報等がある。
【0012】
特開平7−160084号公報では複数の画像形成装置を有し、1回の用紙搬送により多色の画像を形成する装置において、位相の異なる基準クロックがあらかじめ複数種類用意され、副走査方向のレジストレーションずれが検出されるとその補正量に応じた位相の基準クロックを選択して使用することにより副走査方向の書き出しタイミングを制御し副走査方向のレジストレーションずれを1ライン以下で補正するものである(図9参照、詳細は後述)。
【0013】
特開平7−281536号公報では1つの画像形成装置を有し、中間転写体にトナー像を複数回重ねあわせることにより多色の画像を形成する装置において、回転多面鏡の回転位相制御時にモーターに与える基準クロックの周波数を微小に高くする位相整合期間を設け、制御量に応じた位相整合期間後に再び元の周波数に戻す事により、回転多面鏡の回転位相を徐々に進め、所望の位相にする。これにより副走査方向の書き出しタイミングを制御し、副走査方向のレジストレーションずれを補正するものである(図10参照、詳細は後述)。
【0014】
特開平8−152833号公報では1つの画像形成装置を有し、中間転写体にトナー像を複数回重ねあわせることにより多色の画像を形成する装置において、回転多面鏡の回転位相制御時にモーターに与える基準クロックの周波数を微小に低くする位相整合期間を設け、制御量に応じた位相整合期間後に再び元の周波数に戻す事により、回転多面鏡の鏡面の位相を徐々に遅らせ、所望の位相にする。これにより副走査方向の書き出しタイミングを制御し、副走査方向のレジストレ一ションずれを補正するものである(図11参照、詳細は後述)。
【0015】
ところで、デジタル複写機やレーザープリンタ等は、近年、高速高解像度化を要求されている。これは多色画像形成装置も例外ではない。また、前述のようなレジストレーション制御技術は高品質の画像を維持するために多色画像形成装置には不可欠なものである。
【0016】
高品質の画像を維持しつつ高速にプリントを行うために、連続プリント中にプリントジョブを中断することなくレジストレーションを制御する技術が必要となっている。この技術は中間転写体等の一次転写手段上で各色の画像形成間の時間に各色の特定パターンをトナー像により形成し、光源とフォトディテクタ等からなるセンサによってそのパターンを検出し、レジストレーションずれ量を算出してパターン形成とは別の画像形成間の時間に補正行うものであったり、各単色画像形成間の時間に中間転写体等の画像形成領域外にあらかじめ作成された特定のパターンの検出タイミングと主走査方向の書き出しタイミング信号等の出カタイミンクを検出し、副走査方向の書き出しタイミングの変更を行うものである。
【0017】
これら用紙間及び各単色画像形成間の時間は短ければ短いほど装置のプリント性能は高速になる。
【0018】
ここで、前記従来例(公報に記載の技術)を連続プリントにおけるプリントジョブ中に実施すると以下のような問題点が挙げられる。
【0019】
特開平7−160084号公報では補正動作を実行する際、図9(A)に示すように位相の異なる基準クロックに切り替える。このため切り替えのタイミングによっては基準クロックと比較クロックの位相差が大きくなり、図9(B)に示すようにモーターの回転変動が大きくなる。このためモータ一がPLL制御から外れてしまい回転の不安定要因になる。また、図9(B)に示すように回転変動発生からもとの回転数に戻るまでの時間(整定時間)が周波数変化時間に比べ非常に長い。この時間を考慮せずに、すなわちモーターの回転が整定する前に、次の記録用紙にプリントしてしまうと、回転変動の影響が画像に現れ、色ずれとなってプリント品質を損なう。このためモーターが整定するまでに十分な時間を置いてから次の用紙を送らなければならず、プリント画像の出力能力を落とす結果となる。
【0020】
次に、特開平7−281536号公報及び特開平8−152833号公報では図10及図11に示すように周波数を微少に増加もしくは減少させて徐々に位相を変化させているため、急激な回転変動の発生は押さえられるが、周波数の変更量が微少であるため回転多面鏡の回転位相制御量が大きくなるほど位相整合期間が長くなる。また、最後に、少なからず周波数を戻す際の回転のオーバーシュート、アンダーシュートが発生し、位相整合期間に比べ整定時間が長くなってしまう。このためプリント画像の出力能力を落としてしまう。
【0021】
これを解消するため、図12に示すように回転多面鏡の回転位相を変更する手段として回転多面鏡を回転させるモーターの基準クロックを徐々に増加(減少)させてから徐々に減少(増加)させるという方法がある。
【0022】
しかしながら、この方法では、オーバーシュート、アンダーシュートを軽減させることはできるが、ほぼ完全に無くすことはできず、特開平7−281536号公報及び特開平8−152833号公報と同様にオーバーシュート、アンダーシュートがどうしても発生してしまい整定時間が長くなってしまう。また、変更する基準クロックの周波数プロファイルが非常に複雑になって、制御量の設定が複雑になるというリスクに比べ、効果的なオーバーシュート、アンダーシュートの対策にはならず、装置構成を複雑にするばかりでなく、装置コストが増加してしまうという問題点がある。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実を考慮し、回転位相制御時に簡単な構成で回転多面鏡を駆動するモーターがもとの回転数に収束するまでの整定時間を短縮することにより回転多面鐘の回転位相制御を短時間で行い、プリント画像の出力能力を損なうことなく連続プリント中でもにプリントジョブを中断せずにレジストレーション補正を行うことができる画像形成装置及び方法を得ることが目的である。
【0024】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、多色画像形成装置に搭載された回転多面鏡を回転駆動する回転多面鏡駆動モーターの駆動速度に応じて発生する比較クロックと、予め定められた基準クロックとを比較して該駆動速度を制御する場合に、前記基準クロックを変更することによって前記回転多面鏡駆動モーターの駆動速度を変更し、各色の副走査方向の書き出し位置を合わせ、出力画像の色ずれを防止するレジストレーションコントロールを備えた多色画像形成装置であって、前記回転多面鏡駆動モーターに供給する基準クロックの周波数を変更する基準クロック周波数変更手段と、前記基準クロック周波数変更手段を制御して、前記基準クロックの周波数を2回以上、同一の周波数増減方向へ変更すると共に各周波数変更期間のインタバルに、前記基準クロックの周波数を定常回転周波数とし、前記回転対面鏡の回転位相を制御する回転位相制御手段と、を有している。
【0025】
請求項1に記載の発明によれば、レジストレーションコントロールのための制御系としての必須の構成要件は、回転多面鏡駆動用モーターに与える基準クロックを供給する基準クロック発生手段と、主走査方向の書き出しタイミング信号を発生する位置検出手段と、副走査へ方向の書き出し位置の補正量に応じて基準クロックの周波数を所定の周波数プロファイルとなるように制御する基準クロック制御手段と、中間転写体等に形成された特定のパターンのトナー像から副走査方向の書き出し位置補正量を算出し基準クロック制御手段に補正量を送出するレジストレーションコントロール手段と、により構成される。
【0026】
なお、レジストレーションコントロール手段は、中間転写体等の画像形成領域外にあらかじめ形成された特定パターンからの画像形成開始タイミング信号と主走査方向の書き出しタイミング信号との時間間隔から副走査方向の書き出し位置補正量を算出し基準クロック制御手段に補正量を送出する手段としてもよい。
【0027】
前記基準クロック制御手段は、レジストレーションコントロール手段からの補正量データにより設定された周波数プロファイルに従って回転多面鏡駆動モーターの基準クロックを変更し、回転多面鏡の回転位相を制御する。
【0028】
すなわち、位置検出手段は主走査方向の書き出しタイミング信号を出力する。基準クロック発生手段は回転多面鏡駆動モーターに基準クロックを供給する。回転多面鏡駆動モーターは基準クロックと比較クロック(FG出力やホール素子出力もしくは主走査方向書き出しタイミング信号)により、例えばPLL制御され、一定の回転数で精度よく回転する。PLL制御であるため基準クロックと比較クロックは定常回転中には所定の位相差(同位相も含む)をもって位相ロック状態にあることは言うまでもない。基準クロック制御手段は、レジストレーションコントロール手段からの指示により周波数プロファイルを設定し、設定された周波数プロファイルに応じて回転多面鏡駆動モーターに対して基準クロックの周波数変更を行う。
【0029】
ここで、回転位相制御手段では、この基準クロックの変更を、同一の周波数増減方向に2回以上行う。このとき、各周波数変更期間のインタバルに、前記基準クロックの周波数を定常回転周波数とし、前記回転多面鏡の回転位相を制御する。すなわち、1回目の制御後に発生するオーバーシュート、アンダーシュート分を2回目の制御で抑制する。必要であれば、3回目、4回目と継続する。これにより、オーバーシュート、アンダーシュートを迅速になくすことができる。また、制御は、連続した制御ではなく、1回毎に断続しているため、複雑な周波数プロファイルは不要となる。
【0030】
詳述すると、請求項1の周波数プロファイルは、プリントを行う定常回転の周波数を基本として複数の周波数で構成され、副走査方向書き出しタイミング補正時には、1度周波数を変更した後、いったん定常回転のための周波数もしくはそれに近い周波数に戻し、所定のタイミングで再度周波数を変更するように設定される。この2回もしくはそれ以上の周波数変更によって補正時の回転整定時間を短縮することができる。
【0031】
請求項2に記載の発明は、多色画像形成装置に搭載された回転多面鏡を回転駆動する回転多面鏡駆動モ一ターの駆動速度に応じて発生する比較クロックと、予め定められた基準クロックとを比較して該駆動速度を制御する場合に、前記基準クロックを変更することによって前記回転多面鏡駆動モーターの駆動速度を変更し、各色の副走査方向の書き出し位置を合わせ、出力画像の色ずれを防止するレジストレーションコントロールにおいて、回転多面鏡の回転位相制御時には、前記回転多面鏡駆動モーターの回転速度を変更するために、回転多面鏡駆動モーターに供給する基準クロックの周波数を変化させた後、いったん定常回転周波数に戻し、所定のタイミングで更に前記1回目の周波数変更と同一の周波数増減方向に変更し、その後定常回転周波数に戻して回転多面鏡の回転位相を制御する、ことを特徴としている。
【0032】
請求項3に記載の発明は、前記請求項2に記載の発明において、前記所定のタイミングが、前記回転多面鏡の1回目の周波数変更による回転変動から定常回転に戻る時に生じる最初の定常回転を外れたオーバーシュートもしくはアンダーシュートに対してこれを抑制するのに最適なタイミングであることを特徴としている。
【0033】
請求項4に記載の発明は、前記請求項2又は請求項3に記載の発明において、前記基準クロックの周波数の増減は、位相が進んでいるときはモータを減速させ、位相が遅れているときはモータを増速度させるように制御することを特徴としている。
【0034】
請求項5に記載の発明は、前記請求項2乃至請求項4のいずれか1項記載の発明において、前記多面鏡の回転位相制御時に、回転多面鏡駆動モーターに供給する基準クロックの各周波数変更間の周波数は、定常回転周波数に対して、変更する周波数と定常回転周波数の差の最小値未満の増減範囲であることを特徴としている。
【0035】
請求項2乃至請求項5に記載の発明によれば、図1のように所定の周波数プロファイルに基づき基準クロックの周波数変更が開始されると、1回目の周波数変更により回転多面鏡駆動モーターは1度回転変動を起こす。これは、例えば、モーター内部のPLL制御によって基準クロックの変化に追従するように制御されるためである。
【0036】
ここで、モーターはそれ自身が持つ機械的時定数のために基準クロックの周波数変化に対して大きく遅れて追従し、変更後の周波数に対応した回転数に対してオーバーシュート(アンダーシュート)を発生する。更に基準クロックが定常回転の周波数に戻るときも同様に遅れて追従し、定常回転数に対してオーバーシュート(アンダーシュート)を発生し、その後オーバーシュートとアンダーシュートを繰り返し発生しながら定常回転に収束する。
【0037】
この時、定常回転に戻るときの最初のオーバーシュート(アンダーシュート)が発生する任意のタイミングで2回目の周波数変更を行う。この2回目の周波数変更がオーバーシュート(アンダーシュート)の繰り返しを抑え、元の回転数に速やかに引き込むため、回転多面鏡の回転位相制御時の整定時間が短縮される。
【0038】
【発明の実施の形態】
図2は本実施の形態に係る画像形成装置100の概略構成図である。
【0039】
この画像形成装置100は、イエロー画像形成ユニット101Y、マゼンタ画像形成ユニット101M、シアン画像形成ユニット101C、ブラック画像形成ユニット101K(以下、総称する場合画像形成ユニット101という)が、1列に配列されており、所謂タンデム型の構成となっている。
【0040】
画像形成ユニット101は、それぞれ光走査装置102、感光体104を含む現像ユニット106を備えている。
【0041】
光走査装置102は、図3に示される如く、レーザー光源108を備えており、このレーザー光源108のレーザービ一ム110の出力方向にはコリメータレンズ112が配設され、レーザービーム110はこのコリメータレンズ112で平行光とされた後、回転多面鏡114へ至る構成となっている。回転多面鏡114は、回転多面鏡駆動モーター115の駆動力で高速に回転するようになっている。
【0042】
レーザービーム110は、回転多面鏡114で偏向走査され、fθレンズ116を通して感光体104上に等速走査し、画像信号に応じた静電潜像を形成する。
【0043】
更に感光体104の近傍には、感光体104上での主走査方向の書き出しタイミングを取るための主走査書き込みタイミング信号をを検出するためにレーザービーム走査領域内でかつ感光体104の領域外に位置検出センサ118を配置してある。なお、この位置検出センサ118は、ミラー117で反射された光を受けるようになっている。この主走査方向書き出しタイミング信号は回転多面鏡駆動モーター115にも供給され、モータ一内のPLL比較クロックとして使用される。
【0044】
図2に示される如く、タンデム型に配列された各画像形成ユニット101の下部には、それぞれの感光体104と接触するように、中間転写体120が配設されている。中間転写体120は、無端のベルト状で、3個のローラ119に巻き掛けられて支持されると共に、図示しない駆動手段の駆動力で、図2の矢印A方向へ定速度でループ駆動する構成となっている。
【0045】
中間転写体120は各感光体10で現像されたイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの単色画像を1回の通過ですべて重ねあわせて転写し、多色のトナー画像を形成し、その後、図示しないトレイから1枚づつ、図2の矢印B方向に搬送されてくる記録用紙122へ一括転写して多色画像を記録用紙122上へ形成する。
【0046】
ここで、ベルト120の搬送方向の最下流側に位置するブラック用画像形成ユニット101Kの下流側には、センサ124が配設されている。
【0047】
センサ124は光源とフォトディテクタ等で構成され、中間転写体120上に形成した特定のパターンを読み込み、電気的出力を図4に示すレジストレーションコントロール部128へ送出する。
【0048】
図4は本実施の形態に適用される画像形成装置100の制御ブロック図である。
【0049】
回転多面鏡駆動モーター115には、FGセンサ129が配設され、回転多面鏡駆動モーター115の回転速度に同期したパルス信号(比較クロック)が生成されるようになっている。この比較クロックは、セレクタ130へ入力される。
【0050】
また、このセレクタ130には、位置検出センサ118から検出する主走査方向書き込みタイミング信号も入力されるようになっている。
【0051】
セレクタ130は、PLL制御部132に接続されており、選択的に主走査方向書き込みタイミング信号又は比較クロックをPLL制御部132へ送出するようになっている。
【0052】
このPLL制御部132には、前記基準クロック発生部126からの基準クロックが、クロック変更制御部136を介して入力されるようになっている。また、PLL制御部132は、モータ制御回路134に接続され、このモータ制御回路134へモータ駆動速度を制御するための速度制御信号を出力するようになっている。これにより、回転多面鏡駆動モーター115は、常に適正な回転速度、かつ適正な位相で制御されることになる。
【0053】
すなわち、基準クロック発生手段126から供給される基準クロックと、位置検出センサ118から検出される主走査方向書き込みタイミング信号よりPLL制御によって回転多面鏡114を一定速度で精度よく回転させる。
【0054】
ここで、クロック変更制御部136では、前記レジストレーションコントロール部128から入力される信号に基づいて、基準クロック発生部126で発生した基準クロックの周波数を変更する役目を有している。
【0055】
この変更は、記録用紙122への画像記録インタバルに出力され、中間転写体120に転写されセンサ124によって読取ったパターン画像(図6参照)に基づいてなされる。
【0056】
基準クロックの周波数が変更されると、PLL制御部136では、変更された基準クロックの周波数に基づいて、回転多面鏡駆動用モーター115の回転速度を制御することになる。その後、基準クロックの周波数が元に戻されると、回転多面鏡駆動用モーター115は元の回転速度に戻るが、その位相はずれることになる。この位相ずらしによって、各色の書き出しタイミングを一致させる制御が可能となる。
【0057】
以下に本実施の形態の作用を説明する。
図5に示すように初期状態においては基準クロック発生手段126から回転多面鏡駆動モーター115に供給される基準クロックの位相は4色とも揃っているため、これと同期している主走査方向書き込みタイミング信号の位相も揃っている。したがって副走査方向の画像書き込みタイミングも感光体104間の距離に応じた基本的なタイミングとなっている。
【0058】
ここで、一例として、中間転写体120上に形成した特定のパターンが図6のようになったとする。各色のパターンは、本来は重ねられるべきものであり、テストパターンとして、各色の出力を所定時間遅らせている。
【0059】
本例ではシアンの書き出しタイミングがやや早くなっている。すなわち、図6に示される如く、副走査の幅寸法でいうと、KC間(寸法c)>MC間(寸法a)>YM間(寸法b)という関係となる。
【0060】
センサ124はこのパターンを検出し、各色のトナー画像の検出タイミングをレジストレーションコントロール部128に送出する。
【0061】
レジストレーションコントロール部128はセンサ124から出力を受け、シアンの副走査方向の書き込みタイミングの1ライン以下の補正量を算出し、基準クロック変更部136に補正量データを出力する。
【0062】
基準クロック変更部136ではレジストレーションコントロール部128からシアンの補正量データを受けてシアン画像形成ユニット101Cの回転多面鏡駆動モーター115の基準クロックを制御するための周波数プロファイルを設定する。その後レジストレーションコントロール部128からの補正実行命令によりセットされたシアン画像形成装置の副走査方向書き出し位置補正用周波数プロファイルに従って回転多面鏡駆動モーター115の基準クロックをクロック変更部136によって変化させ、シアン画像形成ユニットの副走査方向の書き出し位置を補正する。
【0063】
次に補正用周波数プロファイルの詳細について、図7に従い従来と比較しながら説明する。なお、図7(A)が従来であり、図7(B)が本実施の形態である。また、双方共、縦軸は周波数、横軸は時間を示している。
【0064】
基準クロックの周波数変更が1回である場合、図7(A)のように補正実行命令を受けるとまず時間T1からT2の間周波数を変更する。これにより回転多面鏡駆動モーター18はその回転数を変更後の周波数に相当する回転数に変更しようとして減速する。次に時間T2で周波数を△Tの期間定常回転周波数に戻す。これにより回転多面鏡駆動モーター115は定常回転周波数に戻ろうとして加速する。
【0065】
ところがモーターは自身の持つ大きな機械的時定数により周波数の変更に対して大きく遅れて追従し、更に制御目標値を超えてしまう。1回目の周波数変更によって変更したい回転多面鏡8の回転位相の制御量は変更した周波数と変更している時間で囲まれた面積S1であるが、実際には前記遅れのためS1よりも多くの量の位相が動いてしまう(S1a)。このS1とS1aの差△S1を戻すためにモーターは定常回転周波数を超えても加速を続け、大きなオーバーシュートとなる。S1とS1aの差△S1を戻すための回転のオーバーシュートは前記機械的時定数のために差△S1以上に回転位相を戻してしまう(S1b)。これを再度戻すために今度はアンダーシュートが発生する。このようにオーバーシュートとアンダーシュートを繰り返しながら徐々に定常回転周波数に相当する回転数に収束するが、これを待っていたのでは長い時間を要してしまう。
【0066】
そこで図7(B)に示すように定常回転に戻ろうとするときの最初のオーバーシュートが発生するタイミングで2回目の周波数変更を実行する。
【0067】
2回目の周波数変更を実行することにより回転のオーバーシュートを抑え、速やかに定常回転数に整定させることができ、図7(B)に示すように回転の整定時問が大幅に短縮される。
【0068】
この時変更したいト一タルの回転位相変更量はS2+S2bで表され、実際の位相変化量はS2a−S2cで表される。S2+S2b=S2a−S2cであることは言うまでもない。
【0069】
回転多面鏡駆動モーター115の部品ばらつきや組み立てによるばらつきにより回転多面鏡114の実際の回転周波数変化が各回転多面鏡駆動モーター115によって差が出る可能性がある。従って2回目の周波数変更のタイミングを決める時間△Tは回転多面鏡駆動モーター18により変わってくる可能性がある。ただし、その時間△Tのばらつきは大きなものではなく、図8のように2回目の周波数変更を行うタイミングを回転多面鏡114の回転周波数変化が所定の周波数Fsに達した時実行することで回転多面鏡駆動モーター115の固体差を吸収できる。
【0070】
従って回転多面鏡8の回転周波数を主走査方向書き出しタイミング信号等で監視し、回転多面鏡8の回転周波数が2回目の周波数変更を行うべきタイミングに到達した時点で実行することが望ましい。
【0071】
図7に示す1回目の周波数変更期間(T1→T2)と2回目の周波数変更期間(T3→T4)の長さは変更したい位相量と回転多面鏡駆動モーター115が持つ機械的時定数と制御時のオーバーシュートの量などから最適な時間間隔を選べばよい。
【0072】
本実施の形態では回転多面鏡駆動モーターを減速させることすなわち回転多面鏡の回転位相を遅らせる方向を基本に説明してきたが、本実施例のように制御範囲すべてに渡って位相を遅らせるように制御してもよいし、制御範囲すべてに渡って位相を進めるように制御してもよい(位相を進める場合には回転多面鏡駆動モーターが加速することを基本とする。)。更には、回転位相の制御量に応じて位相の進み方向制御と遅れ方向制御を選択的に使用してもよい。
【0073】
また1回目と2回目の周波数変更間の期間△Tの周波数を定常回転周波数に限定して説明してきたが、△Tの周波数は定常回転に近い周波数(定常回転周波数±定常回転周波数と変更周波数の差の最小値未満の範囲)であれば構成が大きく変化しないので実施例と同様に整定時間を短縮することができる。
【0074】
以上のような制御方法及び制御用周波数プロファイルを用いることにより、簡単な制御で、回転多面鏡の回転位相制御時における回転多面鏡駆動モーターの回転整定時間を短縮することが可能となる。
【0075】
なお、本実施の形態では4台の画像形成ユニットを持つシステムについて説明してきたが、1台もしくは2台もしくは3台の画像形成ユニットを持つシステムにも十分適用可能である。
【0076】
【発明の効果】
以上説明した如く本発明に係る多色画像形成装置及び方法は、複雑な制御を行わなくても、回転位相制御時に簡単な構成で回転多面鏡を駆動する回転多面鏡駆動モーターが定常回転数に収束するまでの整定時間を短縮することができ、回転多面鏡の回転位相制御を短時間で行うことが可能となるため、プリント画像の出力能力を損なうことなく連続プリント中にプリントジョブを中断せずにレジストレーション補正を実現すること可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】回転多面鏡の回転位相を制御するための基準クロック周波数変更プロファイルと回転変動を示す一例である。
【図2】本発明が適用される多色画像形成装置の概略構成因である。
【図3】本発明が適用される多色画像形成装置内の光走査装置の概略構成因である。
【図4】本発明が適用される多色画像形成装置の概略ブロック図である。
【図5】回転多面鏡の回転位相制御による主走査方向書き出しタイミング信号の位相変化を示したタイミングチャートである。
【図6】副走査方向書き出しタイミングを検出するトナー像の一例を示した一例である。
【図7】回転多面鏡の回転位相を制御するための基準クロック周波数変更プロファイルと概略回転変動及び制御量の一例を示す概略図である。
【図8】2回目の周波数変更のタイミングを示す概略図である。
【図9】(A)は副走査方向の書き出し位置制御のために回転多面鏡の回転位相を制御する従来例、(B)は図9(A)における回転多面鏡の回転変動を示す概略図である。
【図10】副走査方向の書き出し位置変更のために回転多面鐘の回転位相を制御する別の従来例である。
【図11】副走査方向の書き出し位置変更のために回転多面鏡の回転位相を制御する別の従来例である。
【図12】副走査方向の書き出し位置変更のために回転多面鏡の回転位相を制御する別の従来例である。
【符号の説明】
100 画像形成ユニット
102 光走査装置
104 感光体
108 レーザー光源
110 レーザービーム
112 コリメータレンズ
114 回転多面鏡
115 回転多面鏡駆動モータ
116 fθレンズ
117 ミラー
118 位置検出センサ
120 中間転写体
122 記録用紙
124 センサ
126 基準クロック発生部
128 レジストレーションコントロール部
129 FGセンサ
130 セレクタ
132 PLL制御部
134 モーター駆動回路
136 クロック変更部

Claims (5)

  1. 多色画像形成装置に搭載された回転多面鏡を回転駆動する回転多面鏡駆動モーターの駆動速度に応じて発生する比較クロックと、予め定められた基準クロックとを比較して該駆動速度を制御する場合に、前記基準クロックを変更することによって前記回転多面鏡駆動モーターの駆動速度を変更し、各色の副走査方向の書き出し位置を合わせ、出力画像の色ずれを防止するレジストレーションコントロールを備えた多色画像形成装置であって、
    前記回転多面鏡駆動モーターに供給する基準クロックの周波数を変更する基準クロック周波数変更手段と、
    前記基準クロック周波数変更手段を制御して、前記基準クロックの周波数を2回以上、同一の周波数増減方向へ変更すると共に各周波数変更期間のインタバルに、前記基準クロックの周波数を定常回転周波数とし、前記回転対面鏡の回転位相を制御する回転位相制御手段と、
    を有する多色画像形成装置。
  2. 多色画像形成装置に搭載された回転多面鏡を回転駆動する回転多面鏡駆動モーターの駆動速度に応じて発生する比較クロックと、予め定められた基準クロックとを比較して該駆動速度を制御する場合に、前記基準クロックを変更することによって前記回転多面鏡駆動モーターの駆動速度を変更し、各色の副走査方向の書き出し位置を合わせ、出力画像の色ずれを防止するレジストレーションコントロールにおいて、
    回転多面鏡の回転位相制御時には、前記回転多面鏡駆動モーターの回転速度を変更するために、回転多面鏡駆動モーターに供給する基準クロックの周波数を変化させた後、
    いったん定常回転周波数に戻し、
    所定のタイミングで更に1回目の周波数変更と同一の周波数増減方向に変更し、
    その後定常回転周波数に戻して回転多面鏡の回転位相を制御する、
    ことを特徴とした多色画像形成方法。
  3. 前記所定のタイミングが、前記回転多面鏡の1回目の周波数変更による回転変動から定常回転に戻る時に生じる最初の定常回転を外れたオーバーシュートもしくはアンダーシュートに対してこれを抑制するのに最適なテイミングであることを特徴とした請求項2記載の多色画像形成方法。
  4. 前記基準クロックの周波数の増減は、位相が進んでいるときはモータを減速させ、位相が遅れているときはモータを増速させるように制御することを特徴とする請求項2又は請求項3記載の多色画像形成方法。
  5. 前記多面鏡の回転位相制御時に、回転多面鏡モーターに供給する基準クロックの各周波数変更間の周波数は、定常回転周波数に対して、変更する周波数と定常回転周波数の差の最小値未満の増減範囲であることを特徴とする請求項2乃至請求項4の何れか1項記載の多色画像形成方法。
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