JP2990146B2 - 感光体ベルト駆動装置及び感光体ベルト速度制御方法 - Google Patents
感光体ベルト駆動装置及び感光体ベルト速度制御方法Info
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- JP2990146B2 JP2990146B2 JP10039046A JP3904698A JP2990146B2 JP 2990146 B2 JP2990146 B2 JP 2990146B2 JP 10039046 A JP10039046 A JP 10039046A JP 3904698 A JP3904698 A JP 3904698A JP 2990146 B2 JP2990146 B2 JP 2990146B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザービームを
用いて露光を行う電子写真式カラープリンタに関し、特
に感光体ベルト上に形成した複数色の画像を重ねあわせ
てカラー画像を形成するようにした電子写真式カラープ
リンタの感光体ベルト駆動装置に関する。
用いて露光を行う電子写真式カラープリンタに関し、特
に感光体ベルト上に形成した複数色の画像を重ねあわせ
てカラー画像を形成するようにした電子写真式カラープ
リンタの感光体ベルト駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真式カラープリンタにおいては、
レーザビームを用いて走査を行って、感光体ベルト上に
分解された色ごとに潜像を形成させる。そして、感光体
上に形成された潜像を各色の現像材によって、1色ずつ
カラートナー像として現像し、現像された各色のトナー
像を、転写材上に順次重ねて転写することにより、転写
材上にカラー画像に対応した像を形成することになって
いる。一般的には、イエロー色(YELLOW)、マゼ
ンダ色(MAGENTA)、シアン色(CYAN)及び
ブラック色(BLACK)のトナー像を形成し、これを
重ねあわせてカラー画像を構成している。このようなレ
ーザビームを用いた電子式カラープリンタにおいては、
各色のトナー像を順次重ねることによってカラー像を形
成するため、現像工程において、各色の重ね合う処理を
行う場合に、色ずれを防止することが重要である。
レーザビームを用いて走査を行って、感光体ベルト上に
分解された色ごとに潜像を形成させる。そして、感光体
上に形成された潜像を各色の現像材によって、1色ずつ
カラートナー像として現像し、現像された各色のトナー
像を、転写材上に順次重ねて転写することにより、転写
材上にカラー画像に対応した像を形成することになって
いる。一般的には、イエロー色(YELLOW)、マゼ
ンダ色(MAGENTA)、シアン色(CYAN)及び
ブラック色(BLACK)のトナー像を形成し、これを
重ねあわせてカラー画像を構成している。このようなレ
ーザビームを用いた電子式カラープリンタにおいては、
各色のトナー像を順次重ねることによってカラー像を形
成するため、現像工程において、各色の重ね合う処理を
行う場合に、色ずれを防止することが重要である。
【0003】従来の感光体ベルト駆動ユニットを図5を
用いて説明する。感光体ベルト駆動ユニット25は、感
光体ベルト27を感光体ベルト駆動部26により駆動
し、各色ごとに設けられたレーザービームを順次通過し
ていく。レーザービームによって走査が行われ、感光体
ベルト27上に分解された色ごとに潜像が形成される。
以上のように、各色を順次重ねていくため、感光体ベル
トの走行速度のゆらぎにより印字位置のずれや色ずれが
発生する。各色の重ね処理時の色ずれを防止するため、
レーザービームの走査位置を検出して水平同期信号発生
させる水平同期検出回路と、感光体ベルトの駆動に応じ
てパルス信号を発生する感光体用パルス発生手段とを有
し、前記水平同期検出回路から出力される水平同期信号
と、前記感光体用パルス発生手段から出力されたパルス
信号とに基づいて感光体ベルトを駆動手段により感光体
ベルトの駆動を制御する構造のカラープリンタが、特開
平9ー187988に開示されている。
用いて説明する。感光体ベルト駆動ユニット25は、感
光体ベルト27を感光体ベルト駆動部26により駆動
し、各色ごとに設けられたレーザービームを順次通過し
ていく。レーザービームによって走査が行われ、感光体
ベルト27上に分解された色ごとに潜像が形成される。
以上のように、各色を順次重ねていくため、感光体ベル
トの走行速度のゆらぎにより印字位置のずれや色ずれが
発生する。各色の重ね処理時の色ずれを防止するため、
レーザービームの走査位置を検出して水平同期信号発生
させる水平同期検出回路と、感光体ベルトの駆動に応じ
てパルス信号を発生する感光体用パルス発生手段とを有
し、前記水平同期検出回路から出力される水平同期信号
と、前記感光体用パルス発生手段から出力されたパルス
信号とに基づいて感光体ベルトを駆動手段により感光体
ベルトの駆動を制御する構造のカラープリンタが、特開
平9ー187988に開示されている。
【0004】また、特開平8ー190244には、予め
設定された色ずれ検出パターンデータを用いて形成され
たカラー像から色ずれ量検出手段により検出した色ずれ
量に基づいて、感光体ベルトの駆動速度を補正する手段
を有す構造のカラープリンタが開示されている。
設定された色ずれ検出パターンデータを用いて形成され
たカラー像から色ずれ量検出手段により検出した色ずれ
量に基づいて、感光体ベルトの駆動速度を補正する手段
を有す構造のカラープリンタが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
のカラープリンタにおいては、図5に示したように、感
光体ベルトの駆動部は1ヶ所であった。このため、前記
手段により感光体ベルトの速度補正量を算出できても、
感光体ベルトの駆動速度の制御が確実に実行できず、各
色のレーザー走査線上での感光体ベルト走行速度のムラ
が解消されないという問題点があった。このように、従
来のカラープリンタでは、感光体ベルトの走行速度のム
ラにより生じる印字位置のずれや画像の伸縮といった問
題を解決することが難しい。
のカラープリンタにおいては、図5に示したように、感
光体ベルトの駆動部は1ヶ所であった。このため、前記
手段により感光体ベルトの速度補正量を算出できても、
感光体ベルトの駆動速度の制御が確実に実行できず、各
色のレーザー走査線上での感光体ベルト走行速度のムラ
が解消されないという問題点があった。このように、従
来のカラープリンタでは、感光体ベルトの走行速度のム
ラにより生じる印字位置のずれや画像の伸縮といった問
題を解決することが難しい。
【0006】以上の問題点に鑑み、本発明は、各色のレ
ーザー走査線上での感光体ベルトの走行速度を確実に制
御し、感光体ベルトの走行ムラによる印字位置のずれ、
画像の伸縮を防止することを目的とする。
ーザー走査線上での感光体ベルトの走行速度を確実に制
御し、感光体ベルトの走行ムラによる印字位置のずれ、
画像の伸縮を防止することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に記載の発明は、各色用のレーザ
ービームを感光体ベルト上に走査する走査手段と、前記
走査手段によって感光体ベルト上に走査されたレーザー
ビームに応じた画像を形成する手段とを備えた電子写真
式カラープリンタの感光体ベルト駆動装置において、少
なくとも2以上の感光体ベルト駆動制御手段と感光体ベ
ルト速度検出手段とを走査手段近傍に設け、前記感光体
ベルト駆動制御部と感光体ベルト速度検出手段が、各色
用の走査手段と対応して配置されている感光体ベルト駆
動装置であることを特徴とする。
め、本発明の請求項1に記載の発明は、各色用のレーザ
ービームを感光体ベルト上に走査する走査手段と、前記
走査手段によって感光体ベルト上に走査されたレーザー
ビームに応じた画像を形成する手段とを備えた電子写真
式カラープリンタの感光体ベルト駆動装置において、少
なくとも2以上の感光体ベルト駆動制御手段と感光体ベ
ルト速度検出手段とを走査手段近傍に設け、前記感光体
ベルト駆動制御部と感光体ベルト速度検出手段が、各色
用の走査手段と対応して配置されている感光体ベルト駆
動装置であることを特徴とする。
【0008】また、本発明のうち請求項2に記載の発明
は、請求項1に記載の発明に加え、前記感光体ベルトに
当該感光体ベルトの回転方向に一定間隔のパターンを形
成し、前記感光体ベルト速度検出手段が前記パターンを
捕捉すると共に前記パターンに基づいて感光体速度検出
信号を発生させる機能を有し、前記感光体ベルト駆動制
御手段が前記感光体速度検出信号とあらかじめ設定され
た基準速度信号とを比較し、前記感光体速度検出信号が
基準速度信号と一致するように感光体ベルトの速度を制
御する機能を有している感光体ベルト駆動装置であるこ
とを特徴とする。また、本発明のうち請求項3に記載の
発明は、各色用のレーザービームを感光体ベルト上に走
査する走査手段と、前記走査手段によって感光体ベルト
上に走査されたレーザービームに応じた画像を形成する
手段とを備えた電子写真式カラープリンタの感光体ベル
ト駆動装置の感光体ベルト速度制御方法であって、各色
毎に設けられた感光体ベルトの速度検出手段からの出力
信号と基準速度信号とを比較する手順と、前記速度検出
手段からの出力信号と基準速度信号との位相が一致する
ように各色毎に設けられた感光体駆動装置のモータ制御
速度クロックを変化させる手順と、前記モータ速度制御
クロックに応じて各色毎に設けられたモータ駆動回路部
がモータの速度を変化させる手順とから成る感光体ベル
トの速度制御方法であることを特徴とする。
は、請求項1に記載の発明に加え、前記感光体ベルトに
当該感光体ベルトの回転方向に一定間隔のパターンを形
成し、前記感光体ベルト速度検出手段が前記パターンを
捕捉すると共に前記パターンに基づいて感光体速度検出
信号を発生させる機能を有し、前記感光体ベルト駆動制
御手段が前記感光体速度検出信号とあらかじめ設定され
た基準速度信号とを比較し、前記感光体速度検出信号が
基準速度信号と一致するように感光体ベルトの速度を制
御する機能を有している感光体ベルト駆動装置であるこ
とを特徴とする。また、本発明のうち請求項3に記載の
発明は、各色用のレーザービームを感光体ベルト上に走
査する走査手段と、前記走査手段によって感光体ベルト
上に走査されたレーザービームに応じた画像を形成する
手段とを備えた電子写真式カラープリンタの感光体ベル
ト駆動装置の感光体ベルト速度制御方法であって、各色
毎に設けられた感光体ベルトの速度検出手段からの出力
信号と基準速度信号とを比較する手順と、前記速度検出
手段からの出力信号と基準速度信号との位相が一致する
ように各色毎に設けられた感光体駆動装置のモータ制御
速度クロックを変化させる手順と、前記モータ速度制御
クロックに応じて各色毎に設けられたモータ駆動回路部
がモータの速度を変化させる手順とから成る感光体ベル
トの速度制御方法であることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態である感光
体ベルト駆動装置の構成を図1から図3で説明する。図
1は本発明の一実施の形態である感光体ベルト駆動装置
1の正面図である。図1に示したように、感光体ベルト
駆動装置1は、感光体ベルト10と、各色のレーザーの
走査線上付近に各色個別の感光体ベルト駆動部と感光体
ベルト速度検出センサが設けられている。具体的には、
イエロー色レーザーの走査線上付近にイエロー色用の感
光体ベルト駆動部2とイエロー色用の感光体ベルト速度
検出センサ6とを有し、マゼンダ色レーザーの走査線上
付近にマゼンダ色用の感光体ベルト駆動部3とマゼンダ
色用の感光体ベルト速度検出センサ7を有し、シアン色
レーザーの走査線上付近にシアン色用の感光体ベルト駆
動部4とシアン色用の感光体ベルト速度検出センサ8を
有し、ブラック色レーザーの走査線上付近にブラック色
用の感光体ベルト駆動部5と、ブラック色用の感光体ベ
ルト速度検出センサ9を有する。また図2に示したよう
に、感光体ベルト10には、一定間隔でマークされた感
光体速度検出マーク11が設けられている。
体ベルト駆動装置の構成を図1から図3で説明する。図
1は本発明の一実施の形態である感光体ベルト駆動装置
1の正面図である。図1に示したように、感光体ベルト
駆動装置1は、感光体ベルト10と、各色のレーザーの
走査線上付近に各色個別の感光体ベルト駆動部と感光体
ベルト速度検出センサが設けられている。具体的には、
イエロー色レーザーの走査線上付近にイエロー色用の感
光体ベルト駆動部2とイエロー色用の感光体ベルト速度
検出センサ6とを有し、マゼンダ色レーザーの走査線上
付近にマゼンダ色用の感光体ベルト駆動部3とマゼンダ
色用の感光体ベルト速度検出センサ7を有し、シアン色
レーザーの走査線上付近にシアン色用の感光体ベルト駆
動部4とシアン色用の感光体ベルト速度検出センサ8を
有し、ブラック色レーザーの走査線上付近にブラック色
用の感光体ベルト駆動部5と、ブラック色用の感光体ベ
ルト速度検出センサ9を有する。また図2に示したよう
に、感光体ベルト10には、一定間隔でマークされた感
光体速度検出マーク11が設けられている。
【0010】図3は、本発明の一実施の形態である感光
体ベルト駆動装置のブロック図である。イエロー色のP
LL回路部13は、イエロー色の感光体ベルト速度検出
センサー信号と基準クロック信号を比較しPLL制御を
行う。イエロー色のPLL回路部13の出力信号はモー
ター速度制御クロックとしてイエロー色の感光体ベルト
駆動回路部14に入力する。このイエロー色の感光体ベ
ルト回路部14の指令によりイエロー色の感光体ベルト
駆動モータ15が駆動する。本発明の感光体ベルト駆動
装置は、各色毎に感光体ベルト駆動機構を有していて、
その他の色の感光体ベルト駆動装置の各ブロックも前記
イエロー色と同様の構成である。具体的には、マゼンダ
色のPLL回路部16と感光体駆動回路部17と感光体
ベルト駆動モータ18、シアン色のPLL回路部19と
感光体駆動回路部20と感光体ベルト駆動モータ21、
及びブラック色のPLL回路部22と感光体駆動回路部
23と感光体ベルト駆動モータ24を有す。
体ベルト駆動装置のブロック図である。イエロー色のP
LL回路部13は、イエロー色の感光体ベルト速度検出
センサー信号と基準クロック信号を比較しPLL制御を
行う。イエロー色のPLL回路部13の出力信号はモー
ター速度制御クロックとしてイエロー色の感光体ベルト
駆動回路部14に入力する。このイエロー色の感光体ベ
ルト回路部14の指令によりイエロー色の感光体ベルト
駆動モータ15が駆動する。本発明の感光体ベルト駆動
装置は、各色毎に感光体ベルト駆動機構を有していて、
その他の色の感光体ベルト駆動装置の各ブロックも前記
イエロー色と同様の構成である。具体的には、マゼンダ
色のPLL回路部16と感光体駆動回路部17と感光体
ベルト駆動モータ18、シアン色のPLL回路部19と
感光体駆動回路部20と感光体ベルト駆動モータ21、
及びブラック色のPLL回路部22と感光体駆動回路部
23と感光体ベルト駆動モータ24を有す。
【0011】続いて、本発明の位置実施の形態である感
光体ベルト駆動装置の動作を図3及び図4を用いて説明
する。感光体ベルト10を停止状態から動作状態に移行
する際、各色用の感光体ベルト駆動部、イエロー色用の
感光体ベルト駆動部2、マゼンダ色用の感光体ベルト駆
動部3、シアン色用の感光体ベルト駆動部4及びブラッ
ク色用の感光体駆動部5は、あらかじめ設定された初期
値で動作を開始し、感光体ベルト10を走行させる。感
光体ベルト10が走行し始めると、各色用の感光体ベル
ト速度センサー、イエロー用の感光体ベルト速度検出セ
ンサ6、マゼンダ色用の感光体ベルト速度検出センサ
7、シアン色用の感光体ベルト速度検出センサ8及びブ
ラック色用の感光体ベルト検出センサ9は、図2に示す
感光体速度検出マーク11の検出を行う。各感光体ベル
ト速度検出センサによる感光体速度検出マーク11の捕
捉パターンの出力信号が、図4に示した感光体速度検出
センサ信号である。
光体ベルト駆動装置の動作を図3及び図4を用いて説明
する。感光体ベルト10を停止状態から動作状態に移行
する際、各色用の感光体ベルト駆動部、イエロー色用の
感光体ベルト駆動部2、マゼンダ色用の感光体ベルト駆
動部3、シアン色用の感光体ベルト駆動部4及びブラッ
ク色用の感光体駆動部5は、あらかじめ設定された初期
値で動作を開始し、感光体ベルト10を走行させる。感
光体ベルト10が走行し始めると、各色用の感光体ベル
ト速度センサー、イエロー用の感光体ベルト速度検出セ
ンサ6、マゼンダ色用の感光体ベルト速度検出センサ
7、シアン色用の感光体ベルト速度検出センサ8及びブ
ラック色用の感光体ベルト検出センサ9は、図2に示す
感光体速度検出マーク11の検出を行う。各感光体ベル
ト速度検出センサによる感光体速度検出マーク11の捕
捉パターンの出力信号が、図4に示した感光体速度検出
センサ信号である。
【0012】図3のブロック図に示したように、前記感
光体速度検出センサ信号は、各PLL回路部、イエロー
色用のPLL回路部13、マゼンダ色用のPLL回路部
16、シアン色用のPLL回路部19及びブラック色用
のPLL回路部22に入力する。PLL回路部では、前
記感光体速度検出センサ信号とあらかじめ決められた速
度に応じて設定されている基準クロック信号を比較し、
感光体速度検出センサ信号が基準クロック信号と一致す
るように、モーター速度制御クロックを各感光体ベルト
駆動回路部、イエロー色用の感光体ベルト駆動回路部1
4、マゼンダ色用の感光体ベルト駆動回路部17、シア
ン色用の感光体ベルト駆動回路部20及びブロック色用
の感光体ベルト駆動回路部23に出力する。このとき、
感光体ベルトの速度検出センサ信号により検出された走
行速度が、あらかじめきめられた走行速度を示す基準ク
ロックより遅い場合は、モーター速度が増加するように
信号が出力される。逆の場合には反対の信号が出力され
る。
光体速度検出センサ信号は、各PLL回路部、イエロー
色用のPLL回路部13、マゼンダ色用のPLL回路部
16、シアン色用のPLL回路部19及びブラック色用
のPLL回路部22に入力する。PLL回路部では、前
記感光体速度検出センサ信号とあらかじめ決められた速
度に応じて設定されている基準クロック信号を比較し、
感光体速度検出センサ信号が基準クロック信号と一致す
るように、モーター速度制御クロックを各感光体ベルト
駆動回路部、イエロー色用の感光体ベルト駆動回路部1
4、マゼンダ色用の感光体ベルト駆動回路部17、シア
ン色用の感光体ベルト駆動回路部20及びブロック色用
の感光体ベルト駆動回路部23に出力する。このとき、
感光体ベルトの速度検出センサ信号により検出された走
行速度が、あらかじめきめられた走行速度を示す基準ク
ロックより遅い場合は、モーター速度が増加するように
信号が出力される。逆の場合には反対の信号が出力され
る。
【0013】前記各感光体ベルト駆動回路部に送られた
モーター制御クロック信号により、各走査線上付近での
感光体ベルトの走行速度がある定められた一定の速度を
とるように、各感光体ベルト駆動モーター、イエロー色
用の感光体ベルト駆動モーター15、マゼンダ色用の感
光体ベルト駆動モーター18、シアン色用の感光体ベル
ト駆動モーター21及びブラック色用の感光体ベルト駆
動モーター24が駆動される。より詳しくは、感光体ベ
ルトの速度検出手段からの出力信号と、基準速度信号と
を比較し、速度検出手段からの出力信号と、基準速度信
号との位相が一致するようモータ速度制御クロックを変
化させ(位相比較制御回路部)、そのモータ速度制御ク
ロックに応じてモータ駆動回路部はモータの速度を変化
させ駆動し、感光体ベルト速度が基準の速度になるよう
自動制御する。
モーター制御クロック信号により、各走査線上付近での
感光体ベルトの走行速度がある定められた一定の速度を
とるように、各感光体ベルト駆動モーター、イエロー色
用の感光体ベルト駆動モーター15、マゼンダ色用の感
光体ベルト駆動モーター18、シアン色用の感光体ベル
ト駆動モーター21及びブラック色用の感光体ベルト駆
動モーター24が駆動される。より詳しくは、感光体ベ
ルトの速度検出手段からの出力信号と、基準速度信号と
を比較し、速度検出手段からの出力信号と、基準速度信
号との位相が一致するようモータ速度制御クロックを変
化させ(位相比較制御回路部)、そのモータ速度制御ク
ロックに応じてモータ駆動回路部はモータの速度を変化
させ駆動し、感光体ベルト速度が基準の速度になるよう
自動制御する。
【0014】
【発明の効果】本発明の感光体ベルト装置によれば、感
光体ベルト走行速度のムラが軽減されるため、感光体ベ
ルト走行速度のムラによる印字位置のズレや画像の伸縮
が発生しにくくなる。これにより、高品質の画像を得る
ことが可能となる。また、本発明の請求項2及び請求項
3に記載の発明は、請求項1に発明の効果に加え、各色
用の走査線付近において感光体ベルトの速度調整を行う
ため、より精度の高い速度制御が可能となる。また、請
求項4に記載の感光体ベルト速度制御方法によれば、前
記効果と同様の効果が得られる。
光体ベルト走行速度のムラが軽減されるため、感光体ベ
ルト走行速度のムラによる印字位置のズレや画像の伸縮
が発生しにくくなる。これにより、高品質の画像を得る
ことが可能となる。また、本発明の請求項2及び請求項
3に記載の発明は、請求項1に発明の効果に加え、各色
用の走査線付近において感光体ベルトの速度調整を行う
ため、より精度の高い速度制御が可能となる。また、請
求項4に記載の感光体ベルト速度制御方法によれば、前
記効果と同様の効果が得られる。
【図1】 本発明の一実施の形態である感光体ベルト駆
動装置の正面図である。
動装置の正面図である。
【図2】 本発明の一実施の形態である感光体ベルトを
示した図である。
示した図である。
【図3】 本発明の一実施の形態である感光体ベルト駆
動装置のブロック図である。
動装置のブロック図である。
【図4】 本発明の一実施の形態である感光体ベルト駆
動装置の各部信号を示すタイムチャートである。
動装置の各部信号を示すタイムチャートである。
【図5】 従来の感光体ベルト駆動装置の正面図であ
る。
る。
1 感光体ベルト駆動装置 2 イエロー色用感光体ベルト駆動部 3 マゼンダ色用感光体ベルト駆動部 4 シアン色用感光体ベルト駆動部 5 ブラック色用感光体ベルト駆動部 6 イエロー色用感光体ベルト速度検出センサ 7 マゼンダ色用感光体ベルト速度検出センサ 8 シアン色用感光体ベルト速度検出センサ 9 ブラック色用感光体ベルト速度検出センサ 10 感光体ベルト 11 感光体速度検出マーク 13 イエロー色用PLL回路部 14 イエロー色用感光体ベルト駆動回路部 15 イエロー色用感光体ベルト駆動モータ部 16 マゼンダ色用PLL回路部 17 マゼンダ色用感光体ベルト駆動回路部 18 マゼンダ色用感光体ベルト駆動モータ部 19 シアン色用PLL回路部 20 シアン色用感光体ベルト駆動回路部 21 シアン色用感光体ベルト駆動モータ部 22 ブラック色用PLL回路部 23 ブラック色用感光体ベルト駆動回路部 24 ブラック色用感光体ベルト駆動モータ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−238581(JP,A) 特開 平6−208264(JP,A) 特開 平5−40390(JP,A) 特開 平9−187988(JP,A) 特開 平8−258336(JP,A) 特開 平6−208264(JP,A) 特開 平10−20579(JP,A) 特開 平11−179961(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03G 13/01 G03G 15/01 - 15/01 117 G03G 15/00 303 G03G 21/00 370 - 502 G03G 21/02 - 21/04 G03G 21/14
Claims (3)
- 【請求項1】 各色用のレーザービームを感光体ベルト
上に走査する走査手段と、 前記走査手段によって感光体ベルト上に走査されたレー
ザービームに応じた画像を形成する手段とを備えた電子
写真式カラープリンタの感光体ベルト駆動装置におい
て、 少なくとも2以上の感光体ベルト駆動制御手段と感光体
ベルト速度検出手段とを走査手段近傍に設け、 前記感光体ベルト駆動制御部と感光体ベルト速度検出手
段が、各色用の走査手段と対応して配置されていること
を特徴とする感光体ベルト駆動装置。 - 【請求項2】 前記感光体ベルトに当該感光体ベルトの
回転方向に一定間隔のパターンを形成し、 前記感光体ベルト速度検出手段が前記パターンを捕捉す
ると共に前記パターンに基づいて感光体速度検出信号を
発生させる機能を有し、 前記感光体ベルト駆動制御手段が前記感光体速度検出信
号とあらかじめ設定された基準速度信号とを比較し、 前記感光体速度検出信号が基準速度信号と一致するよう
に感光体ベルトの速度を制御する機能を有していること
を特徴とする請求項1に記載の感光体ベルト駆動装置。 - 【請求項3】 各色用のレーザービームを感光体ベルト
上に走査する走査手段と、前記走査手段によって感光体
ベルト上に走査されたレーザービームに応じた画像を形
成する手段とを備えた電子写真式カラープリンタの感光
体ベルト駆動装置の感光体ベルト速度制御方法であっ
て、 各色毎に設けられた感光体ベルトの速度検出手段からの
出力信号と基準速度信号とを比較する手順と、 前記速度検出手段からの出力信号と基準速度信号との位
相が一致するように各色毎に設けられた感光体駆動装置
のモータ制御速度クロックを変化させる手順と、 前記モータ速度制御クロックに応じて各色毎に設けられ
たモータ駆動回路部がモータの速度を変化させる手順と
から成ることを特徴とする感光体ベルト速度制御方法。
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JP10039046A JP2990146B2 (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 感光体ベルト駆動装置及び感光体ベルト速度制御方法 |
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JPH11237777A JPH11237777A (ja) | 1999-08-31 |
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-
1998
- 1998-02-20 JP JP10039046A patent/JP2990146B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH11237777A (ja) | 1999-08-31 |
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