JPH07199576A - 色ずれ補正方法 - Google Patents

色ずれ補正方法

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JPH07199576A
JPH07199576A JP5337399A JP33739993A JPH07199576A JP H07199576 A JPH07199576 A JP H07199576A JP 5337399 A JP5337399 A JP 5337399A JP 33739993 A JP33739993 A JP 33739993A JP H07199576 A JPH07199576 A JP H07199576A
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JP
Japan
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color
data
correction
optical writing
transfer belt
Prior art date
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Pending
Application number
JP5337399A
Other languages
English (en)
Inventor
Toyoo Okamoto
豊雄 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数個の感光体ドラムのそれぞれに周辺装置を
具備し、各感光体ドラム上の像を転写ベルト上の転写紙
に順次転写してカラー重ね像を得るカラー電子写真印刷
装置において、色ずれの補正を行うこと。 【構成】感光体ドラム(2a〜2d)、転写ベルト(1
0)の機械的変動による変動画像データを前記転写ベル
ト上にて計測(光検出センサー(100))して色ずれ
データ(光検出センサー制御回路(101))を得、こ
の色ずれデータに基づいて色ずれを補正した光書き込み
を行い得る補正タイミングデータをつくり(色ずれ補正
制御手段(102))、この補正タイミングデータによ
り光書き込み装置(4)を作動させて書き込みを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カラーの電子写真装
置、カラーのファクシミリ、カラーのプリンタ等、カラ
ー画像形成装置に適用される、色ずれ補正方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図6に、本発明の実施に適する画像記録
装置の例を示す。この画像記録装置は転写式のカラー画
像記録装置であり、フルカラー画像を得るに必要なシア
ン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色の画像を形成
する感光体ドラム2a、2b、2c、2dを有してい
る。
【0003】感光体ドラム2aのまわりには、これに対
向させて、周辺装置としての、帯電装置3、光書き込み
装置4、現像装置5、転写装置6、クリーニング装置
7、除電装置8等が配置されている。他の感光体につい
ても同様の装置に配置されているが、煩雑になるので説
明は省略する。
【0004】各感光体と転写装置の間を通るようにして
転写ベルト10が設けられている。電子写真の基本的動
作は、まず、帯電装置3により感光体ドラム上に一様に
静電気を帯電させる。
【0005】次に、光カラー原画を色分解して得た各画
像情報が、各光書き込み装置4を介して各感光体上に潜
像として担持され、次いで、現像装置5により可視化さ
れる。光書き込み装置4はLED装置であるが、レーザ
ー書き込み装置を用いることもできる。
【0006】次に、給紙カセット1から転写紙が転写ベ
ルト10上に送られ、適宜の手段で位置保持される。こ
の転写紙は転写ベルトと共に、図の右から左に向けて送
られ、感光体ドラム2aと転写装置6との接触部まで運
ばれ、その時点で感光体上のトナー像が転写装置6によ
り転写紙に転写される。
【0007】このカラー画像記録装置では、このような
行程を同様に次の感光体ドラム2b〜2dまで順次行
い、次々と各色のトナーを転写紙に転写してフルカラー
画像が形成される。
【0008】フルカラートナー像を転写された転写紙
は、定着装置9を通過する間に定着されて排紙トレイに
排出される。
【0009】図6において、符号12はこの画像記録装
置の電源装置、符号13は画像記録装置のプロセス制御
を行う制御基板をそれぞれ示す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記の行程で、4色の
トナーを転写紙に転写すると、各色のトナーは完全に重
なってカラー像が形成されるはずであるが、実際は各色
トナーが少しずつずれて、いわゆる色ずれ画像となる。
【0011】色ずれ画像は例えば、横線1本の場合、図
4に示すような様相を呈していて、主には、転写紙の流
れ方向(以後、縦方向という)にずれている縦ずれと、
斜め方向にずれている斜めずれがあるが、これは横方向
の記録すべき各ドット単位で考えれば、縦方向のずれと
いえる。もう一つのずれは横方向のずれで横ずれとい
う。
【0012】斜めずれが、符号Cで示すシアン、符号M
で示すマゼンタ、符号Yで示すイエロー、符号Bkで示
すブラックの各ラインで生じた場合には図5に示すよう
に各ラインが交差した色ずれとなって表われる。
【0013】縦ずれに関しては、この原因は主に感光体
ドラムの回転むらや、転写ベルトの搬送速度むら等にあ
る。感光体ドラムの回転むらは、その駆動装置系の駆動
ギヤの偏芯、駆動モータの回転むら等が原因となり、最
終的に感光体ドラムが回転むらを起こす。
【0014】同様に転写ベルトの搬送速度むらは、ベル
トの駆動ローラの偏芯や、駆動ギヤの偏芯、さらには、
その駆動系の上流である各ギヤの偏芯と駆動モータの回
転むら等が重なって、ベルトの速度むらを起こす。
【0015】このような動的な変動だけではなく、各感
光体ドラムと各LEDの本体への固定的な取り付け精度
による色ずれもある。
【0016】以上のように、縦ずれによる色ずれの原因
は上記のようなものである。そこで、本発明は、このよ
うな色ずれを補正する方法を提供することを目的とす
る。
【0017】なお、横ずれに関しては、光書き込み装置
の横方向の書き出し位置のずれが主な原因であり、LE
D書き込み系であれば、LED書き込み系の機械本体に
対する横方向の取り付け位置のばらつきが原因である
が、取り付け位置の機械的な精度の向上もしくは、書き
出しドットのアドレスの変更等で簡単に対応修正でき
る。
【0018】また、レーザー書き込み系でも書き出しタ
イミングをとる同期検知センサーの位置の補正か、同期
センサーでのレーザー検知後の画像データの書き出しタ
イミングの修正で容易に対応できるので、本発明の対象
外である。
【0019】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明は次のように構成した。
【0020】(1).前記感光体ドラム、前記転写ベル
トの機械的変動による変動画像データを前記転写ベルト
上にて計測して回転変動及び書き込み系取り付け精度に
よる色ずれデータを得、この色ずれデータに基づいて色
ずれを補正した光書き込みを行い得る補正タイミングデ
ータをつくり、この補正タイミングデータにより光書き
込み装置を作動させて書き込みを行うこととした(請求
項1)。
【0021】(2).(1)において、補正タイミング
データを、光書き込み手段の制御系の半導体ICのRO
Mに格納し、この格納されたデータにより光書き込み手
段を作動させることとした(請求項2)。
【0022】(3).(1)又は(2)において、補正
タイミングデータにより補正を開始するときの感光体ド
ラムの絶対回転位置(初期値)を電気的に判断する手段
として、センサーもしくはエンコーダを用いることとし
た(請求項3)。
【0023】
【作用】色ずれをなくすようなタイミングで光書き込み
が行われる。
【0024】
【実施例】本例では、まず、色ずれ補正してない状態で
画像記録装置を組み立てた後、色ずれを計測するために
1番目の感光体ドラム2aで光書き込み装置4にて横線
を数本、等間隔にドラム1周分、書き込み、可視化す
る。
【0025】次に、感光体ドラム2a上の可視像たる横
線を転写ベルト10に、転写紙なしの状態にて転写す
る。転写ベルト10上には感光体ドラムの速度変動とベ
ルトの搬送速度変動、及び各感光体ドラムと各LEDの
画像記録装置本体に対する取り付け位置のばらつき(ず
れ)が影響して、光書き込み装置4にて等時間間隔で光
出射して書き込んだ横線は、理想的には回転変動がなく
本来、図3(a)のように等間隔であるべきところ、図
3(b)に示すように各横線間隔が少しずれた不等間隔
になる。
【0026】このようなベルト上の横線を4番目の感光
体ドラムのすぐ下流近くに設置した光検出センサーによ
り電気計測する。この光検出センサーを図1、図2に符
号100で示す。
【0027】この光検出センサー100は転写ベルト1
0の幅方向両端、つまり前後方向に各1個配置し、斜め
ずれの補正をも可能としている。光検出センサーによる
横線の検出出力は検出センサー制御回路101に入力さ
れ、電気的に論理処理されて横線の各間隔が計測され、
どのような間隔で書かれているかが電気的に判断判定さ
れる。つまり、基準となる等間隔の横線とのずれが計測
されて色ずれデータが得られる。
【0028】この色ずれデータは色ずれ補正制御手段1
02に出力される。色ずれ補正手段102は、色ずれデ
ータをROM化し、色ずれを補正した光書き込みを行い
得る補正タイミングデータをつくる。
【0029】この補正タイミングデータに従って書き込
んだとしたならば得られるであろう横線を図3(c)に
示す。このような横線の間隔は図3(b)の横線間隔と
は逆の関係にあり、このような図3(c)に示す如き横
線を形成するような、補正タイミングデータに従う光信
号は上記速度変動による不等間隔を補償、補完して等間
隔の横線を形成し得るようなタイミングで書き込み光を
発生させるものである。
【0030】よって、この補正タイミングデータに従う
補正をかけて書き込みタイミング制御回路103を経て
光書き込み装置4を制御すれば、図3(d)に示すよう
にずれのない書き込みを達成できる。この光書き込み装
置4では、光書き込みドライバー4bを介してLED4
bが駆動される。
【0031】残りの感光体ドラム2b〜2dについて
も、それぞれ速度変動を計測し、同様な変動修正ROM
データを色ずれ補正手段により得る。このようにして、
機械系の変動を修正することができる。
【0032】上記の色ずれ補正は、速度変動などの動的
要因による縦方向の考察であった。一方、各感光体ドラ
ムと各書き込み系とは縦方向に対してそれぞれ色ずれが
問題になる程度の取り付け精度でしか実際には取り付け
ができず、かかる静的要因によるずれも問題である。
【0033】静的要因により、縦方向に対して上記横線
は斜めに書き込まれ、その結果色ずれが発生する現象が
あるのである。よって、かかる斜め補正のためには転写
ベルト上方の計測用光検知センサは少なくとも転写ベル
ト10の両端に設置されねばならない。
【0034】両端の光検出センサーにて検知した横線の
縦方向のずれは電気的に論理演算すれば、簡単に斜め量
が計算される。このずれデータを基に、横方向の各書き
込み開始点より書き込む。ドットデータの横方向の書き
込み開始タイミングを得る手段として、センサーもしく
はエンコーダを用いる。
【0035】これらセンサー若しくはエンコーダなどの
手段により感光体ドラムの絶対回転位置(初期値)を電
気的に判断する。例えば、感光体ドラム上では縦方向に
対して直角に横線が書き込めるようなタイミングに書き
込むように修正する修正タイミングROMを前記と同様
に色ずれ補正手段により得、書き込み系を制御する。以
上のように、本例によれば、色ずれのない安価な色ずれ
補正制御を行うことができ、色ずれは縦方向に画像全面
について補正される。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、色ずれを補正すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明したブロック図である。
【図2】本発明の実施例を説明したブロック図である。
【図3】色ずれ補正の手順の概念を模型的に説明した図
である。
【図4】色ずれの要因となる横線のずれの態様を説明し
た図である。
【図5】色ずれの要因となる横線のずれの態様を説明し
た図である。
【図6】本発明の実施に適する画像記録装置の説明図で
ある。
【符号の説明】
2a 感光体ドラム 2b 感光体ドラム 2c 感光体ドラム 2d 感光体ドラム 4 書き込み装置 100 光検出センサー 101 光検出センサー制御回路 102 色ずれ補正制御手段 103 書き込みタイミング制御回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個の感光体ドラムのそれぞれに周辺装
    置を具備し、各感光体ドラム上の像を転写ベルト上の転
    写紙に順次転写してカラー重ね像を得るカラー電子写真
    印刷装置において、 前記感光体ドラム、前記転写ベルトの機械的変動による
    変動画像データを前記転写ベルト上にて計測して回転変
    動及び書き込み系取り付け精度による色ずれデータを
    得、この色ずれデータに基づいて色ずれを補正した光書
    き込みを行い得る補正タイミングデータをつくり、この
    補正タイミングデータにより光書き込み装置を作動させ
    て書き込みを行うことを特徴とする色ずれ補正方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、補正タイミングデータ
    を、光書き込み手段の制御系の半導体ICのROMに格
    納し、この格納されたデータにより光書き込み手段を作
    動させることを特徴とする色ずれ補正方法。
  3. 【請求項3】請求項1又は請求項2において、補正タイ
    ミングデータにより補正を開始するときの感光体ドラム
    の絶対回転位置(初期値)を電気的に判断する手段とし
    て、センサーもしくはエンコーダを用いることを特徴と
    する色ずれ補正方法。
JP5337399A 1993-12-28 1993-12-28 色ずれ補正方法 Pending JPH07199576A (ja)

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JP (1) JPH07199576A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7409178B2 (en) 2002-09-20 2008-08-05 Ricoh Company, Limited Color laser printer and detachable transfer belt unit for correcting color and position difference
US7978987B2 (en) 2007-09-19 2011-07-12 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US8019238B2 (en) 2007-09-25 2011-09-13 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
US8107124B2 (en) 2007-09-25 2012-01-31 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

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