JP2003337294A - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

光走査装置及び画像形成装置

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JP2003337294A
JP2003337294A JP2002144725A JP2002144725A JP2003337294A JP 2003337294 A JP2003337294 A JP 2003337294A JP 2002144725 A JP2002144725 A JP 2002144725A JP 2002144725 A JP2002144725 A JP 2002144725A JP 2003337294 A JP2003337294 A JP 2003337294A
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scanning
forming apparatus
image forming
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optical
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English (en)
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Masahito Yokoyama
雅人 横山
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Ricoh Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera

Abstract

(57)【要約】 【課題】 走査速度均一性を高精度に調整し、絶対位置
精度の良好な画像を得られる光走査装置、ならびにこれ
を搭載した画像形成装置を提供する。 【解決手段】 折り返しミラー74、76、78、80
を主走査対応方向と直角、かつ、折り返しミラー74、
76、78、80の反射面と平行な軸まわりに変位させ
る走査速度均一性調整機構と、走査線の位置を副走査対
応方向に補正する機能を有する光学素子69、70、7
1、72を、主走査対応方向と直角、かつ、副走査対応
方向と直角な軸まわりに変位させる走査線傾き調整機構
とをそれぞれ備える光走査装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、潜像担持体の被走
査面上に光ビームを照射して潜像を書き込む光走査装
置、及び、これを搭載して静電写真プロセスにより画像
を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】潜像担持体の被走査面上に光ビームを照
射して、潜像を書き込む光走査装置を搭載した画像形成
装置として、複写機、プリンタ、ファクシミリ、プロッ
タ等がある。画像形成装置の構成としては、以下のよう
に大別できる。 1)1つの光源から出射される光ビームを、1つの潜像
担持体(例えば、感光体ドラム)に照射して潜像の書き
込みを行い、潜像担持体上に形成された潜像を現像剤
(例えば、ブラックのトナー)で現像して可視像化した
後、転写手段にて転写材(たとえば、紙)に転写した
後、定着手段によって、定着するモノカラー(たとえば
モノクロ)画像形成装置。 2)1つの光源から出射される光ビームを、1つの潜像
担持体(例えば、感光体ドラム)に照射して潜像の書き
込みを行い、潜像担持体上に形成された潜像を異なる色
の複数の現像剤(例えば、イエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックのトナー)で現像し、可視像化した後、1
次転写手段により各色の可視像を中間転写体上に重ね合
わせ、さらに2次転写手段にて転写材(たとえば、紙)
に転写した後、定着手段によって、定着して多色画像を
得るカラー画像形成装置。 3)複数の光源から出射される光ビームを、並設された
複数の潜像担持体(例えば、感光体ドラム)に照射して
潜像の書き込みを行い、各潜像担持体上に形成された潜
像を異なる色の現像剤(例えば、イエロー、マゼンタ、
シアン、ブラックのトナー)でそれぞれ現像して可視像
化した後、転写搬送ベルト等に担持された転写材(たと
えば、紙)を各潜像担持体の転写部に順次搬送し、各潜
像担持体上に形成された各色の可視像を転写材に重ね合
わせて転写した後、転写材上に転写された画像を定着し
て多色画像を得るカラー画像形成装置。 4)複数の光源から出射される光ビームを、並設された
複数の潜像担持体(例えば、感光体ドラム)に照射して
潜像の書き込みを行い、各潜像担持体上に形成された潜
像を異なる色の現像剤(例えば、イエロー、マゼンタ、
シアン、ブラックのトナー)でそれぞれ現像して可視像
化した後、1次転写手段により各色の可視像を中間転写
体上に重ね合わせ、転写搬送ベルト等に担持された転写
材(たとえば、紙)を2次転写部に搬送して、2次転写
手段にて転写材に転写した後、定着手段によって、定着
して多色画像を得るカラー画像形成装置。 等があげられる。
【0003】上記の構成を有する画像形成装置に搭載さ
れる光走査装置としては、以下のような位置関連特性を
良好な状態とすることが望まれる。図18は、理想の位
置に対する実際の画像の位置ずれを模式的に示す図であ
り、これを参照して説明する。 A.副走査対応方向レジストずれ 図18(a)に示すように、理想的な走査線に対し、副
走査対応方向に平行にずれる現象である。光学素子自身
の副走査対応方向性能、各光学素子の幾何学的配置精
度、および、熱膨張によるそれぞれの変化に起因する。 B.副走査対応方向:走査線傾き 図18(b)に示すように、理想的な走査線に対し、副
走査対応方向に傾斜する現象である。 光学素子自身の
副走査対応方向性能、各光学素子の幾何学的配置精度に
起因する。 C.副走査対応方向:走査線曲がり 図18(c)に示すように、理想的な走査線に対し、副
走査対応方向に湾曲する現象である。光学素子自身の副
走査対応方向性能、各光学素子の幾何学的形状精度、変
形に起因する。 D.主走査対応方向:レジストずれ 図18(d)に示すように、走査ごとに画像の書き出し
位置がずれる現象である。尚、図では描画上副走査対応
方向にオフセットさせた図としている。ポリゴンミラー
N面の面傾斜が各々異なること、画像形成のモードで光
量が異なること、マルチビーム走査(1回の走査で、N
個のLD使用によって副走査対応方向にN本の走査線を
形成する方法)においてLD波長が微妙に異なる等によ
り発生する。 E.主走査対応方向:倍率ずれ 図18(e)に示すように、主走査対応方向の走査線長
さが理想的な長さと異なる現象である。光学素子自身の
副走査対応方向性能、各光学素子の幾何学的配置精度、
および、熱膨張によるそれぞれの変化に起因する。ま
た、マルチビーム走査(1回の走査で、N個のLD使用
によって副走査対応方向にN本の走査線を形成する方
法)においてLD波長が微妙に異なる等により発生す
る。 F. 主走査対応方向:走査速度均一性 図18(f)に示すように、主走査対応方向の走査速度
が微視的に異なるために、理想的な主走査対応位置に、
光ビーム書込ができない現象である。光学素子自身の主
走査対応方向性能、各光学素子の幾何学的配置精度、お
よび、熱膨張によるそれぞれの変化に起因する。
【0004】Aに対しては、副走査対応方向に関する発
光タイミングを合わせることにより、転写部に搬送され
てきた紙の先端との位置関係を合わせる対応を行うた
め、光走査装置側の対応としては、熱変形等によって本
体側構成部材との干渉を起こさない範囲であればよく、
高精度な調整の必要はない。但し、上記に示した3)ま
たは4)のようなカラー画像形成装置においては、各色
本体側に、発光タイミングを設定するための検知手段
(光ビームor画像)が必要となる。Bに対しては、
1)に示したモノカラー画像形成装置のうち、位置精度
をそれほど要求されない画像形成装置では、光走査装置
構成部品の精度によって、必要な走査線傾き特性を得て
いる。また、比較的高い位置精度を要求される画像形成
装置では、本体との取り付け部にて平行度調整を実施し
て、最終画像の傾き特性を達成しているものもある。さ
らに、3)、4)に示した画像形成装置に搭載される光
走査装置の場合、折り返しミラーを、主走査対応方向と
直角、かつ、反射面と直角な軸まわりに偏心させる、走
査傾き調整機構によって、光走査装置内の傾き調整や、
本体との平行度調整を実施しているものがある。Cに対
しては、1)、2)に示したような、1つの光路で形成
されている画像形成装置のうち、位置精度をそれほど要
求されない画像形成装置では、光走査装置構成部品の精
度によって、必要な走査線曲がり特性を得ている。比較
的高い位置精度を要求される3)、4)に示すような複
数の光路で形成された光走査装置を搭載したカラー画像
形成装置では、走査線の位置を副走査対応方向に補正す
る機能を持った光学素子の中央部を変形させて、走査線
曲がりを調整しているものがある。Dに対しては、基本
的には、フォトダイオード等の素子によって構成される
光検知手段を画像形成域外の光走査装置内、もしくは本
体側に設置し、その光検知手段を通過したタイミングを
基準に、光走査によって画像情報を形成することによっ
て、主走査対応方向の書き出し位置を決定している。ポ
リゴンミラーN面の面傾斜が各々異なることによる書き
出し位置ずれに対しては、部品精度を画像に現れないレ
ベルまで、向上させて対応している。また、画像形成の
モードで光量が異なること、マルチビーム走査において
LD波長が微妙に異なる等により発生することに対して
は、それぞれのモードの光量に応じたタイミングでの書
き出しを行うよう、制御することで対応している。Eに
対しては、1)に示したモノカラー画像形成装置のう
ち、位置精度をそれほど要求されない画像形成装置で
は、光走査装置構成部品の熱膨張を含んだ精度によっ
て、必要な倍率特性を得ている。また、比較的高い位置
精度を要求される画像形成装置では、フォトダイオード
等の素子によって構成される光検知手段を画像形成域外
書き出し側・書き終わり側2箇所の光走査装置内、もし
くは本体側に設置し、その2つの光検知手段を通過した
時間と基準時間との比から倍率を演算し、画周波数を変
化させて基準時間に合致させるようにすることによっ
て、主走査対応方向の倍率を調整する等を実施している
ものがある。また、3)、4)に示すカラー画像形成装
置では、それぞれの光路間の倍率の偏差が色ずれ等の画
像劣化に直結するため、走査線の位置を主走査対応方向
に補正する機能を持った光学素子が、樹脂のような温度
による屈折率変化が大きい材料により形成されている場
合等には、前述の2つの光検知手段は必須の構成となっ
ている。
【0005】Fに対しては、1)に示すモノカラー画像
形成装置のうち、位置精度をそれほど要求されない画像
形成装置では、光走査装置構成部品の熱膨張を含んだ精
度によって、必要な走査速度均一性を得ている。また、
さほど高い絶対位置精度を要求されない2)のようなカ
ラー画像形成装置においては、各色に対して同一光路を
使用するため、走査速度均一性の差はなく、従って、
1)の画像形成装置と同様な対応としている。しかしな
がら、1)、2)のうち、絶対位置精度を要求される高
精度プロッタや、3)、4)のようにそれぞれの色に対
して異なる光路を用いる光走査装置を用いるカラー画像
形成装置では、画周波数を走査内に変更して、調整する
もの等があるが、微視的に連続的な変化を持たせること
が困難であるため、主走査対応方向のドットピッチムラ
によるすじ画像等の不具合が発生する場合がある。ま
た、走査線の位置を主走査対応方向に補正する機能を持
った光学素子が、樹脂のような温度による屈折率変化が
大きい材料により形成されている場合等には、光学素子
内の温度分布が走査速度均一性を大きく変化させる場合
があり、走査内に変更する画周波パターンを多く持つ必
要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、A〜Eに
示した位置ずれに対応する調整手段はほぼ確立されてお
り、樹脂光学素子等を用いる場合のFの位置ずれに対応
する調整を高精度に実施し、画像劣化をなくす必要があ
るが、走査速度均一性を高精度に調整する方法は、いま
だ確立されていない。また、前述の特性は、光走査装置
が画像形成装置へ搭載された際、本体の被取り付け部平
面性、また、潜像担持体、転写部との微小な位置関係等
により、変化を起こす。さらに、走査線の位置を主走査
対応方向に補正する機能を持った光学素子が、樹脂のよ
うな温度による屈折率変化が大きい材料により形成され
ている場合等には、光走査装置の温度上昇に伴い、変化
を生じ、結果として画像品質を低下させる。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あって、走査速度均一性を高精度に調整し、絶対位置精
度の良好な画像を得られる光走査装置、ならびにこれを
搭載した画像形成装置を提供することを課題とする。ま
た、絶対位置精度および光路間の走査速度均一性偏差の
良好な画像を得られる、複数光路を有する光走査装置を
搭載した画像形成装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明は、少なくとも、1つの折り
返しミラーと、走査線を副走査方向に補正する機能を有
する光学素子を備え、かつ、1.折り返しミラーを、主
走査対応方向と直角、かつ、折り返しミラーの反射面と
平行な軸まわりに変位させる走査速度均一性調整機構
と、2.走査線の位置を副走査対応方向に補正する機能
を有する光学素子を、主走査対応方向と直角、かつ、副
走査対応方向と直角な軸まわりに変位させる走査線傾き
調整機構とを備える光走査装置である。請求項2に記載
の発明は、潜像担持体と、潜像担持体の表面を均一に帯
電する帯電手段と、帯電した潜像担持体表面に潜像を書
き込む光走査装置と、その潜像を現像剤によって可視像
化する現像手段とを備える画像形成装置において、該光
走査装置は、請求項1に記載の光走査装置であり、前記
光走査装置に備えられた走査速度均一性調整機構及び走
査線傾き調整機構のうち、少なくとも1つは、外部から
の操作が可能な操作部を有する画像形成装置である。請
求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像形成装置
において、前記走査速度均一性調整機構及び走査線傾き
調整機構の操作部のうち、少なくとも1箇所は、操作不
可能にする閉鎖部材を有する画像形成装置である。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項2または
3に記載の画像形成装置において、前記走査速度均一性
調整機構及び走査線傾き調整機構のうち、少なくとも1
つが、電気的に駆動制御可能なアクチュエータを有する
画像形成装置である。請求項5に記載の発明は、請求項
4に記載の画像形成装置において、前記画像形成装置
は、転写材を転写位置に搬送する転写搬送ベルトを備
え、該転写搬送ベルトは、主走査対応方向に少なくとも
2個の位置検出センサを備え、該転写搬送ベルト上の可
視像の主走査対応方向及び副走査対応方向の位置を検出
して、得られた情報を元に、前記走査速度均一性調整機
構及び走査線傾き調整機構が有するアクチュエータを駆
動する機構を有する画像形成装置である。請求項6に記
載の発明は、請求項4に記載の画像形成装置において、
前記画像形成装置は、潜像担持体上の可視像を転写され
て保持する中間転写体を備え、該中間転写体は、主走査
対応方向に少なくとも2個の位置検出センサを備え、該
中間転写体上の可視像の主走査対応方向及び副走査対応
方向の位置を検出して、得られた情報を元に、前記走査
速度均一性調整機構及び走査線傾き調整機構が有するア
クチュエータを駆動する機構を有する画像形成装置であ
る。
【0010】請求項7に記載の発明は、n個(但し、n
≧2)の潜像担持体と、n個の潜像担持体それぞれの表
面を均一に帯電する帯電手段と、帯電した潜像担持体そ
れぞれの表面に潜像を書き込む光走査装置と、それぞれ
の潜像を異なる色の現像剤によって可視像化する現像手
段とを備える画像形成装置において、該光走査装置は、
n個の潜像担持体それぞれに潜像を書き込む光学素子を
配置して、n個の光ビームの光路を形成してなり、該光
学素子のうち、(n−1)個の光路に位置する折り返し
ミラー、及び、走査線の位置を副走査対応方向に補正す
る機能を有する光学素子に、1.折り返しミラーを、主
走査対応方向と直角、かつ、折り返しミラーの反射面と
平行な軸まわりに変位させる走査速度均一性調整機構
と、2.走査線の位置を副走査対応方向に補正する機能
を有する光学素子を、主走査対応方向と直角、かつ、副
走査対応方向と直角な軸まわりに変位させる走査線傾き
調整機構とを、各光路とも少なくとも1つ備えることを
特徴とする画像形成装置である。請求項8に記載の発明
は、請求項7に記載の画像形成装置において、前記走査
速度均一性調整機構によって、走査速度均一性の調整を
行った後に、前記走査線傾き調整機構によって、走査線
傾きの調整を行う画像形成装置である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。本実施形態においては、「従来
の技術」で示した3)のような形態の画像形成装置を示
して説明するが、4)に示すような形態の画像形成装置
においても同様な動作、作用が得られる。また、1)及
び2)に示すような形態の画像形成装置に関しては、光
走査装置としては単一光路、動作は同様であり、説明内
の1光路にて形成された画像の絶対精度を向上させる作
用となる。
【0012】図1は、本発明の一実施形態を示す画像形
成装置内の断面図である。図1に示す構成の画像形成装
置は、複数の潜像担持体として、複数のドラム状の光導
電性感光体(以下、感光体ドラム)1、2、3、4を並
置したフルカラー画像形成装置であり、この4つの感光
体ドラム1、2、3、4は、例えば図に対して右から順
に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、
ブラック(Bk)の各色に対応した画像を形成するもの
である(尚、色の順はこの限りではなく任意に設定する
ことができる。)。その4つの感光体ドラム1、2、
3、4の各々の周囲には、電子写真プロセスにより画像
形成を行うための、帯電部(帯電ローラ、帯電ブラシ、
帯電チャージャ等)6、7、8、9と、光走査装置5か
らの光ビームL1、L2、L3、L4の露光部と、現像
部(Y、M、C、Bkの各色の現像装置)10、11、
12、13と、転写搬送ベルト22a及びその裏面に配
置された転写手段(転写ローラ、転写ブラシ等)14、
15、16、17を備えた転写搬送装置22と、クリー
ニング部(クリーニングブレード、クリーニングブラシ
等)18、19、20、21などが配設されており、そ
れぞれの感光体ドラム1、2、3、4に各色の画像形成
を行うことが可能となっている。光走査装置5は、4つ
の感光体ドラム1、2、3、4が並設された作像部の斜
め上方に配置されている。
【0013】次に、光走査装置5について説明する。図
2は、本発明の一実施形態を示す画像形成装置内の光走
査装置の上面図である。また、図3は、図2の光走査装
置におけるA−A’線部分の断面図である。この光走査
装置5は、図3に構成例を示すように、4つの光源ユニ
ット52、53、54、55と、各光源ユニットからの
光ビームL1、L2、L3、L4を対称な2方向に振り
分けて偏向走査する光偏向器62と、この光偏向器62
を中心にして前記2方向に対称に配置され、光偏向器6
2により偏向走査される複数の光ビームL1、L2、L
3、L4をそれぞれ対応する感光体の被走査面上に導き
結像する光学系(結像用レンズ63、64、69、7
0、71、72、光路折り返し用のミラー65、66、
67、68、73、74、75、76、77、78、7
9、80等の光学部材からなる)を備えており、これら
の構成部材は1つのハウジング50内に収納されてい
る。より具体的には、ハウジング50は、光偏向器62
や光学系が配設される基盤50Aと、基盤50Aの周囲
を囲む枠状の側壁50Bとを有すると共に、基盤50A
が側壁50Bの略中央部に設けられてハウジング50を
上下に仕切る構造であり、4つの光源ユニット52、5
3、54、55はハウジング50の側壁50Bに配置さ
れ、光偏向器62はハウジング50の基盤50Aの略中
央部に配置され、光学系を構成する光学部材(結像用レ
ンズ63、64、69、70、71、72、光路折り返
し用のミラー65、66、67、68、73、74、7
5、76、77、78、79、80等)は基盤50Aの
両面(上面側と下面側)に分けて配設されている。ま
た、ハウジング50の上部と下部にはカバー87、88
が設けられており、下部側のカバー87には光ビームを
通過する開口が設けられ、その開口には防塵ガラス8
3、84、85、86が取り付けられている。
【0014】この光走査装置5では、図示しない原稿読
み取り装置(スキャナー)あるいは画像データ出力装置
(パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ、ファク
シミリの受信部等)から入力される色分解された画像デ
ータを光源駆動用の信号に変換し、それに従い各光源ユ
ニット52、53、54、55内の光源(半導体レーザ
(LD))を駆動して光ビームを出射する。各光源ユニ
ット52、53、54、55から出射された光ビーム
は、面倒れ補正用のシリンドリカルレンズ56、57、
58、59を通り、直接あるいはミラー60、61を介
して光偏向器62に至り、ポリゴンモータ62cで等速
回転されている2段のポリゴンミラー62a、62bで
対称な2方向に偏向走査される。尚、図3に示す構成で
はポリゴンミラーはL2、L3の光ビーム用と、L1、
L4の光ビーム用の上下2段に分けた構成となっている
が、1つの厚めのポリゴンミラーで4つの光ビームを偏
向走査する構成としてもよい。光偏向器62のポリゴン
ミラー62a、62bで2ビームづつ2方向に偏向走査
された光ビームは、例えば上下2層構成の走査線の位置
を主走査対応方向に補正する機能を持ったfθレンズか
らなる第1の結像用レンズ63、64をそれぞれ通過
し、第1折り返しミラー65、66、67、68により
折り返されて基盤51の開口部を通過した後、例えば走
査線の位置を副走査対応方向に補正する機能を持った、
長尺トロイダルレンズ(WTL)からなる第2の結像用
レンズ69、70、71、72を通過し、第2折り返し
ミラー73、75、77、79、第3折り返しミラー7
4、76、78、80、防塵ガラス83、84、85、
86を介して各色用の感光体被走査面上に照射され静電
潜像を書き込む。尚、上記の光走査装置5において、4
つの光源ユニット52、53、54、55は、光源であ
る半導体レーザ(LD)とその半導体レーザの出射光束
をコリメートするコリメートレンズから構成され、これ
らがホルダーに一体に組み込まれた構成であるが、白黒
画像形成時に多用されるブラック用の光源ユニット(例
えば符号54の光源ユニット)は、高速書込を可能とす
るために、2つ以上の光源(LD)とコリメートレンズ
の組を備えたマルチビーム構成としてもよい。また、マ
ルチビーム構成とした場合には、ハウジング50の側壁
50Bに対して光源ユニットを光軸中心に回転可能に構
成すれば、副走査方向のビームピッチを調整することが
でき、白黒画像形成時に画素密度(例えば600dp
i、1200dpi等)を切り替えることが可能とな
る。さらに、各光ビームL1、L2、L3、L4の光路
には、主走査方向の走査開始位置の光束を取り出すため
の図示しない同期検知用ミラーが設けられており、同期
検知用ミラーで反射された光束は、同期検知器81、8
2で受光されて走査開始の同期信号が出力される。尚、
光偏向器62によって偏向走査される光ビームの走査方
向が主走査対応方向であり、これは各感光体ドラム1〜
4の軸方向である。また、この主走査対応方向に直交す
る方向が副走査対応方向である。
【0015】本実施形態では、走査速度均一性調整機構
を、例えば各光路の第3折り返しミラー(74、76、
78、80)に配置している。図4は、走査速度均一性
調整機構の構成の一例を示す図である。この調整機構
は、図4に示すように、第3折り返しミラー74の一端
を固定し、他端を調整のために可動とする。調整側は、
図4(b)に示すように、送りネジ102と板バネ10
1により構成されている。一方、固定側は、図4(c)
に示すように、基盤50Aと板バネ101によって固定
されている。上記の構成により、走査速度均一性調整機
構は、送りネジ102の動作によって、第3折り返しミ
ラー74を、主走査対応方向と直角で、かつ、反射面と
平行な軸まわりに偏心させるように変位することができ
る構成となっている。これによって、例えば、光走査装
置5の下方、感光体位置に配置させた図示しない位置情
報測定手段により、理想的な位置からのずれ量を測定
し、そのずれ量に応じて各色の走査速度均一性を理想的
な状態に近づくように調整することができる。図5は、
主走査対応方向の走査位置と理想位置からの主走査方向
位置ずれ量をプロットした図である。図5中、破線で示
したのが、調整前の位置ずれが生じた状態である。送り
ネジ102を回転させることにより、第3折り返しミラ
ー74を、主走査対応方向と直角、かつ、反射面と平行
な軸まわりに変位させ、理想位置に近い状態とした結果
が、図5中の実線である。
【0016】しかしながら、上記のように走査速度均一
性を調整した状態において、走査線の傾きが理想位置か
らのずれを生じている場合が多い。これは、各構成部品
の光学的特性や、位置精度がばらつきを持ち、理想的な
状態からのずれをもつためである。したがって、走査線
傾き調整機構によって、走査線傾きを理想状態に近づけ
る調整を実施する。本実施形態では、走査線傾き調整機
構を、走査線の位置を副走査対応方向に補正する機能を
持った、長尺トロイダルレンズ(WTL)からなる第2
の結像用レンズ69、70、71、72に配置してい
る。図6は、走査線傾き調整機構の構成の一例を示す図
である。この調整機構は、図6に示すように、第2の結
像用レンズ69の一端を固定し、他端を調整のために可
動とする。調整側は、図6(b)に示すように、送りネ
ジ102と板バネ101により構成されている。一方、
固定側は、図6(c)に示すように、基盤50Aと板バ
ネ101によって固定されている。上記の構成により、
走査線傾き調整機構は、送りネジ102の動作によっ
て、第2の結像用レンズ69を主走査対応方向と直角、
かつ、副走査対応方向と直角な軸まわりに偏心させるよ
うに変位することができる構成となっている。これによ
って、位置情報測定手段により、理想的な位置からのず
れ量を測定し、そのずれ量に応じて各色の走査線傾きを
理想的な状態に近づくように調整することができる。図
7は、主走査対応方向の走査位置と理想位置からの主走
査方向位置ずれ量をプロットした図である。図7中、破
線で示したのが、走査速度均一性の調整を終えて尚、生
じている位置ずれの状態である。送りネジ102を回転
させることにより、第2の結像用レンズ69を主走査対
応方向と直角、かつ、副走査対応方向と直角な軸まわり
に変位させ、理想位置に近い状態とした結果が、図7中
の実線である。
【0017】上記に示した、走査速度均一性の調整及び
走査線傾きの調整は、いずれを先に行うものであっても
良い。これら2つの調整を行うことで、図7の実線に示
すように、極めて理想位置に近い状態の走査線を得るこ
とができる。尚、本実施の形態においては、光走査装置
5単独の状態で位置情報測定手段を用いた理想的な状態
への調整を行っているが、位置情報測定手段の誤差等も
含め、画像形成装置に搭載した後の状況に一定の変化が
生ずることがわかっている場合には、光走査装置5単独
の状態では、オフセットさせた調整を行えばよい。
【0018】次に、光走査装置5を画像形成装置に搭載
した後に、外部から走査速度均一性調整機構及び走査線
傾き調整機構を操作する構成について説明する。図8
は、アジャスタとノブによる送りネジの構成を示す図で
ある。図8に示すように、先端がテーパ形状となってい
るアジャスタ103とノブ104等から構成すること
で、ノブ104を回すことにより送りネジ102の調整
が可能となる。図9は、光走査装置5の上面図であり、
図9に示すようにハウジング50の側壁50Bにノブ1
04を配置させた構成とする。光走査装置5を、ノブ1
04を配置した面が前面にくるように画像形成装置に搭
載させ、画像形成装置の前側カバーにノブ104の操作
が可能な程度の大きさの窓を形成すれば、画像形成装置
に搭載した状態での上記調整機構の操作が可能となる。
調整操作は、画像形成装置にて画像を実際に出力し、出
力結果をベースにノブ104を回転させ、各特性を調整
する。尚、全ての調整機構について上記のアジャスタ1
03とノブ104の構成としても良いが、光走査装置5
を画像形成装置に搭載後、最低限必要な数の調整機構に
限って上記の構成とするものであってもよい。
【0019】また、上記の調整機構を外部から操作可能
とした場合、ノブ104が調整時以外は操作不可能とす
るための閉鎖部材を設置することが望ましい。閉鎖部材
としては、例えば、画像形成装置の前側カバーに形成し
た操作窓にカバーを取り付ける、あるいは、ノブ104
の回転をロックさせる機構を設ける等が挙げられるが、
構成上及び操作上の簡易さから操作窓にカバーを取り付
けるのが好ましい。調整機構の調整操作時は、カバーを
開放、あるいは、ロック機構を解除し、調整を実施す
る。調整後は、カバーあるいはロック機構を閉状態に
し、誤って操作しないように保護する。
【0020】本発明の他の実施形態として、上記の走査
速度均一性調整機構、及び走査線傾き調整機構のうち少
なくとも1つの送りネジ102を、ステッピングモー
タ、アジャスタ等により、電気的に駆動制御可能なアク
チュエータで構成する。これにより、画像形成装置によ
る画像出力結果から、電気的な駆動制御により、当該調
整機構の調整操作を実施することが可能となる。
【0021】次に、本発明の画像形成装置におけるトナ
ー像の位置ずれを検出する機構について説明する。尚、
本実施の形態では、転写搬送ベルトを備えた画像形成装
置について説明するが、中間転写体を備えた画像形成装
置についても下記の機構を用いることができる。図10
は、トナー像の位置ずれを検出する機構の構成を示す図
である。画像形成装置本体作像部によって位置ずれ検出
用トナーマーク115を作製し、転写搬送ベルト22a
上に転写する。転写搬送ベルト22aの搬送方向下流に
センサ116を設け、位置ずれ検出用トナーマーク11
5を検出する機構である。これらのセンサ116 は、
転写搬送ベルト22aの移動方向と直交する方向(主走
査方向)に配列される。図10においては、センサ11
6の個数を3個としたが、少なくとも2個設けることが
必須である。この場合は、転写搬送ベルト22aの両端
に近い位置にそれぞれ配置するのがよい。また、位置ず
れ検出用トナーマーク115は、センサ116に対向す
る位置に形成されるようにする。図10のようにセンサ
116を3個設けた場合は、要求される調整の精度に応
じて、両端2個のセンサ116に対向させて位置ずれ検
出用トナーマーク115を形成する場合と、3個のセン
サ116全てに対応させて位置ずれ検出用トナーマーク
115を形成する場合とを選択できる。図11は、セン
サ116の構成を示す図である。センサ116は、それ
ぞれ、転写搬送ベルト22aを照射する発光素子117
と、転写搬送ベルト22aを反射した光が通過するスリ
ット118aが形成されたスリット板118と、スリッ
ト118aを通過した光を受光する受光素子119とか
ら構成されている。受光素子119は、後述する、この
受光素子119 からの信号を処理する信号処理部12
0に接続されている。尚、本実施形態では、透明な材質
で形成された転写搬送ベルト22aを使用しているため
に発光素子と117と受光素子119とを転写搬送ベル
ト22aを挟んだ位置に配置しているが、転写搬送ベル
ト22aが透明でない場合には、スリット板118と受
光素子119とを発光素子117と同じ側に配置し、転
写搬送ベルト22aの面で反射した光がスリット118
aを通過して受光素子119に受光されるように構成す
る。
【0022】次に、位置ずれ検出用トナーマーク115
と、スリット板118に設けられるスリット118aの
形状について説明する。図12は、スリット118aの
形状を示す図であり、図13は、転写搬送ベルト22a
上に形成された位置ずれ検出用トナーマーク115とス
リット118aとの位置関係を示したものである。位置
ずれ検出用トナーマーク115は、転写搬送ベルト22
a上における各センサ116に対向する位置に形成さ
れ、主走査方向に平行なライン状のトナーマーク(以
下、「横線マーク」ともいう)と、この横線マークに対
して斜めに傾斜したライン状のトナーマーク(以下、
「斜め線マーク」ともいう)とにより構成されている。
また、位置ずれ検出用トナーマーク115のうち、K
、C 、M、Y は、それぞれ黒トナー、シアントナ
ー、マゼンタトナー、イエロートナーにより形成された
ものであることを意味する。スリット118aは、図1
2に示すように、位置ずれ検出用トナーマーク115に
おける横線マークと同じ向きに形成された部分と、位置
ずれ検出用トナーマーク115における斜め線マークと
同じ向きに形成された部分とを有する×印状に形成され
ている。また、スリット118aは、その幅寸法が
“a”、その長さ寸法が“b”に形成されている。位置
ずれ検出用トナーマーク115の幅寸法は、スリット1
18aの幅寸法“a”と同一に形成され、位置ずれ検出
用トナーマーク115の長さ寸法は、スリット118a
の長さ寸法“b”よりも長く形成されている。転写搬送
ベルト22aが副走査方向に移動するのに伴い、各位置
ずれ検出用トナーマーク115はスリット118aに対
向する位置を順次通過する。そして、受光素子119
は、位置ずれ検出用トナーマーク115が形成されてい
ない場合には、透明な転写搬送ベルト22aを介した光
をそのまま受光し、位置ずれ検出用トナーマーク115
がスリット118aの位置と一致している場合には、位
置ずれ検出用トナーマーク115により遮光された光を
受光する。
【0023】したがって、受光素子119の出力を時系
列に従って信号処理部120で処理することにより、位
置ずれ検出用トナーマーク115の通過タイミングがわ
かり、転写搬送ベルト22a上での各色間の位置ずれ検
出用トナーマーク115の間隔を知ることができる。そ
して、横線マークの検出信号により、「従来の技術」の
中で示した位置特性Aの場合の副走査対応方向レジスト
ずれを検出することができる。また、同一の主走査線上
に形成された2つの横線マークの検出信号を組み合わせ
ることにより、位置特性Bの場合の副走査対応方向走査
線傾きずれを検出することができる。また、斜め線マー
クの検出信号により、位置特性Dの場合の主走査対応方
向レジストずれや、位置特性Eの場合の主走査対応方向
倍率ずれを検出することができる。そして、その検出結
果に応じて信号処理部120での信号処理を行うことに
より、位置ずれに対応した位置ずれ調整を行う。例え
ば、位置特性Bの場合の副走査対応方向走査線傾きずれ
については、光走査装置5の走査線傾き調整機構にアク
チュエータを持つ構成であれば、信号処理部120での
信号処理結果に基づき、アクチュエータを必要なだけ駆
動し、調整を行う。
【0024】ここで、信号処理部120の構成を詳しく
説明する。図14は、信号処理部120の構成を示す図
である。受光素子119から得られた検出信号は、AM
P121によって増幅され、フィルタ122によって位
置ずれ検出用トナーマーク115の信号成分のみが通過
され、A/D変換器123によってアナログデータから
デジタルデータへと変換される。データのサンプリング
は、サンプリング制御部124によって制御され、サン
プリングされたデータはFIFOメモリ125に格納さ
れる。一通り位置ずれ検出用トナーマーク115の検出
が終了した後、FIFOメモリ125に格納されていた
データはI/Oポート126を介し、データバス127
によりCPU128及びRAM129にロードされ、適
当な演算処理が行われ、各種のずれ量が求められる。そ
して、そのずれ量を解消するための演算処理が行われ、
その演算処理の結果がRAM129に格納され、画像形
成時にはその演算処理の結果に基づいて画像形成の制御
が行われる。ROM130には、ずれ量を演算するため
のプログラムをはじめ、各種プログラムが格納してあ
る。なお、アドレスバス131によってROM アドレ
ス、RAM アドレス、各種入出力機器の指定を行って
いる。また、CPU128は、受光素子119からの検
出信号を適当なタイミングでモニタしており、転写搬送
ベルト22aおよび発光素子117などの劣化が生じて
も確実に検出できるように発光量を制御しており、受光
素子119からの受光信号のレベルが常に一定となるよ
うにしている。
【0025】次に、トナー像の位置ずれを調整する手順
を具体的に示す。図15は、「従来の技術」で述べた位
置特性Bの場合の副走査対応方向走査線傾きずれが原因
となる色ずれ調整処理について説明するフローチャート
である。調整処理がスタートされると、まず、図10に
示す両端のセンサ116に対向する位置ごとに、基準色
の位置ずれ検出用トナーマーク115と他の色の位置ず
れ検出用トナーマーク115とが、転写搬送ベルト22
a上に形成される(ステップS−B1)。そして、それ
らの位置ずれ検出用トナーマーク115をセンサ116
で検出し、その検出結果に応じて、各センサ116の位
置(主走査対応方向に沿ったセンサ116の位置)ごと
に基準色に対する他の色の副走査対応方向の位置ずれ量
が検出され(ステップS−B2)、ここに、信号処理部
120の機能の1つである位置ずれ量検出手段の機能が
実行される。次に、各センサ116の位置で検出された
位置ずれ量から、基準色に対する傾き量が演算され(ス
テップS−B3)、ここに、信号処理部120の機能の
1つである演算手段が実行される。そして、画像形成時
において、演算手段で演算された位置ずれ量の分だけ、
走査線傾き調整用アクチェータを駆動させるための処理
が行われ(ステップS−B4)、ここに、信号処理部1
20の機能の1つであるアクチュエータ駆動制御手段が
実行される。
【0026】図16は、位置特性Dの場合の主走査対応
方向レジストずれ、及び、位置特性Eの場合の主走査対
応方向倍率ずれが原因となる色ずれ調整処理について説
明するフローチャートである。調整処理がスタートされ
ると、まず、両端のセンサ116に対向する位置ごとに
基準色の位置ずれ検出用トナーマーク115と他の色の
位置ずれ検出用トナーマーク115とが転写搬送ベルト
22a上に形成される(ステップS−ED1)。そし
て、それらの位置ずれ検出用トナーマーク115をセン
サ116で検出し、その検出結果に応じて各センサ11
6の位置(主走査方向に沿ったセンサ116の位置)ご
とに基準色に対する他の色の主走査方向の位置ずれ量が
検出され(ステップS−ED2)、ここに、信号処理部
120の機能の1つである位置ずれ量検出手段の機能が
実行される。次に、各センサ116の位置で検出された
位置ずれ量から、補正すべき画素クロックが演算され
(ステップS−ED3)、さらに、補正すべき画素クロ
ックを反映させた場合における位置ずれを補正するシフ
ト量が演算され、ここに、信号処理部120の機能の1
つである演算手段が実行される。そして、画像形成時に
おいて、演算手段で演算された補正すべき画素クロック
の分だけ、画素クロックを変更するための処理、及び、
演算されたシフト量だけ画像をシフトさせるための処理
が行われ(ステップS−ED4)、ここに、信号処理部
120の機能の1つである画素クロック変更手段、画像
シフト手段が実行される。
【0027】次に、図17は、位置特性Fの場合の主走
査対応方向走査速度均一性ずれが原因となる色ずれ調整
処理について説明するフローチャートである。調整処理
がスタートされると、まず、3個のセンサ116に対向
する位置ごとに基準色の位置ずれ検出用トナーマーク1
15と他の色の位置ずれ検出用トナーマーク115とが
転写搬送ベルト22a上に形成される(ステップS−F
1)。そして、それらの位置ずれ検出用トナーマーク1
15をセンサ116で検出し、その検出結果に応じて各
センサ116の位置(主走査対応方向に沿ったセンサ1
16の位置)ごとに基準色に対する他の色の主走査対応
方向の位置ずれ量が検出され(ステップS−F2)、こ
こに、信号処理部120の機能の1つである位置ずれ量
検出手段の機能が実行される。次に、各センサ116で
検出された位置ずれ量のから、基準色に対する走査速度
均一性ずれ量が演算され(ステップS−F3)、ここ
に、信号処理部120の機能の1つである演算手段が実
行される。そして、画像形成時において、演算手段で演
算された走査速度均一性ずれ量の分だけ、走査速度均一
性調整用アクチェータを駆動させるための処理が行われ
(ステップS−B4)、ここに、信号処理部120の機
能の1つであるアクチュエータ駆動制御手段が実行され
る。
【0028】尚、本実施の形態では、主走査対応方向に
3個のセンサ116を配列した場合を例に挙げて説明し
たが、主走査対応方向に配列するセンサの数を多くする
ことにより、最も大きな走査速度均一性ずれが生じてい
る部分、及びその量を検出することができ、例えば、図
17に示したフローを繰り返し実行し、前の調整結果と
比較することによって、走査速度均一性ずれの調整をよ
り一層精度良く行うことができる。また、本実施の形態
では、基準色に対する相対的な位置調整を実施する例を
示したが、基準色自体も絶対的な位置データに対し、同
様な調整を実施することで、絶対的な位置調整を高精度
で実施することができる。特に、高精度を要求されるプ
ロッタの場合にこのような調整を実施するのがよい。
【0029】一方、上記の実施形態ほど、絶対的な位置
精度の要求がされない装置に関しては、以下の実施形態
に示す構成とすることができる。図1に示す画像形成装
置と同様、4個の感光体を並置させ、それぞれの感光体
に対応して光ビームL1、L2、L3、L4を射出させ
る光走査装置5であって、例えば、基準光路をブラック
とした場合、ブラックの光路には、走査速度均一性調整
機構、及び、走査線傾き調整機構を設けない構成とす
る。実際の調整としては、それぞれの理想的状態に近づ
けるのではなく、他色で使用する光路の走査速度均一性
及び走査線傾きを、ブラック光路の状態をターゲットに
調整するものである。このような構成の画像形成装置
は、画像の絶対位置が数百ミクロンレベルでよい、カラ
ー画像形成装置であれば、各色走査線の相対的な位置ず
れはゼロに近づけることができるため、カラー画像とし
ての品質を落とすことはない。
【0030】上記の調整方法において、調整の順番は、
走査速度均一性の調整を行った後に、走査線傾き調整を
行う順とするのがよい。走査線傾き調整を実施した後
に、走査速度均一性の調整を実施した場合には、走査線
傾きが変化するため、再度走査線傾き調整を実施する必
要があり、調整収束性が悪い。さらに、具体的には、走
査線傾き調整を実施した後には、倍率ずれ、レジストず
れを生ずるため、走査速度均一性調整→走査線傾き調整
→倍率・レジストずれ調整の順番で実施することで最も
短時間で調整を完了することができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によ
り、複数の光路を有する光走査装置において、折り返し
ミラーを主走査対応方向と直角、かつ、折り返しミラー
の反射面と平行な軸まわりに変位させる走査速度均一性
調整機構と、走査線の位置を副走査対応方向に補正する
機能を有する光学素子を主走査対応方向と直角、かつ、
副走査対応方向と直角な軸まわりに変位させる走査線傾
き調整機構とを各光路に設けることで、走査速度均一性
を高精度に調整し、走査線の位置精度が高い光走査装置
を提供することができる。また、本発明の光走査装置を
搭載することにより、絶対位置精度および光路間の走査
速度均一性偏差のない良好な画像を出力する画像形成装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す画像形成装置内の断
面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す画像形成装置内の光
走査装置の上面図である。
【図3】図2の光走査装置におけるA−A’線部分の断
面図である。
【図4】走査速度均一性調整機構の構成の一例を示す図
である。
【図5】主走査対応方向の走査位置と理想位置からの主
走査方向位置ずれ量をプロットした図である。
【図6】走査線傾き調整機構の構成の一例を示す図であ
る。
【図7】主走査対応方向の走査位置と理想位置からの主
走査方向位置ずれ量をプロットした図である。
【図8】アジャスタとノブによる送りネジの構成を示す
図である。
【図9】光走査装置の上面図である。
【図10】トナー像の位置ずれを検出する機構の構成を
示す図である。
【図11】センサの構成を示す図である。
【図12】スリットの形状を示す図である。
【図13】転写搬送ベルト上に形成された位置ずれ検出
用トナーマークとスリットとの位置関係を示したもので
ある。
【図14】信号処理部の構成を示す図である。
【図15】副走査対応方向走査線傾きずれが原因となる
色ずれ調整処理について説明するフローチャートであ
る。
【図16】主走査対応方向レジストずれ、及び、主走査
対応方向倍率ずれが原因となる色ずれ調整処理について
説明するフローチャートである。
【図17】主走査対応方向走査速度均一性ずれが原因と
なる色ずれ調整処理について説明するフローチャートで
ある。
【図18】理想の位置に対する実際の画像の位置ずれを
模式的に示す図である。
【符号の説明】
1,2,3,4 潜像担持体(感光体) 5 光走査装置 6,7,8,9 帯電部 10,11,12,13 現像部 22a 転写搬送ベルト 69,70,71,72 第2の結像用レンズ 74,76,78,80 第3折り返しミラー 101 板バネ 102 送りネジ 103 アジャスタ 104 ノブ 116 センサ L1,L2,L3,L4 光ビーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 7/198 G03G 15/16 G03G 15/04 111 G02B 7/18 B 15/16 B41J 3/00 D Fターム(参考) 2C362 BA87 BB46 2H043 BC01 BC08 2H045 BA22 BA34 CA02 CA62 CA93 DA02 2H076 AB06 AB08 AB12 AB18 AB22 AB32 AB68 AB73 EA06 EA16 2H200 FA02 FA04 FA12 FA17 GA12 GA23 GA34 GA36 GA47 GB12 GB22 HA02 HB12 HB22 JA02 JB06 JB13 JB50 JC03 JC20 LA23 PB13 PB39

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、1つの折り返しミラーと、
    走査線を副走査方向に補正する機能を有する光学素子を
    備え、かつ、以下の調整機構をそれぞれ備えることを特
    徴とする光走査装置。 1.折り返しミラーを、主走査対応方向と直角、かつ、
    折り返しミラーの反射面と平行な軸まわりに変位させる
    走査速度均一性調整機構。 2.走査線の位置を副走査対応方向に補正する機能を有
    する光学素子を、主走査対応方向と直角、かつ、副走査
    対応方向と直角な軸まわりに変位させる走査線傾き調整
    機構。
  2. 【請求項2】 潜像担持体と、潜像担持体の表面を均一
    に帯電する帯電手段と、帯電した潜像担持体表面に潜像
    を書き込む光走査装置と、その潜像を現像剤によって可
    視像化する現像手段とを備える画像形成装置において、 該光走査装置は、請求項1に記載の光走査装置であり、 前記光走査装置に備えられた走査速度均一性調整機構及
    び走査線傾き調整機構のうち、少なくとも1つは、外部
    からの操作が可能な操作部を有することを特徴とする画
    像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の画像形成装置におい
    て、 前記走査速度均一性調整機構及び走査線傾き調整機構の
    操作部のうち、少なくとも1箇所は、操作不可能にする
    閉鎖部材を有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3に記載の画像形成装置
    において、 前記走査速度均一性調整機構及び走査線傾き調整機構の
    うち、少なくとも1つが、電気的に駆動制御可能なアク
    チュエータを有することを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の画像形成装置におい
    て、 前記画像形成装置は、転写材を転写位置に搬送する転写
    搬送ベルトを備え、 該転写搬送ベルトは、主走査対応方向に少なくとも2個
    の位置検出センサを備え、 該転写搬送ベルト上の可視像の主走査対応方向及び副走
    査対応方向の位置を検出して、得られた情報を元に、前
    記走査速度均一性調整機構及び走査線傾き調整機構が有
    するアクチュエータを駆動する機構を有することを特徴
    とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載の画像形成装置におい
    て、 前記画像形成装置は、潜像担持体上の可視像を転写され
    て保持する中間転写体を備え、 該中間転写体は、主走査対応方向に少なくとも2個の位
    置検出センサを備え、 該中間転写体上の可視像の主走査対応方向及び副走査対
    応方向の位置を検出して、得られた情報を元に、前記走
    査速度均一性調整機構及び走査線傾き調整機構が有する
    アクチュエータを駆動する機構を有することを特徴とす
    る画像形成装置。
  7. 【請求項7】 n個(但し、n≧2)の潜像担持体と、
    n個の潜像担持体それぞれの表面を均一に帯電する帯電
    手段と、帯電した潜像担持体それぞれの表面に潜像を書
    き込む光走査装置と、それぞれの潜像を異なる色の現像
    剤によって可視像化する現像手段とを備える画像形成装
    置において、 該光走査装置は、n個の潜像担持体それぞれに潜像を書
    き込む光学素子を配置して、n個の光ビームの光路を形
    成してなり、 該光学素子のうち、(n−1)個の光路に位置する折り
    返しミラー、及び、走査線の位置を副走査対応方向に補
    正する機能を有する光学素子に、以下の調整機構を、各
    光路とも少なくとも1つ備えることを特徴とする画像形
    成装置。 1.折り返しミラーを、主走査対応方向と直角、かつ、
    折り返しミラーの反射面と平行な軸まわりに変位させる
    走査速度均一性調整機構。 2.走査線の位置を副走査対応方向に補正する機能を有
    する光学素子を、主走査対応方向と直角、かつ、副走査
    対応方向と直角な軸まわりに変位させる走査線傾き調整
    機構。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の画像形成装置におい
    て、 前記走査速度均一性調整機構によって、走査速度均一性
    の調整を行った後に、前記走査線傾き調整機構によっ
    て、走査線傾きの調整を行うことを特徴とする画像形成
    装置。
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