JP2005074661A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 位置合わせ精度の良好なものにするとともに、位置合わせに係る部材のコストを抑え、しかも装置の生産性を向上させる。
【解決手段】 感光体中心軸150の両側には軸受151が設けられており、感光体中心軸150の一方の軸受151は副走査方向に移動可能となっており、他方の軸受151は固定されており、また、一方の軸受151は一方の側から付勢スプリング153によって付勢されており、他方の側から調整ネジ152によって移動を規制することによって感光体の位置が決められる。走査傾き調整は、実際に画像を出力し、傾き量を測定し、必要な量だけ調整ネジ152を回転させることによって行われる。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の像担持体の被走査面上に複数の略同一単一光路ユニットで光ビームを照射して潜像を書き込み、トナー画像を形成する画像形成装置に関する。
複数の像担持体の被走査面上に光ビームを照射して潜像を書き込む光走査装置を搭載したカラー画像形成装置として、カラー複写機,プリンタ,ファクシミリ,プロッタ等がある。
このようなカラー画像形成装置の構成としては、大別すると2つのタイプが存在する。
1つは、複数の光源から出射される光ビームを、並設された複数の像担持体(例えば、感光体ドラム)に照射して潜像の書き込みを行い、各像担持体上に形成された潜像を異なる色の現像剤(例えば、イエロー,マゼンタ,シアン,ブラックのトナー)でそれぞれ現像して可視像化した後、転写搬送ベルト等に担持された記録用紙等の転写材を各像担持体の転写部に順次搬送し、各像担持体上に形成された各色の可視像を転写材に重ね合わせて転写した後、転写材上に転写された画像を定着して多色画像を得る、というタイプである。
もう1つは、複数の光源から出射される光ビームを、並設された複数の像担持体(例えば、感光体ドラム)に照射して潜像の書き込みを行い、各像担持体上に形成された潜像を異なる色の現像剤(例えば、イエロー,マゼンタ,シアン,ブラックのトナー)でそれぞれ現像して可視像化した後、1次転写手段により各色の可視化像を重ね合わせ、さらに2次転写手段にて転写材(たとえば、記録用紙)に転写した後、定着手段によって、定着して多色画像を得る、というタイプである。
図2はカラー画像形成装置の内部構成を示す断面図である。図2に示す構成のカラー画像形成装置は、前者のタイプの一例であり、複数の像担持体として、複数のドラム状の光導電性感光体(以下、感光体ドラムと称する)1,2,3,4を並置したフルカラー画像形成装置である。この4つの感光体ドラム1,2,3,4は、例えば図に対して右から順に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色に対応した画像を形成するものである(なお、色の順はこの限りではなく任意に設定することができる)。その4つの感光体ドラム1,2,3,4の各々の周囲には、電子写真プロセスにより画像形成を行うための帯電部(帯電ローラ、帯電ブラシ、帯電チャージャ等)6,7,8,9と、光書込装置5からの光ビームL1,L2,L3,L4の露光部と、現像部(Y、M、C、Bkの各色の現像装置)10,11,12,13と、転写搬送ベルト22aおよびその裏面に配置された転写手段(転写ローラ、転写ブラシ等)14,15,16,17を備えた転写搬送装置22と、クリーニング部(クリーニングブレード、クリーニングブラシ等)18,19,20,21などが配設されており、それぞれの感光体ドラム1,2,3,4に各色の画像形成を行うことが可能となっている。
光走査ユニットである光書込装置5は、4つの感光体ドラム1,2,3,4が並設された作像部の斜め上方に配置されている。
図3は画像形成装置内の光書込装置の上面図である。図4は画像形成装置内の光書込装置の断面図である。尚、図4は図3のA−A’線部分の断面構成を示している。
光書込装置5は、図3,図4に示す構成例のように、4つの光源ユニット52,53,54,55と、各光源ユニットからの光ビームL1,L2,L3,L4を対称な2方向に振り分けて偏向走査する光偏向器62と、この光偏向器62を中心にして前記2方向に対称に配置され、光偏向器62により偏向走査される複数の光ビームL1,L2,L3,L4をそれぞれ対応する像担持体の被走査面上に導き結像する光学系(結像用レンズ63,64,69,70,71,72、光路折り返し用のミラー65,66,67,68,73,74,75,76,77,78,79,80等の光学部材からなる)を備えており、これらの構成部材は1つのハウジング50内に収納されている。
より具体的には、ハウジング50は、光偏向器62や光学系が配設される基盤50Aと、基盤50Aの周囲を囲む枠状の側壁50Bとを有すると共に、基盤50Aが側壁50Bの略中央部に設けられてハウジング50を上下に仕切る構造であり、4つの光源ユニット52,53,54,55はハウジング50の側壁50Bに配置され、光偏向器62はハウジング50の基盤50Aの略中央部に配置され、光学系を構成する光学部材(結像用レンズ63,64,69,70,71,72、光路折り返し用のミラー65,66,67,68,73,74,75,76,77,78,79,80等)は基盤50Aの両面(上面側と下面側)に分けて配設されている。また、ハウジング50の上部と下部にはカバー87,88が設けられており、下部側のカバー87には光ビームを通過する開口が設けられ、その開口には防塵ガラス83,84,85,86が取り付けられている。
この光書込装置5では、図示しない原稿読取装置(スキャナー)あるいは画像データ出力装置(パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ、ファクシミリの受信部等)から入力される色分解された画像データを光源駆動用の信号に変換し、それに従い各光源ユニット52,53,54,55内の光源(半導体レーザ(LD))を駆動して光ビームを出射する。各光源ユニット52,53,54,55から出射された光ビームは、面倒れ補正用のシリンドリカルレンズ56,57,58,59を通り、直接あるいはミラー60,61を介して光偏向器62に至り、ポリゴンモータ62cで等速回転されている2段のポリゴンミラー62a,62bで対称な2方向に偏向走査される。なお、図4に示す構成ではポリゴンミラーはL2,L3の光ビーム用と、L1,L4の光ビーム用の上下2段に分けた構成となっているが、1つの厚めのポリゴンミラーで4つの光ビームを偏向走査する構成としてもよい。
光偏向器62のポリゴンミラー62a,62bで2ビームずつ2方向に偏向走査された光ビームは、例えば上下2層構成の走査線の位置を主走査対応方向に補正するパワーを持ったfθレンズからなる第1の結像用レンズ63,64をそれぞれ通過し、第1折り返しミラー65,66,67,68により折り返されて基盤50Aの開口部を通過した後、例えば走査線の位置を副走査対応方向に補正するパワーを持った、長尺トロイダルレンズ(WTL)からなる第2の結像用レンズ69,70,71,72を通過し、第2折り返しミラー73,75,77,79、第3折り返しミラー74,76,78,80、防塵ガラス83,84,85,86を介して各色用の像担持体被走査面上に照射され静電潜像を書き込む。
なお、上記の光書込装置5において、4つの光源ユニット52,53,54,55は、光源である半導体レーザ(LD)とその半導体レーザの出射光束をコリメートするコリメートレンズから構成され、これらがホルダーに一体に組み込まれた構成であるが、白黒画像形成時に多用されるブラック用の光源ユニット(例えば符号54の光源ユニット)は、高速書込を可能とするために、2つ以上の光源(LD)とコリメートレンズの組を備えたマルチビーム構成としてもよい。また、マルチビーム構成とした場合には、ハウジング50の側壁50Bに対して光源ユニットを光軸中心に回転可能に構成すれば、副走査方向のビームピッチを調整することができ、白黒画像形成時に画素密度(例えば600dpi,1200dpi等)を切り替えることが可能となる。
さらに、各光ビームL1,L2,L3,L4の光路には、主走査方向の走査開始位置の光束を取り出すための図示しない同期検知用ミラーが設けられており、同期検知用ミラーで反射された光束は、図示しない同期検知器で受光されて走査開始の同期信号が出力される。
なお、光偏向器62によって偏向走査される光ビームの走査方向が主走査対応方向であり、これは各感光体ドラム1〜4の軸方向である。また、この主走査対応方向に直交する方向が副走査対応方向である。
特開2001−142012号公報 特開2001−108922号公報
カラー画像形成装置に搭載される光走査装置としては、以下のような、相対的位置関連特性を良好な状態とすることが望まれる。
A.副走査対応方向のレジストずれ(図5(a))
B.副走査対応方向の走査線傾き(図5(b))
C.副走査対応方向の走査線曲がり(図5(c))
D.主走査対応方向のレジストずれ(図5(d))
E.主走査対応方向の倍率ずれ(図5(e))
F.主走査対応方向の走査速度均一性(図5(f))
図5(a)に示す副走査対応方向レジストずれは、理想的な走査線に対し、副走査対応方向に平行にずれる現象であり、光学素子自身の副走査対応方向性能、各光学素子の幾何学的配置精度、および熱膨張によるそれぞれの変化に起因する。
図5(b)に示す副走査対応方向の走査線傾きは、理想的な走査線に対し、副走査対応方向に傾斜する現象であり、光学素子自身の副走査対応方向性能、各光学素子の幾何学的配置精度に起因する。
図5(c)に示す副走査対応方向の走査線曲がりは、理想的な走査線に対し、副走査対応方向に湾曲する現象であり、光学素子自身の副走査対応方向性能、各光学素子の幾何学的形状精度、変形に起因する。
図5(d)に示す主走査対応方向のレジストずれは、走査ごとに画像の書き出し位置がずれる現象であり、ポリゴンミラーN面の面傾斜が各々異なること、画像形成のモードで光量が異なること、マルチビーム走査(1回の走査で、N個のLD使用によって副走査対応方向にN本の走査線を形成する方法)においてLD波長が微妙に異なる等により発生する。
図5(e)に示す主走査対応方向の倍率ずれは、主走査対応方向の走査線長さが理想的な長さと異なる現象であり、光学素子自身の副走査対応方向性能、各光学素子の幾何学的配置精度、および熱膨張によるそれぞれの変化に起因する。また、マルチビーム走査(1回の走査で、N個のLD使用によって副走査対応方向にN本の走査線を形成する方法)においてLD波長が微妙に異なる等により発生する。
図5(f)に示す主走査対応方向の走査速度均一性は、主走査対応方向の走査速度が微視的に異なるために、理想的な主走査対応位置に、光ビーム書込ができない現象であり、光学素子自身の主走査対応方向性能、各光学素子の幾何学的配置精度、および熱膨張によるそれぞれの変化に起因する。
A〜Fに示す相対的位置関連特性を良好なものにするために、従来、多くの技術が提案されている。特に、Bに対しては、折り返しミラーを、主走査対応方向と直角、かつ反射面と直角な軸まわりに偏心させる走査線傾き調整機構や、走査線の位置を副走査対応方向に補正するパワーを持った光学素子を、主走査対応方向と直角、かつ反射面と直角な軸まわりに偏心させる走査線傾き調整機構によって、光走査装置内の傾き調整や、本体との平行度調整を行うものが提案されている。
図6は走査線傾き調整機構の一例を示す説明図であり、図6(a)は第2の結像用レンズの移動方向を示し、図6(b)は第2の結像用レンズの一方の端部の構成を示し、図6(c)は第2の結像用レンズの他方の端部の構成を示すものであり、100は送りネジ、101は板バネを示す。走査線傾き調整機構は送りネジ100、板バネ101等により構成されており、板バネ101は、走査線の位置を副走査対応方向に補正するパワーを持った、長尺トロイダルレンズ(WTL)からなる第2の結像用レンズ69,70,71,72をハウジング側に常時付勢するものであり、送りネジ100は、第2の結像用レンズ69,70,71,72は一端部側(図中調整側)に配置され、第2の結像用レンズ69,70,71,72の一端部側を板バネ101の付勢に抗する方向に押圧しかつ位置決めをするものである。ここで、第2の結像用レンズ69,70,71,72は他端部側(図中固定側)を支点として一端部が図6(a)の矢印方向に揺動可能に設けられており、送りネジ100によって、主走査対応方向と直角、かつ副走査対応方向と直角な軸まわりに偏心させるように構成されている。
図7は走査線傾き調整機構におけるずれ量を示すものであり、測定装置により測定したずれ量をプロットしたものが図7中破線である。送りネジ100を回転させることにより、第2の結像用レンズ69,70,71,72を、主走査対応方向と直角、かつ副走査対応方向と直角な軸まわりに偏心させ、理想的な状態に近い状態とした結果が、図7中実線の状態である。
さらに、Fに対しては、画周波数を走査内に変更して、調整するもの等が提案されている。しかし、微視的に連続的な変化を持たせることが困難であるため、主走査対応方向のドットピッチムラによるすじ画像等の不具合が発生する場合がある。そこで、従来としては、走査速度均一性調整機構を、例えば、各光路の第3折り返しミラー74,76,78,80に配置している。
図8は走査速度均一性調整機構を示す説明図であり、図8(a)は第3折り返しミラーの移動方向を示し、図8(b)は第3折り返しミラーの一方の端部の構成を示し、図8(c)は第3折り返しミラーの他方の端部の構成を示すものであり、送りネジ102、板バネ103等により構成されている。102は送りネジ、103は板バネを示す。走査速度均一性調整機構は、板バネ103は、第3折り返しミラー74,76,78,80をハウジング50側に常時付勢するものであり、送りネジ102は、第3折り返しミラー74,76,78,80の一端部側(図中調整側)に配置され、第3折り返しミラー74,76,78,80の一端部側を板バネ103の付勢に抗する方向に押圧しかつ位置決めをするものである。ここで、第3折り返しミラー74,76,78,80は他端部側(図中固定側)を支点として一端部が図8(a)の矢印方向に揺動可能に設けられており、送りネジ102によって、第3折り返しミラー74,76,78,80を、主走査対応方向と直角、かつ反射面と直角な軸まわりに偏心させることができる構成となっている。これによって、各色の走査速度均一性を理想的な状態に近く、調整することが可能になる。
実際に走査速度均一性を調整する際には、図示しない位置情報測定手段を光書込装置5の下方、感光体ドラム1〜4近傍に位置させ、理想的な位置からのずれ量を測定する。そのずれ量をプロットしたのが、図9中破線で示した状態である。そして、送りネジ102を回転させることにより、第3折り返しミラー74,76,78,80を、主走査対応方向と直角、かつ反射面と直角な軸まわりに偏心させ、理想的な状態に近い状態とした結果が、図9中実線で示した状態である。
ところで、この走査速度均一性を調整した状態においては、走査線傾きに理想状態に対してずれが生じている場合が多い。これは、各構成部品の光学的特性や、位置精度がばらつきを持ち、理想的な状態からのずれをもつためである。したがって、走査線傾き調整機構によって、走査線傾きを理想状態に近づける調整が必要となる場合がある。
しかしながら、装置本体に、光書込装置5や感光体ドラム1〜4およびその周辺のユニットを搭載した後に、本体側部品精度ばらつき等により、走査線傾きの再調整が必要となる場合が多い。この際、上記のように光書込装置5の内部に設けた走査線傾き調整機構を用いて調整を実施するためには、光書込装置5の内部にアクセスする手段、もしくはその調整機構をアクチュエータ等で形成する必要が生じるためにコストアップにつながる。また、光書込装置5で走査線傾き調整を実施し、さらに本体においても同様な調整を実施する必要があるため、生産性を低下させている。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであって、位置合わせ精度の良好なものにするとともに、位置合わせに係る部材のコストを抑え、しかも装置の生産性を向上させることを実現した画像形成装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、感光体と、この感光体に照射するレーザ光の出射光路を1つもしくは複数有する光走査ユニットとを有する画像形成装置において、前記光走査ユニットに、少なくとも1つの折り返しミラーと、この折り返しミラーを、主走査対応方向に対して直角でかつ、反射面と直角な軸まわりに偏心させる走査速度均一性調整機構とを設け、装置本体側に走査線傾きを調整する走査線傾き調整機構を設け、前記光走査ユニットにおいて走査速度均一性調整を行い、装置本体で走査線傾き調整を行うことを特徴とする。
また本発明は、前記走査線傾き調整機構を、前記感光体の中心軸を傾けるものとしたことを特徴とする。
前述したように構成した本発明によれば、光走査ユニットにおいては必要最小限の調整のみを行えばよく、光走査ユニットの調整、本体側の各種調整等を含むトータルの調整時間を短縮することが可能となり、生産性を向上させることができる。また、調整に係る部品も最小限の構成で可能であるため、コストを抑えた製品を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、図2〜4に示した部材と同一の部材または同一機能の部材については、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図1は本発明の画像形成装置の実施形態における走査線傾き調整機構の要部を示す説明図であり、150は感光体ドラム1〜4の感光体中心軸、151は感光体中心軸150の軸受、152は調整ネジ、153は付勢スプリング、154は軸受151を支持する面板を示す。
本実施形態における画像形成装置は、図8に示す従来の走査線傾き調整機構の代わりに、図1に示す走査線傾き調整機構を設けたものであり、その他の構成は図6に示す走査速度均一性調整機構を含めて、図2〜4に示す従来技術と同じである。
感光体中心軸150の両側には軸受151が設けられており、軸受151は装置本体前側の面板154によって支持されている。ここで、一方の軸受151は副走査方向に移動可能となっており、他方の軸受151は固定されている。また、一方の軸受151は一方の側から付勢スプリング153によって付勢されており、他方の側から調整ネジ152によって移動を規制することによって感光体ドラム1〜4の位置が決められる。
調整ネジ152を回転させると調整ネジ152の先端が突出または引き込み、感光体中心軸150が他方の軸受151の位置を中心として回動し、転写搬送ベルト22a上における感光体中心軸150の傾きを変更することが可能となり、結果として走査傾きを調整することが可能となる。走査傾き調整は、実際に画像を出力し、傾き量を測定し、必要な量だけ調整ネジ152を回転させることによって行われる。
以上、説明したように本実施形態によれば、感光体ドラム1〜4側に設けた調整機構によって走査線傾きを調整できるために、走査速度均一性の調整によって生じた走査線傾きの調整を確実に行うことが可能になり、良好な画像形成装置を提供することができる。さらにこの両者の特性は、経時で大きく変化することがないため、経時での調整が不要であり、したがって調整機構としてアクチュエータ等を用いる必要がないので、その分コストダウンが図れる。
なお、本発明の実施の形態は上述したものに限るものではなく、例えば、上述した実施形態においては、従来の技術で説明した2タイプの画像形成装置の前者のタイプを例として説明したが、後者のタイプであっても良く、ドラム型の感光体を採用した画像形成装置であれば本発明を適用することが可能である。
本発明のカラー画像形成装置の実施形態における走査線傾き調整機構の要部を示す説明図 カラー画像形成装置の内部構成を示す断面図 カラー画像形成装置内の光書込装置の上面図 カラー画像形成装置内の光書込装置の断面図 カラー画像形成装置に搭載される光走査装置における相対的位置関連特性の説明図 走査線傾き調整機構を示す説明図 走査線傾き調整機構におけるずれ量を示す図 走査速度均一性調整機構を示す説明図 走査速度均一性調整機構におけるずれ量を示す図
符号の説明
150 感光体中心軸
151 軸受
152 調整ネジ
153 付勢スプリング
154 面板

Claims (2)

  1. 感光体と、この感光体に照射するレーザ光の出射光路を1つもしくは複数有する光走査ユニットとを有する画像形成装置において、前記光走査ユニットに、少なくとも1つの折り返しミラーと、この折り返しミラーを、主走査対応方向に対して直角でかつ、反射面と直角な軸まわりに偏心させる走査速度均一性調整機構とを設け、装置本体側に走査線傾きを調整する走査線傾き調整機構を設け、前記光走査ユニットにおいて走査速度均一性調整を行い、装置本体で走査線傾き調整を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記走査線傾き調整機構を、前記感光体の中心軸を傾けるものとしたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100728029B1 (ko) * 2006-01-16 2007-06-14 삼성전자주식회사 화상 스큐 보정장치, 이를 구비한 전자사진방식화상형성장치 및, 화상 스큐 보정방법
JP2010204425A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Canon Inc 画像形成装置
JP2014065578A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Konica Minolta Inc 画像形成装置及びその調整方法

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