JP2006201566A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産性を落とさずに、画像形成倍率調整を実行する。
【解決手段】 PLLロックが外れない状態で画像形成調整倍率に応じてポリゴン駆動クロックを調整する第一調整モードと、PLLロックが外れる状態で画像形成調整倍率に応じてポリゴン駆動クロックを調整するか、もしくは、像担持体の速度制御を画像形成調整倍率に応じて調整する第二調整モードと、のいずれかの調整モードに従って画像形成の際の倍率の変更を行う制御部を有し、制御部は、画像形成調整倍率の変更率が所定のしきい値より小さい場合には第一調整モードにより制御を行い、画像形成調整倍率の変更率が所定のしきい値より大きい場合には第二調整モードにより制御を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複写機やプリンタなどの画像形成装置に関し、特に、光源からのレーザビームをポリゴンミラーで走査して感光体などの記録媒体に書き込む機能を有する画像形成装置の画像形成倍率調整に関する。
レーザプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置において、その画像形成動作は、帯電、露光、現像、転写、定着というプロセスを経て行われる。
具体的には、まず、画像データに基づいて変調された光ビーム(レーザビーム)の照射により、帯電された感光体ドラムの表面に、画像形成する画像の静電潜像が形成され、この静電潜像は、現像装置によってトナー像として現像される。このトナー像は、転写ローラによって転写材(記録紙)に転写され、定着装置において、定着熱により、転写材上のトナー像が定着されることで、転写材に画像が形成される。
転写材にトナー像を定着する際、定着熱によって転写材の水分が吸い取られ、転写材が収縮するという現象が起こる。特に、両面画像形成を行う場合、表面定着時の転写材収縮により、表面と裏面の画像サイズが異なり、表面と裏面の見当(表裏レジスト)がずれてしまうという不具合が生じる。
このような場合に、画素クロックの周期を変えると共に、ポリゴンミラーの回転速度を変更することで、表裏の画像形成倍率を調整して表裏の画像のずれに対処することが可能である。
なお、ポリゴンミラーの回転速度を変更する場合に、カラー画像形成装置では、ポリゴンミラーの回転速度の変更を実行するだけでなく、その後に、カラーレジスト調整のためにポリゴンミラーの面位相の制御を実行する。すなわち、各色用の複数のポリゴンミラーによってカラー画像を形成している場合に、各ポリゴンミラーの面位相を揃えることで色ズレを無くす必要がある。
このようにポリゴンミラーの回転速度制御と位相制御とに言及されたものとして、たとえば、以下の特許文献1が存在している。
一方、ポリゴンミラーの回転速度を変える代わりに、トナー像を担持する像担持体(感光体、あるいは、感光体と中間転写体)の回転速度を変更することでも、同様に表裏の画像形成倍率を調整して表裏の画像のずれに対処することが可能である。
特開2003−262991号公報(第1頁、図1)
以上のようにポリゴンミラーの回転速度制御と位相制御とを行う場合、ポリゴン駆動クロックを生成するポリゴン駆動クロック生成部ではPLL回路を使用して正確かつ安定したクロックを得るようにしている。また、ポリゴンミラーを駆動するポリゴンモータは定常回転での安定性を重視する必要があるため、回転速度を変更する際の追従性に対しては非常に不利な構造となっている。
これらの理由により、速度変更量がある一定の範囲を超えると、PLL回路のPLLロックやポリゴンモータの同期が外れてしまい、回転速度が安定する静定時間が劇的に大きくなってしまう。したがって、記録紙の種類を変更する場合などで画像形成倍率の調整量が大きくなると、上述した静定時間が大きく変化してしまうため、必要な倍率の画像形成が困難になるという問題が存在していた。
また、像担持体の回転速度を変更する制御により画像形成調整倍率を変更して上述したように画像のずれを解消する場合には、中間転写体を有するタンデム方式のカラー画像形成装置では、画像形成中の画像の二次転写(中間転写体から記録紙への転写)が完了した時点で速度を変更する必要があり、それまでは、次頁の露光を開始することができない。
なお、上述したポリゴンミラーの回転速度を変更する場合であっても、全色のポリゴンモータの制御信号を同時に切り替える構成の場合には、全色の露光が完了した時点で速度を変更する必要があり、それまでは、次頁の露光を開始することができない。
このため、上述したいずれの制御方式を採用したとしても、画像形成調整倍率を変更するとなると、連続画像形成時における生産性が著しく低下してしまう問題が存在している。また、この問題は、モノクロの画像形成装置でも発生するが、カラー画像形成装置においてはより大きな問題となっており、また、タンデム方式のカラー画像形成装置においては更に大きな問題となっている。
本発明の課題は、全体として画像形成生産性を落とさずに、広い調整範囲で画像形成倍率調整を実行することが可能な画像形成装置を実現することを目的とする。
すなわち、課題を解決する手段としての本発明は以下に説明するようなものである。
(1)請求項1記載の発明は、ポリゴンモータによって回転駆動されるポリゴンミラーを用いて光ビームを走査し、前記光ビームの走査(主走査)による像を担持する像担持体の回転駆動(副走査)とにより画像を形成する機能を、複数色毎に備えた画像形成装置であって、PLL制御に基づいてポリゴン駆動クロックを生成するポリゴン駆動クロック生成部と、前記ポリゴン駆動クロックに基づいて前記ポリゴンミラーを回転駆動するポリゴン駆動部と、前記ポリゴン駆動クロック生成部に対して、前記ポリゴンミラーの回転速度制御を行うPLL制御機能と、前記像担持体の速度制御とを行う像担持体制御機能とを有し、PLLロックが外れない状態で画像形成調整倍率に応じて前記ポリゴン駆動クロックを調整する第一調整モードと、PLLロックが外れる状態で画像形成調整倍率に応じて前記ポリゴン駆動クロックを調整するか、もしくは、前記像担持体の速度制御を画像形成調整倍率に応じて調整する第二調整モードと、のいずれかの調整モードに従って画像形成の際の倍率の変更を行う制御部と、を有し、前記制御部は、画像形成調整倍率の変更率が所定のしきい値より小さい場合には前記第一調整モードにより制御を行い、画像形成調整倍率の変更率が所定のしきい値より大きい場合には前記第二調整モードにより制御を行う、ことを特徴とする画像形成装置である。
(2)請求項2記載の発明は、ポリゴンモータによって回転駆動されるポリゴンミラーを用いて光ビームを走査し、前記光ビームの走査(主走査)による像を担持する像担持体の回転駆動(副走査)とにより画像を形成する機能を、複数色毎に備えた画像形成装置であって、PLL制御に基づいてポリゴン駆動クロックを生成するポリゴン駆動クロック生成部と、前記ポリゴン駆動クロックに基づいて前記ポリゴンミラーを回転駆動するポリゴン駆動部と、前記ポリゴン駆動クロック生成部に対して、前記ポリゴンミラーの回転速度制御を行うPLL制御機能と、前記像担持体の速度制御とを行う像担持体制御機能とを有し、PLLロックが外れない状態で画像形成調整倍率に応じて前記ポリゴン駆動クロックを調整する第一調整モードと、PLLロックが外れる状態で画像形成調整倍率に応じて前記ポリゴン駆動クロックを調整するか、もしくは、前記像担持体の速度制御を画像形成調整倍率に応じて調整する第二調整モードと、のいずれかの調整モードに従って画像形成の際の倍率の変更を行う制御部と、を有し、前記制御手段は、両面画像形成時の記録紙表裏での画像形成調整倍率の変更では前記第一調整モードにより制御を行い、連続画像形成時の記録紙収容トレイの変更では前記第二調整モードにより制御を行う、ことを特徴とする画像形成装置である。
(3)請求項3記載の発明は、上記(1)〜(2)において、前記PLL制御機能は、前記ポリゴンミラーの回転速度制御と面位相制御とにより、前記ポリゴンミラーを所定の回転速度であって所定の面位相を維持しつつ回転させる制御に関する機能である、ことを特徴とする。
(4)請求項4記載の発明は、上記(1)〜(3)において、前記像担持体として、各色毎のトナー像がそれぞれ形成される複数の感光体と、各色毎の前記感光体からのトナー像が重ね合わされる中間転写体と、を備え、前記制御手段は、前記第二調整モード時に前記像担持体の速度制御を行う場合には、前記中間転写体の速度を画像形成調整倍率に応じて変更する、ことを特徴とする。
(5)請求項5記載の発明は、上記(1)〜(4)において、前記制御手段は、前記第二調整モードにより制御を行う場合に、前記ポリゴンミラーの回転速度の初期値、あるいは前記中間転写体の速度の初期値を、画像形成調整倍率の各調整値の平均値、画像形成調整倍率の各調整値の中央値、連続画像形成実行に使用される記録紙の調整値のいずれかに設定する、ことを特徴とする。
(6)請求項6記載の発明は、上記(1)〜(4)において、前記制御手段は、前記第二調整モードにより制御を行う場合に、前記ポリゴンミラーの回転速度の初期値、あるいは前記中間転写体の速度の初期値を、画像形成調整倍率の各調整値に使用頻度を乗じた値に設定する、ことを特徴とする。
以上、説明したように、本発明によれば、以下のような効果が得られる。
(1)請求項1記載の画像形成装置の発明では、ポリゴンモータによって回転駆動されるポリゴンミラーを用いて光ビームを走査し、前記光ビームの走査(主走査)による像を担持する像担持体の回転駆動(副走査)とにより複数色毎に画像を形成する際に、画像形成調整倍率の変更率が所定のしきい値より小さい場合には、PLLロックが外れない状態で画像形成調整倍率に応じて前記ポリゴン駆動クロックを調整する第一調整モードに従って画像形成の際の倍率の変更を行い、画像形成調整倍率の変更率が所定のしきい値より大きい場合には、PLLロックが外れる状態で画像形成調整倍率に応じて前記ポリゴン駆動クロックを調整するか、もしくは、前記像担持体の速度制御を画像形成調整倍率に応じて調整する第二調整モードに従って画像形成の際の倍率の変更を行う。
すなわち、画像形成調整倍率の変更率がしきい値より小さい場合には、PLLロックが外れないようにポリゴン駆動クロックを調整するので、PLL回路のPLLロックやポリゴンモータの同期が外れることがないため、ポリゴンモータの静定時間が小さくて済み、また、画像形成中の画像の二次転写(中間転写体から記録紙への転写)が完了する前でも各色毎に次頁の露光を開始することができるため生産性が低下することがない。
そして、画像形成調整倍率の変更率がしきい値より大きい場合に、PLLロックが外れる状態でポリゴン駆動クロックを調整するか、もしくは、像担持体の速度を調整するので、調整範囲が広いものの調整時間が大きくなる調整は必要最低限の場合に実行される。
したがって、画像形成生産性を落とさずに、適切な状態で画像形成倍率調整を確実に実行することが可能になる。
(2)請求項2記載の画像形成装置の発明では、ポリゴンモータによって回転駆動されるポリゴンミラーを用いて光ビームを走査し、前記光ビームの走査(主走査)による像を担持する像担持体の回転駆動(副走査)とにより複数色毎に画像を形成する際に、両面画像形成時の記録紙表裏での画像形成調整倍率の変更では、PLLロックが外れない状態で画像形成調整倍率に応じて前記ポリゴン駆動クロックを調整する第一調整モードに従って画像形成の際の倍率の変更を行い、連続画像形成時の記録紙収容トレイの変更では前記第二調整モードでは、PLLロックが外れる状態で画像形成調整倍率に応じて前記ポリゴン駆動クロックを調整するか、もしくは、前記像担持体の速度制御を画像形成調整倍率に応じて調整する第二調整モードに従って画像形成の際の倍率の変更を行う。
すなわち、両面画像形成時の記録紙表裏での画像形成調整倍率の変更の場合には、PLLロックが外れないようにポリゴン駆動クロックを調整するので、PLL回路のPLLロックやポリゴンモータの同期が外れることがないため、ポリゴンモータの静定時間が小さくて済み、また、画像形成中の画像の二次転写(中間転写体から記録紙への転写)が完了する前でも各色毎に次頁の露光を開始することができるため生産性が低下することがない。
そして、連続画像形成時の記録紙収容トレイの変更での画像形成調整倍率の変更の場合に、PLLロックが外れる状態でポリゴン駆動クロックを調整するか、もしくは、像担持体の速度を調整するので、調整範囲が広いものの調整時間が大きくなる調整は必要最低限の場合に実行される。したがって、画像形成生産性を落とさずに、適切な状態で画像形成倍率調整を確実に実行することが可能になる。
(3)請求項3記載の画像形成装置の発明では、上記(1)〜(2)において、PLL制御機能は、ポリゴンミラーの回転速度制御と面位相制御とにより、ポリゴンミラーを所定の回転速度であって所定の面位相を維持しつつ回転させるため、正確かつ安定した制御が可能になる。
(4)請求項4記載の画像形成装置の発明では、上記(1)〜(3)において、前記像担持体として、各色毎のトナー像がそれぞれ形成される複数の感光体と、各色毎の前記感光体からのトナー像が重ね合わされる中間転写体とを備え、そして、画像形成調整倍率の変更率がしきい値より大きい場合、あるいは、連続画像形成時の記録紙収容トレイの変更での画像形成調整倍率の変更の場合に、第二調整モード時として中間転写体の速度を画像形成調整倍率に応じて変更するため、調整範囲が広いものの調整時間が大きくなる調整は必要最低限の場合に実行される。したがって、画像形成生産性を落とさずに、適切な状態で画像形成倍率調整を確実に実行することが可能になる。
(5)請求項5記載の画像形成装置の発明では、上記(1)〜(4)において、第二調整モードにより制御を行う場合に、ポリゴンミラーの回転速度の初期値、あるいは中間転写体の速度の初期値を、画像形成調整倍率の各調整値の平均値、画像形成調整倍率の各調整値の中央値、連続画像形成実行に使用される記録紙の調整値のいずれかに設定しているため、調整範囲が広いものの調整時間が大きくなることが多い第二調整モードの調整は、最小限の調整時間で実行される。したがって、画像形成生産性を落とさずに、適切な状態で画像形成倍率調整を確実に実行することが可能になる。
(6)請求項6記載の画像形成装置の発明では、上記(1)〜(4)において、前記制御手段は、第二調整モードにより制御を行う場合に、ポリゴンミラーの回転速度の初期値、あるいは中間転写体の速度の初期値を、画像形成調整倍率の各調整値に使用頻度を乗じた値に設定しているため、調整範囲が広いものの調整時間が大きくなることが多い第二調整モードの調整は、最小限の調整時間で実行される。したがって、画像形成生産性を落とさずに、適切な状態で画像形成倍率調整を確実に実行することが可能になる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態(実施形態)を詳細に説明する。ここで、本実施形態が適用される画像形成装置は、記録紙の両面にカラー画像を形成する機能を有するために中間転写体を有するタンデム方式の画像形成装置であって、PLL制御に基づいて各色毎のポリゴン駆動クロックを生成する機能を有し、画像形成調整倍率に応じてポリゴン駆動クロックを調整するか、もしくは、像担持体の速度制御を画像形成調整倍率に応じて調整するかによって、画像形成の際の倍率の変更を行うことが可能に構成された画像形成装置である。
まず、本実施形態の画像形成装置100が適用される複写機等の装置の機械的構成を先に説明する。
図2は、本実施形態を適用したカラー複写機等の画像形成装置100の断面図である。この図2に示すように、画像形成装置100は、記録色(ここでは、YMCK)に応じた複数組の画像形成部10Y,10M,10C,10K、転写を行う転写部20、定着を行う定着手段としての定着装置30、両面画像形成のための再給紙再給紙機構(ADU機構)を含む給紙搬送部40(40A、40B、40C)を備えて構成されている。
Y(イエロー)色の画像を形成する画像形成部10Yは、露光ユニット1Y、Y色像の像担持体としての感光体ドラム2Y、現像装置3Y、像形成体クリーニング手段4Y等を備える。ここで、露光ユニット1Yは、本実施形態を適用した後述の制御に従って、図示しないポリゴンミラーにより、光ビーム(レーザビーム)を感光体ドラム2Y上に走査する。また、感光体ドラム2Yは、露光ユニット1Yから投射されたレーザ光により、感光体ドラム2Yの表面上に静電潜像を形成する。現像装置3Yは、感光体ドラム2Y上に形成された静電潜像を、Y色のトナーにより現像する。像形成体クリーニング手段4Yは、感光体ドラム2Yの周面上に残った転写残トナーをクリーニングする。
M(マゼンダ)色の画像を形成する画像形成部10Mは、露光ユニット1M、M色像の像担持体としての感光体ドラム2M、現像装置3M、像形成体クリーニング手段4M等を備える。C(シアン)色の画像を形成する画像形成部10Cは、露光ユニット1C、C色像の像担持体としての感光体ドラム2C、現像装置3C、像形成体クリーニング手段4C等を備える。K(ブラック)色の画像を形成する画像形成部10Kは、露光ユニット1K、色像の像担持体としての感光体ドラム2K、現像装置3K、像形成体クリーニング手段4K等を備える。そして、これら画像形成部10M、10C、10Kも、画像形成部10Yと同様の工程により、各色毎の画像形成を行う。
転写部20は、像担持体の一部である中間転写体としての中間転写ベルト20Bを回動させ、画像形成部10で形成された各画像を、一次転写ローラ20Y、20M、20C、20Kにより、回動する中間転写ベルト20B上に逐次転写(一次転写)し、各色を合成させたカラー画像(カラートナー画像)を形成する。記録紙Pが二次転写ローラ20Sに搬送されると、転写部20は、二次転写ローラ20Sにより、中間転写ベルト20B上に形成されたカラートナー画像を、記録紙P上の一方の面(表面)に一括して転写(二次転写)する。
定着装置30は、カラートナー画像が表面に転写された記録紙Pに対し、熱ローラと加圧ローラとで挟持搬送することによる熱定着処理を実行することで、カラートナー画像を記録紙Pに安定した状態で定着させる。
給紙搬送部40は、循環通紙路40A、反転搬送路40B、再給紙搬送部40Cにより構成され、裏面画像形成時、定着装置30から排出された記録紙Pを、循環通紙路40Aを通過させ、反転搬送路40Bに記録紙Pが到達すると、反転搬送路40Bの回転ローラの回転方向を逆にし、記録紙Pを再給紙搬送部40Cに搬送する。記録紙Pが再給紙搬送部40Cを通過する時点で、定着処理済みの面(表面)は上側になる。再給紙搬送部40Cを通過した記録紙Pは、給紙ローラ50により表裏が反転されて、再度、二次転写ローラ20Sに搬送され、記録紙Pの他方の面(裏面)にカラー画像が一括転写されることになる。
〈第1の実施形態〉
以下、本実施形態の画像形成装置100の第1の実施形態の電気的な構成を、図1に基づいて詳細に説明する。
なお、この実施形態では、PLL制御に基づいて各色毎のポリゴン駆動クロックを生成して記録紙の両面にカラー画像を形成する際に、一方の面の画像形成から他方の面の画像形成への移行に際しての画像形成倍率調整に伴って、各色のポリゴンミラーの回転速度の変更を実行するための動作を行うのに必要な、露光ユニットにおける構成要件を中心に説明する。したがって、画像形成装置として一般的であり、周知となっている構成要件については省略している。
なお、図1においては、説明を簡略にするため、1つの露光ユニット1の制御系を例にして説明するが、ここでの説明は、各色の露光ユニット1Y、1M、1C、1Kの制御系に適用される。
本実施形態の画像形成装置100の露光ユニット1では、図1に示すように、制御部101、水晶発振部102、画素クロック生成回路103、水晶発振部104、ポリゴン駆動クロック生成部105、水平同期部106、PWM(Pulse Width Modulation)生成部107、LD駆動部108、により構成され、露光ユニット1は、インデックスセンサ115、LD(Laser Diode)駆動部108、LD(Laser Diode)109、モータ駆動部111、ポリゴンモータ112、ポリゴンミラー113、を備え構成されている。
また、所定の速度で像担持体を駆動する像担持体駆動部121、各色の感光体や中間転写体(中間転写ベルト)などの像担持体122を備えて構成されている。
ここで、制御部101は、図示されないデータメモリに格納された画像形成装置用の制御プログラムに従って、画像形成に関する各種の制御動作を行う。具体的には、制御部101は、両面画像形成の際の定着処理によって生じる記録紙Pの収縮の度合い(収縮率)に基づいて、裏面作像時の紙送り方向の倍率調整のための各種制御を行う。
このために、制御部101の制御により、所定のキャリブレーションモード時などに、各トレイに収容される各種の記録紙の表裏について、両面画像形成の際の定着処理によって生じる収縮の度合いを収縮率として予め測定し、図示されないレジスタやメモリなどに格納しておく。また、同様に、制御部101の制御により、所定のキャリブレーションモード時などに、各トレイに収容される各種の記録紙について、定着処理によって生じる各記録紙の収縮の度合いをトレイ(記録紙)毎の収縮率として予め測定し、図示されないレジスタやメモリなどに格納しておく。
より具体的には、制御部101は、両面画像形成の際の定着処理によって生じる記録紙Pの収縮の度合い(収縮率)に基づいて、裏面作像時の紙送り方向の倍率調整のために、裏面作像時のポリゴン駆動クロックの周波数(以下、ポリゴン駆動クロック周波数と称す)の値の設定変更を行う。このとき、制御部101は、各色のポリゴン駆動クロック周波数を個別に変更するが、各色のポリゴン駆動クロック周波数の変更率は同一である。そして、制御部101は、ポリゴン駆動クロック生成部に対し、変更されたポリゴン駆動クロック周波数を有するポリゴン駆動クロック信号の生成を指示する制御信号を出力する。
ポリゴン駆動クロック周波数の変更により、ポリゴン駆動クロック周波数の値が大きくなると、ポリゴンミラー113の回転速度が大きくなり、ポリゴンミラー113によりレーザ光を感光体ドラム上で主走査する際の速度(主走査速度)が大きくなる。即ち、プロセス速度一定のとき、主走査速度が大きくなれば、形成画像は縮まり、主走査速度が小さくなれば、形成画像は伸びることになる。
上記ポリゴン駆動クロック周波数変更によって主走査速度を変更する場合、主走査方向の倍率も変化するため、制御部101は、更に、主走査方向の倍率調整のために、裏面作像時の画素クロック信号の周波数(以下、画素クロック周波数と称す)の値の設定変更を行う。定着による転写材(記録紙)の収縮は、主走査方向にも発生するため、制御部101は、転写材の主走査方向の収縮による主走査方向の倍率調整を含めて、画素クロック周波数の設定変更を行っている。このとき、制御部101は、各色の画素クロック周波数を個別に変更するが、各色の画素クロック周波数の変更率は同一である。制御部101は、画素クロック生成回路103に対し、変更された画素クロック周波数を有する画素クロック信号の生成を指示する制御信号を出力する。
例えば、図3に示すように、定着前の記録紙Pが、縦(紙送り方向)の長さがLmm、横(主走査方向)の長さがWmm(図3(a))であり、記録紙Pの表面の定着によって、縦がL'mm、横がW'mmに収縮(図3(b))したとする。このとき、表面作像時のポリゴン駆動クロック周波数をF0、裏面作像時のポリゴン駆動クロック周波数をFとすると、F=(L/L')F0となる。また、表面作像時の画素クロック周波数をf0、裏面作像時の画素クロック周波数をfとすると、f=(L/L')・(W/W')f0となる。
制御部101は、各色のポリゴン駆動クロック周波数の値を個別に設定変更するが、各色のポリゴン駆動クロック周波数の変更率(L/L')は同一である。同様に、制御部101は、各色の画素クロック周波数の値を個別に設定変更するが、各色の画素クロック周波数の変更率(L/L')・(W/W')は同一である。
また、制御部101は、ポリゴン駆動クロック周波数の変更に応じて、プロセス間ギャップの調整値に相当する色ずれ調整値を変更することで、各色の画像形成のタイミング関係を変更する。これは、プロセス速度を変えずに、紙送り方向(副走査方向)の倍率調整を行うことで、プロセス間ギャップに相当するライン数が変化するためである。プロセス間ギャップは、色ずれ調整値という形で、図示しないメモリに保持されている。
この色ずれ調整値は、表面の画像形成に合わせて設定されたもので、副走査方向の倍率調整を行って裏面の画像形成を行う場合、副走査方向の収縮率(変更率)に応じて、この色ずれ調整値を変更しなければ、色ずれが発生してしまう。従って、表面作像時と裏面作像時で異なった色ずれ調整値が使用できるようにする。
また、制御部101によって制御された像担持体駆動部121によって、感光体2Y〜2Kと中間転写ベルト20Bとの像担持体122が所定の速度で回転するように駆動される。ここで像担持体122の回転速度の変更により、像担持体122の回転速度が大きくなると、副主走査速度が大きくなって、形成される画像は伸びる。一方、像担持体122の回転速度が小さくなると、副主走査速度が小さくなって、形成される画像は縮む。このようにして、制御部101は、像担持体122の回転速度の変更によっても倍率調整を行うことが可能である。
そして、この実施形態において、制御部101は、PLLロックが外れない状態で画像形成調整倍率に応じてポリゴン駆動クロックを調整する第一調整モードと、PLLロックが外れる状態で画像形成調整倍率に応じてポリゴン駆動クロックを調整するか、もしくは、像担持体の速度制御を画像形成調整倍率に応じて調整する第二調整モードと、のいずれかの調整モードに従って画像形成の際の倍率の変更を行う。
さらに、この実施形態においては、制御部101は、画像形成調整倍率の変更率が所定のしきい値より小さい場合には第一調整モードにより制御を行い、画像形成調整倍率の変更率が所定のしきい値より大きい場合には第二調整モードにより制御を行う。
また、この実施形態の別の例においては、制御部101は、両面画像形成時の記録紙表裏での画像形成調整倍率の変更では第一調整モードにより制御を行い、連続画像形成時の記録紙収容トレイの変更では第二調整モードにより制御を行う。
また、図1において、水晶発振部102は、画素クロック信号を生成するための基準となる所定の周波数の基準クロック信号を生成しており、画素クロック生成回路103に対して出力する。
そして、画素クロック生成回路103は、制御部101から出力された制御信号に従って、水晶発振部102から出力された基準クロック信号から、露光ユニット1内のレーザ光を駆動させるための画素クロック信号を生成する。
また、水晶発振部104は、ポリゴン駆動クロック信号を生成するための基準となる所定の周波数の基準クロック信号を生成して、ポリゴン駆動クロック生成部105に対して出力する。
そして、ポリゴン駆動クロック生成部105は、制御部101から入力される制御信号に従って、水晶発振部104から出力された基準クロック信号から、感光体ドラムにレーザ光を走査照射するポリゴンミラー113を駆動するためのポリゴン駆動クロック信号を生成する。なお、ポリゴン駆動クロック生成部105の詳細については、後述する。
水平同期部106は、画素クロック生成回路103で生成された画素クロック信号を、インデックスセンサ115で検出されたインデックス信号(後述)に同期させ、PWM信号生成回路107に出力する。
PWM信号生成回路107は、水平同期部106から出力された画素クロック信号に基づいて、画像メモリ10からの画像データに応じたPWM信号を生成し、LD駆動部108に対して出力する。
露光ユニット1内のインデックスセンサ115は、図示されないインデックスミラーによって、ポリゴンミラー113により照射されるレーザ光の主走査基準信号(インデックス信号)を検出し、水平同期部106に出力する。
LD駆動部108は、PWM信号生成回路107から出力されたPWM信号に基づいて、光源としてのLD109を発光駆動するための駆動信号を生成してLD109に供給する。そして、LD109は、LD駆動部108から出力された駆動信号に従って、レーザ光を発生する。
一方、ポリゴンモータ112は、ステップモータなどの同期モータであり、ポリゴン駆動クロック生成部105から出力されたポリゴン駆動クロック信号に応じてポリゴンミラー113を回転駆動させる。
次に、図1のポリゴン駆動クロック生成部105について説明する。図1に示すように、ポリゴン駆動クロック生成部105は、制御部101からの指示により後述するPLL部が出力する信号の周波数(ポリゴンミラー113の回転数)の制御(回転速度制御)を行う速度制御部105aと、制御部101からの指示により後述するPLL部が出力する信号の位相(ポリゴンミラー113の回転位相)の制御(面位相制御)を行う面位相制御部105bと、以上の速度制御部105aと面位相制御部105bとの指示を受けてPLL(Phase Locked Loop)制御により所定の周波数で所定の位相の信号(ポリゴン駆動クロック信号)を生成するPLL部105c、とを備えて構成されている。
なお、このPLL部105cは、VCOと、分周器と、位相比較器と、ループフィルタとから構成されており、水晶発振部104からの基準クロック信号が図示されない分周器で分周された信号と、VCOの発振信号が図示されない分周器で分周された信号との周波数や位相を比較し、この際に、制御部101の制御によって分周器の分周比が設定されることで、所望の周波数であって所望の位相のポリゴン駆動クロック信号を生成する。
なお、制御部101の制御によって速度制御部105aから分周器の分周比が設定されることで、所望の周波数のポリゴン駆動クロック信号が生成される。
また、制御部101の制御によって面位相制御部105bから分周器の分周比が設定されることで、所望の面位相のポリゴン駆動クロック信号が生成される。なお、この際に面位相制御部105bは、インデックスセンサ115からのインデックス信号を参照して、所望の位相を得るように制御する。
このため、制御部101は、両面画像形成の裏面作像に際して、裏面作像時の紙送り方向の倍率調整のために、各色のポリゴン駆動クロック周波数を変更するために、各分周回路での分周比の設定変更を行う。また、制御部101は、両面画像形成の裏面作像に際して、裏面作像時のレジストズレ調整のために、各色のポリゴン駆動クロック信号の位相を揃えるべく変更するために、各分周回路での分周比の設定変更を行う。
次に、図4のフローチャートを参照して、本実施の形態の動作を説明する。ここでは、図1に示したポリゴン駆動クロック生成部105が適用される場合の両面画像形成時の動作を説明する。
また、以下の動作説明では、表面定着によって、図3に示したように記録紙Pが収縮する場合について説明する。
画像形成装置100上でのキー操作やタッチパネル操作により、自動原稿送り装置201の原稿台上に載置された原稿gの両面プリントが指定されると、原稿gは、搬送手段により搬送され、原稿画像走査露光装置202の光学系により、原稿gの両面の画像が走査露光され、ラインイメージセンサCCDに読み込まれる。
この読み込まれた画像は、CCDにより光電変換される。CCDにより光電変換されたアナログ信号は、画像処理部(図示せず)により、Y、M、C、Kの各色成分に分解され、色毎の画像データとして画像メモリ10に蓄えられる。
まず、PWM信号生成回路107(107Y〜107K)では、水平同期部106(106Y〜106K)から出力された画素クロック信号に基づいて、画像メモリ10に蓄えられた各色の画像データに応じて、LD109(109Y〜109K)を駆動するための各色のPWM信号が生成される。
露光ユニット1内のLD駆動部108(108Y〜108K)では、PWM信号生成回路107(107Y〜107K)で生成された各色のPWM信号に基づいて、各色のLD109(109Y〜109K)にてそれぞれレーザ光を発光させるための駆動信号が生成される。
ポリゴンモータ112(112Y〜112K)では、ポリゴン駆動クロック生成部105(105Y〜105K)で生成された各色のポリゴン駆動クロック信号に基づいてポリゴンミラー113(113Y〜113K)が回転駆動され、上記駆動信号により発光駆動されたレーザ光が感光体ドラム2(2Y〜2K)に向けて走査される。
これにより、感光体ドラム2Y上には、ポリゴンミラー113Yによるレーザ光の走査によりY色用の静電潜像が形成される。そして、感光体ドラム2Y上の静電潜像は、現像装置3Yから供給されるY色のトナーにより現像される。
露光ユニット1M、1C、1Kにおいても同様の処理が行われ、感光体ドラム2M、2C、2K上には、それぞれ、M色、C色、K色用の静電潜像が形成される。これら感光体ドラム2M、2C、2K上の静電潜像は、それぞれ、現像装置3M、3C、3Kから供給されるM色、C色、K色のトナーにより現像される。
画像形成部10Yで形成されたY色のトナー画像は、回動する中間転写ベルト20Bに転写(一次転写)される。感光体ドラム2Yの周面上に残った転写残トナーは、像形成体クリーニング手段4Yによりクリーニングされ、次の画像形成サイクル(裏面の画像形成サイクル)が開始される。
次いで、回動する中間転写ベルト20B上に、画像形成部10Mで形成されたM色のトナー画像が、転写済みのY色のトナー像に重ねて転写される。M色の転写が終了すると、感光体ドラム2Mの周面上に残った転写残トナーは、像形成体クリーニング手段4Mによりクリーニングされ、次の画像形成サイクル(裏面の画像形成サイクル)が開始される。
次いで、回動する中間転写ベルト20B上に、画像形成部10Cで形成されたC色のトナー画像が、転写済みのY色、及びM色のトナー像に重ねて転写される。C色の転写が終了すると、感光体ドラム2Cの周面上に残った転写残トナーは、像形成体クリーニング手段4Cによりクリーニングされ、次の画像形成サイクル(裏面の画像形成サイクル)が開始される。
次いで、回動する中間転写ベルト20B上に、画像形成部10Kで形成されたK色のトナー画像が、転写済みのY色、M色、C色のトナー像に重ねて転写される。K色の一次転写が終了すると、感光体ドラム2Kの周面上に残った転写残トナーは、像形成体クリーニング手段4Kによりクリーニングされ、次の画像形成サイクル(裏面の画像形成サイクル)が開始される。
制御部101により、画像形成部10Yによる表面(第一面)作像が終了したと判断されると、上述した記録紙の表裏に応じた収縮率に基づいて、変更する画像形成調整倍率を決定する(図4S1)。なお、記録紙が収容されたトレイを変更する場合にも、同様に画像形成調整倍率を決定する。そして、制御部101は、さらに、それまでの記録紙表面での画像形成調整倍率と、これからの記録紙裏面での画像形成調整倍率との差から、画像形成調整倍率の変更量を算出する(図4S2)。
そして、制御部101は、画像形成調整倍率の変更率を所定のしきい値と比較して、その大小を判定する(図4S3)。ここで、画像形成調整倍率の変更率の比較対象となる所定のしきい値とは、ポリゴン駆動クロック生成部105のPLL部105cにて、PLLロックを外さない状態にて周波数の変更が可能な範囲の最大値を定めておく。そして、制御部101のレジスタや記憶部などに格納しておく。
ここで、図5に示すように、画像形成調整倍率の変更量が所定のしきい値より小さければ、PLLロックを外さずに画像形成調整倍率の変更が可能であることを意味している。一方、画像形成調整倍率の変更量が所定のしきい値より大きければ、PLLロックを外さなければ画像形成調整倍率の変更ができないことを意味している。
ここに示す具体例の特性図の場合には、変更量が±1%まではPLLロックを外さない状態で画像形成調整倍率の変更が可能であった。この具体例の場合には、PLLロックを外さない状態での±1%までの変更では、静定時間は0.3秒以内となっており、短時間に安定した状態に復帰する。
一方、変更量が±1%を超えるとPLLロックが外れることになり、一旦外れてからPLLロック状態になるまでの時間が加わるため、1.5秒程度の時間が必要となる。また、PLLロックが外れることにより、静定時間も図示された特性と異なる状態になり、安定しなくなる場合もある。その代わり、図示されない範囲も加えた広い範囲での変更が可能になっている。
そこで、画像形成調整倍率の変更量が上述した所定のしきい値より大きくなければ(図4S3でN)、PLLロックが外れない状態を保ちつつ画像形成調整倍率に応じてポリゴン駆動クロックを調整する第一調整モードに決定する(図4S4)。
一方、画像形成調整倍率の変更量が上述した所定のしきい値より大きければ(図4S3でY)、PLLロックが外れる状態で画像形成調整倍率に応じてポリゴン駆動クロックを調整するか、もしくは、像担持体122の速度制御を画像形成調整倍率に応じて調整する第二調整モードに決定する(図4S5)。
第一調整モードとして決定された場合(図4S4)、図6(a1)〜(a5)に示すようなタイミングで、画像形成調整倍率の変更を伴う各色の作像(図6(a1)〜(a4))と二次転写(図6(a5))とを行う。
すなわち、表面作像時のY色用ポリゴン駆動クロック周波数にL/L'を乗じた値が、裏面(第二面)作像時のY色用ポリゴン駆動クロック周波数として設定され、ポリゴン駆動クロック生成部105に周波数制御信号(速度制御信号)が出力される。
ここで、ポリゴン駆動クロック生成部105では、制御部101から出力された周波数制御信号(速度制御信号)に従って、裏面作像用のYポリゴン駆動クロック信号が生成され、露光ユニット1Y内のポリゴンモータ112に出力される。
また、Y色用のポリゴン駆動クロック周波数の設定変更に加えて、表面作像時のY色用画素クロック周波数に(L/L')・(W/W')を乗じた値が裏面作像時のY色用画素クロック周波数として設定され、画素クロック生成回路103に周波数制御信号が出力される。
PWM信号生成回路107では、周波数が変更された画素クロック信号に基づいて、画像メモリに蓄えられた裏面用のY色画像データに応じたPWM信号が生成される。露光ユニット1Y内のLD駆動部108では、PWM信号生成回路107で生成されたPWM信号に基づいてレーザ光が発光される。ポリゴンモータ112では、裏面作像用のYポリゴン駆動クロック信号に基づいてポリゴンミラー113が回転され、上記レーザ光が感光体ドラム2Yに向けて走査される。
画像形成部10M、10C、10Kによる表面作像が終了した際も、裏面作像のために、ポリゴン駆動クロック周波数、及び画素クロック周波数の設定変更が行われ、画像形成部10Yと同様に裏面作像が開始される。
このように、両面画像形成に示したポリゴン駆動クロック生成部105が適用された場合の表裏倍率調整は、図6(a1)〜(a4)のタイミングチャートに示すように、各色のポリゴン駆動クロック信号の周波数制御(速度制御)と面位相制御は、それぞれ、各色の作像後に行われる。
そして、制御部101は、各色毎に第一面の作像後の周波数制御と面位相制御とが完了したタイミングで、第二面の作像を開始させるように各色の露光ユニットに対して指示を与える。この場合、ポリゴン駆動クロック生成部105は、PLL部105cでPLLロック状態で周波数制御と面位相制御とを実行しているため、図6(a5)に示すように、画像形成調整倍率の変更には約1頁分の作像時間と同等な時間が必要となる。
第二調整モードとして決定された場合(図4S5)であって、像担持体122の速度制御を画像形成調整倍率に応じて調整する場合には、図6(b1)〜(b5)に示すようなタイミングで、画像形成調整倍率の変更を伴う各色の作像(図6(b1)〜(b4))と二次転写(図6(b5))とを行う。
すなわち、各色の作像後には、制御部101の指示により、表裏のズレ(レジストズレ)のために、ポリゴン駆動クロック生成部105では面位相制御が実行される。なお、この面位相制御は、各色毎に作像直後に別々に実行するのではなく、K色のタイミングで同時に実行してもよい。
そして、K色までの全ての色の画像が中間転写体で合成されて、記録紙に対して二次転写された後のタイミングで、制御部101から像担持体122の速度切り替え信号が像担持体駆動部121に出力され、像担持体122の速度制御が画像形成調整倍率に応じて調整される。さらに、このようにして、像担持体122の速度制御がなされた後に、Y色の裏面の作像が開始される。
この場合、ポリゴン駆動クロック生成部105は面位相制御を実行するだけであるが、全ての色のトナー像が中間転写体上で合成されて記録紙に二次転写された後に像担持体122の速度制御が実行されるため、図6(b5)に示すように、画像形成調整倍率の変更には約2頁分の作像時間と同等な時間が必要となるものの、広い調整範囲で画像形成調整倍率の変更が可能になる。
第二調整モードとして決定された場合(図4S5)であって、PLLロックが外れる状態で画像形成調整倍率に応じてポリゴン駆動クロックを調整する場合には、図6(c1)〜(c5)に示すようなタイミングで、画像形成調整倍率の変更を伴う各色の作像(図6(c1)〜(c4))と二次転写(図6(c5))とを行う。
すなわち、表面作像時のY色用ポリゴン駆動クロック周波数にL/L'を乗じた値が、裏面(第二面)作像時のY色用ポリゴン駆動クロック周波数として設定され、ポリゴン駆動クロック生成部105に周波数制御信号(速度制御信号)が出力される。
ここで、ポリゴン駆動クロック生成部105では、制御部101から出力された周波数制御信号(速度制御信号)に従って、裏面作像用のYポリゴン駆動クロック信号が生成され、露光ユニット1Y内のポリゴンモータ112に出力される。
また、Y色用のポリゴン駆動クロック周波数の設定変更に加えて、表面作像時のY色用画素クロック周波数に(L/L')・(W/W')を乗じた値が裏面作像時のY色用画素クロック周波数として設定され、画素クロック生成回路103に周波数制御信号が出力される。
PWM信号生成回路107では、周波数が変更された画素クロック信号に基づいて、画像メモリに蓄えられた裏面用のY色画像データに応じたPWM信号が生成される。露光ユニット1Y内のLD駆動部108では、PWM信号生成回路107で生成されたPWM信号に基づいてレーザ光が発光される。ポリゴンモータ112では、裏面作像用のYポリゴン駆動クロック信号に基づいてポリゴンミラー113が回転され、上記レーザ光が感光体ドラム2Yに向けて走査される。
画像形成部10M、10C、10Kによる表面作像が終了した際も、裏面作像のために、ポリゴン駆動クロック周波数、及び画素クロック周波数の設定変更が行われ、画像形成部10Yと同様に裏面作像が開始される。
このように、両面画像形成に示したポリゴン駆動クロック生成部105が適用された場合の表裏倍率調整は、図6(c1)〜(c4)のタイミングチャートに示すように、各色のポリゴン駆動クロック信号の周波数制御(速度制御)と面位相制御は、それぞれ、各色の作像後に行われる。
そして、制御部101は、各色毎に第一面の作像後の周波数制御と面位相制御とが完了したタイミングで、第二面の作像を開始させるように各色の露光ユニットに対して指示を与える。
この場合、ポリゴン駆動クロック生成部105は、PLL部105cでPLLロックが外れた状態で周波数制御と面位相制御とを実行しているため、図6(c1)〜(c4)に示すように周波数制御に時間がかかるようになり、図6(c5)に示すように画像形成調整倍率の変更には約2頁分の作像時間と同等な時間が必要となるものの、広い調整範囲で画像形成調整倍率の変更が可能になる。
以上説明してきたように、この実施形態によれば、画像形成調整倍率の調整範囲がしきい値より小さい場合には、PLLロックが外れないようにポリゴン駆動クロックを調整するので、PLL回路のPLLロックやポリゴンモータの同期が外れることがないため、ポリゴンモータの静定時間が小さくて済み、また、画像形成中の画像の二次転写(中間転写体から記録紙への転写)が完了する前でも各色毎に次頁の露光を開始することができるため生産性が低下することがない。そして、画像形成調整倍率の調整範囲がしきい値より大きい場合に、PLLロックが外れる状態でポリゴン駆動クロックを調整するか、もしくは、像担持体の速度を調整するので、調整範囲が広いものの調整時間が大きくなる調整は必要最低限の場合に実行される。したがって、全体としては画像形成生産性を落とさずに、広い調整範囲で適切な状態で画像形成倍率調整を確実に実行することが可能になる。
〈第2の実施形態〉
なお、以上の実施形態の動作は、同じ記録紙の表面から裏面への画像形成の切り替えの際の画像形成調整倍率の変更についてであったが、異なる種類の記録紙が収容されたトレイへの切り替えの場合の画像形成調整倍率の変更にも適用することができる。
そして、このように異なる種類の記録紙が収容されたトレイへの切り替えの場合、同じ記録紙の表裏の画像形成調整倍率の変更も含め、図4のフローチャートに示したように、画像形成調整倍率の変更量をしきい値と単純に比較して、第一調整モードと第二調整モードのいずれの調整を実行するかを切り替えてもよいが、以下のようにすることが可能である。
すなわち、図7に示すように、同じ記録紙の表裏では画像形成調整倍率の変更量が一般的に小さいのに対し、異なるトレイへの切り替えでは画像形成調整倍率の変更量が大きくなることがある点に鑑みて、両面画像形成時の表裏倍率調整では第一調整モードを選択し、連続画像形成の際のトレイの変更時には第二調整モードを選択するという制御手法が考えられる。
このようにトレイの変更時に第二調整モードを選択した場合、トレイの変更に伴う各部の制御時間や通紙経路変更に伴う1枚目の通紙時間などによって第二調整モードの調整時間が吸収されてしまうため、結果として画像形成生産性が低下することがなくなる。
〈第3の実施形態〉
なお、以上の実施形態の動作は、同じ記録紙の表面から裏面への画像形成の切り替えの際の画像形成調整倍率の変更と、異なる種類の記録紙が収容されたトレイへの切り替えの場合の画像形成調整倍率の変更との場合であったが、これらを組み合わせて更に良好な結果を得るように適用することができる。
図7(a)に示す画像形成調整倍率の変更の場合、トレイ#1裏、トレイ#2表・トレイ#2裏、トレイ#3表・トレイ#3裏、オプショントレイ#2表・オプショントレイ#2裏、が±1%の範囲内であって、上述した第一調整モードを実行できるものの、トレイ#1表が+1%を超えているため第二調整モードとなってしまう。
そこで、制御部101はそれぞれのトレイでの変更量を求め、上述した所定のしきい値(±1%)の範囲内に入るように、ポリゴンミラー113の回転速度の初期値、あるいは像担持体122(中間転写ベルト20B)の速度の初期値を、各調整値の平均値あるいは中央値に変位させておく。これにより、各トレイへの切り替えをも含めた画像形成調整倍率の変更が、第一調整モードのみで実行できるようになる。この結果、画像形成生産性を更に高めることが可能になる。
なお、図7(b)のように、全体としての画像形成調整倍率の変更量が±1%を超える場合には、ポリゴンミラーの回転速度の初期値、あるいは中間転写体の速度の初期値を、画像形成調整倍率の各調整値に使用頻度を乗じた値に設定することが望ましい。
たとえば、図7(b)の場合に、トレイ#1の使用頻度が低ければ、トレイ#1以外の各トレイが第一調整モードで調整可能なように、ポリゴンミラーの回転速度の初期値、あるいは中間転写体の速度の初期値を変位させておく。これにより、使用頻度の高い大部分の各トレイへの切り替えをも含めた画像形成調整倍率の変更が、第一調整モードのみで実行できるようになる。そして、使用頻度の低いトレイへの切り替えが第二調整モードの調整となる。この結果、広い調整範囲を保ちつつ、画像形成生産性を更に高めることが可能になる。
また、連続画像形成実行に使用される頻度が高い記録紙、あるいは、連続画像形成枚数の多い記録紙、または、電源オン直後に使用される頻度が高い記録紙などが収容されたトレイの調整値を初期値と定めるようにしてもよい。このような設定にしても、第一調整モードで調整される確率が高くなり、広い調整範囲を保ちつつ、画像形成生産性を更に高めることが可能になる。
〈その他の実施形態〉
なお、以上の各実施形態の説明では、カラーの両面画像形成可能な画像形成装置を具体例にしてきたが、モノクロの両面画像形成装置、あるいは、複数のトレイを装着可能なカラーの片面画像形成装置のいずれにも適用することができる。
本発明の一実施形態の画像形成装置の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態の画像形成装置の機械的構成を示す断面構成図である。 本発明の一実施形態における記録紙の収縮の様子を示す説明図である。 本発明の一実施形態の画像形成装置の動作状態を説明するフローチャートである。 本発明の一実施形態の画像形成装置の動作状態を説明する特性図である。 本発明の一実施形態の画像形成装置の動作状態を説明するタイムチャートである。 本発明の一実施形態の画像形成装置の動作状態を説明する特性図である。
符号の説明
100 画像形成装置
101 制御部
102 水晶発振部
103 画素クロック生成回路
104 水晶発振部
105 ポリゴン駆動クロック生成部
105a 速度制御部
105b 面位相制御部
105c PLL部
106 水平同期部
107 PWM生成部
108 LD駆動部
109 LD
115 インデックスセンサ
111 モータ駆動部
112 ポリゴンモータ
113 ポリゴンミラー
115 インデックスセンサ
121 像担持体駆動部
122 像担持体

Claims (6)

  1. ポリゴンモータによって回転駆動されるポリゴンミラーを用いて光ビームを走査し、前記光ビームの走査(主走査)による像を担持する像担持体の回転駆動(副走査)とにより画像を形成する機能を、複数色毎に備えた画像形成装置であって、
    PLL制御に基づいてポリゴン駆動クロックを生成するポリゴン駆動クロック生成部と、
    前記ポリゴン駆動クロックに基づいて前記ポリゴンミラーを回転駆動するポリゴン駆動部と、
    前記ポリゴン駆動クロック生成部に対して、前記ポリゴンミラーの回転速度制御を行うPLL制御機能と、前記像担持体の速度制御とを行う像担持体制御機能とを有し、PLLロックが外れない状態で画像形成調整倍率に応じて前記ポリゴン駆動クロックを調整する第一調整モードと、PLLロックが外れる状態で画像形成調整倍率に応じて前記ポリゴン駆動クロックを調整するか、もしくは、前記像担持体の速度制御を画像形成調整倍率に応じて調整する第二調整モードと、のいずれかの調整モードに従って画像形成の際の倍率の変更を行う制御部と、を有し、
    前記制御部は、画像形成調整倍率の変更率が所定のしきい値より小さい場合には前記第一調整モードにより制御を行い、画像形成調整倍率の変更率が所定のしきい値より大きい場合には前記第二調整モードにより制御を行う、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. ポリゴンモータによって回転駆動されるポリゴンミラーを用いて光ビームを走査し、前記光ビームの走査(主走査)による像を担持する像担持体の回転駆動(副走査)とにより画像を形成する機能を、複数色毎に備えた画像形成装置であって、
    PLL制御に基づいてポリゴン駆動クロックを生成するポリゴン駆動クロック生成部と、
    前記ポリゴン駆動クロックに基づいて前記ポリゴンミラーを回転駆動するポリゴン駆動部と、
    前記ポリゴン駆動クロック生成部に対して、前記ポリゴンミラーの回転速度制御を行うPLL制御機能と、前記像担持体の速度制御とを行う像担持体制御機能とを有し、PLLロックが外れない状態で画像形成調整倍率に応じて前記ポリゴン駆動クロックを調整する第一調整モードと、PLLロックが外れる状態で画像形成調整倍率に応じて前記ポリゴン駆動クロックを調整するか、もしくは、前記像担持体の速度制御を画像形成調整倍率に応じて調整する第二調整モードと、のいずれかの調整モードに従って画像形成の際の倍率の変更を行う制御部と、を有し、
    前記制御手段は、両面画像形成時の記録紙表裏での画像形成調整倍率の変更では前記第一調整モードにより制御を行い、連続画像形成時の記録紙収容トレイの変更では前記第二調整モードにより制御を行う、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記PLL制御機能は、前記ポリゴンミラーの回転速度制御と面位相制御とにより、前記ポリゴンミラーを所定の回転速度であって所定の面位相を維持しつつ回転させる制御に関する機能である、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記像担持体として、各色毎のトナー像がそれぞれ形成される複数の感光体と、各色毎の前記感光体からのトナー像が重ね合わされる中間転写体と、を備え、
    前記制御手段は、前記第二調整モード時に前記像担持体の速度制御を行う場合には、前記中間転写体の速度を画像形成調整倍率に応じて変更する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記第二調整モードにより制御を行う場合に、前記ポリゴンミラーの回転速度の初期値、あるいは前記中間転写体の速度の初期値を、画像形成調整倍率の各調整値の平均値、画像形成調整倍率の各調整値の中央値、連続画像形成実行に使用される記録紙の調整値のいずれかに設定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記制御手段は、前記第二調整モードにより制御を行う場合に、前記ポリゴンミラーの回転速度の初期値、あるいは前記中間転写体の速度の初期値を、画像形成調整倍率の各調整値に使用頻度を乗じた値に設定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
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