JP4404035B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
なお、ポリゴンミラーの回転速度を変更する場合に、カラー画像形成装置では、ポリゴンミラーの回転速度の変更を実行するだけでなく、その後に、カラーレジスト調整のためにポリゴンミラーの面位相の制御を実行する。
(1)請求項1記載の発明は、光ビームを走査するためのポリゴンミラーと、PLL制御に基づいてポリゴン駆動クロックを生成するポリゴン駆動クロック生成部と、前記ポリゴン駆動クロックに基づいて前記ポリゴンミラーを回転駆動するポリゴン駆動部と、前記ポリゴン駆動クロック生成部に対して、前記ポリゴンミラーの回転速度制御と面位相制御との指示を与え、前記ポリゴンミラーを所定の回転速度であって所定の面位相を維持しつつ回転させる制御を行う制御部と、を備え、前記制御部は、前記ポリゴンミラーの回転速度を変更する場合に、回転速度制御の後に面位相制御を行うと共に、ポリゴンミラーの回転調整後に安定するまでの時間として規定値t0が定められている場合に、前記回転速度制御が終了したタイミングの後の面位相制御開始までの待ち時間t1と、面位相制御が終了したタイミングの後のポリゴンミラーの回転が安定するための待ち時間t2を、PLLロックが外れない範囲で、t1<t2=t0の関係として制御する、ことを特徴とする。
(3)請求項3記載の発明は、上記(1)または(2)において、前記ポリゴンミラーの回転速度の変更は、画像形成倍率調整に伴って実行するものであることを特徴とする。
(9)請求項8記載の発明は、上記(7)において、前記画像倍率調整は、一方の面を記録後の記録用紙の収縮率に基づいて行う、ことを特徴とする。
(13)請求項12記載の発明は、上記(11)または(12)において、前記ポリゴンミラーの回転速度の変更は、前記一方の面と他方の面との間の画像形成倍率調整のために実行するものであることを特徴とする。
(1)請求項1記載の画像形成装置の発明によれば、ポリゴンミラーの回転速度の変更を行う際に、従来であればt1=t2=t0となっていた待ち時間を、t1<t2=t0としているため、ポリゴンミラーの制御時間を短縮させるとともに、安定回転のために適した待ち時間を定めてポリゴンミラーの回転速度制御と位相制御とを実行することが可能になる。
(6)請求項5記載の画像形成装置の発明によれば、t1<t2の範囲で、より適正なt1を決定することが可能となる。
(8)請求項7記載の画像形成装置の発明によれば、両面画像形成における表裏面の画質を向上させるとともに、短縮時間の短縮が可能となる。
(10)請求項9記載の画像形成装置の発明によれば、両面でカラー画像形成する際に、表裏の画像サイズ合わせだけでなく、裏面での色ずれを抑止することが可能になる。
(14)また、上記(11)の画像形成装置の発明によれば、ポリゴンミラーの回転調整後に安定するまでの時間として定められている規定値t0を参照し、t1<t2=t0の関係となるt1およびt2にて制御するようにt1,t2を設定することで、従来であればt1=t2=t0となっていた待ち時間を、t1<t2=t0としており、ポリゴンミラーの制御時間を短縮させつつ、安定回転のための最適な待ち時間を定めて、ポリゴンミラーの回転速度制御と位相制御とを実行することが可能になる。
図2は、本実施形態を適用したカラー複写機等の画像形成装置GH(画像形成装置100)の断面図である。この図2に示すように、画像形成装置GHは、記録色(ここでは、YMCK)に応じた複数組の画像形成部10Y,10M,10C,10K、転写を行う転写部20、定着を行う定着手段としての定着装置30、両面画像形成のための再給紙再給紙機構(ADU機構)を含む給紙搬送部40(40A、40B、40C)を備えて構成されている。
なお、この実施形態では、PLL制御に基づいて各色毎のポリゴン駆動クロックを生成して記録紙の両面にカラー画像を形成する際に、一方の面の画像形成から他方の面の画像形成への移行に際しての画像形成倍率調整に伴って、各色のポリゴンミラーの回転速度の変更を実行するための動作を行うのに必要な、露光ユニットにおける構成要件を中心に説明する。したがって、画像形成装置として一般的であり、周知となっている構成要件については省略している。
具体的には、制御部101は、両面画像形成の際の定着処理によって生じる記録紙Pの収縮の度合い(収縮率)に基づいて、裏面作像時の紙送り方向の倍率調整のための各種制御を行う。
また、制御部101の制御によって面位相制御部105bから分周器の分周比が設定されることで、所望の面位相のポリゴン駆動クロック信号が生成される。なお、この際に面位相制御部105bは、インデックスセンサ115からのインデックス信号を参照して、所望の位相を得るように制御する。
そして、制御部101は、表裏倍率調整時に画像形成倍率調整に伴ってポリゴンミラー113の回転速度を変更すべく、回転速度制御が終了したタイミングの後の面位相制御開始までの待ち時間t1と、面位相制御が終了したタイミングの後のポリゴンミラー113の回転が安定するための待ち時間t2とについて、ポリゴンミラー113の回転調整後に安定するまでの時間として予め定められている規定値t0を参照し、回転速度制御後の面位相制御でPLLロックが外れない範囲で、t1<t2=t0の関係が成立するようにt1を決定する(図4S1)。
そして、第一面の作像が完了したタイミングで、制御部101は上述した周波数制御信号(速度制御信号)を速度制御部105aに与え、速度制御部105aがPLL部105c内部の分周器の分周比などを制御することで、所望の周波数のポリゴン駆動クロック信号が生成される(図4S2、S3)。この場合、PLL部105cでPLLロックが外れないように、例えば、PLLロックが外れない範囲で段階的に速度制御を行うことが、短時間でPLL制御を実行する上で望ましい。このPLL部105cでの速度制御が終了した後、制御部101の指示により、次の面位相制御を開始するまで、待ち時間t1だけ待機する(図4S4、S5)。
〈その他の実施形態(1)〉
なお、以上の実施形態の動作は、モノクロの両面画像形成についても適用することができるが、カラーの両面画像形成の場合には、裏面作像時のレジストズレ調整ができるため画質に関して良好な結果を得ることが出来る。
以上の実施形態では、レーザビームをポリゴンミラーによって走査する電子写真方式の画像形成装置について説明してきたが、これに限定されるものではない。たとえば、レーザビームをポリゴンミラーによって走査して印画紙に露光を行うレーザイメージャなど、各種の画像形成装置に本発明の各実施形態を適用することが可能であり、良好な結果を得ることが可能である。
101 制御部
102 水晶発振部
103 画素クロック生成回路
104 水晶発振部
105 ポリゴン駆動クロック生成部
105a 速度制御部
105b 面位相制御部
105c PLL部
106 水平同期部
107 PWM生成部
108 LD駆動部
109 LD
115 インデックスセンサ
111 モータ駆動部
112 ポリゴンモータ
113 ポリゴンミラー
115 インデックスセンサ
Claims (12)
- 光ビームを走査するためのポリゴンミラーと、
PLL制御に基づいてポリゴン駆動クロックを生成するポリゴン駆動クロック生成部と、
前記ポリゴン駆動クロックに基づいて前記ポリゴンミラーを回転駆動するポリゴン駆動部と、
前記ポリゴン駆動クロック生成部に対して、前記ポリゴンミラーの回転速度制御と面位相制御との指示を与え、前記ポリゴンミラーを所定の回転速度であって所定の面位相を維持しつつ回転させる制御を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、前記ポリゴンミラーの回転速度を変更する場合に、回転速度制御の後に面位相制御を行うと共に、ポリゴンミラーの回転調整後に安定するまでの時間として規定値t0が定められている場合に、前記回転速度制御が終了したタイミングの後の面位相制御開始までの待ち時間t1と、面位相制御が終了したタイミングの後のポリゴンミラーの回転が安定するための待ち時間t2を、PLLロックが外れない範囲で、t1<t2=t0の関係として制御する、
ことを特徴とする画像形成装置。 - 感光体を有し、前記光ビームは、前記感光体を走査するものであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記ポリゴンミラーの回転速度の変更は、画像形成倍率調整に伴って実行するものであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の画像形成装置。
- 前記制御部は、回転速度制御後の面位相制御でPLLロックが外れない範囲で、t1、およびt2を決定する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、面位相制御の開始時に、PLL制御において位相ズレ量が検知可能なレベルまでポリゴンミラーの回転が安定するようにt1を決定する、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 記録紙の両面に画像を形成する機能を有する画像形成装置であって、
前記制御部は、一方の面の画像形成のための光ビーム走査から他方の面の画像形成のための光ビーム走査への移行に際して前記ポリゴンミラーの回転速度を変更するものである、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記回転速度の変更は、一方の面と他方の面に形成される画像倍率調整のために行うことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
- 前記画像倍率調整は、一方の面を記録後の記録用紙の収縮率に基づいて行う、
ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。 - 記録紙の両面にカラー画像を形成する機能を有する画像形成装置であって、
PLL制御に基づいて各色毎のポリゴン駆動クロックを生成する各色毎のポリゴン駆動クロック生成部と、
前記ポリゴン駆動クロックに基づいて各色毎のポリゴンミラーを回転駆動する各色毎のポリゴン駆動部と、を備え、
前記制御部は、一方の面の画像形成から他方の面の画像形成への移行に際しての画像形成倍率調整に伴って、各色のポリゴンミラーの回転速度の変更を実行する場合に、前記t1を決定し、回転速度制御の後に各色のポリゴンミラーの位相が揃うように、前記各色のポリゴン駆動部に対して面位相制御を行う、
ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 記録紙の両面に画像を形成する機能を有する画像形成装置であって、
光ビームを走査するためのポリゴンミラーと、
PLL制御に基づいてポリゴン駆動クロックを生成するポリゴン駆動クロック生成部と、
前記ポリゴン駆動クロックに基づいて前記ポリゴンミラーを回転駆動するポリゴン駆動部と、
前記ポリゴン駆動クロック生成部に対して、前記ポリゴンミラーの回転速度制御と面位相制御との指示を与え、前記ポリゴンミラーを所定の回転速度であって所定の面位相を維持しつつ回転させる制御を行う制御部と、を備え、
前記制御部は、一方の面の画像形成のための光ビーム走査から他方の面の画像形成のための光ビーム走査への移行に際して前記ポリゴンミラーの回転速度を変更する場合、回転速度制御の後に面位相制御を行うと共に、ポリゴンミラーの回転調整後に安定するまでの時間として規定値t0が定められている場合に、前記回転速度制御が終了したタイミングの後の面位相制御開始までの待ち時間t1と、面位相制御が終了したタイミングの後のポリゴンミラーの回転が安定するための待ち時間t2を、PLLロックが外れない範囲で、t1<t2=t0の関係で制御する、
ことを特徴とする画像形成装置。 - 感光体を有し、前記光ビームは、前記感光体を走査するものであることを特徴とする請求項10記載の画像形成装置。
- 前記ポリゴンミラーの回転速度の変更は、前記一方の面と他方の面との間の画像形成倍率調整のために実行するものであることを特徴とする請求項10又は請求項11に記載の画像形成装置。
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