JP5852365B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクス等の画像形成装置に関する。
画像形成装置が印刷する画像の濃度特性は、各部材の特性の経年変化や、製造時の特性のばらつき、使用環境等の影響により変動する。特許文献1は、濃度を検出するためのパッチ画像を形成して濃度を調整する構成を開示している。
特許文献1では、まず、赤外発光ダイオード等からなる発光素子により、中間転写体上に形成されたカラートナー像に光を照射し、そのときの正反射光を正反射光用の受光素子で受光し、拡散反射光を拡散反射光用の受光素子で受光する。ここで各受光素子は、例えばフォトトランジスタで構成することができる。そして、両受光素子の出力からカラートナー像の濃度が求められる。
このとき、これら赤外発光ダイオードやフォトトランジスタは、パッケージに封入され保持されている。これらパッケージには、発光素子から照射される光が、被光照射物に至るまでの光路や、被光照射物から正反射した正反射光が受光素子に至るまでの光路を確保する為の通路が形成されている。また、被光照射物から拡散反射した光が受光素子に至るまでの光路を確保するための通路が、パッケージに形成されている場合等もある。
特開2008−249714号公報
従来から知られているパッチ画像の光量検出センサにおいては、正反射光と拡散反射光とを切り分けるべく、上記のように、パッケージ内に光通路を形成する必要等があり、それが光量検出センサの大型化に繋がってしまうという問題があった。
本発明は、パッチ画像の検出に関連して、正反射光と拡散反射光とを切り分けようとした場合に、光量検出のためのセンサが大型化してしまう課題を解決する画像形成装置を提供することにある。
画像形成装置は、像担持体と、パッチ画像を前記像担持体上に形成する画像形成手段と、発光手段と、前記像担持体の移動に伴い移動する前記パッチ画像に前記発光手段により光を照射したときの反射光を受光可能に隣接して配置される2つ以上の受光部であって、それぞれが1以上の受光素子を含む複数の受光部と、前記受光部の配置順が奇数番目の第1の受光部の受光量と、偶数番目の第2の受光部の受光量との差に応じた出力信号を出力する出力手段と、を備え、前記パッチ画像は1つ以上のラインを含み、前記発光手段が照射し、前記パッチ画像で反射する反射光の前記第1の受光部および前記第2の受光部での受光量は、前記像担持体の移動に伴い前記第1の受光部と前記第2の受光部とにおいて異なる変動となる様に、前記発光手段および前記複数の受光部が配置されていることを特徴とする。
第1の受光部と第2の受光部の受光量の差分から光量を出力するため、拡散反射光の影響をキャンセルすることができる。これにより、パッチ画像の検出に関連し、正反射光と乱反射光とを切り分けようとした場合に、光量検出のためのセンサが大型化してしまう課題を解決できる。
一実施形態における画像形成装置の構成図。 一実施形態におけるセンサの構成を示す斜視図。 一実施形態におけるセンサの回路構成図。 一実施形態におけるパッチ画像からの正反射光の受光を説明する図。 一実施形態におけるセンサの受光素子と、パッチ画像のラインのピッチの関係を示す図。 一実施形態におけるパッチ画像からの拡散反射光の受光を説明する図。 一実施形態におけるパッチ画像が形成されていない領域からの反射光の受光を説明する図。 一実施形態におけるセンサの出力波形の説明図。 一実施形態におけるセンサの出力波形を示す図。 一実施形態におけるパッチ画像を示す図。 一実施形態における各パッチ画像に対するセンサの出力波形を示す図。 一実施形態における制御部のブロック図と、各部の波形を示す図。 一実施形態におけるセンサの回路構成図。 一実施形態におけるパッチ画像からの正反射光の受光を説明する図。 一実施形態におけるパッチ画像からの正反射光の受光を説明する図。 一実施形態におけるパッチ画像からの正反射光の受光を説明する斜視図。 一実施形態におけるセンサの受光素子と、パッチ画像のラインのピッチの関係を示す図。 一実施形態におけるセンサの受光素子と、パッチ画像のラインピッチの関係を示す図。 一実施形態におけるセンサの出力波形を示す図。 一実施形態における各パッチ画像に対するセンサの出力波形を示す図。 一実施形態における制御部のブロック図と、各部の波形を示す図。
(第一実施形態)まず、本実施形態による画像形成装置の画像形成部について図1を用いて説明する。図1において、帯電部16aは、像担持体である感光体18aを一様に帯電し、露光部11aは、感光体18aにレーザビームを照射し静電潜像を形成する。現像部17aは、感光体18aの静電潜像を、ブラックのトナーで現像してトナー像を形成する。一次転写部19aは、感光体18aのトナー像を、像担持体である中間転写ベルト8に転写する。つまり、像担持体上に形成する。なお、露光部11b〜11d、帯電部16b〜16d、現像部17b〜17d、感光体18b〜18d、一次転写部19b〜19dは、それぞれ、シアン、マゼンダ、イエローのトナー像を中間転写ベルト8に形成するためのものである。中間転写ベルト8には、各色のトナー像が重ね合わせて転写される。
二次転写部42は、カセット22から取り出される記録材に、中間転写ベルト8のトナー像を転写する。定着部23は、熱及び圧力を加えて記録材に転写されたトナー像を記録材に定着させる。また、制御部25は、CPU26を備えており、CPU26は、画像形成に関する制御や、故障検知に関する制御等、画像形成装置全体の制御を行う。
さらに、画像形成装置は、画像形成部が中間転写ベルト8に形成した濃度制御用等のパッチ画像の濃度を検出し、中間転写ベルト8上に形成した色ずれ補正用のパッチ画像を検出するセンサ27を備えている。なお、形成する濃度制御用や色ずれ制御用のパッチ画像のデータは、図示しない画像形成装置の記憶部に予め設定されている。このパッチ画像のデータに従い画像形成部によりトナー像(パッチ画像)が形成される。
また、制御部25は、センサ27の出力信号を受信して最大濃度補正や中間調濃度補正を自動的に行う。なお、最大濃度補正は、現像バイアス値や帯電バイアス値等のプロセス条件(画像形成条件)を変更することにより行う。また、中間濃度補正は、画像信号と画像濃度が直線的関係となる様にする補正、いわゆるγ補正(画像形成条件)である。なお、濃度補正は、所定枚数の印刷を行ったとき、電源が投入されたとき、利用者が濃度補正を行う様に画像形成装置に入力を行ったとき等、所定の条件に合致した場合に制御部25は実行する。
なお、画像形成装置として、中間転写ベルト8を使用したタンデムタイプを例に以下説明を行っていくが、方式としては、これに限定されない。例えば、複数の感光体で形成したトナー像を記録材に直接転写する装置であっても良い。この場合には、記録材を搬送する記録材搬送体(記録材担持体)が、パッチ画像の形成対象となり、像担持体として機能する。さらに、感光体が1つで構成されるロータリ方式の装置であっても良い。さらに、感光体上に形成されたパッチ画像のトナー濃度を検知する構成であって良い。
本実施形態のセンサ27は、図2に示す様に、発光素子272と、受光素子273及び274と、制御回路が形成された制御IC275を基板271の同一面上に配置したものである。なお制御IC275は、直接的或いは、後述する整流回路251等の信号形成回路を介してCPU26と電気的に接続されている。発光素子272は、例えば、LEDであり、受光素子273、274は、例えば、フォトダイオードやフォトトランジスタであり、発光素子272からの反射光を受光可能な様に配置されている。本実施形態においては、受光素子273及び274は等しいピッチで配置され、受光素子273及び274の数は同じである。つまり、偶数個(2以上の偶数個)の受光素子を使用する。なお、配列方向に沿った配置順で奇数番目に配置された受光素子273(第1の受光部)と、偶数番目に配置された受光素子274(第2の受光部)がそれぞれ1つのグループを形成する。以下の説明においては、受光素子273及び受光素子274をそれぞれ6個使用するものとする。なお、各図において、各受光素子273及び274に表示している#1〜#6は、受光素子273、274の番号である。
図3は、制御IC275の回路構成と、発光素子272と、受光素子273及び274の電気的接続を示す図である。オペアンプであるIV変換アンプ281及び282の非反転入力端子には、ボルテージフォロア素子280から基準電圧が入力される。各受光素子273は、受光量に対応する電流を、それぞれ、IV変換アンプ282の反転入力端子に向けて出力する。理想的なオペアンプの反転入力端子と非反転入力端子のインピーダンスは無限大であるため、6つの受光素子273の総受光量に対応する電流は、IV変換アンプ282の反転入力端子と出力端子との間に接続されている抵抗306へと流れることになる。また、理想的なオペアンプ(IV変換アンプ)282の反転入力端子と非反転入力端子とは仮想的に短絡しており電位は略等しい。よって、6つの受光素子273のいずれも光を受光していない場合には、抵抗306には電流が流れず、抵抗306による電圧降下は発生しないため、IV変換アンプ282の出力は基準電圧に等しくなる。
これに対して、各受光素子273の総受光量が増大するに従い、抵抗306に流れる電流も増大し、よって抵抗306における電圧降下量も増大する。従って、図3の構成においては、IV変換アンプ282の出力電圧S1(以下、電圧S1と称する)は、6つの受光素子273の総受光量が増大するにつれて小さくなることになる。なお、IV変換アンプ282の反転入力端子と出力端子との間に接続されているコンデンサは、位相補償及びノイズ除去のためのものである。同様に、IV変換アンプ281の出力電圧S2(以下、電圧S2と称する)は、6つの受光素子274の総受光量が増大するにつれて小さくなることになる。なお、図3では、受光素子273をIV変換アンプ282に、受光素子274をIV変換アンプ281に夫々電気的に接続しているが、対応を逆にした場合でも、同様の効果が得られるよう動作することは明らかである。
電圧S1は、抵抗307〜310と共に減算回路を構成するオペアンプである差動アンプ283の反転入力端子に入力され、電圧S2は、差動アンプ283の非反転入力端子に入力される。差動アンプ283の非反転入力端子には、ボルテージフォロア素子284が出力するアナログ基準電圧Vrefが入力される。ボルテージフォロア素子284の出力電圧をVrefとし、抵抗308、307、309、310の抵抗値を夫々、R308、R307、R309、R310とし、差動アンプ283の出力をSoutとする。そして、例えばR308=R309、R307=R310のとき、Soutは以下の式(1)で表される。
out=(S2−S1)×(R307/R308)+Vref ・・・式(1)
従って、差動アンプ283の出力は、電圧S1と電圧S2が等しい時には、アナログ基準電圧Vrefに等しくなる。また、電圧S1が電圧S2より低い場合には、アナログ基準電圧Vrefより高く、電圧S1が電圧S2より高い場合には、アナログ基準電圧Vrefより低くなる。なお、受光素子273、274の受光量が増加すると、電圧S1、S2は、それぞれ小さくなる。このように、差動アンプ283の出力は、受光素子273の受光量が受光素子274より大きい場合、アナログ基準電圧Vrefより高く、受光素子273の受光量が受光素子274より小さい場合、アナログ基準電圧Vrefより低くなる。差動アンプ283の出力とアナログ基準電圧Vrefとの差は、受光素子273の受光量と受光素子274の受光量の差が大きくなる程大きくなる。差動アンプ283の出力は、端子300から制御IC275の外部に出力される。この様に、制御IC275は、受光素子273の総受光量と受光素子274の総受光量との差分に応じた信号(=Sout)を出力する出力部を構成する。
なお、差動アンプ285の非反転入力端子には、電圧S1及び電圧S2を加算し、抵抗290と抵抗291とで分圧した電圧が入力される。ここで抵抗290と抵抗291との抵抗値は等しいものとする。そして、差動アンプ285の出力と接続する端子302と、差動アンプ285の反転入力端子に接続する端子303を短絡することで、受光素子273、274の総受光量に相当する出力((S1+S2)/2)を検出することができる。これは、発光素子272の光量測定及び調整に使用される。なお、端子301は、発光素子272の光量の調整に使用する端子である。例えば、長期間の使用による発光素子272の光量の低下に対しては、受光素子273及び274の中間転写ベルト8に光を照射したときの総受光量を検出し、これにより端子301に印加する電圧を調整して発光強度を調整することができる。発光素子272の光量の調整は、例えば、濃度制御処理において、パッチ画像81からの反射光を検出する前の段階等において、例えば、制御部25が実行する。つまり、制御部25は、光量制御部としても機能する。
続いて、図4(a)及び図4(b)を用いて、センサ27が、中間転写ベルト8に形成したパッチ画像81からの正反射光を受光する様子を説明する。なお、図4(a)においては、簡略化のため、制御IC275及び基板271を省略している。また、図4(a)において、符号82で示す矢印は、中間転写ベルト8の移動方向を示している。図4(a)に示す様に、本実施形態では、パッチ画像81は、中間転写ベルト8の移動方向に沿って等しいピッチで、移動方向に垂直なトナーによるラインを複数含む画像である。
図4(a)に示す様に、発光素子272からの、パッチ画像81のトナーによるライン間に照射された拡散光は正反射する。本実施形態においては、図5に示す様に、パッチ画像81の隣接するトナーによるライン(トナー部)間のピッチをPtとし、各受光素子273及び274の移動方向82におけるピッチを、トナー部のピッチの2倍の2Ptとする。なお、総ての実施形態において、トナー部のピッチとは、図5に示す様に、あるトナー部と、それに隣接するトナー部の対応する位置との距離を意味し、トナーが無い部分(トナー無し部)の幅を意味するものではない。なお、本実施形態においては、図5に示す様に、トナー部とトナー無し部のピッチを等しくPt/2とする。同様に、総ての実施形態において、隣接する受光素子のピッチとは、図5に示す様に、受光素子273と274を区別し、ある受光素子の位置と、隣接する同じ符号の受光素子の対応する位置との距離を意味する。本実施形態においては、図5に示す様に、受光素子273及び274のピッチは等しく2Ptであり、受光素子273及び274の幅は等しくPtである。
正反射光の反射面における入射角と反射角は等しいため、この構成により、パッチ画像81のトナー部間で反射した光は、パッチ画像81の位置によっては、受光素子273又は274のみに入射することになる。図4(a)は、正反射光が受光素子273のみに入射している様子を示している。なお、ここでの正反射光が受光素子273のみに入射しているとは、正反射光が略受光素子273や受光素子274のみに入射している場合も含むものとする。図4(b)は、図4(a)と同じく、正反射光が受光素子273のみに入射している様子を、中間転写ベルト8の移動方向と、基板271の法線方向を含む平面に対して垂直な方向から見た図である。
一方、発光素子272からの、パッチ画像81のトナー部に照射された光は拡散反射する。従って、図6(a)に示す様に、トナー部で反射した光は、総ての受光素子273及び274に均等に入射する。なお、図6(a)においても、簡略化のため、制御IC275及び基板271を省略している。また、図6(a)は、パッチ画像81の1つのライン部からの拡散反射光のみを示しているが、実際には、各ライン部からの拡散反射光が受光素子273及び274に入射する。図6(b)は、図6(a)と同じく、拡散反射光が全受光素子273に入射している様子を、中間転写ベルト8の移動方向と、基板271の法線方向を含む平面に対して垂直な方向から見た図である。
また、パッチ画像81が形成されていない領域においては、総ての受光素子273及び274に、中間転写ベルト8の表面で反射した正反射光が入射することになる。この様子を図7に示す。この様に、受光素子273及び274の両方はパッチ画像からの拡散反射光を受光する。また、パッチ画像からの正反射光は、パッチ画像の位置に応じて受光素子273及び274のいずれか一方が受光する。
従って、パッチ画像81がセンサ27の検出範囲外にあるときには、センサ27の受光素子273及び274には、それぞれ、中間転写ベルト8の表面で反射した正反射光が入射する。この場合、図3の電圧S1及びS2は等しく、よって、センサ27の出力は、アナログ基準電圧Vrefとなる。
これに対して、パッチ画像81がセンサ27の検出範囲内に入ると、パッチ画像81の位置によっては、トナー無し部で反射した光は、受光素子273又は274の一方のみに入射するため、電圧S1とS2は等しくなくなる。トナー無し部からの反射光の反射位置は、パッチ画像81の移動により変化するため、受光素子273が正反射光を受光する状態と、受光素子274が正反射光を受光する状態は交互に変化する。つまり、電圧S1と電圧S2の大小関係は、パッチ画像81がセンサ27の検出範囲内にあるときに交互に変化することになる。よって、パッチ画像81がセンサ27の検出範囲内にあるとき、センサ27の出力は、アナログ基準電圧Vrefを中心に振動することになる。
上記内容を、図8及び図9を用いてより具体的に説明する。なお、図8において“+”で示す受光素子は、受光素子273であり、“−”で示す受光素子は、受光素子274である。また、受光素子の下には、各受光素子の番号を示している。さらに、パッチ画像81は、図において左側の方向へ移動するものとする。
<状態0>状態0は、各受光素子が、中間転写ベルト8のパッチ画像81が形成されていない領域からの正反射光のみを受光している状態である。ここで、矢印の点線上にある丸印は、中間転写ベルト8での反射点である。このとき、受光素子273と受光素子274の総受光量はそれぞれ等しく、よって、センサ27の出力は、図9の“状態0”で示すアナログ基準電圧Vrefとなる。
<状態1>状態1は、パッチ画像81の先頭のトナー部が、番号#6の受光素子274への正反射光の反射点に来た状態である。状態1(A)に示す様に、番号#6の受光素子274以外の受光素子は、総て正反射光を受光している。また、状態1(B)に示す様に、パッチ画像81の先頭のトナー部における拡散反射光は、各受光素子が受光する。よって、番号#6の受光素子274は、正反射光を受光せず、拡散反射光のみを受光することになる。一方、その他の受光素子は、総て正反射光及び拡散反射光を受光しているため、受光素子273の総受光量は、受光素子274の総受光量より大きくなる。よって、センサ27の出力は、図9の“状態1”で示すアナログ基準電圧Vrefより高い電圧となる。
<状態2>状態2は、パッチ画像81の先頭のトナー部が、番号#6の受光素子273への正反射光の反射点に来た状態である。図に示す様に、状態2においては、総ての受光素子274と番号#6以外の受光素子273は、正反射光を受光するが、番号#6の受光素子273は、正反射光を受光しなくなる。また、拡散反射光は受光素子273及び274にほぼ均等に入射する。従って、受光素子273の総受光量は、受光素子274の総受光量より小さくなる。よって、センサ27の出力は、図9の“状態2”で示すアナログ基準電圧Vrefより低い電圧となる。
<状態3>状態3は、パッチ画像81の各トナー無し部が、各受光素子273への正反射光の反射点にある状態である。つまり、パッチ画像81の各トナー部が、各受光素子274への正反射光の反射点にある状態である。この場合、総ての受光素子274は、正反射光を受光せず、拡散反射光のみを受光することになる。これに対して、総ての受光素子273は、拡散反射光に加えて、図の点線の矢印で示す様に正反射光を受光することになる。よって、受光素子273の総受光量は、受光素子274の総受光量より大きく、かつ、その差は最大となる。よって、センサ27の出力は、図9の“状態3”で示す最大電圧となる。
<状態4>状態4は、パッチ画像81の各トナー無し部が、各受光素子274への正反射光の反射点にある状態である。つまり、パッチ画像81の各トナー部が、各受光素子273への正反射光の反射点にある状態である。この場合、総ての受光素子273は、正反射光を受光せず、拡散反射光のみを受光することになる。これに対して、総ての受光素子274は、拡散反射光に加えて、図の点線の矢印で示す様に正反射光を受光することになる。よって、受光素子274の総受光量は、受光素子273の総受光量より大きく、かつ、その差は最大となる。よって、センサ27の出力は、図9の“状態4”で示す最小電圧となる。
以後、パッチ画像81が移動するに従い、受光素子273と受光素子274の総受光量の大小関係は逆転し、かつ、その差は小さくなって行く。よって、センサ27の出力は、図9に示す様に、アナログ基準電圧Vrefを基準として正負に振動しながら、その絶対値は小さくなって行く。ここで、センサ27の振幅の最大値は、パッチ画像81のトナー部のトナーの比率(トナー分布率)に応じて変化することになる。図3の回路を参照すれば、拡散反射光については光量に係わらず、差動アンプ283によりキャンセルされる。一方、正反射光については、パッチ画像部と中間転写ベルト部の反射光量差に応じてセンサ27の出力が変化することとなる。
図10は、トナー部のトナー分布率を、それぞれ、100%、50%及び30%としたパッチ画像81a、81b及び81cを示している。なお、パッチ画像81a、81b及び81cは、いずれも、トナー部の幅が3ドットであり、トナー無し部の幅が3ドットである。図11のVpk100、Vpk50及びVpk30は、そぞれ、パッチ画像81a、81b及び81cを使用したときのセンサ27の出力の最大値である。図11に示す様に、Vpk50及びVpk30は、それぞれ、Vpk100の50%及び30%であり、パッチ画像81のトナー部のトナー分布率に応じた値が、センサ27から出力される。
センサ27が出力する信号は、図1の制御部25に入力される。制御部25は、センサ27の出力信号のピーク値からパッチ画像81の濃度を判定する判定部でもある。また、ピーク値と濃度の関係に線型性が無いときは、制御部25は、ピーク値と濃度とを対応付けるテーブルや演算式を保持し、適宜、ピーク値から濃度を求める。また、濃度を求めずとも、制御部25が、ピーク値から直接各種画像形成条件を調整したり、γ補正(画像形成条件の1つ)を調整するようにしても良い。また制御部25は、センサ27の出力信号のピーク値の発生タイミングからパッチ画像81の位置を判定する判定部でもある。各色のピーク値の発生タイミングを比較し、所望の関係に調整することで、色ずれ補正を行える。図12(a)に示す様に、制御部25においては、センサ27からの出力信号を整流回路251で整流し、ローパスフィルタ252で波形整形する。ローパスフィルタ252の出力は、CPU26のアナログ検出端子に接続され、CPU26内部にてアナログ・デジタル変換され濃度データとして取り込まれる。図12(b)に整流回路251の出力信号VSR_recと、ローパスフィルタ252の出力信号VSR_lpを示す。なお、センサ27の出力信号のピーク値、(p−p又は0−p)を単に測定するのみでも良い。また、制御部25が、パッチ画像81の位置を判定する方式として、出力信号VSR_lpが閾値を上回った場合、或いは下回った場合を判定するようにして良い。
なお、パッチ画像81の移動方向に沿うパッチ画像81のトナー部のピッチを変えず、その数を2倍にすれば、センサ27からピーク値が継続的に出力される。この継続的に出力されるピーク値の例えば平均値をもってCPU26がピーク値を判定するようにすれば、よりピーク値検出精度を向上させることができる。
以上説明した様に、本実施形態において、拡散反射光は、総ての受光素子273及び274に共通して入射し、両方の受光素子の組に入力した拡散反射光はセンサ27内の差動回路にて処理される。従って、制御部25にて、拡散反射光に対する補正処理等は必要なく、差動回路出力を正反射光の光量の変動とすることができる。つまり、受光素子273及び274がそれぞれ受光するトナー無し部からの正反射光の、パッチ画像81の移動による変化が受光素子273及び274で異なれば、受光素子273と274の受光光量の差分からパッチ画像の濃度を判定できる。これにより、パッチ画像の検出に関連して、正反射光と拡散反射光とを切り分けようとした場合に、光量検出のためのセンサが大型化してしまう課題を解決することができる。
さらに、パッチ画像81は、例えば、3ドット幅のトナー部と、3ドット幅のトナー無し部の計6ドットの繰り返しパターンであり、6回繰り返しても、合計36ドットの幅で、1つのパッチ画像81を形成できる。従来技術においては、濃度検出用のパッチ画像81の大きさは、発光素子272のスポット径に依存し、例えば、600dpiのプリンタでは、150ドットから200ドット程度の大きさが必要であった。従って、トナー消費量についても従来技術と比較し少なくすることができる。よって、中間転写ベルト8上のトナーのクリーニングが容易となると共に、クリーニング後の廃トナーを収納する廃トナーボックスの小型化も期待できる。また、受光素子273及び274をアレイ状に配置することで、発光素子272の発光量を抑えることができる。また、発光素子272のスポット径を絞る必要もないため構成が簡易になる。
なお、図3の説明においては、IV変換アンプ281及び282の増幅率が同じで、受光素子273及び274の数が同じ場合を例に説明を行ったが、このような形態に限定されない。例えば、IV変換アンプ281の増幅率が、IV変換アンプ282の2倍である場合には、IV変換アンプ281に接続される、受光素子274の数を半分にしても良い。このように変形することでも、同様の効果が得られることは明らかである。
また、上述した実施形態においては、受光素子273及び274を6個ずつ用いたが、本発明はこれに限定されない。例えば、濃度制御に対し、十分な反射光量を得られる場合においては、受光素子273及び274の対を1対のみとすることができる等、任意の対を用いることができる。また、パッチ画像81のトナー部の数も6本に限定されない。例えば、受光素子273及び274の対が1対の場合には、パッチ画像81は、1本のトナー部とすることができる。この場合においても、パッチ画像81の移動に伴い、受光素子273と274との出力には差が生じ、この差から濃度等を検出することができる。つまり、十分な反射光量を得られる場合、図9における状態3及び状態4を含む1周期の波形出力が得られることとなり、この波形の振幅がパッチ画像の濃度をあらわしている。また、この場合でも、拡散反射光の影響をキャンセルすることができる効果を得ることができ、正反射光と拡散反射光との切り分けに関連して光量検知センサが大型化してしまう課題を解決できている。
また、上の説明においては、複数の受光素子273及び274や、複数のパッチ画像81を、夫々所定ピッチで配列するように説明をしたが、この形態に限定はされない。複数の受光素子により受光素子アレイを構成し、良好な受光特性(S/N比)を実現すると共に、拡散反射光の影響をキャンセルするという意味では、例えば、センサ27の回路を図13に示すように構成しても良い。また、これに対応して図14に示されるように、パッチ画像を形成及び検出しても良い。
図14の場合では、パッチ画像810a(パッチ画像の移動方向の幅が3Pt)が、隣接した複数の受光素子273の#1〜#6への正反射光の入射を減少/遮断させている。なお、受光素子同士又は受光部同士が互いに隣接しているとは、同様の拡散反射光を、各受光素子又は各受光部が受光できるようにするためである。従って、その範囲であれば、例えば1受光画素の幅(Pt)以内などの多少の隙間が受光素子間又は受光部間に設けられていても良い。図13から、センサ出力を最大にしたい場合、例えば、パッチ画像810aからの正反射光を6つの受光素子273(受光部)に入射させ、他方、中間転写ベルト8からの正反射光を受光素子274(受光部)に入射させれば良い。そしてこの場合に、1つのパッチ画像全体からの正反射光の受光部での受光幅(移動方向の幅)とパッチ画像の移動方向の受光部の幅とが同じとなるように、パッチ画像810aの移動方向における幅を設定すれば、トナー消費量を節約することができる。また、図6で説明したパッチ画像においても、センサ出力を最大にする場合のトナー節約の効果を得られる。
また、図14中には、図示されていないが、このときのパッチ画像810から反射される拡散反射光は♯1〜♯6の受光素子273及び274へ均等に入射している。即ち、図13、14で説明したセンサ27においても、上に説明した如く、差動アンプ283の出力においては、拡散反射光の影響がキャンセルされている。なお、図14におけるパッチ画像810のように、パッチ画像のピッチをゼロにした場合には、整流回路251、ローパスフィルタ252が不要になり、センサ出力を直接的にコンパレータ253へ入力しても良い。
また、図14中のパッチ画像810aは、図10の濃度100%のパッチ画像81aに対応する。中間転写ベルト8上で、その移動方向にある距離だけ離れた2点の夫々で正反射した光の、受光素子273の受光面における受光位置の条件が図5と同じとする。この場合には、パッチ画像810の前記移動方向における幅は、図10の場合の6倍である18dots(3Ptに相当)である。また、図10のパッチ画像810aに代わり、パッチ画像81b、81cに対応した中間調パッチ画像を形成及び検出することも可能である。この場合には、図10のパッチ画像81b、81cの夫々においてトナー無し部の幅を0ドットにすればよい。もちろん、中間調の種類は、図10に例示したものに限定されるわけではない。
このように、本実施形態では、アレイ状に隣接して配置される各受光素子に関して、1個の受光素子毎に信号の入力先である差動アンプ283の端子が変わる場合に限定されない。1以上の受光素子毎に信号の入力先である差動アンプ283の端子が変わるかようパッチ画像及びセンサ27を構成しても良い。図13、14の例では、6個の隣接して配列された受光素子毎に信号の入力先である差動アンプ283の端子を変更していた。また、いくつの受光素子毎に、信号の入力先である差動アンプ283の端子が変わるかについて、その1以上の受光素子のことを受光部と称した場合、受光部の数は2以上の任意数とすることができる。すなわち、図13、14においては、受光部について2つの場合が示されているが、2以上の任意数の受光部を設けるようにしても良い。
さらに、図5に示すトナー部のピッチと、受光素子のピッチは、発光素子272と受光素子273、274が中間転写ベルト8と平行な同一平面内にあるときのものであり、本実施形態は図5に示すピッチに限定されない。つまり、例えば、基板271に段差が有る様な場合においては、発光素子272と受光素子273、274の設置面の差に応じて、トナー部のピッチ又は受光素子のピッチは変更され得るものである。さらに、トナー部の幅や、受光素子273及び274の幅も、図5に示すものに限定されない。例えば、図5において、トナー部のピッチをPtのまま、トナー部の幅を、例えば、3Pt/4等、Pt/2より大きくしても、図9に示す様な出力を得ることができるのは明らかである。
つまり、中間転写ベルと8上でその移動方向に距離がDだけ離れた2点の夫々で正反射した光が、受光素子273/274で夫々受光されるときに、受光点の距離がLとすると、以下のようになる。例えば、トナー部のピッチをD(第1のピッチ/第1の距離)とし、中間転写ベルト8の移動方向においてDだけ離れた位置で夫々正反射した光が、受光素子273及び274の位置でLだけ離れているとする。この場合、受光素子273及び274のピッチ(第2のピッチ/第2の距離)をそれぞれLとすれば良い。 さらに言い換えれば距離Lは、距離Dの任意のn倍(nは1より上の正の数)にすることができる。
(第二実施形態)続いて、第二実施形態について、第一実施形態との相違点を中心に説明する。なお、第一実施形態と同様の構成要素については、同じ参照符号を使用してその説明は省略する。本実施形態においては、図15に示す様に、センサ27にレンズ400を設け、発光素子272からの光を平行光とした後に中間転写ベルト8に照射する。
本実施形態においては、図17に示す様に、パッチ画像81のトナー部のピッチを2Ptとする。つまり、隣接する受光素子273、274のピッチを、トナー部のピッチと等しくする。図16に示す様に、発光素子272からの光は、レンズ400によって補正され平行光となる。平行光のうち、パッチ画像81のトナー無し部に入射した光は、正反射し、図16に示す様に、パッチ画像81の位置に応じて受光素子273又は274のみに入射する。これに対して、第一実施形態と同様に、パッチ画像81のトナー部に入射した光は、拡散反射し、各受光素子273及び274に入射する。図16の点線の矢印は、パッチ画像81のトナー無し部で正反射して各受光素子273に入射する光を示している。
本実施形態において、パッチ画像81が中間転写ベルト8と共に移動するときの、センサ27の出力は第一実施形態と同様である。本実施形態においては、レンズ400にて平行光とする。このため、センサ27と中間転写ベルト8との距離が離れている場合においても、光の拡散よる光量低下を伴わないという利点がある。よって、センサ27の配置位置の制約が低くなり、装置設計の自由度が大きくなる。また、これらのことは、図13、14で説明した回路構成及びパッチ画像を第2実施形態に適用したときも同様である。
(第三実施形態)続いて、第三実施形態について、第一実施形態との相違点を中心に説明する。なお、第一実施形態と同様の構成要素については、同じ参照符号を使用してその説明は省略する。本実施形態においては、センサ27の受光素子273及び274を小さく(細く)し、コスト優位性を高めている。
図18に本実施形態における受光素子273及び274と、パッチ画像81のトナー部及びトナー無し部との関係を示す。第一実施形態との相違点は、受光素子のピッチを2Ptのままとし、受光センサ273と274の幅をPtの1/3としたことである。尚、1/3は、単なる例示であり、それ以外のサイズを使用することもできる。
本実施形態においてもセンサ27の出力波形は、図19に示す様に、第一実施形態と同様に、アナログ基準電圧Vrefを中心に振動する形状となる。しかしながら、本実施形態において、トナー部の幅だけ離れた位置で反射した光の、受光素子の位置における幅は、受光素子273及び274の幅の3倍である。受光素子273及び274の受光部は、受光素子273及び274の幅と同じ幅であるため、本実施形態においては、ピーク値が、第一実施形態よりも長い期間継続することになる。よって、その波形は、図19に示す通り、台形形状となる。
図20のVpk100、Vpk50及びVpk30は、それぞれ、図10のパッチ画像81a、81b及び81cを使用したときのセンサ27の出力の最大値である。なお、センサ27の構成については第一実施形態と同様でありここでの説明を省略する。図10に示すパターンは3ドット毎の縞状パターンである。一方、本実施形態の受光素子273及び274は、パッチ画像からの反射光か中間転写ベルトからの反射光かに係らず、1ドットのライン幅に対応する反射光を順次受光することになる。
パッチ画像81aの場合には、図20に示す様に、Vpk100で示す振幅が、3ドットラインに相当する時間だけ継続する波形となる。パッチ画像81bの場合には、1ドット分のトナー比率もパッチ画像81aの50%であるため、Vpk100に対して50%の電圧であるVpk50が、3ドットラインに相当する時間だけ継続する波形となる。パッチ画像81cの1〜3番目のドットララインのトナー比率は、それぞれ、66%、33%、0%である。従って、図20に示す様に、Vpk100に対して、それぞれ、66%、33%、0%のそれぞれの電圧が1ドットラインに相当する時間だけ継続する波形となる。
本実施形態の場合には、図20に示す様に、センサ27のピーク値と、パッチ画像81の濃度とは一致しない。しかしながら、センサ27の出力を時間軸で積分した値は、パッチ画像81の濃度と一致する。従って、図21(a)に示す様に、本実施形態において、制御部25は、整流回路253と、積分回路254を備えており、センサ27の出力を半波整流後に積分する。
図21(b)に、各パッチ画像に対する半波整流回路253の出力VSR_recと、積分回路254の出力VSR_Intgを示す。この出力VSR_Intgが、実質的にパッチ画像の濃度を示す濃度値となる。そして、制御部25は、この出力VSR_Intgに基づき第一実施形態で説明した画像形成条件を制御する。Vzp100は、センサ27がパッチ画像81aを測定したときの整流回路253の出力信号のピーク値である。また、VSR_Intg100は、パッチ画像81aを測定したときの積分回路254の積分値である。なお、Vzp50及びVSR_Intg50は、パッチ画像82aを測定したときのものであり、Vzp30及びVSR_Intg30は、パッチ画像82cを測定したときのものである。図21(b)に示す様に、積分値は、パッチ画像の濃度に比例した値となる。
以上、本実施形態においては、上述の実施形態で説明した効果に加え、受光素子273及び274の幅を、パッチ画像のトナーによるラインの幅よりも細くする。これにより、安価な受光素子を利用することができる。なお、第一実施形態及び第二実施形態におけるピーク値の検出に変えて、図21(a)に示す回路、つまり、積分を利用することができる。この場合には、第一実施形態及び第二実施形態における端子300からのセンサ出力を整流回路253に入力する。そして、制御部250が、積分回路254から出力される積分値VSR_Intgを求めればよい。

Claims (11)

  1. 像担持体と、
    パッチ画像を前記像担持体に形成する画像形成手段と、
    発光手段と、
    前記像担持体の移動に伴い移動する前記パッチ画像に前記発光手段により光を照射したときの、前記パッチ画像からの反射光を受光可能に隣接して配置される2つ以上の受光部であって、それぞれが1以上の受光素子を含む複数の受光部と、
    前記受光部の配置順が奇数番目の第1の受光部の受光量と、偶数番目の第2の受光部の受光量と、の差に応じた出力信号を出力する出力手段と、
    を備え
    前記パッチ画像は1つ以上のラインを含み、
    前記発光手段が照射し、前記パッチ画像で反射する反射光の前記第1の受光部および前記第2の受光部での受光量は、前記像担持体の移動に伴い前記第1の受光部と前記第2の受光部とにおいて異なる変動となる様に、前記発光手段および前記複数の受光部が配置されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記変動には、正反射光の変動と拡散反射光の変動とが含まれており、前記拡散反射光の変動は、前記第1の受光部と前記第2の受光部とで共通していることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 像担持体と、
    パッチ画像を前記像担持体に形成する画像形成手段と、
    発光手段と、
    前記像担持体の移動に伴い移動する前記パッチ画像に前記発光手段により光を照射したときの、前記パッチ画像からの反射光を受光可能に隣接して配置される2つ以上の受光部であって、それぞれが1以上の受光素子を含む複数の受光部と、
    前記受光部の配置順が奇数番目の第1の受光部の受光量と、偶数番目の第2の受光部の受光量と、の差に応じた出力信号を出力する出力手段と、
    を備え、
    前記パッチ画像からの拡散反射光を、前記隣接して配置される前記第1の受光部と前記第2の受光部との両方で受光し、前記パッチ画像からの正反射光を前記第1の受光部と前記第2の受光部との何れか一方で受光可能であることを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記パッチ画像は、前記パッチ画像の移動方向に沿って第1のピッチで配置される複数のラインを含み、
    前記発光手段が照射し、前記移動方向に前記第1のピッチだけ離れた前記像担持体の位置で正反射した光が、前記受光部が配置されているところで第2のピッチとなる場合、前記第1の受光部、及び、前記第2の受光部は、それぞれ、前記第2のピッチで配置されていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記発光手段が照射した光を平行光にする手段を有し、
    前記第2のピッチは、前記第1のピッチに等しいことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記パッチ画像の全体からの正反射光が前記受光部で受光される際の前記像担持体の移動方向の幅と、前記受光部の前記移動方向の幅と、は同じであることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記出力手段の出力信号から前記画像形成手段の画像形成条件を制御する制御手段を備えていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、前記出力手段からの出力信号のピーク値から前記画像形成条件を制御することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  9. 前記出力手段からの出力信号を整流する整流手段と、
    前記整流手段の出力を積分する積分手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記積分手段により出力された積分値に基づき前記画像形成条件を制御することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  10. 前記第1の受光部及び前記第2の受光部のそれぞれの前記パッチ画像の移動方向の幅は、前記パッチ画像のラインの幅より狭く、
    前記制御手段は、
    前記出力手段からの出力信号を整流する整流手段と、
    前記整流手段の出力を積分する積分手段と、
    を有し、前記制御手段は、前記積分手段により出力された積分値に基づき前記画像形成条件を制御することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  11. 前記第1および第2の受光部の受光量の差に基づき、前記発光手段の発光強度を制御する光量制御手段を備えていることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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