JP6112778B2 - 画像形成装置、濃度検出パターンの検出方法及び形成方法 - Google Patents

画像形成装置、濃度検出パターンの検出方法及び形成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6112778B2
JP6112778B2 JP2012109932A JP2012109932A JP6112778B2 JP 6112778 B2 JP6112778 B2 JP 6112778B2 JP 2012109932 A JP2012109932 A JP 2012109932A JP 2012109932 A JP2012109932 A JP 2012109932A JP 6112778 B2 JP6112778 B2 JP 6112778B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
density detection
pattern
image forming
density
detection pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012109932A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013238672A5 (ja
JP2013238672A (ja
Inventor
中川 健
健 中川
慎理 渡辺
慎理 渡辺
武士 榛葉
武士 榛葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2012109932A priority Critical patent/JP6112778B2/ja
Priority to US13/859,872 priority patent/US9116489B2/en
Publication of JP2013238672A publication Critical patent/JP2013238672A/ja
Publication of JP2013238672A5 publication Critical patent/JP2013238672A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6112778B2 publication Critical patent/JP6112778B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/01Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for producing multicoloured copies
    • G03G15/0142Structure of complete machines
    • G03G15/0178Structure of complete machines using more than one reusable electrographic recording member, e.g. one for every monocolour image
    • G03G15/0189Structure of complete machines using more than one reusable electrographic recording member, e.g. one for every monocolour image primary transfer to an intermediate transfer belt
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • G03G15/5062Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control by measuring the characteristics of an image on the copy material
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • G03G15/5054Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control by measuring the characteristics of an intermediate image carrying member or the characteristics of an image on an intermediate image carrying member, e.g. intermediate transfer belt or drum, conveyor belt
    • G03G15/5058Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control by measuring the characteristics of an intermediate image carrying member or the characteristics of an image on an intermediate image carrying member, e.g. intermediate transfer belt or drum, conveyor belt using a test patch
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0151Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies characterised by the technical problem
    • G03G2215/0158Colour registration
    • G03G2215/0161Generation of registration marks

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置におけるレジストレーション及び濃度制御に関する。
現在、コンピュータネットワーク技術の進展により、画像出力端末としてのプリンタといった画像形成装置が急速に普及している。また、近年では、出力画像のカラー化の進展に伴い、画像形成装置の画質の安定性向上の要求が高まっている。特に各色間の重ね合わせ精度(カラー・レジストレーション)及び印刷画像の濃度再現性に関しては設置環境変化、経時変化、個々の装置の差によらない高度な安定性が求められている。しかし、画像形成装置は、各駆動部材や作像部材の継続使用による変化や、装置内の温度変化等によりカラー・レジストレーション及び画像濃度が変動するので、初期設定のままでは、そのような高い要求値を満たすことができない。そこで、画像形成装置は、カラー・レジストレーション及び画像濃度を最適に保つためにキャリブレーションを行うことが一般的である。なお、キャリブレーションには、カラー・レジストレーション、つまり、各色の画像の相対的な位置を補正するレジストレーション制御と、画像濃度を補正する濃度制御とがある。
キャリブレーションにおいては、試験用のトナー像(以下、検出パターンと呼ぶ。)を例えば感光体、中間転写体、転写搬送ベルト等の循環移動体上に形成し、その検出パターンの位置及び濃度を計測する。その計測結果と検出パターンを形成したときの条件から、実際の印刷の際のカラー・レジストレーション及び画像濃度が適切となる様に、これらを変動させる各条件、例えば、潜像の書き出し位置、画像形成倍率、帯電電圧、現像電圧、露光量等を制御する。
キャリブレーション中は印刷動作を行うことができないため、キャリブレーションが開始されると、印刷を行いたいユーザは、キャリブレーションの終了まで待たなければならない。よって、キャリブレーションの時間は短い方が良い。特許文献1は、レジストレーション制御及び濃度制御を並行又は連続して行ない、キャリブレーションにかかる時間を短縮することを提案している。また、特許文献2は、3つ以上のセンサを用いてレジストレーション制御の検出パターンと、濃度制御用の検出パターンを検知する構成を開示している。
特開2001−166553号公報 特開2003−186278号公報
キャリブレーションを行うに当たり、検出パターンを形成する像担持体の位置における影響を避けるために、検出パターンを像担持体に複数回形成する場合がある。この際、各検出パターンの間隔は、その配置位置による影響を相殺する所定の条件を満たす様に設定される。つまり、検出パターンの配置位置には制約条件があり、その制約条件に従うように配置することにより、検出パターンの間隔を広くしなければならない場合がある。これは、検出パターン全体の長さを長くすることにつながり、よって、検出パターンの形成や、その後のクリーニングにかかる時間も長くなってしまう。
本発明は、濃度検出パターンの配置位置の制約を緩和し、短い検出パターンでキャリブレーションを行う画像形成装置と、濃度検出パターンの検出方法及び形成方法を提供するものである。
本発明の一側面によると、画像形成装置は、複数のローラで張架された無端ベルトである像担持体と、複数の色のそれぞれについて、濃度を検出するための濃度検出パターンと、前記濃度検出パターンの位置を特定するための基準パターンを、現像剤により前記像担持体に形成する画像形成手段と、前記像担持体に向けて照射した光の反射光を受光して受光量に対応する信号を出力する受光手段と、前記受光手段が出力する信号をサンプリングするサンプリング手段と、前記サンプリング手段によりサンプリングされたサンプリング値が保存される保存手段と、前記受光量に対応する信号を閾値と比較することで、前記基準パターンを検出する検出手段と、前記複数の色の少なくとも1つの色について、前記保存手段に保存されたサンプリング値のうち、当該色の前記濃度検出パターンからの反射光に対応するサンプリング値を、前記検出手段が検出した当該色の前記基準パターンの検出時刻から決定する決定手段と、を備え、前記画像形成手段は、複数の前記濃度検出パターンを現像剤により前記像担持体に形成し、前記複数の濃度検出パターンの前記像担持体における形成位置は、濃度検出パターンの制約条件に従い決定され、前記基準パターンは、前記複数の濃度検出パターンの決定した形成位置とは異なる前記像担持体の位置に形成され、前記濃度検出パターンの制約条件は、前記複数の濃度検出パターンの間隔を、前記複数のローラのうちの前記無端ベルトにテンションを与えるテンションローラの回転周期の(n/2)倍、ここでnは奇数、とすることである、ことを特徴とする。



基準パターンを検出パターンより後に形成することができ、よって、検出パターンの配置に関する制約が緩和される。よって、検出パターン間の間隔が広がることを抑え、検出パターン全体の長さを短くすることができる。
一実施形態による画像形成装置の画像形成部の構成図。 一実施形態による画像形成装置のブロック図。 一実施形態によるセンサ部と中間転写ベルトとの関係を示す図。 一実施形態によるセンサの構成図。 一実施形態によるセンサとDCコントローラの関係を示すブロック図。 一実施形態による検出パターンを示す図。 一実施形態によるキャリブレーション制御のフローチャート。 一実施形態によるセンサの出力信号波形を示す図。 一実施形態による濃度測定パッチの位置の特定の説明図。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の各図においては、実施形態の説明に必要ではない構成要素については図から省略する。
<第一実施形態>
図1は、本実施形態の画像形成装置の画像形成部の構成図である。図1において、参照符号にa、b、c、dの文字を付与している構成要素は、それぞれ、第1ステーション、第2ステーション、第3ステーション、第4ステーションの構成要素に対応する。なお、本実施形態において、第1ステーションから第4ステーションは、それぞれ、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の現像剤像であるトナー像を、像担持体である中間転写ベルト80に形成するものである。第1ステーションから第4ステーションの構成は、現像剤であるトナーの色以外は同じであり、色を区別する必要がない場合には、文字a、b、c、dを除いた参照符号を使用する。
帯電ローラ2は、矢印で示す方向に回転する感光体1に当接され、感光体1の表面を負極性に帯電する。露光部11は、画像信号に基づいて変調された走査ビーム12で感光体1を走査し、感光体1上に静電潜像を形成する。現像部8は対応する現像剤であるトナーを有し、現像ローラ4に印加された現像バイアスにより、感光体1の静電潜像をトナーで現像してトナー像を形成する。1次転写ローラ81は、トナーと逆極性(すなわち正極性)のDCバイアスを印加して、各感光体1のトナー像を中間転写ベルト80に転写する。さらに、クリーニング部3は、中間転写ベルト80に転写されず、感光体1上に残ったトナーをクリーニングする。本実施形態において、感光体1、現像部8、帯電ローラ2、クリーニング部3は、画像形成装置から着脱自在な一体型のプロセスカートリッジ9となっている。
中間転写ベルト80は、その張架部材として二次転写対向ローラ86、テンションローラ14、補助ローラ15の3本のローラにより支持される無端ベルトであり、テンションローラ14により適当なテンションが維持されるようになっている。駆動ローラである二次転写対向ローラ86を駆動させることにより、中間転写ベルト80は感光体1に対して順方向に、図中の矢印の方向に略同速度で移動する。第1ステーションから第4ステーションが、各色のトナー像を重ね合わせて中間転写ベルト80に転写することで、中間転写ベルト80にはカラー画像が形成される。中間転写ベルト80に転写されたトナー像は、二次転写ローラ82により搬送経路87を搬送される記録材に転写される。記録材に転写されたトナー像は、その後、図示しない定着部により記録材に定着される。本実施形態においては、第4ステーションの中間転写ベルト80の移動方向の下流側に、キャリブレーション制御のためのセンサ部60を設けている。なお、本実施形態においては、中間転写ベルト80に検出パターンを形成してキャリブレーション制御を行うが、他の像担持体に形成する形態であっても良い。
図2は、本実施形態における画像形成装置のブロック図である。ホストコンピュータであるPC271は、画像形成装置の内部にあるフォーマッタ273に対して印刷指令を出力し、印刷画像の画像データをフォーマッタ273に転送する。フォーマッタ273は、PC271からの画像データを露光データに変換し、DCコントローラ274の露光制御部277に転送する。露光制御部277はCPU276により制御され、露光データのオン/オフ、露光部11の制御を行なう。CPU276は、フォーマッタ273から印刷指令を受け取ると、画像形成のための制御を開始する。メモリ275は、CPU276の作業用エリアである。
また、CPU276は、センサ部60が検出する信号を受け取る。図2に示すように、センサ部60は、センサ61とセンサ62を備えている。センサ61は、中間転写ベルト80の表面の移動方向とは直交する方向の一方の端部付近に形成された検出パターンを検出するものであり、センサ62は、他方の端部付近に形成された検出パターンを検出するものである。
続いて、キャリブレーションについて説明する。キャリブレーション制御には、レジストレーション制御と濃度制御とがある。レジストレーション制御は各画像形成ステーションの相対的なトナー像の形成位置を調整するために行われ、いわゆる"色ずれ"を無くして良好な印刷結果を得ることを目的としている。本実施形態において、レジストレーション制御は、レジストレーション検出パターンを中間転写ベルト80の両端に形成し、センサ61及び62により基準色に対するその他の色の位置ずれ量を計測することにより行う。
濃度制御は、画像濃度を調整するために行われ、画像形成装置周囲の温湿度条件や、各画像形成ステーションの使用度合いにより変化する画像濃度を補正することを目的としている。濃度制御においては、濃度検出パターンを中間転写ベルト80に形成して濃度検出パターンのトナー量と相関がある物理量を計測し、所望の濃度が得られるよう、露光データ、帯電電圧、現像電圧等の作像に係る制御対象の補正を行う。本実施形態においては、中間転写ベルト80の一方の端部にのみ濃度検出パターンを形成して、センサ61が形成した濃度検出パターンを読み取る。
図3は、センサ61及び62と、中間転写ベルト80の例示的な関係を示す図である。本実施形態におけるキャリブレーションにおいては、図中の矢印の方向に進行する中間転写ベルト80の、進行方向とは直交する方向の端部のそれぞれに検出パターンを形成し、センサ61及び62が対応する端部の検出パターンを検出する。具体的には、センサ61及び62は、中間転写ベルト80に向けて光を照射し、その反射光から検出パターンの位置を検出し、反射光の強度から濃度を検出する。
中間転写ベルト80に適度なテンションを懸けているテンションローラ14は、中間転写ベルト80の移動に伴って、図中の矢印方向に従動回転している。テンションローラ14には中間転写ベルト80が巻きついており、本実施形態においては、円筒曲面にセンサ61および62が対向して設けられている。テンションローラ14が移動してもテンションローラ14とセンサ61及び62の距離が変化しない様に、センサ61及び62は、テンションローラ軸受に対して位置決めされている。図3は、濃度検出パターン235と、レジストレーション検出パターン236が中間転写ベルト80上に形成されている様子を示している。
センサ61は、出射孔233から光を中間転写ベルト80に向けて照射する。中間転写ベルト80に照射された光のスポット、つまり、照射スポットは、例えば直径3mmの略円形である。中間転写ベルト80又はその上に形成された検出パターンで反射した光は、受光孔231や232を通り、センサ62内部の受光素子に到達する。中間転写ベルト80の移動により、中間転写ベルト80上に形成された検出パターンが、センサ62の検出領域である照射スポットの反射位置に順に入り、受光素子の受光量の時間変化が電圧信号に変換される。なお、センサ62についてもセンサ61と同様であり説明を省略する。
図4は、センサ61の断面図である。センサ61には、LEDといった発光素子242と、フォトトランジスタといった受光素子241及び243が、センサハウジング240に取りつけられている。発光素子242から出射された光は出射側の導光路245を通り、測定対象である検出パターン247や中間転写ベルト80の表面のスポット248に照射される。スポット248で拡散反射した光は受光側の導光路246を通り、受光素子243に到達し、電気信号に変換される。スポット248で正反射した光は、受光側の導光路244を通り受光素子241に到達し電気信号に変換される。
出射側の導光路245の中心線と受光側の導光路244の中心線は、正反射光を受光する様に、中間転写ベルト80の法線250に対して同じ角度で設けられている。一方、受光側の導光路246は、中間転写ベルト80からの正反射光が入らない様な角度で、さらに、正反射光が反射する方向とは逆側の位置に設けられている。
センサ62の構成もセンサ61と同様である。しかしながら、本実施形態においては図3に示す様に、センサ62はレジストレーション検出パターン236のみを検出するので、受光素子241又は243を設けない構成とすることができる。これは、レジストレーション制御においては、検出パターンの有無が分かれば良いため、正反射光又は拡散反射光のどちらか一方を利用すれば良いからである。なお、レジストレーション制御を正反射光で行う場合、電気的なノイズに強いというメリットがある。一方、拡散反射光でレジストレーション制御を行う場合は中間転写ベルト80の傷に強いというメリットがある。
なお、発光素子242の発光波長は、ブラックの検出パターンには吸収され、カラーの検出パターンには拡散反射される波長であれば、紫外から赤外まで任意の波長を用いることができる。例えば、波長950nmの赤外LEDを発光素子242として使用することができる。なお、下地である中間転写ベルト80の表面からの拡散反射が多いと検出パターンの検出が困難になる。拡散反射を抑えるため、中間転写ベルト80の表面の色は、拡散反射が少ない黒色とすることができる。
図5はセンサ61及び62の信号処理に関するブロック図である。なお、図5においては、センサ62は、拡散反射光を受光する受光素子243のみとしている。DCコントローラ274のCPU276は、センサ61及び62の発光素子242の発光光量を制御する。センサ61及び62の拡散反射光用の受光素子243は、受光量に応じた電気信号を出力し、増幅器413は、受光素子243が出力する電気信号を適度な振幅に増幅する。受光素子243が検出する拡散反射光に対応する電気信号は2通りの経路でCPU276に取り込まれる。1つ目の経路は、増幅器413から、直接、CPU276のAD変換ポートに入力される経路である。CPU276は、AD変換ポートに入力される電気信号の電圧値を一定周期ごとにサンプリングし、拡散反射光量に対応するサンプリング値をメモリ275に保存する。2つ目の経路は、比較器405を経由する経路である。比較器405は、増幅器413が出力する電気信号の電圧を基準電圧と比較し、基準電圧以上であるか否かに応じて、"ハイ"又は"ロー"レベルの信号をCPU276の割り込みポートに出力する。CPU276は割り込みポートの状態を常時監視しており、割り込みがあると、つまり、入力信号の状態が変化すると、その時刻を記録する。この様に割り込みポートによる時間分解能が高い時刻計測と、AD変換ポートによる比較的粗い時刻計測の両方を並列に行うことができる構成をDCコントローラ274は有している。また、本実施形態において、センサ61の正反射光用の受光素子241が出力する電気信号は、増幅器410で増幅されてCPU276のAD変換ポートに入力される。CPU276は、AD変換ポートに入力される電気信号の電圧値を一定周期ごとにサンプリングし、正反射光量に対応するサンプリング値をメモリ275に保存する。
続いて、本実施形態によるキャリブレーション制御について説明する。図6は、本実施形態において、中間転写ベルト80のセンサ61を設けた側に形成する検出パターンの例である。図6(A)において、Y、M、C、Kの各文字は、対応するトナー像の色が、それぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックであることを示している。図6(A)の符号301は、濃度検出パターンであり、符号300は、濃度検出パターン301の位置を特定するための各色の基準パターンである。なお、本例において、図6(A)に示す様に、各色の濃度検出パターン301は、それぞれ、異なる3つの濃度のパッチ画像を含むものであるが、これは例示であり使用する濃度の数は任意である。また、各色の基準パターン300は、対応する色の濃度検出パターン301の位置を特定するために使用するパッチ画像であり、センサ61で確実に検出する程度に十分濃い濃度、例えば、濃度100%のベタ画像で形成する。
なお、本例においては、各濃度検出パターン301を2セット形成しているが、同じ色の濃度検出パターン301の距離は、テンションローラ14の回転周期の(n/2)倍、ここでnは奇数、となる様に配置する。つまり、同じ色の濃度検出パターン301をテンションローラ14の回転周期の逆位相となる位置に互いに配置する。この構成により、テンションローラ14の偏芯によって、テンションローラ14の回転周期の変動が中間転写ベルト80の表面に生じた場合においても、回転周期の変動が濃度検出に与える影響を相殺することができる。
図6(B)にその詳細を示すレジストレーション検出パターン236も、本例においては図6(A)に示す様に、中間転写ベルト80に2セット形成する。なお、検出パターン236の同じ向きで同じ色のパッチは、本実施形態においては二次転写対向ローラ86である中間転写ベルト80を駆動するローラの回転周期の(m/2)倍、ここでmは奇数、となる様に配置する。これは、中間転写ベルト80を駆動するローラの偏芯によって中間転写ベルト80の移動速度に、当該ローラの回転周期の速度変動が生じたとしても、レジストレーション制御に与える影響を相殺するためである。
なお、本実施形態において、中間転写ベルト80のセンサ62を設けた側には、図6(B)に示す検出パターン236を2セット形成するが、それらの配置制約条件は、センサ61の側に設けた検出パターン236と同じである。なお、中間転写ベルト80の各側に形成する各検出パターンのセット数は2に限定されない。
以上の様に、各ローラの回転周期による影響を相殺するために検出パターンを複数形成する場合、その形成位置には制約条件がある。本実施形態は、濃度制御とレジストレーション制御を連続して同時に行うため、複数の検出パターンを、上記制約条件を満たしつつ、中間転写ベルト80の1周以内に配置することを可能にするものである。つまり、本実施形態においては、濃度制御で使用する各色の基準パターン300を、同じ色の濃度検出パターン301の複数のセットに対して1つとし、さらに、基準パターン300を任意の位置に配置することを可能にする。より具体的には、まず、制約条件を満たす様に、各濃度検出パターン301と、レジストレーション用の検出パターン236の配置位置を決定し、その後の空き領域に各基準パターン300を配置することが可能である。これにより、検出パターン全体の長さを短くすることができる。
続いて、図7を用いて本実施形態のキャリブレーション制御について説明する。DCコントローラ274は、キャリブレーション制御の開始により、中間転写ベルト80表面からの反射光の(下地)の計測を行う。具体的には、中間転写ベルト80の凡そ1周に渡り、所定のサンプリング間隔で、センサの受光素子241及び243が出力する信号レベルを記録する。これは、検出パターンを形成する位置での中間転写ベルト80の表面からの反射光のレベルを記録するものである。
次のS11で、DCコントローラ274は、既に説明した検出パターンを中間転写ベルト80に形成する。続いて、DCコントローラ274は、S12において、センサ61、62の各受光素子が出力する信号を、CPU276のAD変換ポートにおいて所定のサンプリング周期でサンプリングして取得し、メモリ275に保存する。なお、サンプリングは、検出パターンがセンサ61、62の検出領域に到達する前から開始し、総ての検出パターンが検出領域を通過するまで行う。なお、CPU276の割り込みポートに入力が合った場合にはその時刻もメモリ275に保存する。
続いて、DCコントローラ274は、S13において各色の基準位置を判定する。ここで基準位置とは、各色の基準パターン300の検出時刻に対応する位置である。以下、図8を用いて詳細に説明する。
図8は、図6(A)の検出パターンのうち、イエローの基準パターン300からマゼンダの基準パターン300までがセンサ61の検出領域を通過したときに取得されるサンプリング値の例を示している。なお、図8の縦軸は、サンプリング値であるセンサ61の出力電圧であり、横軸は時間である。また、実線が正反射の受光素子241の受光量に対応し、点線が拡散反射の受光素子243の受光量に対応する。
図8のVthで示す線は1.4Vであり、比較器405の基準電圧を示す。拡散反射の信号レベルが閾値であるVthと交差するとCPU276に割り込みの信号が入ることになる。サンプリング点218、219は、イエローの基準パターン300の、中間転写ベルト80表面の移動方向の先端と後端のエッジ位置に相当し、CPU276に割り込みが発生する。DCコントローラ274は、サンプリング点218、219の割り込みが発生した時刻の平均値を計算し、イエローの基準パターン300の位置としてメモリ275に保存する。同様に、サンプリング点210、211は、マゼンタの基準パターン300の先端と後端のエッジ位置に相当し、CPU276は、このエッジ位置に対応する割り込みが生じた時刻の平均値を計算して、マゼンタの基準パターン300の位置とする。シアンについても同様に基準パターン300の位置を計算する。なお、ブラックについては正反射のサンプリング値を閾値と比較する方法を用いて基準位置を計算する。なお、基準位置は、比較器405からの割り込みではなく、メモリ275に保存したサンプリング値を閾値と比較する形態であっても良い。
続いて、S14において、DCコントローラ274は、メモリ275に保存しているサンプリング値のうち、各色の濃度検出パターン301に対応するサンプリング値を判定する。図9は、図6(A)の検出パターンのうち、イエロー及びマゼンダの基準パターン300と、イエロー及びマゼンダの濃度検出パターン301を示している。なお、図9の黒点は、サンプリング位置を示している。異なる色間での相対的な位置は、所謂、色ずれにより一定ではない。しかしながら、同じ色の基準パターン300と、濃度検出パターン301との距離は、当該色の位置が基準色に対してずれたとしても、ほぼ一定である。つまり、図9に示すイエローの基準パターン300と、濃度検出パターン301との距離に対応する時刻差T1と、マゼンダの基準パターン300と、濃度検出パターン301との距離に対応する時刻差T2は極めて安定している。したがって、S13における各色の基準位置に基づき、各色の濃度検出パターン301からの反射光に対応するサンプリング値を特定することができる。例えば、図9に示す様に、S13で求めたイエローの基準位置から時間T1だけ後のサンプリング値は、イエローの濃度検出パターン301の3つの濃度のトナー像の内の最初の濃度のトナー像の中央付近のサンプリング値となることが分かる。同様に、S13で求めたマゼンダの基準位置から時間T2だけ前のサンプリング値は、マゼンダの濃度検出パターン301の3つの濃度のトナー像の内の最初の濃度のトナー像の中央付近のサンプリング値となることが分かる。なお、残りの2つの濃度のトナー像の中央付近のサンプリング値についても同様である。DCコントローラ274は、この様に、正反射及び拡散反射の両サンプリング値において、各濃度検出パターン301からのサンプリング値を判定する。
図8を用いて説明すると、サンプリング点210と211の平均値であるマゼンタの基準位置から、時間T2だけ遡った時刻に最も近いサンプリング点が、マゼンダの濃度検出パターン301の最初のトナー像の中央付近のサンプリング値である。図8においては、サンプリング点212及び213が対応する。同様に、マゼンダの濃度検出パターン301の3つの濃度トナー像の内の2番目及び3番目の濃度のトナー像の中央付近のサンプリング値が特定される。図8においては、サンプリング点214及び215と、サンプリング点216及び217が対応する。各濃度のパッチ画像のエッジ付近は濃度の変動があるため、この様に、各濃度のパッチの中央部付近の所定数のサンプリング点の平均値を測定値として保存する。
続いて、DCコントローラ274は、S15においてS14における測定値から濃度を求める。具体的には、検出パターンのトナー量と相関がある物理量を演算する。例えば中間転写ベルト80からの正味の反射光量の比率を求めてルックアップテーブルにてトナー濃度に換算する方法を好適に用いることができる。
例えば、中間転写ベルト80の表面からの正反射及び拡散反射光のサンプリング値をVsb及びVrbとし、濃度検出パターン301のある濃度のトナー像からの正反射及び拡散反射光のサンプリング値をVst及びVrtとする。また、基準パターン300からの正反射及び拡散反射光のサンプリング値をVsk及びVrkとする。なお、何れの値も、暗電圧を引いた後の値とする。この場合、正味の正反射率は以下の式で求めることができる。
(Vst−Vsk/Vrk・Vrt)/(Vsb−Vsk/Vrk・Vrb)
この正反射比率と印刷濃度、印刷色度、トナー量などの物理量との相関関係を予めルックアップテーブルとして用意しておき、参照することで所望の物理量に換算することができる。
続いて、DCコントローラ274は、S16において濃度補正を行う。具体的には、S15で求めた濃度から、各濃度の補正データである補正テーブルを作成する。以後の印刷において、画像信号は補正テーブルによって画像データが補正されて露光部11へ送られる。これにより目標とする濃度と、印刷される濃度の差が小さくなる様に制御する。
なお、レジストレーション制御については、レジストレーション用の検出パターン236により発生したCPU276への割り込みから行うことができる。なお、DCコントローラ274は、割り込みの発生回数を数えることで、レジストレーション用の検出パターン236により発生した割り込みがどれであるかを判定することができる。なお、検出パターン236による各色の位置の判定と、相対的な色ずれ量の計算処理は、S13以降において、例えば、S14からS16の処理と並行して行うことができる。
以上、濃度検出パターン301のサンプリング値を保存しておき、基準パターン300の位置を特定した後に濃度検出パターン301からの反射光に対応するサンプリング値を特定し、さらに、濃度制御に使用するサンプリング点を選択する。この構成により、基準パターン300を、同じ色の濃度検出パターン301より後に配置することが可能となる。つまり、基準パターン300を任意の位置に配置することでき、よって、ローラの周期による配置制約条件を満たしつつ、検出パターンをより密に配置できるようになる。つまり、検出パターンの長さを短くすることができる。
なお、上記実施形態においては、総ての色の濃度検出パターン301の濃度を記憶したサンプリング値から求めるものであった。しかしながら、基準パターン300が、濃度検出パターン301より先に検出される一部の色については、センサの出力信号から直接濃度を測定する形態であっても良い。つまり、少なくとも1つの色について、基準パターンが濃度検出パターンより後に検出される形態であれば良い。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (14)

  1. 複数のローラで張架された無端ベルトである像担持体と、
    複数の色のそれぞれについて、濃度を検出するための濃度検出パターンと、前記濃度検出パターンの位置を特定するための基準パターンを、現像剤により前記像担持体に形成する画像形成手段と、
    前記像担持体に向けて照射した光の反射光を受光して受光量に対応する信号を出力する受光手段と、
    前記受光手段が出力する信号をサンプリングするサンプリング手段と、
    前記サンプリング手段によりサンプリングされたサンプリング値が保存される保存手段と、
    前記受光量に対応する信号を閾値と比較することで、前記基準パターンを検出する検出手段と、
    前記複数の色の少なくとも1つの色について、前記保存手段に保存されたサンプリング値のうち、当該色の前記濃度検出パターンからの反射光に対応するサンプリング値を、前記検出手段が検出した当該色の前記基準パターンの検出時刻から決定する決定手段と、
    を備え
    前記画像形成手段は、複数の前記濃度検出パターンを現像剤により前記像担持体に形成し、
    前記複数の濃度検出パターンの前記像担持体における形成位置は、濃度検出パターンの制約条件に従い決定され、前記基準パターンは、前記複数の濃度検出パターンの決定した形成位置とは異なる前記像担持体の位置に形成され、
    前記濃度検出パターンの制約条件は、前記複数の濃度検出パターンの間隔を、前記複数のローラのうちの前記無端ベルトにテンションを与えるテンションローラの回転周期の(n/2)倍、ここでnは奇数、とすることである、ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記検出手段は、前記保存手段が保存したサンプリング値を前記閾値と比較することで前記基準パターンを検出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記検出手段は、前記受光手段が出力する信号を前記閾値と比較することで前記基準パターンを検出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記複数の色の少なくとも1つの色は、前記受光手段が照射する光の反射位置に、前記基準パターンより前記濃度検出パターンが先に到達する色を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成手段は、各色について、1つの前記基準パターンと、複数の前記濃度検出パターンを前記像担持体に形成することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記画像形成手段は、前記濃度検出パターンおよび前記基準パターンと共に、位置ずれを検出するための位置ずれ検出パターンを、現像剤により前記像担持体に形成することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成手段は、位置ずれを検出するための複数の位置ずれ検出パターンを現像剤により前記像担持体に形成し、
    前記複数の位置ずれ検出パターンの前記像担持体における形成位置は、位置ずれ検出パターンの制約条件に従い決定され、
    前記基準パターンは、前記複数の位置ずれ検出パターンおよび前記複数の濃度検出パターンの決定した形成位置とは異なる前記像担持体の位置に形成される、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記位置ずれ検出パターンの制約条件は、前記複数の位置ずれ検出パターンの間隔を、前記複数のローラのうちの前記無端ベルトを駆動するローラの回転周期の(m/2)倍、ここでmは奇数、とすることであ、ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記濃度検出パターン、前記位置ずれ検出パターン及び前記基準パターンは、前記像担持体の1周以内に形成されることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 複数のローラで張架された無端ベルトである像担持体と、
    複数の色のそれぞれについて、濃度を検出するための濃度検出パターンと、前記濃度検出パターンの位置を特定するための基準パターンを、現像剤により前記像担持体に形成する画像形成手段と、
    前記像担持体に向けて照射された光の反射光を受光して受光量に対応する信号を出力する受光手段と、
    を備えている画像形成装置であって、
    前記画像形成手段は、前記複数の色の少なくとも1つの第1の色については、前記像担持体に向けて照射された光が反射する反射位置に、前記第1の色で形成された前記基準パターンより前記第1の色で形成された前記濃度検出パターンが先に到達する様に、前記第1の色の前記濃度検出パターンおよび前記基準パターンを形成し、
    前記画像形成手段は、複数の前記濃度検出パターンを現像剤により前記像担持体に形成し、
    前記複数の濃度検出パターンの前記像担持体における形成位置は、濃度検出パターンの制約条件に従い決定され、前記基準パターンは、前記複数の濃度検出パターンの決定した形成位置とは異なる前記像担持体の位置に形成され、
    前記濃度検出パターンの制約条件は、前記複数の濃度検出パターンの間隔を、前記複数のローラのうちの前記無端ベルトにテンションを与えるテンションローラの回転周期の(n/2)倍、ここでnは奇数、とすることである、ことを特徴とする画像形成装置。
  11. 前記受光量に対応する信号を閾値と比較することで、前記基準パターンを検出する検出手段と、
    前記受光手段が照射する光の反射位置に前記基準パターンより前記濃度検出パターンが先に到達する様に形成されている前記第1の色について、前記検出手段が前記基準パターンを検出した後に、前記濃度検出パターンからの反射光に対応する受光量を特定するために、前記受光手段の受光量に対応する信号の値を保存する保存手段と、
    をさらに備えていることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 前記濃度検出パターン及び前記基準パターンは、前記像担持体の1周以内に形成されることを特徴とする請求項10又は11に記載の画像形成装置。
  13. 複数の色のそれぞれについて、濃度を検出するための濃度検出パターンと、前記濃度検出パターンの位置を特定するための基準パターンを、現像剤により、複数のローラで張架された無端ベルトである像担持体に形成する工程と、
    前記像担持体に向けて照射した光の反射光を受光して受光量に対応する信号を出力する工程と、
    出力された前記信号をサンプリングする工程と、
    サンプリングされたサンプリング値を保存手段に保存する工程と、
    受光量に対応する信号を閾値と比較することで、前記基準パターンを検出する工程と、
    前記複数の色の少なくとも1つの色について、前記保存手段に保存されたサンプリング値のうち、当該色の前記濃度検出パターンからの反射光に対応するサンプリング値を、検出した当該色の前記基準パターンの検出時刻から決定する工程と、
    を含み、
    前記形成する工程においては、複数の前記濃度検出パターンが現像剤により前記像担持体に形成され、
    前記複数の濃度検出パターンの前記像担持体における形成位置は、濃度検出パターンの制約条件に従い決定され、前記基準パターンは、前記複数の濃度検出パターンの決定した形成位置とは異なる前記像担持体の位置に形成され、
    前記濃度検出パターンの制約条件は、前記複数の濃度検出パターンの間隔を、前記複数のローラのうちの前記無端ベルトにテンションを与えるテンションローラの回転周期の(n/2)倍、ここでnは奇数、とすることである、ことを特徴とする濃度検出パターンの検出方法。
  14. 複数の色のそれぞれについて、濃度を検出するための濃度検出パターンと、前記濃度検出パターンの位置を特定するための基準パターンを、現像剤により、複数のローラで張架された無端ベルトである像担持体に形成する形成工程と、
    前記像担持体に向けて照射された光の反射光を受光して受光量に対応する信号を出力する出力工程と、
    を含み、
    前記形成工程において、複数の色の少なくとも1つの第1の色については、前記像担持体に向けて照射された光が反射する反射位置に、前記第1の色で形成された前記基準パターンより前記第1の色で形成された前記濃度検出パターンが先に到達する様に、前記第1の色の前記濃度検出パターンおよび前記基準パターンを形成し、
    前記形成工程においては、複数の前記濃度検出パターンが現像剤により前記像担持体に形成され、
    前記複数の濃度検出パターンの前記像担持体における形成位置は、濃度検出パターンの制約条件に従い決定され、前記基準パターンは、前記複数の濃度検出パターンの決定した形成位置とは異なる前記像担持体の位置に形成され、
    前記濃度検出パターンの制約条件は、前記複数の濃度検出パターンの間隔を、前記複数のローラのうちの前記無端ベルトにテンションを与えるテンションローラの回転周期の(n/2)倍、ここでnは奇数、とすることである、ことを特徴とする濃度検出パターンの形成方法。
JP2012109932A 2012-05-11 2012-05-11 画像形成装置、濃度検出パターンの検出方法及び形成方法 Active JP6112778B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012109932A JP6112778B2 (ja) 2012-05-11 2012-05-11 画像形成装置、濃度検出パターンの検出方法及び形成方法
US13/859,872 US9116489B2 (en) 2012-05-11 2013-04-10 Image forming apparatus for storing sampling values and method therefor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012109932A JP6112778B2 (ja) 2012-05-11 2012-05-11 画像形成装置、濃度検出パターンの検出方法及び形成方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013238672A JP2013238672A (ja) 2013-11-28
JP2013238672A5 JP2013238672A5 (ja) 2015-07-02
JP6112778B2 true JP6112778B2 (ja) 2017-04-12

Family

ID=49548705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012109932A Active JP6112778B2 (ja) 2012-05-11 2012-05-11 画像形成装置、濃度検出パターンの検出方法及び形成方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9116489B2 (ja)
JP (1) JP6112778B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5852365B2 (ja) 2011-06-30 2016-02-03 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6122264B2 (ja) 2011-10-24 2017-04-26 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP5400920B2 (ja) * 2012-05-11 2014-01-29 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6335013B2 (ja) * 2014-04-30 2018-05-30 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6624772B2 (ja) * 2014-06-13 2019-12-25 キヤノン株式会社 画像形成装置、光量制御方法及び画像形成装置の制御方法
JP6624881B2 (ja) * 2015-10-19 2019-12-25 キヤノン株式会社 画像形成装置及びその制御方法
US10061226B2 (en) * 2016-04-28 2018-08-28 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and image forming method
JP6964972B2 (ja) * 2016-10-20 2021-11-10 キヤノン株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3526878C2 (de) * 1984-07-27 1997-10-02 Konishiroku Photo Ind Vorrichtung zur Erzeugung eines Mehrfarbbildes
JP2573855B2 (ja) 1987-12-23 1997-01-22 キヤノン株式会社 多重画像形成装置
JPH09193476A (ja) * 1996-01-24 1997-07-29 Tec Corp 画像形成装置
EP0821285B1 (en) * 1996-07-26 2004-09-29 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and process cartridge mountable to it
JP3697885B2 (ja) 1997-09-03 2005-09-21 富士ゼロックス株式会社 黒画像濃度検出方法、及びカラー画像形成装置
JP2001166553A (ja) 1999-12-13 2001-06-22 Ricoh Co Ltd カラー画像形成装置
JP3644923B2 (ja) 2001-12-18 2005-05-11 株式会社リコー カラー画像形成方法及びカラー画像形成装置
EP1394624B1 (en) 2002-08-30 2008-12-03 Oki Data Corporation Image forming apparatus with toner image detection means
JP3942566B2 (ja) 2002-08-30 2007-07-11 株式会社沖データ 画像形成装置
JP2004188665A (ja) 2002-12-09 2004-07-08 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、補正データ生成装置および光プリントヘッドの光量補正方法
JP2004212654A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2004252172A (ja) 2003-02-20 2004-09-09 Canon Inc 画像形成装置
JP2004252321A (ja) 2003-02-21 2004-09-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd カラー画像形成装置
US7315378B2 (en) 2003-06-04 2008-01-01 Inverness Medical Switzerland Gmbh Optical arrangement for assay reading device
ES2323311T3 (es) 2003-06-04 2009-07-13 Inverness Medical Switzerland Gmbh Disposicion optica para dispositivo de lectura de analisis.
JP4641399B2 (ja) * 2004-06-30 2011-03-02 株式会社リコー カラー画像形成装置およびその制御方法
JP4422039B2 (ja) 2005-01-31 2010-02-24 ニチコン株式会社 トナー付着量測定装置
JP4646213B2 (ja) * 2005-03-10 2011-03-09 株式会社リコー 画像形成装置
JP2006251652A (ja) 2005-03-14 2006-09-21 Canon Inc 画像形成装置
JP2006267644A (ja) 2005-03-24 2006-10-05 Canon Inc 画像形成装置
JP2006284892A (ja) 2005-03-31 2006-10-19 Canon Inc 画像形成装置
JP2007010744A (ja) 2005-06-28 2007-01-18 Seiko Epson Corp 画像形成装置および該装置におけるレジスト調整方法
US7953334B2 (en) * 2005-08-04 2011-05-31 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus for measuring the amount or density of toner of a toner patch
JP4310327B2 (ja) * 2005-09-02 2009-08-05 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2008185914A (ja) 2007-01-31 2008-08-14 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP4339365B2 (ja) * 2007-02-15 2009-10-07 株式会社沖データ 画像形成装置
JP2009150690A (ja) 2007-12-19 2009-07-09 Nichicon Corp 反射型光学センサ
JP4639244B2 (ja) 2008-04-28 2011-02-23 株式会社リコー 光学センサ及び画像形成装置
JP5157875B2 (ja) * 2008-12-17 2013-03-06 株式会社リコー 画像形成装置、色ずれ補正方法、プログラムおよび記録媒体
JP4737336B2 (ja) 2010-03-04 2011-07-27 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置
JP4944981B2 (ja) * 2010-08-03 2012-06-06 キヤノン株式会社 画像形成装置およびその制御方法
JP2012042884A (ja) 2010-08-23 2012-03-01 Fuji Xerox Co Ltd 画像検出装置及びこれを用いた画像形成装置
US8610971B2 (en) * 2010-10-20 2013-12-17 Ricoh Company, Limited Image forming apparatus
JP5893377B2 (ja) 2011-12-09 2016-03-23 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6061703B2 (ja) * 2012-02-13 2017-01-18 キヤノン株式会社 光学センサ及び画像形成装置
JP5982875B2 (ja) * 2012-02-29 2016-08-31 富士ゼロックス株式会社 光量検出装置及び画像形成装置
JP6039235B2 (ja) * 2012-05-11 2016-12-07 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP5400920B2 (ja) * 2012-05-11 2014-01-29 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6128751B2 (ja) * 2012-05-11 2017-05-17 キヤノン株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US9116489B2 (en) 2015-08-25
US20130302049A1 (en) 2013-11-14
JP2013238672A (ja) 2013-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6112778B2 (ja) 画像形成装置、濃度検出パターンの検出方法及び形成方法
US9389564B2 (en) Image forming apparatus for performing registration and density correction control
US7590364B2 (en) Image forming apparatus with irradiated light control based on reflected light amounts
JP5839833B2 (ja) 画像形成装置
US9204012B2 (en) Image forming apparatus with density data correction
US9164454B2 (en) Image forming apparatus for performing registration and density correction control
US9037017B2 (en) Image forming apparatus capable of controlling density of image and control method therefor
JP4402509B2 (ja) 画像形成装置
JP6087577B2 (ja) 画像形成装置及び濃度検出装置
JP4841389B2 (ja) 画像形成装置
JP5882953B2 (ja) 画像形成装置及び濃度検知装置及び濃度検知方法
US9665042B2 (en) Image forming apparatus forming marks for correcting deviation in printing position
US8290388B2 (en) Image forming apparatus having an optical sensor
JP3770088B2 (ja) 画像形成装置
JP6112777B2 (ja) 画像形成装置
JP2012027136A (ja) 画像形成装置
US10394175B2 (en) Image forming apparatus that uses a predetermined measurement image and controls image density
JP6018559B2 (ja) 画像形成装置
JP6071535B2 (ja) 画像形成装置
JP2003241473A (ja) 画像形成装置
JP2014119727A (ja) 画像形成装置
JP2012058691A (ja) 画像位置検知装置及びこれを用いた画像形成装置
JP2013195828A (ja) 濃度検出装置及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150508

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150508

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160328

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160523

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161011

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170106

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20170117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170314

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6112778

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151