JP4179588B2 - 画像位置ずれ検出方法,装置およびカラー画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の作像行程を用いて同一像担持媒体上に画像を形成する場合の画像位置ずれ検出方法,装置およびそれを用いるカラー画像形成装置に関し、特に、これに限定する意図ではないが、感光体に各色カラー顕像を形成し転写紙上に重ね転写するカラー画像形成装置において、重ねずれ検出のためにその転写ドラム,転写ベルト又は転写紙である像担持媒体上に、各色マークを形成し、形成したマーク位置又は配列を計測し、計測値に基づいて各色作像行程間の作像ずれを検出する方法に関する。
【0002】
【従来技術】
例えばカラー画像形成装置では、ブラック(Bk),シアン(C),マゼンタ(M)およびイエロー(Y)各色の出力画像における色ずれをなくすことは画像品質向上のために重要であり、特に、書込み光学系と画像担持体(感光体)を各色毎に1セット持つ4連タンデム方式の場合、各色の画像がそれぞれ異なる光学系および画像担持体で形成されるため、重ね転写の色ずれ調整が重要な課題となる。
【0003】
これを補正する手法として、転写ベルトなどに位置ずれ検出用のパターンを書き込み、これをセンサで読んで、ずれ量を検出し、書き込みタイミングや光学系のずれを補正することが行われている。例えば特開平11−231586号公報および特開平11−84978号公報の画像形成装置では、転写ベルト上に、その移動方向である副走査方向yと直交する横線(主走査方向xと平行な水平線)とそれに45度の角度で交わる斜め線でなる「∠」の字形のレジストマークを、Bk,Y,M,Cの各色で、転写ベルトの移動方向(y)に順次に一列に並べて順次に形成し、光センサで各マークを順次に検出して、各色マークの横線間の距離差から転写ベルトの移動方向の各色の位置ずれを算出し、各色マークの横線と斜め線の検出距離差から各色作像の主走査方向xのずれを算出する。
【0004】
レジストパターンを、Bk,Y,M,Cの各色マークを転写ベルトの移動方向(副走査方向y)に順次に一列に並べたものとし、Bkマークの横線のy位置に対するY,M,C各マークの横線のy位置差を計測するが、基準色Bkマークに対する各色Y,M,Cマークのy位置差が大きく、転写ベルトの移動速度変動による計測誤差が大きい。
【0005】
即ち、転写ベルトの速度変動の影響が読み取った位置ずれ量に大きく影響するので、特開平11−231586号公報では、位置ずれ量算出用パターンの横に、速度変動測定用の定ピッチ縞パターンを置いて光センサでこれを読み取って速度変動対応の補正値を演算して、パターン検出位置をこの補正値に基づいて補正する。一方、特開平11−084978号公報では、光センサのアパーチャを、丸型にすることにより、水平線(横線)と斜め線の検出時の信号レベルを同等にする。すなわち横線と斜線の検出分解能を同等にする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、比較的に簡単な計測にて、比較的に正確に画像位置ずれを検出することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
(1)像担持媒体上に形成されたマークを検出するセンサの、該像担持媒体の移動方向 と直交する方向の検出位置を基準位置とし、該像担持媒体(160)の移動方向(y)に対して斜めの、該基準位置では互いに接する第1斜辺をそれぞれが有し該移動方向で向かい合う第1作像の第1マーク領域(mrB11)および第2作像の第1マーク領域(mrC1)を含む第1パターン領域(A1)と、
第1斜辺と傾斜方向が同じ、前記基準位置では互いに接する第2斜辺をそれぞれが有し該移動方向で向かい合う第1作像の第2マーク領域(mrB12)および第2作像の第2マーク領域(mrC2)を含み、第1作像と第2作像のマーク領域の前記移動方向の分布が前記第1パターン領域(A1)とは逆の第2パターン領域(A2)と、
第1斜辺と傾斜方向が逆の、前記基準位置では互いに接する第3斜辺をそれぞれが有し該移動方向で向かい合う第1作像の第3マーク領域(mrB13)および第2作像の第3マーク領域(mrC3)を含む第3パターン領域(B1)と、
第3斜辺と傾斜方向が同じ、前記基準位置では互いに接する第4斜辺をそれぞれが有し該移動方向で向かい合う第1作像の第4マーク領域(mrB14)および第2作像の第4マーク領域(mrC4)を含み、第1作像と第2作像のマーク領域の前記移動方向の分布が第3パターン(B1)とは逆の第4パターン領域(B2)を、前記像担持媒体上に形成し、
前記像担持媒体上に形成した各パターンの各作像の斜辺間に露出した下地の前記移動方向の幅である下地幅(ta1,ta2,tb1,tb2)を前記センサを用いて計測し、第1および第2パターン領域(A1,A2)から得られる下地幅(ta=ta1+ta2)と第3および第4パターン領域(B1,B2)から得られる下地幅(tb=tb1+tb2)とに基づいて、画像位置ずれ(dX=(ta-tb)/2, dY=(ta+tb)/2)を検出する、画像位置ずれ検出方法。
【0008】
なお、理解を容易にするためにカッコ内には、図面に示し後述する実施例の対応要素又は対応事項の記号を、例示として参考までに付記した。以下も同様である。
【0009】
上記第1〜4パターン領域(A1,A2,B1,B2)が仮に、基準位置に形成されると、たとえば図7に示す第1〜4パターン領域A1,A2,B1,B2のいずれにおいても、第1作像の第1〜4マークmrB11〜mrB14のそれぞれと、第2作像の第1〜4マークmrC1〜mrC4のそれぞれとが斜辺で接している。したがって、前記像担持媒体上に形成した各パターンの各作像の斜辺間には下地は露出せず、下地幅(ta1,ta2,tb1,tb2)はゼロである。
【0010】
ところが、第1作像と第2作像が像担持媒体(16)の移動方向である副走査方向yと直交する主走査方向xのみに相対的にずれるときには、例えば図8に示すように、第1パターン領域A1の第1作像マークmrB11と第2作像マークmrC1との間にta1幅の下地が現れるが、第2パターン領域A2では下地は現れない。第3パターン領域B1には下地は現れないが、第4パターン領域B2の第1作像マークmrB14と第2作像マークmrC4との間にtb2幅の下地が現れる。なお、第1作像と第2作像の主走査方向xの相対ずれが図8の場合とは反対の方向のときには、第1パターン領域A1には下地が現れないが、第2パターン領域A2に(ta2幅の)下地が現れ、第3パターンB1に(tb1幅の)下地が現れ、第4パターンB2には下地は現れない。
【0011】
第1作像と第2作像が副走査方向yのみに相対的にずれるときには、例えば図9に示すように、第1パターン領域A1の第1作像マークmrB11と第2作像マークmrC1との間にta1幅の下地が現れるが、第2パターン領域A2では下地は現れない。第3パターン領域B1の第1作像マークmrB13と第2作像マークmrC3との間にtb1幅の下地が現れ第4パターン領域B2には下地は現れない。なお、第1作像と第2作像の副走査方向yの相対ずれが図9の場合とは反対の方向のときには、第1パターン領域A1には下地が現れないが、第2パターン領域A2に(ta2幅の)下地が現れ、第3パターンB1に下地が現れず、第4パターンB2に(tb1幅の)下地が現れる。
【0012】
第1作像と第2作像が主走査方向xおよび副走査方向yに相対的にずれるときには、例えば図10に示すように、第1パターン領域A1の第1作像マークmrB11と第2作像マークmrC1との間にta1幅の下地が現れるが、第2パターン領域A2では下地は現れない。第3パターン領域B1には下地は現れないが、第4パターン領域B2の第1作像マークmrB14と第2作像マークmrC4との間にtb2幅の下地が現れる。
【0013】
ここで、全パターン領域の第1,第2作像マークの斜辺が副走査方向yに対して45度傾斜するものとし、第1パターン領域A1の第1作像マークmrB11と第2作像マークmrC1の斜辺の間に現れる下地幅(y方向)をta1(正値)とし、第2パターン領域A2の第1作像マークmrB12と第2作像マークmrC2の斜辺の間に現れる下地幅をta2(負値)とし、第3パターン領域B1の第1作像マークmrB13と第2作像マークmrC3の斜辺の間に現れる下地幅をtb1(正値)とし、第4パターン領域B2の第1作像マークmrB14と第2作像マークmrC4の斜辺の間に現れる下地幅をtb2(負値)とし、
ta=ta1+ta2,
tb=tb1+tb2
とすると、第1作像と第2作像の主,副走査方向x,yの相対的なずれdX,dYは、
dX=(ta−tb)/2,
dY=(ta+tb)/2
と算出することができる。
【0014】
即ち、第1〜4パターン領域それぞれの、第1作像マークと第2作像マークの斜辺間に現れる下地の副走査方向yの幅(下地幅)ta1,ta2,tb1,tb2を計測することにより、主,副走査方向x,yの相対的なずれdX,dYを求めることができる。図8〜10には、下地幅を誇張して示すが実際には極く狭いので、下地幅計測値ta1,ta2,tb1,tb2に及ぼす像担持媒体の移動速度変動の影響分は極く小さい。従来の速度変動測定用の定ピッチ縞パターンを用いなくても、比較的に高精度に、しかも比較的に簡単に、画像ずれを検出できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
(2)前記斜辺は全て前記移動方向(y)に対して45度をなす(図7)、上記(1)の画像位置ずれ検出方法。
【0016】
前記斜辺が45度でなくても画像ずれを検出することができる。しかし、45度でない角度θの場合には、角度θの三角関数値を係数として上述の演算式に導入しなければならず、計算が複雑になる。また、下地センサのx,y方向の解像度がアンバランスになって下地検出精度が低下する可能性がある。しかし45度にすると、主走査方向xの1のずれが副走査方向yの1のずれとして現れるので、y/xの変換系数が1で、上述の単純な演算式でずれ量を算出できるし、x,y方向の検出の解像度が同等即ち検出精度が同等になる。したがって斜辺は45度とするのが好ましい。
【0017】
(3)前記第1〜4パターン領域(A1,A2,B1,B2)を、前記移動方向(y)に並ぶ一列に形成し、前記センサ(121r)を用いて、第1〜4パターン領域の各斜辺間に露出した下地幅を順次に検出する、上記(1)又は(2)の画像位置ずれ検出方法。
【0018】
第1〜4パターン領域(A1,A2,B1,B2)が副走査方向に並び、これらを1個のセンサで順次に検出するが、計測するのは各パターン内の孤立した下地幅であり、この幅は極く狭いので、各下地幅計測値に対する像担持媒体の速度変動などの外乱の影響は少ない。
【0019】
(4)前記第1作像はブラック(Bk)であり、前記第2作像は、シアン(C),マゼンタ(M)又はイエロー(Y)である、上記(1)乃至(3)のいずれか1つの画像位置ずれ検出方法。これによれば、ブラック(Bk)に対するシアン(C),マゼンタ(M)又はイエロー(Y)の画像ずれ検出において、上記(1)に記載の効果が同様に得られる。
【0020】
(4a)第1作像はブラック(Bk)、第2作像はシアン(C)の第1組の第1〜4パターン領域,第1作像はブラック(Bk)、第2作像はマゼンタ(M)の第2組の第1〜4パターン領域、および、第1作像はブラック(Bk)、第2作像はイエロー(Y)の第3組の第1〜4パターン領域を、前記移動方向(y)に沿って一列に形成し、センサ(121r)で、第1〜3組の各第1〜4パターン領域の各斜辺間に露出した下地幅を順次に検出する、上記(4)の画像位置ずれ検出方法。これによれば、ブラック(Bk)に対するシアン(C),マゼンタ(M)およびイエロー(Y)の画像ずれ検出において、上記(1)および(3)に記載の効果が同様に得られる。
【0021】
(4b)前記第1〜3組のパターン領域の配列すなわち第1列と、前記移動方向(y)に関して線対称な第2列のパターン領域配列を、同時に前記像担持媒体上に形成し、センサで、第1列および第2列の第1〜3組の各第1〜4パターン領域の前記移動方向(y)に関して線対称なマーク領域間の前記移動方向(y)の位置差を検出し、検出した位置差に基づいて各作像のスキューを求める、前記(4)又は(4a)の画像位置ずれ検出方法。これによれば、ブラック(Bk)ならびにシアン(C),マゼンタ(M)又はイエロー(Y)の各作像のスキューを得ることができる。
【0022】
(5)像担持媒体 (160) 上に形成されたマークを検出するセンサ (121r) ;
上記(1)に記載の第1,第2,第3および第4パターン領域(A1,A2,B1,B2)を前記像担持媒体(160)上に形成する画像形成手段(131〜135);および、
前記像担持媒体の移動方向の、前記センサが検出したマーク間の幅である下地幅(ta1,ta2,tb1, tb2)を計測し、第1および第2パターン領域(A1,A2)から得られる下地幅(ta=ta1+ta2)と第3および第4パターン領域(A3,A4)から得られる下地幅(tb=tb1+tb2)とに基づいて、画像位置ずれ(dX=(ta-tb)/2,dY=(ta+tb)/2)を検出する手段;
を備える画像位置ずれ検出装置。
【0023】
この検出装置によって上記(1)の画像位置ずれ検出を自動的に行って、上記(1)に記載の効果を同様に得ることができる。
【0024】
(6)感光体に各色カラー顕像を形成するカラー画像形成手段(134,135);
上記各色カラー顕像を直接に又は転写媒体(160)を介して間接に転写紙上に重ね転写する転写手段(106);
該転写媒体叉は転写紙である像担持媒体 (160) 上に形成されたマークを検出するセンサ (121r) ;
前記カラー画像形成手段および転写手段を用いて、上記(1)に記載の第1,第2,第3および第4パターン領域(A1,A2,B1,B2)を、転写媒体(160)又は転写紙である像担持媒体(160)上に形成するテストパターン形成手段(131〜133);
前記像担持媒体の移動方向の、前記センサが検出したマーク間の下地の幅である下地幅(ta1,ta2,tb1, tb2)を計測し、第1および第2パターン領域(A1,A2)から得られる下地幅(ta=ta1+ta2)と第3および第4パターン領域(B1,B2)から得られる下地幅(tb=tb1+tb2)とに基づいて、画像位置ずれ(dX=(ta-tb)/2,dY=(ta+tb)/2)を算出する演算手段(131);および、
算出した画像位置ずれに基づいてカラー作像の色ずれをなくすように、前記カラー画像形成手段の作像タイミングを調整する色合わせ手段(131);
を備えるカラー画像形成装置。
【0025】
このカラー画像形成装置によって上記(1)の画像位置ずれ検出を色間で自動的に行って、上記(1)に記載の効果を同様に得ることができる。色合わせ手段(131)によって色ずれのないように各色作像タイミングが自動的に調整されるので、色ずれが無いカラー画像を得ることができる。
【0026】
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
【0027】
【実施例】
図1に、本発明の第1実施例の複合機能フルカラーデジタル複写機の外観を示す。このフルカラー複写機は、大略で、自動原稿送り装置(ADF)30と、操作ボード20と、カラースキャナ10と、カラープリンタ100と、ステープラ及び作像された用紙を積載可能なトレイ付きのフィニッシャ34と、両面ドライブユニット33と、給紙バンク35及び大容量給紙トレイ36、の各ユニットで構成されている。機内の画像データ処理装置ACP(図3)には、パソコンPCが接続したLAN(Local Area Network)が接続されており、ファクシミリコントロールユニットFCU(図3)には、電話回線PN(ファクシミリ通信回線)に接続された交換器PBXが接続されている。カラープリンタ100のプリント済の用紙は、排紙トレイ108上またはフィニッシャ34に排出される。
【0028】
図2に、カラープリンタ100の機構を示す。この実施例のカラープリンタ100は、レーザプリンタである。このレーザプリンタ100は、マゼンダ(M),シアン(C),イエロー(Y)および黒(ブラック:K)の各色の画像を形成するための4組のトナー像形成ユニットが、転写紙の移動方向(図中の右下から左上方向y)に沿ってこの順に配置されている。即ち、4連ドラム方式のフルカラー画像形成装置である。
【0029】
これらマゼンダ(M),シアン(C),イエロー(Y)および黒(K)のトナー像形成ユニットは、それぞれ、感光体ドラム111M,111C,111Yおよび111Kを有する感光体ユニット110M,110C,110Yおよび110Kと、現像ユニット120M,120C,120Yおよび120Kとを備えている。また、各トナー像形成部の配置は、各感光体ユニット内の感光体ドラム111M,111C,111Yおよび111Kの回転軸が水平x軸(主走査方向)に平行になるように、且つ、転写紙移動方向y(副走査方向)に所定ピッチの配列となるように、設定されている。
【0030】
また、レーザプリンタ100は、上記トナ−像形成ユニットのほか、レーザ走査による光書込ユニット102、給紙カセット103,104、レジストローラ対105、転写紙を担持して各トナ−像形成部の転写位置を通過するように搬送する転写搬送ベルト160を有する転写ベルトユニット106、ベルト定着方式の定着ユニット107、排紙トレイ108,両面ドライブ(面反転)ユニット33等を備えている。また、レーザプリンタ100は、図示していない手差しトレイ、トナ−補給容器、廃トナーボトル、なども備えている。
【0031】
光書込ユニット102は、光源、ポリゴンミラー、f−θレンズ、反射ミラー等を備え、画像データに基づいて各感光体ドラム111M,111C,111Yおよび111Kの表面にレーザ光を、x方向に振り走査しながら照射する。また図2上の一点鎖線は、転写紙の搬送経路を示している。給紙カセット103,104から給送された転写紙は、図示しない搬送ガイドで案内されながら搬送ローラで搬送され、レジストローラ対105に送られる。このレジストローラ対105により所定のタイミングで転写搬送ベルト160に送出された転写紙は転写搬送ベルト160で担持され、各トナ−像形成部の転写位置を通過するように搬送される。
【0032】
各トナー像形成部の感光体ドラム111M,111C,111Yおよび111Kに形成されたトナー像が、転写搬送ベルト160で担持され搬送される転写紙に転写され、各色トナー像の重ね合わせ即ちカラー画像が形成された転写紙は、定着ユニット107に送られる。すなわち転写は、転写紙上にじかにトナー像を転写する直接転写方式である。定着ユニット107を通過する時トナー像が転写紙に定着する。トナー像が定着した転写紙は、排紙トレイ108,フィニッシャ36又は両面ドライブユニット33に排出又は送給される。
【0033】
イエローYのトナ−像形成ユニットの概要を次に説明する。他のトナ−像形成ユニットも、イエローYのものと同様な構成である。イエローYのトナー像形成ユニットは、前述のように感光体ユニット110Y及び現像ユニット120Yを備えている。感光体ユニット110Yは、感光体ドラム111Yのほか、感光体ドラム表面に潤滑剤を塗布するブラシローラ,感光体ドラム表面をクリーニングする揺動可能なブレード,感光体ドラム表面に光を照射する除電ランプ,感光体ドラム表面を一様帯電する非接触型の帯電ローラ、等を備えている。
【0034】
感光体ユニット110Yにおいて、交流電圧が印加された帯電ローラにより一様帯電された感光体ドラム111Yの表面に、光書込ユニット102で、プリントデータに基づいて変調されポリゴンミラーで偏向されたレーザ光Lが走査されながら照射されると、感光体ドラム111Yの表面に静電潜像が形成される。感光体ドラム11IY上の静電潜像は、現像ユニット20Yで現像されてイエローYのトナー像となる。転写搬送ベルト160上の転写紙が通過する転写位置では、感光体ドラム11IY上のトナー像が転写紙に転写される。トナ−像が転写された後の感光体ドラム111Yの表面は、ブラシローラで所定量の潤滑剤が塗布された後、ブレードでクリーニングされ、除電ランプから照射された光によって除電され、次の静電潜像の形成に備えられる。
【0035】
現像ユニット120Yは、磁性キャリア及びマイナス帯電のトナ−を含む二成分現像剤を収納している。そして、現像ケース120Yの感光体ドラム側の開口から一部露出するように配設された現像ローラや、搬送スクリュウ、ドクタブレード、トナ−濃度センサ,粉体ポンプ等を備えている。現像ケース内に収容された現像剤は、搬送スクリュウで攪拌搬送されることにより摩擦帯電する。そして、現像剤の一部が現像ローラの表面に担持される。ドクタブレードが現像ローラの表面の現像剤の層厚を均一に規制し、現像ローラの表面の現像剤中のトナーが感光体ドラムに移り、これにより静電潜像に対応するトナー像が感光体ドラム111Y上に現われる。現像ケース内の現像剤のトナー濃度はトナ−濃度センサで検知される。濃度不足の時には、粉体ポンプが駆動されてトナーが補給される。
【0036】
転写ベルトユニット106の転写搬送ベルト160は、各トナ−像形成部の感光体ドラム111M,111C,111Yおよび111Kに接触対向する各転写位置を通過するように、4つの接地された張架ローラに掛け回されている。張架ローラの1つが109である。これらの張架ローラのうち、2点鎖線矢印で示す転写紙移動方向上流側の入口ローラには、電源から所定電圧が印加された静電吸着ローラが対向するように配置されている。これらの2つのローラの間を通過した転写紙は、転写搬送ベルト160上に静電吸着される。また、転写紙移動方向下流側の出口ローラは、転写搬送ベルトを摩擦駆動する駆動ローラであり、図示しない駆動源に接続されている。また、転写搬送ベルト160の外周面には、電源から所定のクリーニング用電圧が印加されたバイアスローラが接触するように配置されている。このバイアスローラにより転写搬送ベルト160上に付着したトナ−等の異物が除去される。
【0037】
また、感光体ドラム111M,111C,111Yおよび111Kに接触対向する接触対向部を形成している転写搬送ベルト160の裏面に接触するように、転写バイアス印加部材を設けている。これらの転写バイアス印加部材は、マイラ製の固定ブラシであり、各転写バイアス電源から転写バイアスが印加される。この転写バイアス印加部材で印加された転写バイアスにより、転写搬送ベルト160に転写電荷が付与され、各転写位置において転写搬送ベルト160と感光体ドラム表面との間に所定強度の転写電界が形成される。
【0038】
図3に、図1に示す複写機の画像処理系統のシステム構成を示す。このシステムでは、読取ユニット11と画像データ出力I/F(Interface:インターフェイス)12でなるカラー原稿スキャナ12が、画像データ処理装置ACPの画像データインターフェース制御CDIC(以下単にCDICと表記)に接続されている。画像データ処理装置ACPにはまた、カラープリンタ100が接続されている。カラープリンタ100は、画像データ処理装置ACPの画像データ処理器IPP(Image Processing Processor;以下では単にIPPと記述)から、書込みI/F134に記録画像データを受けて、作像ユニット135でプリントアウトする。作像ユニット135は、図2に示すものである。
【0039】
画像処理装置である画像データ処理装置ACP(以下では単にACPと記述)は、パラレルバスPb,画像メモリアクセス制御IMAC(以下では単にIMACと記述),画像メモリであるメモリモジュールMEM(以下では単にMEMと記述),システムコントローラ1,RAM4,不揮発メモリ5,操作ボード20,フォントROM6,CDIC,IPP等、を備える。パラレルバスPbには、ファクシミリ制御ユニットFCU(以下単にFCUと記述)を接続している。
【0040】
原稿を光学的に読み取る読取ユニット11は、原稿に対するランプ照射の反射光をCCDで光電変換してR,G,B画像データを生成し、出力I/F12でRGB画像データに変換しかつシェーディング補正してCDICに送出する。
【0041】
CDICは、画像データに関し、出力I/F12,パラレルバスPb,IPP間のデータ転送,プロセスコントローラ131とACPの全体制御を司るシステムコントローラ1との間の通信をおこなう。また、RAM132はプロセスコントローラ131のワークエリアとして使用され、不揮発メモリ133はプロセスコントローラ131の動作プログラム等を記憶している。
【0042】
IPPは画像処理をおこなうプログラマブルな演算処理手段である。出力I/F12からCDICに入力された画像データは、CDICを経由してIPPに転送され、IPPにて光学系およびディジタル信号への量子化に伴う信号劣化(スキャナ系の信号劣化)を補正され、再度、CDICへ出力(送信)される。
【0043】
画像メモリアクセス制御IMAC(以下では単にIMACと記述)は、MEMに対する画像データの書き込み/読み出しを制御する。システムコントローラ1は、パラレルバスPbに接続される各構成部の動作を制御する。また、RAM4はシステムコントローラ1のワークエリアとして使用され、不揮発メモリ5はシステムコントローラ1の動作プログラム等を記憶している。
【0044】
操作ボード20は、ACPがおこなうべき処理を入力する。たとえば、処理の種類(複写、ファクシミリ送信、画像読込、プリント等)および処理の枚数等を入力する。これにより、画像データ制御情報の入力をおこなうことができる。なお、FCUの内容については後述する。
【0045】
読取ユニット11より読み取った画像データの処理には、読み取り画像データをMEMに蓄積して再利用するジョブと、MEMに蓄積しないジョブとがあり、それぞれの場合について説明する。読み取り画像データをMEMに蓄積する例としては、1枚の原稿について複数枚を複写する場合があり、この場合には、読取ユニット11を1回だけ動作させ、読取ユニット11により読み取った画像データをMEMに蓄積し、MEMに蓄積された画像データを複数回読み出す。
【0046】
MEMを使わない例としては、1枚の原稿を1枚だけ複写する場合があり、この場合には、読み取り画像データをそのまま再生すればよいので、IMACによるMEMへのアクセスをおこなう必要はない。MEMを使わない場合には、IPPからCDICへ転送されたデータは、再度、CDICからIPPへ戻される。IPPにおいては、出力I/F12におけるCCDによるRGB信号をYMCK信号に色変換し、プリンタγ変換,階調変換,および、ディザ処理もしくは誤差拡散処理などの階調処理などの画質処理をおこなう。
【0047】
画質処理後の画像データはIPPから書込みI/F134に転送される。書込みI/F134は、階調処理された信号に対し、パルス幅とパワー変調によりレーザー制御をおこなう。その後、画像データは作像ユニット135へ送られ、作像ユニット135が転写紙上に再生画像を形成する。
【0048】
つぎに、MEMに蓄積し、画像読み出し時に付加的な処理、たとえば画像方向の回転、画像の合成等をおこなう場合の画像データの流れについて説明する。IPPからCDICへ転送された画像データは、CDICからパラレルバスPbを経由してIMACに送られる。
【0049】
IMACは、システムコントローラ1の制御に基づいて、画像データとMEMのアクセス制御,LAN上に接続した図示しないパソコンPC(以下では単にPCと表記)のプリント用データの展開,MEMの有効活用のための画像データの圧縮/伸張をおこなう。
【0050】
IMACへ送られた画像データは、データ圧縮後、MEMに蓄積され、蓄積された画像データは必要に応じて読み出される。読み出された画像データは、伸張され、本来の画像データに戻しIMACからパラレルバスPbを経由してCDICへ戻される。CDICからIPPへの転送後は画質処理をして書込みI/F134に出力し、作像ユニット135において転写紙上に再生画像を形成する。
【0051】
画像データの流れにおいて、パラレルバスPbおよびCDICでのバス制御により、ディジタル複合機の機能を実現する。
【0052】
ファクシミリ送信は、読み取られた画像データをIPPにて画像処理を実施し、CDICおよびパラレルバスPbを経由してFCUへ転送することによりおこなわれる。FCUは、通信網へのデータ変換をおこない、それを公衆回線PNへファクシミリデータとして送信する。ファクシミリ受信は、公衆回線PNからの回線データをFCUにて画像データへ変換し、パラレルバスPbおよびCDICを経由してIPPへ転送することによりおこなわれる。この場合、特別な画質処理はおこなわず、書込みI/F134から出力し、作像ユニット135において転写紙上に再生画像を形成する。
【0053】
複数ジョブ、たとえば、コピー機能,ファクシミリ送受信機能,プリンタ出力機能が並行に動作する状況において、読取ユニット11,作像ユニット135およびパラレルバスPbの使用権のジョブへの割り振りは、システムコントローラ1およびプロセスコントローラ131において制御する。プロセスコントローラ131は画像データの流れを制御し、システムコントローラ1はシステム全体を制御し、各リソースの起動を管理する。また、ディジタル複合機の機能選択は、操作ボード20においておこなわれ、操作ボード20の選択入力によって、コピー機能,ファクシミリ機能等の処理内容を設定する。
【0054】
システムコントローラ1とプロセスコントローラ131は、パラレルバスPb,CDICおよびシリアルバスSbを介して相互に通信をおこなう。具体的には、CDIC内においてパラレルバスPbとシリアルバスSbとのデータ,インターフェースのためのデータフォーマット変換をおこなうことにより、システムコントローラ1とプロセスコントローラ131間の通信を行う。
【0055】
各種バスインターフェース、たとえばパラレルバスI/F 7、シリアルバスI/F 9、ローカルバスI/F 3およびネットワークI/F 8は、IMACに接続されている。コントローラーユニット1は、ACP全体の中での独立性を保つために、複数種類のバス経由で関連ユニットと接続する。
【0056】
システムコントローラ1は、パラレルバスPbを介して他の機能ユニットの制御をおこなう。また、パラレルバスPbは画像データの転送に供される。システムコントローラ1は、IMACに対して、画像データをMEMに蓄積させるための動作制御指令を発する。この動作制御指令は、IMAC,パラレルバスI/F 7、パラレルバスPbを経由して送られる。
【0057】
この動作制御指令に応答して、画像データはCDICからパラレルバスPbおよびパラレルバスI/F 7を介してIMACに送られる。そして、画像データはIMACの制御によりMEMに格納されることになる。
【0058】
一方、ACPのシステムコントローラ1は、PCからのプリンタ機能としての呼び出しの場合、プリンタ,コントローラとネットワーク制御およびシリアルバス制御として機能する。ネットワーク経由の場合、IMACはネットワークI/F 8を介してプリント出力要求データを受け取る。
【0059】
汎用的なシリアルバス接続の場合、IMACはシリアルバスI/F 9経由でプリント出力要求データを受け取る。汎用のシリアルバスI/F 9は複数種類の規格に対応しており、たとえばUSB(Universal Serial Bus)、1284または1394等の規格のインターフェースに対応する。
【0060】
プリント出力要求データはシステムコントローラ1により画像データに展開される。その展開先はMEM内のエリアである。展開に必要なフォントデータは、ローカルバスI/F 3およびローカルバスRb経由でフォントROM6を参照することにより得られる。ローカルバスRbは、このコントローラ1を不揮発メモリ5およびRAM4と接続する。
【0061】
シリアルバスSbに関しては、PCとの接続のための外部シリアルポート2以外に、ACPの操作部である操作ボード20との転送のためのインターフェースもある。これはプリント展開データではなく、IMAC経由でシステムコントローラ1と通信し、処理手順の受け付け、システム状態の表示等をおこなう。
【0062】
システムコントローラ1とMEMおよび各種バスとのデータ送受信は、IMACを経由しておこなわれる。MEMを使用するジョブはACP全体の中で一元管理される。
【0063】
図4には、「色合わせ」を実施する時にプリンタ100の転写搬送ベルト160上に形成されるテストパタ−ンを示す。この実施例では、転写搬送ベルト160を支える張架ローラ109に、2個の反射形フォトセンサ121f,121rが対向している。センサ121fは複写機の前ドアに近い位置(フロント側)に、センサ121rは背部壁に近い位置(リア側)にある。
【0064】
形成されるテストパタ−ンの基準位置は、主走査方向xでセンサ121fと121rの位置であり、2列が形成される。各列は、ブラックBkのスタートマークmfB0,mrB0の次に、ブラックBkに対するシアンCの位置ずれ検出用の第1セット,ブラックBkに対するマゼンタMの位置ずれ検出用の第2セットおよびブラックBkに対するイエローYの位置ずれ検出用の第3セットが副走査方向yに並ぶものである。各セットは、y方向に並んだ第1パターンA1,第2パターンA2,第3パターンB1および第4パターンB2を含む。
【0065】
リア側の1列のテストパターンの中の、ブラックBkに対するシアンCの位置ずれ検出用の第1セットのパターンを例にとって説明すると、基準位置に形成する4個のBkマークmrB11〜mrB14には、副走査方向yに対して45度の斜辺があり、転写搬送ベルト160の移動方向y(図4上で紙面の下辺から上辺に向かう方向)に関して、第1BkマークmrB11と第2BkマークB12の各斜辺は下流側と上流側を向いている。即ち逆向きである。第3BkマークmrB13と第2BkマークB14の各斜辺は、第1,第2BマークmrB11,mrB12の斜辺と90度の角度をなす。第3BkマークmrB13と第4BkマークB14の各斜辺も、下流側と上流側を向いている。即ち、主走査方向xに延びる直線に関して、第1BkマークmrB11および第2BkマークB12と、第3BkマークmrB13および第4BkマークB14とは、線対称である。
【0066】
基準位置に形成する4個のCマークmrC1〜mrC4にも、それぞれ副走査方向yに対して45度の斜辺があり、基準位置に形成されるとそれぞれの斜辺が、基準位置に形成された上記4個のBkマークmrB11〜mrB14の各斜辺と接する。
【0067】
上述の第1BkマークmrB11と第1CマークmrC1との組み合わせが、第1パターンA1であり、第2BkマークmrB12と第2CマークmrC2との組み合わせが、第2パターンA2であり、第3BkマークmrB13と第3CマークmrC3との組み合わせが、第3パターンB1であり、第4BkマークmrB14と第4CマークmrC4との組み合わせが、第4パターンB2である。
【0068】
基準位置に形成された場合、フロント側の第1セットのパターンは、リア側の上記第1セットのパターンと、y軸平行線に関して線対称である。
【0069】
基準位置に基準どおりに形成される第2,第3セットは、色が異なるだけで、上述の第1セットのパターンと同一形状である。
【0070】
図5に、センサ120r,120fとその検出信号を読み込む電気回路を示す。マーク間ずれ量検出回路42fおよび42rはそれぞれ、センサ121fおよび121rの反射光検出信号を地肌/マーク検出を表わす地肌検出信号に2値化する増幅,波形整形回路および下地幅カウンタを含む。マーク間ずれ量検出回路42fおよび42rはそれぞれ、色ずれ演算器43がカウンタスタート信号(タイミング信号)を与えるとそれぞれ、スタートマークmfB0,mrB0の位置計測を行い、色ずれ演算器43がカウントセット信号(タイミング信号)を与えると、その後地肌検出信号が下地レベルに立上るとクロックパルスのカウントアップを開始し、地肌検出信号がマークレベルに立下るとそこでカウントアップを停止して、その時点のカウントデータを出力ラッチに保持するものである。
【0071】
色ずれ演算器43は、マイクロコンピュータ(以下MPUと言う)41がマーク検出指示信号を与えると、カウンタスタート信号をマーク間ずれ量検出回路42fおよび42rに与え、そしてこれらの回路42f,42rのスタートマークカウントデータ(tf1,tf2),(tr1,tr2)を読み込み、その後は設定されているタイミングでカウントセット信号を発生してマーク間ずれ量検出回路42fおよび42rに与え、その後、カウントセット信号を与えるタイミングの前にマーク間ずれ量検出回路42fおよび42rから出力ラッチのカウントデータを読み込み、これを所定回数行うと、各色ずれ量およびスキュー量を算出して、各色ずれ量およびスキュー量を零とするための各色作像のタイミング等の調整値を算出してMPU41に転送するものである。なお、MPU41はプロセスコントローラ131の主プロセッサであり、ROM,RAM,CPUおよび検出データ格納用FIFOメモリ等を主体とするマイクロコンピュータである。
【0072】
ここで、前述のカウンタセット信号の発生タイミングを説明すると、第1〜3セットの各パターンの副走査方向yの基準位置に相当する各タイミング値が定められており、各タイミングになる度に、色ずれ演算器43がカウントセット信号を発生してマーク間ずれ量検出回路42f,42rに与える。図7〜10に、リア側の第1セットのパターンA1,A2,B1,B2宛ての、カウントセット信号発生タイミング値Ts1〜Ts4を示す。Tc1,Tc2,Tc3,Tc4は、基準位置に形成された各パターンA1,A2,B1,B2の中心位置がセンサ121rに到達する基準タイミング値である。カウントセット信号発生タイミング値Ts1〜Ts4は、基準タイミング値よりも設定値分小さく設定されているので、各パターンA1,A2,B1,B2の中心位置がセンサ121rに到達する直前に、カウントセット信号がマーク間ずれ量検出回路42f,42rに与えられる。
【0073】
MPU41は、この実施例では、電源投入直後の初期化を終えて作像機構各部が作像プロセス実行可になったとき、この電源投入後の電源オンが継続している間のフルカラーコピーが設定数以上になりかつ所定区切りのコピーが終了したとき、ならびに、操作ボード20から「色合わせ」指示入力があったときに、「色合わせ」CPAを実行する。
【0074】
図6に、「色合わせ」CPAの内容を示す。この「色合わせ」CPAに進むとMPU41は、先ず、「テストパターンの形成と計測」PFMにて、帯電,露光,現像および転写等、作像条件をすべて基準値に設定して、転写搬送ベルト160上に、図4に示すように、フロントf,リアrのそれぞれに、各一列のテストパターンを形成する。そして、スタートマークmfB0,mrB0がセンサ121r,121f直下に進入する前の基準基点(タイミング)でMPU41が、色ずれ演算器43に計測開始信号を与える。
【0075】
この計測開始信号に応答して色ずれ演算器43が、マーク間ずれ量計測回路42f,42rにカウントスタート信号(タイミング信号)を与えるとともに、タイミングパルス(クロックパルス)のカウントを開始する。マーク間ずれ量計測回路42f,42rはそれぞれ、カウントスタート信号に応答して、下地幅カウンタでクロックパルスのカウントアップを開始し、その後地肌検出信号がBkのスタートマークmfB0,mrB0検出レベルに立下るとカウントデータtf1,tr1を出力ラッチにラッチすると共に、再度クロックパルスのカウントアップを再スタートしてデータレディを色ずれ演算回路43に与える。このデータレディに応答して色ずれ演算回路43は、マーク間ずれ量検出回路42f,42rの出力ラッチのカウントデータtf1,tr1(フロント,リアのスタートマークmfB0,mrB0のy位置データ)を読み込む。マーク間ずれ量計測回路42f,42rはその後地肌検出信号が下地レベルに立上るとそこでカウントを停止してカウントデータtf2,tr2を出力ラッチにラッチすると共に、データレディを色ずれ演算回路43に与える。このデータレディに応答して色ずれ演算回路43は、マーク間ずれ量検出回路42f,42rの出力ラッチのカウントデータtf2,tr2(フロント,リアのスタートマークmfB0,mrB0のy幅)を読み込む。なお、tr1,tr2は図7に示すが、tf1,tf2は図示していない。tf1はカウントスタート信号が発生してからスタートマークmfB0がセンサ121rの視野に進入するまでの転写搬送ベルト160の移動量(mfB0のy位置)、tf2はスタートマークmfB0をセンサ121rが検出している間の転写搬送ベルト160の移動量(mfB0のy幅)である。
【0076】
色ずれ演算器43は先に開始したタイミングパルスのカウント値が第1タイミング値Ts1になると、マーク間ずれ量計測回路42f,42rにカウントセット信号を与える。マーク間ずれ量計測回路42f,42rはこれに応答して、下地幅カウンタを、地肌検出信号が下地レベルの間クロックパルスをカウントアップするカウントモードに設定する。マーク間ずれ量計測回路42f,42rはその後、地肌検出信号が下地レベルになるとクロックパルスをカウントアップし、地肌検出信号がマークレベルに戻るとカウントアップを停止して、カウントデータを出力ラッチにラッチする。なお、このときのカウントデータは、例えば図8に示すように、パターン領域内のマーク間下地幅ta1があるときにはそれを表すものであるが、なかったときには、mrB11とmrB12との間の下地幅(設計上想定したマーク間下地幅ta1の最大値Pmより大きい値)を表すものとなる。
【0077】
色ずれ演算器43は、マーク間ずれ量計測回路42f,42rの出力ラッチのカウントデータを読み込み、そして次のタイミングTs2になるのを待って、タイミングTs2になるとマーク間ずれ量計測回路42f,42rにカウントセット信号を与える。以下同様にして色ずれ演算器43は、マーク間ずれ量計測回路42f,42rの出力ラッチのカウントデータの読み込みと、カウントセット信号の出力を繰り返す。そして、最終の、第3セットの第4パターン(B2)宛てのタイミングでマーク間ずれ量計測回路42f,42rにカウントセット信号を与え、そして最終パターンのマーク間下地幅計測値読込タイミングでマーク間ずれ量計測回路42f,42rのカウントデータを読み込むと、色ずれ演算器43は、読み込んだ、フロント側パターン宛てならびにリア側パターン宛てのスタートマーク位置計測値(tf1,tf2),(tr1,tr2)の次の、第1パターン以下の各第1〜12番のカウントデータ(原カウントデータ)の中の、設計上想定したマーク間下地幅最大値Pm以上のカウントデータは、パターン内マーク間の下地幅ではなくパターン間の下地幅を表しパターン内では下地幅を検出していないことを意味するので、零(パターン内下地幅=0)を表すものに変更し、奇数番のデータは正値、偶数番のデータは負値とした、対BkのC,M,Yそれぞれのずれ量算出用のデータC(ta1f,ta2f,tb1f,tb2f),M(ta1f,ta2f,tb1f,tb2f),Y(ta1f,ta2f,tb1f,tb2f)/C(ta1r,ta2r,tb1r,tb2r),M(ta1r,ta2r,tb1r,tb2r),Y(ta1r,ta2r,tb1r,tb2r)を生成する。
【0078】
以上が、図6に示す「テストパターンの形成と計測」PFMの内容である。次に色ずれ演算器43は、上述のスタートマーク位置計測値(tf1,tf2),(tr1,tr2)に基づいて、Bkのずれ量を算出する(AcB)。ここでは、副走査ずれ量(フロント基準)dyB=tf1−基準値,主走査ずれ量dxBf=tf2−フロント側基準値,dxBr=tr2−リア側基準値、および、スキューdSqB=f(tf1,tr1,dxBf,dxBr,主走査基準線長)を算出する。f(tf1,tr1,dxBf,・・・)は、tf1,tr1,dxBf,・・・を変数とする関数を意味する。
【0079】
次に色ずれ演算器43は、対BkのYのずれ量算出用のデータY(ta1f,ta2f,tb1f,tb2f)およびY(ta1r,ta2r,tb1r,tb2r)に基づいて、Bkに対するY作像のずれ量dyY,dxYおよびスキューdSqYを次のように算出する(AcY):
dyYf=〔(ta1f+ta2f)+(tb1f+tb2f)〕/2,
dxYf=〔(ta1f+ta2f)−(tb1f+tb2f)〕/2,
dyYr=〔(ta1r+ta2r)+(tb1r+tb2r)〕/2,
dxYr=〔(ta1r+ta2r)−(tb1f+tb2r)〕/2,
dyY=dyYf,dxY=dxYf(フロント基準)
dSqY=f(dyYf,dxYf,dyYr,dxYr,dSqB)。
同様にして色ずれ演算器43は、対BkのCのずれ量算出用のデータC(ta1f,ta2f,tb1f,tb2f)およびC(ta1r,ta2r,tb1r,tb2r)に基づいて、Bkに対するC作像のずれ量dyC,dxCおよびスキューdSqCを算出する(AcC)し、対BkのMのずれ量算出用のデータM(ta1f,ta2f,tb1f,tb2f)およびM(ta1r,ta2r,tb1r,tb2r)に基づいて、Bkに対するM作像のずれ量dyM,dxMおよびスキューdSqMを算出する(AcM)。そして色ずれ演算器43は、算出した各色のずれ量dyBk,dxBk,dSqBk/dyY,dxY,dSqY/dyC,dxC,dSqC/dyM,dxM,dSqM、をMPU41に転送する。
【0080】
MPU41はこれらのずれ量に基づいて、現在設定中の各色作像のタイミングを、各ずれ量が零となる方向に調整して再設定する(AdB,AdY,AdC,AdM)。その後、次回に「色合わせ」CPAを実行するまでは、このように再設定された作像タイミングで各色の作像が行われる。
【0081】
なお、上記実施例では、転写搬送ベルト160にテストパターンを形成して転写搬送ベルト160上の色間の作像ずれを検出するが、転写ドラムを用いる画像形成装置では、転写ドラムにテストパターンを形成して転写ドラム上の色間又は異なる作像行程間の作像ずれを検出する。また、転写搬送ベルトあるいは転写ドラムを用いるか否に係わらず、転写紙にテストパターンを転写してから、カラースキャナに該転写紙をセットしてカラースキャナでテストパターンを読み取り、読み取りデータに基づいて色間又は異なる作像行程間の作像ずれを検出することもできる。本発明は、異なる作像行程で異なる色の作像をする場合のみならず、異なる作像行程で同色の作像をする場合にも、同様に実施できる。
【0082】
【発明の効果】
上述のように本発明によれば、第1〜4パターン領域A1,A2,B2,B4それぞれの、第1作像マークmrB11〜mrB14と第2作像マークmrC1〜mrC4の斜辺間に現れる下地の副走査方向yの幅(下地幅)ta1,ta2,tb1,tb2を計測することにより、主,副走査方向x,yの相対的なずれdX,dYを求めることができる。図8〜10には、下地幅を誇張して示すが実際には極く狭いので、下地幅計測値ta1,ta2,tb1,tb2に及ぼす像担持媒体160の移動速度変動の影響分は極く小さい。従来の速度変動測定用の定ピッチ縞パターンを用いなくても、比較的に高精度に、しかも比較的に簡単に、画像ずれを検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を一態様で実施するフルカラー複写機の外観を示す正面図である。
【図2】 図1に示すプリンタ100の作像機構の概要を示す拡大縦断面図である。
【図3】 図1に示す複写機の主に画像処理系統の構成を示すブロック図である。
【図4】 図2に示す転写搬送ベルト160上に形成したテストパターンを模式的に示す平面図である。
【図5】 図3に示すプロセスコントローラ131の、テストパターン検出処理を行う要素を示すブロック図である。
【図6】 プロセスコントローラ131の、テストパターンを利用する色合わせ処理の概要を示すフローチャートである。
【図7】 図4に示すテストパターンの一部のみを拡大して示す平面図である。
【図8】 Bk作像に対してC作像が主走査方向xにずれた場合の、テストパターンの一部を拡大して模式的に示す平面図である。
【図9】 Bk作像に対してC作像が副走査方向yにずれた場合の、テストパターンの一部を拡大して模式的に示す平面図である。
【図10】 Bk作像に対してC作像が主,副走査方向x,yにずれた場合の、テストパターンの一部を拡大して模式的に示す平面図である。
【符号の説明】
10:カラー原稿スキャナ
20:操作ボード
30:自動原稿供給装置
100:カラープリンタ
PC:パソコン
PBX:交換器
PN:通信回線
102:光書込みユニット
103,104:給紙カセット
105:レジストローラ対
106:転写ベルトユニット
107:定着ユニット
108:排紙トレイ
110M,110C,110Y,110K:感光体ユニット
111M,111C,111Y,111K:感光体ドラム
120M,120C,120Y,120K:現像器
160:転写搬送ベルト
ACP:画像データ処理装置
CDIC:画像データインターフェース制御
IMAC:画像メモリアクセス制御
IPP:画像データ処理器
Claims (6)
- 像担持媒体上に形成されたマークを検出するセンサの、該像担持媒体の移動方向と直交する方向の検出位置を基準位置とし、該像担持媒体の移動方向に対して斜めの、該基準位置では互いに接する第1斜辺をそれぞれが有し該移動方向で向かい合う第1作像の第1マーク領域および第2作像の第1マーク領域を含む第1パターン領域と、
第1斜辺と傾斜方向が同じ、前記基準位置では互いに接する第2斜辺をそれぞれが有し前記移動方向で向かい合う第1作像の第2マーク領域および第2作像の第2マーク領域を含み、第1作像と第2作像のマーク領域の前記移動方向の分布が前記第1パターン領域とは逆の第2パターン領域と、
第1斜辺と傾斜方向が逆の、前記基準位置では互いに接する第3斜辺をそれぞれが有し前記移動方向で向かい合う第1作像の第3マーク領域および第2作像の第3マーク領域を含む第3パターン領域と、
第3斜辺と傾斜方向が同じ、前記基準位置では互いに接する第4斜辺をそれぞれが有し前記移動方向で向かい合う第1作像の第4マーク領域および第2作像の第4マーク領域を含み、第1作像と第2作像のマーク領域の前記移動方向の分布が第3パターンとは逆の第4パターン領域を、前記像担持媒体上に形成し、
前記像担持媒体上に形成した各パターンの各作像の斜辺間に露出した下地の前記移動方向の幅である下地幅を前記センサを用いて計測し、第1および第2パターン領域から得られる下地幅と第3および第4パターン領域から得られる下地幅とに基づいて、画像位置ずれを検出する、画像位置ずれ検出方法。 - 前記斜辺は全て前記移動方向に対して45度をなす、請求項1に記載の画像位置ずれ検出方法。
- 前記第1〜4パターン領域を、前記移動方向に並ぶ一列に形成し、前記センサを用いて、各パターン領域の各作像の斜辺間に露出した下地幅を順次に検出する、請求項1又は2に記載の画像位置ずれ検出方法。
- 前記第1作像はブラックであり、前記第2作像は、シアン,マゼンタ又はイエローである、請求項1乃至3のいずれか1つに記載の画像位置ずれ検出方法。
- 像担持媒体上に形成されたマークを検出するセンサ;
請求項1に記載の第1,第2,第3および第4パターン領域を前記像担持媒体上に形成する画像形成手段;および、
前記像担持媒体の移動方向の、前記センサが検出したマーク間の下地の幅である下地幅を計測し、第1および第2パターン領域から得られる下地幅と第3および第4パターン領域から得られる下地幅とに基づいて、画像位置ずれを検出する手段;
を備える画像位置ずれ検出装置。 - 感光体に各色カラー顕像を形成するカラー画像形成手段;
上記各色カラー顕像を直接に又は転写媒体を介して間接に転写紙上に重ね転写する転写手段;
該転写媒体又は転写紙である像担持媒体上に形成されたマークを検出するセンサ;
前記カラー画像形成手段および転写手段を用いて、請求項1に記載の第1,第2,第3および第4パターン領域を、前記像担持媒体上に形成するテストパターン形成手段;
前記像担持媒体の移動方向の、前記センサが検出したマーク間の下地の幅である下地幅を計測し、第1および第2パターン領域から得られる下地幅と第3および第4パターン領域から得られる下地幅とに基づいて、画像位置ずれを算出する演算手段;および、
算出した画像位置ずれに基づいてカラー作像の色ずれをなくすように、前記カラー画像形成手段の作像タイミングを調整する色合わせ手段;
を備えるカラー画像形成装置。
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