JP2009157056A - 位置ずれ量検出装置、位置ずれ量検出方法、位置ずれ量検出プログラム - Google Patents

位置ずれ量検出装置、位置ずれ量検出方法、位置ずれ量検出プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】
本発明では、より短い時間で、搬送ベルトの厚みムラから生じる検出誤差を除去した位置ずれ検出を可能とする位置ずれ量検出装置を提供する。
【解決手段】
本発明に係る位置ずれ量検出装置は、カラー画像を印刷する用紙を搬送する搬送体を有するタンデム方式の画像形成装置における位置ずれ量検出装置であって、特定色に係る画像位置と前記特定色以外の色に係る画像位置との位置ずれ量を検出するための位置ずれ検出用パターンと、前記搬送体の搬送速度を計測するための搬送速度検出用パターンと、を前記搬送体に、前記搬送体の搬送方向に対し並列に、作像する作像手段と、前記作像手段により前記搬送体に作像された、前記位置ずれ検出用パターンと前記搬送速度検出用パターンとを読み取る読取手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、タンデム方式の画像形成装置において、複数色を重ね合わせることで可視化された画像を得る場合に、この複数色の各画像に係る位置ずれ量を検出する装置に関する。
所謂タンデム方式の画像形成装置では、4色全てで異なる作像手段を用い、紙上に直接又は中間転写ベルト上にトナー画像を重ね合わせることによって、カラー画像を形成している。
このようなタンデム方式の画像形成装置では、各色の画像を重ねる位置が微妙にずれることによって、安定したカラー画像を得ることができない。そのため、当該画像形成装置の搬送体の上に形成した各色の位置ずれ補正用パターンを、検出手段によって検出し、4色全てを同一位置に重ね合わせる位置ずれ補正が一般的に行われている。一般的には、カラーパターン(シアン、マゼンタ、イエロー)の検出結果と、基準色パターン(ブラック)の検出結果を比較し、基準色パターンに対するカラーパターンの位置ずれ量を算出する(特許文献1、2)。
一方、上記位置ずれ補正用パターンを形成する搬送ベルトの厚みが、ベルト全体で均一ではないために、当該搬送ベルトの表面速度が変動し、それによって検出誤差が生じる。
そこで、上記搬送ベルトの厚みムラに起因する検出誤差の影響を相殺するために、位置ずれ補正用パターンを搬送ベルトの1周以上に渡って作像した上で位置ずれ量を検出するということが行われている。
特開2003−266798号公報 特許第3186587号
しかしながら、上記のように、位置ずれ補正用パターンを搬送ベルトの1周以上に渡って作像した上で位置ずれ量を検出する場合、当該パターンの作像及び検出のための時間が長くなってしまうという問題点があった。
従って、本発明では、上記課題に鑑み、より短い時間で、搬送ベルトの厚みムラから生じる検出誤差を除去した位置ずれ検出を可能とする位置ずれ量検出装置、位置ずれ量検出方法、位置ずれ量検出プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る位置ずれ量検出装置は、カラー画像を印刷する用紙を搬送する搬送体を有するタンデム方式の画像形成装置における位置ずれ量検出装置であって、特定色に係る画像位置と前記特定色以外の色に係る画像位置との位置ずれ量を検出するための位置ずれ検出用パターンと、前記搬送体の搬送速度を計測するための搬送速度検出用パターンと、を前記搬送体に、前記搬送体の搬送方向に対し並列に、作像する作像手段と、前記作像手段により前記搬送体に作像された、前記位置ずれ検出用パターンと前記搬送速度検出用パターンとを読み取る読取手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る位置ずれ量検出装置の一形態では、前記読取手段が読み取った前記位置ずれ検出用パターンに関する結果に基づき、前記位置ずれ量を算出する第一の算出手段と、前記読取手段が読み取った前記搬送速度検出用パターンに関する結果に基づき、前記搬送体の搬送速度を算出する第二の算出手段と、前記第一の算出手段により算出された前記位置ずれ量を、前記第二の算出手段により算出された前記搬送体の搬送速度を用いて、修正する第三の算出手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る位置ずれ量検出装置の一形態では、前記読取手段が読み取った前記搬送速度検出用パターンに関する結果に基づき、前記搬送体の搬送速度を算出し、該搬送速度と前記読取手段が読み取った前記位置ずれ検出用パターンに関する結果とに基づき、前記位置ずれ量を算出する算出手段を有することを特徴とする。
また、本発明に係る位置ずれ量検出装置の一形態では、前記作像手段は、同色で、かつ、同形状である前記搬送速度検出パターンを、前記搬送体の搬送方向に対し均等な間隔で作像することを特徴とする。
上記のように、本発明では、より短い時間で、搬送ベルトの厚みムラから生じる検出誤差を除去した位置ずれ検出を可能とする位置ずれ量検出装置を提供する。
本発明では、より短い時間で、搬送ベルトの厚みムラから生じる検出誤差を除去した位置ずれ検出を可能とする位置ずれ量検出装置、位置ずれ量検出方法、位置ずれ量検出プログラムを提供することができる。
図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
(本実施の形態に係る位置ずれ量検出装置の動作原理)
図1を用いて、本実施の形態に係る位置ずれ量検出装置の動作原理について説明する。図1は、本実施の形態に係る位置ずれ量検出装置100の動作原理を示す図である。
位置ずれ量検出装置100は、作像手段200、読取手段210、第一の算出手段220、第二の算出手段230、第三の算出手段240、記憶手段250、算出手段260を有する。
作像手段200は、タンデム方式のカラー画像形成装置における特定色の画像位置と特定色以外の画像位置との位置ずれ量を検出するための位置ずれ検出用パターンと、当該画像形成装置の搬送体の搬送速度を計測するための搬送速度検出用パターンとを、当該搬送体の上に、搬送方向に対して並列に、作像する。
読取手段210は、作像手段200が作像した位置ずれ検出用パターンと搬送速度検出用パターンとを読み取るセンサである。
第一の算出手段220は、読取手段210が読み取った位置ずれ検出用パターンの位置情報を用いて、搬送方向の位置ずれ量と搬送方向に直交する方向の位置ずれ量とを算出する。
第二の算出手段230は、読取手段210が読み取った搬送速度検出用パターンの位置情報を用いて、搬送体の実際の搬送速度を算出する。
第三の算出手段240は、第一の算出手段220が算出した二つの位置ずれ量を、第二の算出手段230が算出した搬送速度を用いて、修正を行う。
算出手段260は、読取手段210が読み取った搬送速度検出用パターンの位置情報を用いて、搬送体の搬送速度を算出し、その算出した搬送速度と読取手段210が読み取った位置ずれ検出用パターンの位置情報とを用いて、搬送方向の位置ずれ量と搬送方向に直交する方向の位置ずれ量とを算出する。
記憶手段250は、第三の算出手段240が修正を行った二つの位置ずれ量を記憶装置に記憶する。または、記憶手段250は、算出手段260が算出した二つの位置ずれ量を記憶装置に記憶する。
本実施の形態に係る位置ずれ量検出装置100は、作像手段200が、搬送体の上に、位置ずれ検出用パターンと搬送速度検出用パターンを作像する。そして、それらパターンの位置情報を読取手段210が読み取る。次に、第一の算出手段220が、読取手段210が読み取った位置ずれ検出用パターンの位置情報から二つの位置ずれ量を算出し、第二の算出手段230が、読取手段210が読み取った搬送速度検出用パターンの位置情報から搬送体の実際の搬送速度を算出する。その次に、第三の算出手段240が、第一の算出手段220が算出した二つの位置ずれ量を、第二の算出手段240が算出した実際の搬送速度を用いて修正する。最後に、記憶手段250が修正された二つの位置ずれ量を記憶装置に記憶して、位置ずれ量検出装置の処理は終了する。
もう一つの形態として、本実施の形態に係る位置ずれ量検出装置100は、作像手段200が、搬送体の上に、位置ずれ検出用パターンと搬送速度検出用パターンを作像する。そして、それらパターンの位置情報を読取手段210が読み取る。次に、算出手段260が、読取手段210が読み取った搬送速度検出用パターンの位置情報から搬送体の実際の搬送速度を算出し、この算出した搬送速度と読取手段210が読み取った位置ずれ検出用パターンの位置情報とに基づき、二つの位置ずれ量を算出する。そして、記憶手段250がこの二つの位置ずれ量を記憶装置に記憶して、位置ずれ量検出装置の処理は終了する。
以下で、これら各手段について、その処理動作について詳細に説明する。
(本実施の形態に係る位置ずれ量検出装置の作像手段)
(1)位置ずれ量検出装置の作像手段の処理動作について
図2を用いて、本発明の実施の形態に係る位置ずれ量検出装置の作像手段について説明する。図2は、本実施の形態に係る位置ずれ量検出装置100(及びカラー画像形成装置)の構成を示す図である。
なお、本発明に係る位置ずれ量検出装置100は、タンデム方式のカラー画像形成装置において作像される各色の画像位置のずれを補正するための装置である。従って、位置ずれ量検出装置100の作像手段とタンデム方式のカラー画像形成装置の作像手段とは、同一の機構を用いて、同一の処理動作が行われるため、以下では当該カラー画像形成装置の作像手段の構成及びその処理動作についての説明を行う。
本実施の形態に係るカラー画像形成装置(本実施の形態に係る位置ずれ量検出装置)は、給紙トレイ1、給紙ローラ2、分離ローラ3、記録紙4、搬送ベルト5、画像形成部6BK、6M、6C、6Y、駆動ローラ7、従動ローラ8、感光体ドラム9BK、9M、9C、9Y、帯電器10BK、10M、10C、10Y、露光器11、現像器12BK、12M、12C、12Y、除電器13BK、13M、13C、13Y、転写器15BK、15M、15C、15Y、定着器16、センサ17、18、19を有する。また、14BK、14M、14C、14Yは、各画像色の露光ビームであるレーザ光である。
本実施の形態に係るカラー画像形成装置は、図2に示すように、無端状移動装置である搬送ベルト5に沿って、基準色であるブラックと、その他の色であるマゼンタ、シアン、イエローとに係る各色の画像を形成する画像形成部6BK、6M、6C、6Yが並べられた構成となっている。つまり、給紙トレイ1から給紙ローラ2と分離ローラ3とにより分離給紙される用紙(記録紙)4を搬送する搬送ベルト5に沿って、この搬送ベルト5の搬送方向の上流側から順に、複数の画像形成部6BK、6M、6C、6Yが配列されている。
これら複数の画像形成部6BK、6M、6C、6Yは、画像を形成するトナーの色が異なるだけで内部構成は共通である。従って、以下の説明では、画像形成部6BKの各構成要素について具体的に説明し、他の画像形成部6M、6C、6Yは画像形成部6BKと処理動作が同じであるため、画像形成部6M、6C、6Yについては説明を省略する。
搬送ベルト5は、回転駆動される駆動ローラ7と従動ローラ8とに巻回された無端状ベルトである。この駆動ローラ7は、駆動モータにより回転駆動させられ、この駆動モータと駆動ローラ7と従動ローラ8とが、無端状移動装置である搬送ベルト5を移動させる駆動装置として機能する。
画像形成に際して、給紙トレイ1に収納された用紙4は最も上のものから順に送り出され、静電吸着作用により搬送ベルト5に吸着されて回転駆動される搬送ベルト5により最初の画像形成部6BKに搬送され、ここで、ブラックのトナー画像が転写される。
画像形成部6BKは、感光体としての感光体ドラム9BK、この感光体ドラム9BKの周囲に配置された帯電器10BK、露光器11、現像器12BK、感光体クリーナ、除電器13BK等から構成されている。露光器11は、各画像形成部6BK、6M、6C、6Yが形成する画像色に対応する露光ビームであるレーザ光14BK、14M、14C、14Yを照射するように構成されている。
ここで、図3を用いて、露光器11について説明する。図3は、露光器11の内部を示す図である。各画像色の露光ビームであるレーザ光14BK、14M、14C、14Yは、光源であるそれぞれのレーザダイオード21BK、21M、21C、21Yから照射される。照射されたレーザ光14BK、14M、14C、14Yは、反射鏡20によって光学系22BK、22M、22C、22Yを経て、光路を調整された後、感光体ドラム9BK、9M、9C、9Yの表面へと走査される。反射鏡20は6面体のポリゴンミラーであり、回転をすることによってポリゴンミラー1面につき主走査方向1ライン分の露光ビームを走査することができる。また、光源のレーザダイオード4つに対して、ポリゴンミラー1つで走査を行う。
レーザ光14BK、14Mと、レーザ光14C、14Yの2色ずつの露光ビームに分けてポリゴンミラーの対向反射面を用いて走査を行うことによって、同時に異なる4つの感光体ドラムへと露光することを可能としている。光学系22は、反射光を等間隔に揃えるf-θレンズと、レーザ光を偏向する偏向ミラーで構成されている。
画像形成に際し、感光体ドラム9BKの外周面は、暗中にて帯電器10BKにより一様に帯電された後、露光器11からのブラック画像に対応したレーザ光14BKにより露光され、静電潜像を形成される。現像器12BKは、この静電潜像をブラックトナーにより可視像化し、これにより感光体ドラム9BK上にブラックのトナー画像が形成される。
このトナー画像は、感光体ドラム9BKと搬送ベルト5上の用紙4とが接する位置(転写位置)で、転写器15BKの働きにより用紙4上に転写される。この転写により、用紙4上にブラックのトナーによる画像が形成される。
以上のようにして、画像形成部6BKでブラックのトナー画像を転写された用紙4は、搬送ベルト5によって次の画像形成部6Mに搬送される。画像形成部6Mでは、画像形成部6BKでの画像形成プロセスと同様のプロセスにより感光体ドラム9M上にマゼンタのトナー画像が形成され、そのトナー画像が用紙4上に形成されたブラックの画像に重畳されて転写される。
さらに、用紙4は、次の画像形成部6C、6Yに搬送され、同様の動作により、感光体ドラム9C上に形成されたシアンのトナー画像と、感光体ドラム9Y上に形成されたイエローのトナー画像とが、用紙4上に重畳されて転写される。こうして、用紙4上にフルカラーの画像が形成される。このフルカラーの重ね画像が形成された用紙4は、搬送ベルト5から剥離されて定着器16にて画像を定着された後、画像形成装置の外部に排紙される。
一方で、本実施の形態に係るカラー画像形成装置では、本来重ならなければならない位置に各色のトナー画像が重ならず、各色間で位置ずれが生ずる場合がある。このように、各色間で位置ずれが生じた場合には、各色のトナー画像の位置ずれを補正する必要があり、この位置ずれ補正はブラックの画像位置に対して、マゼンタ、シアン、イエローの3色の画像位置を合わせる形で行う。
(2)位置ずれ補正用パターンの構成について
次に、図4を用いて、位置ずれ補正用パターンについて説明する。図4は、本発明に係る位置ずれ補正用パターン25の一例を示す図である。なお、位置ずれ補正用パターン25とは、ブラックの画像位置とマゼンタ・シアン・イエローの画像位置との位置ずれ量を検出するための位置ずれ検出用パターン列26FC_L、26FC_Rと、搬送体の搬送速度を検出するための搬送速度検出用パターン列26BK_Cとから構成される。
本実施の形態においては、パターン列26BK_Cは、図4に示すように、ブラックの、搬送方向と直交する直線パターン25BK_Eのみから構成されるパターン列である。ただし、直線パターン25BK_Eは、マゼンタ、シアン、イエローのどの色で作像されても良く、また、搬送方向に対し傾きを持つ斜線パターンであっても良い。さらに、パターン列26BK_Cを構成する各パターンは、単一色で、かつ、同一形状で、等間隔に作像されれば、複数の色を含むパターン列であっても良い。
また、本実施の形態においては、パターン列26FC_L、26FC_Rは、図4に示すように、ブラック、マゼンタ、シアン、イエローの4色からなり、搬送方向に対して直交する直線パターンである第一の位置ずれ検出用パターン(25BK_Y1、25M_Y1、25C_Y1、25Y_Y1、25BK_Y2、25M_Y2、25C_Y2、25Y_Y2)と、搬送方向に直交する方向に対してπ/4の傾斜角を有する斜線パターンである第二の位置ずれ検出用パターン(25BK_S1、25M_S1、25C_S1、25Y_S1)と、搬送方向に直交する方向に対して3π/4の傾斜角を有する斜線パターンである第三の位置ずれ検出用パターン(25BK_S2、25M_S2、25C_S2、25Y_S2)とから構成されるパターン列である。
また、図4では、搬送方向と直交する方向に対し、パターン列26FC_L、パターン列26BK_C、パターン列26FC_Rの順で図示されているが、この順序を変更しても良い。
ここで、本実施の形態に係る位置ずれ量検出装置100において、ブラック、マゼンタ、シアン、イエローのトナー画像である位置ずれ補正用パターン25は、上記用紙4にカラー画像が形成されるのと同様のプロセスによって、搬送ベルト5上に形成される。また、画像形成部6BK、6M、6C、6Yそれぞれが、本実施の形態における作像手段である。
また、本実施の形態では、上記搬送ベルト5は中間転写ベルトであっても良く、その場合には、作像手段は、位置ずれ補正用パターン25を、中間転写ベルト上に作像することとなる。
また、従来の位置ずれ補正用パターンは、搬送ベルト5の厚みムラによる検出誤差の影響を相殺するために、搬送ベルト5の1周以上に渡って作像されていたが、図4に示すように、本発明に係る位置ずれ補正用パターン25の搬送方向の全長38BK_Eは、感光体ドラム9BKの円周の2倍(整数倍であれば良い)であり、搬送体ベルト5の1周の1/3以下となっている。
従って、本発明では、従来の位置ずれ補正用パターンを用いた位置ずれ補正に比べ、位置ずれ補正用パターン25の作像・検出に要する時間が短くなる。
(位置ずれ量検出装置の読取手段)
(1)読取手段の概略について
図5、図6を用いて、本実施の形態に係る位置ずれ量検出装置100の読取手段であるセンサの構成、動作について説明する。図5は、センサ17、18、19を拡大した図を示し、図6は、センサ17、18、19とその周辺部を示す。
センサ17、18、19のそれぞれは、発光部23と受光部24とから構成される。発光部23からは照射光が搬送ベルト5上に形成された位置ずれ補正用パターン25に照射され、その反射光を受光部24が受光し、センサ17、18、19は位置ずれ補正用パターン25を検知する。
また、図6に示すように、センサ17、18、19は、画像形成部6Yの下流側に、搬送ベルト5に対向するように設けられ、用紙4の搬送方向と直交する方向に沿うように同一の基板上に支持されている。
(2)位置ずれ補正用パターンの検出について
図7を用いて、本発明に係る位置ずれ補正用パターンの検出原理について説明する。図7は、センサ17(18、19)が、位置ずれ補正用パターン25を検出する原理を説明する図である。
図7中では、受光部24が受光した反射光の検出結果を31、受光部24が受光した拡散反射光の検出強度を32、受光部24が受光した正反射光の検出強度を33にそれぞれ示す。ここで、受光部24が受光した反射光の検出結果31は、受光部24が受光した拡散反射光の検出強度32と、受光部24が受光した正反射光の検出強度33とを足し合わせたものとなる。
また、図7中のグラフの縦軸34は受光部24の受光強度、横軸35は時間を示している。
ここで、正反射光とは、照射光の入射角と同じ角度で入射方向とは反対側に反射した反射光(つまり入射角をθとすると、反射角がπ―θとなる反射光)のことをいい、拡散反射光とは、正反射光以外の反射光のことをいう。
そして、センサ17、18、19は、予め定めた閾値36と受光部24が受光した反射光の検出結果31とが交差した位置37BK_1、37BK_2、37M_1(37C_1、37Y_1)、37M_2(37C_2、37Y_2)をもって、位置ずれ補正用パターン25のエッジを検知したと判断する。本実施の形態では、各位置ずれ補正用パターン25から検出される2つのエッジの中点(例えば、37BK_1と37BK_2との中点)をもって、それを画像位置と判定するが、各位置ずれ補正用パターン25から検出されるエッジ37BK_1、37BK_2、37M_1(37C_1、37Y_1)、37M_2(37C_2、37Y_2)をもって、画像位置と判定しても良い。
また、カラーの位置ずれ検出用パターン検出時のS/N比向上等のために、位置ずれ検出用パターンの搬送方向の線幅29は、照射光のスポット径27とほぼ同じものとする。さらに、拡散反射光が2本のパターンに同時に照射されると正常にパターンを検出することができなくなることから、位置ずれ検出用パターンの間隔30は、拡散反射光のスポット径28より大きくなるようにする。
(本発明に係る位置ずれ量検出装置の算出手段)
(1)位置ずれ量の算出
図8を用いて、位置ずれ検出用パターンを利用した、位置ずれ量の算出について説明する。図8は、位置ずれ検出用パターンを用いて、位置ずれ量を算出する原理を説明する図である。
図8では、例として、ブラックとマゼンタの位置ずれ検出用パターンから位置ずれ量を算出するが、マゼンタの位置ずれ検出用パターンを、シアン、イエローの位置ずれ検出用パターンに置き換えることで、ブラック画像を基準としたシアン、イエローの画像についての位置ずれ量も、マゼンタの場合と同様に算出することが出来る。
図8には、センサ17、ブラックに係る第一の位置ずれ検出用パターン25BK_Y1、25BK_Y2、マゼンタに係る第一の位置ずれ検出用パターン25M_Y1、25M_Y2、ブラックに係る第二の位置ずれ検出用パターン25BK_S1、マゼンタに係る第二の位置ずれ検出用パターン25M_S1、ブラックに係る第三の位置ずれ検出用パターン25BK_S2、マゼンタに係る第三の位置ずれ検出用パターン25BK_S2が図示されている。
そして、図8の42BK_1は、ブラックに係る第一の位置ずれ検出用パターン25BK_Y1とブラックに係る第二の位置ずれ検出用パターン25BK_S1との間隔を、42BK_2は、ブラックに係る第一の位置ずれ検出用パターン25BK_Y2とブラックに係る第三の位置ずれ検出用パターン25BK_S2との間隔を、42M_1は、マゼンタに係る第一の位置ずれ検出用パターン25M_Y1とマゼンタに係る第二の位置ずれ検出用パターン25M_S1との間隔を、42M_2は、マゼンタに係る第一の位置ずれ検出用パターン25M_Y2とマゼンタに係る第三の位置ずれ検出用パターン25M_S2との間隔を、それぞれ示している。ここで、上記位置ずれ検出用パターンの間隔を算出するために必要な各位置ずれ検出用パターンの位置は、センサ17が検出した各検出用パターンの前半部分のエッジと、後半部分のエッジの中点とする。
すると、それぞれの位置ずれ検出用パターンのセットから算出される搬送方向に直交する方向の位置ずれ量43D_1、43D_2は、マゼンタに係る第二の位置ずれ検出用パターン25M_S1、マゼンタに係る第三の位置ずれ検出用パターン25M_S2の搬送方向と直交する方向に対する角度がそれぞれπ/4、3π/4であることを考慮すると、
43D_1=42BK_1―42M_1、
43D_2=42M_2―42BK_2
と表すことができる。
そして、ブラック画像に対するマゼンタ画像の搬送方向と直交する方向の位置ずれ量43Dは、43D_1と43D_2との平均値で表される。
43D=(43D_1+43D_2)/2
また、ブラック画像に対するマゼンタ画像の搬送方向の位置ずれ量44Dは、ブラックに係る第一の位置ずれ検出用パターン25BK_Y1とマゼンタに係る第一の位置ずれ検出用パターン25M_Y1との距離の検出値44D_1(44D_2)と、所望する(位置ずれ量検出装置が作像すべき本来の)ブラックに係る第一の位置ずれ検出用パターン25BK_Y1とマゼンタに係る第一の位置ずれ検出用パターン25M_Y1との距離との差を算出することで求める。
(2)算出した位置ずれ量の修正について
はじめに、図9を用いて、本発明に係る搬送速度検出用パターンを利用した、搬送ベルト5の表面搬送速度の算出について説明する。図9は、センサ18が、搬送速度検出用パターン25BK_Eから搬送ベルト5の搬送速度を算出する原理を説明する図である。
図9では、搬送速度検出用パターン25BK_Eの幅を29BK_E、それぞれの搬送速度検出用パターン25BK_E間の間隔を30BK_E、パターン列26BK_Cの始点から終点までの間隔を38BK_E、搬送速度検出用パターン列26BK_Cの検出結果から算出した各時点の搬送ベルト5の搬送速度を50、パターン列26BK_Cの始点から終点までの間隔38BK_Eの間の平均搬送速度を53、搬送ベルト5の所望の搬送速度を54、平均搬送速度53と所望の搬送速度54との比(平均搬送速度53/所望の搬送速度54)を検出誤差の修正係数55、でそれぞれ表している。また、グラフの縦軸51を速度、グラフの横軸52を搬送速度検出用パターン26BK_Eの検出時刻としている。
各時点の搬送ベルト5の搬送速度50は、搬送速度検出用パターン25BK_Eの幅29BK_Eと搬送速度検出用パターン25BK_E間の間隔30BK_Eとの合計値を、特定の搬送速度検出用パターン25BK_Eが検知された時刻39BK_(t)とその一つ前の搬送速度検出用パターン25BK_Eが検知された時刻39BK_(t―1)の差で、割ることによって算出する。こうして算出された各時点の搬送ベルト5の搬送速度50の平均を全区間で算出し、平均搬送速度53を算出する。
ここで、搬送ベルト5の厚みは、全ての点において均一ではなく、その厚みにムラがあるため、搬送ベルトの表面速度である平均搬送速度53と、所望する搬送ベルトの搬送速度54とに誤差が生じることとなる。
そして、ブラック画像に対するマゼンタ画像の搬送方向に直交する方向の位置ずれ量43D、及びブラック画像に対するマゼンタ画像の搬送方向の位置ずれ量44Dは、搬送ベルト5の所望の搬送速度44を用いて算出しているため、平均搬送速度53と所望の搬送速度54との差の分だけ検出誤差を含んでいる。
すると、上記検出誤差を除去したブラック画像に対するマゼンタ画像の搬送方向と直交する方向の位置ずれ量43D'、上記検出誤差を除去したブラック画像に対するマゼンタ画像の搬送方向の位置ずれ量44D'は、それぞれ、
43D'=検出誤差の修正係数55×43D、
44D'=検出誤差の修正係数55×44D
で表すことができる。
このように、搬送速度検出用パターンの検出結果を用いて、位置ずれ検出用パターンの検出結果から算出した位置ずれ量を修正することで、位置ずれ量の検出精度を向上させることができる。
一方で、ブラック画像に対するマゼンタ画像の搬送方向と直交する方向の位置ずれ量43D、及びブラック画像に対するマゼンタ画像の搬送方向の位置ずれ量44Dの算出にあたり、所望する搬送速度54の代わりに、搬送速度検出用パターンの検出結果を用いて算出された平均搬送速度53を用いることで、平均搬送速度53と所望の搬送速度54との差から生じる検出誤差を含まない位置ずれ量を算出することもできる。
(3)位置ずれ量検出装置の算出手段について
次に、図10を用いて、本実施の形態に係る位置ずれ量検出装置の算出手段の構成、動作について説明する。図10は、本実施の形態に係る位置ずれ量検出装置100の算出手段の構成を示す図である。
本実施の形態に係る算出手段は、増幅器60、フィルタ61、A/D変換部(Analog/Digital変換部)62、サンプリング制御部63、FIFOメモリ(First In First Outメモリ)64、I/Oポート(Input/Outputポート)65、データバス66、CPU(Central Processing Unit)67、RAM(Random Access Memory)68、ROM(Read-Only Memory)69、発光量制御部70から構成される。
受光部24で受光した反射光信号は、増幅器60によって増幅される。そして、その増幅した信号から、フィルタ61を用いて、位置ずれ補正用パターン25を検知する信号成分のみを抽出する。次に、反射光信号は、A/D変換部62によって、アナログデータからデジタルデータに変換される。このA/D変換に伴うデータのサンプリングは、サンプリング制御部63によって制御され、サンプリングされた信号はFIFOメモリ64に格納される。
ブラック、マゼンタ、シアン、イエローの4色からなる全ての位置ずれ補正用パターン25の検知が終了した後、FIFOメモリ64に格納されていたデータはI/Oポート65、データバス66を介して、RAM68にロードされる。そして、CPU67が、RAM68にロードされたデータに対し、上述した位置ずれ量を算出する演算処理を行う。
ROM69には、上述した位置ずれ量を算出するプログラムをはじめ、本発明に係る位置ずれ量検出装置を制御するための各種プログラムが格納されている。また、CPU67は、受光部24からの検知信号を適当なタイミングでモニタしており、搬送ベルト5及び発光部23の劣化等が起こっても確実に検知ができるように発光量制御部70によって発光量を制御しており、受光部24からの受光信号のレベルが常に一定になるようにしている。このように、CPU67とROM69とが、本発明に係る位置ずれ量検出装置全体の動作を制御する制御手段として機能する。
(本発明に係る位置ずれ量算出装置の処理手順)
(1)位置ずれ量の算出処理(その1)について
図11を用いて、本実施の形態に係る位置ずれ量検出装置における位置ずれ量の算出処理(その1)について説明する。図11は、本実施の形態に係る位置ずれ量検出装置100における位置ずれ量の算出処理(その1)に係る手順を示すフローチャートである。
ここで、位置ずれ量の算出処理(その1)とは、位置ずれ検出用パターン列26FC_L、26FC_Rの検出結果と所望の搬送速度54を用いて位置ずれ量を算出した後、搬送速度検出パターン列26BK_Cの検出結果を用いて算出した平均搬送速度53を用いて、この位置ずれ量を修正し、検出誤差を除去した位置ずれ量を算出する処理をいう。
S1で位置ずれ量検出装置100が処理を開始する。S2で作像手段200(画像形成部6BK、6M、6C、6Y)が、搬送ベルト5上に、図4に示す本発明に係る位置ずれ検出用パターン列26FC_L、26FC_Rと搬送速度検出用パターン列26BK_Cとを作像する。搬送方向に移動する搬送ベルト5上に、はじめに、画像形成部6BKがブラックのトナー画像を形成し、次に、画像形成部6Mがマゼンタのトナー画像を形成し、その次に、画像形成部6Cがシアンのトナー画像を形成し、最後に、画像形成部6Yがイエローのトナー画像を形成する。
ここで、従来の位置ずれ補正用パターンは、搬送ベルト5の厚みムラによる検出誤差の影響を相殺するために、搬送ベルト5の1周以上に渡って作像されていたが、本発明に係る搬送速度検出用パターンを検出することによって、搬送ベルト5の実際の搬送速度が算出できさえすれば、当該検出誤差を除去できるので、図4に示すように、本発明に係る位置ずれ補正用パターン25の搬送方向の全長38BK_Eは、感光体ドラム9BKの円周の2倍(整数倍であれば良い)であり、搬送体ベルト5の1周の1/3以下で良い。
S3で読取手段210が位置ずれ補正用パターン25を読み取る。センサ17が、搬送ベルト5上に作像された位置ずれ検出用パターン列26FC_Lの読み取りを行い、センサ18が、搬送ベルト5上に作像された搬送速度検出用パターン列26BK_Cの読み取りを行い、センサ19が、搬送ベルト5上に作像された位置ずれ検出用パターン列26FC_Rの読み取りを行う。具体的には、各センサの発光部23が照射光を搬送ベルト5上に形成された位置ずれ補正用パターン25に照射し、受光部24がその反射光を受光することで、位置ずれ補正用パターン25を検出する。なお、センサ19の動作及びセンサ19が受光した信号に対する処理は、センサ17にかかるものと同じであるため、以下ではセンサ17に関する事項のみ記載する。
また、S3でセンサ17が受光した信号は、増幅器60、フィルタ61、A/D変換部62を介して、一旦、FIFOメモリ64に記憶され、センサ18が受光した信号も、増幅器60、フィルタ61、A/D変換部62を介して、一旦、FIFOメモリ64に記憶される。
S4でセンサ17が、位置ずれ検出用パターンの1セット(8本の位置ずれ検出用パターンから構成される)を検出した場合(S4でYESの場合)、S5でFIFOメモリ64に記憶された受光信号は、I/Oポート65、データバス66を介して、RAM68に保存される。また、同じタイミングで、S5ではFIFOメモリ64に記憶されたセンサ18の受光信号も、I/Oポート65、データバス66を介して、RAM68に保存される。
S4でセンサ17が、位置ずれ検出用パターンの1セットを検出していない場合(S4でNOの場合)、S3でセンサ17は引き続き、位置ずれ検出用パターンの読み取りを行い、センサ18も引き続き、搬送速度検出用パターンの読み取りを行う。
S6でセンサ17が、図4に示される全ての位置ずれ検出用パターンを読み取り、センサ17が受光した全ての信号が、RAM68に保存された場合(S6でYESの場合)、S7でセンサ17による位置ずれ検出用パターンの読み取り処理が終了し、センサ18による搬送速度検出用パターンの読み取り処理も終了する。
S6でセンサ17が、図4に示される全ての位置ずれ検出用パターンの読み取りが終了していない場合(S6でNOの場合)、S3でセンサ17は引き続き、位置ずれ検出用パターンの読み取りを行い、センサ18も引き続き、搬送速度検出用パターンの読み取りを行う。
S8で第一の算出手段220は、RAM68に保存された、第一の位置ずれ検出用パターンと第二の位置ずれ検出用パターン(図4では前半2セット)の位置情報を用いて、マゼンタ、シアン、イエローの各色についての位置ずれ量43D_1を算出する。マゼンタの場合は、図4の前半2セットに含まれるブラックとマゼンタの位置ずれ検出用パターンに対し、セット毎に、図8の43D_1を計算し、これらの平均値を算出する。シアン、イエローについても同様の処理を行う。
さらに、S8で第一の算出手段220は、RAM68に保存された、第一の位置ずれ検出用パターンと第三の位置ずれ検出用パターン(図4では後半2セット)の位置情報を用いて、マゼンタ、シアン、イエローの各色についての位置ずれ量43D_2を算出する。マゼンタの場合は、図4の後半2セットに含まれるブラックとマゼンタの位置ずれ検出用パターンに対し、セット毎に、図8の43D_2を計算し、これらの平均値を算出する。シアン、イエローについても同様の処理を行う。
そして、マゼンタ、シアン、イエローの各色について、43D_1と43D_2との平均値43Dを算出する。
また、同時に第一の算出手段220は、ブラック画像に対するマゼンタ、シアン、イエローの各画像の搬送方向の位置ずれ量44Dを算出する。位置ずれ量44Dの算出にあたっては、マゼンタ、シアン、イエローの色毎に、全ての位置ずれ検出用パターンの検出結果について、図8における44D_1を算出し、その平均値を算出する処理を行う。
S9で第二の算出手段230は、RAM68に保存された搬送速度検出用パターンの位置情報を用いて、平均搬送速度53を算出する。第二の算出手段230は、搬送速度検出用パターン25BK_Eの幅29BK_Eと搬送速度検出用パターン25BK_E間の間隔30BK_Eとの合計値を、RAM68に保存された特定の搬送速度検出用パターン25BK_Eが検知された時刻39BK_(t)とその一つ前の搬送速度検出用パターン25BK_Eが検知された時刻39BK_(t―1)の差分値で割ることによって、図9における各時点の搬送ベルト5の搬送速度50を算出する。そして、このようにして算出された搬送速度50の全区間での平均値を算出し、平均搬送速度53とする。
S10で第三の算出手段240は、マゼンタ、シアン、イエローのそれぞれについて、上記位置ずれ量43D、44Dに、S9で算出した平均搬送速度53と所望の搬送速度54との比である検出誤差の修正係数55を乗じ、マゼンタ、シアン、イエローのそれぞれについて、搬送ベルト5の実際の搬送速度53と所望の搬送速度54との差から生じる検出誤差を除去した位置ずれ量43D'、44D'を算出する。
S11で記憶手段250は、S10で算出した位置ずれ量43D'、44D'をRAM68に保存し、S12で本発明に係る位置ずれ量検出装置の処理が終了する。
これにより、従来の位置ずれ補正用パターンによる位置ずれ補正に比べ、より短い時間で、搬送ベルトの厚みムラから生じる検出誤差を除去した位置ずれ検出を可能とする位置ずれ量検出装置を提供することができた。
(2)位置ずれ量の算出処理(その2)について
図12を用いて、本実施の形態に係る位置ずれ量検出装置における位置ずれ量の算出処理(その2)について説明する。図12は、本実施の形態に係る位置ずれ量検出装置100における位置ずれ量の算出処理(その2)に係る手順を示すフローチャートである。
ここで、位置ずれ量の算出処理(その1)では、所望の搬送速度54を用いて、一旦、位置ずれ量を算出し、その後、この位置ずれ量に検出誤差の修正係数55を乗じて修正するかたちで、位置ずれ搬送ベルトの厚みムラによる検出誤差を除去したが、位置ずれ量の算出処理(その2)では、所望の搬送速度54の代わりに、搬送速度検出用パターン列26BK_Cの検出結果から算出した搬送ベルト5の実際の搬送速度53を用いて、位置ずれ量を算出する。
S21で位置ずれ量検出装置100が処理を開始する。S22で作像手段200(画像形成部6BK、6M、6C、6Y)が、搬送ベルト5上に、図4に示す本発明に係る位置ずれ検出用パターン列26FC_L、26FC_Rと搬送速度検出用パターン列26BK_Cとを作像する。搬送方向に移動する搬送ベルト5上に、はじめに、画像形成部6BKがブラックのトナー画像を形成し、次に、画像形成部6Mがマゼンタのトナー画像を形成し、その次に、画像形成部6Cがシアンのトナー画像を形成し、最後に、画像形成部6Yがイエローのトナー画像を形成する。
ここで、従来の位置ずれ補正用パターンは、搬送ベルト5の厚みムラによる検出誤差の影響を相殺するために、搬送ベルト5の1周以上に渡って作像されていたが、本発明に係る搬送速度検出用パターンを検出することによって、搬送ベルト5の実際の搬送速度が算出できさえすれば、当該検出誤差を除去できるので、図4に示すように、本発明に係る位置ずれ補正用パターン25の搬送方向の全長38BK_Eは、感光体ドラム9BKの円周の2倍(整数倍であれば良い)であり、搬送体ベルト5の1周の1/3以下で良い。
S23で読取手段210が位置ずれ補正用パターン25を読み取る。センサ17が、搬送ベルト5上に作像された位置ずれ検出用パターン列26FC_Lの読み取りを行い、センサ18が、搬送ベルト5上に作像された搬送速度検出用パターン列26BK_Cの読み取りを行い、センサ19が、搬送ベルト5上に作像された位置ずれ検出用パターン列26FC_Rの読み取りを行う。具体的には、各センサの発光部23が照射光を搬送ベルト5上に形成された位置ずれ検出用パターン及び搬送速度検出用パターンに照射し、受光部24がその反射光を受光することで、位置ずれ検出用パターン及び搬送速度検出用パターンを検出する。なお、センサ19の動作及びセンサ19が受光した信号に対する処理は、センサ17にかかるものと同じであるため、以下ではセンサ17に関する事項のみ記載する。
また、S23でセンサ17が受光した信号は、増幅器60、フィルタ61、A/D変換部62を介して、一旦、FIFOメモリ64に記憶され、センサ18が受光した信号も、増幅器60、フィルタ61、A/D変換部62を介して、一旦、FIFOメモリ64に記憶される。
S24でセンサ17が、位置ずれ検出用パターンの1セット(8本の位置ずれ検出用パターンから構成される)を検出した場合(S24でYESの場合)、S25でFIFOメモリ64に記憶された受光信号は、I/Oポート65、データバス66を介して、RAM68に保存される。また、同じタイミングで、S25ではFIFOメモリ64に記憶されたセンサ18の受光信号も、I/Oポート65、データバス66を介して、RAM68に保存される。
S24でセンサ17が、位置ずれ検出用パターンの1セットを検出していない場合(S24でNOの場合)、S23でセンサ17は引き続き、位置ずれ検出用パターンの読み取りを行い、センサ18も引き続き、搬送速度検出用パターンの読み取りを行う。
S26でセンサ17が、図4に示される全ての位置ずれ検出用パターンを読み取り、センサ17が受光した全ての信号が、RAM68に保存された場合(S26でYESの場合)、S27でセンサ17による位置ずれ検出用パターンの読み取り処理が終了し、センサ18による搬送速度検出用パターンの読み取り処理も終了する。
S26でセンサ17が、図4に示される全ての位置ずれ検出用パターンの読み取りが終了していない場合(S26でNOの場合)、S23でセンサ17は引き続き、位置ずれ検出用パターンの読み取りを行い、センサ18も引き続き、搬送速度検出用パターンの読み取りを行う。
S28で算出手段260は、RAM68に保存された搬送速度検出用パターンの位置情報を用いて、平均搬送速度53を算出する。算出手段260は、搬送速度検出用パターン25BK_Eの幅29BK_Eと搬送速度検出用パターン25BK_E間の間隔30BK_Eとの合計値を、RAM68に保存された特定の搬送速度検出用パターン25BK_Eが検知された時刻39BK_(t)とその一つ前の搬送速度検出用パターン25BK_Eが検知された時刻39BK_(t―1)の差分値で割ることによって、図9における各時点の搬送ベルト5の搬送速度50を算出する。このように算出された搬送速度50の全区間での平均値を算出し、平均搬送速度53とする。
S29で算出手段260は、RAM68に保存された、第一の位置ずれ検出用パターンと第二の位置ずれ検出用パターン(図4では前半2セット)の位置情報と平均搬送速度53とを用いて、マゼンタ、シアン、イエローの各色についての位置ずれ量43D_1を算出する。マゼンタの場合は、図4の前半2セットに含まれるブラックとマゼンタの位置ずれ検出用パターンに対し、セット毎に、図8の43D_1を計算し、これらの平均値を算出する。シアン、イエローについても同様の処理を行う。
さらに、S29で算出手段260は、RAM68に保存された、第一の位置ずれ検出用パターンと第三の位置ずれ検出用パターン(図4では後半2セット)の位置情報と平均搬送速度53とを用いて、マゼンタ、シアン、イエローの各色についての位置ずれ量43D_2を算出する。マゼンタの場合は、図4の後半2セットに含まれるブラックとマゼンタの位置ずれ検出用パターンに対し、セット毎に、図8の43D_2を計算し、これらの平均値を算出する。シアン、イエローについても同様の処理を行う。
そして、算出手段260は、43D_1と43D_2との平均値43Dを算出する。
また、同時に算出手段260は、第一の位置ずれ検出用パターンの検出結果と平均搬送速度53とを用いて、ブラック画像に対する各画像の搬送方向の位置ずれ量44Dを算出する。位置ずれ量44Dの算出にあたっては、マゼンタ、シアン、イエローの色毎に、全ての位置ずれ検出用パターンの検出結果について、図8における44D_1を算出し、その平均値を算出する処理を行う。
S30で記憶手段250は、マゼンタ、シアン、イエローのそれぞれについて、上記位置ずれ量43D、44DをRAM68に保存し、S31で本発明に係る位置ずれ量検出装置の処理が終了する。
これにより、従来の位置ずれ補正用パターンによる位置ずれ補正に比べ、より短い時間で、搬送ベルトの厚みムラから生じる検出誤差を除去した位置ずれ検出を可能とする位置ずれ量検出装置を提供することができた。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。
本実施の形態に係る位置ずれ量検出装置の動作原理を示す図である。 本実施の形態に係る位置ずれ量検出装置の構成を示す図である。 本実施の形態に係る露光機の内部を示す図である。 本実施の形態に係る位置ずれ補正用パターンの一例を示す図である。 本実施の形態に係るセンサを拡大した図である。 本実施の形態に係るセンサとその周辺部を示す図である。 本実施の形態に係るセンサが、位置ずれ補正用パターンを検出する原理を示す図である。 本実施の形態に係る位置ずれ検出用パターンを用いて、位置ずれ量を算出する原理を示す図である。 本実施の形態に係る搬送速度検出用パターンから搬送速度を算出する原理を示す図である。 本実施の形態に係る算出手段の構成を示す図である。 本実施の形態に係る位置ずれ量検出装置における位置ずれ量の算出処理(その1)に係る手順を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る位置ずれ量検出装置における位置ずれ量の算出処理(その2)に係る手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 位置ずれ量検出装置
5 搬送ベルト
6BK、6M、6C、6Y 画像形成部
17、18、19 センサ
26BK_C 搬送速度検出用パターン列
26FC_L、26FC_R 位置ずれ検出用パターン列
60 増幅器
61 フィルタ
62 A/D変換部
63 サンプリング制御部
64 FIFOメモリ
65 I/Oポート
66 データバス
67 CPU
68 RAM
69 ROM

Claims (12)

  1. カラー画像を印刷する用紙を搬送する搬送体を有するタンデム方式の画像形成装置における位置ずれ量検出装置であって、
    特定色に係る画像位置と前記特定色以外の色に係る画像位置との位置ずれ量を検出するための位置ずれ検出用パターンと、前記搬送体の搬送速度を計測するための搬送速度検出用パターンと、を前記搬送体に、前記搬送体の搬送方向に対し並列に、作像する作像手段と、
    前記作像手段により前記搬送体に作像された、前記位置ずれ検出用パターンと前記搬送速度検出用パターンとを読み取る読取手段と、を有することを特徴とする位置ずれ量検出装置。
  2. 前記読取手段が読み取った前記位置ずれ検出用パターンに関する結果に基づき、前記位置ずれ量を算出する第一の算出手段と、
    前記読取手段が読み取った前記搬送速度検出用パターンに関する結果に基づき、前記搬送体の搬送速度を算出する第二の算出手段と、
    前記第一の算出手段により算出された前記位置ずれ量を、前記第二の算出手段により算出された前記搬送体の搬送速度を用いて、修正する第三の算出手段と、を有することを特徴とする請求項1に記載の位置ずれ量検出装置。
  3. 前記読取手段が読み取った前記搬送速度検出用パターンに関する結果に基づき、前記搬送体の搬送速度を算出し、該搬送速度と前記読取手段が読み取った前記位置ずれ検出用パターンに関する結果とに基づき、前記位置ずれ量を算出する算出手段を有することを特徴とする請求項1に記載の位置ずれ量検出装置。
  4. 前記作像手段は、単一の色で、かつ、同形状である前記搬送速度検出パターンを、前記搬送体の搬送方向に対し均等な間隔で作像することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の位置ずれ量検出装置。
  5. カラー画像を印刷する用紙を搬送する搬送体を有するタンデム方式の画像形成装置における位置ずれ量検出装置の位置ずれ量検出方法であって、
    特定色に係る画像位置と前記特定色以外の色に係る画像位置との位置ずれ量を検出するための位置ずれ検出用パターンと、前記搬送体の搬送速度を計測するための搬送速度検出用パターンと、を前記搬送体に、前記搬送体の搬送方向に対し並列に、作像する作像手順と、
    前記作像手順により前記搬送体に作像された、前記位置ずれ検出用パターンと前記搬送速度検出用パターンとを読み取る読取手順と、を有することを特徴とする位置ずれ量検出方法。
  6. 前記読取手順が読み取った前記位置ずれ検出用パターンに関する結果に基づき、前記位置ずれ量を算出する第一の算出手順と、
    前記読取手順が読み取った前記搬送速度検出用パターンに関する結果に基づき、前記搬送体の搬送速度を算出する第二の算出手順と、
    前記第一の算出手順により算出された前記位置ずれ量を、前記第二の算出手順により算出された前記搬送体の搬送速度を用いて、修正する第三の算出手順と、を有することを特徴とする請求項5に記載の位置ずれ量検出方法。
  7. 前記読取手順が読み取った前記搬送速度検出用パターンに関する結果に基づき、前記搬送体の搬送速度を算出し、該搬送速度と前記読取手順が読み取った前記位置ずれ検出用パターンに関する結果とに基づき、前記位置ずれ量を算出する算出手順を有することを特徴とする請求項5に記載の位置ずれ量検出方法。
  8. 前記作像手順は、単一の色で、かつ、同形状である前記搬送速度検出パターンを、前記搬送体の搬送方向に対し均等な間隔で作像することを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一に記載の位置ずれ量検出方法。
  9. カラー画像を印刷する用紙を搬送する搬送体を有するタンデム方式の画像形成装置における位置ずれ量検出装置の位置ずれ量検出プログラムであって、
    コンピュータに、
    特定色に係る画像位置と前記特定色以外の色に係る画像位置との位置ずれ量を検出するための位置ずれ検出用パターンと、前記搬送体の搬送速度を計測するための搬送速度検出用パターンと、を前記搬送体に、前記搬送体の搬送方向に対し並列に、作像する作像手順と、
    前記作像手順により前記搬送体に作像された、前記位置ずれ検出用パターンと前記搬送速度検出用パターンとを読み取る読取手順と、を実行させるための位置ずれ量検出プログラム。
  10. 前記読取手順が読み取った前記位置ずれ検出用パターンに関する結果に基づき、前記位置ずれ量を算出する第一の算出手順と、
    前記読取手順が読み取った前記搬送速度検出用パターンに関する結果に基づき、前記搬送体の搬送速度を算出する第二の算出手順と、
    前記第一の算出手順により算出された前記位置ずれ量を、前記第二の算出手段により算出された前記搬送体の搬送速度を用いて、修正する第三の算出手順と、を有することを特徴とする請求項9に記載の位置ずれ量検出プログラム。
  11. 前記読取手順が読み取った前記搬送速度検出用パターンに関する結果に基づき、前記搬送体の搬送速度を算出し、該搬送速度と前記読取手順が読み取った前記位置ずれ検出用パターンに関する結果とに基づき、前記位置ずれ量を算出する算出手順を有することを特徴とする請求項9に記載の位置ずれ量検出プログラム。
  12. 前記作像手順は、単一の色で、かつ、同形状である前記搬送速度検出パターンを、前記搬送体の搬送方向に対し均等な間隔で作像することを特徴とする請求項9乃至11のいずれか一に記載の位置ずれ量検出プログラム。
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